特許第6335414号(P6335414)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 株式会社いうらの特許一覧

<>
  • 特許6335414-入浴介助用車椅子 図000002
  • 特許6335414-入浴介助用車椅子 図000003
  • 特許6335414-入浴介助用車椅子 図000004
  • 特許6335414-入浴介助用車椅子 図000005
  • 特許6335414-入浴介助用車椅子 図000006
  • 特許6335414-入浴介助用車椅子 図000007
  • 特許6335414-入浴介助用車椅子 図000008
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6335414
(24)【登録日】2018年5月11日
(45)【発行日】2018年5月30日
(54)【発明の名称】入浴介助用車椅子
(51)【国際特許分類】
   A61H 33/00 20060101AFI20180521BHJP
   A61G 5/10 20060101ALI20180521BHJP
【FI】
   A61H33/00 310K
   A61G5/10 711
【請求項の数】2
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2014-86192(P2014-86192)
(22)【出願日】2014年4月18日
(65)【公開番号】特開2015-204947(P2015-204947A)
(43)【公開日】2015年11月19日
【審査請求日】2017年4月18日
(73)【特許権者】
【識別番号】394006129
【氏名又は名称】株式会社いうら
(72)【発明者】
【氏名】朝山 崇
(72)【発明者】
【氏名】和田 一樹
(72)【発明者】
【氏名】和田 憲三
【審査官】 須賀 仁美
(56)【参考文献】
【文献】 特開2006−239025(JP,A)
【文献】 特開2009−118937(JP,A)
【文献】 特表2003−532497(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61H33/00
A61G1/00
A61G5/00−5/10
A47C3/20
A47C1/00−1/16
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
前輪と後輪を具備する車体フレームの中間部または後方寄りに、内フレームに対して外フレームが昇降するように昇降手段を具備した昇降機構を該車体フレームに立設し、座部と背受とテスリとレッグサポートとステップを具備するシートフレームを該昇降機構に設けた座部支持ブラケットの前方に回動可能に軸着し、該シートフレームの中間部または後方寄りに固着したチルトブラケットに回動可能にチルトプレートを軸着し、該チルトプレートに穿設した角度設定溝の係脱溝に、該座部支持ブラケットに挿通したチルトロックピンを係脱操作可能に取り付けたチルト機構を具備することにより、該シートフレームが昇降位置に関わらず任意の位置でチルト操作可能に構成したことを特徴とする入浴介助用車椅子。
【請求項2】
前記シートフレームがチルト状態にある時に、チルトレバーを把持しながら該シートフレームを回動させた時にのみ、前記チルトロックピンを前記角度設定溝の前記係脱溝から脱出可能にする、前記係脱溝と一体に形成した規制部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の入浴介助用車椅子。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、入浴介助する際に使用する車椅子における昇降機構及びチルト機構に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、施設や在宅などで身体の不自由な人や介護が必要な高齢者等(以下、利用者)が介助者の介助によって入浴をしなければならない場合に、利用者が快適に入浴できるとともに、介助者にとって楽に介助者の洗体作業ができる車椅子が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平7−31656号公報
【0004】
この車椅子は、座部と背もたれ部を有する座席部と前輪と後輪と転倒防止用のアーム部により形成され、後輪に座席部を回動可能に支持する座席支持部を形成し、前輪に座席部を受ける座席受部を形成している。さらに、後輪にはアーム部を回動可能に支持するアーム支持部を形成し、前輪と後輪間に回動可能に支持し回動を固定する回動固定部を形成している。そして、座席部とアーム部間に、座部を水平状態にすべく付勢する付勢手段を形成するとともに座席部を所定状態に固定する付勢固定部を形成している。これによって極めて手軽に座席部が傾斜、昇降し、後方への転倒防止もできるものである。
【0005】
しかしながら、上記車椅子は座席部の傾倒と昇降ができる利点があるが、座席部の傾倒と昇降する時に利用者が決まった姿勢でしか傾倒及び昇降できないものであり、適宜姿勢変更することによる利用者、介助者ともに身体的負担がかかるものであった。
また、利用者の臀部や大腿部などを洗体作業する時には、介助者が前傾姿勢を長時間強いられるなど無理な姿勢を続けることによる腰痛の心配があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上述した問題点に鑑みて、座部を昇降可能にし、且つ、どの昇降位置でも座部をチルト操作可能にすることで、利用者の座位の安定と介助者が洗体作業し易くした構成とする入浴介助用車椅子を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の入浴介助用車椅子は、前輪と後輪を具備する車体フレームの中間部または後方寄りに、内フレームに対して外フレームが昇降するように昇降手段を具備した昇降機構を該車体フレームに立設し、座部と背受とテスリとレッグサポートとステップを具備するシートフレームを該昇降機構に設けた座部支持ブラケットの前方に回動可能に軸着し、該シートフレームの中間部または後方寄りに固着したチルトブラケットに回動可能にチルトプレートを軸着し、該チルトプレートに穿設した角度設定溝の係脱溝に、該座部支持ブラケットに挿通したチルトロックピンを係脱操作可能に取り付けたチルト機構を具備することにより、該シートフレームが昇降位置に関わらず任意の位置でチルト操作可能に構成したことを特徴としている。
そして、前記シートフレームがチルト状態にある時に、チルトレバーを把持しながら該シートフレームを回動させた時にのみ、前記チルトロックピンを前記角度設定溝の前記係脱溝から脱出可能にする、前記係脱溝と一体に形成した規制部を設けたことを特徴としている。
【発明の効果】
【0008】
本発明の入浴介助用車椅子は、前輪と後輪を具備する車体フレームの中間部または後方寄りに、内フレームに対して外フレームが昇降するように昇降手段を具備した昇降機構を該車体フレームに立設し、座部と背受とテスリとレッグサポートとステップを具備するシートフレームを該昇降機構に設けた座部支持ブラケットの前方に回動可能に軸着し、該シートフレームの中間部または後方寄りに固着したチルトブラケットに回動可能にチルトプレートを軸着し、該チルトプレートに穿設した角度設定溝の係脱溝に、該座部支持ブラケットに挿通したチルトロックピンを係脱操作可能に取り付けたチルト機構を具備することにより、該シートフレームが昇降位置に関わらず任意の位置でチルト操作可能に構成したことにより、介助者が利用者を洗体作業し易い位置や、浴槽面やベッドなどに移乗し易い位置に昇降させることで、介助者が前屈する等無理な姿勢を長時間強いられること無く利用者の洗体作業や移乗作業をすることができるものである。また、利用者の座位が不安定になる場合にはその場でチルトさせることで座位の安定を図ることができるものである。
そして、前記シートフレームがチルト状態にある時に、チルトレバーを把持しながら該シートフレームを回動させた時にのみ、前記チルトロックピンを前記角度設定溝の前記係脱溝から脱出可能にする、前記係脱溝と一体に形成した規制部を設けたことにより、チルト状態にある時、不意にチルト状態が解除されないようにすることで、利用者の安全を確保することができるものである。
【実施例1】
【0009】
以下、本発明における入浴介助用車椅子1について、図1から図7を参照して説明する。
本発明における入浴介助用車椅子1は、主として車輪2,2,・・・を取着した車体フレーム3と、該車体フレーム3に取着された昇降機構4と、該昇降機構4に回動自在に軸着されたシートフレーム5と、該シートフレーム5と該昇降機構4との間に具備されるチルト機構6とから主に構成されている。
【0010】
まず、車体フレーム3について説明する。
側面視において略ヘ字状のサイドフレーム3a,3aを一定間隔離間させた状態で、中間部または後部寄りにツナギフレーム3bを固着し、該サイドフレーム3a,3aの前端部には旋回自在な前輪2a,2aが止着される一方、該サイドフレーム3a,3aの後方寄りの位置には後輪2b,2bが回動自在な状態で車輪軸3c,3cに軸着されている。
なお、車体フレーム3には前輪2a,2aまたは後輪2b,2b、あるいは前輪2a,2aと後輪2b,2bそれぞれにブレーキが設けられ、入浴介助用車椅子1を停止させた状態で安全に使用できるように構成しているが、本実施例ではブレーキに関する説明及び図を省略している。
【0011】
次に、昇降機構4について説明する。
側面視において外フレーム4aに内フレーム4bが挿通されてなり、内部に構成された昇降手段(図示省略)によって、該内フレーム4bに対して該外フレーム4aが昇降可能としたものである。
なお、本実施例においては昇降手段を螺子軸とナット部材を用い、外フレーム4aに取着した昇降ハンドル4cを回動操作することにより、螺子軸に沿ってナット部材を移動させることにより、内フレーム4bに対して外フレーム4aが昇降するようにしている。
本実施例以外にも、その他の昇降手段として、アクチュエーターを用い、該アクチュエーターを伸縮させることで内フレーム4bに対して外フレーム4aが昇降可能にしたものでも良い。また、操作手段もハンドルではなくリモコン式にしても良い。
すなわち、昇降手段は、内フレーム4bに対して外フレーム4aが昇降可能に構成されたものであれば良く、本実施例に限定するものではない。
そして、昇降機構4は、内フレーム4bの下端に固着された接続具4dを前記車体フレーム3の前記ツナギフレーム3bに止着することで、車体フレーム3に立設している。
なお、該外フレーム4aには押し手ハンドル41,41が固着されており、入浴介助用車椅子1の移動時、洗体時の介助者の持ち手として使用することができる。
【0012】
また、該外フレーム4aの下端には正面視において略コ字状の座部支持ブラケット4eを固着している。
そして、該外フレーム4aの下端近傍に穿設した孔41aを介して前記内フレーム4bに当接するようにローラー4fを該座部支持ブラケット4eの内側に軸承している。
なお、該ローラー4fが該内フレーム4bと当接することにより、該外フレーム4aと該内フレーム4b間のガタつきを防止するために、ローラー4fが当接しない面にスラシ4g,4g,・・・を複数配設している。
【0013】
次に、シートフレーム5について説明する。
側面視において略L字状のメインフレーム5a,5aを一定間隔離間させた状態で、中間部または後方寄りに、シートツナギフレーム5bとチルトツナギフレーム5cをそれぞれ固着し、平面視において後方中間部を開放して略門型に形成したシートフレーム5dを該メインフレーム5a,5aに固着し、該メインフレーム5a,5aと該シートフレームの上部にツナギプレート5e,5eを固着し、その上部に座部マット5fを止着することにより座部51を構成している。
そして、正面視において該メインフレーム5a,5aの上部には背受プレート5gが固着され、該背受プレート5gには背受シート5hを止着することにより背受52を構成している。
さらに、側面視において該メインフレーム5a,5aの軸受5i,5iの左右方向の外側にはテスリ53,53が回動可能に軸承され、入浴介助用車椅子1から利用者の転落等を防止している。なお、説明及び図示は省略するが、該テスリ53,53を回動して上方に跳ね上げることで、利用者がベッドなどから移乗する時の障害とならないようにすることができるものとなっている。
そして、該メインフレーム5a,5aの下方に固着した正面視において略逆へ字状の取付プレート5j,5jに正面視において略H字状に形成されたレッグサポート54を取着している。なお、本実施例では該レッグサポート54は端座位が安定してとれる利用者向けに側面視において下方に屈曲して形成しているが、該レッグサポートは54は該取付プレート5j,5jに着脱可能に構成していることにより、長座位がとれる方には該レッグサポート54を側面視において座部51と平行になるように形成するなど、利用者の身体状況に合わせた形状にすれば良く、本実施例に限定するものではない。
また、該レッグサポート54の前方下段にステップ55,55が具備されている。説明及び図示は省略するが、該ステップ55,55は上方への跳ね上げが可能で利用者の移乗時及び介助時の邪魔にならないようにできるものとなっている。
また、図示しないが座部51と背受52の間に利用者を固定するベルトをメインフレーム5a,5aに取付することもできる。
上述したように、シートフレーム5は、座部51と背受52とテスリ53とレッグサポート54とステップ55を一体にした構成となっており、側面視において前記シートツナギフレーム5bを前記座部支持ブラケット4eに固着されたボス部材4hにシート支持ピン5kで軸承している。
【0014】
次に、チルト機構6について説明する。
チルト機構6は、昇降機構4に対して回動自在に構成されたシートフレーム5との間に配設される。
まず、側面視において略逆L字状のチルトプレート6aを回動自在な状態にするために、前記シートフレーム5の前記チルトツナギフレーム5cに固着したチルトブラケット5lの中に配設し、該チルトプレート6aをチルト支持ピン6bで軸承している。
そして、前記座部支持ブラケット4eの長孔41eに該チルトプレート6aを挿通し、該チルトプレート6aに穿設した角度設定溝61aの係脱溝61b,61bのいずれかに前記座部支持ブラケット4e及び該座部支持ブラケット4e内に固着したホキョウプレート4i,4iにチルトロックピン6cを挿通している。
そして、正面視において前記メインフレーム5a,5aの上方を左右に屈曲して形成されたチルトハンドル56,56のいずれかにレバーシジ5m,5mを一定間隔離間して固着し、回動可能にレバーピン6dで軸承したチルトレバー6eに一端を、そして該チルトプレート6aの孔61cに他端をロッド6fで軸承することで連結している。
また、一端を該チルトプレート6aに穿設した孔61dに、他端を前記座部支持ブラケット4e内に固着したプレート4jの孔41jに係止した弾性体6gにより、図4において、チルトプレート6aが時計周りの方向に向けて付勢されている。なお、本実施例では弾性体6gには引張りスプリングを使用している。
【0015】
なお、本実施例では チルト状態で不意にチルトレバー6eが操作された時にシートフレーム5のチルト状態が解除されないように、図6に示すように、規制部61dを設けている。
詳述すると、該規制部61dは前記係脱溝61bと一体に形成しており、前記シート支持ピン5kを回動中心として、シートフレーム5が反時計周りに回動する時に、前記シート支持ピン5kを回動の中心として、前記チルトプレート6aが反時計周りに回動し、前記係脱溝61bから前記チルトロックピン6cが回動してもチルト状態が解除されない程度に内側に隆起した形状としている。
また、図6に示すように、介助者がシートフレーム5をチルト状態から解除させる時には、チルトハンドル56,56と前記チルトレバー6eを同時に把持し、前記シート支持ピン5kを回動中心として前記シートフレーム5を僅かに時計周りに操作することで、前記チルトプレート6aの前記係脱溝61bもしくは前記規制部61dと前記チルトロックピン6cが係合して、前記チルトロックピン6cを回動中心として前記チルトプレート6aが反時計周りに回動する。そうすると、前記シート支持ピン5kを回動中心として前記シートフレーム5が反時計周りに回動する方向に対して該チルトロックピン6cとの係合が解消されチルト状態から解除させることが可能となる。
このように構成する理由を以下に示す。
座位が安定してとれる利用者が座部51に着座した場合、前記シート支持ピン5kを回動中心としてシートフレーム5(座部51)は時計周りに荷重を受けるため、チルト状態が解除されることはない。しかしながら、身体が不自由な利用者は座位が安定してとれない方も少なくなく、利用者の臀部や背中を洗体する時に前記テスリ53,53に利用者が凭れ掛かりながら身体を支えるなど、前記シート支持ピン5kを回動中心としてシートフレーム5(座部51)が反時計周りの荷重を受ける場合がある。この時、不意にチルトレバー6eが操作されてしまっても、前記チルトロックピン6cが前記係脱溝61bから容易に外れてしまうのを防止することができ、利用者が誤って前方に身を投げ出されることなどの心配がなく、より安全に使用できるものとするためである。
【0016】
続いて、上述のように構成された入浴介助用車椅子1を使用する際の昇降操作及びチルト操作について説明する。
まず、昇降操作について説明する。
この昇降操作は、前述したように昇降機構4に具備された昇降ハンドル4cを介助者が回動操作することにより内部に構成された昇降手段(図示省略)によって、該内フレーム4bに対して該外フレーム4aが昇降する。この時、シートフレーム5は該外フレーム4aの上方に配設されているため、該外フレーム4aとあわせて昇降する。
続いて、チルト操作について説明する。
このチルト操作は、側面視においてチルトプレート6aを時計周りに付勢している弾性体6gに抗してチルトレバー6eを介助者が把持する。この時、該チルトプレート6aが前記チルト支持ピン6bを回動中心として反時計周りに回動することで、前記角度設定溝61aのいずれかの前記係脱溝61bと前記チルトロックピン6cの係合が解消する。この状態で、前記チルトハンドル56、56を前後いずれかに回動させることで前記シート支持ピン5kを回動中心として、前記シートフレーム5が前後いずれかに傾倒しようとする。この時、前記角度設定溝61aのいずれかの係脱溝61bからいずれかの係脱溝61bへ前記チルトロックピン6cが相対的に移動する。この傾倒操作後に前記チルトレバー6eから手を離すと前記弾性体6gの付勢力によって前記チルトプレート6aが時計周りに回動し前記チルトロックピン6cがいずれかの係脱溝61bに係止された状態となる。
なお、前述したように、前記係脱溝61bと一体に構成した規制部61dを設けることで、前記シートフレーム5がチルト状態にある時には、前記チルトレバー6eを操作するだけでは容易にチルト状態が解除されないようにしている。
つまり、昇降機構4の前方に回動可能にシートフレーム5を回動可能に軸着することにより、昇降位置に関わらず任意の位置でシートフレーム5をチルト操作ができるものとなっている。
【0017】
上述したように、本願発明に係る入浴介助用車椅子は、従来の入浴介助用車椅子に比べシートフレームを介助者が洗体作業し易い位置、また、浴槽面やベッドなどに対して移乗し易い位置に昇降させることで、介助者が前屈する等無理な姿勢を長時間強いられること無く利用者の洗体作業や移乗作業をすることができるものとなっている。
また、洗体中に利用者の座位が不安定になる場合はその場でチルトさせることで、利用者の座位を安定して保持できるため、利用者の安全も確保できるものとなっている。
併せて、不意にチルトレバーが操作されても容易にチルト解除できない構成にすることでより安全に使用することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】入浴介助用車椅子の全体斜視図
図2】その全体正面図
図3】その全体右側面図
図4】その昇降機構が最低位の状態を示す全体右側面図
図5】その昇降機構が最高位、且つ、チルトロック状態を示す右側面図
図6】そのチルト状態を解除する状態を示す要部右側面図
図7】そのチルトレバーを説明する要部説明図
【符号の説明】
【0019】
1 入浴介助用車椅子
2 車輪
3 車体フレーム
4 昇降機構
5 シートフレーム
6 チルト機構
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7