特許第6335736号(P6335736)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 株式会社吉野工業所の特許一覧

<>
  • 特許6335736-ボトル 図000002
  • 特許6335736-ボトル 図000003
  • 特許6335736-ボトル 図000004
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6335736
(24)【登録日】2018年5月11日
(45)【発行日】2018年5月30日
(54)【発明の名称】ボトル
(51)【国際特許分類】
   B65D 1/02 20060101AFI20180521BHJP
   B65D 1/46 20060101ALI20180521BHJP
【FI】
   B65D1/02 232
   B65D1/46
【請求項の数】2
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2014-199174(P2014-199174)
(22)【出願日】2014年9月29日
(65)【公開番号】特開2016-68997(P2016-68997A)
(43)【公開日】2016年5月9日
【審査請求日】2017年4月3日
(73)【特許権者】
【識別番号】000006909
【氏名又は名称】株式会社吉野工業所
(74)【代理人】
【識別番号】100064908
【弁理士】
【氏名又は名称】志賀 正武
(74)【代理人】
【識別番号】100094400
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 三義
(74)【代理人】
【識別番号】100106909
【弁理士】
【氏名又は名称】棚井 澄雄
(74)【代理人】
【識別番号】100140718
【弁理士】
【氏名又は名称】仁内 宏紀
(72)【発明者】
【氏名】中山 忠和
(72)【発明者】
【氏名】原田 峻
【審査官】 植前 津子
(56)【参考文献】
【文献】 特開平08−104313(JP,A)
【文献】 米国特許第5503283(US,A)
【文献】 特開平10−181734(JP,A)
【文献】 特開2005−231637(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65D 1/00−1/48
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
口部、肩部、胴部、及び底部がこの順に連設された合成樹脂材料からなるボトルであって、
前記底部の底壁部は、
外周縁部に位置する接地部と、
前記接地部に径方向の内側から連なり、ボトル軸方向の内側に向けて窪む陥没部と、を備え、
前記陥没部には、
ボトル軸周りに沿う周方向に間隔をあけて配設されるとともに、前記陥没部に対してボトル軸方向の内側に向けて窪む複数の外側リブと、
前記外側リブよりも径方向の内側において、周方向に間隔をあけて配設されるとともに、前記陥没部に対してボトル軸方向の外側に向けて突出する内側リブと、が形成され、
前記複数の外側リブ、及び前記複数の内側リブそれぞれの周方向及び径方向の位置が互いに異なっていることを特徴とするボトル。
【請求項2】
前記陥没部は、
前記接地部から径方向の内側に向けて設けられた下段壁部と、
該下段壁部の内周縁からボトル軸方向の内側に向けて延びる筒状の上段壁部と、を有し、
前記内側リブは前記上段壁部側に配設され、前記外側リブは前記下段壁部側に配設されていることを特徴とする請求項1に記載のボトル。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ボトルに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、合成樹脂材料で有底筒状に形成されたボトルとして、底部の底壁部が、外周縁部に位置する接地部と、接地部に径方向の内側から連なり、ボトル軸方向の内側に向けて窪む陥没部と、を備えた構成が知られている。また、例えば特許文献1には、陥没部の剛性を向上させるために、ボトル軸方向の外側に向けて突出するリブが周方向に間隔をあけて配設された構成が開示されている。このようなボトルは、有底筒状のプリフォームを2軸延伸ブロー成形することにより形成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】米国特許第4108324号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した従来のボトルでは、陥没部の剛性を向上させる点で未だ改善の余地があった。具体的に、従来のボトルでは、軽量化に伴い、陥没部の肉厚が薄くなると、内容物の充填時やボトルの内圧上昇時に、陥没部の一部がボトル軸方向の外側に向けて変形するおそれがあった。この場合には、陥没部が接地部の配設位置に到達したり、接地部よりもボトル軸方向の外側に向けて突出したりする、いわゆる底落ちが生じ易くなる。
【0005】
そこで、本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、陥没部のボトル軸方向の外側に向けた変形を抑制して、底落ちの発生を抑制できるボトルを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係るボトルは、口部、肩部、胴部、及び底部がこの順に連設された合成樹脂材料からなるボトルであって、前記底部の底壁部は、外周縁部に位置する接地部と、前記接地部に径方向の内側から連なり、ボトル軸方向の内側に向けて窪む陥没部と、を備え、前記陥没部には、ボトル軸周りに沿う周方向に間隔をあけて配設されるとともに、前記陥没部に対してボトル軸方向の内側に向けて窪む複数の外側リブと、前記外側リブよりも径方向の内側において、周方向に間隔をあけて配設されるとともに、前記陥没部に対してボトル軸方向の外側に向けて突出する内側リブと、が形成され、前記複数の外側リブ、及び前記複数の内側リブそれぞれの周方向及び径方向の位置が互いに異なっていることを特徴としている。
【0007】
このような特徴により、内側リブが外側リブに対して径方向の内側に配設されるとともに、内側リブ及び外側リブそれぞれの周方向の位置が互いに異なっているため、底壁部の剛性を周方向及び径方向の全域に亘って均等に向上させることができる。これにより、陥没部のボトル軸方向の外側に向けた変形を抑制し、底落ちの発生を抑制できる。
しかも、外側リブ及び内側リブがそれぞれ周方向に間隔をあけて配設されているため、陥没部が外側リブ及び内側リブを起点してボトル軸方向の外側に向けて変形するのを抑制できる。
【0008】
また外側リブが陥没部に対してボトル軸方向の内側に向けて窪んでいるため、陥没部の外周部分の剛性を効果的に高めることができる。すなわち、陥没部がボトル軸方向の外側に向けて変形しようとしたとき、外側リブが反転変形する方向に変形しようとすることで、外側リブに圧縮力が加えられる。これにより、外側リブにおいて、ボトル軸方向の内側に向けた反力(復元力)が増加し、陥没部のボトル軸方向の外側に向けた変形を抑制できる。
また、内側リブが陥没部に対してボトル軸方向の外側に向けて突出しているため、例えば二軸延伸ブロー成形によりボトルを形成したときに、陥没部の内周部分の延伸量が高められ、内周部分の耐熱性を向上させることができる。
これにより、陥没部全体の剛性を向上させ、陥没部全体のボトル軸方向の外側に向けた変形を効果的に抑制できる。
【0009】
なお、前記陥没部は、前記接地部から径方向の内側に向けて設けられた下段壁部と、該下段壁部の内周縁からボトル軸方向の内側に向けて延びる筒状の上段壁部と、を有し、前記内側リブは前記上段壁部側に配設され、前記外側リブは前記下段壁部側に配設されていてもよい。
この場合、外側リブ及び内側リブが径方向で互いに異なる位置に確実に配設されることになるので、陥没部に作用した応力が外側リブ及び内側リブ間で伝播するのを抑制し、陥没部がボトル軸方向の外側に向けて変形するのを確実に抑制できる。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係るボトルによれば、陥没部のボトル軸方向の外側に向けた変形を抑制して、底落ちの発生を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本発明の実施形態におけるボトルの側面図である。
図2】本発明の実施形態におけるボトルの底部の平面図である。
図3図2のIII−III線に沿う断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図面を参照し、本発明の実施形態に係るボトルを説明する。
図1に示されるように、本実施形態のボトル1は、口部11、肩部12、胴部13及び底部14を備え、これら11〜14が、それぞれの中心軸線を共通軸上に位置させた状態で、この順に連設された概略構成となっている。
【0013】
以下、上述した共通軸をボトル軸Oといい、ボトル軸O方向に沿って口部11側を上側、底部14側を下側といい、また、ボトル軸O方向から見た平面視において、ボトル軸Oに直交する方向を径方向といい、ボトル軸O回りに周回する方向を周方向という。なお、本実施形態のボトル1は、例えば合成樹脂材料で一体に形成され、射出成形により有底筒状に形成されたプリフォームを、2軸延伸ブロー成形することにより形成される。また、口部11には、図示しないキャップが装着される。さらに、口部11、肩部12、胴部13及び底部14はそれぞれ、径方向に沿う横断面視形状が円形状となっている。
【0014】
底部14は、有底筒状に形成され、上端開口部が胴部13の下端開口部に接続されたヒール部17と、ヒール部17の下端開口部を閉塞し、かつ外周縁部が接地部18とされた底壁部19と、を備えている。
ヒール部17は、ボトル1の最大外径部になっている。また、ヒール部17には、径方向の内側に向けて窪み、かつ周方向の全周に亘って連続して延びる周溝21がボトル軸O方向に間隔をあけて複数形成されている。
【0015】
図1図2に示すように、胴部13は、筒状とされ、肩部12の下端に連なるとともに、下方に向けて延在している。胴部13におけるボトル軸O方向の両端部は、上述したヒール部17とともに、ボトル1の最大外径部となる第1周帯部22及び第2周帯部23を各別に構成している。なお、各周帯部22,23は周方向の全周に亘って延びる平滑面とされている。そして、胴部13は、第1周帯部22を介して肩部12に連設され、第2周帯部23を介してヒール部17に連設されている。
【0016】
胴部13におけるボトル軸O方向の中間部(各周帯部22,23間に位置する部分)には、径方向の内側に向けて窪む減圧吸収用のパネル部31が周方向に間隔をあけて複数形成されている。そして、胴部13において、周方向で隣り合うパネル部31同士の間に位置する部分は、ボトル軸O方向に沿って延びる柱部32を構成している。すなわち、胴部13には、パネル部31と柱部32とが周方向に交互に配設されている。なお、パネル部31は、胴部13の中間部において、ボトル軸O方向の全域に亘って延在している。
【0017】
パネル部31は、胴部13の外周面に対して径方向の内側に位置するパネル底壁部33と、パネル底壁部33の外周縁から径方向の外側に向けて延びる側壁部34と、により画成されている。
柱部32は、ボトル軸Oに直交する横断面視形状が矩形状(台形状)となるように形成されている。柱部32において、径方向の外側に位置する頂部32aは、径方向の外側に向けて突の曲面状とされ、周方向で隣り合うパネル部31の側壁部34の外周縁同士を接続している。
【0018】
ここで、図2図3に示すように、上述した底部14の底壁部19は、上述した接地部18と、接地部18に径方向の内側から連なり、ボトル軸O方向の内側に向けて窪む陥没部41と、を備えている。
【0019】
陥没部41は、有頂筒状とされ、ボトル軸Oと同軸状に配置されている。具体的に、陥没部41は、接地部18から径方向の内側に向けて突設された環状の下段壁部42と、下段壁部42の内周縁から上方に向けて延びる筒状の上段壁部43と、上段壁部43の上端開口部を閉塞する天壁部44と、を有している。
【0020】
下段壁部42は、径方向の内側に向かうに従い漸次上方に向けて傾斜している。
上段壁部43は、ボトル軸Oに直交する横断面視形状が円形とされ、上方に向かうに従い漸次縮径している。なお、下段壁部42と上段壁部43との接続部分47は、下方に向けて突の曲面になっている。
天壁部44は、ボトル軸Oと同軸状に配置された円板状とされ、その外周縁が上段壁部43の上端開口縁に連設されている。なお、上段壁部43と天壁部44との接続部分48は、上方に向けて突の曲面になっている。
【0021】
陥没部41には、外周部分において周方向に間隔をあけて配設された複数の外側リブ51と、外側リブ51よりも径方向の内側において、周方向に間隔をあけて配設された内側リブ52と、が形成されている。これら外側リブ51及び内側リブ52それぞれは、周方向の位置が互いに異なるように配設されている。すなわち、外側リブ51及び内側リブ52は、周方向で交互に配設されている。本実施形態において、隣り合う外側リブ51間及び内側リブ52間の周方向の距離(配列ピッチ)は、互いに同等とされている。そして、各リブ51,52のうち、一方のリブの配列ピッチの中心に他方のリブが配設されている。
【0022】
外側リブ51は、陥没部41に対して上方に向けて窪むとともに、径方向に沿って延びる溝状とされ、陥没部41のうち、下段壁部42と上段壁部43との接続部分47を跨るように形成されている。すなわち、外側リブ51は、径方向の外側端部が下段壁部42内で終端し、径方向の内側端部が上段壁部43内で終端している。外側リブ51は、径方向の両端部から中央部に向かうに従い陥没部41の表面に対する深さが漸次深くなっている。この場合、外側リブ51は、径方向の中央部(接続部分47近傍に位置する部分)において、深さが最大となっている。本実施形態において、外側リブ51の最大深さは、0.8mm以上4.0mm以下に設定されていることが好ましい。
【0023】
また、外側リブ51は、ボトル軸O方向から見た平面視で矩形状とされ、径方向の両端部から中央部に向かうに従い周方向の幅が漸次拡大している。なお、外側リブ51の内面のうち、上方に位置する頂部51aは、周方向の幅が径方向の全体に亘って一様とされ、径方向の両端部が下段壁部42及び上段壁部43それぞれに滑らかに連なっている。また、外側リブ51の内面のうち、頂部51aの周方向の両端縁と陥没部41とを連結する一対の連結部51bは、下方に向かうに従い漸次周方向の外側に向けて傾斜している。したがって、外側リブ51におけるボトル軸O方向に沿う縦断面視形状は、上方に向かうに従い周方向の幅が漸次縮小する台形状とされている。
【0024】
内側リブ52は、陥没部41の表面に対して下方に向けて膨出するドーム状とされ、陥没部41のうち、上段壁部43と天壁部44との接続部分48を跨るように形成されている。具体的に、内側リブ52は、ボトル軸O方向から見た平面視で径方向を長軸方向とする楕円形状とされ、その中心に向かうに従い陥没部41に対する膨出量が漸次高くなっている。なお、内側リブ52は、上述した外側リブ51に対してボトル軸O方向から見た平面視外形が小さくなっている。図示の例では、内側リブ52の周方向における幅が、外側リブ51よりも狭くなっている。
【0025】
また、図示の例において、内側リブ52における径方向の外側端部は、上述した外側リブ51における径方向の内側端部に、径方向の位置がほぼ一致している。但し、内側リブ52における径方向の外側端部は、外側リブ51における径方向の内側端部に対して径方向の外側に位置してもよく、径方向の内側に位置してもよい。
【0026】
このように構成されたボトル1によれば、内側リブ52が外側リブ51に対して径方向の内側に配設されるとともに、内側リブ52及び外側リブ51それぞれの周方向の位置が互いに異なっているため、底壁部19の剛性を周方向及び径方向の全域に亘って均等に向上させることができる。これにより、陥没部41の下方に向けた変形を抑制し、底落ちの発生を抑制できる。
しかも、外側リブ51及び内側リブ52がそれぞれ周方向に間隔をあけて配設されているため、陥没部41が外側リブ51及び内側リブ52を起点して下方に向けて変形するのを抑制できる。
【0027】
また、外側リブ51が陥没部41に対して上方に向けて窪んでいるため、陥没部41の外周部分の剛性を効果的に高めることができる。すなわち、陥没部41が下方に向けて変形しようとしたとき、外側リブ51が反転変形する方向に変形しようとすることで、外側リブ51に圧縮力が加えられる。これにより、外側リブ51において、上方に向けた反力(復元力)が増加し、陥没部41の下方に向けた変形を抑制できる。
さらに、内側リブ52が陥没部41に対して下方に向けて突出しているため、陥没部41の内周部分の延伸量が高められ、内周部分の耐熱性を向上させることができる。
これにより、陥没部41全体の剛性を向上させ、陥没部41全体の下方に向けた変形を効果的に抑制できる。
【0028】
また、本実施形態では、陥没部41のうち、下段壁部42側に外側リブ51が配設され、上段壁部43側に内側リブ52が配設されているため、外側リブ51及び内側リブ52が径方向で互いに異なる位置に確実に配設されることになる。そのため、陥没部41に作用した応力が外側リブ51及び内側リブ52間で伝播するのを抑制し、陥没部41が下方に向けて変形するのを確実に抑制できる。
【0029】
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、上述した実施形態では、内側リブ52が陥没部41に対してボトル軸O方向の外側に向けて突出し、外側リブ51が陥没部41に対してボトル軸O方向の内側に向けて窪んでいる構成としたが、これに限られない。すなわち、内側リブ52が陥没部41に対して上方に向けて窪み、外側リブ51が陥没部41に対して下方に向けて突出する構成にしても構わない。また、外側リブ51及び内側リブ52の双方が上方に向けて窪んでもよく、下方に向けて突出しても構わない。
【0030】
また、上述した実施形態では、肩部12、胴部13及び底部14のそれぞれの径方向に沿う横断面視形状を円形状としたが、これに限らず、例えば楕円形状や多角形状にする等適宜変更してもよい。
さらに、上述した実施形態では、外側リブ51及び内側リブ52が、陥没部41のうち接続部分47,48をそれぞれ跨る位置に形成された構成について説明したが、これに限られない。すなわち、内側リブ52が、外側リブ51に対して径方向の内側に配設された構成であれば、外側リブ51及び内側リブ52の配設位置は適宜設計変更が可能である。
【0031】
さらに、上述した実施形態では、一方のリブの配列ピッチの中心に他方のリブが配設された構成について説明したが、これに限られない。外側リブ51及び内側リブ52それぞれの周方向の位置が互いに異なっていれば構わない。
また、外側リブ51及び内側リブ52の形状や数等は、適宜設計変更が可能である。
【0032】
また、ボトル1を形成する合成樹脂材料は、例えばポリエチレンテレフタレートや、ポリエチレンナフタレート、非晶性ポリエステル、ポリオレフィン等、またはこれらのブレンド材料等、適宜変更してもよい。
さらに、ボトル1は単層構造体に限らず中間層を有する積層構造体としてもよい。この中間層としては、例えばガスバリア性を有する樹脂材料からなる層、再生材からなる層、若しくは酸素吸収性を有する樹脂材料からなる層等が挙げられる。
【0033】
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記変形例を適宜組み合わせてもよい。
【符号の説明】
【0034】
1…ボトル
11…口部
12…肩部
13…胴部
14…底部
19…底壁部
41…陥没部
51…外側リブ
52…内側リブ
図1
図2
図3