(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記取り付けブラケットは、想像面を画定する遠位表面を含み、前記第1アダプタ本体の前記第1軸と、前記想像面との間に斜角が画定される、請求項1に記載の整形外科用器具アセンブリ。
前記アダプタは、前記第2アダプタ本体と前記第1アダプタ本体との間の相対移動を防ぐように構成された固定機構を含む、請求項1に記載の整形外科用器具アセンブリ。
前記固定機構は、前記第1アダプタ本体に連結されたねじ付きピンを含み、前記ねじ付きピンは(i)前記第2アダプタ本体と前記第1アダプタ本体との間の相対移動を防ぐために、前記ねじ付きピンの先端部が前記第2アダプタ本体と係合する第1位置と、(ii)前記第2アダプタ本体と前記第1アダプタ本体との間の相対移動を可能にするために、前記ねじ付きピンの前記先端部が前記第2アダプタ本体から係合離脱する、第2位置との間で可動である、請求項3に記載の整形外科用器具アセンブリ。
(i)前記取り付けブラケットは、前記第1アダプタ本体に枢動可能に連結され、(ii)前記アダプタが、前記取り付けブラケットと前記第1アダプタ本体との間の相対移動を防ぐように構成された固定機構を含む、請求項1に記載の整形外科用器具アセンブリ。
前記切削ブロックが、前記基部プレートに枢動可能に連結されるタブを含み、前記タブが、(i)前記アダプタを前記切削ブロックに固定するために、前記タブが前記取り付けブラケットと係合された、第1位置と、(ii)前記アダプタが前記切削ブロックから取り外し可能であるように、前記タブが前記取り付けブラケットから係合離脱される第2位置との間で可動である、請求項1に記載の整形外科用器具アセンブリ。
前記アダプタの代わりに前記基部プレート内の前記スロット内に位置付けられるように構成されるガイドブロックを更に備え、前記ガイドブロックが、前記切削ブロックと係合するように構成される取り付けブラケットと、整形外科用器具を受容するような大きさの、前記ガイドブロック内部に画定される円筒形通路とを含む、請求項1に記載の整形外科用器具アセンブリ。
前記第1固定機構の前記インサートが、内部を通じて延びる経路を有し、前記経路は、外科用ツールが内部を通って前記ねじ付きピンと係合することを可能にするような大きさである、請求項13に記載の整形外科用器具アセンブリ。
前記外科用ブロックは、内部に画定された前記スロットを有する基部プレートと、前記基部プレートから後方に延びる一対の湾曲したアームとを含み、各湾曲したアームは後方表面、及び前記後方表面内に画定された切削ガイドを含む、請求項15に記載の整形外科用器具システム。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0006】
開示の一態様により、整形外科用プロテーゼを受容するために患者の大腿骨を外科的に準備する方法が開示される。方法は、オフセットツールの近位端にステムトライアルを取り付ける工程と、患者の大腿骨の遠位表面を通じて、ステムトライアルを髄管の遠位端内に前進させる工程と、患者の大腿骨の遠位表面上に外科用ブロックを位置付ける工程と、外科用ブロックをオフセットツールの遠位端に取り付ける工程と、オフセットツールの遠位端を、ステムトライアルに対して回転させて、患者の大腿骨の遠位表面上の外科用ブロックを移動させる工程と、外科用ブロックが所望のオフセット位置にあるときに、オフセットツールの遠位端の回転を防ぐ工程と、オフセットツールの遠位端を超えてカニューレを有するリーマーを前進させる工程とを含む。方法はまた、カニューレを有するリーマーで患者の大腿骨をリーマー加工して、髄管の遠位端においてチャンバを画定する工程と、髄管からステムトライアルを取り除く工程と、髄内整形外科用器具を、チャンバ及び患者の大腿骨の髄管内へと挿入する工程とを含む。髄内整形外科用器具は、ステムトライアルを含む。
【0007】
いくつかの実施形態において、外科用ブロックをオフセットツールの遠位端に取り付ける工程には、オフセットツールの遠位端を超えてガイドブロックを前進させる工程と、ガイドブロックの固定ピンを、外科用ブロック内に画定されるスロット内に位置付ける工程とを含む。加えて、外科用ブロックを、オフセットツールの遠位端に取り付ける工程には、外科用ブロックのタブを、ガイドブロックの取り付けブラケットに画定されるチャネル内へと回転させる工程を含んでもよい。
【0008】
いくつかの実施形態において、方法は、オフセットツールの遠位端に画定される複数のスロットの第1スロットを選択する工程を更に含み得る。各スロットは、所望のリーマー加工深さと対応してもよい。方法はまた、第1スロットを、ガイドブロックの固定タブと係合させる工程を含んでもよい。
【0009】
いくつかの実施形態において、カニューレを有するリーマーで患者の大腿骨をリーマー加工する工程は、所望のリーマー加工深さに対応するカニューレを有するリーマー上の深さインジケータを特定する工程と、カニューレを有するリーマーを、深さインジケータが、患者の大腿骨の遠位表面と同一平面になるまで、患者の大腿骨内に前進させる工程とを含み得る。
【0010】
いくつかの実施形態において、方法は、外科用ブロックをオフセットツールに取り付けた後に、ハンドルをオフセットツールの遠位端に取り付ける工程を含み、オフセットツールの遠位端を回転させる工程は、ハンドルを把持して、オフセットツールの遠位端を回転させる工程を含み得る。
【0011】
いくつかの実施形態において、オフセットツールの遠位端の回転を防ぐ工程は、ハンドルに可動に連結された接続シャフトを係合させる工程と、接続シャフトをハンドルに対して回転させて、オフセットツールの固定機構を操作する工程とを含み得る。
【0012】
いくつかの実施形態において、方法は、髄内整形外科用器具を髄内アダプタに固定する工程と、所望のオフセット向きに基づき、髄内アダプタの第2アダプタ本体に対して、髄内アダプタのアダプタ本体を位置付ける工程と、第1アダプタ本体を第2アダプタ本体に対して適所に固定する工程とを含む。
【0013】
更に、方法は、外科用ブロックが所望のオフセット向きにあるときに、第1オフセットインジケータを特定する工程を含む。第1オフセットインジケータは、所望のオフセット向きに対応してもよい。方法はまた、所望のオフセット向きに対応する髄内アダプタ上の第2オフセットインジケータを特定する工程を含み、所望のオフセット向きに基づき、髄内アダプタの第2アダプタ本体に対して髄内アダプタの第1アダプタ本体を位置付ける工程は、髄内アダプタの第1アダプタ本体を第2アダプタ本体に対し、第2オフセットインジケータと関連する位置まで回転させる工程を含む。
【0014】
いくつかの実施形態において、髄内整形外科用器具を髄内アダプタに固定する方法は、ステムトライアルの遠位端をステム安定化装置の近位端に固定する工程と、ステム安定化装置の遠位端を髄内アダプタの近位端に固定する工程とを含む。
【0015】
いくつかの実施形態において、方法は、髄内アダプタの取り付けブラケットを、外科用ブロック内に画定されるスロット内に位置付ける工程と、外科用ブロックのタブを取り付けブラケット内に画定されるチャネル内に前進させて髄内アダプタを外科用ブロックに固定する工程とを含む。加えて、方法は、髄内アダプタの固定機構を操作して、第1アダプタ本体に対して取り付けブラケットを回転させる工程と、患者の大腿骨の遠位表面上の取り付けブラケット及び外科用ブロックを、第1アダプタ本体に対して回転させる工程とを含む。いくつかの実施形態において、方法において使用される外科用ブロックは、患者の大腿骨の後方表面の切除中に、外科用鋸を案内するように構成された、切削ガイドスロットを含んでもよい。
【0016】
別の態様により、患者の大腿骨の整形外科手術を行う方法は、髄内整形外科用器具の遠位端を髄内アダプタの近位端に固定する工程と、髄内アダプタの第1アダプタ本体を、髄内アダプタの第2アダプタ本体に対する所望のオフセット向きへと回転させる工程と、髄内整形外科用器具及び髄内アダプタの近位端を、大腿骨の遠位表面を通じて前進させる工程と、髄内アダプタの遠位端に固定された外科用ブロックを大腿骨の遠位表面に位置付ける工程とを含む。
【0017】
いくつかの実施形態において、方法は、髄内アダプタの取り付けブラケットを、外科用ブロック内に画定されるスロット内に位置付ける工程と、外科用ブロックのタブを取り付けブラケット内に画定されるチャネル内に前進させて髄内アダプタを外科用ブロックに固定する工程とを含む。
【0018】
いくつかの実施形態において、外科用ブロックは、患者の大腿骨の後方表面の切除中に、外科用鋸を案内するように構成された、切削ガイドスロットを含んでもよい。
【0019】
いくつかの実施形態において方法は、ステムトライアルをオフセットツールの近位端に取り付ける工程と、患者の大腿骨の遠位表面を通じて、髄管の遠位端内へと、ステムトライアル及びオフセットツールの近位端を前進させる工程と、所望のオフセット向きを特定するために、オフセットツールの遠位端を、ステムトライアルに対して回転させる工程とを含み得る。
【0020】
いくつかの実施形態において、方法は、遠位端が所望のオフセット向きに位置付けられる際に、オフセットツールの遠位端を超えてカニューレを有するリーマーを前進させる工程と、カニューレを有するリーマーで患者の大腿骨をリーマー加工する工程とを含み得る。
【0021】
別の態様により、患者の大腿骨に整形外科手術を行うための方法は、髄内整形外科用器具を患者の大腿骨の髄管に位置付ける工程と、髄内整形外科用器具に対する所望のオフセット向きで、リーマーガイドアセンブリを、患者の大腿骨の遠位表面に位置付ける工程と、リーマーガイドアセンブリのシャフトを超えてカニューレを有するリーマーを前進させて、所望のオフセット向きにおいて患者の大腿骨をリーマー加工する工程と、リーマー加工後に患者の大腿骨の髄管から髄内整形外科用器具を取り除く工程と、髄内整形外科用器具を髄内アダプタの近位端に固定する工程とを含む。方法はまた、所望のオフセット向きに基いて、髄内アダプタの第2アダプタ本体に対して、髄内アダプタの第1アダプタ本体を位置付ける工程と、髄内整形外科用器具及び髄内アダプタの近位端を患者の大腿骨に挿入する工程と、固定機構を操作して、髄内アダプタの遠位端を、第1アダプタ本体に対して回転させる工程とを含む。
【0022】
いくつかの実施形態において、患者の大腿骨の遠位表面にリーマーガイドアセンブリを位置付ける工程は、患者の大腿骨の後方表面の切除中に、外科用鋸を案内するように構成された切削ガイドスロットを含む外科用ブロックを、所望のオフセット向きで遠位表面上で遠位表面上に位置付ける工程を含み、髄内整形外科用器具及び髄内アダプタの近位端を患者の大腿骨に挿入する工程は、外科用ブロックを、所望のオフセット向きで遠位表面に位置付ける工程を含み得る。外科用ブロックは、髄内アダプタの遠位端に固定され得る。
【0023】
本開示の一態様により、整形外科用器具アセンブリが開示される。器具アセンブリは、基部プレート、及び基部プレートから後方に延びる一対の湾曲したアームを含む、切削ブロックを含む。各湾曲したアームは、後方表面、及び後方表面内に画定された切削ガイドを含む。器具アセンブリはまた、切削ブロックの基部プレートの近位に位置付けられたステムトライアルと、ステムトライアルに連結された近位端、及び切削ブロックに連結された遠位端を有するオフセットツールとを含む。オフセットツールの近位端は第1軸を画定し、オフセットツールの遠位端は第1軸と平行に延びる第2軸を画定する。オフセットツールの近位端は、遠位端に対して旋回するように構成されている。
【0024】
いくつかの実施形態において、器具アセンブリは、基部プレートと係合する取り付けブラケットを含むガイドブロックを含み得る。オフセットツールは、ガイドブロック内に画定される円筒形経路を通じて延びるシャフトを含み得る。加えて、切削ブロックは、ガイドブロックを切削ブロックに固定するために、タブが取り付けブラケットと係合する第1位置と、ガイドブロックが切削ブロックから取り外せるように、タブが取り付けブラケットから係合離脱する第2位置との間で旋回するタブを含み得る。
【0025】
いくつかの実施形態において、ガイドブロックは、ガイドブロックをオフセットツールのシャフトに固定するように構成された固定機構を含み得る。いくつかの実施形態において、オフセットツールのシャフトは、複数のスロットを含み得る。各スロットは、規定のリーマー加工深さに対応してもよく、ガイドブロックの固定機構は、ガイドブロックをオフセットツールのシャフトに固定するために固定ピンが複数のスロットの1つに位置合わせされる第1位置と、ガイドブロックがシャフトから取り外せるように、ピンが複数のスロットから係合離脱する第2位置との間で可動である固定ピンを含み得る。
【0026】
加えて、いくつかの実施形態において、オフセットツールは、遠位端の近位端に対する回転を防ぐように構成された固定機構を含んでもよい。オフセットツールのシャフトは、オフセットツールの近位端を含む第1シャフトであってもよく、オフセットツールは、第1シャフトと第2シャフトとの間で延びる接続本体を含み得る。第2シャフトは、オフセットツールの遠位端を含んでもよい。固定機構は、第1シャフト内に画定される経路内に位置付けられたねじ付きロッドを含み得る。ねじ付きロッドは、第1シャフトと第2シャフトとの間の相対運動が可能となるように、ねじ付きロッドが接続本体から離間している、第1位置と、第1シャフトと第2シャフトとの間の相対移動が防がれるように、ねじ付きロッドが接続本体と係合する第2位置との間で、第1軸に沿って可動であり得る。
【0027】
いくつかの実施形態において、器具アセンブリは、第1シャフトの遠位端と係合するハンドルを更に有し得る。接続ロッドは、ハンドルに枢動可能に連結されてもよく、接続ロッドは、ねじ付きロッドの遠位端と係合するように構成されたドライバヘッドを有し得る。いくつかの実施形態において、ハンドルは、シャフトの遠位端に形成された複数の外側ねじと係合する、複数の内側ねじを含み得る。
【0028】
いくつかの実施形態において、器具アセンブリは更に、オフセットツールの遠位端に対する近位端の位置を示す、インジケータを含んでもよい。加えて、いくつかの実施形態において、器具アセンブリは更に、オフセットツールのシャフトを受容するような大きさのカニューレを有するリーマーを含み得る。
【0029】
別の態様により、整形外科用器具アセンブリは、近位表面、近位表面と反対の遠位表面、及び近位表面及び遠位表面を通じて延びるスロットを有する外科用ブロックを含む。この器具アセンブリはまた、スロット内に位置付けられた取り付けブラケットを含み、外科用ブロックと取り外し可能に連結されたガイドブロックと、ガイドブロック内に画定された円筒形経路を通じて延び、並びに、第1軸及び第1シャフトに枢動可能に連結された第2シャフトを画定する第1シャフトを含む、オフセットツールとを含む。ステムトライアルは、オフセットツールの第2シャフトに固定される。第1軸と、外科用ブロックの近位表面により画定される想像面との間に斜角が画定される。
【0030】
いくつかの実施形態において、器具アセンブリは更に、第1シャフトと連結されたロッドを含み得る。ロッドは、第1シャフトが第2シャフトに対して回転できる第1位置と、第1シャフトが第2シャフトに対して回転できない第2位置との間で、第1軸に沿って可動であり得る。
【0031】
いくつかの実施形態において、器具アセンブリは、第1シャフトに固定されたハンドルと、ハンドルに対して可動に連結された接続ロッドとを含み得る。接続ロッドは、ロッドの遠位端と係合したドライバヘッドを有し得る。
【0032】
いくつかの実施形態において、外科用ブロックは、内部に画定されるスロットを有する基部プレートと、基部プレートから後方に延びる湾曲した一対のアームとを含み得る。各湾曲したアームは、後方表面、及び後方表面内に画定された切削ガイドを含み得る。いくつかの実施形態において、器具アセンブリは、オフセットツールのシャフトを受容するような大きさの開口部を含むカニューレを有するリーマーを含み得る。
【0033】
いくつかの実施形態において、オフセットツールの第1シャフトは、複数のスロットを含んでもよく、各スロットは、カニューレを有するリーマーの規定のリーマー加工深さに対応し得る。ガイドブロックは、ガイドブロックをオフセットツールの第1シャフトに固定するために固定ピンが複数のスロットの1つに固定される第1位置と、ガイドブロックが第1シャフトから取り外せるように、固定ピンが複数のスロットから係合離脱する第2位置との間で可動である固定ピンを含み得る。
【0034】
別の態様により、整形外科用器具アセンブリは、オフセットツール及びステムトライアルを含む。オフセットツールは、第1軸を画定する第1シャフト、第1シャフトと枢動可能に連結された第2シャフト、及び第1シャフトと第2シャフトとの間の相対運動を防ぐように構成された固定機構を含む。ステムトライアルは、オフセットツールの第2シャフトに固定される。ステムトライアルは、第1軸と平行に延びる第2軸を画定する細長い本体を含む。器具アセンブリはまた、オフセットツールの第1シャフトを受容するような大きさの開口部を含むカニューレを有するリーマーを含む。
【0035】
いくつかの実施形態において、オフセットツールは、第1シャフトと第2シャフトとの間で延びる接続本体を含んでもよく、固定機構は第1シャフトと連結するロッドを含み得る。ロッドは、第1シャフトと第2シャフトとの間の相対運動が可能となるようにロッドの先端部が接続本体から離間している、第1位置と、第1シャフトと第2シャフトとの間の相対移動が防がれるように、先端部が接続本体と係合する第2位置との間で、第1軸に沿って可動であり得る。
【0036】
いくつかの実施形態において、器具アセンブリは更に、シャフトに固定されたハンドルと、ハンドルに可動に連結された接続シャフトとを含む。
【0037】
接続シャフトは、第1位置と第2位置との間のロッドを移動するように動作可能であり得る。別の態様に従い、整形外科用器具アセンブリは、切削ブロック、及び髄内整形外科用器具を含む。切削ブロックは、基部プレート、及び基部プレートから後方に延びる一対の湾曲したアームを含む、切削ブロックを含む。各湾曲したアームは、後方表面、及び後方表面内に画定された切削ガイドを含む。髄内整形外科用器具は、患者の大腿骨の髄管に挿入されるように構成される。器具アセンブリはまた、基部プレート内に画定されるスロットに位置付けられたアダプタを含む。アダプタは、基部プレートと係合する取り付けブラケットと、取り付けブラケットと連結された第1アダプタ本体と、第1アダプタ本体と枢動可能に連結された第2アダプタ本体とを含む。第2アダプタ本体は、髄内整形外科用器具と連結された締結具を含む。第1アダプタ本体は第1軸を含み、髄内整形外科用器具は、第1軸と平行に延びる第2軸を画定する細長い本体を含み、第2アダプタ本体が第1アダプタ本体に対して枢動するとき、細長い本体は第1軸を中心に旋回する。
【0038】
いくつかの実施形態において、髄内整形外科用器具は、細長い本体及び外側にねじを有する端部を含むステムトライアルと、第2の細長い本体を含むステム安定化装置とを含み得る。第2の細長い本体は、ステムトライアルの外側にねじを有する端部と係合した内側にねじを有する第1端部と、第1端部と反対側に位置付けられた内側にねじを有する第2端部とを有する。第2端部は、アダプタの締結具のねじ付きシャフトと係合してもよい。
【0039】
いくつかの実施形態において、取り付けブラケットは、想像面を画定する遠位表面を含み得る。第1アダプタ本体の第1軸と想像面との間に斜角が画定され得る。
【0040】
いくつかの実施形態において、アダプタは、第2アダプタ本体と第1アダプタ本体との間での相対移動を防ぐように構成された固定機構を含み得る。加えて、固定機構は、第1アダプタ本体と連結されたねじ付きピンを含み得る。ねじ付きピンは、第2アダプタ本体と第1アダプタ本体との間の相対移動を防ぐように、ねじ付きピンの先端部が第2アダプタ本体と係合する第1位置と、第2アダプタ本体と第1アダプタ本体との間の相対移動を可能にするために、ねじ付きピンの先端部が第2アダプタ本体から係合離脱する第2位置との間で可動であり得る。
【0041】
いくつかの実施形態において、第1アダプタ本体は、近位端へと第1アダプタ本体の第1軸に沿って延びる経路と、近位端に画定される開口部とを有し得る。ねじ付きピンは、開口部内に位置付けられてもよい。
【0042】
いくつかの実施形態において、取り付けブラケットは、第1アダプタ本体へと枢動可能に連結されてもよく、アダプタは、取り付けブラケットと第1アダプタ本体との間の相対移動を防ぐように構成された固定機構を含み得る。
【0043】
加えて、いくつかの実施形態において、固定機構は、第1アダプタ本体の遠位端に取り付けられたねじ付きインサートを含み得る。ねじ付きインサートが第1方向に回転するとき、第1アダプタ本体の環状フランジは、第1アダプタ本体と取り付けブラケットとの間の相対移動が防がれるように、取り付けブラケットの近位表面と係合するように、第1軸に沿って移動してもよい。ねじ付きインサートが第2方向に回転するとき、第1アダプタ本体の環状フランジは、第1アダプタ本体と取り付けブラケットとの間の相対移動が可能になるように、取り付けブラケットの近位表面から離れるように、第1軸に沿って移動してもよい。
【0044】
いくつかの実施形態では、切削ブロックは、基部プレートに枢動可能に連結されるタブを含んでよい。タブは、タブが取り付けブラケットと係合されて、アダプタを切削ブロックに固定する第1位置と、アダプタが切削ブロックから取り外し可能であるように、タブが取り付けブラケットから係脱される第2位置との間で移動可能であり得る。
【0045】
いくつかの実施形態では、器具アセンブリは、アダプタの代わりに基部プレートのスロット内に位置決めされるように構成されるガイドブロックを含んでよい。ガイドブロックは、切削ブロックと係合するように構成される取り付けブラケットと、整形外科用器具を受容するような大きさの内部に画定される円筒形経路とを含んでよい。
【0046】
別の態様により、整形外科用器具アセンブリは、主要ハウジング、及び主要ハウジングから外側に延びる一対のアームを含む、取り付けブラケットを含む。各アームは、外科用ブロックの固定タブを受容するような大きさのスロットを内部に有する。器具アセンブリはまた、取り付けブラケットの主要ハウジングの近位端に枢動可能に連結された第1本体を含む。第1本体は、第1長手方向軸を画定する。第2本体は、第1本体の近位端に枢動可能に連結される。第2本体は整形外科用髄内アダプタに連結されるように構成され、第1長手方向軸と平行に延びる第2長手方向軸を画定する。取り付けブラケットは、想像面を画定する遠位表面を含み、想像面と第1長手方向軸との間で斜角が画定される。
【0047】
いくつかの実施形態において、器具アセンブリは、第2本体の遠位端に固定された髄内整形外科用器具を含み得る。髄内整形外科用器具は、患者の大腿骨の髄管に挿入されるように構成されたステムトライアルを含み得る。
【0048】
いくつかの実施形態において、ステムトライアルは、外側にねじを有する遠位端を含み得る。髄内整形外科用器具は、ステムトライアルの外側にねじを有する遠位端と係合する、内側にねじを有する第1端部と、第1端部と反対側に位置する内側にねじを有する第2端部とを含むステム安定化装置を含んでもよく、第2端部は、第2本体の外側にねじを有する端部と係合している。
【0049】
いくつかの実施形態において、器具アセンブリは、取り付けブラケットと第1本体との間の相対移動を防ぐように構成された第1固定機構と、第2本体と第1本体との間の相対移動を防ぐように構成された第2固定機構とを含み得る。
【0050】
加えて、第1本体は、第1本体の第1長手方向軸に沿って延びる、経路を画定するねじを有する内壁を有し得る。第1固定機構は、第1本体のねじを有する内壁と係合するインサートを含み得る。インサートが第1方向に回転するとき、第1本体の環状フランジは、第1本体と取り付けブラケットとの間の相対移動が防がれるように、取り付けブラケットの近位表面と係合するように、第1長手方向軸に沿って移動してもよい。インサートが第2方向に回転するとき、第1本体の環状フランジは、第1本体と取り付けブラケットとの間の相対移動が可能になるように、取り付けブラケットの近位表面から離れるように、第1長手方向軸に沿って移動してもよい。
【0051】
いくつかの実施形態において、第1本体は、経路の近位端に位置付けられた開口部を有してもよく、第2固定機構は、第1本体の開口部に位置付けられたねじつきピンを含み得る。ねじ付きピンは、第2本体と第1本体との間の相対移動を防ぐように、ねじ付きピンの先端部が第2本体と係合する第1位置と、第2本体と第1本体との間の相対移動を可能にするために、ねじ付きピンの先端部が第2本体から係合離脱する第2位置との間で可動であり得る。
【0052】
いくつかの実施形態において、第1固定機構のインサートは、これを通じて延びる経路を有し得る。経路は、外科用ツールが、内部通じてねじを有するピンと係合できるようにする大きさであり得る。
【0053】
別の態様により、整形外科用器具システムは、固定タブを含む外科用ブロック、及び外科用ブロック内に画定されるスロットに位置付けられるように構成されたアダプタを含む。アダプタは、アダプタを外科用ブロックに固定するために固定タブと係合するように構成された取り付けブラケットと、取り付けブラケットに連結され、第1軸を画定する第1アダプタ本体と、第1アダプタ本体と枢動可能に連結された第2アダプタ本体とを含む。第2アダプタ本体は、第1軸からオフセットされ、これと平行に延びる第2軸を画定する。器具システムはまた、第3軸を画定する第1シャフト、及び第1シャフトに枢動可能に連結された第2シャフトを含むオフセットツールを含む。第2シャフトは、第3軸からオフセットされ、これと平行に延びる、第4軸を画定する。器具システムは、アダプタの代わりに外科用ブロックのスロットに位置付けられるように構成されたガイドブロックを含む。ガイドブロックは、ガイドブロックを外科用ブロックに固定するために固定タブと係合するように構成された取り付けブラケットと、オフセットツールの第1シャフトを受容するような大きさの、ガイドブロック内部に画定された円筒形経路とを含む。第2軸は、第1軸から、第1距離だけオフセットされ、第4軸は第3軸から、第1距離と等しい第2距離だけオフセットされている。
【0054】
外科用ブロックは、内部に画定されたスロットを有する基部プレートと、基部プレートから後方に延びる一対の湾曲したアームとを含み得る。各湾曲したアームは、後方表面と、後方表面に画定された切削ガイドとを含み得る。
【0055】
いくつかの実施形態において、器具システムは、第1の細長い本体及び外側にねじを有する端部を有するステムトライアルと、第2の細長い本体を含むステム安定化装置とを含み得る。第2の細長い本体は、ステムトライアルの外側にねじを有する端部と係合するように構成された第1端部と、第1端部と反対側に位置付けられた内側にねじを有する第2端部とを有する。第2端部は、アダプタの遠位端と係合してもよい。オフセットツールは、ステムトライアルの外側にねじを有する端部と係合するように構成された、内側にねじを有する近位端を有し得る。
【発明を実施するための形態】
【0057】
本開示の概念には様々な改変及び代替的形態が考えられるが、その特定の代表的な実施形態を図面に例として示し、本明細書において詳細に述べる。ただし、本開示の概念を開示される特定の形態に限定することを何ら意図するものではなく、その逆に、本発明は、添付の「特許請求の範囲」において定義される発明の趣旨及び範囲に包含されるすべての改変物、均等物及び代替物を網羅することを意図するものである点は理解されるべきである。
【0058】
解剖学的基準を表す、前、後、内側、外側、上、下などの用語は、本明細書全体を通じて、本明細書において述べられる整形外科用インプラント及び整形外科用器具に関して、並びに患者の自然の解剖学的構造に関して使用されてよい。これらの用語は、解剖学的構造の研究及び整形外科学の分野のいずれにおいても広く理解された意味を有するものである。明細書及び特許請求の範囲におけるこれらの解剖学的基準を表す用語の使用は、特に断らないかぎりは、それらの広く理解されている意味と一貫性を有するものとする。
【0059】
ここで
図1〜22を参照し、整形外科用器具システム10(以降、器具システム10)が示される。用語「整形外科用器具」、又は「整形外科用器具システム」とは、整形外科用手術を行う際に外科医が使用する外科用ツールである。したがって、本明細書で使用されるとき、用語「整形外科用器具」及び「複数の整形外科用器具」は、患者の身体に外科的に移植される整形外科用インプラント又はプロテーゼと異なることが理解されるべきである。以下でより詳細に示されるように、システム10は、整形外科用器具構成体400を受容するように、患者の大腿骨620の遠位端622(
図24参照)のリーマー加工を計画及びガイドするために使用され得る。患者の大腿骨上に位置付けられるとき、以下でより詳細に記載されるように、大腿骨整形外科用プロテーゼ650(
図23参照)を受容するために、患者の大腿骨の遠位端の準備を計画及びガイドするために、器具構成体400が使用され得る。
【0060】
器具システム10は、患者の大腿骨で使用するように構成された基部切削ブロック12と、基部切削ブロック12と固定されるように構成されたオフセットガイドアセンブリ14とを含む。システム10はまた、オフセットガイドアセンブリ14に連結されるように構成された髄内整形外科用器具16を含む。本明細書で用語「髄内整形外科用器具」が意味するものは、整形外科手術中、患者の大腿骨の髄管内に位置決めされるように構成される外科用工具である。髄内整形外科用器具の例としては、大腿骨のステムトライアル、大腿骨ブローチなどが挙げられる。
図1に示されるように、髄内整形外科用器具16は、プロテーゼステム構成要素の大きさを合わせ、選択するために使用され得る、ステムトライアル18を含む。
【0061】
ステムトライアル18は、遠位端24及び近位端26を通じて延びる、長手方向軸22を画定する、細長い本体20を含む。複数の外側ねじ28は、ステムトライアル18の遠位端24上に画定される。以下でより詳細に記載されるように、外側ねじ28は、ステムトライアル18をアセンブリ14に固定するために、オフセットガイドアセンブリ14上に形成された、複数の内側ねじ30(
図4参照)と係合するように構成されている。例示的な実施形態において、ステムトライアル18は例えば、ステンレス鋼又はコバルトクロム合金などの、金属材料から形成される。
【0062】
上記のように、器具システム10は、患者の大腿骨において使用するように構成された、基部切削ブロック12を含む。
図1〜3に示されるように、基部切削ブロック12は、基部プレート40と、基部プレート40から延在する一対のアーム42とを含む。他の実施形態において、基部切削ブロック12は、例えば、基部プレート40のみを含む、異なる構成を有し得る。基部切削ブロック12の基部プレート40及びアーム42は、例えば、ステンレス鋼又はコバルトクロム合金等の金属材料から形成される。基部プレート40は、遠位面44と、遠位面44の反対側に位置決めされる近位面36とを含む。開口部48は、遠位面44内に画定され、内壁50は、受容スロット52を画定するために基部プレート40を通って遠位に延在する。
【0063】
図2〜3に示されるように、基部切削ブロック12の基部プレート40は、遠位表面44と近位表面46との間で延びる、一対の側壁54を有する。各側壁54は、内部に画定された開口部56を有し、チャネル60は、各開口部56から内側に延びる。各チャネル60は、例えば、遠位スペーサーブロックなどの、別の外科用器具の取り付けシャフト、又はピンを受容するような大きさである。他の実施形態ではチャネル60が省かれる場合があることを理解されたい。
【0064】
図2に示されるように、基部切削ブロック12はまた、基部プレート40内に画定される一対の締結具ガイド62を含む。各締結具ガイド62は、基部切削ブロック12を患者の大腿骨に固定するために利用され得る、例えば、定着ピン(図参照)等の締結具を受容するような大きさの穴64を含む。他の実施形態では、切削ブロックを患者の大腿骨に固定するために、基部切削ブロック12が、追加の締結具ガイド62又は他の締結要素を含み得ることが理解されるべきである。ブロック12の各チャネル60は、締結具ガイド62の穴64がチャネル60に開口するように締結具ガイド62のうちの1つと位置合わせされている。
【0065】
上記のように、基部切削ブロック12はまた、基部プレート40の後側70から後方に延びる一対のアーム42を含む。各アーム42は、大腿骨プロテーゼ構成要素の顆表面と適合又は対応するような形状の関節面72を含む。その方法で、アーム42の関節面72は、患者の脛骨の自然又はプロテーゼベアリング表面と接触するように構成される。アーム42は、開口部74がそれらの間に画定されるように離間配置される。
【0066】
基部切削ブロック12は、患者の大腿骨の一部分を切除するために整形外科手術中に使用され得る複数の切削ガイドを含む。例えば、
図2に示すように、基部切削ブロック12は、アーム42内に画定されるいくつかの後方切削ガイド76と、基部プレート40内に画定される後方面取り切削ガイド78とを含む。各切削ガイド76、78は、外科用鋸の切削鋸刃又は他の外科用装置を受容するようにサイズ決めされる細長いスロットを含む。代表的な実施形態において、後方切削ガイド76は、基部切削ブロック12が大腿骨620に取り付けられるときに、患者の大腿骨620の遠位端622の後方表面628(
図24参照)の切除を案内するように位置付けられる。後方面取り切削ガイド78は、患者の大腿骨620の遠位端622の後方面取り表面630の切除を案内するように位置付けられる。
【0067】
上記のように、システム10はまた、基部切削ブロック12に固定され得る、オフセットガイドアセンブリ14を含む。
図2に示されるように、システム10は、切削ブロック12をオフセットガイドアセンブリ14に固定するように構成された、固定機構80を含む。例示的な実施形態では、係止機構80は、基部切削ブロック12に枢動可能に連結される一対の係止タブ82、84を含む。固定タブ82、84のそれぞれは、継ぎ手86を介してブロック12に連結され、継ぎ手は各固定タブ82、84が、固定位置(タブ82参照)と非固定位置(タブ84参照)との間で旋回するのを可能にする。非固定位置において、固定タブの耳部88は、基部切削ブロック12の受容スロット52に隣接する基部プレート40内に画定される、開口部90内に位置付けられる。以下でより詳細に記載されるように、固定位置において、耳部88は受容スロット52内に位置付けられ、よってスロット52に位置付けられる際に、例えば、オフセットガイドアセンブリ14のガイドブロック100などの、外科用器具の取り付けブラケット92と係合する。
【0068】
図1を参照し、オフセットしたガイドアセンブリ14(以降アセンブリ14)は、基部切削ブロック12と連結され得るガイドブロック100と、髄内整形外科用器具16と固定されるように構成されたオフセットガイドツール102とを含む。代表的な実施形態において、ガイドブロック100及びオフセットガイドツール102は、例えば、ステンレス鋼又はコバルトクロム合金などの、金属材料から形成される。ガイドブロック100は、オフセットガイドツール102のガイドシャフト106を受容するような大きさの円筒形経路104を含む。以下でより詳細に記載されるように、アセンブリ14はまた、ガイドブロック100をガイドシャフト106に固定するように構成された、固定機構108を含む。例示される実施形態において、ガイドブロック100及びオフセットガイドツール102は、患者の大腿骨620の遠位端622のリーマー加工を計画するために、髄内整形外科用器具16及び切削ブロック12と共に使用される。
図13に示される外科用リーマー110は、患者の大腿骨620の遠位端622をリーマー加工ないしは別の方法で切削するために、ガイドシャフト106を超えて前進させてもよい。
【0069】
ここで
図4〜7を参照し、オフセットガイドツール102は、ガイドシャフト106、及び接続本体122を介してガイドシャフト106に取り付けられた、取り付けシャフト120を含む。以下でより詳細に記載されるように、ガイドシャフト106は、取り付けシャフト120に対して提供されてもよい。
図4に示されるように、ツール102の取り付けシャフト120は、近位端124、及び近位端124内に画定される開口部126を含む。内壁128は、開口部126から内側に延びて、取り付けシャフト120を通じて延びる経路130を画定する。複数の内側ねじ30は、内壁128内に画定される。上記のように、内側ねじ30は、ステムトリアある18の外側ねじ28に係合し、よってステムトライアル18をガイドツール102に固定するように構成される。
【0070】
図4〜5に示されるように、ガイドシャフト106は、遠位端134から近位端136へと延びる、円筒形本体132を含む。複数の外側ねじ138が、遠位端134において本体132内に形成される。以下でより詳細に記載されるように、外側ねじ138は、取り付けシャフト120に対してガイドシャフト106を旋回又は回転させるために使用され得る、ハンドルアセンブリ280(
図12参照)の複数の内側ねじ140と係合するように構成される。複数のスロット144は、円筒形本体132の外側表面146内に画定される。各スロット144は、ガイドブロック100の所望の取り付け位置を画定する。以下でより詳細に記載されるように、ガイドブロック100の各取り付け位置は、多くの異なるリーマー加工深さと対応する。複数のマーキング148が外側表面146内に画定され、各マーキング148は、ユーザーに取り付け位置を示すために、スロット144の1つと関連付けられる。
【0071】
図6に示されるように、開口部150は、円筒形本体132の遠位端134に画定され、開口部152は、本体132の反対の近位端136内に画定される。内壁154は、開口部152から環状表面156へと内側に延びる。環状表面156及び内側表面154は共に、円筒形本体132内の遠位開口部158を画定する。別の内壁160は、近位開口部152から内側に延び、遠位開口部158へと接続する、経路162を画定する。
【0072】
ガイドツール102の接続本体122は、円筒形本体132の開口部158内に位置付けられた、遠位ポスト170を含む。接続本体122は、ピン又はタブなどの、締結具(図示されない)を介して、円筒形本体132に固定される。他の実施形態において、円筒形本体132及び接続本体122は、圧力嵌め、テーパ嵌め、溶接、又は他の締結プロセスによって固定され得る。代表的な実施形態において、ポスト170(及びしたがって接続本体122)は、ガイドシャフト106に対して回転できない。
【0073】
ガイドツール102の接続本体122はまた、近位表面172、及び近位表面172から延びる近位ポスト174を含む。
図6に示されるように、近位ポスト174は、遠位ポスト170からオフセットされ、取り付けシャフト120内に画定される経路130に受容される。ポスト174は、取り付けシャフト120と、接続本体122(及びしたがって、ガイドシャフト106)との間での相対移動を可能にする、継ぎ手176を介して、取り付けシャフト120に連結される。例示される実施形態において、継ぎ手176は、ポスト174の各表面182、184、及び取り付けシャフト120にそれぞれ画定される環状スロット180に受容される固定リング178を含む。このように、リング178は、取り付けシャフト120をポスト174上に維持する。
【0074】
図6に示されるように、取り付けシャフト120は、その端部124、192を通じて延びる長手方向軸190を有する。円筒形本体132は、長手方向軸190と平行に延びる、その端部134、136を通じて延びる長手方向軸194を有する。例示される実施形態において、以下でより詳細に記載されるように、軸190は、軸194からおよそ4mmオフセットされ、これは、インプラントのオフセットと適合する。他の実施形態において、インプラントのオフセットは、4mm超又は4mm未満であり得る。上記のように、取り付けシャフト120は、接続本体122を介してシャフト106をガイドするように旋回可能に連結される。取り付けシャフト120が固定保持されるとき、接続本体122及びガイドシャフト106は、長手方向軸190を中心に回転してもよい。逆に、取り付けシャフト120は、接続本体122又はガイドシャフト106が固定保持されるときに、長手方向軸190を中心に回転してもよい。
【0075】
図6〜7に示されるように、ガイドツール102はまた、取り付けシャフト120と接続本体122(及びしたがってガイドシャフト106)との間の相対回転を防ぐように構成された固定機構200を含む。代表的な実施形態において、固定機構200は、ガイドシャフト106の経路162内に位置付けられた遠位端204を有する、ロッド202を含む。
図6に示されるように、接続本体122は、遠位ポスト170を通じて延びる経路208を有し、ロッド202は、経路208内へと延びる。
【0076】
複数の内側ねじ210は、接続本体122の内壁上に画定され、対応する複数の外側ねじ212は、ロッド202の近位端214上に形成される。ロッド202は、接続本体122内に画定されたボア218内に受容される、近位端214に先端部216を有する。
図6に示されるように、ボア218は、近位表面172に開口部220を有し、取り付けシャフト120の壁部222は、この開口部220と位置合わせされる。
【0077】
ロッド202は、ガイドシャフト106及び接続本体122に対して回転し、したがって非固定位置(
図6参照)と固定位置(
図7参照)との間で長手方向軸194に沿って移動してもよい。非固定位置において、ロッド202の先端部216は、取り付けシャフト120の壁部222から離間する。ロッド202が、
図6に示される矢印224により示される方向に回転すると、先端部216は、前進して取り付けシャフト120の外壁222と接触し、取り付けシャフト120と、接続本体122(及びしたがってガイドシャフト106)との間の相対運動を防ぐ。
【0078】
上記のように、オフセットガイドアセンブリ14はまた、基部切削ブロック12の固定されるように構成された、ガイドブロック100を含む。
図8〜10を参照し、ガイドブロック100は、近位端232に位置付けられた取り付けブラケット92と、ブラケット92から遠位端236まで延びる本体234とを含む。上記のように取り付けブラケット92は、基部切削ブロック12の固定タブ82、84を受容するように構成される。代表的な実施形態において、ブラケット92は、切削ブロック12の受容スロット52に位置付けられるような大きさの基部238を含む。
図9に示されるように、チャネル240は、基部238の各側242に画定される。各チャネル240は、タブ82、84が固定位置にあり、基部238が受容スロット52に位置付けられるときに、固定タブ82、84の耳部88の1つに受容される大きさである。このように、ガイドブロック100は、切削ブロック12に固定され得る。
【0079】
図10に示されるように、円筒形経路104は、ガイドブロック100の端部232、236を通じて延びる。円筒形経路104は、ガイドツール102のガイドシャフト106を受容するような大きさである。
図9に示されるように、ガイドブロック100の本体234は、内部に画定された細長いスロット242を有する。スロット242は、経路104へと接続し、経路104と平行に延びる。
【0080】
上記のように、ガイドブロック100は、ブロック100をガイドシャフト106へと取り付けるように構成された固定機構108を含む。代表的な実施形態において、固定機構108は、ブロック100の本体234に画定されるスロット254内に位置付けられたピン又はプレート252を含む。
図10に示されるように、スロット254(及びしたがってプレート252)は、経路104と横方向に延びる。プレート252は、ガイドシャフト106を受容するような大きさのボア258を画定する、環状壁部256を含む。
【0081】
固定機構108はまた、プレート252に取り付けられた、ユーザーが操作するボタン260を含む。
図9〜10に示されるように、ユーザーが操作するボタン260は、固定位置と非固定位置との間で、矢印264によって示される方向で、プレート252を動かすように押され得る、輪郭表面262を含む。固定位置において、プレート252の壁部区分266は、経路104内に位置付けられ、非固定位置においてプレート252に画定されるボア258は、経路104と同軸である。代表的な実施形態において、固定機構108は、プレート252を固定位置に付勢するために、本体234とボタン260との間に位置付けられたばね268などの、付勢要素を含む。
【0082】
使用中、ガイドシャフト106の遠位端134は、ガイドブロック100の近位端232の下に位置付けられ、経路104と位置合わせされる。ガイドシャフト106の遠位端134は、経路104へと前進させてもよい。ボタン260が押されると、プレート252が非固定位置へと移動され得、よって遠位端134がプレート252のボア258を通じて前進し、経路104から出る。
【0083】
ガイドシャフト106の外側表面146に画定されるスロット144の1つが、ガイドブロック100を所望の位置に位置付けるために、プレート252と位置合わせされてもよい。上記のように、各スロット144は、取り付け位置を示すために、これと関連するマーキング148を有する。各スロット144がプレート252と位置合わせされるとき、このスロット144と関連するマーキング148は、細長いスロット242と横方向に延びるウィンドー270を通じて可視である。ボタン260が解放されると、ばね268はプレート252を固定位置に推進し、それによってプレート252の壁部区分266を選択されたスロット144へと前進させる。このように、ガイドブロック100は、ガイドツール102に固定され得る。ガイドブロック100及び切削ブロック12がガイドシャフト106に固定されるとき、切削ブロック12の近位表面46と、ガイドシャフト106の軸194との間に、斜角が画定される。他の実施形態において、ガイドシャフトは、単一のスロット又は取り付け位置を含み得ることが理解されるべきである。このような実施形態において、多くの異なる大きさのガイドブロックが所望の深さを得るために使用されてもよい。
【0084】
図11〜12をここで参照し、オフセットガイドアセンブリ14のハンドルアセンブリ280が示される。以下でより詳細に記載されるように、取り付けシャフト120が患者の大腿骨の髄管内に位置付けられるときなど、取り付けシャフト120が固定保持されるとき、アセンブリ280は、取り付けシャフト120に対してガイドシャフト106を回転させるように動作可能である。ハンドルアセンブリ280は、細長い把持部282、及び把持部282から離れるように延びる中央ハウジング284を含む。
図11に示されるように、把持部282及びハウジング284は、「T−ハンドル」の形状を形成する。他の実施形態において、ハンドルアセンブリ280は、異なる構成を有し得ることが理解されるべきである。ハンドルアセンブリ280はまた、ハウジング284の近位端288から延びる取り付け管286と、取り付け管286と旋回可能に連結された接続シャフト290とを有する。
【0085】
図12に示されるように、ハウジング284は、近位端288の開口部292を有し、内壁294は、開口部292から環状表面296へと内側に延びる。内壁294及び環状表面296は共に、ハウジング284の開口部298を画定する。ハンドルアセンブリ280の取り付け管286は、開口部298に位置付けられた遠位端300から近位端302へと延びる。代表的な実施形態において、取り付け管286は、取り付け管286とハウジング284との間の相対移動が防がれるようにして、円筒形のピン304を介してハウジング284に固定される。ハンドルアセンブリ280は、ステンレス鋼、コバルトクロム、又はチタンなどの金属製材料から形成され得るが、他の金属又は合金も使用され得る。更に、いくつかの実施形態では、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)などの剛性のポリマーも使用されてもよい。
【0086】
取り付け管286は、遠位端300に画定される開口部310を有し、内壁312は、そこから環状表面314へと延びる。環状表面314は、壁部312と共に、遠位経路316を画定する。取り付け管286は、近位端302に画定される別の開口部318を有し、内壁320は、そこから延びて、近位経路322を画定する。
図12に示されるように、内側ねじ140は、近位端302に隣接する内壁320上に形成される。上記のように、内側ねじ140は、ガイドシャフト106の遠位端134上に形成される外側ねじ138と係合して、ハンドルアセンブリ280をオフセットガイドツール102へと固定する。
【0087】
図12に示されるように、ハンドルアセンブリ280の接続シャフト290は、経路316、322を通じて延びる。接続シャフト290は、プラグ324、及びプラグ324から延びる細長い本体326を含む。細長い本体326は、プラグ324から先端部330へと延びる。先端部330は、ロッド202が固定位置と非固定位置との間で移動し得るように、固定機構200のロッド202と係合するように構成される。代表的な実施形態において、先端部330は六角ヘッドとして形成される。
図7に示されるように、対応するソケット332は、ロッド202の遠位端204に画定される。
【0088】
図12を参照し、接続シャフト290のプラグ324は、内部に画定されたソケット334を有する。ソケット334は、接続シャフト290を回転させるために使用され得る、外科用器具700のドライバヘッド702を受容するような大きさである。ハンドルアセンブリ280は、細長い把持部282を通じて延びる経路336を有し、ハウジング284に画定される開口部298に接続される。経路336は、ドライバヘッド702の通過を可能にするような大きさである。
【0089】
ハンドルアセンブリ280はまた、例えば、プラグ324を、ハウジング284の環状表面296と係合させるように付勢するための螺旋状ばね338などの付勢要素を含む。代表的な実施形態において、ばね338は、プラグ324と、取り付け管286の環状表面314との間に位置付けられる。
【0090】
使用中、接続シャフト290のプラグ324は、最初は取り付け管286の遠位端300に位置付けられ、ハウジング284と係合する。ハウジングアセンブリ280がガイドシャフト106の遠位端134に固定されるとき、ドライバヘッド702は、経路336内へと前進させられ、接続シャフト290のソケット334に位置付けられる。プラグ324は、取り付け管286の遠位経路316に沿って前進させられて、先端部330をロッド202のソケット332内へと前進させてもよい。接続シャフト290はその後回転させられて、ロッド202を非固定位置から固定位置へと、又は固定位置から非固定位置へと移動させてもよいロッド202が所望の位置へと動かされると、ドライバヘッド702は、接続シャフト290から引き抜かれてもよい。ばね338はその後、接続シャフト290を、ロッド202から離れるように推進する。
【0091】
ここで
図13を参照し、システム10はまた、外科用リーマー110を含む。代表的な実施形態において、リーマー110は、患者の髄管の一部をリーマー加工するために、ガイドシャフト106の上に位置付けられるように構成された、カニューレを有するリーマーである。リーマー110は、回転電力ツール、又は手動ハンドルのチャックにフィットする、シャンク354を含む、係合した本体352を含む。代表的な実施形態において、シャンク354はハドソンエンドである。他の実施形態において、シャンクはチャンクに受容されるように構成されてもよいことが理解されるべきである。リーマー110はまた、本体352の反対の近位端358に位置する、切削ヘッド356を含む。切削ヘッド356は、複数の螺旋状切削フルート360を含む。リーマー110が患者の大腿骨と係合して回転すると、切削ヘッド356は、大腿骨の骨組織をリーマー加工ないしは別の方法により切削する。
【0092】
リーマー110は、細長い本体352の近位端358に画定された開口部362を有する。円筒形の内壁364は、開口部362から内側表面366へと内側に延びる。円筒形内壁364及び内側表面366は共に、ガイドシャフト106の遠位端134を受容するような大きさの開口部368を画定する。このように、ガイドシャフト106は、大腿骨の骨組織をリーマー加工ないしは別の方法で切削するために、リーマー110をガイドするために使用されてもよい。
【0093】
リーマー110は、ステンレス鋼、コバルトクロム、又はチタンなどの金属製材料から構成され得るが、他の金属又は合金も使用され得る。更に、いくつかの実施形態では、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)などの剛性のポリマーも使用されてもよい。
【0094】
リーマー110は、切削ヘッド356の上の位置にある、その細長い本体352上に形成された、複数の深さマーク370、372、374を含む。深さマーク370、372、374のそれぞれは、補正大腿骨プロテーゼ650を埋め込むために必要な、規定のリーマー加工深さに対応する。外科手術の間、リーマー110は、所望の深さのマークが患者の大腿骨の遠位表面と位置合わせするまで、ガイドシャフト106を超えて、患者の大腿骨の髄管内へとより深く前進する。このように、リーマー110が、適当な色付きの深さマークを超えて駆動されなければ、管の遠位端の過剰なリーマー加工は回避される。
【0095】
ここで
図14を参照し、システム10の整形外科用器具構成体400が示される。構成体400は、基部切削ブロック12、髄内整形外科用器具16、並びに基部切削ブロック12及び髄内整形外科用器具16に連結されるように構成された、髄内適合装置402を含む。
図14に示されるように、髄内整形外科用器具16は、ステムトライアル18と、ステムトライアル18に固定された近位端406、及び適合装置402に固定されるように構成された遠位端408を有するステム安定化装置404とを含む。
【0096】
ステム安定部404は、例えば、ステンレス鋼又はコバルトクロム合金等の金属材料から形成される。他の実施形態において、安定化装置404は剛性ポリマーから形成されてもよく、例えば、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)が使用されてもよい。安定化装置404は、内部に画定された中央経路412を有する円筒形本体410を含む。代表的な実施形態において、円筒形本体410は、いずれの羽根部又は突起部も有さない。他の実施形態において、ステム安定化装置は、髄管内に追加的な安定性をもたらすために、羽根部又は突起部を含んでもよいことが理解されるべきである。
【0097】
図15に示されるように、円筒形内壁414は、経路412を画定する。複数の内側ねじ418が内壁414に形成され、これらは、アダプタ402上に形成される複数の外側ねじ416と係合するように構成される。したがって、安定化装置404は、ステム安定化装置404をアダプタ402へと固定するために、アダプタ402上に螺着されてもよい。ステム安定化装置404の内側ねじ418はまた、ステムトライアル18上に形成された外側ねじ28に対応し、よって髄管内外科用器具16を組み立てるために、ステムトライアル18はステム安定化装置404上に螺着されてもよい。
図14に示されるように髄管内外科用器具16が組み立てられるとき、ステムトライアル18及びステム安定化装置404は共に、髄管内外科用器具16の長手方向軸420を画定する。
【0098】
ステム安定化装置404はまた、遠位端408に画定される一対のチャネル422、424を含む。チャネル422、424は、安定化装置404の外側表面から経路412へと延びる。内壁414は、チャネル422と424との間で延びる内壁414の一対の弧状区分426、428を含む。弧状区分426、428は実質的に平滑である。
【0099】
上記のように、構成体400は、基部切削ブロック12に固定されるように構成された髄管内アダプタ402を含む。本明細書で用語「髄内アダプタ」が意味するものは、髄内整形外科用器具に固定されるように構成され、かつ整形外科手術中、患者の大腿骨の髄管内に位置決めされるようにサイズ決めされ成形される端部を含む外科用工具である。
図16〜17に示されるように、髄管内アダプタ402は、取り付けブラケット440、及び近位アダプタ本体442を含む。中間アダプタ本体444は、近位アダプタ本体442、及び取り付けブラケット440に旋回可能に連結され、これは以下により詳細に記載される。ガイドブロック100の取り付けブラケット92と同様に、取り付けブラケット440は、基部切削ブロック12の固定タブ82、84を受容するように構成される。代表的な実施形態において、ブラケット440は、切削ブロック12の受容スロット52に位置付けられるような大きさの基部446を含む。
図16に示されるように、基部446は、一対のアームを含み、チャネル240は各アームにおいて画定される。各チャネル240は、タブ82、84が固定位置にあり、基部446が受容スロット52に位置付けられるときに、固定タブ82、84の耳部88の1つに受容される大きさである。このように、髄管内アダプタ402は、切削ブロック12に固定され得る。
【0100】
図16に示されるように、取り付けブラケット440は、基部446から近位方向に延びる中央ハウジング448を含む。
図17に示されるように、中央ハウジング448、及び髄管内アダプタ本体444は共に、髄管内アダプタ402の長手方向軸450を画定する。軸450と平行に延びる別の長手方向軸452は、近位アダプタ本体442によって画定される。例示される実施形態において、以下でより詳細に記載されるように、軸452は、軸450から4mmオフセットされ、これは、インプラントのオフセットと適合する。換言すると、アダプタ402の軸450、452は、オフセットガイドツール102の軸190、194と同じ距離だけオフセットしている。
【0101】
図17に示されるように、アダプタ402の取り付けブラケット440は、実質的に平坦な遠位表面454、456を有する。表面454、456は共に、長手方向軸450と横方向に延びる、想像面458を画定する。代表的な実施形態において、軸450と想像面458との間で斜角460が画定される。代表的な実施形態において、軸450と想像面458との間に斜角460が画定され、角度460の大きさは、インプラントの角度と適合する。
【0102】
アダプタ402の近位アダプタ本体442は、中間アダプタ本体444に連結された遠位端470と、整形外科用髄管内外科用器具16に固定されるように構成された近位端472とを有する。
図16に示されるように、近位アダプタ本体442の近位端472は、ステム安定化装置404の内側ねじ418と係合する複数の外側ねじ416を含む。近位アダプタ本体442は、遠位端470に隣接する輪郭表面474と、近位端472内に画定される開口部478から内側に延びる経路476とを有する。
【0103】
図18に示されるように、開口部480は、アダプタ本体442の反対側の遠位端470に画定される。内側壁部482は、開口部480から内側に延びて、アダプタ本体442内に遠位開口部484を画定する。近位経路476は遠位開口部484へと開き、かつ
図18に示されるように、円筒形ロッド486を受容するような大きさである。以下でより詳細に記載されるように、ロッド486は、中間アダプタ本体444内に画定される開口部488内へと延びる。
【0104】
アダプタ402の中間アダプタ本体444は、近位表面490、及び近位表面490から延びる近位ポスト492を含む。
図18に示されるように、開口部488は、近位ポスト492内に画定され、近位ポスト492は、近位アダプタ本体442内に画定される、遠位開口部484内に受容されるように構成される。代表的な実施形態において、ポスト492は、アダプタ本体442と444との間の相対運動を可能にする継ぎ手496により、アダプタ本体442へと連結される。代表的な実施形態において、継ぎ手496は、ポスト492の壁部482、504、及びアダプタ本体442内にそれぞれ画定される、環状スロット500に受容された固定リング498を含む。このように、リング498は、ポスト492上にアダプタ本体442を保持する。
【0105】
アダプタ402の中間アダプタ本体444はまた、近位ポスト492からオフセット遠位ポスト510を含む。
図18に示されるように、遠位ポスト510は、その端部514に画定される開口部512を有し、内壁516は、開口部512から環状表面518へと内側に延びる。壁部516、及び表面518は共に、遠位ポスト510内に遠位開口部520を画定する。代表的な実施形態において、内側ねじ522は、内壁516上に形成される。以下で更に詳細に記載されるように、内側ねじ522は、外側にねじを有するインサート524と係合するように構成される。
【0106】
内壁526は、環状表面518から内側に延びて、アダプタ本体444内にボア528を画定する。
図18に示されるように、ボア528は、本体444の近位表面490内に画定される開口部530を有する。例示される実施形態において、内側ねじ532が、内壁526上に形成される。以下により詳細に記載されるように、内側ねじ532は、外側にねじを有するピン534と係合するように構成される。
【0107】
図18に示されるように、取り付けブラケット440は、中央ハウジング448内に画定された開口部540を有する。内壁542は、開口部540から内側表面544へと内側に延び、別の内壁546は、環状表面544から取り付けブラケット440の基部446内に画定された開口部548へと延びる。内壁542、546、及び環状表面544は共に、取り付けブラケット440を通じて延びる経路550を画定する。
【0108】
経路550の近位区分552は、アダプタ本体444の遠位ポスト510を受容するような大きさである。代表的な実施形態において、ポスト510は、取り付けブラケット440とアダプタ本体444(及びしたがってアダプタ本体442)との間の相対移動を可能にする継ぎ手554によって、取り付けブラケット440に連結されている。代表的な実施形態において、継ぎ手554は、取り付けブラケット440の壁部542、560、及びポスト510内にそれぞれ画定される、環状スロット558に受容される、固定リング556を含む。このようにして、リング556は、ポスト510上に取り付けブラケット440を保持する。
【0109】
上記のように、アダプタ402の中間アダプタ本体444は、継ぎ手496、554を介して、近位アダプタ本体442及び取り付けブラケット440に旋回可能に連結される。したがって、近位アダプタ本体442が保持固定されるとき、中間アダプタ本体444(及びしたがって取り付けブラケット440)は、長手方向軸452を中心に回転してもよい。逆に、近位アダプタ本体442は、中間アダプタ本体444が保持固定されるときに、軸452を中心に回転してもよい。更に、取り付けブラケット440が保持固定されるとき、中間アダプタ本体444(及びしたがって近位アダプタ本体442)は、長手方向軸450を中心に回転してもよい。逆に、取り付けブラケット440は、中間アダプタ本体444が保持固定されるときに、軸452を中心に回転してもよい。
【0110】
代表的な実施形態において、アダプタ402は、中間アダプタ本体444と取り付けブラケット440との間での相対移動を防ぐように構成された、遠位固定機構570を含む。アダプタ402はまた、中間アダプタ本体444と近位アダプタ本体442との間の相対運動を防ぐように構成された、近位固定機構572を含む。
図18に示されるように、遠位固定機構570は、ヘッド574を有するねじ付きインサート524と、ヘッド574から延びるねじ付きシャフト576とを含む。経路578は、ヘッド574及びシャフト576を通じて延び、すなわち、経路578は、ねじ付きインサート524の長さを通じて延びる。
【0111】
図19に示されるように、インサート524のヘッド574は、取り付けブラケット440の環状表面544と、取り付けブラケット440の内壁542に固定された固定リング580との間に位置付けられる。インサート524のねじ付きシャフト576は、アダプタ本体444の遠位ポスト510の内側ねじ522と係合する。代表的な実施形態において、軸490を中心としたインサート524の回転により、中間アダプタ本体444が非固定位置(
図19参照)と、固定位置(
図20参照)との間で動く。
【0112】
図19の非固定位置において、アダプタ本体444と、取り付けブラケット440との間の相対移動が可能になる。インサート524が、
図19の矢印582によって示される方向で軸490を中心に回転するとき、インサート524は固定リング580と係合し、これは、アダプタ本体444の遠位ポスト510が矢印584によって示されるように、軸490に沿って遠位方向に引かれるように、インサート524が近位方向に移動するのを防ぐ。
図20に示されるように、遠位ポスト510が軸490に沿って前進する際に、遠位ポスト510は固定リング580に係合し、アダプタ本体444の環状フランジ586が中央ハウジング448と係合する。本体444の環状フランジ586と、中央ハウジング448との間の係合は、アダプタ本体444と取り付けブラケット440との間の移動を防ぐ。ポスト510と固定リング580との間の係合はまた、アダプタ本体444と取り付けブラケット440との間の移動を防ぐことを支援する。
【0113】
図19〜20に示されるように、インサート524のヘッド574は、内部に画定されたソケット590を有する。ソケット590は、外科用器具700のドライバヘッド702を受容するような大きさである。ドライバヘッド702が、ソケット590に受容されるとき、器具700は、インサート524を回転させ、よって固定機構570を操作するために使用され得る。
【0114】
上記のように、アダプタ402はまた、中間アダプタ本体444と近位アダプタ本体442との間の相対運動を防ぐように構成された、近位固定機構572を含む。
図21〜22に示されるように、固定機構572は、ねじ付きピン534を含む。ピン534は、ねじ付きプラグ592、及びプラグ592から延びる細長いシャフト594を有する。ピン534のねじ付きプラグ592は、アダプタ本体444の内側ねじ532と係合する。代表的な実施形態において、軸490を中心としたピン534の回転により、ピン534は非固定位置(
図21参照)と、固定位置(
図22参照)との間で移動する。ピン534は、ねじ付きインサート524の経路578を通じて前進し得る、ドライバヘッド(図示されない)を受容するように構成されたソケット596を含む。
【0115】
非固定位置において、ピン534の細長いシャフト594が、アダプタ本体444のボア528に位置付けられ、近位アダプタ本体442の遠位端470から離間し、よって中間アダプタ本体444と、近位アダプタ本体442との間の相対移動が可能になる。ピン534が回転するとき、細長いシャフト594は、ボア528に沿って近位方向に前進し、近位アダプタ本体442の遠位端470と係合する。ピン534と、近位アダプタ本体442との間の係合は、アダプタ本体442と444との間の移動を防ぐ。
【0116】
図14を参照し、基部切削ブロック12は、複数のモジュラー切削ブロックと連結されるように構成される。基部切削ブロック12と共に使用するために好適な、多くのモジュラー切削ブロックは、米国特許出願番号第13/485,470号、表題「FEMORAL ORTHOPAEDIC SURGICAL INSTRUMENTS AND METHOD OF USE OF SAME」に図示、及び記載され、これは本明細書において参照として組み込まれる。システム10は、各モジュール式切削ブロック12を基部切削ブロックに固定する係止又は保持機構600を含む。例示的な実施形態では、保持機構600は、基部切削ブロック12に取り付けられた一対の取り付けブラケット602と、各モジュール式切削ブロックに取り付けられる、対応する一対の取り付けブラケットとを含む。システム10はまた、いずれのモジュール式切削ブロックも基部切削ブロック12に固定されないとき、基部切削ブロック12の取り付けブラケット602の上に位置決めされ得る、カバー604(
図38参照)を含む。
【0117】
ここで
図23を参照し、外科用膝置換手術の実行において使用するための、補正大腿骨整形外科用プロテーゼ650が示される。プロテーゼ650は、大腿骨構成要素652、及び大腿骨構成要素652に固定され得るステム構成要素654を含む。構成要素652、654は、インプラント等級の、生体適合性金属で構成され得るが、他の材料もまた使用され得る。そのような金属の例としては、コバルトクロム合金などのコバルト合金を含むコバルト、Ti6Al4V合金などのチタン合金を含むチタン、及びステンレス鋼などが挙げられる。そのような金属製構成要素はまた、生体適合性を高めるためにヒドロキシアパタイトなどの表面処理で被覆されてもよい。更に、自然骨に係合する金属製構成要素の表面は、構成要素の骨への固定を促進するために質感を有してもよい。かかる表面は、永久固定のために骨内部成長を推進するように多孔質で被覆され得る。
【0118】
大腿骨構成要素652は、患者の大腿骨620の外科的に準備された遠位端622にインプラントするように構成され、患者の自然の大腿骨顆の構成を模倣するように構成される。したがって、外側顆表面656及び内側顆表面658は、自然の大腿骨の関節顆を模倣するような方法で構成されている(例えば、湾曲している)。外側顆表面656と内側顆表面658は互いに離間しており、それによって、それらの間に顆間切痕を画定している。
【0119】
顆表面656、658は、近位表面660と反対側に位置付けられる。大腿骨構成要素652はまた、近位表面660から上方へと離れるように延びる、細長いステムポスト662を含む。細長い大腿骨ステムポスト662は、ステム構成要素654を受容するように構成される。
【0120】
図23に示されるように、構成要素654は、ヘッド668から延びる細長い本体664を含む。ヘッド668は、ステムポスト662内に画定される開口部(図示されない)に受容されるような形状である。プロテーゼ650は、ステム構成要素654を大腿骨構成要素652に固定する締結具(図示されない)を含む。締結具は、ヘッド668とステムポスト662との間のテーパ嵌め、ねじ付き締結具、又は他の締結装置を含み得る。
【0121】
ステム構成要素654の細長い本体664は、ステムポスト662の長手方向軸672からオフセットされ、これと平行に延びる、長手方向軸670を有する。
図23に示されるように、各軸670、672と、近位表面660との間に斜角が画定される。代表的な実施形態の角度の大きさは5°である。代表的な実施形態において、軸670は、軸672から、およそ4mmだけオフセットされる。他の実施形態において、オフセットは、患者の骨の解剖学的構造により、4mm超又は未満であってもよいことが理解されるべきである。代表的な実施形態において、ステム構成要素654は、ステムポスト662の軸672に対していずれかの向きを有するように、大腿骨構成要素652に固定されてもよい。このように、ステム構成要素654の細長い本体664は、軸672を中心に、いずれかの向きを有するように、ステムポスト662からオフセットされてもよい。
【0122】
プロテーゼ650はまた、ステム構成要素654と、大腿骨構成要素652との間のオフセットされて向きを示すように構成されたオフセットインジケータ680を含む。代表的な実施形態において、オフセットインジケータ680は、ステムポスト662内に画定されたマーキング682と、構成要素654の本体664上に画定された複数のマーキング684とを含む。各マーキング684は、異なるオフセット向きに対応する。以下でより詳細に記載されるように、オフセットインジケータ680のマーキング682、684はそれぞれ、オフセットガイドアセンブリ14、及び器具構成体400の上にそれぞれ形成されたマーキングに対応し、よってこれらの外科用器具はプロテーゼ650のオフセット、所望の向きを手術中に決定するために使用され得る。
【0123】
図24〜39に示されるように、システム10は、患者の大腿骨620の遠位端622に大腿骨プロテーゼ650をインプラントするために、整形外科手術を行うときに仕様され得る。
図24〜32に示されるように、外科用リーマー110による患者の大腿骨620のリーマー加工を計画及び案内するために、オフセットガイドアセンブリ14が使用され得る。
図33〜34に示されるように、外科用リーマー110は、患者の大腿骨620の遠位端622にチャンバ624を形成する。チャンバ624は、患者の大腿骨620の髄管626に接続され、大腿骨構成要素652のステムポスト662、及びステム構成要素654の近位端を受容するような大きさである。
図35〜39に示されるように、器具構成体400は、チャンバ624及び髄管626に挿入されてもよく、大腿骨の回転を決定及び固定するために、空隙の評価が行われてもよい。大腿骨プロテーゼ構成要素652を受容するために、後方表面628、及び後方面取り表面630を含む、患者の大腿骨620の遠位端622の切除及び成形を開始するために構成体400が使用されてもよい。
【0124】
ガイドアセンブリ14を挿入する前に、整形外科医は、前のプロテーゼインプラントを除去し、髄管626を掘削及び/又はリーマー加工してもよい。患者の大腿骨620の髄管626の遠位開口部632を形成し、及び/又は大きさを増加させるために、複数のドリル又はリーマーが使用されてもよい。リーマー加工の動作が完了すると、髄管626は、
図24に示されるように構成される。
【0125】
外科医は、大腿骨構成要素652のステムポスト662に対する、プロテーゼステム構成要素654の所望のオフセット向きを手術中に決定するために、オフセットガイドアセンブリ14を使用してもよい。そのため、外科医は、ステムトライアル18を選択し、選択されたステムトライアル18をオフセットガイドツール102に固定してもよい。ステムトライアル18は、複数の異なる大きさのステムトライアル18から選択されてもよい。ステムトライアルは、長さ、直径、又は他の態様において異なってよく、外科医は、患者の解剖学的構造及び大腿骨プロテーゼに含まれるプロテーゼステム構成要素の種類に基づいてステムトライアル18を選択してもよい。
【0126】
ステムトライアル18を選択した後、外科医は、ステムトライアル18を、オフセットガイドツール102の取り付けシャフト120に取り付けてもよい。このため、外科医は、ステムトライアル18の遠位端24をシャフト120の経路130と位置合わせさせてもよい。外科医はその後、遠位端24を経路130へと前進させてもよい。上記のように、複数の外側ねじ28は、ステムトライアル18の上に形成され、ねじ28は、取り付けシャフト120に形成された内側ねじ30と係合する。したがって、ステムトライアル18は、取り付けシャフト120に螺着され、ステムトライアル18をガイドツール102に固定してもよい。
図24に示されるように、組み立てたステムトライアル18及びガイドツール102は、患者の大腿骨620の髄管626の遠位開口部632と位置合わせされて、その内部に前進させられてもよい。
【0127】
髄管626に配置されるとき、ガイドツール102は、オフセットガイドアセンブリ14のガイドブロック100に連結されてもよい。
図25に示されるように、ガイドブロック100は、最初に基部切削ブロック12に固定されてもよい。そのために、ガイドブロック100の取り付けブラケット92は、基部切削ブロック12の受容スロット52内に位置決めされる。外科医は、
図25の矢印640で示されるように、固定タブ82、84を回転させるためにドライバ又は他の外科用工具を使用してよい。固定タブ82、84が回転すると、耳部88は、取り付けブラケット92内に画定される対応するチャネル240内に前進し、よってブロック12、100を一緒に固定する。
【0128】
外科医はその後、ガイドシャフト106の遠位端134を超えてアセンブリブロック12、100を前進させてもよい。あるいは、外科医は、ガイドブロック100をガイドシャフト106に取り付けた後に、ガイドブロック100を基部切削ブロック12に取り付けることを選択してもよい。ガイドブロック100をガイドシャフト106に固定するため、ガイドブロック100(及びしたがって切削ブロック12)は、経路104が、ガイドシャフト106の遠位端134と位置合わせされるように、位置付けられる。外科医は、固定プレート252を非固定位置に移動させ、ガイドブロック100をガイドシャフト106の遠位端134を超えて前進させるために、ガイドブロック100のボタン260を押してもよい。
【0129】
図26に示されるように、アセンブリブロック12、100は、ブロック100を、シャフト106に画定されるスロット144の1つと位置合わせするために、シャフト106に沿って近位方向に前進させられてもよい。上記のように、シャフト106に画定される各スロット144は、異なるリーマー加工深さと対応し、外科医は選択されるプロテーゼ650のために必要とされるリーマー加工深さに対応するスロット144を選択してもよい。外科医は、所望のリーマー加工深さに対応するスロットを特定するために、各スロット144と関連するマーキング148を読むために、ガイドブロック100に画定されたウィンドー270を使用してもよい。選択されたスロット144と関連するマーキング148とが、ウィンドー270内に位置付けられるとき、外科医は、ボタン260を解放して、固定プレート252を選択されるスロット144内へと前進させ、よってブロック12、100をガイドシャフト106に固定してもよい。
【0130】
図27に示されるように、外科医はその後アセンブリ280をガイドシャフト106の遠位端134に取り付けてもよい。そのため、ハンドルアセンブリ280の近位経路322は、遠位端134と位置合わせされて、遠位端134を超えて前進させられる。ハンドルアセンブリ280は、ガイドシャフト106に対して回転させられてもよく、それによってハンドルアセンブリ280の内側ねじ140は、ガイドシャフト106の遠位端134に形成された外側ねじ138と係合して、ハンドルアセンブリ280をオフセットガイドツール102に固定してもよい。
【0131】
ハンドルアセンブリ280がガイドシャフト106に固定されるとき、外科医はハンドルアセンブリ280を使用して、プロテーゼ650の所望のオフセット向きを特定してもよい。そのため、外科医は、ハンドルアセンブリ280の係合把持部282を把持して、
図27において矢印642により示されるように、把持部282(及びしたがってガイドシャフト106)を回転させてもよい。把持部282が回転すると、ガイドツール102のガイドシャフト106がステムトライアル18に対して回転し、取り付けシャフト120は、ステムトライアル18の長手方向軸22を中心に回転する。ブロック12、100は、取り付けシャフト120に取り付けられるので、ブロック12、100は取り付けシャフト120と共に回転する。
【0132】
図28〜29に示されるように、大腿骨620の遠位表面634によって画定される横方向平面でみたとき、ガイドシャフト106の長手方向軸194は、楕円形経路644に沿って移動する。この運動は、患者の大腿骨620の遠位端622上の切削ブロック12の位置を変更する。外科医は、切削ブロック12が遠位端622の最大適用範囲をもたらす、患者の大腿骨620上の位置に配置されるまで、把持部282を回転させ続けてもよい。切削ブロック12が、患者の大腿骨620上の所望の位置にあるとき、外科医は選択されたオフセット位置を特定するために、オフセットガイドアセンブリ14上のオフセットインジケータ686を使用してもよい。
【0133】
図28〜29に示されるように、オフセットインジケータ686は、ガイドブロック100の近位表面690上に画定される複数のマーキング688を含む。各マーキング688は、異なるオフセット向きに対応する。代表的な実施形態において、マーキング688は、直線、及びいくつかの実施形態において、オフセット向きを特定するために、直線と関連する数字のインジケータを含む。オフセットインジケータ686はまた、ガイドシャフト106上にマーキング694(
図5参照)を含む。マーキング694がマーキング線688の1つと位置合わせされるとき、外科医は、オフセット向きを決定するために、線688を特定してもよい。
【0134】
切削ブロック12が患者の大腿骨620上の所望の位置にあるとき、外科医は取り付けシャフト120に対する位置において、ガイドシャフト106を固定してもよい。このため、外科用器具700のドライバヘッド702は、
図30に示されるように、ハンドルアセンブリ280の経路336内へと前進してもよい。ドライバヘッド702が、接続シャフト290のソケット334内に位置付けられている状態で、接続シャフト290はハンドルアセンブリ280の遠位経路316に沿って、ガイドシャフト106の経路162へと前進し、ガイドツール固定機構200のロッド202と係合する。
【0135】
接続シャフト290はその後回転させられて、ロッド202を非固定位置から固定位置へと移動させてもよい上記のように、ロッド202が固定位置にあるとき、ロッド202の先端部216は、取り付けシャフト120の外壁222と係合し、それにより取り付けシャフト120と接続本体122(したがって、ガイドシャフト106)との間の相対移動を防ぐ。ロッド202が固定位置にあるとき、ドライバヘッド702は、接続シャフト290から引きぬかれてもよく、ブロック12、100はガイドシャフト106から分離される。
【0136】
外科医はその後、患者の大腿骨620の遠位端622を所望のリーマー加工深さまでリーマー加工してもよい。
図31に示されるように、リーマー110の開口部368は、ガイドシャフト106の遠位端134と位置合わせされてもよい。リーマー110はその後、ガイドシャフト106を超えて前進し、大腿骨620の遠位端622と係合してもよい。リーマー110は、例えば、リーマー110を回転させるように構成された外科用ドリルなどの、回転源に取り付けられてもよい。回転するとき、リーマー110の切削フルート360は、大腿骨620と係合して、骨から物質を取り除く。
図32に示されるように、外科医はリーマー110を、リーマー110の深さマーク370、372、374の1つが、患者の大腿骨620の遠位表面634と位置合わせされるまで、シャフト106に沿って近位方向に前進してもよい。上記のように、深さマークは補正大腿骨プロテーゼ650をインプラントするために必要なリーマー加工深さに基いて選択される。リーマー110を所望の深さまで前進させた後、リーマー110、ガイドツール102、及びステムトライアル18は、患者の大腿骨620の遠位端622から除去されてもよい。
【0137】
図33〜34に示されるように、リーマー加工操作は、患者の大腿骨620の遠位端622内にチャンバ624を形成する。チャンバ624は、患者の大腿骨620の髄管626に接続され、大腿骨構成要素652のステムポスト662、及びステム構成要素654の近位端を受容するような大きさである。
図34に示されるように、チャンバ624は、髄管626の解剖学的構造軸696からオフセット長手方向軸694を有する。軸694と、患者の大腿骨620の遠位表面634により画定される想像面との間に、斜角698が画定される。
【0138】
患者の大腿骨620の遠位端622をリーマー加工した後、外科医は器具構成体400を組み立てて、髄内整形外科用器具16を、チャンバ624、及び患者の大腿骨620の髄管626へと挿入してもよい。構成体400を組み立てるため、外科医は羽根部を有するステム安定化装置を含む、複数のステム安定化装置から、ステム安定化装置404を選択する。同様に、ステム安定部は、患者の構造、及び更なる安定性が患者の大腿骨620に必要とされ得るかに基いて選択することができる。外科医が適切なステム安定化装置404を選択したとき、外科医は、
図35に示される髄内整形外科用器具16を形成するために、ステムトライアル18をステム安定化装置404に螺着してもよい。
【0139】
髄内整形外科用器具16を髄内アダプタ402に固定するために、ステム安定化装置404の経路412は、アダプタ402の近位端472と位置合わせされる。ステム安定化装置はその後、近位端472を超えて前進して、アダプタ402へと螺着されてもよい。アダプタ402のねじ416、418と、安定化装置404との間の係合はそれぞれ、安定化装置404をアダプタ402へと固定する。
【0140】
次に髄内アダプタ402は、基部切削ブロック12に取着され得る。そのために、アダプタ402の取り付けブラケット440は、基部切削ブロック12の受容スロット52内に位置決めされる。外科医は固定タブ82、84を回転させるために、ドライバ又は他の外科用ツールを使用してもよい。固定タブ82、84が回転すると、耳部88取り付けブラケット440内に画定する対応するチャネル240内へと前進し、よってアダプタ402をブロック12に固定する。外科医は、髄内整形外科用器具16をアダプタ402に取着する前に、アダプタ402を基部切削ブロック12に取着するように選択してよい。
【0141】
外科医はその後、所望のオフセット向きにおいて、整形外科用器具16を髄内に位置付けるように、アダプタ402を構成し得る。そのため、外科医は、アダプタ402上に画定されるオフセットインジケータ710を使用してもよい。代表的な実施形態において、オフセットインジケータ710は、中間アダプタ本体444上に画定されるマーキング712、及び近位アダプタ本体442上に画定される、複数のマーキング714を含む。各マーキング714は、プロテーゼ650上のマーキング684、及びしたがってプロテーゼ650の異なるオフセット向きに対応する。代表的な実施形態において、マーキング712は、矢印の形状であり、マーキング714は、線であり、いくつかの実施形態においては、オフセット向きを特定するための、線を関連する数字のインジケータである。マーキング712は、マーイング線714の1つと位置合わせされ、外科医は、オフセット向きを判定するために、線714を特定してもよい。
【0142】
上記のように、所望のオフセット向きは、オフセットガイドアセンブリ14を使用して、リーマー加工の前に判定される。外科医は、オフセットガイドアセンブリ14を使用して特定されたオフセット向きに対応する近位アダプタ本体442上に線714を配置し、中間アダプタ本体444(及びしたがって取り付けブラケット440)を、近位アダプタ本体442に対して回転させて、マーキング712を特定された線714と位置合わせしてもよい。上記のように、近位アダプタ本体442が固定保持されると、中間アダプタ本体444(及びしたがって、取り付けブラケット440)は、近位アダプタ本体442の長手方向軸452を中心に回転し得る。
【0143】
中間アダプタ本体444が、近位アダプタ本体442(及びしたがって、髄内整形外科用器具16)に対して所望の位置にあるとき、外科医は近位固定機構572を操作してもよい。このため、外科医は取り付けブラケットを通じて、固定ピン534に画定されるソケット196内へと、ドライバヘッドを前進させる。ピン534が回転するとき、ピン534の細長いシャフト594は、アダプタ本体444に画定されるボア528に沿って近位方向に前進し、近位アダプタ本体442の遠位端470と係合する。ピン534と近位アダプタ本体442との間の係合は、アダプタ本体442と444との間の移動を防ぎ、よって所望のオフセット向きで、アダプタ本体442、444を固定する。
【0144】
器具構成体400が組み立てられた後、外科医は髄内整形外科用器具16を、チャンバ624、及び患者の大腿骨620の髄管626へと挿入してもよい。そのため、
図35〜36に示されるように、外科医は髄内整形外科用器具16のステムトライアル18をチャンバ624と位置合わせし、器具構成体400を、患者の大腿骨620内に前進させる。マレット又は他の外科用ツールは、髄内整形外科器具16を、患者の骨の中へと、
図36に示される位置へとより深く駆動するために使用され得る。
【0145】
図37〜39に示されるように、外科医は、切削ブロック12と、例えば、プロテーゼ脛骨トレー又は脛骨トレートライアルなどの、脛骨構成要素720との間に画定される空隙を評価してもよい。そのため、外科医は外科用器具700のドライバヘッド702を、アダプタ402内に挿入し、遠位固定機構570のソケット590と係合させてもよい。外科医は、ドライバヘッド702を、矢印722によって
図37に示される方向に回転させて、インサート524を回転させ、アダプタ本体444の環状フランジ586を、アダプタ402の中央ハウジング448から係合離脱させてもよい。このように、取り付けブラケット440及び基部切削ブロック12は、髄内整形外科用器具16に対して回転させられてもよい。外科医はまた、
図37に示されるように、取り付けブラケット602を被覆するように、カバー604を基部切削ブロック12に取り付けてもよい。
【0146】
外科医は、運動範囲を通じた屈曲及び伸展ギャップを評価してもよい。そのため、外科医は、評価を行うために、ギャップ評価ツール730を使用してもよい。代表的なギャップ評価ツールは、米国特許出願番号第13/485,470号、表題「FEMORAL ORTHOPAEDIC SURGICAL INSTRUMENTS AND METHOD OF USE OF SAME」に図示、及び記載され、これは本明細書において参照として組み込まれる。
【0147】
図38に示されるように、間隙740は、基部切削ブロック12と患者の脛骨724に取り付けされる脛骨トライアルコンポーネント720との間に画定される。
図38に示されるように患者の膝を屈曲させて、外科医は、間隙評価工具730を間隙740に挿入してよい。外科医は、間隙740及び可動域にわたる構造体の安定度を評価するために、屈曲(
図38)と伸張(
図39)との間で膝を移動させてよい。外科医は、所望のギャップ形状を達成するために、評価ツール730の厚さを調節してもよい。他の実施形態では、間隙評価が、例えば、層流スプレッダ等の別の種類の張力装置で行われてよいことが理解されるべきである。
【0148】
外科医はまた、基部切削ブロック12の大腿骨の回転を考慮してもよい。そのために、外科医は、
図38に示されるように、脛骨構成要素720と平行の基部切削ブロック12を90度の屈曲で平衡させてよい。外科医は、基部切削ブロック12の側壁54を把持して、基部切削ブロック12と脛骨構成要素720との間に画定される間隙740が矩形になるまで、矢印750で示される方向に切削ブロック12を回転させることができる。基部切削ブロック12の平衡がとられるとき、外科医はドライバヘッド702を使用して、遠位固定機構570を操作して、髄内アダプタ402を髄内整形外科用器具16に固定し、よって取り付けブラケット440と、基部切削ブロック12と、器具16との間の相対移動を防ぐことができる。
【0149】
器具構成体400が、患者の大腿骨620の遠位端622に対して適切に位置付けられると、外科医は、プロテーゼ大腿骨構成要素652を受容するように、遠位端622を成形するために、更なる切除を行ってもよい。そのため、外科医は1つ以上のモジュラー切削ブロックを基部切削ブロック12に取り付けてもよい。外科医はまた、患者の大腿骨620の遠位端622の後方及び面取り切削を案内するために、切削ガイド76、78を使用してもよい。
【0150】
以上、図面及び上記の説明文において本開示内容を詳細に図示、説明したが、こうした図示、説明はその性質上、例示的なものとみなすべきであって、限定的なものとみなすべきではなく、あくまで例示的実施形態を示し、説明したものにすぎないのであって、本開示の趣旨の範囲に含まれる変更及び改変はすべて保護されることが望ましい点は理解されるであろう。
【0151】
本開示は、本明細書において述べた方法、装置、及びシステムの様々な特徴に基づく多くの利点を有するものである。本開示の方法、装置、及びシステムの代替的実施形態は、ここで述べた特徴のすべてを含むわけではないが、こうした特徴の利点の少なくとも一部から利益を享受するものであることに留意されよう。当業者であれば、本発明の1つ又は2つ以上の特徴を取り入れた、特許請求の範囲において定義される本開示の趣旨及び範囲に包含される方法、装置、及びシステムを独自に容易に実施することが可能である。
【0152】
〔実施の態様〕
(1) 整形外科用器具アセンブリであって、
切削ブロックであって、
基部プレート、並びに
前記基部プレートから後方に延びる一対の湾曲したアームであって、各湾曲したアームは、後方表面、及び該後方表面に画定される切削ガイドを含む、一対の湾曲したアームを含む、切削ブロックと、
患者の大腿骨の髄管に挿入されるように構成される髄内整形外科用器具と、
前記基部プレート内に画定されたスロットに位置付けられたアダプタであって、前記アダプタは、(i)前記基部プレートと係合された取り付けブラケット、(ii)前記取り付けブラケットに連結された第1アダプタ本体、及び(iii)前記第1アダプタ本体に枢動可能に連結された第2アダプタ本体を含み、前記第2アダプタ本体は、前記髄内整形外科用器具と連結された締結具を含む、アダプタと、を含み、
(i)前記第1アダプタ本体は第1軸を画定し、(ii)前記髄内整形外科用器具は、前記第1軸と平行に延びる第2軸を画定する細長い本体を含み、(iii)前記第2アダプタ本体が前記第1アダプタ本体に対して枢動するとき、前記細長い本体は前記第1軸を中心に旋回する、整形外科用器具アセンブリ。
(2) 前記髄内整形外科用器具が、
前記細長い本体、及び外側にねじを有する端部を含むステムトライアルと、
第2の細長い本体を含むステム安定化装置であって、前記第2の細長い本体は、(i)前記ステムトライアルの前記外側にねじを有する端部と係合する内側にねじを有する第1端部、及び(ii)前記第1端部と反対側に位置付けられた内側にねじを有する第2端部であって、前記第2端部は、前記アダプタの前記締結具のねじ付きシャフトと係合する、第2端部を有する、ステム安定化装置とを含む、実施態様1に記載の整形外科用器具アセンブリ。
(3) 前記取り付けブラケットは、想像面を画定する遠位表面を含み、前記第1アダプタ本体の前記第1軸と、前記想像面との間に斜角が画定される、実施態様1に記載の整形外科用器具アセンブリ。
(4) 前記アダプタは、前記第2アダプタ本体と前記第1アダプタ本体との間の相対移動を防ぐように構成された固定機構を含む、実施態様1に記載の整形外科用器具アセンブリ。
(5) 前記固定機構は、前記第1アダプタ本体に連結されたねじ付きピンを含み、前記ねじ付きピンは(i)前記第2アダプタ本体と前記第1アダプタ本体との間の相対移動を防ぐために、前記ねじ付きピンの先端部が前記第2アダプタ本体と係合する第1位置と、(ii)前記第2アダプタ本体と前記第1アダプタ本体との間の相対移動を可能にするために、前記ねじ付きピンの前記先端部が前記第2アダプタ本体から係合離脱する、第2位置との間で可動である、実施態様4に記載の整形外科用器具アセンブリ。
【0153】
(6) 前記第1アダプタ本体が(i)前記第1アダプタ本体の前記第1軸に沿って近位端まで延びる経路と、(ii)前記近位端に画定される開口部とを有し、
前記ねじ付きピンは前記開口部に位置付けられる、実施態様5に記載の整形外科用器具アセンブリ。
(7) (i)前記取り付けブラケットは、前記第1アダプタ本体に枢動可能に連結され、(ii)前記アダプタが、前記取り付けブラケットと前記第1アダプタ本体との間の相対移動を防ぐように構成された固定機構を含む、実施態様1に記載の整形外科用器具アセンブリ。
(8) 前記固定機構が、前記第1アダプタ本体の遠位端に取り付けられたねじ付きインサートを含み、
前記ねじ付きインサートが、第1方向に回転するとき、前記第1アダプタ本体の環状フランジは、前記第1アダプタ本体と前記取り付けブラケットとの間の相対移動が防がれるように、前記取り付けブラケットの近位表面と係合するように、前記第1軸に沿って移動し、
前記ねじ付きインサートが、第2方向に回転するとき、前記第1アダプタ本体の前記環状フランジは、前記第1アダプタ本体と前記取り付けブラケットとの間の相対移動が可能になるように、前記取り付けブラケットの前記近位表面から離れるように、前記第1軸に沿って移動する、実施態様7に記載の整形外科用器具アセンブリ。
(9) 前記切削ブロックが、前記基部プレートに枢動可能に連結されるタブを含み、前記タブが、(i)前記アダプタを前記切削ブロックに固定するために、前記タブが前記取り付けブラケットと係合された、第1位置と、(ii)前記アダプタが前記切削ブロックから取り外し可能であるように、前記タブが前記取り付けブラケットから係合離脱される第2位置との間で可動である、実施態様1に記載の整形外科用器具アセンブリ。
(10) 前記アダプタの代わりに前記基部プレート内の前記スロット内に位置付けられるように構成されるガイドブロックを更に備え、前記ガイドブロックが、前記切削ブロックと係合するように構成される取り付けブラケットと、整形外科用器具を受容するような大きさの、前記ガイドブロック内部に画定される円筒形通路とを含む、実施態様1に記載の整形外科用器具アセンブリ。
【0154】
(11) 整形外科用器具アセンブリであって、
主要ハウジング、及び前記主要ハウジングから外側に延びる一対のアームを含む取り付けブラケットであって、各アームは外科用ブロックの固定タブを受容するような大きさの、前記アーム内部に画定されたスロットを有する、取り付けブラケットと、
前記取り付けブラケットの前記主要ハウジングの近位端に枢動可能に連結された第1本体であって、前記第1本体は第1長手方向軸を画定する、第1本体と、
前記第1本体の近位端に枢動可能に連結された第2本体であって、前記第2本体は、前記第1長手方向軸と平行に延びる第2長手方向軸を画定し、整形外科用髄内外科用器具と連結されるように構成されている、第2本体と、を含み、
(i)前記取り付けブラケットは、想像面を画定する遠位表面を含み、(ii)前記想像面と前記第1長手方向軸との間で斜角が画定される、整形外科用器具アセンブリ。
(12) 前記第2本体の遠位端に固定された髄内整形外科用器具を更に含み、前記髄内整形外科用器具は、患者の大腿骨の髄管に挿入されるように構成されたステムトライアルを含む、実施態様11に記載の整形外科用器具アセンブリ。
(13) 前記ステムトライアルは、外側にねじを有する遠位端を含み、
前記髄内整形外科用器具は、(i)前記ステムトライアルの前記外側にねじを有する遠位端と係合する、内側にねじを有する第1端部と、(ii)前記第1端部と反対側に位置する内側にねじを有する第2端部であって、前記第2本体の外側にねじを有する端部と係合している、第2端部とを含む、ステム安定化装置を更に含む、実施態様12に記載の整形外科用器具アセンブリ。
(14) 前記取り付けブラケットと前記第1本体との間の相対移動を防ぐように構成された第1固定機構と、
前記第2本体と前記第1本体との間の相対移動を防ぐように構成された第2固定機構とを更に含む、実施態様11に記載の整形外科用器具アセンブリ。
(15) 前記第1本体は、前記第1本体の前記第1長手方向軸に沿って延びる経路を画定する、ねじを有する内壁を有し、
前記第1固定機構は、前記第1本体の前記ねじを有する内壁と係合するインサートを含み、これにより
前記インサートが第1方向に回転するとき、前記第1本体の環状フランジは、前記第1本体と前記取り付けブラケットとの間の相対移動が防がれるように、前記取り付けブラケットの近位表面と係合するように、前記第1長手方向軸に沿って移動し、
前記インサートが第2方向に回転するとき、前記第1本体の前記環状フランジは、前記第1本体と前記取り付けブラケットとの間の相対移動が可能になるように、前記取り付けブラケットの前記近位表面から離れるように、前記第1長手方向軸に沿って移動する、実施態様14に記載の整形外科用器具アセンブリ。
【0155】
(16) 前記第1本体は、前記経路の近位端に位置付けられた開口部を有し、
前記第2固定機構は、前記第1本体の前記開口部に位置付けられたねじ付きピンを含み、前記ねじ付きピンは、(i)前記第2本体と前記第1本体との間の相対移動を防ぐために、前記ねじ付きピンの先端部が前記第2本体と係合する、第1位置と、(ii)前記第2本体と前記第1本体との間の相対移動を可能にするように、前記ねじ付きピンの前記先端部が前記第2本体から係合離脱された、第2位置との間で可動である、実施態様15に記載の整形外科用器具アセンブリ。
(17) 前記第1固定機構の前記インサートが、内部を通じて延びる経路を有し、前記経路は、外科用ツールが内部を通って前記ねじ付きピンと係合することを可能にするような大きさである、実施態様16に記載の整形外科用器具アセンブリ。
(18) 整形外科用器具システムであって、
固定タブを含む外科用ブロックと、
前記外科用ブロックに画定されたスロット内に位置付けられるように構成されたアダプタであって、前記アダプタは(i)前記アダプタを前記外科用ブロックに固定するように、前記固定タブと係合するように構成された取り付けブラケットと、(ii)前記取り付けブラケットと連結される第1アダプタ本体であって、前記第1アダプタ本体は第1軸を画定する、第1アダプタ本体と、(iii)前記第1アダプタ本体と枢動可能に連結された第2アダプタ本体であって、前記第2アダプタ本体は、前記第1軸からオフセットされ、前記第1軸と平行に延びる、第2軸を画定する、第2アダプタ本体とを含む、アダプタと、
(i)第3軸を画定する第1シャフト、及び(ii)前記第1シャフトに枢動可能に連結された第2シャフトであって、前記第2シャフトは、前記第3軸からオフセットされ、前記第3軸と平行に延びる第4軸を画定する、第2シャフトを含む、オフセットツールと、
前記アダプタの代わりに、前記外科用ブロックの前記スロット内に位置付けられるように構成されたガイドブロックであって、前記ガイドブロックは、前記ガイドブロックを前記外科用ブロックに固定するために、前記固定タブと係合するように構成された取り付けブラケット、及び前記オフセットツールの前記第1シャフトを受容するような大きさの、前記ガイドブロック内部に画定された円筒形経路を含む、ガイドブロックと、を含み、
(i)前記第2軸は、前記第1軸から、第1距離だけオフセットされ、(ii)前記第4軸は前記第3軸から、前記第1距離と等しい第2距離だけオフセットされている、整形外科用器具システム。
(19) 前記外科用ブロックは、内部に画定された前記スロットを有する基部プレートと、前記基部プレートから後方に延びる一対の湾曲したアームとを含み、各湾曲したアームは後方表面、及び前記後方表面内に画定された切削ガイドを含む、実施態様18に記載の整形外科用器具システム。
(20) 第1の細長い本体、及び外側にねじを有する端部を含む、ステムトライアルと、
第2の細長い本体を含むステム安定化装置であって、前記第2の細長い本体は、(i)前記ステムトライアルの前記外側にねじを有する端部と係合するように構成された内側にねじを有する第1端部、及び(ii)前記第1端部と反対側に位置付けられた内側にねじを有する第2端部であって、前記第2端部は、前記アダプタの遠位端と係合する、第2端部を有する、ステム安定化装置とを更に含み、
前記オフセットツールは、前記ステムトライアルの前記外側にねじを有する端部と係合するように構成された、内側にねじを有する近位端を有する、実施態様18に記載の整形外科用器具システム。