(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
第一面および前記第一面と対向する第二面と、被覆部および前記被覆部に接続された隠蔽部とを有するシート素材であって、前記被覆部が下余白を含み、前記隠蔽部が上端を含む、前記シート素材と、
上面および前記上面と反対側の下面を有する補強片であって、少なくとも一つの補強片境界を有し、前記補強片の前記下面が前記シート素材の前記第一面に接着している、前記補強片と、
前記シート素材を通り、前記隠蔽部の前記上端を定め、前記補強片の下側に位置する第一弱線とを含む、ラベルフォーム。
前記第一面上の剥離パッチであって、前記補強片の少なくとも一部の下に設けられ、前記補強片の前記一部が除去可能に接着している前記剥離パッチをさらに含む、請求項1に記載のラベルフォーム。
前記隠蔽部が前記第一弱線で折り畳み可能であり、前記隠蔽部が前記第一弱線で折り畳まれたときに、前記剥離パッチの前記第二部分が前記補強片から分離する、請求項7に記載のラベルフォーム。
前記隠蔽部が前記第一弱線で折り畳み可能であり、前記隠蔽部が前記第一弱線において折り畳まれたときに、前記補強片の前記下面の一部分が現れる、請求項1に記載のラベルフォーム。
前記シート素材および前記補強片を通る少なくとも一本の別の弱線をさらに含み、前記少なくとも一本の別の弱線が前記第一弱線の終点に接続され、前記第一弱線と前記少なくとも一本の別の弱線が前記被覆部の除去領域の境界を定める、請求項1に記載のラベルフォーム。
前記隠蔽部が前記第一弱線で前記隠蔽部の前記第二面が前記被覆部の前記第二面に接する方向に折り畳み可能であり、前記隠蔽部がその方向に折り畳まれるときに、前記隠蔽部が前記被覆部の前記除去領域の前記境界内に適合する方向に折り畳まれる、請求項10に記載のラベルフォーム。
第一面および前記第一面と対向する第二面と、被覆部および前記被覆部に接続された隠蔽部とを有するシート素材であって、前記隠蔽部が前記被覆部の下方に折り畳まれて、前記隠蔽部が前記被覆部の前記第二面に接し、前記被覆部の前記第二面が前記被覆部を部分的に取り囲む領域上に接着剤を含む、前記シート素材と、
上面および前記上面と反対側の下面を有する補強片であって、前記補強片の前記下面がその面上の少なくとも一部分に接着剤を含み、前記下面が第一部分および第二部分を含み、前記第一部分が前記シート素材の前記第一面に接着し、前記第二部分が露出した接着剤を含む、前記補強片とを含む、ラベルフォーム。
【図面の簡単な説明】
【0015】
本開示の特徴及び利点ならびにこれらを得る方法は、添付の図面と合わせて後述の開示された方法とシステムの明細書を参照することによってより明確に一層理解できる。
【
図1A】
図1Aは、本開示における少なくとも一つの実施形態による部分的に組み立てられたラベルフォームの平面図を示す。
【
図1B】
図1Bは、本開示における少なくとも一つの実施形態による部分的に組み立てられたラベルフォームの断面図を示す。
【
図2】
図2は、本開示における少なくとも一つの実施形態に係る部分的に組み立てられたラベルフォームの平面図を示す。
【
図3A】
図3Aは、本開示における少なくとも一つの実施形態による部分的に組み立てられたラベルフォームの平面図を示す。
【
図3B】
図3Bは、本開示における少なくとも一つの実施形態によるラベルフォームの平面図である。
【
図3C】
図3Cは、本開示における少なくとも一つの実施形態による部分的に組み立てられたラベルフォームの断面図を示す。
【
図4A】
図4Aは、本開示における少なくとも一つの実施形態によるラベルフォームの平面図を示す。
【
図4B】
図4Bは、本開示における少なくとも一つの実施形態によるラベルフォームの平面図を示す。
【
図4C】
図4Cは、本開示における少なくとも一つの実施形態によるラベルフォームの平面図を示す。
【
図5A】
図5Aは、本開示における少なくとも一つの実施形態によるラベルの底面図を示す。
【
図5B】
図5Bは、本開示における少なくとも一つの実施形態によるラベルの底面図を示す。
【
図6】
図6は、本開示における少なくとも一つの実施形態によるラベルの側面図を示す。
【
図7】
図7は、本開示における少なくとも一つの実施形態によるラベルの側面図を示す。
【
図8】
図8は、本開示における少なくとも一つの実施形態によるラベルの端面図を示す。
【
図9A】
図9Aは、本開示における少なくとも一つの実施形態によるラベルフォームの平面図を示す。
【
図9B】
図9Bは、本開示における少なくとも一つの実施形態によるラベルフォームの平面図を示す。
【
図10】
図10は、本開示における少なくとも一つの実施形態によるラベルフォームの平面図を示す。
【
図11】
図11は、本開示における少なくとも一つの実施形態によるラベルフォームの底面図を示す。
【
図12】
図12は、本開示における少なくとも一つの実施形態によるラベルフォームであって、容器に添付されたラベルフォームを示す。
【
図13】
図13は、本開示における少なくとも一つの実施形態によるラベルフォームの使用を説明するフローチャートを示す。
【発明を実施するための形態】
【0016】
図中に描かれた実施形態は本開示の原理の理解を深める目的で言及されており、同様の目的で特定の言語が用いられている。しかしながら、それによって本開示の範囲を制限する意図はないと理解されるべきである。
【0017】
図1Aは、本開示における少なくとも一つの実施形態による部分的に組み立てられたラベルフォーム10の平面図を示す。
図1Bは、
図1Aの部分的に組み立てられたラベルフォーム10の
図1AにおけるI−I線に沿った断面図を示す。
図1A−Bに、ラベル18が示される。ラベル18は、その上に郵便物証印を受けられるように、紙などの素材を含む。
【0018】
ラベル18は、ライナー(裏地)12に除去可能に接着されている。ライナー12は、少なくとも一つの実施形態において、ラベル18の下面に臨む表面でライナー12を実質的に被覆している剥離層14を含む。ラベル18は、ライナー12に臨む表面上の接着剤16を含む。剥離層14および接着剤16のいずれも、
図1Aにおいて視認できない。少なくとも一つの実施形態では、接着剤16は、感圧接着剤を含む。
図1A−Bでは、ラベル18の表面上に印刷された剥離パッチ20も示されている。剥離層14および剥離パッチ20は、接着剤の除去可能な粘着を可能にする、例えば、シリコン材料などを含んでいてもよい。接着剤の除去可能な粘着性を可能にする任意の種類のコーティング材(ノンシリコンコーティングを含む)を使用することができる。
【0019】
図2は、本開示における少なくとも一つの実施形態に係る部分的に組み立てられたラベルフォーム10の平面図を示す。
図2に示されるように、スリット26,28は、たとえば、打ち抜きなどにより、剥離パッチ20およびラベル18を貫通しているが、ライナー12を貫通せずに形成されている。
【0020】
図3Aは、本開示における少なくとも一つの実施形態による部分的に組み立てられたラベルフォーム10の平面図を示す。
図3Aに示されるように、基材24が剥離パッチ20の上方に設置されている。基材は、紙、ポリエステル、他の適切なシート素材を含む。
図3Bは、
図3Aによる部分的に組み立てられたラベルフォーム10の平面図であり、基材24と剥離パッチ20およびスリット26,28との位置合わせを説明するために基材24を透明で示す。
図3Cは、
図3A−3Bの部分的に組み立てられたラベルフォーム10の
図3BにおけるIII−III線に沿った断面図を示す。
【0021】
図3A−Cに示されるように、基材24は、側縁326,327、剥離パッチ20に臨む表面上の接着剤22を含む。少なくとも一つの実施形態において、接着剤22は、耐久性感圧接着剤を含むが、除去可能な感圧接着剤も使用可能である。このような接着剤は、アクリル系接着剤またはホットメルト接着剤であってもよい。
図3A−Bに示されるように、基材24の表面積は、剥離パッチ20の表面積よりも大きいため、基材24は、剥離パッチ20の境界を越えて拡張している。従って、基材24が剥離パッチ20の境界を越えて拡張している領域、例えば領域241,242などでは、接着剤22が基材24をラベル18に直接に接着している。剥離パッチ20の境界の外側の領域(例えば、領域241,242など)における接着剤22、ラベル18および基材24の相互の作用により、それらの領域において、基材24がラベル18の表面に実質的に恒久的に接着している。しかし、剥離パッチ20と接着素材22の相互の作用により、基材24が剥離パッチ20を被覆する区域では、基材24が剥離パッチ20に除去可能に接着している。
【0022】
図4Aは、本開示における少なくとも一つの実施形態によるラベルフォーム10の平面図を示す。
図4Bは、
図4Aによるラベルフォーム10の平面図を示し、図解のために基材24を透明で示す。
図4A―Bに示されるように、境界321,322,323,324,325,341,342,343は、ラベル18および基材24を打ち抜かれているが、ライナー12を打ち抜かれておらず、ラベル18および基材24における境界321,322,323,324,325,341,342,343の外側部分が除去されることにより、それらの領域でライナー12および剥離層14の表面が露出している。
図4A−Bに示されるように、境界324,325は、基材24の側縁326と一直線上に並んでいる。
図4Bに示されるように、境界341,342は、それぞれスリット26,28と一直線上に並んでいる。
【0023】
図4A−Bに示されるように、打ち抜き工程において、被覆部32を含む第一部分および折り畳み部34を含む第二部分にラベル18が形成される。
図4A−Bに示されるように、被覆部32は、側縁326および境界321,322,323,324,325に周囲を取り囲まれている。被覆部32は、境界321,322の間を延びる第一幅W1を含む。
図4A−Bに示されるように、折り畳み部34は、境界341,342,343によって三方を囲まれている。折り畳み部34は、第一面345および境界341,342の間を延びる第二幅W2を含む。第二幅W2は、第一幅W1より狭い。
【0024】
図4A−Bに示されるように、被覆部32は、弱線38,39,40,41をさらに含む。弱線38,39,40,41は、除去部33の余白を定める。弱線41は、折り畳み部34の第四の境界も形成する。
【0025】
図4A−Bに示されるように、除去部33は、第一面337を含む。除去部33は、弱線38,40の間を延びる第三幅W3をさらに含む。第三幅W3は、第一幅W1より狭く、第二幅W2より広い。
【0026】
図4A−Bに示されるように、弱線38は、範囲381および範囲382を含む。
図4A−Bに示されるように、範囲381は、弱線39との交点から基材24の側縁327まで延びている。範囲382は、基材24の側縁327から弱線41との交点まで延びている。弱線40は、範囲401および範囲402を含む。
図4A−Bに示されるように、範囲401は、弱線39との交点から基材24の側縁327まで延びている。範囲402は、基材24の側縁327から弱線41との交点まで延びている。弱線39,42および範囲401は、開封帯44の余白を形成する。範囲381,401および弱線39,42は、ラベル18を打ち抜かれているが、ライナー12を打ち抜かれていない。範囲382,402および弱線41は、ラベル18と基材24を打ち抜かれているが、ライナー12を打ち抜かれていない。
【0027】
図4Cは、本開示における少なくとも一つの実施形態によるラベルフォーム10の平面図を示す。
図4Cに示されるラベルフォーム10の実施形態は、
図4Cに示されるラベルフォーム10の実施形態が開封帯を含まない点を除き、
図4A−Bに示される実施形態と類似している。
【0028】
図5Aは、被覆部32、第二面336を有する除去部33および第二面344を有する折り畳み部34を含む、本開示における少なくとも一つの実施形態によるラベル18の底面図を示す。
図5Aには、ライナー12から除去された後の
、被覆部32、除去部33、折り畳み部34を含むラベル18が示されている。
図5Aに示されるように、ラベル18をライナー12から除去した後に、接着剤16がラベル18の下面に残る。
図5Aに示されるように、除去部33の第二面336に接着剤16が存在しないように、接着剤16が塗布されている。
図5Aには、境界321,322,323,324,325,341,342,343が示されている。
図5Aに示されるように、境界341,342は、それぞれスリット26,28と一直線上に並んでいる。
図5Aには、弱線38,39,40,41,42および開封帯44の下側も示されている。
図5Aに示されるように、境界341,342,343および弱線41は、折り畳み部34の余白を定める。
【0029】
図5Bは、被覆部32、第二面336を有する除去部33、第二面344を有する折り畳み部34を含む、本開示における少なくとも一つの実施形態によるラベル18の底面図を示す。
図5Bには、ライナー12から除去された後の
、被覆部32、除去部33、折り畳み部34を含むラベル18が示されている。
図5Bに示されるように、ラベル18をライナー12から除去した後に、接着剤16がラベル18の裏面に残る。
図5Bに示されるように、除去部33の第二面336が接着剤16で被覆されるように、接着剤16が塗布されている。接着剤16の別の塗布様式も可能であり、本開示の範囲内である。
図5Bには、境界321,322,323,324,325,341,342,343が示されている。
図5Bに示されるように、境界341,342は、それぞれスリット26,28と一直線上に並んでいる。
図5Bには、弱線38,39,40,41も示されている。
図5Bに示されているラベルフォーム10の実施形態は、開封帯を含まない。
図5Bに示されるように、境界341,342,343および弱線41は、第二面344を含む折り畳み部34の余白を定める。
【0030】
図6は、本開示における少なくとも一つの実施形態によるラベル18の側面図を示す。
図6に示されるように、ラベル18は、ライナー12から除去されている。
図6には境界322,323,325,343、被覆部32、折り畳み部34、ならびに境界325および側縁326,327を含む基材24を含むラベル18が示されている。
図6には、弱線41の位置と同様に、除去部33の表面336,337および折り畳み部34の表面344,345の位置も示されている。明確に記す目的で、接着剤16、剥離パッチ20および接着剤22は、
図6に示されていない。
図6に示されるラベル18の実施形態において、例えば
図3C、5Aおよび/または5Bに示されるように、接着剤16は、表面344の全体または一部分、被覆部32の下側の全体または一部分を被覆している。
図6に示されるラベル18の実施形態において、例えば
図3B、3C、4Bに示されるように、剥離パッチ20および接着剤22が存在する。
【0031】
図7は、本開示における少なくとも一つの実施形態によるラベル18の側面図を示す。
図7に示されるように、ラベル18は、ライナー12から除去されている。
図7には、境界322,323,325,343被覆部32、折り畳み部34、ならびに境界325および側縁326,327を含む基材24を含むラベル18が示されている。
図7には、弱線41の位置と同様に、除去部33の表面336,337および折り畳み部34の表面344,345の位置も示されている。明確に記す目的で、接着剤16、剥離パッチ20および接着剤22は、
図7に示されていない。
図7に示されるラベル18の実施形態において、例えば、
図3C、5Aおよび/または5Bに示されるように、接着剤16は、表面344の全体または一部分および被覆部32の後側の全体または一部分を被覆している。
図7に示されるラベル18の実施形態において、例えば、
図3B、3C、4Bに示されるように、剥離パッチ20および接着剤22が存在する。
図7に示されるように、折り畳み部34は、被覆部32からスリット26,28(図示せず)で切り離され、矢印50の方向に移動させられる。折り畳み部34は、弱線41において被覆部32に付着したままであり、弱線41は、折り畳み部34がそれを軸として旋回するヒンジを形成する。折り畳み部34の表面344は、矢印50によって示されるように、除去部33の表面336の方向に向けられる。
【0032】
図8は、
図7のラベル18の端面図を示す。
図8には、境界324,325,341,342,343を含むラベル18と、折り畳み部34と、境界324,325および側縁326を含む基材24とが示されている。
図8には、折り畳み部34に付着している剥離パッチ20の一部分を含む折り畳み部34の表面345も示されている。
図8に示されるように、折り畳み部34は、スリット26,28を切り離し、変位される。折り畳み部34は、弱線41において付着したままであり、弱線41は、折り畳み部34がそれを軸として旋回するヒンジを形成する。折り畳み部34が
図8に示されるように変位されるとき、剥離パッチ20の一部分も
図8に示されるように変位される。
図8に示されるように剥離パッチ20の当該部分が変位されることにより、基材24の下側の対応部分の接着剤22が現れる。
【0033】
図9Aは、被覆部32の一実施形態の平面図を示し、被覆部32の下に完全に隠れている折り畳み部34をともに示す。
図9Bは、被覆部32の一実施形態の平面図を示し、被覆部32の下に完全に隠れている折り畳み部34の一実施形態の平面図を示す。
図9Aおよび
図9Bの実施形態は、
図9Aが開封帯44を含むのに対し、
図9Bの実施形態は、それを含まない点が異なる。
図7を参照すると、
図9A−9Bに示されるように、折り畳み部34は、表面344が表面336に接するように、矢印50の方向に移動させられている。本開示の他の箇所で述べたように、少なくとも一つの実施形態において、表面344は接着剤16を含む。表面344を表面336に接触させると、表面344上の接着剤16は、表面344と表面336を実質的に耐久性があるように接着する。本開示の他の箇所で述べたように、少なくとも一つの実施形態において、表面344は接着剤16を含み、表面336は接着剤16を含む。表面344を表面336に接触させると、表面344上の接着剤16と表面336上の接着剤16とは、表面344と表面336とを実質的に耐久性があるように接着する。
【0034】
図10は、
図9Aの被覆部32の実施形態の平面図を示し、図解のために基材24を透明で示す。
図10に示されるように、折り畳み部34は、被覆部32の下に完全に隠蔽されている。
図7を参照して、
図10に示されるように、折り畳み部34は、表面344が表面336に接するように、矢印50の方向に移動させられており、弱線41はそれを軸として折り畳み部34が移動するヒンジの役割を果たしている。
図8を参照して、折り畳み部34が変位されると、剥離パッチ20の一部分が移動される。
図10に示されるように、スリット26,28および弱線41の外側の剥離パッチ20の一部分のみが残っている。
図10に示されるように、スリット26,28および弱線41の境界内の基材24の下部に存在していた剥離パッチ20の一部分が移動させられる。
図8を参照して、剥離パッチの当該部分が変位されることによって、基材24の下側の対応部分上の(
図10には示されていない)接着剤22が現れる。
【0035】
図11は、
図9Aおよび
図10の被覆部32の実施形態の底面図を示す。
図7を参照して、
図11に示されるように、折り畳み部34が矢印50の方向に変位されることにより、表面344(
図11に示されていない)が表面336(
図11に示されていない)に接続される。
図11に示されている被覆部32の底面図において、折り畳み部34の表面345は、視認可能である。折り畳み部34は、境界341,342,343および弱線41に囲まれている。表面345は剥離パッチ20の一部分を含む。
図11には、弱線38,39,40,42も示されている。弱線38,39,40,41は、除去部33の余白を含む。
図11に示される実施形態において、弱線39および42は、開封帯を定めている。その他の実施形態では、開封帯は存在していない。本開示の他の箇所で述べたように、折り畳み部34が変位されるとき、
図11に示されている剥離パッチ20もまた変位される。剥離パッチ20の当該部分が変位されることによって、
図11に示されるように、スリット26,28、弱線41および側縁326で囲まれた基材24の下側の当該部分上の接着剤22が現れる。接着剤16は、
図11において、被覆部32の他の表面に示されている。
【0036】
図12は、本開示における少なくとも一つの実施形態によるラベルであって、容器に添付されたラベルを示す。
図12には、ラベル18が添付されている容器1200が示されている。
図12は、被覆部21の下に完全に隠れた折り畳み部34を有する被覆部32の一実施形態の平面図を示す。
図7を参照して、
図12に示されるように、折り畳み部34は、表面344が表面336に接するように、矢印50の方向に移動される。本開示の他の箇所で述べたように、少なくとも一実施形態において、表面344は、接着剤16を含む。表面344を表面336に接触させると、表面344上の接着剤16が表面344と表面336とを実質的に恒久的に接着させる。本開示の他の箇所で述べたように、少なくとも一つの実施形態において、表面344は接着剤16を含み、表面336は接着剤16を含む。表面344を表面336に接触させると、表面344上の接着剤16と表面336上の接着剤16は表面344と表面336とを実質的に耐久性があるように接着する。
【0037】
図13は、本開示における少なくとも一つの実施形態によるラベルフォーム10の使用を説明するフローチャートを示す。
図13の段階1302に示されるように、郵便物証印が除去部33および折り畳み部34に印刷される。このような郵便物証印は、例えば、発送先住所および/または返送先住所、ラベルフォーム10の使用方法、パッキングリストの情報、電話番号や業務名などの業務情報といった類いの情報であることができる。このような郵便物証印は、例えば、郵便物証印、バーコード、識別番号、マキシコード(Maxicode)が付されたラベルが貼付された容器の返品交換方針の説明情報を含むことができる。
図13の段階1304に示されるように、被覆部32、除去部33および折り畳み部34を含むラベルがライナー12から剥がされる。
図13の段階1306に示されるように、折り畳み部34は被覆部32の下に折り畳まれる。
図13の段階1308に示されるように、折り畳み部34は除去部33に接着される。
図13の段階1310に示されるように、折り畳まれたラベルは、容器に接着される。
図11を参照して、露出した接着剤16の接着剤22に被覆された部分が当該ラベルを容器に接着するために使用される。少なくとも一つの実施形態において、段階1302−1310は、これらの段階を実行するために改造した機械装置によって自動的に実行される。
【0038】
図13の段階1312に示されるように、除去部33は、折り畳み部34を露出させるために除去される。開封帯44などの開封帯を含む本願の開示におけるラベルフォーム10の一つの実施形態において、開封帯44を弱線39,42に沿って切り離し、その後除去部33を弱線38,40,41に沿って被覆部32の残りの部分から切り離すことによって、除去部33が除去される。折り畳み部34は、除去部33に接着されている。したがって、除去部33が弱線41から切り離されると、折り畳み部34が弱線41から切り離される。
【0039】
開封帯を含まない本願の開示におけるラベルフォーム10の一つの実施形態において、除去部33を弱線38,39,40,41に沿って被覆部32の残りの部分から切り離すことによって、除去部33が除去される。折り畳み部34は、除去部33に接着されている。したがって、除去部33が弱線41から切り離されると、折り畳み部34が弱線41から切り離される。
【0040】
本開示は、好ましい設計であるよう表されているが、本開示による機器と方法は、本開示の範囲内で本開示の精神に従ってさらに改変されることができる。したがって、本願は、任意の改良、使用あるいは一般原則を使用した本開示の適用を含むよう意図されている。例えば、ここで開示された任意の方法と付随する請求は、ある一連の実行段階を意味する。特定の事項において一つまたは複数の開示された方法の複数の段階は結合することができる、または同じ結果を成し遂げるために別の一連の段階を採用することができる、と実務者が決断することもできる。このような実行方法はそれぞれ、ここに開示された本願の開示と付随する請求の範囲内に該当する。さらに本願は、本開示が関係する業界における既知の技術または慣習的な実行などの本開示からの発展も含むよう意図されている。