特許第6337178号(P6337178)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6337178軒樋支持具及びこれを備えた軒樋支持装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6337178
(24)【登録日】2018年5月11日
(45)【発行日】2018年6月6日
(54)【発明の名称】軒樋支持具及びこれを備えた軒樋支持装置
(51)【国際特許分類】
   E04D 13/072 20060101AFI20180528BHJP
【FI】
   E04D13/072 501P
   E04D13/072 501J
【請求項の数】4
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2017-87914(P2017-87914)
(22)【出願日】2017年4月27日
【審査請求日】2017年4月27日
(73)【特許権者】
【識別番号】593178409
【氏名又は名称】株式会社オーティス
(74)【代理人】
【識別番号】110002686
【氏名又は名称】協明国際特許業務法人
(74)【代理人】
【識別番号】100087664
【弁理士】
【氏名又は名称】中井 宏行
(72)【発明者】
【氏名】北村 昌司
【審査官】 坪内 優佳
(56)【参考文献】
【文献】 特開平9−302869(JP,A)
【文献】 特開平10−238042(JP,A)
【文献】 実開平5−30320(JP,U)
【文献】 特開平10−131432(JP,A)
【文献】 実開平6−65531(JP,U)
【文献】 国際公開第02/090686(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E04D 13/072
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
軒樋の前後の耳部を係止して該軒樋を支持する軒樋支持具であって、
前記軒樋の長手方向に沿うように軒先に固定されたレールに当該軒樋支持具の後部が固定される構成とされ、
前記後部は、前記レールの上側部位に係合される上係合部と、該上係合部を前記上側部位に係合させた状態で、前記レールの下側部位に係合される係合位置と、該下側部位との係合が解除される解除位置と、に変位可能となるように略水平方向に沿う軸廻りに回動可能に連結された下係合部と、前記下係合部を係合位置側に付勢するばね部と、を備えており、
前記下係合部は、当該軒樋支持具に前記軒樋を支持させた状態で、前方に向く面が前記軒樋の後壁面に面接触するように配されることを特徴とする軒樋支持具。
【請求項2】
請求項1において、
前記下係合部は、当該軒樋支持具に前記軒樋を支持させた状態で、前方に向く面の略全体が前記軒樋の後壁面に面接触することを特徴とする軒樋支持具。
【請求項3】
請求項1または2に記載の軒樋支持具と、前記軒樋の長手方向に沿うように軒先に固定され、前記軒樋支持具の後部が固定されるレールと、を備えていることを特徴とする軒樋支持装置。
【請求項4】
請求項3において、
前記レールは、前記後部の上係合部に係合され、上方に突出する上係合突片と、前記下係合部に係合され、下方に突出する下係合突片と、を備えており、
前記上係合部及び前記下係合部には、前記上係合突片及び前記下係合突片が収容される係合凹部がそれぞれに設けられていることを特徴とする軒樋支持装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は軒樋支持具及びこれを備えた軒樋支持装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、軒先に配される軒樋を支持する軒樋支持具が知られている。
このような軒樋支持具としては、軒先に固定されたレールに固定される構成とされたものがある(たとえば、特許文献1参照)。
また、軒樋支持具をレールに固定する態様としては、軒樋支持具の基端に設けられた固定部材に、上取付部及びこの上取付部に対して回動する下取付部を設け、これら上取付部及び下取付部をレールに設けられた上下の係止片に係止させる構成とされたものがある(たとえば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平9−302869号公報
【特許文献2】特開平10−238042号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献2では、軒樋支持具は、上取付部をレールの上係止片に係止させた後、下取付部を回動させてレールの下係止片に係止させる構成とされている。また、この軒樋支持具は、軒樋を支持させた状態で、下取付部の前面に突設された突起が軒樋の後耳近傍の外面を押圧し、下取付部の回動を防止する構成とされている。
しかしながら、このような軒樋支持具では、軒樋を支持させる前においては、下取付部が回動して軒樋支持具がレールから外れ易くなることが考えられる。また、軒樋を支持させた状態で、下取付部に突設された突起によって軒樋の外面を押圧する構成とされているので、軒樋の外面に対する下取付部の接触面積が小さく、効果的に下取付部の回動を防止し難いようなことが考えられる。
【0005】
本発明は、このような事情を考慮して提案されたもので、その目的は、軒樋の取り付け及び取り外しの作業性を向上させながらも、効果的に下係合部がレールから外れることを抑制し得る軒樋支持具及びこれを備えた軒樋支持装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の軒樋支持具は、軒樋の前後の耳部を係止して該軒樋を支持する軒樋支持具であって、前記軒樋の長手方向に沿うように軒先に固定されたレールに当該軒樋支持具の後部が固定される構成とされ、前記後部は、前記レールの上側部位に係合される上係合部と、該上係合部を前記上側部位に係合させた状態で、前記レールの下側部位に係合される係合位置と、該下側部位との係合が解除される解除位置と、に変位可能となるように略水平方向に沿う軸廻りに回動可能に連結された下係合部と、前記下係合部を係合位置側に付勢するばね部と、を備えており、前記下係合部は、当該軒樋支持具に前記軒樋を支持させた状態で、前方に向く面が前記軒樋の後壁面に面接触するように配されることを特徴とする。
【0007】
請求項2に記載の軒樋支持具は、前記下係合部が、当該軒樋支持具に前記軒樋を支持させた状態で、前方に向く面の略全体が前記軒樋の後壁面に面接触する構成とされている。
【0008】
請求項3に記載の軒樋支持装置は、請求項1または2に記載の軒樋支持具と、前記軒樋の長手方向に沿うように軒先に固定され、前記軒樋支持具の後部が固定されるレールと、を備えた構成とされている。
【0009】
請求項4に記載の軒樋支持装置は、前記レールが、前記後部の上係合部に係合され、上方に突出する上係合突片と、前記下係合部に係合され、下方に突出する下係合突片と、を備えており、前記上係合部及び前記下係合部には、前記上係合突片及び前記下係合突片が収容される係合凹部がそれぞれに設けられている構成とされている。
【発明の効果】
【0010】
請求項1に記載の軒樋支持具によれば、上述した構成となっているため、下係合部を回動させて係合位置及び解除位置に変位させることで、レールに対する軒樋支持具の取り付け、取り外しを容易に行うことができる。
また、ばね部によって下係合部を係合位置側に付勢する構成としているので、軒樋支持具に軒樋を支持させる前の状態において、レールに対して軒樋支持具の後部が外れることを抑制することができる。
また、軒樋支持具に軒樋を支持させた状態で、下係合部の前方に向く面が軒樋の後壁面に面接触することで、効果的に下係合部がレールの下側部位から外れることを抑制することができる。
【0011】
請求項2に記載の軒樋支持具によれば、上述した構成となっているため、一部の面を軒樋の後壁面に面接触させるようなものと比べて、より効果的に下係合部がレールの下側部位から外れることを抑制することができる。
【0012】
請求項3に記載の軒樋支持装置によれば、上述した構成となっているため、請求項1に記載の軒樋支持具と同様の効果を奏する。
【0013】
請求項4に記載の軒樋支持装置によれば、上述した構成となっているため、上係合部及び下係合部の各係合凹部を、レールの上下の係合突片に嵌合させることで、効果的に軒樋支持具の後部をレールに対して固定することができる。また、上係合部に設けられた係合凹部を、レールの上係合突片に引っ掛けるようにして仮保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】本発明の一実施形態に係る軒樋支持具及びこれを備えた軒樋支持装置の側面図である。
図2】(a)、(b)は同軒樋支持具及び同軒樋支持装置の軒樋の取り付け手順を示した側面図である。
図3】同軒樋支持具及び同軒樋支持装置の分解斜視図である。
図4】本発明の他の実施形態に係る軒樋支持具及びこれを備えた軒樋支持装置の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下に、本発明の実施の形態に係る軒樋支持具及びこれを備えた軒樋支持装置について、添付図面をもとに説明する。
【0016】
本軒樋支持装置1は、軒樋支持具10と、軒樋3の長手方向に沿うように軒先2に固定され、軒樋支持具10の後部15が固定されるレール21と、を備えている。
軒樋支持具10は、軒樋3の前後の耳部(前耳4及び後耳5)を係止して軒樋3を支持する構成とされ、軒樋3の長手方向に沿うように軒先2に固定されたレール21に軒樋支持具10の後部15が固定される構成とされている。
【0017】
軒樋3は、長尺状の角樋とされ、長手方向に見て上方に開口する略コ字状とされている。
この軒樋3の前後の開口縁には、全長に亘って前耳4及び後耳5が形成されている。
本実施形態では、前耳4を、下方に開口し、後記する軒樋支持具10に設けられた前耳係止部12に係止されるフック状としている。
また、本実施形態では、後耳5を、前方に膨出するように形成している。
この後耳5は、長手方向に見て略矩形状とされている。図例では、後耳5の下面を、後方に向かうに従い上がるように傾斜させた例を示している。
また、図例では、軒樋3の後耳5を含む後壁面3aを、全体に亘って平坦面状とした例を示している。
【0018】
本実施形態では、図1に示すように、軒先2としての壁面に、レール21を固定した構成としている。これにより、例えば、軒樋の長手方向に沿って複数の軒樋支持具を個々に位置出しして固定するようなものと比べて、取り付け作業性を向上させることができる。
このレール21は、軒樋3に所定の勾配を付与させるように、水平面に対して傾斜させて軒先2に固定されてもよい。また、軒樋支持具10は、軒樋3の長手方向に沿って、レール21に所定間隔を空けて複数設けられていてもよい。
【0019】
レール21は、断面略コ字状とされ、前方に向けて開口している。
このレール21は、固定片部22と、この固定片部22から上方に延設された上側部位23と、固定片部22から下方に延設された下側部位24と、を備えている。
【0020】
固定片部22は、固定対象としての軒先2に沿うように配される板状とされている。
固定片部22には、レール21を軒先2に固定する止具が挿通される止具挿通孔22aが形成されている。図例では、この止具挿通孔22aを、レール21の長手方向に沿う長孔状としており、このレール21の長手方向に沿って間隔を空けて複数設けた例を示している。
【0021】
上側部位23には、固定片部22の上端から前方に突出し、前端において上方に向けて突出する上係合突片23aが形成されている。
また、下側部位24には、上側部位23と同様に、固定片部22の下端から前方に突出し、前端において下方に向けて突出する下係合突片24aが形成されている。
【0022】
軒樋支持装具10は、図1に示すように、軒樋3の前耳4及び後耳5を係止する樋支持部11と、この樋支持部11の後側に設けられ、レール21に固定される後部15と、を備えている。
図例では、樋支持部11及び後部15を、互いに連結固定されたものとした例を示している。なお、これら樋支持部11及び後部15を一体的に形成されたものとしてもよい。
【0023】
樋支持部11は、前端に、軒樋3の前耳4を係止する前耳係止部12が設けられ、後端に、軒樋3の後耳5を収容する後耳係止凹所13が設けられ、これらの間に、水平片部11aが設けられている。
本実施形態では、これら水平片部11a、前耳係止部12及び後耳係止凹所13を帯板状としている。
【0024】
前耳係止部12は、水平片部11aの前端側において、上方に突出している。この前耳係止部12に、下方に開口するフック状とされた前耳4が引っ掛けられて係止される。
後耳係止凹所13は、下方に開口し、後耳5に対応した形状とされている。本実施形態では、後耳係止凹所13を、軒樋3の長手方向に見て略矩形状としている。
また、本実施形態では、後耳係止凹所13の前方側を、弾性部材からなる弾性片部14によって区画している。この弾性片部14の下端には、後耳5の下面に沿うように突出する係止片部14aが設けられている。
【0025】
後部15は、レール21の上側部位23に係合される上係合部16と、この上係合部16を上側部位23に係合させた状態で、レール21の下側部位24に係合される係合位置と、この下側部位24との係合が解除される解除位置と、に変位可能となるように略水平方向に沿う軸廻りに回動可能に連結された下係合部17と、この下係合部17を係合位置側に付勢するばね部20と、を備えている。
【0026】
また、下係合部17は、軒樋支持具10に軒樋3を支持させた状態で、前方に向く面18aが軒樋3の後壁面3aに面接触するように配される。
このような構成とすれば、例えば、軒樋の後壁面に点接触または線接触するようなものと比べて、効果的に下係合部17がレール21の下側部位24から外れることを抑制することができる。
【0027】
本実施形態では、下係合部17を、軒樋支持具10に軒樋3を支持させた状態で、前方に向く面18aの略全体が軒樋3の後壁面3aに面接触する構成としている。
また、本実施形態では、上係合部16及び下係合部17に、レール21の上係合突片23a及び下係合突片24aが収容される係合凹部16a,17aをそれぞれに設けた構成としている。
【0028】
後部15は、図3に示すように、レール21の長手方向に見て、後方に向けて開口する略コ字形状とされ、レール21を受け入れる凹所15aが形成されている。
上係合部16は、この凹所15aの底部を構成する底片部15bの上端に形成されている。
この上係合部16は、底片部15bの上端部と、この底片部15bの上端から後方に向けて突出する水平片部16bと、この水平片部16bの後端から下方に向けて突出する突片部16cと、によって係合凹部16aが区画形成される構成とされている。
【0029】
下係合部17は、底片部15bの下端に配され、上係合部16に対して回動可能に連結されている。
本実施形態では、下係合部17は、底片部15bの下端部と、この底片部15bの下端において、上係合部16の水平片部16bと略平行状に配される水平片部17bと、この水平片部17bの後端から上方に向けて突出する突片部17cと、によって係合凹部17aが区画形成される構成とされている。
【0030】
また、下係合部17は、水平片部17bの前端から下方に垂れ下がるように形成され、軒樋3の後壁面3aに面接触する下係合部17の前方に向く面18aを構成する当接片部18が設けられている。
本実施形態では、後部15をレール21に係合させた状態で、この当接片部18の前方に向く面18aと、後耳係止凹所13を区画する後ろ側の壁面13aと、を略同一平面状とした例を示している。
【0031】
また、本実施形態では、下係合部17を、水平方向に沿う軸19cを有する蝶番19を介して底片部15bに連結させた例を示している。
図例では、蝶番19の一片部19aを底片部15bに固定し、他片部19bを水平片部17bに固定した例を示している。
【0032】
また、本実施形態では、図3に示すように、下係合部17を係合位置側に付勢するばね部20をねじりコイルばね(トーションばね)状とし、蝶番19の軸19cに嵌装させた構成としている。なお、ばね部20は、このような態様に限られず、板ばねや圧縮コイルばね状としてもよい。
【0033】
次いで、この軒樋支持装置1に対する軒樋3の取付態様について説明する。
まず、図2(a)に示すように、軒先2にレール21を取り付ける。
次いで、ばね部20の付勢力に抗して、下係合部17を回動させた状態で、軒樋支持具10の上係合部16の係合凹部16aを、レール21の上係合突片23aに引っ掛けるように係合させる。
【0034】
次いで、図2(b)に示すように、ばね部20(図3参照)の付勢力に従い、下係合部17を係合位置となるように回動させて、この下係合部17の係合凹部17aを、レール21の下係合突片24aに係合させる。
次いで、軒樋3の前耳4を軒樋支持具10の前耳係止部12に引っ掛けるように係止させた状態で、軒樋3の後耳5を後耳係止凹所13に押し込むようにして係止させる。これにより、軒樋3が軒樋支持具10に支持される。この状態では、軒樋3の後壁面3aが下係合部17の当接片部18の前方に向く面18aに当接するので、下係合部17の解除位置側への回動が規制される。
また、レール21に対して軒樋支持具10を取り外す際には、軒樋支持具10の上係合部16の係合凹部16aを、レール21の上係合突片23aに係合させた状態で、下係合部17を解除位置となるように回動させればよい。
【0035】
以上のように、本実施形態では、レール21に対する軒樋支持具10の取り付け及び取り外しを容易に行うことができる。
また、ばね部20によって下係合部17を係合位置側に付勢する構成としているので、例えば、軒樋3の後耳5を後耳係止凹所13に押し込む際等に、下係合部17が外れるようなことを抑制することができる。
【0036】
次に、図4に示した他の実施形態に係る軒樋支持具10A及びこれを備えた軒樋支持装置1Aについて説明する。
なお、以下の実施形態では、上記した実施形態との相違点について主に説明し、同様の構成については、同一の符号を付し、その説明を省略または簡略に説明する。
【0037】
軒樋支持装置1Aは、軒樋支持具10Aが、後耳5Aが後方に膨出するように軒樋3Aを支持する構成とされている点が、上記した実施形態と異なる。
本実施形態では、軒樋支持具10Aの後耳係止凹所13Aの後方側を、上記した実施形態と略同様な弾性片部14によって区画している。
【0038】
また、本実施形態では、後耳5Aよりも前方側に位置する軒樋3Aの後壁面3aに、当接片部18の前方に向く面18aを面接触させるように、下係合部17Aの水平片部17Abの前後寸法を、上記した実施形態の水平片部17bよりも大としている。
本実施形態に係る軒樋支持具10A及びこれを備えた軒樋支持装置1Aにおいても、上記した実施形態と同様の効果を奏する。
【0039】
なお、上記各実施形態では、軒樋支持具10,10Aに軒樋3,3Aを支持させた状態で、当接片部18の前方に向く面18aの略全体を軒樋3,3Aの後壁面3aに面接触させる構成としているが、このような態様に限られず、当接片部18の前方に向く面18aの一部を面接触させる構成としてもよい。
また、上記各実施形態では、軒樋3,3Aを角樋とした例を示したが、断面略円弧状の丸樋としてもよい。この場合は、丸樋の外郭形状に応じて当接片部18の形状を適宜、変更してもよい。
【符号の説明】
【0040】
1,1A 軒樋支持装置
2 軒先
3,3A 軒樋
3a 後壁面
4 前耳
5,5A 後耳
10,10A 軒樋支持具
11 樋支持部
11a 水平片部
12 前耳係止部
13,13A 後耳係止凹所
13a 壁面
14 弾性片部
14a 係止片部
15 後部
15a 凹所
15b 底片部
16 上係合部
16a 係合凹部
16b 水平片部
16c 突片部
17,17A 下係合部
17a 係合凹部
17b,17Ab 水平片部
17c 突片部
18 当接片部
18a 前方に向く面
19 蝶番
19a 一片部
19b 他片部
19c 軸
20 ばね部
21 レール
22 固定片部
22a 止具挿通孔
23 上側部位
23a 上係合突片
24 下側部位
24a 下係合突片
【要約】
【課題】軒樋の取り付け及び取り外しの作業性を向上させながらも、効果的に下係合部がレールから外れることを抑制し得る軒樋支持具及びこれを備えた軒樋支持装置を提供する。
【解決手段】軒樋支持具10は、軒樋3の長手方向に沿うように軒先2に固定されたレール21に軒樋支持具10の後部15が固定される構成とされ、後部15は、レール21の上側部位23に係合される上係合部16と、上係合部16を上側部位23に係合させた状態で、レール21の下側部位24に係合される係合位置と、下側部位24との係合が解除される解除位置と、に変位可能となるように略水平方向に沿う軸廻りに回動可能に連結された下係合部17と、下係合部17を係合位置側に付勢するばね部20と、を備えており、下係合部17は、軒樋支持具10に軒樋3を支持させた状態で、前方に向く面18aが軒樋3の後壁面3aに面接触するように配される。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4