特許第6337301号(P6337301)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6337301
(24)【登録日】2018年5月18日
(45)【発行日】2018年6月6日
(54)【発明の名称】車両用アウタミラー装置
(51)【国際特許分類】
   B60R 1/06 20060101AFI20180528BHJP
【FI】
   B60R1/06 D
【請求項の数】1
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2014-247037(P2014-247037)
(22)【出願日】2014年12月5日
(65)【公開番号】特開2016-107809(P2016-107809A)
(43)【公開日】2016年6月20日
【審査請求日】2017年2月28日
(73)【特許権者】
【識別番号】000110321
【氏名又は名称】トヨタ車体株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】000003207
【氏名又は名称】トヨタ自動車株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100105957
【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 誠
(74)【代理人】
【識別番号】100068755
【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 博宣
(72)【発明者】
【氏名】井関 健一郎
(72)【発明者】
【氏名】間島 大介
【審査官】 菅 和幸
(56)【参考文献】
【文献】 特開平11−180216(JP,A)
【文献】 特開平08−301013(JP,A)
【文献】 米国特許第06361179(US,B1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60R 1/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両ボディに対して取付けられるベースと、
前記ベースに対して取付けられたシャフトと、
前記シャフトに対して回動自在に取付けられたミラーハウジングとを備え、
前記シャフトには前記ベースに収納される被収納部を有する車両用アウタミラー装置において、
前記シャフトの前記被収納部と前記ベースの間の間隙をシールするパッキンが、前記被収納部の外面に取付けられており、
前記パッキンには、前記ベースにおいて、前記シャフトの被収納部に相対する面に密接するリップを有する車両用アウタミラー装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用アウタミラー装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、車両用アウタミラー装置において、可倒式のミラー装置は、車両のドア等に固定されたベースにシャフトが設けられ、このシャフトにミラーを保持するミラーハウジングが該ハウジングの下壁の挿通孔に挿通されて、回転自在にされている。この種のミラー装置では、走行時にはミラーハウジングは使用位置に位置するとともに駐車時には前記使用位置から回転して格納位置に位置する。
【0003】
前記ミラー装置では、走行時にミラーハウジングの周囲に空気流が発生して該周囲の空気圧が低圧となり、シャフトとベース部材との間の隙間に滞留している高圧空気が、膨張してミラーハウジングの下面とベース部材の上面との間の間隙を介して吸い出される。このため、そのときの空気流により異音が発生する。
【0004】
特許文献1では、上記の異音を解消するために、ベース部材の上面とミラーハウジングの下面との両者に密接してシールするパッキング(シール部材)を、ベース部材とミラーハウジング間に配置している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平11−180216号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところが、特許文献1では、ミラーハウジングが可倒式であるため、経年することによってミラーハウジングの建付け変化により、パッキングのシール性が悪化しやすい問題がある。
【0007】
本発明の目的は、ミラーハウジングの建付け変化に影響を受けないでパッキングのシール性を保持することができる車両用アウタミラー装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記問題点を解決するために、本発明の車両用アウタミラー装置は、車両ボディに対して取付けられるベースと、前記ベースに対して取付けられたシャフトと、前記シャフトに対して回動自在に取付けられたミラーハウジングとを備え、前記シャフトには前記ベースに収納される被収納部を有する車両用アウタミラー装置において、前記シャフトの前記被収納部と前記ベースの間の間隙をシールするパッキンが、前記被収納部の外面に取付けられているものである。
【0009】
また、前記パッキンには、前記ベースにおいて、前記シャフトの被収納部に相対する面に密接するリップを有することが好ましい。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、ミラーハウジングの建付け変化に影響を受けないでパッキングのシール性を保持することができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】一実施形態の車両用ドアミラー装置を図2の1−1線で見た場合の一部切り欠き側断面図。
図2】一実施形態の車両用ドアミラー装置を示す車両前側から見た正面図。
図3】車両用ドアミラー装置の要部拡大図。
図4】車両用ドアミラー装置の要部拡大図。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の車両用アウタミラー装置を車両用ドアミラー装置に具体化した一実施形態について図1図4を参照して説明する。
なお、車両用ドアミラー装置は、車両の右側及び左側に設置された車両のフロントドア(図示省略)にそれぞれ設置されており、両装置は、車両幅方向において左右対称に構成されているところが異なるだけで、同一構成である。このため、車両の右側に設置された車両用ドアミラー装置10について説明して、車両の左側に設置された車両用ドアミラー装置10についての説明は省略する。なお、本明細書では、車両ボディには、前記フロントドアを含む趣旨である。
【0013】
図1図4において、図面に示されている矢印FRは車両前側を示し、矢印RHは車両右側(車両幅方向一側)を示し、矢印UPは上側を示している。
図2に示すように、車両用ドアミラー装置10は、ベース20と、ドアミラー本体40とを備えている。また、図1に示すように、ベース20は、ベース本体22と、第1ベースカバー24と、第2ベースカバー26とを備えていて、車両の図示しないフロントドアの車両右側に配置されている。
【0014】
前記ベース本体22はベース20の内側部分を構成するものであって、その下部が車両のフロントドアに固定されている。
ベース本体22の上部には、後述するスタンド52を固定するための固定部23が複数個形成されており、固定部23は、上側へ開放された凹状を成している。なお、図1では固定部23は1箇所のみ図示されている。そして、固定部23の底壁には、貫通孔17が上下方向に形成されている。
【0015】
第1ベースカバー24は、ベース本体22の上部を覆う略円環板状の上壁24aと、ベース本体22の車両後側部分を覆う側壁24bとを有していて、ネジ等の締結部材によってベース本体22に対して締結されている。図1に示すように、上壁24aは、板厚方向を上下方向にしてベース本体22の上側に配置されている。
【0016】
また、上壁24aには、後述するスタンド52を収容するための収納部27が形成されている。前記収納部27は、上側へ開放されているとともに断面円形を有して凹状に形成されている。そして、収納部27の底壁には、断面円形状の貫通孔27aが形成されて、収納部27はベース20の内部空間と連通している。また、これにより、ベース本体22の上部は貫通孔27aから露出されている。
【0017】
図1に示すように、第1ベースカバー24の側壁24bは、上壁24aの外周部における車両後側部分から下側へ延びて、ベース本体22の外側に配置されている。
第2ベースカバー26は、湾曲された板状に形成されて、ベース本体22の車両前側に配置されている。この第2ベースカバー26の上端部は、第1ベースカバー24の上壁24aの外周部における図示しない車両前側部分と係合されている。
【0018】
また、第2ベースカバー26には、図示しない係合爪が形成されており、この係合爪が第1ベースカバー24に係合されることで、第2ベースカバー26が第1ベースカバー24に組付けられている。以上により、第1ベースカバー24の上面が、ベース20の上面として構成されている。
【0019】
ドアミラー本体40は、電動格納ユニット50と、バイザボディ60と、バイザカバー70とを備えている。バイザボディ60及びバイザカバー70とにより、ミラーハウジングが構成されている。
【0020】
また、電動格納ユニット50は、ケース54と、シャフト56と、シャフト56と一体に形成されたスタンド52とを備えている。スタンド52は横断面が円形状に形成されている。スタンド52は被収納部に相当する。
【0021】
スタンド52は、第1ベースカバー24の収納部27内に収容されており、スタンド52の一部が収納部27の貫通孔27aから下側へ突出されている。なお、貫通孔27a内に挿入されているスタンド52の部位と貫通孔27aの内周面との間には、図3に示すように間隙aを有している。
【0022】
図3図4に示すように、収納部27内において、スタンド52の外周にはフランジ28が径方向外側に突出されて形成されている。フランジ28には環状のパッキン30が被せられている。パッキン30は、フランジ28の縦断面形状に合わせて形成されている。本実施形態では、パッキン30の縦断面形状は、チャンネル状、すなわち、コ字状に形成されている。
【0023】
パッキン30の材質は限定するものではないが、本実施形態では合成ゴムにより形成されている。また、本実施形態では、パッキン30の外面には、収納部27の底面及び内周面に密接する複数のリップ32によりラビリンス構造を有するようにしている。
【0024】
この構成により、パッキン30は、スタンド52と収納部27の底面間及びスタンド52と収納部27の内周面間がシールされている。このことにより、スタンド52と収納部27間の間隙を介して、図3に示す間隙a(貫通孔27aの内周面とスタンド52との間の間隙)を介してのベース20の内部空間の空気の吸い出しが抑制または防止されている。
【0025】
また、スタンド52の下部には、被固定部53が複数個形成されている。なお、図1には被固定部53が1箇所のみ図示されている。前記被固定部53には、下側へ開放された雌ネジ孔53aが形成されている。そして、被固定部53がベース本体22の固定部23内に配置された状態で、貫通孔17を挿通したネジ55を雌ネジ孔53aに螺合することによりスタンド52がベース本体22に対して固定(締結)されている。
【0026】
スタンド52上面には上側へ突出された略円筒状のシャフト56がスタンド52との一体成形により形成されている。スタンド52はシャフト56の一部を構成するものである。なお、シャフト56は筒状に限定するものではなく、充実体であってもよい。
【0027】
ケース54は、ケース54の上側部分を構成する上ケース57とケース54の下側部分を構成する下ケース58とを備えていて、上ケース57と下ケース58とにより、略箱状に形成されている。
【0028】
そして、スタンド52はケース54の下方に配置されるとともに、シャフト56はケース54内に挿入されて収容されている。また、ケース54はシャフト56に対してシャフト56の周りで回転自在に支持されている。
【0029】
ケース54内には図示しないギヤ及びモータが収容されている。前記ケース54は前記ギヤを介して前記モータに作動連結されており、前記モータに電流が供給されると、ケース54がシャフト56の軸回りに回動するように構成されている。
【0030】
図1図3に示すように、下ケース58の下部外周には、フランジ部59がシャフト56の径方向外側へ突出されて一体に形成されている。図3図4に示すように、フランジ部59の下面には、下方へ突出された円環状の環状リブ51が一体に形成されている。
【0031】
そして、環状リブ51の外周部には、相互に180度反対位置に位置する被係合片51aが一体に形成されている。すなわち、各被係合片51aは、上側から見て略矩形板状に形成されるとともにシャフト56の軸心に対して点対称の位置に配置されていて、環状リブ51からそれぞれ車両前側及び車両後側へ突出されている。なお、図1図3では、車両前側へ突出した被係合片51aのみを図示し、車両後側へ突出した被係合片51aは、図4では説明の便宜上、省略している。
【0032】
環状リブ51の下端面はベース20(第1ベースカバー24)の上側に配置されており、環状リブ51の下端面及びバイザボディ60と第1ベースカバー24の上面との間には、上下方向に隙間Sが形成されている(図3図4参照)。
【0033】
バイザボディ60は合成樹脂で形成されていて、図1に示すように板厚方向を上下方向にした底壁62と、板厚方向を車両前後方向とする縦壁64を有している。図1に示すように、底壁62は、第1ベースカバー24の上側に配置されて、図示しないネジ等の締結部材によって下ケース58の下部に締結されている。
【0034】
図1図3及び図4に示すように、底壁62には、ベース20の上側の位置において、円形状の挿通孔66が貫通形成されている。挿通孔66内には下ケース58の環状リブ51が挿入されている。
【0035】
また、図3に示すように、挿通孔66の縁部における車両前側の部分(挿通孔66の中心を通過する車両前後方向に沿った線上の部分)には、係合部68が形成されている。係合部68は、底壁62から上側へ膨出されて、側断面視で略クランク状に形成されている。そして、係合部68の下側にケース54の被係合片51aが配置されて、被係合片51aと係合部68とが上下方向に係合されている。
【0036】
そして、この状態で、前述したように図示しない前記ネジ等の締結部材によってバイザボディ60の底壁62と下ケース58の下部とが締結されている。
また、図3図4に示すように、第1ベースカバー24の収納部27内に収容されたスタンド52の上部は、環状リブ51に囲まれた空間内に挿入されている。
【0037】
図1に示すように、縦壁64は、板厚方向を車両前後方向として配置されるとともに、底壁62の車両後側端部と一体に形成されている。縦壁64には、車両左側部を除く部分において、図示しない開口凹部が形成されており、該開口凹部内には、図示しない車両後方視認用のミラーが配置されている。前記ミラーは、バイザボディ60に組付けられた図示しない角度調節ユニットによって、角度調節可能に保持されるとともに角度調節ユニットを介して縦壁64に保持されている。
【0038】
図2に示すように、バイザカバー70は、合成樹脂により形成され、その上部を構成するバイザ上カバー72と、下部を構成するバイザ下カバー74とを備えている。
バイザ上カバー72には、図示しない係合爪が形成されており、この係合爪がバイザボディ60に係合されることにより、バイザ上カバー72がバイザボディ60の車両前上部分を覆うように組付けられている。
【0039】
また、図1に示すように、バイザ上カバー72の開口部には、全周において、外周リブ76が形成されており、外周リブ76はバイザ上カバー72の外周面に対して内側に配置されている。そして、外周リブ76がバイザボディ60の外周縁部の内側に嵌め込まれている。
【0040】
さらに、図3に示すように、外周リブ76におけるバイザボディ60の挿通孔66と対向する部分では、外周リブ76が、バイザボディ60の底壁62と下ケース58のフランジ部59との間に配置されており、バイザ上カバー72の内側への移動が制限されるように構成されている。
【0041】
また、バイザ下カバー74にも、図示しない係合爪が形成されており、この係合爪がバイザボディ60に係合されることにより、バイザ下カバー74がバイザボディ60の車両前下部分を覆うように組付けられている。
【0042】
上記のようにして、バイザボディ60、バイザカバー70及びケース54が組付けられていることにより、バイザボディ60、バイザカバー70からなるミラーハウジングはシャフト56の周りで回動自在となっている。すなわち、ミラーハウジングは、使用位置と格納位置間を回動自在となっている。
【0043】
(実施形態の作用)
次に、上記のように構成された車両用ドアミラー装置の作用を説明する。
車両走行時にはミラーハウジング(バイザボディ60、バイザカバー70)は使用位置に位置している。この状態においては、車両走行中においては、ベース20とミラーハウジング(バイザボディ60、バイザカバー70)間の隙間Sは空気流が発生して低圧となる。しかし、スタンド52と収納部27の底面間及びスタンド52と収納部27の内周面間がパッキン30によりシールされている。このことにより、スタンド52と収納部27間の間隙を介して、図3に示す間隙a(貫通孔27aの内周面とスタンド52との間の間隙)を介してのベース20の内部空間の空気の吸い出しが抑制または防止されている。この結果、シャフト56付近からの吸い出し時の圧力変化による異音の発生を抑制または防止することができる。また、本実施形態では、パッキン30の外面には複数のリップ32を有してラビリンス構造をとるようにしている。この結果、ラビリンス効果により、ベース20の内部空間からの空気を吸い出しを効果的に抑制できる。
【0044】
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態の車両用ドアミラー装置は車両ボディに対して取付けられるベース20と、ベース20に対して取付けられたシャフト56と、シャフト56に対して回動自在に取付けられたミラーハウジング(バイザボディ60、バイザカバー70)とを備える。また、シャフト56のスタンド52(被収納部)とベース20の間の間隙をシールするパッキン30が、スタンド52(被収納部)の外面に取付けられている。
【0045】
この結果、本実施形態によれば、スタンド52とベース20とは相対移動がないため、従来と異なり可倒式のミラーハウジングの建付け変化に影響を受けないでパッキングのシール性を保持することができる。
【0046】
特に、車両がハイブリッド車、電気車、或いは燃料電池車の場合、モータ駆動されている走行時における車両作動音は、静かである。このため、前記パッキンが施されていない場合は、車両用アウタミラー装置から異音が発生すると特にその異音が聞き取り易くなる。これらの車両に本実施形態の車両用アウタミラー装置を使用する場合は、前記異音の発生が抑制または防止できるため、この効果は大きなものとなる。
【0047】
(2)本実施形態では、パッキン30には、収納部27において、スタンド52に相対する面に密接するリップ32を有する。この結果、この結果、ラビリンス効果により、ベース20の内部空間からの空気を吸い出しを効果的に抑制できる。
【0048】
なお、本実施形態は以下のように変更した実施形態としてもよい。
・前記実施形態では、ベース20をフロントドアに取付ける車両用ドアミラー装置としたが、フロントドアではなく、車体ボディに取付ける車両用アウタミラー装置に具体化してもよい。
【0049】
・前記実施形態では、パッキン30は、リップ32を有するものとしたが、リップを省略してもよい。例えば、パッキン30としてOリング等を使用してもよい。
・前記実施形態では、シャフト56と一体成形したスタンド52を被収納部としたが、スタンド52と、シャフト56とを別部材として形成して、シャフト56をスタンド52に対して嵌合固定、或いは螺合等の固定手段により固定することによりシャフト56と一体にしてもよい。
【符号の説明】
【0050】
10…車両用ドアミラー装置(車両用アウタミラー装置)、
20…ベース、22…ベース本体、23…固定部、
24…第1ベースカバー、24a…上壁、24b…側壁、
26…第2ベースカバー、27…収納部、27a…貫通孔、
28…フランジ、30…パッキン、32…リップ、
40…ドアミラー本体、50…電動格納ユニット、51…環状リブ、
52…スタンド(被収納部)、53…被固定部、53a…雌ネジ孔、
54…ケース、55…ネジ、56…シャフト、57…上ケース、
58…下ケース、59…フランジ部、
60…バイザボディ、62…底壁、64…縦壁、66…挿通孔、68…係合部、
70…バイザカバー、72…バイザ上カバー、74…バイザ下カバー、
76…外周リブ、S…隙間、a…間隙。
図1
図2
図3
図4