(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記測定用ダミーファイバは、前記被測定用光ファイバと突き合わせた際に、前記第1のガイド部材と前記ダミーファイバホルダとの間で、撓むように前記ダミーファイバホルダに保持されている、請求項1から4のいずれか一項に記載の光ファイバ測定装置。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本願発明の実施形態の説明]
最初に本願発明の実施形態の内容を列記して説明する。
本願発明の実施形態に係る光ファイバ測定装置は、
(1)被測定用光ファイバの伝送特性を測定する測定器と、
一端側が前記測定器に接続され、他端側が前記被測定用光ファイバと突き合わされる測定用ダミーファイバと、
前記測定用ダミーファイバを保持するダミーファイバホルダを備え、V溝ブロック上で前記測定用ダミーファイバの他端と前記被測定用光ファイバとを突き合わせる測定補助装置と、を備えており、
前記測定補助装置は、
前記測定用ダミーファイバの前記他端側の先端部と前記ダミーファイバホルダとの間に、前記測定用ダミーファイバを下方向から保
持する第1のガイド部材
と、
前記第1のガイド部材と前記測定用ダミーファイバの前記他端側の先端部との間に、前記測定用ダミーファイバに上方向から前記下方向に向けて力を加えるように前記測定用ダミーファイバを保持し、上下方向の所定の位置で固定して前記測定用ダミーファイバをガイドする第2のガイド部材と、を備えている。
第1のガイド部材により測定用ダミーファイバを適正な位置で保持することができるため、測定用ダミーファイバが適切なV溝に挿入され、誤った良否判定を防止することができる。
また、第2のガイド部材により測定用ダミーファイバを上側から押えることで、第1のガイド部材と協働して測定用ダミーファイバを上下方向の所定の位置でガイドすることができる。
【0011】
(2)前記第1のガイド部材は、前記測定用ダミーファイバと接する位置に第1のV溝を備えていることが好ましい。
第1のV溝により測定用ダミーファイバを保持することで測定用ダミーファイバのガイド位置を適正に維持することができるためである。
【0013】
(4)前記第2のガイド部材は、前記測定用ダミーファイバの長手方向に沿って前記第1のV溝と整合する位置に設けられた第2のV溝を備えていることが好ましい。
第2のV溝により測定用ダミーファイバを保持することで測定用ダミーファイバのガイド位置をさらに適正に維持することができるためである。
【0014】
(5)前記第1のV溝の底部には、その長手方向に沿って切欠きが設けられていることが好ましい。
第1のV溝に侵入したマッチングオイルを切欠きに溜めることで第1のV溝内における測定用ダミーファイバの浮き上がりを防止することができるためである。
【0015】
(6)前記測定用ダミーファイバは、前記被測定用光ファイバと突き合わせた際に、前記第1のガイド部材と前記ダミーファイバホルダとの間で、撓むように前記ダミーファイバホルダに保持されていることが好ましい。
測定用ダミーファイバの先端部の位置を撓みにより自動調節することで、測定用ダミーファイバの先端部と被測定用光ファイバの先端部との突き合わせ状態を適切に維持することができるためである。
【0016】
[本願発明の実施形態の詳細]
以下、本発明の光ファイバ測定装置の一実施形態を添付の図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするために縮尺を適宜変更している。本実施形態においては、被測定用ファイバが4心テープ心線の場合を一例として説明する。
【0017】
図1に示すように、本実施形態の光ファイバ測定装置10は、主に測定用ダミーファイバF0の一端側が接続されたOTDR測定器11と、V溝ブロック14上で測定用ダミーファイバF0と被測定用光ファイバF1とを突き合わせる測定補助装置(MAS)12と、OTDR測定器11及びMAS12を動作制御する制御装置13とを備えている。本例では、OTDR測定器11は、4台設置されている。
【0018】
被測定用光ファイバF1は、4本の光ファイバ心線が一平面上に並列されており、その外周がテープ心線樹脂によって一体的に被覆されている(
図2参照)。これにより、被測定用テープT1が形成されている。1本の光ファイバ心線は、中心にコアとクラッドから成るガラスファイバが配置され、その外周が着色層を含む樹脂で被覆されている。
【0019】
OTDR測定器11は、測定用ダミーファイバF0を介して被測定用光ファイバF1に光パルスを入射し、各部位からの後方散乱光の戻り時間と光量を測定することで、被測定用光ファイバF1上の損失分布や損失値(ロス値)、欠陥位置等を算出する。被測定用光ファイバF1自体に局所的にロスが高い箇所があると、OTDR波形上では傾きの変化(段差量、区間ロス値)として現れ、このような傾きの変化を段差異常や区間ロス異常として認識する。
【0020】
制御装置13は、伝送特性検査用の検査ソフトがインストールされている。制御装置13は、OTDR測定器11へ制御信号15を発信して測定器自体の動作制御を行うとともに、OTDR測定器11から取得した測定データ16を受信して、測定データ16を解析して良否判定を行う。同時に、MAS12へ制御信号17を発信して、後述する可動ベース板20及びMASヘッド部材27の動作制御を行って、V溝ブロック14上の接続部Pに位置決めされている各被測定用光ファイバF1に、測定用ダミーファイバF0の他端側を突き合わせる。
【0021】
図2に示すように、MAS12は、ガイドレール22上を移動する可動ベース板20に設置されたMASヘッド部材27と、4心の被測定用テープT1を保持する被測定用テープホルダ23と、被測定用テープホルダ23毎に被測定用テープT1を配置する複数列のステージ24とを備えている。各ステージ24の前方には、複数のV溝30(
図3参照)を有するV溝ブロック14が設けられている。ステージ24は、V溝ブロック14に向かって所定角度だけ傾斜している。4心の被測定用テープT1は、その外周に設けられた着色層を含む所定長さの樹脂を剥くことで被測定用ガラスファイバGh1〜Gh4が露出している。
【0022】
図3に示すように、V溝ブロック14のV溝30は、谷部31と山部32が交互に形成されることで、第1溝部30a、第2溝部30b、第3溝部30cおよび第4溝部30dを含む8または12の溝部が形成されている。このV溝30のピッチXは、被測定用ガラスファイバGh1〜Gh4の隣接するガラスファイバの間隔、例えば、第1ガラスファイバGh1と第2ガラスファイバGh2の中心軸間の間隔Wに一致する。したがって、可動ベース板20に設置されたMASヘッド部材27の矢印25方向への最小移動距離は、V溝30のピッチXに一致するように設定される。
【0023】
図2に示すように、可動ベース板20に設置されたMASヘッド部材27は、ガイドレール22によって矢印25方向に移動可能なように設計されている。MASヘッド部材27上には、4本の測定用ダミーファイバF0を束ねた測定用ダミーテープT0を保持するダミーファイバホルダ21を備えている。可動ベース板20が下降することにより、一体化されたMASヘッド部材27やダミーファイバホルダ21も下降する。それに伴い測定用ダミーファイバF0の先端部は、移動方向25に対して直角な矢印26方向にあるV溝30に挿入され、さらに被測定用光ファイバF1側へ押し出されることにより、測定用ダミーファイバF0と被測定用光ファイバF1のファイバ先端同士が突合される。
【0024】
被測定用光ファイバF1と同様に、測定用ダミーファイバF0は、4本の光ファイバ心線が一平面上に並列されており、その外周がテープ心線樹脂によって一体的に被覆されている。これにより、被測定用テープT0が形成されている。1本の光ファイバ心線は、中心にコアとクラッドから成るガラスファイバが配置され、その外周が着色層を含む樹脂で被覆されている。
測定用ダミーテープT0は、ダミーファイバホルダ21により保持されている。この測定用ダミーテープT0の一端側においては、4本の測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4が一平面上に並列されている。一方、測定用ダミーテープT0の他端側においては、測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4が1心毎に、それぞれのOTDR測定器11に接続されている。4心の測定用ダミーテープT0は、ダミーファイバホルダ21への取付け前にその先端部分の外被を剥ぐことで測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4が露出されている。露出された測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4の長さは、例えば45mmである。
【0025】
4本の測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4の並列ピッチは、4本の被測定用ガラスファイバGh1〜Gh4と同一の並列ピッチとされている。また、測定用ダミーテープホルダ21から伸びている測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4の矢印26方向への移動距離は、測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4の先端部とV溝ブロック14上に配置された突き合わせ相手の被測定用ガラスファイバGh1〜Gh4の先端部との間隔Yに概ね一致するように設定される。
【0026】
ダミーファイバホルダ21は可動ベース板20に固定されたMASヘッド部材27にセットされている。MASヘッド部材27は、第1のガイド部材28と第2のガイド部材29とを備えている。
図2および
図3に示すように、第1のガイド部材28は、被測定用ガラスファイバGh1〜Gh4と突き合わされる測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4の先端部とダミーファイバホルダ21との間に設けられている。測定用ダミーテープT0から測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4が露出された位置から第1のガイド部材28までの距離は、例えば27mmである。この第1のガイド部材28は、
図4(a)に示すように、その上面部に測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4をガイドする複数の第1のV溝28Aを備えている。これにより、第1のガイド部材28の上面は測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4と接し、測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4を下方向から保持している。
【0027】
第2のガイド部材29は、第1のガイド部材28と測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4の先端部との間に設けられている。この第2のガイド部材29は、
図4(b)に示すように、その下面部に測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4をガイドする複数の第2のV溝29Aを備えている。これにより、第2のガイド部材29の下面は測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4と接し、ダミーガラスファイバGd1〜Gd4へ上方向から下方向への力を加えることで第1のガイド部材28とともに測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4のガイド位置を固定している。
【0028】
本実施形態に係る光ファイバ測定装置10では、
図5に示すように、V溝ブロック14上に複数のV溝30(第1〜第4溝部30a〜30d)が設けられている。また、各V溝30内には、被測定用ガラスファイバGh1〜Gh4に塗布されたマッチングオイルMが侵入している。4心の測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4は、可動ベース板20やMASヘッド部材27等によって、被測定用ガラスファイバGh1〜Gh4が配置された各V溝30内の谷部31中央に位置制御される。測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4は、ダミーファイバホルダ21による保持位置から先端部までの長さ(以下、自由長とする)が例えば30mm以上である。測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4の自由長が長いと、測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4の先端がぶれやすくなり、挿入されるべき正しいV溝30に挿入されない場合がある。
そのため、従来は、測定用ダミーガラスファイバが適切なV溝に挿入されずに、被測定用ガラスファイバGh1〜Gh4の端部と測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4の端部との突き合わせ位置不良が発生し、結果として被測定用ガラスファイバの伝送特性について誤った良否判定がされてしまうことがあった。
【0029】
これに対して、上述したように本実施形態の光ファイバ測定装置10においては、測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4は測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4の先端部とダミーファイバホルダ21との間に設けられている第1のガイド部材28によりガイドされているため、測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4の自由長を短くすることが可能となる。そのため、測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4の先端がぶれにくい状態で各V溝30内に挿入され得る。また、第1のガイド部材28により測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4に対して測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4を第1のV溝28Aに接した状態で保持することができる。以上より、ダミーガラスファイバGd1〜Gd4のV溝30内への誤挿入による測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4と被測定用ガラスファイバGh1〜Gh4との突き合わせ位置不良の発生を防止することができる。
【0030】
なお、
図6に示すように、測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4または被測定用ガラスファイバGh1〜Gh4は、その先端部の位置が不揃いである場合がある。本実施形態においては、測定用ダミーテープT0から測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4が露出された位置から第1のガイド部材28までの位置が約27mmと、ある程度の長さを確保し、
図7に示すように、ダミーファイバホルダ21と第1のガイド部材28との間に配置された測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4に意図的に所定のたるみを持たせておくことが好ましい。これにより、測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4の先端部と被測定用ガラスファイバGh1〜Gh4の先端部とが地点Pにおいて突き合わされた場合に、被測定用ガラスファイバとの突き合わせが強いダミーガラスファイバ(
図7においては、測定用ダミーガラスファイバGd2)については撓みを大きくしてダミーガラスファイバの先端部をダミーファイバホルダ21側に引き戻すことができる。一方、被測定用ガラスファイバとの突き合わせが弱いダミーガラスファイバ(
図7においては、測定用ダミーガラスファイバGd1)については撓みを小さくしてダミーガラスファイバの先端部を被測定用ガラスファイバ側に押し出すことができる。測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4をたるませておくことで、測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4の先端部の位置を自動調節して、測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4の先端部と被測定用ガラスファイバGh1〜Gh4の先端部との突き合わせ状態を適切に維持することができる。
【0031】
また、本実施形態によれば、第1のガイド部材28は、測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4と接する位置に第1のV溝28Aを備えている。そのため、第1のV溝28Aにより測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4をそれぞれ保持することで、測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4のガイド位置を適正に維持することができる。
【0032】
また、本実施形態によれば、第1のガイド部材28と測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4の先端部との間に、測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4に上方向から下方向への力を加えるように測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4を保持する第2のガイド部材29を備えている。そのため、第2のガイド部材29により測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4を上側から押えることで、第1のガイド部材28と協働して測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4をその上下方向の所定の位置でガイドすることができる。
【0033】
また、本実施形態によれば、第2のガイド部材29は、測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4の長手方向に沿って第1のV溝28Aと整合する位置に設けられた第2のV溝29Aを備えている。そのため、第2のV溝29Aにより測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4を保持することで測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4のガイド位置をさらに適正に維持することができる。
なお、第1のガイド部材28の第1のV溝28AにマッチングオイルMが付着してしまった場合には、第1のV溝28Aによる測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4の適切な保持が損なわれ、測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4の先端部でのぶれが起こりやすくなる。しかし、本実施形態によれば、第1のガイド部材28の第1のV溝28AにマッチングオイルMが付着してしまった場合でも、第2のガイド部材29の第2のV溝29Aによって測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4を保持しながら上側から押えつけることができる。そのため、測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4の先端部のぶれを抑えて、V溝30内への測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4の誤挿入を防止することができる。
【0034】
以上、本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。また、上記説明した構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等に変更することができる。
【0035】
例えば、
図8(a)に示すように、第1のガイド部材28に設けられる第1のV溝28Aの底部に、第1のV溝28Aの長手方向に沿って切欠き28Bが設けられていてもよい。測定用ダミーガラスファイバGdと被測定用ガラスファイバとを突き合わせて被測定用ガラスファイバの伝送特性の測定を繰り返していくと、第1のV溝28AにもマッチングオイルMが侵入する場合がある。しかし、本例においては、マッチングオイルMが第1のV溝28Aに侵入したとしても、そのマッチングオイルMは切欠き28B内に溜められるため、第1のV溝28Aで保持されるダミーガラスファイバGdの浮き上がりを防止することができる。
【0036】
また、
図8(b)に示すように、第1のV溝28Aの底部に、第1のV溝28Aの長手方向に沿って排出溝28C(切欠きの一例)が設けられていてもよい。本例においても、第1のV溝28Aに侵入したマッチングオイルMが排出溝28Cを介して第1のV溝28Aの外部に排出されるため、第1のV溝28Aで保持される測定用ダミーガラスファイバGdの浮き上がりを防止することができる。
【0037】
なお、第1のV溝28Aに設けられる切欠き28Bまたは排出溝28Cと同様の構成を、V溝ブロック14上に設けられる各V溝30が備えていてもよい。この構成によれば、各V溝30内に侵入したマッチングオイルMを各V溝30内に設けられた切欠きへ溜めたり、排出溝から排出することにより、各V溝30内における測定用ダミーガラスファイバGd1〜Gd4の浮き上がりをより確実に防止することができる。
【0038】
上記の実施形態においては、4心の被測定用光ファイバF1に対して4心の測定用ダミーファイバF0を用いたが、被測定用光ファイバF1及び測定用ダミーファイバF0の心数は4心に限らない。例えば、被測定用光ファイバF1が2心であれば、測定用ダミーファイバF0も2心、被測定用光ファイバF1が8心であれば、測定用ダミーファイバF0も8心としてもよい。