技術分野
モータの回転運動を減速機にて減速し、ねじ機構で直線運動に変換するリニアアクチュエータ
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
しかしながら、特許文献2の第2実施例として図2に示された機構にあっては、直動機構部+遊星歯車減速機+スラスト軸受け部+モータ部という構成になっていて、モータとリニアアクチュエータのハウジングに遊星歯車減速機ユニットの主要機構部分を直接組み込み、遊星歯車減速機ユニットのハウジングの一部を省略することによりリニアアクチュエータの小型化を図っているが、モータ部とスラスト軸受け部がデッドスペースとなり全長が長いという問題があった。
また、従来の特許文献3のリニアアクチュエータにあっては、アクチュエータ機構部とモータ部を折り返して、折り返し部で減速機またはベルト・プーリーにより減速させ、全長を短くしているが、モータ部および折り返し部の減速機構部がデッドスペースとなっていた。
本発明は、従来技術の課題を解決し、有効ストローク部を収納することができるので、デッドスペースが無く、全長が短いリニアアクチュエータを得ることができるリニアアクチュエータを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明は、課題を解決するため、円筒状に形成した中空状回転軸を有するモータと、前記中空状回転軸の軸線上に出力ねじ軸を挿通し、この出力ねじ軸の周面に形成されたねじ部に螺合するねじ部を内周面に形成した駆動用ナット部材を設け、前記モータの中空状回転軸の回転を前記駆動用ナット部材に伝達して前記出力ねじ軸を直線運動させるリニアアクチュエータにおいて、前記モータの軸方向に、減速歯車機構を内蔵した減速機・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明によれば、以下の効果を奏することができる。
円筒状に形成した中空状回転軸を有するモータと、前記中空状回転軸の軸線上に出力ねじ軸を
挿通 し、この出力ねじ軸の周面に形成されたねじ部に螺合するねじ部を内周面に形成した駆動用ナット部材を設け、前記モータの中空状回転軸の回転を前記駆動用ナット部材に伝達して前記出力ねじ軸を直線運動させるリニアアクチュエータにおいて、前記モータの軸方向に、減速歯車機構を内蔵した減速機構部と、前記駆動用ナット部材を内蔵した直動機構部を並設し、前記モータの中空状回転軸の先端出力部を前記減速機構部の内部に挿通するとともに、前記減速機構部に内蔵された減速歯車機構を介して前記中空状回転軸の回転を前記駆動用ナット部材に伝達し、該駆動用ナット部材に螺合して直動運動する前記出力ねじ軸を、前記モータ、減速機構部および直動機構部の同一軸線上に挿通し、前記減速歯車機構に遊星歯車機構を用いるとともに、前記モータの中空状回転軸の先端出力部に前記遊星歯車機構の太陽歯車を装着し、この太陽歯車と、前記減速機構部に設けられた内歯車とに噛合しながら遊星運動する複数の遊星歯車を設け、前記直動機構部に回転自在に内蔵された中空状の出力部に前記遊星歯車を軸支するとともに、該中空状の出力部に前記駆動用ナット部材を装着し、前記内歯車は前記減速機構部のハウジングを形成し、
前記直動機構部のベアリングホルダに、リブ付のベアリングホルダを使用し、このベアリングホルダのリブ部にて、前記内歯車の露出部を覆うことにより固定し たので、減速歯車機構により直動動力を大きくでき、出力ねじ軸を、前記モータ、減速機構部および直動機構部の同一軸線上に挿通して出力ねじ軸の有効ストローク部を収納することができることから、デッドスペースが無く、全長が短いリニアアクチュエータを得ることができる。
モータの中空状回転軸の先端出力部に、直接、減速機構部の入力部を締結しているので、モータと減速機構部の連結に必要なカップリングを省くことができ、全長がより短いリニアアクチュエータを得ることができる。
駆動用ナット部材を収納する前記直動機構部に、前記駆動用ナット部材に加わるスラスト荷重とラジアル荷重とを受けるための並設した2個のベアリングを前記中空状の出力部に設けたので、出力ねじ軸を支持する駆動用ナット部材の回転、直動のスラストを受ける、二通りの軸受け機構を統一でき、部品の低減とともに省スペースができ、かつ、駆動用ナット部材の揺れを抑制することができる。そして、この構造により、全長を短縮することができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明の実施の形態によるリニアアクチュエータを示し、(a)は側面図、(b)は(a)のA−A線断面図である。
【図2】 図1のB−B線断面図である。
【図3】 遊星歯車減速機構部を採用した本願のリニアアクチュエータとのドライバ電流による推力(直動動力)を比較したグラフを示す図である。
【図4】 本発明の他の実施の形態による減速機構に波動歯車機構を用いたリニアアクチュエータを示す縦断面図である。
【図5】 本発明の他の実施の形態によるガイド機構を用いたリニアアクチュエータを示す側面図である。
【図6】 本発明の他の実施の形態による電磁ブレーキを備えたリニアアクチュエータを示す縦断面図である。
【図7】 本発明の他の実施の形態によるモータの中空状回転軸の反出力側を中実シャフトにしたリニアアクチュエータを示す縦断面図である。
【図8】 本発明の他の実施の形態による内歯車の露出部を覆うリブ付のベアリングホルダを使用したリニアアクチュエータを示す縦断面図である。
1 モータ
2 減速機構部
3 直動機構部
4 リニアアクチュエータ
6 ガイド機構
7 電磁ブレーキ
11 ステータ
12 ロータ
13 中空状回転軸
14 ブラケット
15 回転検出部
16 センサカバー
17 フランジ
18,19 モーターベアリング
20 遊星歯車機構
21 内歯車
22 遊星歯車
23 遊星歯車シャフト
24 太陽歯車
25 中空状のキャリア
31 駆動用ナット部材(ボールねじナット)
32 出力ねじ軸(ボールねじ軸)
33 スラスト・ラジアルベアリング
34 ベアリングホルダ
35 ベアリングカバー
36 ロックナット
37 フランジ
50 波動歯車機構
51 ウェーブ・ジェネレータ
52 サーキュラ・スプライン
53 フレクスプライン
54 フレクスプラインの中空出力部
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