(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記商品又はサービスに関するチャットリクエストを受信するステップは、前記商品又はサービスに対する識別情報及びユーザIDを含むチャットリクエストを受信する、請求項1に記載のメッセージ仲介方法。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、商品又はサービスにより生成されたチャットルームを用いて商品又はサービスに関するメッセージを仲介することによって、ユーザ端末に商品又はサービスに関するメッセージをより便利に送信できる方法及び装置を提供する。
【0010】
本発明は、サービス処理装置が別途のコストを発生させることなく、メッセンジャープログラムが提供するチャットルームを用いて無料でユーザ端末に商品又はサービスに関するメッセージを送信できる方法及び装置を提供する。
【0011】
本発明は、商品又はサービスに関するメッセージによって、ユーザにサービス提供者が要求する行為を誘導でき、サービスの効率性が向上した方法及び装置を提供する。
【0012】
本発明は、サービス処理端末を所有しているサービス提供者がサービスをリクエストしたユーザ端末のためのサービス管理をより便利に処理できる方法及び端末を提供する。
【0013】
本発明は、チャットプログラムが提供するチャットルームをユーザがリクエストしたサービスにより生成した後、サービス処理に必要な様々な形態のサービス進行メッセージを送信することによって、簡単ながらコスト面において効率よくサービスを管理できる方法及び端末を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0014】
本発明の一実施形態によるメッセージ仲介サーバが行うメッセージ仲介方法は、ユーザ端末又は少なくとも1つのサービス提供装置から商品又はサービスに関するチャットリクエストを受信するステップと、前記商品又はサービスを識別するステップと、前記識別された商品又はサービスに対応するチャットルームを生成するステップと、前記チャットルームを用いて前記少なくとも1つのサービス提供装置から受信したメッセージをユーザ端末に送信するステップとを含む。
【0015】
前記商品又はサービスに対応するチャットルームを生成するステップは、前記商品又はサービスが複数であり、複数の商品又はサービスの間に関連性が存在しない場合、複数の商品又はサービスごとに独立的なチャットルームを生成してもよい。
【0016】
前記商品又はサービスに対応するチャットルームを生成するステップは、前記商品又はサービスが複数であり、複数の商品又はサービスの間に関連性が存在する場合、前記関連性が存在する複数の商品又はサービスに対するメッセージ交換のために1つのチャットルームを生成してもよい。
【0017】
前記商品又はサービスに関するチャットリクエストを受信するステップは、前記商品又はサービスに対する識別情報及びユーザIDを含むチャットリクエストを受信してもよい。
【0018】
前記メッセージ仲介サーバは、前記ユーザ端末又は少なくとも1つのサービス提供装置から受信した前記商品又はサービスに対する識別情報及びユーザIDに基づいてチャットルームに対するトークンを生成し、前記生成されたトークンを前記ユーザ端末又は少なくとも1つのサービス提供装置に伝達してもよい。
【0019】
前記ユーザ端末又は少なくとも1つのサービス提供装置は、前記メッセージ仲介サーバから受信したトークンを用いてチャットルームに接続してもよい。
【0020】
前記サービス提供装置は、前記ユーザ端末にサービス進行に関するメッセージを送信し、前記サービス進行に関するメッセージに対するユーザ端末の応答に応じてサービス進行を制御してもよい。
【0021】
前記サービス提供装置は、前記商品を提供したり、又はサービスを処理するサービス管理サーバ又は前記サービス管理サーバと連動して商品を提供したり、又はサービスを処理するサービス処理端末を含んでもよい。
【0022】
前記メッセージは、前記メッセージに対するユーザ端末の応答をリクエストするインタフェースと連係し得る。
【0023】
本発明の一実施形態によるメッセージ仲介サーバを介して仲介されるメッセージをユーザ端末が処理するメッセージ処理方法は、ユーザ端末又は少なくとも1つのサービス提供装置からの商品又はサービスに関するチャットリクエストに応じて生成されたチャットルームに接続するステップと、前記少なくとも1つのサービス提供装置がチャットルームを用いて送信したメッセージを受信するステップと、前記受信したメッセージを表示するステップとを含み、前記チャットルームは、メッセージ仲介サーバによって識別された前記商品又はサービスに対応して生成される。
【0024】
前記チャットルームは、前記商品又はサービスが複数であり、複数の商品又はサービスの間に関連性が存在する場合、前記関連性に基づいて1つのチャットルームが生成されてもよい。
【0025】
前記チャットルームは、前記商品又はサービスに対する識別情報及びユーザIDを含むチャットリクエストに応じて生成されてもよい。
【0026】
前記メッセージ仲介サーバは、前記ユーザ端末又は少なくとも1つのサービス提供装置から受信した前記商品又はサービスに対する識別情報及びユーザIDに基づいてチャットルームに対するトークンを生成し、前記生成されたトークンを前記ユーザ端末又は少なくとも1つのサービス提供装置に伝達してもよい。
【0027】
前記チャットルームに接続するステップは、前記メッセージ仲介サーバから受信した前記トークンを用いてチャットルームに接続してもよい。
【0028】
前記サービス提供装置は、前記ユーザ端末にサービス進行に関するメッセージを送信し、前記サービス進行に関するメッセージに対するユーザ端末の応答に応じてサービス進行を制御してもよい。
【0029】
前記サービス提供装置は、前記商品を提供したり、又はサービスを処理するサービス管理サーバ又は前記サービス管理サーバと連動して商品を提供したり、又はサービスを処理するサービス処理端末を含んでもよい。
【0030】
前記受信したメッセージを表示するステップは、前記メッセージに対するユーザ端末の応答をリクエストするインタフェースと連係するメッセージを表示してもよい。
【0031】
本発明の一実施形態によるメッセージ仲介サーバを介して仲介されるメッセージをサービス提供装置が処理するメッセージ処理方法は、ユーザ端末又は少なくとも1つのサービス提供装置からの商品又はサービスに関するチャットリクエストに応じて生成されたチャットルームに接続するステップと、前記商品又はサービスに関するメッセージをチャットルームを用いてユーザ端末に送信するステップとを含み、前記チャットルームは、メッセージ仲介サーバによって識別された前記商品又はサービスに対応して生成される。
【0032】
前記チャットルームは、前記商品又はサービスが複数であり、複数の商品又はサービスの間に関連性が存在する場合、前記関連性に基づいて1つのチャットルームが生成されてもよい。
【0033】
前記チャットルームは、前記商品又はサービスに対する識別情報及びユーザIDを含むチャットリクエストに応じて生成されてもよい。
【0034】
前記メッセージ仲介サーバは、前記ユーザ端末又は少なくとも1つのサービス提供装置から受信した前記商品又はサービスに対する識別情報及びユーザIDに基づいてチャットルームに対するトークンを生成し、前記生成されたトークンを前記ユーザ端末又は少なくとも1つのサービス提供装置に伝達してもよい。
【0035】
前記チャットルームに接続するステップは、前記メッセージ仲介サーバから受信した前記トークンを用いてチャットルームに接続してもよい。
【0036】
前記メッセージ処理方法は、前記ユーザ端末にサービス進行に関するメッセージを送信するステップと、前記サービス進行に関するメッセージに対するユーザ端末の応答に応じてサービス進行を制御するステップとをさらに含んでもよい。
【0037】
前記少なくとも1つのサービス提供装置は、前記商品を提供したり、又はサービスを処理するサービス管理サーバ又は前記サービス管理サーバと連動して商品を提供したり、又はサービスを処理するサービス処理端末を含んでもよい。
【0038】
本発明の一実施形態によるメッセージを仲介するメッセージ仲介サーバは、ユーザ端末又は少なくとも1つのサービス提供装置から商品又はサービスに関するチャットリクエストを受信するチャットリクエスト受信部と、前記商品又はサービスを識別する商品/サービス識別部と、前記識別された商品又はサービスに対応するチャットルームを生成するチャットルーム生成部と、前記チャットルームを用いて前記少なくとも1つのサービス提供装置から受信したメッセージをユーザ端末に送信するメッセージ伝達部とを含む。
【0039】
前記チャットルーム生成部は、前記商品又はサービスが複数であり、複数の商品又はサービスの間に関連性が存在しない場合、複数の商品又はサービスごとに独立的なチャットルームを生成し、前記商品又はサービスが複数であり、複数の商品又はサービスの間に関連性が存在する場合、前記関連性が存在する複数の商品又はサービスに対するメッセージ交換のために1つのチャットルームを生成してもよい。
【0040】
本発明の一実施形態によるユーザ端末は、ユーザ端末又は少なくとも1つのサービス提供装置からの商品又はサービスに関するチャットリクエストに応じて生成されたチャットルームに接続するチャットルーム接続部と、前記少なくとも1つのサービス提供装置がチャットルームを用いて送信したメッセージを受信するメッセージ受信部と、前記受信したメッセージを表示するメッセージ表示部とを含み、前記チャットルームは、メッセージ仲介サーバによって識別された前記商品又はサービスに対応して生成される。
【0041】
本発明の一実施形態によるサービス提供装置は、ユーザ端末又は少なくとも1つのサービス提供装置からの商品又はサービスに関するチャットリクエストに応じて生成されたチャットルームに接続するチャットルーム接続部と、前記商品又はサービスに関するメッセージをチャットルームを用いてユーザ端末に送信するメッセージ送信部とを含み、前記チャットルームは、メッセージ仲介サーバによって識別された前記商品又はサービスに対応して生成される。
【0042】
本発明の一実施形態によるサービス処理端末が行うサービス管理方法は、ユーザがリクエストした少なくとも1つのサービスを含むサービス リストを受信するステップと、前記ユーザがリクエストしたサービスにより生成されたチャットルームを用いてサービス進行メッセージを送信するステップを含み、前記サービスリストは、サービスをリクエストしたユーザの詳細情報又はサービスの詳細情報を含む。
【0043】
前記チャットルームは、ユーザがリクエストしたサービスに基づいて一回性のものとして(その都度)生成されてもよい。
【0044】
前記チャットルームは、前記選択されたサービスに対して予め設定されたサービス処理期間が経過したり、又はサービス処理が完了すれば消滅してもよい。
【0045】
前記サービスリストに含まれた少なくとも1つのユーザ端末に前記ユーザがリクエストしたサービスの処理に同意するか否かを問い合わせるステップをさらに含んでもよい。
【0046】
前記問い合わせに対して前記ユーザ端末からユーザの同意を受信した場合、チャットルームは、ユーザがリクエストしたサービスによりメッセージ仲介サーバによって生成されてもよい。
【0047】
前記チャットルームは、前記ユーザがリクエストしたサービスの詳細情報及びユーザの詳細情報に基づいて生成されてもよい。
【0048】
前記サービス進行メッセージに対するユーザの応答に基づいてサービス状態を変更するステップをさらに含んでもよい。
【0049】
前記サービスリストに含まれた少なくとも1つのユーザがリクエストしたサービスの詳細情報を受信するステップと、前記受信した詳細情報に基づいてサービス処理端末を所有しているサービス提供者にユーザがリクエストしたサービスの処理の有無を問い合わせるステップとをさらに含んでもよい。
【0050】
前記サービス進行メッセージを送信するステップは、前記ユーザと友人関係にある他のユーザのユーザ端末又は前記ユーザが指定した他のユーザのユーザ端末にサービス進行メッセージを送信してもよい。
【0051】
前記サービスリストを受信するステップは、サービスをリクエストしたユーザ端末に関するサービス処理日程、サービス処理地域、サービス状態のうち少なくとも1つに基づいてサービスリストを整列してもよい。
【0052】
本発明の一実施形態によるサービス処理端末は、ユーザがリクエストした少なくとも1つのサービスを含むサービスリストを受信するリスト受信部と、前記ユーザがリクエストしたサービスにより生成されたチャットルームを用いてサービス進行メッセージを送信するメッセージ送信部を含み、前記サービスリストは、サービスをリクエストしたユーザの詳細情報又はサービスの詳細情報を含む。
【0053】
サービス処理端末は、前記サービスリストに含まれた少なくとも1つのユーザ端末に前記ユーザがリクエストしたサービスの処理に同意するか否かを問い合わせる同意問い合わせ部をさらに含んでもよい。
【0054】
前記問い合わせに対して前記ユーザ端末からユーザの同意を受信した場合、チャットルームは、ユーザがリクエストしたサービスによりメッセージ仲介サーバによって生成されてもよい。
【0055】
サービス処理端末は、前記サービス進行メッセージに対するユーザの応答に基づいてサービス状態を変更するサービス管理部をさらに含んでもよい。
【0056】
サービス処理端末は、前記サービスリストに含まれた少なくとも1つのユーザがリクエストしたサービスの詳細情報を受信し、前記受信した詳細情報に基づいてサービス処理端末を所有しているサービス提供者にユーザがリクエストしたサービスの処理如何を問い合わせるサービス問い合わせ部をさらに含んでもよい。
【発明の効果】
【0057】
本発明の一実施形態によると、商品又はサービスにより生成されたチャットルームを用いて商品又はサービスに関するメッセージを仲介することによって、ユーザ端末に商品又はサービスに関するメッセージをより便利に送信することができる。
【0058】
本発明の一実施形態によると、サービス提供装置が別途のコストを発生させることなく、メッセンジャープログラムが提供するチャットルームを用いて無料でユーザ端末に商品又はサービスに関するメッセージを送信することができる。
【0059】
本発明の一実施形態によると、商品又はサービスに関するメッセージによって、ユーザにサービス提供者が要求する行為を誘導できることから、サービスの効率性が向上する。
【0060】
本発明の一実施形態によると、サービス処理端末を所有しているサービス提供者がサービスをリクエストしたユーザ端末のためのサービス管理をより便利に処理することができる。
【0061】
本発明の一実施形態によると、チャットプログラムが提供するチャットルームをユーザがリクエストしたサービスにより生成した後、サービス処理に必要な様々な形態のサービス進行メッセージを送信することによって、簡単ながらコスト面において効率よくサービスを管理することができる。
【発明を実施するための形態】
【0063】
以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
【0064】
図1は、一実施形態によるメッセージ仲介方法を行う全体システムを示す図である。
【0065】
図1に示されたシステムは、メッセージ仲介サーバ101、ユーザ端末102−1〜102−N、サービス管理サーバ103−1〜103−N、及びサービス処理端末104−1〜104−Sから構成される。サービス管理サーバ103−1〜103−N及びサービス処理端末104−1〜104−Sは、サービス提供装置に定義される。
【0066】
サービス管理サーバ103−1〜103−Nは、商品販売業者又は配送業者などのように商品又はサービスを提供する事業者が運営するサーバを意味する。そして、サービス処理端末104−1〜104−Sは、サービス管理サーバ103−1〜103−Nと連動して実際に商品販売又は商品配送を行うクライアントが所持しているPDA、スマートフォン、携帯用端末、PC、タブレットなどの通信可能な端末を意味する。以下で説明するサービス提供装置は、サービス管理サーバ103−1〜103−N及びサービス処理端末104−1〜104−Sのいずれか1つを意味すると仮定する。
【0067】
メッセージ仲介サーバ101は、サービス又は商品に対応して生成されたチャットルームを用いてユーザ端末102−1〜102−Nとサービス処理端末104−1〜104−Sの間にメッセージを仲介する。又は、メッセージ仲介サーバ101は、ユーザ端末102−1〜102−Nとサービス管理サーバ103−1〜103−Nの間にメッセージを仲介してもよい。
【0068】
メッセージ仲介サーバ101は、ユーザ端末102−1〜102−Nとサービス提供装置に対してサービス又は商品に対応するチャットルームを提供することによって、サービス提供装置はより便利に商品又はサービスに関するメッセージをチャットルームを用いてユーザ端末に送信することができる。
【0069】
例えば、ユーザ端末102−1のユーザが商品を購入した後宅配を用いて商品を受け取る場合を仮定する。すると、商品販売サービスを行うサービス提供装置は、商品購買に関する様々なメッセージを商品に対応するチャットルームを用いてユーザ端末102−1に提供することができる。そして、商品宅配サービスを行うサービス提供装置は、商品配送に関する様々なメッセージを商品に対応するチャットルームを用いてユーザ端末102−1に提供することができる。
【0070】
すなわち、ユーザ端末102−1は、商品又はサービスに対応するチャットルームを用いてサービス提供装置から商品又はサービスに関する様々なメッセージを受信し、ユーザ端末とサービス提供装置がより便利にコミュニケーションできる。特に、商品又はサービスに対応するチャットルームは、ユーザ端末とサービス提供装置にそれぞれ設けられるアプリケーション(例えば、メッセンジャープログラム)によって生成されてもよい。もし、アプリケーションを介して送受信されるメッセージに賦課されるコストが無料である場合、サービス提供装置は、商品又はサービスに関する送信事項をメッセージ形式にユーザ端末に提供することでコスト節減が可能である。
【0071】
そして、メッセージは、メッセージに対するユーザ端末の応答をリクエストするインタフェースと連係し得る。例えば、メッセージの内容に対するユーザの選択、処理リクエストなどに関する識別子(ボタン、アイコンなど)がメッセージと共にチャットルームに表示され得る。
【0072】
図2は、一実施形態によるチャットルームを用いてメッセージを仲介する過程を説明する図である。
【0073】
図2を参照すると、メッセージ仲介サーバ201が提供したチャットルームを用いてサービス提供装置203が商品又はサービスに関するメッセージをユーザ端末202に送信する過程を示す。ここで、チャットルームは、ユーザ端末202とサービス提供装置203で一般的に用いられるメッセンジャープログラムとして使用される。そして、チャットルームは、商品又はサービスに対応して生成されてもよい。特に、メッセンジャープログラムは、アプリケーション形態にユーザ端末202とサービス提供装置203にインストールされ、メッセージ仲介サーバ201が配布するプログラムであり得る。そして、ユーザ端末202とサービス提供装置203は、メッセンジャープログラムをインストールするためにメッセージ仲介サーバ201に認証を介して予め登録され得る。
【0074】
そして、ユーザ端末202とサービス提供装置203が互いに友人として登録されている場合にチャットルームが生成され、又は互いに友人として登録されていなくてもサービス又は商品によりチャットルームが生成され得る。すなわち、本発明の一実施形態によると、チャットルームを用いてユーザ端末202とサービス提供装置203がチャットルームを生成するために必ず友人登録が要求されないため、便利にメッセージ仲介サーバ201が生成したチャットルームを用いてコミュニケーションできる。
【0075】
ここで、チャットルームは、サービス提供装置203がユーザ端末202に提供する商品又はサービスにより独立的に生成され得る。例えば、サービス提供装置203がユーザ端末202に提供する商品又はサービスが複数存在し、複数の商品又はサービスの間に関連性が存在しない場合、複数の商品又はサービスごとに互いに異なるチャットルームが生成されてもよい。
【0076】
反対に、商品又はサービスが複数であり、複数の商品又はサービスの間に関連性が存在する場合、関連性が存在する複数の商品又はサービスに対するメッセージ交換のために1つのチャットルームが生成され得る。一例として、複数の商品又はサービス間の関連性は次のように決定される。
(i)商品がサービスから派生したり、又はサービスが商品から派生する場合(例えば、サービスに対するギフト、無料提供サービスなど)
(ii)商品提供又はサービス提供が時間により連続的に処理される場合
(iii)ユーザ端末のリクエストに応じて意図的に商品又はサービスが互いにカテゴリー化された場合
(iv)商品又はサービスが同一の識別情報に割り当てられる場合
【0077】
例えば、特定商品に対して商品販売と商品配送が時間により連続的に処理される場合、商品販売と商品配送は互いに関連性があると判断する。すると、商品販売に関するメッセージと商品配送に関するメッセージを送信するサービス提供装置がそれぞれ異なっても1つのチャットルームを用いてユーザ端末に伝えられる。
【0078】
図3は、一実施形態によるメッセージ仲介サーバの詳細構成を示す図である。
【0079】
図3を参照すると、メッセージ仲介サーバ301は、チャットリクエスト受信部304、商品/サービス識別部305、チャットルーム生成部306、メッセージ伝達部307を含む。
【0080】
チャットリクエスト受信部304は、ユーザ端末302又は少なくとも1つのサービス提供装置303から商品又はサービスに関するチャットリクエストを受信する。一例として、チャットリクエスト受信部304は、商品又はサービスに対する識別情報及びユーザIDを含むチャットリクエストをユーザ端末又は少なくとも1つのサービス提供装置303から受信してもよい。
【0081】
商品/サービス識別部305は、商品又はサービスを識別する。
【0082】
チャットルーム生成部306は、識別された商品又はサービスに対応するチャットルームを生成する。
【0083】
一例として、商品又はサービスが複数であり、複数の商品又はサービスの間に関連性が存在しない場合、チャットルーム生成部306は、複数の商品又はサービスごとに独立的なチャットルームを生成する。そして、商品又はサービスが複数であり、複数の商品又はサービスの間に関連性が存在する場合、チャットルーム生成部306は、関連性が存在する複数の商品又はサービスに対するメッセージ交換のために1つのチャットルームを生成する。
【0084】
メッセージ仲介サーバ301は、ユーザ端末302又は少なくとも1つのサービス提供装置303から受信した商品又はサービスに対する識別情報及びユーザIDに基づいてチャットルームに対するトークンを生成してもよい。商品又はサービスに対する識別情報は、商品又はサービスを区分するための固有情報を意味する。そして、ユーザIDは、ユーザ端末302の電話番号又は氏名などのようにユーザ端末302のユーザを区分するための固有情報であり得る。
【0085】
そして、メッセージ仲介サーバ301は、生成されたトークンをユーザ端末302又は少なくとも1つのサービス提供装置303に伝達してもよい。すると、ユーザ端末302又は少なくとも1つのサービス提供装置303は、メッセージ仲介サーバ301から受信したトークンを用いてチャットルームに接続する。ここで、トークンは、チャットルームに接続できる権限として1回性トークンであってもよい。
【0086】
メッセージ伝達部307は、チャットルームを用いて少なくとも1つのサービス提供装置303から受信したメッセージをユーザ端末302に送信する。
【0087】
そして、商品提供又はサービス提供が完了する場合、チャットルーム生成部306は、商品又はサービスに対応したチャットルームを削除する。すなわち、チャットルームを接続することのできる権限であるトークンの使用が満了してチャットルームは削除される。ここで、チャットルーム生成部306は、ユーザ端末302のリクエストに応じて予め設定された期間中にチャットルームを用いて送信されたメッセージを格納できる。
【0088】
図4は、一実施形態によるユーザ端末の詳細構成を示す図である。
【0089】
図4を参照すると、ユーザ端末402は、チャットルーム接続部404、メッセージ受信部405、及びメッセージ表示部406を含む。
【0090】
チャットルーム接続部404は、ユーザ端末又は少なくとも1つのサービス提供装置からの商品又はサービスに関するチャットリクエストに応じて生成されたチャットルームに接続してもよい。前述したように、商品又はサービスが複数であり、複数の商品又はサービスの間に関連性が存在する場合、関連性に基づいて1つのチャットルームが生成される。そして、商品又はサービスが複数であり、複数の商品又はサービスの間に関連性がない場合、複数の商品又はサービスごとに独立的なチャットルームが生成される。ここで、ユーザ端末402とサービス提供装置403は、ユーザ端末402がリクエストした商品又はサービスに対する識別情報及びユーザのIDに基づいたトークンを用いてチャットルームに接続してもよい。
【0091】
ここで、商品又はサービスに対する識別情報サービスを区分するための固有情報を意味する。そして、ユーザIDは、ユーザ端末402ユーザの電話番号又は氏名などのようにユーザを区分するための固有情報であり得る。すなわち、ユーザ端末402とサービス提供装置403は、メッセージ仲介サーバ401が提供したトークンを用いて商品又はサービスに対応して生成されたチャットルームに接続できる。
【0092】
そして、商品提供又はサービス提供が完了する場合、商品又はサービスに対応したチャットルームが削除されてもよい。すなわち、チャットルームを接続することのできる権限であるトークンの使用が満了してチャットルームは削除される。ここで、チャットルーム生成部306は、ユーザ端末302のリクエストに応じて予め設定された期間中にチャットルームを用いて送信されたメッセージを格納できる。
【0093】
メッセージ受信部405は、サービス提供装置403がチャットルームに送信したメッセージを受信する。ここで、サービス提供装置403が送信するメッセージは、商品又はサービスと関連して商品提供、商品処理、サービス進行予定、サービス準備を示すメッセージ又はサービスが進行された後処理過程を示すメッセージなどを含む。すなわち、メッセージは、商品又はサービスの処理ステップごとに区分され、ユーザ端末402に商品提供又はサービスの処理事項を案内する内容を含む。
【0094】
メッセージ表示部406は、サービス提供装置403がチャットルームを用いて送信したメッセージをチャットウィンドウによって表示する。
【0095】
図5は、一実施形態によるサービス提供装置の詳細構成を示す図である。
【0096】
図5を参考すると、サービス提供装置503は、チャットルーム接続部504、メッセージ送信部505、サービス管理部506を含む。
【0097】
チャットルーム接続部504は、ユーザ端末又は少なくとも1つのサービス提供装置からの商品又はサービスに関するチャットリクエストに応じて生成されたチャットルームに接続する。前述したように、商品又はサービスが複数であり、複数の商品又はサービスの間に関連性が存在する場合、関連性に基づいて1つのチャットルームが生成される。そして、商品又はサービスが複数であり、複数の商品又はサービスの間に関連性がない場合、複数の商品又はサービスごとに独立的なチャットルームが生成される。ここで、ユーザ端末502とサービス提供装置503は、ユーザ端末502がリクエストした商品又はサービスに対する識別情報及びユーザIDに基づいたトークンを用いてチャットルームに接続できる。ここで、トークンは、ユーザ端末502とサービス提供装置503がチャットルームに接続するために用いられる1回性トークンであってもよい。
【0098】
ここで、商品又はサービス識別情報は、商品又はサービスを区分するための固有情報を意味する。そして、ユーザIDは、ユーザ端末502ユーザの電話番号又は氏名などのようにユーザを区分するための固有情報である。すなわち、チャットルーム接続部504は、トークンを用いて商品又はサービスに対応して生成されたチャットルームに接続できる。
【0099】
そして、商品提供又はサービス提供が完了した場合、商品又はサービスに対応したチャットルームが削除されてもよい。すなわち、チャットルームを接続できる権限であるトークンの使用が満了してチャットルームは削除される。ここで、メッセージ仲介サーバ501は、ユーザ端末502のリクエストに応じて予め設定された期間中にチャットルームを用いて送信されたメッセージを格納できる。
【0100】
メッセージ送信部505は、商品又はサービスに関するメッセージをチャットルームを用いて送信する。ここで、サービス提供装置503が送信するメッセージは、商品又はサービスと関連して商品提供、商品処理、サービス進行予定、サービス準備を示すメッセージ又はサービスが進行された後処理過程を示すメッセージなどを含む。すなわち、メッセージは、商品又はサービスの処理ステップごとに区分されてユーザ端末502に商品提供又はサービスの処理事項を案内する内容を含んでもよい。
【0101】
サービス管理部506は、商品又はサービスをリクエストしたユーザ端末502に関する商品/サービス処理日程、商品/サービス処理地域、商品/サービス予定状態のうち少なくとも1つに基づいてユーザ端末502を整列してリスティングできる。そして、サービス管理部506は、商品又はサービスをリクエストしたユーザ端末502に商品/サービス処理日程を送信してもよい。そして、サービス管理部506は、商品又はサービス処理日程に対するユーザ端末502の応答に応じて商品又はサービスの予定状態を制御する。サービス管理部506の動作については
図9を参照してより具体的に説明する。
【0102】
図6は、一実施形態により商品又はサービスが複数であり、複数の商品又はサービスの間に関連性が存在しない場合に生成されたチャットルームを用いてメッセージを送信する過程を説明する図である。
【0103】
図6を参照すると、サービス提供装置(1)603−1は商品1又はサービス1を提供し、サービス提供装置(2)603−2は商品2又はサービス2を提供すると仮定する。本発明の一実施形態によると、ユーザ端末に提供される商品又はサービスが複数であり、複数の商品又はサービスごとに互いに関連性がない場合、商品又はサービスごとに独立的なチャットルームが生成される。
【0104】
図6において、商品1又はサービス1が商品2又はサービス2と互いに関連性がない場合、サービス提供装置(1)603−1が提供する商品1又はサービス1に対応してチャットルーム(1)601が生成され、チャットルーム(1)601によって商品1又はサービス1に関するメッセージ1がユーザ端末に送信される。そして、サービス提供装置(2)603−2が提供する商品2又はサービス2に対応してチャットルーム(1)601と独立的なチャットルーム(2)602が生成され、チャットルーム(2)602によって商品2又はサービス2に関するメッセージ2がユーザ端末に送信される。
【0105】
結論的に、チャットルームは、複数の商品又はサービスが存在するものの、複数の商品又はサービスが互いに関連性がない場合に複数の商品又はサービスごとに対応するチャットルームが生成される。言い換えれば、同一のユーザ端末に対して互いに関連性のない商品又はサービスが提供される場合、商品又はサービスごとに互いに異なるチャットルームが生成される。
【0106】
図7は、一実施形態により商品又はサービスが複数であり、複数の商品又はサービスの間に関連性が存在する場合に生成されたチャットルームを用いてメッセージを送信する過程を説明する図である。
【0107】
図7を参照すると、サービス提供装置(1)702−1は商品1又はサービス1を提供し、サービス提供装置(2)702−2は商品2又はサービス2を提供すると仮定する。本発明の一実施形態によると、ユーザ端末に提供される商品又はサービスが複数であっても、複数の商品又はサービスの間に関連性が存在する場合、関連性に基づいて1つのチャットルームが生成される。
【0108】
図7において、商品1又はサービス1が商品2又はサービス2が互いに関連性があると仮定する。すると、サービス提供装置(1)702−1が提供する商品1又はサービス1に関するメッセージ1とサービス提供装置(2)702−2が提供する商品2又はサービス2に関するメッセージ2は関連性に基づいて生成された1つのチャットルームを用いてユーザ端末に送信される。
【0109】
上記で説明した商品又はサービスの間の関連性は(i)商品がサービスから派生したり、又はサービスが商品から派生する場合(例えば、サービスに対するギフト、無料提供サービスなど)、(ii)商品提供又はサービス提供が時間により連続的に処理される場合、(iii)ユーザ端末のリクエストに応じて意図的に商品又はサービスが互いにカテゴリー化された場合、(iv)商品又はサービスが同一の識別情報に割り当てられる場合に発生する可能性がある。
【0110】
例えば、サービス提供装置(1)702−1はユーザが購入した商品を販売し、サービス提供装置(2)702−2は前記販売された商品をユーザに配送すると仮定する。ユーザに商品を販売することと商品をユーザに配送することは、販売された商品から商品配送サービスに派生した結果に基づく。すると、商品販売に関するメッセージと商品配送に関するメッセージは1つのチャットルームを用いてユーザ端末に送信され得る。
【0111】
図8は、一実施形態による商品又はサービスの処理過程によりチャットルームを用いてサービス提供装置が送信するメッセージを示す図である。
【0112】
図8に示すStep1に表示されたチャットルームリストは、ユーザ端末にインストールされたメッセンジャープログラムを用いて表示される。ここで、チャットルームリストは、サービス又は商品により生成されたチャットルームだけではなく、ユーザ端末と友人関係にある他のユーザ間に生成されたチャットルームも含む。
【0113】
ここで、チャットルーム2が商品に対応して生成されたものと仮定する。すると、商品に対する識別情報とユーザIDに基づいたトークンがメッセージ仲介サーバによって生成されてユーザ端末及びサービス提供装置に提供される。ユーザ端末又はサービス提供装置がチャットルーム2を選択すると、ユーザ端末又はサービス提供装置は、メッセージ仲介サーバが提供したトークンを用いてチャットルーム2に接続することができる。
【0114】
ここで、商品を販売する主体がサービス提供者1であり、商品を配送する主体がサービス提供者2であると仮定する。商品販売サービスと商品配送サービスは、特定商品を介して派生されるものであるため互いに関連性がある。これにより、商品販売サービスと商品配送サービスがそれぞれ異なっても商品を媒介として1つのチャットルームを用いてメッセージがユーザ端末に提供され得る。
【0115】
図8に示すStep2は、ユーザが商品を購入するステップに関するメッセージが送信される場合を示す。
図8のStep2を参照すると、商品販売サービスを提供するサービス提供者1は、商品購買に対する決済完了メッセージをチャットルーム2を用いてユーザ端末に送信する。そして、商品販売サービスを提供するサービス提供者1は、商品配送のための商品準備メッセージをチャットルーム2を用いてユーザ端末に送信することができる。
【0116】
図8に示すStep3は、ユーザが購入した商品を配送するステップに関するメッセージが送信される場合を示す。
図8のStep3を参照すると、商品配送サービスを提供するサービス提供者2は、商品受付メッセージをチャットルーム2を用いてユーザ端末に送信する。そして、商品配送サービスを提供するサービス提供者2は、商品配送予定メッセージをチャットルーム2を用いてユーザ端末に送信する。また、商品配送サービスを提供するサービス提供者2は、商品配送完了メッセージをチャットルーム2を用いてユーザ端末に送信することができる。
【0117】
図8に示すStep4はユーザが商品を受取り、商品に対する購買決定するステップに関するメッセージが送信される場合を示す。
図8のStep4を参照すると、商品販売サービスを提供するサービス提供者1は、商品受取確認メッセージをチャットルーム2を用いてユーザ端末に送信する。そして、商品販売サービスを提供するサービス提供者1は、商品購買決定リクエストメッセージをチャットルーム2を用いてユーザ端末に送信する。また、商品販売サービスを提供するサービス提供者1は、商品購買後のレビュー作成リクエストメッセージをチャットルーム2を用いてユーザ端末に送信する。
【0118】
ユーザの購買後のレビューが作成されて該当商品に関するサービスが完了した場合、チャットルーム2はチャットルームリストから削除されてもよい。そして、
図8に示されたメッセージは、ユーザ端末の応答をリクエストするインタフェースを含んでもよい。例えば、
図8に示されたメッセージは、メッセージ内容に対して確認をリクエストしたり、又は特定リンクに移動することをリクエストするインタフェースなどを含むことができる。
【0119】
そして、
図8に示されたメッセージは、商品販売、商品配送、商品購買決定などのように商品に関する様々なサービスに対するメッセージを含んでもよく、ユーザ端末102は、チャットルーム2を用いてサービス提供装置とコミュニケーションできる。それだけではなく、チャットルームで送信されるメッセージ送信コストが無料であれば、サービス提供装置は、メッセンジャープログラムによって所望するサービスを処理しながらも通信コストの負担を減らし得る。また、ユーザ端末が主に用いるメッセンジャープログラムをそのまま活用して、ユーザ端末と便利にコミュニケーションできる。
【0120】
図9は、一実施形態によるメッセージ仲介サーバが行うメッセージ仲介方法を示す図である。
【0121】
ステップ901において、メッセージ仲介サーバは、ユーザ端末又は少なくとも1つのサービス提供装置から商品又はサービスに関するチャットリクエストを受信する。一例として、メッセージ仲介サーバは、商品又はサービスに対する識別情報及びユーザIDを含むチャットリクエストを受信してもよい。
【0122】
ステップ902において、メッセージ仲介サーバは商品又はサービスを識別する。識別された商品又はサービスはユーザ端末に提供されることを意味する。商品又はサービスは、固有コード、商品名、サービス名、カテゴリーなどで特定されてもよい。
【0123】
ステップ903において、メッセージ仲介サーバは、識別された商品又はサービスに対応するチャットルームを生成する。一例として、商品又はサービスが複数であり、複数の商品又はサービスの間に関連性が存在しない場合、メッセージ仲介サーバは、複数の商品又はサービスごとに独立的なチャットルームを生成してもよい。そして、商品又はサービスが複数であり、複数の商品又はサービスの間に関連性が存在する場合、メッセージ仲介サーバは、関連性が存在する複数の商品又はサービスに対するメッセージ交換のために1つのチャットルームを生成してもよい。
【0124】
メッセージ仲介サーバは、チャットリクエストに含まれた商品又はサービスに対する識別情報及びユーザIDに基づいてトークンを生成してもよい。生成されたトークンは、ユーザ端末又はサービス提供装置に提供される。すると、ユーザ端末又はサービス提供装置は、トークンを用いて商品又はサービスに対応して生成されたチャットルームに接続できる。ここで、トークンは、チャットルームに接続できる権限として1回性トークンであってもよい。
【0125】
ここで、商品又はサービスに対する識別情報は、商品又はサービスを区分するための固有情報を意味する。そして、ユーザIDは、ユーザの電話番号又は氏名などのようにユーザを区分するための固有情報であってもよい。サービス提供装置とユーザ端末は、トークンを用いて商品又はサービスに対応して生成されたチャットルームに接続できる。
【0126】
ステップ904において、メッセージ仲介サーバは、チャットルームを用いて前記少なくとも1つのサービス提供装置から受信したメッセージをユーザ端末に送信する。そして、商品又はサービスの提供が完了する場合、メッセージ仲介サーバは、商品又はサービスに対応したチャットルームを削除する。ここで、メッセージ仲介サーバは、ユーザ端末のリクエストに応じて予め設定された期間中にチャットルームを用いて送信されたメッセージを格納できる。
【0127】
図10は、一実施形態によるユーザ端末が行うメッセージ処理方法を示す図である。
ステップ1001において、ユーザ端末は、ユーザ端末又は少なくとも1つのサービス提供装置からの商品又はサービスに関するチャットリクエストに応じて生成されたチャットルームに接続する。
【0128】
チャットルームは、商品又はサービスに対する識別情報及びユーザIDを含むチャットリクエストに対応して生成される。そして、商品又はサービスに対する識別情報及びユーザIDに基づいてチャットルームに対するトークンが生成され、生成されたトークンはユーザ端末に伝達される。すると、ユーザ端末はトークンを用いてチャットルームに接続できる。
【0129】
一例として、商品又はサービスが複数であり、複数の商品又はサービスの間に関連性が存在しない場合、チャットルームは複数の商品又はサービスごとに独立的に生成される。そして、商品又はサービスが複数であり、複数の商品又はサービスの間に関連性が存在する場合、メッセージ仲介サーバは関連性が存在する複数の商品又はサービスに対するメッセージ交換のために1つのチャットルームを生成する。
【0130】
ステップ1002において、ユーザ端末は少なくとも1つのサービス提供装置がチャットルームを用いて送信したメッセージを受信する。ここで、サービス提供装置が送信するメッセージは、商品又はサービスの提供に関する進行予定、商品又はサービス準備を示すメッセージ又は商品又はサービスの提供が進行された後処理過程を示すメッセージなどを含む。すなわち、メッセージは商品又はサービスの提供に関する処理ステップごとに区分され、ユーザ端末に商品又はサービスの提供に関する進行事項を案内する内容を含んでもよい。
【0131】
ステップ1003において、ユーザ端末は、チャットルームを用いて受信したメッセージを表示する。
【0132】
そして、商品又はサービス提供が完了する場合、商品又はサービスに対応して生成されたチャットルームが削除されてもよい。ここで、メッセージ仲介サーバは、ユーザ端末のリクエストに応じて予め設定された期間中にチャットルームを用いて送信されたメッセージを格納できる。
【0133】
図11は、一実施形態によるサービス提供装置が行うメッセージ処理方法を示す図である。
【0134】
ステップ1101において、サービス提供装置はユーザ端末又はサービス提供装置からの商品又はサービスに関するチャットリクエストに応じて生成されたチャットルームに接続する。
【0135】
チャットルームは、商品又はサービスに対する識別情報及びユーザIDを含むチャットリクエストに対応して生成される。そして、商品又はサービスに対する識別情報及びユーザIDに基づいてチャットルームに対するトークンが生成され、生成されたトークンはユーザ端末に伝えられる。すると、サービス提供装置は、トークンを用いてチャットルームに接続できる。ここで、トークンは、チャットルームに接続するために用いられる1回性トークンであってもよい。
【0136】
ここで、商品又はサービスに対する識別情報は、サービスを区分するための固有情報を意味する。そして、ユーザIDは、ユーザの電話番号又は氏名などのようにユーザ端末を区分するための固有情報であってもよい。すなわち、サービス提供装置は、ユーザトークンに基づいてユーザ端末のためのサービスに対応するチャットルームに接続できる。
【0137】
ステップ1102において、サービス提供装置は、商品又はサービスに関するメッセージをチャットルームを用いて送信する。
【0138】
一方、サービス提供装置は、ユーザ端末にサービス進行に関するメッセージを送信し、サービス進行に関するメッセージに対するユーザ端末の応答に応じてサービス進行を制御する。
【0139】
そして、商品又はサービスの提供が完了する場合、商品又はサービスに対応して生成されたチャットルームが削除されてもよい。ここで、メッセージ仲介サーバは、ユーザ端末のリクエストに応じて予め設定された期間中にチャットルームを用いて送信されたメッセージを格納できる。
【0140】
図12は、一実施形態によるサービス管理方法を行う全体システムを示す図である。
【0141】
図12を参照すると、システムは、メッセージ仲介サーバ1201、ユーザ端末1202、サービス管理サーバ1203、及びサービス処理端末1204を含む。一方、サービス管理サーバ1203又はメッセージ仲介サーバ1201は、ユーザがリクエストした少なくとも1つのサービスを含むサービスリストをサービス処理端末1204に提供する。サービス処理端末1204は、行わなければならないサービス属性に応じて他の過程でサービスを管理することができる。ここで、サービスリストは、サービスをリクエストしたユーザの詳細情報又はサービスの詳細情報を含む。
【0142】
例えば、配達サービス、訪問サービスなどのようにユーザ端末1202にサービスを提供するサービス処理端末1204が予め決定されている場合、ユーザがリクエストしたサービスの詳細情報を受信したサービス処理端末1204は、ユーザがリクエストしたサービスにより生成されたチャットルームを用いてサービス進行メッセージをユーザ端末1202に送信する。サービス進行メッセージは、サービスの進行状態を知らせたり、サービス進行に対してサービス被提供者の応答をリクエストするメッセージを含んでもよい。
【0143】
メッセージ仲介サーバ1201は、サービスリストで選択されたサービス単位でチャットルームを生成してもよい。そして、ユーザがリクエストしたサービスにより生成されたチャットルームは、一回性のものとして(その都度)生成されるチャットルームであってもよい。
【0144】
また、ユーザ端末1202は、チャットルームを用いてサービス進行メッセージに対する応答をサービス処理端末1204に送信する。サービス処理端末1204は、ユーザ端末1202の応答に応じてサービス状態を変更し得る。ここで、サービス状態は、サービスの進行程度(例えば、サービスの開始ステップ、進行ステップ、サービス提供完了ステップ、サービスの評価ステップなどのサービス進行ステップ情報)、サービス経過情報(例えば、時間又は距離情報)又はサービスが提供されたときサービス被提供者の状況(例えば、被提供者がサービス提供場所に留守の場合や被提供者がサービス提供場所でサービスの提供を受けることが可能な場合)などを含む。
【0145】
サービス提供者がサービス被提供者にサービスを提供するとき、サービス提供者は、サービス処理端末1204に表示されたサービス状態を参考できる。この場合、ユーザ端末1202とサービス処理端末1204はN:1の関係になり得る。
【0146】
他の例として、ユーザがリクエストしたサービスに対してサービス処理端末1204が予め決定されていない場合、サービス管理サーバ1203は、ユーザがリクエストした少なくとも1つのサービスを含むサービスリストをサービス処理端末1204に送信してもよい。ここで、サービス管理サーバ1203は、ユーザ端末1202のサービス設定条件(例えば、サービスの種類、サービス日程、サービス地域情報、サービス提供者の種類又はサービス日程情報)によりサービスリストと共に、又は別に、サービスリストに含まれた少なくとも1つのユーザ端末1202のサービスの詳細情報又はユーザ詳細情報をサービス処理端末1204に送信することができる。ここで、サービスの詳細情報は、サービスに関する商品、サービス提供場所、サービスリクエスト時間又はサービス提供時間などサービスを区分してサービスの内容を確認できる様々な情報を含む。そして、ユーザの詳細情報は、ユーザの名前、ユーザの電話番号、ユーザのID、ユーザのメールアドレス、ユーザのニックネームなどユーザを特定するための様々な情報を含んでもよい。
【0147】
一例として、サービス管理サーバ1203は、ユーザ端末1202が設定したサービス地域と半径情報に基づいて、設定されたサービス地域から設定された半径内に位置しているサービス処理端末1204にのみサービスリスト又はユーザがリクエストしたサービスの詳細情報を送信してもよい。
【0148】
他の例として、サービス管理サーバ1203は、ユーザ端末1202が設定したサービス提供者の種類(例えば、特定相互のサービス提供者)情報に基づいて、設定した特定サービス提供者のサービス処理端末1204にのみサービスリスト又はユーザがリクエストしたサービスの詳細情報を送信してもよい。
【0149】
その後、選択的に、サービス処理端末1204は、ユーザがリクエストしたサービスに関する詳細情報に基づいて、サービス処理端末1204を所有しているサービス提供者にユーザがリクエストしたサービスの処理如何を問い合わせる。又は、別の問い合わせ過程なしに、サービス処理端末1204を所有しているサービス提供者は、サービスの詳細情報を考慮してサービスリストからサービスを提供可能なユーザ端末1202のうち、サービスを効率よく提供することのできるユーザ端末1202を選択することができる。
【0150】
又は、サービス処理端末1204は、少なくとも1つのユーザ端末にサービスリストのうちユーザがリクエストしたサービスを、サービス処理端末1204が処理することに同意するか否かを問い合わせてもよい。
【0151】
サービス処理端末1204のサービス提供者がユーザがリクエストしたサービスを処理する場合(例えば、ユーザがサービス処理に同意した場合など)、サービス処理端末1204は、ユーザがリクエストしたサービスにより生成されたチャットルームを用いてサービス進行メッセージを送信する。メッセージ仲介サーバ1201は、サービス単位でチャットルームを生成する。そして、ユーザがリクエストしたサービスにより生成されたチャットルームは、一回性のものとして(その都度)生成されたチャットルームであってもよい。この場合、ユーザ端末1202とサービス処理端末1204は1:1の関係である。
【0152】
サービス処理端末1204は、ユーザ端末1202の応答に応じてサービス状態を変更してもよい。ここで、サービス状態は、サービスの進行程度(例えば、サービスの開始ステップ、進行ステップ、サービス提供完了ステップ、サービスの評価ステップなどのサービス進行ステップ情報)、サービス経過情報(例えば、時間又は距離情報)又はサービスが提供されたときサービス被提供者の状況(例えば、被提供者がサービス提供場所に留守の場合や被提供者がサービス提供場所でサービスを提供されることができる場合)などを含む。
【0153】
サービス管理方法については以下で具体的に説明する。
【0154】
図13は、一実施形態によるサービス処理端末の詳細構成を示す図である。
【0155】
図13を参照すると、サービス処理端末1204は、リスト受信部1301及びメッセージ送信部1304を含む。そして、サービス処理端末1204は、サービス問い合わせ部1302をさらに含んでもよい。また、サービス処理端末1204は、同意問い合わせ部1303をさらに含んでもよい。そして、サービス処理端末1204は状態変更部1305をさらに含んでもよい。
【0156】
リスト受信部1301は、ユーザがリクエストした少なくとも1つのサービスを含むサービスリストを受信する。ここで、サービスリストは、含まれた少なくとも1つのユーザがリクエストしたサービスの詳細情報又はユーザの詳細情報を含む。一例として、リスト受信部1301は、サービスをリクエストしたユーザ端末に関するサービス処理日程、サービス処理地域、サービス状態のうち少なくとも1つに基づいてサービスリストを整列してもよい。
【0157】
サービス問い合わせ部1302は、サービスの詳細情報に基づいてサービス処理端末を所有しているサービス提供者にユーザがリクエストしたサービスの処理如何を問い合わせる。又は、別の問い合わせ過程なしに、サービス処理端末を所有しているサービス提供者は、サービスの詳細情報を考慮してサービスリストからサービスを提供することのできるユーザ端末のうち、サービスを効率よく提供できるユーザ端末を選択する。
【0158】
同意問い合わせ部1303は、サービスリストに含まれた少なくとも1つのユーザ端末にユーザがリクエストしたサービスの処理に同意するか否かを問い合わせる。
【0159】
ユーザがリクエストしたサービスの処理に同意するか否かに関する問い合わせに対してユーザ端末からユーザの同意を受信した場合、メッセージ仲介サーバ1201は、ユーザ端末1202、サービス管理サーバ1203又はサービス処理端末1204のリクエストによってチャットルームを生成する。チャットルームは、サービス単位で生成されてもよい。サービス単位のチャットルームは、メッセンジャープログラム上で別の友人登録の手続なしに、ユーザがリクエストしたサービスに基づいて生成される。すると、ユーザ端末1202とサービス処理端末1204は、メッセージ仲介サーバ1201が提供したメッセンジャープログラムによってチャットルームに接続できる。
【0160】
ここで、チャットルームは、ユーザがリクエストしたサービスに基づいて一回性のものとして(その都度)生成されてもよい。そして、チャットルームは、前記選択されたサービスに対して予め設定されたサービス処理期間が経過したり、又はサービス処理が完了すれば消滅してもよい。また、チャットルームは、ユーザがリクエストしたサービスの詳細情報及びユーザの詳細情報に基づいて生成されてもよい。
【0161】
メッセージ送信部1304は、ユーザがリクエストしたサービスにより生成されたチャットルームによりサービス進行メッセージを送信する。一例として、メッセージ送信部1304は、ユーザと友人関係にある他のユーザのユーザ端末又は前記ユーザが指定した他のユーザのユーザ端末にサービス進行メッセージを送信してもよい。
【0162】
状態変更部1305は、サービス進行メッセージに対するユーザの応答又はサービス処理端末1204を所有しているサービス提供者の入力に基づいてサービス状態を変更する。変更されたサービスの状態は、メッセージ送信部1304によってユーザ端末1202に伝えられる。
【0163】
図14は、一実施形態によるサービスにより生成されたチャットルームを用いてサービス処理端末が送信するサービス進行メッセージを示す図である。
【0164】
図14を参照すると、サービス処理端末1204は、サービスをリクエストしたユーザ端末にチャットルームを用いてサービス進行メッセージを送信する。そして、サービス処理端末1204は、サービス進行メッセージに対するユーザの応答に応じてサービス状態を制御する。
【0165】
一例として、
図14に示す画面1401は、サービス処理端末1204で商品配送サービスをリクエストしたユーザを示すサービスリストを示す。ここで、同じ種類の複数のサービスに対してユーザに応じてサービスが区分される。それだけではなく、同じユーザがリクエストした複数のサービスに対してサービスの詳細内容によってサービスが区分される。サービス処理端末1204が受信するサービスリストは、ユーザ又はサービスの詳細内容によって区分される少なくとも1つのサービスを含むことができる。
【0166】
サービス処理端末1204は、商品配送サービスを申し込んだユーザ端末を含むサービスリストからユーザ端末を選択し、サービス進行メッセージをチャットルームを用いてユーザ端末1202に送信する。ここで、サービス進行メッセージは、画面1402で示されたチャットルームを用いて伝えられる商品配送の予定時間のようなサービス処理日程を含んでもよい。
【0167】
画面1401で、サービスリストに含まれたユーザは、サービスに関する詳細情報を示すサービス処理日程、サービス処理地域、サービス状態のうち少なくとも1つ基づいて整列する。ここで、サービス処理日程は、サービス予定時間を意味する。サービス処理地域は、サービス処理端末の位置とユーザがリクエストしたサービス位置間の距離を意味する。そして、サービス状態は、サービスが提供された時のサービス被提供者の状況として、サービス処理日程に対するユーザの応答に応じて設定される。
【0168】
図14を参照すると、サービス処理日程を含むサービス進行メッセージは画面1402のようにチャットルームを用いて送信される。画面1401で、サービス処理端末1204がユーザ1を選択した場合、ユーザ1のユーザ端末1202にサービス処理日程を含むサービス進行メッセージを送信し、サービス進行メッセージに対する応答をリクエストする。
【0169】
すると、ユーザ端末1202は、サービス処理日程を含むサービス進行メッセージに対して(i)サービス提供者がユーザにサービスを提供したときユーザが直ちに提供されることができる場合(受取可能)、(ii)ユーザがリクエストしたサービスの提供場所/日程などを変更リクエストした場合(管理室など)、又は(iii)サービス提供者がユーザにサービスを提供した時ユーザが直ちに提供を受けることができない場合(留守中)のような応答をサービス処理端末1204に送信してもよい。サービス処理端末1204は、ユーザ端末1202の応答に応じて画面1401で図示したように「受取可能」、「管理室」、「留守中」のようなサービス状態を変更し得る。したがって、サービス処理端末1204を所有するサービス提供者は、変更されたサービス状態を考慮してユーザがリクエストしたサービスを提供することができる。
【0170】
図15は、一実施形態によりサービス処理端末にサービスの処理の可否を問い合わせる過程を示す図である。
【0171】
図15を参照すると、画面1501は、サービスをリクエストしたユーザに対してサービスの処理可能なサービス処理端末1204を所有する少なくとも1つのサービス提供者を含むサービス提供者リストを示す。ここで、
図15は、コールタクシーサービスを仮定して説明するが、本発明はこれに限定されることはない。
【0172】
サービス提供者リストは、ユーザがリクエストしたサービスの詳細情報を含む。ここで、サービス提供者リストは、サービス提供者がユーザがリクエストしたサービスを処理中であるか、又はサービスに対して処理待機中であるか否か、ユーザがリクエストしたサービスの提供場所(アドレス、位置など)又はサービスをリクエストしたユーザとサービス提供者との距離などと共にサービス処理端末1204に表示される。このようなサービス提供者リストは、サービス管理サーバ1203又はサービス処理端末1204がユーザ端末1202からサービスをリクエストされれば生成される。
【0173】
画面1501は、サービス処理端末1204を所有しているサービス提供者である運転手1に対して、ユーザがリクエストしたサービスの処理の可否を問い合わせることを示す。
【0174】
もし、運転手1がユーザがリクエストしたサービスを処理できないと応答した場合、又は一定時間の間応答しない場合、運転手2のサービス処理端末は運転手2にサービスを処理できるか否かを問い合わせる。
【0175】
このようにサービス処理に対する問い合わせ順序は、サービス処理日程、サービス処理地域、サービス予定状態などによって決定されてもよい。
図15に示す場合、ユーザ端末1202とそれぞれのコールタクシー運転手が所持しているサービス処理端末1204との距離に応じて、サービス処理に対する問い合わせ順序が決定された場合を示す。
【0176】
又は、別の問い合わせ過程なしに、サービス処理端末1204を所有しているサービス提供者である運転手1は、サービスの詳細情報を考慮してサービスリストからサービスを提供可能なユーザ端末のうちサービスを効率よく提供することのできるユーザ端末1202を選択する。
【0177】
もし、運転手1のサービス処理端末が、ユーザがリクエストしたサービスを処理する場合、画面1503のように、サービス処理端末1204はユーザがリクエストしたサービスにより生成されたチャットルームを用いてサービス進行メッセージを送信する。ここで、ユーザがリクエストしたサービスにより生成されたチャットルームは、一回性のものとして(その都度)生成されるチャットルームである。そして、サービス進行メッセージはサービスの進行状態を知らせたり、サービス進行に対してサービス被提供者の応答をリクエストするメッセージであってもよい。例えば、サービス進行メッセージは、ユーザがサービス対象であるコールタクシーに乗車するまで送信されたメッセージであったり、コールタクシーに乗車完了した後に送信されたメッセージを意味する。
【0178】
一方、このようなサービス進行メッセージは、サービスをリクエストしたユーザだけではなく、前記ユーザと友人関係にある他のユーザのユーザ端末又は前記ユーザが指定した他のユーザのユーザ端末に送信され得る。
【0179】
図16は、他の実施形態によるサービス処理端末が行うサービス管理方法を示す図である。
【0180】
ステップ1601において、サービス処理端末1204は、サービスをリクエストした少なくとも1つのユーザ端末1202を含むサービスリストを受信する。サービスリストは、サービスをリクエストしたユーザの詳細情報又はサービスの詳細情報を含む。一例として、サービス処理端末1204は、ユーザがリクエストしたサービスの詳細情報を示すサービス処理日程、サービス処理地域、サービス状態のうち少なくとも1つに基づいてサービスリストを整列する。
【0181】
ステップ1602において、サービス処理端末1204は、サービスの詳細情報に基づいてサービス処理端末を所有しているサービス提供者にユーザがリクエストしたサービスの処理如何を問い合わせる。ステップ1602は、サービス処理端末1204によって選択的に実行され得る。又は、別の問い合わせ過程なしに、サービス処理端末1204を所有しているサービス提供者は、サービスの詳細情報を考慮してサービスリストからサービスを提供可能なユーザ端末1202のうちサービスを効率よく提供することのできるユーザ端末1202を選択する。
【0182】
ステップ1603において、サービス処理端末1204は、サービスリストに含まれた少なくとも1つのユーザ端末1202にユーザがリクエストしたサービスの処理に同意するか否かを問い合わせる。すると、ステップ1604において、ユーザ端末1202がユーザがリクエストしたサービスの処理に同意するとの返答をサービス処理端末1204に送信する。ステップ1603及びステップ1604は、サービス処理端末1204によって選択的に実行される。
【0183】
一方、メッセージ仲介サーバ1201は、ユーザ端末1202、サービス管理サーバ1203又はサービス処理端末1204のリクエストによってチャットルームを生成する。チャットルームは、サービス単位で生成されてもよい。サービス単位のチャットルームは、メッセンジャープログラム上で別途の友人登録の手続なしに、ユーザがリクエストしたサービスに基づいて生成される。したがって、ユーザ端末1202とサービス処理端末1204は、メッセージ仲介サーバ1201が提供したメッセンジャープログラムによってチャットルームに接続できる。
【0184】
ここで、チャットルームは、ユーザがリクエストしたサービスに基づいて一回性のものとして(その都度)生成されてもよい。そして、チャットルームは、前記選択されたサービスに対して予め設定されたサービス処理期間が経過したり、又はサービス処理が完了すれば消滅してもよい。また、チャットルームは、ユーザがリクエストしたサービスの詳細情報及びユーザの詳細情報に基づいて生成され得る。
【0185】
ステップ1605において、サービス処理端末1204は、ユーザがリクエストしたサービスにより生成されたチャットルームを用いてサービス進行メッセージを送信する。一例として、サービス処理端末1204は、ユーザと友人関係にあるユーザのユーザ端末又はユーザが指定した他のユーザのユーザ端末にサービス進行メッセージを送信してもよい。
【0186】
ステップ1606において、サービス処理端末1204は、ユーザ端末1202からサービス進行メッセージに対する返答を受信する。ステップ1606は、サービス処理端末1204によって選択的に実行され得る。
【0187】
そして、ステップ1607において、サービス処理端末1204は、サービス進行メッセージに対するユーザ端末1202の応答又はサービス処理端末1204を所有しているサービス提供者の入力に基づいてサービス状態を変更する。変更されたサービスの状態は、メッセージ送信部1304によってユーザ端末1202に送信される。ステップ1607は、サービス処理端末1204によって選択的に実行され得る。
【0188】
以上述した装置は、ハードウェア構成要素、ソフトウェア構成要素、又はハードウェア構成要素及びソフトウェア構成要素の組合せで具現される。例えば、本実施形態で説明した装置及び構成要素は、例えば、プロセッサ、コントローラ、ALU(Arithmetic Logic Unit)、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor)、マイクロコンピュータ、FPA(Field Programmable Array)、PLU(Programmable Logic Unit)、マイクロプロセッサー、又は命令(instruction)を実行して応答する異なる装置のように、1つ以上の汎用コンピュータ又は特殊目的コンピュータを用いて具現される。処理装置は、オペレーティングシステム(OS)及びオペレーティングシステム上で行われる1つ以上のソフトウェアアプリケーションを実行する。また、処理装置は、ソフトウェアの実行に応答してデータをアクセス、格納、操作、処理、及び生成する。理解の便宜のために、処理装置は1つが使用されるものとして説明する場合もあるが、当該技術分野で通常の知識を有する者は、処理装置が複数の処理要素(processing element)及び/又は複数タイプの処理要素を含むことが分かる。例えば、処理装置は、複数のプロセッサ又は1つのプロセッサ及び1つのコントローラを含む。また、並列プロセッサ(parallel processor)のような、他の処理構成も可能である。
【0189】
ソフトウェアは、コンピュータプログラム、コード、命令、又はこれらのうちの1つ以上の組合せを含み、希望通りに動作するように処理装置を構成し、独立的又は結合的に処理装置に命令する。ソフトウェア及び/又はデータは、処理装置によって解釈され、処理装置に命令又はデータを提供するためのあらゆるタイプの機械、構成要素、物理的装置、仮想装置、コンピュータ格納媒体又は装置、或いは送信される信号波を介して永久的又は一時的に具現化される。ソフトウェアは、ネットワークに接続されたコンピュータシステム上に分散され、分散された方法で格納されるか又は実行される。ソフトウェア及びデータは1つ以上のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納される。
【0190】
本実施形態による方法は、多様なコンピュータ手段を介して実施されるプログラム命令の形態で具現され、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録される。記録媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独又は組合せて含む。記録媒体及びプログラム命令は、本発明の目的のために特別に設計して構成されたものでもよく、コンピュータソフトウェア分野の技術を有する当業者にとって公知のものであり使用可能なものであってもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク及び磁気テープのような磁気媒体、CD−ROM、DVDのような光記録媒体、フロプティカルディスクのような磁気−光媒体、及びROM、RAM、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を保存して実行するように特別に構成されたハードウェア装置を含む。プログラム命令の例としては、コンパイラによって生成されるような機械語コードだけでなく、インタプリタなどを用いてコンピュータによって実行される高級言語コードを含む。ハードウェア装置は、本発明の動作を実行するために1つ以上のソフトウェアモジュールとして作動するように構成してもよく、その逆も同様である。
【0191】
以上、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的範囲から逸脱しない範囲内で多様に変更実施することが可能である。