【実施例】
【0065】
以下、実施例に基づいて本発明を具体的に説明するが、実施例における各種物性は以下のようにして測定した。
[エチレン含量]
日本電子LA500型核磁気共鳴装置を用い、オルトジクロルベンゼンとベンゼンーd6との混合溶媒(オルトジクロルベンゼン/ベンゼン−d6=3/1〜4/1(体積比))中、120℃、パルス幅45°パルス、パルス繰り返し時間5.5秒で測定した。繰り返し測定回数は、1000回以上、好ましくは10000回以上である。
[飽和炭化水素含有率]
日本電子(株)製ECX400型核磁気共鳴装置を用い、溶媒は重水素化オルトジクロロベンゼン、重水素化クロロホルム、重水素化ベンゼンを適宜使用した。
【0066】
試料濃度50〜60mg/0.5mL、測定温度は室温〜120℃を適宜選択した。観測核は
1H(400MHz)、シーケンスはシングルパルス、パルス幅は5.12μ秒(45°パルス)、繰り返し時間は7.0秒、積算回数は500回以上、7.10ppmをケミカルシフトの基準値として測定した。ビニル基やメチル基などに由来する
1Hなどのピークは、常法によりアサインし、前記のエチレン含量の結果と合わせて飽和炭化水素含有率を算出した。
【0067】
なお、本願の実験例で用いたポリオレフィン(重合体A100、重合体A2000、NEXBASE2006)には殆ど不飽和炭素-炭素結合に由来するピークは見られなかった。
[動粘度(40℃、100℃)]
ASTM D 445に基づいて測定を行った。なお、本実施例では配合油の粘度を各ISO分類に基づいて以下のように調整した。
【0068】
(1)ISO460:動粘度(40℃)が460±46mm
2/sになるように配合調製した。
【0069】
(2)ISO1000:動粘度(40℃)が1000±100mm
2/sになるように配合調製した。
【0070】
(3)ISO2200:動粘度(40℃)が2200±220mm
2/sになるように配合調製した。
(4)ISO3200:動粘度(40℃)が3200±320mm
2/sになるように配合調製した。
【0071】
(5)ISO4600:動粘度(40℃)が4600±460mm
2/sになるように配合調製した。
【0072】
(6)ISO6800:動粘度(40℃)が6800±680mm
2/sになるように配合調製した。
(7)ISO10000:動粘度(40℃)が10000±1000mm
2/sになるように配合調製した。
【0073】
(8)ISO22000:動粘度(40℃)が22000±2200mm
2/sになるように配合調製した。
[分子量分布(Mw/Mn)]
下記の液体クロマトグラフィー用ポンプ、サンプリング装置、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)用カラム、示差屈折率検出器(RI検出器)を連結し、GPC測定を行い決定した。
【0074】
液体クロマトグラフィー装置:Waters社製515 HPLC Pump
サンプリング装置:Waters社製717plus Autosampler装置
移動相:THF(安定剤含有、液体クロマトグラフィー用グレード)
カラム:PL社製MIXED-D 1本とPL社製500Å 1本とを直列連結した。
【0075】
サンプル濃度;5mg/mL
移動相流速;1.0mL/分
測定温度;常温
検量線用標準サンプル:PL社製EasiCal PS-1
[剪断安定性(粘度低下率%)]
KRL剪断試験機を用いてCEC−L−45(CEC:欧州の自動車用燃料・潤滑油試験法の管理機構)に基づいて試験を行い、40℃の粘度の低下率を評価した。
【0076】
剪断安定性は、潤滑油中の共重合体成分が金属摺動部で剪断を受け、分子鎖が切断することによる動粘度損失の尺度である。
[相溶性(極圧剤の溶解性)]
配合油を60℃の温度で加熱攪拌後、10日経過後の外観を観察し、以下の評点で評価した。
【0077】
評点○:透明、 評点△:やや濁る、 評点×:濁る
[極圧剤の分析(GC/MS法)]
極圧剤に含まれる硫黄化合物の構造をガスクロマトグラフィーと質量分析計とを併用した所謂GC/MS法で測定した。測定条件を下記した。
装置:日本電子製Jms−Q1000GC K9型装置
カラム:DB5MS+DG(内径:0.25mm、長さ:30m)
カラム温度制御パターン : 40℃で3分保持し、10℃/分の速度で昇温し、320℃に達した後、29分保持して終了とした。
【0078】
移動相 : ヘリウム(流速:0.7ml/分)
サンプル注入温度: 280℃、スプリット(1/20)
サンプル注入量 : 1μL(希釈溶媒:ヘキサン)
イオン化法 : EI(電子イオン化)、イオン化温度:200℃
[本発明で使用する成分]
実施例、比較例で使用する潤滑油基剤などの成分について、表2に纏めた。
【0079】
【表2】
実施例、比較例で使用する極圧剤は以下の通りである。
・AFTON社製HITEC(商標)-3339
硫黄含有率:32.6重量%、リン含有率:1.19重量%(カタログ値)
前記GC/MS法により、含硫黄成分としてジ−t−ブチルポリスルフィドが検出された。その他に鉱物油を示唆する成分が含まれていた。
・AFTON社製HITEC(商標)343
前記GC/MS法により、二級、三級のアルキル基を有する硫黄化合物を示唆するピークは検出されなかった。
[重合方法]
(重合例1)
充分窒素置換した容量2リットルの攪拌翼付連続重合反応器に、脱水精製したヘキサン1リットルを張り、96mmol/Lに調整した、エチルアルミニウムセスキクロリド(Al(C2H5)
1.5・Cl
1.5)のヘキサン溶液を500ml/hの量で連続的に1時間供給した後、更に触媒として16mmol/lに調整したVO(OC
2H
5)Cl
2のヘキサン溶液を500ml/hの量で、ヘキサンを500ml/hの量で連続的に供給した。一方重合器上部から、重合液器内の重合液が常に1リットルになるように重合液を連続的に抜き出した。次にバブリング管を用いてエチレンガスを35L/hの量で、プロピレンガスを35L/hの量で水素ガスを80L/hの量で供給した。共重合反応は、重合器外部に取り付けられたジャケットに冷媒を循環させることにより35℃で行った。
【0080】
上記条件で反応を行うと、エチレン・プロピレン共重合体を含む重合溶液が得られた。得られた重合溶液は、塩酸で脱灰した後に、大量のメタノールに投入して、エチレン・プロピレン共重合体を析出させた後、130℃で24時間減圧乾燥を行った。(重合体A−100)得られたポリマーの分析結果を表3に示す。
(重合例2)
エチレンガス量47L/h、プロピレンガス量47L/h、水素ガス仕込み量を20L/hに変えた以外は、重合例1と同様に行い重合体A−2000を得た。得られたポリマーの分析結果を表3に示す。
【0081】
【表3】
(実施例1)
粘度調整剤としてのエチレン・プロピレン共重合体(A)として、重合例1で得られた共重合体を93.0重量%、APIグループ(V)に分類されるポリオールエステル(BFS社製TMTC)を5.0重量%、極圧剤HITEC(商標)−3339(AFTON社製)を2.0重量%用いてISO1000相当粘度に配合調製した。配合油の潤滑油物性を表4に示す。
(実施例2)
エチレン・プロピレン共重合体(A)として、重合例2で得られたエチレン・プロピレン共重合体を9.5重量%、重合例1で得られた共重合体を83.5重量%、合成油(
D)としてポリオールエステル(BFS社製TMTC)を5.0重量%、極圧剤HITEC(商標)−3339(AFTON社製)を2.0重量%用いてISO2200相当粘度に配合調製した。配合油の潤滑油物性を表4に示す。
(実施例3)
エチレン・プロピレン共重合体(A)として、重合例2で得られた共重合体を28.0重量%、重合例1で得られた共重合体を65.0重量%用いた以外は実施例2と同様に配合してISO3200相当粘度に調整した。配合油の潤滑油物性を表4に示す。
(実施例4)
エチレン・プロピレン共重合体(A)として、重合例2で得られた共重合体を48.0重量%、重合例1で得られた共重合体を45.0重量%用いた以外は実施例2と同様に配合してISO6800相当粘度に調製した。配合油の潤滑油物性を表4に示す。
(実施例5)
エチレン・プロピレン共重合体(A)として、重合例2で得られた共重合体を64.0重量%、重合例1で得られた共重合体を29.0重量%用いた以外は実施例2と同様に配合してISO10000相当粘度に調製した。配合油の潤滑油物性を表4に示す。
(実施例6)
エチレン・プロピレン共重合体(A)として、重合例2で得られた共重合体を83.7重量%、重合例1で得られた共重合体を9.3重量%用いた以外は実施例2と同様に配合してISO22000相当粘度に調製した。配合油の潤滑油物性を表4に示す。
(実施例7)
エチレン・プロピレン共重合体(A)として、重合例2で得られた共重合体を93.0重量%、ポリオールエステル(BFS社製TMTC)を5.0重量%、極圧剤HITEC(商標)−3339(AFTON社製)を2.0重量%用いて配合調製した。配合油の潤滑油物性を表4に示す。
(実施例8)
エチレン・プロピレン共重合体(A)として、重合例2で得られた共重合体を4.0重量%、重合例1で得られた共重合体を84.0重量%、合成油(D)としてポリα−オレフィン(CHEVRON社製NEXBASE2006)を10.0重量%、極圧剤HITEC(商標)−3339(AFTON社製)を2.0重量%用いてISO1000相当粘度に配合調製した。配合油の潤滑油物性を表4に示す。
(実施例9)
エチレン・プロピレン共重合体(A)として、重合例2で得られた共重合体を30.0重量%、重合例1で得られた共重合体を58.0重量%用いた以外は実施例8と同様に配合してISO3200相当粘度に調製した。配合油の潤滑油物性を表4に示す。
(実施例10)
エチレン・プロピレン共重合体(A)として、重合例2で得られた共重合体を10.0重量%、重合例1で得られた共重合体を73.0重量%、合成油(D)としてポリα−オレフィン(CHEVRON社製NEXBASE2006)を10.0重量%およびポリオールエステル(BFS社製TMTC)を5.0重量%、極圧剤HITEC(商標)−3339(AFTON社製)を2.0重量%用いてISO1000相当粘度に配合調製した。配合油の潤滑油物性を表4に示す。
(実施例11)
エチレン・プロピレン共重合体(A)として、重合例2で得られたエチレン・プロピレン共重合体を30.0重量%、重合例1で得られたエチレン・プロピレン共重合体を53.0重量%用いた以外は実施例10と同様に配合してISO2200相当粘度に調製した。配合油の潤滑油物性を表4に示す。
【0082】
【表4】
(実施例12)
エチレン・プロピレン共重合体(A)として、重合例2で得られたエチレン・プロピレン共重合体を17.5重量%、合成油(C)として高粘度ポリα−オレフィン(INEOS社製DURASYN180)を80.5重量%、極圧剤HITEC(商標)−3339(AFTON社製)を2.0重量%用いてISO2200相当粘度に配合調製した。配合油の潤滑油物性を表5に示す。
(実施例13)
エチレン・プロピレン共重合体(A)として、重合例2で得られたエチレン・プロピレン共重合体を27.0重量%、合成油(C)として高粘度ポリα−オレフィン(INEOS社製DURASYN180)を71.0重量%用いた以外は実施例12と同様に配合し、ISO3200相当粘度に調製した。配合油の潤滑油物性を表5に示す。
(実施例14)
エチレン・プロピレン共重合体(A)として、重合例2で得られたエチレン・プロピレン共重合体を20.0重量%、合成油(C)として高粘度ポリα−オレフィン(INEOS社製DURASYN180)を73.0重量%、合成油(D)としてポリオールエステル(BFS社製TMTC)を5.0重量%、極圧剤HITEC(商標)−3339(AFTON社製)を2.0重量%用いてISO2200相当粘度に配合調製した。配合油の潤滑油物性を表5に示す。
(実施例15)
エチレン・プロピレン共重合体(A)として、重合例2で得られたエチレン・プロピレン共重合体を30.0重量%、合成油(C)として高粘度ポリα−オレフィン(INEOS社製DURASYN180)を63.0重量%用いた以外は実施例14と同様に配合し、ISO3200相当粘度に調製した。配合油の潤滑油物性を表5に示す。
(実施例16)
エチレン・プロピレン共重合体(A)として、重合例2で得られたエチレン・プロピレン共重合体を30.0重量%、合成油(C)として高粘度ポリα−オレフィン(INEOS社製DURASYN180)を53.0重量%、合成油(
D)として低粘度ポリα−オレフィン(CHEVRON社製NEXBASE2006)を10.0重量%、合成油(D)としてポリオールエステル(BFS社製TMTC)を5.0重量%、極圧剤HITEC(商標)−3339(AFTON社製)を2.0重量%用いてISO2200相当粘度に配合調製した。配合油の潤滑油物性を表5に示す。
(実施例17)
エチレン・プロピレン共重合体(A)として、重合例2で得られたエチレン・プロピレン共重合体を40.0重量%、合成油(C)として高粘度ポリα−オレフィン(INEOS社製DURASYN180)を43.0重量%用いた以外は実施例16と同様に配合し、ISO3200相当粘度に調製した。配合油の潤滑油物性を表5に示す。
(実施例18)
エチレン・プロピレン共重合体(A)として、重合例2で得られたエチレン・プロピレン共重合体を20.0重量%、鉱物油(E)としてブライトストック(JX社製N460)を78.0重量%、極圧剤HITEC(商標)−3339(AFTON社製)を2.0重量%用いてISO2200相当粘度に配合調製した。配合油の潤滑油物性を表5に示す。
(実施例19)
エチレン・プロピレン共重合体(A)として、重合例2で得られたエチレン・プロピレン共重合体を40.0重量%、鉱物油(E)としてブライトストック(JX社製N460)を58.0重量%用いた以外は実施例18と同様に配合し、ISO4600相当粘度に調製した。配合油の潤滑油物性を表5に示す。
(実施例20)
エチレン・プロピレン共重合体(A)として、重合例2で得られた共重合体を60.0重量%、鉱物油(E)としてブライトストック(JX社製N460)を38.0重量%用いた以外は実施例18と同様に配合し、ISO10000相当粘度に調製した。配合油の潤滑油物性を表5に示す
。
【0083】
【表5】
(比較例1)
粘度調整剤としてポリブテン(JX社HV−1900)を20.0重量%、エチレン・プロピレン共重合体(A)として重合例1の共重合体を78.0重量%、極圧剤HITEC(商標)−3339(AFTON社製)を2.0重量%用いてISO2200相当粘度に配合調製した。配合油の潤滑油物性を表6に示す。
(比較例2)
ポリブテン(JX社HV−1900)を42.0重量%、エチレン・プロピレン共重合体(A)として重合例1の共重合体を56.0重量%用いた以外は比較例1と同様に配合し、ISO6800相当粘度に調製した。配合油の潤滑油物性を表6に示す。
(比較例3)
ポリブテン(JX社HV−1900)を50.0重量%、エチレン・プロピレン共重合体(A)として重合例1の共重合体を48.0重量%用いた以外は比較例1と同様に配合し、ISO10000相当粘度に調製した。配合油の潤滑油物性を表6に示す。
(比較例4)
ポリブテン(JX社HV−1900)を20.0重量%、エチレン・プロピレン共重合体(A)として重合例1の共重合体を73.0重量%、合成油(D)としてポリオールエステル(BFS社製TMTC)を5.0重量%、極圧剤HITEC(商標)−3339(AFTON社製)を2.0重量%用いてISO2200相当粘度に配合調製した。配合油の潤滑油物性を表6に示す。
(比較例5)
ポリブテン(JX社HV−1900)を40.0重量%、エチレン・プロピレン共重合体(A)として重合例1の共重合体を53.0重量%用いた以外は比較例4と同様に配合し、ISO4600相当粘度に調製した。配合油の潤滑油物性を表6に示す。
(比較例6)
ポリブテン(JX社HV−1900)を55.0重量%、エチレン・プロピレン共重合体(A)として重合例1の共重合体を38.0重量%用いた以外は比較例4と同様に配合し、ISO10000相当粘度に調製した。配合油の潤滑油物性を表6に示す。
(比較例7)
ポリブテン(JX社HV−1900)を1
4.0重量%、エチレン・プロピレン共重合体(A)として重合例1の共重合体を6
9.0重量%、合成油(D)として低粘度ポリα−オレフィン(CHEVRON社製NEXBASE2006)を10.0重量%、ポリオールエステル(BFS社製TMTC)を5.0重量%、極圧剤HITEC(商標)−3339(AFTON社製)を2.0重量%用いてISO1000相当粘度に配合調製した。配合油の潤滑油物性を表6に示す。
(比較例8)
ポリブテン(JX社HV−1900)を40.0重量%、エチレン・プロピレン共重合体(A)として重合例1の共重合体を43.0重量%用いた以外は比較例7と同様に配合し、ISO3200相当粘度に調製した。配合油の潤滑油物性を表6に示す。
(比較例9)
ポリブテン(JX社HV−1900)を65.0重量%、エチレン・プロピレン共重合体(A)として重合例1の共重合体を18.0重量%用いた以外は比較例7と同様に配合し、ISO10000相当粘度に調製した。配合油の潤滑油物性を表6に示す。
(比較例10)
ブライトストック(JX社N460)を98.0重量%、極圧剤HITEC(商標)−3339(AFTON社製)を2.0重量%用いてISO460相当粘度に配合調製した。配合油の潤滑油物性を表6に示す。
(比較例11)
粘度調整剤としてSV-251(シェル化学社製、スチレン系ブロック共重合体)を23.0重量%、エチレン・プロピレン共重合体(A)として重合例1の共重合体を75.0重量%、極圧剤HITEC(商標)−3339(AFTON社製)を2.0重量%用いてISO2200相当粘度に配合調製した。配合油の潤滑油物性を表6に示す。
【0084】
【表6】
(比較例12)
極圧剤としてHITEC(商標)−3339(AFTON社製)をHITEC(商標)343(同社)に変えた以外は実施例1と同様に配合し、ISO1000相当粘度に調製した。配合油の相溶性評価結果を表7に示す。
(比較例13)
極圧剤としてHITEC(商標)−3339(AFTON社製)をHITEC(商標)343(同社)に変えた以外は実施例2と同様に配合し、ISO2200相当粘度に調製した。配合油の相溶性評価結果を表7に示す。
(比較例14)
極圧剤としてHITEC(商標)−3339(AFTON社製)をHITEC(商標)343(同社)に変えた以外は実施例3と同様に配合し、ISO3200相当粘度に調製した。配合油の相溶性評価結果を表7に示す。
(比較例15)
極圧剤としてHITEC(商標)−3339(AFTON社製)をHITEC(商標)343(同社)に変えた以外は実施例4と同様に配合し、ISO6800相当粘度に調製した。配合油の相溶性評価結果を表7に示す。
(比較例16)
極圧剤としてHITEC(商標)−3339(AFTON社製)をHITEC(商標)343(同社)に変えた以外は実施例5と同様に配合し、ISO10000相当粘度に調製した。配合油の相溶性評価結果を表7に示す。
(比較例17)
極圧剤としてHITEC(商標)−3339(AFTON社製)をHITEC(商標)343(同社)に変えた以外は実施例6と同様に配合し、ISO22000相当粘度に調製した。配合油の相溶性評価結果を表7に示す。
(比較例18)
極圧剤としてHITEC(商標)−3339(AFTON社製)をHITEC(商標)343(同社)に変えた以外は実施例7と同様に配合調製した。配合油の相溶性評価結果を表7に示す。
(比較例19)
極圧剤としてHITEC(商標)−3339(AFTON社製)をHITEC(商標)343(同社)に変えた以外は実施例8と同様に配合し、ISO1000相当粘度に調製した。配合油の相溶性評価結果を表7に示す。
(比較例20)
極圧剤としてHITEC(商標)−3339(AFTON社製)をHITEC(商標)343(同社)に変えた以外は実施例9と同様に配合し、ISO3200相当粘度に調製した。配合油の相溶性評価結果を表7に示す。
(比較例21)
極圧剤としてHITEC(商標)−3339(AFTON社製)をHITEC(商標)343(同社)に変えた以外は実施例10と同様に配合し、ISO1000相当粘度に調製した。配合油の相溶性評価結果を表7に示す。
(比較例22)
極圧剤としてHITEC(商標)−3339(AFTON社製)をHITEC(商標)343(同社)に変えた以外は実施例11と同様に配合し、ISO2200相当粘度に調製した。配合油の相溶性評価結果を表7に示す。
【0085】
【表7】
(比較例23)
極圧剤としてHITEC(商標)−3339(AFTON社製)をHITEC(商標)343(同社)に変えた以外は実施例12と同様に配合し、ISO2200相当粘度に調製した。配合油の相溶性評価結果を表8に示す。
(比較例24)
極圧剤としてHITEC(商標)−3339(AFTON社製)をHITEC(商標)343(同社)に変えた以外は実施例13と同様に配合し、ISO3200相当粘度に調製した。配合油の相溶性評価結果を表8に示す。
(比較例25)
極圧剤としてHITEC(商標)−3339(AFTON社製)をHITEC(商標)343(同社)に変えた以外は実施例14と同様に配合し、ISO2200相当粘度に調製した。配合油の相溶性評価結果を表8に示す。
(比較例26)
極圧剤としてHITEC(商標)−3339(AFTON社製)をHITEC(商標)343(同社)に変えた以外は実施例15と同様に配合し、ISO3200相当粘度に調製した。配合油の相溶性評価結果を表8に示す。
(比較例27)
極圧剤としてHITEC(商標)−3339(AFTON社製)をHITEC(商標)343(同社)に変えた以外は実施例16と同様に配合し、ISO2200相当粘度に調製した。配合油の相溶性評価結果を表8に示す。
(比較例28)
極圧剤としてHITEC(商標)−3339(AFTON社製)をHITEC(商標)343(同社)に変えた以外は実施例17と同様に配合し、ISO3200相当粘度に調製した。配合油の相溶性評価結果を表8に示す。
(比較例29)
極圧剤としてHITEC(商標)−3339(AFTON社製)をHITEC(商標)343(同社)に変えた以外は実施例18と同様に配合し、ISO2200相当粘度に調製した。配合油の相溶性評価結果を表8に示す。
(比較例30)
極圧剤としてHITEC(商標)−3339(AFTON社製)をHITEC(商標)343(同社)に変えた以外は実施例19と同様に配合し、ISO4600相当粘度に調製した。配合油の相溶性評価結果を表8に示す。
(比較例31)
極圧剤としてHITEC(商標)−3339(AFTON社製)をHITEC(商標)343(同社)に変えた以外は実施例20と同様に配合し、ISO10000相当粘度に調製した。配合油の相溶性評価結果を表8に示す。
【0086】
【表8】
(比較例32)
極圧剤としてHITEC(商標)−3339(AFTON社製)をHITEC(商標)343(同社)に変えた以外は比較例1と同様に配合し、ISO2200相当粘度に調製した。配合油の相溶性評価結果を表9に示す。
(比較例33)
極圧剤としてHITEC(商標)−3339(AFTON社製)をHITEC(商標)343(同社)に変えた以外は比較例2と同様に配合し、ISO6800相当粘度に調製した。配合油の相溶性評価結果を表9に示す。
(比較例34)
極圧剤としてHITEC(商標)−3339(AFTON社製)をHITEC(商標)343(同社)に変えた以外は比較例3と同様に配合し、ISO10000相当粘度に調製した。配合油の相溶性評価結果を表9に示す。
(比較例35)
極圧剤としてHITEC(商標)−3339(AFTON社製)をHITEC(商標)343(同社)に変えた以外は比較例4と同様に配合し、ISO2200相当粘度に調製した。配合油の相溶性評価結果を表9に示す。
(比較例36)
極圧剤としてHITEC(商標)−3339(AFTON社製)をHITEC(商標)343(同社)に変えた以外は比較例5と同様に配合し、ISO4600相当粘度に調製した。配合油の相溶性評価結果を表9に示す。
(比較例37)
極圧剤としてHITEC(商標)−3339(AFTON社製)をHITEC(商標)343(同社)に変えた以外は比較例6と同様に配合し、ISO10000相当粘度に調製した。配合油の相溶性評価結果を表9に示す。
(比較例38)
極圧剤としてHITEC(商標)−3339(AFTON社製)をHITEC(商標)343(同社)に変えた以外は比較例7と同様に配合し、ISO1000相当粘度に調製した。配合油の相溶性評価結果を表9に示す。
(比較例39)
極圧剤としてHITEC(商標)−3339(AFTON社製)をHITEC(商標)343(同社)に変えた以外は比較例8と同様に配合し、ISO3200相当粘度に調製した。配合油の相溶性評価結果を表9に示す。
(比較例40)
極圧剤としてHITEC(商標)−3339(AFTON社製)をHITEC(商標)343(同社)に変えた以外は比較例9と同様に配合し、ISO10000相当粘度に調製した。配合油の相溶性評価結果を表9に示す。
(比較例41)
極圧剤としてHITEC(商標)−3339(AFTON社製)をHITEC(商標)343(同社)に変えた以外は比較例10と同様に配合し、ISO460相当粘度に調製した。配合油の相溶性評価結果を表9に示す。
(比較例42)
極圧剤としてHITEC(商標)−3339(AFTON社製)をHITEC(商標)343(同社)に変えた以外は比較例11と同様に配合し、ISO2200相当粘度に調製した。配合油の相溶性評価結果を表9に示す。
【0087】
【表9】