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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6342509
(24)【登録日】2018年5月25日
(45)【発行日】2018年6月13日
(54)【発明の名称】未知の番号のマーキング方法及び装置
(51)【国際特許分類】
   H04M 3/42 20060101AFI20180604BHJP
【FI】
   H04M3/42 T
【請求項の数】7
【全頁数】20
(21)【出願番号】特願2016-554869(P2016-554869)
(86)(22)【出願日】2015年12月30日
(65)【公表番号】特表2017-528930(P2017-528930A)
(43)【公表日】2017年9月28日
(86)【国際出願番号】CN2015099962
(87)【国際公開番号】WO2017016174
(87)【国際公開日】20170202
【審査請求日】2016年8月31日
(31)【優先権主張番号】201510450915.7
(32)【優先日】2015年7月28日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】513224180
【氏名又は名称】小米科技有限責任公司
【氏名又は名称原語表記】Xiaomi Inc.
(74)【代理人】
【識別番号】100107489
【弁理士】
【氏名又は名称】大塩 竹志
(72)【発明者】
【氏名】▲陳▼志▲軍▼
(72)【発明者】
【氏名】▲龍▼▲飛▼
(72)【発明者】
【氏名】▲張▼▲濤▼
【審査官】 山田 倍司
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許出願公開第2011/0201320(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2015/0140977(US,A1)
【文献】 特表2014−510446(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2014/0128047(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2012/0214456(US,A1)
【文献】 特表2013−519297(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2009/0086720(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2011/0294478(US,A1)
【文献】 中国特許出願公開第102970667(CN,A)
【文献】 特開2013−126124(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 13/00
15/00
19/00
G06Q 10/00−10/10
30/00−30/08
50/00−50/20
50/26−99/00
H04M 1/00
1/24− 3/00
3/16− 3/20
3/38− 3/58
7/00− 7/16
11/00−11/10
99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
未知の番号のマーキング方法であって、
端末から送信する第一電話番号を含む情報取得要求を受信し、前記情報取得要求は、前記端末が前記端末と通信する通信相手の前記第一電話番号が未知の番号であると検出したときに送信したものであることと、
電話番号とソーシャルアカウントとの間のプリセット対応関係に基づいて、前記第一電話番号に対応する第一ソーシャルアカウントを問い合わせることと、
前記第一ソーシャルアカウントは第二ソーシャルアカウントの親友アカウントであるか否かを検出し、前記第二ソーシャルアカウントは前記端末の第二電話番号に対応するソーシャルアカウントであることと、
前記第一ソーシャルアカウントは前記第二ソーシャルアカウントの親友アカウントであるときに、前記第一ソーシャルアカウントのアカウント情報を取得し、前記アカウント情報を前記端末に送信し、前記アカウント情報は前記未知の番号をマーキングするために用いられることとを含み、
前記第一ソーシャルアカウントは少なくとも二種のソーシャルアプリケーションシステム下のアカウントを含み、前記第一ソーシャルアカウントは第二ソーシャルアカウントの親友アカウントであるか否かを検出することは、
各第一ソーシャルアカウントに対して、前記第二ソーシャルアカウントから前記第一ソーシャルアカウントと同種のソーシャルアプリケーションシステムに属するソーシャルアカウントを選択することと、
前記第一ソーシャルアカウントは選択して得られた前記第二ソーシャルアカウントの親友アカウントであるか否かを検出することとを含み、
選択して得られた前記第二ソーシャルアカウントは少なくとも二つを含む場合、前記第一ソーシャルアカウントは選択して得られた第二ソーシャルアカウントの親友アカウントであるか否かを検出する前に、前記方法はさらに、
選択して得られた前記第二ソーシャルアカウントから前記端末の使用頻度が最も高いソーシャルアカウントを選択すること、
或いは、
選択して得られた前記第二ソーシャルアカウントから前記端末の前回にログインしたソーシャルアカウントを選択することを含む、
前記未知の番号のマーキング方法。
【請求項2】
前記第一ソーシャルアカウントのアカウント情報を取得することは、
前記第二ソーシャルアカウントに対応する関連情報から前記第一ソーシャルアカウントに対応する備考情報を取得すること、
及び/或いは、
前記第一ソーシャルアカウントのアカウントネーム、ニックネームとアバターのうちの少なくとも一つを取得することを含む
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記方法はさらに、
前記通信相手から送信した、前記第一ソーシャルアカウントのアカウント情報を共有する共有命令を受信することと、
前記第一ソーシャルアカウントのアカウント情報の属性を共有許可に設定し、属性が共有許可に設定された第一ソーシャルアカウントのアカウント情報を前記第一ソーシャルアカウントの親友アカウントでログインした端末に共有することを許可することとを含む
請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
未知の番号のマーキング装置であって、
端末から送信する第一電話番号を含む情報取得要求を受信し、前記情報取得要求は、前記端末が前記端末と通信する通信相手の前記第一電話番号が未知の番号であると検出したときに送信したものであるように構成される要求受信モジュールと、
電話番号とソーシャルアカウントとの間のプリセット対応関係に基づいて、前記第一電話番号に対応する第一ソーシャルアカウントを問い合わせるように構成される問い合わせモジュールと、
前記問い合わせモジュールで問い合わせた前記第一ソーシャルアカウントは第二ソーシャルアカウントの親友アカウントであるか否かを検出し、前記第二ソーシャルアカウントは前記端末の第二電話番号に対応するソーシャルアカウントであるように構成される検出モジュールと、
前記検出モジュールの検出結果として、前記第一ソーシャルアカウントが前記第二ソーシャルアカウントの親友アカウントであるときに、前記第一ソーシャルアカウントのアカウント情報を取得するように構成される取得モジュールと、
前記取得モジュールで取得した前記アカウント情報を前記端末に送信し、前記アカウント情報は前記未知の番号をマーキングするために用いられるように構成される送信モジュールとを含み、
前記検出モジュールは、
前記第一ソーシャルアカウントが少なくとも二種のソーシャルアプリケーションシステム下のアカウントを含むときに、各第一ソーシャルアカウントに対して、前記第二ソーシャルアカウントから前記第一ソーシャルアカウントと同種のソーシャルアプリケーションシステムに属するソーシャルアカウントを選択するように構成される第一選択サブモジュールと、
前記第一ソーシャルアカウントは前記第一選択サブモジュールで選択して得られた前記第二ソーシャルアカウントの親友アカウントであるか否かを検出するように構成される検出サブモジュールとを含み、
前記検出モジュールはさらに、第二選択サブモジュールを含み、
前記第二選択サブモジュールは、前記第一選択サブモジュールで選択して得られた前記第二ソーシャルアカウントは少なくとも二つを含む場合、前記検出サブモジュールで前記第一ソーシャルアカウントが選択して得られた前記第二ソーシャルアカウントの親友アカウントであるか否かを検出する前に、選択して得られた前記第二ソーシャルアカウントから前記端末の使用頻度が最も高いソーシャルアカウントを選択する、或いは、選択して得られた前記第二ソーシャルアカウントから前記端末の前回にログインしたソーシャルアカウントを選択するように構成される、
前記未知の番号のマーキング装置。
【請求項5】
前記取得モジュールは、さらに、
前記第二ソーシャルアカウントに対応する関連情報から前記第一ソーシャルアカウントに対応する備考情報を取得する、
及び/或いは、
前記第一ソーシャルアカウントのアカウントネーム、ニックネームとアバターのうちの少なくとも一つを取得するように構成される
請求項に記載の装置。
【請求項6】
前記装置はさらに、
前記通信相手から送信する、前記第一ソーシャルアカウントのアカウント情報を共有する共有命令を受信するように構成される命令受信モジュールと、
前記第一ソーシャルアカウントのアカウント情報の属性を共有許可に設定し、属性が共有許可に設定された第一ソーシャルアカウントのアカウント情報を前記第一ソーシャルアカウントの親友アカウントでログインした端末に共有することを許可するように構成される設定モジュールとを含む
請求項4または5に記載の装置。
【請求項7】
未知の番号のマーキング装置であって、
プロセッサと、
プロセッサで実行可能な命令を記憶するように構成されるメモリとを含み、
前記プロセッサは、
端末から送信する第一電話番号を含む情報取得要求を受信し、前記情報取得要求は、前記端末が前記端末と通信する通信相手の前記第一電話番号が未知の番号であると検出したときに送信したものであり、
電話番号とソーシャルアカウントとの間のプリセット対応関係に基づいて、前記第一電話番号に対応する第一ソーシャルアカウントを問い合わせ、
前記第一ソーシャルアカウントは第二ソーシャルアカウントの親友アカウントであるか否かを検出し、前記第二ソーシャルアカウントは前記端末の第二電話番号に対応するソーシャルアカウントであり、
前記第一ソーシャルアカウントは第二ソーシャルアカウントの親友アカウントであるときに、前記第一ソーシャルアカウントのアカウント情報を取得し、前記アカウント情報を前記端末に送信し、前記アカウント情報は前記未知の番号をマーキングするために用いられるように構成され、
前記第一ソーシャルアカウントは少なくとも二種のソーシャルアプリケーションシステム下のアカウントを含み、前記第一ソーシャルアカウントは第二ソーシャルアカウントの親友アカウントであるか否かを検出することは、
各第一ソーシャルアカウントに対して、前記第二ソーシャルアカウントから前記第一ソーシャルアカウントと同種のソーシャルアプリケーションシステムに属するソーシャルアカウントを選択することと、
前記第一ソーシャルアカウントは選択して得られた前記第二ソーシャルアカウントの親友アカウントであるか否かを検出することとを含み、
選択して得られた前記第二ソーシャルアカウントは少なくとも二つを含む場合、前記第一ソーシャルアカウントは選択して得られた第二ソーシャルアカウントの親友アカウントであるか否かを検出する前に、選択して得られた前記第二ソーシャルアカウントから前記端末の使用頻度が最も高いソーシャルアカウントを選択し、或いは、選択して得られた前記第二ソーシャルアカウントから前記端末の前回にログインしたソーシャルアカウントを選択する、
前記未知の番号のマーキング装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は出願番号201510450915.7、出願日2015年07月28日の中国特許出願に基づいて提出し、かつ該中国特許出願の優先権を要求し、該中国特許出願の全部内容はここで本願を導入して基準とする。
【0002】
本発明は通信技術の分野に関し、特に未知の番号のマーキング方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0003】
ユーザは端末を使用する過程において、ユーザが未知の番号を受信する可能性がある。そのため、ユーザが詐欺電話、セールス電話等を受話しない場合に親友からの電話を逃したことを回避するために、ユーザに該未知の番号の関連情報を提示する必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示実施例は、未知の番号のマーキング方法及び装置を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記技術的解決手段は以下のとおりである。
【0006】
本開示実施例の第一方面に基づいて、未知の番号のマーキング方法を提供し、前記方法は、
端末から送信する第一電話番号を含む情報取得要求を受信し、前記情報取得要求は、前記端末が前記端末と通信する通信相手の前記第一電話番号が未知の番号であると検出したときに送信したものであることと、
電話番号とソーシャルアカウントとの間のプリセット対応関係に基づいて、前記第一電話番号に対応する第一ソーシャルアカウントを問い合わせることと、
前記第一ソーシャルアカウントは第二ソーシャルアカウントの親友アカウントであるか否かを検出し、前記第二ソーシャルアカウントは前記端末の第二電話番号に対応するソーシャルアカウントであることと、
前記第一ソーシャルアカウントは前記第二ソーシャルアカウントの親友アカウントであるときに、前記第一ソーシャルアカウントのアカウント情報を取得し、前記アカウント情報を前記端末に送信し、前記アカウント情報は前記未知の番号をマーキングするために用いられることと、を含む。
【0007】
任意的に、前記第一ソーシャルアカウントは少なくとも二種のソーシャルアプリケーションシステム下のアカウントを含み、前記第一ソーシャルアカウントは第二ソーシャルアカウントの親友アカウントであるか否かを検出することは、
各第一ソーシャルアカウントに対して、前記第二ソーシャルアカウントから前記第一ソーシャルアカウントと同種のソーシャルアプリケーションシステムに属するソーシャルアカウントを選択することと、
前記第一ソーシャルアカウントは選択して得られた前記第二ソーシャルアカウントの親友アカウントである否かを検出することと、を含む。
【0008】
任意的に、選択して得られた前記第二ソーシャルアカウントは少なくとも二つを含む場合、前記第一ソーシャルアカウントは選択して得られた前記第二ソーシャルアカウントの親友アカウントである否かを検出する前に、前記方法はさらに、
選択して得られた前記第二ソーシャルアカウントから前記端末の使用頻度が一番高いソーシャルアカウントを選択すること、
或いは、
選択して得られた前記第二ソーシャルアカウントから前記端末の前回にログインしたソーシャルアカウントを選択すること、
或いは、
選択して得られた前記第二ソーシャルアカウントからデフォルトソーシャルアプリケーションシステム下のソーシャルアカウントを選択すること、を含む。
【0009】
任意的に、前記の前記第一ソーシャルアカウントのアカウント情報を取得することは、
前記第二ソーシャルアカウントに対応する関連情報から前記第一ソーシャルアカウントに対応する備考情報を取得すること、
及び/或いは、
前記第一ソーシャルアカウントのアカウントネーム、ニックネームとアバターのうちの少なくとも一つを取得することを含む。
【0010】
任意的に、前記方法はさらに、
前記通信相手から送信した、前記第一ソーシャルアカウントのアカウント情報を共有する共有命令を受信することと、
前記第一ソーシャルアカウントのアカウント情報の属性を共有許可に設定し、属性が共有許可に設定された第一ソーシャルアカウントのアカウント情報を前記第一ソーシャルアカウントの親友アカウントでログインした端末に共有することを許可することと、を含む。
【0011】
本開示実施例の第二方面に基づいて、未知の番号のマーキング装置を提供し、前記装置は、
端末から送信する第一電話番号を含む情報取得要求を受信し、前記情報取得要求は、前記端末が前記端末と通信する通信相手の前記第一電話番号が未知の番号であると検出したときに送信したものであるように構成される要求受信モジュールと、
電話番号とソーシャルアカウントとの間のプリセット対応関係に基づいて、前記第一電話番号に対応する第一ソーシャルアカウントを問い合わせるように構成される問い合わせモジュールと、
前記問い合わせモジュールで問い合わせた前記第一ソーシャルアカウントは第二ソーシャルアカウントの親友アカウントであるか否かを検出し、前記第二ソーシャルアカウントは前記端末の第二電話番号に対応するソーシャルアカウントであるように構成される検出モジュールと、
前記検出モジュールの検出結果は前記第一ソーシャルアカウントが前記第二ソーシャルアカウントの親友アカウントであるときに、前記第一ソーシャルアカウントのアカウント情報を取得するように構成される取得モジュールと、
前記取得モジュールで取得した前記アカウント情報を前記端末に送信し、前記アカウント情報は前記未知の番号をマーキングするために用いられるように構成される送信モジュールとを含む。
【0012】
任意的に、前記検出モジュールは、
前記第一ソーシャルアカウントが少なくとも二種のソーシャルアプリケーションシステム下のアカウントを含むときに、各第一ソーシャルアカウントに対して、前記第二ソーシャルアカウントから前記第一ソーシャルアカウントと同種のソーシャルアプリケーションシステムに属するソーシャルアカウントを選択するように構成される第一選択サブモジュールと、
前記第一ソーシャルアカウントは前記第一選択サブモジュールの選択して得られた前記第二ソーシャルアカウントの親友アカウントであるか否かを検出するように構成される検出サブモジュールと、を含む。
【0013】
任意的に、前記検出モジュールはさらに、第二選択サブモジュールを含む。
【0014】
前記第二選択サブモジュールは、前記第一選択サブモジュールで選択して得られた前記第二ソーシャルアカウントは少なくとも二つを含む場合、前記検出サブモジュールで前記第一ソーシャルアカウントが選択して得られた前記第二ソーシャルアカウントの親友アカウントであるか否かを検出する前に、選択して得られた前記第二ソーシャルアカウントから前記端末の使用頻度が最も高いソーシャルアカウントを選択する、或いは、選択して得られた前記第二ソーシャルアカウントから前記端末の前回ログインしたソーシャルアカウントを選択する、或いは、選択して得られた前記第二ソーシャルアカウントからデフォルトソーシャルアプリケーションシステム下のソーシャルアカウントを選択するように構成される。
【0015】
任意的に、前記取得モジュールは、さらに、
前記第二ソーシャルアカウントに対応する関連情報から前記第一ソーシャルアカウントに対応する備考情報を取得する、
及び/或いは、
前記第一ソーシャルアカウントのアカウントネーム、ニックネームとアバターのうちの少なくとも一つを取得するように構成される。
【0016】
任意的に、前記装置はさらに、
前記通信相手から送信した前記第一ソーシャルアカウントのアカウント情報を共有する共有命令を受信するように構成される命令受信モジュールと、
前記第一ソーシャルアカウントのアカウント情報の属性を共有許可に設定し、属性が共有許可に設定された第一ソーシャルアカウントのアカウント情報を前記第一ソーシャルアカウントの親友アカウントでログインした端末に共有することを許可するように構成される設定モジュールとを含む。
【0017】
本開示の実施例の第三方面に基づいて、未知の番号のマーキング装置を提供し、前記装置は、
プロセッサと、
前記プロセッサで実行可能な命令を記憶するように構成されるメモリとを含み、
前記プロセッサは、
端末から送信した第一電話番号を含む情報取得要求を受信し、前記情報取得要求は、前記端末が前記端末と通信する通信相手の前記第一電話番号が未知の番号であると検出したときに送信したものであり、
電話番号とソーシャルアカウントとの間のプリセット対応関係に基づいて、前記第一電話番号に対応するする第一ソーシャルアカウントを問い合わせ、
前記第一ソーシャルアカウントは第二ソーシャルアカウントの親友アカウントであるか否かを検出し、前記第二ソーシャルアカウントは前記端末の第二電話番号に対応するするソーシャルアカウントであり、
前記第一ソーシャルアカウントは第二ソーシャルアカウントの親友アカウントであるときに、前記第一ソーシャルアカウントのアカウント情報を取得し、前記アカウント情報を前記端末に送信し、前記アカウント情報は前記未知の番号をマーキングするために用いられるように構成される。
【0018】
本開示の実施例が提供する技術的解決手段は以下の有益な効果を含むことができる。
【0019】
端末は電話番号が未知の番号である通信相手と通信するときに、通信相手の第一電話番号に対応するする第一ソーシャルアカウントを問い合わせ、かつ第一ソーシャルアカウントは端末の第二電話番号に対応するする第二ソーシャルアカウントの親友アカウントであるときに、第一ソーシャルアカウントのアカウント情報を端末にフィードバックし、端末は該アカウント情報を用いて該未知の番号をマーキングして、ユーザは該未知の番号がどの通信親友の番号であるかを判別することができ、ユーザは未知の番号に対応するする第一ソーシャルアカウントのアカウント情報によって通信親友を判別することができるという効果を達成する。
【0020】
理解しようとするのは、以上の一般的な描写と後の詳細描写は例示的に過ぎなく、本開示を限定することができない。
【図面の簡単な説明】
【0021】
図1】一部の例示的実施例に基づいて示した未知の番号のマーキング方法に係る実施環境の概略図である。
図2】例示的実施例に基づいて示した未知の番号のマーキング方法のフローチャートである。
図3A】他の例示的実施例に基づいて示した未知の番号のマーキング方法のフローチャートである。
図3B】他の例示的実施例に基づいて示した端末がアカウント情報によって第一電話番号をマーキングする概略図である。
図3C】他の例示的実施例に基づいて示した他の未知の番号のマーキング方法のフローチャートである。
図4】例示的実施例に基づいて示した未知の番号のマーキング装置のブロック図である。
図5】他の例示的実施例に基づいて示した未知の番号のマーキング装置のブロック図である。
図6】例示的実施例に基づいて示した未知の番号をマーキングするための装置のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
ここの図面は明細書に組み込まれかつ本明細書の一部を構成し、本開示に一致した実施例を示し、かつ明細書と一緒に本開示の原理を解釈するために用いられる。
【0023】
ここで例示的実施例について詳細な説明を行い、その例示は図面に示す。以下の描写は図面に関したときに、別に示されないと、異なる図面中の同じ数字は同じ又は類似した要素を示す。以下の例示的実施例に描写された実施方式は本発明と一致する全ての実施方式を代表しない。逆に、それらは特許請求の範囲に詳細に描写され、本発明のある方面と一致する装置及び方法の例に過ぎない。
【0024】
図1は一部の例示的実施例に基づいて示した未知の番号のマーキング方法に係る実施環境の概略図である。図1に示したように、該実施環境は端末110、通信相手120とサーバ130を含むことができる。
【0025】
端末110と通信相手120は互いに通信する二つの端末である。例えば、端末110と通信相手120は携帯電話であることもできる。かつ、端末110は無線ネットワークによってサーバ130と接続することができる。
【0026】
サーバ130は一台或いは複数台のサーバであることができ、また一つのクラウドコンピューティングセンターであることもできる。言い換えれば、サーバ130は一台のサーバで実現することができ、また複数台のサーバで組み合わせて実現することもでき、或いは、サーバ130は一体的なサーバクラスタで形成された仮想コンピューティングプラットフォームであることもできる。
【0027】
図2は例示的実施例に基づいて示した未知の番号のマーキング方法のフローチャートであり、本実施例は該未知の番号のマーキング方法を図1に示した実施環境中のサーバ130に応用して例示される。図2に示したように、該未知の番号のマーキング方法は以下のステップを含むことができる。
【0028】
ステップ201において、端末から送信する第一電話番号を含む情報取得要求を受信し、情報取得要求は、端末が端末と通信する通信相手の第一電話番号が未知の番号であることを検出したときに送信したものである。
【0029】
ステップ202において、電話番号とソーシャルアカウントとの間の対応関係に基づいて、第一電話番号に対応する第一ソーシャルアカウントを問い合わせる。
【0030】
ステップ203において、第一ソーシャルアカウントは第二ソーシャルアカウントの親友ソーシャルアカウントであるか否かを検出し、第二ソーシャルアカウントは端末の第二電話番号に対応するソーシャルアカウントである。
【0031】
ステップ204において、第一ソーシャルアカウントは第二ソーシャルアカウントの親友アカウントであると、第一ソーシャルアカウントのアカウント情報を取得し、アカウント情報を端末へ戻し、アカウント情報は、端末がアカウント情報で未知の番号をマーキングすることをトリガするために用いられる。
【0032】
以上の記載からみれば、本開示実施例の提供する未知の番号のマーキング方法において、端末は電話番号が未知の番号である通信相手と通信するときに、通信相手の第一電話番号に対応する第一ソーシャルアカウントを問い合わせ、かつ第一ソーシャルアカウントは端末の第二電話番号に対応する第二ソーシャルアカウントの親友アカウントであるときに、第一ソーシャルアカウントのアカウント情報を端末にフィードバックし、端末は該アカウント情報を用いて該未知の番号をマーキングし、関連技術における端末は未知の番号の種別によって未知の番号をマーキングするときに、ユーザは依然として該未知の番号がどの通信親友の番号であるかを判別できないという問題を解決し、ユーザは未知の番号に対応する第一ソーシャルアカウントのアカウント情報によって通信親友を判別することができるという効果を達成する。
【0033】
図3Aは他の例示的実施例に基づいて示した未知の番号のマーキング方法のフローチャートであり、本実施例は該未知の番号のマーキング方法を図1に示した実施環境中にサーバ130に応用して例示される。図3Aに示したように、該未知の番号のマーキング方法は以下のステップを含むことができる。
【0034】
ステップ301において、端末から送信する第一電話番号を含む情報取得要求を受信し、情報取得要求は、端末が端末と通信する通信相手の第一電話番号が未知の番号であることを検出したときに送信したものである。
【0035】
端末は通信相手と通信するときに、端末はアドレス帳に通信相手の第一番号が記憶されるか否かを検出することができる。任意的に、端末はローカルアドレス帳に該第一電話番号が記憶されるか否かを検出することができ、或いは、クラウドアドレス帳に該第一電話番号が記憶されるか否かを検出し、或いは、ローカルアドレス帳とクラウドアドレス帳に該第一電話番号が記憶されるか否かを同時に検出する。ある実施例において、ローカルアドレス帳或いはクラウドアドレス帳に該第一電話番号が記憶されないときに、該第一電話番号は未知の番号である。他の実施例において、ローカルアドレス帳とクラウドアドレス帳にいずれも該第一電話番号が記憶されないときに、該第一電話番号は未知の番号である。
【0036】
サーバの検出結果はアドレス帳に該第一電話番号が記憶されないことであるり、即ち該第一電話番号が未知の番号であるときに、端末は該第一電話番号を含む情報取得要求をサーバに送信することができる。相応的に、サーバは該端末から送信する該第一電話番号を含む情報取得要求を受信することができる。
【0037】
サーバの検出結果はアドレス帳に該第一電話番号が記憶されることであるときに、端末はアドレス帳に記憶された該第一電話番号の連絡先情報によって該第一電話番号をマーキングすることができ、このとき、フローを終了する。
【0038】
本実施例における端末と通信相手との間の通信は、端末から開始する通信相手との間の通信、或いは、端末が応答する通信相手から開始する通信を含むことができる。以上に説明した通信は携帯電話或いはメッセージであることができる。
【0039】
ステップ302において、電話番号とソーシャルアカウントとの間のプリセット対応関係に基づいて、第一電話番号に対応する第一ソーシャルアカウントを問い合わせる。
【0040】
サーバは情報取得要求を受信した後に、サーバは記憶された電話番号とソーシャルアカウントとの間のプリセット対応関係に基づいて、情報取得要求中の第一電話番号に対応するする第一ソーシャルアカウントを問い合わせることができる。
【0041】
任意的に、第一電話番号に対応する第一ソーシャルアカウントは一つがあることができ、また少なくとも二つがあることもできる。かつ第一ソーシャルアカウントは少なくとも二つがあるときに、該少なくとも二つの第一ソーシャルアカウントは同一ソーシャルアプリケーションシステム下のアカウントであることができ、また異なるソーシャルアプリケーションシステム下のアカウントであることもできる。ここで、同一ソーシャルアプリケーションシステム下の各ソーシャルアカウントに対応するソーシャルアプリケーションクライアントは同一ソーシャルアプリケーションサーバを共用する。例えば、シャオミチャットサーバを共用する少なくとも二つのシャオミチャットクライアントに対応するシャオミチャットアカウントは同一ソーシャルアプリケーションシステムに属する二つのアカウントであるが、シャオミチャットとウェイボーはそれぞれ二つの異なるサーバを使用するため、シャオミチャットとウェイボーは異なるソーシャルアプリケーションシステムに属する二つのアカウントである。
【0042】
例えば、第一ソーシャルアカウントは二つがあり、かつ二つの第一ソーシャルアカウントは異なるソーシャルアプリケーションシステム下のアカウントであることを例として、該第一ソーシャルアカウントはウェイボーアカウントとシャオミチャットアカウントであることができる。
【0043】
任意的に、サーバは電話番号とソーシャルアカウントとの間のプリセット対応関係を取得する取得方式は以下の二種の実現方式を含むことができる。
【0044】
第一種の実現方式として、サーバは各端末から送信する端末の電話番号とソーシャルアカウントとの間の対応関係を受信し、受信した各対応関係をプリセット対応関係として記憶する。
【0045】
ユーザは自分の電話番号をソーシャルアプリケーション中のソーシャルアカウントとバインディングし、かつ該バインディング関係をサーバに自発的に記憶することができる。相応的に、サーバは各ユーザの端末から送信した電話番号とソーシャルアカウントとの対応関係を記憶することができる。
【0046】
第二種の実現方式として、サーバはソーシャルアプリケーションのソーシャルサーバにアクセスし、ソーシャルサーバから電話番号とソーシャルアカウントとの間の対応関係を取得し、取得した対応関係を記憶する。
【0047】
任意的に、サーバはソーシャルサーバをアクセスするアクセス権を有するときに、サーバは各ソーシャルサーバから電話番号とソーシャルアカウントとの間の対応関係を取得し、取得した対応関係を記憶することができる。
【0048】
なお、サーバはさらに他の方式によって該プリセット対応関係を取得することができ、本実施例はこれに対し限定されない。
【0049】
ステップ303において、第一ソーシャルアカウントは少なくとも二種のソーシャルアプリケーションシステム下のアカウントを含むと、各第一ソーシャルアカウントに対して、第二ソーシャルアカウントから第一ソーシャルアカウントと同種のソーシャルアプリケーションシステムに属するソーシャルアカウントを選択する。
【0050】
ここで、第二ソーシャルアカウントは端末の第二電話番号に対応するソーシャルアカウントである。
【0051】
ステップ302と類似するのは、サーバは電話番号とソーシャルアカウントとの間のプリセット対応関係に基づいて、端末の第二電話番号に対応する第二ソーシャルアカウントを問い合わせることができる。かつ、サーバが問い合わせた第一ソーシャルアカウントは少なくとも二つがあるときに、各第一ソーシャルアカウントに対して、サーバは第二ソーシャルアカウントから第一ソーシャルアカウントと同種のソーシャルアプリケーションシステムに属するソーシャルアカウントを選択することができる。
【0052】
例えば、そのうちの一つの第一ソーシャルアカウントをウェイボーアカウントとすることを例として、サーバは第二ソーシャルアカウントからウェイボーアカウントを選択することができる。
【0053】
なお、本ステップは選択できるステップであり、ステップ302に問い合わせた第一ソーシャルアカウントは一つであれば、サーバはステップ304を直接実行することができ、即ち第一ソーシャルアカウントは第二ソーシャルアカウントの親友アカウントであるか否かを検出する。
【0054】
ステップ304において、第一ソーシャルアカウントは選択して得られた第二ソーシャルアカウントの親友アカウントであるか否かを検出する。
【0055】
選択された各第二ソーシャルアカウントに対して、サーバは該第二ソーシャルアカウントに対応する親友関係リンクを取得することができる。
【0056】
任意的に、サーバは第一ソーシャルアカウントに対応するするソーシャルアプリケーションサーバから該第二ソーシャルアカウントの親友関係リンクを問い合わせることができる。もちろん、サーバはさらに端末から該第二ソーシャルアカウントの親友関係リンクを取得することができ、本実施例はこれを限定しない。かつ例示的に、端末は通信相手と通話するときに、端末とサーバとの間の接続を切断する可能性があり、したがって、サーバは優先的にソーシャルアプリケーションサーバから該第二ソーシャルアカウントの親友関係リンクを問い合わせることができる。
【0057】
ステップ305において、第一ソーシャルアカウントは第二ソーシャルアカウントの親友アカウントであれば、第一ソーシャルアカウントのアカウント情報を取得し、アカウント情報を端末に戻し、アカウント情報は、端末がアカウント情報を用いて未知の番号をマーキングすることををトリガするために用いられる。
【0058】
サーバの検出結果として、第一ソーシャルアカウントが第二ソーシャルアカウントの親友アカウントであると、サーバは該第一ソーシャルアカウントのアカウント情報を取得し、かつ取得したアカウント情報を端末に戻す。相応的に、端末はサーバから戻したアカウント情報を受信することができ、かつ受信したアカウント情報によって未知の番号をマーキングする。例示的に、アカウント情報は、端末が該アカウント情報を用いて未知の番号をマーキングすることをトリガするために用いられる。
【0059】
逆に、サーバの検出結果として、第一ソーシャルアカウントが第二ソーシャルアカウントの親友アカウントではないと、サーバは本回のフローを終了する。或いは、サーバは第一電話番号が属する種別を問い合わせ、問い合わせた種別を端末にフィードバックし、端末は受信した種別によって第一電話番号をマーキングする。
【0060】
任意的に、サーバは第一ソーシャルアカウントのアカウント情報を取得するステップは、以下の二種の可能性のある実現方式中の少なくとも一種を含むことができ、
第一種の実現方式として、第二ソーシャルアカウントに対応するする関連情報から第一ソーシャルアカウントに対応する備考情報を取得する。
【0061】
任意的に、サーバはソーシャルアプリケーションサーバにアクセスすることができ、ソーシャルアプリケーションサーバから第二ソーシャルアカウントに対応する関連情報を取得し、続いて関連情報から第一ソーシャルアカウントに対応する備考情報を取得する。ここで、第二ソーシャルアカウントに対応する関連情報に少なくとも備考情報を含む。任意的に、サーバはソーシャルアプリケーションサーバに問い合わせ要求を送信することができ、該問い合わせ要求は、第二ソーシャルアカウントにおける第一ソーシャルアカウントが対応する備考情報を問い合わせることを要求するために用いられる。アプリケーションサーバは該問い合わせ要求を受信した後、記憶された情報から第二ソーシャルアカウントにおける該第一ソーシャルアカウントが対応するする備考情報を問い合わせ、かつ問い合わせた備考情報をサーバに戻す。相応的に、サーバはソーシャルアプリケーションサーバから戻した第一ソーシャルアカウントに対応するする備考情報を受信する。任意的に、該問い合わせ要求はさらに、第二ソーシャルアカウントの各親友アカウントの備考情報を問い合わせることを要求することができ、このとき、サーバはソーシャルアプリケーションサーバから戻した各親友アカウントの備考情報を受信した後に、各親友アカウントの備考情報から第一ソーシャルアカウントに対応するする備考情報を選択する。
【0062】
任意的に、サーバはさらに端末に問い合わせ要求を送信することができ、該問い合わせ要求は、第二ソーシャルアカウントにおける第一ソーシャルアカウントが対応するする備考情報を問い合わせることを要求するために用いられる。端末は問い合わせ要求を受信した後に、端末に取り付けられた第二ソーシャルアカウントに対応するするソーシャルアプリケーションクライアントから第一ソーシャルアカウントの備考情報を取得する。
【0063】
上記は上記二種の方式によって第二ソーシャルアカウントにおける第一ソーシャルアカウントが対応する備考情報を取得することを例示する。任意的に、サーバはさらに他の取得方式によって該備考情報を取得することができ、本実施例はこれを限定しない。
【0064】
第二種の実現方式として、第一ソーシャルアカウントのアカウントネーム、ニックネームとアバターのうちの少なくとも一つを取得する。
【0065】
第一ソーシャルアカウントのアカウント情報が第二ソーシャルアカウントにおける第一ソーシャルアカウントの備考情報と第一ソーシャルアカウントのアバターであることを例として、図3Bを参考し、端末はサーバから戻した備考情報を受信した後に、端末は受信したアバターを用いて着信アバターとして、かつ受信した備考情報を用いて第一電話番号をマーキングする。
【0066】
以上の記載からみれば、本開示実施例の提供する未知の番号のマーキング方法において、端末は電話番号が未知の番号である通信相手と通信するときに、通信相手の第一電話番号に対応する第一ソーシャルアカウントを問い合わせ、かつ第一ソーシャルアカウントは端末の第二電話番号に対応する第二ソーシャルアカウントの親友アカウントであるときに、第一ソーシャルアカウントのアカウント情報を端末にフィードバックし、端末は該アカウント情報を用いて該未知の番号をマーキングし、関連技術における端末は未知の番号の種別によって未知の番号をマーキングしたときに、ユーザは依然として該未知の番号はどの通信親友の番号であるかを判別できないという問題を解決し、ユーザは未知の番号に対応する第一ソーシャルアカウントのアカウント情報によって通信親友を判別することができるという効果を達成する。
【0067】
補充する必要のある一点として、ステップ303において、サーバで選択して得られた第二ソーシャルアカウントは少なくとも二つがあれば、ステップ304を実行する前に、サーバはさらに以下のステップを実行することができる。
【0068】
(1)、選択して得られた第二ソーシャルアカウントから端末の使用頻度が最も高いソーシャルアカウントを選択する。
【0069】
端末がソーシャルアカウントを使用する頻度が高いほど、ユーザが該ソーシャルアカウント中の各親友アカウントのアカウント情報をよく見知り、したがって、端末は第一ソーシャルアカウントのアカウント情報を用いて第一電話をマーキングした後に、ユーザはアカウント情報に基づいて現在がどの親友と通信することを取得しやすく、さらにユーザのユーザ体験を向上させ、サーバは各第二ソーシャルアカウントのうちの端末の使用頻度が最も高いソーシャルアカウントを選択することができる。
【0070】
(2)、選択して得られた第二ソーシャルアカウントから端末の前回にログインしたソーシャルアカウントを選択する。
【0071】
類似的に、サーバはさらに各第二ソーシャルアカウントから端末の前回にログインしたソーシャルアカウントを選択することができる。
【0072】
(3)、選択して得られた第二ソーシャルアカウントからデフォルトソーシャルアプリケーションシステム下のソーシャルアカウントを選択する。
【0073】
サーバはさらにデフォルトソーシャルアプリケーションシステム下のソーシャルアカウントを選択することができる。例えば、シャオミチャットアカウントをデフォルトに選択する。
【0074】
補充する必要のある第二点として、図3Cを参考し、該未知の番号のマーキング方法はさらに以下のステップを含む、
ステップ306において、通信相手から送信した第一ソーシャルアカウントのアカウント情報を共有する共有命令を受信する。
【0075】
第一ソーシャルアカウントのアカウント情報の安全性を確保するために、通信相手のユーザは、第一ソーシャルアカウントのアカウント情報を親友アカウントでログインした端末に共有するか否かことを設定することができる。
【0076】
任意的に、通信相手が第一ソーシャルアカウントのアカウント情報を共有する共有命令をサーバに送信したときに、サーバは該通信相手から送信する共有命令を受信することができる。
【0077】
ステップ307において、第一ソーシャルアカウントのアカウント情報の属性を共有許可に設定し、属性が共有許可に設定された第一ソーシャルアカウントのアカウント情報を第一ソーシャルアカウントの親友アカウントでログインした端末に共有することを許可する。
【0078】
サーバは共有命令を受信した後に、サーバは第一ソーシャルアカウントのアカウント情報の属性を共有許可に設定することができる。ここで、属性が共有許可に設定された第一ソーシャルアカウントのアカウント情報を第一ソーシャルアカウントの親友アカウントでログインした端末に共有することを許可し、属性が共有許可に設定されない第一ソーシャルアカウントのアカウント情報を第一ソーシャルアカウントの親友アカウントでログインした端末に共有することを許可しない。
【0079】
相応的に、サーバは第一ソーシャルアカウントのアカウント情報を受信したときに、サーバは先に該アカウント情報の属性が共有許可に設定されるか否かことを検出することができ、共有許可に設定されると、サーバは該アカウント情報を取得することができ、逆に、サーバは該アカウント情報を取得することができない。もちろん、共有許可に設定されないときに、サーバは該アカウント情報を取得することができるが、該アカウント情報を端末にフィードバックすることを拒否し、本実施例はこれを限定しない。
【0080】
共有命令を受信した後に、第一ソーシャルアカウントのアカウント情報を共有許可に設定し、即ち該アカウント情報を第一ソーシャルアカウントの親友アカウントでログインした端末に共有することを許可し、共有命令に設定されないアカウント情報を対応する端末にフィードバックしなく、第一ソーシャルアカウントのアカウント情報の情報安全性を確保し、ユーザのプライバシーを確保し、ユーザ体験を向上させる。
【0081】
以下は本開示装置の実施例であり、本開示方法を実行するために用いられる実施例である。本開示装置の実施例に開示されない詳細な内容に対して、本開示方法の実施例を参考する。
【0082】
図4は例示的実施例に基づいて示した未知の番号のマーキング装置のブロック図であり、本実施例は情報検証装置を図1に示した実施環境におけるサーバ130に応用されることを例示する。例えば図4に示したように、該未知の番号のマーキング装置は、要求受信モジュール401、問い合わせモジュール402、検出モジュール403、取得モジュール404と送信モジュール405を含むことができるが、これに限定されない。
【0083】
要求受信モジュール401は、端末から送信する第一電話番号を含む情報取得要求を受信し、前記情報取得要求は、前記端末が前記端末に通信する通信相手の前記第一電話番号が未知の番号であると検出したときに送信したものであるように構成される。
【0084】
問い合わせモジュール402は、電話番号とソーシャルアカウントとの間のプリセット対応関係に基づいて、前記第一電話番号に対応する第一ソーシャルアカウントを問い合わせるように構成される。
【0085】
検出モジュール403は、前記問い合わせモジュール402で問い合わせた前記第一ソーシャルアカウントは第二ソーシャルアカウントの親友アカウントであるか否かを検出し、前記第二ソーシャルアカウントは前記端末の第二電話番号に対応するソーシャルアカウントであるように構成される。
【0086】
取得モジュール404は、前記検出モジュール403の検出結果として、前記第一ソーシャルアカウントが前記第二ソーシャルアカウントの親友アカウントであるときに、前記第一ソーシャルアカウントのアカウント情報を取得するように構成される。
【0087】
送信モジュール405は、前記取得モジュール404で取得した前記アカウント情報を前記端末に送信し、前記アカウント情報は前記未知の番号をマーキングするために用いられるように構成される。
【0088】
以上の記載からみれば、本開示実施例の提供する未知の番号のマーキング装置において、端末は電話番号が未知の番号である通信相手と通信するときに、通信相手の第一電話番号に対応する第一ソーシャルアカウントを問い合わせ、かつ第一ソーシャルアカウントは第二電話番号に対応する第二ソーシャルアカウントの親友アカウントであるときに、第一ソーシャルアカウントのアカウント情報を端末にフィードバックし、端末は該アカウント情報を用いて該未知の番号をマーキングし、関連技術における端末は未知の番号の種別によって未知の番号をマーキングしたときに、ユーザは依然として該未知の番号はどの通信親友の番号であるかを判別できないという問題を解決し、ユーザは未知の番号に対応する第一ソーシャルアカウントのアカウント情報によって通信親友を判別することができるという効果を達成する。
【0089】
図5は例示的実施例に基づいて示した未知の番号のマーキング装置のブロック図であり、本実施例は情報検証装置を図1に示した実施環境におけるサーバ130に応用されることを例示する。例えば図5に示したように、該未知の番号のマーキング装置は、要求受信モジュール501、問い合わせモジュール502、検出モジュール503、取得モジュール504と送信モジュール505を含むことができるが、これに限定されない。
【0090】
要求受信モジュール501は、端末から送信する第一電話番号を含む情報取得要求を受信し、前記情報取得要求は、前記端末が前記端末と通信する通信相手の前記第一電話番号が未知の番号であると検出したときに送信したものであるように構成される。
【0091】
問い合わせモジュール502は、電話番号とソーシャルアカウントとの間のプリセット対応関係に基づいて、前記第一電話番号に対応する第一ソーシャルアカウントを問い合わせるように構成される。
【0092】
検出モジュール503は、前記問い合わせモジュール502で問い合わせた前記第一ソーシャルアカウントは第二ソーシャルアカウントの親友アカウントであるか否かを検出し、前記第二ソーシャルアカウントは前記端末の第二電話番号に対応するソーシャルアカウントであるように構成される。
【0093】
取得モジュール504は、前記検出モジュール503の検出結果として、前記第一ソーシャルアカウントが前記第二ソーシャルアカウントの親友アカウントであるときに、前記第一ソーシャルアカウントのアカウント情報を取得するように構成される。
【0094】
送信モジュール505は、前記取得モジュール504で取得した前記アカウント情報を前記端末に送信し、前記アカウント情報は前記未知の番号をマーキングするために用いられるように構成される。
【0095】
任意的に、前記検出モジュール503は、さらに、
前記第一ソーシャルアカウントは少なくとも二種のソーシャルアプリケーションシステム下のアカウントを含むときに、各第一ソーシャルアカウントに対して、前記第二ソーシャルアカウントから前記第一ソーシャルアカウントと同種のソーシャルアプリケーションシステムに属するソーシャルアカウントを選択するように構成される第一選択サブモジュール503aと、
前記第一ソーシャルアカウントは前記第一選択サブモジュール503aで選択して得られた前記第二ソーシャルアカウントの親友アカウントであるか否かを検出するように構成される検出サブモジュール503bとを含む。
【0096】
任意的に、前記検出モジュール503はさらに第二選択サブモジュール503cを含み、
前記第二選択サブモジュール503cは、前記第一選択サブモジュール503aで選択して得られた前記第二ソーシャルアカウントは少なくとも二つを含むときに、前記検出サブモジュール503bは前記第一ソーシャルアカウントが選択して得られた前記第二ソーシャルアカウントはの親友アカウントであるか否かを検出する前に、選択して得られた前記第二ソーシャルアカウントから端末の使用頻度が最も高いソーシャルアカウントを選択する、或いは、選択して得られた前記第二ソーシャルアカウントから端末の前回にログインしたソーシャルアカウントを選択する、或いは、選択して得られた前記第二ソーシャルアカウントからデフォルトソーシャルアプリケーションシステム下のソーシャルアカウントを選択するように構成される。
【0097】
任意的に、前記取得モジュール504は、さらに、
前記第二ソーシャルアカウントに対応する関連情報から前記第一ソーシャルアカウントに対応する備考情報を取得する、
及び/或いは、
前記第一ソーシャルアカウントのアカウントネーム、ニックネームとアバターのうちの少なくとも一つを取得するように構成される。
【0098】
任意的に、前記装置はさらに、
前記通信相手から送信する、前記第一ソーシャルアカウントのアカウント情報を共有する共有命令を受信するように構成される命令受信モジュール506と、
前記第一ソーシャルアカウントのアカウント情報の属性を共有許可に設定し、属性が共有許可に設定された第一ソーシャルアカウントのアカウント情報を前記第一ソーシャルアカウントの親友アカウントでログインした端末に共有することを許可するように構成される設定モジュール507とを含む。
【0099】
以上の記載からみれば、本開示実施例の提供する未知の番号のマーキング装置において、端末は電話番号が未知の番号である通信相手と通信するときに、通信相手の第一電話番号に対応する第一ソーシャルアカウントを問い合わせ、かつ第一ソーシャルアカウントは第二電話番号に対応する第二ソーシャルアカウントの親友アカウントであるときに、第一ソーシャルアカウントのアカウント情報を端末にフィードバックし、端末は該アカウント情報を用いて該未知の番号をマーキングし、関連技術における端末は未知の番号の種別によって未知の番号をマーキングしたときに、ユーザは依然として該未知の番号はどの通信親友の番号であるかを判別できないという問題を解決し、ユーザは未知の番号に対応する第一ソーシャルアカウントのアカウント情報によって通信親友を判別することができるという効果を達成する。
【0100】
共有命令を受信した後に、第一ソーシャルアカウントのアカウント情報を共有許可に設定することにより、即ち該アカウント情報を第一ソーシャルアカウントの親友アカウントでログインした端末に共有することを許可し、共有許可に設定されないアカウント情報を対応する端末にフィードバックしなく、第一ソーシャルアカウントのアカウント情報の情報安全性を確保し、ユーザのプライバシーを確保し、ユーザ体験を向上させる。
【0101】
上記実施例における装置について、各モジュールの実行操作の具体的な方式は既に該方法に係る実施例に詳細な描写を行い、ここで詳細な説明を行わない。
【0102】
図6は例示的実施例に基づいて示した未知の番号のマーキング装置600のブロック図である。例えば、装置600はサーバとして提供することができる。図6を参考し、装置600は処理モジュール622を含み、それはさらに一つ或いは複数のプロセッサ、及びメモリ632で代表するメモリリソースを含み、処理モジュール622で実行することができる命令を記憶するように構成され、例えばアプリケーションプログラムである。メモリ632に記憶されたアプリケーションプログラムは一つ或いは一つ以上のそれぞれ一組の命令に対応するモジュールを含むことができる。また、上記未知の番号のマーキング方法を実行するために、処理モジュール622は命令を実行するように構成される。
【0103】
装置600はさらに装置600の電源管理を実行するように構成された一つの電源モジュール626、装置600をインターネットにアクセスするように構成された一つの有線或いは無線のネットワークインタフェース、及び一つの入出力(I/O)インタフェース658を含む。装置600はメモリ632に記憶されたオペレーティングシステムを操作することができ、例えばWindows(登録商標) ServerTM,Mac OS XTM,Unix(登録商標)TM, Linux(登録商標)TM,FreeBSDTM或いは類似したもの。
【0104】
理解しようとするのは、本発明は以上の既に描写されかつ図面に示した正確な構造を限定されなく、かつその範囲を脱離しなくて各種の修正と変化を行うことができる。本発明の範囲は特許請求で限定されることに過ぎない。
【産業上の利用可能性】
【0105】
端末は電話番号が未知の番号である通信相手と通信するときに、通信相手の第一電話番号に対応するする第一ソーシャルアカウントを問い合わせ、かつ第一ソーシャルアカウントは端末の第二電話番号に対応するする第二ソーシャルアカウントの親友アカウントであるときに、第一ソーシャルアカウントのアカウント情報を端末にフィードバックし、端末は該アカウント情報を用いて該未知の番号をマーキングして、ユーザは該未知の番号がどの通信親友の番号であるかを判別することができ、ユーザは未知の番号に対応するする第一ソーシャルアカウントのアカウント情報によって通信親友を判別することができるという効果を達成する。
図1
図2
図3A
図3B
図3C
図4
図5
図6