(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記ユーザ端末は、前記イベント権利を購入したユーザ端末と同一であるか、又は前記イベント権利を購入したユーザ端末と異なる端末である、請求項1に記載のイベント権利の承認方法。
前記イベント権利の処理に関する情報を受信するステップは、前記ユーザ端末からイベント権利の使用リクエストに関する情報を受信する、請求項1に記載のイベント権利の承認方法。
前記イベント権利の処理に関する情報を受信するステップは、前記イベント権利管理サーバから前記イベント権利の有効性の判断結果を受信する、請求項1に記載のイベント権利の承認方法。
前記イベント権利の処理に関する情報を受信するステップは、前記イベント権利管理サーバによってイベント権利が有効であると判断される場合、前記イベント権利管理サーバから前記イベント権利の処理リクエストに関する情報を受信する、請求項1に記載のイベント権利の承認方法。
前記イベント権利の承認に関する情報を受信するステップは、前記イベント権利管理サーバから前記販売者端末の承認リクエストによる前記イベント権利の承認結果に関する情報を受信する、請求項1に記載のイベント権利の承認方法。
前記イベント権利の承認に関する情報を受信するステップは、前記販売者端末から前記イベント権利の承認結果に関する情報を受信する、請求項1に記載のイベント権利の承認方法。
前記イベント権利の処理リクエストメッセージを伝達しようとする販売者端末に関する情報を受信するステップをさらに含む、請求項1に記載のイベント権利の承認方法。
前記イベント権利の細部項目に関する情報は、前記イベント権利を購入したユーザ端末に関する情報、又は前記イベント権利に対して処理する販売者端末に関する情報を含む、請求項1に記載のイベント権利の承認方法。
前記販売者端末に関する情報は、前記処理リクエストメッセージ又は前記承認結果メッセージを販売者端末に伝達するために販売者端末の販売者が登録したメッセージサーバのIDを含む、請求項8及び請求項9のいずれか一項に記載のイベント権利の承認方法。
前記イベント権利管理サーバは、イベント権利の有効期間が経過しているか、イベント権利が使用リクエストされるときイベント権利を承認処理しようとする販売者が適切であるか、イベント権利が使用リクエストされるとき入力された販売者端末に関する情報が正確であるか、イベント権利がまだ使用されていないか、又はイベント権利が適切な権限のある第2ユーザ端末から使用リクエストされたものであるかを判断することによって前記イベント権利の有効性の判断を行う、請求項1に記載のイベント権利の承認方法。
前記イベント権利の承認に関する情報を受信するステップは、前記販売者端末の承認リクエストに応じて前記イベント権利管理サーバが行ったイベント権利の承認結果を受信する、請求項1に記載のイベント権利の承認方法。
前記販売者端末は、前記イベント権利を使用リクエストしたユーザ端末を互いに区分できるように前記処理リクエストメッセージをユーザ端末によって互いに異なるインターフェースで表示する、請求項1に記載のイベント権利の承認方法。
前記販売者端末は、前記イベント権利の処理リクエストメッセージに対応する承認結果メッセージをメッセージサーバから受信すると、前記処理リクエストメッセージを削除するか、又は予め指定されたリザーバに移動させる、請求項1に記載のイベント権利の承認方法。
前記販売者端末は、前記イベント権利の処理リクエストメッセージを受信した時刻、前記イベント権利を発行したイベント権利管理サーバの属性、又は前記イベント権利の属性に応じて前記処理リクエストメッセージをグルーピングした後、グルーピングされた結果に対応するチャットルームに処理リクエストメッセージを表示する、請求項1に記載のイベント権利の承認方法。
前記メッセージサーバは、前記ユーザ端末の使用リクエストに応じてイベント権利管理サーバでイベント権利の有効性を判断した後、又は前記ユーザ端末からイベント権利の使用リクエストを受信した後に、前記イベント権利に関する処理リクエストメッセージを販売者端末に伝達する、請求項17に記載のイベント権利の承認方法。
前記メッセージサーバは、前記販売者端末に関する情報を用いて処理リクエストメッセージ又は承認結果メッセージを販売者端末に伝達する、請求項17に記載のイベント権利の承認方法。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、メッセンジャーアプリケーションを介してモバイル商品券、モバイルクーポンなどのようなイベント権利を取得した後、メッセージサーバを介してイベント権利の承認過程を処理することで、イベント権利の取引に関する信頼度を増加させ得る方法及びシステムを提供する。
【0004】
本発明は、一般的に多く使用されるメッセンジャーアプリケーションをイベント権利を購入かつ承認するために活用することで、新しい方式を導入するための障壁が低く、より容易に新規方式を拡張できる方法及びシステムを提供する。
【0005】
本発明は、イベント権利に関する端末の範囲を、イベント権利を購入したり使用したりする一般のユーザのみならず、イベント権利を承認する販売者まで拡張することで、イベント権利をメッセージ形態で処理できるメッセンジャーアプリケーションのインストール及び使用が拡大する可能性のある方法及びシステムを提供する。
【0006】
本発明は、イベント権利の承認のためにメッセンジャーアプリケーションが使用されるにつれて、メッセンジャーアプリケーションをプラットフォームにする様々なサービスを提供する可能性を高めることができる方法及びシステムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一実施形態に係るメッセージサーバが行うイベント権利の承認方法は、イベント権利管理サーバからイベント権利の細部項目に関する情報を受信するステップと、前記イベント権利の細部項目に関する情報に基づいてイベント権利をユーザ端末にメッセージ形態で伝達するステップと、ユーザ端末又はイベント権利管理サーバからイベント権利の処理に関する情報を受信するステップと、前記処理に関する情報に基づいてイベント権利の処理リクエストメッセージを販売者端末に伝達するステップと、前記イベント権利管理サーバ又は販売者端末からイベント権利の承認に関する情報を受信するステップと、前記承認に関する情報に基づいてイベント権利の承認結果メッセージを販売者端末又はユーザ端末に伝達するステップとを含む。
【0008】
前記ユーザ端末は、前記イベント権利を購入したユーザ端末と同一であるか、又は前記イベント権利を購入したユーザ端末と異なる端末であり得る。
【0009】
前記イベント権利の処理に関する情報を受信するステップは、前記ユーザ端末からイベント権利の使用リクエストに関する情報を受信し得る。
【0010】
前記イベント権利の処理に関する情報を受信するステップは、前記イベント権利管理サーバから前記イベント権利の有効性の判断結果を受信し得る。
【0011】
前記イベント権利の処理に関する情報を受信するステップは、前記イベント権利管理サーバによってイベント権利が有効であると判断される場合、前記イベント権利管理サーバから前記イベント権利の処理リクエストに関する情報を受信し得る。
【0012】
前記イベント権利の承認に関する情報を受信するステップは、前記イベント権利管理サーバから前記販売者端末の承認リクエストによる前記イベント権利の承認結果に関する情報を受信し得る。
【0013】
前記イベント権利の承認に関する情報を受信するステップは、前記販売者端末から前記イベント権利の承認結果に関する情報を受信し得る。
【0014】
前記イベント権利の処理リクエストメッセージを伝達しようとする販売者端末に関する情報を受信するステップをさらに含み得る。
【0015】
前記イベント権利の細部項目に関する情報は、前記イベント権利を購入したユーザ端末に関する情報、又は前記イベント権利に対して処理する販売者端末に関する情報を含み得る。
【0016】
前記販売者端末に関する情報は、前記処理リクエストメッセージ又は前記承認結果メッセージを販売者端末に伝達するために販売者端末の販売者が登録したメッセージサーバのIDを含み得る。
【0017】
前記イベント権利管理サーバは、イベント権利の有効期間が経過しているか、イベント権利が使用リクエストされるときイベント権利を承認処理しようとする販売者が適切であるか、イベント権利が使用リクエストされるとき入力された販売者端末に関する情報が正確であるか、イベント権利がまだ使用されていないか、又はイベント権利が適切な権限のある第2ユーザ端末から使用リクエストされたものであるかを判断することによって前記イベント権利の有効性の判断を行う。
【0018】
前記イベント権利の承認に関する情報を受信するステップは、前記販売者端末の承認リクエストに応じて前記イベント権利管理サーバが行ったイベント権利の承認結果を受信し得る。
【0019】
前記イベント権利の承認に関する情報を受信するステップは、前記販売者端末が行ったイベント権利の承認結果を受信し得る。
【0020】
前記販売者端末は、前記イベント権利を使用リクエストしたユーザ端末を互いに区分できるように前記処理リクエストメッセージをユーザ端末によって互いに異なるインターフェースで表示し得る。
【0021】
前記販売者端末は、前記イベント権利の処理リクエストメッセージに対応する承認結果メッセージをメッセージサーバから受信すると、前記処理リクエストメッセージを削除するか、又は予め指定されたリザーバに移動させ得る。
【0022】
前記販売者端末は、前記イベント権利の処理リクエストメッセージを受信した時刻、前記イベント権利を発行したイベント権利管理サーバの属性、又は前記イベント権利の属性に応じて前記処理リクエストメッセージをグルーピングした後、グルーピングされた結果に対応するチャットルームに処理リクエストメッセージを表示し得る。
【0023】
本発明の一実施形態に係る販売者端末が行うイベント権利の承認方法は、メッセージサーバからユーザ端末が使用リクエストしたイベント権利に関する処理リクエストメッセージを受信するステップと、前記処理リクエストメッセージに応答して前記イベント権利の承認に関する情報をメッセージサーバ又はイベント権利管理サーバに伝達するステップと、前記メッセージサーバからイベント権利の承認結果メッセージを受信するステップとを含む。
【0024】
前記メッセージサーバは、前記ユーザ端末の使用リクエストに応じてイベント権利管理サーバでイベント権利の有効性を判断した後、又は前記ユーザ端末からイベント権利の使用リクエストを受信した後に、前記イベント権利に関する処理リクエストメッセージを販売者端末に伝達し得る。
【0025】
前記メッセージサーバは、前記販売者端末に関する情報を用いて処理リクエストメッセージ又は承認結果メッセージを販売者端末に伝達し得る。
【0026】
本発明の一実施形態に係るイベント権利の承認方法を行うメッセージサーバは、
【0027】
メッセージを送受信することを制御するプロセッサと、通信部とを含み、前記通信部は、イベント権利管理サーバからイベント権利の細部項目に関する情報を受信するステップと、前記イベント権利の細部項目に関する情報に基づいてイベント権利をユーザ端末にメッセージ形態で伝達するステップと、ユーザ端末又はイベント権利管理サーバからイベント権利の処理に関する情報を受信するステップと、前記処理に関する情報に基づいてイベント権利の処理リクエストメッセージを販売者端末に伝達するステップと、前記イベント権利管理サーバ又は販売者端末からイベント権利の承認に関する情報を受信するステップと、前記承認に関する情報に基づいてイベント権利の承認結果メッセージを販売者端末又はユーザ端末に伝達するステップとを行う。
【0028】
本発明の一実施形態に係るイベント権利の承認方法を行う販売者端末は、メッセージを送受信することを制御するプロセッサと、通信部とを含み、前記通信部は、メッセージサーバからイベント権利の処理リクエストメッセージを受信するステップと、前記処理リクエストメッセージに応答して前記イベント権利の承認に関する情報をメッセージサーバ又はイベント権利管理サーバに伝達するステップと、前記メッセージサーバからイベント権利の承認結果メッセージを受信するステップとを行う。
【0029】
本発明の一実施形態に係る販売者端末の格納媒体に格納されるアプリケーションは、前記アプリケーションは、販売者端末のプロセッサによって実行され、メッセージサーバからイベント権利の処理リクエストメッセージを受信するステップと、前記処理リクエストメッセージに応答して、前記イベント権利の承認に関する情報をメッセージサーバ又はイベント権利管理サーバに伝達するステップと、前記メッセージサーバからイベント権利の承認結果メッセージを受信するステップとを含む。
【発明の効果】
【0030】
本発明の一実施形態によると、メッセンジャーアプリケーションを介してモバイル商品券、モバイルクーポンなどのようなイベント権利を取得した後、メッセージサーバを用いてベント権利の承認過程を処理することで、イベント権利の取引に関する信頼度を増加させることができる。
【0031】
本発明の一実施形態によると、ユーザ端末のUUID又はメッセンジャーIDなどのような固有な識別情報によってイベント権利の承認リクエストが有効であるか否かを判断することで、イベント権利の承認過程における操作の恐れを解消することができる。
【0032】
本発明の一実施形態によると、一般的に多く使用されるメッセンジャーアプリケーションをイベント権利を購入かつ承認するために活用することで、新しい方式の導入に障壁が低く、より容易に新規方式を拡張することができる。
【0033】
本発明の一実施形態によると、イベント権利に関する端末の範囲をイベント権利を購入したり使用したりする一般のユーザのみならず、イベント権利を承認する販売者まで拡張することで、イベント権利をメッセージ形態で処理できるメッセンジャーアプリケーションのインストール及び使用が拡大する可能性がある。
【0034】
本発明の一実施形態によると、イベント権利の承認のためにメッセンジャーアプリケーションが使用されるにつれて、メッセンジャーアプリケーションをプラットフォームにする様々なサービスを提供する可能性を高めることができる。
【発明を実施するための形態】
【0036】
以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
【0037】
図1は、本発明の一実施形態に係るイベント権利を承認する過程のための全体システムを示す図である。
【0038】
図1を参照すると、イベント権利の承認のためのシステムは、第1ユーザ端末101、イベント権利管理サーバ102、メッセージサーバ103、第2ユーザ端末104、及び販売者端末105を含む。
【0039】
メッセージサーバ103は、第2ユーザ端末104又は販売者端末105にインストールされたメッセンジャーアプリケーションを介してイベント権利の伝達、イベント権利に関する使用リクエスト送信、イベント権利に関する処理リクエスト送信、又はイベント権利に関する承認結果送信を仲介する。
【0040】
第1ユーザ端末101は、イベント権利管理サーバ102を介してイベント権利を購入した第1ユーザの端末を意味する。ここで、イベント権利は、商品又はサービスに対して使用、割引、購買、交換などを受けることができる権利、又は特定の金額だけの価値を有する権利を意味し、商品券、チケット、割引クーポン、交換クーポン、無料利用権、ソーシャルギフトなどの様々な形態で実現きる。
【0041】
図1では、第1ユーザ端末101と第2ユーザ端末104を互いに区分して示している。これは、イベント権利を購入した第1ユーザ端末101とイベント権利を用いている第2ユーザ端末104がそれぞれ異なることを前提にして図示したものである。、イベント権利を購入した主体がイベント権利を用いた主体と同一であれば、
図1に示された第1ユーザ端末101と第2ユーザ端末104は1つの端末として示される。
【0042】
イベント権利管理サーバ102はイベント権利を発行する。イベント権利管理サーバ102は、第1ユーザ端末101が購入したイベント権利の細部項目に関する情報をメッセージサーバ103に伝達する。そして、イベント権利管理サーバ102はイベント権利が使用可能であるか、又はすでに使用済みの権利であるかなどのようなイベント権利の有効性を判断する。
【0043】
又はイベント権利管理サーバ102は、販売者端末105の承認リクエストに応じてイベント権利を承認する。ここで、販売者端末105の承認リクエストは、販売者が販売者端末105に表示されたボタンやアイコンを選択することによって生成される。又は、販売者端末105の承認リクエストは、販売者が別途の承認情報を販売者端末105に入力することによって生成される。ただし、販売者端末105でイベント権利を直接承認する場合、イベント権利管理サーバ102はイベント権利を承認する必要がない。
【0044】
メッセージサーバ103は、第1ユーザ端末101が購入したイベント権利を第2ユーザ端末104にメッセージ形態で提供する。ここで、第1ユーザ端末101が購入したイベント権利の細部項目に関する情報は、イベント権利管理サーバ102から伝達される。イベント権利の細部項目に関する情報は、イベント権利を購入した第1ユーザ端末101に関する情報、イベント権利を用いる第2ユーザ端末104に関する情報、イベント権利に関する処理リクエストメッセージを受信する販売者端末105に関する情報のうち少なくとも1つを含む。
【0045】
一例として、メッセージサーバ103は、イベント権利を表現する文字、イメージ、動画などをメッセージに含ませて第2ユーザ端末104に提供する。又は、メッセージサーバ103は、イベント権利をダウンロードするか、又はイベント権利を確認できるリンクをメッセージに含ませて第2ユーザ端末104に提供してもよい。
【0046】
第2ユーザ端末104は、第1ユーザ端末101が購入したイベント権利をメッセージ形態で受信する第2ユーザの端末を意味する。ここで、第2ユーザは、メッセージサーバ103から最初にイベント権利を受信したユーザ、又は他のユーザによって共有又は伝達されたイベント権利を受信したユーザであり得る。
【0047】
上記で説明したように、他人にイベント権利をプレゼントする場合、第1ユーザ端末101と第2ユーザ端末104がそれぞれ異なる。しかし、自分にイベント権利をプレゼントする場合、第2ユーザ端末104は第1ユーザ端末101であり得る。第1ユーザ端末101は本人にイベント権利を購入し、イベント権利を提供する相手側を自分として決定することで、第1ユーザ端末101がメッセージサーバ103からイベント権利が提供され得る。
【0048】
第2ユーザ端末104は、イベント権利の使用リクエストを販売者端末105に関する販売者のオンライン又はオフライン上の売り場で行ってもよい。ここで、メッセージサーバ103がイベント権利の処理リクエストメッセージ又は承認結果メッセージを伝達しようとする販売者端末105を把握するために、販売者端末105に関する情報が必要なこともある。
【0049】
一例として、販売者端末105に関する情報は、メッセージサーバ103がメッセージを送信しようとする販売者端末105を識別するための情報を意味する。例えば、販売者端末105に関する情報は、販売者端末105の販売者がメッセージサーバ103に関するメッセージサービスに登録する時に使用したIDであり得る。そのため、メッセージサーバ103のメッセージサービスを使用できるメッセンジャーアプリケーションが販売者の複数の端末にインストールされた場合、販売者は当該のメッセンジャーアプリケーションがインストールされた端末を介してメッセージサーバからメッセージを受信する。
【0050】
このような販売者端末105に関する情報は、イベント権利管理サーバ102に予め登録されるか、又は第2ユーザ端末104によって入力される。一方、販売者端末105に関する情報は、イベント権利がイベント権利管理サーバ102で発行されて第2ユーザ端末104に伝達されるとき、又は、第2ユーザ端末104によってイベント権利が使用されたときにメッセージサーバ103へ伝達される。
【0051】
又は、第2ユーザ端末104でイベント権利の使用リクエストを伝達するとき、第2ユーザ端末104は、様々な経路を用いて入手した販売者端末105に関する情報をインターフェースを介して入力され、メッセージサーバ103に伝達する。ここで、イベント権利の使用リクエストは、メッセージ形態で伝達されたイベント権利の使用リクエストに関するアイコンやボタンなどを選択することで生成される。
【0052】
一方、販売者端末105に関する情報は固有コードに変換され得る。固有コードはオフライン又はオンラインによって配布され、第2ユーザ端末104は、インターフェースを介して入力された固有コードを含むイベント権利の使用リクエストを伝達する。
【0053】
例えば、オフラインを介して伝達される方法は、販売者の売り場の別途ディスプレイに固有コードが表示されるか、又は、購買領収書に固有コードが表示される方法を含む。又は、オンラインによって伝達される方法は、販売者の売り場にインストールされたビーコンを介して第2ユーザ端末104に固有コードが伝達されるか、又は、メッセンジャーアプリケーション又は他のアプリケーションを介して固有コードが伝達されてもよい。
【0054】
販売者端末105は、イベント権利に関する承認処理を行う販売者の端末を意味する。ここで、販売者端末105は、メッセージサーバ103からメッセージを受信できるメッセンジャーアプリケーションがインストールされる端末を意味する。
【0055】
販売者端末105は、第2ユーザ端末104が使用リクエストしたイベント権利の承認に関する情報を生成する。一例として、販売者端末105は、イベント権利の承認リクエストをイベント権利管理サーバ102に伝達する。この場合、イベント権利の承認に関する情報は、イベント権利の承認リクエストを含む。すると、イベント権利管理サーバ102は、販売者端末105の承認リクエストに応じてイベント権利を承認する。
【0056】
異なる一例として、販売者端末105が直接イベント権利を承認してもよい。この場合、イベント権利の承認に関する情報はイベント権利を承認した結果を含む。
【0057】
ここで、イベント権利の承認に関する情報は、販売者端末105から入力された承認のための入力に基づいて生成される。ここで、承認のための入力は、処理リクエストメッセージに挿入されて表示されるか、又は、処理リクエストメッセージと別に販売者端末105に表示されるアイコン、ボタンなどのインターフェースを選択することを意味する。加えて、承認のための入力は、販売者端末105に入力された承認情報(例えば、販売者を認証できる暗証番号、近距離無線通信をサポートする別途装置のタッチを通した装置情報)を入力することを含む。
【0058】
本発明の一実施形態によると、第2ユーザ端末104及び販売者端末105は、メッセージサーバ103に関わっているメッセンジャーアプリケーションを介してイベント権利に関する様々な形態の情報を受信し得る。一例として、第2ユーザ端末104は、メッセージサーバ103に関わっているメッセンジャーアプリケーションを用いてメッセージ形態でイベント権利をメッセージサーバ103から受信する。そして、販売者端末105は、メッセージサーバ103からメッセンジャーアプリケーションを用いてイベント権利の処理リクエストメッセージを受信する。また、第2ユーザ端末104又は販売者端末105は、メッセンジャーアプリケーションを介してイベント権利の承認結果メッセージを受信する。そのため、第2ユーザ端末104及び販売者端末105は、メッセンジャーアプリケーションを介して便利にイベント権利の使用又は承認に関する情報を受信することができる。
【0059】
図2は、本発明の一実施形態に係るメッセージサーバの動作を説明するフローチャートである。
【0060】
ステップ201において、メッセージサーバ103は、イベント権利の細部項目に関する情報をイベント権利管理サーバ102から受信する。ここで、イベント権利の細部項目に関する情報は、イベント権利を購入した第2ユーザ端末104に関する情報又はイベント権利に対して処理する販売者端末105に関する情報を含む。
【0061】
ここで、第2ユーザ端末104に関する情報や販売者端末105に関する情報は、メッセージサーバ103がイベント権利に関する様々なメッセージを第2ユーザ端末104又は販売者端末105に送信するために必要な情報である。ここで、イベント権利の細部項目に関する情報は、イベント権利管理サーバ102がイベント権利を発行しながら生成される。
【0062】
ステップ202において、メッセージサーバ103は、イベント権利を第2ユーザ端末104に伝達する。一例として、メッセージサーバ103は、第2ユーザ端末104にインストールされたメッセンジャーアプリケーションを介してイベント権利をメッセージ形態で第2ユーザ端末104へ提供する。すると、第2ユーザ端末104は、イベント権利の使用リクエストをイベント権利管理サーバ102に直接伝達するか、又はメッセージサーバ103を介してイベント権利管理サーバ102に伝達する。
【0063】
一例として、第2ユーザ端末104は、第2ユーザ端末104に表示されるイベント権利を使用リクエストに関するアイコンやボタンなどのような識別子に対する入力を受信し、イベント権利を使用リクエストする。イベント権利の細部項目に関する情報が販売者端末105に関する情報を含まない場合、イベント権利の処理リクエストメッセージ又は承認結果メッセージが販売者端末105に伝達されるよう、第2ユーザ端末104を介して販売者端末105に関する情報が入力される。すると、第2ユーザ端末104によって入力された販売者端末105に関する情報はメッセージサーバ103に伝達され得る。
【0064】
又は、第2ユーザ端末104がイベント権利を使用リクエストする場合、イベント権利管理サーバ102に予め登録された販売者端末105に関する情報がメッセージサーバ103に伝達され得る。
【0065】
その後、イベント権利管理サーバ102は、イベント権利の使用リクエストに応答して、イベント権利の有効性を判断する。一例として、イベント権利の有効性の判断は、イベント権利の有効期間が経過しているか、イベント権利が使用リクエストされる時イベント権利を承認処理しようとする販売者が適切であるか、イベント権利が使用リクエストされるとき入力された販売者端末105に関する情報が正確であるか、イベント権利がまだ使用されていないか、イベント権利が適切な権限のある第2ユーザ端末104から使用リクエストされたものであるか、などのような判断基準によって実行される。
【0066】
ステップ203において、メッセージサーバ103は、第2ユーザ端末104又はイベント権利管理サーバ102からイベント権利の処理に関する情報を受信する。
【0067】
イベント権利管理サーバ102は、第2ユーザ端末104から伝達されたイベント権利の使用リクエストに応答してイベント権利の有効性を判断する(CASE1)。すると、イベント権利管理サーバ102でイベント権利の有効性の判断が実行された後に、メッセージサーバ103はイベント権利管理サーバ102からイベント権利の処理に関する情報を生成する。すなわち、メッセージサーバ103がイベント権利管理サーバ102から受信するイベント権利の処理に関する情報は、イベント権利の使用リクエストに対するイベント権利管理サーバ102の応答情報であり得る。
【0068】
CASE1で説明するイベント権利の使用リクエストに関する情報は、第2ユーザ端末104から直接イベント権利管理サーバ102に伝達され得る(CASE1−1)。又は、CASE1で説明するイベント権利の使用リクエストに関する情報は、第2ユーザ端末104からメッセージサーバ103に伝達され、メッセージサーバ103は、イベント権利の使用リクエストに関する情報をイベント権利管理サーバ102に伝達する(CASE1−2)。
【0069】
CASE1によると、イベント権利管理サーバ102は、第2ユーザ端末104によって生成されたイベント権利の使用リクエストに応答してイベント権利の有効性の判断を行った後、イベント権利の処理に関する情報をメッセージサーバ103に伝達する。すなわち、CASE1によると、イベント権利の処理に関する情報は、イベント権利管理サーバ102が第2ユーザ端末104の使用リクエストに応答してイベント権利の有効性の判断を行った後、メッセージサーバ103に伝達される情報であり得る。
【0070】
一例として、イベント権利管理サーバ102は、イベント権利が有効であるか又は有効でないかを示すイベント権利の有効性の判断結果をメッセージサーバ103に伝達する。この場合、イベント権利の処理に関する情報は、イベント権利の有効性の判断結果になる。
【0071】
異なる一例として、イベント権利が有効であると判断される場合、イベント権利管理サーバ102は、メッセージサーバ103がイベント権利の処理リクエストメッセージを販売者端末105に伝達できるよう、イベント権利の処理に関する情報を伝達する。この場合、イベント権利の処理に関する情報は、メッセージサーバ103がイベント権利の処理リクエストメッセージを送信するとき必要な情報を含む。、イベント権利が有効でないと判断される場合、イベント権利管理サーバ102は、イベント権利の処理に関する情報をメッセージサーバ103に伝達しない。
【0072】
CASE1とは異なって、第2ユーザ端末104によりイベント権利の使用リクエストが発生しても、イベント権利管理サーバ102によるイベント権利の有効性の判断が省略されてもよい(CASE2)。CASE2によると、メッセージサーバ103は、第2ユーザ端末104からイベント権利の処理に関する情報を受信する。ここで、メッセージサーバ103が第2ユーザ端末104から受信するイベント権利の処理に関する情報は、イベント権利の使用リクエストに関する情報であり得る。
【0073】
ステップ204において、メッセージサーバ103は、イベント権利の処理に関する情報に基づいて処理リクエストメッセージを販売者端末105に伝達する。ここで、処理リクエストメッセージは、販売者端末105がイベント権利に対して承認処理を行うことができるよう、メッセージサーバ103がメッセンジャーアプリケーションを介して販売者端末105に伝達するメッセージを意味する。
【0074】
ステップ205において、メッセージサーバ103はイベント権利の承認に関する情報を受信する。
【0075】
イベント権利管理サーバ102がイベント権利を承認する(CASE A)。そのために、販売者端末105は、メッセージサーバ103から受信したイベント権利の処理リクエストメッセージに応答して、イベント権利の承認リクエストに関する情報をイベント権利管理サーバ102に伝達する。
【0076】
CASE Aで説明するイベント権利の承認リクエストに関する情報は、販売者端末105から直接イベント権利管理サーバ102に伝達され得る(CASE A−1)。又は、CASE Aで説明するイベント権利の承認リクエストに関する情報は、販売者端末105からメッセージサーバ103に伝達され、メッセージサーバ103は、イベント権利の承認リクエストに関する情報をイベント権利管理サーバ102に伝達する(CASE A−2)。
【0077】
CASE Aによると、イベント権利管理サーバ102は、イベント権利の承認リクエストに関する情報によりイベント権利を承認する。、CASE2のように、イベント権利管理サーバ102がイベント権利の使用リクエストに応答してイベント権利の有効性を判断しない場合、イベント権利管理サーバ102は、イベント権利の承認リクエストに応答してイベント権利を承認するときイベント権利の有効性の判断も共に行う。
【0078】
すると、イベント権利管理サーバ102は、イベント権利の承認結果に関する情報をメッセージサーバ103に伝達する。ここで、ステップ205で説明するイベント権利の承認に関する情報は、イベント権利管理サーバ102から伝達されるイベント権利の承認結果に関する情報であり得る。
【0079】
CASE Aとは異なって、販売者端末105が直接イベント権利を承認する(CASE B)。すなわち、販売者端末105は、メッセージサーバ103から受信したイベント権利の処理リクエストメッセージに応答して直接イベント権利を承認する。すると、ステップ205で説明するイベント権利の承認に関する情報は、販売者端末105から伝達されるイベント権利の承認結果に関する情報であり得る。
【0080】
、CASE2のように、イベント権利管理サーバ102がイベント権利の使用リクエストに応答してイベント権利の有効性を判断しない場合、販売者端末105は、イベント権利の有効性の判断結果を確認した後、イベント権利が有効な場合、イベント権利を承認する。
【0081】
ここで、販売者端末105でイベント権利の承認リクエストが生成されたり、販売者端末105又はイベント権利管理サーバ102でイベント権利の承認が実行されたりするため、販売者端末105で承認のための入力が必要であり得る。ここで、承認のための入力は、処理リクエストメッセージに挿入されて表示されるか、又は、処理リクエストメッセージとは別に販売者端末105に表示されるアイコン、ボタンなどを選択することを意味する。
【0082】
又は、承認のための入力は、販売者端末105からイベント権利の承認をするために必要な承認情報が入力されることも含む。ここで、イベント権利の承認情報は、販売者を認証できる暗証番号、近距離無線通信をサポートする別途装置のタッチを通した装置情報などを含む。
【0083】
、承認のための入力にイベント権利の承認情報を含む場合、販売者端末105又はイベント権利管理サーバ102は、イベント権利の承認情報を用いてイベント権利を承認する。
【0084】
ステップ206において、メッセージサーバ103は、イベント権利管理サーバ102又は販売者端末105から受信したイベント権利の承認に関する情報に基づいてイベント権利の承認結果メッセージを販売者端末105に伝達する。それだけではなく、メッセージサーバ103は、イベント権利の承認結果メッセージを第2ユーザ端末104にも伝達する。
【0085】
上記で説明したように、イベント権利の承認結果メッセージは、イベント権利管理サーバ102又は販売者端末105によって実行されたイベント権利の承認過程により生成された承認結果を含む。また、イベント権利の承認結果メッセージは、今後承認の取消しが可能である内容を含んでもよい。
【0086】
図3は、本発明の一実施形態に係る販売者端末の動作を説明するフローチャートである。
【0087】
ステップ301において、販売者端末105は、イベント権利の処理リクエストメッセージをメッセージサーバ103から受信する。
【0088】
上記で説明したように、メッセージサーバ103は、イベント権利管理サーバ102又は第2ユーザ端末104から伝達されたイベント権利の処理に関する情報に基づいてイベント権利の処理リクエストメッセージを生成する。
【0089】
CASE1のように、イベント権利管理サーバ102がイベント権利の有効性を判断するために、イベント権利管理サーバ102にイベント権利の使用リクエストに関する情報が伝達される場合、イベント権利の処理に関する情報はイベント権利の使用リクエストに関する応答情報であり得る。
【0090】
そして、CASE2の場合、イベント権利の処理に関する情報は、第2ユーザ端末104からメッセージサーバ103に伝達されたイベント権利の使用リクエストに関する情報である。
【0091】
ステップ302において、販売者端末105は、イベント権利の承認に関する情報をメッセージサーバ103又はイベント権利管理サーバ102に伝達する。
【0092】
CASE Aのように、イベント権利管理サーバ102がイベント権利の承認を行ってもよい。この場合、販売者端末105は、イベント権利管理サーバ102にイベント権利の承認リクエストに関する情報を伝達する。ここで、イベント権利の承認リクエストに関する情報は、CASE A−1のように販売者端末105から直接イベント権利管理サーバ102に伝達され得る。又は、イベント権利の承認リクエストに関する情報は、CASE A−2のように販売者端末105からメッセージサーバ103を介してイベント権利管理サーバ102に伝達される。
【0093】
一方、CASE Bのように、販売者端末105が直接イベント権利の承認を行ってもよい。この場合、販売者端末105は、メッセージサーバ103にイベント権利の承認結果に関する情報を伝達する。
【0094】
したがって、CASE Aのように、イベント権利管理サーバ102がイベント権利の承認を行う場合、ステップ302で説明するイベント権利の承認に関する情報は、販売者端末105からイベント権利管理サーバ102に直接伝達するか、又は、メッセージサーバ103を経てイベント権利管理サーバ102に伝達するイベント権利の承認リクエストに関する情報であり得る。
【0095】
一方、CASE Bのように、販売者端末105がイベント権利の承認を行う場合、ステップ302で説明するイベント権利の承認に関する情報は、販売者端末105がメッセージサーバに伝達するイベント権利の承認結果に関する情報であり得る。
【0096】
ここで、販売者端末105でイベント権利の承認リクエストが生成されるか、又はイベント権利の承認が実行されるために、販売者端末105で承認のための入力が求められることもある。ここで、承認のための入力は、処理リクエストメッセージに挿入されて表示されるか、又は処理リクエストメッセージとは別に販売者端末105に表示されるアイコン、ボタンなどを選択することを意味する。
【0097】
又は、承認のための入力は、販売者端末105から承認情報が入力されることも含んでもよい。ここで、イベント権利の承認情報は、販売者を認証できる暗証番号、近距離無線通信をサポートする別途装置のタッチを通した装置情報を含む。この場合、イベント権利管理サーバ102は、販売者端末105から直接イベント権利の承認情報を受信するか、又は、メッセージサーバ103を介してイベント権利の承認情報を受信してイベント権利を承認する。
【0098】
ステップ303において、販売者端末105は、イベント権利の承認結果メッセージをメッセージサーバ103から受信する。販売者端末105は、メッセージサーバ103が配布したメッセンジャーアプリケーションを介して処理リクエストメッセージと承認結果メッセージを受信する。また、イベント権利の承認結果メッセージは、今後承認取消しが可能である内容を含んでもよい。
【0099】
図4は、本発明の一実施形態に係る
図1に示す全体システムがイベント権利を承認する過程を示すフローチャートである。
【0100】
ステップ401において、第1ユーザ端末101は、イベント権利の購買リクエストをイベント権利管理サーバ102に伝達する。一例として、イベント権利発行サーバ102は、ホームショッピングサーバ、チケット購買代行サーバ、ソーシャルコマースサーバ、商品券販売サーバなどの特定の金額、商品又はサービス関するイベント権利を生成/管理/販売するサーバである。
【0101】
図1では、第1ユーザ端末101と第2ユーザ端末104を互いに区分して示している。これはイベント権利を購入した第1ユーザ端末101とイベント権利を用いた第2ユーザ端末104がそれぞれ異なることを前提に図示したものである。、イベント権利を購入した主体とイベント権利を用いた主体とが同一であれば、
図1に示された第1ユーザ端末101と第2ユーザ端末104は1つの端末に示される。
【0102】
ステップ402において、イベント権利管理サーバ102は、イベント権利の細部項目に関する情報をメッセンジャーサーバ103に伝達する。ここで、イベント権利の細部項目に関する情報は、イベント権利管理サーバ102がイベント権利を発行することによって生成される。
【0103】
ここで、イベント権利の細部項目に関する情報は、イベント権利の詳細情報、又はイベント権利管理サーバ102に格納されたイベント権利にアクセス/ダウンロードできるURL情報のような接続情報などを含む。ここで、イベント権利の詳細情報は、イベント権利に関する商品/サービス名、数量、使用期間、識別番号、使い先、オフライン店又はオンライン店に関するページリンクなどを含んでもよい。
【0104】
一方、イベント権利の細部項目に関する情報は、イベント権利を購入した第1ユーザ端末101の情報、イベント権利を用いる第2ユーザ端末104の情報、イベント権利の承認に関連する販売者端末105の情報を含む。
【0105】
ステップ403において、メッセージサーバ103は、イベント権利管理サーバ102が発行したイベント権利を第2ユーザ端末104に伝達する。
【0106】
ここで、第2ユーザ端末104にメッセージサーバ103で配布したメッセンジャーアプリケーションがインストールされている場合、メッセージサーバ103は、メッセンジャーアプリケーションで参加できるチャットルームを用いてイベント権利を含むメッセージを第2ユーザ端末104に伝達する。ここで、メッセージは、第1ユーザ端末101が選択した特定の金額、商品又はサービス関するイベント権利そのものを含んでもよいし、イベント権利が発行されたという通知と共に、イベント権利をダウンロードするイベント権利に関する情報を含んでもよい。
【0107】
ここで、第1ユーザ端末101と第2ユーザ端末104は、ソーシャルネットワークにおける友人関係であってもよい。又は、第1ユーザ端末101と第2ユーザ端末104が友人関係でなくても、メッセージサーバ103が配布するメッセンジャーアプリケーションが第1ユーザ端末101と第2ユーザ端末104にインストールされるか、又は、メッセージサーバ103が提供するメッセンジャーサービスに登録される必要がある。
【0108】
、第2ユーザ端末104がメッセンジャーアプリケーションをインストールしていない場合、メッセージサーバ103は、メッセンジャーアプリケーションのインストールを誘導するダウンロードリンクと共に、第1ユーザ端末101が選択した特定の金額、商品、又はサービス関するイベント権利が発行されたという通知を第2ユーザ端末104に伝達する。
【0109】
本発明の一実施形態によると、他人にイベント権利をプレゼントする場合、第1ユーザ端末101と第2ユーザ端末104がそれぞれ異なり得る。しかし、自分にイベント権利をプレゼントする場合、第2ユーザ端末104は第1ユーザ端末101であり得る。第1ユーザ端末101は本人にイベント権利を購入し、イベント権利を提供する相手側を自分として決定することで、第1ユーザ端末101がメッセージサーバ103からイベント権利を提供される。
【0110】
図2及び
図3を参照して説明したように、イベント権利管理サーバ102が第2ユーザ端末104の使用リクエストに応答してイベント権利の有効性を判断する(CASE1)。又は、CASE1とは異なって、第2ユーザ端末104によりイベント権利の使用リクエストが発生しても、イベント権利管理サーバ102によるイベント権利の有効性の判断が省略され得る(CASE2)。
【0111】
CASE1によると、ステップ404で、第2ユーザ端末104は、イベント権利の使用リクエストに関する情報をイベント権利管理サーバ102に直接伝達する(CASE1−1)。又は、ステップ405で、第2ユーザ端末104は、イベント権利の使用リクエストに関する情報をメッセージサーバ103に伝達する(CASE1−2)。この場合、ステップ406で、メッセージサーバ103は、第2ユーザ端末104から受信したイベント権利の使用リクエストに関する情報をイベント権利管理サーバ102に伝達する。
【0112】
一方、CASE2によると、ステップ405のように、第2ユーザ端末104は、イベント権利の使用リクエストに関する情報をメッセージサーバ103に伝達する(CASE2)。この場合、イベント権利管理サーバ102がイベント権利の使用リクエストに応答しないため、メッセージサーバ103は、ステップ406のようにイベント権利の使用リクエストに関する情報をイベント権利管理サーバ102に伝達する必要がない。
【0113】
CASE1によって、イベント権利管理サーバ102がイベント権利の使用リクエストに関する情報を受信すると、ステップ407において、イベント権利管理サーバ102は、イベント権利の使用リクエストに応答してイベント権利の有効性を判断する。すなわち、CASE1によると、ステップ407、ステップ408が実行される。
【0114】
一例として、イベント権利管理サーバ102は、イベント権利の有効期間が経過しているか、イベント権利が使用リクエストされるときイベント権利を承認処理しようとする販売者が適切であるか、イベント権利が使用リクエストされるとき入力された販売者端末105に関する情報が正確であるか、イベント権利がまだ使用されていないか、イベント権利が適切な権限のある第2ユーザ端末104から使用リクエストされたものであるか、を確認することでイベント権利の有効性を判断する。
【0115】
すると、ステップ408において、イベント権利管理サーバ102は、イベント権利の処理に関する情報をメッセージサーバ103に伝達する。
【0116】
すなわち、CASE1によると、イベント権利管理サーバ102は、ステップ407で第2ユーザ端末104により生成されたイベント権利の使用リクエストに応答してイベント権利の有効性の判断を行った後、ステップ408でイベント権利の処理に関する情報をメッセージサーバ103に伝達する。すなわち、CASE1によると、イベント権利の処理に関する情報は、イベント権利管理サーバ102が第2ユーザ端末104の使用リクエストに応答してイベント権利の有効性の判断を行った後メッセージサーバ103に伝達される情報であり得る。
【0117】
一例として、イベント権利管理サーバ102は、イベント権利が有効であるか又は有効でないかを示すイベント権利の有効性の判断結果をメッセージサーバ103に伝達する。この場合、イベント権利の処理に関する情報は、イベント権利の有効性の判断結果となる。
【0118】
異なる一例として、イベント権利が有効であると判断される場合、イベント権利管理サーバ102は、メッセージサーバ103がイベント権利の処理リクエストメッセージを販売者端末105に伝達できるようイベント権利の処理に関する情報を伝達する。この場合、イベント権利の処理に関する情報は、メッセージサーバ103がイベント権利の処理リクエストメッセージを送信するとき必要な情報を含む。、イベント権利が有効でないと判断される場合、イベント権利管理サーバ102は、イベント権利の処理に関する情報をメッセージサーバ103に伝達しない。
【0119】
CASE2によると、メッセージサーバ103は、第2ユーザ端末104からイベント権利の処理に関する情報を受信する。ここで、メッセージサーバ103が第2ユーザ端末104から受信するイベント権利の処理に関する情報は、ステップ405で第2ユーザ端末104が伝達したイベント権利の使用リクエストに関する情報であり得る。言い換えれば、CASE2によると、イベント権利管理サーバ102がイベント権利の使用リクエストに応答して、ステップ407のようなイベント権利の有効性を判断する過程が行われないため、イベント権利の処理に関する情報は、第2ユーザ端末104から伝達されたイベント権利の使用リクエストに関する情報となる。
【0120】
すると、ステップ409において、メッセージサーバ103は、イベント権利の処理に関する情報によりイベント権利の処理リクエストメッセージを販売者端末105に伝達する。
【0121】
メッセージサーバ103が処理リクエストメッセージを販売者端末105に送信するため、販売者端末105に関する情報が必要なこともある。一例として、販売者端末105に関する情報は、販売者端末105の販売者がメッセージサーバ103に関するメッセージサービスに登録するとき使用したIDを含む。そのために、メッセージサーバ103のメッセージサービスを使用できるメッセンジャーアプリケーションが販売者の複数の端末にインストールされた場合、販売者は、当該のメッセンジャーアプリケーションがインストールされた端末を介してメッセージサーバからメッセージを受信できる。
【0122】
販売者端末105に関する情報は、イベント権利管理サーバ102に予め登録されてもよい。ここで、イベント権利がイベント権利管理サーバ102で発行されて第2ユーザ端末104に伝達されるとき、販売者端末105に関する情報はイベント権利管理サーバ102からメッセージサーバ103に伝達され得る。
【0123】
又は、イベント権利の使用リクエストが第2ユーザ端末104からメッセージサーバ103に伝達されるとき、販売者端末105に関する情報はイベント権利管理サーバ102からメッセージサーバ103に伝達され得る。
【0124】
一方、販売者端末105に関する情報は、第2ユーザ端末104がイベント権利を使用リクエストするとき、第2ユーザ端末104によって直接入力されてもよい。販売者端末105に関する情報は固有コードに変換される。固有コードはオフライン又はオンラインによって配布され、第2ユーザ端末104は、インターフェースを介して入力された固有コードを含むイベント権利の使用リクエストを伝達する。
【0125】
例えば、オフラインを介して伝達される方法は、販売者の売り場の別途ディスプレイに固有コードが表示されるか、又は購買領収書に固有コードが表示される方法を含む。又はオンラインによって伝達される方法は、販売者の売り場にインストールされたビーコンを介して第2ユーザ端末104に固有コードが伝達されるか、又は、メッセンジャーアプリケーション又は他のアプリケーションを介して固有コードが伝達され得る。
【0126】
ステップ409において、メッセージサーバ103は、イベント権利の処理リクエストメッセージを販売者端末105に伝達する。メッセージサーバ103は、販売者端末105に関する情報に基づいて販売者端末105を特定する。イベント権利の処理リクエストメッセージは、イベント権利管理サーバ102がイベント権利を承認できるよう、メッセージサーバ103が承認処理のために販売者端末105に伝達するメッセージを意味する。
【0127】
本発明の一実施形態によると、販売者端末105にイベント権利の処理リクエストメッセージが伝達された後にイベント権利管理サーバ102がイベント権利を承認する場合(CASE A)と、販売者端末105がイベント権利を承認する場合(CASE B)とに区分される。
【0128】
CASE Aによると、ステップ410において、販売者端末105は、メッセージサーバ103から受信したイベント権利の処理リクエストメッセージに応答して、イベント権利の承認リクエストに関する情報をイベント権利管理サーバ102に伝達する(CASE A−1)。一方、CASE Aによると、ステップ411において、販売者端末105は、メッセージサーバ103から受信したイベント権利の処理リクエストメッセージに応答して、イベント権利の承認リクエストに関する情報をメッセージサーバ103に伝達する。すると、ステップ412において、メッセージサーバ103は、販売者端末105から受信したイベント権利の承認リクエストに関する情報をイベント権利管理サーバ102に伝達する。
【0129】
すると、ステップ413において、イベント権利管理サーバ102はイベント権利の承認を行った後、ステップ416において、イベント権利管理サーバ102はイベント権利の承認結果に関する情報をメッセージサーバ103に伝達する。
【0130】
、上記で説明したCASE2のように、イベント権利の有効性の判断過程が省略された場合、イベント権利管理サーバ102はイベント権利の承認を行うときイベント権利の有効性の判断を共に行ってもよい。
【0131】
そして、CASE Bによると、ステップ414において、販売者端末105は、イベント権利の処理リクエストメッセージに応答してイベント権利の承認を行う。すると、ステップ415において、販売者端末105は、イベント権利の承認結果に関する情報をメッセージサーバ103に伝達する。
【0132】
、上記で説明したCASE2のように、イベント権利の有効性の判断過程が省略された場合、イベント権利の承認が実行される前に販売者端末105又はイベント権利管理サーバ102によってイベント権利の有効性の判断が共に行ってもよい。
【0133】
ここで、販売者端末105でイベント権利の承認リクエストが生成されたり、販売者端末105又はイベント権利管理サーバ102でイベント権利の承認が実行されたりするために、販売者端末105で承認のための入力が必要であり得る。ここで、承認のための入力は、処理リクエストメッセージに挿入されて表示されるか、又は、処理リクエストメッセージと別に販売者端末105に表示されるアイコン、ボタンなどを選択することを意味する。
【0134】
又は、承認のための入力は、販売者端末105からイベント権利の承認をするために必要な承認情報が入力されることも含んでもよい。ここで、承認情報は、イベント権利管理サーバ102又は販売者端末105でイベント権利を承認するとき用いてもよい。ここで、承認情報は販売者を認証できる暗証番号、近距離無線通信をサポートする別途の装置のタッチを通した装置情報を含む。
【0135】
メッセージサーバ103は、ステップ415で販売者端末105から受信したイベント権利の承認結果に関する情報、又は、ステップ416でイベント権利管理サーバ102から受信したイベント権利の承認結果に関する情報に基づいて承認結果メッセージを生成する。その後、ステップ417において、メッセージサーバ103は、承認結果メッセージを販売者端末105に伝達する。同様に、ステップ418において、メッセージサーバ103は、承認結果メッセージを第2ユーザ端末104に伝達する。承認結果メッセージは、今後承認取消しが可能であるという内容まで含み得る。
【0136】
図5は、本発明の一実施形態によりイベント権利をメッセンジャーアプリケーションを介して受信する例示を示す図である。
【0137】
図5を参照すると、第1ユーザ端末101が購入したイベント権利である商品券が第2ユーザ端末104に伝達されたチャットウィンドウを示している。第1ユーザ端末101はユーザAと関連し、第2ユーザ端末104はユーザBと関連する。本発明の一実施形態によると、イベント権利はメッセージサーバ103が関ったメッセンジャーアプリケーションを介して第2ユーザ端末104に伝達される。
【0138】
図5に示すように、イベント権利が第2ユーザ端末104に伝達される場合、第1ユーザ端末101が購入したイベント権利の細部項目に関する情報が、メッセージに含まれて第2ユーザ端末104に伝達されてもよい。又は、メッセージとは別に、イベント権利の細部項目に関する情報が第2ユーザ端末104に伝達されてもよい。
【0139】
ここで、イベント権利に細部項目に関する情報は、イベント権利の詳細情報、又は、イベント権利管理サーバ102に格納されたイベント権利にアクセス/ダウンロードできるURL情報のような接続情報などを含む。ここで、イベント権利の詳細情報は、イベント権利に関する商品/サービス名、数量、使用期間、識別番号、使い先、オフライン店、又はオンライン店に関するページリンクなどを含む。
【0140】
一例として、イベント権利の細部項目に関する情報は、イベント権利を購入した第2ユーザ端末104に関する情報、又は、イベント権利に対して処理する販売者端末105に関する情報を含む。ここで、第2ユーザ端末104に関する情報や販売者端末105に関する情報は、メッセージサーバ103がイベント権利に関する様々なメッセージを第2ユーザ端末104又は販売者端末105に送信するために参考にする情報であり得る。ここで、イベント権利の細部項目に関する情報は、イベント権利管理サーバ102がイベント権利を発行しながら生成される。
【0141】
図5は、他人にイベント権利を提供する例示を示すものである。すなわち、
図5に示すように、他人にイベント権利をプレゼントする場合、第1ユーザ端末101と第2ユーザ端末104がそれぞれ異なり得る。
【0142】
一方、本発明の一実施形態によると、自分にイベント権利を提供する場合まで含んでもよい。言い換えれば、自分にイベント権利をプレゼントする場合、第2ユーザ端末104は第1ユーザ端末101であり得る。第1ユーザ端末101は本人にイベント権利を購入し、イベント権利を提供する相手側を自分として決定することで、第1ユーザ端末101がメッセージサーバ103からイベント権利を提供される。
【0143】
図6は、本発明の一実施形態によりイベント権利の使用例示を示す図である。
【0144】
メッセンジャーアプリケーションを介して伝達されたイベント権利に対して、第2ユーザ端末104のリクエストに応じてイベント権利の観覧リクエストがあれば、
図6に示すようにイベント権利の細部項目が表示される。
【0145】
図6を参照すると、イベント権利の細部項目は、イベント権利の識別番号、イベント権利の使用期限、イベント権利の使用場所、イベント権利の使用金額などを含む。
【0146】
図6に図示していないが、イベント権利の細部項目に関する情報は、イベント権利を購入した第2ユーザ端末104に関する情報、又はイベント権利に対して処理する販売者端末105に関する情報を含む。ここで、第2ユーザ端末104に関する情報や販売者端末105に関する情報は、メッセージサーバ103がイベント権利に関する様々なメッセージを第2ユーザ端末104又は販売者端末105に送信するために参考とする情報であり得る。ここで、イベント権利の細部項目に関する情報は、イベント権利管理サーバ102がイベント権利を発行しながら生成される。
【0147】
ここで、第2ユーザ端末104は、イベント権利である商品券を使用リクエストする。この場合、上記で説明したCASE1によると、イベント権利の使用リクエストに関する情報は、イベント権利の有効性を判断するイベント権利管理サーバ102に伝達される。ここで、イベント権利の使用リクエストに関する情報は、第2ユーザ端末104からイベント権利管理サーバ102に直接伝達され得る(CASE1−1)。又は、イベント権利の使用リクエストに関する情報は、メッセージサーバ103を経てイベント権利管理サーバ102に伝達され得る(CASE1−2)。
【0148】
一方、CASE2によると、イベント権利の使用リクエストに対応してイベント権利管理サーバ102がイベント権利の有効性を判断しない。そのため、イベント権利の使用リクエストに関する情報は、第2ユーザ端末104からメッセージサーバ103に伝達される。
【0149】
一方、販売者端末105に関する情報は、イベント権利管理サーバ102がイベント権利を発行しながら、メッセージサーバ103に伝達するイベント権利の細部項目に関する情報に含まれ得る。又は、第2ユーザ端末104によってイベント権利の使用リクエストが発生するとき、販売者端末105に関する情報がメッセージサーバ103に伝達される。イベント権利が発行されて第2ユーザ端末104に伝達される時、又はイベント権利の使用リクエスト時メッセージサーバ103に伝達される販売者端末105に関する情報はイベント権利管理サーバ102に予め登録される。
【0150】
異なる一例として、イベント権利を使用リクエストするとき、第2ユーザ端末104は販売者端末105に関する情報を入力できるインターフェースを表示する。すると、第2ユーザ端末104は、インターフェースを介して販売者端末105に関する情報を受信する。
【0151】
一例として、販売者端末105に関する情報は、メッセージサーバ103がメッセージを送信しようとする販売者端末105を識別するための情報を意味する。例えば、販売者端末105に関する情報は、販売者端末105の販売者がメッセージサーバ103に関わったメッセージサービスに登録するとき使用したIDを含む。そのために、メッセージサーバ103のメッセージサービスを使用できるメッセンジャーアプリケーションが販売者の複数の端末にインストールされた場合、販売者は、当該のメッセンジャーアプリケーションがインストールされた端末を介してメッセージサーバからメッセージを受信する。
【0152】
一方、販売者端末105に関する情報は固有コードに変換される。固有コードはオフライン又はオンラインによって配布され、第2ユーザ端末104は、インターフェースを介して入力された固有コードを含むイベント権利の使用リクエストを伝達する。
【0153】
例えば、オフラインを介して伝達される方法は、販売者の売り場の別途ディスプレイに固有コードが表示されるか、又は、購買領収書に固有コードが表示される方法を含む。又は、オンラインによって伝達される方法は、販売者の売り場にインストールされたビーコンを介して第2ユーザ端末104に固有コードが伝達されるか、又はメッセンジャーアプリケーション又は他のアプリケーションを介して固有コードが伝達され得る。
【0154】
図7は、本発明の一実施形態によりイベント権利の処理リクエストを受信する例示を示す図である。
【0155】
図7Aは、販売者端末105にイベント権利の処理リクエストメッセージが伝達された結果を示す。そして、
図7Bは、承認処理のために販売者端末105がイベント権利の詳細項目を表示することを示す。
【0156】
図4を参照して説明したように、イベント権利の処理リクエストメッセージは、(i)CASE1によりイベント権利管理サーバ102がイベント権利の使用リクエストに応答してイベント権利の有効性を判断した後、メッセージサーバ103がイベント権利管理サーバ102からイベント権利の処理に関する情報を受信するか、又は(ii)CASE2によりイベント権利の有効性の判断が進行されず、メッセージサーバ103が第2ユーザ端末104からイベント権利の使用リクエストを受信することによって生成される。
【0157】
一方、販売者端末105に伝達された処理リクエストメッセージは、イベント権利を使用リクエストした第2ユーザ端末104を区分するために第2ユーザ端末104ごとに区別されたチャットルームを用いて表示される。
【0158】
また、販売者端末105に伝達された処理リクエストメッセージは、1つのチャットルームを用いて表示される。ここで、イベント権利を使用リクエストした第2ユーザ端末104を区分するために、第2ユーザ端末104ごとに互いに異なるインターフェースを介して表示される。例えば、対話表示領域をそれぞれ相異に表現するか、又は第2ユーザ端末104の名前の部分をハイライト、太字、斜体、フォントのサイズ増加、下線などの強調することによって、処理リクエストメッセージは第2ユーザごとにそれぞれ相異に表現されることができる。
【0159】
また、販売者端末105に入力された処理リクエストメッセージが続けて増加する場合、販売者端末105が処理リクエストメッセージを確認し難いことがある。これにより、販売者端末105は、処理リクエストメッセージに対応する承認結果メッセージをメッセージサーバ103から受信すると、当該処理リクエストメッセージを削除するか又は別途の格納フォルダに移動する。又は、販売者端末105は、予め設定された期間(一日、一週間など)が経過すると、処理リクエストメッセージを削除するか又は別途の格納フォルダに移動する。
【0160】
それだけではなく、販売者端末105は、処理リクエストメッセージをグルーピングする。一例として、販売者端末105は、イベント権利の処理リクエストメッセージを受信した時刻、前記イベント権利を発行したイベント権利管理サーバ102の属性、又はイベント権利の属性に応じて処理リクエストメッセージをグルーピングした後、グルーピングされた結果に対応するチャットルームに処理リクエストメッセージを表示する。
【0161】
ここで、イベント権利の処理リクエストメッセージを受信した時刻は、販売者端末105がイベント権利の処理リクエストメッセージをメッセージサーバ103から受信した時刻を意味する。例えば、販売者端末105は、イベント権利の処理リクエストメッセージを受信した時刻が午後2時から4時までの処理リクエストメッセージをグルーピングしてもよい。この場合、時間調整は販売者端末105によって可能になる。
【0162】
そして、イベント権利管理サーバ102の属性は、イベント権利を発行したイベント権利管理サーバ102を運営する運営主体(企業)の名称、サイトを意味する。すなわち、同一のイベント権利サーバ102から発行されたイベント権利の処理リクエストメッセージは、グルーピングされた後1つのチャットルームに表示される。
【0163】
また、イベント権利の属性は、イベント権利の利益主体が個人であるか又は団体であるか、第2ユーザ端末104がイベント権利によってリクエストした商品又はサービス、イベント権利に割り当てられた費用などを意味する。
【0164】
図7Aに示すように、販売者端末105の販売者がイベント権利の処理リクエストメッセージに表示された「承認処理」というボタンを選択すると、
図7Bに示すように、販売者端末105の販売者が承認処理を行うために参考にするための詳細情報が表示される。
【0165】
すると、販売者は詳細情報を確認し、イベント権利に関する承認リクエストを選択する場合にイベント権利の承認処理が行われる。イベント権利の承認処理は、販売者端末105から入力された承認のための入力に基づいて行われる。ここで、承認のための入力は、処理リクエストメッセージに挿入されて表示されるか、又は、処理リクエストメッセージとは別に販売者端末105に表示されるアイコン、ボタンなどを選択することを意味する。
【0166】
又は、承認のための入力は、販売者端末105から承認情報が入力されるものも含んでもよい。ここで、イベント権利の承認情報は、販売者を認証できる暗証番号、近距離無線通信をサポートする別途装置のタッチを通した装置情報などを含む。
【0167】
一例として、イベント権利の承認は、イベント権利管理サーバ102で実行されるか(CASE A)、又は販売者端末105で実行され得る(CASE B)。CASE Aによると、イベント権利の承認のための入力によってイベント権利の承認リクエストに関する情報が生成され、このようなイベント権利の承認リクエストに関する情報はイベント権利管理サーバ102に伝達される。
【0168】
ここで、イベント権利の承認リクエストに関する情報は、販売者端末105からイベント権利管理サーバ102に直接伝達されるか(CASE A−1)、又は、販売者端末105からメッセージサーバ103を経てイベント権利管理サーバ102に伝達される(CASE A−2)。
【0169】
イベント権利管理サーバ102は、イベント権利の承認リクエストに応答してイベント権利を承認処理した後、承認結果に関する情報をメッセージサーバ103に伝達する。その後、メッセージサーバ103は、イベント権利の承認結果に関する情報に基づいた承認結果メッセージを生成した後、販売者端末105又は第2ユーザ端末104に伝達する。
【0170】
一方、CASE Bによると、販売者端末105は、イベント権利の処理リクエストメッセージに応答して直接イベント権利の承認を行う。この場合、販売者端末105は、イベント権利の承認結果に関する情報をメッセージサーバ103に伝達する。その後、メッセージサーバ103は、イベント権利の承認結果に関する情報に基づいた承認結果メッセージを生成した後、販売者端末105又は第2ユーザ端末104に伝達する。
【0171】
上述したように実施形態をたとえ限定された図面によって説明したが、当技の術分野で通常の知識を有する者であれば、前記に基づいて様々な技術的な修正及び変形を適用することができる。例えば、説明された技術が説明された方法と異なる順序で実行されたり、及び/又は説明されたシステム、構造、装置、回路などの構成要素が説明された方法と異なる形態で結合又は組合わせられたり、他の構成要素又は均等物によって置き換えたり置換されたりしても適切な結果を達成することができる。
【0172】
したがって、他の具現、他の実施形態、及び特許請求の範囲と均等なものも後述する特許請求の範囲に属する。