(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記現在ユーザーのモバイル端末が前記推薦待機中の背景を受信した後、モバイル端末のデスクトップ及び/又はロック画面インターフェイスを、前記推薦待機中の背景に変更するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の表示背景を変更する方法。
前記現在ユーザーのユーザー好みラベル、及び前記それぞれの候補背景の背景ラベルによって、前記現在ユーザー及び前記それぞれの候補背景をマッチングさせるステップは、
現在ユーザーのそれぞれのユーザー好みラベルと現在の候補背景のそれぞれの背景ラベルとの関連度(correlation)を取得するステップと、
現在ユーザーのそれぞれのユーザー好みラベルと現在の候補背景のそれぞれの背景ラベルとの関連度をプラスして、現在ユーザーのユーザー好みラベル総数で前記プラスした結果を平均して、前記現在ユーザーと前記現在の候補背景との関連度を取得するステップと、
現在ユーザーとそれぞれの候補背景との関連度を排列し、排列結果によって、前記現在ユーザー及び前記それぞれの候補背景のマッチング結果を取得するステップと、を含み、
ここで、ユーザー好みラベルと背景ラベルとの関連度は、前記ユーザー好みラベル及び前記背景ラベルが同一ユーザーのユーザー好みラベルセットに同時に現れる回数、又は同一背景の背景ラベルセットに同時に現れる回数によって確定されることを特徴とする請求項1に記載の表示背景を変更する方法。
前記ユーザー好みラベルの重みは、基礎重み及び行為重みによって確定され、前記基礎重みはユーザー好みの記述によって確定され、前記行為重みはユーザー好き嫌いの点数付けによって確定されることを特徴とする請求項4に記載の表示背景を変更する方法。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、ユーザー好みに応じて、モバイル端末の表示背景を自動的に変更することができる表示背景を変更する方法、装置
、機器
、プログラム及び記録媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様によれば、表示背景を変更する方法が提供され、前記方法は、
現在ユーザーのユーザー好みラベル、及びそれぞれの候補背景の背景ラベルを取得するステップと、
前記現在ユーザーのユーザー好みラベル、及び前記それぞれの候補背景の背景ラベルによって、前記現在ユーザー及び前記それぞれの候補背景をマッチングさせるステップと、
マッチング結果によって、前記現在ユーザーのために推薦待機中の背景を選別するステップと、
前記選別された推薦待機中の背景を、現在ユーザーのモバイル端末にプッシュして変更するようにするステップと、を含む。
【0007】
好ましくは、前記現在ユーザーのユーザー好みラベル、及びそれぞれの候補背景の背景ラベルを取得するステップの前に、
現在ユーザーの暦又は個人情報を取得するとともに、前記暦又は個人情報に対応する題材の背景を選択し、選択された背景を前記候補背景として確定するステップを含む。
【0008】
好ましくは、前記方法は、前記現在ユーザーのモバイル端末が前記推薦待機中の背景を受信した後、モバイル端末のデスクトップ及び/又はロック画面インターフェイスを、前記推薦待機中の背景に変更するステップをさらに含む。
【0009】
好ましくは、前記現在ユーザーのユーザー好みラベル、及び前記それぞれの候補背景の背景ラベルによって、前記現在ユーザー及び前記それぞれの候補背景をマッチングさせるステップは、
現在ユーザーのそれぞれのユーザー好みラベルと現在の候補背景のそれぞれの背景ラベルとの関連度(correlation)を取得するステップと、
現在ユーザーのそれぞれのユーザー好みラベルと現在の候補背景のそれぞれの背景ラベルとの関連度をプラスして、現在ユーザーのユーザー好みラベル総数で前記プラスした結果を平均して、前記現在ユーザーと前記現在の候補背景との関連度を取得するステップと、
現在ユーザーとそれぞれの候補背景との関連度を排列し、排列結果によって、前記現在ユーザー及び前記それぞれの候補背景のマッチング結果を取得するステップと、を含み、
ここで、ユーザー好みラベルと背景ラベルとの関連度は、前記ユーザー好みラベル及び前記背景ラベルが同一ユーザーのユーザー好みラベルセットに同時に現れる回数、又は同一背景の背景ラベルセットに同時に現れる回数によって確定される。
【0010】
好ましくは、前記現在ユーザーのそれぞれのユーザー好みラベルと現在の候補背景のそれぞれの背景ラベルとの関連度をプラスするステップは、
現在ユーザーのユーザー好みラベルの重みによって、現在ユーザーのそれぞれのユーザー好みラベルと現在の候補背景のそれぞれの背景ラベルとの関連度をプラスするステップを含む。
【0011】
好ましくは、前記ユーザー好みラベルの重みは、基礎重み及び行為重みによって確定され、前記基礎重みはユーザー好みの記述によって確定され、前記行為重みはユーザー好き嫌いの点数付けによって確定される。
【0012】
好ましくは、前記行為重みがユーザー好き嫌いの点数付けによって確定されるステップは、
前記行為重みが設定背景使用時間内のユーザー好き嫌いの点数付けによって確定されるステップを含み、
ここで、前記行為重みの値は、ユーザー好き嫌いの点数付けの増加につれて増加され、減少につれて減少され、また、増加又は減少される速度は、前記設定背景使用時間内のユーザー好き嫌いの点数付けの点数総数の増加又は減少速度よりも小さく、前記点数総数が設定値まで増加又は減少した後、前記行為重みの値が固定される傾向にある。
【0013】
好ましくは、前記マッチング結果によって、前記現在ユーザーのために推薦待機中の背景を選別するステップは、
マッチング結果によって、前記現在ユーザーのために順序が前に位置する設定数の推薦待機中の背景を選別するステップを含む。
【0014】
本発明の第2の態様によれば、表示背景を変更する装置が提供され、前記装置は、
現在ユーザーのユーザー好みラベル、及びそれぞれの候補背景の背景ラベルを取得する取得モジュールと、
前記取得モジュールが取得した、現在ユーザーのユーザー好みラベル、及び前記それぞれの候補背景の背景ラベルによって、前記現在ユーザー及び前記それぞれの候補背景をマッチングさせるマッチングモジュールと、
前記マッチングモジュールのマッチング結果によって、前記現在ユーザーのために推薦待機中の背景を選別する選別モジュールと、
前記選別モジュールが選別した推薦待機中の背景を、現在ユーザーのモバイル端末にプッシュしてことを特徴とする表示背景を変更する変更するようにするプッシュモジュールと、を備える。
【0015】
好ましくは、現在ユーザーの暦又は個人情報を取得するとともに、前記暦又は個人情報に対応する題材の背景を選択し、選択された背景を前記候補背景として確定する候補背景確定モジュールをさらに備える。
【0016】
好ましくは、前記マッチングモジュールは、
現在ユーザーのそれぞれのユーザー好みラベルと現在の候補背景のそれぞれの背景ラベルとの関連度(correlation)を取得する第1の処理サブモジュールと、
前記第1の処理モジュールが取得した、現在ユーザーのそれぞれのユーザー好みラベルと現在の候補背景のそれぞれの背景ラベルとの関連度をプラスして、現在ユーザーのユーザー好みラベル総数で前記プラスした結果を平均して、前記現在ユーザーと前記現在の候補背景との関連度を取得する第2の処理サブモジュールと、
前記第2の処理サブモジュールが取得した、現在ユーザーとそれぞれの候補背景との関連度を排列し、排列結果によって、前記現在ユーザー及び前記それぞれの候補背景のマッチング結果を取得する第3の処理サブモジュールと、を備え、
ここで、ユーザー好みラベルと背景ラベルとの関連度は、前記ユーザー好みラベル及び前記背景ラベルが同一ユーザーのユーザー好みラベルセットに同時に現れる回数、又は同一背景の背景ラベルセットに同時に現れる回数によって確定される。
【0017】
好ましくは、前記マッチングモジュールは、
前記それぞれのユーザー好みラベルのユーザー好みラベル重みを確定する重みサブモジュールをさらに備え、
前記第2の処理サブモジュールは、前記重みサブモジュールが確定した、現在ユーザーのユーザー好みラベルの重みによって、現在ユーザーのそれぞれのユーザー好みラベルと現在の候補背景のそれぞれの背景ラベルとの関連度をプラスする。
【0018】
好ましくは、前記重みサブモジュールは、
ユーザー好みの記述によって基礎重みを確定する第1の重みモジュールと、
ユーザー好き嫌いの点数付けによって行為重みを確定する第2の重みモジュールと、
前記第1の重みモジュールの基礎重み、及び前記第2の重みモジュールの行為重みによって、前記それぞれのユーザー好みラベルのユーザー好みラベル重みを確定する結合モジュールと、を備える。
【0019】
本発明の第3の態様によれば、表示背景を変更する装置が提供され、前記装置は、
現在ユーザーのユーザー好みラベルを採集してサーバに送信し、前記サーバが受信された前記現在ユーザーのユーザー好みラベル、及び取得されたそれぞれの候補背景の背景ラベルによって、前記現在ユーザー、及び前記それぞれの候補背景をマッチングし、マッチング結果によって、前記現在ユーザーのために推薦待機中の背景を選別するラベル採集モジュールと、
前記サーバが送信した選別された推薦待機中の背景を受信して背景を変更する背景変更モジュールと、を備える。
【0020】
好ましくは、前記装置は、
前記サーバに、現在ユーザーの暦又は個人情報をアップロードして、前記サーバが、前記暦又は個人情報に対応する題材の背景を選択し、選択された背景を前記候補背景として確定する暦又は個人情報アップロードモジュールをさらに備える。
【0021】
本発明の第4の態様によれば、表示背景を変更する機器が提供され、前記機器は、
プロセッサーと、
前記プロセッサーによって実行可能な命令を記憶するメモリと、を備え、
前記プロセッサーは、
現在ユーザーのユーザー好みラベル、及びそれぞれの候補背景の背景ラベルを取得し、
前記現在ユーザーのユーザー好みラベル、及び前記それぞれの候補背景の背景ラベルによって、前記現在ユーザーと、前記それぞれの候補背景をマッチングさせ、
マッチング結果によって、前記現在ユーザーに推薦待機中の背景を選別し、
前記選別された推薦待機中の背景を、現在ユーザーのモバイル端末にプッシュして変更するように構成される。
【0022】
本発明の第5の態様によれば、表示背景を変更する機器が提供され、前記機器は、
プロセッサーと、
前記プロセッサーによって実行可能な命令を記憶するメモリと、を備え、
前記プロセッサーは、
現在ユーザーのユーザー好みラベルを採集してサーバに送信し、前記サーバが受信された前記現在ユーザーのユーザー好みラベル、及び取得されたそれぞれの候補背景の背景ラベルによって、前記現在ユーザー、及び前記それぞれの候補背景をマッチングし、マッチング結果によって、前記現在ユーザーのために推薦待機中の背景を選別し、
前記サーバが送信した選別された推薦待機中の背景を受信して背景を変更するように構成される。
【0023】
本発明の第6の態様によれば、
プロセッサーに実行されることにより、上記の表示背景を変更する方法を実現する、プログラムを提供する。
【0024】
本発明の第7の態様によれば、
上記プログラムが記録されたコンピュータ読取可能な記録媒体を提供する。
【発明の効果】
【0025】
本発明が提供する技術的案によれば、下記のような有益な効果を含むことができる。即ち、
本発明は、現在ユーザーのユーザー好みラベル、及びそれぞれの候補背景の背景ラベルを取得し、前記現在ユーザーのユーザー好みラベル、及び前記それぞれの候補背景の背景ラベルによって、前記現在ユーザー及び前記それぞれの候補背景をマッチングさせてマッチング結果を取得し、マッチング結果によって、前記現在ユーザーのために推薦待機中の背景を選別し、選別された推薦待機中の背景を、現在ユーザーのモバイル端末にプッシュして変更するようにさせる。このようにして、ユーザー好みに応じて、表示背景の主動的な変更を実現でき、ユーザーの便宜を図ることができ、ユーザーのニーズを満足することができる。
【0026】
本発明は、暦又は個人情報によって、現在ユーザーの暦又は個人情報に対応する題材の背景を候補背景として選択することにより、暦又は個人情報によって、ユーザー好みに応じて主動的に表示背景を変更して、ユーザーの便宜を図ることができ、ユーザーのニーズを満足することができる。
【0027】
本発明は、マッチングするときに、さらにユーザー好みラベルの重みを結合してマッチングすることにより、マッチングがユーザーのニーズにさらに適合されるようにする。
【0028】
本発明は、ユーザー好みラベルの重みが基礎重み及び行為重みを結合して確定され、行為重みがユーザー好き嫌いの点数付けによって確定されることにより、ユーザー好みの変化をより正確に反映することができる。
【0029】
なお、前記一般的な記載及び後述の詳細な記載は、単なる例示的で解釈的な記載であり、本発明を限定しない。
【発明を実施するための形態】
【0031】
ここで、図面に示される例示的な実施例について詳細に説明する。以下、図面に関連して説明する際に、特別な説明がない限り、異なる図面での同一符号は、同一又は類似な要素を示す。以下の例示的な実施例で記載する実施例は、本発明に一致する全ての実施例を代表するわけではない。かえって、それらは、添付される特許請求の範囲で詳細に記載される本発明の一部の態様に一致する装置、及び方法の例に過ぎない。
【0032】
本発明に記載の用語は、特定の実施例を説明する目的で使用されるものに過ぎず、本発明を限定するものではない。本発明及び添付された特許請求の範囲に記載の単数形式の「1種類」、「前記」及び「当該」は、前後の文章においてそれぞれ他の意味を含有すると明確に記載される以外には、複数の形式も含む。なお、本発明に記載の「及び/又は」は、挙げられる事項の1つ又は複数の何れ又は全ての組み合わせを意味する。
【0033】
また、本発明は、第1、第2、第3等の用語を使って各種の情報を説明するが、それらの情報は前記用語に限定されない。それらの用語は、同一種類の情報同士を区分するためのものに過ぎない。例えば、本発明の範囲から逸脱しない範囲で、第1の情報を第2の情報と称しても良い。同じように、第2の情報を第1の情報と称してもよい。ここで使っている用語「……場合」は、上下文の意味によって、「……時」或は「……と」又は「確定に応じる」に解釈されてもよい。
【0034】
図1は、本発明の一例示的な実施例に係る、表示背景を変更する方法を示すフローチャートであり、下記のようなステップを含む。
【0035】
ステップ101:現在ユーザーのユーザー好みラベル、及びそれぞれの候補背景の背景ラベルを取得する。
【0036】
ユーザーの背景に対する好みは、ユーザー好みラベルにより表示され、候補背景は、背景ラベルを設定して背景スタイルの特徴を表示する。
【0037】
ステップ102:前記現在ユーザーのユーザー好みラベル、及び前記それぞれの候補背景の背景ラベルによって、前記現在ユーザー及び前記それぞれの候補背景をマッチングさせる。
【0038】
前記ステップ102は、
現在ユーザーのそれぞれのユーザー好みラベルと現在の候補背景のそれぞれの背景ラベルとの関連度(correlation)を取得するステップと、
現在ユーザーのそれぞれのユーザー好みラベルと現在の候補背景のそれぞれの背景ラベルとの関連度をプラスして、現在ユーザーのユーザー好みラベル総数で前記プラスした結果を平均して、前記現在ユーザーと前記現在の候補背景との関連度を取得するステップと、
現在ユーザーとそれぞれの候補背景との関連度を排列し、排列結果によって、前記現在ユーザー及び前記それぞれの候補背景のマッチング結果を取得するステップと、を含み、
ここで、ユーザー好みラベルと背景ラベルとの関連度は、前記ユーザー好みラベル及び前記背景ラベルが同一ユーザーのユーザー好みラベルセットに同時に現れる回数、又は同一背景の背景ラベルセットに同時に現れる回数によって確定される。
【0039】
ここで、前記現在ユーザーのそれぞれのユーザー好みラベルと現在の候補背景のそれぞれの背景ラベルとの関連度をプラスするステップは、現在ユーザーのユーザー好みラベルの重みによって、現在ユーザーのそれぞれのユーザー好みラベルと現在の候補背景のそれぞれの背景ラベルとの関連度をプラスするステップを含む。
【0040】
ステップ103:マッチング結果によって、前記現在ユーザーのために推薦待機中の背景を選別する。
【0041】
前記ステップ103で、マッチング結果によって、前記現在ユーザーのために順序が前に位置する設定数の推薦待機中の背景を選別する。
【0042】
104ステップ:前記選別された推薦待機中の背景を、現在ユーザーのモバイル端末にプッシュして変更するようにする。
【0043】
なお、前記それぞれのステップは、通常サーバにより実行され、モバイル端末のデータ能力が処理要求を満足すると、モバイル端末により実行されてもよい。
【0044】
前記実施例から分かるように、本発明は、現在ユーザーのユーザー好みラベル、及びそれぞれの候補背景の背景ラベルを取得し、前記現在ユーザーのユーザー好みラベル、及び前記それぞれの候補背景の背景ラベルによって、前記現在ユーザー及び前記それぞれの候補背景をマッチングさせてマッチング結果を取得し、マッチング結果によって、前記現在ユーザーのために推薦待機中の背景を選別し、選別された推薦待機中の背景を、現在ユーザーのモバイル端末にプッシュして変更するようにさせる。このようにして、ユーザー好みに応じて、表示背景の主動的な変更を実現でき、ユーザーの便宜を図ることができ、ユーザーのニーズを満足することができる。
【0045】
図2は、本発明の一例示的な実施例に係る、他の表示背景を変更する方法を示すフローチャートである。前記方法は、下記のようなステップを含む。
【0046】
ステップ201:現在ユーザーの暦又は個人情報を取得するとともに、前記暦又は個人情報に対応する題材の背景を選択し、選択された背景を前記候補背景として確定する。
【0047】
前記ステップ201で、暦又は個人情報によって対応する題材の背景を選択する。例えば、国慶節であれば、国慶節題材の背景を選択し、個人の星座によって星座題材の背景などを選択する。
【0048】
ステップ202:現在ユーザーのユーザー好みラベル、及びそれぞれの候補背景の背景ラベルを取得する。
【0049】
ステップ203:前記現在ユーザーのユーザー好みラベル、及び前記それぞれの候補背景の背景ラベルによって、前記現在ユーザー及び前記それぞれの候補背景をマッチングさせる。
【0050】
前記ステップ203は、ステップ102の記載を参照すればいいので、ここでこれ以上冗長に説明しない。
【0051】
ステップ204:マッチング結果によって、前記現在ユーザーのために推薦待機中の背景を選別する。
【0052】
前記ステップ204で、マッチング結果によって、前記現在ユーザーのために順序が前に位置する設定数の推薦待機中の背景を選別する。ここで、設定数は限定されず、需要に応じて、例えば、1、2又は3などを選択してもよい。
【0053】
ステップ205:前記選別された推薦待機中の背景を、現在ユーザーのモバイル端末にプッシュして変更するようにする。
【0054】
なお、前記それぞれのステップの後、前記現在ユーザーのモバイル端末が前記推薦待機中の背景を受信すると、モバイル端末のデスクトップ及び/又はロック画面インターフェイスを、前記推薦待機中の背景に変更する。
【0055】
また、前記それぞれのステップは、通常、サーバに実行され、モバイル端末のデータ能力が処理要求を満足すると、モバイル端末により実行されてもよい。
【0056】
前記実施例からわかるように、本発明は、暦又は個人情報によって、前記暦又は個人情報に対応する題材の背景を選択して候補背景とし、また、現在ユーザーのユーザー好みラベル、及びそれぞれの候補背景の背景ラベルを取得し、前記現在ユーザーのユーザー好みラベル、及び前記それぞれの候補背景の背景ラベルによって、前記現在ユーザー及び前記それぞれの候補背景をマッチングさせるとともに、推薦待機中の背景を選別して、現在ユーザーのモバイル端末にプッシュして変更するようにする。従って、暦又は個人情報によって、また、ユーザー好みに応じて、表示背景の主動的な変更を実現することができ、ユーザーの便宜を図ることができ、ユーザーのニーズを満足することができる。
【0057】
図3は、本発明の一例示的な実施例に係る、他の表示背景を変更する方法を示すフローチャートである。
【0058】
前記方法は、サーバに応用されることを例に挙げて説明されるが、これに限定されず、モバイル端末のデータ処理能力が高ければ、需要に応じて、モバイル端末に応用されてもよい。
【0059】
本発明のサーバは、背景リソースサーバを例に挙げて説明される。背景リソースサーバは、様々な背景リソースを提供し、設定条件によってマッチング背景を選別して、モバイル端末にプッシュし、モバイル端末は、そのデスクトップ背景の管理プログラムにより、背景リソースサーバがプッシュする背景を取得する。前記取得ステップは、主動的に背景リソースサーバからダウンロードするステップ、又は背景リソースサーバの送信を受信するステップを含んでもよい。モバイル端末は、毎日の固定した時間にダウンロードしてもよい。モバイル端末は、背景リソースサーバがプッシュした背景を取得した後背景を変更するか、又は設定条件に達すると、その時に背景を変更してもよい。
【0060】
本発明のサーバは、モバイル端末がアップロードしたユーザーの情報、及びユーザーの好み情報を管理し、様々な背景イメージを保存・管理し、背景イメージをアップロードして管理するように、バックグラウンドプログラムに提供する。さらに、主に、ユーザー好み及び候補背景のマッチングを行い、マッチング結果によって、ユーザーのモバイル端末にユーザーに最も適した背景イメージをプッシュする。本発明のモバイル端末は、クライアントをインストールすることができ、前記クライアントが、ユーザーアカウントの登録、ログイン、及び修正を担当し、ユーザーの好み情報を採集するとともに、サーバにフィードバックし、決められた時間にサーバから照会して、背景をダウンロードして、デスクトップの背景管理プログラムに転送して背景を変更する。
【0061】
以下、
図3が示す方法を詳しく説明する。前記方法は、下記のようなステップを含む。
【0062】
ステップ301:異なる題材の背景を選択して候補背景とする。
【0063】
前記ステップ301で、サーバは、分類された異なる題材の背景を選択する。背景の題材は、暦又は個人情報によって確定されるため、サーバは、暦又は個人情報によって、前記暦又は個人情報に対応する題材の背景を候補背景として確定することができる。暦情報は、例えば、祝日、休日、季節などの情報であってもよい。個人情報は、例えば、誕生日、星座、結婚記念日などの情報であってもよい。例えば、伝統的な祝日である春節には、濃厚な祝日雰囲気があるデスクトップ背景を選択し、法定休日、例えば国慶節には、国慶節に係る背景を選択し、誕生日であれば、ケーキ、花束などの内容を有するデスクトップ背景を選択する。一部の青年は、星座や占いが好きなので、ユーザーの星座によって、占いを暗示するデスクトップ背景を選択してもよい。
【0064】
ステップ302:それぞれの候補背景の背景ラベルを取得する。
【0065】
ユーザーの美に対する感覚がそれぞれ異なる。一部のユーザーは、鮮やかなものが好きで、一部のユーザーは、ぼんやりしあっさりするものが好きである。従って、背景には、様々な背景ラベルが設定される。当該背景ラベルは背景デザイナー、背景アップロードする人や背景ユーザーが設定してもよく、サーバが背景のために設定してもよい。同一の題材に対して、異なるスタイルを有する背景をディジインしてユーザーが使用するように提供する。スタイルと背景との関連は、背景ラベルを介して表示される。
【0066】
背景ラベルは、それぞれ異なるように設定される。例えば、背景ラベルは、あっさりするもの、ぼんやりするもの、情熱的なもの、ロックンロール的なものなどに設定されてもよい。 1つの背景は、複数の背景ラベルを有してもよい。
【0067】
ステップ303:現在ユーザーのユーザー好みラベルを取得する。
【0068】
ユーザーの背景に対する好みは、ユーザー好みラベルを介して表示される。ユーザー好みラベルは、1つグループのラベルにより構成されてもよい。即ち、複数のラベルにより好みを表示してもよい。ここで、それぞれのラベルは、異なる重みを有してもよい。
【0069】
例えば、ユーザーは、あっさりした背景、ぼんやりした背景、抽象的な背景が好きになる場合、ユーザーのユーザー好みラベルは、あっさりしたラベル、ぼんやりするラベル、抽象的なラベルである。
【0070】
本発明は、異なる方式を介してユーザーの背景に対する好き嫌い程度を確定することができる。即ち、
1サーバの評価システムの記録によって確定する。評価システムは、ユーザーの現在使用している背景に対する評価、即ち、好き、嫌い、一般であるなどを記録する。例えば、ユーザーのあっさりした背景に対する評価が好きであり、あざやかな背景に対する評価が一般であると、ユーザーのユーザー好みラベルは、あっさりと、あざやかである。
【0071】
2サーバが記録したユーザーの主動的な選択によって確定する。サーバは、ユーザーが自発的に選択したいくつかの背景を記録する。選択された背景がちょうどユーザーが好きな背景であり、逆に、通常は、嫌いな背景である。例えば、ユーザーが主動的に選択した背景ラベルがあっさりした背景である場合、ユーザーのユーザー好みラベルがあっさりであると確定できる。
【0072】
3サーバが記録したユーザーの好みに対する記述によって確定する。サーバは、ユーザーが編集した、自分のユーザー好みラベル、例えば、あっさりしたもの、ぼんやりしたものなどを記録する、又はユーザーがサーバに直接フィードバックしたユーザー好みラベルを受信する。
【0073】
ユーザー好みラベルにおけるそれぞれのラベルは、異なる重みを有してもよい。ユーザー好みラベルの重みとも称する。
【0074】
ユーザーが最初に背景を使用すると、ユーザーが選択したラベルをユーザー好みラベルとして定めてもよい、又は自分のラベルを追加してユーザー好みラベルとして定めてもよい。この時、それぞれのラベルの重みが同じである。例えば、ユーザー好みラベルに、あっさりしたもの、ぼんやりしたものなどが含まれる場合、あっさりしたラベルとぼんやりしたラベルの重みが同じである。
【0075】
後の日常の使用において、ユーザーがある背景をもっと好きになると、この背景の背景ラベルに対応するユーザー好みラベルの重みが増加する。逆に、ユーザーがある背景が嫌いになると、この背景の背景ラベルに対応するユーザー好みラベルの重みが減少する。例えば、後で、ユーザーがあっさりした背景を選択する回数が多くなると、ユーザー好みラベルであるあっさりしたラベルの重みが増加される。また、ユーザーが後で背景ラベルがぼんやりである背景を、嫌いと評価し、又は長い間ぼんやりした背景を選択しない場合、ユーザー好みラベルであるぼんやりラベルの重みが減少される。
【0076】
本発明は、重み修正アルゴリズムによって重みを確定することができる。重みは、時間と頻度の両方要素を考慮する。設定された時間内に、ユーザーがユーザー好みラベル中のあるラベルに対して好きになる回数が多いほど、重みがより多く増加し、逆に、嫌いになる回数が多ければ多いほど、重みがより大きく減少される。しかし、重みが一定の程度まで増加又は減少された後、増加又は減少される速度は下降される。
【0077】
本発明の重み修正処理は、
重みは2つの部分から構成する。即ち、W = B + F
Wは重みを表示し、
Bは基礎重みを表示する。基礎重みは、ユーザーにより確定され、ユーザーの好みに対する記述方式によって確定される。
【0078】
Fは行為重みを表示する。行為重みは、ユーザーの評価によって確定される。
【0079】
一般的に、基礎重みは、比較的固定される。一旦ユーザーがあるラベルを選択すると、1つの固定値を確定することができる。一般的に、それぞれのラベルの基礎重みが同じである。例えば、前記ユーザー好みラベルであるあっさりとぼんやりの基礎重みは同じである。例えば、すべてが固定の2ポイントである。
【0080】
行為重みは、好き嫌いの点数付けによって確定され、設定背景使用時間内でのユーザー好き嫌いの点数付けによって確定することを含む。よって、一般的には固定されず、動的に変化する。例えば、シ好き嫌いの点数付けは、好き、一般である、嫌い、3つのレベルに分けられ、評価値は、高い点数から低い点数、例えば、対応して3点、2点、1点である。
【0081】
行為重みFは、式F = R(T、S)で計算される。
【0082】
ただし、Sは点数総数(固定時間内に毎回評価の総合)を表示し、Tは時間を表示し、Rは計算関数を表示する。
【0083】
本発明は、時間を最近1週間内、最近1ヶ月内、ユーザーが登録してから現在までの3つの時間帯に分ける。なお、ここでただ時間帯の分割について例を挙げて説明したが、これに限らず、需要に応じて他の方式で分割してもよい。
【0084】
3つの時間帯を総合すると、下記式を得ることができる。
F = R1(T1、S1)+ R2(T2、S2)+ R3(T3、S3)
R1(T1、S1)は、最近1週間(T1)内の点数総数(S1)のR1計算関数を表示する。
R2(T2、S2)は、最近1ヶ月(T2)内の点数総数(S2)のR2の計算関数を表示する。
R3(T3、S3)は、ユーザーが登録してから現在(T3)までの点数総数(S3)のR3計算関数を表示する。
【0085】
新たに登録されたユーザー又は登録したばかりのユーザーであれば、記録時間が短すぎて、例えば1分未満であるので、Tは、値を0に直接取る。
【0086】
前記R1、R2、R3は、それぞれ異なる3つの関数であり、計算して取得した値は、R1> R2> R3である。これで、ユーザーの最近の行為がさらに大きな作用を発揮するようにさせる。
【0087】
本発明は、R1、R2、R3関数の選択において、対数関数、又は類似の関数を使用して以下の目的を達成することができる。即ち、点数総数Sの増加又は減少に沿って、リターン値Rの増加又は減少の速度は、Sの増加又は減少の速度よりも小さく、Sが一定の程度まで増加又は減少した後、リターン値Rは1つの固定値に接近する傾向にあり、 もっと増加したり、又は減少しない。従って、本発明は、対数関数Rを用いて、前記目的の要求を満足することができる。
【0088】
なお、前記ステップ302及びステップ303は、必然的な順序関係がない。
【0089】
ステップ304:現在ユーザーのユーザー好みラベル、及びそれぞれの候補背景の背景ラベルによって、現在ユーザー及び前記それぞれの候補背景をマッチングさせる。
【0090】
本発明のユーザー好み及び背景のマッチングは、ユーザー好みラベル及び背景ラベルの関連度のマッチングを介して完成する。
【0091】
前記ステップ304は、現在ユーザーのそれぞれのユーザー好みラベルと現在の候補背景のそれぞれの背景ラベルとの関連度を取得し、現在ユーザーのそれぞれのユーザー好みラベルと現在の候補背景のそれぞれの背景ラベルとの関連度をプラスし、現在ユーザーのユーザー好みラベル総数で前記プラスした結果を平均して、前記現在ユーザーと前記現在の候補背景との関連度を取得するとともに、現在ユーザーとそれぞれの候補背景との関連度に対して排列し、排列結果によって、前記現在ユーザー及び前記それぞれの候補背景のマッチング結果を取得する。
【0092】
以下、前記ステップ304の処理過程を詳細に説明する。
【0093】
本発明は、現在ユーザーのそれぞれのユーザー好みラベルと現在の候補背景のそれぞれの背景ラベルとの関連度を取得した後、まず、ユーザー好みラベル及び背景ラベルに対して両両関連度のマッチングを行い、そして、ユーザー好みラベルの重みを因子として、現在ユーザーのそれぞれのユーザー好みラベルと現在の候補背景のそれぞれの背景ラベルとの関連度をプラスする。つまり、関連度に対して重み付け和を求めて、総点を取得し、総点をユーザー好みラベル数量で割り算して最終的な得点を取得して、現在ユーザーと現在の候補背景との関連度を取得する。そして、現在ユーザーとそれぞれの候補背景との関連度を排列し、最終的に得点が最も高い関連度がマッチング度が最も高く、得点が次に高いもののマッチング度が次に高く、このように類推する。
【0094】
ラベルが小文字a、b、c、d ...で表示され、ラベルの関連度が計算関数Rを介して計算され、計算関数Rが確率関数、例えばパーセント関数又は類似の関数などであるとすると、R(a、b)は、ラベルa、b間の関連度を表示し、ラベルの重みは、関数Wを介して計算され、W(a)は、ラベルaがユーザー好みラベル中での好みの重みを表示する。
【0095】
現在ユーザーのユーザー好みラベルがa、bであり、ある候補背景の背景ラベルがc、dであるすると、総点Mは下記の方式によって得られる。
【0096】
M =(R(a、c)+ R(a、d))* W(a)+(R(b、c)+ R(b、d))* W(b)
最後の得点はF = M / 2である。即ち、現在ユーザーと現在の候補背景との関連度はF = M / 2である。
【0097】
ユーザー好みラベルがそれぞれa、bであるため、最終的にMを2で割り算して平均点数を得る。また、ユーザー好みラベル数量がNであれば、Nで割り算する。
【0098】
ユーザー好みラベルがa、b、eであれば、下記のように計算する。
M =(R(a、c)+ R(a、d))* W(a)+(R(b、c)+ R(b、d))* W(b)+(R(e、c )+ R(e、d))* W(e)
最後の得点はF = M / 3である。
【0099】
背景ラベルがc、d、eであれば、下記のように計算する。
M =(R(a、c)+ R(a、d)+ R(a、e))* W(a)+(R(b、c)+ R(b、d)+ R(b、e ))* W(b)
最後の得点はF = M / 2である。
【0100】
現在ユーザーと現在の候補背景との関連度を取得した後、現在ユーザーとそれぞれの候補背景との関連度を排列して、最終に得点が最も高い関連度がマッチング度が最も高い。
【0101】
なお、前記取得した関連度は、計算して確定された関連度表から直接照会して使用してもよい。
【0102】
前記ユーザー好みラベルと背景ラベルとの関連度は、前記ユーザー好みラベル及び前記背景ラベルが同一ユーザーのユーザー好みラベルセットに同時に現れる回数、又は同一背景の背景ラベルセットに同時に現れる回数によって確定される。
【0103】
例えば、関連度R(a、c)は、ラベルa、cがユーザー好みラベルセット又は背景ラベルセットに同時に現れる回数がユーザー総数と背景総数の合計で占められる割合によって確定される。 R(a、c)の値は、確率統計の結果である。また、2つのラベルがユーザー好みラベルセット又は背景ラベルセットに同時に現れる比例が高いと、前記2つのラベルの関連度が高いことを説明する。そうでないと、2つのラベルの関連度が低いことを説明する。例えば、一般的に、「あっさりのラベル」と「ぼんやりのラベル」との関連度が少し高く、「あざやかなラベル」と「ぼんやりのラベル」との関連度が低い。
【0104】
本発明において、関連度の確定過程は、
例えば、サーバにN個のユーザー及びM個の背景が存在する。ここで、それぞれのユーザーは、1グループのユーザー好みラベルを有し、それぞれの背景も1グループの背景ラベルを有する。ユーザー好みラベル及び背景ラベルが有数ラベル数は、必ず≧1である。
【0105】
関連度を確定する過程は、下記の通りである。
【0106】
1)1つの大きいマッピング表(mapping Table)X = { }を定義する。X表の中で、2つのラベルごとが1グループであり、この2つのラベルがユーザー好みラベルセット又は背景ラベルセットに同時に現れる回数を記録する。
【0107】
2)それぞれのユーザー又は背景のラベルを循環して取得する。このラベルリストが{a、b、c、d、e、d .....}であるとすれば、
2.1){a、b}、{a、c}、{a、d}、... {b、c}、{b、d}、... {c、d}、{c、e } ....のように、すべての両両組み合わせを得る。
2.2)これらのラベルグループをX表に記憶させる。前記ラベルグループがすでに存在すると、計数に1を加える。
【0108】
3)ユーザーの総数及び背景総数(N + M)を取得し、X表の中で、それぞれのラベルグループの回数がユーザー総数と背景総数の合計で占められる割合がそれらの関連度である。
【0109】
なお、1つのラベルのみを有するユーザー又は背景である場合、前記処理過程に分母を記入し、分子は記入しない。ラベルが単独である状況も一つの好みの組み合わせを体表するので、ラベルの関連度にも影響を与える。前記関連度の値は、1回計算後、1つの関連度表に記憶し、使用ときに、ラベル組み合わせ状況に応じて、関連度表から直接取得し、再度計算する必要がない。また、X表を記憶してもよい。新しい背景又は新しいユーザーが増加すると、再度ラベル組み合わせの計数を更新するとともに、関連度表を更新する。又は、ユーザーのユーザー好みラベルに変化が生じると、変化前のラベル組み合わせをX表内で1を引き、変化後のラベル組み合わせをX表内で1を加える。これによって、X表の更新を実現し、そして、関連表を更新する。背景ラベルは、一旦確定されると、一般的には変更しない。
【0110】
なお、本発明は、ユーザー好みラベル及び背景ラベルを両両マッチングさせることであり、ユーザー好みラベルの間、又は背景ラベルの間で両両マッチングさせることではない。
【0111】
ステップ305:マッチング結果によって、現在ユーザーのために推薦待機中の背景を選別する。
【0112】
前記ステップ305で、前記取得した最終得点Fによって、得点が最も高いものがマッチング度が最も高いと確定し、得点が次に高いものがマッチング度が次に高いと確定し、このように類推する。これによって、前に位置する推薦待機中の背景を選別することができ、得点が最も高い推薦待機背景のみを選別することができ、また、得点が最も高い及び次に高い推薦待機中の背景を同時に選別することができる。
【0113】
ステップ306:推薦待機中の背景を、現在ユーザーのモバイル端末にプッシュして変更するようにする。
【0114】
前記ステップ306で、選別された推薦待機中の背景を、現在ユーザーのモバイル端末にプッシュして変更するようにする。
【0115】
モバイル端末は、推薦待機中の背景を受信した後、デスクトップの背景管理プログラムを介して、モバイル端末のデスクトップ及び/又はロック画面インターフェイスを、前記推薦待機中の背景に変更することができる。
【0116】
現在、国慶節であれば、ステップ301で選択したのは、国慶節題材の背景であり、プッシュした背景が、国慶節題材の中から選別した推薦待機中の背景である。
【0117】
ステップ301で選択したのが、個人情報、例えば、ユーザー星座情報題材の背景であると、プッシュしたのが星座題材の中から選別した推薦待機中の背景である。
【0118】
なお、ステップ301で、異なる分類題材に沿って背景を選択しないと、すべての背景の中で選別マッチングを行う。
【0119】
また、本発明は、設定周期に到達するたびに、例えば7日間隔で、選別した前記推薦待機中の背景をモバイル端末にプッシュして変更するようにする。
【0120】
本発明の実施例に係る技術手段は、ユーザー好みによって、選別した推薦待機中の背景を主動的にプッシュするので、ユーザーが照会すること、異なる背景を選択する過程を避け、大量の照会時間を節約でき、ユーザーは心配がいらない。また、ユーザーはほとんど学習しなくても、異なる背景を変更可能であり、モバイル端末の使用に慣れていないユーザーにとって、特に便利になる。また、暦又は個人情報によってプッシュできる。例えば、国慶節であれば、国慶節題材からユーザーが好きのスタイル背景をプッシュすることで、ユーザーがモバイル端末を使用する楽しさを増加させ、ずっと変化がない背景を持続的に使用することを防止できる。
【0121】
前述したアプリケーションの機能を実現する方法の実施例に対応するように、本発明は、表示背景を変更する装置及び対応する機器の実施例を提供する。
【0122】
図4は、本発明の一例示的な実施例に係る、表示背景を変更する装置を示すブロック図である。
【0123】
図4に示すように、表示背景を変更する装置は、取得モジュール41、マッチングモジュール42、選別モジュール43、プッシュモジュール44を備える。
【0124】
取得モジュール41は、現在ユーザーのユーザー好みラベル、及びそれぞれの候補背景の背景ラベルを取得する。
【0125】
マッチングモジュール42は、前記取得モジュール41が取得した、現在ユーザーのユーザー好みラベル、及び前記それぞれの候補背景の背景ラベルによって、前記現在ユーザー及び前記それぞれの候補背景をマッチングさせる。
【0126】
選別モジュール43は、前記マッチングモジュール42のマッチング結果によって、前記現在ユーザーに推薦待機中の背景を選別する。
【0127】
プッシュモジュール44は、前記選別モジュール43が選別した推薦待機中の背景を、現在ユーザーのモバイル端末にプッシュして変更するようにする。
【0128】
前記実施例では、本発明は、現在ユーザーのユーザー好みラベル、及びそれぞれの候補背景の背景ラベルを取得し、前記現在ユーザーのユーザー好みラベル、及び前記それぞれの候補背景の背景ラベルによって、前記現在ユーザー及び前記それぞれの候補背景をマッチングさせてマッチング結果を取得し、マッチング結果によって、前記現在ユーザーのために推薦待機中の背景を選別し、選別された推薦待機中の背景を、現在ユーザーのモバイル端末にプッシュして変更するようにする。このようにして、ユーザー好みに応じて表示背景の主動的な変更を実現でき、ユーザーの便宜を図ることができ、ユーザーのニーズを満足することができる。
【0129】
図5は、本発明の一例示的な実施例による、他の表示背景を変更する装置を示すブロック図である。
【0130】
図5に示すように、表示背景を変更する装置は、取得モジュール41、マッチングモジュール42、選別モジュール43、プッシュモジュール44、候補背景確定モジュール45を備える。
【0131】
取得モジュール41、マッチングモジュール42、選別モジュール43、プッシュモジュール44の機能については、
図4の記述を参照すればよい。
【0132】
候補背景確定モジュール45は、現在ユーザーの暦又は個人情報を取得するとともに、前記暦又は個人情報に対応する題材の背景を選択し、選択された背景を前記候補背景として確定する。
【0133】
取得モジュール41は、候補背景確定モジュール45が確定した候補背景の中からそれぞれの候補背景の背景ラベルを取得する。
【0134】
前記マッチングモジュール42は、第1の処理サブモジュール421、第2の処理サブモジュール422、第3の処理サブモジュール423を備える。
【0135】
第1の処理サブモジュール421は、現在ユーザーのそれぞれのユーザー好みラベルと現在の候補背景のそれぞれの背景ラベルとの関連度を取得する。ここで、ユーザー好みラベルと背景ラベルとの関連度は、前記ユーザー好みラベル及び前記背景ラベルが同一ユーザーのユーザー好みラベルセットに同時に現れる回数、又は同一背景の背景ラベルセットに同時に現れる回数によって確定される。
【0136】
第2の処理サブモジュール422は、前記第1の処理サブモジュール421が取得した、現在ユーザーのそれぞれのユーザー好みラベルと現在の候補背景のそれぞれの背景ラベルとの関連度をプラスして、現在ユーザーのユーザー好みラベル総数で前記プラスした結果を平均して、前記現在ユーザーと前記現在の候補背景との関連度を取得する。
【0137】
第3の処理サブモジュール423は、前記第2の処理サブモジュール422が取得した、在ユーザーとそれぞれの候補背景との関連度を排列し、排列結果によって、前記現在ユーザー及び前記それぞれの候補背景のマッチング結果を取得する。
【0138】
前記マッチングモジュール42は、重みサブモジュール424をさらに備える。
【0139】
重みサブモジュール424は、前記それぞれのユーザー好みラベルのユーザー好みラベル重みを確定する。前記第2の処理サブモジュール422は、前記重みサブモジュール424が確定した、現在ユーザーのユーザー好みラベルの重みによって、現在ユーザーのそれぞれのユーザー好みラベルと現在の候補背景のそれぞれの背景ラベルとの関連度をプラスする。
【0140】
前記重みサブモジュール424は、第1の重みモジュール4241、第2の重みモジュール4242、結合モジュール4243を備える。
【0141】
第1の重みモジュール4241は、ユーザー好みの記述によって基礎重みを確定する。
【0142】
第2の重みモジュール4242は、ユーザー好き嫌いの点数付けによって行為重みを確定する。
【0143】
結合モジュール4243は、前記第1の重みモジュール4241の基礎重み及び前記第2の重みモジュール4242の行為重みによって、前記それぞれのユーザー好みラベルのユーザー好みラベルの重みを確定する。
【0144】
ここで、前記行為重みがユーザー好き嫌いの点数付けによって確定されることは、前記行為重みが設定背の使用時間内のユーザー好き嫌いの点数付けによって確定されることを含む。ここで、前記行為重みの値は、ユーザー好き嫌いの点数付けの増加につれて増加され、減少につれて減少され、また、増加又は減少される速度は、前記設定背景使用時間内のユーザー好き嫌いの点数付けの点数総数の増加又は減少速度よりも小さく、前記点数総数が設定値まで増加又は減少した後、前記行為重みの値が固定される傾向にある。
【0145】
本発明の前記装置は、サーバに設置してもよい。なお、前記装置は、モバイル端末に設置してもよい。
【0146】
前記実施例から分かるように、本発明は、暦又は個人情報によって、前記暦又は個人情報に対応する題材の背景を選択して候補背景とし、また、現在ユーザーのユーザー好みラベル、及びそれぞれの候補背景の背景ラベルを取得し、前記現在ユーザーのユーザー好みラベル、及び前記それぞれの候補背景の背景ラベルによって、前記現在ユーザー及び前記それぞれの候補背景をマッチングさせて、推薦待機中の背景を、現在ユーザーのモバイル端末にプッシュして変更するようにする。従って、暦又は個人情報によって、また、ユーザー好みに応じて主動的な表示背景の変更を実現することができ、ユーザーの便宜を図ることができ、ユーザーのニーズを満足することができる。
【0147】
図6は、本発明の一例示的な実施例による、他の表示背景を変更する装置を示すブロック図である。
【0148】
図6に示すように、表示背景を変更する装置は、ラベル採集モジュール501、及び背景変更モジュール502を備える。
【0149】
ラベル採集モジュール501は、現在ユーザーのユーザー好みラベルを採集してサーバに送信し、前記サーバが受信された前記現在ユーザーのユーザー好みラベル、及び取得されたそれぞれの候補背景の背景ラベルによって、前記現在ユーザー、及び前記それぞれの候補背景をマッチングし、マッチング結果によって、前記現在ユーザーのために推薦待機中の背景を選別する。
【0150】
背景の変更モジュール502は、前記サーバが送信した選別された推薦待機中の背景を受信して背景を変更する。
【0151】
前記装置は、暦又は個人情報アップロードモジュール503をさらに備える。
【0152】
暦又は個人情報アップロードモジュール503は、前記サーバに、現在ユーザーの暦又は個人情報をアップロードして、前記サーバが、前記暦又は個人情報に対応する題材の背景を選択し、選択された背景を前記候補背景として確定する。
【0153】
本発明の実施例に係る装置は、モバイル端末に設置されてもよい。
【0154】
前記装置中のそれぞれのユニットの機能及び作用の実現過程は、前記方法の対応するステップの実現過程を具体的に参照すればよいので、ここでこれ以上の冗長に説明しない。
【0155】
装置の実施例は、基本的に方法の実施例に対応するため、関連する部分は、方法の実施例の部分の説明を参照すればいい。上述した装置の実施例は、単に例示的なものである。特に、前記分離部品として説明したユニットは、物理的に分離されたものであってもよく、又は分離されていないものであってもよい。ユニットとして表示される部品は、物理ユニットであってもよく、物理ユニットではなくてもよい。即ち、一箇所に位置してもよく、又は複数のネットワークユニットに分布されてもよい。実際の需要に応じて、その中の一部モジュール又は全部モジュールを選択して、本発明の技術的案の目的を達成することができる。当業者は、創造的な労働をしない前提で、理解して実施することができる。
【0156】
相応的に、本発明は、機器をさらに提供する。
【0157】
図7は、本発明の一例示的な実施例に係る、表示背景を変更するための機器を示すブロック図である。前記機器は、サーバであってもよい。
【0158】
図7に示すように、前記機器は、プロセッサー601と、前記プロセッサー601によって実行可能な命令を記憶するメモリ602と、を備え、
前記プロセッサーは、
現在ユーザーのユーザー好みラベル、及びそれぞれの候補背景の背景ラベルを取得し、
前記現在ユーザーのユーザー好みラベル、及び前記それぞれの候補背景の背景ラベルによって、前記現在ユーザー及び前記それぞれの候補背景をマッチングさせ、
マッチング結果によって、前記現在ユーザーのために推薦待機中の背景を選別し、
前記選別された推薦待機中の背景を、現在ユーザーのモバイル端末にプッシュして変更するように構成される。
【0159】
なお、メモリ602に記憶された他のプログラムに対して、前述した方法の流れの記述を具体的に参照すればよいので、ここでこれ以上の冗長に説明しない。プロセッサー601は、メモリ602に記憶された他のプログラムの実行にも適用される。
【0160】
図8は、本発明の一例示的な実施例に係る、他の表示背景を変更するための機器を示すブロック図である。前記機器は、携帯電話であってもよい。
【0161】
図8に示すように、前記機器は、プロセッサー701と、前記プロセッサー701によって実行可能な命令を記憶するメモリ702と、を備え、
前記プロセッサーは、
現在ユーザーのユーザー好みラベルを採集してサーバに送信し、前記サーバが受信された前記現在ユーザーのユーザー好みラベル、及び取得されたそれぞれの候補背景の背景ラベルによって、前記現在ユーザー及び前記それぞれの候補背景をマッチングさせ、マッチング結果によって、前記現在ユーザーのために推薦待機中の背景を選別し、
前記サーバが送信した選別された推薦待機中の背景を受信して背景を変更するように構成される。
【0162】
ここで、前記サーバが送信した選別された推薦待機中の背景を受信して変更することは、
前記サーバが、現在ユーザーの暦又は個人情報に対応する題材の背景の中から選択された候補背景から選別した推薦待機中の背景を受信し、モバイル端末のデスクトップ及び/又はロック画面インターフェイスを、前記推薦待機中の背景に変更することを含む。
【0163】
図9は、一例示的な実施例に係る機器の構成を示すブロック図である。
【0164】
例えば、機器800は、携帯電話、コンピュータ、デジタル放送端末器、メッセージ送受信装置、ゲームコンソール、タブレット装置、医療設備、フィットネス装置、PDAなどであってもよい。
【0165】
図9を参照すると、機器800は、処理ユニット802、メモリ804、電源ユニット806、マルチメディアユニット808、オーディオユニット810、入出力(I/O)インターフェース812、センサーユニット814、及び通信ユニット816からなる群から選ばれる少なくとも1つを備えてもよい。
【0166】
処理ユニット802は、一般的には、機器800の全体の操作、例えば、表示、電話呼び出し、データ通信、カメラ操作、及び記録操作に関連する操作を制御する。処理ユニット802は、上述した方法におけるステップの一部又は全部を実現できるように、命令を実行する少なくとも1つのプロセッサー820を備えてもよい。また、処理ユニット802は、他のユニットとのインタラクションを便利にさせるように、少なくとも1つのモジュールを備えてもよい。例えば、処理ユニット802は、マルチメディアユニット808との相互作用を容易にするように、マルチメディアモジュールを備えてもよい。
【0167】
メモリ804は、機器800での操作をサポートするように、各種のデータを記憶するように配置される。これらのデータは、例えば、機器800で何れのアプリケーション又は方法を操作するための命令、連絡先データ、電話帳データ、メッセージ、画像、ビデオ等を備える。メモリ804は、何れの種類の揮発性又は不揮発性メモリ、例えば、SRAM(Static Random Access Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、PROM(Programmable ROM)、ROM(Read Only Member)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク、或いは光ディスクにより、或いはこれらの組み合わせにより実現することができる。
【0168】
電源ユニット806は、機器800の各種ユニットに電力を供給するためのものであり、電源管理システム、1つ又は複数の電源、及び機器800のために電力を生成、管理及び分配することに関連する他のユニットを備えてもよい。
【0169】
マルチメディアユニット808は、機器800とユーザーの間に出力インターフェースを提供するスクリーンを備えてもよい。スクリーンは、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)やタッチパネル(TP)を備えてもよい。スクリーンは、タッチパネルを備える場合、ユーザーからの入力信号を受信するように、タッチスクリーンになることができる。また、タッチパネルは、タッチや、スライドや、タッチパネル上の手振りを感知するように、少なくとも1つのタッチセンサーを有する。タッチセンサーは、タッチやスライド動作の境界を感知できるだけではなく、タッチやスライド操作と関連する持続時間や圧力も感知できる。一実施例では、マルチメディアユニット808は、フロントカメラ及び/又はバックカメラを有してもよい。機器800が、例えば、撮影モードやビデオモードのような操作モードにある時、フロントカメラ及び/又はバックカメラが外部のマルチメディアデータを受信できる。フロントカメラ及びバックカメラのそれぞれは、固定の光学レンズ系であってもよいし、焦点距離及び光学ズーム能力を有するものであってもよい。
【0170】
オーディオユニット810は、オーディオ信号を出力及び/又は入力するように配置される。例えば、オーディオユニット810は、マイクロフォン(MIC)を有してもよい。機器800が、例えば、呼び出しモード、記録モード、又は音声認証モードのような操作モードにあるとき、マイクロフォンは、外部のオーディオ信号を受信するように配置される。受信したオーディオ信号は、メモリ804にさらに記憶されてもよいし、通信ユニット816を介して送信されてもよい。一実施例では、オーディオユニット810は、オーディオ信号を出力するためのスピーカをさらに備えてもよい。
【0171】
I/Oインターフェース812は、処理ユニット802と外部のインターフェースモジュールの間にインターフェースを提供するためのものである。前記外部のインターフェースモジュールは、キーボードや、クリックホイールや、ボタン等であってもよい。これらのボタンは、ホームボタンや、音量ボタンや、スタートボタンや、ロックボタンであってもよいが、これらに限らない。
【0172】
センサーユニット814は、機器800のために各方面の状態を評価する少なくとも1つのセンサーを備えてもよい。例えば、センサーユニット814は、機器800のオン/オフ状態や、ユニットの相対的な位置を検出することができる。例えば、前記ユニットが機器800のディスプレイ及びキーパッドである。センサーユニット814は、機器800又は機器800の1つのユニットの位置の変化や、ユーザーが機器800に接触しているか否かや、機器800の方向又は加速/減速や、機器800の温度変化を検出することができる。センサーユニット814は、何れの物理的な接触もない場合に付近の物体を検出するように配置される近接センサーを有してもよい。センサーユニット814は、イメージアプリケーションに用いるための光センサー、例えば、CMOS又はCCD画像センサーを有してもよい。一実施例では、該センサーユニット814は、加速度センサー、ジャイロスコープセンサー、磁気センサー、圧力センサー又は温度センサーをさらに備えてもよい。
【0173】
通信ユニット816は、機器800と他の設備の間の無線又は有線通信を便利にさせるように配置される。機器800は、通信標準に基づく無線ネットワーク、例えば、WiFiや、2Gや、3G、又はこれらの組み合わせにアクセスできる。1つの例示的な実施例では、通信ユニット816は、放送チャンネルを介して外部の放送管理システムからの放送信号又は放送に関する情報を受信する。1つの例示的な実施例では、前記通信ユニット816は、近距離通信を促進するために近距離無線通信(NFC)モジュールをさらに備えてもよい。例えば、NFCモジュールは、無線周波数認証装置(RFID:Radio Frequency IDentification)技術、赤外線データ協会(IrDA:Infrared Data Association)技術、超広帯域無線(UWB:Ultra Wide Band)技術、ブルートゥース(登録商標)(BT:Bluetooth(登録商標))技術及び他の技術によって実現されてもよい。
【0174】
例示的な実施例では、機器800は、上述した方法を実行するために、1つ又は複数の特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)、デジタル信号プロセッサー(DSP:Digital Signal Processor)、デジタル信号処理ディバイス(DSPD:Digital Signal Processing Device)、プログラム可能論理デバイス(PLD:Programmable Logic Device)、書替え可能ゲートアレイ(FPGA:Field−Programmable Gate Array)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサー、又は他の電子デバイスによって実現されてもよい。
【0175】
例示的な実施例では、命令を有する非一時的(non‐transitory)コンピュータ可読記録媒体、例えば、命令を有するメモリ804をさらに提供する。前記命令は、機器800のプロセッサー820により実行されて前記方法を実現する。例えば、前記非一時的コンピュータ可読記録媒体、ROM、RAM、CD−ROM、磁気テープ、フロッピーディスク、光データ記憶デバイス等であってもよい。
【0176】
非一時的コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、前記記録媒体における命令が機器のプロセッサーにより実行されると、機器が表示背景を変更する方法を実行する。前記方法は、
現在ユーザーのユーザー好みラベル、及びそれぞれの候補背景の背景ラベルを取得するステップと、
前記現在ユーザーのユーザー好みラベル、及び前記それぞれの候補背景の背景ラベルによって、前記現在ユーザー及び前記それぞれの候補背景をマッチングさせるステップと、
マッチング結果によって、前記現在ユーザーのために推薦待機中の背景を選別するステップと、
前記選別された推薦待機中の背景を、現在ユーザーのモバイル端末にプッシュして変更するようにするステップと、を含む。
【0177】
非一時的コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、前記記録媒体における命令が機器のプロセッサーにより実行されると、機器が表示背景を変更する方法を実行する。前記方法は、
現在ユーザーのユーザー好みラベルを採集してサーバに送信し、前記サーバが受信された前記現在ユーザーのユーザー好みラベル、及び取得されたそれぞれの候補背景の背景ラベルによって、前記現在ユーザー、及び前記それぞれの候補背景をマッチングし、マッチング結果によって、前記現在ユーザーのために推薦待機中の背景を選別するステップと、
前記サーバが送信した選別された推薦待機中の背景を受信して背景を変更するステップと、を含む。
【0178】
当業者は、明細書に対する理解、及び明細書に記載された発明に対する実施を介して、本発明の他の実施形態を容易に取得することができる。本発明は、本発明に対する任意の変形、用途、又は適応的な変化を含み、このような変形、用途、又は適応的な変化は、本発明の一般的な原理に従い、本発明では開示していない本技術分野の公知知識、又は通常の技術手段を含む。明細書及び実施例は、単に例示的なものであって、本発明の本当の範囲と主旨は、以下の特許請求の範囲によって示される。
【0179】
本発明は、前記で記述され、図面で図示した特定の構成に限定されず、その範囲を離脱しない状況で、様々な修正や変更を実施してもよい。本発明の範囲は、添付される特許請求の範囲のみにより限定される。