(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6347785
(24)【登録日】2018年6月8日
(45)【発行日】2018年6月27日
(54)【発明の名称】Unサブフレームの配置方法及び装置
(51)【国際特許分類】
H04W 84/00 20090101AFI20180618BHJP
H04W 16/26 20090101ALI20180618BHJP
H04W 72/04 20090101ALI20180618BHJP
H04W 36/08 20090101ALI20180618BHJP
H04W 16/32 20090101ALI20180618BHJP
【FI】
H04W84/00 110
H04W16/26
H04W72/04 131
H04W36/08
H04W16/32
H04W72/04 111
【請求項の数】15
【全頁数】15
(21)【出願番号】特願2015-535962(P2015-535962)
(86)(22)【出願日】2013年8月9日
(65)【公表番号】特表2015-534790(P2015-534790A)
(43)【公表日】2015年12月3日
(86)【国際出願番号】CN2013081212
(87)【国際公開番号】WO2014056343
(87)【国際公開日】20140417
【審査請求日】2016年7月28日
(31)【優先権主張番号】201210382081.7
(32)【優先日】2012年10月10日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】509024525
【氏名又は名称】ゼットティーイー コーポレーション
【氏名又は名称原語表記】ZTE CORPORATION
(74)【代理人】
【識別番号】100080001
【弁理士】
【氏名又は名称】筒井 大和
(74)【代理人】
【識別番号】100093023
【弁理士】
【氏名又は名称】小塚 善高
(74)【代理人】
【識別番号】100117008
【弁理士】
【氏名又は名称】筒井 章子
(72)【発明者】
【氏名】高 音
(72)【発明者】
【氏名】▲謝▼ 峰
(72)【発明者】
【氏名】黄 ▲イン▼
(72)【発明者】
【氏名】▲ウー▼ ▲蘊▼▲ルー▼
(72)【発明者】
【氏名】▲チュ▼ ▲麗▼
(72)【発明者】
【氏名】▲劉▼ 玉▲蘭▼
【審査官】
望月 章俊
(56)【参考文献】
【文献】
米国特許出願公開第2012/0140700(US,A1)
【文献】
3rd Generation Partnership Project,Technical Specification Group Radio Access Network; Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E-UTRAN); X2 application protocal (X2AP) (Release 11),3GPP TS 36.423 V11.2.0 (2012-09),2012年 9月21日,13−31ページ
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04W4/00−H04W99/00
H04B7/24−H04B7/26
3GPP TSG RAN WG1−4
SA WG1−4
CT WG1、4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
モバイルリレーノードMRが複数のドナー基地局DeNBの間で移動する場合、ソースDeNBがターゲットDeNBに送信するメッセージには、前記MRのUnサブフレーム配置情報が載せられることを含むUnサブフレーム配置方法。
【請求項2】
ソースDeNBがターゲットDeNBに送信するメッセージにはMRのUnサブフレーム配置情報が載せられることは、
前記ソースDeNBが、現在MRが切替すべきと判定する場合、前記ソースDeNBが現在MRのために適切なターゲットDeNBを選択し、前記ターゲットDeNBに対しUnサブフレーム配置情報が載せられる切替要求を送信することを含む請求項1に記載の方法。
【請求項3】
ソースDeNBがターゲットDeNBに送信するメッセージにはMRのUnサブフレーム配置情報が載せられることは、
前記ターゲットDeNBがMRの通過する時しか動作しない場合、前記ソースDeNBが前記ターゲットDeNBに対して、前記ソースDeNBにおける少なくとも1つのMRのUnサブフレーム配置情報が載せられるセルウェイクアップメッセージを送信することを含む請求項1に記載の方法。
【請求項4】
ソースDeNBがターゲットDeNBに送信するメッセージにはMRのUnサブフレーム配置情報が載せられることは、
ソースDeNBとターゲットDeNBとの間に、X2又はS1インターフェースを確立する場合、X2又はS1インターフェース確立要求メッセージ及び/又はX2或いはS1インターフェース確立応答メッセージに、前記ソースDeNB又は前記ターゲットDeNBにおける少なくとも1つのMRのUnサブフレーム配置情報が載せられることを含む請求項1に記載の方法。
【請求項5】
ソースDeNBがターゲットDeNBに送信するメッセージにはMRのUnサブフレーム配置情報が載せられることは、
前記ソースDeNBにおいてサービスする少なくとも1つのMRのUnサブフレーム配置情報又はセル配置情報に変更がある場合、前記ソースDeNBが前記ターゲットDeNBに対して、前記ソースDeNBにおける少なくとも1つのMRのUnサブフレーム配置情報が載せられる基地局配置更新メッセージを送信することを含む請求項1に記載の方法。
【請求項6】
セルウェイクアップメッセージ又はインターフェース確立要求メッセージ、又はインターフェース確立応答メッセージ、又は基地局配置更新メッセージには、MRの機器名、及び/又はMRの国際ユーザ識別コードIMSI情報、及び/又はMRのセルグローバルアイデンティティECGIメッセージを含むMRの唯一識別情報が載せられることを含む請求項3乃至5の何れか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記メッセージ又は前記切替要求メッセージ又は前記セルウェイクアップメッセージ又は前記基地局配置更新メッセージは、X2インターフェース又はS1インターフェースを介し送信される請求項1、2、3、5の何れか一項に記載の方法。
【請求項8】
ソースDeNBがターゲットDeNBにメッセージを送信してから、前記方法は、
前記ターゲットDeNBが前記ソースDeNBからのメッセージを受信してから、前記メッセージに載せられるUnサブフレーム配置情報により現在MRに対して対応する前記現在MRのUnサブフレーム配置情報を配布することをさらに含む請求項1乃至7の何れか一項に記載の方法。
【請求項9】
モバイルリレーノードMRが複数のドナー基地局DeNBの間で移動する場合、ターゲットDeNBに対して、MRのUnサブフレーム配置情報が載せられるメッセージを送信する配置モジュールを含むUnサブフレーム配置装置。
【請求項10】
前記配置モジュールは、前記ソースDeNBが、現在MRが切替すべきと判定する場合、現在MRのために適切なターゲットDeNBを選択し、前記ターゲットDeNBに対しUnサブフレーム配置情報が載せられる切替要求メッセージを送信する請求項9に記載の装置。
【請求項11】
前記配置モジュールは、前記ターゲットDeNBがMRの通過する時しか動作しない場合、前記ターゲットDeNBに対して、前記ソースDeNBにおける少なくとも1つのMRのUnサブフレーム配置情報が載せられるセルウェイクアップメッセージを送信する請求項9に記載の装置。
【請求項12】
前記配置モジュールは、ソースDeNBとターゲットDeNBとの間に、X2又はS1インターフェースを確立する場合、X2又はS1インターフェース確立要求メッセージ及び/又はX2或いはS1インターフェース確立応答メッセージに、前記ソースDeNB又は前記ターゲットDeNBにおける少なくとも1つのMRのUnサブフレーム配置情報が載せられる請求項9に記載の装置。
【請求項13】
前記配置モジュールは、前記ソースDeNBにおいてサービスする少なくとも1つのMRのUnサブフレーム配置情報又はセル配置情報が変更がある場合、前記ソースDeNBが前記ターゲットDeNBに対して、前記ソースDeNBにおける少なくとも1つのMRのUnサブフレーム配置情報が載せられる基地局配置更新メッセージを送信する請求項9に記載の装置。
【請求項14】
前記配置モジュールは、さらに、セルウェイクアップメッセージ又はインターフェース確立要求メッセージ、又はインターフェース確立応答メッセージ、又は基地局配置更新メッセージには、MRの機器名、及び/又はMRの国際ユーザ識別コードIMSI情報、及び/又はMRのセルグローバルアイデンティティECGIメッセージを含むMRの唯一識別情報が配置される請求項11乃至13の何れか一項に記載の装置。
【請求項15】
前記装置は、
前記ターゲットDeNBが前記ソースDeNBからのメッセージを受信してから、前記メッセージに載せられるUnサブフレーム配置情報により現在MRに対して対応する前記現在MRのUnサブフレーム配置情報を配布する配布モジュールことをさらに含む請求項9乃至14の何れか一項に記載の装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は通信分野に関し、具体的には、Unサブフレームの配置方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0002】
第3世代移動通信システムの通信分野における競争力を保つために、第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project、3GPPと略称)基準グループは、進化したパケットシステム(Evolved Packet System、EPSと略称)の研究に力を入れている。EPSシステム全体は、進化したユニバーサル陸地無線アクセスネットワーク(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network、E-UTRANと略称)と進化したパケットコアネットワーク(Evolved Packet Core、EPCと略称)との2つの部分がある。当該システムのEPCは、グローバル移動通信システム(Global System for Mobile Communication、GSM(登録商標)と略称)/拡張データレートGSM(登録商標)進化技術(Enhanced Data Rate for GSM(登録商標) Evolution、EDGEと略称)無線アクセスネットワーク(GSM(登録商標) EDGE radio access network、GERANと略称)とユニバーサル陸地無線アクセスネットワーク(Universal Terrestrial Radio Access Network、UTRANと略称)からのユーザのアクセスをサポートすることができる。
【0003】
EPCパネルコアネットワークにおいて、ホーム加入者データサーバー(Home Subscriber Server、HSSと略称)、移動性管理ユニット(Mobility Management Entity、MMEと略称)、サーバゲートウェイ(Serving Gateway、S-GWと略称)、パケットデータネットワークゲートウェイ(PDN Gateway、P-GWと略称)、サービスGPRSサポートノード(Serving GPRS Support Node、SGSNと略称)、及びポリシーと課金ルール機能エンティティ(Policy and Charging Enforcement Function、PCRFと略称)を含み、その中に、
HSSはユーザ契約データを永久に記憶する所で、ユーザの契約したホームネットワークに位置するものであり、
MMEは現在ネットワークにおいてユーザ契約データを保存する所で、端末からネットワークの非アクセス層(Non-Access Stratum、NASと略称)へのシグナリング管理、ユーザアイドルモードにおけるストーカとペーシング管理機能及び積載管理を担当するもので、
S-GWはコアネットワークから無線システムへのゲートウェイで、端末からコアネットワークのユーザプレーンの積載、端末アイドルモードにおけるデータキャッシュ、ネットワーク側のサービス要求を呼び出す機能、法的盗聴、及びパケットデータルーティングと転送機能を果たすものであり、
P-GWは進化したパケットシステム(Evolved Packet System、EPSと略称)と当該システムの外部ネットワークのゲートウェイで、端末のIPアドレスの割当て、課金機能、パケットフィルタ、ポリシー応用などの機能を果たすもので、
SGSNはGERANとUTRANユーザアクセスEPCネットワークのサービスサポートスポットで、MMEと類似する機能を有し、ユーザの一更新、ペーシング管理及び積載管理などの機能を果たすもので、
PCRFはPCEFにポリシー制御と課金ルールの提供を担当するものである。
【0004】
無線カバレッジ範囲を拡大する、または一時的に無線提供アクセスユーザーの能力を高めるために、リレー(Relay)ノードの概念が導入される場合もある。当該ネットワークのアーキテクチャは以下のネットワークエレメントを含む。
【0005】
リレーノード(Relay Node、RNと略称)は、UEとリレーノードとの2つの機能を含む。RNは、UEアクセスネットワークとして積載などの関連操作を確立するとともに、eNBとしてUEにアクセスを提供する。
【0006】
ドナー基地局(Donor eNodeB、DeNBと略称)はRNに無線アクセスを提供し、RN-UEの無線リソース制御(Radio Resource Control、RRCと略称)シグナリングを終了させ、RN-eNBのSIAPシグナリング及びX2シグナリングを終了させている。また、RN-UEのSGWとPGWが内蔵されている。
【0007】
リレーノードのウェブマスター(Relay Node Operator and Management、RNOAMと略称)は、RNがその中から必要となる接続情報を取得することに用いられる。
【0008】
オペレーターが当該アーキテクチャを配置する主な目的は、例えば、辺鄙な低開発地域、又は突発的な大型会議や試合などのような有線接続を配置しにくい場所で、リレーノードを配置することでカバレッジ範囲を拡大することである。このような場合には、リレーノードの位置は通常固定されたものである。しかし、リレーノードの応用に伴い、オペレーターたちはこの技術をより幅広い場面に適用するように検討し初めている。例えば、高速鉄道において、電車がハイスピードで移動するため、電車の通過する場所には有線通信施設を大量に配置しなければならなく、オペレーターのコストを大いに増加しているが、リレーノードとドナー基地局との間の無線リンクはちょうど当該コストを低減することができるので、オペレーターに好まれている。このような装置はモバイルリレー(Mobile Relay、MRと略称)という。
図1は、関連技術に係わるモバイルリレーの配置する場面を示す図であり、
図1に示すように、ハイスピードで移動する電車108には、MR104が配置され、電車108に乗るユーザの持っているユーザ機器UE106がMR104を介し、DeNB102と通信する。
【0009】
RNは自己干渉を回避するために、通常の場合、同一周波数帯域で信号を受送信することができないので、RNのUnサブフレームは、端末に信号を送信する制御部分と、基地局からの信号を受信するデータ部分との2つの部分を含む。従って、UnサブフレームはUnポートとUuポートとの間で伝送することになる。時間分割多重の方式で動作する周波数帯域におけるリレーinband Relayについて、Unポートのサブフレームに対して適宜配置しないと、DeNBとRNが正常に動作することができない。現在、DeNBはRRCメッセージによりUnサブフレームの配置をアクティブ化する。また、DeNBはオペレーションとメンテナンス(Operation&Maintenance、O&Mと略称)からデフォルトUnサブフレーム配置集合を取得し、DeNBの把握しているUn又はUuインターフェースリソースにより、適切なUnサブフレーム配置を選択する。しかし、モバイルリレーノードにおいて、複数のドナー基地局の間で移動する場合、如何にして有効で正確なUnサブフレーム配置情報を素早く取得できるかは解決すべき課題となる。
【0010】
関連技術において、モバイルリレーノードが複数のドナー基地局間で移動する場合、有効で正確なUnサブフレーム配置情報を素早く取得することができないという課題に対して、今まで効果的なソリューションが提出されていない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
本発明は、少なくとも上記課題を解決するために、Unサブフレームの配置方法及び装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明の実施例の一方面によると、モバイルリレーノードMRが複数のドナー基地局DeNBの間で移動する場合、ソースDeNBがターゲットDeNBに送信するメッセージには、前記MRのUnサブフレーム配置情報が載せられることを含むUnサブフレーム配置方法を提供する。
【0013】
ソースDeNBがターゲットDeNBに送信するメッセージにはMRのUnサブフレーム配置情報が載せられることは、前記ソースDeNBが、現在MRが切替すべきと判定する場合、前記ソースDeNBが現在MRのために適切なターゲットDeNBを選択し、前記ターゲットDeNBに対しUnサブフレーム配置情報が載せられる切替要求を送信することを含むことが好ましい。
【0014】
ソースDeNBがターゲットDeNBに送信するメッセージにはMRのUnサブフレーム配置情報が載せられることは、前記ターゲットDeNBがMRの通過する時しか動作しない場合、前記ソースDeNBが前記ターゲットDeNBに対して、前記ソースDeNBにおける少なくとも1つのMRのUnサブフレーム配置情報が載せられるセルウェイクアップメッセージを送信することを含むことが好ましい。
【0015】
ソースDeNBがターゲットDeNBに送信するメッセージにはMRのUnサブフレーム配置情報が載せられることは、ソースDeNBとターゲットDeNBとの間に、X2又はS1インターフェースを確立する場合、X2又はS1インターフェース確立要求メッセージ及び/又はX2或いはS1インターフェース確立応答メッセージに、前記ソースDeNB又は前記ターゲットDeNBにおける少なくとも1つのMRのUnサブフレーム配置情報が載せられることを含むことが好ましい。
【0016】
ソースDeNBがターゲットDeNBに送信するメッセージにはMRのUnサブフレーム配置情報が載せられることは、前記ソースDeNBにおいてサービスする少なくとも1つのMRのUnサブフレーム配置情報又はセル配置情報が変更がある場合、前記ソースDeNBが前記ターゲットDeNBに対して、前記ソースDeNBにおける少なくとも1つのMRのUnサブフレーム配置情報が載せられる基地局配置更新メッセージを送信することを含むことが好ましい。
【0017】
前記セルウェイクアップメッセージ又は前記インターフェース確立要求メッセージ、又は前記インターフェース確立応答メッセージ、又は前記基地局配置更新メッセージには、MRの機器名、及び/又はMRの国際ユーザ識別コードIMSI情報、及び/又はMRのセルグローバルアイデンティティメッセージECGIを含むMRの唯一識別情報が載せられることを含むことが好ましい。
【0018】
前記メッセージ又は前記切替要求メッセージ又は前記セルウェイクアップメッセージ又は前記基地局配置更新メッセージは、X2インターフェース又はS1インターフェースを介し送信されることが好ましい。
【0019】
ソースDeNBがターゲットDeNBにメッセージを送信してから、前記方法は、前記ターゲットDeNBが前記ソースDeNBからのメッセージを受信してから、前記メッセージに載せられるUnサブフレーム配置情報により現在MRに対して対応する前記現在MRのUnサブフレーム配置情報を配布することをさらに含むことが好ましい。
【0020】
本発明の実施例のもう一方面によると、モバイルリレーノードMRが複数のドナー基地局DeNBの間で移動する場合、ターゲットDeNBに対して、MRのUnサブフレーム配置情報が載せられるメッセージを送信する配置モジュールを含むUnサブフレーム配置装置を提供する。
【0021】
前記配置モジュールは、前記ソースDeNBが、現在MRが切替すべきと判定する場合、現在MRのために適切なターゲットDeNBを選択し、前記ターゲットDeNBに対しUnサブフレーム配置情報が載せられる切替要求メッセージを送信することが好ましい。
【0022】
前記配置モジュールは、前記ターゲットDeNBがMRの通過する時しか動作しない場合、前記ターゲットDeNBに対して、前記ソースDeNBにおける少なくとも1つのMRのUnサブフレーム配置情報が載せられるセルウェイクアップメッセージを送信することが好ましい。
【0023】
前記配置モジュールは、ソースDeNBとターゲットDeNBとの間に、X2又はS1インターフェースを確立する場合、X2又はS1インターフェース確立要求メッセージ及び/又はX2或いはS1インターフェース確立応答メッセージに、前記ソースDeNB又は前記ターゲットDeNBにおける少なくとも1つのMRのUnサブフレーム配置情報が載せられることが好ましい。
【0024】
前記配置モジュールは、前記ソースDeNBにおいてサービスする少なくとも1つのMRのUnサブフレーム配置情報又はセル配置情報が変更がある場合、前記ソースDeNBが前記ターゲットDeNBに対して、前記ソースDeNBにおける少なくとも1つのMRのUnサブフレーム配置情報が載せられる基地局配置更新メッセージを送信することが好ましい。
【0025】
前記配置モジュールは、前記セルウェイクアップメッセージ又は前記インターフェース確立要求メッセージ、又は前記インターフェース確立応答メッセージ、又は前記基地局配置更新メッセージには、MRの機器名、及び/又はMRの国際ユーザ識別コードIMSI情報、及び/又はMRのセルグローバルアイデンティティECGIメッセージを含むMRの唯一識別情報が載せられることが好ましい。
【0026】
前記装置は、前記ターゲットDeNBが前記ソースDeNBからのメッセージを受信してから、前記メッセージに載せられるUnサブフレーム配置情報により現在MRに対して対応する前記現在MRのUnサブフレーム配置情報を配布する配布モジュールことをさらに含むことが好ましい。
【0027】
本発明によると、モバイルリレーノードMRは複数のドナー基地局の間で移動する場合、ソースDeNBがターゲットDeNBに送信するメッセージには、前記MRのUnサブフレーム配置情報が載せられることにより、MRが複数のDeNBの間で移動する場合、ターゲットDeNBが有効で正確なUnサブフレーム配置情報を素早く取得することができないことが解決され、有効で正確なUnサブフレーム配置情報を素早く取得することができる効果を達成できる。
以下に記載の図面は、本発明をさらに理解するために提供され、本願の一部を構成し、本発明の例示的な実施例及びその説明は本発明を解釈するものであり、本発明を限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【
図1】関連技術に係わるモバイルリレーの配置場面を示す図である。
【
図2】本発明の実施例に係わるUnサブフレームの配置方法のフローチャート図である。
【
図3】本発明の実施例に係わるサブフレームの配置装置の構造ブロック図である。
【
図4】本発明の好適な実施例に係わるUnサブフレームの配置方法のフローチャート図一である。
【
図5】本発明の好適な実施例に係わるUnサブフレームの配置方法のフローチャート図二である。
【
図6】本発明の実施例に係わるUnサブフレームの配置方法のフローチャート図三である。
【
図7】本発明の実施例に係わるUnサブフレームの配置方法のフローチャート図四である。
【発明を実施するための形態】
【0029】
以下、図面を参照しながら、実施例を結合して、本発明の実施例を詳しく説明する。なお、本願の実施例および実施例の特徴は、衝突がない場合には、互いに組み合わせることが可能である。
【0030】
実施例一
本発明の実施例はUnサブフレームの配置方法を提供する。
図2は、本発明の実施例に係わるUnサブフレームの配置方法のフローチャート図である。
図2に示すように、当該フローチャートは以下のステップを含む。
【0031】
ステップS202、モバイルリレーノードMRが複数のドナー基地局DeNBの間で移動する。
ステップS204、ソースDeNBがターゲットDeNBに送信するメッセージには、前記MRのUnサブフレーム配置情報が載せられる。
【0032】
上記ステップにより、関連技術において、ソースDeNBがターゲットDeNBにメッセージを送信するとき、メッセージにはMRのUnサブフレーム配置情報が載せられないという方式を変更し、MRが複数のDeNBの間で移動する時に、有効で正確なUnサブフレーム配置情報を素早く取得することができないという課題が解決され、有効で正確なUnサブフレーム配置情報を素早く取得することができるという効果がある。
【0033】
ソースDeNBがターゲットDeNBに送信するメッセージには、前記MRのUnサブフレーム配置情報が載せられることは様々な方式を含むが、以下のような四種類の方式の何れかを採用することがこの好ましい。
【0034】
前記ソースDeNBが、現在MRが切替すべきと判定する場合、ソースDeNBが現在MRのために適切なターゲットDeNBを選択し、前記ターゲットDeNBに対しUnサブフレーム配置情報が載せられる切替要求を送信する。
【0035】
ターゲットDeNBがMRの通過する時しか動作しない場合、ソースDeNBがターゲットDeNBに対して、ソースDeNBにおける少なくとも1つのMRのUnサブフレーム配置情報が載せられるセルウェイクアップメッセージを送信する。
【0036】
ソースDeNBとターゲットDeNBとの間に、X2又はS1インターフェースを確立する場合、X2又はS1インターフェース確立要求メッセージ及び/又はX2或いはS1インターフェース確立応答メッセージに、ソースDeNB又はターゲットDeNBにおける少なくとも1つのMRのUnサブフレーム配置情報が載せられる。
【0037】
ソースDeNBにおいてサービスする少なくとも1つのMRのUnサブフレーム配置情報又はセル配置情報が変更がある場合、ソースDeNBがターゲットDeNBに対して、ソースDeNBにおける少なくとも1つのMRのUnサブフレーム配置情報が載せられる基地局配置更新メッセージを送信する。
【0038】
上記四種類の好適な方式により、ソースDeNBがターゲットDeNBに切替要求メッセージ又はセルウェイクアップメッセージ又は確立要求メッセージ又は確立応答メッセージ、又は基地局配置更新メッセージには、MRのUnサブフレーム配置情報を載せることができるため、ターゲットDeNBが有効で正確なMRのUnサブフレーム配置情報を素早く取得することができるようになる。
【0039】
上記四種類の方式において、MRのUnサブフレーム配置情報を載せる他に、MRの機器名、及び/又はMRの国際ユーザ識別コードIMSI(International Mobile Subscriber Identity、IMSIと略称)情報、及び/又はMRのセルグローバルアイデンティティECGI(EUTRAN Cell Global Identity、ECGIと略称)メッセージを含むMRの唯一識別情報を載せてもよい。MRの唯一識別情報を載せることで、ターゲットDeNBが、MRの唯一識別情報により、当該MRのUnサブフレーム配置情報を当該MRに送信することができる。
【0040】
切替要求メッセージ又はセルウェイクアップメッセージは様々なインターフェースにより送信することができるが、X2インターフェース又はS1インターフェースにより送信することが好ましい。
【0041】
ターゲットDeNBがソースDeNBからのメッセージを受信してから、メッセージに載せられるUnサブフレーム配置情報により現在MRに対して対応する前記現在MRのUnサブフレーム配置情報を配布する。上記ステップにより、有効で正確なUnサブフレーム配置情報を素早く取得することができ、MRの切替の最適化及びネットワーク機能の向上が実現されている。
【0042】
実施例二
本発明の実施例は、上記実施例及び好適な実施形態を実現するためにUnサブフレームの配置装置を提供する。すでに説明したことは繰り返して説明しないことにする。以下に記載する術語「モジュール」は所定の機能を実現できるソフトウェア及び/又はハードウェアの組合せである。以下の実施例に説明する装置は、ソフトウェアにより実現されることが好ましいが、ハードウェア、又はソフトウェアとハードウェアとの組合せによる実現も可能で、構想されるものである。
【0043】
図3は本発明の実施例に係わるUnサブフレーム配置装置の構造ブロック図である。
図3に示すように、当該装置は配置モジュール302を含む。
【0044】
配置モジュール302は、モバイルリレーノードMRが複数のドナー基地局DeNBの間で移動する場合、ターゲットDeNBに対して、MRのUnサブフレーム配置情報が載せられるメッセージを送信する。
【0045】
配置モジュール302は、ソースDeNBが、現在MRが切替すべきと判定する場合、現在MRのために適切なターゲットDeNBを選択し、ターゲットDeNBに対しUnサブフレーム配置情報が載せられる切替要求メッセージを送信することが好ましい。
【0046】
配置モジュール302は、ターゲットDeNBがMRの通過する時しか動作しない場合、ターゲットDeNBに対して、ソースDeNBにおける少なくとも1つのMRのUnサブフレーム配置情報が載せられるセルウェイクアップメッセージを送信することが好ましい。
【0047】
配置モジュール302は、ソースDeNBとターゲットDeNBとの間に、X2又はS1インターフェースを確立する場合、X2又はS1インターフェース確立要求メッセージ及び/又はX2或いはS1インターフェース確立応答メッセージに、ソースDeNB又はターゲットDeNBにおける少なくとも1つのMRのUnサブフレーム配置情報が載せられることが好ましい。
【0048】
配置モジュール302は、ソースDeNBにおいてサービスする少なくとも1つのMRのUnサブフレーム配置情報又はセル配置情報に変更がある場合、ターゲットDeNBに対して、ソースDeNBにおける少なくとも1つのMRのUnサブフレーム配置情報が載せられる基地局配置更新メッセージを送信することが好ましい。
【0049】
配置モジュール302は、セルウェイクアップメッセージ又はインターフェース確立要求メッセージ、又はインターフェース確立応答メッセージ、又は基地局配置更新メッセージには、MRの機器名、及び/又はMRの国際ユーザ識別コードIMSI情報、及び/又はMRのセルグローバルアイデンティティECGIメッセージを含むMRの唯一識別情報が載せられることが好ましい。
【0050】
当該装置は、ターゲットDeNBがソースDeNBからのメッセージを受信してから、メッセージに載せられるUnサブフレーム配置情報により現在MRに対して対応する前記現在MRのUnサブフレーム配置情報を配布する配布モジュール304ことをさらに含むことが好ましい。
【0051】
実施例三
図4は本発明の好適な実施例に係わるUnサブフレーム配置方法のフローチャート図一である。
図4に示すように、当該フローチャートは、以下のようなステップを含む。
【0052】
ステップS402、UEがMRを介しソースDeNBと上がり・下りデータを交換する。
ステップS404、ソースDeNBがターゲットDeNBに切替要求メッセージを送信する。
【0053】
ソースDeNBは現在MRが切替すべきと判定する場合、ソースDeNBがMRのために適切なターゲットセルを選択し、当該MRの現在のUnサブフレーム配置情報が載せられる切替要求メッセージをターゲットDeNBに送信する。具体的には、ソースDeNBがターゲットDeNBに送信する切替要求の透明パケットに含まれる情報は、アクセス層(Access Stratum、ASと略称)、キー、無線リソースマネジャー(Radio Resource Management、RRMと略称)配置情報、及び、MRの現在のUnサブフレーム配置情報を含む。ソースDeNBは現在MRの所在するDeNBで、ターゲットDeNBがソースDeNBに隣接し、且つ現在MRの切替宛先のDeNBである。
【0054】
ステップS406、ターゲットDeNBはソースDeNBに切替要求確認メッセージを送信する。
【0055】
ターゲットDeNBは切替要求を受信してから、所要のリソースを切り換える準備をして、準備が完了してから、ソースDeNBに切替要求確認メッセージ(HANDOVER REQUEST ACKNOWLEDGE)を送信する。
【0056】
ステップS408、ソースDeNBはMRに切替コマンドを送信する。
【0057】
ソースDeNBは切替要求確認メッセージを受信してから、エアインターフェースを介し切替コマンドをMRに送信する。
【0058】
ステップS410、ターゲットDeNBはMRのUnサブフレーム配置情報を保持する。
【0059】
MRがターゲットDeNBに切替た後で、MRが現在のUnサブフレーム配置を利用し続けることができるとともに、ターゲットDeNBがソースDeNBからのMRのUnサブフレーム配置情報を保持し続けることで、ターゲットDeNBとMRとの間のUnサブフレーム配置情報の一致性が確保される。
【0060】
実施例四
DeNBローカルで省エネ判定をして、現在セルにおけるMRユーザが離れ、且つ他の一般ユーザが他のセルに切替可能な場合、例えばDeNBが他のマクロセルにカバレッジされている場合、スリープモードに入ることができる。MRの移動は正確な方向性を有するため、一般のユーザとは違っている。現在、MRの切替手順は一般ユーザと同様であるため、切替要求メッセージに履歴セル情報が載せられる。ソースDeNBがMRのUE履歴情報により、当該MRの移動方向を判定し、MRの切替前に、ターゲットDeNBをウェイクアップする操作を行う。
【0061】
具体的には、鉄道沿線のDeNBがMRの通過する時しか動作しないとして、MRの現在所在するDeNB即ちソースDeNBは、X2インターフェースを介し隣接する次のDeNB即ちターゲットDeNBをウェイクアップする場合、Unサブフレーム配置情報を載せることができる。ソースDeNBは、MRの機器名、及び/又はIMSI情報、及び/又はMRのECGIメッセージなどのようなMRの唯一識別情報及びMRのUnサブフレーム配置情報を含むセルウェイクアップメッセージによりUnサブフレーム配置情報をターゲットDeNBに伝える。
【0062】
図5は本発明の好適な実施例に係わるUnサブフレーム配置方法のフローチャート図二である。
図5に示すように、当該フローチャートは、以下のようなステップを含む。
【0063】
ステップS502、ソースDeNBはターゲットDeNBにセルウェイクアップメッセージを送信する。
【0064】
ソースDeNBは、ターゲットDeNBに対して、ウェイクアップ待ちの1つ又は複数のセル情報、及びMRの機器名、及び/又はIMSI情報、及び/又はMRのECGIメッセージなどのようなMRの唯一識別情報、及びMRのUnサブフレーム配置情報を含むセルウェイクアップメッセージを送信する。
【0065】
ステップS504、ターゲットDeNBは、ソースDeNBにセルウェイクアップ応答メッセージを送信する。
【0066】
ターゲットDeNBがセルウェイクアップメッセージを受信してから、処理が成功した場合、ソースDeNBにセルウェイクアップ確認メッセージを送信し、ソースDeNBに、失敗原因が載せられるセルウェイクアップ失敗メッセージを送信する。
【0067】
実施例五
ソースDeNBとターゲットDeNBとの間にX2インターフェースが確立される場合、X2インターフェースの確立要求/応答メッセージにより、MRの機器名、及び/又はIMSI情報、及び/又はMRのECGIメッセージなどのようなMRの唯一識別情報、及びMRのUnサブフレーム配置情報を含むMR関連情報が載せられることができる。
【0068】
図6は本発明の実施例に係わるUnサブフレーム配置方法のフローチャート図である。
図6に示すように、当該フローチャートは以下のようなステップを含む。
【0069】
ステップS602、ソースDeNBはターゲットDeNBに確立要求メッセージを送信する。
【0070】
ソースDeNBとターゲットDeNBがX2インターフェースを確立する場合、ソースDeNBがターゲットDeNBにX2確立要求メッセージを送信する。当該メッセージには、ソースDeNBにおける全てのサービスセルの情報が含まれるとともに、MRの機器名、及び/又はIMSI情報、及び/又はMRのECGIメッセージなどのようなMRの唯一識別情報、及びMRのUnサブフレーム配置情報を含むMR関連情報が追加されている。
【0071】
ステップS604、ターゲットDeNBはソースDeNBに確立応答メッセージを送信する。
【0072】
ターゲットDeNBがX2インターフェース確立要求メッセージを受信してから、確立が成功した場合、ソースDeNBに、ソースDeNBにおける全てのサービスセルの情報が含まれるとともに、MRの機器名、及び/又はIMSI情報、及び/又はMRのECGIメッセージなどのようなMRの唯一識別情報、及びMRのUnサブフレーム配置情報を含むMR関連情報が追加されているX2確立応答メッセージを送信する。確立が失敗した場合、ターゲットDeNBがソースDeNBに、失敗原因が載せられるX2確立失敗メッセージを送信する。
【0073】
実施例六
ソースDeNBにおけるMRが追加又は離れなどのような変更がある場合、ソースDeNBは、ターゲットDeNB2に、MRの機器名、及び/又はIMSI情報、及び/又はMRのECGIメッセージなどのようなMRの唯一識別情報、及びMRのUnサブフレーム配置情報を含む現在DeNBにおいてサービスする1つ又は複数のMRの情報が載せられる基地局更新メッセージを送信する。
【0074】
図7は本発明の実施例に係わるUnサブフレームの配置方法のフローチャート図四である。
図7に示すように、当該フローチャートは以下のようなステップを含む。
【0075】
ステップS702、ソースDeNBはターゲットDeNBに基地局更新メッセージを送信する。
【0076】
ソースDeNBは、サービスセル情報の変更、サービスセルの隣接するセルの情報の変更、MRのUnサブフレーム配置情報の変更などのような基地局配置情報の変更がある場合、ソースDeNBは、ターゲットDeNBに、ソースDeNBにおける全てのサービスセルの情報が含まれるとともに、MRの機器名、及び/又はIMSI情報、及び/又はMRのECGIメッセージなどのようなMRの唯一識別情報、及びMRのUnサブフレーム配置情報を含むMR関連情報が追加されている基地局配置更新メッセージを送信する。
【0077】
ステップS704、ターゲットDeNBはソースDeNBに基地局配置更新応答メッセージを送信する。
【0078】
ターゲットDeNBが基地局配置更新メッセージを受信してから、処理が成功した場合、ソースDeNBに基地局配置更新確認メッセージを送信し、そうでない場合、失敗原因が載せられる基地局配置更新失敗メッセージを送信する。
【0079】
上記実施例における切替要求メッセージ、切替応答メッセージ、基地局配置更新メッセージ、基地局配置応答メッセージ、セルウェイクアップメッセージ、セルウェイクアップ応答メッセージはX2又はS1インターフェースを介し送信される。
【0080】
上記説明から分かるように、本発明の実施例は、ソースDeNBとターゲットDeNBとの間のメッセージにUnサブフレーム配置情報が載せられることで、MRがターゲットDeNBに移動してから、ターゲットDeNBが素早く且つ効果的に現在MRに適切するUnサブフレーム配置情報を配布することができ、MR切替の最適化及びネットワーク性能の向上に有利し、ユーザの満足度を高めることができる。
【0081】
言うまでもなく、上述した本発明の各モジュールまたはステップは、汎用のコンピュータ装置により実現することができ、単一のコンピュータ装置に集成してもよいし、複数のコンピュータ装置からなるネットワークに配置してもよい。また、コンピュータ装置が実行可能なプログラムコードにより実現されてもよい。これにより、記憶装置に記憶されてコンピュータ装置により実行されることができる。或いは、それぞれ各々の集積回路モジュールに作成したり、それらの中の複数のモジュールまたはステップを単一の集積回路モジュールに作成したりして実現することができる。このように、本発明は、いずれの特定のハードウェアとソフトウェアの組み合わせにも限定されない。
【0082】
以上は、本発明の好適な実施例に過ぎず、本発明を限定するものではない。当業者であれば、本発明の様々な変更や変形が可能である。本発明の精神や原則を逸脱しないいずれの変更、置換、改良なども本発明の保護範囲内に含まれる。
【符号の説明】
【0083】
102 ドナー基地局、DeNB
104 モバイルリレー、MR
106 ユーザ機器、UE
108 電車