特許第6347829号(P6347829)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6347829
(24)【登録日】2018年6月8日
(45)【発行日】2018年6月27日
(54)【発明の名称】マーチャント管理のサブスクリプション
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/04 20120101AFI20180618BHJP
   H04M 15/00 20060101ALI20180618BHJP
   H04M 3/00 20060101ALI20180618BHJP
【FI】
   G06Q30/04
   H04M15/00 E
   H04M3/00 B
【請求項の数】34
【全頁数】39
(21)【出願番号】特願2016-504337(P2016-504337)
(86)(22)【出願日】2014年3月18日
(65)【公表番号】特表2016-519814(P2016-519814A)
(43)【公表日】2016年7月7日
(86)【国際出願番号】US2014031067
(87)【国際公開番号】WO2014153350
(87)【国際公開日】20140925
【審査請求日】2017年3月14日
(31)【優先権主張番号】13/846,702
(32)【優先日】2013年3月18日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】13/846,746
(32)【優先日】2013年3月18日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】515260623
【氏名又は名称】ボク インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100086771
【弁理士】
【氏名又は名称】西島 孝喜
(74)【代理人】
【識別番号】100088694
【弁理士】
【氏名又は名称】弟子丸 健
(74)【代理人】
【識別番号】100094569
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 伸一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100067013
【弁理士】
【氏名又は名称】大塚 文昭
(74)【代理人】
【識別番号】100109070
【弁理士】
【氏名又は名称】須田 洋之
(74)【代理人】
【識別番号】100109335
【弁理士】
【氏名又は名称】上杉 浩
(74)【代理人】
【識別番号】100120525
【弁理士】
【氏名又は名称】近藤 直樹
(74)【代理人】
【識別番号】100139712
【弁理士】
【氏名又は名称】那須 威夫
(72)【発明者】
【氏名】ブラウン ジョン ピー
(72)【発明者】
【氏名】マッキンタイア ジェイムズ シー
(72)【発明者】
【氏名】パウロウスキー マーチン エル
【審査官】 渡邉 加寿磨
(56)【参考文献】
【文献】 特開2003−123016(JP,A)
【文献】 特開2004−139310(JP,A)
【文献】 特開2007−334647(JP,A)
【文献】 特開2002−251578(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2011/0217994(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2012/0089521(US,A1)
【文献】 特表2006−518515(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00 − 99/00
G16H 10/00 − 80/00
H04M 3/00
H04M 15/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
サブスクリプションをビリングサーバで管理する方法において、
(a)オプトイン方法をビリングサーバで実行する段階を備え、この段階は、
msisdnを含む第1のオプトイン要求をビリングサーバで受信し、
PINコードをビリングサーバで発生し、
PINコードと共にmisdnにおける消費者移動電話へテキストメッセージをビリングサーバで送信し、
PINコードを含む第2のオプトイン要求をビリングサーバで受信し、
第2のオプトイン要求で受信したPINコードを、テキストメッセージで送信されたPINコードに対してビリングサーバにおいて検証し、及び
PINコードが検証された場合にはオプトイン状態をデータ構造体内のmsisdnに対してアクティブとしてビリングサーバに記録する、
ことを含むものであり、及び
(b)課金方法をビリングサーバで実行する段階を備え、この段階は、
少なくとも1つの識別子及び額を含む課金APIコールをビリングサーバにおけるマーチャントサーバからビリングサーバで受信し、
ビリングサーバにおいてその識別子に対応するオプトイン状態を決定し、及び
オプトイン状態がアクティブな場合にはユーザアカウントに課金する要求をキャリアサーバへ送信するが、オプトイン状態がインアクティブな場合には送信せず、要求は課金APIコールで受信された額に対応する額を含む、
ことを含むものである、方法。
【請求項2】
前記第1のオプトイン要求は、サブスクリプションidを含み、前記オプトイン状態は、このサブスクリプションidに対してアクティブとして記録される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記msisdnは、複数のサブスクリプションidを有し、その各々は、アクティブ又はインアクティブに選択可能にセットされる個別のオプトインパラメータを有する、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記第1のオプトイン要求は、消費者id(マーチャントが与えた独特の消費者識別子)と、国(ISO 3166-1-alpha-2規格の国コード)と、アイテム記述(購入アイテムの正確な量及び名前。2つ以上のアイテムを購入する場合(例えば、“1000クレジット”)、量を含まねばならない。“製品説明”は、無視。20文字に制限。長いストリングは、裁断される)と、マーチャントid(ビリングサーバ指定のマーチャント識別子の値)と、msisdn(国際MSISDNフォーマットでの加入者移動電話番号: 国コード+移動電話番号)と、サービスid(マーチャントが与える識別子)と、サブスクリプションid(マーチャントは、消費者サブスクリプションのための独特の識別子を指定する)と、サブスクリプション期間(JavaScript(登録商標)オブジェクト通知(JSON)構造。「量」フィールドは、端数単位で指定する。頻度は、Enumデータ構造、毎日、毎月、毎年。期間は、頻度に適用される整数値。例は、7日間の試用、毎月799を指定する。{‘trial':{‘amount':0,‘frequency':DAILY)と、を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記第2のオプトイン要求は、消費者id(マーチャントが与えた独特の消費者識別子)と、国(ISO 3166-1-alpha-2規格の国コード)と、アイテム記述(購入アイテムの正確な量及び名前。2つ以上のアイテムを購入する場合(例えば、“1000クレジット”)、量を含まねばならない。“製品説明”は、無視。20文字に制限。長いストリングは、裁断され
る)と、マーチャントid(ビリングサーバ指定のマーチャント識別子の値)と、msisdn(国際MSISDNフォーマットでの加入者移動電話番号: 国コード+移動電話番号)と、サービスid(マーチャントが与える識別子)と、サブスクリプションid(マーチャントは、消費者サブスクリプションのための独特の識別子を指定する)と、サブスクリプション期間(JavaScript(登録商標)オブジェクト通知(JSON)構造。「量」フィールドは、端数単位で指定する。頻度は、Enumデータ構造、毎日、毎月、毎年。期間は、頻度に適用される整数値。例は、7日間の試用、毎月799を指定する。{‘trial':{‘amount':0,‘frequency':DAILY)と、を含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記課金APIコールは、消費者id(zip又はrrnのような任意の課金要素を含むJSON構造、即ち{‘zip:94939})と、消費者−ip−アドレス(消費者の発信IPアドレス、リスクチェックに使用。得られない場合には、'NOT_AVAILABLE'の値を提出)と、国(ISO 3
166-1-alpha-2規格の国コード)と、通貨(ISO 4217 3 文字通貨コード)と、最終マーチャントid(ビリングサーバは、リセラーを経てトランザクションを提出する最終マーチャントに対してマーチャント識別子を指定する)と、アイテム記述(購入されるアイテムの量及び形式を示す製品開示(即ち、「クレジット」ではなく「10クレジット」。20文字に制限。長いストリングは、切断される)と、マーチャントid(ビリングサーバが指定したマーチャント識別子の値)と、msisdn(国際MSISDNフォーマットでの加入者移動電話番号: 国コード+移動電話番号)と、要求id(マーチャント指定の独特の要求ID)と、サブスクリプション頻度(サブスクリプション更新の頻度(毎日、毎月、毎年))と、サブスクリプションid(マーチャントは、消費者サブスクリプションのための独特の識別子を指定する)と、サービスid(マーチャントが与える識別子)と、合計額(税金を含む合計課金額)と、を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記課金方法は、更に、前記課金APIコールに応答して前記ビリングサーバから前記マーチャントサーバへ課金結果コールバック通知を送信することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記課金結果コールバック通知は、消費者−auth−要求(ビリングサーバ指定の課金識別子(「課金」要求が成功であった場合に返送される))と、結果コード(この要求に対する結果コード)と、結果メッセージ(人間が読み取れる結果記述)と、を含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
c)前記オプトイン方法の前に、ビリングサーバで課金情報方法を実行する段階を更に備え、この段階は、
前記ビリングサーバにおいて前記マーチャントサーバから課金情報要求を受け取り、 前記課金情報要求に応答して前記ビリングサーバから前記マーチャントサーバへ課金要素を返送する、
ことを含み、前記マーチャントサーバは、少なくとも前記第1のオプトイン要求に含ませるために前記課金要素に基づき消費者からデータを収集する、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記課金情報要求は、マーチャントid(ビリングサーバ指定のマーチャント識別子の値)を含む、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記課金要素は、国及びネットワークを含む、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記課金情報要求に応答して、前記ビリングサーバで期間及び条件を返送することを更に含み、前記期間及び条件は、異なる国に対して異なるものである、請求項10に記載の方法。
【請求項13】
前記オプトイン方法の後であって且つ前記課金方法の前に前記ビリングサーバでリマインド課金方法を実行する段階を更に備え、この段階は、
前記ビリングサーバにおいて前記マーチャントサーバからのリマインド課金要求を受信し、及び
前記サブスクリプションの期間と、前記課金方法を実行する期日とを含むテキストメッセージを前記ビリングサーバから消費者移動電話へ送信する、
ことを含み、前記課金方法は、前記期日に実行される、請求項1に記載の方法。
【請求項14】
前記リマインド課金要求は、消費者id(マーチャントが与えた独特の消費者識別子)と、国(ISO 3166-1-alpha-2規格の国コード)と、アイテム記述(購入アイテムの正確な量及び名前。2つ以上のアイテムを購入する場合(例えば、“1000クレジット”)、量を含まねばならない。“製品説明”は、無視。20文字に制限。)と、マーチャントid(ビリングサーバ指定のマーチャント識別子の値)と、msisdn(国際MSISDNフォーマットでの加入者移動電話番号: 国コード+移動電話番号)と、更新日付(次のサブスクリプションサイクルの開始日付。フォーマット:YYYY-MM-DD)と、サービスid(マーチャントが与える識別子)と、サブスクリプションid(マーチャントは、消費者サブスクリプションのための独特の識別子を指定する)と、サブスクリプション期間(JSON構造{'sub':{‘amount': 799,‘frequency': MONTHLY,‘duration': 1}})と、を含む、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
c)前記ビリングサーバにおいてキャンセル方法を実行する段階を更に備え、この段階は、
前記ビリングサーバにおいて前記サブスクリプションをキャンセルするためのコールを受信し、及び
前記サブスクリプションをキャンセルするためのコールに応答してmsisdnに対してオプトイン状態をインアクティブに更新する、
ことを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項16】
前記サブスクリプションをキャンセルするためのコールは、msisdnにおける前記消費者移動電話からのテキストメッセージの形態である、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記サブスクリプションをキャンセルするためのコールは、前記マーチャントサーバからキャンセルオプトインAPIを経て前記ビリングサーバにおいて受信される、請求項15に記載の方法。
【請求項18】
コンピュータのプロセッサにより実行されたときに、サブスクリプションをビリングサーバで管理する方法を遂行するインストラクションのセットが記憶されたコンピュータ読み取り可能な媒体において、前記方法は、
(a)オプトイン方法をビリングサーバで実行する段階を備え、この段階は、
msisdnを含む第1のオプトイン要求をビリングサーバで受信し、
PINコードをビリングサーバで発生し、
PINコードと共にmisdnにおける消費者移動電話へテキストメッセージをビリングサーバで送信し、
PINコードを含む第2のオプトイン要求をビリングサーバで受信し、
第2のオプトイン要求で受信したPINコードを、テキストメッセージで送信されたPINコードに対してビリングサーバにおいて検証し、及び
PINコードが検証された場合にはオプトイン状態をデータ構造体内のmsisdnに対してアクティブとしてビリングサーバに記録する、
ことを含むものであり、及び
(b)課金方法をビリングサーバで実行する段階を備え、この段階は、
少なくとも1つの識別子及び額を含む課金APIコールをビリングサーバにおけるマーチャントサーバからビリングサーバで受信し、
ビリングサーバにおいてデータ構造体内のその識別子に対応するオプトイン状態を決定し、及び
オプトイン状態がアクティブな場合にはユーザアカウントに課金する要求をキャリアサーバへ送信するが、オプトイン状態がインアクティブな場合には送信せず、要求は課金APIコールで受信された額に対応する額を含む、
ことを含むものである、コンピュータ読み取り可能な媒体。
【請求項19】
プロセッサと、
プロセッサに接続されたコンピュータ読み取り可能な媒体と、
コンピュータ読み取り可能な媒体上にあり且つプロセッサにより実行可能なインストラクションのセットと、
を備え、前記インストラクションのセットは、
SMSメッセージングモジュールと、
オプトイン方法を実行するオプトイン消費者向けオプトイン管理モジュールと、
を備え、前記オプトイン方法は、
msisdnを含む第1のオプトイン要求を受信し、
PINコードを発生し、
SMSメッセージングモジュールを使用して、PINコードと共にmisdnにおける消費者移動電話へテキストメッセージを送信し、
PINコードを含む第2のオプトイン要求を受信し、
第2のオプトイン要求で受信したPINコードを、テキストメッセージで送信されたPINコードに対して検証し、及び
PINコードが検証された場合にはオプトイン状態をデータ構造体内のmsisdnに対してアクティブとして記録するものであり、更に、
前記インストラクションのセットは、
課金方法を実行するキャリアビリングモジュールを備え、前記課金方法は、
少なくとも1つの識別子及び額を含む課金APIコールをマーチャントサーバから受信し、
データ構造体内のその識別子に対応するオプトイン状態を決定し、及び
オプトイン状態がアクティブな場合にはユーザアカウントに課金する要求をキャリアサーバへ送信するが、オプトイン状態がインアクティブな場合には送信せず、要求は課金APIコールで受信された額に対応する額を含む、
ことを含むものである、ビリングサーバ。
【請求項20】
サブスクリプションをマーチャントサーバで管理する方法において、
(a)オプトイン方法をマーチャントサーバで実行する段階を備え、この段階は、
マーチャントサーバにおいて消費者装置からmsisdnを受信し、
msisdnを含む第1のオプトイン要求をマーチャントサーバからビリングサーバへ送信し、
消費者装置からPINコードを受信し、
PINコードを含む第2のオプトイン要求をマーチャントサーバからビリングサーバへ送信し、及び
PINコードが検証されたか又は無効であるかを指示するビリングサーバからの応答をマーチャントサーバにおいて受信する、
ことを含むものであり、及び
(b)課金方法をマーチャントサーバで実行する段階を備え、この段階は、
PINコードが検証された場合にはマーチャントサーバからビリングサーバへ課金APIコールを送信するが、PINコードが無効である場合にはそのようにしないことを含み、課金APIコールは、ビリングサーバに対する識別子及び額を含んでいて、その識別子に対応するオプトイン状態を決定し、及び
キャリアサーバにおけるユーザアカウントがビリングサーバによって課金されたかどうかを示す課金結果コールバック通知をビリングサーバからマーチャントサーバにおいて受信する、
ことを含むものである、方法。
【請求項21】
前記第1のオプトイン要求は、サブスクリプションidを含み、前記オプトイン状態は、このサブスクリプションidに対してアクティブとして記録される、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
前記msisdnは、複数のサブスクリプションidを有し、その各々は、アクティブ又はインアクティブに選択可能にセットされる個別のオプトインパラメータを有する、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
前記第1のオプトイン要求は、消費者id(マーチャントが与えた独特の消費者識別子)と、国(ISO 3166-1-alpha-2規格の国コード)と、アイテム記述(購入アイテムの正確な量及び名前。2つ以上のアイテムを購入する場合(例えば、“1000クレジット”)、量を含まねばならない。“製品説明”は、無視。20文字に制限。長いストリングは、裁断される)と、マーチャントid(ビリングサーバ指定のマーチャント識別子の値)と、msisdn(国際MSISDNフォーマットでの加入者移動電話番号: 国コード+移動電話番号)と、サービスid(マーチャントが与える識別子)と、サブスクリプションid(マーチャントは、消費者サブスクリプションのための独特の識別子を指定する)と、サブスクリプション期間(JavaScript(登録商標)オブジェクト通知(JSON)構造。「量」フィールドは、端数単位で指定する。頻度は、Enumデータ構造、毎日、毎月、毎年。期間は、頻度に適用される整数値。例は、7日間の試用、毎月799を指定する。{‘trial':{‘amount':0,‘frequency':DAILY)と、を含む、請求項20に記載の方法。
【請求項24】
前記第2のオプトイン要求は、消費者id(マーチャントが与えた独特の消費者識別子)と、国(ISO 3166-1-alpha-2規格の国コード)と、アイテム記述(購入アイテムの正確な量及び名前。2つ以上のアイテムを購入する場合(例えば、“1000クレジット”)、量を含まねばならない。“製品説明”は、無視。20文字に制限。長いストリングは、裁断される)と、マーチャントid(ビリングサーバ指定のマーチャント識別子の値)と、msisdn(国際MSISDNフォーマットでの加入者移動電話番号: 国コード+移動電話番号)と、サービスid(マーチャントが与える識別子)と、サブスクリプションid(マーチャントは、消費者サブスクリプションのための独特の識別子を指定する)と、サブスクリプション期間(JavaScript(登録商標)オブジェクト通知(JSON)構造。「量」フィールドは、端数単位で指定する。頻度は、Enumデータ構造、毎日、毎月、毎年。期間は、頻度に適用される整数値。例は、7日間の試用、毎月799を指定する。{‘trial':{‘amount':0,‘frequency':DAILY)と、を含む、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
前記課金APIコールは、消費者id(zip又はrrnのような任意の課金要素を含むJSON構造、即ち{‘zip:94939})と、消費者−ip−アドレス(消費者の発信IPアドレス、リスクチェックに使用。得られない場合には、'NOT_AVAILABLE'の値を提出)と、国(ISO 3166-1-alpha-2規格の国コード)と、通貨(ISO 4217 3 文字通貨コード)と、最終マーチャントid(ビリングサーバは、リセラーを経てトランザクションを提出する最終マーチャントに対してマーチャント識別子を指定する)と、アイテム記述(購入されるアイテムの量及び形式を示す製品開示(即ち、「クレジット」ではなく「10クレジット」。20文字に制限。長いストリングは、切断される)と、マーチャントid(ビリングサーバが指定したマーチャント識別子の値)と、msisdn(国際MSISDNフォーマットでの加入者移動電話番号: 国コード+移動電話番号)と、要求id(マーチャント指定の独特の要求ID)と、サブスクリプション頻度(サブスクリプション更新の頻度(毎日、毎月、毎年))と、サブスクリプションid(マーチャントは、消費者サブスクリプションのための独特の識別子を指定する)と、サービスid(マーチャントが与える識別子)と、合計額(税金を含む合計課金額)と、を含む、請求項20に記載の方法。
【請求項26】
前記課金結果コールバック通知は、消費者−auth−要求(ビリングサーバ指定の課金識別子(「課金」要求が成功であった場合に返送される))と、結果コード(この要求に対する結果コード)と、結果メッセージ(人間が読み取れる結果記述)と、を含む、請求項20に記載の方法。
【請求項27】
c)前記オプトイン方法の前に、マーチャントサーバで課金情報方法を実行する段階を更に備え、この段階は、
課金情報要求を前記マーチャントサーバから前記ビリングサーバへ送信し、
前記課金情報要求に応答して前記ビリングサーバからの課金要素を前記マーチャントサーバにおいて受信し、
前記課金要素に基づくフィールドを有するユーザインターフェイスを前記マーチャントサーバから消費者装置へ送信し、及び
前記消費者装置においてフィールドに入力されたデータを前記マーチャントサーバで受信し、その受信したデータを前記第1のオプトイン要求に含ませる、
ことを含む、請求項20に記載の方法。
【請求項28】
前記課金情報要求は、マーチャントid(ビリングサーバ指定のマーチャント識別子の値)を含む、請求項27に記載の方法。
【請求項29】
前記課金要素は、国及びネットワークを含む、請求項28に記載の方法。
【請求項30】
前記オプトイン方法の後であって且つ前記課金方法の前に前記ビリングサーバでリマインド課金方法を実行する段階を更に備え、この段階は、
前記マーチャントサーバから前記ビリングサーバへリマインド課金を送信することを含む、請求項20に記載の方法。
【請求項31】
前記リマインド課金要求は、消費者id(マーチャントが与えた独特の消費者識別子)と、国(ISO 3166-1-alpha-2規格の国コード)と、アイテム記述(購入アイテムの正確な量及び名前。2つ以上のアイテムを購入する場合(例えば、“1000クレジット”)、量を含まねばならない。“製品説明”は、無視。20文字に制限。)と、マーチャントid(ビリングサーバ指定のマーチャント識別子の値)と、msisdn(国際MSISDNフォーマットでの加入者移動電話番号: 国コード+移動電話番号)と、更新日付(次のサブスクリプションサイクルの開始日付。フォーマット:YYYY-MM-DD)と、サービスid(マーチャントが与える識別子)と、サブスクリプションid(マーチャントは、消費者サブスクリプションのための独特の識別子を指定する)と、サブスクリプション期間(JSON構造{'sub':{‘amount': 799,‘frequency': MONTHLY,‘duration': 1}})と、を含む、請求項30に記載の方法。
【請求項32】
c)前記マーチャントサーバにおいてキャンセル方法を実行する段階を更に備え、この段階は、
サブスクリプションをキャンセルするための選択を許すユーザインターフェイスのビューを前記マーチャントサーバから消費者装置へ送信し、
前記消費者装置から前記ユーザインターフェイスを経て前記サブスクリプションをキャンセルするコールを前記マーチャントサーバで受信し、及び
オプトインをインアクティブに更新するために前記マーチャントサーバから前記ビリングサーバへキャンセルオプトインAPIコールを発信する、
ことを含む、請求項20に記載の方法。
【請求項33】
コンピュータのプロセッサにより実行されたとき、サブスクリプションをマーチャントサーバで管理する方法を遂行するインストラクションのセットが記憶されたコンピュータ読み取り可能な媒体において、前記方法は、
(a)オプトイン方法をマーチャントサーバで実行する段階を備え、この段階は、
マーチャントサーバにおいて消費者装置からのmsisdnを受信し、
msisdnを含む第1のオプトイン要求をマーチャントサーバからビリングサーバへ送信し、
消費者装置からPINコードを受信し、
PINコードを含む第2のオプトイン要求をマーチャントサーバからビリングサーバへ送信し、及び
PINコードが検証されたか又は無効であるかを指示するビリングサーバからの応答をマーチャントサーバにおいて受信する、
ことを含むものであり、及び
(b)課金方法をマーチャントサーバで実行する段階を備え、この段階は、
PINコードが検証された場合にはマーチャントサーバからビリングサーバへ課金APIコールを送信するが、PINコードが無効である場合にはそのようにしないことを含み、課金APIコールは、ビリングサーバに対する識別子及び額を含んでいて、その識別子に対応するオプトイン状態を決定し、及び
キャリアサーバにおけるユーザアカウントがビリングサーバによって課金されたかどうかを示す課金結果コールバック通知をビリングサーバからマーチャントサーバにおいて受信する、
ことを含むものである、コンピュータ読み取り可能な媒体。
【請求項34】
プロセッサと、
プロセッサに接続されたコンピュータ読み取り可能な媒体と、
コンピュータ読み取り可能な媒体上にあり且つプロセッサにより実行可能なインストラクションのセットと、
を備えたマーチャントサーバにおいて、前記インストラクションのセットは、
msisdnを入力するためのもので、プロセッサにより受信可能で、且つ第1のオプトイン要求においてビリングサーバへ送信されるmsisdnフィールド、及びPINコードを入力するためのもので、プロセッサにより受信可能で、且つ第2のオプトイン要求においてビリングサーバへ送信されるPINコードフィールドと共に消費者装置へ送信されるユーザインターフェイスと、
課金方法を実行する繰り返しビリング管理モジュールであって、その課金方法は、
PINコードが検証された場合にはマーチャントサーバからビリングサーバへ課金APIコールを送信するが、PINコードが無効である場合にはそのようにしないことを含み、前記課金APIコールは、ビリングサーバに対する識別子及び額を含んでいて、その識別子に対応するオプトイン状態を決定し、及び
キャリアサーバにおけるユーザアカウントがビリングサーバにより課金されたかどうかを示す課金結果コールバック通知をビリングサーバからマーチャントサーバにおいて受信する、
ことを含むものである、繰り返しビリング管理モジュールと、
を備えた、マーチャントサーバ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、マーチャントサーバがキャリアサーバにおいてユーザアカウントに課金するようにビリングサーバに繰り返し命令するシナリオにおいてサブスクリプションを管理するためのシステム及び方法に関する。
【背景技術】
【0002】
商品やサービスをオンラインで購入する消費者は、クレジットカードやデビットカードでの支払、機関に保有された口座からの支払、又は電話での購入明細に対する課金のように、勘定中に支払いソースの選択を利用するオプションがしばしば与えられる。消費者が電話明細への課金を選択すると、マーチャントサーバは、キャリアサーバと提携されたビリングサーバに課金を実行するよう命令する。ビリングサーバは、通常、消費者の移動電話と通信して課金を確認した後に、キャリアサーバにおいて電話明細に課金を入力する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
又、消費者は、典型的に、音楽や映画のようなサービスについて、サブスクリプションをオンラインで購入し、次いで、支払を毎月又は他の勘定サイクルで繰り返す。これらのサブスクリプションは、通常、金融機関に保有されたクレジットカード口座に直接課金される。そのような状況では、各々の新しい課金を確認するために消費者との通信を繰り返す必要はない。しかしながら、そのような課金がマーチャントサーバによってキャリアサーバに提出された場合に、キャリアサーバは、典型的に、消費者の移動電話で課金を確認する必要がある。ある勘定サイクルが経過して消費者が課金の確認を怠ると、商人へのサブスクリプションが失われることになる。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、サブスクリプションをビリングサーバで管理する方法において、(a)オプトイン方法をビリングサーバで実行する段階を備え、この段階は、msisdnを含む第1のオプトイン要求をビリングサーバで受信し、PINコードをビリングサーバで発生し、PINコードと共にmisdnにおける消費者移動電話へテキストメッセージをビリングサーバで送信し、PINコードを含む第2のオプトイン要求をビリングサーバで受信し、第2のオプトイン要求で受信したPINコードを、テキストメッセージで送信されたPINコードに対してビリングサーバにおいて検証し、及びPINコードが検証された場合にはオプトイン状態をデータ構造体内のmsisdnに対してアクティブとしてビリングサーバに記録することを含むものであり、そして(b)課金方法をビリングサーバで実行する段階を備え、この段階は、少なくとも1つの識別子及び額を含む課金APIコールをビリングサーバにおけるマーチャントサーバからビリングサーバで受信し、ビリングサーバにおいてその識別子に対応するオプトイン状態を決定し、及びオプトイン状態がアクティブな場合にはユーザアカウントに課金する要求をキャリアサーバへ送信するが、オプトイン状態がインアクティブな場合には、そうではなくて、課金APIコールで受信された額に対応する額を含む要求を送信することを含むものである、方法を提供する。
【0005】
又、本発明は、コンピュータのプロセッサにより実行されたとき、サブスクリプションをビリングサーバで管理する方法を遂行するインストラクションのセットが記憶されたコンピュータ読み取り可能な媒体において、前記方法は、(a)オプトイン方法をビリングサーバで実行する段階を備え、この段階は、msisdnを含む第1のオプトイン要求をビリングサーバで受信し、PINコードをビリングサーバで発生し、PINコードと共にmisdnにおける消費者移動電話へテキストメッセージをビリングサーバで送信し、PINコードを含む第2のオプトイン要求をビリングサーバで受信し、第2のオプトイン要求で受信したPINコードを、テキストメッセージで送信されたPINコードに対してビリングサーバにおいて検証し、及びPINコードが検証された場合にはオプトイン状態をデータ構造体内のmsisdnに対してアクティブとしてビリングサーバに記録することを含むものであり、そして(b)課金方法をビリングサーバで実行する段階を備え、この段階は、少なくとも1つの識別子及び額を含む課金APIコールをビリングサーバにおけるマーチャントサーバからビリングサーバで受信し、ビリングサーバにおいてデータ構造体内のその識別子に対応するオプトイン状態を決定し、及びオプトイン状態がアクティブな場合にはユーザアカウントに課金する要求をキャリアサーバへ送信するが、オプトイン状態がインアクティブな場合には、そうではなくて、課金APIコールで受信された額に対応する額を含む要求を送信することを含むものである、コンピュータ読み取り可能な媒体も提供する。
【0006】
更に、本発明は、プロセッサと、プロセッサに接続されたコンピュータ読み取り可能な媒体と、コンピュータ読み取り可能な媒体上にあり且つプロセッサにより実行可能なインストラクションのセットと、を備えたビリングサーバを提供する。インストラクションのセットは、SMSメッセージングモジュールと、オプトイン方法を実行するオプトイン消費者向けオプトイン管理モジュールとを備え、該オプトイン方法は、msisdnを含む第1のオプトイン要求を受信し、PINコードを発生し、SMSメッセージングモジュールを使用して、PINコードと共にmisdnにおける消費者移動電話へテキストメッセージを送信し、PINコードを含む第2のオプトイン要求を受信し、第2のオプトイン要求で受信したPINコードを、テキストメッセージで送信されたPINコードに対して検証し、及びPINコードが検証された場合にはオプトイン状態をデータ構造体内のmsisdnに対してアクティブとして記録する、ことを含む。又、インストラクションのセットは、課金方法を実行するキャリアビリングモジュールも備え、該課金方法は、少なくとも1つの識別子及び額を含む課金APIコールをマーチャントサーバから受信し、データ構造体内のその識別子に対応するオプトイン状態を決定し、及びオプトイン状態がアクティブな場合にはユーザアカウントに課金する要求をキャリアサーバへ送信するが、オプトイン状態がインアクティブな場合には、そうではなくて、課金APIコールで受信された額に対応する額を含む要求を送信することを含む。
【0007】
本発明は、サブスクリプションをマーチャントサーバで管理する方法において、(a)オプトイン方法をマーチャントサーバで実行する段階を備え、この段階は、マーチャントサーバにおいて消費者装置からmsisdnを受信し、msisdnを含む第1のオプトイン要求をマーチャントサーバからビリングサーバへ送信し、消費者装置からPINコードを受信し、PINコードを含む第2のオプトイン要求をマーチャントサーバからビリングサーバへ送信し、及びPINコードが検証されたか又は無効であるかを指示するビリングサーバからの応答をマーチャントサーバにおいて受信することを含むものであり、そして(b)課金方法をマーチャントサーバで実行する段階を備え、この段階は、PINコードが検証された場合にはマーチャントサーバからビリングサーバへ課金APIコールを送信するが、PINコードが無効である場合にはそのようにしないことを含み、課金APIコールは、ビリングサーバに対する識別子及び額を含んでいて、その識別子に対応するオプトイン状態を決定し、及びキャリアサーバにおけるユーザアカウントがビリングサーバによって課金されたかどうか示す課金結果コールバック通知をビリングサーバからマーチャントサーバにおいて受信することを含むものである、方法を提供する。
【0008】
又、本発明は、コンピュータのプロセッサにより実行されたとき、サブスクリプションをマーチャントサーバで管理する方法を遂行するインストラクションのセットが記憶されたコンピュータ読み取り可能な媒体において、前記方法は、(a)オプトイン方法をマーチャントサーバで実行する段階を備え、この段階は、マーチャントサーバにおいて消費者装置からmsisdnを受信し、msisdnを含む第1のオプトイン要求をマーチャントサーバからビリングサーバへ送信し、消費者装置からPINコードを受信し、PINコードを含む第2のオプトイン要求をマーチャントサーバからビリングサーバへ送信し、及びPINコードが検証されたか又は無効であるかを指示するビリングサーバからの応答をマーチャントサーバにおいて受信することを含むものであり、そして(b)課金方法をマーチャントサーバで実行する段階を備え、この段階は、PINコードが検証された場合にはマーチャントサーバからビリングサーバへ課金APIコールを送信するが、PINコードが無効である場合にはそのようにしないことを含み、課金APIコールは、ビリングサーバに対する識別子及び額を含んでいて、その識別子に対応するオプトイン状態を決定し、及びキャリアサーバにおけるユーザアカウントがビリングサーバによって課金されたかどうか示す課金結果コールバック通知をビリングサーバからマーチャントサーバにおいて受信することを含むものである、コンピュータ読み取り可能な媒体を提供する。
【0009】
更に、本発明は、プロセッサと、プロセッサに接続されたコンピュータ読み取り可能な媒体と、コンピュータ読み取り可能な媒体上にあり且つプロセッサにより実行可能なインストラクションのセットと、を備えたマーチャントサーバを提供する。インストラクションのセットは、msisdnを入力するためのもので、プロセッサにより受信可能で、且つ第1のオプトイン要求においてビリングサーバへ送信されるmsisdnフィールド、及びPINコードを入力するためのもので、プロセッサにより受信可能で、且つ第2のオプトイン要求においてビリングサーバへ送信されるPINコードフィールドと共に消費者装置へ送信されるユーザインターフェイスと;課金方法を実行する繰り返しビリング管理モジュールであって、課金方法は、PINコードが検証された場合にはマーチャントサーバからビリングサーバへ課金APIコールを送信するが、PINコードが無効である場合にはそのようにしないことを含み、課金APIコールは、ビリングサーバに対する識別子及び額を含んでいて、その識別子に対応するオプトイン状態を決定し、及びキャリアサーバにおけるユーザアカウントがビリングサーバによって課金されたかどうかを示す課金結果コールバック通知をビリングサーバからマーチャントサーバにおいて受信することを含むものである、繰り返しビリング管理モジュールと;を備えている。
【0010】
本発明は、添付図面を参照して一例として以下に詳細に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】消費者移動電話、マーチャントサーバ、ビリングサーバ及びキャリアサーバを備えたサブスクリプション管理システムのブロック図である。
図2】サブスクリプションオプトイン及びその後の課金を確立するために消費者移動電話、マーチャントサーバ、ビリングサーバ及びキャリアサーバがどのように相互作用するか示す双方向図である。
図3】マーチャントサーバにあって、消費者がサブスクリプションのために電話による支払を選択した場合に消費者の移動電話又は別の消費者装置へ送信されるユーザインターフェイスのビューである。
図4】ビリングサーバから課金要素を検索し、ユーザインターフェイスのビューを消費者の移動電話へ提示し、そして消費者の移動電話からの課金要素に対応するフィールドに入力されたデータを検索するためにマーチャントサーバにより使用される課金情報方法を示すフローチャートである。
図5図4の課金情報方法に対して使用されるユーザインターフェイスのビューである。
図6】課金情報方法の拡張又は変更を示す。
図7図5のデータを入力した後に消費者の移動電話により受信されるテキストメッセージを示す。
図8】消費者がPINコードを入力するためのユーザインターフェイスのビューである。
図9】マーチャントサーバによるビリングサーバへの第1及び第2のオプトイン要求の間に消費者が図8のインターフェイスのビューにPINコードを入力するために図7のPINコードを含むテキストメッセージを送信するのに使用されるオプトイン方法のフローチャートである。
図10】PINコードが有効であったこと及びマーチャントサーバの消費者アカウントに対してサブスクリプションが今や利用できることを指示するために消費者移動電話に表示されるユーザインターフェイスのビューである。
図11】消費者の移動電話により受信されて、サブスクリプションに対するオプトインの成功を指示し、サブスクリプションの期間を開示すると共に、サブスクリプションをどのようにキャンセルするかのインストラクションを消費者に与えるテキストメッセージを示す。
図12】ビリングサーバ内のアクティブ/インアクティブオプトインを指示するためのデータ構造を示す。
図13】第1の課金はサブスクリプションに基づき行うべきであるとのリマインダーと共に消費者の移動電話により受信されるテキストメッセージを示す。
図14】マーチャントサーバがビリングサーバに図13のテキストメッセージを送信させるために使用される課金リマインド方法のフローチャートである。
図15】マーチャントサーバがサブスクリプションに基づきキャリアサーバのユーザアカウントに課金するよう命令する課金方法のフローチャートである。
図16】キャリアサーバへの課金が行われたときに消費者の移動電話により受信されるテキストメッセージを示す。
図17図15の課金方法に対する拡張を示すフローチャートである。
図18】マーチャントサーバのインターフェイスを通して消費者がサブスクリプションをどのようにキャンセルできるか示す双方向チャートである。
図19】ビリングサーバにテキストメッセージを送信することにより消費者がサブスクリプションをどのようにキャンセルできるか示す双方向チャートである。
図20図19を参照して述べたようにサブスクリプションをキャンセルするために交換されるテキストメッセージの一例を示す。
図21】スマートホン特徴を示す消費者移動電話のブロック図である。
図22】マーチャント管理型サブスクリプションシステムの一部分を形成するコンピュータシステムの形態でマシンを示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
添付図面の図1は、消費者移動電話12、マーチャントサーバ14、ビリングサーバ16及びキャリアサーバ18を備えた本発明の一実施形態によるマーチャント管理型サブスクリプションシステム10を示す。マーチャントサーバ14は、消費者が消費者移動電話12又は他の消費者装置を使用してサブスクリプションを購入し及び管理するためのユーザインターフェイス20と、繰り返しビリング管理モジュール22とを備えている。ビリングサーバ16は、消費者オプトイン管理モジュール24と、キャリアビリングモジュール26と、ショートメッセージサービス(SMS)メッセージングモジュール28とを備えている。
【0013】
消費者移動電話12は、30において、サブスクリプションにオプトインするためにユーザインターフェイス20を通してマーチャントサーバ14と通信し、マーチャントサーバ14は、32において、データのセットでビリングサーバ16と通信し、ビリングサーバ16が消費者移動電話12によるオプトインを確認する目的で消費者移動電話12と通信するのを許す。34において、SMSメッセージングモジュール28は、テキストメッセージを経て消費者移動電話12と通信して、消費者移動電話12によるオプトインを確認し、そして36において、消費者によるオプトインを確認するテキストメッセージを送信する。38において、繰り返しビリング管理モジュール22は、キャリアビリングモジュール26を通して課金を開始する。39において、キャリアビリングモジュール29は、キャリアサーバ18における消費者移動電話12の電話番号に対応するアカウントへの課金を試みる。40において、サブスクリプションに更新課金が適用され、そして39において、キャリアサーバ18へ通信される。
【0014】
42において、消費者移動電話12は、ユーザインターフェイス20を経てサブスクリプションをキャンセルし、これは、44において、オプトインをキャンセルするための通信を生じ、そして46において、それに対応するテキストメッセージをSMSメッセージモジュール28から受信する。或いは又、消費者移動電話12は、48において、サブスクリプションをキャンセルするためにビリングサーバ16へテキストメッセージを直接送信し、次いで、46において、SMSメッセージングモジュール28からテキストメッセージを受信することができる。
【0015】
図2は、消費者移動電話12がサブスクリプションにオプトインし、そしてその後に、消費者に課金するためのプロセスを示す。50において、消費者は、図1のユーザインターフェイス20を使用して、移動使用支払をすることを選択する。図3は、この選択を行うために消費者移動電話12に表示されるユーザインターフェイス20のビューを示す。
【0016】
再び図2を参照すると、50での消費者移動電話12による選択に続いて、マーチャントサーバ14は、52において、課金情報適用プログラマブルインターフェイス(API)コールをビリングサーバ16に送信する。課金情報コールは、ビリングサーバ16の専用のユニフォームレスポンスロケータ(URL)、例えば、https:/gateway.billingserver.com/charge-infoへ提出される。次いで、消費者に課金するのに必要な要素、及び消費者に表示するのに必要な局所的ストリングに関する情報を得るために、ビリングサーバ16により課金情報(charge-info)方法が使用される。これらの要素は、国特有のものであり、そしてある場合には、ネットワーク特有のものである。
【0017】
一般的に、移動加入者サービス総合デジタル網番号(msisdn)、及び消費者移動電話12のネットワークは、消費者移動電話12から収集する必要のある入力である。幾つかの国々では、郵便番号又は住民登録番号のような付加的な要素がある。54において送信される課金情報API応答は、各国及びネットワークに必要な入力要素を含む。又、課金情報API応答は、それらの入力フィールドに対してラベルとして使用できる局所的ストリングも供給する。
【0018】
消費者移動電話12に表示する必要のある一次テキストは、国又はネットワークのための期間及び条件ストリングである。APIは、国のための、及び必要に応じてネットワークのための、期間及び条件要素も返送し、それらは、多くの場合、異なる国々又はネットワークで異なる。期間及び条件のための局所的テキストは、‘<ストリング(string)>’タグにおいて返送される。国又はネットワークが、消費者移動電話12が期間及び条件を受け容れることを要求する場合には、期間及び条件入力要素がチェックボックスとして含まれる。
【0019】
デフォールトにより、課金情報API応答は、ビリングサーバ16がサポートする全ての国々に関する情報を返送する。APIは、特定の国への応答をフィルタリングするために任意の国パラメータをサポートする。テーブル1は、要求される課金情報要求パラメータを示し、そしてテーブル2は、課金情報応答パラメータを示す。
テーブル1
テーブル2
【0020】
以下は、課金情報要求に対する課金情報応答におけるストリングの例である。

<country code="US" name="United States">
<languages>
<language code="en">
<strings language="en">
<string id="MOBILE_NETWORK_LABEL">Select your network</string>
<string id="MOBILE_NUMBER_LABEL">Mobile number</string>
<string id="ZIP_CODE_LABEL">Zip Code:</string>
<string id="PHONE_EXAMPLE">E.g. 123-123-1234</string>
<string id="TERMS_LABEL">I agree to the Terms of Use</string>
<string id="TERMS_STR">This is a SUBSCRIPTION service. Subscriptions will renew automatically until you cancel the service.
</string>
【0021】
課金情報方法の一例が図4に示されている。52において、マーチャントは、課金情報要求をビリングサーバ16に送信する。54において、ビリングサーバ16は、要求された全ての課金要素、各国においてサポートされたネットワーク、及び各国又はネットワークに表示するための期間及び条件ストリングを含むXML構造体を返送する。56において、マーチャントサーバ14は、XML構造体の<入力(input)>を検査して、消費者から収集する必要のある要素を決定する。58において、マーチャントサーバ14は、適当な言語での当該ラベル及びヒントとしてXML構造体から<ストリング(string)>を選択する。60において、マーチャントサーバ14は、選択された国の期間及び条件を表示する。62において、消費者は、ネットワークを選択する。64において、マーチャントサーバ14は、ネットワーク特有の期間及び条件を検査し、そしてもし見つかると、消費者移動電話12において消費者にそれらを表示する。
【0022】
図5は、消費者移動電話12がネットワークを選択しそしてその電話番号を入力する図2のステップ62に続いて消費者移動電話12に対して表示される図1のユーザインターフェイス20のビューである。
【0023】
図6は、課金情報方法の拡張(変更)を示す。66において、マーチャントサーバ14は、特定の国に対してビリングサーバ16へ課金情報要求を送信する。68において、ビリングサーバ16は、特定の国に対して課金要素、ネットワーク、並びに期間及び条件を含む応答を返送する。
【0024】
マーチャントサーバ14が図2及び4の62において消費者移動電話12からデータを受信した後に、図2の72においてマーチャントサーバ14は、第1のオプトインAPIコールをビリングサーバ16へ送信する。第1のオプトインAPIコールは、ビリングサーバ16の専用URL、例えば、https:/gateway.billingserver.com/opt-inへ提出される。次いで、マーチャントサーバ14及びビリングサーバ16によってオプトイン方法が使用されて、サブスクリプション期間の特定セットに対して消費者移動電話12からオプトインを得る。例えば、マーチャントサーバ14が無料の試用を伴うサブスクリプションを提供するときには、オプトイン方法を使用して、試用期間の終了までサブスクリプションをキャンセルしない場合に最終的なサブスクリプションビリングで試用へのアクセスを確認する消費者移動電話12のオプトインを得る。この方法は、マーチャントサーバ14が次のものを与えることを要求する。
●消費者id(消費者にとって独特の識別子)
●msisdn(国際的にフォーマットされた移動番号)
●サブスクリプションid(消費者のサブスクリプションを識別する独特の値)
●サブスクリプション期間(もし適用される場合には試用期間を含む)
【0025】
オプトイン方法は、ビリングサーバ16において、パーソナル識別番号(PIN)コードをテキストメッセージで発生し、そして図2の74において、図1のSMSメッセージングモジュール28を使用して、それを、サブスクリプションの期間と共に、消費者移動電話12へ送信する。図7は、消費者移動電話12により受信されるテキストメッセージを示す。
【0026】
図2の76において、図1のユーザインターフェイス20は、図8に更に示すように、消費者移動電話12にPINコードフィールドを表示する。図2の78において、消費者移動電話12は、図7のテキストメッセージで受信したPINコードをPINコードフィールドへ入力し、そしてそれをマーチャントサーバ14へ送信する。マーチャントサーバ14は、消費者移動電話12からPINコードを受信し、そして図2の80において、その検索されたPINコードを、msisdn及び消費者idと共に、第2のオプトイン要求において、ビリングサーバ16における第1のオプトイン要求と同じURLに送信する。次いで、ビリングサーバ16は、80においてマーチャントサーバ14から受信したPINコードを、74においてテキストメッセージで送信されたPINコードに対して検証及び確認し、そして応答をマーチャントサーバ14へ送信する。ビリングサーバ16は、ユーザが更新サブスクリプションビリングサイクルについて課金されるときに生じるその後の課金APIコールにおいて参照できるように、消費者のオプトインの結果を記録又は記憶する。
【0027】
テーブル3は、図2の72及び80において送信されるオプトイン要求パラメータを示す。テーブル4及び5は、ビリングサーバ16により決定されて、図2の72及び80においてコールに応答してマーチャントサーバ14に送られるオプトイン応答パラメータを示す。

テーブル3

テーブル4
テーブル5
【0028】
オプトイン方法の一例が図9に示されている。82において、マーチャントサーバ14は、msisdn、消費者id、サブスクリプションid及びサブスクリプション期間値を含むオプトイン要求を送信する。84において、検証されておらず、時間切れしていない現在PINコードがある場合には、「検証中(VERIFICATION IN PROGRESS)」が返送される。さもなければ、新たなPINコードが発生されて、「検証中」が返送される。図2の74においてビリングサーバ16は、その国に適したメッセージであって、PINコード、サブスクリプションの期間、及び試用期間を含むメッセージを消費者移動電話12へ送信する。
【0029】
86において、マーチャントサーバ14は、図2の78において、PINコードを収集し、そして図2の80において、検索されたPINコードを含むオプトイン要求を送信する。提示されたPINコードが正しい場合には、「検証済」が返送され、そしてビリングサーバ16は、試用期間、サブスクリプション及びSTOPインストラクション(SMSを経てサブスクリプションをキャンセルするための)を含む確認メッセージを消費者移動電話12へ送信する。さもなければ、「無効PIN」が返送される。3つのPINコードエントリ試み(又は他の限定された数の試み)だけが許される。
【0030】
88において、マーチャントサーバ14は、24時間後にPINコードを収集し、そしてPINを含むオプトイン要求を送信する。PINコードが時間切れの場合には、「PIN時間切れ」が返送される。
【0031】
図10は、PINコードが送信されて検証されたこと及びマーチャントサーバ14の消費者アカウントではサブスクリプションが利用できないことを指示するために消費者移動電話12に表示される図2のユーザインターフェイス20のビューである。図11は、図2の90において、MSMメッセージングモジュール28が消費者移動電話12へ送信するテキストメッセージであって、サブスクリプションに対するオプトインの処理が成功であったことを指示し、且つサブスクリプションの期間を開示し、それらのサブスクリプションをどのようにキャンセルするかのインストラクションを消費者に与えるテキストメッセージを示す。図11のテキストメッセージは、PINコードが検証されないためにオプトインが失敗した場合には送信されない。
【0032】
図12は、図1の消費者オプトイン管理モジュール24内のデータ構造を示す。特定のマーチャントidに対するサブスクリプションidは、各マーチャントサーバ14から検索される。各サブスクリプションidのオプトイン状態は、アクティブとして記憶され、そしてアクチベーションの日時は、後で、選択可能な仕方でインアクティブにセットすることができる。オプトインが失敗の場合には、アクチベーションもインアクティブにセットされる。消費者idは、消費者移動電話12がビリングサーバ16のアカウントにログインするのを許す。全てのパラメータは、各msisdnに関連して記憶される。各電話番号は、異なるサービスに対して複数のサブスクリプションidを有する1つのマーチャントidを含み、そして各サブスクリプションidは、オプトインパラメータの個別セットを有する。
【0033】
再び図2を参照すれば、消費者移動電話12がオプトインし、そしてオプトインデータが図12のように記憶された後に、マーチャントサーバ14は、90において、リマインド課金APIコールをビリングサーバ16へ送信する。リマインド課金APIコールは、ビリングサーバ16の専用URLへ提出される。次いで、ビリングサーバ16によりリマインド課金方法が使用されて、図2の92におけるサブスクリプション更新リマインダーテキストメッセージを消費者移動電話12へ送信する。ある国々では、リマインダーメッセージを定期的スケジュールで送信することが要求される。というのは、キャリアは、消費者が自分のサブスクリプション購入を知っていることを保証したいからである。このため、消費者移動電話12がある国の毎月のサービスに加入するときには、各更新ビリングサイクルの3日前にサブスクリプションリマインダーテキストメッセージを送信することが要求される。リマインダーテキストメッセージは、消費者がサービスに加入していること、その費用、サブスクリプションをどのようにキャンセルするか、及びビリングサーバ16の消費者サポートにどのように連絡するかを消費者に思い出させる。無料の試用の場合には、リマインダーメッセージは、試用期間が切れた後に生じる第1の更新課金の前に送信されねばならない。図13は、消費者移動電話12により受信されるテキストメッセージを示す。
【0034】
テーブル6は、図2の90におけるリマインド課金APIコールのためのパラメータを示す。テーブル7及び8は、ビリングサーバ16により決定されてマーチャントサーバ14へ送信されるリマインド課金APIコールのための応答パラメータを示す。

テーブル6

テーブル7

テーブル8
【0035】
図14は、リマインド課金方法の一例を示す。94において、マーチャントサーバ14は、msisdn、消費者id、及びサブスクリプション期間値を含むリマインド課金要求を送信する。96において、ビリングサーバ16は、サブスクリプションの期間、及びSTOPインストラクション(SMSを経てキャンセル)を含む図2の96におけるSMSメッセージを消費者移動電話12へ送信する。又、SMSは、ビリングサーバ16の消費者サービスにどのように連絡するかの情報も含む。
【0036】
再び、図2を参照すれば、サブスクリプションの支払をしなければならない日時に、マーチャントサーバ14は、98において、単一ステップで消費者移動電話12から支払の処理を要求するため課金APIコールをビリングサーバ16へ送信する。課金APIコールは、ビリングサーバ16の専用URLへ提出される。課金方法を使用して、一回限り及び繰り返しの両(サブスクリプション)課金シナリオをサポートすることができる。課金要求がサブスクリプションに関するものであるときには、サブスクリプションid及びサブスクリプション頻度を供給しなければならない。サブスクリプションid値は、オプトイン要求で収集されたサブスクリプションidを参照する。これは、アクティブな状態のサブスクリプションに対して対応する消費者オプトインがあるかどうかをビリングサーバ16がチェックできるようにする。別の実施形態では、サブスクリプションに対するオプトイン状態を決定するためにマーチャントサーバ14からビリングサーバ16により別の識別子を受け取ることができる。
【0037】
課金要求が受け容れられた場合には、図2の104において、課金idがビリングサーバ16からマーチャントサーバ14へ返送される。受け容れは、要求が首尾良く確認され、そして図2の100において、キャリアサーバ18へ提出されて、102においてキャリアサーバ18からの有効応答で処理することを意味する。課金を処理のためにキャリアサーバ18へ提出する前に、ビリングサーバ16によりリスクチェックが既に行われている。
【0038】
課金は非同期要求である。課金要求が完了すると、課金が成功であるか失敗であるかに関わらず、ビリングサーバ16は、キャリアサーバ18から課金結果を受け取って、コールバック通知を、課金試みの最終結果と共にマーチャントサーバ14へ送信する。
【0039】
課金要求は冪等性である。各要求は、マーチャントサーバ14により供給される要求idにより独特に識別される。例えば、2つの課金要求が同じマーチャント要求idでなされた場合には、ユーザアカウントが一回だけ課金され、そして両課金要求が同じ応答を受け取る。
【0040】
課金結果コールバック通知は、トランザクションの最終状態(成功又は失敗)を与え、首尾良く請求された課金結果コールバック通知は、購入を実現するためにマーチャントサーバ14により使用される。マーチャントサーバ14は、ビリングサーバ16とマーチャントサーバ14との間に通信上の問題がある場合に同じトランザクションに対して課金結果コールバックを何回も受け取る。マーチャントサーバ14からビリングサーバ16への不適切な確認応答(ACK)は、連続的に試みられるコールバック通知の共通の原因である。
【0041】
マーチャントサーバ14は、受け容れられた要求に対してビリングサーバ16からコールバックを受信するだけである。確認エラー又はリスクチェックのために要求が受け容れられなかった場合には、ビリングサーバ16は、その要求を処理のためにキャリアサーバ18に提出せず、それ故、コールバック通知は、ビリングサーバ16からマーチャントサーバ14へ送信されない。
【0042】
テーブル9は、図2の98における課金要求のためのパラメータを示す。テーブル10は、図2の104における課金結果コールバック通知のためのパラメータを示す。

テーブル9

テーブル10
【0043】
図15は、課金方法の一例を示す。106において、消費者移動電話12又は他の消費者装置の消費者は、図2のユーザインターフェイス20においてマーチャントのサービス又は製品を選択する。108において、マーチャントサーバ14は、消費者移動電話12の移動電話番号(msisdn)と、任意であるが、キャリアサーバ18のネットワークを得る。90において、マーチャントサーバ14は、顧客id、サブスクリプションid、及び購入詳細を含む課金要求をビリングサーバ16へ提出する。112において、ビリングサーバ16は、オプトイン状態、消費限界、速度のチェック、及びサブスクリプションidに対応する他の消費者保護チェックを遂行する。オプトイン状態、消費又は速度のチェックが失敗するか又はmsisdnがブラックリストに入っている場合には、課金要求が失敗となり、適当なエラーメッセージが返送される。114において、ビリングサーバ16は、キャリアを検出し(供給されたネットワークを使用して、又はネットワークが供給されない場合にはルックアップを使用して)、そして合計量に等しい量又は合計量に基づく量に対する課金要求を、キャリアの直接的APIを使用してキャリアサーバへ提出する。ビリングサーバ16からキャリアサーバ14への課金要求は、オプトイン状態がアクティブであるにのみ生じ、オプトイン状態がインアクティブである場合には生じない。104において、ビリングサーバ16は、課金要求の最終結果を、課金結果コールバック通知においてマーチャントサーバ14へ返送する。
【0044】
次いで、SMSメッセージングモジュール28は、図2の120において、消費者移動電話12へテキストメッセージを送信して、サブスクリプションの更新を確認する。テキストメッセージの一例が図16に示されている。
【0045】
図17は、図15の課金フロー方法に対する拡張を示す。122において、課金要求が失敗したと仮定する。124において、マーチャントサーバ14は、課金を再試みし、課金要求を新たな要求idと共に提出する。冪等性のために、最初に失敗した要求idで課金が再試みされた場合には、ビリングサーバ16は、同じ失敗応答を返送する。126において、ビリングサーバ16は、キャリア課金方法を使用して、消費者のアカウントに課金する。128において、ビリングサーバ16は、課金要求の成功又は失敗を示す情報を課金結果コールバック通知で返送する。
【0046】
テーブル11及び12は、課金結果コールバック通知のパラメータを示す。

テーブル11


テーブル12

【0047】
図18は、消費者移動電話12がユーザインターフェイス20を経てサブスクリプションをキャンセルする、図1について述べた方法を示す。図18の42において、消費者移動電話12は、マーチャントサーバ14の、図1のユーザインターフェイス20を使用して、マーチャントサーバ14とのサブスクリプションをキャンセルする。44において、マーチャントサーバ14は、ビリングサーバ16の専用URLにオプトインキャンセルAPIコールを提出して、サブスクリプションのための消費者オプトインをキャンセルすることをビリングサーバ16に通知する。130において、ビリングサーバ16は、消費者のオプトインをキャンセルし、そして図12の当該サブスクリプションidをインアクティブとして更新する。このサブスクリプションに対する更なる課金は、マーチャントサーバ14によりビリングサーバ16へ提出された場合には、拒絶される。132において、マーチャントサーバ14は、サブスクリプションがキャンセルされそして繰り返しの請求が終了したことを反映するためにユーザインターフェイス20を更新する。
【0048】
図19は、消費者がテキストメッセージングを経てサブスクリプションをキャンセルする、図1について述べた方法を示す。48において、消費者移動電話12は、SMSテキストを経てSTOPを送信する。テキストメッセージは、応答としてショートコード732−53へ送られ、そこからテキストが消費者移動電話12により受信される。134において、ビリングサーバ16は、サブスクリプションをキャンセルし、そして図12の当該サブスクリプションidをインアクティブとして更新する。このサブスクリプションに対する更なる課金は、マーチャントサーバ14により提出された場合、拒絶される。46において、ビリングサーバ16は、キャンセルSMSテキストの確認を消費者移動電話12へ送信する。136において、ビリングサーバ16は、消費者サブスクリプションキャンセル通知をマーチャントサーバ14へ送信して、サブスクリプションがマーチャントサーバ14においてキャンセルされるようにする。マーチャントサーバ14は、繰り返し請求を終了する。
【0049】
図20は、図19を参照して述べたようにサブスクリプションをキャンセルするために交換されるテキストメッセージの一例を示す。図19の48及び46において受信及び送信されるテキストメッセージは、両方とも、図20の第2及び第3のメッセージとして示されている。
【0050】
図21は、消費者移動電話12のブロック図で、タッチ感知ディスプレイ1120又は便宜上「タッチスクリーン」を示している。消費者移動電話12は、メモリ1020(1つ以上のコンピュータ読み取り可能なストレージ媒体)と、メモリコントローラ1220と、1つ以上の処理ユニット(CPU)1200と、周辺インターフェイス1180と、RF回路1080と、オーディオ回路1100と、スピーカ1110と、マイクロホン1130と、入力/出力(I/O)サブシステム1060と、他の入力又は制御装置1160と、外部ポート1240と、を備えている。これらコンポーネントは、1つ以上の通信バス又は信号ライン1030を経て通信する。
【0051】
図21に示す種々のコンポーネントは、1つ以上の信号処理及び/又は特定用途向け集積回路を含めて、ハードウェア、ソフトウェア、或いはハードウェア及びソフトウェアの組み合わせで実施される。
【0052】
メモリ1020は、高速ランダムアクセスメモリを含み、そして不揮発性メモリ、例えば、1つ以上の磁気ディスクストレージ装置、フラッシュメモリ装置、又は他の不揮発性ソリッドステートメモリ装置も含む。消費者移動電話12の他のコンポーネント、例えば、CPU1200及び周辺インターフェイス1180によるメモリ1020へのアクセスは、メモリコントローラ1220によって制御される。
【0053】
周辺インターフェイス1180は、入力及び出力周辺装置をCPU1200及びメモリ1020へ接続する。1つ以上のプロセッサ1200は、メモリ1020に記憶された種々のソフトウェアプログラム及び/又はインストラクションのセットをランさせ又は実行して、消費者移動電話12の種々の機能を遂行しそしてデータを処理する。
【0054】
RF(高周波)回路1080は、電磁信号とも称されるRF信号を受信及び送信する。RF回路1080は、電気信号を電磁信号へ及びその逆にも変換し、そして電磁信号を経て通信ネットワーク及び他の通信装置と通信する。RF回路1080は、アンテナシステム、RFトランシーバ、1つ以上の増幅器、チューナー、1つ以上の発振器、デジタル信号プロセッサ、CODECチップセット、加入者識別モジュール(SIM)、メモリ、等を含めて、それらの機能を遂行するためのよく知られた回路を含む。RF回路1080は、ワールドワイドウェブ(WWW)とも称されるインターネットのようなネットワーク、セルラー電話ネットワークのようなイントラネット及び/又はワイヤレスネットワーク、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(LAN)及び/又はメトロポリタンエリアネットワーク(MAN)、並びに他の装置とワイヤレス通信により通信する。ワイヤレス通信は、この技術で良く知られた複数の通信規格、プロトコル及びテクノロジーのいずれかを使用する。
【0055】
オーディオ回路1100、スピーカ1110、及びマイクロホン1130は、ユーザと消費者移動電話12との間のオーディオインターフェイスをなす。オーディオ回路1100は、周辺インターフェイス1180からオーディオデータを受け取り、そのオーディオデータを電気人号へ変換し、そして電気信号をスピーカ1110へ送信する。スピーカ1110は、電気信号を、人間に聞こえる音波へ変換する。又、オーディオ回路1100は、マイクロホン1130により音波から変換された電気信号も受信する。オーディオ回路1100は、電気信号をオーディオデータへ変換し、そしてオーディオデータを処理のために周辺インターフェイス1180へ送信する。又、オーディオ回路1100は、オーディオ回路1100と除去可能なオーディオ入力/出力周辺装置との間のインターフェイスとして働くヘッドセットジャック、例えば、出力のみのヘッドホン、又は出力(例えば、一方又は両方の耳用のヘッドホン)及び入力(例えば、マイクロホン)の両方を伴うヘッドセットも含む。
【0056】
I/Oサブシステム1060は、消費者移動電話12の入力/出力周辺装置、例えば、タッチスクリーン1120及び他の入力/制御装置1160を周辺インターフェイス1180に接続する。I/Oサブシステム1060は、ディスプレイコントローラ1560と、他の入力又は制御装置のための1つ以上の入力コントローラ1600とを備えている。1つ以上の入力コントローラ1600は、電気信号を他の入力又は制御装置1160から/へ受信/送信する。他の入力/制御装置1160は、物理的なボタン(例えば、プッシュボタン、ロッカーボタン、等)、ダイヤル、スライダースイッチ、ジョイスティック、クリックホイール、等を含み、これらは、全て、インターフェイスの一部分を形成するものとして働く。入力コントローラ1600は、次のもの、即ちキーボード、赤外線ポート、USBポート、及びマウスのようなポインタ装置、のいずれかに接続される。1つ以上のボタンは、スピーカ1110及び/又はマイクロホン1130のボリュームコントロールのためのアップ/ダウンボタンを含む。1つ以上のボタンは、プッシュボタンを含む。プッシュボタンを早押しすると、タッチスクリーン1120のロックが解除するか、又は装置をアンロックするジェスチャーをタッチスクリーン上に使用するプロセスが開始される。プッシュボタンを長押しすると、消費者移動電話12の電源がオン又はオフされる。タッチスクリーン1120は、バーチャル又はソフトボタン及び1つ以上のソフトキーボードを実施するのに使用される。
【0057】
タッチ感知タッチスクリーン1120は、装置とユーザとの間の入力インターフェイス及び出力インターフェイスをなす。ディスプレイコントローラ1560は、電気信号をタッチスクリーン1120から/へ受信及び/又は送信する。タッチスクリーン1120は、バーチャル出力をユーザに表示する。バーチャル出力は、グラフィック、テキスト、アイコン、ビデオ、及びその組み合わせ(総体的に「グラフィック」と称される)を含む。ある実施形態では、ビジュアル出力の幾つか又は全部がユーザインターフェイスオブジェクトに対応し、その詳細を以下に述べる。
【0058】
タッチスクリーン1120は、触覚及び/又は触感接触に基づいてユーザからの入力を受け容れるタッチ感知面、センサ、又はセンサのセットを有する。タッチスクリーン1120及びディスプレイコントローラ1560は、(関連モジュール及び/又はメモリ1020におけるインストラクションのセットと共に)タッチスクリーン1120上の接触(及び接触の移動又は中断)を検出し、そしてその検出された接触を、タッチスクリーンに表示されたユーザインターフェイスオブジェクト(例えば、1つ以上のソフトキー、アイコン、ウェブページ又は画像)との相互作用へと変換する。規範的実施形態では、タッチスクリーン1120とユーザとの間の接触点がユーザの指に対応する。
【0059】
タッチスクリーン1120は、LCD(液晶ディスプレイ)テクノロジー又はLPD(発光ポリマーディスプレイ)テクノロジーを使用するが、他の実施形態では、他のディスプレイテクノロジーが使用されてもよい。タッチスクリーン1120及びディスプレイコントローラ1560は、現在知られている又は今後開発される複数のタッチ感知テクノロジーを使用して接触及びその移動又は中断を検出する。そのようなテクノロジーは、容量性、抵抗性、赤外線、及び表面音波テクノロジー、並びにタッチスクリーン1120との1つ以上の接触点を決定するための他の接近センサアレイ又は多の素子を含むが、これに限定されない。
【0060】
ユーザは、適当な物体又は付属物、例えば、スタイラス、指、等を使用してタッチスクリーン1120に接触する。ある実施形態では、ユーザインターフェイスは、主として、指に基づく接触及びジェスチャーで機能するように設計され、これは、タッチスクリーンにおける指の接触面積が広いためにスタイラスに基づく入力より精度がかなり低い。ある実施形態では、装置は、指に基づくおおよその入力を、ユーザが望むアクションを遂行するための正確なポインタ/カーソル位置又はコマンドへ変換する。
【0061】
又、消費者移動電話12は、種々のコンポーネントに給電するための電源システム1620も備えている。電源システム1620は、電源管理システム、1つ以上の電源(例えば、バッテリ、交流(AC))、充電システム、停電検出回路、電力コンバータ又はインバータ、電源状態インジケータ(例えば、発光ダイオード(LED))、及びポータブル装置における電力の発生、管理及び配電に関連した他のコンポーネントを備えている。
【0062】
メモリ1020に記憶されたソフトウェアコンポーネントは、オペレーティングシステム1260、通信モジュール(又はインストラクションのセット)1280、接触/運動モジュール(又はインストラクションのセット)1300、グラフィックモジュール(又はインストラクションのセット)1320、テキスト入力モジュール(又はインストラクションのセット)1340、及びアプリケーション(又はインストラクションのセット)1360を含む。
【0063】
オペレーティングシステム1260(例えば、Darwin、RTXC、LINUX(登録商標)、UNIX(登録商標)、OS X、WINDOWS(登録商標)、又は埋設型オペレーティングシステム、例えば、VxWorks)は、一般的なシステムタスク(例えば、メモリの管理、ストレージ装置の制御、電源の管理、等)を制御及び管理し、そして種々のハードウェア及びソフトウェアコンポーネント間の通信を促進するための種々のソフトウェアコンポーネント及び/又はドライバを含む。
【0064】
通信モジュール1280は、1つ以上の外部ポート1240を経て他の装置との通信を促進し、そしてRF回路1080及び/又は外部ポート1240により受信されたデータを取り扱うための種々のソフトウェアコンポーネントも備えている。外部ポート1240(例えば、ユニバーサルシリアルバス(USB)、FIREWIRE、等)は、他の装置に直接結合されるか、又はネットワーク(例えば、インターネット、ワイヤレスLAN、等)を経て間接的に結合される。
【0065】
接触/運動モジュール1300は、タッチスクリーン1120(ディスプレイコントローラ1560に関連した)及び他のタッチ感知装置(例えば、タッチパッド又は物理的クリックホイール)との接触を検出する。接触/運動モジュール1300は、接触の検出に関連した種々の動作、例えば、接触が生じたかどうかの決定、接触の移動があるかどうかの決定、タッチスクリーン1120を横切る移動の追跡、及び接触が中断したか(即ち、接触が終ったか)どうかの決定、を遂行するための種々のソフトウェアコンポーネントを備えている。接触点の移動の決定は、接触点のスピード(大きさ)、速度(大きさ及び方向)、及び/又は加速度(大きさ及び/又は方向の変化)の決定を含む。これらの動作は、単一の接触(例えば、1本指の接触)又は多数の同時接触(例えば、「マルチタッチ」/複数指接触)に適用される。又、接触/運動モジュール1300及びディスプレイコントローラ1560は、タッチパッド上の接触も検出する。
【0066】
グラフィックモジュール1320は、表示されるグラフィックの強度を変更するためのコンポーネントを含めて、タッチスクリーン1120にグラフィックをレンダリング及び表示するための種々の既知のソフトウェアコンポーネントを備えている。ここに使用する「グラフィック」という語は、ユーザに表示できるオブジェクトであって、テキスト、ウェブページ、アイコン(例えば、ソフトキーを含むユーザインターフェイスオブジェクト)、デジタル画像、ビデオ、アニメーション、等を含むオブジェクトを包含する。
【0067】
グラフィックモジュール1320のコンポーネントであるテキスト入力モジュール1340は、種々のアプリケーション(例えば、連絡先、e−メール、IM、ブログ、ブラウザ、及びテキスト入力を必要とする他のアプリケーション)においてテキストを入力するためのソフトキーボードを備えている。アプリケーション1360は、移動アプリケーション208を含む。
【0068】
図22は、ここに開示する1つ以上の方法をマシンに遂行させるためのインストラクションのセットが実行されるコンピュータシステム900の規範的形態でマシンを示す図である。別の実施形態では、マシンは、スタンドアローン装置として動作するか、又は他のマシンに接続される(例えば、ネットワーク化される)。ネットワーク展開では、マシンは、サーバ/クライアントネットワーク環境においてサーバ又はクライアントマシンの容量で動作するか、又はピア・ツー・ピア(又は分散型)ネットワーク環境においてピアマシンとして動作する。マシンは、パーソナルコンピュータ(PC)、タブレットPC、セットトップボックス(STB)、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、セルラー電話、ウェブ機器、ネットワークルーター、スイッチ又はブリッジ、或いはマシンが取るべきアクションを指定するインストラクションのセットを(順次に又はその他で)実行できるマシンである。更に、単一のマシンしか示されていないが、「マシン」という語は、ここに開示する方法の1つ以上を遂行するためのインストラクションのセット(又は複数のセット)を個々に又は一緒に実行するマシンの集合も包含する。
【0069】
規範的なコンピュータシステム900は、プロセッサ930(例えば、中央処理ユニット(CPU)、グラフィック処理ユニット(GPU)、又はその両方)と、メインメモリ932(例えば、リードオンリメモリ(ROM)、フラッシュメモリ、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、例えば、同期DRAM(SDRAM)又はRambusDRAM(RDRAM)、等)と、スタティックメモリ934(例えば、フラッシュメモリ、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM、等)とを備え、それらは、バス936を経て互いに通信する。
【0070】
コンピュータシステム900は、更に、ビデオディスプレイ938(例えば、液晶ディスプレイ(LCD)又は陰極線管(CRT))も備えている。又、コンピュータシステム900は、アルファニューメリック入力装置940(例えば、キーボード)と、カーソル制御装置942(例えば、マウス)と、ディスクドライブユニット944と、信号発生装置946(例えば、スピーカ)と、ネットワークインターフェイス装置948も備えている。
【0071】
ディスクドライブユニット944は、ここに述べる方法又は機能の1つ以上を実施するインストラクションの1つ以上のセット952(例えば、ソフトウェア)が記憶されたマシン読み取り可能な媒体950を備えている。又、ソフトウェアは、コンピュータシステム900によるその実行中にメインメモリ932及び/又はプロセッサ930内に完全に又は少なくとも一部分は存在し、メモリ932及びプロセッサ930もマシン読み取り可能な媒体を構成する。更に、ソフトウェアは、ネットワークインターフェイス装置948を通りネットワーク954を経て送信され又は受信される。
【0072】
インストラクション952は、規範的実施形態では、単一の媒体上に示されているが、「マシン読み取り可能な媒体」という語は、インストラクションの1つ以上のセットを記憶する単一の媒体又は複数の媒体(例えば、集中型又は分散型のデータベース又はデータソース及び/又はそれに関連したキャッシュ及びサーバ)であると理解されたい。又、「マシン読み取り可能な媒体」は、マシンによる実行のためにインストラクションのセットを記憶、エンコード又は搬送でき、且つ本発明の方法の1つ以上をマシンに遂行させる媒体を包含するものとする。従って、「マシン読み取り可能な媒体」という語は、ソリッドステートメモリ並びに光学的及び磁気媒体を包含するが、それに限定されない。
【0073】
幾つかの規範的実施形態を図示して説明したが、そのような実施形態は、単なる例示に過ぎず、本発明を限定するものではなく、当業者にとって変更が考えられるので、本発明は、図示して説明した特定の構造及び構成に限定されないことを理解されたい。
【符号の説明】
【0074】
10:マーチャント管理型サブスクリプションシステム
12:消費者移動電話
14:マーチャントサーバ
16:ビリングサーバ
18:キャリアサーバ
20:ユーザインターフェイス
22:繰り返しビリング管理モジュール
24:消費者オプトイン管理モジュール
26:キャリアビリングモジュール
28:ショートメッセージサービス(SMS)メッセージングモジュール
208:移動アプリケーション
900:コンピュータシステム
930:プロセッサ
932:メインメモリ
934:スタティックメモリ
936:バス
938:ビデオディスプレイ
940:アルファニューメリック入力装置
942:カーソル制御装置
944:ドライブユニット
946:信号発生装置
948:ネットワークインターフェイス装置
950:マシン読み取り可能な媒体
952:インストラクション
954:ネットワーク
1020:メモリ
1030:バス又は信号ライン
1060:I/Oサブシステム
1080:RF回路
1100:オーディオ回路
1110:スピーカ
1120:タッチ感知ディスプレイシステム
1130:マイクロホン
1160:他の入力コントロール装置
1180:周辺インターフェイス
1200:プロセッサ
1220:コントローラ
1240:外部ポート
1260:オペレーティングシステム
1280:通信モジュール
1300:接触/運動モジュール
1320:グラフィックモジュール
1340:テキスト入力モジュール
1360:アプリケーション
1560:ディスプレイコントローラ
1600:他の入力コントローラ
1620:電源システム
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21
図22