特許第6347854号(P6347854)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6347854
(24)【登録日】2018年6月8日
(45)【発行日】2018年6月27日
(54)【発明の名称】自動調味料注入装置
(51)【国際特許分類】
   A47J 43/00 20060101AFI20180618BHJP
   A23L 27/00 20160101ALI20180618BHJP
【FI】
   A47J43/00
   A23L27/00 Z
【請求項の数】29
【全頁数】22
(21)【出願番号】特願2016-564194(P2016-564194)
(86)(22)【出願日】2015年2月13日
(65)【公表番号】特表2017-526391(P2017-526391A)
(43)【公表日】2017年9月14日
(86)【国際出願番号】CN2015073032
(87)【国際公開番号】WO2015161713
(87)【国際公開日】20151029
【審査請求日】2016年10月24日
(31)【優先権主張番号】201410171866.9
(32)【優先日】2014年4月25日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】517177453
【氏名又は名称】チューハイ・ユニリンク・テクノロジー・カンパニー・リミテッド
【氏名又は名称原語表記】ZHUHAI UNILINK TECHNOLOGY CO.,LTD
(74)【代理人】
【識別番号】100101454
【弁理士】
【氏名又は名称】山田 卓二
(74)【代理人】
【識別番号】100081422
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 光雄
(74)【代理人】
【識別番号】100132241
【弁理士】
【氏名又は名称】岡部 博史
(74)【代理人】
【識別番号】100189555
【弁理士】
【氏名又は名称】徳山 英浩
(72)【発明者】
【氏名】金 述強
(72)【発明者】
【氏名】黄 建東
(72)【発明者】
【氏名】王 峰
(72)【発明者】
【氏名】杜 海明
【審査官】 豊島 ひろみ
(56)【参考文献】
【文献】 登録実用新案第3015739(JP,U)
【文献】 中国特許出願公開第101966057(CN,A)
【文献】 特開2013−141439(JP,A)
【文献】 特表2010−511573(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47J 39/00 − 47/20
A23L 27/00 − 27/60
A23P 10/00 − 30/40
G01G 13/00 − 13/34
G01G 19/00 − 19/64
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
固体調味料器及び液体調味料器を含む調味料ユニットと、調味料受取ユニットと、制御ユニットとが設けられるフレームを備える自動調味料注入装置であって、
前記固体調味料器は、固体調味料モジュール及び第1駆動装置を含み、前記固体調味料モジュールは、前記第1駆動装置に着脱可能に駆動連結され、前記第1駆動装置は、前記フレームに固定され、かつ前記制御ユニットに通信可能に接続され、前記固体調味料モジュールは、第1調味料瓶及び第1台座を含み、前記第1調味料瓶は、前記第1台座と連通して当接され、前記第1台座内には、前記第1駆動装置に着脱可能に駆動連結される調味料押出装置が設けられ、前記第1駆動装置の駆動により、前記調味料押出装置は、固体調味料を固体調味料排出口に搬送し、
前記液体調味料器は、液体調味料モジュール及び第2駆動装置を含み、前記液体調味料モジュールは、前記第2駆動装置に着脱可能に駆動連結され、前記第2駆動装置は、前記フレームに固定され、かつ前記制御ユニットに通信可能に接続され、前記液体調味料モジュールは、第2調味料瓶及び第2台座を含み、前記第2調味料瓶は、前記第2台座と連通して当接され、前記第2台座内には、液体通路、バルブ、及び駆動バーが設けられ、前記駆動バーは、前記第2駆動装置に着脱可能に駆動連結され、前記バルブを動作するように駆動し、前記液体通路の開閉を制御し、
前記調味料受取ユニットは、前記固体調味料器及び前記液体調味料器からの調味料をそれぞれ受け取り、
前記固体調味料器の数は、複数であり、前記調味料受取ユニットは、固体調味料を受け取るための第1調味料受取装置を有し、前記第1調味料受取装置は、前記フレームに滑走可能に設けられ、
各前記固体調味料器には、調味料情報を記載するラベルが付けられ、前記フレームには、前記ラベルの調味料情報を取得するためのスキャンユニット及び前記スキャンユニットを駆動するための変位ユニットが設けられ、前記スキャンユニット及び前記変位ユニットは、それぞれ前記制御ユニットに通信可能に接続され、
前記変位ユニットは、変位ブラケット及び第3駆動装置を含み、前記変位ブラケットには、前記スキャンユニットが固定され、前記第3駆動装置は、前記スキャンユニットを駆動すると同時に前記第1調味料受取装置を滑走するように駆動する、
ことを特徴とする、自動調味料注入装置。
【請求項2】
前記調味料押出装置の動力入力軸には、第1当接片が設けられ、前記第1駆動装置の動力出力軸には、第2当接片が設けられ、前記第1当接片は、前記第2当接片に着脱可能に当接されることを特徴とする、請求項1に記載の自動調味料注入装置。
【請求項3】
前記第1当接片及び前記第2当接片において、一方は、外歯スプラインを有する回転軸であり、他方は、内歯スプラインを有するスリーブであり、前記回転軸と前記スリーブとは、互いに着脱可能に挿接されることを特徴とする、請求項2に記載の自動調味料注入装置。
【請求項4】
前記第1台座には、撹拌室及び推進室が設けられ、前記調味料押出装置は、撹拌手段及び螺旋推進器を含み、前記撹拌手段は、前記撹拌室内に位置し、前記螺旋推進器は、前記推進室内に位置し、前記撹拌室は、前記第1調味料瓶に連通し、前記推進室は、前記撹拌室に連通し、
固体調味料は、前記第1調味料瓶から前記撹拌室に入り、前記撹拌手段により撹拌され、分散された後、前記推進室に入り、前記推進室において、前記螺旋推進器の推進によって、固体調味料は、前記固体調味料排出口まで搬送される、請求項1−3のいずれか1項に記載の自動調味料注入装置。
【請求項5】
前記撹拌手段は、前記螺旋推進器との間に連結手段が設けられ、前記連結手段の伝動方式は、ギア伝動又はベルト伝動であることを特徴とする、請求項4に記載の自動調味料注入装置。
【請求項6】
前記推進室は、前記螺旋推進器の形状にマッチングする柱状構造であり、前記螺旋推進器の外縁は、前記推進室の内壁に近く、両者は近接状態であることを特徴とする、請求項4に記載の自動調味料注入装置。
【請求項7】
前記第1調味料瓶底部の口部は、前記第1台座の台座接続口に着脱可能かつ回転可能に係合され、
前記口部の外側面において、円周方向に沿ってリブが分布され、前記リブの一端に位置決めストリップが設けられ、
前記台座接続口内に、L型溝が設けられ、前記L型溝は、軸方向部及び円周方向部を含み、前記軸方向部は、前記台座接続口の縁部から、前記口部の前記台座接続口に挿入する方向に沿って延伸し、前記円周方向部は、軸方向部の側面の縁部から前記台座接続口の円周方向に沿って延伸し、
前記口部を回転して前記台座接続口に係合させるときに、前記リブは、前記L型溝の円周方向部にねじ込み、前記口部を回転して前記台座接続口に締め付けるときに、前記位置決めストリップは、前記L型溝の円周方向部の側面の縁部に当接することを特徴とする、請求項1−3のいずれか1項に記載の自動調味料注入装置。
【請求項8】
前記フレームには、液体調味料排出口に連通して挿接するためのクイックリリース継手が固定的に設けられることを特徴とする、請求項1に記載の自動調味料注入装置。
【請求項9】
前記駆動バーには、第3当接片が設けられ、前記第2駆動装置には、第4当接片が設けられ、前記第3当接片は、前記第4当接片に着脱可能に当接されることを特徴とする、請求項8に記載の自動調味料注入装置。
【請求項10】
前記第3当接片は、前記第2台座の底部に設けられ、前記液体調味料排出口は、前記第2台座の背側に向け、
前記液体調味料の排出口が前記クイックリリース継手に挿接される場合、前記第3当接片は、前記第4当接片にマッチングして当接されることを特徴とする、請求項9に記載の自動調味料注入装置。
【請求項11】
前記第3当接片は、C型ホックであり、前記第4当接片は、T型プルディスクであり、
前記T型プルディスクは、前記C型ホックのC型溝に着脱可能に嵌接され、
前記T型プルディスクが前記C型ホックに嵌接される嵌入方向は、前記液体調味料排出口が前記クイックリリース継手に挿接される挿接方向と一致していることを特徴とする、請求項10に記載の自動調味料注入装置。
【請求項12】
前記第2駆動装置は、プッシュプル式電磁石であり、前記駆動バーの一端は、前記プッシュプル式電磁石に着脱可能に駆動連結され、他端は、前記バルブに固定的に接続されることを特徴とする、請求項1、8−11のいずれか1項に記載の自動調味料注入装置。
【請求項13】
前記第2調味料瓶は、前記第2台座に着脱可能かつ密封的に螺合され、第2調味料瓶と前記第2台座との係合箇所には、弾性ワッシャが設けられることを特徴とする、請求項1、8−11のいずれか1項に記載の自動調味料注入装置。
【請求項14】
記第3駆動装置は、前記フレームに設けられ、前記第1調味料受取装置をスライドレールに沿って滑走するように駆動することを特徴とする、請求項1−13のいずれか1項に記載の自動調味料注入装置。
【請求項15】
前記第1調味料受取装置は、調味料受取コップ、ブラケット及びトレーを含み、前記ブラケットは、前記第3駆動装置の駆動によって前記スライドレールに沿って滑走し、前記トレーは、前記ブラケットに設けられ、前記調味料受取コップは、前記トレー内に位置することを特徴とする、請求項1に記載の自動調味料注入装置。
【請求項16】
前記トレーと前記ブラケットとの間には、計量モジュールが設けられ、前記トレーは、前記ブラケットと隙間嵌めとなるように配置され、前記調味料受取コップの中に調味料がないときに、前記トレーの底部は、前記計量モジュールに接触しないことを特徴とする、請求項1に記載の自動調味料注入装置。
【請求項17】
前記固体調味料器が前記フレームにおける配置方式は、水平方向に沿って直線状に配列される、又は水平面において円弧状に配列される方式であり、前記フレームにおいて、前記スライドレールの配置方式と前記固体調味料器の配置方式とはマッチングすることを特徴とする、請求項1に記載の自動調味料注入装置。
【請求項18】
前記スライドレールにおいて、前記第1調味料受取装置は、初期位置を有し、当該初期位置には、第1調味料受取装置の位置を検出するためのセンサが設けられることを特徴とする、請求項1に記載の自動調味料注入装置。
【請求項19】
前記フレームには、相互に平行する第1横板及び第2横板が設けられ、前記固体調味料モジュールは、前記第1横板と前記第2横板との間に挟持され、前記第1横板と前記第2横板との間にはさらに縦板が設けられ、前記縦板は、前記第1横板及び前記第2横板に垂直し、
前記固体調味料モジュールと前記第1駆動装置とは、前記縦板の両側に分けられ、前記縦板には、前記固体調味料モジュールと前記第1駆動装置とが当接するための軸孔が設けられることを特徴とする、請求項14−1のいずれか1項に記載の自動調味料注入装置。
【請求項20】
前記第1横板と前記固体調味料モジュールとの接触箇所には、弾性伸縮摺動部品が設けられ、前記弾性伸縮摺動部品は、前記第1横板及び/又は固体調味料モジュールの底部に設けられることを特徴とする、請求項19に記載の自動調味料注入装置。
【請求項21】
前記液体調味料器の数は、複数であり、前記調味料受取ユニットは、液体調味料を受け取るための第2調味料受取装置を有し、
前記液体調味料器は、液体調味料パイプを通して、液体調味料を前記第2調味料受取装置に搬送し、
前記液体調味料パイプの前段に、ガスポンプ及び第1制御弁が順次に設けられ、各前記液体調味料器の排出口は、それぞれ液体調味料パイプの中段に連通し、前記液体調味料パイプの後段には、第1液体ポンプ及び第2制御弁が順次に設けられることを特徴とする、請求項1に記載の自動調味料注入装置。
【請求項22】
前記第2調味料受取装置の上方には、少なくとも一つの前記固体調味料器が設けられ、当該固体調味料器内の固体調味料は、前記第2調味料受取装置の中に落下することができることを特徴とする、請求項2に記載の自動調味料注入装置。
【請求項23】
前記第2調味料受取装置は、調味料受取コップ、回転台及び第4駆動装置を含み、前記調味料受取コップは、前記回転台に設けられ、前記第4駆動装置は、前記回転台が回転するように駆動することを特徴とする、請求項2に記載の自動調味料注入装置。
【請求項24】
前記液体調味料パイプの前段には、給水枝管が設けられ、前記給水枝管には、第3制御弁が設けられることを特徴とする、請求項2に記載の自動調味料注入装置。
【請求項25】
前記液体調味料パイプの後段には、廃液口及び第4制御弁が順次に設けられ、前記廃液口は、前記第4制御弁を通して前記第1液体ポンプの出力端に連通されることを特徴とする、請求項2に記載の自動調味料注入装置。
【請求項26】
前記第1液体ポンプは、プランジャポンプであることを特徴とする、請求項2−2のいずれか1項に記載の自動調味料注入装置。
【請求項27】
各前記液体調味料器には、調味料情報を記載するラベルが設けられ、前記フレームには、前記ラベルの調味料情報を取得するためのスキャンユニット及び前記スキャンユニットを移動させるための変位ユニットが設けられ、前記スキャンユニット及び前記変位ユニットは、それぞれ前記制御ユニットに通信可能に接続されることを特徴とする、請求項2−2のいずれか1項に記載の自動調味料注入装置。
【請求項28】
さらに食用油を搬送するためのオイルパイプが備えられ、前記調味料受取ユニットは、食用油を受け取るための第3調味料受取装置を有し、前記オイルパイプには、第2液体ポンプ及び第5制御弁が順次に設けられ、前記第2液体ポンプは、プランジャポンプ又はギアポンプであることを特徴とする、請求項1に記載の自動調味料注入装置。
【請求項29】
前記フレームには、前記固体調味料器及び/又は前記液体調味料器の動作を制御するための手動スイッチ又は感応スイッチが設けられ、前記手動スイッチ又は感応スイッチは、前記制御ユニットに通信可能に接続されることを特徴とする、請求項1に記載の自動調味料注入装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動化調理設備に関し、具体的には自動調味料注入装置(automatic flavoring dosing device)に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、人々は飲食の品質にますます関心を持ち始めている。美味しい料理の調理は、主要材料(お肉、野菜など)及び補助材料(生姜、ネギ、ニンニクなど)の下ごしらえ、調理する際の火加減に関係するほか、さらに、調味料の添加の順序、添加量及び添加のタイミングなどを含む、全てが料理の味に影響を及ぼす各種の調味料の添加に極めて重要な関係を持っている。
【0003】
調理過程において、シェフは通常、手で調味料を手動的に添加するが、その過程及び工程は煩雑である。調味料の種類が多い場合は、漏れやミスが発生しやすい。一番発生しやすいのは、調味料の添加順序の間違いによる料理調理効果が良くないことである。手動で調味料を添加することは、通常、スプンで経験及び目測の方法によって実現される。量に対するコントロールは人によって異なり、精度及び一致性は通常良くない。経験豊富なシェフであっても、調味料の添加は、経験に基づいて判断され、ランダム性が強い。
【0004】
手動で調味料添加における問題点を解消するために、市場では調理用の調味料補助注入装置が出回っている。これらの装置は、手動添加の代わりに調味料を注入し、注入の精度を向上させる。実際に、このような調味料補助注入装置は、通常、調理設備に一体化され、独立して作業できず、他の調理設備と組み合わせて使用することができない。また、これらの調味料補助注入装置の多くは、単一種類の調味料注入作業、例えば塩を入れる、又は油を入れるなどの作業のみを実施し、複雑な調味料の調整作業はできない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、固体調味料モジュール及び液体調味料モジュールが着脱可能な分解式構造であり、交換及び洗浄操作が便利で速く、かつ各種の調理設備と組み合わせて使用可能な互換性の優れた自動調味料注入装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するために、本発明は以下の技術方法を提供する。すなわち、固体調味料器及び液体調味料器を含む調味料ユニットと、調味料受取ユニットと、制御ユニットとが設けられるフレームを備える自動調味料注入装置であって、前記固体調味料器は、固体調味料モジュール及び第1駆動装置を含み、前記固体調味料モジュールは、前記第1駆動装置に着脱可能に駆動連結され、前記第1駆動装置は、前記フレームに固定され、かつ前記制御ユニットに通信可能に接続され、前記固体調味料モジュールは、第1調味料瓶及び第1台座を含み、前記第1調味料瓶は、前記第1台座と連通して当接され、前記第1台座内には、前記第1駆動装置に着脱可能に駆動連結される調味料押出装置が設けられ、前記第1駆動装置の駆動により、前記調味料押出装置は、固体調味料を固体調味料排出口に搬送する。
【0007】
前記液体調味料器は、液体調味料モジュール及び第2駆動装置を含み、前記液体調味料モジュールは、前記第2駆動装置に着脱可能に駆動連結され、前記第2駆動装置は、前記フレームに固定され、かつ前記制御ユニットに通信可能に接続され、前記液体調味料モジュールは、第2調味料瓶及び第2台座を含み、前記第2調味料瓶は、前記第2台座と連通して当接され、前記第2台座内には、液体通路、バルブ、及び駆動バーが設けられ、前記駆動バーは、前記第2駆動装置に着脱可能に駆動連結され、前記バルブを動作するように駆動し、前記液体通路の開閉を制御する。
【0008】
前記調味料受取ユニットは、前記固体調味料器及び前記液体調味料器からの調味料をそれぞれ受け取る。
【0009】
さらに、前記調味料押出装置の動力入力軸には、第1当接片が設けられ、前記第1駆動装置の動力出力軸には、第2当接片が設けられ、前記第1当接片は、前記第2当接片に着脱可能に当接される。
【0010】
さらに、前記第1当接片及び前記第2当接片において、一方は、外歯スプラインを有する回転軸であり、他方は、内歯スプラインを有するスリーブであり、前記回転軸と前記スリーブとは、互いに着脱可能に挿接される。
【0011】
さらに、前記第1台座には、撹拌室及び推進室が設けられ、前記調味料押出装置は、撹拌手段及び螺旋推進器を含み、前記撹拌手段は、前記撹拌室内に位置し、前記螺旋推進器は、前記推進室内に位置し、前記撹拌室は、前記第1調味料瓶に連通し、前記推進室は、前記撹拌室に連通し、固体調味料は、前記第1調味料瓶から前記撹拌室に入り、前記撹拌手段により撹拌され、分散された後、前記推進室に入り、前記推進室において、前記螺旋推進器の推進によって、固体調味料は、前記固体調味料排出口まで搬送される。
【0012】
さらに、前記撹拌手段は、前記螺旋推進器との間に連結手段が設けられ、前記連結手段の伝動方式は、ギア伝動又はベルト伝動である。
【0013】
さらに、前記推進室は、前記螺旋推進器の形状にマッチングする柱状構造であり、前記螺旋推進器の外縁は、前記推進室の内壁に近く、両者は近接状態である。
【0014】
さらに、前記第1調味料瓶底部の口部は、前記第1台座の台座接続口に着脱可能かつ回転可能に係合され、前記口部の外側面において、円周方向に沿ってリブが分布され、前記リブの一端に位置決めストリップが設けられ、前記台座接続口内に、L型溝が設けられ、前記L型溝は、軸方向部及び円周方向部を含み、前記軸方向部は、前記台座接続口の縁部から、前記口部の前記台座接続口に挿入する方向に沿って延伸し、前記円周方向部は、軸方向部の側面の縁部から前記台座接続口の円周方向に沿って延伸し、前記口部を回転して前記台座接続口に係合させるときに、前記リブは、前記L型溝の円周方向部にねじ込み、前記口部を回転して前記台座接続口に締め付けるときに、前記位置決めストリップは、前記L型溝の円周方向部の側面の縁部に当接する。
【0015】
さらに、前記フレームには、液体調味料排出口に連通して挿接するためのクイックリリース継手が固定的に設けられる。
【0016】
さらに、前記駆動バーには、第3当接片が設けられ、前記第2駆動装置には、第4当接片が設けられ、前記第3当接片は、前記第4当接片に着脱可能に当接される。
【0017】
さらに、前記第3当接片は、前記第2台座の底部に設けられ、前記液体調味料排出口は、前記第2台座の背側に向け、前記液体調味料の排出口が前記クイックリリース継手に挿接されるときに、前記第3当接片は、前記第4当接片にマッチングして当接される。
【0018】
さらに、前記第3当接片は、C型ホックであり、前記第4当接片は、T型プルディスクであり、前記T型プルディスクは、前記C型ホックのC型溝に着脱可能に嵌接され、前記T型プルディスクが前記C型ホックに嵌接される嵌入方向は、前記液体調味料排出口が前記クイックリリース継手に挿接される挿接方向と一致している。
【0019】
さらに、前記第2駆動装置は、プッシュプル式電磁石であり、前記駆動バーの一端は、前記プッシュプル式電磁石に着脱可能に駆動連結され、他端は、前記バルブに固定的に接続される。
【0020】
さらに、前記第2調味料瓶は、前記第2台座に着脱可能かつ密封的に螺合され、第2調味料瓶と前記第2台座との係合箇所には、弾性ワッシャが設けられる。
【0021】
さらに、前記固体調味料器の数は、複数であり、前記調味料受取ユニットは、固体調味料を受け取るための第1調味料受取装置を有し、前記第1調味料受取装置は、前記フレームに滑走可能に設けられる。
【0022】
さらに、前記フレームには、第3駆動装置が設けられ、前記第3駆動装置は、前記第1調味料受取装置をスライドレールに沿って滑走するように駆動する。
【0023】
さらに、前記第1調味料受取装置は、調味料受取コップ、ブラケット及びトレーを含み、前記ブラケットは、前記第3駆動装置の駆動によって前記スライドレールに沿って滑走し、前記トレーは、前記ブラケットに設けられ、前記調味料受取コップは、前記トレー内に位置する。
【0024】
さらに、前記トレーと前記ブラケットとの間には、計量モジュールが設けられ、前記トレーは、前記ブラケットと隙間嵌めとなるように配置され、前記調味料受取コップの中に調味料がないときに、前記トレーの底部は、前記計量モジュールに接触しない。
【0025】
さらに、前記固体調味料器が前記フレームにおける配置方式は、水平方向に沿って直線状に配列される、又は水平面において円弧状に配列される方式であり、前記フレームにおいて、前記スライドレールの配置方式と前記固体調味料器の配置方式とはマッチングする。
【0026】
さらに、前記スライドレールにおいて、前記第1調味料受取装置は、初期位置を有し、当該初期位置には、第1調味料受取装置の位置を検出するためのセンサが設けられる。
【0027】
さらに、前記フレームには、相互に平行する第1横板及び第2横板が設けられ、前記固体調味料モジュールは、前記第1横板と前記第2横板との間に挟持され、前記第1横板と前記第2横板との間には、さらに縦板が設けられ、前記縦板は、前記第1横板及び前記第2横板に垂直し、前記固体調味料モジュールと前記第1駆動装置とは、前記縦板の両側に分けられ、前記縦板には、前記固体調味料モジュールと前記第1駆動装置とが当接するための軸孔が設けられる。
【0028】
さらに、前記第1横板と前記固体調味料モジュールとの接触箇所には、弾性伸縮摺動部品が設けられ、前記弾性伸縮摺動部品は、前記第1横板及び/又は固体調味料モジュールの底部に設けられる。
【0029】
さらに、各前記固体調味料器には、調味料情報を記載するラベルが付けられ、前記フレームには、前記ラベルの調味料情報を取得するためのスキャンユニット及び前記スキャンユニットを駆動するための変位ユニットが設けられ、前記スキャンユニット及び前記変位ユニットは、それぞれ前記制御ユニットに通信可能に接続される。
【0030】
さらに、前記変位ユニットは、変位ブラケット及び前記第3駆動装置を含み、前記変位ブラケットには、前記スキャンユニットが固定され、前記第3駆動装置は、前記スキャンユニット及び前記第1調味料受取装置が同調的に移動するように駆動する。
【0031】
さらに、前記液体調味料器の数は、複数であり、前記調味料受取ユニットは、液体調味料を受け取るための第2調味料受取装置を有し、前記液体調味料器は、液体調味料パイプを通して、液体調味料を前記第2調味料受取装置に搬送し、前記液体調味料パイプの前段に、ガスポンプ及び第1制御弁が順次に設けられ、各前記液体調味料器の排出口は、それぞれ液体調味料パイプの中段に連通し、前記液体調味料パイプの後段には、第1液体ポンプ及び第2制御弁が順次に設けられる。
【0032】
さらに、前記第2調味料受取装置の上方には、少なくとも一つの前記固体調味料器が設けられ、当該固体調味料器内の固体調味料は、前記第2調味料受取装置の中に落下することができる。
【0033】
さらに、前記第2調味料受取装置は、調味料受取コップ、回転台及び第4駆動装置を含み、前記調味料受取コップは、前記回転台に設けられ、前記第4駆動装置は、前記回転台が回転するように駆動する。
【0034】
さらに、前記液体調味料パイプの前段には、給水枝管が設けられ、前記給水枝管には、第3制御弁が設けられる。
【0035】
さらに、前記液体調味料パイプの後段には、廃液口及び第4制御弁が順次に設けられ、前記廃液口は、前記第4制御弁を通して前記第1液体ポンプの出力端に連通される。
【0036】
さらに、前記第1液体ポンプはプランジャポンプである。
【0037】
さらに、各前記液体調味料器には、調味料情報を記載するラベルが設けられ、前記フレームには、前記ラベルの調味料情報を取得するためのスキャンユニット及び前記スキャンユニットを駆動するための変位ユニットが設けられ、前記スキャンユニット及び前記変位ユニットは、それぞれ前記制御ユニットに通信可能に接続される。
【0038】
さらに、食用油を搬送するためのオイルパイプが備えられ、前記調味料受取ユニットは、食用油を受け取るための第3調味料受取装置を有し、前記オイルパイプには、第2液体ポンプ及び第5制御弁が順次に設けられ、前記第2液体ポンプは、プランジャポンプ又はギアポンプである。
【0039】
さらに、前記フレームには、前記固体調味料器及び/又は前記液体調味料器の動作を制御するための手動スイッチ又は感応スイッチが設けられ、前記手動スイッチ又は感応スイッチは、前記制御ユニットに通信可能に接続される。
【発明の効果】
【0040】
本発明の有益な技術効果は、以下のとおりである。すなわち、本発明の自動調味料注入装置は、固体調味料器及び液体調味料器を統合し、同時に固体調味料モジュールは、第1駆動装置に着脱可能に駆動連結され、液体調味料モジュールは、第2駆動装置に着脱可能に駆動連結され、第1駆動装置と第2駆動装置とは、フレームに固定され、固体調味料モジュールと液体調味料モジュールとは、着脱可能な分解式構造であるため、固体調味料モジュールと液体調味料モジュールとの着脱操作がフレキシブルかつ簡単であり、なおその変換及び洗浄操作が便利で速い、といった効果を奏することができる。また、異なる調理設備に必要な異なる種類の調味料に対応するように、本発明の自動調味料注入装置は、対応する固体調味料モジュール及び液体調味料モジュールを迅速に交換及び調整することができ、自動調味料注入装置と異なる調理設備と組み合わせて使用する互換性が改善される。
【図面の簡単な説明】
【0041】
本発明を構成する一部の図面は、本発明をさらに理解するために用いられる。本発明の例示的な実施例及び説明は本発明を説明するために用いられるものであり、本発明に対して不当な限定を加えることはない。
【0042】
図1】本発明の自動調味料注入装置の立体構造概略図である。
図2】本発明の自動調味料注入装置の内部構造概略図である。
図3a】本発明の第1調味料受取装置の断面図である。
図3b】本発明の第2調味料受取装置の立体構造概略図である。
図4】本発明の固体調味料器の立体構造概略図である。
図5】本発明の固体調味料器の局部断面図である。
図6】本発明の固体調味料器の部品の分解図である。
図7】本発明の固体調味料器の断面図である。
図8】本発明の第1調味料瓶の構造概略図である。
図9】発明の第1台座の構造概略図である。
図10】本発明の液体調味料器の部品の分解図である。
図11】本発明の液体調味料モジュールの分解図である。
図12】本発明の液体調味料モジュールの断面図である。
図13】本発明の液体調味料器の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0043】
以下は、明細書の図面を参照して本発明の具体的な実施例を詳しく説明する。しかしながら、本発明は、請求項によって定義及び包含される複数の異なる方法で実施されてもよい。
【0044】
図1に示すように、本発明はフレーム10を備える自動調味料注入装置を提供し、フレーム10には調味料ユニット、調味料受取ユニット50及び制御ユニット40が設けられ、調味料ユニットは、同時に固体調味料器20及び液体調味料器30の2種類の物理形態の調味料収納装置を有し、固体調味料器20内に入れる固体調味料として、塩、砂糖、固体うまみ調味料(グルタミン酸ナトリウム)、デンプンなどが挙げられ、液体調味料器30に入れる液体調味料としては、醤油、酢、牡蠣ソースなどが挙げられる。制御ユニット40は、自動調味料注入装置の制御センターであり、予め設定された、又は外部から入力された制御指令に応じて、自動調味料注入装置の他の部品に対して制御する。他の本実施例では、制御ユニット40は、フレーム10の正面の左上のコーナーに設けられ、ユーザーがパラメータと作業状態とを見る及び設定するために、制御ユニット40に、表示画面及びキーボタンが設けられている。
【0045】
図4図9に示すように、固体調味料器20は、固体調味料モジュール21及び第1駆動装置22を含み、固体調味料モジュール21は、第1駆動装置22に着脱可能に駆動連結され、第1駆動装置22は、フレーム10に固定され、かつ制御ユニット40に通信可能に接続され、固体調味料モジュール21は、第1調味料瓶211及び第1台座212を含み、第1調味料瓶211は、第1台座212と連通して当接され、第1台座212内には、第1駆動装置22に着脱可能に駆動連結されている調味料押出装置213が設けられ、第1駆動装置22の駆動により、調味料押出装置213は、第1調味料瓶211からの固体調味料を撹拌し、かつ撹拌した後の固体調味料を固体調味料排出口218に搬送する。このような設計により、固体調味料モジュール21は着脱可能な分解式構造となり、固体調味料モジュール21の交換及び洗浄操作は、いずれも非常に便利で速くできる。
【0046】
図10図13に示すように、液体調味料器30は、液体調味料モジュール31及び第2駆動装置32を含み、液体調味料モジュール31は、第2駆動装置32に着脱可能に駆動連結され、第2駆動装置32は、フレーム10に固定され、かつ制御ユニット40に通信可能に接続され、液体調味料モジュール31は、第2調味料瓶311及び第2台座312を含み、第2調味料瓶311は、第2台座312と連通して当接され、第2台座312内には、液体通路313、バルブ314及び駆動バー315が設けられ、駆動バー315は、第2駆動装置32に着脱可能に駆動連結され、バルブ314が駆動することによって、液体通路313の開閉を制御し、これにより第2調味料瓶311内の液体調味料の流出を実現する。固体調味料モジュール21と類似し、上記設計により、液体調味料モジュール31は、着脱可能な分解式構造となり、液体調味料モジュール31の交換及び洗浄操作は、いずれも非常に便利で速くできる。
【0047】
図1に示すように、調味料受取ユニット50には、第1調味料受取装置51及び第2調味料受取装置52が設けられ、固体調味料器20及び液体調味料器30からの調味料をそれぞれ受け取るために用いられる。
【0048】
図6に示すように、他の実施例では、調味料押出装置213の動力入力軸には、第1当接片214が設けられ、第1駆動装置22の動力出力軸には、第2当接片221が設けられ、第1当接片214は、第2当接片221に着脱可能に当接される。好ましくは、第1当接片214及び第2当接片221において、一方は、外歯スプラインを有する回転軸であり、他方は、内歯スプラインを有するスリーブであり、回転軸とスリーブとは、互いに着脱可能に挿接されている。
【0049】
図6及び図7に示すように、他の実施例では、第1台座212には、撹拌室2151及び推進室2161が設けられ、調味料押出装置213は、撹拌手段215及び螺旋推進器216を含み、撹拌手段215は、撹拌室2151内に位置し、螺旋推進器216は、推進室2161内に位置し、撹拌室2151は、第1調味料瓶211の下方に位置し、推進室2161は、撹拌室2151の下方に位置し、撹拌室2151は、第1調味料瓶211と連通し、推進室2161は、撹拌室2151と連通している。固体調味料は、第1調味料瓶211から撹拌室2151に入り、撹拌手段215により撹拌され、分散された後、推進室2161に入り、推進室2161において、螺旋推進器216の推進によって、固体調味料は、固体調味料排出口218まで搬送される。
【0050】
撹拌手段215と螺旋推進器216との間に、連結手段217が設けられ、連結手段217の伝動方式は、ギア伝動又はベルト伝動である。第1駆動装置22は、速度調整モーターであり、螺旋推進器216を回転するように駆動し、螺旋推進器216は更に、撹拌手段215を駆動する。
【0051】
撹拌手段215が第1調味料瓶211からの固体調味料を撹拌して分散することによって、固体調味料器20から送り出された調味料の粒子は、小さくなる。その結果、固体調味料の凝集による注入精度への影響が防止されるとともに、前記第1調味料受取装置51の調味料を受け取る精度が間接的に保証される。螺旋推進器216は、撹拌され、分散された後の固体調味料を固体調味料排出口218まで搬送する。また、第1駆動装置22は、速度調整モーターであり、操作者が実際の要求に応じて注入速度を制御することができるため、固体調味料の注入精度は、更に確保できる。また、固体調味料の粒子が比較的に均一であって、かつ乾燥状態が保証されている場合は、他の実施例では、調味料押出装置213には、撹拌装置を設置せず、押出機構のみを設置してもよい。このようにして、上述の効果を実現させるとともに、部品数を減らすことによって、装置のコストを削減でき、さらに作業効率を間接的に向上することができる。
【0052】
さらに、推進室2161は、螺旋推進器216の形状にマッチングする柱状構造であり、螺旋推進器216は、推進室2161の内壁に近いが接触していない、両者は近接状態である。このような設計により、固体調味料が推進室2161内壁の表面に付着することを防止し、固体調味料の注入精度を保証できる。
【0053】
本実施例では、調味料押出装置213として、螺旋推進器216を採用している。当業者にとって、調味料を押出する機能の要求に応じて、調味料押出装置213には、螺旋推進器216のみの使用態様に限らない。例えば、押出し棒も挙げられる。押出効果を高めるために、さらに押出棒の前端に押出ブロックを設けてもよい。
【0054】
図9に示すように、他の実施例では、第1調味料瓶211底部の口部は、第1台座212の台座接続口に着脱可能かつ回転可能に係合され、口部の外側面において、円周方向に沿ってリブ2111が分布され、リブ2111の一端に位置決めストリップ2115が設けられ、台座接続口内には、L型溝2112が設けられ、L型溝2112は、軸方向部2113及び円周方向部2114を含み、軸方向部2113は、台座接続口の縁部から、口部の台座接続口に挿入する方向に沿って延伸し、円周方向部2114は、軸方向部2113の側面の縁部から台座接続口の円周方向に沿って延伸し、口部を回転して台座接続口に係合させるときに、リブ2111はL型溝2112の円周方向部2114にねじ込み、口部を回転して台座接続口に締め付けるときに、位置決めストリップ2115は、L型溝2112の円周方向部2114の側面の縁部に当接する。リブ2111及び位置決めストリップ2115によって、第1調味料瓶211は、第1台座212におけるL型溝2112に、回転して着脱可能且つ緊密に係合することができ、第1調味料瓶211の交換及び洗浄が便利にできるとともに第1台座212の内部の垢の洗浄も簡便にできる。また、第1台座212内には、電気部品がなく、機械部品のみであるため、第1台座212を洗浄する際に、電気部品の密封、安全及び寿命などの問題を考慮する必要がない。
【0055】
図10図12及び図13に示すように、もう一つの実施例では、フレーム10には、液体調味料排出口318と連通して挿接するためのクイックリリース継手317が固定的に設けられている。駆動バー315には、第3当接片316が設けられ、第2駆動装置32には、第4当接片321が設けられ、第3当接片316と第4当接片321とは、互いに着脱可能に当接される。
【0056】
第3当接片316は、第2台座312の底部に設けられ、液体調味料排出口318は、第2台座312の背側に向け、液体調味料排出口318がクイックリリース継手317に挿接されるときに、第3当接片316は、第4当接片321にマッチングして当接される。好ましくは、第3当接片316は、C型ホックであり、第4当接片321は、T型プルディスクであり、T型プルディスクは、C型ホックのC型溝内に着脱可能に嵌接され、T型プルディスクがC型ホックに嵌接される嵌入方向は、液体調味料排出口318がクイックリリース継手317に挿接される挿接方向と一致している。クイックリリース継手317は、液体調味料排出口318に着脱可能に挿接され、C型ホックは、T型プルディスクに着脱可能に係合され、液体調味料モジュール31と第2駆動装置32とのクイックリリース機能を実現することに基づき、液体調味料モジュール31をフレーム10に着脱可能に取り付ける確実性を高めることができる。本実施例では、第2駆動装置32は、好適に、プッシュプル式電磁石を採用し、駆動バー315の一端は、プッシュプル式電磁石に着脱可能に駆動連結され、他端は、バルブ314に固定的に接続される。シリンダープレス及びスクリュープレスに比べて、制御ユニット40は、プッシュプル式電磁石の電源入りを制御することができ、従って液体調味料モジュール31内の液体調味料の流出量をより正確に制御する。無論、他の実施では、例えば、液体調味料流出量に対する精度の要求が低い場合は、シリンダープレス又はスクリュープレスの駆動形態を同等の置き換え手段として利用し、対応する機能を実現することもできる。
【0057】
図10及び図11に示すように、もう一つの実施例では、第1調味料瓶211と第1台座212との配合関係に類似し、同様に第2調味料瓶311は、第2台座312に着脱可能かつ密封的に螺合され、第2調味料瓶311と第2台座312との係合箇所には、弾性ワッシャ319が設けられ、第2調味料瓶311内に入れるのが液体調味料であることを考慮し、密封性に対する要求が固体調味料の場合に密封に対する要求より高い。従って、第2調味料瓶311が第2台座312に着脱可能に接続される構造において、密封性に対する要求が高まる。即ち、本実施例では、弾性ワッシャ319は、接触箇所の密封性を高めるために用いられている。
【0058】
図1及び図2に示すように、もう一つの実施例では、固体調味料器20の数は、複数であり、同時に異なる固体調味料を入れることができ、複数の固体調味料器20がフレーム10における配列方法は、水平方向に沿って直線状に分布される、又は直線状に類似した、水平方向に沿って曲線状、例えば、円弧状に分布される。無論、上記配列方法は、自動調味料注入装置の内部構造及び外部放置環境に応じて調整する必要がある。
【0059】
調味料受取ユニット50は、固体調味料を受け取るための第1調味料受取装置51を有し、第1調味料受取装置51は、フレーム10に滑走可能に設けられ、フレーム10には、第3駆動装置23が設けられ、第3駆動装置23は、第1調味料受取装置51をスライドレール24に沿って滑走するように駆動する。固体調味料器20のフレーム10における配列方法に対応するようにスライドレール24が配列される。例えば、固体調味料器20が直線状に分布されている場合は、スライドレール24も直線状に分布される。このような設計によって、制御ユニット40の制御指令に従って、第1調味料受取装置51は、第3駆動装置23に駆動され、指定された固体調味料器排出口318の下方まで滑走し、固体調味料の受け取りを待ち、調味料の自動注入及び自動受取を実現する。
【0060】
また、調味料の自動受取が終了した後、制御ユニット40は、駆動装置23を反対方向に動作させるように、第3駆動装置23に反対制御信号を送信し、第1調味料受取装置51を初期位置に移動させ、全ての調味料の自動注入過程を終了させる。自動調味料受取の正確性を高めるために、初期位置には、第1調味料受取装置51の位置を検出するためのセンサが設けられている。
【0061】
図3aに示すように、第1調味料受取装置51は、調味料受取コップ54、ブラケット55及びトレー56を含み、ブラケット55は、第3駆動装置23の駆動によってスライドレール24に沿って滑走し、トレー56は、ブラケット55に設けられ、調味料受取コップ54は、トレー56内に位置する。トレー56とブラケット55との間には、計量モジュール57が設けられ、トレー56は、ブラケット55と隙間嵌めとなるように配置され、調味料受取コップ54の中に調味料がないときに、トレー56底部は、計量モジュール57に接触しない。このような設計によって、計量モジュール57の計量結果が正確になる。本実施例では、当該計量モジュール57は、圧力センサであり、圧力センサは、制御ユニット40に圧力信号を送信し、制御ユニット40によって処理を行い、対応する計量情報が出力される。
【0062】
本実施例では、調味料受取コップ54とトレー56とは、分離可能である。一定量の調味料を受け取った後、ユーザーは、調味料受取コップ54を直接取り、調味料を調理設備に入れた後に再び調味料受取コップ54をトレー56に戻してもよい。
【0063】
図5及び図6に示すように、もう一つの実施例では、フレーム10には、相互に平行する第1横板11及び第2横板12が設けられ、固体調味料モジュール21は、第1横板11と第2横板12との間に挟持され、第1横板11と第2横板12との間には、さらに縦板13が設けられ、縦板13は、第1横板11及び第2横板12に垂直し、固体調味料モジュール21と第1駆動装置22とは、縦板13の両側に分けられ、縦板13には、固体調味料モジュール21と第1駆動装置22とが当接するための軸孔14が設けられる。第1横板11及び第2横板12は、固体調味料モジュール21を締め付け、さらに縦板13と合わせて、固体調味料モジュール21と第1駆動装置22との当接箇所を固定することによって、固体調味料モジュール21は、前記フレーム10に安定に設置され、固体調味料モジュール21がフレーム10に着脱可能に接続される確実性を高める。
【0064】
本実施例では、第1横板11と固体調味料モジュール21との接触箇所には、さらに弾性伸縮摺動部品15が設けられ、弾性伸縮摺動部品15は、第1横板11の上及び/又は固体調味料モジュール21の底部に設けられている。固体調味料モジュール21は、第1横板11及び第2横板12によって締め固定された上、弾性伸縮摺動部品15によって、第2横板12によりよく当接し、締める効果が強化される。
【0065】
図2に示すように、もう一つの実施例では、各固体調味料器20には、調味料情報を記載するラベルが設けられ、フレーム10には、ラベルの調味料情報を取得するためのスキャンユニット80及びスキャンユニット80を駆動するための変位ユニット90が設けられ、スキャンユニット80及び変位ユニット90は、それぞれ制御ユニット40に通信可能に接続される。
【0066】
本実施例では、変位ユニット90は、変位ブラケット91及び第3駆動装置23を含み、変位ブラケット91には、スキャンユニット80が固定され、第3駆動装置23は、スキャンユニット80を駆動すると同時に前記第1調味料受取装置51を滑走するように駆動する。スキャンユニット80は、ラベルに記載された情報を、制御ユニット40に送信し、制御ユニット40は、受信したユーザーの操作情報を合わせて参照し、指定された固体調味料器20が調味料を出すように制御する。一方、このときに、第1調味料受取装置51は、指定された固体調味料器20の排出口の下方に到着し、調味料の受け取りを待機する。スキャンユニット80によって、固体調味料器20に設けられている調味料情報が記載されたラベルをスキャンすることで、制御ユニット40は、固体調味料器20に入っている調味料の情報をタイムリーに把握し、固体調味料を正確に注入する確実性が高まる。無論、変位ブラケット91は、他の駆動装置によって駆動されてもよく、第1調味料受取装置51とともに第3駆動装置23を共用しなくてもよい。他の実施態様に係る具体的な構造については、ここでは省略する。
【0067】
同様に、液体調味料器30の数が複数である場合は、固体調味料器20と同様に、各液体調味料器30には、いずれも調味料情報を記載するラベルが付けられ、フレーム10には、ラベルの調味料情報を取得するためのスキャンユニット80及びスキャンユニット80を駆動するための変位ユニット90が設けられ、スキャンユニット80及び変位ユニット90は、それぞれ制御ユニット40に通信可能に接続される。制御ユニット40は、対応するスキャン情報を受信した後、ユーザーの操作情報を合わせて参照し、指定された液体調味料を正確に出すことができる。
【0068】
図1及び図2に示すように、もう一つの実施例では、液体調味料器30の数は、複数であり、それらのフレーム10における配置方式は、固体調味料器20に類似するので、ここで説明を省略する。調味料受取ユニット50は、液体調味料を受け取るための第2調味料受取装置52を有する。無論、液体調味料器30の調味料の受け取り方式は、固体調味料器20の滑走式調味料の受け取り方式と同様であってもよい。これを実現するための具体的な構造について、第1調味料受取装置51の滑走式調味料受取構造を参照してよい。
【0069】
本実施例では、別の好ましい供給方式、即ち集中供給を採用する。具体的には、図2を参照すれば、液体調味料器30は、液体搬送ユニットを有し、液体搬送ユニットは、液体調味料パイプ60、ガスポンプ61、第1制御弁62、第1液体ポンプ63、出液口34、及び第2制御弁64を含む。液体調味料パイプ60は、液体調味料の搬送通路であり、全ての液体調味料排出口318は、液体調味料パイプ60の中段に順次に連通され、即ち全ての液体調味料器30からの調味料の供給は、いずれも当該液体調味料パイプ60によって搬送される。ガスポンプ61は、第1制御弁62によって液体調味料パイプ60の前段に接続される。ガスポンプ61と第1制御弁62は、制御ユニット40にそれぞれ通信可能に接続され、制御ユニット40の制御に従って作動する。ガスポンプ61は、液体調味料パイプ60内にガスを入れることができ、これにより液体調味料パイプ60内に入っている液体調味料がより速く、完全に液体調味料パイプ60の後段に搬送されることができる。第1液体ポンプ63の入力端は、液体調味料パイプ60の後段に接続され、かつ制御ユニット40に通信可能に接続され、第1液体ポンプ63は、液体調味料パイプ60に入っている液体調味料を吸引し、出力端を通して供給する。出液口34は、液体搬送ユニットの出口であり、第2制御弁64を通して第1液体ポンプ63の出力端に接続され、第2制御弁64の制御端は、制御ユニット40に接続される。第2制御弁64が開かれたときに、第1液体ポンプ63は、液体調味料をポンプアウトすることができる。
【0070】
調味料受取ユニット50には、第2調味料受取装置52が設けられ、第2調味料受取装置52は、出液口34の下方に設けられる。第2調味料受取装置52と第1調味料受取装置51とは、互いに独立し、それぞれ異なる調味料を盛る。具体的に、作業するときに、制御ユニット40は、対応する液体調味料器30内のバルブ314が開放するように制御し、第1液体ポンプ63が同時に開かれ、液体調味料器30内の液体調味料は、液体調味料パイプ60内に入り、第2制御弁64が開かれると、液体調味料は、第2制御弁64を通して流出し、第2調味料受取装置52内に落下する。このときに、ガスポンプ61が開かれ、第1制御弁62も同時に開かれ、液体調味料パイプ60の一側からガスを吸い上げ、液体調味料パイプ60内の液体調味料を出液口34まで完全に押し出して排出する。
【0071】
本実施例では、第2調味料受取装置52の上方には、さらに少なくとも一つの固体調味料器20が設けられ、当該固体調味料器20内の固体調味料は、第2調味料受取装置52に落下することができる。この別途に設けられた固体調味料器20は、第2調味料受取装置52に指定された固体調味料をさらに加えることができ、異なる調味料の混合機能を実現し、特に、固体調味料と液体調味料との混合を実現できる。
【0072】
図3bに示すように、本実施例では、第2調味料受取装置52は、調味料受取コップ54、回転台58、及び第4駆動装置(図示せず)を含み、調味料受取コップ54は、回転台58に設けられ、第4駆動装置は、回転台58を回転するように駆動し、第4駆動装置は、好適にモーターを採用し、モーターの駆動によって回転台58が回転し、更に調味料受取コップ54を回転させ、第2調味料受取装置52の調味料受取コップ54内における異なる調味料を十分に混合させることを実現する。
【0073】
図2に示すように、もう一つの実施例では、調味料を自動的に調整する過程では、水を加えることが必要の場合がある。したがって、本発明の自動調味料注入装置には、さらに供水ユニットが設けられている。具体的には、液体搬送ユニットは、さらに給水口651及び第3制御弁66を含み、給水口651は、第3制御弁66を通して液体調味料パイプ60の前段に接続され、第3制御弁66の制御端は、制御ユニット40に接続され、即ち液体調味料パイプ60の前段には、さらに給水枝管65が設けられ、給水枝管65には、第3制御弁66が設けられている。液体調味料の搬送過程と同様に、液体搬送ユニットは、適量の水を出液口34に搬送し、第2調味料受取装置52に適量の水を加える。この水は、液体調味料の希釈に利用されてもよく、固体調味料器20を通して加えられた固体調味料の混合撹拌に利用されてもよい。例えば、第2調味料受取装置52の上方に位置する固体調味料器に保存されている固体調味料がデンプンである場合は、デンプンを第2調味料受取装置52内に入れた後、次に適量の水を加え、第2調味料受取装置52自身の回転撹拌機能を利用して、水とデンプンを十分に撹拌でき、水とデンプンのタイムリーの配合を実現し、デンプンの水溶液が保存しにくく、沈殿しやすい問題を解決できる。
【0074】
液体調味料パイプ60の前段には、さらに給水枝管65が設けられ、液体搬送ユニットは、さらに自動洗浄機能を実現できる。即ち、供給された水を用いてパイプ及び関連部品を洗浄し、調味料の集めによって生じた垢が使用寿命及び衛生安全に及ぼす影響を防止する。
【0075】
本実施例では、液体調味料パイプ60の後段には、廃液口68及び第4制御弁67が順次に設けられ、廃液口68は、第4制御弁67を通して第1液体ポンプ63の出力端に連通される。廃液が出液口から直接排出されることによる使用への影響を防止するために、液体調味料の廃液を排出する又は洗浄が必要とされる場合は、第4制御弁67を開放し、第2制御弁64を閉鎖することによって、出液口34が密封され、廃液は廃液口68から流出する。
【0076】
本実施例では、第1液体ポンプ63は、好適にプランジャポンプを採用する。プランジャポンプは、ポンプによって汲み出された液体調味料の量を計り、液体調味料の量を正確に計算することができる。
【0077】
上記液体搬送ユニットでは、集中的方式で液体調味料及び水を搬送するため、各種液体調味料の混合が発生する可能性がある。食用油も上記ユニットによって搬送される場合は、食用油は、他の調味料又は水と混合し、加熱されると飛び散る現象が発生し、調理の安全性に強く影響する。したがって、本発明の自動調味料注入装置は、さらに食用油搬送ユニットが別途に設けられている。図2に示すように、本発明の自動調味料注入装置は、さらに食用油を搬送するためのオイルパイプ70を含み、調味料受取ユニット50は、食用油を受け取るための第3調味料受取装置53を有し、オイルパイプ70には、第2液体ポンプ71及び第5制御弁72が順次に設けられ、第2液体ポンプ71は、プランジャポンプ又はギアポンプである。
【0078】
食用油搬送ユニットは、オイル入口74、第2液体ポンプ71、第5制御弁72、オイル出口73、及びオイルパイプ70を含む。オイル入口74とオイル出口73は、それぞれオイルパイプ70の両端に設けられ、第2液体ポンプ71と第5制御弁72とは、オイル入口74とオイル出口73との間のオイルパイプ70に順次に接続され、第2液体ポンプ71及び第5制御弁72の制御端は、制御ユニット40に接続される。調味料受取ユニット50には、第3調味料受取装置53が設けられ、この第3調味料受取装置53は、オイル出口の下方位置に設けられる。作業するときに、オイル入口74は、外部の給油機構に接続され、制御ユニット40は、第2液体ポンプ71の動作を制御し、第5制御弁72が開かれ、第2液体ポンプ71は、給油機構内の食用油をオイルパイプ70内に吸い上げ、食用油は、第5制御弁72を通過してから、オイル出口73を経て第3調味料受取装置53内に流入する。第3調味料受取装置53は、フレーム10に固定され、第3調味料受取装置53の調味料受取コップは、食用油の載置及び取出が便利にできるように、フレーム10から分離できる。このような独立した食用油搬送ユニットを用いて食用油を搬送する方式によって、食用油と他の調味料又は水との混合による食用油が加熱される際に飛び散る現象を防止し、安全性が大きく改善される。
【0079】
もう一つの実施例では、本自動調味料注入装置は、制御ユニット40を利用して固体調味料器20及び液体調味料器30の動作を自動的に制御する方式によって、自動的に調味料を出すことを実現できるが、ユーザーが手動で調味料を取ることが必要の場合もある。したがって、本装置のフレーム10には、さらに固体調味料器20及び/又は液体調味料器30の動作を制御するための手動スイッチが設けられ、手動スイッチは、制御ユニット40に通信可能に接続される。固体調味料器を例にすると、本実施例では、手動スイッチは、固体調味料器20の動作を制御するために用いられ、手動スイッチの数は、手動制御が必要とする固体調味料器20の数と同じであり、手動スイッチは、各固体調味料器20の下方に位置する。特定の固体調味料を出すときに、ユーザーは、対応する手動スイッチを操作すればよい。他の実施例では、上記手動スイッチは、代替的に感応スイッチであってもよい。
【0080】
上述した内容は、本発明の好適な実施例のみであり、本発明を限定するものではない。当業者は、本発明に対して様々な変更及び修正を行うことができる。本発明の精神及び原則内に行われる如何なる修正、同等の置き換え、改良などは、いずれも本発明の特許請求の範囲内に含まれる。
【符号の説明】
【0081】
10 フレーム
11 第1横板
12 第2横板
13 縦板
14 軸孔
15 弾性伸縮摺動部品
20 固体調味料器
21 固体調味料モジュール
211 第1調味料瓶
2111 リブ
2112 L型溝
2113 軸方向部
2114 円周方向部
2115 位置決めストリップ
212 第1台座
213 調味料押出装置
214 第1当接片
215 撹拌手段
2151 撹拌室
216 螺旋推進器
2161 推進室
217 連結手段
218 固体調味料排出口
22 第1駆動装置
221 第2当接片
23 第3駆動装置
24 スライドレール
30 液体調味料器
31 液体調味料モジュール
311 第2調味料瓶
312 第2台座
313 液体通路
314 バルブ
315 駆動バー
316 第3当接片
317 クイックリリース継手
318 液体調味料排出口
319 弾性ワッシャ
32 第2駆動装置
321 第4当接片
34 出液口
40 制御ユニット
50 調味料受取ユニット
51 第1調味料受取装置
52 第2調味料受取装置
53 第3調味料受取装置
54 調味料受取コップ
55 ブラケット
56 トレー
57 計量モジュール
58 回転台
60 液体調味料パイプ
61 ガスポンプ
62 第1制御弁
63 第1液体ポンプ
64 第2制御弁
65 給水枝管
651 給水口
66 第3制御弁
67 第4制御弁
68 廃液口
70 オイルパイプ
71 第2液体ポンプ
72 第5制御弁
73 オイル出口
74 オイル入口
80 スキャンユニット
90 変位ユニット
91 変位ブラケット
図1
図2
図3a
図3b
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13