(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6348346
(24)【登録日】2018年6月8日
(45)【発行日】2018年6月27日
(54)【発明の名称】選択ボタンと自動販売機
(51)【国際特許分類】
G07F 9/00 20060101AFI20180618BHJP
G07F 9/02 20060101ALI20180618BHJP
H01H 9/18 20060101ALI20180618BHJP
G09F 7/02 20060101ALI20180618BHJP
G09F 13/04 20060101ALI20180618BHJP
【FI】
G07F9/00 H
G07F9/02 103
H01H9/18 B
G09F7/02 D
G09F13/04 F
【請求項の数】10
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2014-123588(P2014-123588)
(22)【出願日】2014年6月16日
(65)【公開番号】特開2016-4381(P2016-4381A)
(43)【公開日】2016年1月12日
【審査請求日】2017年6月15日
(73)【特許権者】
【識別番号】501411271
【氏名又は名称】芝浦自販機株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】000002428
【氏名又は名称】芝浦メカトロニクス株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100076314
【弁理士】
【氏名又は名称】蔦田 正人
(74)【代理人】
【識別番号】100112612
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 哲士
(74)【代理人】
【識別番号】100112623
【弁理士】
【氏名又は名称】富田 克幸
(74)【代理人】
【識別番号】100059225
【弁理士】
【氏名又は名称】蔦田 璋子
(72)【発明者】
【氏名】森川 洋祐
(72)【発明者】
【氏名】徳岡 大介
【審査官】
小原 正信
(56)【参考文献】
【文献】
特開2009−129294(JP,A)
【文献】
特開2010−250417(JP,A)
【文献】
特開平06−282736(JP,A)
【文献】
実開平07−019778(JP,U)
【文献】
実開昭61−157983(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G07F 9/00
G07F 9/02
G09F 7/02
G09F 13/04
H01H 9/18
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
自動販売機又は券売機の扉前面の開口部に固定される額縁状の枠体と、
前記枠体に対して下部を中心に回転自在に設けられ、前記枠体の閉塞状態から回転することで上部が前方に変位して前記枠体との間で出し入れ口を形成する前面板と、
前記前面板の後方に上下動自在に設けられ、前記出し入れ口から突出する後面部材と、
前記前面板と前記後面部材との間に挟まれた表示シートと、
を有する選択ボタン。
【請求項2】
前記前面板の両側部から後方に設けられた左右一対の前側板と、
左右一対の前記前側板からそれぞれ突出した回転スライド突部と、
前記前側板の底面から下方に突出した軸突部と、
前記枠体の下枠の内周に設けられた回転凹部と、
前記枠体の左右一対の左枠と右枠に円弧状にそれぞれ設けられた回転スライド溝と、
を有し、
前記軸突部が前記回転凹部内で回転することにより、前記回転スライド突部が前記回転スライド溝に沿って移動して、前記前面板が前記閉塞状態から前記出し入れ口が形成される状態になる、
請求項1に記載の選択ボタン。
【請求項3】
前記回転スライド溝の縁部から突出し、前記閉塞状態における前記回転スライド突部の移動を阻止するストッパーを有する、
請求項2に記載の選択ボタン。
【請求項4】
左右一対の前記前側板の上下方向に設けられた上下スライド溝と、
前記後面部材の両側部から突出した上下スライド突部と、
を有し、
前記上下スライド突部が前記上下スライド溝の上部に移動したときに、前記後面部材が前記前面板から突出する、
請求項3に記載の選択ボタン。
【請求項5】
前記後面部材の下部に前記表示シートを載置するための支持片が設けられている、
請求項1乃至4のいずれか一項に記載の選択ボタン。
【請求項6】
前記枠体の下部に設けられたスイッチ受け体と、
前記前面板の下部に設けられたスイッチ押圧体と、
を有し、
前記前面板が前記閉塞状態のときに、前記前面板の下部が前記回転スライド突部を中心に後方に回転して、前記スイッチ押圧体が前記スイッチ受け体を押圧する、
請求項2に記載の選択ボタン。
【請求項7】
前記前面板が前記閉塞状態のときに、前記前面板の下部が前記枠体から突出している、
請求項6に記載の選択ボタン。
【請求項8】
前記スイッチ受け体と前記スイッチ押圧体との間にバネが配され、前記前面板の下部を前記枠体の前方に押圧している、
請求項7に記載の選択ボタン。
【請求項9】
前記前面板の前記スイッチ押圧体より上部が透明であり、前記後面部材が乳白色であり、前記表示シートが透光性を有する、
請求項6に記載の選択ボタン。
【請求項10】
請求項1乃至9のいずれか一項に記載の選択ボタンを有する、
自動販売機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動販売機の扉前面に設けられている選択ボタンとそれを用いた自動販売機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
券売機や自動販売機においては、扉の前面に、販売する商品名やメニューを表示した選択ボタンが複数設けられ、この選択ボタンを客が押圧して商品を販売する。
【0003】
選択ボタンは、内部に商品名やメニューを記載した板状やシート状の表示体を有している。この表示体を交換するためには、従来は扉を開放状態にし、扉の後方から選択ボタンを取り外し、この選択ボタンにある表示体を後方から交換する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2010−287147号公報
【特許文献2】特開平6−162332号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記選択ボタンを扉の後方から外して表示体を交換すると、作業員が選択ボタンの前面の状態を視認できず、誤ったメニューを記載した表示体を取り付けたり、表示体が傾いて取り付けられたりして、手直しをする必要があった。また、表示体は薄い紙やフィルム状のものであるため、選択ボタンからの取り外しのときに作業員が、自分の爪で傷つけたり折れ曲げたりすることがあった。
【0006】
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、券売機や自動販売機の前面から表示シートの交換を簡単に行うことができる選択ボタンを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、自動販売機又は券売機の扉前面の開口部に固定される額縁状の枠体と、
前記枠体に対して
下部を中心に回転自在に設けられ、前記枠体の閉塞状態から
回転することで上部が前方に
変位して前記枠体との間で出し入れ口を形成する前面板と、
前記前面板の後方に上下動自在に設けられ、前記出し入れ口から突出する後面部材と、
前記前面板と前記後面部材との間に挟まれた表示シートと、
を有する選択ボタンである。
【0008】
また、本発明は、上記発明の選択ボタンを有する自動販売機である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、券売機や自動販売機の前面から表示シートの交換を簡単に行うことができる選択ボタンを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図4】前面板を回転させない状態(前面板を閉塞した状態)の
図2のA−A線断面図である。
【
図5】前面板を回転させた状態(前面板を開放した状態)の
図2のA−A線断面図である。
【
図6】
図2における一部拡大B−B線断面図である。
【
図7】
図2における一部拡大C−C線断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の一実施形態の選択ボタン10について、
図1〜
図8に基づいて説明する。本実施形態の選択ボタン10は、
図8に示すように券売機1の扉2の前面に複数設けられている。
【0012】
(1)選択ボタン10の構造
選択ボタン10の構造について
図1〜
図7に基づいて説明する。
【0013】
選択ボタン10は、枠体12、前面板14、後面部材16、表示シート18から構成されている。
【0014】
合成樹脂製の枠体12は、
図2に示すように、左枠20、右枠22、上枠24、下枠26とより構成された長方形の額縁状である。枠体12の前端部4つの縁部にはフランジ部28が形成されている。上枠24から左右一対の上爪部30,30が後方に突出し、下枠26からも左右一対の下爪部32,32が後方に突出している。
【0015】
枠体12は、扉2の開口部3に前方から嵌め込まれて上爪部30,30と下爪部32,32が、開口部3の上縁部と下縁部に嵌合し、前部はフランジ部28で位置決めされる。
【0016】
下枠26の内周には、
図2に示すように、左右一対の回転凹部40が凹んでいる。
【0017】
右枠22の上部には、
図1、
図3、
図5に示すように、円弧状の回転スライド溝34が前後方向に設けられ、この回転スライド溝34の後部の下縁部から山型のストッパ36が突出している。回転スライド溝34の下方には、この回転スライド溝34と平行に弾性溝部38が開口し、この弾性溝部38の前部が回転スライド溝34と連続している。左枠20の内面の中央部やや後方には、停止突部48が突出している。
【0018】
左枠20にも、円弧状の回転スライド溝34、ストッパ36、弾性溝部38、停止突部48が設けられている。
【0019】
枠体12の下部には、
図4、
図5に示すように、スイッチの部品の一つであるスイッチ受け体42が設けられている。このスイッチ受け体42の前部から突出した受け体突部44が、後方に押圧されるとスイッチがOFFからONとなる。また、スイッチ受け体42の後部には券売機1の制御装置と接続するためのコネクター46が設けられている。
【0020】
枠体12の上枠24の下面前部には、
図4、
図5に示すように、上停止部50が下方に突出している。
【0021】
長方形の前面板14は、透明な合成樹脂より形成され、その両側部から左右一対の前側板52,52が後方に延設されている。前面板14は、
図1、
図2に示すように枠体12の内周側に嵌合する大きさであって枠体12を閉塞状態にする。
【0022】
左右一対の前側板52,52は、枠体12の左枠20と右枠22の内側に配される。左右一対の前側板52,52の高さ方向における下部と中央部の幅寸法は、
図3に示すように、枠体12の幅寸法の例えば半分に形成され、上部のみ後方に膨出し膨出部54が形成されている。左右一対の前側板52,52の膨出部54の外面には、回転スライド突部56が突出し、回転スライド溝34と係合する。左右一対の前側板52の前部には、
図4、
図5に示すように、縦方向に上下スライド溝60が設けられている。前面板14の後面下部には、
図4、
図5に示すように、スイッチの部品の一つであるスイッチ押圧体58が設けられ、受け体突部44とスイッチ押圧体58との間にはコイル状のバネ64が配され、このバネ64はスイッチ押圧体58を前方に付勢している。前面板14の底面61から軸突部62,62が下方に突出している。
図2、
図3、
図4に示すように、左右一対の前側板52,52を枠体12内部に挿入し、前面板14が枠体12を閉塞状態にした場合には、軸突部62,62が回転凹部40,40に嵌合し、また、前面板14の下方ほど前方に突出する。また、前面板14の下部、すなわち、スイッチ押圧体58の部分が不透明であって、それより上部が透明である。これにより前面板14の透明部分に表示シート18を配する。
【0023】
図5、
図7に示すように、前側板52における上下スライド溝60の後方には、傾斜面78が設けられている。傾斜面78は、上下スライド溝60に後面部材16の上下スライド突部74を嵌合するときに、嵌合し易いように傾斜面78を通過して嵌合させる。
【0024】
乳白色の合成樹脂製である後面部材16は、前面板14の後方に配され、長方形の後面板66と、後面板66の両側部から後方に延設された左右一対の後側板68,68からなる。左右一対の後側板68からツマミ片70が後方に突出している。後側板68と後面板66との折曲部下部には切欠き部72が上下方向に設けられている。左右一対の後側板68の外面には、上下スライド突部74が突出し、この上下スライド突部74が前面板14の上下スライド溝60と係合して上下動する。後面板66の下端部から前方に左右一対の支持片76が、
図5、
図6に示すように、突出している。
【0025】
長方形の表示シート18は、透光性のある紙又はフィルムシートより構成され、
図1、
図2に示すように、表面にメニュー(例えば、うどん)と値段(例えば、300円)とが表示されている。この表示シート18は、前面板14の後方に後面部材16を配した場合に、前面板14と後面部材16の間に挟まれて固定される。また、表示シート18が落下せず、上下方向に位置決めされるように
図5、
図6に示すように、後面部材16の支持片76に載置されている。
【0026】
(2)選択ボタン10の組み立て方法
次に、作業員が、選択ボタン10を組み立てる方法について説明する。
【0027】
まず、作業員は、枠体12の前方から前面板14を取り付ける。この場合に左右一対の前側板52,52から突出した回転スライド突部56を回転スライド溝34に係合させると共に、枠体12の回転凹部40に前面板14の軸突部62を係合させる。この場合に、スイッチ受け体42の受け体突部44と前面板14のスイッチ押圧体58の間にバネ64を取り付ける。
【0028】
次に、作業員は、前面板14に後面部材16を後方から取り付ける。この場合には、左右一対のツマミ片70,70を掴んで後側板68を内方に折曲する。後側板68は切り欠き部72が存在するため内方に折曲できる。そして、後面部材16の上下スライド突部74を、前側板52の傾斜面78を介して上下スライド溝60に係合させる。
【0029】
次に、作業員が、
図4に示す状態において後方から手で前面板14を前方に押圧すると、
図5に示すように、前面板14が軸突部62を中心に枠体12の前方に回転し、前面板14の回転スライド突部56は、円弧状の回転スライド溝34に沿って回転する。但し、前面板14を前方に押圧するときに、回転スライド突部56が、ストッパ36を超えるように押圧する。これにより、枠体12の前面と前面板14との間に出し入れ口80が形成される。なお、弾性溝部38が設けられているため、作業員が前方に押圧して、回転スライド突部56がストッパ36を超えるときに、弾性溝部38によってストッパ36がやや下がり回転スライド溝34の前部まで位置させ易い。
【0030】
次に、作業員が、
図5に示すように、後面部材16を上下スライド溝60に沿って上方に移動させ出し入れ口80から突出させる。作業員が、前面板14と上方に突出した後面部材16の間に表示シート18を挟んで後面部材16を再び下方に移動させる。この場合に表示シート18は支持片76に載置されているため落下せず、上下方向に位置決めされる。
【0031】
次に、作業員が、
図5に示す状態において前方から前面板14を押すと、前面板14は軸突部62を中心に回転し、回転スライド溝34に沿って回転スライド突部56が回転し、ストッパ36を超えて固定される。この状態で
図4に示すように前面板14の下部が突出した状態となっている。なお、前面板14が後方に行き過ぎないように、回転スライド突部56が回転スライド溝34の後方端面に当接して停止し、前面板14の上部が上停止部50で停止する。また、弾性溝部38が設けられているため、作業員が後方に押圧して、回転スライド突部56がストッパ36を超えるときに、弾性溝部38によってストッパ36がやや下がり回転スライド溝34の後部まで位置させ易い。
【0032】
次に、作業員は、券売機1の扉2の開口部3に枠体12を左右一対の上爪部30,30、左右一対の下爪部32,32で係合し、フランジ部28で位置決めすると作業が終了する。
【0033】
券売機1の商品の販売状態では、
図3、
図4に示すように、枠体12から前面板14の下方ほど前方に突出している。そのため、客は、選択ボタン10の前面板14の下部を手でバネ64の付勢力に反して後方に押圧すると、回転スライド突部56を中心に前面板14が回転し、スイッチ押圧体58がスイッチ受け体42を押圧して、商品が選択される。なお、回転スライド突部56は、ストッパ36で回転スライド溝34に固定されているため、回転がぶれたりしない。
【0034】
(3)表示シート18の交換作業
作業員が、表示シート18を交換するときの作業について説明する。
【0035】
まず、作業員は、券売機1の扉2を開ける。
【0036】
次に、作業員は、扉2の後方から交換したい選択ボタン10の前面板14を手で前方に押圧する。上記と同様に前面板14が軸突部62を中心に上部が回転して出し入れ口80が形成される。この前面板14の後面を押圧するときに、その押圧力により回転スライド突部56がストッパ36を乗り越えるが、ストッパ36は、弾性溝部38が下方に曲がることにより下方に移動して乗り越えやすい。
【0037】
また、作業員は、前面板14を前方に押圧するとともに、後面部材16を上方に押し上げることにより、後面部材16を上方に引き出す。
【0038】
次に、作業員は、扉2の前方から、上方に突出した後面部材16の前から古い表示シート18を取り出し、その後に新しい表示シートを挟んで後面部材16を再び下方に移動させる。この場合に表示シート18は支持片76に載置されているため落下せず、上下方向に位置決めされる。
【0039】
最後に、作業員が、扉2を閉じて施錠を行うと選択ボタン10の表示シート18の交換が完了する。
【0040】
(4)効果
本実施形態によれば、扉2を開けて後方から前面板14おの上部を前方に回転し、前面板14と枠体12の上方にできた出し入れ口80から後面部材16を上方に移動させ、表示シート18を前面から交換できる。そのため従来のように背面から交換する作業に比べて、誤ったメニューの表示シート18を取り付けたり、表示シート18を傾けて取り付けたりすることがない。また、交換のときに表示シート18に爪などで擦過傷などが付いたりすることがない。
【0041】
また、通常の販売状態において前面板14の下部はバネ64によって前方に押圧されているため、前面板14の上端部は上停止部50に押圧され、枠体12との間に隙間ができない。そのため、扉2の施錠後は客がいたずらなどで表示シート18を引き出したりすることが防止される。
【0042】
また、後面部材16は乳白色の合成樹脂製であって、券売機1の内部に設けられた照明装置からの光によって透光性の表示シート18を照明できる。また、この照明装置からの光を拡散させるため、より見易くなる。また、後面部材16は乳白色であるため、選択ボタン10の後方にある部品などが見えない。
【0043】
また、ストッパ36によって回転スライド突部56が前方への回転を阻止されているため、前面板14が容易に前方に移動しない。
【0044】
(5)変更例
上記実施形態では券売機1で説明したが、これに限らず自動販売機の選択ボタンに適用してもよい。
【0045】
また、上記実施形態では、表示シート18の交換作業において、前面板14を前方に押圧するとともに、後面部材16を上方に押し上げることにより、後面部材16を上方に引き出すとしたが、これに限らず、前面板14を前方に押圧した後に、前方から後面部材16を上方に引き出してもよい。
【0046】
上記では本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の主旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0047】
1・・・券売機、10・・・選択ボタン、12・・・枠体、14・・・前面板、16・・・後面部材、18・・・表示シート、