特許第6350809号(P6350809)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特許6350809-切断機ノズルヘッド支持装置 図000002
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6350809
(24)【登録日】2018年6月15日
(45)【発行日】2018年7月4日
(54)【発明の名称】切断機ノズルヘッド支持装置
(51)【国際特許分類】
   B23K 26/00 20140101AFI20180625BHJP
   B23K 26/38 20140101ALI20180625BHJP
   B23K 26/14 20140101ALI20180625BHJP
【FI】
   B23K26/00 Q
   B23K26/38 Z
   B23K26/14
【請求項の数】5
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2014-116631(P2014-116631)
(22)【出願日】2014年6月5日
(65)【公開番号】特開2015-229179(P2015-229179A)
(43)【公開日】2015年12月21日
【審査請求日】2017年4月26日
(73)【特許権者】
【識別番号】000000099
【氏名又は名称】株式会社IHI
(74)【代理人】
【識別番号】100090022
【弁理士】
【氏名又は名称】長門 侃二
(72)【発明者】
【氏名】三井 崇
(72)【発明者】
【氏名】三浦 智亮
(72)【発明者】
【氏名】佐々木 彰
(72)【発明者】
【氏名】岸本 学
(72)【発明者】
【氏名】塙 裕彰
(72)【発明者】
【氏名】衣川 洋史
【審査官】 岩見 勤
(56)【参考文献】
【文献】 特開2011−088159(JP,A)
【文献】 特開平05−111836(JP,A)
【文献】 特開2001−071165(JP,A)
【文献】 実開平01−118891(JP,U)
【文献】 登録実用新案第3048338(JP,U)
【文献】 特開2013−230495(JP,A)
【文献】 特表2007−526130(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B23K 26/00 − 26/70
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
切断機のノズルヘッドが載置される基部と、
前記基部と連結されており、マニュピレータにより保持される被保持部と、
前記基部から延び、当該基部に載置された前記ノズルヘッド先端近傍にて当該ノズルヘッド先端を囲うように形成された保護枠部と、
を備え
前記保護枠部は、前記基部先端から延びる保護アームと、前記保護アームの先端と連結されて前記ノズルヘッドの先端を囲う環状を成す保護リングとからなる切断機ノズルヘッド支持装置。
【請求項2】
前記基部に載置されたノズルヘッドを、クランプを用いて固定する固定部と、
前記ノズルヘッドを載置する際に前記ノズルヘッドを固定位置に案内するガイド部と、
をさらに備える請求項1記載の切断機ノズルヘッド支持装置。
【請求項3】
前記基部と前記被保持部との間で前記ノズルヘッドの軸方向に加わる力を吸収する衝撃吸収部をさらに備える請求項1又は2記載の切断機ノズルヘッド支持装置。
【請求項4】
前記被保持部は、前記マニュピレータが有する把持手段が第1の方向で把持した際に当該把持手段と係合する第1の溝と、第2の方向で把持した際に当該把持手段と係合する第2の溝とを有している請求項1から3のいずれか一項に記載の切断機ノズルヘッド支持装置。
【請求項5】
前記被保持部は、前記マニュピレータが有する把持手段により把持されることでON状態となり、当該把持が解除されることでOFF状態となる把持検知スイッチを有しており、
前記把持検知スイッチがON状態である場合には前記切断機による切断作業が可能となり、OFF状態である場合には前記切断機による切断作業を禁止する請求項1から4のいずれか一項に記載の切断機ノズルヘッド支持装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、主に遠隔操作によりレーザや水流により切断等を行う切断機を支持する切断機ノズルヘッド支持装置に関する。
【背景技術】
【0002】
原子炉施設、深海、宇宙、高所、高電圧環境下での作業等、人が現場に入り直接作業するのが困難な場所では、マニュピレータ等を用いた遠隔操作による作業が行われる。例えば原子炉施設内での解体作業であれば、レーザ切断機をマニュピレータの先端に取り付け、作業現場に設置したカメラ等を通して作業者がマニュピレータを遠隔操作して作業を行う。
【0003】
このような遠隔操作による解体作業を効率的に行うべく、切断機のノズルヘッドをロボットアームに装着し、当該ノズルヘッドに付設したハイトセンサにより切断対象面に対する高さ方向の制御を行うレーザ切断装置が開発されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2006−7304号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1ではハイトセンサにより切断対象面に対して一定の距離を保つことができるものであるが、作業現場には切断対象以外にも様々な構造物があり、遠隔操作では作業者は直接目視できない環境で切断機を操作するため、ノズルヘッドが周辺構造物と干渉し、ノズルヘッドを損傷させるおそれがある。
【0006】
また、切断機の遠隔操作においては、ノズルヘッドがマニュピレータに確実且つ適切に取り付けられているか、ノズルヘッドの操作範囲が制限されていないか、ノズルヘッドの交換作業性等、安全で効率よく作業を行うためには、目視での作業以上に多くの課題を有している。
【0007】
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、遠隔操作での作業安全性及び作業効率性を向上させることのできる切断機ノズルヘッド支持装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記した目的を達成するために、第1の発明に係る切断機ノズルヘッド支持装置は、切断機のノズルヘッドが載置される基部と、前記基部と連結されており、マニュピレータにより保持される被保持部と、前記基部から延び、当該基部に載置された前記ノズルヘッド先端近傍にて当該ノズルヘッド先端を囲うように形成された保護枠部と、を備え、前記保護枠部は、前記基部先端から延びる保護アームと、前記保護アームの先端と連結されて前記ノズルヘッドの先端を囲う環状を成す保護リングとからなる。
【0009】
第2の発明に係る切断機ノズルヘッド支持装置は、第1の発明において、前記基部に載置されたノズルヘッドを、クランプを用いて固定する固定部と、前記ノズルヘッドを載置する際に前記ノズルヘッドを固定位置に案内するガイド部と、をさらに備えることとしている。
【0010】
第3の発明に係る切断機ノズルヘッド支持装置は、第1又は第2の発明において、前記基部と前記被保持部との間で前記ノズルヘッドの軸方向に加わる力を吸収する衝撃吸収部をさらに備えることとしている。
【0011】
第4の発明に係る切断機ノズルヘッド支持装置は、第1から第3の発明のいずれかにおいて、前記被保持部は、前記マニュピレータが有する把持手段が第1の方向で把持した際に当該把持手段と係合する第1の溝と、第2の方向で把持した際に当該把持手段と係合する第2の溝とを有している。
【0012】
第5の発明に係る切断機ノズルヘッド支持装置は、第1から第4の発明のいずれかにおいて、前記被保持部は、前記マニュピレータが有する把持手段により把持されることでON状態となり、当該把持が解除されることでOFF状態となる把持検知スイッチを有しており、前記把持検知スイッチがON状態である場合には前記切断機による切断作業が可能となり、OFF状態である場合には前記切断機による切断作業を禁止する。
【発明の効果】
【0013】
上記手段を用いる本発明によれば、切断機のノズルヘッドが基部に載置され、被保持部がマニュピレータにより保持される切断機ノズルヘッド支持装置において、当該ノズルヘッド先端近傍を保護枠部が囲うことで、周辺構造物とノズルヘッドとの干渉を防止することができ、遠隔操作での作業安全性及び作業効率性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】本発明の一実施形態に係る切断機ノズルヘッド支持装置においてノズルヘッドが取り付けられた状態の斜視図である。
図2】本発明の一実施形態に係る切断機ノズルヘッド支持装置単体の斜視図である。
図3】(a)図1のA−A線に沿う断面図及び(b)ノズルヘッド載置時の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
【0016】
図1には本発明の一実施形態に係る切断機ノズルヘッド支持装置においてノズルヘッドが取り付けられた状態の斜視図、図2には切断機ノズルヘッド装置単体の斜視図、図3には(a)図1のA−A線に沿う断面図及び(b)ノズルヘッド載置時の断面図、がそれぞれ示されており、以下これらの図面に基づき説明する。
【0017】
図1に示すように、切断機ノズルヘッド支持装置1(以下、単に支持装置という)は、レーザ切断機のノズルヘッド2を支持した状態でマニュピレータのグリッパ(把持手段)3により把持されて使用されるノズルヘッド取扱治具である。
【0018】
レーザ切断機におけるレーザの種類等は特に限定されないが、例えばガスレーザや半導体レーザである。マニュピレータの種類等も特に限定されないが、例えばマスタースレーブマニュピレータであり、多関節のロボットアームの先端にグリッパ3を有したものである。本実施形態におけるマニュピレータは、人が直接作業することのできない原子炉施設内での解体作業に用いられるものであり、作業者が当該施設内又はマニュピレータに設けられたカメラの映像を確認しつつ、遠隔操作により動作して、切断対象を切断するものである。
【0019】
ノズルヘッド2は円筒状の本体部2aの先端側に円錐状に延びる円錐部2bが形成され、当該円錐部2bの先端からレーザが照射される。また当該ノズルヘッド2の本体部2aの周面及び基端側には各種のケーブル2cが接続されている。
【0020】
支持装置1は、ノズルヘッド2が載置される基部10を有し、当該基部10と連結している被保持部11がマニュピレータのグリッパ3により把持されることで保持される。
【0021】
基部10はノズルヘッド2の軸方向に沿って長い略板状をなしており、当該基部10の表面にノズルヘッドの本体部2aが載置される。そして、基部10の先端部分からはノズルヘッド2の円錐部2b先端へと延びる保護枠部12が取り付けられている。
【0022】
保護枠部12は、基部10先端から延びる一対の棒材からなる保護アーム12a、12aと、両保護アーム12aの先端と連結されている保護リング12bとからなる。一対の保護アーム12aはノズルヘッド2と干渉しないよう途中屈曲しつつ先端側に延びている。保護リング12bはノズルヘッド2の円錐部2b先端よりも僅かに先側に位置し、当該円錐部2b先端を囲うような環状をなしている。従って、円錐部2b先端から照射されるレーザは保護リング12bの中空部分を通ることとなる。また、保護枠部12は、両保護アーム12aが基部10に図示しないボルトにより締結されることで取り付けられている。ここでのボルトはマニュピレータによって締め付け及び緩めることが可能なボルトを使用する。これにより、作業現場内で保護枠部12を取り外してノズルヘッド2の交換を行うことができる。
【0023】
また、基部10に載置されているノズルヘッド2は、当該基部10の先端側にある固定部13にて固定されている。詳しくは、図3(a)に示すように、ノズルヘッド2の本体部2a周面の一部には基台部2dが形成され、当該基台部2dの底面に外方に向けて拡がった角錐台状の係止部2eが形成されている。そして、係止部2eが固定部13の固定面13a上に載置されている。当該固定部13は、基部10の側部に設けられたトグルクランプ13bを有しており、当該トグルクランプ13bの締付状態とすることで、基部10の両側一対の挟持部13c、13dがノズルヘッド2の係止部2eを挟持する。このように角錐台状の係止部2eが、トグルクランプ13bによる力の加わった挟持部13c、13dに挟持されることでノズルヘッド2は基部10に固定されている。
【0024】
さらに、固定部13にはロック機構14が設けられている。当該ロック機構14は、基部10の側部に形成された突出部14aとトグルクランプ13bの一端とにロック孔14b、14cが形成されており、これらロック孔14b、14cがトグルクランプ13bの締付状態で重なり、各ロック孔14b、14cを貫通するようにロックピン14dが挿入されることで、トグルクランプ13bの締結状態を維持するものである。
【0025】
一方、ノズルヘッド2の交換等のために固定を解除する際には、まずロックピン14dを抜きロック機構14のロックを解除する。そして、図3(b)に示すようにトグルクランプ13bを解除状態とすることで、トグルクランプ13bと連結された一方の挟持部13cが外側に移動して、ノズルヘッド2を取り外し可能とする。
【0026】
また、固定部13における他方の挟持部13d上にはガイド部15が立設されている。当該ガイド部15は内側面15aが固定部13の固定面13aに向けて傾斜しており、図3(b)の白抜き矢印で示すように、当該ガイド部15の内側面15aに沿わせてノズルヘッド2を落とし込むことで、係止部2eが固定位置である固定面13aに案内される。
【0027】
被保持部11は、基部10の裏面にて、当該基部10の長手方向、即ちノズルヘッド2の軸方向に、摺動可能に取り付けられている。そして、基部10と被保持部11とは一対の衝撃吸収部16を介して連結されている。
【0028】
衝撃吸収部16は、ノズルヘッド2の軸方向に伸縮可能なシリンダダンパであり、被保持部11の両側部から立設したシリンダ部16aと、当該シリンダ部16a内からノズルヘッド2の軸方向に摺動可能に延びたピストンロッド16bと、ピストンロッド周りに設けられたスプリング16cと、を有している。ピストンロッド16bの一端は基部10のピストン連結部16dに連結されている。このように構成された衝撃吸収部16は、基部10、保護枠部12、又はノズルヘッド2が軸方向に外力を受けた場合に、当該外力を吸収する機能を有している。
【0029】
また、被保持部11の両側面には、ノズルヘッド2の軸方向と垂直(第1の方向)に延びる垂直溝17(第1の溝)と、当該軸方向と平行(第2の方向)に延びる平行溝18(第2の溝)とが一部重複するように形成されている。図1に示すように、垂直溝17はマニュピレータのグリッパ3がノズルヘッド2の軸方向に対して垂直な状態で把持したときに当該グリッパ3と係合する。一方、図1にて二点鎖線で示すように、平行溝18はマニュピレータのグリッパ3がノズルヘッド2の軸方向に対して平行な状態で把持したときに当該グリッパ3と係合する。
【0030】
さらに、垂直溝17及び平行溝18の重複部分には、マニュピレータのグリッパ3が把持した際にON状態となり、把持を解除した際にOFF状態となる押ボタン式の把持検知スイッチ19が設けられている。レーザ切断機は、当該把持検知スイッチ19がON状態である場合にはノズルヘッド2からのレーザ照射による切断作業が可能であり、OFF状態である場合にはノズルヘッド2からのレーザ照射が禁止されるよう設定されている。
【0031】
また、基部10の基端側にはケーブル案内板20が設けられている。当該ケーブル案内板20は基部10に対し側方に向けて斜めに延びており、表面にはケーブルクランプ21が設けられている。ケーブルクランプ21は上面が開閉可能な筒状をなしており、ノズルヘッド2に接続されている各種ケーブル2cをひとまとめにすることが可能である。
【0032】
このように構成された支持装置1は、基部10にノズルヘッド2が固定された状態で、マニュピレータのグリッパ3により被保持部11が把持され、作業者はマニュピレータを遠隔操作して当該支持装置1を介してノズルヘッド2を移動させる。当該支持装置1を介しての解体作業の具体的手順の一例としては、まずノズルヘッド2を切断対象面に対し垂直な位置に移動させ、保護リング12bが切断対象面に接するまで支持装置1を移動させる。保護リング12bが切断対象面に接触した後は、当該接触位置からレーザによる切断に必要な距離分支持装置1を戻して、レーザ照射を開始する。
【0033】
作業者はマニュピレータや作業現場内に設置されたカメラからの映像を介してマニュピレータを操作する。このように作業者は限られた視界で作業を行うため、ノズルヘッド2の先端が周辺構造物に接近する場合もあるが、ノズルヘッド2の先端近傍は保護リング12bに囲まれており、円錐部2bの周囲にも保護アーム12aが配設されていることから、ノズルヘッド2と接触する前に保護リング12b又は保護アーム12aが周辺構造物と接触することとなる。これにより、周辺構造物がノズルヘッド2に干渉することを防ぎ、ノズルヘッド2の損傷を防ぐことができる。また保護リング12bは環状であることで、中空部内を通してレーザを照射することができるとともに、突出部分もなく周辺構造物に引っ掛かりにくい。そして、解体作業において切断対象面と適切な距離をとる際に、保護リング12bを切断対象面と接触させて支持装置1を戻すことでノズルヘッド2を損傷することなく正確に距離をとることができる。
【0034】
また、保護枠部12が設けられている基部10は衝撃吸収部16を介して被保持部11と連結されていることから、保護リング12bを切断対象面に接触させる際や、保護枠部12が周辺構造物と接触した際に受けた外力を衝撃吸収部16により吸収することができ、ノズルヘッド2やマニュピレータへの損傷をより確実に防ぐことができる。
【0035】
さらに、ノズルヘッド2は固定部13にてトグルクランプ13bを用いることで容易に且つ小さい力で確実にノズルヘッド2を固定することができる。また、ノズルヘッド2を固定部13に案内するガイド部15が設けられていることで、ノズルヘッド2の取り付けが容易且つ確実となり、作業効率が向上する。
【0036】
また、ノズルヘッド2からは各種ケーブル2cが延びているのに対し、これらのケーブル2cがケーブル案内板20のケーブルクランプ21によりまとめられることで、ケーブル2cがマニュピレータによる支持装置1の移動を妨げるのを防止し、さらに作業効率を向上させることができる。
【0037】
これらのことから本実施形態に係る切断機ノズルヘッド支持装置1は遠隔操作での作業安全性及び作業効率性を向上させることができる。
【0038】
以上で本発明に係る断機ノズルヘッド支持装置の実施形態についての説明を終えるが、実施形態は上記実施形態に限られるものではない。
【0039】
上記実施形態における支持装置1はレーザ切断機のノズルヘッドに適用しているが、切断機はレーザ切断機に限られるものではない。例えばノズルヘッド形状が類似するウォータジェット切断機にも同様に適用することができ、その場合も上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0040】
上記実施形態では支持装置1は、被保持部11がマニュピレータのグリッパ3により把持されることで保持されるものであるが、グリッパ以外の保持手段により保持されてもよい。
【符号の説明】
【0041】
1 切断機ノズルヘッド支持装置
2 ノズルヘッド
2a 本体部
2b 円錐部
2c ケーブル
2d 基台部
2e 係止部
3 グリッパ(把持手段)
10 基部
11 被保持部
12 保護枠部
12a 保護アーム
12b 保護リング
13 固定部
13a 固定面
13b トグルクランプ
14 ロック機構
15 ガイド部
16 衝撃吸収部
17 垂直溝(第1の溝)
18 平行溝(第2の溝)
19 把持検知スイッチ
20 ケーブル案内板
21 ケーブルクランプ
図1
図2
図3