【実施例】
【0019】
シリコン粘土A及びシリコン粘土Bそれぞれの軟らかさ、両粘土の混合物の軟らかさ、混合物の硬化後の硬さ及び接着力を以下の方法により測定した。
(軟らかさの測定)
シリコン粘土A及びシリコン粘土Bそれぞれの軟らかさ、混合から10分以内の混合物の軟らかさを以下の手順で測定した。
測定は、
図5の概略図に示す方法で行った。具体的には、シリコン粘土A及びシリコン粘土Bから、幅約10mm×奥行約10mm×高さ約20mmの略直方体状の試験片1を手で成形した。試験片1を幅約20mm×奥行約20mm×高さ約40mmの略直方体状の透明の筒2に入れた。筒2内の試験片1の高さXcmを測定した。試験片1の上に434gの錘3を載置した。載置後、試験片1の高さYcmを測定した。軟らかさを以下の式により算出した。なお、混合物の軟らかさの測定は、混合から10分経過後(硬化前)に行った。
Y÷X×100
【0020】
(硬さの測定)
混合から24時間経過後の混合物の硬さを以下の手順で測定した。
硬さはショアA硬度であり、ぺパレス製作所社製アナログ硬度計JINGCHENGを用いて次の手順で測定した。即ち、シリコン粘土A及びシリコン粘土Bを混合しつつ板状に成形した。混合から24時間経過後の板状物において、2mm以上の厚みを有する任意の箇所3点に、硬度計を密着させ、密着後、直ちにショアA硬度を測定した。3点の測定値の中間値を硬度として採用した。
(接着力の測定)
混合から24時間経過後の混合物の接着力を以下の手順で測定した。
測定は、
図6の概略図に示す方法で行った。具体的には、混合から10分以内に混合物から、幅約10mm×奥行約10mm×高さ約20mmの略直方体状の試験片1を手で成形した。試験片1の側面の中程に、高さ約15mm、底面積4mm
2の市販のプラスチック製の装飾部材4を約2mm深さとなるように埋め込んだ(埋込面ができるだけなめらかな装飾部材4を選択する。滑らかでない場合は、番手ができるだけ大きな紙やすりで鏡面仕上げを施す)。混合から部材4の埋込まで、約10分以内に行った。部材4が埋め込まれた試験片1を24時間放置して、混合物を硬化させた。部材4に錘3による荷重を加えた。荷重に耐えきれず部材4が剥離した時点の錘3の重さを接着力とした。
【0021】
実施例1
以下の組成のシリコン粘土Aとシリコン粘土Bとを用意した。
(シリコン粘土A)
・第1自己接着性シリコン(ヌシル社製R31−2186 PART A) 45.0重量%
・硬化促進剤(スムースオン社製白金) 3.5重量%
・苦み成分(森村商事社製CITROFLEX2(SC−60)) 1.0重量%
・第1充填材(粉末シリカ:丸東社製シリカパウダーPL) 30.0重量%
・結着材(セルロース:日本製紙社製KCフロックW−100G) 4.5重量%
・第1柔軟剤(エラストマーパウダー:東レダウコーニング社製EP5000) 16.0重量%
(シリコン粘土B)
・第2自己接着性シリコン(ヌシル社製R31−2186 PART B) 45.0重量%
・苦み成分(森村商事社製CITROFLEX2(SC−60)) 1.0重量%
・第2充填材(粉末シリカ:丸東社製シリカパウダーPL) 30.0重量%
・結着材(セルロース:日本製紙社製KCフロックW−100G) 4.5重量%
・第2柔軟剤(エラストマーパウダー:東レダウコーニング社製EP5000) 17.5重量%
【0022】
シリコン粘土A及びシリコン粘土Bを以下の方法により製造した。
容器内で、第1自己接着性シリコンに硬化促進剤及び苦み成分を添加し、添加後1分間混合した。撹拌機に、第1充填材、結着材及び第1柔軟剤をこの順でそれぞれ半量添加した。添加後、撹拌機内に容器内の混合物を添加した。次いで、撹拌機内に第1充填材、結着材及び第1柔軟剤をこの順でそれぞれの残りの半量を添加した。添加後、成分間のなじみを向上させるため30分間放置した。放置後、撹拌機のスイッチを入れ、8分間撹拌することによりシリコン粘土Aを得た。
容器内で、第2自己接着性シリコンに苦み成分を添加し、添加後1分間混合した。撹拌機に、第2充填材、結着材及び第2柔軟剤をこの順でそれぞれ半量添加した。添加後、撹拌機内に容器内の混合物を添加した。次いで、撹拌機内に第2充填材、結着材及び第2柔軟剤をこの順でそれぞれの残りの半量を添加した。添加後、成分間のなじみを向上させるため30分間放置した。放置後、撹拌機のスイッチを入れ、8分間撹拌することによりシリコン粘土Bを得た。
撹拌機には、フィリップス社製HR2365/01を用いた。
【0023】
シリコン粘土A及びシリコン粘土Bを、常温下で、手の力を用いて混合して混合物(シリコン粘土Aとシリコン粘土Bの重量比は1:1)を得た。得られた混合物を直径約20mm及び厚さ約20mmの円板状に手で成形した。成形後、高さ約40mm、底面積400mm
2の市販のプラスチック製の装飾部材を約2mm深さとなるように、土台に複数個埋め込んだ。なお、混合開始から、埋込終了までの所要時間は10分であり、埋込終了まで混合物は作業可能な軟らかさを有していた。
埋込終了後、24時間放置することで、混合物が硬化し、その結果、土台に部材が固定された装飾品を得ることができた。
上記装飾品の製造とは別に、シリコン粘土A及びシリコン粘土Bそれぞれの軟らかさ、両粘土の混合物の軟らかさ、混合物の硬化後の硬さ及び接着力を上記方法により測定した。結果を表1に示す。
【0024】
実施例2
以下の組成に変更すること以外は実施例1と同様にしてシリコン粘土Aとシリコン粘土Bとを用意した。
(シリコン粘土A)
・第1自己接着性シリコン(ヌシル社製R31−2186 PART A) 60.7重量%
・硬化促進剤(スムースオン社製白金) 2.0重量%
・苦み成分(森村商事社製CITROFLEX2(SC−60)) 0.7重量%
・第1充填材(粉末シリカ:丸東社製シリカパウダーPL) 23.0重量%
・結着材(セルロース:日本製紙社製KCフロックW−100G) 2.0重量%
・第1柔軟剤(エラストマーパウダー:東レダウコーニング社製EP5000) 11.6重量%
(シリコン粘土B)
・第2自己接着性シリコン(ヌシル社製R31−2186 PART B) 61.0重量%
・苦み成分(森村商事社製CITROFLEX2(SC−60)) 0.7重量%
・第2充填材(粉末シリカ:丸東社製シリカパウダーPL) 21.9重量%
・結着材(セルロース:日本製紙社製KCフロックW−100G) 3.7重量%
・第2柔軟剤(エラストマーパウダー:東レダウコーニング社製EP5000) 12.8重量%
実施例1と同様にして、装飾品を得ることができた。
実施例1と同様にして、シリコン粘土A及びシリコン粘土Bそれぞれの軟らかさ、両粘土の混合物の軟らかさ、混合物の硬化後の硬さ及び接着力を測定し、結果を表1に示す。
【0025】
実施例3
以下の組成に変更すること以外は実施例1と同様にしてシリコン粘土Aとシリコン粘土Bとを用意した。
(シリコン粘土A)
・第1自己接着性シリコン(ヌシル社製R31−2186 PART A) 32.0重量%
・硬化促進剤(スムースオン社製白金) 2.5重量%
・苦み成分(森村商事社製CITROFLEX2(SC−60)) 0.7重量%
・第1充填材(粉末シリカ:丸東社製シリカパウダーPL) 49.8重量%
・結着材(セルロース:日本製紙社製KCフロックW−100G) 2.9重量%
・第1柔軟剤(エラストマーパウダー:東レダウコーニング社製EP5000) 12.0重量%
(シリコン粘土B)
・第2自己接着性シリコン(ヌシル社製R31−2186 PART B) 33.6重量%
・苦み成分(森村商事社製CITROFLEX2(SC−60)) 0.7重量%
・第2充填材(粉末シリカ:丸東社製シリカパウダーPL) 50.0重量%
・結着材(セルロース:日本製紙社製KCフロックW−100G) 3.2重量%
・第2柔軟剤(エラストマーパウダー:東レダウコーニング社製EP5000) 12.5重量%
実施例1と同様にして、装飾品を得ることができた。
実施例1と同様にして、シリコン粘土A及びシリコン粘土Bそれぞれの軟らかさ、両粘土の混合物の軟らかさ、混合物の硬化後の硬さ及び接着力を測定し、結果を表1に示す。
【0026】
実施例4
以下の組成に変更すること以外は実施例1と同様にしてシリコン粘土Aとシリコン粘土Bとを用意した。
(シリコン粘土A)
・第1自己接着性シリコン(ヌシル社製R31−2186 PART A) 53.4重量%
・第1充填材(粉末シリカ:丸東社製シリカパウダーPL) 46.5重量%
(シリコン粘土B)
・第2自己接着性シリコン(ヌシル社製R31−2186 PART B) 53.4重量%
・第2充填材(粉末シリカ:丸東社製シリカパウダーPL) 46.5重量%
実施例1と同様にして、装飾品を得ることができた。
実施例1と同様にして、シリコン粘土A及びシリコン粘土Bそれぞれの軟らかさ、両粘土の混合物の軟らかさ、混合物の硬化後の硬さ及び接着力を測定し、結果を表1に示す。
【0027】
実施例5
以下の組成に変更すること以外は実施例1と同様にしてシリコン粘土Aとシリコン粘土Bとを用意した。
(シリコン粘土A)
・第1自己接着性シリコン(ヌシル社製R31−2186 PART A) 40.0重量%
・第1充填材(粉末シリカ:丸東社製シリカパウダーPL) 60.0重量%
(シリコン粘土B)
・第2自己接着性シリコン(ヌシル社製R31−2186 PART B) 40.0重量%
・第2充填材(粉末シリカ:丸東社製シリカパウダーPL) 60.0重量%
実施例1と同様にして、装飾品を得ることができた。
実施例1と同様にして、シリコン粘土A及びシリコン粘土Bそれぞれの軟らかさ、両粘土の混合物の軟らかさ、混合物の硬化後の硬さ及び接着力を測定し、結果を表1に示す。
【0028】
実施例6
以下の組成に変更すること以外は実施例1と同様にしてシリコン粘土Aとシリコン粘土Bとを用意した。
(シリコン粘土A)
・第1自己接着性シリコン(ヌシル社製R31−2186 PART A) 80.0重量%
・第1充填材(セルロース:日本製紙社製KCフロックW−100G) 20.0重量%
(シリコン粘土B)
・第2自己接着性シリコン(ヌシル社製R31−2186 PART B) 80.0重量%
・第2充填材(セルロース:日本製紙社製KCフロックW−100G) 20.0重量%
実施例1と同様にして、装飾品を得ることができた。
実施例1と同様にして、シリコン粘土A及びシリコン粘土Bそれぞれの軟らかさ、両粘土の混合物の軟らかさ、混合物の硬化後の硬さ及び接着力を測定し、結果を表1に示す。
【0029】
実施例7
以下の組成に変更すること以外は実施例1と同様にしてシリコン粘土Aとシリコン粘土Bとを用意した。
(シリコン粘土A)
・第1自己接着性シリコン(ヌシル社製R31−2186 PART A) 78.0重量%
・第1充填材(セルロース:日本製紙社製KCフロックW−100G) 22.0重量%
(シリコン粘土B)
・第2自己接着性シリコン(ヌシル社製R31−2186 PART B) 78.0重量%
・第2充填材(セルロース:日本製紙社製KCフロックW−100G) 22.0重量%
実施例1と同様にして、装飾品を得ることができた。
実施例1と同様にして、シリコン粘土A及びシリコン粘土Bそれぞれの軟らかさ、両粘土の混合物の軟らかさ、混合物の硬化後の硬さ及び接着力を測定し、結果を表1に示す。
【0030】
実施例8
以下の組成に変更すること以外は実施例1と同様にしてシリコン粘土Aとシリコン粘土Bとを用意した。
(シリコン粘土A)
・第1自己接着性シリコン(ヌシル社製R31−2186 PART A) 43.4重量%
・第1充填材:2種(片栗粉:玉三社製片栗粉) 52.0重量%
(セルロース:日本製紙社製KCフロックW−100G) 4.0重量%
(シリコン粘土B)
・第2自己接着性シリコン(ヌシル社製R31−2186 PART B) 43.4重量%
・第2充填材:2種(片栗粉:玉三社製片栗粉) 52.0重量%
(セルロース:日本製紙社製KCフロックW−100G) 4.0重量%
実施例1と同様にして、装飾品を得ることができた。
実施例1と同様にして、シリコン粘土A及びシリコン粘土Bそれぞれの軟らかさ、両粘土の混合物の軟らかさ、混合物の硬化後の硬さ及び接着力を測定し、結果を表1に示す。
【0031】
実施例9
以下の組成に変更すること以外は実施例1と同様にしてシリコン粘土Aとシリコン粘土Bとを用意した。
(シリコン粘土A)
・第1自己接着性シリコン(ヌシル社製R31−2186 PART A) 56.5重量%
・第1充填材:2種(片栗粉:玉三社製片栗粉) 32.5重量%
(セルロース:日本製紙社製KCフロックW−100G) 11.0重量%
(シリコン粘土B)
・第2自己接着性シリコン(ヌシル社製R31−2186 PART B) 56.5重量%
・第2充填材:2種(片栗粉:玉三社製片栗粉) 32.5重量%
(セルロース:日本製紙社製KCフロックW−100G) 11.0重量%
実施例1と同様にして、装飾品を得ることができた。
実施例1と同様にして、シリコン粘土A及びシリコン粘土Bそれぞれの軟らかさ、両粘土の混合物の軟らかさ、混合物の硬化後の硬さ及び接着力を測定し、結果を表1に示す。
【0032】
実施例10
以下の組成に変更すること以外は実施例1と同様にしてシリコン粘土Aとシリコン粘土Bとを用意した。
(シリコン粘土A)
・第1自己接着性シリコン(ヌシル社製R31−2186 PART A) 34.0重量%
・第1充填材:2種(コーンスターチ:GABAN社製コーンスターチ) 62.0重量%
(セルロース:日本製紙社製KCフロックW−100G) 3.4重量%
(シリコン粘土B)
・第2自己接着性シリコン(ヌシル社製R31−2186 PART B) 34.0重量%
・第2充填材:2種(コーンスターチ:GABAN社製コーンスターチ) 62.0重量%
(セルロース:日本製紙社製KCフロックW−100G) 3.4重量%
実施例1と同様にして、装飾品を得ることができた。
実施例1と同様にして、シリコン粘土A及びシリコン粘土Bそれぞれの軟らかさ、両粘土の混合物の軟らかさ、混合物の硬化後の硬さ及び接着力を測定し、結果を表1に示す。
【0033】
実施例11
以下の組成に変更すること以外は実施例1と同様にしてシリコン粘土Aとシリコン粘土Bとを用意した。
(シリコン粘土A)
・第1自己接着性シリコン(ヌシル社製R31−2186 PART A) 51.5重量%
・第1充填材:2種(コーンスターチ:GABAN社製コーンスターチ) 39.1重量%
(セルロース:日本製紙社製KCフロックW−100G) 9.4重量%
(シリコン粘土B)
・第2自己接着性シリコン(ヌシル社製R31−2186 PART B) 51.5重量%
・第2充填材:2種(コーンスターチ:GABAN社製コーンスターチ) 39.1重量%
(セルロース:日本製紙社製KCフロックW−100G) 9.4重量%
実施例1と同様にして、装飾品を得ることができた。
実施例1と同様にして、シリコン粘土A及びシリコン粘土Bそれぞれの軟らかさ、両粘土の混合物の軟らかさ、混合物の硬化後の硬さ及び接着力を測定し、結果を表1に示す。
【0034】
実施例12
以下の組成に変更すること以外は実施例1と同様にしてシリコン粘土Aとシリコン粘土Bとを用意した。
(シリコン粘土A)
・第1自己接着性シリコン(ヌシル社製R31−2186 PART A) 50.0重量%
・第1充填材(小麦粉:日清社製薄力粉) 50.0重量%
(シリコン粘土B)
・第2自己接着性シリコン(ヌシル社製R31−2186 PART B) 50.0重量%
・第2充填材(小麦粉:日清社製薄力粉) 50.0重量%
実施例1と同様にして、装飾品を得ることができた。
実施例1と同様にして、シリコン粘土A及びシリコン粘土Bそれぞれの軟らかさ、両粘土の混合物の軟らかさ、混合物の硬化後の硬さ及び接着力を測定し、結果を表1に示す。
【0035】
実施例13
以下の組成に変更すること以外は実施例1と同様にしてシリコン粘土Aとシリコン粘土Bとを用意した。
(シリコン粘土A)
・第1自己接着性シリコン(ヌシル社製R31−2186 PART A) 45.4重量%
・第1充填材(小麦粉:日清社製薄力粉) 54.5重量%
(シリコン粘土B)
・第2自己接着性シリコン(ヌシル社製R31−2186 PART B) 45.4重量%
・第2充填材(小麦粉:日清社製薄力粉) 54.5重量%
実施例1と同様にして、装飾品を得ることができた。
実施例1と同様にして、シリコン粘土A及びシリコン粘土Bそれぞれの軟らかさ、両粘土の混合物の軟らかさ、混合物の硬化後の硬さ及び接着力を測定し、結果を表1に示す。
【0036】
【表1】
【0037】
表1から、実施例1〜13の混合物は、所望の形状に成形可能な時間を有し、硬化後に部材を土台に接着できることが分かる。
【0038】
(調製例)
上記実施例1〜13以外のシリコン粘土A及びシリコン粘土Bの調製例を下記する。
調製例1
以下の組成に変更すること以外は実施例1と同様にしてシリコン粘土Aとシリコン粘土Bとを用意した。
(シリコン粘土A)
・第1自己接着性シリコン(ヌシル社製R31−2186 PART A) 56.4重量%
・第1充填材(粉末シリカ:丸東社製シリカパウダーPL) 43.5重量%
(シリコン粘土B)
・第2自己接着性シリコン(ヌシル社製R31−2186 PART B) 56.4重量%
・第2充填材(粉末シリカ:丸東社製シリカパウダーPL) 43.5重量%
調製例1のシリコン粘土A及びシリコン粘土Bは、実施例1と比べて、それぞれ、べたべたした粘土であった。
【0039】
調製例2
以下の組成に変更すること以外は実施例1と同様にしてシリコン粘土Aとシリコン粘土Bとを用意した。
(シリコン粘土A)
・第1自己接着性シリコン(ヌシル社製R31−2186 PART A) 38.4重量%
・第1充填材(粉末シリカ:丸東社製シリカパウダーPL) 43.5重量%
(シリコン粘土B)
・第2自己接着性シリコン(ヌシル社製R31−2186 PART B) 38.4重量%
・第2充填材(粉末シリカ:丸東社製シリカパウダーPL) 43.5重量%
調製例2のシリコン粘土A及びシリコン粘土Bは、実施例1と比べて、指の力で混合し難い粘土であった。
【0040】
調製例3
以下の組成に変更すること以外は実施例1と同様にしてシリコン粘土Aとシリコン粘土Bとを用意した。
(シリコン粘土A)
・第1自己接着性シリコン(ヌシル社製R31−2186 PART A) 86.9重量%
・第1充填材(セルロース:日本製紙社製KCフロックW−100G) 13.0重量%
(シリコン粘土B)
・第2自己接着性シリコン(ヌシル社製R31−2186 PART B) 86.9重量%
・第2充填材(セルロース:日本製紙社製KCフロックW−100G) 13.0重量%
調製例3のシリコン粘土A及びシリコン粘土Bは、実施例1と比べて、それぞれ、べたべたした粘土であった。
【0041】
調製例4
以下の組成に変更すること以外は実施例1と同様にしてシリコン粘土Aとシリコン粘土Bとを用意した。
(シリコン粘土A)
・第1自己接着性シリコン(ヌシル社製R31−2186 PART A) 71.4重量%
・第1充填材(セルロース:日本製紙社製KCフロックW−100G) 28.5重量%
(シリコン粘土B)
・第2自己接着性シリコン(ヌシル社製R31−2186 PART B) 71.4重量%
・第2充填材(セルロース:日本製紙社製KCフロックW−100G) 28.5重量%
調製例4のシリコン粘土A及びシリコン粘土Bは、実施例1と比べて、それぞれ、まとまり難い粘土であった。
【0042】
調製例5
以下の組成に変更すること以外は実施例1と同様にしてシリコン粘土Aとシリコン粘土Bとを用意した。
(シリコン粘土A)
・第1自己接着性シリコン(ヌシル社製R31−2186 PART A) 55.5重量%
・第1充填材:2種(片栗粉:玉三社製片栗粉) 38.8重量%
(セルロース:日本製紙社製KCフロックW−100G) 5.0重量%
(シリコン粘土B)
・第2自己接着性シリコン(ヌシル社製R31−2186 PART B) 55.5重量%
・第2充填材:2種(片栗粉:玉三社製片栗粉) 38.8重量%
(セルロース:日本製紙社製KCフロックW−100G) 5.0重量%
調製例5のシリコン粘土A及びシリコン粘土Bは、実施例1と比べて、それぞれ、べたべたした粘土であった。
【0043】
調製例6
以下の組成に変更すること以外は実施例1と同様にしてシリコン粘土Aとシリコン粘土Bとを用意した。
(シリコン粘土A)
・第1自己接着性シリコン(ヌシル社製R31−2186 PART A) 51.2重量%
・第1充填材:2種(片栗粉:玉三社製片栗粉) 35.8重量%
(セルロース:日本製紙社製KCフロックW−100G) 12.8重量%
(シリコン粘土B)
・第2自己接着性シリコン(ヌシル社製R31−2186 PART B) 51.2重量%
・第2充填材:2種(片栗粉:玉三社製片栗粉) 35.8重量%
(セルロース:日本製紙社製KCフロックW−100G) 12.8重量%
調製例6のシリコン粘土A及びシリコン粘土Bは、実施例1と比べて、それぞれ、まとまり難い粘土であった。
【0044】
調製例7
以下の組成に変更すること以外は実施例1と同様にしてシリコン粘土Aとシリコン粘土Bとを用意した。
(シリコン粘土A)
・第1自己接着性シリコン(ヌシル社製R31−2186 PART A) 46.5重量%
・第1充填材:2種(コーンスターチ:GABAN社製コーンスターチ) 48.8重量%
(セルロース:日本製紙社製KCフロックW−100G) 0.5重量%
(シリコン粘土B)
・第2自己接着性シリコン(ヌシル社製R31−2186 PART B) 46.5重量%
・第2充填材:2種(コーンスターチ:GABAN社製コーンスターチ) 48.8重量%
(セルロース:日本製紙社製KCフロックW−100G) 0.5重量%
調製例7のシリコン粘土A及びシリコン粘土Bは、実施例1と比べて、それぞれ、べたべたした粘土であった。
【0045】
調製例8
以下の組成に変更すること以外は実施例1と同様にしてシリコン粘土Aとシリコン粘土Bとを用意した。
(シリコン粘土A)
・第1自己接着性シリコン(ヌシル社製R31−2186 PART A) 43.4重量%
・第1充填材:2種(コーンスターチ:GABAN社製コーンスターチ) 45.6重量%
(セルロース:日本製紙社製KCフロックW−100G) 10.8重量%
(シリコン粘土B)
・第2自己接着性シリコン(ヌシル社製R31−2186 PART B) 43.4重量%
・第2充填材:2種(コーンスターチ:GABAN社製コーンスターチ) 45.6重量%
(セルロース:日本製紙社製KCフロックW−100G) 10.8重量%
調製例8のシリコン粘土A及びシリコン粘土Bは、実施例1と比べて、それぞれ、まとまり難い粘土であった。
【0046】
調製例9
以下の組成に変更すること以外は実施例1と同様にしてシリコン粘土Aとシリコン粘土Bとを用意した。
(シリコン粘土A)
・第1自己接着性シリコン(ヌシル社製R31−2186 PART A) 58.8重量%
・第1充填材(小麦粉:日清社製薄力粉) 41.1重量%
(シリコン粘土B)
・第2自己接着性シリコン(ヌシル社製R31−2186 PART B) 58.8重量%
・第2充填材(小麦粉:日清社製薄力粉) 41.1重量%
調製例9のシリコン粘土A及びシリコン粘土Bは、実施例1と比べて、それぞれ、べたべたした粘土であった。
【0047】
調製例10
以下の組成に変更すること以外は実施例1と同様にしてシリコン粘土Aとシリコン粘土Bとを用意した。
(シリコン粘土A)
・第1自己接着性シリコン(ヌシル社製R31−2186 PART A) 43.4重量%
・第1充填材(小麦粉:日清社製薄力粉) 56.5重量%
(シリコン粘土B)
・第2自己接着性シリコン(ヌシル社製R31−2186 PART B) 43.4重量%
・第2充填材(小麦粉:日清社製薄力粉) 56.5重量%
調製例10のシリコン粘土A及びシリコン粘土Bは、実施例1と比べて、指の力で混合し難い粘土であった。