特許第6351065号(P6351065)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6351065
(24)【登録日】2018年6月15日
(45)【発行日】2018年7月4日
(54)【発明の名称】排水ソケット
(51)【国際特許分類】
   E03D 11/13 20060101AFI20180625BHJP
   E03C 1/14 20060101ALI20180625BHJP
【FI】
   E03D11/13
   E03C1/14 A
【請求項の数】5
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2014-86550(P2014-86550)
(22)【出願日】2014年4月18日
(65)【公開番号】特開2015-206187(P2015-206187A)
(43)【公開日】2015年11月19日
【審査請求日】2016年12月27日
(73)【特許権者】
【識別番号】302045705
【氏名又は名称】株式会社LIXIL
(74)【代理人】
【識別番号】110000497
【氏名又は名称】特許業務法人グランダム特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】黒木 悠
【審査官】 金高 敏康
(56)【参考文献】
【文献】 特開2005−048402(JP,A)
【文献】 特許第4197960(JP,B2)
【文献】 特開2001−279758(JP,A)
【文献】 特開2000−248603(JP,A)
【文献】 特開2012−127135(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2009/0288245(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E03D 11/13
E03C 1/14
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
便器本体の排水口に接続されるソケット部と、
床面で開口した排水管の流入口に接続される排水接続部と、
前記ソケット部に連通し、後方に向けて開口する背面接続部と、
下流端部が前記背面接続部に接続され、上流端部が手洗排水管に接続可能とされ、前記便器本体の後端部より後方で前記便器本体の左右方向または上下方向に延びるとともに、前後方向の寸法が前記手洗排水管との接続部の前後方向の寸法よりも小さく、その断面形状が、前後方向の寸法に比して前後方向に対して略直交する方向の寸法が大きくされた扁平形状をなす管部を有する排水接続部材と、
を備えた排水ソケット。
【請求項2】
前記排水接続部材のうち前記手洗排水管との接続部が円筒形状をなしている請求項1に記載の排水ソケット。
【請求項3】
前記排水接続部材が、前記手洗排水管との接続部から前記管部にかけて断面形状が少しずつ変化する断面変化部を有している請求項2に記載の排水ソケット。
【請求項4】
前記管部が、前記手洗排水管との接続部を、前記便器本体の後端部よりも左右外側に位置させる長さ寸法を有している請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の排水ソケット。
【請求項5】
前記排水接続部材の後端が、凹凸のない形状とされている請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の排水ソケット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、排水ソケットに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、トイレルームに設置された手洗器からの排水を、便器からの排水とともに床面で開口した排水管の流入口に排出するための排水ソケットが知られている。この種の排水ソケットを用いることにより、例えば、リフォーム等によってトイレルームに新たに手洗器を設置する場合に、手洗器用の排水管を別途床面に配管する必要がない。
【0003】
この排水ソケットの一例として、例えば下記特許文献1に記載の排水ソケットは、便器本体の排水口に接続されるソケット部と、床面で開口した排水管の流入口に接続される排水接続部とを有し、その背面側に、手洗排水管が接続される排水接続部材が接続されている。手洗排水管と排水接続部材とは、便器本体の後方の隠れた部分において接続される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特許第4197960号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら上記のような排水ソケットでは、便器本体の後方に、排水接続部材を配置するためのスペースが必要である。このため、例えば床面で開口した排水管の流入口とトイレルームの壁面とが近接していて、便器本体の後方に排水接続部材を配置するだけの十分なスペースがない場合には、上記のような排水ソケットを使用することができず、トイレルームに手洗器を設置することは困難であった。
【0006】
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、狭いスペースに設置可能な排水ソケットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の排水ソケットは、便器本体の排水口に接続されるソケット部と、床面で開口した排水管の流入口に接続される排水接続部と、前記ソケット部に連通し、後方に向けて開口する背面接続部と、下流端部が前記背面接続部に接続され、上流端部が手洗排水管に接続可能とされ、前記便器本体の後端部より後方で前記便器本体の左右方向または上下方向に延びるとともに、前後方向の寸法が前記手洗排水管との接続部の前後方向の寸法よりも小さく、その断面形状が、前後方向の寸法に比して前後方向に対して略直交する方向の寸法が大きくされた扁平形状をなす管部を有する排水接続部材と、を備えている。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、排水接続部材における管部の前後方向の寸法を、手洗排水管の前後方向の寸法よりも小さくしつつ、排水接続部材における管部の前後方向と直交する方向の寸法を、管部の前後方向の寸法よりも大きくすることができるので、排水流量を多く確保しつつ排水ソケットを便器後方の狭いスペースに設置することができる。


【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本実施例における水洗式便器および手洗器がトイレルームに設置された状態を示す側断面図
図2】背面側から見た排水ソケットを示す斜視図
図3】排水ソケットおよび水洗式便器がトイレルームに設置された状態を示す平断面図
図4】背面接続部、排水接続部材および手洗排水管の接続構造を示す一部拡大平断面図
図5】排水接続部材の管部の断面形状を示す断面図であって、図4のA−A位置における断面に相当する断面図
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の好ましい形態を以下に示す。
本発明の排水ソケットは、前記排水接続部材のうち前記手洗排水管との接続部が円筒形状をなしているものとしてもよい。このような構成によれば、例えば手洗排水管との接続部が角筒形状である場合に比して、円筒形状の接続部は隙間なく嵌合しやすいから、手洗排水管との接続信頼性を高めることができる。
【0011】
また、本発明の排水ソケットは、前記排水接続部材が、前記手洗排水管との接続部から前記管部にかけて断面形状が少しずつ変化する断面変化部を有しているものとしてもよい。このような構成によれば、手洗い水をスムーズに排水することができるため、排水接続部材内においてサイホン作用が発生することを防ぐことができ、手洗排水トラップの封水切れを防止することができる。
【0012】
また、本発明の排水ソケットは、前記管部が、前記手洗排水管との接続部を、前記便器本体の後端部よりも左右外側に位置させる長さ寸法を有しているものとしてもよい。このような構成によれば、排水接続部材に手洗排水管を接続する作業を便器本体の左右外側で行うことができるから、この接続作業を便器本体後方の狭いスペースにおいて行う場合に比して容易に行うことができる。
【0013】
また、本発明の排水ソケットは、前記排水接続部材の後端が、凹凸のない形状とされているものとしてもよい。このような構成によれば、例えば排水接続部材の後端に突出部がある場合に比して、より狭いスペースでも排水ソケットを配置することができる。
【0014】
<実施例>
以下、本発明を具体化した一実施例について、図1図5を参照しつつ詳細に説明する。
本実施例における排水ソケット10は、トイレルーム30に設置された手洗器40からの排水を、水洗式便器50からの排水とともに床面31で開口した排水管の流入口32に排出するものである。トイレルーム30は、左右両側の側壁面と、その奥側の奥壁面34とに囲まれてなり、水洗式便器50はトイレルーム30の後述する便器本体51の左側の側壁面に近づいた位置に設置され、手洗器40は後述する便器本体51の右側の側壁面に設置されている。なお、便器本体51の左側は、図1においては手前側、便器本体51の右側は、図1においては奥側、便器本体51の前側は、図1においては左側、便器本体51の後側は、図1においては右側に示されている。
【0015】
水洗式便器50は、便鉢部52を有する便器本体51と、便鉢部52に洗浄水を供給する洗浄タンク53とを備えている。洗浄タンク53は、便器本体51の後部上面に固定されている。なお、洗浄タンク53および便器本体51の後部は奥壁面34に沿って設けられた奥壁キャビネット35内に収納されている。
【0016】
便器本体51は、便鉢部52の下流側に連通した便器排水路54を備えている。便器排水路54は、便鉢部52の封水面Lよりも下方に設けられた流出口55の下流側に連続して形成されている。流出口55は、略垂直方向下向きに開口している。
【0017】
便器排水路54は、流出口55から斜め後方に下降する第1下降流路54Fと、この第1下降流路54Fの下流側に連続して形成され、斜め後方に上昇する上昇流路54Gと、この上昇流路54Gの下流側に連続して形成され、略垂直方向に下降する第2下降流路54Hとを有している。第2下降流路54Hの下端部は、下方に突出した形状をなす排水管部56内に形成されている。排水管部56の下流端(以下、便器本体51の排水口57と称する)には、後述する排水ソケット10が接続される(図2参照)。便器本体51の排水口57は、便器本体51の左右方向(幅方向)における中央に位置している。
なお、便器本体51の上面側には、回動自在に軸支された便座58及び便蓋59が備えられている。
【0018】
手洗器40は、トイレルーム30の側壁面に沿って設けられた側壁キャビネット36の天板上に固定されている(図1参照)。
手洗器40の排水口41には、手洗排水管42の上流端部が接続され、手洗排水管42の途中には手洗排水トラップ43が設けられている。手洗排水管42の下流端部は、排水接続部材13に接続され、手洗排水は、手洗排水管42を流下して排水ソケット10に流入する。なお、手洗排水管42は、側壁キャビネット36内および奥壁キャビネット35内に配されている。
【0019】
排水ソケット10は、便器本体51の排水口57に接続されるソケット部11と、床面31に配置された排水管の流入口32に接続される排水接続部12と、手洗排水管42が接続可能とされた排水接続部材13が接続される背面接続部14と、を備えている。
【0020】
ソケット部11には、便器本体51の排水口57が上方から差し込まれて接続される。また、排水接続部12には床面31に固定されるフランジ部15が設けられている。
【0021】
ソケット部11と排水接続部12との間にはアジャスター部16が設けられている。アジャスター部16の長さ寸法を調整することにより、床面31に配置された排水管の流入口32の位置と便器本体51の設置位置とに合わせて、排水接続部12とソケット部11との距離を調整することができる。
【0022】
背面接続部14は、ソケット部11の後方に設けられて、後方に向けて開口する接続孔17を有している(図4参照)。背面接続部14は、円筒状をなして後方に向かって突出しており、その外周には鍔部18が設けられている。
【0023】
排水接続部材13は、全体として軸方向に長い筒形状をなし、その下流端部は背面接続部14に接続される第1接続部19、上流端部は手洗排水管42に接続される第2接続部21(手洗排水管42との接続部)とされている。
【0024】
第1接続部19には、図4に示すように、背面接続部14に内嵌する内嵌筒部22が設けられるとともに、その外周には鍔部23が設けられている。第1接続部19と背面接続部14とは、背面接続部14内に内嵌筒部22を嵌合するとともに、背面接続部14の鍔部18と第1接続部19の鍔部23とを突き合わせるようにして、その突き合わせた鍔部18,23同士をクリップ24で挟み込むことにより接続固定される。
【0025】
排水接続部材13は、第1接続部19を中心として左右に回動可能とされており、手洗器40がトイレルーム30の左右いずれの側壁面に設置されたとしても、その手洗器40が設置された側に、第2接続部21を向けることができる。
【0026】
排水接続部材13には、支持棒25が一体に設けられている(図2参照)。この支持棒25が床面31に当接することで、排水接続部材13は、第2接続部21を左右両側のいずれに向けても、良好な排水勾配を有した斜め姿勢に支持される。
【0027】
第2接続部21は、内周面が断面円形状をなす円筒形状に形成され、その内側に、手洗排水管42の端部が差し込まれて接続される(図4参照)。第2接続部21と手洗排水管42の端部とは、接着剤等によって接着される。なお、第2接続部21が円筒形状をなしているから、汎用性に富む一般的な円筒形状をなす手洗排水管42を良好に接続することができる。
【0028】
排水接続部材13には、便器本体51の後端部より後方で便器本体51の左右方向または上下方向に延びる管部26が設けられている。
【0029】
管部26の断面形状は、図5に示すように、前後方向(図5では左右方向)の寸法に比して前後方向に対して略直交する方向(図5では上下方向)の寸法が大きくされた扁平形状をなしている。管部26の断面は半円形状をなし、その後面(トイレルーム30の奥壁面34に対向する側の面)は、円弧状をなして湾曲する湾曲部27とされ、前面(便器本体51に対向する側の面)は、平らな平面部28とされている。なお、管部26は、平面部28が略垂直をなすように配される。
【0030】
管部26の前後方向の寸法は、第2接続部21の前後方向の寸法(円形断面の直径)の略半分程度の寸法とされている。また、管部26の長さ寸法は、図4に示すように、第2接続部21を、便器本体51の後端部よりも左右外側に位置させる寸法とされている。
【0031】
第2接続部21と管部26との間には、第2接続部21から管部26にかけて断面形状が少しずつ変化する断面変化部29が設けられている。断面変化部29のうち第2接続部21側の端の断面は、第2接続部21の断面と略同形の円形状をなし、管部26側の端の断面は、管部26の断面と略同形の扁平形状をなしている。
【0032】
断面変化部29は、第2接続部21側の端から管部26側の端に向かって、前面が少しずつ後方に引っ込む(潰れる)ようにして前後方向の寸法が少しずつ減じるものとされている。断面変化部29の前面は、第2接続部21側から管部26側に向かって斜めに傾斜している。一方、断面変化部29の後面は周方向に湾曲している。排水接続部材13の後端は、第2接続部21、断面変化部29および管部26の全体にわたって段差なく連なり、前後方向に凹凸のない形状とされている(図4参照)。
【0033】
次に、上記のように構成された実施例の作用および効果について説明する。
本実施例の排水ソケット10は、便器本体51の排水口57に接続されるソケット部11と、床面31で開口した排水管の流入口32に接続される排水接続部12と、ソケット部11に連通し、後方に向けて開口する背面接続部14と、下流端部が背面接続部14に接続され、上流端部が手洗排水管42に接続可能とされ、便器本体51の後端部より後方で便器本体51の左右方向または上下方向に延びるとともに、その断面形状が、前後方向の寸法に比して前後方向に対して略直交する方向の寸法が大きくされた扁平形状をなす管部26を有する排水接続部材13と、を備えている。
【0034】
この構成によれば、排水接続部材13の管部26が、例えば前後方向の寸法と前後方向に対して略直交する方向の寸法とが同等とされた断面形状をなす場合、または前後方向の寸法に比して前後方向に対して略直交する方向の寸法が小さくされた断面形状をなす場合に比して、排水流量を多く確保しつつ排水接続部材13の前後方向の寸法を小さくすることができるから、排水ソケット10を狭いスペースに設置することができる。
【0035】
また、排水接続部材13の前後方向の寸法が小さくされているから、図4に示すように、便器本体51の後面に凹み形状を形成することなく、便器本体51と排水接続部材13との干渉を防ぐことができる。
【0036】
さらに、排水ソケット10の前後方向の寸法が従来よりも小さくされているから、その分、ソケット部11をトイレルーム30の奥壁面34に近接して配置することができる。これにより、トイレルーム30内において便器本体51をより後方に配置することができるから、トイレルーム30の前方のスペース(便器本体51の前側のスペース)をより広くすることができる。
【0037】
また、排水接続部材13のうち手洗排水管42との接続部である第2接続部21が円筒形状をなしている。この構成によれば、例えば手洗排水管との接続部が角筒形状である場合に比して、円筒形状の接続部は隙間なく嵌合しやすいから、手洗排水管42との接続信頼性を高めることができる。
【0038】
また、排水接続部材13が、手洗排水管42との接続部である第2接続部21から管部26にかけて断面形状が少しずつ変化する断面変化部29を有している。この構成によれば、排水接続部材13内をスムーズに手洗い水が流れるため、排水接続部材13においてサイホン作用が発生することを防ぐことができ、手洗排水トラップ43の封水切れを防止することができる。
【0039】
また、排水接続部材13が断面変化部29を有しているから、第2接続部21に手洗排水管42を接続する際、図4に示すように、第2接続部21に差し込まれた手洗排水管42の端縁が、断面変化部29と第2接続部21との境界に当接し、それ以上の差し込みが制限される。すなわち、断面変化部29がストッパとして機能するから、手洗排水管42の接続作業を容易に行うことができる。
【0040】
また、管部26が、手洗排水管42との接続部である第2接続部21を、便器本体51の後端部よりも左右外側に位置させる長さ寸法を有している。この構成によれば、排水接続部材13に手洗排水管42を接続する作業を便器本体51の左右外側で行うことができるから、この接続作業を便器本体51後方の狭いスペースにおいて行う場合に比して容易に行うことができる。
【0041】
また、排水接続部材13の後端が、凹凸のない形状とされている。この構成によれば、例えば排水接続部材の後端に突出部がある場合に比して、より狭いスペースでも排水ソケット10を配置することができる。
【0042】
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、排水接続部材13の第2接続部21が円筒形状をなしているが、これに限らず、排水接続部材の第2接続部を他の形状としてもよい。
(2)上記実施例では、管部26の断面は半円形状をなしているが、これに限らず、管部の断面は、前後方向の寸法が小さい扁平形状であればどのような形状であってもよく、例えば、楕円形状または長円形状等であってもよい。
(3)上記実施例では、断面変化部29は、前面側が潰れるようにして前後の寸法が減じるものとされているが、これに限らず、断面変化部は、例えば前後両面側が潰れるようにして前後の寸法が減じるものとしてもよい。
(4)上記実施例では、管部26が、第2接続部21を便器本体51の後端部よりも左右外側に位置させる長さ寸法を有しているが、必ずしもこのような長さ寸法を有していなくてもよい。
【符号の説明】
【0043】
10…排水ソケット
11…ソケット部
12…排水接続部
13…排水接続部材
14…背面接続部
21…第2接続部(手洗排水管との接続部)
26…管部
29…断面変化部
31…床面
32…排水管の流入口
42…手洗排水管
51…便器本体
57…排水口
図1
図2
図3
図4
図5