(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記コンピューティング・デバイスの前記特性のカテゴリは、視覚表示、音声、触覚フィードバック、電池残量、メモリ容量、プロセッサ速度、ネットワーキング、センサ、オペレーティング・システム、および場所のうちの1つ以上を備える、請求項7に記載の方法。
【発明を実施するための形態】
【0004】
特定の実施形態では、コンピューティング・システムが、コンピューティング・デバイスの通知インタフェースにおいてソーシャル・ネットワーキング・システムのユーザに表示する広告を選択することができる。広告は、ユーザに対する広告の関連性を示すメトリックに基づいて選択することができる。特定の実施形態では、コンピューティング・システムは、表示する添付のソーシャル・コンテンツに広告を提供するための1つまたは複数のトリガー・ユーザ・イベントを選択することもできる。選択された広告およびソーシャル・コンテンツは結合されて、通知コントローラに提供されるスポンサー記事を生成することができる。例えば、スポンサー記事は、ユーザの特定の「友人」が特定の製品に「いいね!」する、または特定の製品を最近購入したことを示すソーシャル・コンテンツを、その製品の広告と結合することができる。
【0005】
特定の実施形態では、コンピューティング・システムが、コンピューティング・デバイスの通知インタフェースにおいてソーシャル・ネットワーキング・システムのユーザに表示する広告を選択することができる。広告は、通知インタフェースに表示される通知の文脈に基づいて、詳細には、通知の根底にあるソーシャル・アクションに関して、選択することができる。広告は、ユーザに対する広告の関連性を示すメトリックに基づいて選択することもできる。
【0006】
図1は、ソーシャル・ネットワーキング・システムに関連付けられている例示的ネット
ワーク環境100を示す。ネットワーク環境100は、ネットワーク110によって互いに接続された、クライアント・システム130と、ソーシャル・ネットワーキング・システム160と、サードパーティ・システム170とを含む。
図1は、クライアント・システム130、ソーシャル・ネットワーキング・システム160、サードパーティ・システム170、およびネットワーク110の特定の配置を示しているが、この開示は、クライアント・システム130、ソーシャル・ネットワーキング・システム160、サードパーティ・システム170、およびネットワーク110の任意の好適な配置を検討する。例として、クライアント・システム130、ソーシャル・ネットワーキング・システム160、およびサードパーティ・システム170のうちの2つ以上が、ネットワーク110を介さずに、直接互いに接続されることもあるが、これらに限定するものではない。別の例として、クライアント・システム130、ソーシャル・ネットワーキング・システム160、およびサードパーティ・システム170のうちの2つ以上が、全体または一部において、互いと物理的にまたは論理的に同じ場所に配置されることがある。さらに、
図1は、特定の数のクライアント・システム130、ソーシャル・ネットワーキング・システム160、サードパーティ・システム170、およびネットワーク110を示しているが、この開示は、任意の好適な数のクライアント・システム130、ソーシャル・ネットワーキング・システム160、サードパーティ・システム170、およびネットワーク110を検討する。例として、ネットワーク環境100が、複数のクライアント・システム130、ソーシャル・ネットワーキング・システム160、サードパーティ・システム170、およびネットワーク110を含むことがあるが、これらに限定するものではない。コンピュータ・サーバおよびクライアント・デバイスなどの、ただしこれらに限定されない、コンピューティング・デバイスの諸実施形態については、本明細書の関連部分において
図5に関してさらに詳細に説明する。
【0007】
この開示は、任意の好適なネットワーク110を検討する。例として、ネットワーク110の1つまたは複数の部分は、アド・ホック・ネットワーク、インターネット、エクストラネット、仮想プライベート・ネットワーク(VPN)、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、無線LAN(WLAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、無線WAN(WWAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、インターネットの一部、公衆交換電話網(PSTN)の一部、携帯電話網、またはこれらの2つ以上の組合せを含むことができるが、これらに限定するものではない。ネットワーク110は、1つまたは複数のネットワーク110を含むことがある。
【0008】
リンク150は、クライアント・システム130、ソーシャル・ネットワーキング・システム160、およびサードパーティ・システム170を、通信ネットワーク110に、または互いに接続することができる。この開示は、任意の好適なリンク150を検討する。特定の実施形態では、1つまたは複数のリンク150は、1つまたは複数の有線(例えばデジタル加入者線(DSL)もしくはデータ・オーバ・ケーブル・サービス・インタフェース仕様(DOCSIS:Data Over Cable Service Interface Specification)など)、無線(例えばWi−Fiもしくはワールドワイド・インターオペラビリティ・フォー・マイクロウェーブ・アクセス(WiMAX:Worldwide Interoperability for Microwave Access)など)、または光(例えば同期光ネットワーク(SONET)もしくは同期デジタル階層(SDH)など)リンクを含む。特定の実施形態では、1つまたは複数のリンク150が、それぞれアド・ホック・ネットワーク、イントラネット、エクストラネット、VPN、LAN、WLAN、WAN、WWAN、MAN、インターネットの一部、PSTNの一部、セル方式の技術によるネットワーク、衛星通信技術によるネットワーク、別のリンク150、または2つ以上のこのようなリンク150の組合せを含む。リンク150は、必ずしもネットワーク環境100の全体にわたって同じである必要はない。1つまたは複数の第1のリンク150は、1つまたは複数の点において、1つま
たは複数の第2のリンク150とは異なることがある。
【0009】
特定の実施形態では、クライアント・システム130は、ハードウェア、ソフトウェア、または組み込まれた論理構成要素、もしくは2つ以上のこのような構成要素の組合せを含み、クライアント・システム130によって実行される、またはサポートされる適切な機能を実行することができる電子デバイスであることが可能である。例として、クライアント・システム130は、デスクトップ・コンピュータ、ノートブックもしくはラップトップ・コンピュータ、ネットブック、タブレット・コンピュータ、電子書籍リーダ、GPSデバイス、カメラ、携帯情報端末(PDA)、ハンドヘルド電子デバイス、携帯電話、スマートフォン、その他の好適な電子デバイス、またはそれらの任意の好適な組合せなどの、コンピュータ・システムを含むことができるが、これらに限定するものではない。この開示は、任意の好適なクライアント・システム130を検討する。クライアント・システム130は、クライアント・システム130におけるネットワーク・ユーザを、ネットワーク110にアクセスできるようにすることが可能である。クライアント・システム130は、そのユーザを他のユーザと通信できるようにすることができる。
【0010】
特定の実施形態では、クライアント・システム130は、MICROSOFT INTERNET EXPLORER、GOOGLECHROME、またはMOZILLA FIREFOXなどのウェブ・ブラウザ132を含むことができ、1つまたは複数のアドオン、プラグイン、またはツール・バーもしくはYAHOOツール・バーのような他の拡張機能を有することもできる。クライアント・システム130におけるユーザが、統一資源位置指定子(URL)またはウェブ・ブラウザ132を特定のサーバ(サーバ162、もしくはサードパーティ・システム170に関連付けられているサーバなど)に誘導する他のアドレスを入力し、ウェブ・ブラウザ132は、ハイパー・テキスト転送プロトコル(HTTP)要求を生成し、このHTTP要求をサーバに伝えることができる。サーバは、HTTP要求を受け取り、HTTP要求に応じて1つまたは複数のハイパー・テキスト・マークアップ言語(THML)ファイルをクライアント・システム130に伝えることができる。クライアント・システム130は、ユーザに提示するためにサーバからのHTMLファイルに基づいてウェブページをレンダリングすることができる。この開示は、任意の好適なウェブページ・ファイルを検討する。例として、ウェブページは、特定のニーズに従って、HTMLファイル、拡張ハイパー・テキスト・マークアップ言語(XHTML)ファイル、または拡張マークアップ言語(XML)ファイルからレンダリングすることができるが、これらに限定するものではない。このようなページは、例えば、JAVASCRIPT(登録商標)、JAVA(登録商標)、MICROSOFT SILVERLIGHTで書かれたスクリプト、AJAX(非同期JAVASRIPTおよびXML)など、マークアップ言語とスクリプトの組合せなどを実行することもできるが、これらに限定するものではない。本明細書では、ウェブページへの言及は、(ブラウザがウェブページをレンダリングするために使用することができる)1つまたは複数の対応するウェブページ・ファイルを含み、必要に応じて、逆もまた同様である。
【0011】
特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、オンライン・ソーシャル・ネットワークをホストすることができるネットワーク・アドレス指定可能コンピューティング・システムとすることができる。ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、例えばユーザ・プロフィール・データ、概念プロフィール・データ、ソーシャル・グラフ情報、またはオンライン・ソーシャル・ネットワークに関係している他の好適なデータなどのソーシャル・ネットワーキング・データを生成し、記憶し、受信し、送信することができる。ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ネットワーク環境100の他の構成要素によって直接に、またはネットワーク110を介してアクセスされることが可能である。特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、1つまたは複数のサーバ162を含むことができる。各サーバ162は
、単一の(unitary)サーバ、または複数のコンピュータもしくは複数のデータセンタにまたがる分散型のサーバであることが可能である。サーバ162は、例えば、本明細書に記載する機能もしくはプロセスを行うのに好適な、ウェブ・サーバ、ニュース・サーバ、メール・サーバ、メッセージ・サーバ、広告サーバ、ファイル・サーバ、アプリケーション・サーバ、交換サーバ、データベース・サーバ、プロキシ・サーバ、別のサーバ、またはそれらの任意の組合せなどの様々なタイプとすることができるが、これらに限定するものではない。特定の実施形態では、各サーバ162は、ハードウェア、ソフトウェア、または組み込まれた論理構成要素、またはサーバ162によって実行される、もしくはサポートされる適切な機能を行うためのそのような構成要素の2つ以上の組合せを含むことができる。特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システム164は、1つまたは複数のデータ・ストア164を含むことができる。データ・ストア164は、様々なタイプの情報を記憶するために使用されることが可能である。特定の実施形態では、データ・ストア164に記憶される情報は、特定のデータ構造に従って整理されることが可能である。特定の実施形態では、各データ・ストア164が、リレーショナル、コラム、相関関係、または他の好適なデータベースを含むことができる。この開示は、特定のタイプのデータベースを説明する、または図示するが、この開示は、任意の好適なタイプのデータベースを検討する。特定の実施形態は、クライアント・システム130、ソーシャル・ネットワーキング・システム160、またはサードパーティ・システム170が、データ・ストア164に記憶された情報を管理し、取り出し、変更し、追加し、または削除することを可能にするインタフェースを提供することができる。
【0012】
特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、1つまたは複数のデータ・ストア164に1つまたは複数のソーシャル・グラフを記憶することができる。特定の実施形態では、ソーシャル・グラフは、複数のノードを含むことができ、複数のノードは、複数のユーザ・ノード(それぞれが特定のユーザに対応する)、もしくは複数の概念ノード(それぞれが特定の概念に対応する)、およびノードを接続する複数のエッジを含むことができる。ユーザ・ノード、概念ノード、およびエッジを含んだソーシャル・グラフの実施形態については、本明細書の関連部分において
図4に関してさらに詳細に説明する。ソーシャル・ネットワーキング・システム160が、オンライン・ソーシャル・ネットワークのユーザに、他のユーザと通信し、対話する能力を提供することができる。特定の実施形態では、ユーザが、ソーシャル・ネットワーキング・システム160を介してオンライン・ソーシャル・ネットワークに参加し、その後、ユーザがつながりたいと思うソーシャル・ネットワーキング・システム160の幾人かの他のユーザにつながり(connections)、例えば、関係(relationship)を追加することができる。本明細書で使用する「友人」という用語は、ユーザがソーシャル・ネットワーキング・システム160を介してつながり、関連付け、または関係を形成したソーシャル・ネットワーキング・システム160の任意の他のユーザを指すことができる。
【0013】
特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システム160が、ソーシャル・ネットワーキング・システム160によってサポートされる様々なタイプのアイテムまたはオブジェクトにアクションを行う能力をユーザに提供することができる。一例として、アイテムおよびオブジェクトは、ソーシャル・ネットワーキング・システム160のユーザが所属することができるグループまたはソーシャル・ネットワーク、ユーザが関心を持っている可能性があるイベントまたはカレンダー・エントリ、ユーザが使用することができるコンピュータ・ベースのアプリケーション、ユーザがサービスを介してアイテムを購入するもしくは売ることができるようにするトランザクション、ユーザが行うことができる広告との対話、またはその他の好適なアイテムもしくはオブジェクトを含むことができるが、これらに限定するものではない。ユーザは、ソーシャル・ネットワーキング・システム160において、またはソーシャル・ネットワーキング・システム160から離れて、ネットワーク110を介してソーシャル・ネットワーキング・システム160に結合
されたサードパーティ・システム170の外部システムによって、表されることが可能であるいかなるものとも対話することができる。
【0014】
特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システム160が、様々なエンティティをリンクさせることができることがある。例として、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ユーザが互いと対話する、ならびにサードパーティ・システム170もしくは他のエンティティからコンテンツを受信することを可能にする、またはユーザがアプリケーション・プログラミング・インタフェース(API)もしくは他の通信チャネルを通してこうしたエンティティと対話できるようにすることがあるが、これらに限定するものではない。
【0015】
特定の実施形態では、サードパーティ・システム170が、1つもしくは複数のタイプのサーバ、1つもしくは複数のデータ・ストア、APIなどの、ただしこれに限定されない、1つもしくは複数のインタフェース、1つもしくは複数のウェブ・サービス、1つもしくは複数のコンテンツ・ソース、1つもしくは複数のネットワーク、または例えばサーバが通信することができるその他の好適な構成要素を含むことができる。サードパーティ・システム170が、ソーシャル・ネットワーキング・システム160を操作するエンティティとは異なるエンティティによって操作されることが可能である。しかしながら、特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システム160およびサードパーティ・システム170が、互いに連動して動作して、ソーシャル・ネットワーキング・システム160またはサードパーティ・システム170のユーザにソーシャル・ネットワーキング・サービスを提供することも可能である。この場合、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、プラットフォームまたはバックボーンを提供し、サードパーティ・システム170などの他のシステムがこれを使用して、インターネット全域にわたってユーザにソーシャル・ネットワーキング・サービスおよび機能を提供することができる。
【0016】
特定の実施形態では、サードパーティ・システム170が、サードパーティ・コンテンツ・オブジェクト・プロバイダを含むことができる。サードパーティ・コンテンツ・オブジェクト・プロバイダが、コンテンツ・オブジェクトの1つまたは複数のソースを含むことができ、これがクライアント・システム130に伝えられることが可能である。例として、コンテンツ・オブジェクトは、例えば映画上映時間、映画のレビュー、レストランのレビュー、レストランのメニュー、製品情報およびレビュー、または他の好適な情報など、ユーザの関心となるものまたはアクティビティに関する情報を含むことができるが、これらに限定するものではない。別の例として、コンテンツ・オブジェクトは、クーポン、割引券、商品券、または他の好適なインセンティブ・オブジェクトなど、インセンティブ・コンテンツ・オブジェクトを含むことができるが、これらに限定するものではない。
【0017】
特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ユーザが生成したコンテンツ・オブジェクトも含み、ソーシャル・ネットワーキング・システム160とのユーザの対話を強化することができる。ユーザが生成したコンテンツは、ユーザがソーシャル・ネットワーキング・システム160に追加する、アップロードする、送信する、または「投稿する」ことができるいかなるものも含むことができる。例として、ユーザがクライアント・システム130からソーシャル・ネットワーキング・システム160へ投稿を伝えるが、これに限定するものではない。投稿は、ステータス更新などのデータもしくは他のテキストデータ、位置情報、写真、映像、リンク、音楽、または同様のデータもしくはメディアを含むことができる。コンテンツは、ニュース・フィードまたはストリームなどの「通信チャネル」を通して、サードパーティによってソーシャル・ネットワーキング・システム160に追加されることも可能である。
【0018】
特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システム160が、様々なサー
バ、サブシステム、プログラム、モジュール、ログ、およびデータ・ストアを含むことができる。特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、次のうちの1つまたは複数を含むことができる:ウェブ・サーバ、アクション・ロガー、API要求サーバ、関連性およびランキング・エンジン、コンテンツ・オブジェクト分類子、通知コントローラ、アクション・ログ、サードパーティ・コンテンツ・オブジェクト公開ログ(third−party−content−object−exposure log)、インタフェース・モジュール、認証/プライバシー・サーバ、検索モジュール、広告ターゲット化モジュール、ユーザ・インタフェース・モジュール、ユーザ・プロフィール・ストア、つながりストア、サードパーティ・コンテンツ・ストア、または場所(ロケーション)ストアを含むことができる。ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ネットワーク・インタフェース、セキュリティ機構、ロード・バランサ、フェイルオーバ・サーバ、管理およびネットワーク操作コンソール、他の好適な構成要素、またはそれらの任意の好適な組合せを含むこともできる。特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ユーザ・プロフィールを記憶するための1つまたは複数のユーザ・プロフィール・ストアを含むことができる。ユーザ・プロフィールは、例えば伝記的情報、人口統計情報、挙動情報、社会情報、または職歴、学歴、趣味もしくは好み、関心、親和性(affinity)、または場所など、他のタイプの記述的情報を含むことができる。関心情報は、1つまたは複数のカテゴリと関係する関心を含むことができる。カテゴリは、一般的な、または特有のものとすることができる。例として、ユーザが靴のブランドに関する記事に「いいね!」する場合、カテゴリはブランドとする、または「靴」もしくは「衣服」の一般的なカテゴリとすることができるが、これらに限定するものではない。つながりストアが、ユーザに関するつながり情報を記憶するために使用されることが可能である。つながり情報は、同様のまたは共通の職歴、グループ・メンバシップ、趣味、学歴を有する、または何らかの関係のある、もしくは共通の属性を共有するユーザを含むことができる。つながり情報は、様々なユーザと(内部と外部の両方の)コンテンツとの間のユーザ定義のつながりを含むこともできる。ウェブ・サーバは、ネットワーク110を介してソーシャル・ネットワーキング・システム160を1つもしくは複数のクライアント・システム130または1つもしくは複数のサードパーティ・システム170にリンクするために使用されることが可能である。ウェブ・サーバは、ソーシャル・ネットワーキング・システム160と1つまたは複数のクライアント・システム130との間でメッセージを受信し、ルーティングするためのメール・サーバまたは他のメッセージング機能を含むことができる。API要求サーバは、サードパーティ・システム170が、1つまたは複数のAPIを呼び出すことによって、ソーシャル・ネットワーキング・システム60からの情報にアクセスできるようにすることができる。アクション・ロガーを使用して、ソーシャル・ネットワーキング・システム160上の、またはこれを離れたユーザのアクションに関してウェブ・サーバから通信を受信することができる。アクション・ログと共に、サードパーティ・コンテンツ・オブジェクトへのユーザ公開に関するサードパーティ・コンテンツ・オブジェクトのログが保持され得る。通知コントローラが、コンテンツ・オブジェクトに関する情報をクライアント・システム130に提供することができる。情報は、通知としてクライアント・システム130にプッシュされることが可能である、または情報は、クライアント・システム130から受信される要求に応じてクライアント・システム130からプルされることが可能である。認証サーバは、ソーシャル・ネットワーキング・システム160のユーザの1つまたは複数のプライバシー設定を強化するために使用されることが可能である。ユーザのプライバシー設定により、ユーザに関連付けられている特定の情報をどのように共有できるかを決定する。認証サーバは、例えば、適切なプライバシー設定を設定することによって、ユーザがユーザのアクションをソーシャル・ネットワーキング・システム160に記録させる、または他のシステム(例えば、サードパーティ・システム170)と共有させることをオプト・インまたはオプト・アウトできるようにすることができる。サードパーティ・コンテンツ・オブジェクト・ストアが、サードパーティ・システム170などのサードパーティから受信された
コンテンツ・オブジェクトを記憶するために使用されることが可能である。ロケーション・ストアが、ユーザに関連付けられているクライアント・システム130から受信された場所情報を記憶するために使用されることが可能である。広告価格設定モジュールが、社会情報、現在の時刻、位置情報、または他の好適な情報を結合して、関連広告を通知の形式でユーザに提供することができる。
【0019】
図2A〜Bは、関連広告を添付された通知の例示的セットのワイヤーフレームを示す。例示的コンピューティング・デバイス200が、ソーシャル・ネットワーキング・システムのユーザに3つの新しい通知があることを示す通知アラート・アイコン210Aを表示する。ユーザが通知アラート・アイコン210Aをクリックすると、ユーザの通知ウィンドウ210Bが表示される。特定の実施形態では、通知ウィンドウ210Bが、(1)広告220と、(2)通知230とを含む。広告220が、通知230に関係する、または一般的にユーザに関係するように選択される。広告220を選択するプロセスは、
図3に関してさらに詳細に説明する。広告220は、通知ウィンドウ210Bの上部に表示されているが、広告220は、任意の方法で通知ウィンドウ210Bに表示されるコンテンツに対して配置される、またはこれに組み込まれることが可能である。
【0020】
図2Aは、広告220および3つの通知230A〜Cを示す。通知230Aは、特定のオンライン・ソーシャル・ゲーム「ヴィンテージ・レーシング(Vintage Racing)」がユーザのソーシャルつながりによって最近プレイされたことをユーザに通知する。通知230Bは、ユーザのソーシャルつながりが、最近、ユーザがゲーム「グランド・セフト・オート(Grand Theft Auto)」をプレイしているという、ユーザが取り込んだゲームプレイ動画(footage)に「いいね!」したことを示したことをユーザに通知する。通知230Cは、ユーザのソーシャルつながりが、最近、ゲーム「ドゥードゥル・ジャンプ(Doodle Jump)」でユーザのハイ・スコアを破ったことをユーザに通知する。通知230A〜Cのすべてが、ビデオ・ゲームに何らかの形で関係するソーシャル・アクションを説明する。この例示的実施形態では、広告220は、ゲーミングおよびゲーム愛好者に関係する通知と共にユーザに対する配信用にゲーム「ヴィンテージ・レーシング」のクリエータによって提供された。ユーザへの広告220の配信は、ユーザのいくつかのソーシャルつながりが、ゲームに関係するソーシャル・アクションと関わっていること(およびそれによってユーザへの通知を生成していること)を示すことができる。あるいは、ユーザへの広告220の配信は、ユーザ自身の関心を示すこともできる。
【0021】
図2Bもまた、広告220および3つの通知230A〜Cを示す。通知230Aは、特定のオンライン・ソーシャル・グループ「MeatStock2012でモブ(The Mob at MeatStock 2012)」がユーザの23のソーシャルつながりを含んでいることをユーザに通知する。通知230Bは、ユーザのソーシャルつながりが、ユーザによってホストされるイベント「クレイ−クレイ4クレイフィッシュ(Cray−cray 4 Crayfish)」への招待に最近返事をしたことをユーザに通知する。通知230Cは、ユーザのソーシャルつながりが、「イート・リアル・フェスティバルでのナイフ投げ大会(Flying Knives Competition at the Eat Real Festival)」というタイトルのユーザが投稿したビデオに最近「いいね!」したことをユーザに通知する。通知230A〜Cのすべてが、食通イベントに関係する。この例示の実施形態では、広告220は、食べ物に焦点を合わせたイベントおよび「食通」に関係する通知と併せてユーザに対する配信用に、フード・フェスティバル・イベント「ミートストック2012(MeatStock 2012)」の主催者によって提供された。ユーザへの広告220の配信は、幾人かのユーザのソーシャルつながりが食べ物に焦点を合わせたイベントに関係するソーシャル・アクションに関わっている(それによってユーザへの通知を生成している)ことを示すことができる。あ
るいは、ユーザへの広告220の配信は、「食通」としてのユーザ自身の関心を示すことも可能である。
【0022】
特定の実施形態では、広告220は、1つもしくは複数のウェブページ上に、1つもしくは複数の電子メール中に、またはユーザによって要求された検索結果と関係して提示される、(HTMLリンクされることが可能である)テキスト、(HTMLリンクされることが可能である)1つもしくは複数の画像、1つもしくは複数のビデオ、音声、1つもしくは複数のADOBE FLASHファイル、これらの好適な組合せ、または任意の好適なデジタル・フォーマットのその他の好適な広告とすることができる。これに加えて、またはこれに代わるものとして、広告220は、1つまたは複数のスポンサー記事(例えば、ソーシャル・ネットワーキング・システム160上のニュース・フィードまたはティッカー項目)とすることができる。スポンサー記事は、ユーザによるソーシャル・アクション(例えばページに「いいね!」すること、ページ上の投稿に「いいね!」するもしくはコメントすること、ページに関連付けられているイベントに出欠の返事をすること、ページに投稿された質問に投票すること、場所にチェック・インすること、アプリケーションを使用するもしくはゲームをプレイすること、またはウェブサイトに「いいね!」するもしくはウェブサイトを共有することなど)とすることができ、広告者は、例えば、ユーザのプロフィール・ページもしくは他のページの所定の領域にソーシャル・アクションを提示させる、広告者に関連付けられている追加の情報を提示させる、他のユーザのニュース・フィードもしくはティッカー内で上位に表示させるもしくはその他の場合は強調表示させる、または異なった方法でプロモートすることによってプロモートを行う。広告者は、料金を払ってソーシャル・アクションをプロモートしてもらうことができる。ソーシャル・アクションは、ソーシャル・ネットワーキング・システム160内または上でプロモートされることが可能である。これに加えて、またはこれに代えて、ソーシャル・アクションは、必要に応じてソーシャル・ネットワーキング・システム160の外でまたはこれを離れてプロモートされることが可能である。特定の実施形態では、ページ(例えばソーシャル・ネットワーキング・システム160の内部のまたは外部のウェブページまたはウェブサイトなど)は、会社、組織、またはブランドのオンラインのプレゼンスであることが可能であり、記事の共有を容易にし、人々を結び付ける。ページは、例えば、アプリケーションを追加すること、記事を投稿すること、またはイベントをホストすることによって、カスタマイズされることが可能である。
【0023】
スポンサー記事は、ユーザのニュース・フィードの記事から生成され、ソーシャル・ネットワーキング・システム160に関連付けられているウェブページを見るとき、ユーザのウェブ・ブラウザの表示内の特定の領域にプロモートされることが可能である。スポンサー記事は一般的にユーザの友人、ファン・ページ、またはその他のつながりによる対話または提案を含むので、スポンサー記事は、少なくとも部分的に、ユーザによって見られる可能性がより高い。スポンサー記事に関連して、特定の実施形態は、「Sponsored Stories Unit Creation from Organic Activity Stream」という名称の、2011年12月15日に出願された米国特許出願第13/327557号、「Sponsored Stories Unit Creation from Organic Activity Stream」という名称の、2012年2月3日に米国特許出願第13/020745号として出願された米国特許出願公開第US 2012/0203831号、または「Endorsement Subscriptions for Sponsored Stories」という名称の、2011年3月9日に米国特許出願第13/044506号として出願された米国特許出願公開第2012/0233009号に開示された1つまたは複数のシステム、構成要素、要素、機能、方法、操作、またはステップを使用することができる。これらをすべて例として、ただし限定としてではなく、本明細書に援用する。特定の実施形態では、スポンサー記事は、例として、ただし限定としてではなく、本明細書に援用する、「
Computer−Vision Content Detection for Sponsored Stories」という名称の、2011年8月18日に出願された米国特許出願第13/212356号に開示されるように、コンピュータ・ビジョンのアルゴリズムを使用して、広告者への明示的なつながりのないアップロードされた画像または写真中の製品を検出することができる。
【0024】
サードパーティ・コンテンツ・オブジェクトは、例えば、会社、組織、または個人などの1人または複数のサードパーティによって生成された広告とすることができる。サードパーティは、料金を支払って、特定のサードパーティ・コンテンツ・オブジェクトまたは「スポンサー記事」を強調表示することができる。サードパーティ・コンテンツ・オブジェクトは、情報コンテンツのオブジェクト、インセンティブ・コンテンツのオブジェクト、またはそれらの組合せを含むことができる。例として、スポンサー記事は、特定の会社のアドレスを含み、特定の会社での購入時に値引きを行うバーまたはクイック・レスポンス(QR)コードへリンクすることができるが、これらに限定するものではない。この開示は、特定のコンテンツおよびレイアウトを有する通知について説明し、示しているが、この開示は、任意の好適なコンテンツおよびレイアウトを有するいかなる通知を検討する。
【0025】
上述のように、広告220は、(HTMLリンクされることが可能である)テキスト、(HTMLリンクされることが可能である)1つもしくは複数の画像、1つもしくは複数のビデオ、音声、1つもしくは複数のADOBE FLASHファイル、これらの好適な組合せ、または任意の好適なデジタル・フォーマットのその他の好適な広告とすることができる。特定の実施形態では、広告220は、サードパーティのウェブページ、ソーシャル・ネットワーキング・システムのウェブページ、または他のページ内に表示するために要求されることが可能である。広告220は、例えばページの上部にあるバナー領域に、ページの横にある列に、ページのGUIに、ポップ・アップ・ウィンドウに、ページのコンテンツの上部全体に、またはページに関するその他の場所など、ページの専用部分に表示されることが可能である。これに加えて、またはこれに代えて、広告220は、アプリケーション内に、またはゲーム内に表示されることが可能である。広告220は、ユーザがページにアクセスする、アプリケーションを使用する、またはゲームをプレイする前に、広告220と対話するまたは広告220を見るようユーザに求める専用ページ内に表示されることが可能である。ユーザは、例えばウェブ・ブラウザを通して広告220を見ることができる。
【0026】
ユーザは、任意の好適な方法で広告220と対話することができる。ユーザは、広告220をクリックする、またはその他の場合は選択することができ、広告220は、広告220に関連付けられているページにユーザ(またはユーザによって使用されているブラウザもしくは他のアプリケーション)を誘導することができる。広告220に関連付けられているページで、ユーザは、広告220に関連付けられている製品またはサービスを購入する、広告220に関連付けられている情報を受信する、または広告220に関連付けられているニュースレターを購読することなど、さらなるアクションを行うことができる。音声または映像付きの広告220は、(「再生(プレイ)ボタン」のような)広告220の構成要素を選択することによって再生されることが可能である。特定の実施形態では、広告220は、ユーザまたは他のアプリケーションが広告220に関連してプレイすることができる1つまたは複数のゲームを含むことができる。広告220は、広告220中の投票または質問に応答するための機能を含むことができる。
【0027】
広告220は、ユーザが対話することができるソーシャル・ネットワーキング・システムの機能を含むことができる。例えば、広告220は、ユーザが推薦に関連付けられているアイコンまたはリンクを選択することによって広告220に「いいね!」する、または
その他の場合は広告220を推薦することを可能にすることができる。同様に、ユーザは、(例えば、ソーシャル・ネットワーキング・システム160を介して)別のユーザと広告220を共有する、または(例えば、ソーシャル・ネットワーキング・システム160を介して)広告220に関連付けられているイベントに出欠の返事をすることができる。これに加えて、またはこれに代えて、広告220は、ユーザを対象にするソーシャル・ネットワーキング・システムのコンテキストを含むことができる。例えば、広告220は、広告220の主題に関連付けられているアクションをとったソーシャル・ネットワーキング・システム160内のユーザの友人に関する情報を表示することができる。
【0028】
ソーシャル・ネットワーキング・システムの機能またはコンテキストは、任意の好適な方法で広告220に関連付けられることが可能である。例えば、(広告の価格を受信し、それに応じて広告を選択するためのハードウェア、ソフトウェア、または両方を含むことができる)広告システムが、ソーシャル・ネットワーキング・システム160からソーシャル・ネットワーキング機能またはコンテキストを取り出し、広告をユーザに出す前に、取り出されたソーシャル・ネットワーキング機能またはコンテキストを広告220に組み込むことができる。ソーシャル・ネットワーキング・システムの機能またはコンテキストを選択し、これに広告を提供する例は、「Providing Social Endorsements with Online Advertising」という名称の、2010年10月5日に米国特許出願第12/898662号として出願された、米国特許出願公開第US 2012/0084160号に、および「Selecting Social Endorsement information for an Advertisement for Display to a Viewing User」という名称の、2011年3月8日に米国特許出願第13/043424号として出願された、米国特許出願公開第US 2012/0232998号に開示されており、これらを例として、ただし限定としてではなく、本明細書に援用する。ソーシャル・ネットワーキング・システムの機能またはコンテキストに関連付けられている広告220との対話は、対話に関する情報を、ソーシャル・ネットワーキング・システム160のユーザのプロフィール・ページに表示させることができる。
【0029】
広告220は、ウェブ・ブラウザもしくは他のアプリケーション用のプラグイン、iframe要素、ニュース・フィード、ティッカー、通知(例えば電子メール、ショート・メッセージ・サービス(SMS)メッセージ、もしくは通知を含むことができる)、または他の手段を使用して、提示される、またはその他の場合は配信されることが可能である。広告220は、ユーザのモバイルまたは他のコンピューティング・デバイス上でユーザに提示される、またはその他の場合は配信されることが可能である。広告を配信することに関連して、特定の実施形態は、次に開示する1つまたは複数のシステム、構成要素、要素、機能、方法、操作、またはステップを使用することができ、これらのすべてを例として、ただし限定としてではなく、本明細書に援用する:「Comment Plug−In for Third−Party System」という名称の、米国特許出願第12/969368号として2010年12月15日に出願された米国特許出願公開第US
2012/0159635号、「Comment Ordering System」という名称の、米国特許出願第12/969408号として2010年12月15日に出願された米国特許出願公開第US 2012/0158753号、「Dynamically Providing a News Feed About a User of
a Social Network」という名称の、米国特許出願第11/503242号として2006年8月11日に出願された米国特許第7,669,123号、「Providing a News Feed Based on User Affinity in a Social Network Environment」という名称の、米国特許出願第11/503093号として2006年8月11日に出願された米国特許出願公開第US 2008/0040475号、「Action Clusteri
ng for News Feeds」という名称の、米国特許出願第12/884010号として2010年9月16日に出願された米国特許出願公開第US 2012/0072428号、「Gathering Information about Connections in a Social Networking Service」という名称の、米国特許出願第12/496606号として2009年7月1日に出願された米国特許出願公開第US 2001/0004692号、「Method and System for Tracking Changes to User Content in an Online Social Network」という名称の、米国特許出願第11/531154号として2006年9月12日に出願された米国特許出願公開第US 2008/0065701号、「Feeding Updates to Landing Pages of Users of an Online Social Network from External Sources」という名称の、米国特許出願第11/624088号として2007年1月17日に出願された米国特許出願公開第US 2008/0065604号、「Integrated Social−Network Environment」という名称の、米国特許出願第12/763171号として2010年4月19日に出願された米国特許第8,244,848号、「Sharing of Location−Based Content Item in Social−Networking Service」という名称の、米国特許出願第12/574614号として2009年10月6日に出願された米国特許出願公開第US 2011/0083101号、「Location Ranking Using Social−Graph Information」という名称の、米国特許出願第12/858718号として2010年8月18日に出願された米国特許第8,150,844号、「Sending Notifications to Users Based on Users‘ Notification Tolerance Levels」という名称の、2011年3月18日に出願された米国特許出願第13/051286号、「Managing Notifications Pushed to User Devices」という名称の、2011年4月28日に出願された米国特許出願第13/096184号、「Platform−Specific Notification Delivery Channel」という名称の、2011年10月18日に出願された米国特許出願第13/276248号、または「Mobile Advertisement with Social Component for Geo−Social Networking System」という名称の、米国特許出願第13/019061号として2011年2月1日に出願された米国特許出願公開第US 2012/0197709号。この開示は、特定の広告が特定の方法で、特定のコンテンツと関連して配信されることを説明もしくは、図示するが、この開示は、任意の好適な広告が好適な方法で、任意の好適なコンテンツと関連して配信されることを検討する。
【0030】
図3は、関連広告付きの通知のセットを選択し、提示するための例示的方法300を示す。異なる実施形態では、例示的方法300の諸ステップは、コンピュータ・サーバ上で、クライアント・デバイス上で、またはそれらの組合せで行われることが可能である。
【0031】
ステップ310において、特定の実施形態は、ソーシャル・ネットワーキング・システムのユーザに対する配信用に広告者から広告を受信する。広告は、ベンダまたは小売業者から受信されることがある。広告は、例えばテキスト、グラフィック、ビデオ、音声、その他のマルチメディア・コンテンツなど、これらに限定するものではないが、いかなるタイプのコンテンツを含むこともできる。広告は、ベンダまたは小売業者に関連付けられているプロモーションにリンクされることも可能であり、プロモーションは、コンテンツの中で説明される、またはほのめかされることが可能である(例えば、「10%オフ」、「1つ買うと、2つ目は半額」、「10秒後にリンクの期限が切れる前にクリックしてください」、「2人の友人に勧めると次の購入は20%オフ」など)。
【0032】
ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、例えば、ビジネス、組織、または個人などの1人または複数のサードパーティからのサードパーティ・コンテンツ・オブジェクトを受信することができる。本明細書で使用するサードパーティ・コンテンツ・オブジェクトは、ソーシャル・グラフのユーザ・ノードによって生成されるコンテンツ・オブジェクトに対比して、サードパーティによって生成される任意の好適なコンテンツ・オブジェクトを含む。サードパーティ・コンテンツ・オブジェクトは、広告とすることができ、映画の上映時間、映画レビュー、セール情報、レストラン・メニュー、その他などの情報コンテンツ・オブジェクト、ならびに例えばクーポン、割引券、商品券、その他などのインセンティブ・コンテンツ・オブジェクトを含む。特定の実施形態では、サードパーティ・コンテンツ・オブジェクトは、情報コンテンツとインセンティブ・コンテンツ・オブジェクトの組合せとすることができる。特定の実施形態では、サードパーティは、料金を支払って、特定のサードパーティ・コンテンツ・オブジェクトまたは「スポンサー記事」を強調表示することができる。スポンサー記事は、ユーザのソーシャル・グラフ中の1つまたは複数のユーザ・ノードによって開始さるアクティビティに応答してユーザに提示されることが可能である。例として、ソーシャル・グラフ中のユーザ・ノードが、特定の場所で「チェック・インする」とき、この特定の場所に関連付けられているサードパーティ・コンテンツ・オブジェクトがユーザに提示されることが可能であるが、これに限定するものではない。別の例として、ソーシャル・グラフ中のユーザ・ノードが、スポンサー記事の料金を支払ったアプリケーションからのコンテンツを共有することに応答して、サードパーティ・コンテンツ・オブジェクトがユーザに提示されることがある。
【0033】
ステップ320において、特定の実施形態は、ソーシャル・ネットワークにおけるターゲット・ソーシャル・アクションの基準を決定する。ソーシャル・ネットワークにおけるアクションは、特定のエンティティ、イベント、ウェブサイト、ブランド、製品、サービス、または概念に関連付けられている情報と関係する可能性がある。ソーシャル・グラフ・アクションは、例として、(オンライン・ゲームを)プレイすること、アプリケーションをダウンロードすることもしくはインストールすること、コンテンツに「いいね!」すること、コンテンツにコメントすること、コンテンツを共有すること、(例えば、誰かが写真もしくは投稿にあなたをタグ付けするとき)拒否すること、買い物をすること、リストもしくはコレクションにアイテム/ユーザ/エンティティを追加すること、招待に返事をすること、(例えば、特定のタイプのコンテンツ、もしくは特定のユーザに関連付けられているコンテンツを)隠すことおよび/またはブロックすることを含むことができるが、これらに限定するものではない。基準は、広告者によって提供されることが可能である。例えば、サードパーティが、最近ゲームをダウンロードした、インストールした、またはプレイしたユーザ、またはゲームの系列の利益グループに参加したユーザの任意の第1級または第2級のソーシャルつながりに配信される可能性があることを明記する基準と共に、ソーシャル・ネットワーキング・ゲームの広告を提供することができる。別の例では、サードパーティが、最近イベントのチケットを購入した、イベントに出席するために返事した、イベントに出席しているのでチェック・インした、またはイベントの系列の利益グループに参加したユーザの任意の第1級または第2級のソーシャルつながりに配信される可能性があることを明記する基準と共に、イベントの広告を提供することができる。
【0034】
例えば、
図2Aに示すように、広告220の提供者は、ターゲット・ソーシャル・アクションの基準は、競争によるリアルタイムのオンライン・ゲーミングに関係するものであることを明記していることがあり、
図2Bに関しては、ターゲット・ソーシャル・アクションは、大規模な、食べ物に焦点を合わせた公開イベントに参加すること、またはその記録を作成することに関係したものであることがある。
【0035】
ステップ330において、特定の実施形態は、ソーシャル・ネットワークのユーザのタ
ーゲット・オーディエンスの基準を決定する。ターゲット・オーディエンスは、例として、例えば以下のような広告者の指定に基づくこともできるが、それらに限定されない:(1)ターゲット・プロフィール(例えば、性別、年齢層、親、学生、関係状況、性的好み)の範囲内に入るプロフィール情報を有するユーザ、(2)特定のロケール(例えば、「マディソン、ウィスコンシン(Madison、Wisconsin)」、郵便番号10032、「ハウストンの南(South of Houston:SoHo)」、スタンフォード・キャンパス)のユーザ、(3)特定の所得範囲を示すユーザ、(4)特定の購入履歴または消費者プロフィールを有するユーザ、(5)表明した特定の関心(例えば、NCAAバスケットボール、Kポップ、エピキュリアン・ツアー、バス・フィッシング、政治的討論、マッド・メン)を有するユーザ、(6)あるグループまたは組織に所属しているユーザ(例えば、「AARPのメンバー」、「ボーイングの従業員」)、(7)特定の産業に雇用されたユーザ、(8)(例えば、家から職場もしくは学校まで通勤もしくは通学中に)定期的に特定のエリアを横断するユーザ。
【0036】
例えば、
図2Aに示すように、広告220の提供者は、ソーシャル・ネットワークのユーザのターゲット・オーディエンスの基準は、競争によるリアルタイムのオンライン・ゲーミングに明示的に、または非明示的に関心を表したものであると指定していることがあり、
図2Bに関しては、ターゲット・ソーシャル・アクションは、大規模な、食べ物に焦点を合わせた公開イベントに参加すること、またはその記録を作成することに関係したものであることがある。例えば関心は、ユーザのプロフィールに関連付けられている関心のリストにまさにそのトピック、または密接に関係したトピックにフラグを立てることによって明示的表されることがある。また、例えば関心は、ゲームの大会にサインアップすることによって、頻繁にゲームをプレイする/ダウンロードする/インストールすることによって、またはユーザのソーシャルつながりによって生成されたまたは投稿された、競争によるリアルタイムのオンライン・ゲームプレイ関係のコンテンツを積極的に見る、コメントする、または「いいね!」するというパターンを示すことによって、非明示的に表されることがある。
【0037】
ステップ320および330に関して、特定の実施形態は、広告がより関係のあるまたは役立つとわかる可能性が高いユーザへの広告220の配信を容易にすることができる。例えば、広告者は、その広告をより関係のあるまたは役立つとわかる可能性が高いユーザを識別し、ターゲットにすることによって、より高いコンバージョン・レート(従って広告からのより高い投資利益率(ROI))を実現することができる。広告者は、ソーシャル・ネットワーキング・システム160のユーザ・プロフィール情報を使用して、そうしたユーザを識別することができる。これに加えて、またはこれに代えて、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ソーシャル・ネットワーキング・システム160のユーザ・プロフィール情報を使用して、広告者のためにそうしたユーザを識別することができる。例として、ただし限定としてではなく、特定の実施形態は、次のもの有するユーザをターゲットにすることができる:イベントへの招待または提案、クーポン、取引、もしくは欲しいものリストの項目の提案、友人の生活イベントに関する提案、グループに関する提案、広告、またはソーシャル広告。このようなターゲット化は、必要に応じて、ソーシャル・ネットワーキング・システム160上で、もしくはソーシャル・ネットワーキング・システム160内で、ソーシャル・ネットワーキング・システム160を離れてもしくはソーシャル・ネットワーキング・システム160の外部で、またはユーザのモバイル・コンピューティング・デバイス上で行われることがある。ソーシャル・ネットワーキング・システム160上もしくはソーシャル・ネットワーキング・システム160内で行われるとき、このようなターゲット化は、ユーザのニュース・フィード、検索結果、電子メールもしくは他のインボックス、または通知チャネルを対象にすることが可能であり、あるいはソーシャル・ネットワーキング・システム160のウェブページの特定の領域、例えば、(同じ概念、ノード、またはオブジェクトに関連付けられている右側レール広告
に沿ってグループ化することができる)管理人(concierge)もしくはグループの一員(grouper)領域のウェブページの右側、または(ユーザがウェブページ上で何を見ているか、およびユーザの現在のニュース・フィードに基づくことができる)ネットワーク・エゴ領域に、表示されることが可能である。ソーシャル・ネットワーキング・システム160を離れてまたはソーシャル・ネットワーキング・システム160の外部で行われるとき、このようなターゲット化は、例えば、アド・エクスチェンジまたはソーシャル・プラグ・インを含み、サードパーティのウェブサイトを通して提供されることが可能である。ユーザのモバイル・コンピューティング・デバイス上で行われるとき、このようなターゲット化は、モバイル・コンピューティング・デバイスへのプッシュ通知を通して提供されることが可能である。
【0038】
ユーザを識別するおよびターゲット化するために使用されるターゲット化基準は、ソーシャル・ネットワーキング・システム160上の明示的な、表明されたユーザの関心、またはソーシャル・ネットワーキング・システム160上のノード、オブジェクト、エンティティ、ブランド、もしくはページに対するユーザの明示的なつながりを含むことができる。これに加えて、またはこれに代えて、このようなターゲット化基準は、非明示的な、または推論されるユーザの関心またはつながり(ユーザの履歴、人口統計、社会的もしくは他のアクティビティ、友人の社会的もしくは他のアクティビティ、サブスクリプション、または(例えば共有される関心、つながり、もしくはイベントに基づいて)ユーザと似ている他のユーザの前例(preceding)の分析のいずれかを含むことができる)を含むことができる。特定の実施形態は、プラットフォーム・ターゲット化を利用することができ、これは、プラットフォーム、および「いいね!」インプレッション・データ、コンテキスチュアル信号(例えば、「COCA−COLAのページを現在誰が見ているか、もしくは最近誰が見たか」)、重みの小さなつながり(例えば、「チェック・イン」)、似たつながり(connection lookalikes)、ファン、抽出されたキーワード、EMU広告、推論による広告、係数、親和性、もしくは他のソーシャル・グラフ情報、友人の友人つながり、ピンニングまたはブースティング、取引、投票、家計収入、社会的集団もしくはグループ、画像もしくは他の媒体に検出された製品、ソーシャル・グラフもしくはオープン・グラフのエッジ・タイプ、ジオ・プレディクション、プロフィールもしくはページのビュー、ステータス更新もしくは他のユーザ投稿(この分析は、自然言語処理もしくはキーワード抽出を含むことがある)、イベント情報、または協調フィルタリングを含むことができる。ユーザを識別し、ターゲット化することは、必要に応じて、プライバシー設定(ユーザ・オプト・アウトなど)、データ・ハッシュ法、またはデータ匿名化(anonymization)を含むこともできる。
【0039】
ユーザを広告配信のターゲットにするには、特定の実施形態は、次に開示する1つまたは複数のシステム、構成要素、要素、機能、方法、操作、またはステップを使用することができ、これらのすべてを例として、ただし限定としてではなく、本明細書に援用する:「Social Advertisements and Other informational Messages on a Social Networking Website and Advertising Model for Same」という名称の、米国特許出願第12/193702号として2008年8月18日に出願された米国特許出願公開第US 2009/0119167号、「Targeting Advertisements in a Social Network」という名称の、米国特許出願第12/195321号として2008年8月20日に出願された米国特許出願公開第US 2009/0070219号、「Targeting Social Advertising to Friends of Users Who Have
Interacted with an Object Associated with the Advertising」という名称の、米国特許出願第12/968786号として2010年12月15日に出願された米国特許出願公開第US 2012/
0158501号、または「Contextually Relevant Affinity Prediction in a Social−Networking System」という名称の、米国特許出願第12/978265号として2010年12月23日に出願された米国特許出願公開第US 2012/0166532号。
【0040】
ステップ340において、特定の実施形態は、ソーシャル・ネットワークのユーザからの通知を見ることの要求を受信する。
図2A〜Bに示す例で説明するように、ユーザのデバイスは、ユーザに新しい通知があることを示す通知アラート・アイコン210Aを表示している。ユーザが、新しい通知を表示するために入力ジェスチャ(例えば、通知アラート・アイコン210Aをクリックすること)を行うとき、要求がユーザのクライアント・デバイスによって受信されることが可能である。特定の実施形態では、要求は、新しい通知を取り出すために、ソーシャル・ネットワーキング・システムに関連付けられているコンピュータ・サーバに送信されることが可能である(「プル」モデル)。特定の実施形態では、通知ウィンドウ210Bに各新しい通知を表示するための情報は、各通知の背後のイベントが発生した、または検出されたとき、コンピュータ・サーバによって非同期的に、かつ透過的に、ユーザのクライアント・デバイスにすでに送信されていることがある(「プッシュ」モデル)。
【0041】
ステップ350において、特定の実施形態は、ターゲット・ソーシャル・アクションの基準を使用して通知にアクセスする。特定の実施形態は、各通知に対して、ソーシャル・グラフのどの要素(すなわち、ノードおよびエッジ)が各通知に含まれるかを決定する。「プル」モデルでは、特定の実施形態は、まだサーバに送信されていない通知と、すでにユーザに送信された通知の両方を含むことがある、ごく最近に受信した通知を評価する。根底にあるイベントが発生する、または検出されるとき、通知がユーザに送信される「プッシュ」モデルでは、特定の実施形態は、ごく最近に送信された通知を評価することができる。
【0042】
例えば、
図2Aに示すように、通知230A〜Cが、広告220の提供者によって提供されるターゲット・ソーシャル・アクションの基準を使用して評価されるとき、特定の実施形態は、通知(その全部、またはその最小必要量)が実際に競争によるリアルタイムのオンライン・ゲーミングに関係すると決定することができる。従って、こうした通知は、広告220の配信のために必要に応じて、広告220の提供者によってターゲットとされるコンテキストに含まれる。しかしながら、特定の実施形態では、ユーザに対する広告220の関連性に関して別の決定が行われる必要があることもある。
【0043】
特定の実施形態では、複数の広告の基準が、この評価を行いながら迅速にアクセスできるように、カテゴリによってまとめられる、および/またはインデックスされることが可能である。例えば、
図2Aの広告220は、「ゲーミング≫競争≫ソーシャル」のもとに、また「ソフトウェア・ダウンロード≫ゲーム≫オート・レーシング」のもとに分類される、または例えば「ゲーミング」、「レーシング」、「競争」などの特定のキーワードによりインデックスされることが可能である。
【0044】
ステップ360において、特定の実施形態は、上述の通知の評価および/またはターゲット・オーディエンスの指定された基準に基づいて、ユーザに関する広告の関連性スコアを決定する。関連性スコアは、少なくとも部分的に、ロケーション値、関心値、つながり値、および時間値に基づくことができる。サードパーティ・コンテンツ・オブジェクトは、ソーシャル・ネットワーキング・システム160によって、カテゴリ、場所、または配信時間の範囲に割り当てられることが可能である。例として、カテゴリは、ソーシャル・ネットワーキング・システム160によって確立されることが可能であり、ソーシャル・ネットワーキング・システム160のユーザの関心を反映するが、これに限定するもので
はない。特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、各サードパーティ・コンテンツ・オブジェクトに複数のカテゴリを割り当てることができる。特定の実施形態では、場所が、サードパーティ・コンテンツ・オブジェクトに割り当てられることが可能である。場所は、例えば都市のような一般的なもの、または、例えば特定の通りの名前、交差点、もしくはGPS座標など具体的なものとすることができる。1つまたは複数の場所が、各サードパーティ・コンテンツ・オブジェクトに割り当てられることが可能である。特定の実施形態では、配信時間の範囲が、サードパーティ・コンテンツ・オブジェクトに割り当てられることが可能である。配信時間の範囲は、サードパーティ・コンテンツ・オブジェクトのための適切な時間を反映することができる。例として、サードパーティ・コンテンツ・オブジェクトが、午前中にのみ開いている特定の会社のクーポンである場合、通知の範囲は、特定の会社の営業時間、または営業時間に関係するある他の有益な範囲、例えば開店の15分前から閉店の30分前に対応することがあるが、これに限定するものではない。
【0045】
ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、現在の時間が、サードパーティのコンテンツ・オブジェクトの配信時間の範囲内であるかどうかに基づいて、サードパーティ・コンテンツ・オブジェクトの時間値を決定することができる。特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、サードパーティ・コンテンツ・オブジェクトの場所と、クライアント・デバイス130に関連付けられている現在の場所との間の近接性に基づいて、サードパーティ・コンテンツ・オブジェクトのロケーション値を決定する。例として、特定の映画館チェーンにおける映画チケットの割引のためのクーポンが、チェーンのすべての映画館に、または特定の映画館に適用されることがあるが、これに限定するものではない。
【0046】
特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、上述のように、サードパーティ・コンテンツ・オブジェクトに関連付けられているソーシャル・グラフのユーザ・ノードおよびつながりに少なくとも部分的に基づいて、サードパーティ・コンテンツ・オブジェクトのつながり値を決定する。例として、サードパーティ・コンテンツ・オブジェクトに関連付けられているつながりは、ソーシャルのユーザ・ノードがしばしば訪れる会社の情報またはクーポンを含むことができ、例えばソーシャル・グラフのユーザ・ノードが、インセンティブが適用されるフローズン・ヨーグルト店にいるが、これに限定するものではない。特定の実施形態では、コンテンツ・エンジンの処理モジュールは、1つまたは複数の重み付け係数を適用することによってつながり値を変更することができる。例として、ソーシャル・グラフのユーザ・ノードと、ユーザとの間の分離度が、つながり値に影響を与えることがあるが、これに限定するものではない。別の例として、ソーシャル・グラフ・ユーザのユーザとユーザ・ノードとの間のつながりのタイプは、つながり値に影響を与えることがある。例として、「友人関係」タイプのつながりは、「同僚」タイプのつながりより高いつながり値に関連付けられてもよいが、これに限定するものではない。この開示は、特定のタイプの値に基づいた関連性スコアを説明するが、この開示は、任意の好適なタイプの値に基づいた関連性スコアを検討する。
【0047】
特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、サードパーティ・コンテンツ・オブジェクトに割り当てられた1つまたは複数のカテゴリが、ユーザの関心に関連付けられている1つまたは複数のカテゴリと符合するかどうかに少なくとも部分的に基づいて関連性スコアを決定することができる。特定の実施形態では、関連性スコアは、ユーザのソーシャル・グラフ中のオブジェクトに関連付けられている情報、ソーシャル・グラフに対して行われるアクションに関連付けられている情報、またはサードパーティからソーシャル・ネットワーキング・システム160で受信されたユーザに関係する情報に基づくことができる。例として、ソーシャル・グラフ中のオブジェクトが、ユーザもしくは概念プロフィール、またはユーザに接続されたユーザ・ノードに関連付けられ
ている情報を含むことができるが、これらに限定するものではない。別の例として、アクションが、ユーザ・ノードを友人に加えること/友人から外すこと、コンテンツ・オブジェクトに「いいね!」すること、サードパーティのファンになること、ソーシャル・ネットワーキング・システム160上のユーザのグループもしくはコミュニティに参加すること、またはサードパーティのウェブサイトに訪問することを含むことができる。別の例として、サードパーティ情報が、サードパーティ・ウェブサイト上のユーザのアクティビティまたはユーザによる購入の情報を含むことができる。この開示は、ユーザに関連付けられている特定の情報またはアクションに基づいた関連性スコアを説明するが、この開示は、ユーザに関連付けられている任意の好適な情報またはアクションに基づいた関連性スコアを検討する。関連性スコアの決定は、本明細書に援用する、2010年12月22日に出願された、「Timing for Providing Relevant Notifications for a User Based on User Interaction with Notifications」という名称の米国特許出願第12/976,859号にさらに詳細に説明される。
【0048】
特定の実施形態では、関連性スコアは、上述のように、ソーシャル・グラフのオブジェクトに対するユーザの親和性に少なくとも部分的に基づく。例として、過去、現在、または未来のコンテンツの親和性は、ユーザ・アクティビティに基づくコンテンツ・エンジンの処理モジュール、ソーシャル・グラフのユーザ・ノードのアクティビティ、または関連付けられているつながり、またはそれらの任意の組合せによって決定されることが可能であるが、これに限定するものではない。集計された統合データを重み付けするために親和性を決定するとき、いかなるタイプの変数も検討されることが可能である。特定の実施形態では、親和性は、重み付けされた予測関数のセットを使用して計算されることが可能である。予測関数は、ユーザが特定のアクションを行うかどうかを予測する。予測関数は、ソーシャル・ネットワーキング・システムの内部または外部であることが可能であるいかなる数のアクションも予測することができる。特定の実施形態では、処理モジュールは、集計された統合データを関連性スコアによってランク付けして、ソーシャル・ネットワーキング・システム160のユーザに対し個人設定されたコンテンツを動的に生成する。特定の実施形態では、コンテンツ・エンジンの処理モジュールは、ロケーション値、関心値、つながり値、および時間値を結合して、ユーザに対するサードパーティ・コンテンツ・オブジェクトの関連性スコアを決定することができる。動的に生成されたソーシャル・ネットワーキング・システム160のユーザに対し個人設定されたコンテンツは、上述のデータ・ストアに記憶されることが可能である。
【0049】
親和性の尺度の決定および使用は、次の米国特許出願にさらに詳細に説明されており、これらのすべてを本明細書に援用する:「Generating a Feed of Stories Personalized for Members of a Social Network」という名称の、2006年8月11日に出願され、米国特許第7,827,208号として発行された、米国特許出願第11/502,757号、2009年12月23日に出願された、「Selection and Presentation of Related Social Networking System
Content and Advertisements」という名称の米国特許出願第12/645,481号、2011年9月28日に出願された、「Instantaneous Recommendation of Social Interactions in a Social Networking System」という名称の米国特許出願第13/247,825号、2010年12月22日に出願された、「Pricing Relevant Notifications Provided to a User Based on Location and Social Information」という名称の米国特許出願第12/976,755号、2010年12月23日に出願された、「Contextually Relevant Affini
ty Prediction in a Social Networking System」という名称の米国特許出願第12/978,265号、2012年10月01日に出願された、「Mobile Device−Related Measures of Affinity」という名称の米国特許出願第13/632,869号。
【0050】
ステップ370において、特定の実施形態は、関連性スコアに基づいてユーザに対する配信用の(1つまたは複数の)広告を選択する。コンテンツ・エンジンの処理モジュールは、ユーザに対してサードパーティ・コンテンツ・オブジェクトの関連性スコアに基づいて特定のサードパーティ・コンテンツ・オブジェクト(例えば、広告)を選択することができる。計算された関連性スコアに加えて、コンテンツ・エンジンの処理モジュールは、コンピューティング・デバイスの特徴、コンピューティング・デバイスにサービスを提供しているサービス・ネットワークの特徴、コンピューティング・デバイスの使用の特徴、またはコンピューティング・デバイスを通したソーシャル・ネットワーキング・システムとのユーザの対話に少なくとも部分的に基づいて、ユーザのコンピューティング・デバイスに提供される特定のサードパーティ・コンテンツ・オブジェクトを選択することができる。
【0051】
コンピューティング・デバイスの特徴は、デバイス製造業者、デバイス・モデルOS(例えば、IOS、またはANDROID)、OSバーション(JELLYBEAN、またはFROYO)、ディスプレイ300の解像度、音声、触覚フィードバック、バッテリ残量、メモリ容量、プロセッサ速度、ネットワーキング、センサのタイプ、または場所を含むことができる。特定の実施形態では、コンテンツ・エンジンの発行者は、コンピューティング・デバイスの特徴に基づいて、選択されたサードパーティ・コンテンツ・オブジェクトを構成することができる。例として、発行者は、ユーザのコンピューティング・デバイスのディスプレイの解像度に基づいて広告220を構成することができるが、これに限定するものではない。別の例として、埋め込まれたサードパーティ・コンテンツ・オブジェクトは、ANDROID OSコンピューティング・デバイス用のADOBE FLASHベースのビデオ、またはIOSコンピューティング・デバイス用のHTML5ベースのビデオであることが可能である。
【0052】
サービス・ネットワークの特徴は、無線通信信号のタイプおよび品質、例えば、Wi−Fiもしくは4G、帯域可用性、特定の地理的位置における信号強度、サービス・タイプ、またはデータ接続のセキュリティを含むことができる。例として、ユーザのコンピューティング・デバイスがより帯域幅の大きいネットワーク接続に接続されているとき、比較的大きいサイズのサードパーティ・コンテンツ・オブジェクトが、広告220に埋め込まれることが可能であるが、これに限定するものではない。例えば、低解像度の画像が、高解像度の画像またはさらにはビデオと置き換えられることが可能である。
【0053】
使用の特徴は、構成設定、インストールされたソフトウェア・アプリケーション、またはユーザのコンピューティング・デバイスの使用履歴を含むことができる。例として、使用履歴は、電話機能を使用したアクティビティ、例えば、通話を行うこと、通話を受信すること、通話を辞退すること、通話を直接ボイスメールに送信すること、ボイスメールを聞くこと、ボイスメールを聞かずに削除すること、特定の電話番号からの通話をブロックすること、またはあるタイプの電話番号への通話を制限することを含むことができるが、これらに限定するものではない。別の例として、使用履歴は、例えば、受信された通話の電話番号を連絡先のリストに追加すること、連絡先のリストから登録を削除すること、または連絡先のリストから検索することなどの、連絡先情報に関するアクティビティを含むことができる。別の例として、使用履歴は、例えば、ユーザのコンピューティング・デバイス上にアプリケーションをインストールすること、アプリケーションを削除すること、アプリケーションを使用すること、アプリケーションを通したアクティビティを行うため
につながりを招待すること、またはゲームをプレイすることなどの、ユーザのコンピューティング・デバイス上のアプリケーションに関するアクティビティを含むことができる。別の例として、使用履歴は、例えば、ショートメッセージ・サービス(SMS)もしくはマルチメディア・メッセージング・サービス(MMS)のメッセージを送信すること、写真を撮ること、またはGPSもしくはマップを使用することなど、ユーザのコンピューティング・デバイスの機能を使用するアクティビティを含むことができる。この開示は、ユーザのコンピューティング・デバイスに関連付けられている特定の特徴を使用してサードパーティ・コンテンツ・オブジェクトを選択することを説明するが、この開示は、ユーザのコンピューティング・デバイスに関連付けられている任意の好適な特徴を使用してサードパーティ・コンテンツ・オブジェクトを選択することを検討する。
【0054】
ステップ380において、特定の実施形態は、ユーザに対する配信用に通知コントローラにスポンサー記事を提供する。通知コントローラの諸実施形態については、
図1に関してさらに詳細に説明した。
【0055】
この開示は、特定の順序で行われるとおり、
図3の方法の特定のステップを説明し、例示するが、この開示は、任意の好適な順序で行われる
図3の方法の任意の好適なステップを検討する。さらに、この開示は、
図3の方法の特定のステップを実行する特定の構成要素を説明し、例示するが、この開示は、
図3の方法の任意の好適なステップを実行する任意の好適な構成要素の任意の好適な組合せを検討する。
【0056】
図4は、例示的ソーシャル・グラフ400を示す。特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、1つまたは複数のデータ・ストアに1つまたは複数のソーシャル・グラフ400を記憶することができる。特定の実施形態では、ソーシャル・グラフ400は、複数のユーザ・ノード402もしくは複数の概念ノード404を含むことができる複数のノードと、ノードを接続する複数のエッジ406とを含むことができる。
図4に示す例示的ソーシャル・グラフ400は、説明のために2次元の視覚地図表現で示される。特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システム160、クライアント・システム130、またはサードパーティ・システム170は、ソーシャル・グラフ400および好適なアプリケーションの関連するソーシャル・グラフ情報にアクセスすることができる。ソーシャル・グラフ400のノードおよびエッジは、例えば(ソーシャル・グラフ・データベースなどの)データ・ストアに、データ・オブジェクトとして記憶されることが可能である。このようなデータ・ストアは、ソーシャル・グラフ400のノードまたはエッジの1つまたは複数の検索可能なまたは問い合わせ可能なインデックスを含むことができる。
【0057】
特定の実施形態では、ユーザ・ノード402が、ソーシャル・ネットワーキング・システム160のユーザに対応することができる。例として、ユーザが、ソーシャル・ネットワーキング・システム160とまたはこれを通じて対話するまたは通信する個人(人間のユーザ)、エンティティ(例えば、企業、会社、もしくはサードパーティ・アプリケーション)、または(例えば、個人もしくはエンティティの)グループであることが可能であるが、これらに限定するものではない。特定の実施形態では、ユーザがソーシャル・ネットワーキング・システム160でアカウントに登録するとき、ソーシャル・ネットワーキング・システム160が、ユーザに対応するユーザ・ノード402を作成し、このユーザ・ノード402を1つまたは複数のデータ・ストアに記憶することができる。本明細書に記載するユーザおよびユーザ・ノード402は、必要に応じて、登録されたユーザ、および登録されたユーザに関連付けられているユーザ・ノード402を指すことができる。これに加えて、またはこれに代えて、本明細書に記載するユーザおよびユーザ・ノード402は、必要に応じて、ソーシャル・ネットワーキング・システム160に登録していないユーザを指すことができる。特定の実施形態では、ユーザ・ノード402が、ユーザによ
って提供される情報、またはソーシャル・ネットワーキング・システム160などの様々なシステムによって集められた情報に関連付けられてよい。例として、ユーザが、ユーザの名前、プロフィール写真、連絡先情報、誕生日、性別、結婚歴、家族状態、職業、学歴、好み、関心、または他の人口統計情報を提供することができるが、これらに限定するものではない。特定の実施形態では、ユーザ・ノード402は、ユーザに関連付けられている情報に対応する1つまたは複数のデータ・オブジェクトに関連付けられてよい。特定の実施形態では、ユーザ・ノード402が、1つまたは複数のウェブ・ページと対応することがある。
【0058】
特定の実施形態では、概念ノード404が、概念に対応することができる。例として、概念は、場所(例えば、映画館、レストラン、ランドマーク、もしくは都市など)、ウェブサイト(例えば、ソーシャル・ネットワーク・システム160に関連付けられているウェブサイト、もしくはウェブ・アプリケーション・サーバに関連付けられているサードパーティのウェブサイトなど)、エンティティ(例えば、人、会社、グループ、スポーツチーム、または有名人など)、ソーシャル・ネットワーキング・システム160内、もしくはウェブ・アプリケーション・サーバなどの外部サーバ上に配置されることが可能であるリソース(例えば、音声ファイル、ビデオファイル、デジタル写真、テキスト・ファイル、構造化文書、もしくはアプリケーションなど)、不動産もしくは知的財産(例えば、彫刻、絵画、映画、ゲーム、歌、アイデア、写真、または著作物(written work)など)、ゲーム、アクティビティ、アイデアもしくは理論、別の好適な概念、または2つ以上のこのような概念に対応することができるが、これらに限定するものではない。概念ノード404は、ユーザによって提供される概念の情報、または、ソーシャル・ネットワーキング・システム160を含めた様々なシステムによって収集される情報に関連付けられてよい。例として、概念の情報は、名前もしくはタイトル、1つもしくは複数の画像(例えば、本のカバー・ページの画像)、場所(例えば、アドレスもしくは地理的位置)、(URLに関連付けられてよい)ウェブサイト、連絡先情報(例えば、電話番号もしくは電子メールアドレス)、他の好適な概念情報、またはこのような情報の任意の好適な組合せを含むことができるが、これらに限定するものではない。特定の実施形態では、概念ノード404は、概念ノード404に関連付けられている情報に対応する1つまたは複数のデータ・オブジェクトに関連付けられてよい。特定の実施形態では、概念ノード404が、1つまたは複数のウェブ・ページと対応することがある。
【0059】
特定の実施形態では、ソーシャル・グラフ400のノードが、(「プロフィール・ページ」と呼ばれることがある)ウェブページを表す、またはウェブページによって表されることがある。プロフィール・ページは、ソーシャル・ネットワーキング・システム160によってホストされる、またはソーシャル・ネットワーキング・システム160にアクセス可能であることがある。プロフィール・ページは、サードパーティのサーバ170に関連付けられているサードパーティのウェブサイト上でホストされることもある。例として、特定の外部ウェブページに対応するプロフィール・ページは、特定の外部ウェブページであることが可能であり、プロフィール・ページは、特定の概念ノード404に対応することがあるが、これに限定するものではない。プロフィール・ページは、他のユーザのすべてによって、または選択されたサブセットによって閲覧可能であるものとすることができる。例として、ユーザ・ノード402が、対応するユーザ・プロフィール・ページを有することができ、対応するユーザがこれにコンテンツを追加する、宣言を行う、またはその他の場合ユーザを表現することができるが、これに限定するものではない。別の例として、概念ノード404が、対応する概念プロフィール・ページを有することができ、これに1人または複数のユーザが、コンテンツを追加する、宣言を行う、または詳細には概念ノード404に対応する概念に関して自身を表現する、ことができるが、これに限定するものではない。
【0060】
特定の実施形態では、概念ノード404が、サードパーティのシステム170によってホストされるサードパーティのウェブページまたはリソースを表すことができる。サードパーティのウェブページまたはリソースが、他の要素、コンテンツのうち、選択可能もしくは他のアイコン、またはアクションもしくはアクティビティを表す(例えば、JAVASCRIPT(登録商標)、AJAX、もしくはPHPコードで実行されることが可能である)他の相互に実行可能な(inter−actable)オブジェクトを含むことができる。例として、サードパーティのウェブページが、「いいね!」、「チェック・イン」、「食べる」、「推奨」などの選択可能なアイコン、または別の好適なアクションもしくはアクティビティを含むことができるが、これに限定するものではない。サードパーティのウェブページを閲覧しているユーザが、アイコン(例えば、「食べる」)の1つを選択することによって、クライアント・システム130にソーシャル・ネットワーキング・システム160まで、ユーザのアクションを示すメッセージを送信させるができる。メッセージに応答して、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ユーザに対応するユーザ・ノード402と、サードパーティのウェブページもしくはリソースに対応する概念ノード404との間にエッジ(例えば、「食べる」エッジ)を作成して、エッジ406を1つまたは複数のデータ・ストアに記憶することができる。
【0061】
特定の実施形態では、ソーシャル・グラフ400中のノードのペアが、1つまたは複数のエッジ406によって互いに接続されることが可能である。ノードのペアと接続しているエッジ406が、そのノードのペア間の関係を表すことができる。特定の実施形態では、エッジ406が、1つもしくは複数のデータ・オブジェクトまたはノードのペア間の関係に対応する属性を含む、または表すことができる。例として、第1のユーザが、第2のユーザは第1のユーザの「友人」であることを示すことができるが、これに限定するものではない。この表示に応答して、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、「友人リクエスト」を第2のユーザに送信することができる。第2のユーザが「友人リクエスト」を確認する場合、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ソーシャル・グラフ400において、第1のユーザのユーザ・ノード402を第2のユーザのユーザ・ノード402に接続するエッジ406を作成し、データ・ストア24の1つまたは複数にソーシャル・グラフ情報としてエッジ406を記憶することがでる。
図4の例では、ソーシャル・グラフ400は、ユーザ「A」のユーザ・ノード402とユーザ「B」のユーザ・ノード402との間の友人関係を示すエッジ406、およびユーザ「C」のユーザ・ノード402とユーザ「B」のユーザ・ノード402との間の友人関係を示すエッジを含んでいる。この開示は、特定のユーザ・ノード402を接続する特定の属性を有する特定のエッジ406を説明する、または例示するが、この開示は、ユーザ・ノード402を接続する任意の好適な属性を有する任意の好適なエッジ406を検討する。例として、エッジ406が、友人関係、家族関係、仕事もしくは雇用関係、ファン関係、フォロワー関係、訪問者関係、購読者関係、上司/部下関係、互恵関係、非互恵関係、その他の好適なタイプの関係、またはこのような関係の2つ以上を表すことができるが、これらに限定するものではない。さらに、この開示は、概して接続されているものとしてノードを説明するが、この開示は、接続されているものとしてユーザまたは概念も説明する。本明細書において、接続されているユーザまたは概念への言及は、必要に応じて、ソーシャル・グラフ400において1つまたは複数のエッジ406で接続されているそうしたユーザまたは概念に対応するノードを指す。
【0062】
特定の実施形態では、ユーザ・ノード402と概念ノード404との間のエッジ406は、ユーザ・ノード402に関連付けられているユーザによって、概念ノード404に関連付けられている概念に向かって行われる特定のアクションまたはアクティビティを表すことができる。例として、
図4に示すように、ユーザが概念について、「『いいね!』する」、「参加した」、「プレイした」、「聴いた」、「調理した」、「働いた」、または「見た」とすることがあり、これらのそれぞれがエッジ・タイプまたはサブタイプに対応
することができるが、これらに限定するものではない。概念ノード404に対応する概念プロフィール・ページは、例えば、選択可能な「チェック・イン」アイコン(例えば、クリック可能な「チェック・イン」アイコンなど)、または選択可能な「お気に入りに追加する」アイコンを含むことができる。同様に、ユーザがこれらのアイコンをクリックした後、それぞれのアクションに対応するユーザのアクションに応答して、ソーシャル・ネットワーキング・システム160が、「お気に入り」エッジまたは「チェック・イン」エッジを作成することができる。別の例として、ユーザ(ユーザ「C」)が、特定のアプリケーション(オンライン音楽アプリケーションであるSPOTIFY)を使用して特定の歌(「Ramble On」)を聴くことがあるが、これに限定するものではない。この場合、ソーシャル・ネットワーキング・システム160が、ユーザに対応するユーザ・ノード402と、歌およびアプリケーションに対応する概念ノード404との間に(
図4に示すように)「聴いた」エッジ406および「使用した」エッジを作成して、ユーザが歌を聴き、アプリケーションを使用したことを示すことができる。さらに、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、歌およびアプリケーションに対応する概念ノード404間に(
図4に示すように)「プレイした」エッジ406を作成して、特定の歌が特定のアプリケーションによってプレイされたことを示すことができる。この場合、「プレイした」エッジ406が、外部音声ファイル(歌「Imagine」)に対して外部アプリケーション(SPOTIFY)によって行われたアクションに対応する。この開示は、ユーザ・ノード402および概念ノード404を接続する特定の属性を有する特定のエッジ406を説明するが、この開示は、ユーザ・ノード402および概念ノード404を接続する任意の好適な属性を有する任意の好適なエッジ406を検討する。さらに、この開示は、単一の関係を表すユーザ・ノード402と概念ノード404との間のエッジを説明するが、この開示は、1つまたは複数の関係を表すユーザ・ノード402と概念ノード404との間のエッジを検討する。例として、エッジ406は、ユーザが「いいね!」することと、特定の概念で使用したことをともに表すことがあるが、これに限定するものではない。あるいは、別のエッジ406は、(
図4においてユーザ「E」のユーザ・ノード402と「SPOTIFY」の概念ノード404との間に示すように)ユーザ・ノード402と概念ノード404との間の関係(または複数の単一関係)の各タイプを表すことができる。
【0063】
特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システム160が、ソーシャル・グラフ400においてユーザ・ノード402と概念ノード404との間にエッジ406を作成することができる。例として、(例えば、ウェブ・ブラウザまたはユーザのクライアント・システム130によってホストされる特殊用途のアプリケーションを使用することによって)概念プロフィールのページを見ているユーザが、「いいね!」アイコンをクリックすること、または選択することによって、概念ノード404によって表される概念に「いいね!」することを示すことができ、これによりユーザのクライアント・システム130がソーシャル・ネットワーキング・システム160に、概念プロフィール・ページに関連付けられている概念にユーザが「いいね!」していることを示すメッセージを送信するようにするが、これに限定するものではない。メッセージに応答して、ソーシャル・ネットワーキング・システム160が、ユーザと概念ノード404との間の「いいね!」エッジ406で示されるように、ユーザに関連付けられているユーザ・ノード402と、概念ノード404との間にエッジ406を作成することができる。特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、1つまたは複数のデータ・ストアにエッジ406を記憶することができる。特定の実施形態では、エッジ406が、特定のユーザ・アクションに応答して、ソーシャル・ネットワーキング・システム160によって自動的に形成されることが可能である。例として、第1のユーザが写真をアップロードする、映画を見る、または歌を聴く場合、第1のユーザに対応するユーザ・ノード402とそれらの概念に対応する概念ノード404との間に、エッジ406が形成されることが可能であるが、これに限定するものではない。この開示は、特定の方法で特定のエッジ40
6を形成することを説明するが、この開示は、任意の方法で任意の好適なエッジ406を形成することを検討する。
【0064】
図5は、例示的コンピュータ・システム500を示す。特定の実施形態では、1つまたは複数のコンピュータ・システム500が、本明細書で説明する、または例示する1つまたは複数の方法の1つまたは複数のステップを行う。特定の実施形態では、1つまたは複数のコンピュータ・システム500は、本明細書で説明する、または例示する機能を提供する。特定の実施形態では、1つまたは複数のコンピュータ・システム500で動作しているソフトウェアが、本明細書で説明する、もしくは例示する1つもしくは複数の方法の1つもしくは複数のステップを行う、または本明細書で説明する、もしくは例示する機能を提供する。特定の実施形態は、1つまたは複数のコンピュータ・システム500の1つまたは複数の部分を含む。本明細書では、コンピュータ・システムへの言及は、コンピュータ・デバイスを含むことがあり、必要に応じて、逆もまた同様である。さらに、コンピュータ・システムへの言及は、必要に応じて、1つまたは複数のコンピュータ・システムを含むことがある。
【0065】
この開示は、任意の好適な数のコンピュータ・システム500を検討する。この開示は、任意の好適な物理的形状を呈するコンピュータ・システム500を検討する。例として、コンピュータ・システム500は、埋め込み式コンピュータ・システム、システム・オン・チップ(SOC)、シングル・ボード・コンピュータ・システム(SBC)(例えば、コンピュータ・オン・モジュール(COM)もしくはシステム・オン・モジュール(SOM)など)、デスクトップ・コンピュータ・システム、ラップトップもしくはノートブック・コンピュータ・システム、インタラクティブ・キオスク、メインフレーム、コンピュータ・システムのメッシュ、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、サーバ、タブレット・コンピュータ・システム、またはこれらの2つ以上の組合せとすることができるが、これらに限定するものではない。必要に応じて、コンピュータ・システム500は、1つまたは複数のコンピュータ・システム500含む、単一であるまたは分散される、複数の場所にわたる、複数のマシンにわたる、複数のデータ・センタにわたる、または1つまたは複数のネットワークに1つもしくは複数のクラウド構成要素を含むことができるクラウドにあることが可能である。必要に応じて、1つまたは複数のコンピュータ・システム500が、本明細書で説明する、または例示する1つまたは複数の方法の1つまたは複数のステップを、実質的な空間的または時間的制限なく行うことができる。例として、1つまたは複数のコンピュータ・システム500が、リアル・タイムで、またはバッチ・モードで、本明細書で説明する、または例示する1つまたは複数の方法の1つまたは複数のステップを行うことができるが、これに限定するものではない。1つまたは複数のコンピュータ・システム500は、必要に応じて、本明細書に記載する、または例示する1つまたは複数の方法の1つまたは複数のステップを、様々な時間に、または様々な場所で、行うことができる。
【0066】
特定の実施形態では、コンピュータ・システム500は、プロセッサ502と、メモリ504と、ストレージ506と、入力/出力(I/O)インタフェース508と、通信インタフェース510と、バス512とを含む。この開示は、特定の配置で特定の数の特定の構成要素を有する特定のコンピュータ・システムを説明し、例示するが、この開示は、任意の好適な配置で任意の好適な数の任意の好適な構成要素を有する任意の好適なコンピュータ・システムを検討する。
【0067】
特定の実施形態では、プロセッサ502は、例えばコンピュータ・プログラムを作り上げる命令などの命令を実行するためのハードウェアを含む。例として、命令を実行するために、プロセッサ502は、内部レジスタ、内部キャッシュ、メモリ504、またはストレージ506から命令を取り出す(またはフェッチする)、これらを復号して実行する、
次いで1つまたは複数の結果を内部レジスタ、内部キャッシュ、メモリ504、またはストレージ506に書き込むことができるが、これらに限定するものではない。特定の実施形態では、プロセッサ502は、データ、命令、またはアドレス用の1つまたは複数の内部キャッシュを含むことができる。この開示は、必要に応じて、任意の好適な数の任意の好適な内部キャッシュを含んだプロセッサ502を検討する。例として、プロセッサ502は、1つもしくは複数の命令キャッシュ、1つもしくは複数のデータ・キャッシュ、および1つもしくは複数のトランスレーション・ルックアサイド・バッファ(TLB:translation lookaside buffers)を含むことができるが、これに限定するものではない。命令キャッシュ中の命令は、メモリ504またはストレージ506中の命令のコピーとすることができ、命令キャッシュは、プロセッサ502によるこれらの命令の取出をスピード・アップすることができる。データ・キャッシュ中のデータは、プロセッサ502で実行される命令が動作するためのメモリ504またはストレージ506中のデータのコピー、プロセッサ502で実行されるその後の命令によるアクセスのための、またはメモリ504もしくはストレージ506に書き込むための、プロセッサ502で実行された以前の命令の結果、あるいはその他の好適なデータであることがある。データ・キャッシュは、プロセッサ502による読み取り動作または書き込み動作をスピード・アップすることができる。TLBは、プロセッサ502の仮想アドレス変換をスピード・アップすることができる。特定の実施形態では、プロセッサ502は、データ、命令、またはアドレス用の1つまたは複数の内部レジスタを含むことができる。この開示は、必要に応じて、任意の好適な数の任意の好適な内部レジスタを含んだプロセッサ502を検討する。必要に応じて、プロセッサ502は、1つもしくは複数の算術論理演算ユニット(ALU)を含む、マルチ・コア・プロセッサである、または1つもしくは複数のプロセッサ502を含むことができる。この開示は、特定のプロセッサを説明し、例示するが、この開示は、任意の好適なプロセッサを検討する。
【0068】
特定の実施形態では、メモリ504は、プロセッサ502が実行する命令、またはプロセッサ502が動作するデータを記憶するためのメイン・メモリを含む。例として、コンピュータ・システム500は、ストレージ506または別のソース(例えば、別のコンピュータ・システム500など)からメモリ504に命令をロードすることができるが、これに限定するものではない。プロセッサ502は次いで、メモリ504から内部レジスタまたは内部キャッシュに命令をロードすることができる。命令を実行するために、プロセッサ502は、内部レジスタまたは内部キャッシュから命令を取り出し、これを復号することができる。命令中に、または命令後に、プロセッサ502は、1つまたは複数の結果(中間結果または最終結果であることがある)を内部レジスタまたは内部キャッシュに書き込むことができる。プロセッサ502は次いで、これらの結果の1つまたは複数をメモリ504に書き込むことができる。特定の実施形態では、プロセッサ502は、1つもしくは複数の内部レジスタまたは内部キャッシュ中の、または(ストレージ506または他の場所とは対照的に)メモリ504中の命令のみを実行し、1つもしくは複数の内部レジスタまたは内部キャッシュ中の、または(ストレージ506または他の場所とは対照的に)メモリ504中のデータ上でのみ動作する。1つまたは複数のメモリ・バス(それぞれアドレス・バスと、データ・バスとを含むことができる)が、プロセッサ502をメモリ504に結合することができる。バス512は、以下に説明するように、1つまたは複数のメモリ・バスを含むことができる。特定の実施形態では、1つまたは複数のメモリ管理ユニット(MMU)が、プロセッサ502とメモリ504との間にあり、プロセッサ502によって要求されるメモリ504へのアクセスを容易にする。特定の実施形態では、メモリ504は、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)を含む。このRAMは、必要に応じて、揮発性メモリとすることができる。必要に応じてこのRAMは、ダイナミックRAM(DRAM)、またはスタティックRAM(SRAM)とすることができる。さらに、必要に応じて、このRAMは、シングル・ポートの、またはマルチ・ポートのRAMとすることができる。この開示は、任意の好適なRAMを検討する。メモリ504は、必要に
応じて、1つまたは複数のメモリ504を含むことができる。この開示は、特定のメモリを説明し、例示するが、この開示は、任意の好適なメモリを検討する。
【0069】
特定の実施形態では、ストレージ506は、データまたは命令用の大容量記憶装置を含む。例として、ストレージ506は、ハード・ディスク・ドライブ(HDD)、フロッピー(登録商標)・ディスク・ドライブ、フラッシュ・メモリ、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープ、またはユニバーサル・シリアル・バス(USB)ドライブ、またはこれらの2つ以上の組合せを含むことができるが、これらに限定するものではない。ストレージ506は、必要に応じて、取り外し可能なまたは取り外し不可能な(または固定の)媒体を含むことができる。ストレージ506は、必要に応じて、コンピュータ・システム500の内部に、または外部にあることが可能である。特定の実施形態では、ストレージ506は、不揮発性の、ソリッド・ステート・メモリである。特定の実施形態では、ストレージ506は、リード・オンリ・メモリ(ROM)を含む。必要に応じて、このROMは、マスク・プログラムされたROM、プログラマブルROM(PROM)、消去可能なPROM(EPROM)、電気的に消去可能なPROM(EEPROM)、電気的に書き換え可能なROM(EAROM)、またはフラッシュ・メモリ、またはこれらの2つ以上の組合せとすることができる。この開示は、任意の好適な物理的形状を呈する大容量記憶装置506を検討する。ストレージ506は、必要に応じて、プロセッサ502とストレージ506との通信を容易にする1つまたは複数のストレージ制御ユニットを含むことができる。必要に応じて、ストレージ506は、1つまたは複数のストレージ506を含むことができる。この開示は、特定のストレージを説明し、例示するが、この開示は、任意の好適なストレージを検討する。
【0070】
特定の実施形態では、I/Oインタフェース508は、コンピュータ・システム500と1つまたは複数のI/Oデバイスとの通信のための1つまたは複数のインタフェースを提供するハードウェア、ソフトウェア、または両方を含む。コンピュータ・システム500は、必要に応じて、これらのI/Oデバイスの1つまたは複数を含むことができる。これらのI/Oデバイスの1つまたは複数が、人とコンピュータ・システム500との通信を可能にすることができる。例として、I/Oデバイスは、キーボード、キーパッド、マイク、モニタ、マウス、プリンタ、スキャナ、スピーカ、スチルカメラ、スタイラス、タブレット、タッチ・スクリーン、トラックボール、ビデオ・カメラ、別の好適なI/Oデバイス、またはこれらの2つ以上の組合せを含むことができるが、これらに限定するものではない。I/Oデバイスは、1つまたは複数のセンサを含むことができる。この開示は、任意の好適なI/Oデバイス、およびそれらのための任意の好適なI/Oインタフェース508を検討する。必要に応じて、I/Oインタフェース508は、プロセッサ502がこれらのI/Oデバイスの1つまたは複数を駆動できるようにする1つもしくは複数のデバイスまたはソフトウェア・ドライバを含むことができる。I/Oインタフェース508は、必要に応じて、1つまたは複数のI/Oインタフェース508を含むことができる。この開示は、特定のI/Oインタフェースを説明し、例示するが、この開示は、任意の好適なI/Oインタフェースを検討する。
【0071】
特定の実施形態では、通信インタフェース510は、コンピュータ・システム500と、1つもしくは複数の他のコンピュータ・システム500または1つもしくは複数のネットワークとの通信(例えば、パケット・ベースの通信など)のための1つまたは複数のインタフェースを提供するハードウェア、ソフトウェア、または両方を含む。例として、通信インタフェース510は、イーサネット(登録商標)もしくは他の有線によるネットワークと通信するための、ネットワーク・インタフェース・コントローラ(NIC)もしくはネットワーク・アダプタ、またはWi−Fiネットワークなどの無線ネットワークと通信するための、無線NIC(WNIC)もしくは無線アダプタを含むことができるが、これらに限定するものではない。この開示は、任意の好適なネットワーク、およびそのため
の任意の好適な通信インタフェース510を検討する。例として、コンピュータ・システム500は、アド・ホック・ネットワーク、パーソナル・エリア・ネットワーク(PAN)、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、またはインターネットの1つもしくは複数の部分、またはこれらの2つ以上の組合せと通信することができるが、これらに限定するものではない。これらのネットワークの1つまたは複数の1つまたは複数の部分は、有線または無線とすることができる。例として、コンピュータ・システム500は、無線PAN(WPAN)(例えば、BLUETOOTH(登録商標) WPANなど)、Wi−Fiネットワーク、Wi−MAXネットワーク、携帯電話ネットワーク(例えば、Global System for Mobile Communications(GSM(登録商標))ネットワークなど)、または他の好適な無線ネットワーク、またはこれらの2つ以上の組合せと通信することができる。コンピュータ・システム500は、必要に応じて、これらのネットワークのいずれかのための任意の好適な通信インタフェース510を含むことができる。通信インタフェース510は、必要に応じて、1つまたは複数の通信インタフェース510を含むことができる。この開示は、特定の通信インタフェースを説明し、例示するが、この開示は、任意の好適な通信インタフェースを検討する。
【0072】
特定の実施形態では、バス512は、コンピュータ・システム500の構成要素を互いに結合するハードウェア、ソフトウェア、または両方を含む。例として、バス512は、アクセラレーテッド・グラフィックス・ポート(AGP)もしくは他のグラフィックス・バス、拡張業界標準アーキテクチャ(EISA)バス、フロント・サイド・バス(FSB)、HYPERTRANSPORT(HT)インターコネクト、業界標準アーキテクチャ(ISA)バス、INFINIBANDインターコネクト、ロー・ピン・カウント(LPC)バス、メモリ・バス、マイクロ・チャネル・アーキテクチャ(MCA)バス、ペリフェラル・コンポーネント・インターコネクト(PCI)バス、PCIエクスプレス(PCIe)バス、シリアル・アドバンスト・テクノロジ・アーキテクチャ(SATA)バス、ビデオ・エレクトロニクス・スタンダーズ・アソシエーション・ローカル(VLB)バス、または別の好適なバス、またはこれらの2つ以上の組合せを含むことができるが、これらに限定するものではない。バス512は、必要に応じて、1つまたは複数のバス512を含むことができる。この開示は、特定のバスを説明し、例示するが、この開示は、任意の好適なバスまたはインターコネクトを検討する。
【0073】
本明細書では、(1つまたは複数の)コンピュータ可読非一時的記憶媒体は、1つまたは複数の半導体ベースの、または他の集積回路(IC)(例えば、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)もしくは特定用途向けIC(ASIC)など)、ハード・ディスク・ドライブ(HDD)、ハイブリッド・ハード・ドライブ(HHD)、光ディスク、光ディスク・ドライブ(ODD)、光磁気ディスク、光磁気ドライブ、フロッピー(登録商標)・ディスケット、フロッピー(登録商標)・ディスク・ドライブ(FDD)、磁気テープ、ソリッド・ステート・ドライブ(SSD)、RAMドライブ、SECURE DIGITALカードもしくはドライブ、任意の他の好適なコンピュータ可読非一時的記憶媒体、またはこれらの2つ以上の任意の好適な組合せを含むことができる。コンピュータ可読非一時的記憶媒体は、必要に応じて、揮発性、不揮発性、または揮発性と不揮発性の組合せとすることができる。
【0074】
本明細書では、「または」は、明示的に別段の指示がある、または文脈によって別段の指示がある場合を除き、包括的であって、排他的ではない。従って、本明細書では、「AまたはB」は、明示的に別段の指示がある、または文脈によって別段の指示がある場合を除き、「A、B、または両方」を意味する。さらに、「および」は、明示的に別段の指示がある、または文脈によって別段の指示がある場合を除き、共同的かつ個別的である。従
って、本明細書では、「AおよびB」は、明示的に別段の指示がある、または文脈によって別段の指示がある場合を除き、「共同的にまたは個別的に、AおよびB」を意味する。
【0075】
この開示の範囲は、本明細書に説明する、または例示する例示的実施形態へのすべての変化、代用、変形、改変、および変更を包むことを、当業者は理解するであろう。この開示の範囲は、本明細書に説明する、または例示する例示的実施形態に限定されない。さらに、この開示は、本明細書において特定の構成要素、要素、機能、動作、またはステップを含むものとして、それぞれの実施形態を説明し、例示するが、これらの実施形態のいずれも、本明細書のどこかに説明する、または例示する構成要素、要素、機能、動作、またはステップのいずれかのいかなる組合せまたは置換も含むことができることを、当業者は理解するであろう。さらに、添付の特許請求の範囲における、装置またはシステムまたは装置もしくはシステムの構成要素が、特定の機能を行うように適合される、整えられる、能力がある、構成される、有効にされる、動作可能である、または動作することへの言及は、装置、システム、または構成要素がそのように適合される、整えられる、能力がある、構成される、有効にされる、動作可能である、または動作する限り、その装置、システム、構成要素が、それ自体であれ、その特定の機能であれ、作動される、オンにされる、またはロック解除されることを含む。