(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
(S)−5−ベンジル−N−(7,9−ジフルオロ−2−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−カルボキサミド、またはその互変異性体である、請求項1に記載の化合物、その互変異性体、またはその薬学的に許容可能な塩。
請求項1または2に記載の化合物、その互変異性体、またはその薬学的に許容可能な塩を含んでなる、RIP1キナーゼに媒介される疾患または障害を治療するための医薬組成物であって、
前記疾患または障害が、クローン病、潰瘍性大腸炎、乾癬、網膜剥離、色素性網膜炎、黄斑変性、膵炎、アトピー性皮膚炎、関節リウマチ、脊椎関節炎、痛風、全身型若年性特発性関節炎(SoJIA)、乾癬性関節炎、全身性紅斑性狼瘡(SLE)、シェーグレン症候群、全身性強皮症、抗リン脂質抗体症候群(APS)、血管炎、変形性関節症、非アルコール性脂肪性肝炎、アルコール性脂肪性肝炎、自己免疫性肝炎、自己免疫性肝胆道疾患、原発性硬化性胆管炎(PSC)、アセトアミノフェン毒性、肝毒性、腎炎、腎移植、手術、または腎毒性薬の投与に関連する腎臓損傷/傷害、急性腎臓傷害(AKI)、セリアック病、自己免疫性特発性血小板減少性紫斑病(自己免疫性ITP)、移植拒絶、実質臓器の虚血性再潅流傷害、敗血症、全身性炎症性応答症候群(SIRS)、脳血管発作(CVA)、脳卒中、心筋梗塞(MI)、アテローム性動脈硬化症、ハンチントン病、アルツハイマー病、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、アレルギー性疾患、喘息、アトピー性皮膚炎、多発性硬化症、I型糖尿病、ウェゲナー肉芽腫、肺サルコイドーシス、ベーチェット病、インターロイキン−1変換酵素関連発熱症候群、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、腫瘍壊死因子受容体関連周期性症候群(TRAPS)、歯周病、NEMO欠損症候群(NF−κ−B必須モジュレーター遺伝子欠損症候群)、HOIL−1欠損(ヘム酸化IRP2ユビキチンリガーゼ−1欠損)、直鎖状ユビキチン鎖形成複合体(LUBAC)欠損症候群、造血系の悪性腫瘍、実質臓器の悪性腫瘍、細菌感染、ウイルス感染、結核、インフルエンザ、リソソーム蓄積症、ゴーシェ病、GM2ガングリオシドーシス、α−マンノシドーシス、アスパルチルグルコサミン尿症、コレステロールエステル蓄積症、慢性ヘキソサミニダーゼA欠損症、シスチン症、ダノン病、ファブリー病、ファーバー病、フコシドーシス、ガラクトシアリドーシス、GM1ガングリオシドーシス、ムコリピドーシス、乳児遊離シアル酸貯蔵症、若年性ヘキソサミニダーゼA欠損症、クラッベ病、リソソーム酸性リパーゼ欠損症、異染性白質ジストロフィー、ムコ多糖症、多種スルファターゼ欠損症、ニーマン・ピック病、神経セロイドリポフスチン症、ポンペ病、濃化異骨症、サンドホフ病、シンドラー病、シアル酸蓄積症、テイ・サックスおよびウォルマン病、虚血性脳傷害もしくは外傷性脳傷害後の脳組織傷害もしくは損傷の改善、または心筋梗塞後の心臓組織傷害もしくは損傷の改善、ハンチントン病、アルツハイマー病もしくはパーキンソン病に関連する脳組織傷害もしくは損傷の改善、非アルコール性脂肪性肝炎、アルコール性脂肪性肝炎、自己免疫性肝炎、自己免疫性肝胆道疾患、または原発性硬化性胆管炎に関連する肝臓組織傷害もしくは損傷の改善、過量のアセトアミノフェンに関連する肝臓組織傷害もしくは損傷の改善、または腎移植もしくは腎毒性薬もしくは各種物質の投与後の腎臓組織傷害もしくは損傷の改善から選択される、医薬組成物。
請求項1または2に記載の化合物、その互変異性体、またはその薬学的に許容可能な塩を含んでなる、RIP1キナーゼに媒介される疾患または障害を治療するための医薬組成物であって、
前記疾患または障害が、クローン病、潰瘍性大腸炎、乾癬、関節リウマチ、脊椎関節炎、全身型若年性特発性関節炎(SoJIA)、乾癬性関節炎、変形性関節症、実質臓器の虚血性再潅流傷害、敗血症、全身性炎症性応答症候群、多発性硬化症、または実質臓器の悪性腫瘍から選択される、医薬組成物。
【実施例】
【0148】
以下の実施例により本明細書を説明する。これらの実施例は本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の化合物、組成物および方法を製造および使用するために当業者に指針を示すことを意図する。本発明の特定の実施態様が記載されるが、当業者ならば、本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、様々な変更および改変が行えることが分かるであろう。
【0149】
本明細書に記載の反応は、本明細書に定義されるように、種々の異なる置換基(例えば、R
1、R
2など)を有する本発明の化合物を製造するために適用可能である。当業者ならば、特定の置換基が本明細書に記載の合成方法に適合しない場合には、その置換基を、その反応条件に対して安定である好適な保護基で保護することができることが分かるであろう。保護基はその一連の反応の好適な時点で除去し所望の中間体または目的化合物を提供することができる。好適な保護基ならびにこのような好適な保護基を用いた種々の置換基の保護および脱保護のための方法は当業者に周知であり、その例はT. Greene and P. Wuts,
Protecting Groups in Chemical Synthesis (3rd ed.), John Wiley & Sons, NY (1999)に見出すことができる。
【0150】
本明細書に記載の中間体および最終化合物の名称は、Advanced Chemistry Development, Inc., 110 Yonge Street, 14th Floor, Toronto, Ontario, Canada, M5C 1T4 (http://www.acdlabs.com/)から入手可能な命名プログラムACD/Name Pro V6.02またはCambridgeSoft. 100 CambridgePark Drive, Cambridge, MA 02140 USA (www.cambridgesoft.com)から入手可能なChemBioDraw Ultraの一部としてのChemDraw, Struct=Name Pro 12.0の命名プログラムソフトウエアを用いて生成した。
【0151】
当業者ならば、ある場合には、これらのプログラムは構造的に示された化合物をその化合物の互変異性体と命名する場合があることを認識するであろう。命名された化合物または構造的に示された化合物に対するいずれの言及も、このような化合物の総ての互変異性体およびそれらの互変異性体のいずれの混合物も包含することが意図されるものと理解されるべきである。
【0152】
以下の実験説明では、次の略号を使用する場合がある。
【0153】
【表1】
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【0154】
製法1:
(S)−2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−3−(2−ニトロフェノキシ)プロパン酸
【化13】
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【0155】
DMF(250mL)中、水素化ナトリウム(9.75g、244mmol)の懸濁液に、50mLのDMF中、(S)−2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−3−ヒドロキシプロパン酸(25g、122mmol)の溶液を0℃で10分かけて滴下した。激しいガス発生が見られた。ガスの発生が収まったところで、0℃で1−フルオロ−2−ニトロベンゼン(12.85mL、122mmol)を無希釈で滴下した。この反応混合物を室温で16時間撹拌した。この反応混合物を酢酸エチル(1000mL)と0.5M HCl溶液(1000mL)とで分配した。層を分離し、有機層を水(3×400ml)、ブライン(400mL)で洗浄し、減圧下で濃縮して粗生成物を得た。この粗化合物を、DCM中0〜10%のMeOHを用いてシリカゲルカラムにより精製し、(S)−2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−3−(2−ニトロフェノキシ)プロパン酸(32g、76mmol、収率62.3%)を赤黄色の半固体として得た。
【0156】
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) d ppm 7.88 (dd, J=8.46, 1.64 Hz, 1 H), 7.52 - 7.61 (m, 1 H), 7.06 - 7.15 (m, 2 H), 5.68 (br. d., 1 H), 4.75 (br. s., 1 H), 4.60 - 4.72 (m, 1 H), 2.07 (s, 2 H), 1.48 (s, 9 H)。MS (m/z) 325.13 (M-H
+)。
【0157】
標題実施例の化合物の製造に用いた以下の中間体は、上記のものと類似の方法を用いて合成した。
【化14】
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【0158】
標題実施例の化合物の製造に用いた以下の中間体は、特許出願WO2008/106077においてScott B. Hoytらが記載しているように、(S)−3−アミノ−2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−プロパン酸を用いて合成した。
【化15】
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【0159】
製法2:
(S)−3−(2−アミノフェノキシ)−2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)プロパン酸
【化16】
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【0160】
パール装置を用い、メタノール(500mL)中、(S)−2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−3−(2−ニトロフェノキシ)プロパン酸(32g、98mmol)およびPd/C(2.82g、2.65mmol)の溶液を室温にて2時間、60PSIで水素化した。TLC(DCM中10%MeOH;Rf:0.4)は総ての出発材料の完全な変換を示し、この反応混合物をセライトベッドで濾過した。セライトベッドをメタノール(130mL、3回)で洗浄し、合わせた濾液を濃縮し、(S)−3−(2−アミノフェノキシ)−2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)プロパン酸(32g、95mmol、収率97%)を淡褐色の半固体として得た。残渣をそれ以上精製せずに次の工程で使用した。
【0161】
1H NMR (DMSO-d
6) δ: 7.42 (br. s., 1H), 6.74 (d, J = 7.1 Hz, 1H), 6.64 - 6.70 (m, 1H), 6.57 - 6.62 (m, 1H), 6.47 (td, J = 7.6, 1.6 Hz, 1H), 4.40 (d, J = 4.3 Hz, 1H), 4.24 (dd, J = 9.5, 4.9 Hz, 1H), 4.00 (dd, J = 9.6, 3.5 Hz, 1H), 1.41 (s, 9H)。MS (m/z) 295.19 (M-H
+), 222.15 (- tBuO基)。
【0162】
標題実施例の化合物の製造に用いた以下の中間体は、上記のものと類似の方法を用いて合成した。
【化17】
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【0163】
製法3:
(4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル
【化18】
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【0164】
10℃にて窒素下で撹拌したDMSO(230mL)中、(S)−3−(2−アミノフェノキシ)−2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)プロパン酸(23g、78mmol)およびDIPEA(14.91mL、85mmol)の溶液に、HATU(29.5g、78mmol)を15分かけて少量ずつ加えた。この反応混合物を室温で16時間撹拌した。反応物を水(900mL)で急冷し(その結果、固体が形成)、18℃で20分間撹拌した。生じた固体を濾過し、過剰量の水で洗浄し(3回)、真空乾燥させ(高真空)、(4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル(18g、61.6mmol、収率79%)を淡褐色固体として得た。
【0165】
TLC: ヘキサン中50%EtOAc; Rf: 0.55。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) d ppm 9.92 (s, 1 H), 6.99 - 7.21 (m, 5 H), 4.17 - 4.45 (m, 3 H), 1.36 (s, 9 H)。MS (m/z) : 179.16 ([M-BOC] + H
+)。
【0166】
標題実施例の化合物の製造に用いた以下の中間体は、上記のものと類似の方法を用いて合成した。
【化19】
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【0167】
製法4:
(7−フルオロ−5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル
【化20】
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【0168】
室温で、DMF(10.0mL)中、(7−フルオロ−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル(0.89g、2.70mmol)およびK
2CO
3(0.392g、2.84mmol)の懸濁液に、DMF中、MeI(0.161mL、2.57mmol)の溶液を加えた。この反応混合物を室温で一晩撹拌した後、0.74当量のMeIおよびK
2CO
3を加え、反応をLCMSによりモニタリングした。この反応混合物をEtOAcで希釈した後、水(2回)、飽和NH
4Cl水溶液およびブラインで洗浄した。有機相を真空濃縮した後、FCC[EtOAc/Hex:15〜50%]により精製し、目的生成物(640mg、76%)を得た。
【0169】
1H NMR (DMSO-d
6) δ: 7.44 (dd, J = 9.9, 3.0 Hz, 1H), 7.17 - 7.25 (m, 2H), 7.10 (td, J = 8.5, 3.0 Hz, 1H), 4.23 - 4.42 (m, 3H), 3.28 (s, 3H), 1.35 (s, 9H)。MS (m/z) 211.1 ([M-BOC] + H
+)。
【0170】
標題実施例の化合物の製造に用いた以下の中間体は、上記のものと類似の方法を用いて合成した。
【化21】
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【0171】
製法5:
(5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル
【化22】
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【0172】
室温にて窒素下で撹拌したDMF(300mL)中、(4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル(30g、108mmol)およびCs
2CO
3(49.2g、151mmol)の溶液に、ヨウ化メチル(8.09mL、129mmol)を15分かけて滴下した。この反応混合物を室温で16時間撹拌した。TLC(ヘキサン中30%EtOAc;Rf:0.4)は、反応が完了したことを示す。この反応物を冷水(1500mL)に注いだところ固体が形成し、生じた固体を濾過し、濾過ケーキを水で洗浄し(2回)、真空乾燥させて粗化合物を得た。これをヘキサン(300mL)中5%Et
2Oで摩砕し、(5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル(19g、62.7mmol、収率58.1%)を褐色固体として得た。
【0173】
1H NMR (DMSO-d
6) δ: 7.47 (dd, J = 7.7, 1.6 Hz, 1H), 7.23 - 7.33 (m, 2H), 7.14 - 7.21 (m, 2H), 4.25 - 4.41 (m, 3H), 3.28 (s, 3H), 1.34 (s, 9H)。MS (m/z) 193.33 ([M-BOC] + H
+)。
【0174】
標題実施例の化合物の製造に用いた以下の中間体は、上記のものと類似の方法を用いて合成した。
【化23】
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【0175】
製法6:
(S)−3−アミノ−7−フルオロ−2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−4(5H)−オントリフルオロ酢酸塩
【化24】
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【0176】
DCM(1.5mL)中、(7−フルオロ−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル(105.0mg、0.354mmol)の懸濁液に、TFA(0.191mL、2.481mmol)を加えた。この反応物はほとんどすぐに均質となり、室温で撹拌し、LCMSによりモニタリングした(約2時間)。反応物をエチルエーテルで希釈した後、減圧下で濃縮し(3回繰り返す)、目的生成物をTFA塩として得た。このサンプルを一度、トルエンと共沸した。定量的回収率を呈した。
【0177】
標題実施例の化合物の製造に用いた以下の中間体は、上記のものと類似の方法を用いて合成した。
【0178】
【化25】
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【0179】
製法7:
4,5−ジヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−2(3H)−オン
【化26】
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【0180】
氷/ブライン浴にて冷却したメタンスルホン酸(40mL)中、3,4−ジヒドロナフタレン−1(2H)−オン(4.55mL、34.2mmol)の溶液に、アジ化ナトリウム(2.5g、38.5mmol)を5回に分けて15分かけて加えた。若干のガスが発生した。この混合物を15分間撹拌、冷却した後、室温で30分間撹拌した。この反応物を氷上に注ぎ、10分間撹拌した。生じた固体を濾過し、水およびヘキサンですすぎ、乾燥させ、6.10gの黄褐色固体を得た。
【0181】
1H NMR (DMSO-d
6) δ: 9.51 (br. s., 1H), 7.16 - 7.29 (m, 2H), 7.04 - 7.12 (m, 1H), 6.96 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 2.68 (t, J = 6.8 Hz, 2H), 2.04 - 2.19 (m, 4H); MS (m/z) 162.0 (M+H
+)。
【0182】
標題実施例の化合物の製造に用いた以下の中間体は、上記のものと類似の方法を用いて合成した。
【化27】
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【0183】
製法8:
3−ヨード−4,5−ジヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−2(3H)−オン
【化28】
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【0184】
氷/水浴中で冷却したDCM(150mL)中、4,5−ジヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−2(3H)−オン(10.6g、65.8mmol)の混合物に、TMEDA(29.8mL、197mmol)を加えた後、20分かけてTMSI(26.9mL、197mmol)を滴下した。この混合物を60分間撹拌、冷却し、ヨウ素(25.03g、99mmol)を加え、この混合物をさらに60分間撹拌、冷却した。この反応物を5%Na
2S
2O
3で急冷し、15分撹拌した。生じた固体を濾過し、乾燥させ、11.3gの黄褐色固体を得た。濾液の層を分離した。有機液を濃縮して固体を得、ジエチルエーテル中で摩砕し、固体を濾過し、乾燥させ、5.52gの淡褐色固体を得た(両バッチで収率87%)。
【0185】
1H NMR (DMSO-d
6) δ: 9.93 (s, 1H), 7.22 - 7.30 (m, 2H), 7.09 - 7.17 (m, 1H), 6.99 (d, J = 7.3 Hz, 1H), 4.63 (dd, J = 9.1, 6.8 Hz, 1H), 2.52 - 2.81 (m, 4H); MS (m/z) 288.0 (M+H
+)。
【0186】
標題実施例の化合物の製造に用いた以下の中間体は、上記のものと類似の方法を用いて合成した。
【化29】
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【0187】
製法9:
3−アミノ−4,5−ジヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−2(3H)−オン
【化30】
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【0188】
工程1:
N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)(100mL)中、3−ヨード−4,5−ジヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−2(3H)−オン(16.8g、58.5mmol)の溶液に、アジ化ナトリウム(4.57g、70.2mmol)を加え(若干の発熱)、この混合物を室温で1時間撹拌した。30分後に沈澱が生じた。この反応物に氷を加えた後、300mLの水で希釈した。さらなる固体が析出し、この混合物を10分間撹拌した。黄褐色固体を濾過し、水ですすぎ、そのまま次の工程で使用した(次工程が水を含んでいたので乾燥させなかった)。少量をHNMR分析用に乾燥させた。
【0189】
1H NMR (DMSO-d
6) δ: 10.05 (s, 1H), 7.20 - 7.33 (m, 2H), 7.06 - 7.17 (m, 1H), 7.00 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 3.89 (dd, J = 11.6, 8.1 Hz, 1H), 2.65 - 2.81 (m, 2H), 2.41 (tt, J = 12.7, 7.8 Hz, 1H), 2.04 - 2.17 (m, 1H); MS (m/z) 203.0 (M+H
+)。
【0190】
工程2:
THF(120mL)中、3−アジド−4,5−ジヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−2(3H)−オンの溶液に、1.0mLの水およびPPh
3樹脂(21.5g、負荷量3mmol/g、1.1当量、64.4mmol、Aldrich)を加えた。室温で20時間撹拌した。反応物を濾過して樹脂を除去し、THFですすぎ、濾液を濃縮した。
固体を10%DCM/ジエチルエーテル中で摩砕し、濾過し、乾燥させて黄褐色固体を得た(9.13g、2工程で収率85%)。
【0191】
1H NMR (DMSO-d
6) δ: 9.68 (br. s., 1H), 7.18 - 7.29 (m, 2H), 7.04 - 7.13 (m, 1H), 6.96 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 3.13 (dd, J = 11.4, 7.8 Hz, 1H), 2.55 - 2.70 (m, 2H), 2.27 (tt, J = 12.9, 7.7 Hz, 1H), 1.70 - 1.83 (m, 1H), 1.62 (br. s., 2H); MS (m/z) 177.0 (M+H
+)。
【0192】
標題実施例の化合物の製造に用いた以下の中間体は、上記のものと類似の方法を用いて合成した。
【化31】
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【0193】
製法10:
(S)−3−アミノ−4,5−ジヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−2(3H)−オン
【化32】
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【0194】
70℃でイソプロパノール(300mL)中、3−アミノ−4,5−ジヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−2(3H)−オン(24.1g、127mmol)の溶液に、L−ピログルタミン酸(16.42g、127mmol)を加えた。30分間撹拌した。撹拌を助けるために、さらに400mLのイソプロパノールを加えた。次に、2−ヒドロキシ−5−ニトロベンズアルデヒド(0.638g、3.82mmol)を加え、混合物を70℃で3.5日撹拌した。混合物を室温まで冷却し、固体を濾過し、イソプロパノールおよびヘキサンですすいだ。固体を乾燥させ、ピログルタミン酸塩としての黄褐色固体を得た(33g、84%)。%ee=97.4% @220nmおよび97.8% @254 nm。
【0195】
MS(m/z) 177.0 (M+H
+)。
【0196】
(S)−3−アミノ−4,5−ジヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−2(3H)−オン、ピログルタミン酸塩(33g)を最少量の濃NH
4OHで塩基性とし、DCMで4回抽出した。合わせた有機液を濃縮乾固し、これをジエチルエーテル中で摩砕し、濾過し、乾燥させ、遊離塩基としての淡橙色/黄褐色の固体を得た(19.01g、81%)。
【0197】
1H NMR (DMSO-d
6) δ: 9.70 (br. s., 1H), 7.17 - 7.30 (m, 2H), 7.05 - 7.13 (m, 1H), 6.96 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 3.15 (dd, J = 11.5, 8.0 Hz, 1H), 2.56 - 2.73 (m, 2H), 2.28 (tt, J = 12.9, 7.6 Hz, 1H), 2.04 (br. s., 2H), 1.69 - 1.83 (m, 1H); MS (m/z) 177.0 (M+H
+)。
【0198】
標題実施例の化合物の製造に用いた以下の中間体は、上記のものと類似の方法を用いて合成した。
【化33】
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【0199】
製法11:
(S)−3−アミノ−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−2(3H)−オン、HCl塩
【化34】
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【0200】
工程1:
DCM(20mL)中、(S)−3−アミノ−4,5−ジヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−2(3H)−オン(0.615g、3.49mmol)の混合物に、TEA(0.730mL、5.24mmol)およびBOC
2O(0.851mL、3.66mmol)を加えた。この反応物を室温で1時間撹拌し、水で希釈し、層を分離した。有機液を濃縮し、乾燥させ、950mgの(2−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチルを灰白色固体として得た。
【0201】
1H NMR (DMSO-d
6) δ: 9.71 (s, 1H), 7.22 - 7.30 (m, 2H), 7.08 - 7.15 (m, 1H), 6.95-7.03 (m, 2H), 3.87 (dt, J = 12.1, 8.2 Hz, 1H), 2.61 - 2.70 (m, 2H), 2.19 (ddd, J = 12.0, 8.0, 4.0 Hz, 1H), 2.01 - 2.12 (m, 1H), 1.34 (s, 9H); MS (m/z) 277 (M+H
+)。
【0202】
工程2:
N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)(10mL)中、炭酸セシウム(1.592g、4.89mmol)および(2−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル(950mg、3.40mmol)の混合物に、ヨードメタン(0.262mL、4.19mmol)を加えた。この反応物を室温で20時間撹拌した後、水(30mL)を加え、混合物を15分間激しく撹拌した。生じた固体を濾過し、水およびヘキサンですすぎ、乾燥させ、800mgの(1−メチル−2−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチルを灰白色固体として得た。
【0203】
1H NMR (DMSO-d
6) δ: 7.34 - 7.39 (m, 2H), 7.29 (d, J = 7.3 Hz, 1H), 7.18 - 7.24 (m, 1H), 7.03 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 3.86 (dt, J = 11.6, 8.3 Hz, 1H), 3.27 (s, 3H), 2.60 - 2.66 (m, 2H), 2.01 - 2.13 (m, 2H), 1.33 (s, 9H); MS (m/z) 291 (M+H
+)。
【0204】
工程3:
DCM(20mL)中、(1−メチル−2−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル(800mg、2.73mmol)の溶液に、HCl(ジオキサン中4.0M)(4.0mL、16.00mmol)を加えた。この混合物を室温で1.5時間撹拌した後、濃縮し、乾燥させ、670mgの(S)−3−アミノ−1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−2(3H)−オン、HCl塩を黄褐色固体として得た。
【0205】
1H NMR (DMSO-d
6) δ: 8.33 (br. s., 3H), 7.39 - 7.43 (m, 2H), 7.36 (d, J = 7.1 Hz, 1H), 7.24 - 7.30 (m, 1H), 3.62 (dd, J = 11.4, 8.1 Hz, 1H), 3.57 (s, 3H), 2.70 - 2.77 (m, 2H), 2.44 (ddd, J = 12.1, 8.0, 4.2 Hz, 1H), 2.07 - 2.17 (m, 1H); MS (m/z) 191 (M+H
+)。
【0206】
標題実施例の化合物の製造に用いた以下の中間体は、上記のものと類似の方法を用いて合成した。
【化35】
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【0207】
製法12:
8−ブロモ−4,5−ジヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−2(3H)−オン
【化36】
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【0208】
工程1:
水(13.33mL)中、酢酸ナトリウム(7.47g、91mmol)の溶液に、塩酸ヒドロキシルアミン(6.33g、91mmol)、次いで、エタノール(40mL)および7−ブロモ−3,4−ジヒドロナフタレン−1(2H)−オン(10.25g、45.5mmol)を加えた。この白色スラリーを45分間80℃に加熱した。反応物を加熱から取り出し、10分間撹拌した後、氷上に注ぎ、総ての氷が溶けるまで撹拌した。生じた固体を濾過し、水ですすぎ、乾燥させ、白色固体を得た(10.58g、95%)。
【0209】
1H NMR (DMSO-d
6) δ: 11.29 (s, 1H), 7.94 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.42 (dd, J = 8.2, 2.1 Hz, 1H), 7.17 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 2.66 (dt, J = 16.9, 6.3 Hz, 4H), 1.74 (quin, J = 6.4 Hz, 2H); MS (m/z) 240/242 (M+H
+), 臭素分裂パターン。
【0210】
工程2:
メタンスルホン酸(100mL)に五酸化リン(9.70g、68.3mmol)を加え、混合物を90℃で1.5時間加熱した。加熱から取り出し、7−ブロモ−3,4−ジヒドロナフタレン−1(2H)−オンオキシム(10.58g、43.2mmol)を少量ずつ10分かけて加えた。混合物を80℃で20時間加熱した。反応物を加熱から取り出し、氷上に注いだ後、50%w/wのNaOHを、温度を制御するために氷とともにゆっくり加えた。生じた沈澱を10分間撹拌し、濾過し、水ですすぎ、乾燥させて桃色の粉末を得たところ、これは80%の純度であった(9.81g、74%)。
【0211】
1H NMR (DMSO-d
6) δ: 9.61 (s, 1H), 7.19 - 7.32 (m, 2H), 7.13 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 2.66 (t, J = 6.9 Hz, 2H), 2.04 - 2.21 (m, 4H); MS (m/z) 240/242 (M+H
+), 臭素分裂パターン。
【0212】
製法13:
(R)−2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−3−((2−ニトロフェニル)チオ)プロパン酸
【化37】
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【0213】
水(32mL)中、(R)−2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−3−メルカプトプロパン酸(5.02g、22.69mmol)の溶液にNaHCO
3(5.72g、68.1mmol)を加え、25℃で撹拌し、エタノール(40mL)中、1−フルオロ−2−ニトロベンゼン(3.20g、22.69mmol)の溶液をゆっくり加えた。この反応混合物を4時間還流下で撹拌し、室温まで冷却した。LCMSは、反応が完了したことを示した。エタノールを真空下で除去し、得られた水相を水(50ml)で希釈し、エーテル(2×100ml)で洗浄した(エーテル相を廃棄、LCMSは副生成物を示した)。水相を1N HCl水溶液でpH4に酸性化し、DCMで抽出した(2×300mL)。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、真空濃縮し、標題化合物を黄色固体(R)−2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−3−((2−ニトロフェニル)チオ)プロパン酸(7g、20.4mmol、収率90%)を得た。
【0214】
MS (m/z) 343 (M+H
+)。
【0215】
製法14:
(R)−3−((2−アミノフェニル)チオ)−2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)プロパン酸
【化38】
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【0216】
MeOH(100mL)中、(R)−2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−3−((2−ニトロフェニル)チオ)プロパン酸(0.8g、2.337mmol)の溶液に、25℃で塩化アンモニウム(0.250g、4.67mmol)および亜鉛(1.528g、23.37mmol)を加えた。室温で1時間撹拌した後、この混合物を2時間、75℃に加熱した。次に、得られた混合物をそのままセライトで濾過し、セライトを沸騰MeOH(2×100ml)で洗浄した。合わせた有機液を部分的に真空濃縮し(25ml)、残渣を室温で一晩静置した。固体塩を濾過により除去した後、この濾液にDCM(100ml)および水(100ml)を加え、得られた有機相を水(3×100ml)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、真空濃縮し、標題化合物を固体(R)−3−((2−アミノフェニル)チオ)−2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)プロパン酸(700mg、2.241mmol、収率96%)として得た。
【0217】
MS (m/z) 313 (M+H
+)。
【0218】
製法15:
(4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]チアゼピン−3−イル)カルバミン酸(R)−tert−ブチル
【化39】
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【0219】
DCM(100mL)中、(R)−3−((2−アミノフェニル)チオ)−2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)プロパン酸(3.3g、10.56mmol)の溶液に、N1−((エチルイミノ)メチレン)−N3,N3−ジメチルプロパン−1,3−ジアミン塩酸塩(2.228g、11.62mmol)を加えた。室温で5分間撹拌した後、4−メチルモルホリン(1.742mL、15.85mmol)を加えた。この反応混合物を25℃で5時間撹拌した。LCMSは生成物を示し、反応は完了していた。全DCMを除去し、200mlのEtOAcを加え、この混合物を水、0.1N HCl(水溶液)、NaHCO
3(水溶液)およびブラインで洗浄した。有機相をNa
2SO
4で乾燥させ、減圧下で濃縮して粗生成物を得た。ISCO精製(ヘキサン中0〜70%のEtOAcで溶出)により、純粋な標題化合物を(4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]チアゼピン−3−イル)カルバミン酸(R)−tert−ブチル(1.5g、5.10mmol、収率48.2%)として得た。
【0220】
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ = 7.73 - 7.57 (m, 1 H), 7.39 (td, J = 1.4, 7.6 Hz, 2 H), 7.27 - 7.03 (m, 2 H), 5.58 (br. s., 1 H), 4.49 (dt, J = 7.2, 11.8 Hz, 1 H), 3.85 (dd, J = 6.7, 11.0 Hz, 1 H), 2.95 (t, J = 11.4Hz, 1 H), 1.42 (s, 9 H)。MS (m/z) 295 (M+H
+)。
【0221】
製法16:
(R)−3−アミノ−2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]チアゼピン−4(5H)−オン、塩酸塩
【化40】
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【0222】
ジオキサン(3mL)中、(4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]チアゼピン−3−イル)カルバミン酸(R)−tert−ブチル(100mg、0.340mmol)の溶液に、HCl(0.425mL、1.699mmol、ジオキサン中4M)を加えた。この反応混合物を25℃で18時間撹拌した。LCMSは、生成物w/o出発材料を示した。全溶媒を除去し、固体をエーテルで洗浄し、その固体をそれ以上精製せずに使用した。
【0223】
MS(m/z) 195(M+H
+)。
【0224】
標題実施例の化合物の製造に用いた以下の中間体は、上記のものと類似の方法を用いて合成した。
【化41】
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【0225】
製法17:
(5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]チアゼピン−3−イル)カルバミン酸(R)−tert−ブチル
【化42】
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【0226】
N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)(5mL)中、(4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]チアゼピン−3−イル)カルバミン酸(R)−tert−ブチル(200mg、0.679mmol)の溶液に、Cs2CO3(332mg、1.019mmol)を加えた。この反応混合物を室温で5分間撹拌した後、MeI(0.051mL、0.815mmol)を加えた。この反応混合物を室温で3時間撹拌し、LCMSは反応が完了したことを示した。EtOAcを加え、水、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させた。全溶媒を除去し、標題化合物を(5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]チアゼピン−3−イル)カルバミン酸(R)−tert−ブチル(200mg、0.649mmol、収率95%)として得た。
【0227】
MS (m/z) 309 (M+H
+)。
【0228】
製法18:
(R)−3−アミノ−5−メチル−2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]チアゼピン−4(5H)−オン塩酸塩
【化43】
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【0229】
DCM(3mL)中、(5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]チアゼピン−3−イル)カルバミン酸(R)−tert−ブチル(290mg、0.940mmol)の溶液に、HCl(7.05mL、28.2mmol、ジオキサン中4M)を加えた。この反応混合物を25℃で3時間撹拌した。LCMSは、生成物w/o出発材料を示した。全溶媒を除去し、固体(200mg、87%)をエーテルおよびヘキサンで洗浄し、それ以上精製せずに使用した。
【0230】
MS (m/z) 209 (M+H
+)。
【0231】
製法19:
(S)−3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−7−カルボン酸
【化44】
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【0232】
THF(16mL)/水(5mL)中、エステル(500.0mg、1.427mmol)の溶液に、LiOH(2.141mL、2.141mmol)を水(1.0mL)中の溶液として加えた。3時間後、この反応混合物を冷水(70mL)に注いだ後、EtOAcで2回抽出した。水相をpH約3に酸性化した後、EtOAcで2回、目的生成物を抽出した。有機相をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過した後、真空濃縮した。固体をトルエンと2回共沸させ、濃縮して最終固体を得たところ、これは次の工程で使用するのに十分純粋であった。さらなる精製は必要がないと思われた。収率:456mg(90%)白色固体。
【0233】
MS (m/z) 337.3 (M+H
+)。
【0234】
製法20:
(7−(ヒドラジンカルボニル)−5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン(xazepin)−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル
【化45】
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【0235】
乾燥DCM(5.5ml)中、(S)−3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−7−カルボン酸(228mg、0.678mmol)の懸濁液に、CDI(115mg、0.712mmol)を固体として加えた。この反応混合物を室温で1時間30分撹拌した後、この混合物を別の、3.0mLの乾燥DCM中、無水ヒドラジン(217mg、6.78mmol)の撹拌溶液に室温でゆっくり滴下した。1時間後、この反応混合物をDCMで希釈した後、水およびブラインで洗浄した。このサンプルをNa
2SO
4で乾燥させ、濃縮した後、固体生成物は次の工程に送るのに十分な純度であった(164mg、69%)。
【0236】
1H NMR (DMSO-d
6) δ: 9.84 (s, 1H), 7.88 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.71 (dd, J = 8.3, 2.0 Hz, 1H), 7.26 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.21 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 4.55 (br. s., 1H), 4.30 - 4.41 (m, 4H), 3.31 (s, 3H), 1.34 (s, 9H)。MS (m/z) 351.3 (M+H
+)。
【0237】
製法21:
(5−メチル−4−オキソ−7−(5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル
【化46】
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【0238】
N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)(3.0mL)中、(7−(ヒドラジンカルボニル)−5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン(xazepin)−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル(191.0mg、0.545mmol)の溶液に、TEA(0.114mL、0.818mmol)、次いで、CDI(97mg、0.600mmol)を加えた。この混合物を室温で撹拌した。この反応混合物をEtOAcで希釈した後、冷希HCl、水(2回)、およびブラインで洗浄した。有機相をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過した後、真空濃縮した。
残渣を少量のDCMで洗浄した後、濾過し、白色粉末として回収した後、それ以上精製せずに次の工程で使用した(150.0mg、80%)。
【0239】
1H NMR (DMSO-d
6) δ: 12.67 (br. s., 1H), 7.83 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.68 (dd, J = 8.3, 2.0 Hz, 1H), 7.35 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.23 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 4.32 - 4.45 (m, 3H), 1.35 (s, 9H)。MS (m/z) 377.3 (M+H
+)。
【0240】
製法22:
(S)−3−アミノ−5−メチル−7−(5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−4(5H)−オン、塩酸塩
【化47】
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【0241】
DCM(1.0mL)中、(5−メチル−4−オキソ−7−(5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル(40.0mg、0.106mmol)の溶液に、1,4ジオキサン(0.531mL、2.126mmol)中4MのHClの溶液を加えた。この混合物を室温で1時間撹拌した。この反応混合物を真空濃縮した後、トルエンと2回共沸し、目的生成物を得た。
【0242】
MS (m/z) 277.1 (M+H
+)。
【0243】
製法23:
(S)−3−(5−ベンジルイソキサゾール−3−カルボキサミド)−5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−7−カルボン酸
【化48】
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【0244】
THF(6mL)/水(2.0mL)中、3−(5−ベンジルイソキサゾール−3−カルボキサミド)−5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−7−カルボン酸(S)−メチル(332mg、0.762mmol)の溶液に、LiOH(1.144mL、1.144mmol)を水溶液として加えた。反応物を室温で約2時間撹拌した。この反応混合物を水で希釈した後、EtOAcで2回抽出した。水相をpH約3.0に酸性化した後、それをEtOAcで抽出した。前記の有機相をNa
2SO
4で乾燥させた後、濾過し、真空濃縮し、目的生成物を固体として得た。この固体をトルエン中で温めた後、デカントして最終固体を得、これをそのまま次の工程で使用した。
【0245】
1H NMR (DMSO-d
6) δ: 13.18 (br. s., 1H), 8.87 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.98 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.85 (dd, J = 8.3, 2.0 Hz, 1H), 7.25 - 7.38 (m, 6H), 6.55 (s, 1H), 4.87 (dt, J = 11.8, 7.7 Hz, 1H), 4.64 (dd, J = 11.6, 10.1 Hz, 1H), 4.46 (dd, J = 9.9, 7.6 Hz, 1H), 4.22 (s, 2H)。MS (m/z) 422.3 (M+H
+)。
【0246】
製法24:
(S)−5−ベンジル−N−(7−(ヒドラジンカルボニル)−5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
【化49】
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【0247】
DCM(6.0mL)中、(S)−3−(5−ベンジルイソキサゾール−3−カルボキサミド)−5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−7−カルボン酸(178.0mg、0.422mmol)の懸濁液に、CDI(75mg、0.465mmol)を加えた。この反応混合物を室温で1時間30分撹拌した。次に、この混合物を0.50mLのDCM中、ヒドラジン(0.199mL、6.34mmol)の溶液にゆっくり滴下した。1時間後、LCMSは、目的生成物への約79%の変換を示した。この反応混合物をDCMで希釈した後、水およびブラインで洗浄した。このサンプルをNa
2SO
4で乾燥させ、濃縮した後、固体生成物は次の工程に送るのに十分な純度であった。
【0248】
1H NMR (DMSO-d
6) δ: 9.86 (s, 1H), 8.90 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.91 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 7.73 (dd, J = 8.3, 2.0 Hz, 1H), 7.27 - 7.38 (m, 6H), 6.55 (s, 1H), 4.85 (dt, J = 11.8, 7.9 Hz, 1H), 4.62 (dd, J = 11.6, 10.1 Hz, 1H), 4.54 (br. s., 2H), 4.44 (dd, J = 9.9, 7.8 Hz, 1H), 4.22 (s, 2H), 3.33 (s, 3H)。MS (m/z) 436.2 (M+H
+)。
【0249】
製法25:
(S)−5−ベンジル−N−(7−(ヒドラジンカルボニル)−5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3−イル)−1H−ピラゾール−3−カルボキサミド
【化50】
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【0250】
MeOH(5.0mL)中、3−(5−ベンジル−1H−ピラゾール−3−カルボキサミド)−5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−7−カルボン酸(S)−メチル(191.0mg、0.440mmol)の溶液に、ヒドラジン一水和物(0.058mL、1.199mmol)をMeOH(1.0mL)中の溶液として加えた。この反応混合物を一晩還流した後、EtOAcで希釈し、水を用いて分液した。有機相をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過した後、真空濃縮した。残渣をFCC(MeOH−DCM:0−7.0%])により精製し、目的生成物(119.0mg、62.3%)を得た。
【0251】
1H NMR (DMSO-d
6) δ: 13.22 (s, 1H), 9.85 (s, 1H), 8.09 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.90 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.73 (dd, J = 8.3, 2.0 Hz, 1H), 7.18 - 7.34 (m, 6H), 6.37 (d, J = 1.5 Hz, 1H), 4.84 (dt, J = 11.6, 7.8 Hz, 1H), 4.48 - 4.62 (m, 3H), 4.36 - 4.47 (m, 1H), 3.99 (s, 2H)。MS (m/z) 435.2 (M+H
+)。
【0252】
製法26:
(7−((2−シアノエチル)カルバモイル)−5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル
【化51】
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【0253】
DCM(5.0mL)中、(S)−3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラ−ヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−7−カルボン酸(185.0mg、0.550mmol)の懸濁液に、1−クロロ−N,N,2−トリメチルプロプ−1−エン−1−アミン(88mg、0.660mmol)をDCM(0.10ml)中の溶液として、1分かけて滴下した。この反応混合物を室温で1時間撹拌したところ、均質な溶液となった。この反応混合物を氷浴中で冷却した後、3−アミノプロパンニトリル(154mg、2.200mmol)をDCM(0.25mL)中の溶液として滴下した。10分後、氷浴を外し、次いで、10%クエン酸水溶液を加え、この混合物を15分間激しく撹拌した。有機相を分離し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液、ブラインで洗浄した後、Na
2SO
4で乾燥させ、真空濃縮した。残渣をFCC[EtOAc−Hex:45−80%]により精製し、目的生成物(190.0mg、89%)を得た。
【0254】
MS (m/z) 389.3 (M+H
+)。
【0255】
製法27:
(7−(1−(2−シアノエチル)−1H−テトラゾール−5−イル)−5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル
【化52】
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【0256】
DCM(2.0mL)中、(7−((2−シアノエチル)カルバモイル)−5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル(188.0mg、0.484mmol)およびピリジン(0.243mL、3.00mmol)の溶液に、五塩化リン(161mg、0.774mmol)を加えた。この反応混合物を3.0時間、加熱還流した。反応混合物を室温まで冷却した後、TMSN
3(0.257mL、1.936mmol)を加え、この反応混合物を一晩撹拌した。20時間で、5.0当量のTMS−N
3、次いで、3.0当量のピリジンを加えた。この反応混合物を油浴中、45℃で約4時間温めた。
反応混合物をまず数滴の飽和NaHCO
3水溶液で注意深く急冷し、次に、5分後に過剰量のNaHCO
3を加え、この混合物を15分間撹拌した。有機相を分離し、10%クエン酸水溶液およびブラインで洗浄した。有機溶液をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、真空濃縮した。残渣をFCC(EtOAc−Hex:50−70%)により精製し、目的生成物(152.0mg、72%)を得た。
【0257】
1H NMR (DMSO-d
6) δ: 7.87 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.68 (dd, J = 8.2, 2.1 Hz, 1H), 7.44 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.21 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 4.73 - 4.87 (m, 2H), 4.35 - 4.54 (m, 3H), 3.24 (t, J = 6.3 Hz, 2H), 1.36 (s, 9H)。MS (m/z) 414.3 (M+H
+)。
【0258】
製法28:
(S)−3−(5−(3−アミノ−5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−7−イル)−1H−テトラゾール−1−イル)プロパンニトリル、トリフルオロ酢酸塩
【化53】
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【0259】
DCM(1.0mL)中、(7−(1−(2−シアノエチル)−1H−テトラゾール−5−イル)−5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル(152mg、0.368mmol)の溶液に、TFA(0.50mL、6.49mmol)を加えた。
この混合物を室温で1時間撹拌した後、反応混合物を真空濃縮して残渣を得、これをトルエンと共沸して固体生成物を得、そのまま次の工程で使用した(149.0mg、95%)。
【0260】
MS (m/z) 314.2 (M+H
+)。
【0261】
製法29:
(S)−3−(5−ベンジルイソキサゾール−3−カルボキサミド)−N−(2−シアノエチル)−5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−7−カルボキサミド
【化54】
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【0262】
DCM(2.0mL)中、(S)−3−(5−ベンジルイソキサゾール−3−カルボキサミド)−5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−7−カルボン酸(87.0mg、0.206mmol)の懸濁液に、1−クロロ−N,N,2−トリメチルプロプ−1−エン−1−アミン(33.1mg、0.248mmol)をDCM(0.10ml)中の溶液として1分かけて滴下した。この反応混合物を室温で1時間撹拌したところ、均質な溶液となった。この反応混合物を氷浴中で冷却した後、3−アミノプロパンニトリル(57.9mg、0.826mmol)をDCM(0.25mL)中の溶液として滴下した。氷浴を外した後、10%クエン酸水溶液を加え、この混合物を15分間激しく撹拌した。有機相を分離し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液およびブラインで洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空濃縮した。残渣をFCC(EtOAc−Hex:60−80%)により精製し、目的生成物(67.0mg、68.5%)を得た。
【0263】
MS (m/z) 474.4 (M+H
+)。
【0264】
製法30:
(5−メチル−7−(N,N−ジメチルカルバモイル)−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル
【化55】
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【0265】
DMSO(2.0mL)中、(S)−3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−7−カルボン酸(100.0mg、0.297mmol)の溶液に、DIEA(0.109mL、0.624mmol)、次いで、HATU(113mg、0.297mmol)を加えた。5分後、ジメチルアミン(0.156mL、0.312mmol)を加え、この反応混合物を室温で撹拌した。この反応混合物をEtOAcで希釈した後、飽和NH4Cl水溶液、水およびブラインで洗浄した。有機相をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、真空濃縮した。残渣をFCC[EtOAc−Hex:15−50%]により精製し、目的生成物(44.0mg、40.7%)を得た。
【0266】
1H NMR (DMSO-d
6) δ: 7.53 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 7.27 - 7.31 (m, 1H), 7.21 - 7.25 (m, 1H), 7.18 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 4.27 - 4.44 (m, 3H), 3.29 (s, 3H), 2.99 (br. s., 6H), 1.35 (s, 9H)。MS (m/z) 364.0 (M+H
+)。
【0267】
標題実施例の化合物の製造に用いた以下の中間体は、上記のものと類似の方法を用いて合成した。
【化56】
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【0268】
製法31:
(S)−3−アミノ−N,N,5−トリメチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−7−カルボキサミドトリフルオロ酢酸塩
【化57】
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【0269】
DCM(1.5mL)中、(5−メチル−7−(
N,N−ジメチルカルバモイル)−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル(46.0mg、0.113mmol)の懸濁液に、TFA(0.175mL、2.269mmol)を加えた。この反応混合物を室温で4時間撹拌し、LC/MSにより完了していることが判明した。この反応混合物を真空濃縮した後、トルエンと2回共沸した。残渣をそれ以上精製せずに用い、そのまま次の工程で使用した。
【0270】
MS (m/z) 264.0 (M+H
+)。
【0271】
標題実施例の化合物の製造に用いた以下の中間体は、上記のものと類似の方法を用いて合成した。
【化58】
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【0272】
製法32:
(5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3,7−ジイル)ジカルバミン酸(S)−ジ−tert−ブチル
【化59】
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【0273】
トルエン中、(S)−3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−7−カルボン酸(78.0mg、0.232mmol)、ジフェニルホスホリルアジド(DPPA)(0.070mL、0.325mmol)、TEA(0.091mL、0.649mmol)、およびtBuOH(0.439mL、4.59mmol)の混合物をまず70℃で30分間、次いで、100℃で一晩加熱した。20分後、いくらかの目的生成物が見られ、反応混合物を一晩放置したところ、完了しているものと思われた。溶媒を真空除去した後、残渣をFCC[E/H 25%]により精製した(後処理は必要なく、このサンプルはカラムにより十分精製された);
【0274】
1H NMR (DMSO-d
6) δ: 9.47 (br. s., 1H), 7.54 (d, J = 1.5 Hz, 1H), 7.25 (dd, J = 8.5, 1.9 Hz, 1H), 7.15 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.07 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 4.30 - 4.39 (m, 1H), 4.20 - 4.26 (m, 2H), 3.23 (s, 3H), 1.48 (s, 9H), 1.35 (s, 9H)。MS (m/z) 408.3 (M+H
+)。
【0275】
製法33:
(S)−3,7−ジアミノ−5−メチル−2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−4(5H)−オン
【化60】
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【0276】
DCM(1.5mL)中、(5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3,7−ジイル)ジカルバミン酸(S)−ジ−tert−ブチル(75.0mg、0.184mmol)の懸濁液に、HCl(0.782mL、3.13mmol)を加えた。この反応混合物を室温で一晩撹拌した。溶媒を蒸発させた後、残渣をトルエンと共沸して固体残渣を得、これをそれ以上精製せずに次の工程で使用した;定量的収率を呈した。
【0277】
MS(m/z) 208.1(M+H
+)。
【0278】
製法34:
(S)−N−(7−アミノ−5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3−イル)−5−ベンジルイソキサゾール−3−カルボキサミド
【化61】
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【0279】
アセトニトリル(2.5mL)中、5−ベンジルイソキサゾール−3−カルボン酸(37.4mg、0.184mmol)およびHATU(77mg、0.202mmol)の溶液(1mL)を1時間撹拌した。この混合物を、(9.0当量)N−メチルモルホリン(0.182mL、1.656mmol)および(S)−3,7−ジアミノ−5−メチル−2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−4(5H)−オン、二塩酸塩(51.5mg、0.184mmol)の混合物の第2の混合物にゆっくり加えた。LCMSは、主として1つの生成物70%とビス結合物23%を示した。この反応混合物をEtOAcで希釈した後、水およびブラインで洗浄した。硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した後、サンプルを真空濃縮し、FCC[EtOAc−Hex: 20−60%]により精製した。
【0280】
1H NMR (DMSO-d
6) δ: 8.78 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.27 - 7.39 (m, 5H), 6.87 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 6.58 (d, J = 2.8 Hz, 1H), 6.55 (s, 1H), 6.43 (dd, J = 8.6, 2.5 Hz, 1H), 5.16 (s, 2H), 4.77 - 4.87 (m, 1H), 4.36 - 4.44 (m, 1H), 4.20 - 4.27 (m, 3H), 3.22 (s, 3H)。MS (m/z) 393.2 (M+H
+)。
【0281】
製法35:
(3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−7−イル)(メチル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル
【化62】
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【0282】
DMF(1.0mL)中、(5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3,7−ジイル)ジカルバミン酸(S)−ジ−tert−ブチル(60.0mg、0.147mmol)の懸濁液に、Cs
2CO
3(48.0mg、0.147mmol)、次いで、MeI(9.21μL、0.147mmol)を加えた。この反応混合物を40mgスケールの第2バッチの反応と合わせ、両方を一緒に処理した。この反応混合物をEtOAcで希釈した後、水およびブラインで順次洗浄した。有機相をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濃縮残渣をFCC(EtOAc−Hex:15−35%)により精製し、目的生成物と少量の出発材料の混合物86.0mg(LC/MSによれば7:3)を得、これを次の工程で使用した。
【0283】
MS (m/z) 422.4 (M+H
+)。
【0284】
製法36:
(S)−3−アミノ−5−メチル−7−(メチル−アミノ)−2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−4(5H)−オン
【化63】
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【0285】
DCM(3.0ml)中、前工程から得られた(3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−7−イル)(メチル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル(86.0mg、0.204mmol)の混合物に、HCl(1.020mL、4.08mmol)を1,4ジオキサン中4MのHCl溶液として加えた。この反応混合物を室温で一晩撹拌した後、さらに0.5mLの1,4ジオキサン中4M HClを追加し、撹拌を1時間続けた。この反応混合物を真空濃縮した後、トルエンと共沸し、目的生成物を含む残留固体を得、これをそのまま次の工程で使用した。
【0286】
MS (m/z) 222.1 (M+H
+)。
【0287】
製法37:
(S)−3−((5−アミノ−6−クロロピリミジン−4−イル)アミノ)−2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)プロパン酸
【化64】
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【0288】
BuOH(10mL)中、4,6−ジクロロピリミジン−5−アミン(0.402g、2.448mmol)およびトリエチルアミン(0.751mL、5.39mmol)の懸濁液に、室温で(S)−3−アミノ−2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)プロパン酸(0.5g、2.448mmol)を加えた。この反応混合物を90℃で加熱した。1時間加熱した後、反応混合物にさらに10mLのBuOHおよびEtOH(15mL)を追加した。2日間加熱した後(注:なお少量の出発材料が残留していた)、反応混合物を濃縮し、次いで、水およびEtOAcで希釈した。分離した後、水溶液をEtOAcで抽出し(2回)、その後、その水溶液を1N HClで酸性化した(pH3前後)。EtOAcでの抽出(3回)の後、合わせた有機溶液をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させた。濾過および真空蒸発の後、(S)−3−((5−アミノ−6−クロロピリミジン−4−イル)アミノ)−2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)プロパン酸(430mg、1.296mmol、収率52.9%)を淡褐色固体として得、これをそれ以上精製せずに次の反応に使用した。
【0289】
MS (m/z) 332.2 (M+H
+)。
1H NMR (DMSO-d
6) δ: 12.67 (br. s., 1H), 7.75 (s, 1H), 7.09 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 6.85 - 6.91 (m, 1H), 5.05 (s, 2H), 4.24 (td, J = 8.0, 5.3 Hz, 1H), 3.71 - 3.82 (m, 1H), 3.55 - 3.68 (m, 1H), 1.35 - 1.41 (m, 9H)。
【0290】
標題実施例の化合物の製造に用いた以下の中間体は、70℃で、溶媒としてのDMSO中、4,6−ジクロロ−2−メチルピリミジン−5−アミンおよび2−クロロ−5−フルオロ−3−ニトロピリジンを用い、上記のものと類似の方法を用いて合成した。
【化65】
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【0291】
製法38:
(4−クロロ−6−オキソ−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−ピリミド[4,5−b][1,4]ジアゼピン−7−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル
【化66】
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【0292】
DMSO(4.0mL)中、(S)−3−((5−アミノ−6−クロロピリミジン−4−イル)アミノ)−2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)プロパン酸(300mg、0.904mmol)およびHATU(378mg、0.995mmol)の溶液に、室温でDIEA(0.237mL、1.356mmol)を加えた。室温で5時間後、さらに378mgのHATUおよび0.24mLのDIEAを追加した。室温で一晩撹拌した後、水を加え、次いで、EtOAcで抽出した(3回)。合わせた有機溶液をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させた。濾過および真空蒸発の後、粗材料をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(Biotage、25gカートリッジ、ヘキサン中10%〜60%EtOAc)により精製し、(4−クロロ−6−オキソ−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−ピリミド[4,5−b][1,4]ジアゼピン−7−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル(125mg、0.394mmol、収率43.6%)を無色の固体として得た。
【0293】
MS (m/z) 314.2 (M+H
+)。
1H NMR (DMSO-d
6) δ: 9.49 (s, 1H), 8.14 - 8.22 (m, 1H), 8.07 (s, 1H), 6.95 (d, J = 7.1 Hz, 1H), 4.23 - 4.34 (m, 1H), 3.41 - 3.51 (m, 2H), 1.39 (s, 9H)。
【0294】
製法39:
(6−オキソ−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−ピリミド[4,5−b][1,4]ジアゼピン−7−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル
【化67】
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【0295】
EtOH(5mL)、EtOAc(5.00mL)、およびMeOH(7.5mL)中、(4−クロロ−6−オキソ−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−ピリミド[4,5−b][1,4]ジアゼピン−7−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル(300mg、0.956mmol)の懸濁液に、室温でPd/C(153mg、0.143mmol)を加えた。この反応混合物をH
2バルーン下で3時間撹拌した。この反応混合物を濾過し、EtOAcおよびMeOHで洗浄した。合わせた濾液を真空蒸発させ、得られた固体(6−オキソ−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−ピリミド[4,5−b][1,4]ジアゼピン−7−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル(260mg、0.912mmol、収率95%)をそれ以上精製せずに次の工程に使用した。
【0296】
MS (m/z) 280.2 (M+H
+)。
1H NMR (DMSO-d
6) δ: 10.32 (s, 1H), 9.41 (br. s., 1H), 8.50 (s, 1H), 8.01 (s, 1H), 7.06 (d, J = 7.1 Hz, 1H), 4.36 - 4.50 (m, 1H), 3.53 - 3.63 (m, 1H), 3.40 - 3.52 (m, 1H), 1.40 (s, 9H)。
【0297】
標題実施例の化合物の製造に用いた以下の中間体は、(4−クロロ−2,5−ジメチル−6−オキソ−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−ピリミド[4,5−b][1,4]ジアゼピン−7−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチルから、上記のものと類似の方法を用いて合成した。
【化68】
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【0298】
製法40:
(4−クロロ−5−メチル−6−オキソ−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−ピリミド[4,5−b][1,4]ジアゼピン−7−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル
【化69】
[この文献は図面を表示できません]
【0299】
DMF(10ml)中、(4−クロロ−6−オキソ−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−ピリミド[4,5−b][1,4]ジアゼピン−7−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル(0.7g、2.231mmol)の溶液に、室温でNaH(0.094g、2.343mmol)を加えた。室温で30分後、ヨードメタン(0.146ml、2.343mmol)を加え、1時間20分撹拌した。水の添加によって沈澱を誘発した。固体を濾過し、水およびヘキサンで洗浄した。この含水固体を回収し、真空炉にて50℃で乾燥させ、(4−クロロ−5−メチル−6−オキソ−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−ピリミド[4,5−b][1,4]ジアゼピン−7−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル(620mg、1.797mmol、収率81%)を無色の固体として得、これをそれ以上精製せずに次の反応に使用した。
【0300】
MS (m/z) 328.2 (M+H
+)。
1H NMR (DMSO-d
6) δ: 8.18 (s, 1H), 8.09 (br. d, 1H), 7.02 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 4.38 - 4.48 (m, 1H), 3.37 - 3.54 (m, 2H), 3.12 (s, 3H), 1.38 (s, 9H)。
【0301】
標題実施例の化合物の製造に用いた以下の中間体は、上記のものと類似の方法を用いて合成した。
【化70】
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【0302】
製法41:
(7−ブロモ−2−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル
【化71】
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【0303】
DCM(20mL)中、(S)−3−アミノ−7−ブロモ−4,5−ジヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−2(3H)−オン(800mg、3.14mmol)の混合物に、NEt3(0.656mL、4.70mmol)およびBOC
2O(0.764mL、3.29mmol)を加えた。この混合物を室温で1時間撹拌した後、H
2O(20mL)で希釈した。有機層を分離し、濃縮した。得られた残渣をIsco Combiflash(20%〜80%EtOAc/ヘキサン;40g RediSepカラム)により精製した。生成物を含有する回収画分を合わせて濃縮し、目的生成物を白色固体として得た(900mg、収率81%)。
【0304】
1H NMR (CDCl
3) δ ppm 9.21 (s, 1H), 7.32 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.24 (dd, J = 8.3, 2.0 Hz, 1H), 6.83 (d, J = 8.3 Hz, 4H), 5.68 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 4.17 - 4.31 (m, 1H), 2.76 - 2.95 (m, 1H), 2.52 - 2.68 (m, 2H), 1.94 - 2.01 (m, 1H), 1.39 (s, 9H); MS (m/z): 355 (M+H
+)。
【0305】
製法42:
(7−シアノ−2−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−3−イル)カルバミン酸tert−ブチル
【化72】
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【0306】
(7−ブロモ−2−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−3−イル)カルバミン酸tert−ブチル(200mg、0.563mmol)、シアン化亜鉛(99mg、0.845mmol)、Pd
2dba
3(258mg、0.282mmol)、およびS−Phos(277mg、0.676mmol)を5mlマイクロ波バイアル内で混合した。このバイアルをN
2で3回フラッシュした後、2mlのDMFを加えた。この反応混合物にEmrys Optimizer(150W、吸収ノーマル、120℃、20分)を用いてマイクロ波を照射した。次に、この混合物を濾過し、濾液を濃縮した。残渣をIsco Combiflash(20%〜50%EtOAc/ヘキサン;40g RediSepカラム)により精製した。生成物を含有する回収画分を合わせて濃縮し、目的生成物を褐色油状物として得た。この油状物を凍結乾燥させて淡黄色固体(146mg、収率86%)を得た。
【0307】
1H NMR (CDCl
3) δ ppm 9.18 (s, 1H), 7.47 - 7.59 (m, 2H), 7.13 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.50 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 4.26 (dt, J = 11.4, 7.7 Hz, 1H), 2.84 - 3.00 (m, 1H), 2.62 - 2.79 (m, 2H), 1.98 - 2.12 (m, 1H), 1.41 (s, 9H); MS (m/z): 302 (M+H
+)。
【0308】
製法43:
3−アミノ−2−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−7−カルボニトリル
【化73】
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【0309】
DCM(5mL)中、(7−シアノ−2−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−3−イル)カルバミン酸tert−ブチル(70mg、0.234mmol)の混合物に、HCl(ジオキサン中4N)(0.31mL、1.23mmol)を加えた。この反応混合物を室温で1時間撹拌した。次に、この混合物を濃縮し、乾燥させた。この粗材料を精製せずに次の工程に用いた(47mg、収率100%)。
【0310】
MS (m/z): 202 (M+H
+)。
【0311】
製法44:
(2−オキソ−7−(1H−テトラゾール−5−イル)−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル
【化74】
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【0312】
(7−シアノ−2−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル(100mg、0.332mmol)をDMF(2mL)に溶かした後、アジ化ナトリウム(64.9mg、0.999mmol)および塩化アンモニウム(53.8mg、1.006mmol)を加えた。この混合物を120℃で16時間維持した。混合物を濾過した後、濾液を濃縮し、残渣をIsco Combiflash(2%〜10%MeOH/CH
2Cl
2、MeOH中10%NEt
3;12g RediSepカラム)により精製した。生成物を含有する回収画分を合わせて濃縮し、目的生成物を無色の油状物として得た(114mg、収率100%)。
【0313】
MS (m/z): 345 (M+H
+)。
【0314】
製法45:
(S)−3−アミノ−7−(1H−テトラゾール−5−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−2(3H)−オン
【化75】
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【0315】
(2−オキソ−7−(1H−テトラゾール−5−イル)−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル(114mg、0.332mmol)をDCM(2mL)に溶かした後、HCl(ジオキサン中4N、0.83mL)を加えた。この混合物を室温で2時間維持した。反応混合物を濃縮して灰白色固体を得た。
【0316】
MS (m/z): 245 (M+H
+)。
【0317】
製法46:
(7−ブロモ−2−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−3−イル)カルバミン酸tert−ブチル
【化76】
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【0318】
DCM(50mL)中、3−アミノ−7−ブロモ−4,5−ジヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−2(3H)−オン(1.7g、6.66mmol)の混合物に、NEt
3(1.393mL、10.00mmol)およびBOC
2O(1.625mL、7.00mmol)を加えた。この混合物を室温で1時間維持した。次に、反応混合物を水で希釈し、有機層を分離し、濃縮し、高真空下で16時間乾燥させた。この粗材料をそれ以上精製せずに次の工程に用いた(2.36g、収率100%)。
【0319】
MS (m/z): 355 (M+H
+)。
【0320】
製法47:
(7−ブロモ−1−メチル−2−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−3−イル)カルバミン酸tert−ブチル
【化77】
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【0321】
1mlのDMFとTHF(50mL)の混合溶液中、炭酸セシウム(3.04g、9.33mmol)および(7−ブロモ−2−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−3−イル)カルバミン酸tert−ブチル(2.36g、6.66mmol)の混合物に、ヨードメタン(0.500mL、8.00mmol)を加えた。この反応混合物を室温で20時間維持した。次に、この混合物を濾過し、濾液を濃縮した。残渣をIsco Combiflash(10%〜50%EtOAc/ヘキサン;330g RediSepカラム)により精製した。生成物を含有する回収画分を合わせて濃縮し、目的生成物を白色固体として得た(1.6g、収率65%)。
【0322】
1H NMR (CDCl
3) δ ppm 7.44 (dd, J = 8.5, 2.1 Hz, 1H), 7.37 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 7.07 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 5.47 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 4.23 (dt, J = 11.5, 7.5 Hz, 1H), 3.39 (s, 3H), 2.73 - 2.91 (m, 1H), 2.49 - 2.65 (m, 2H), 1.87 - 2.03 (m, 1H), 1.42 (s, 9H); MS (m/z): 369 (M+H
+)。
【0323】
製法48:
1,1−ジメチルエチル(1−メチル−2−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−1−ベンズアゼピン−3−イル)カルバメート−d1
【化78】
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【0324】
(7−ブロモ−1−メチル−2−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−3−イル)カルバミン酸tert−ブチル(80mg、0.217mmol)を50mlのTHFに溶かした後、−78℃に冷却した。N−ブチルリチウム(ヘキサン中2.5M)(0.217mL、0.542mmol)を−78℃で滴下した。
この反応混合物を−78℃で30分間維持した後、MeODにより反応を止めた。この混合物を飽和NaHCO
3(水溶液)で洗浄した。有機層を分離し、Isco Combiflash(20%〜80%EtOAc/ヘキサン;12g RediSepカラム)により精製した。生成物を含有する回収画分を合わせて濃縮し、目的生成物を白色固体として得た(64mg、収率100%)。
【0325】
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ ppm 1.41 (s, 9 H) 1.95 (dd, J=7.45, 3.92 Hz, 1 H) 2.51 - 2.68 (m, 2 H) 2.73 - 2.98 (m, 1 H) 3.41 (s, 3 H) 4.19 - 4.34 (m, 1 H) 5.37 - 5.64 (m, 1 H) 7.11 - 7.24 (m, 2 H) 7.23 - 7.38 (m, 1 H); MS (m/z): 292 (M+H
+)。
【0326】
製法49:
3−アミノ−1−メチル−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−1−ベンズアゼピン−2−オン−d1
【化79】
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【0327】
1,1−ジメチルエチル(1−メチル−2−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−1−ベンズアゼピン−3−イル)カルバメート−d1(64mg)を2mLのDCMに溶かした後、0.54mLのHCl(ジオキサン中4N)を滴下した。この反応混合物を室温で4時間維持した。次に、この混合物を濃縮し、粗材料をそれ以上精製せずに次の工程に用いた(35mg、収率84%)。
【0328】
MS (m/z): 192 (M+H
+)。
【0329】
製法50:
3−アミノ−1−メチル−7−(2,2,2−トリフルオロ−1,1−ジヒドロキシエチル)−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−1−ベンズアゼピン−2−オン
【化80】
[この文献は図面を表示できません]
【0330】
(7−ブロモ−1−メチル−2−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−3−イル)カルバミン酸tert−ブチル(100mg、0.271mmol)を50mlのTHFに溶かした後、−78℃に冷却した。N−ブチルリチウム(ヘキサン中2.5M、0.271mL、0.677mmol)を−78℃で滴下した。
この混合物を−78℃で30分間維持した後、2,2,2−トリフルオロ酢酸エチル(0.129mL、1.083mmol)を−78℃で滴下した。添加後、混合物は無色の溶液となった。この混合物を−78℃で1時間維持した後、ゆっくり室温まで温めた。反応混合物をMeOHにより反応を止めた後、飽和NH
4Cl(水溶液)で洗浄した。有機層を分離し、濃縮した。残渣をIsco Combiflash(20%〜80%EtOAc/ヘキサン;40g RediSepカラム)により精製した。生成物を含有する回収画分を合わせて濃縮し、目的生成物を黄色油状物として得た(24mg、収率23%)。
【0331】
MS (m/z): 404 (M+H
+)。
【0332】
[1−メチル−2−オキソ−7−(2,2,2−トリフルオロ−1,1−ジヒドロキシエチル)−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−1−ベンズアゼピン−3−イル]カルバミン酸1,1−ジメチルエチル(125mg、0.324mmol)をDCM(2mL)に溶かした後、HCl(ジオキサン中4N)(0.809mL、3.24mmol)を加えた。この黄色溶液を室温で16時間維持した。その後、この溶液を濃縮し、3−アミノ−1−メチル−7−(2,2,2−トリフルオロ−1,1−ジヒドロキシエチル)−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−1−ベンズアゼピン−2−オンを黄色油状物として得た(92mg、収率100%)。
【0333】
MS (m/z): 304 (M+H
+)。
【0334】
製法51:
(2−オキソ−7−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル
【化81】
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【0335】
(7−ブロモ−2−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル(200mg、0.563mmol)、ビス(ピナコラト)二ホウ素(157mg、0.619mmol)、PdCl2(dppf)−CH
2Cl
2付加物(46.0mg、0.056mmol)および酢酸カリウム(182mg、1.858mmol)を1,4−ジオキサン(2mL)中で混合した。この反応混合物をEmrys Optimizer(150W、吸収ノーマル、120℃、10分)に入れた。次に、反応混合物をH
2OとDCMとで分液した。有機層をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濃縮して褐色残渣を得た。この残渣をIsco
Combiflash(10%〜80%EtOAc/ヘキサン;40g RediSepカラム)により精製した。生成物を含有する回収画分を合わせて濃縮し、目的生成物を白色固体として得た(82mg、収率36%)。
【0336】
MS (m/z): 402 (M+H
+)。
【0337】
製法52:
(S)−3−アミノ−7−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−2(3H)−オン
【化82】
[この文献は図面を表示できません]
【0338】
(2−オキソ−7−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル(82mg、0.205mmol)を2mLのDCMに溶かした後、HCl(ジオキサン中4N、1.408mL、5.63mmol)を滴下した。この反応溶液を室温で16時間維持した。次に、この溶液を濃縮して黄色油状物を得た(62mg、収率100%)。
【0339】
MS (m/z): 302 (M+H
+)。
【0340】
製法53:
(S)−5−ベンジル−N−(2−オキソ−7−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−カルボキサミド
【化83】
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【0341】
室温で、5mLのDCM中、5−ベンジル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−カルボン酸(41.7mg、0.205mmol)の磁気撹拌溶液に、4−メチルモルホリン(66.4mg、0.657mmol)およびHATU(94mg、0.246mmol)を加えた。この混合物に、2mLのDCM中、(S)−3−アミノ−7−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−2(3H)−オン(62mg、0.205mmol)の溶液を加えた。反応混合物を室温で16時間維持した。次に、粗混合物をIsco Combiflash(20%〜50%EtOAc/ヘキサン;40g RediSepカラム)により精製した。生成物を含有する回収画分を合わせて濃縮し、目的生成物を黄色固体として得た(65mg、収率65%)。
【0342】
MS (m/z): 488 (M+H
+)。
【0343】
製法54:
(S)−3−アミノ−8−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−4(5H)−オン
【化84】
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【0344】
(8−メトキシ−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル(300mg、0.973mmol)をDCM(15mL)に溶かし、氷/ブライン浴中で冷却した。次に、三臭化ホウ素(2.92mL、2.92mmol)を加え、反応物を10分間、撹拌、冷却した。氷浴を外し、室温で60分間撹拌した。さらに2.0mLのBBr
3を追加し、45分間撹拌した後、さらに2mLのBBr
3を追加し、さらに20分間撹拌した。反応物を氷浴中で冷却し、5mLの飽和NaHCO
3で急冷し、5分間激しく撹拌した。この水溶液のpHは約7〜8であった。層を分離し、水層を10%MeOH/DCMで抽出したところ、両有機層は不純物を含み、水層は主生成物を含んでいた。水層を濃縮し、2.4gの粗固体(無機塩を含んでいた)を得た。そのまま次の工程で使用した。
【0345】
MS (m/z) 195.0 (M+H
+)。
【0346】
製法55:
(S)−3−アミノ−5−メチル−7−(1H−ピラゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−4(5H)−オン
【化85】
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【0347】
(S)−3−アミノ−7−ブロモ−5−メチル−2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−4(5H)−オン(50.5mg、0.186mmol)、(1H−ピラゾール−3−イル)ボロン酸(31.3mg、0.279mmol)、炭酸ナトリウム(59.2mg、0.559mmol)およびPd(PPh
3)
4(21.53mg、0.019mmol)をDME(2mL)および水(0.7mL)中で合わせ、この反応物を油浴中、85℃3時間加熱した。2時間後、さらなるPd(PPh
3)
4(15mg)およびボロン酸(15mg)を追加した。油浴中で3時間後、反応物を120℃で15分間、マイクロ波内に置いた。反応物を10%MeOH/DCMと水とで分液した。有機液を濃縮し、Biotage(4gシリカカラム;0.5〜5%MeOH/DCM(NH
4OH含有)、15分)により精製し、30mgの淡黄色油状物を収率60%で得た。
【0348】
1H NMR (DMSO-d
6) δ: 7.79 (m, 2H), 7.66 (m, 1H), 7.19 (m, 1H), 6.76 (m, 1H), 4.27 (m, 1H), 4.00 (m, 1H), 3.65 (m, 1H), 3.35 (s, 3H), 1.72 (br. s., 2H); MS (m/z) 259.1 (M+H
+)。
【0349】
製法56:
(S)−3−アミノ−5−メチル−7−(1H−ピラゾール−1−イル)−2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−4(5H)−オン
【化86】
[この文献は図面を表示できません]
【0350】
(S)−3−アミノ−7−ブロモ−5−メチル−2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−4(5H)−オン(100mg、0.369mmol)、1H−ピラゾール(50.2mg、0.738mmol)および炭酸カリウム(153mg、1.107mmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL)に加え、混合物を窒素下で10分間脱気した。次に、ヨウ化銅(I)(35.1mg、0.184mmol)およびN1,N2−ジメチルエタン−1,2−ジアミン(0.020mL、0.184mmol)を加え、混合物を100℃で3日間加熱した。室温まで冷却し、水および10%MeOH/DCMで希釈し、層を分離した。有機液を濃縮し、Biotage(12gシリカカラム;0.5〜3%MeOH/DCM(NH
4OH含有)、15分;3〜4.5%3分;4.5%5分)により精製し、18mgの淡褐色固体を収率19%で得た。
【0351】
1H NMR (DMSO-d
6) δ: 8.54 (d, J = 2.5 Hz, 1H), 7.85 (d, J = 2.5 Hz, 1H), 7.76 (d, J = 1.5 Hz, 1H), 7.69 (dd, J = 8.7, 2.7 Hz, 1H), 7.27 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 6.54 - 6.59 (m, 1H), 4.29 (dd, J = 9.9, 7.6 Hz, 1H), 4.02 (t, J = 10.7 Hz, 1H), 3.68 (br. s., 1H), 3.36 (s, 3H), 1.75 (br. s., 2H); MS (m/z) 259.1 (M+H
+)。
【0352】
製法57:
(2−オキソ−8−(2−(ピロリジン−1−イル)エトキシ)−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル
【化87】
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【0353】
ポリマー結合PPh
3(負荷量3mmol/g、2.5当量、330mg)、(8−ヒドロキシ−2−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル(130mg、0.400mmol)および2−(ピロリジン−1−イル)エタノール(0.094mL、0.800mmol)をTHF(4mL)中で合わせた。次に、アゾジカルボン酸ジ−tert−ブチル(184mg、0.800mmol)を加え、混合物を室温で3日間撹拌した。さらに0.5当量の下記試薬:ポリマー結合PPh
3、アゾジカルボン酸ジ−tert−ブチルおよび2−(ピロリジン−1−イル)エタノールを追加し、さらに24時間撹拌した。反応物をセライトの小プラグで濾過し、10%MeOH/DCMですすいだ。濾液を濃縮し、DCMと6N NaOHとで分配し、層を分離した。粗物質を濃縮し、Biotage(4gシリカカラム;1〜5%MeOH/DCM(NH
4OH含有)、15分)により精製し、74mgの白色泡沫を収率46%で得た。
【0354】
1H NMR (DMSO-d
6) δ: 9.64 (s, 1H), 7.15 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 6.97 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 6.70 (dd, J = 8.3, 2.5 Hz, 1H), 6.57 (d, J = 2.5 Hz, 1H), 3.96 - 4.10 (m, 2H), 3.88 (dt, J = 11.9, 8.3 Hz, 1H), 2.77 (t, J = 5.9 Hz, 2H), 2.54 - 2.62 (m, 2H), 2.53 (m, 1H), 2.09 - 2.22 (m, 2H), 1.95 - 2.07 (m, 2H), 1.62 - 1.71 (m, 5H), 1.34 (s, 9H); MS (m/z) 390.3 (M+H
+)。
【0355】
製法58:
4−ブトキシピコリン酸ブチル
【化88】
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【0356】
4−クロロピコリン酸(1g、6.35mmol)とブタン−1−オール(5.80ml、63.5mmol)の混合物に、硫酸(0.101ml、1.904mmol)を加え、2日間80℃に加熱した。室温まで冷却した後、この反応混合物を水で希釈し、1N
NaOH溶液でpH5〜6に中和した後、EtOAcで抽出した(3回)。MgSO
4上での乾燥、濾過、および真空蒸発の後、残渣をBiotage(50gカートリッジ、ヘキサン中0%〜40%EtOAc)により精製し、4−ブトキシピコリン酸ブチル(765mg、3.04mmol、収率48.0%)を得た。
【0357】
MS (m/z) 252.1 (M+H
+)。
1H NMR (CDCl
3) δ: 8.55 (d, J = 6.1 Hz, 1H), 7.65 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 6.95 (dd, J = 5.7, 2.7 Hz, 1H), 4.42 (t, J = 6.8 Hz, 2H), 4.09 (t, J = 6.4 Hz, 2H), 1.77 - 1.87 (m, 4H), 1.43-1.57 (m, 4H), 0.97-1.03 (m, 6H)。
【0358】
標題実施例の化合物の製造に用いた以下の中間体は、上記のものと類似の方法を用いて合成した。
【化89】
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【0359】
製法59:
2−アミノ−2−(2−(2−(3−フルオロフェニル)アセチル)ヒドラゾノ)酢酸エチル
【化90】
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【0360】
エタノール(30mL)中、2−(3−フルオロフェニル)アセトヒドラジド(2.90g、17.22mmol)および2−エトキシ−2−イミノ酢酸エチル(2.5g、17.22mmolを室温、窒素下で一晩撹拌した、得られた懸濁液を濾過した。白色固体をEtOHで洗浄し、真空下で乾燥させ、標題化合物である2−アミノ−2−(2−(2−(3−フルオロフェニル)アセチル)ヒドラゾノ)酢酸エチル(3g、11.23mmol、収率65.2%)を得、これをそれ以上精製せずに使用した。
【0361】
MS (m/z) 268 (M+H
+)。
【0362】
標題実施例の化合物の製造に用いた以下の中間体は、上記のものと類似の方法を用いて合成した。
【化91】
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【0363】
製法60:
5−(3−フルオロベンジル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−カルボン酸エチル
【化92】
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【0364】
フラスコ内の2−アミノ−2−(2−(2−(3−フルオロフェニル)アセチル)ヒドラゾノ)酢酸エチル(3g、11.23mmol)を予熱した油浴中に200℃で15分間置いた。融解物を放冷し、得られた固体をMeOH(20mL)に取った後、溶媒を蒸発させた。得られた白色固体をエーテル(30mL)に懸濁させ、10分間撹拌し、濾別し、エーテル(40mL)で洗浄し、真空下で乾燥させ、標題化合物である5−(3−フルオロベンジル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−カルボン酸エチル(1.2g、4.81mmol、収率42.9%)を得、これをそれ以上精製せずに使用した。
【0365】
MS (m/z) 250 (M+H
+)。
【0366】
標題実施例の化合物の製造に用いた以下の中間体は、上記のものと類似の方法を用いて合成した。
【化93】
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【0367】
製法61:
5−ベンジル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−カルボン酸
【化94】
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【0368】
THF(100mL)中、5−ベンジル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−カルボン酸エチル(8.29g、35.85mmol)の溶液に、水(20mL)中、水酸化リチウム(2.00g、84mmol)の溶液を加えた。この混合物を室温で20時間撹拌した。この反応物を濃縮してTHFを除去し、濃HClをpH約2まで加え、この時点で固体が析出した。この懸濁液を氷/水浴中で15分間撹拌し、濾過し、冷水ですすぎ、真空下で乾燥させ、6.93g(収率80%)の5−ベンジル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−カルボン酸塩酸塩を得た。
【0369】
MS (m/z) 204 (M+H
+)。
【0370】
標題実施例の化合物の製造に用いた以下の中間体は、上記のものと類似の方法を用いて合成した。
【化95】
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【0371】
製法62:
1−(3−フルオロベンジル)−1H−イミダゾール−4−カルボン酸エチル
【化96】
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【0372】
N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)(5mL)中、1H−イミダゾール−4−カルボン酸エチル(1g、7.14mmol)、Cs
2CO
3(2.56g、7.85mmol)の溶液に、1−(ブロモメチル)−3−フルオロベンゼン(1.349g、7.14mmol)を加えた。この反応混合物を5時間撹拌した。LCMSは、反応が完了し、生成物を含んでいることを示した。150mlのEtOAcを加え、水、ブラインで抽出し、Na
2SO
4で乾燥させた。全溶媒を蒸発させ、1−(3−フルオロベンジル)−1H−イミダゾール−4−カルボン酸エチルとしての粗生成物を得た(1.7g、6.85mmol、収率96%)。
【0373】
MS (m/z) 250 (M+H
+)。
【0374】
標題実施例の化合物の製造に用いた以下の中間体は、上記のものと類似の方法を用いて合成した。
【化97】
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【0375】
製法63:
1−(3−フルオロベンジル)−1H−イミダゾール−4−カルボン酸
【化98】
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【0376】
新たに調製した水酸化リチウム(34.2mL、68.5mmol)を、N
2下、THF(25mL)中、1−(3−フルオロベンジル)−1H−イミダゾール−4−カルボン酸エチル(1.7g、6.85mmol)の撹拌している室温溶液に加えた。次に、反応物を室温で一晩撹拌し、LCMSは完了を示した。反応物を濃縮した後、H
2O(10mL)に溶かした。2N HClをpH=3まで滴下した。反応物から沈澱した白色固体を濾別し、冷H
2Oで洗浄した。この固体を真空下で一晩乾燥させ、標題生成物である1−(3−フルオロベンジル)−1H−イミダゾール−4−カルボン酸(1.2g、79.5%)を得た。
【0377】
MS (m/z) 221 (M+H
+)。
【0378】
標題実施例の化合物の製造に用いた以下の中間体は、上記のものと類似の方法を用いて合成した。
【化99】
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【0379】
製法64:
5−(4−フルオロフェニル)−2,4−ジオキソペンタン酸エチル
【化100】
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【0380】
0℃にて、窒素下で撹拌したトルエン(300mL)中、1−(4−フルオロフェニル)プロパン−2−オン(25g、164mmol)シュウ酸ジエチル(28.8g、197mmol)の溶液に、トルエン(300mL)中、カリウムtert−ブトキシド(23.97g、214mmol)を加えた。この反応混合物を0℃でさらに2時間、次いで、室温で一晩撹拌した。LCMSは、反応が完了していることを示した。全トルエンを除去し、残渣を水に溶かし、pH=6に中和し、EtOAcで2回抽出した。有機相を合わせ、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させた。全溶媒を除去して標題化合物を得、それ以上精製せずに使用した(32g、77%)。
【0381】
MS (m/z) 253 (M+H
+)。
【0382】
標題実施例の化合物の製造に用いた以下の中間体は、上記のものと類似の方法を用いて合成した。
【化101】
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【0383】
製法65:
5−(4−フルオロベンジル)−1H−ピラゾール−3−カルボン酸エチル
【化102】
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【0384】
N
2下、エタノール(100mL)中、5−(4−フルオロフェニル)−2,4−ジオキソペンタン酸エチル(8g、31.7mmol)の撹拌している室温溶液に、ヒドラジン(1.095mL、34.9mmol)を加えた。次に、反応物を、HPLCにより完了と判断されるまで(3時間)、加熱還流した(95℃油浴)。この反応物を濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(固体ローディング、Isco、ヘキサン中0〜45%のEtOAc)により精製した。純粋な画分のみを合わせて濃縮し、5−(4−フルオロベンジル)−1H−ピラゾール−3−カルボン酸エチルとしての生成物を得た(4g、16.11mmol、収率50.8%)。
【0385】
MS (m/z) 249 (M+H
+)。
【0386】
標題実施例の化合物の製造に用いた以下の中間体は、上記のものと類似の方法を用いて合成した。
【化103】
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【0387】
製法66:
5−(4−フルオロベンジル)−1H−ピラゾール−3−カルボン酸
【化104】
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【0388】
新たに調製した2M LiOH水溶液(64.5mL、129mmol)を、N
2下、THF(65mL)中、5−(4−フルオロベンジル)−1H−ピラゾール−3−カルボン酸エチル(4g、16.11mmol)の撹拌している室温溶液に加えた。次に、この反応物を室温で12時間撹拌したところ、LCMSは70%の完了を示した。2時間50℃に加熱したところ、反応は完了した。反応物を濃縮した後、20mLのH
2Oに溶かした。撹拌している水溶液に、2N HClをpH=4まで滴下した。反応物から沈澱した白色固体を濾別し、冷H
2Oで洗浄した。固体を真空下で一晩乾燥させ(40℃)、5−(4−フルオロベンジル)−1H−ピラゾール−3−カルボン酸としての標題生成物を得た(3g、85%)。
【0389】
MS (m/z) 221 (M+H
+)。
1H NMR (DMSO-d
6) δ: 12.59 - 13.70 (m, 1H), 7.01 - 7.41 (m, 4H), 6.46 (s, 1H), 3.95 (s, 2H)。
【0390】
標題実施例の化合物の製造に用いた以下の中間体は、上記のものと類似の方法を用いて合成した。
【化105】
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【0391】
製法67:
5−メチル−1−(4−メチルベンジル)−1H−ピラゾール−3−カルボン酸エチル
【化106】
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【0392】
THF(20mL)中、3−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸エチル(607mg、3.94mmol)の溶液に、KOH(221mg、3.94mmol)を加えた。室温で1時間撹拌した後、この反応混合物は懸濁液となり、その後、1−(ブロモメチル)−4−メチルベンゼン(729mg、3.94mmol)を加え、加熱還流した。
一晩の後、反応混合物を室温まで冷却し、濃縮した。残渣をBiotage(カートリッジ50g/プレウェット5%EtOAc/Hex/ 溶出剤:5%〜25%EtOAc、その後25%EtOAc/Hexで維持)に付し、目的生成物としての5−メチル−1−(4−メチルベンジル)−1H−ピラゾール−3−カルボン酸エチル(833mg、3.16mmol、収率80%)および位置異性体の3−メチル−1−(4−メチルベンジル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸エチル(58mg、0.220mmol、収率5.59%)を得た。
【0393】
5−メチル−1−(4−メチルベンジル)−1H−ピラゾール−3−カルボン酸エチル:
1H NMR (CDCl
3) δ: 7.13 (d, J = 7.1 Hz, 2H), 7.03 (d, 2H), 6.62 (br. s., 1H), 5.36 (br. s., 2H), 4.42 (dd, J = 7.1, 1.3 Hz, 2H), 2.34 (br. s., 3H), 2.19 (s, 3H), 1.35 - 1.50 (m, 3H); MS (m/z) 259.1 (M+H
+)。位置異性体3−メチル−1−(4−メチルベンジル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸エチル:
1H NMR (CDCl
3) d: 7.05 - 7.24 (m, 4H), 6.66 (br. s., 1H), 5.67 (br. s., 2H), 4.19 - 4.42 (m, 2H), 2.32 (d, J = 3.0 Hz, 6H), 1.27 - 1.40 (m, 3H)。
【0394】
標題実施例の化合物の製造に用いた以下の中間体は、上記のものと類似の方法を用いて合成した。
【化107】
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【0395】
製法68:
5−メチル−1−(4−メチルベンジル)−1H−ピラゾール−3−カルボン酸
【化108】
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【0396】
THF(3.0mL)および水(3.0mL)中、5−メチル−1−(4−メチルベンジル)−1H−ピラゾール−3−カルボン酸エチル(830mg、3.21mmol)の溶液に、室温で水酸化リチウム、H
2O(539mg、12.85mmol)を加えた。
室温で一晩撹拌した後、反応混合物を真空濃縮した。この水溶液を水(5mL)で希釈し、1N HCl(約5.1mL)でpH3〜4に酸性化した。生じた白色固体を回収し、真空炉下で乾燥させ、5−メチル−1−(4−メチルベンジル)−1H−ピラゾール−3−カルボン酸(670mg、2.88mmol、収率90%)を白色固体として得た。
【0397】
MS(m/z) 231.1(M+H
+)。
1H NMR (DMSO-d
6) d: 12.58 (br. s., 1H), 7.16 (d, J = 7.8 Hz, 2H), 7.03 (d, J = 7.8 Hz, 2H), 6.51 (s, 1H), 5.32 (s, 2H), 2.27 (s, 3H), 2.22 (s, 3H)。
【0398】
標題実施例の化合物の製造に用いた以下の中間体は、上記のものと類似の方法を用いて合成した。
【化109】
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【0399】
製法69:
2−ベンジル−2H−テトラゾール−5−カルボン酸エチル
【化110】
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【0400】
DMF(8mL)中、2H−テトラゾール−5−カルボン酸エチル、ナトリウム塩(800mg、4.85mmol)の溶液に、室温で(ブロモメチル)ベンゼン(1.151mL、9.69mmol)を加えた。室温で48時間撹拌した後、この反応混合物にEt
3N(1.013mL、7.27mmol)を加え、その後、一晩撹拌した。水を加えた後、反応混合物をEtOAcで抽出した。合わせた有機溶液を水およびブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させた。濾過および濃縮の後、残渣をBiotage(50gのシリカゲルカートリッジ;溶出剤:5%〜15%EtOAc、次いで、15%EtOAc/Hexで維持)に付し、2−ベンジル−2H−テトラゾール−5−カルボン酸エチル(342mg、1.473mmol、収率30.4%、最適化されていない)を主生成物として得た:MS (m/z) 233.1 (M+H
+);
1H NMR (DMSO-d
6) d: 7.36 - 7.46 (m, 5H), 6.05 (s, 2H), 4.40 (q, J = 7.1 Hz, 2H), 1.33 (t, 3H)。位置異性体の1−ベンジル−1H−テトラゾール−5−カルボン酸エチル(87mg、0.375mmol、収率7.73%)が副生成物として得られた:
【0401】
1H NMR (DMSO-d
6) d: 7.29 - 7.43 (m, 5H), 5.92 (s, 2H), 4.44 (q, J = 7.1 Hz, 2H), 1.33 (t, 3H)(注:一部、両生成物の混合物も得られた)。
【0402】
標題実施例の化合物の製造に用いた以下の中間体は、上記のものと類似の方法を用いて合成した。
【化111】
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【0403】
製法70:
2−ベンジル−2H−テトラゾール−5−カルボン酸
【化112】
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【0404】
THF(3mL)および水(3.00mL)中、2−ベンジル−2H−テトラゾール−5−カルボン酸エチル(338mg、1.455mmol)の溶液に、LiOH(183mg、4.37mmol)を加えた。室温で1時間撹拌した後、反応混合物を真空濃縮し、残留した水溶液を1N HClで酸性化した(pH約2〜3前後)。少量の白色固体が析出した。固体を回収した後、水溶液をフード内に入れ、水をゆっくり蒸発させた。さらなる白色固体が得られた(この工程をさらに2回繰り返した。注:少量の生成物がなお水中に検出された)。合わせた固体を真空炉にて50℃で乾燥させ、2−ベンジル−2H−テトラゾール−5−カルボン酸(167.4mg、0.820mmol、収率56.3%)を白色固体として得た。
【0405】
MS (m/z) 205.0 (M+H
+)。
1H NMR (DMSO-d
6) δ: 14.30 (br. s., 1H), 7.33 - 7.49 (m, 5H), 6.03 (s, 2H)。
【0406】
標題実施例の化合物の製造に用いた以下の中間体は、上記のものと類似の方法を用いて合成した。
【化113】
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【0407】
製法71:
5−(ジフルオロ(フェニル)メチル)イソキサゾール−3−カルボン酸エチル
【化114】
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【0408】
5−ベンゾイルイソキサゾール−3−カルボン酸エチル(630mg、2.57mmol)を2mLのジクロロエタン(DCE)に溶かした後、2mLのDCE中、DAST(0.944mL、7.71mmol)の溶液を0℃で滴下した。この反応混合物を50℃で16時間維持した後、この混合物を濃縮した。得られた褐色残渣をIsco Combiflash(10%〜30%EtOAc/ヘキサン;80g Isco RediSepカラム)により精製した。生成物を含有する回収画分を合わせて濃縮し、目的生成物を黄色油状物として得た(207mg、収率31%)。
【0409】
1H NMR (CDCl
3) δ ppm 7.56 - 7.64 (m, 2H), 7.45 - 7.56 (m, 3H), 6.87 (s, 1H), 4.45 (q, J = 7.2 Hz, 4H), 1.41 (t, J = 7.1 Hz, 3H); MS (m/z): 268 (M+H
+)。
【0410】
製法72:
5−(ジフルオロ(フェニル)メチル)イソキサゾール−3−カルボン酸
【化115】
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【0411】
5−(ジフルオロ(フェニル)メチル)イソキサゾール−3−カルボン酸エチル(207mg、0.775mmol)を2mLのTHFに溶かした後、水酸化リチウム一水和物(48.8mg、1.162mmol)を加えた。この反応混合物を室温で16時間維持した。反応混合物を4N HCl/ジオキサンの溶液を滴下することにより中和した。次に、この混合物を濾過し、濾液を濃縮して黄色油状物を得た(185mg、収率100%)。
【0412】
MS(m/z): 240(M+H
+)。
【0413】
製法73:
5−(ヒドロキシ(フェニル)メチル)イソキサゾール−3−カルボン酸
【化116】
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【0414】
5−ベンゾイルイソキサゾール−3−カルボン酸エチル(400mg、1.631mmol)を5mLのMeOHに溶かした後、0℃でNaBH
4(93mg、2.447mmol)を加えた。この反応混合物を室温で16時間維持した。この混合物を濃縮した後、飽和NaHCO
3(水溶液)とDCMとで分液した。有機層を濃縮し、1mLのTHFに溶かした。このTHF溶液にLiOH水溶液(1.2mL、50mg/ml溶液)を加えた。この混合物を室温で16時間維持した。この混合物にHCl溶液(0.8mL、ジオキサン中4N)を加えた。有機層を分離し、濃縮し、黄色油状物を得た(190mg、収率53%)。
【0415】
1H NMR (DMSO-d
6) δ ppm 7.26 - 7.54 (m, 6H), 6.50 (s, 2H), 5.91 (s, 1H); MS (m/z): 220 (M+H
+)。
【0416】
製法74:
5−ベンジルイソキサゾール−3−カルボン酸エチル
【化117】
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【0417】
2−クロロ−2−(ヒドロキシイミノ)酢酸エチル(39.1g、258mmol)の溶液を、CH
3CN(300mL)中、プロプ−2−イン−1−イルベンゼン(10g、86mmol)およびトリエチルアミン(29.4mL、430mmol)の溶液に分配した。一晩80℃で静置した後、溶媒を真空除去した。粗材料をEtOAc(200mL)に溶かし、飽和重炭酸ナトリウム溶液(50mL)、水(50mL)および飽和ブライン(50mL)で洗浄した。有機相を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空蒸発させ、5−ベンジルイソキサゾール−3−カルボン酸エチル(6g、25.9mmol、収率30%)を黄色固体として得た。それ以上精製せずにそのまま次の工程で使用した。
【0418】
MS(m/z): 232(M+H
+)。
【0419】
製法75:
5−ベンジルイソキサゾール−3−カルボン酸
【化118】
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【0420】
5−ベンジルイソキサゾール−3−カルボン酸エチル(6g、25.9mmol)の溶液を、メタノール(100mL)および水(10mL)中水酸化ナトリウム(2.1mL、78mmol)の溶液に分配した。20℃で2時間静置した後、溶媒を真空除去した。
残渣を希HCl(20mL)で酸性化した後、EtOAc(50mL)で抽出した。有機相を水(20mL)および飽和ブライン(20mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させた。真空蒸発により、5−ベンジルイソキサゾール−3−カルボン酸(3.2g、15.31mmol、収率59.0%)を黄色固体として得た。
【0421】
1H NMR (DMSO-d
6) δ ppm 14.0 (bs, 1H), 7.2 - 7.4 (m, 5H), 6.6 (s, 1H), 4.2 (s, 2H); MS (m/z): 204 (M+H
+)。
【0422】
製法76:
(S)−3−アミノ−5−メチル−2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−4(5H)−オン塩酸塩
【化119】
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【0423】
DCM(300mL)中、(5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル(28g、96mmol)の溶液に、4M HCl(71.8mL、287mmol)を加え、反応物を窒素下、室温で3時間撹拌した。溶媒を蒸発させ、乾固させて粗化合物を得、これをジエチルエーテル(200mL)で摩砕し、濾過し、真空乾燥させ、(S)−3−アミノ−5−メチル−2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−4(5H)−オン塩酸塩(22.2g、97mmol、収率101%)を褐色固体として得た。
【0424】
MS (m/z): 193.20 (M+H
+)。
【0425】
標題実施例の化合物の製造に用いた以下の中間体は、上記のものと類似の方法を用いて合成した。
【化120】
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【0426】
製法77:
5−(4−クロロベンジル)イソキサゾール−3−カルボン酸
【化121】
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【0427】
氷浴中で、THF(150mL)中、1−(4−クロロフェニル)プロパン−2−オン(10g、59.3mmol)の溶液に、NaH(1.423g、59.3mmol)を30分かけて少量ずつ加えた。室温で1時間かけてシュウ酸ジメチル(7.0g、59.3mmol)を加え、この混合物を25℃で2時間撹拌した。溶媒を真空除去し、残渣をEtOAcに溶かし、これを水で洗浄した。水相を分離し、EtOAcで抽出した。合わせた有機相をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、真空濃縮し、5−(4−クロロフェニル)−2,4−ジオキソペンタン酸メチル(15g、50.1mmol、収率84%)を油状物として得、これをそれ以上精製せずに次の工程で使用した。
【0428】
MS (m/z): 255/257 (M+H
+)。
【0429】
エタノール(80mL)中、5−(4−クロロフェニル)−2,4−ジオキソペンタン酸メチル(5g、19.63mmol)の溶液に、塩酸ヒドロキシルアミン(1.364g、19.63mmol)を加えた後、この混合物を78℃で2時間撹拌し、モニタリングした。溶媒を真空除去し、残渣をEtOAcに溶かし、これを水で洗浄した。水相を分離し、EtOAcで抽出した。合わせた有機相をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、真空濃縮し、5−(4−クロロベンジル)イソキサゾール−3−カルボン酸メチル(4.7g、16.81mmol、収率86%)を固体として得、これをそれ以上精製せずに次の工程で使用した。
【0430】
MS (m/z): 252/254 (M+H
+)。
【0431】
氷浴中で、THF(5mL)中、5−(4−クロロベンジル)イソキサゾール−3−カルボン酸メチル(100mg、0.397mmol)の溶液に、水(5mL)中、NaOH(15.89mg、0.397mmol)の溶液を加えた。この混合物を室温で2時間撹拌した。溶媒真空除去し、残渣を水に溶かした。この水溶液を、1N HClをpH=2〜3まで添加することにより酸性化した。結果として析出した固体を濾取し、真空乾燥させ、純粋な5−(4−クロロベンジル)イソキサゾール−3−カルボン酸(90mg、0.360mmol、収率91%)を白色固体として得た。
【0432】
MS (m/z): 238/240 (M+H
+)。
【0433】
製法78:
5−((メチル(フェニル)アミノ)メチル)−1H−ピラゾール−3−カルボン酸
【化122】
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【0434】
CCl
4(20mL)中、1−アセチル−5−メチル−1H−ピラゾール−3−カルボン酸エチル(2g、10.19mmol)とNBS(1.996g、11.21mmol)の混合物に、ペルオキシ安息香酸無水物(0.123g、0.51mmol)を室温で加えた後、5時間還流させた。LCMSは、少量の出発材料が残った生成物を示した。全溶媒を除去し、残渣を固体ローディングによるフラッシュクロマトグラフィー(ヘキサン中0〜30%の酢酸エチルで溶出)により精製し、生成物を得た。画分を合わせ、全溶媒を除去し、1−アセチル−5−(ブロモメチル)−1H−ピラゾール−3−カルボン酸エチルとしての粗生成物(1.6g、5.82mmol、収率57.1%)を得た。
【0435】
MS (m/z) 232 /234 (M + H
+, - アセチル)。
【0436】
20℃で、DMF(2mL)中、N−メチルアニリン(42.9mg、0.4mmol)の溶液に、NaH(21.84mg、0.546mmol)を加えた。この反応混合物を5分間撹拌した。次に、1−アセチル−5−(ブロモメチル)−1H−ピラゾール−3−カルボン酸エチル(100mg、0.364mmol)を加え、この混合物を室温でさらに3時間撹拌した。LCMSは、反応が完了したことを示した。この反応物を水の滴下で急冷し、溶媒を除去して乾固させた。粗1−アセチル−5−((メチル(フェニル)アミノ)メチル)−1H−ピラゾール−3−カルボン酸エチル(100mg、91%)をそれ以上精製せずに加水分解に使用した。
【0437】
MS (m/z) 260 (M + H
+ - アセチル)。
【0438】
THF(2mL)中、1−アセチル−5−((メチル(フェニル)アミノ)メチル)−1H−ピラゾール−3−カルボン酸エチル(110mg、0.365mmol)の溶液に、水(1.0mL)中、LiOH(1.825mL、3.65mmol)の溶液を加えた。この反応混合物を室温で16時間撹拌した後、4時間50℃に加熱し、この時、LCMSは加水分解が完了したことを示した。0℃に冷却し、1N HClをpH=2まで加えた。生じた固体を濾過し、真空下で乾燥させた。5−((メチル(フェニル)アミノ)メチル)−1H−ピラゾール−3−カルボン酸(80mg、95%)をそれ以上精製せずにそのまま使用した。
【0439】
MS (m/z) = 231 (M + H
+)。
【0440】
製法79:
5−(3−フルオロベンジル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−カルボン酸
【化123】
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【0441】
新たに調製したLiOH(11.03mL、22.07mmol)を、N
2下、THF(10mL)中、5−(3−フルオロベンジル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−カルボン酸エチル(1.1g、4.41mmol)の撹拌している室温溶液に加えた。
次に、この反応物を室温で5時間撹拌したところ、LCMSは反応が完了したことを示した。この反応物を濃縮した後、10.0mLのH
2Oに溶かした。2N HClをpH=4まで滴下した。反応物から沈澱した白色固体を濾別し、冷H
2Oで洗浄した。固体を真空下で一晩乾燥させ、標題生成物であり5−(3−フルオロベンジル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−カルボン酸(750mg、3.39mmol、収率77%)を得た。
【0442】
MS (m/z) 222 (M+H
+)。
【0443】
製法80:
(1−メチル−2−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b][1,4]ジアゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル
【化124】
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【0444】
窒素下、室温で撹拌したTHF(25mL)中、NaH(72.1mg、1.803mmol)の懸濁液に、THF(10mL)中、(2−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b][1,4]ジアゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル(500mg、1.803mmol)の溶液を5分かけて滴下した。この反応混合物を室温で1時間撹拌した後、ヨードメタン(0.114mL、1.821mmol)を2分かけて滴下した。この反応混合物を室温で36時間撹拌した。この反応物を水(40mL)で急冷し、EtOAc(3×75mL)で抽出した。有機層を無水Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮し、粗生成物(700mg)を得た。これを、ヘキサン中25〜50%のEtOAcを用いてシリカゲルカラムにより精製し、(1−メチル−2−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b][1,4]ジアゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル(340mg、1.162mmol、収率64%)を灰白色固体として得た。
【0445】
MS (m/z) 192.15 ([M-BOC] + H
+)。
【0446】
製法81:
(1,5−ジメチル−2−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b][1,4]ジアゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル
【化125】
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【0447】
DMF(2mL)中、(2−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b][1,4]ジアゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル(167mg、0.602mmol)の溶液に、Cs
2CO
3(785mg、2.409mmol)、次いで、MeI(0.113mL、1.807mmol)を加えた。この反応混合物を室温で一晩撹拌した。この溶液をEtOAcで希釈し、水およびブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮した。粗材料をbiotageカラム(10〜60%EA/ヘキサン)により精製し、(1,5−ジメチル−2−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b][1,4]ジアゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル(123mg、0.403mmol、収率66.9%)を得た。
【0448】
製法82:
(1−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b][1,4]ジアゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル
【化126】
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【0449】
アセトン(10mL)中、(2−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b][1,4]ジアゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル(500mg、1.803mmol)および炭酸カリウム(336mg、2.434mmol)の懸濁液に、ヨードメタン(1.240mL、19.83mmol)を加えた。この反応混合物を密閉し、CEMマイクロ波オペレーターを用いて80℃40分間加熱した。冷却後、反応混合物を濾過し、減圧下で濃縮し、粗生成物(600mg)を得た。粗生成物を、溶出剤としてヘキサン中20〜40%の酢酸エチルを用いるシリカゲル(100〜200メッシュ)フラッシュクロマトグラフィーにより精製し、(1−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b][1,4]ジアゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル(390mg、1.298mmol、収率72.0%)を得た。
【0450】
TLC: ヘキサン中30%EtOAc; Rf: 0.35。MS (m/z) 290.21 (M+H
+)。
【0451】
製法83:
2−(4−フルオロ−3−ニトロフェニル)−5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール
【化127】
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【0452】
1,1,1−トリエトキシエタン(85ml、467mmol)中、4−フルオロベンズオヒドラジド(18g、117mmol)の懸濁液を150℃で加熱した。24時間150℃で還流した後、この反応溶液を室温まで冷却したところ、その後、固体が析出した。窒素で2〜3分フラッシュした後、得られた固体をヘキサン中1〜2%のエチルエーテルで処理した。固体を回収し、ヘキサンで洗浄した後、50℃で真空乾燥させ、2−(4−フルオロフェニル)−5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール(17.80g、99mmol、収率85%)を淡褐色固体として得た:
【0453】
MS (m/z) 179.0 (M+H
+);
1H NMR (DMSO-d
6) δ: 7.97 - 8.10 (m, 2H), 7.38 - 7.51 (m, 2H), 2.58 (s, 3H)。
【0454】
0℃で、濃(発煙)H
2SO
4(8ml)中、2−(4−フルオロフェニル)−5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール(2g、11.23mmol)の懸濁液(部分的溶液、暗赤色に近い)に、硝酸(1.394ml、28.1mmol)を加えた(溶液の色は橙黄色に変わった)。0℃で30分後、反応溶液を冷水(300ml前後)に注いだ。
生じた固体を濾取し、水で洗浄した。淡黄褐色固体を真空炉にて50℃で一晩乾燥させ、2−(4−フルオロ−3−ニトロフェニル)−5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール(2.28g、10.22mmol、収率91%)を得た;
【0455】
MS (m/z) 224.0 (M+H
+);
1H NMR (DMSO-d
6) δ: 8.61 (dd, J = 7.1, 2.3 Hz, 1H), 8.38 (ddd, J = 8.8, 4.3, 2.3 Hz, 1H), 7.84 (dd, J = 11.1, 8.8 Hz, 1H), 2.62 (s, 3H)。
【0456】
標題実施例の化合物の製造に用いた以下の中間体は、上記のものと類似の方法を用いて合成した。
【0457】
【化128】
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【0458】
製法84:
(S)−3−アミノ−5−メチル−8−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−4(5H)−オン、ビスヒドロクロリド・クロリド
【化129】
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【0459】
EtOH(5.0mL)中、3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−8−カルボン酸(S)−エチル(0.45g、1.235mmol)と無水ヒドラジン(0.465mL、14.82mmol)の混合物を一晩、加熱還流した。次に、溶媒を真空除去し、得られた残渣をエチルエーテルに懸濁させ、濾過し、5%エタノールを含むエチルエーテルで洗浄し、(8−(ヒドラジンカルボニル)−5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル(253.0mg、58.5%)を得た;
【0460】
MS (m/z): 351.3 (M+H
+)。
【0461】
1,1,1−トリエトキシエタン(2896μl、15.89mmol)中、(8−(ヒドラジンカルボニル)−5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル(253.0mg、0.722mmol)の懸濁液を、窒素下、150℃に加熱した。2時間後、この反応混合物を室温まで冷却した。冷却時、固体生成物が沈澱し、濾取した後、少量のエチルエーテルで洗浄し、(5−メチル−8−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル(165.0mg、収率61%)を得た。
【0462】
1H NMR (DMSO-d
6) d: 7.89 (dd, J = 8.5, 1.9 Hz, 1H), 7.66 - 7.78 (m, 2H), 7.25 (d, J = 6.6 Hz, 1H), 4.42 (br. s., 3H), 3.33 (br. s., 3H), 2.60 (s, 3H), 1.35 (s, 9H) ; MS (m/z): 375.3 (M+H
+)。
【0463】
DCM(3.0mL)中、(5−メチル−8−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル(165.0mg、0.441mmol)の溶液に、1,4ジオキサン中4MのHCl溶液(1.653mL、6.61mmol)を加えた。この混合物を室温で1時間撹拌した。反応混合物から固体が沈殿し、それを濾取した後、エチルエーテルで洗浄し、(S)−3−アミノ−5−メチル−8−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−4(5H)−オン、ビスヒドロクロリド・クロリド塩(150.0mg、89%)を得た。
【0464】
MS (m/z): 275.1 (M+H
+)。
【0465】
製法85:
2−アミノ−2−(2−(2−フェニルアセチル)ヒドラゾノ)酢酸エチル
【化130】
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【0466】
エタノール(75mL)およびジエチルエーテル(250mL)中、2−フェニルアセトヒドラジド(20g、133mmol)の溶液に、2−エトキシ−2−イミノ酢酸エチル(20g、138mmol)を加えた。室温で4時間撹拌した。10分後に沈澱が形成され始めた。生じた固体を濾別し、ジエチルエーテルですすぎ、乾燥させ、2−アミノ−2−(2−(2−フェニルアセチル)ヒドラゾノ)酢酸エチル(27.85g、収率82%)を白色固体として得、これをそれ以上精製せずに使用した。
【0467】
MS (m/z) 250 (M+H
+)。
【0468】
製法86:
5−ベンジル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−カルボン酸エチル
【化131】
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【0469】
2−アミノ−2−(2−(2−フェニルアセチル)ヒドラゾノ)酢酸エチル(27.85g、109mmol)をキシレン(300mL)に懸濁させ、ディーンスタークトラップを用い、170℃で24時間加熱した。最初に極めて粘稠な混合物が形成されたが、反応の進行とともに淡黄色となり、均質となった。この反応物を室温まで冷却したところ、固体が析出した。ジエチルエーテルを加え、この反応混合物を氷/水浴中で15分間撹拌した。固体を濾別し、ジエチルエーテルおよびヘキサンですすぎ、乾燥させ、5−ベンジル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−カルボン酸エチル(24.67g、収率95%)を白色固体として得、これをそれ以上精製せずに使用した。
【0470】
MS (m/z) 232 (M+H
+)。
【0471】
製法87:
(6,8−ジフルオロ−7−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル
【化132】
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【0472】
−10℃で撹拌した硫酸(46.0ml、862mmol)中、1,3,5−トリフルオロ−2−メチルベンゼン(6.0g、41.1mmol)の溶液に、硫酸(15.32ml、287mmol)中、硝酸(1.835ml、41.1mmol)の混合物を10分かけて滴下した。この反応混合物を−10〜15℃で1.5時間撹拌したところ、この時、TLCは出発材料が消費されたことを示した。この反応混合物を氷−水(500mL)に注ぎ、DCM(250mL)で抽出し、有機層を水(100mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮し、1,3,5−トリフルオロ−2−メチル−4−ニトロベンゼン(6.9g、31.3mmol、収率76%)を黄色の液体として得た。
【0473】
TLC: ヘキサン中20%EtOAc; Rf: 0.65。GCMS (m/z) 191 (M
+)。
【0474】
0℃、窒素下で撹拌したDMF(70mL)中、1,3,5−トリフルオロ−2−メチル−4−ニトロベンゼン(6.9g、36.1mmol)およびNaH(2.89g、72.2mmol)の溶液に、DMF(70mL)中、(S)−2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−3−ヒドロキシプロパン酸(7.41g、36.1mmol)の溶液を5分かけて滴下した。この反応混合物を0〜25℃で3時間撹拌したところ、この時、TLCは出発材料が消費されたことを示した。次に、0.5M HCl(250mL)を加え、水相をEtOAc(500mL)で抽出した。有機層を水(100mL×2)、次いで、ブライン(100mL)で洗浄した。有機層を無水Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮し、粗(S)−2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−3−(3,5−ジフルオロ−2−メチル−6−ニトロフェノキシ)プロパン酸および(S)−2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−3−(3,5−ジフルオロ−4−メチル−2−ニトロフェノキシ)プロパン酸(1:1混合物)(12g、32mmol、収率89%)を黄色のガムとして得た。この粗化合物を次の工程に送った。
【0475】
TLC: DCM中10%MeOH; Rf: 0.3。MS (m/z) 375 (M-H
+)。
【0476】
室温、窒素下で撹拌したメタノール(250mL)中、(S)−2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−3−(3,5−ジフルオロ−2−メチル−6−ニトロフェノキシ)プロパン酸化合物および(S)−2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−3−(3,5−ジフルオロ−4−メチル−2−ニトロフェノキシ)プロパン酸(1:1)(12g、32mmol)の溶液に、パラジウム炭素(2.55g、2.392mmol)を5分かけて少量ずつ加えた。これらの内容物を60PSI分圧の水素下、25℃で3時間撹拌したところ、この時、TLCは出発材料が消費されたことを示した。この反応混合物をセライトパッドで濾過し、過剰量のメタノール(300mL)で洗浄し、濃縮し、粗(S)−3−(2−アミノ−3,5−ジフルオロ−4−メチルフェノキシ)−2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)プロパン酸化合物および(S)−3−(2−アミノ−3,5−ジフルオロ−6−メチルフェノキシ)−2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)プロパン酸(1:1混合物)(9g、回収率92%)を得た。TLC: DCM中10%MeOH; Rf: 0.4。この化合物をそれ以上精製せずに次の工程で使用した。
【0477】
20℃、窒素下で撹拌したDMSO(90mL)中、(S)−3−(2−アミノ−3,5−ジフルオロ−4−メチルフェノキシ)−2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)プロパン酸化合物および(S)−3−(2−アミノ−3,5−ジフルオロ−6−メチルフェノキシ)−2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)プロパン酸(1:1)(9g、26.0mmol)およびDIEA(6.81mL、39.0mmol)の溶液に、HATU(9.88g、26.0mmol)を5分かけて少量ずつ加えた。この反応混合物を25℃で20時間撹拌したところ、この時、TLCは出発材料が消費されたことを示した。この反応物を水(500mL)で急冷し、EtOAc(300mL)で抽出し、有機層を無水Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮し、粗生成物を得た。これを分取HPLCにより精製し、(6,8−ジフルオロ−7−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチルと(6,8−ジフルオロ−9−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチルの位置異性体混合物(1.98g、23%)を淡褐色固体として得た。目的の位置異性体は、位置異性体混合物(2.57g、7.8mmol)のキラルHPLC(カラム:Chiralpak−IC(250
*30
*5.0μ)、移動相:n−ヘキサン:IPA(80:20)、流速:30ml/分)により単離し、(6,8−ジフルオロ−7−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル(710mg、回収率27%)を灰白色固体として得た。
【0478】
1H NMR (DMSO-d
6) δ: 9.8 (s, 1H), 7.15 (m, 1H), 6.95 (m, 1H), 4.35 (m, 3H), 3.15 (s, 3H), 1.35 (s, 9H)。MS (m/z) 329 (M+H
+)。
【0479】
製法88:
7−クロロ−9−フルオロ−4,5−ジヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−2(3H)−オン
【化133】
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【0480】
室温、空気中で撹拌したエタノール(32mL)および水(16mL)中、6−クロロ−8−フルオロ−3,4−ジヒドロナフタレン−1(2H)−オン(3.2g、16.11mmol)の溶液に、酢酸ナトリウム(2.64g、32.2mmol)および塩酸ヒドロキシルアミン(2.239g、32.2mmol)を一度に加えた。この反応混合物を100℃で1時間撹拌した。反応を、移動相としてヘキサン中20%の酢酸エチルを用いるTLCによりモニタリングした(2回溶出)。反応が完了したところで反応混合物を蒸発乾固させ、25mLの水を加えた。この懸濁液を5分間撹拌し、濾過し、水(10mL)、ヘキサン(10mL)で洗浄し、真空下で乾燥させ、シンおよびアンチ立体異性体の1:1混合物としての6−クロロ−8−フルオロ−3,4−ジヒドロナフタレン−1(2H)−オンオキシム(3.35g、15.68mmol、収率97%)を淡褐色固体として得た。
【0481】
MS (m/z) 214/216 (M+H
+)。
【0482】
5℃、窒素下で撹拌したDCM(90mL)中、6−クロロ−8−フルオロ−3,4−ジヒドロナフタレン−1(2H)−オンオキシム(3.2g、14.98mmol)およびTEA(6.26mL、44.9mmol)の溶液に、塩化トシル(8.57g、44.9mmol)を5分かけて少量ずつ加えた。この反応混合物を室温で18時間撹拌した。反応の完了後(ヘキサン中20%の酢酸エチルでのTLCによりモニタリングした)、反応混合物を水で希釈し、DCM(2×90mL)で抽出した。有機層を分離し、水(2×50mL)で洗浄し、合わせた有機相をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で蒸発させ、粗生成物を得た。この粗生成物をシリカゲルカラムに加え、ヘキサン/EtOAcで溶出した。5〜6%EtOAc溶出から回収した生成物画分を減圧下で濃縮し、シンおよびアンチ立体異性体の4:1未同定混合物としての6−クロロ−8−フルオロ−3,4−ジヒドロナフタレン−1(2H)−オンO−トシルオキシム(3.0g、6.61mmol、収率44.1%)を淡褐色固体として得た。
【0483】
1H NMR (DMSO-d
6) δ: 7.95 (m, 2H), 7.35 (m, 2H), 7.0 (m, 2H), 2.85 (m, 2H), 2.65 (m, 2H), 1.8 (m, 2H); MS (m/z) 368/370 (M+H
+)。
【0484】
エタノール(150mL)および水(80mL)中、6−クロロ−8−フルオロ−3,4−ジヒドロナフタレン−1(2H)−オンO−トシルオキシム(3g、8.16mmol)の溶液に、酢酸カリウム(17.61g、179mmol)を加え、この反応混合物を100℃で16時間撹拌した。反応の完了後(ヘキサン中30%酢酸エチルでのTLCにより反応をモニタリングした)、反応混合物を減圧下で蒸発させてエタノールを除去し、残った水層を水(5mL)でさらに希釈し、5℃で30分間冷却した。結果として形成した固体沈澱を濾別し、冷水、ヘキサンで洗浄し、真空下で乾燥させ、7−クロロ−9−フルオロ−4,5−ジヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−2(3H)−オン(1g、4.16mmol、収率51.0%)を褐色固体として得た。
【0485】
1H NMR (DMSO-d
6) δ: 9.43 (s, 1H), 7.35 (d, 1H), 7.22 (s, 1H), 2.75 (m, 2H), 2.15 (m, 4H); MS (m/z) 213/215 (M+H
+)。
【0486】
実施例1:
方法A:
(R)−5−ベンジル−N−(5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]チアゼピン−3−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
【化134】
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【0487】
DCM(30mL)中、5−ベンジルイソキサゾール−3−カルボン酸(208mg、0.919mmol)の溶液に、N1−((エチルイミノ)メチレン)−N3,N3−ジメチルプロパン−1,3−ジアミン塩酸塩(129mg、0.674mmol)および1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール−1−オール水和物(103mg、0.674mmol)、次いで、4−メチルモルホリン(0.202mL、1.839mmol)を加えた。室温で5分間撹拌した後、(R)−3−アミノ−5−メチル−2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]チアゼピン−4(5H)−オン、塩酸塩(150mg、0.613mmol)を加えた。この反応混合物を25℃で5時間撹拌した。LCMSは、生成物および反応が完了したことを示した。全DCMを除去し、200mlのEtOAcを加え、この混合物を水、0.1N HCl水溶液、NaHCO
3水溶液およびブラインで洗浄した。有機相をNa
2SO
4で乾燥させ、減圧下で濃縮し、粗生成物を得た。ISCO精製(ヘキサン中0〜50%のEtOAcで溶出)により、標題化合物を(R)−5−ベンジル−N−(5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]チアゼピン−3−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミドを得た。残渣をエーテルおよびヘキサンで摩砕した。生じた固体を濾過し、ヘキサンですすぎ、回収した(200mg、83%)。
【0488】
1H NMR (400MHz, DMSO-d6) δ = 8.96 (d, J = 7.8 Hz, 1 H), 7.67 (d, J = 7.3 Hz, 1 H), 7.59 (d, J = 4.0 Hz, 2H), 7.44 - 7.19 (m, 6 H), 6.52 (s, 1 H), 4.62 - 4.43 (m, 1 H), 4.21 (s, 2 H), 3.52 (dd, J = 6.8, 11.4 Hz, 1 H), 3.71- 3.44 (m, 1 H), 3.30 (s, 3 H)。MS (m/z) 394 (M+H
+)。
【0489】
実施例2:
方法B:
(R)−5−ベンジル−N−(5−メチル−1,1−ジオキシド−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]チアゼピン−3−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
【化135】
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【0490】
DCM(15mL)中、(R)−5−ベンジル−N−(5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]チアゼピン−3−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(69mg、0.175mmol)の溶液に、0℃で3−クロロベンゾペルオキソ酸(101mg、0.438mmol)を加えた。この反応混合物を0℃で1時間撹拌し、室温まで温めた後、室温で12時間撹拌した。この反応物を冷1N NaOH水溶液で急冷した。DCMで抽出した後、合わせた有機溶液を2.5%Na
2S
2O
3水溶液およびブラインで洗浄した。MgSO
4上での乾燥、濾過、および濃縮の後、残渣をカラムクロマトグラフィー(ISCO 40g、溶出剤:5%〜50%EtOAc/Hex)に付し、(R)−5−ベンジル−N−(5−メチル−1,1−ジオキシド−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]チアゼピン−3−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(60mg、0.141mmol、収率80%)をガムとして得た。DCMおよびヘキサンで摩砕し、白色固体を得た。
【0491】
1H NMR (400MHz, DMSO-d6) δ = 9.14 (d, J = 7.6 Hz, 1 H), 8.06 - 7.90 (m, 2 H), 7.81 (d, J = 8.1 Hz, 1 H),
7.64 (t, J = 7.6 Hz, 1 H), 7.49 - 7.19 (m, 5 H), 6.52 (s, 1 H), 5.76 (s, 1 H), 4.72 (dt, J = 7.5, 11.2 Hz, 1 H), 4.22(s, 2 H), 4.14 - 3.95 (m, 2 H), 3.29 (s, 3 H)。MS (m/z) 426 (M+H
+)。
【0492】
実施例3および4:
方法C:
5−ベンジル−N−((1S,3R)−5−メチル−1−オキシド−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]チアゼピン−3−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミドおよび5−ベンジル−N−((1R,3R)−5−メチル−1−オキシド−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]チアゼピン−3−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
【化136】
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【0493】
DCM(15mL)中、(R)−5−ベンジル−N−(5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]チアゼピン−3−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(75mg、0.191mmol)の溶液に、0℃で、3−クロロベンゾペルオキソ酸(54.8mg、0.238mmol)を加えた。この反応混合物を0℃で1時間撹拌し、室温まで温めた後、室温で12時間撹拌した。この反応物を冷1N NaOH水溶液で急冷した。DCMで抽出した後、合わせた有機溶液を2.5%Na
2S
2O
3水溶液およびブラインで洗浄した。MgSO
4上での乾燥、ろ過、および濃縮の後、残渣をカラムクロマトグラフィー(ISCO 40g、溶出剤:0%〜40%、次いで、60%EtOAc/Hex)に付し、5−ベンジル−N−((1R,3R)−5−メチル−1−オキシド−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]チアゼピン−3−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(64mg、0.156mmol、収率82%))および5−ベンジル−N−((1S,3R)−5−メチル−1−オキシド−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]チアゼピン−3−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(14mg、0.034mmol、収率17.94%)としての2種の異性体を得た。5−ベンジル−N−((1S,3R)−5−メチル−1−オキシド−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]チアゼピン−3−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド。
【0494】
MS (m/z) 410 (M+H
+)。1H NMR (400MHz, DMSO-d6) δ = 9.06 (d, J = 7.8 Hz, 1 H), 7.88 - 7.75 (m, 1 H), 7.73 - 7.63 (m, 2 H), 7.55 -7.44 (m, 1 H), 7.42 - 7.20 (m, 4 H), 6.54 (s, 1 H), 5.76 (s, 1 H), 4.73 (dt, J = 7.6, 11.1 Hz, 1 H), 4.22 (s, 2 H),3.83 (dd, J = 7.5, 14.5 Hz, 1 H), 3.53 (dd, J = 11.1, 14.4 Hz, 1 H), 3.25 (s, 3 H)。5−ベンジル−N−((1R,3R)−5−メチル−1−オキシド−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]チアゼピン−3−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド。MS (m/z) 410 (M+H
+)。
1H NMR (DMSO-d
6) 8.89 - 9.19 (m, 1H), 7.56 - 7.86 (m, 4H), 7.22 - 7.48 (m, 5H), 6.51 (s, 1H), 4.45 - 4.65 (m, 2H), 4.13 - 4.35 (m, 3H), 3.30 (s, 3H)。
【0495】
実施例5:
方法D:
3−ベンジル−N−((S)−5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3−イル)ピペリジン−1−カルボキサミド
【化137】
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【0496】
THF(4ml)中、(S)−3−アミノ−5−メチル−2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−4(5H)−オン、塩酸塩(100mg、0.437mmol)およびEt
3N(0.152ml、1.093mmol)の懸濁液に、0℃で、カルボノクロリジン酸4−ニトロフェニル(97mg、0.481mmol)を加えた。45分後、3−ベンジルピペリジン(0.085ml、0.481mmol)およびEt
3N(0.091ml、0.656mmol)を加え、室温まで温めた。室温で2時間後、この反応混合物を濃縮し、次いで、MeOH−DMSO(2mL、1:1)で希釈した。0.2μM PTFE膜を備えたAcrodisc CR 25mmシリンジフィルターで濾過した後、溶液をHPLC(Waters、カラム: Waters Sunfire
30×150mm、溶出剤:アセトニトリル:水 TFA50〜100%、流速:50ml/分)により精製し、3−ベンジル−N−((S)−5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3−イル)ピペリジン−1−カルボキサミド(52.2mg、0.123mmol、収率28.2%、最適化されていない)をジアステレオマーの混合物として得た。MS(m/z) 393.9 (M+H
+)。キラルカラム(Chilarpak IA−H、溶出剤:補助溶媒:IPA、%補助溶媒:30%無勾配、流速=4mL/分)を用いて分離した後、C−3ピペルジンにおける絶対的立体化学は同定されていないが、2種のジアステレオマーが得られた。
【0497】
異性体A(9.9mg):
1H NMR (CDCl
3) δ: 7.14-7.36 (m, 9H), 5.50 (d, J = 6.3 Hz, 1H), 4.86 (dt, J = 11.1, 6.8 Hz, 1H), 4.63 (dd, J = 9.7, 7.5 Hz, 1H), 4.16 (dd, J = 11.2, 9.7 Hz, 1H), 3.87 (dt, J = 13.1, 1.6 Hz, 1H), 3.72 - 3.81 (m, 1H), 3.43 (s, 3H), 2.88 (ddd, J = 12.9, 11.4, 3.2 Hz, 1H), 2.52 - 2.69 (m, 2H), 2.45 (dd, J = 13.6, 8.1 Hz, 1H), 1.65 - 1.81 (m, 3H), 1.36 - 1.46 (m, 1H), 1.06 - 1.18 (m, 1H)。MS (m/z) 393.9 (M+H
+)。異性体B(13.9mg):
1H NMR (CDCl
3) δ: 7.09 - 7.73 (m, 9H), 5.51 (br. s., 1H), 4.79 - 4.92 (m, 1H), 4.59 - 4.70 (m, 1H), 4.10 - 4.20 (m, 1H), 3.89 (m, 1H), 3.77 (m, 1H), 3.42 (s, 3H), 2.77 - 2.93 (m, 1H), 2.40 - 2.67 (m, 3H), 1.63 - 1.81 (m, 3H), 1.38 - 1.49 (m, 1H), 1.06 - 1.20 (m, 1H)。MS (m/z) 393.9 (M+H
+)。
【0498】
実施例6:
方法E:
(S)−5−ベンジル−N−(8−(2−メトキシエトキシ)−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
【化138】
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【0499】
ポリマー結合PPh
3(負荷量1.6mmol/g、2.5当量、268mg)、(S)−5−ベンジル−N−(8−ヒドロキシ−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(65mg、0.171mmol)および2−メトキシエタノール(0.027mL、0.343mmol)をTHF(3mL)中で合わせた。次に、アゾジカルボン酸ジ−tert−ブチル(79mg、0.343mmol)を加え、混合物を室温で20時間撹拌した。TFA(0.066mL、0.857mmol)を加え、混合物を1時間撹拌した。
反応物をセライトで濾過し、10%MeOH/DCMですすぎ、濃縮した。粗材料をDCMと飽和NaHCO
3とで分配し、層を分離した。有機液を濃縮し、フラッシュクロマトグラフィー、Biotage(4gシリカカラム;0.5〜3%MeOH/DCM(NH
4OH含有)、15分)により精製し、37mgの白色泡沫を収率48%で得た。
【0500】
1H NMR (DMSO-d
6) δ: 9.92 (s, 1H), 8.77 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.25 - 7.40 (m, 5H), 7.02 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 6.70 - 6.79 (m, 2H), 6.57 (s, 1H), 4.80 (dt, J = 10.8, 7.4 Hz, 1H), 4.50 (t, J = 10.6 Hz, 1H), 4.41 (dd, J = 10.5, 6.7 Hz, 1H), 4.23 (s, 2H), 4.01 - 4.13 (m, 2H), 3.60 - 3.68 (m, 2H), 3.30 (s, 3H); MS (m/z) 438.3 (M+H
+)。
【0501】
実施例7:
5−ベンジル−N−(1−ヒドロキシ−5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−3−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
【化139】
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【0502】
(2,5−ジオキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−3−イル)カルバミン酸ベンジル(400mg、1.233mmol)を10mLのTHFに溶かした後、Cs
2CO
3(1.0g、3.08mmol)、次いで、ヨウ化メチル(0.116mL、1.850mmol)を加えた。この反応混合物を室温で16時間維持した。その後、この混合物を濾過した。濾液を濃縮した後、Isco Combiflash(15%〜80%EtOAc/ヘキサン;40g Isco RediSepカラム)により精製した。生成物を含有する画分を合わせて濃縮し、(1−メチル−2,5−ジオキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−3−イル)カルバミン酸ベンジルを黄色油状物として得た(290mg、収率70%)。
【0503】
1H NMR (CDCl
3) d ppm 7.53 - 7.72 (m, 2H), 7.26 - 7.44 (m, 6H), 7.21 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 6.14 (d, J = 6.6 Hz, 1H), 5.02 - 5.18 (m, 2H), 4.95 (ddd, J = 12.6, 6.6, 4.0 Hz, 1H), 3.38 (s, 3H), 3.33 (dd, 1H), 2.94 (dd, J = 19.3, 12.8 Hz, 1H); MS (m/z): 339 (M+H+)。
【0504】
(1−メチル−2,5−ジオキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−3−イル)カルバミン酸ベンジル(290mg、0.857mmol)をエタノール(20mL)に溶かした。パラジウム炭素(負荷量10wt%、91mg、0.857mmol)を加えた。この反応混合物を水素バルーン下、室温で3時間維持した。
この反応混合物を濾過し、濾液を濃縮して黄色油状物を得、その後、これは、高真空下で16時間静置すると白色固体となり、3−アミノ−1−メチル−3,4−ジヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−2,5−ジオンが得られた(158mg、収率90%)。
【0505】
1H NMR (MeOH-d4) d ppm 7.60 - 7.88 (m, 2H), 7.23 - 7.59 (m, 2H), 4.50 - 4.72 (m, 1H), 3.43 (s, 3H), 3.11 - 3.38 (m, 1H), 2.08 - 2.31 (m, 1H); MS (m/z): 205 (M+H+)。
【0506】
5−ベンジルイソキサゾール−3−カルボン酸(29.8mg、0.147mmol)
をDCM(2mL)に溶かした後、N−ヒドロキシベンゾトリアゾール(24.75mg、0.162mmol)およびEDC(31.0mg、0.162mmol)を加えた。この混合物を室温で10分間維持した。N−メチルモルホリン(0.057mL、0.514mmol)および3−アミノ−5−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−1,4(5H)−ジオン(30mg、0.147mmol)を加えた。この反応混合物を室温で16時間維持した。次に、この混合物を濃縮し、残渣をIsco Combiflash(10%〜50%EtOAc/ヘキサン;24g Isco RediSepカラム)により精製した。生成物を含有する画分を合わせて濃縮し、5−ベンジル−N−(5−メチル−1,4−ジオキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−3−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(carboxamid)を透明油状物として得、これは、高真空下で16時間静置すると白色固体となった(42mg、収率73%)。
【0507】
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) d ppm 3.00 (dd, J=19.33, 12.76 Hz, 1 H) 3.39 - 3.48 (m, 4 H) 4.13 (s, 2 H) 5.26 (ddd, J=12.76, 6.44, 3.79 Hz, 1 H) 6.35 (s, 1 H) 7.19 - 7.43 (m, 7 H) 7.55 - 7.72 (m, 2 H) 7.99 (d, J=6.57 Hz, 1 H); MS (m/z): 390 (M+H+)。
【0508】
5−ベンジル−N−(5−メチル−1,4−ジオキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−3−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(20mg、0.051mmol)を2mLのMeOHに溶かした後、NaBH4(2.91mg、0.077mmol)を室温で加えた。この混合物を室温で16時間維持した。次に、この混合物を濃縮し、飽和NaHCO3(水溶液)とDCMとで分液した。有機層を濃縮し、残渣をIsco Combiflash(1%〜10%MeOH/CH
2Cl
2、MeOH中10%NEt3;4g RediSepカラム)により精製した。生成物を含有する回収画分を合わせて濃縮し、5−ベンジル−N−(1−ヒドロキシ−5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−3−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミドを無色の油状物として得た(14mg、収率70%)。
【0509】
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ ppm 2.34 (d, J=4.55 Hz, 1 H) 2.44 (ddd, J=12.13, 10.86, 7.58 Hz, 1 H) 2.67 (td, J=11.68, 8.21 Hz, 1 H) 3.43 (s, 3 H) 4.12 (s, 2 H) 4.51 (dt, J=10.48, 7.89 Hz, 1 H) 5.06 (t, J=3.66 Hz, 1 H) 6.32 (s, 1 H) 7.13 - 7.45 (m, 8 H) 7.67 (dd, J=6.69, 2.15 Hz, 1 H) 7.81 (d, J=7.07 Hz, 1 H); MS (m/z): 392 (M+H
+)。
【0510】
実施例8:
(S)−5−ベンジル−N−(5−メチル−4−オキソ−7−(1H−テトラゾール−5−イル)−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
【化140】
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【0511】
工程1:
(S)−5−ベンジル−N−(7−(1−(2−シアノエチル)−1H−テトラゾール−5−イル)−5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
DCM(2.0mL)中、(S)−3−(5−ベンジルイソキサゾール−3−カルボキサミド)−N−(2−シアノエチル)−5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−7−カルボキサミド(69.0mg、0.146mmol)およびピリジン(0.071mL、0.874mmol)の溶液に、五塩化リン(45.5mg、0.219mmol)を加えた。この反応混合物を3.0時間加熱還流した後、さらに0.25当量のPCl
5を追加した。この反応混合物を室温まで冷却した後、TMSN
3(0.110mL、0.831mmol)を加え、反応混合物を一晩室温で撹拌した。20時間の時点で、この反応混合物にさらに4.0当量のTMS−N
3および3.0当量のピリジンを追加した。反応混合物を数滴の飽和NaHCO
3水溶液、次いで、5分後に過剰量のNaHCO
3で注意深く急冷した。この混合物を15分間撹拌した。有機相を分離し、10%クエン酸水溶液およびブラインで洗浄した。有機相をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、真空濃縮した。残渣をFCC(EtOAc−Hex:50−70%)により精製した。
【0512】
MS (m/z) 499.3 (M+H
+)。
【0513】
工程2:
(S)−5−ベンジル−N−(5−メチル−4−オキソ−7−(1H−テトラゾール−5−イル)−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
THF(2.0mL)中、(S)−5−ベンジル−N−(7−(1−(2−シアノエチル)−1H−テトラゾール−5−イル)−5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(42.0mg、0.084mmol)の溶液に、2.0M NaOH(0.051mL、0.101mmol)を加えた。この反応混合物を2時間撹拌した後、冷1N HClで急冷し、EtOAcで抽出した。有機相をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、その後、真空濃縮した。得られた固体生成物をそれ以上精製せずに使用した(36.0mg、96%)。
【0514】
1H NMR (DMSO-d
6) δ: 8.92 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 8.12 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.94 (dd, J = 8.3, 2.3 Hz, 1H), 7.46 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.25 - 7.39 (m, 6H), 6.55 (s, 1H), 4.87 - 4.96 (m, 1H), 4.67 (dd, J = 11.6, 10.1 Hz, 1H), 4.49 (dd, J = 9.9, 7.6 Hz, 1H), 4.22 (s, 2H), 3.39 (s, 3H)。MS (m/z) 446.3 (M+H
+)。
【0515】
実施例9:
(S)−3−(5−ベンジルイソキサゾール−3−カルボキサミド)−5−メチル−N−(メチルスルホニル)−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−7−カルボキサミド
【化141】
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【0516】
DCM(2.0mL)中、(S)−3−(5−ベンジルイソキサゾール−3−カルボキサミド)−5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−7−カルボン酸(60.0mg、0.142mmol)の懸濁液に、1−クロロ−N,N,2−トリメチルプロプ−1−エン−1−アミン(22.83mg、0.171mmol)をDCM(0.10ml)中の溶液として1分かけて滴下した。この反応混合物を室温で1時間撹拌したところ、均質な溶液となった。この混合物を、1.0mLのDCM中、メタンスルホンアミド(54.2mg、0.570mmol)、TEA(0.079mL、0.570mmol)およびDMAP(1.044mg、8.54μmol)の混合物に滴下し、室温で2時間撹拌を続けた。この反応混合物をEtOAcで希釈した後、10%クエン酸水溶液、水およびブラインで洗浄した。有機相をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、その後、真空濃縮した。残渣をFCC[MeOH−DCM:0−4.0%]により精製し、目的生成物(26.0mg、36.6%)を得た。
【0517】
1H NMR (DMSO-d
6) δ: 8.82 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.95 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 7.83 (dd, J = 8.3, 2.0 Hz, 1H), 7.25 - 7.38 (m, 6H), 7.20 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 6.56 (s, 1H), 4.84 (dt, J = 11.6, 7.8 Hz, 1H), 4.59 (dd, J = 11.7, 10.0 Hz, 1H), 4.42 (dd, J = 9.7, 7.7 Hz, 1H), 4.22 (s, 2H), 3.32 (br. s., 3H), 2.95 (s, 3H)。MS (m/z) 499.1 (M+H
+)。
【0518】
実施例10:
方法F:
(S)−5−ベンジル−N−(7−フルオロ−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
【化142】
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【0519】
DMSO(1mL)中、5−ベンジルイソキサゾール−3−カルボン酸(79mg、0.390mmol)およびDIEA(0.186mL、1.064mmol)の溶液に、HATU(135mg、0.355mmol)を一度に加えた。室温で5分間撹拌した後、この混合物に、DMSO(1mL)中、(S)−3−アミノ−7−フルオロ−2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−4(5H)−オン、トリフルオロ酢酸塩(110.0mg、0.355mmol)の溶液を滴下した。この反応物を室温で2時間撹拌した。LCMS分析は、出発材料がなお残留していることを示した。追加量のDIEA(0.20mL)およびHATU(0.11g)を加え、この反応物を2時間撹拌した。反応混合物をEtOAcで希釈した後、水(3回)、NH
4Clおよびブラインで洗浄した。この溶液をNa
2SO
4で乾燥させ、真空濃縮させた後、残渣をFCC[EtOAc/Hex:25〜60%]により精製し、目的生成物(50mg、37%)を得た。
【0520】
1H NMR (DMSO-d
6) δ: 10.21 (s, 1H), 8.88 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.25 - 7.40 (m, 5H), 7.17 (dd, J = 8.6, 5.6 Hz, 1H), 6.92 - 7.00 (m, 2H), 6.55 - 6.59 (m, 1H), 4.83 (dt, J = 10.5, 7.5 Hz, 1H), 4.38 - 4.53 (m, 2H), 4.23 (s, 2H)。MS (m/z) 382.9(M+H
+)。
【0521】
実施例11:
方法G:
(S)−5−ベンジル−N−(7−(3−イソプロピルウレイド)−5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
【化143】
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【0522】
0℃で、DMF(0.50mL)中、(S)−N−(7−アミノ−5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3−イル)−5−ベンジルイソキサゾール−3−カルボキサミド(50.0mg、0.112mmol)の溶液に、2−イソシアナトプロパン(0.023mL、0.235mmol)を加えた。2日後、さらなる2−イソシアナトプロパン(0.023mL、0.235mmol)を追加し、反応を継続した。この反応混合物をEtOAcで希釈した後、それを飽和NH
4Cl、水、およびブラインで順次洗浄した。有機相をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、その後、真空濃縮した。残渣をFCC[EtOAc/Hex−45〜80%]により精製した。
【0523】
1H NMR (DMSO-d
6) δ: 8.83 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 8.44 (s, 1H), 7.57 (d, J = 2.5 Hz, 1H), 7.25 - 7.38 (m, 5H), 7.12 - 7.16 (m, 1H), 7.05 - 7.09 (m, 1H), 6.55 (s, 1H), 6.06 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 4.83 (dt, J = 11.4, 8.1 Hz, 1H), 4.46 - 4.53 (m, 1H), 4.33 (dd, J = 9.9, 7.8 Hz, 1H), 4.22 (s, 2H), 3.71 - 3.81 (m, 1H), 3.26 (s, 3H), 1.11 (s, 3H), 1.09 (s, 3H)。MS (m/z) 478.2 (M+H
+)。
【0524】
実施例12:
方法H:
(S)−5−ベンジル−N−(5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−カルボキサミド
【化144】
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【0525】
イソプロパノール(150mL)中、(S)−3−アミノ−5−メチル−2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−4(5H)−オン、塩酸塩(4.00g、16.97mmol)、5−ベンジル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−カルボン酸、塩酸塩(4.97g、18.66mmol)およびDIEA(10.37mL、59.4mmol)の混合物を10分間激しく撹拌した後、2,4,6−トリプロピル−1,3,5,2,4,6−トリオキサトリホスフィナン2,4,6−トリオキシド(T3P)(EtOAc中50重量%)(15.15mL、25.5mmol)を加えた。この混合物を室温で10分間撹拌した後、水で急冷し、濃縮してイソプロパノールを除去した。得られた粗材料をEtOAcに溶かし、1M HCl、飽和NaHCO
3およびブラインで洗浄した。有機液を濃縮し、カラムクロマトグラフィー(220gシリカカラム;20〜90%EtOAc/ヘキサン、15分;90%、15分)により精製し、標題化合物を淡橙色の泡沫として得た(5.37g、83%)。
【0526】
1H NMR (MeOH-d
4) δ: 7.40 - 7.45 (m, 1H), 7.21 - 7.35 (m, 8H), 5.01 (dd, J = 11.6, 7.6 Hz, 1H), 4.60 (dd, J = 9.9, 7.6 Hz, 1H), 4.41 (dd, J = 11.4, 9.9 Hz, 1H), 4.17 (s, 2H), 3.41 (s, 3H); MS (m/z) 378.3 (M+H
+)。
【0527】
別法の製法:
DCM(2.5L)中、(S)−3−アミノ−5−メチル−2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−4(5H)−オン塩酸塩(100g、437mmol)、5−ベンジル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−カルボン酸塩酸塩(110g、459mmol)の溶液に、DIPEA(0.267L、1531mmol)を15℃で加えた。この反応混合物を10分間撹拌し、酢酸エチル中≧50重量%の2,4,6−トリプロピル−1,3,5,2,4,6−トリオキサトリホスフィナン2,4,6−トリオキシド(0.390L、656mmol)を15℃でゆっくり加えた。室温で60分間撹拌した後、LCMSは反応が完了したことを示し、この時にそれを水で急冷し、DCMとの間で分配し、0.5N HCl水溶液(2L)、飽和NaHCO
3水溶液(2L)、ブライン(2L)および水(2L)で洗浄した。有機相を分離し、活性炭(100g)および硫酸ナトリウム(200g)を加えた。この暗色の溶液を1時間振盪した後に濾過した。
次に、濾液を減圧下で濃縮し、生成物を黄褐色泡沫として得た(120g)。この生成物を高真空下、50℃で16時間乾燥させた。
1H NMRは、4〜5重量%の酢酸エチルの存在を示した。このサンプルをEtOH(650ml)に溶かし、30分間撹拌し、その後、ロタベーパ(水浴 T=45℃)を用いて溶媒を除去した。生成物を高真空下、室温で16時間乾燥させた(118g、収率72%)。この生成物を高真空下、50℃で5時間さらに乾燥させた。
1H NMRは、<1%のEtOHと酢酸エチルの不在を示した。
【0528】
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 4.12 (s, 2 H), 4.31 - 4.51 (m, 1 H), 4.60 (t, J=10.36 Hz, 1 H), 4.83 (dt, J=11.31, 7.86 Hz, 1 H), 7.12 - 7.42 (m, 8 H), 7.42 - 7.65 (m, 1 H), 8.45 (br. s., 1 H), 14.41 (br. s., 1 H)。MS (m/z) 378 (M + H
+)。
【0529】
結晶化:
(S)−5−ベンジル−N−(5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−カルボキサミド(100mg)を60℃で0.9mLのトルエンおよび0.1mLのメチルシクロヘキサンに溶かした後、室温(20℃)で4日間激しく撹拌した。4日後、灰白色固体を回収した(76mg、回収率76%)。この材料の粉末X線回折(PXRD)図形を
図7に示し、対応する回折データを表1に示す。
【0530】
PXRD分析は、銅アノードX線管、プログラム可能なスリット、およびニッケルフィルターを取り付けたX’Celerator検出器を備えたPANanalytical
X’Pert Pro回折装置を用いて行った。2〜40°2θの範囲にわたってthe 銅Kα線粉末回折図形を生成するためにジェネレーターテンションおよび電流をそれぞれ45kVおよび40mAに設定した。瑪瑙乳鉢と乳棒を用いて試料を軽く摩砕し、得られた微粉末をケイ素ゼロバックグラウンドプレートに載せた。
【0531】
【表2】
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【0532】
実施例13:
方法I:
(S)−5−ベンジル−N−(2−オキソ−7−(1H−ピラゾール−3−イル)−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−カルボキサミド
【化145】
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【0533】
(S)−5−ベンジル−N−(7−ブロモ−2−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−カルボキサミド(60mg、0.136mmol)、3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−カルボン酸tert−ブチル(40.1mg、0.136mmol)、Pd(PPh
3)
4(29.8mg、0.026mmol)およびK
2CO
3(107mg、0.775mmol)を1,4−ジオキサン(2mL)および水(1mL)中で混合した。この反応混合物をEmrys Optimizer(150W、吸収ノーマル)に入れ、130℃で20分間マイクロ波を照射した。この反応混合物を濾過し、濾液を濃縮した。残渣を逆相HPLC(Waters Sunfire 30×150mm、26〜60%CH
3CN:H
2O(0.1%TFA)、50mg/mL)により精製した。生成物を含有する回収画分を合わせ、NaHCO
3により中和した後、濃縮し、目的生成物を白色固体として得た(6mg、収率11%)。
【0534】
1H NMR (DMSO-d
6) δ ppm 10.05 (s, 1H), 8.31 (br. s., 1H), 7.77 (s, 1H), 7.65 - 7.75 (m, 2H), 7.19 - 7.42 (m, 5H), 7.07 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 6.71 (d, J = 1.5 Hz, 1H), 4.38 (dt, J = 11.2, 7.9 Hz, 1H), 4.12 (s, 2H), 2.66 - 2.90 (m, 2H), 2.42 - 2.51 (m, 1H), 2.28 (br. s., 1H); MS (m/z): 428 (M+H
+)。
【0535】
実施例14:
(S)−3−(5−ベンジルイソキサゾール−3−カルボキサミド)−5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−7−カルボン酸
【化146】
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【0536】
THF(6mL)/水(2.0mL)中、3−(5−ベンジルイソキサゾール−3−カルボキサミド)−5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−7−カルボン酸(S)−メチル(332mg、0.762mmol)の溶液に、LiOH(1.144mL、1.144mmol)を水溶液として加えた。この反応物を室温で約2時間撹拌した。この反応混合物を水で希釈した後、EtOAcで2回抽出した。水相をpH約3.0に酸性化した後、それをEtOAcで抽出した。
この有機相をNa
2SO
4で乾燥させた後、濾過し、真空濃縮し、目的生成物を固体として得た。この固体をトルエン中で温めた後、デカントして最終固体生成物を得、これをそのまま次の工程で使用した。
【0537】
1H NMR (DMSO-d
6) δ: 13.18 (br. s., 1H), 8.87 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.98 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.85 (dd, J = 8.3, 2.0 Hz, 1H), 7.25 - 7.38 (m, 6H), 6.55 (s, 1H), 4.87 (dt, J = 11.8, 7.7 Hz, 1H), 4.64 (dd, J = 11.6, 10.1 Hz, 1H), 4.46 (dd, J = 9.9, 7.6 Hz, 1H), 4.22 (s, 2H)。MS (m/z) 422.3 (M+H
+)。
【0538】
実施例15:
方法J:
(S)−N−(7−アセトアミド−5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3−イル)−5−ベンジルイソキサゾール−3−カルボキサミド
【化147】
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【0539】
(S)−N−(7−アセトアミド−5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3−イル)−5−ベンジルイソキサゾール−3−カルボキサミド。0℃で、THF(2.0mL)中、(S)−N−(7−アミノ−5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3−イル)−5−ベンジルイソキサゾール−3−カルボキサミド(60.0mg、0.153mmol)の溶液に、DIEA(0.061mL、0.352mmol)、次いで、AcCl(10.87μL、0.153mmol)を加えた。この反応混合物をLCMSによりモニタリングした。反応は、10分後に所望の質量を示し、総ての出発材料が消費されていた。反応混合物を濃縮して固体残渣を得た。この固体を少量のDCMおよび1mLの25%EtOAc/Hexに懸濁させた。この懸濁液を軽く温めた後に冷却し、濾過し、固体生成物を回収した。この固体をエチルエーテルで洗浄した。収量=56mg固体粉末;NMRはかなり不純なことを示したので、サンプルをFCC[MeOH−DCM:0−3.0%]に付した。収量=18mg。
【0540】
1H NMR (DMSO-d
6) δ: 10.11 (s, 1H), 8.86 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.71 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 7.25 - 7.42 (m, 6H), 7.15 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 6.55 (s, 1H), 4.84 (dt, J = 11.6, 8.0 Hz, 1H), 4.49 - 4.56 (m, 1H), 4.35 (dd, J = 9.9, 7.8 Hz, 1H), 4.22 (s, 2H), 3.27 (s, 3H), 2.06 (s, 3H)。MS (m/z) 435.3 (M+H
+)。
【0541】
実施例16:
方法K:
(S)−(3−(5−ベンジル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−カルボキサミド)−2−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−7−イル)ボロン酸
【化148】
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【0542】
(S)−5−ベンジル−N−(2−オキソ−7−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−カルボキサミド(65mg、0.133mmol)を2mLのTHFに溶かした後、過ヨウ素酸ナトリウム(28.5mg、0.133mmol)、次いで、HCl(H
2O中1N、0.041mL、1.334mmol)を加えた。この混合物を室温で2時間維持した。次に、この混合物を濃縮し、残渣をIsco Combiflash(2%〜10%MeOH/CH
2Cl
2、MeOH中10%NEt
3;40g RediSepカラム)により精製した。生成物を含有する回収画分を合わせて濃縮し、目的生成物を無色の油状物として得、その後、これを凍結乾燥させて白色固体を得た(36mg、収率67%)。
【0543】
1H NMR (400 MHz, MeOD-d4) δ ppm 2.11 - 2.32 (m, 1 H) 2.57 - 2.74 (m, 1 H) 2.74 - 2.89 (m, 1 H) 2.97 (td, J=13.33, 7.96 Hz, 1 H) 4.12 - 4.22 (m, 2 H) 4.49 - 4.65 (m, 1 H) 6.98 - 7.17 (m, 1 H) 7.19 - 7.43 (m, 5 H) 7.51 - 7.66 (m, 1 H) 7.71 (br. s., 1 H); MS (m/z): 406 (M+H
+)。
【0544】
実施例17:
(S)−(3−(3−ベンジル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド)−2−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−8−イル)ボロン酸
【化149】
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【0545】
DCM(30mL)中、(S)−3−アミノ−8−ブロモ−4,5−ジヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−2(3H)−オン(1.0g、3.92mmol)の混合物に、TEA(0.820mL、5.88mmol)およびBOC
2O(0.956mL、4.12mmol)を加えた。混合物を室温で1.5時間撹拌したところ、固体沈澱が析出した。水を加え、この混合物を5分間撹拌し、固体を濾過し、乾燥させ、869mgの(8−ブロモ−2−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチルを淡黄色固体として得た。濾液の層を分離し、有機液を濃縮して固体を得た。固体をジエチルエーテル中で摩砕し、濾過し、乾燥させ、390mgの淡黄色固体を得た。収率=87%。
【0546】
1H NMR (DMSO-d
6) δ: 9.81 (s, 1H), 7.29 - 7.33 (m, 1H), 7.24 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.18 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 7.05 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 3.86 (dt, J = 12.0, 8.1 Hz, 1H), 2.56 - 2.72 (m, 2H), 2.19 (m, 1H), 2.06 (td, J = 12.3, 7.3 Hz, 1H), 1.34 (s, 9H); MS (m/z) 355/357 (臭素分裂パターン) (M+H
+)。
【0547】
1,4−ジオキサン(10mL)中、(8−ブロモ−2−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル(385mg、1.084mmol)、酢酸カリウム(532mg、5.42mmol)およびビス(ピナコラト)ジホウ素(330mg、1.301mmol)の混合物に5分間、窒素を通じた。その後、PdCl
2(dppf)−CH
2Cl
2付加物(89mg、0.108mmol)を加え、混合物を95℃で2時間加熱した。反応物を室温まで冷却し、水および酢酸エチルで希釈し、セライトプラグで濾過した。濾液の層を分離した。有機液を濃縮し、Biotage(10gシリカカラム、10〜50%E/H、10分;70%、5分)により精製し、344mgの(2−オキソ−8−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチルを黄褐色固体として収率77%で得た。
【0548】
1H NMR (DMSO-d
6) δ: 9.70 (s, 1H), 7.41 (d, J = 7.3 Hz, 1H), 7.28 - 7.33 (m, 2H), 7.00 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 3.83 (dt, J = 11.9, 8.3 Hz, 1H), 2.68 (m, 2H), 2.18 (m, 1H), 2.08 (m, 1H), 1.34 (s, 9H), 1.30 (s, 12H); MS (m/z) 403.4 (M+H
+)。
【0549】
DCM(3mL)中、(2−オキソ−8−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−3−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル(70mg、0.174mmol)の混合物に、ジオキサン中4.0MのHCl(218μl、0.870mmol)を加えた。混合物を室温で2日間撹拌し、濃縮して溶媒を除去し、(S)−3−ベンジル−N−(2−オキソ−8−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−3−イル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを得、これをそのまま次の工程で使用した。
【0550】
MS (m/z) 303.3 (M+H
+)。
【0551】
CH
3CN(1mL)およびDMSO(0.3mL)中、3−ベンジル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸(38.7mg、0.191mmol)およびHATU(79mg、0.209mmol)の溶液を40分間撹拌した。次に、それを、CH
3CN(1mL)中、N−メチルモルホリン(0.067mL、0.609mmol)と(S)−3−アミノ−8−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−2(3H)−オン(前工程から得られたもの)の混合物に加えた。この混合物を室温で40分間撹拌した。激しく撹拌しながら、水(5mL)をゆっくり加えた。固体が析出し、それを5分間撹拌し、濾過し、乾燥させ、60mgの淡褐色固体を収率70%で得た。
【0552】
1H NMR (MeOH-d4) δ: 7.58 (d, J = 7.3 Hz, 1H), 7.46 (s, 1H), 7.27 - 7.37 (m, 4H), 7.19 - 7.26 (m, 4H), 6.49 (br. s., 1H), 4.54 (dd, J = 11.6, 8.1 Hz, 1H), 4.02 (s, 2H), 2.98 (td, J = 13.2, 8.0 Hz, 1H), 2.75 - 2.83 (m, 1H), 2.61 (m, 1H), 2.16 - 2.28 (m, 1H), 1.36 (s, 12H); MS (m/z) 487.5 (M+H
+)。
【0553】
THF(2mL)中、(S)−3−ベンジル−N−(2−オキソ−8−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−3−イル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド(45mg、0.093mmol)の溶液に、ポリマー結合型のベンゼンボロン酸[5当量、0.46mmol、170mg(負荷量2.6mmol/gと仮定)、負荷量2.6〜3.2mmol/g]および濃HCl(0.039mL、0.463mmol)を加えた。混合物を室温で3日間撹拌した。反応は完了しているとは言えなかったので、さらなるポリマー結合型ベンゼンボロン酸(50mg)を追加し、混合物をさらに4時間撹拌し、その後、濾過して樹脂を除去し、濃縮した。水(3mL)を加えたところ、固体が形成した。固体を濾過し、カラムクロマトグラフィー(4gシリカカラム;50〜100%酢酸エチル/ヘキサン、次いで、10%メタノール/酢酸エチル)により精製し、9mgの(S)−(3−(3−ベンジル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド)−2−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−8−イル)ボロン酸を灰白色固体として収率33%で得た。
【0554】
1H NMR (MeOH-d4) δ: 7.46 (d, J = 7.3 Hz, 1H), 7.28 - 7.36 (m, 4H), 7.21 - 7.26 (m, 3H), 6.48 (br. s., 1H), 4.56 (dd, J = 11.2, 8.0 Hz, 1H), 4.03 (s, 2H), 2.92 - 3.03 (m, 1H), 2.73 - 2.81 (m, 1H), 2.63 (br. s., 1H), 2.20 (m, 1H); MS (m/z) 405.4 (M+H
+)。
【0555】
以下の化合物は、示された方法を用い、適当なアミンと酸のカップリングにより製造した。
【0556】
【表3】
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【0557】
実施例161:
(S)−5−ベンジル−N−(7−クロロ−2−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−カルボキサミド
【化150】
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【0558】
製法1:
標題化合物は、方法Hを用い、適当なアミンと酸のカップリングにより製造した。
【0559】
製法2:
ジクロロメタン(1500ml)中、(S)−3−アミノ−4,5−ジヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−2(3H)−オン(50g、284mmol)、5−ベンジル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−カルボン酸(72.1g、355mmol)の溶液に、15℃で、DIPEA(173ml、993mmol)を加えた。この反応混合物を20分間撹拌し、2,4,6−トリプロピル−1,3,5,2,4,6−トリオキサトリホスフィナン2,4,6−トリオキシド(236ml、397mmol)を15℃でゆっくり加えた。この反応物を一晩撹拌した。生じた固体を濾過し、固体をDCMで洗浄した。この固体を真空下、50℃で一晩乾燥させた。濾過のため、それをロータリーエバポレーター下で濃縮して粘着性の残渣を得、多量の冷水を加え、撹拌しながら、ゆっくり沈澱した白色固体を回収し、その固体を水およびエチルエーテルで洗浄した。この固体を真空下、50℃で3日間乾燥させ、生成物(S)−5−ベンジル−N−(2−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−カルボキサミドを得た(全回収量:102g、282mmol、収率99%)。
【0560】
1H NMR (MeOH-d4) δ: 7.18 - 7.48 (m, 8H), 7.10 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 4.58 (m, 1H), 4.17 (s, 2H), 2.97 (m 1H), 2.77 (m, 1H), 2.67 (m, 1H), 2.23 (m, 1H)。MS (m/z) 362 (M+H
+)。
【0561】
DMA(700ml)中、(S)−5−ベンジル−N−(2−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−カルボキサミド(35g、97mmol)の溶液に、0℃でNCS(14.87g、111mmol)を加えた。30分後、この反応混合物を室温まで温め、撹拌を5時間続けた。この反応混合物に2回目のNCS(3.88g、29.1mmol)を追加し、撹拌をさらに24時間続けた。その後、3回目のNCS(1.293g、9.68mmol)を追加し、この溶液を室温でさらに16時間撹拌した。次に、この反応物を冷水で急冷した。白色固体を濾取し、水で3回洗浄し、(S)−5−ベンジル−N−(7−クロロ−2−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−カルボキサミド(36g、91mmol、収率94%)を得た。この生成物を一晩風乾した。さらなる精製は、(S)−5−ベンジル−N−(7−クロロ−2−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−カルボキサミド(10g、25.3mmol)を温メタノール(500mL)に1時間懸濁させることにより行った。その後、この溶液を室温まで冷却し、濾過し、固体をメタノールで2回洗浄し(75mL)、生成物を得た(7g、収率70%)。
【0562】
1H NMR (DMSO-d
6) δ: 10.06 (s, 1H), 8.31 (br. s., 1H), 7.44 (d, J=2.5 Hz, 1H), 7.18-7.40 (m, 7H), 7.05 (d, J=8.6 Hz, 1H), 4.32 (dt, J=11.5, 7.9 Hz, 1H), 4.11 (s, 2H), 2.63-2.80 (m, 2H), 2.37-2.49 (m, 1H), 2.25 (br. s., 1H)。MS (m/z) 396/398 (M+H
+)。
【0563】
以下の化合物は、示された方法を用い、適当なアミンと酸のカップリングにより製造した。
【0564】
【表4】
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【0565】
以下の化合物は、示された酸化法により製造した。
【0566】
【表5】
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【0567】
以下の化合物は、示された方法を用い、適当なアミンのアシル化またはイソシアネート付加により製造した。
【0568】
【表6】
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【0569】
以下の化合物は、示された方法を用い、鈴木カップリングにより製造した。
【0570】
【表7】
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【0571】
以下の化合物は、示された方法を用い、適当なアミンと酸のカップリングにより製造した。
【0572】
【表8】
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【0573】
実施例286:
【化151】
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【0574】
実施例12に記載の手順を用い、(S)−3−アミノ−5−メチル−2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−4(5H)−オン塩酸塩(220mg、0.96mmol)を5−(1−フェニルエチル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−カルボン酸塩酸塩(256mg、1.0mmol)と反応させ、N−((S)−5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3−イル)−5−(1−フェニルエチル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−カルボキサミド(330mg、収率89%)を2種のジアステレオ異性体の混合物として得た。これら2種のジアステレオ異性体の分離は、20:80 EtOAc/0.1%DEA含有ヘキサンで溶出するGilson LCを用いて行った。これら2種のジアステレオ異性体は、それぞれジアステレオマー過剰率>99%および各138mgの収量で単離された。
【0575】
N−((S)−5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3−イル)−5−((S)−1−フェニルエチル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−カルボキサミド:
1H NMR (DMSO-d
6) δ: 8.46 (br. s., 1H), 7.51 (dd, J = 7.7, 1.6 Hz, 1H), 7.08 - 7.45 (m, 8H), 4.84 (dd, J = 11.2, 8.0 Hz, 1H), 4.52 - 4.72 (m, 1H), 4.25 - 4.49 (m, 2H), 3.32 (s, 3H), 1.63 (d, J = 7.3 Hz, 3H)。MS (m/z) 392 (M+H
+)。
【0576】
N−((S)−5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3−イル)−5−((R)−1−フェニルエチル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−カルボキサミド:
1H NMR (DMSO-d
6) δ: 8.45 (br. s., 1H), 7.51 (dd, J = 7.7, 1.9 Hz, 1H), 7.12 - 7.42 (m, 9H), 4.76 - 4.94 (m, 1H), 4.53 - 4.70 (m, 1H), 4.28 - 4.49 (m, 2H), 3.26 - 3.42 (m, 3H), 1.63 (d, J = 7.3 Hz, 3H)。MS (m/z) 392 (M+H
+)。
【0577】
医薬組成物
実施例A
錠剤は常法を用いて作製され、次のように処方される。
成分 1錠当たりの量
化合物 5mg
微晶質セルロース 100mg
ラクトース 100mg
グリコール酸ナトリウムデンプン 30mg
ステアリン酸マグネシウム 2mg
総量 237mg
【0578】
実施例B
カプセル剤は常法を用いて作製され、次のように処方される。
成分 1錠当たりの量
化合物 15mg
乾燥デンプン 178mg
ステアリン酸マグネシウム 2mg
総量 195mg
【0579】
生物学的アッセイ:
生物学的in vitroアッセイ
RIP1のATP結合ポケットにおける新規な試験化合物の相互作用を、蛍光標識ATP競合リガンドとの競合により定量するために蛍光偏光に基づく結合アッセイを開発した。バキュロウイルス発現系からGST−RipK1(1−375)を精製し、10nMの最終アッセイ濃度で用いた。蛍光標識リガンド(14−(2−{[3−({2−{[4−(シアノメチル)フェニル]アミノ}−6−[(5−シクロプロピル−1H−ピラゾール−3−イル)アミノ]−4−ピリミジニル}アミノ)プロピル]アミノ}−2−オキソエチル)−16,16,18,18−テトラメチル−6,7,7a,8a,9,10,16,18−オクタヒドロベンゾ[2”,3”]インドリジノ[8”,7”:5’,6’]ピラノ[3’,2’:3,4]ピリド[1,2−a]インドール−5−イウム−2−スルホネート(下記のように製造)は、5nMの最終アッセイ濃度で用いた。酵素およびリガンドの両方を、50mM HEPES pH7.5、10mM NaCl、50mM MgCl
2、0.5mM DTT、および0.02%CHAPS中の溶液として調製した。試験化合物を無希釈DMSO中に調製し、100nLをマルチウェルプレートの個々のウェルに分注した。次に、5μlのGST−RipK1(1−375)を最終アッセイ濃度の2倍で試験化合物に加え、室温で10分間インキュベートした。インキュベーション後、5μlの蛍光標識リガンド溶液を最終アッセイ濃度の2倍で各反応物に加え、室温で少なくとも15分間インキュベートした。最後に、サンプルを、蛍光偏光を測定することができる装置で読み取った。試験化合物の阻害は、内部アッセイ対照に対する阻害率(%)として表した。濃度応答試験では、正規化データを当てはめ、従来の技術を用いてpIC
50を求めた。pIC
50の平均を採り、最低2回の実験の平均値を求めた。
【0580】
上記の方法を用いて判定したところ、実施例1〜286の化合物は、およそ5.0〜9.0の間のpIC
50を示した。例えば、実施例12、91、102、161、163および169の化合物は、上記の方法においてRIP1キナーゼを、それぞれおよそ7.6、7.6、7.8、7.9、7.9および7.2の平均pIC
50で阻害した。試験を継続すると、報告したこれらの化合物の平均pIC
50に若干の変化が見られた(実施例161(7.7)および実施例169(7.3))。
【0581】
(14−(2−{[3−({2−{[4−(シアノメチル)フェニル]アミノ}−6−[(5−シクロプロピル−1H−ピラゾール−3−イル)アミノ]−4−ピリミジニル}アミノ)プロピル]アミノ}−2−オキソエチル)−16,16,18,18−テトラメチル−6,7,7a,8a,9,10,16,18−オクタヒドロベンゾ[2”,3”]インドリジノ[8”,7”:5’,6’]ピラノ[3’,2’:3,4]ピリド[1,2−a]インドール−5−イウム−2−スルホネートの製造
【化152】
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【0582】
エタノール(100mL)中、2,4,6−トリクロロピリミジン(Alfa、12.25g、66.8mmol)、3−アミノ−5−シクロプロピル−1H−ピラゾール(Fluorochem 8.23g、66.8mmol)およびトリエチルアミン(11.2mL、80.4mmol)の溶液を、Ar(バルーン)下、室温で16時間撹拌した。
溶媒を真空除去し、粗材料を酢酸エチルに溶かした。この溶液を水で洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、蒸発させ、ベージュ色の固体を得た。アセトニトリルからの再結晶後に、純粋な生成物が白色結晶性固体として得られた。第2生成物の取得が可能であった。同じ条件下で行った2回の実施から、29.0g(88%)の2,6−ジクロロ−N−(5−シクロプロピル−1H−ピラゾール−3−イル)ピリミジン−4−アミンが得られた。この生成物は約10%のアセトニトリルを含有していたが、考慮せずに次の工程に送った。
【0583】
ジイソプロピルエチルアミン(Alfa、342mL)中、(5−シクロプロピル−1H−ピラゾール−3−イル)−(2,6−ジクロロ−ピリミジン−4−イル)−アミン(25.8g、0.1モル)および4−アミノフェニルアセトニトリル(Alfa、13.91g、0.11モル)の懸濁液を、Ar(バルーン)下、110℃で16時間撹拌した。得られたガム質の懸濁液をDCMに溶かし、水で洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、濃縮した。DCMが少容量になったところで、この材料を静置し、生成物が溶液から析出した。濾過およびDCMでの洗浄の後、2−(4−((4−クロロ−6−((5−シクロプロピル−1H−ピラゾール−3−イル)アミノ)ピリミジン−2−イル)アミノ)フェニル)アセトニトリルの形成がベージュ色の粉末として得られた(10.6g、30.3%)。
【0584】
{4−[4−クロロ−6−(5−シクロプロピル−1H−ピラゾール−3−イルアミノ)−ピリミジン−2−イルアミノ]−フェニル}−アセトニトリル(1.54g、4.2mmol)および N−(2−アミノプロピル)カルバミン酸tert−ブチル(Aldrich、2.20g、12.6mmol、3.0当量)の混合物を、Ar(バルーン)下、115℃で16時間加熱した。得られたガラス質の固体をカラムクロマトグラフィー(深さ少なくとも25cmのシリカ、溶出剤=DCM→DCM中5%MeOH)により精製した。回収される出発材料は、カラムから溶出する最初の黄色いバンドであり(溶出剤
DCM中、約2%MeOH)、生成物は、第2の黄色いバンドがカラムから出た際に溶出する(溶出剤 DCM中、約4%MeOH)。紫のバンドは、ほとんど総ての生成物が溶出したところで溶出する。これらの画分のTLC分析に良好な溶出剤は、1:1 EtOAc/石油エーテルである。生成物の最初の画分には微量の高R
f材料が混入し、生成物の最後の画分は微量の低R
f材料を含有する。従って、中間部の画分だけを合わせた。
(3−((2−((4−(シアノメチル)フェニル)アミノ)−6−((5−シクロプロピル−1H−ピラゾール−3−イル)アミノ)ピリミジン−4−イル)アミノ)プロピル)カルバミン酸tert−ブチルが黄色泡沫として得られた(0.7g、33.0%)。
【0585】
(3−((2−((4−(シアノメチル)フェニル)アミノ)−6−((5−シクロプロピル−1H−ピラゾール−3−イル)アミノ)ピリミジン−4−イル)アミノ)プロピル)カルバミン酸tert−ブチル(20mg、0.040mmol)を、トリフルオロ酢酸(TFA)(1.9mL)中、水(0.1mL)の氷冷溶液に溶かした。この反応混合物を室温まで温め、合計2時間放置した。余分な酸を減圧下で除去し、油性残渣を乾燥エーテルで数回摩砕した。得られた固体を減圧下で乾燥させた。MS (m/z) 403 (M+H
+)。
分析的C18 HPLCは、1つの主要成分のみを示した。2−(4−((4−((3−アミノプロピル)アミノ)−6−((5−シクロプロピル−1H−ピラゾール−3−イル)アミノ)ピリミジン−2−イル)アミノ)フェニル)アセトニトリルの収率はおよそ98%と評価された。
【0586】
2−(4−((4−((3−アミノプロピル)アミノ)−6−((5−シクロプロピル−1H−ピラゾール−3−イル)アミノ)ピリミジン−2−イル)アミノ)フェニル)アセトニトリルトリフルオロ酢酸塩(3.2mg、6.18μmol)および14−{2−[(2,5−ジオキソ−1−ピロリジニル)オキシ]−2−オキソエチル}−16,16,18,18−テトラメチル−6,7,7a,8a,9,10,16,18−オクタヒドロベンゾ[2”,3”]インドリジノ[8”,7”:5’,6’]ピラノ[3’,2’:3,4]ピリド[1,2−a]インドール−5−イウム−2−スルホネートトリフルオロ酢酸塩(2.6mg、3.37μmol)を2mlのエッペンドルフ管に入れ、DMF(200μl)を加えた。この混合物を総ての固体が解けるまで撹拌し、その後、この混合物をDIPEA(2μl、0.011mmol)の添加によって塩基性とした。この反応物を室温で一晩撹拌した。反応混合物を蒸発乾固させ、DMSO/MeOH(<1ml)に再溶解させ、濾過し(0.2μm)、Phenomenex Jupiter C18分取カラムに適用し、以下の勾配(A=水中0.1%トリフルオロ酢酸、B=0.1%TFA/90%アセトニトリル/10%水):流速=10ml/分、AU=20/10(214nm)で溶出させた。目的の成分は2つの画分に溶出した。両画分を合わせ、蒸発乾固させ、1.4mgの14−(2−{[3−({2−{[4−(シアノメチル)フェニル]アミノ}−6−[(5−シクロプロピル−1H−ピラゾール−3−イル)アミノ]−4−ピリミジニル}アミノ)プロピル]アミノ}−2−オキソエチル)−16,16,18,18−テトラメチル−6,7,7a,8a,9,10,16,18−オクタヒドロベンゾ[2”,3”]インドリジノ[8”,7”:5’,6’]ピラノ[3’,2’:3,4]ピリド[1,2−a]インドール−5−イウム−2−スルホネートを得た。
【0587】
GST−RipK1の調製: His.GST.TEV.RIPK1 1−375
RIPK1遺伝子[受容体(TNFRSF)共役セリン−トレオニンキナーゼ1]を、ヒト副腎cDNAからクローニングした。参照配列NM_003804.3から、pENTR/TEV/D−TOPOへのクローニングのためのCACC Kozak指向タグを付加したプライマーを設計した。Gateway(登録商標)LRクローニングを用い、Invitrogenが記載しているプロトコールに従って、デスティネーションベクターpDEST8−His.GST内に含まれるN末端HisGSTの下流で、部位特異的にRIPK1の組換えを行った。Quikchange Stratagene突然変異誘発キットを製造者のプロトコールに従って用い、アミノ酸375の後に終止コドンを挿入し、pDEST8.His.GST.TEV.ヒトRIPK1 1−375を得た。His.GST.Tev.ヒトRIPK1 1−375バキュロウイルスは、bacシステム(Invitrogen)を製造者の仕様書に従って用いて作出した。ヨトウガ(Spodoptera frugiperda)(Sf9)昆虫細胞のトランスフェクションは、Fugene 6(Roche)を製造者のプロトコールに従って用いて行った。His.GST.TEV.ヒトRIPK1 1−375バキュロウイルス感染昆虫細胞(BIIC)は、David Wasilko and S Edward Lee, TIPS: Titerless Infected Cells Preservation and Scale up, BioProcessing Journal Fall 2006 p29-32に従い、バキュロウイルス生成中に作成した。
20LのSf9細胞を、ウェーブリアクター(WAVE Bioreactor、System 20/50EH)にて、27℃、8×10
6細胞/mlの密度で播種したウェーブバッグ内、揺動速度25rpm、通気量.18〜.22.、無血清Hyclone、SFX培地(HyClone Laboratories、925 West 1800 South Logan、Utah 84321)中で増殖させた。細胞は27℃で増殖した。His.GST.TEV.ヒトRIPK1 1−375バキュロウイルス感染昆虫細胞(BIIC)を用い、1.7〜2.4×10
6の細胞密度でSf9に感染させた。2mlのBIIC(1×10
7細胞/mL)を20Lの細胞に加えた。揺動速度は感染時には25romに引き上げる。感染72時間後にViafugeを用いて採取する。ペレットを秤量し、ウェーブバッグを封止し、−80℃で冷凍する。
【0588】
50gの細胞ペレットを250mlの溶解バッファー(50mM Tris pH7.5、250mM NaCl、1mM DTTおよびコンプリートプロテアーゼ阻害剤タブレット(1/50ml、Roche Diagnostics製)に再懸濁させた。これらの細胞を氷上で、Branson Sonicatorにてラージプローブを用い、出力レベル4にて3×30”の音波処理により溶解させた。次に、この懸濁液を4℃、15,000gで30分の遠心分離により明澄化した。溶解液を不溶性ペレットからデカントし、バッチを、4℃で2時間、緩やかに回転させながら10mlのグルタチオンアガロース(Pierce)に結合させた。次に、これらのビーズをカラムに充填し、溶解バッファー(プロテアーゼ阻害剤不含)でベースラインまで洗浄した後、50mM Tris、pH8中、20mMの還元型グルタチオンで溶出させた。
【0589】
SDS−PAGEにより、目的のタンパク質を含有すると特定された画分をプールし(合計容量10ml)、約5mlまで濃縮し、50mM Tris、pH7.5、150mM NaCl、1mM DTTおよび10%グリセロールで平衡化しておいた300ml
SDX200 SECカラム(GE Healthcare)にロードした。Rip1タンパク質はSECカラムからダイマーとして溶出した。
【0590】
タンパク質濃度は、標品としてBSAを用い、Bradfordアッセイにより決定した。収量は、0.63mg/mlで12.5mgであった。純度は、クーマシー染色SDS−PAGEゲルをスキャンすることにより決定したところ>95%であった。
【0591】
LCMS分析は、主要種がN末端メチオニンを欠損していること、アセチル化されていること、および1つのリン酸化部位を有することを示した。このタンパク質をアリコートに分け、必要に応じて使用するために−80℃で冷凍した。
【0592】
生物学的in vivoアッセイ
RIP1阻害剤の有効性は、マウスにおいてin vivoで、TNF駆動全身性炎症性応答症候群モデル(Duprez, L., et al. 2011. Immunity 35(6):908-918)を用いて試験することができる。このモデルは、約7時間で試験の終了を迎える(体温喪失に関してはIACUCガイダンスに従う)ロングモダリティー(TNF単独のi.v.を使用)、または約3時間で終了させる必要がある(体温喪失に関してはIACUCガイダンスに従う)ショートモダリティー(TNFとカスパーゼ阻害剤zVADのi.v.を使用)で行うことができる。TNF(またはTNF/zVAD)により誘発される兆候には、体温喪失、末梢における多種のサイトカイン(IL−6、IL−1b、MIP1βおよびMIP2を含む)の産生、肝臓および腸管の炎症、ならびに血清中の細胞損傷(LDHおよびCK)および肝臓損傷(ASTおよびALT)マーカーの増加が含まれる。これらのTNF(またはTNF/zVAD)により誘発される兆候の阻害が、選択された本発明の化合物の経口またはIP前投与によって示され得る。
【0593】
各試験化合物は、TNF/zVAD型およびTNF(単独)型のモデルによって試験する。例えば、マウス(各群7個体)に、マウスTNF(30μg/マウス)およびzVAD(0.4mg/マウス)を同時にi.v.投与する15分前に、ビヒクルまたは試験化合物50mg/kgの経口前投与を行った。マウスにおける体温喪失は、直腸探針により測定した。発明者らのIACUCプロトコールに従い、対照群に7度の喪失が見られた際に試験を終了した。経時的にまたは2.5時間の時点で表した代表的データをそれぞれ
図1A、1B、4Aおよび4Bに示す。データは総て平均±平均の標準誤差として示す。このモデルで試験した化合物のデータを表2に示す。
【0594】
【表9】
[この文献は図面を表示できません]
【0595】
TNF/zVADモデルに加え、各化合物をTNF単独モデルでも試験する。TNF(単独)型のモデルでは、マウス(各群7個体)に、マウスTNF(30μg/マウス)をi.v.投与する15分前に、ビヒクルまたは試験化合物50mg/kgの経口前投与を行った。TNF(単独)モデルの経時的および6時間の時点での例は、それぞれ
図2A、2B、5Aおよび5Bに見て取ることができる。データは総て平均±平均の標準誤差として示す。このモデルで試験した化合物のデータを表3に示す。
【0596】
【表10】
[この文献は図面を表示できません]
【0597】
生物学的in vitro細胞アッセイ
RIP1阻害剤の有効性は、マウスにおいてin vitroで、ネクロプトーシスアッセイ(He, S. et al. 2009. Cell 137(6):1100-1111)でヒト単球性白血病U937またはマウスL929線維肉腫細胞を用いて試験することができる。細胞を、10%ウシ胎児血清100U/mlペニシリン、100μg/mlストレプトマイシンを添加したRPMIで維持した。アッセイのため、細胞を1%ウシ胎児血清、100U/mlペニシリン、100μg/mlストレプトマイシンを添加したフェノールレッド不含RPMIに5e5細胞/mlで懸濁させた。35μlの細胞懸濁液を白色の半面アッセイプレートに分注した。各5μlのQVD(終濃度50μM)または化合物をこれらの細胞に添加し、37℃で30分〜1時間インキュベートした。インキュベーション後、5μlのTNFα(終濃度100ng/ml)を細胞に添加し、これらのサンプルを一晩インキュベートした。翌日、ATPの細胞レベルを、Cell Titer−Glo Luminescent Cell Viabilityキット(Promega Corporation、マディソン、ウィスコンシン州、USAから入手可能)を用いて決定した。例えば、L929細胞(
図3A)またはU937細胞(
図3B)を、ビヒクルまたは10μMの実施例77で処理した。例えば、L929細胞(
図6A)またはU937細胞(
図6B)を、ビヒクルまたは示された濃度の実施例161の化合物で処理した。生存率は、Cell Titer−Gloキットを用いてATPの細胞レベルを定量することにより評価した。データは総て平均±平均の標準誤差として示す。
以上のように、本発明によれば、以下の発明が提供される。
(1)式(I)で表される化合物またはその塩:
【化153】
[この文献は図面を表示できません]
[式中、
Xは、O、S、SO、SO2、NH、CO、CH2、CF2、CH(CH3)、CH(OH)、またはN(CH3)であり;
Yは、CH2またはCH2CH2であり;
Z1は、N、CHまたはCR1であり;
Z2は、CHまたはCR2であり;
Z3は、N、CHまたはCR3であり;
Z4は、CHまたはCR4であり;
R1は、フルオロまたはメチルであり;
R2およびR3の一方は、ハロゲン、シアノ、(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C6)アルコキシ、ヒドロキシル、B(OH)2、−COOH、ハロ(C1−C4)アルキルC(OH)2−、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルコキシ、(C1−C4)アルキルSO2−、(C1−C4)アルキルSO2NHC(O)−、(C1−C4)アルキルC(O)NH−、((C1−C4)アルキル)((C1−C4)アルキル)NC(O)−、(C1−C4)アルキルOC(O)−、(C1−C4)アルキルC(O)N(C1−C4)アルキル)−、(C1−C4)アルキルNHC(O)−、(C1−C4)アルコキシ(C2−C4)アルキルNHC(O)−、(C1−C4)アルコキシ(C2−C4)アルキルC(O)NH−、(C1−C4)アルコキシ(C2−C4)アルキルNHC(O)NH−、(C1−C4)アルキルSO2(C2−C4)アルキルNHC(O)−、(C1−C4)アルキルNHC(O)NH−、(C1−C4)アルキルOC(O)NH−、ヒドロキシ(C1−C4)アルキルOC(O)NH−、5〜6員ヘテロシクロアルキル−C(O)−、5〜6員ヘテロシクロアルキル−(C1−C4)アルキル−NHC(O)−、5〜6員ヘテロシクロアルキル−(C1−C4)アルコキシ−、5〜6員ヘテロアリール、または5〜6員ヘテロアリール−C(O)NHであり、 ここで、前記5〜6員ヘテロシクロアルキルおよび5〜6員ヘテロアリールは、(C1−C4)アルキルおよび−(C1−C4)アルキル−CNからなる群からそれぞれ独立に選択される1または2個の置換基で置換されていてもよく;
かつ、R2およびR3の他方は、ハロゲンまたは(C1−C6)アルキルであり;
R4は、フルオロ、クロロ、またはメチルであり;
R5は、Hまたはメチルであり;
Aは、フェニル、5〜6員ヘテロアリール、または5〜6員ヘテロシクロアルキルであり、ここで、式中のカルボニル部分およびLは、環A上で1,3置換され;
mは0であるか、またはmは1であり、かつ、RAは(C1−C4)アルキルであり;、
Lは、O、S、NH、N(CH3)、CH2、CH2CH2、CH(CH3)、CHF、CF2、CH2O、CH2N(CH3)、CH2NH、またはCH(OH)であり;
Bは、置換されていてもよい(C3−C6)シクロアルキル、フェニル、5〜6員ヘテロアリール、または5〜6員ヘテロシクロアルキルであり;
ここで、前記(C3−C6)シクロアルキル、フェニル、5〜6員ヘテロアリール、または5〜6員ヘテロシクロアルキルは非置換であるか、またはハロゲン、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、ニトロ、および(C1−C4)アルキルC(O)−からそれぞれ独立に選択される1または2個の置換基で置換され;
あるいは、部分−L−Bは、(C3−C6)アルキル、(C3−C6)アルコキシ、ハロ(C3−C6)アルコキシ、(C3−C6)アルケニル、または(C3−C6)アルケニルオキシである]。
(2)XがS、SO、SO2、またはCOである、(1)に記載の化合物または塩。
(3)XがCF2、CH(CH3)、またはCH(OH)である、(1)に記載の化合物または塩。
(4)XがO、CH2、NHまたはN(CH3)である、(1)に記載の化合物または塩。
(5)XがOまたはCH2である、(1)に記載の化合物または塩。
(6)YがCH2である、(1)〜(5)のいずれかに記載の化合物または塩。
(7)Z1、Z2、Z3、およびZ4がそれぞれCHである、(1)〜(6)のいずれかに記載の化合物または塩。
(8)Z1がCR1であり、かつ、Z2、Z3およびZ4がそれぞれCHである、(1)〜(6)のいずれかに記載の化合物または塩。
(9)Z1、Z2、およびZ4がそれぞれCHであり、かつ、Z3がCR3である、(1)〜(6)のいずれかに記載の化合物または塩。
(10)Z1、Z3、およびZ4がそれぞれCHであり、かつ、Z2がCR2である、(1)〜(6)のいずれかに記載の化合物または塩。
(11)Z1、Z2、およびZ3がそれぞれCHであり、かつ、Z4がCR4である、(1)〜(6)のいずれかに記載の化合物または塩。
(12)Z1およびZ3がCHであり、Z2がCR2であり、かつ、Z4がCR4である、(1)〜(6)のいずれかに記載の化合物または塩。
(13)Z1およびZ3が両方ともNであり、Z2がCHであり、かつ、Z4がCHまたはCR4である、(1)〜(6)のいずれかに記載の化合物または塩。
(14)Z1がNであり、Z2がCR2であり、かつ、Z3およびZ4がCHである、(1)〜(6)のいずれかに記載の化合物または塩。
(15)Z3がNであり、かつ、Z2、Z3およびZ4がCHである、(1)〜(6)のいずれかに記載の化合物または塩。
(16)R1がメチルである、(1)〜(6)または(8)のいずれかに記載の化合物または塩。
(17)R2がハロゲン、シアノ、(C1−C6)アルキル、ヒドロキシル、B(OH)2、−COOH、ハロ(C1−C4)アルキルC(OH)2−、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルコキシ、または5〜6員ヘテロアリールであり、ここで、前記5〜6員ヘテロアリールは、(C1−C3)アルキル置換基で置換されていてもよい、(1)〜(6)、(10)、(12)、または(14)のいずれかに記載の化合物または塩。
(18)Z3がCHである、(1)〜(6)のいずれかに記載の化合物または塩。
(19)R3がハロゲン、(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C6)アルコキシ、B(OH)2、−COOH、(C1−C4)アルキルSO2−、(C1−C4)アルキルSO2NHC(O)−、(C1−C4)アルキルC(O)NH−、((C1−C4)アルキル)((C1−C4)アルキル)NC(O)−、(C1−C4)アルキルOC(O)−、(C1−C4)アルキルC(O)N(C1−C4)アルキル)−、(C1−C4)アルコキシ(C2−C4)アルキルNHC(O)NH−、(C1−C4)アルキルSO2(C2−C4)アルキルNHC(O)−、(C1−C4)アルキルNHC(O)NH−、(C1−C4)アルキルOC(O)NH−、ヒドロキシ(C1−C4)アルキルOC(O)NH−、5〜6員ヘテロシクロアルキル−C(O)−、5〜6員ヘテロシクロアルキル−(C1−C4)アルキル−NHC(O)−、5〜6員ヘテロシクロアルキル−(C1−C4)アルコキシ−、5〜6員ヘテロアリール、または5〜6員ヘテロアリール−C(O)NHであり、ここで、前記5〜6員ヘテロシクロアルキルおよび5〜6員ヘテロアリールは、(C1−C3)アルキルまたは−(C1−C3)アルキル−CNで置換されていてもよい、(1)〜(6)または(9)のいずれかに記載の化合物または塩。
(20)Z2がCHである、(1)〜(6)のいずれかに記載の化合物または塩。
(21)R2がフルオロ、クロロ、ブロモ、−CN、−CH3、−OH、B(OH)2、CF3C(OH)2−、CH3OCH2CH2O−、5H−テトラゾール−5−イル、ピラゾール−3−イル、または5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イルである、(1)〜(6)、(10)、(12)、または(14)のいずれかに記載の化合物または塩。
(22)R3がフルオロ、クロロ、ブロモ、−OCH3、B(OH)2、−COOH、CH3SO2−、CH3SO2NHC(O)−、CH3C(O)NH−、(CH3)2NC(O)−、CH3OC(O)−、(CH3)C(O)N(CH3)−、HOCH2CH2C(O)NH−、CH3OCH2CH2NHC(O)NH−、CH3SO2CH2CH2NHC(O)−、CH3CH2NHC(O)NH−、CH3OC(O)NH−、モルホリン−4−イル−CO−、ピロリジン−1−イル−CH2CH2NHC(O)−、テトラヒドロフラン−2−イル−CH2O−、ピロリジン−1−イル−CH2CH2O−、テトラゾール−5−イル、1−(2−シアノエチル)−テトラゾール−5−イル、ピラゾール−1−イル、ピラゾール−3−イル、1−メチル−ピラゾール−3−イル、1−メチル−ピロール−4−イル−C(O)NH−、5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イルまたは5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イルである、(1)〜(6)または(9)のいずれかに記載の化合物または塩。
(23)R4がフルオロであるか、またはR4がメチルである、(1)〜(6)または(11)〜(13)のいずれかに記載の化合物または塩。
(24)R5がHである、(1)〜(23)のいずれかに記載の化合物または塩。
(25)R5がメチルである、(1)〜(23)のいずれかに記載の化合物または塩。
(26)Aがフェニル、5〜6員ヘテロアリール、または5〜6員ヘテロシクロアルキルであり、ここで、式中のカルボニル部分およびLは環A上で1,3置換されている、(1)〜(25)のいずれかに記載の化合物または塩。
(27)Aがフリル、チエニル、オキサゾリル、イソキサゾリル、チアゾリルまたはオキサジアゾリルである、(1)〜(25)のいずれかに記載の化合物または塩。
(28)Aがピロリル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、またはテトラゾリルである、(1)〜(25)のいずれかに記載の化合物または塩。
(29)Aがピペリジニル、ピロリジニル、フェニルまたはピリジルである、(1)〜(25)のいずれかに記載の化合物または塩。
(30)式(II)で表される、(1)〜(25)のいずれかに記載の化合物または塩:
【化154】
[この文献は図面を表示できません]
[式中、
A1は、Cであり、
A4は、CまたはNであり、
かつ、A2、A3、およびA5は、CH、CRA、O、S、N、NHおよびNRAからそれぞれ独立に選択されて、フリル、チエニル、オキサゾリル、イソキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、ピロリル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリルまたはテトラゾリル環部分を形成し、
ここで、式中の環部分は、CRAおよびNRAの0または1個を含む]。
(31)A1がCであり、A4がCまたはNであり、かつ、A2、A3、およびA5がCH、O、N、およびNHからそれぞれ独立に選択されて、オキサゾリル、イソキサゾリル、オキサジアゾリル、ピロリル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリルまたはテトラゾリル環部分を形成する、(30)に記載の化合物または塩。
(32)A1およびA4がそれぞれCであり、かつ、A2、A3およびA5がNおよびNHからそれぞれ独立に選択されてトリアゾリル環部分を形成する、(30)に記載の化合物または塩。
(33)式(III)で表される、(1)〜(25)のいずれかに記載の化合物または塩:
【化155】
[この文献は図面を表示できません]
(式中、sは0または1であり、A10はNである)。
(34)mが0であり、かつ、Aが非置換型ピペリジニルまたはピロリジニル部分である、(33)に記載の化合物または塩。
(35)mが0である、(1)〜(25)のいずれかに記載の化合物または塩。
(36)mが1であり、かつ、RAがメチルである、(1)〜(25)または(33)のいずれかに記載の化合物または塩。
(37)式(IV)で表される、(1)〜(25)のいずれかに記載の化合物または塩:
【化156】
[この文献は図面を表示できません]
[式中、
A6、A7、A8、およびA9はそれぞれCHであり;
A6、A7、A8、およびA9の1つはCRAであり、他のA6、A7、A8、およびA9はCHであり;
A6、A7、A8、およびA9の1つはNであり、他のA6、A7、A8、およびA9はCHであり;
A6、A7、A8、およびA9の1つはN−Oであり、他のA6、A7、A8、およびA9はCHである]。
(38)LがO、S、N(CH3)、CH2、CH2CH2、CH(CH3)、CF2、CH2O、CH2N(CH3)、またはCH(OH)である、(1)〜(37)のいずれかに記載の化合物または塩。
(39)LがO、CH2、またはNHである、(1)〜(37)のいずれかに記載の化合物または塩。
(40)Bが、置換されていてもよいピラゾリル、チエニル、ピリジニル(ピリジル)、オキソ−ピリジル、ピリミジニル、イソキサゾリル、モルホリニル、またはテトラヒドロフラニルであり、ここで、前記ピラゾリル、チエニル、ピリジニル、オキソ−ピリジル、ピリミジニル、イソキサゾリル、モルホリニル、またはテトラヒドロフラニルは、1または2個の独立に選択される(C1−C4)アルキル置換基で置換されていてもよい、(1)〜(39)のいずれかに記載の化合物または塩。
(41)Bがチエン−2−イル、5−メチル−チエン−2−イル、ピラゾール−1−イル、3,5−ジメチルピラゾール−1−イル、4−メチルピラゾール−1−イル、3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル、テトラヒドロフラン−2−イル、モルホリン−4−イル、ピリジン−2−イル、2−オキソ−ピリジン−1−イル、6−メチルピリジン−3−イル、および2−メチルピリミジン−5−イルである、(1)〜(39)のいずれかに記載の化合物または塩。
(42)Bが非置換型のシクロペンチルまたはシクロヘキシルである、(1)〜(39)のいずれかに記載の化合物または塩。
(43)Bが非置換型フェニルである、(1)〜(39)のいずれかに記載の化合物または塩。
(44)Bが、ハロゲン、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、ニトロ、および(C1−C4)アルキルC(O)−から独立に選択される1または2個の置換基で置換されたフェニルである、(1)〜(39)のいずれかに記載の化合物または塩。
(45)Bが、ハロゲン、(C1−C3)アルキルおよび(C1−C3)アルコキシから独立に選択される1または2個の置換基で置換されたフェニルである、(1)〜(39)のいずれかに記載の化合物または塩。
(46)Bが、ヨード、フルオロ、クロロ、ブロモ、メチルおよびメトキシから独立に選択される1または2個の置換基で置換されたフェニルである、(1)〜(39)のいずれかに記載の化合物または塩。
(47)Bが、2−メチルフェニル、4−メチルフェニル、2−トリフルオロメチルフェニル、2−フルオロフェニル、3−フルオロフェニル、4−フルオロフェニル、2−ヨードフェニル、3−ブロモフェニル、4−ブロモフェニル、4−クロロフェニル、2,5−ジフルオロフェニル、2,4−ジフルオロフェニル、3,4−ジフルオロフェニル、3,5−ジフルオロフェニル、または4−メトキシフェニルである、(1)〜(39)のいずれかに記載の化合物または塩。
(48)−L−Bが(C3−C6)アルキル、(C3−C6)アルコキシ、または(C3−C5)アルケニルオキシである、(1)〜(37)のいずれかに記載の化合物または塩。
(49)−L−Bが−OCH2CH=CH2、−CH2CH2CH2CH2CH3、−OCH2CH2CH2CH3、−CH2CH2CH3、−CH2CH(CH3)2または−CH2CH2CH(CH3)2である、(1)〜(37)のいずれかに記載の化合物または塩。
(50)(S)−5−ベンジル−N−(5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−カルボキサミドである化合物。
(51)(S)−5−ベンジル−N−(5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−カルボキサミドである化合物、またはその薬学的に許容可能な塩。
(52)(S)−5−ベンジル−N−(7−クロロ−2−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−カルボキサミドである化合物。
(53)(S)−5−ベンジル−N−(7−クロロ−2−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−カルボキサミドである化合物、またはその薬学的に許容可能な塩。
(54)塩が前記化合物の薬学的に許容可能な塩である、(1)〜(49)のいずれかに記載の化合物または塩。
(55)(50)〜(54)のいずれかに記載の化合物または薬学的に許容可能な塩と1種類以上の薬学的に許容可能な賦形剤とを含んでなる医薬組成物。
(56)治療上有効な量の(50)〜(54)のいずれかに記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩を、それを必要とするヒトに投与することを含んでなる、RIP1キナーゼにより媒介される疾患または障害の治療方法。
(57)療法に使用するための(50)〜(54)のいずれかに記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩。
(58)RIP1キナーゼにより媒介される疾患または障害の治療のための薬剤の製造における(50)〜(54)のいずれかに記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩の使用。
(59)前記疾患または障害が、炎症性腸疾患、クローン病、潰瘍性大腸炎、乾癬、網膜剥離、色素性網膜炎、黄斑変性、膵炎、アトピー性皮膚炎、関節リウマチ、脊椎関節炎、痛風、SoJIA、全身性紅斑性狼瘡、シェーグレン症候群、全身性強皮症、抗リン脂質抗体症候群、血管炎、変形性関節症、非アルコール性脂肪性肝炎、アルコール性脂肪性肝炎、自己免疫性肝炎、自己免疫性肝胆道疾患、原発性硬化性胆管炎、腎炎、セリアック病、自己免疫性ITP、移植拒絶、実質臓器の虚血性再潅流傷害、敗血症、全身性炎症性応答症候群、脳血管発作、心筋梗塞、ハンチントン病、アルツハイマー病、パーキンソン病、アレルギー性疾患、喘息、アトピー性皮膚炎、多発性硬化症、I型糖尿病、ウェゲナー肉芽腫、肺サルコイドーシス、ベーチェット病、インターロイキン−1変換酵素関連発熱症候群、慢性閉塞性肺疾患、腫瘍壊死因子受容体関連周期性症候群、および歯周病(periodontitis)から選択される、(56)に記載の方法。
(60)前記疾患または障害が、炎症性腸疾患、クローン病、潰瘍性大腸炎、乾癬、網膜剥離、色素性網膜炎、黄斑変性、膵炎、アトピー性皮膚炎、関節リウマチ、脊椎関節炎、痛風、SoJIA、全身性紅斑性狼瘡、シェーグレン症候群、全身性強皮症、抗リン脂質抗体症候群、血管炎、変形性関節症、非アルコール性脂肪性肝炎、アルコール性脂肪性肝炎、自己免疫性肝炎、自己免疫性肝胆道疾患、原発性硬化性胆管炎、腎炎、セリアック病、自己免疫性ITP、移植拒絶、実質臓器の虚血性再潅流傷害、敗血症、全身性炎症性応答症候群、脳血管発作、心筋梗塞、ハンチントン病、アルツハイマー病、パーキンソン病、アレルギー性疾患、喘息、アトピー性皮膚炎、多発性硬化症、I型糖尿病、ウェゲナー肉芽腫、肺サルコイドーシス、ベーチェット病、インターロイキン−1変換酵素関連発熱症候群、慢性閉塞性肺疾患、腫瘍壊死因子受容体関連周期性症候群、および歯周病(peridontitis)から選択される、(58)に記載の使用。