(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6352868
(24)【登録日】2018年6月15日
(45)【発行日】2018年7月4日
(54)【発明の名称】キャスタ
(51)【国際特許分類】
B60B 33/00 20060101AFI20180625BHJP
B62B 3/00 20060101ALI20180625BHJP
B62B 5/04 20060101ALI20180625BHJP
【FI】
B60B33/00 T
B62B3/00 D
B62B5/04 C
【請求項の数】4
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2015-160998(P2015-160998)
(22)【出願日】2015年8月18日
(65)【公開番号】特開2017-39346(P2017-39346A)
(43)【公開日】2017年2月23日
【審査請求日】2017年5月30日
(73)【特許権者】
【識別番号】000152169
【氏名又は名称】株式会社栃木屋
(74)【代理人】
【識別番号】100066267
【弁理士】
【氏名又は名称】白浜 吉治
(74)【代理人】
【識別番号】100134072
【弁理士】
【氏名又は名称】白浜 秀二
(74)【代理人】
【識別番号】100186990
【弁理士】
【氏名又は名称】大谷 弘幸
(72)【発明者】
【氏名】井指 英人
(72)【発明者】
【氏名】大谷 朋恵
【審査官】
三宅 龍平
(56)【参考文献】
【文献】
特開昭53−007046(JP,A)
【文献】
実開昭50−105699(JP,U)
【文献】
特開平08−118904(JP,A)
【文献】
実開平06−050905(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60B 33/00
B62B 3/00
B62B 5/04
A47B 91/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
上下方向を有し、物品の底面に取り付けられた基板と、前記基板に回転可能に取り付けられた車輪と、前記車輪の下端よりも下方に位置する下方位置及び前記車輪の前記下端よりも上方に位置する上方位置に移動可能な脚部とを有するキャスタにおいて、
回転操作が可能な操作具と、前記操作具の回転操作を、前記脚部の前記上下方向の移動へ変換する変換部とから構成される移動規制機構とを有し、
前記変換部は、前記操作具と連結可能な連結部と、前記操作具を操作したときには周面が回転するウォームと、前記ウォームに噛み合うウォームホイールとを有し、前記操作具の回転操作によって前記ウォームを介して前記ウォームホイールが回転し、
前記基板は、前記ウォームの両端部に位置する軸受部を有するウォーム支持部を備え、
前記ウォーム支持部は、前記操作具の先端を突き当てる突き当て部を有し、
前記ウォームは、その長さ方向の両端に位置する前記両端部と、前記両端部の間において前記長さ方向へ延びる孔とを有し、
前記連結部は、前記ウォームの前記長さ方向へ延びる孔の内周面に形成した周縁部であることを特徴とする前記キャスタ。
【請求項2】
前記操作具が1つのみである請求項1に記載のキャスタ。
【請求項3】
前記脚部は、周面にネジを有して前記上下方向へ延びる軸部の下部に取り付けてあり、
前記基板には前記ネジに噛み合うナットを取り付けてあって、前記ナットに対して前記軸部の周面を回転させることによって、前記軸部及び前記脚部を前記基板に対して前記上下方向へ移動する請求項1又は2に記載のキャスタ。
【請求項4】
前記基板は、上方に位置する上方部分と、下方に位置する下方部分とを有し、
前記基板の前記上方部分と、前記車輪を回転可能に支持する車輪部との間には、前記車輪を旋回可能に取り付ける取付部を形成してあり、
前記下方部分は、物体に取り付けられる被取付部を有する請求項1〜3のいずれかに記載のキャスタ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、キャスタに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、上下方向を有し、基板と、前記基板に回転可能に取り付けられた車輪と、前記車輪の下端よりも下方に位置する下方位置及び前記車輪の前記下端よりも上方に位置する上方位置に移動可能な脚部を有し、自動販売機等の物品の下部に取り付けるキャスタは公知である。
【0003】
例えば、特許文献1に開示されているキャスタ90は、
図8及び
図9に示すように、周面にネジ91を有する支持軸92と、支持軸92のネジ91に噛み合う転倒防止部材(脚部)93と、転倒防止部材93を上下方向Zへ移動させる操作用回転部材94と、支持軸92の下端に取り付けられた六角頭部95と、車輪96とを有している。
【0004】
このキャスタにおいて、転倒防止部材93は、操作用回転部材94をスパナ等の工具で操作することによって、車輪96の下端96aよりも下方に位置する下方位置と、車輪96の下端96aよりも上方に位置する上方位置とに移動させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2013−147178号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に開示されているキャスタ90において、転倒防止部材93を上下方向Zに移動させるためには、一方の工具で六角頭部95の回転を防止しながら、他方の工具で操作用回転部材94を回転させなければならないが、キャスタ90を自動販売機の下部に取り付けたときには、工具を操作するスペースが限られているため、操作が容易に行えないおそれがあった。
【0007】
本発明が課題とするところは、脚部を上下方向へ移動させる操作が容易なキャスタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するための本発明が対象とするのは、上下方向を有し、物品の底面に取り付けられた基板と、前記基板に回転可能に取り付けられた車輪と、前記車輪の下端よりも下方に位置する下方位置及び前記車輪の前記下端よりも上方に位置する上方位置に移動可能な脚部とを有するキャスタである。
【0009】
この発明の特徴は、回転操作が可能な操作具と、前記操作具の回転操作を、前記脚部の前記上下方向の移動へ変換する変換部とから構成される移動規制機構とを有
し、前記変換部は、前記操作具と連結可能な連結部と、前記操作具を操作したときには周面が回転するウォームと、前記ウォームに噛み合うウォームホイールとを有し、前記操作具の回転操作によって前記ウォームを介して前記ウォームホイールが回転し、前記基板は、前記ウォームの両端部に位置する軸受部を有するウォーム支持部を備え、前記ウォーム支持部は、前記操作具の先端を突き当てる突き当て部を有し、前記ウォームは、その長さ方向の両端に位置する前記両端部と、前記両端部の間において前記長さ方向へ延びる孔とを有し、前記連結部は、前記ウォームの前記長さ方向へ延びる孔の内周面に形成した周縁部であること、である。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係るキャスタによれば、回転操作が可能な操作具と、操作具の回転操作を、脚部の上下方向の移動へ変換する変換部とから構成される移動規制機構とを有するため、複数の操作具を使用しなくても、操作具の回転操作によって脚部を上下方向へ移動させることができる。これにより、脚部を容易に上下方向へ移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】本発明に係る第1実施形態のキャスタの平面図。
【
図2】
図1の矢視II−II線切断面を示す断面図。
【
図4】キャスタからカバーを取り除いた状態における平面図。
【
図5】脚部を上方位置へ移動させた状態を示す
図2と同様の図。
【
図6】本発明に係る第2実施形態のキャスタの平面図。
【
図7】操作具の係合凹部と、連結部の係合凸部との係合を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0012】
添付の図面を参照し、この発明に係るキャスタの詳細を説明すると、以下のとおりである。また、以下の実施形態は、本発明の欠くことのできない要件を含む他に、選択的に採用することのできる要件及び適宜に組み合わせることのできる要件を含んでいる。
【0013】
<第1実施形態>
図1は、この発明に係る第1実施形態のキャスタ10の平面図であり、
図2は、
図1の矢視II−II線における断面図であり、
図3は、キャスタの側面図である。また、
図1〜
図3における双頭矢印X,Y,Zは、キャスタ10における互いに交差(直交)する横方向Xと、縦方向Yと、上下方向Zとを示している。
【0014】
図1〜
図3を参照すると、キャスタ10は、基板20と、車輪部30と、脚部40と、移動規制機構50と、連結部60とを有しており、例えば、自動販売機等の物品11の底面に、取り付け機構11aを介して取り付けてある。基板20は、例えば、矩形状であって、周縁部21が下方に位置する一方、中央部22が上方に位置する。換言すれば、基板20は、下方に位置する下方部分23と、上方に位置する上方部分24と、下方部分と上方部分との間に位置する中間部分25とを有している。基板20の周縁部21における下面側には、例えば、溶接することによってナット26を固定してある。
【0015】
基板20の上方部分24と、車輪部30との間には、上下方向Zへ延びる軸心27xを有する軸27aと、軸受27bとを有し、車輪部30を軸心27xまわりに旋回可能な態様で基板20に取り付ける取付部27を形成してある。基板20の下方部分23の四隅には、キャスタを物品11に取り付けるための取付孔(被取付部)28を形成してある。取り付け機構11aは、ボルト11bと、ナット11cとを有し、取付孔28には、ボルト11bの先端を通し、そのボルト11bの先端にナット11cを締結することによって、取り付け機構11aを介して物品11にキャスタ10を取り付けてある。
【0016】
車輪部30は、車輪31と、車輪31を軸心27xまわりに回転可能に支持する支持部32とを有している。また、車輪31は、支持部32に回転可能な態様で取り付けてある。
【0017】
脚部40は、水平な設置面12に対して揺動可能な態様で、周面にネジ41を有する軸部42の下端に取り付けてある。軸部42のネジ41は、ナット26の内周面に噛み合い、軸部42をナット26に対して回転させたときには、基板20に対して軸部42及び脚部40が上下方向Zへ移動する。
【0018】
移動規制機構50は、軸心70xを中心に回転操作が可能な操作具70と、操作具70の回転操作を、脚部の上下方向Zの移動へ変換する変換部73とを有する。変換部73は、操作具70と連結可能な連結部60(
図3参照)と、操作具70を操作したときには周面が回転するウォーム51と、ウォーム51に噛み合うウォームホイール52とを有する。
【0019】
軸部42とウォームホイール52との間には、係合部43と、係合部43に係合する被係合部53とを有し、基板20に対して軸部42が上下方向Zへ移動することを許容しながら、軸部42とウォームホイール52とを係合する係合機構14を有している(
図4参照)。
【0020】
係合部43は、
図4に示すように、互いに対向する一対の直状部43aと、直状部43aの両端部を連結する一対の曲状部43bとを有する。係合部43は、被係合部53と係合した状態において、直状部43aに対向する第1部分53aと、曲状部43bに対向する第2部分53bとを有する。
【0021】
軸部42とウォームホイール52とは、縦方向Y及び横方向Xにおいて、軸部42の軸心42xと、ウォームホイール52の軸心52xとが合致するように配置してある。
【0022】
操作具70は、例えば、六角レンチである。連結部60は、操作具70である六角レンチの周面と係合するように、ウォーム51の内周面に形成した孔の周縁部である。操作具70と連結部60とは着脱可能であり、脚部40を上下方向Zへ移動させない場合には、連結部60から操作具70を取り外す一方、脚部40を上下方向Zへ移動させる場合には、連結部60に操作具70を連結する。
【0023】
ウォーム51は、その長さ方向(この例では、横方向X)へ延び、長さ方向の両端に位置する両端部51a,51bを有している。基板20は、ウォーム51の両端部51a,51bに位置する軸受部81a,81bを有し、ウォーム51及びウォームホイール52を覆うカバー(ウォーム支持部)80を備えている。ウォーム51は、軸受部81a,81bによって軸心51xを中心に回転可能な態様でカバー80を介して基板20に取り付けてある。
【0024】
カバー80は、ウォーム51及びウォームホイール52の上方を覆う上部82と、ウォーム51及びウォームホイール52の側方を覆う側部83a,83b,83c,83dと、側部83b,83dに対して折り曲げた折曲部84a,84bと、操作具70の先端を突き当てる突き当て部85とを有する。折曲部84a,84bには、貫通孔86a,86bを形成してあり(
図1参照)、基板20には、ネジ孔29を形成してあり(
図4参照)、貫通孔86a,86bに先端を通した六角ボルト13(
図1参照)をネジ孔29にそれぞれ締結することによって、カバー80を基板20に取り付けてある。
【0025】
このキャスタ10では、
図2及び
図3に示す状態では、車輪31の下端31aよりも下方に脚部40が位置するため、車輪31が設置面12から離れて物品11の移動を規制することができる。換言すれば、移動規制機構50によって、物品11を横方向X及び縦方向Yへ移動することを規制することができる。
【0026】
この状態から、六角レンチである操作具70の先端を、連結部60に挿入し、操作具70の周面と、連結部60の周面とを係合させると、操作具70の軸心70xと、ウォーム51の軸心51xとが一致する。その後、操作具70を、軸心70xを中心に一方向へ回転させれば、ウォーム51が軸心51xを中心に回転し、そのウォーム51に噛み合うウォームホイール52が軸心52xを中心に回転し、そのウォームホイール52の回転とともに軸部42が軸心42xを中心に回転する。軸部42が軸心42xを中心に回転すると、軸部42のネジ41に噛み合うナット26により、基板20及び車輪31に対して、脚部40が上方へ移動する。このため、操作具70の回転操作によって、脚部40を上方へ移動させ、
図5に示すように、車輪31の下端31aよりも上方に位置する上方位置へ脚部40を移動させれば、車輪31が設置面12に接触し、物品11を、横方向X、縦方向Y、並びに横方向X及び縦方向Yに対して傾斜する傾斜方向(設置面12に対する水平方向)へ沿って移動させることが可能になる。一方、軸心51xを中心に一方向と反対方向である他方向へ操作具70を回転操作すれば、車輪31の下端31aよりも下方に位置する下方位置へ脚部40を移動させることができる。
【0027】
この実施形態に係るキャスタ10によれば、回転操作が可能な操作具70と、操作具70の回転操作を、脚部の上下方向Zの移動へ変換する変換部73とから構成される移動規制機構50を有するため、複数の操作具70を使用しなくても、操作具70の操作によって脚部40を上下方向Zへ移動させることができる。これにより、脚部40を容易に上下方向Zへ移動させることができる。
【0028】
<第2実施形態>
図6は、第2実施形態のキャスタ10の平面図である。なお、説明の重複を避けるため、第1実施形態のキャスタ10と異なる部分のみを説明する。本実施形態のキャスタ10では、第1実施形態のキャスタ10におけるカバー80の代わりに、ウォーム基板(ウォーム支持部)87を基板20に取り付けてある。
【0029】
ウォーム基板87は、ウォーム51の両端部51a,51bに位置する軸受部87a,87bを有している。ウォーム51は、軸受部87a,87bによって軸心51xを中心に回転可能な態様でウォーム基板87を介して基板20に取り付けてある。
【0030】
ウォーム基板87の縦方向Yの両端部88a,88bには、貫通孔89a,89bを形成してあり、基板20には、第1実施形態と同様のネジ孔29を形成してあり、貫通孔89a,89bに先端を通した六角ボルト13をネジ孔29にそれぞれ締結することによって、ウォーム基板87を基板20に取り付けてある。
【0031】
連結部60は、ウォーム51の長さ方向(本実施形態では横方向X)の一方の
端部51aから延出し、一方の軸受部87aの外方へ突出する。このキャスタ10の連結部60は、さらに、基板20の内方から外方へ向けて延出し、平面視において、基板20の周縁部21を超えて外方へ延出している。
【0032】
操作具70は、板状の把持部71と、棒状の軸部72とを有している。
図7は、連結部60と操作具70とを連結した状態において、ウォーム51の長さ方向と直交する断面図である。連結部60は、操作具70の係合凹部75と係合する係合凸部63を有している。係合凸部63は、互いに対向する一対の直状部63aと、直状部63aの両端部を連結する一対の曲状部63bとを有する。係合凹部75は、係合凸部63と係合した状態において、直状部63aに対向する第1部分76aと、曲状部63bに対向する第2部分76bとを有する。
【0033】
第2実施形態に係るキャスタ10によれば、第1実施形態のキャスタ10と同一の作用・効果を奏する。しかも、連結部60は、基板20の内方から外方へ向けて延出し、平面視において、基板20の周縁部21を超えて外方へ延出しているため、連結部60と操作具70とを連結することが容易である。
【0034】
これまでに説明した本発明は、少なくとも以下のように整理することができる。
上下方向を有し、物品の底面に取り付けられた基板と、前記基板に回転可能に取り付けられた車輪と、前記車輪の下端よりも下方に位置する下方位置及び前記車輪の前記下端よりも上方に位置する上方位置に移動可能な脚部とを有するキャスタにおいて、回転操作が可能な操作具と、前記操作具の回転操作を、前記脚部の前記上下方向の移動へ変換する変換部とから構成される移動規制機構とを有
し、前記変換部は、前記操作具と連結可能な連結部と、前記操作具を操作したときには周面が回転するウォームと、前記ウォームに噛み合うウォームホイールとを有し、前記操作具の回転操作によって前記ウォームを介して前記ウォームホイールが回転し、前記基板は、前記ウォームの両端部に位置する軸受部を有するウォーム支持部を備え、前記ウォーム支持部は、前記操作具の先端を突き当てる突き当て部を有し、前記ウォームは、その長さ方向の両端に位置する前記両端部と、前記両端部の間において前記長さ方向へ延びる孔とを有し、前記連結部は、前記ウォームの前記長さ方向へ延びる孔の内周面に形成した周縁部であることを特徴とする。
【0035】
また、本発明には、少なくとも以下の実施態様がある。
(1)
前記操作部が1つのみである。
(2)前記脚部は、周面にネジを有して前記上下方向へ延びる軸部の下部に取り付けてあり、前記基板には前記ネジに噛み合うナットを取り付けてあって、前記ナットに対して前記軸部の周面を回転させることによって、前記軸部及び前記脚部を前記基板に対して前記上下方向へ移動
する。
(
3)前記基板は、上方に位置する上方部分と、下方に位置する下方部分とを有し、前記基板の前記上方部分と、前記車輪を回転可能に保持する車輪部との間には、前記車輪を旋回可能
に取り付ける取付部を形成してあり、前記下方部分は、物体に取り付けられる被取付部を有する。
【符号の説明】
【0036】
10 キャスタ
11 物品
20 基板
21 周縁部
23 下方部分
24 上方部分
26 ナット
27 取付部
28 取付孔(被取付部)
31 車輪
31a 下端
40 脚部
41 ネジ
43 係合部
50 移動規制機構
51 ウォーム
51a 端部
51b 端部
52 ウォームホイール
53 被係合部
60 連結部
70 操作具
73 変換部
80 カバー(ウォーム支持部)
81a 軸受部
81b 軸受部
85 ウォーム基板(ウォーム支持部)
85a 軸受部
85b 軸受部
X 横方向
Y 縦方向
Z 上下方向