(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記アプリケーションが提供するホーム画面は、前記アプリケーション自体の駆動であるか、または前記アプリケーションが提供するホーム画面である、請求項3に記載の広告提供方法。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、通信端末機の活性化時に特定のアプリケーションが駆動されるようにすることにその目的がある。
【0005】
また、本発明は、通信端末機の活性化時に駆動する特定のアプリケーションを、ユーザが選択及び設定できるようにすることにその目的がある。
【0006】
また、さらに本発明は、通信端末機の活性化時にユーザが選択したアプリケーションを駆動し、これを通じて、ユーザの嗜好に合った広告を提供することにその目的がある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一実施形態は、一つ以上のアプリケーションを備える通信端末機であって、ホーム画面データを受信できる通信部と、ディスプレイ部と、前記ディスプレイ部に出力するホーム画面データを決定するホーム画面制御部と、前記ディスプレイ部が非活性モードから活性モードへ切換わると同時にディスプレイ部への出力が決定されたホーム画面データを含むホーム画面コンテンツを前記ディスプレイ部に出力するホーム画面の実行部と、を備える通信端末機を提供する。
【0008】
また、ホーム画面制御部は、識別コードの確認、事前承認コードの確認、優先順位確認のうち、一つ以上の確認を通じてディスプレイ部に出力するホーム画面データを決定することができる。また、ホーム画面データはホーム画面制御部の前記ディスプレイ部に出力するホーム画面データの決定のための送信識別コードを含むことができ、ホーム画面制御部の識別コードの確認は、ホーム画面データの送信識別コードに対応する受信識別コードを持つアプリケーションを確認することができる。
【0009】
また、ホーム画面制御部の事前承認コードの確認は、通信端末機にインストールされた一つ以上のアプリケーションに対する事前承認コードを確認して、前記通信端末機は一つ以上のアプリケーションの事前承認コードを管理する事前承認コード管理部をさらに備えることができる。また、ホーム画面制御部の事前承認コードの確認は、通信端末機にインストールされた一つ以上のアプリケーションに対する事前承認コードを確認して、事前承認コードは一つ以上のアプリケーションのインストール時にまたは実行中に設定されることができる。
【0010】
また、ホーム画面制御部の優先順位の確認は、ホーム画面データの出力順序を決定することができる。
【0011】
また、通信端末機はディスプレイ部の非活性モードから活性モードへの切換えを感知する活性化感知部をさらに備え、ホーム画面制御部の優先順位の確認は、活性化感知部の活性化入力時間に基づいてホーム画面データの出力順序を決定することができる。
【0012】
また、通信端末機はホーム画面データを保存するためのホーム画面データ保存部をさらに備えることができる。
【0013】
本発明の他の一実施形態は、一つ以上のホーム画面データの制御方法であって、一つ以上のホーム画面データを受信する段階と、一つ以上のホーム画面データのうちディスプレイ部に出力するホーム画面データを決定する段階と、ディスプレイ部が非活性モードから活性モードへ切換わると同時に前記決定されたホーム画面データが含むホーム画面コンテンツを前記ディスプレイ部に出力する段階を備える、ホーム画面データの制御方法を提供する。
【0014】
ホーム画面データを決定する段階は、識別コードの確認、事前承認コードの確認、優先順位確認のうち一つ以上の確認を通じて決定することができる。また、ホーム画面データは、前記ホーム画面データの決定のための送信識別コードを含むことができ、識別コードの確認は、ホーム画面データの送信識別コードに対応する受信識別コードを持つアプリケーションを確認することができる。
【0015】
また、前記ホーム画面データの制御方法は、一つ以上のアプリケーションに対する事前承認コードを管理する段階をさらに備え、事前承認コードの確認は事前承認コードを管理する段階で設定された事前承認コードを確認することができ、事前承認コードを管理する段階は、ユーザの端末機にインストールされた一つ以上のアプリケーションを表示する段階、及び表示された一つ以上のアプリケーションに対する事前承認の設定が入力される段階とを備えることができる。
【0016】
また、事前承認コードを管理する段階は、一つ以上のアプリケーションのインストール時、または実行中に事前承認の設定が入力される段階を備えることができる。
【0017】
また、優先順位の確認は、前記ホーム画面データの出力順序を決定することができる。
【0018】
また、前記ホーム画面データの制御方法は、ディスプレイ部の非活性モードから活性モードへの切換えを感知する活性化感知段階をさらに備え、優先順位の確認は、活性化感知段階の活性化入力時間に基づいて前記ホーム画面データの出力順序を決定することができる。
【0019】
本発明のさらに他の一実施形態は、上述したホーム画面データの制御方法を記録したコンピューター判読可能な記録媒体を提供する。
【0020】
本発明のさらに他の一実施形態は、通信端末機にインストールされたアプリケーションを利用するホーム画面の提供方法であって、通信端末機がホーム画面データを受信する段階と、ホーム画面データの出力の要否を決定する段階として、受信したホーム画面データが前記通信端末機にインストールされたアプリケーションに対応するかどうかを確認する段階と、通信端末機にインストールされたアプリケーションの事前承認コードを確認する段階及び通信端末機にインストールされたアプリケーションの優先順位を確認する段階のうち一つ以上の段階を通じて決定する段階と、通信端末機のディスプレイ部が非活性モードから活性モードに切換わると同時に決定されたホーム画面データが含むホーム画面コンテンツを前記通信端末機のディスプレイ部に出力する段階とを備える、ホーム画面の提供方法を提供する。
【0021】
また、画面データが前記通信端末機にインストールされたアプリケーションに対応するかどうかを確認する段階は、ホーム画面データが含む送信識別コードと通信端末機にインストールされたアプリケーションが含む受信識別コードとが対応するかどうかを確認することができる。
【0022】
また、ホーム画面の提供方法は、ユーザが、通信端末機にインストールされたアプリケーションの事前承認コードを設定できるようにする段階をさらに備えることができる。
【0023】
また、事前承認コードの設定は、通信端末機にインストールされたアプリケーションのインストール時、または実行中に設定することができる。
【0024】
通信端末機にインストールされたアプリケーションの優先順位を確認する段階は、ホーム画面データの出力順序を決定する段階でもある。
【0025】
また、非活性モードから活性モードへの切換えを感知する活性化感知段階をさらに備え、通信端末機にインストールされたアプリケーションの優先順位を確認する段階は、活性化感知段階を通じた活性化感知時間に基づいて前記ホーム画面データの出力順序を決定することができる。
【0026】
また、ディスプレイ部が非活性モードから活性モードに切換わると同時にディスプレイ部に出力されるホーム画面コンテンツは追加情報接近のためのリンクタブを含むことができ、ディスプレイ部が非活性モードから活性モードに切換わると同時に前記ディスプレイ部に出力されるホーム画面コンテンツは待受画面への切換えのためのスキップタブを含むことができる。また、ホーム画面コンテンツはリンクタブとスキップタブを同時に含むこともできる。
【0027】
また、ホーム画面データは、前記通信端末機にインストールされたアプリケーションのサーバから前記通信端末機に転送することができる。
【0028】
本発明のさらに他の一実施形態は、ユーザの通信端末機にインストールされたアプリケーションを利用したモバイル広告方法であって、ユーザの通信端末機がモバイル広告データを受信する段階と、受信したモバイル広告データがユーザの通信端末機にインストールされたアプリケーションに対応するかどうかを確認する段階、ユーザの通信端末機にインストールされたアプリケーションの事前承認コードを確認する段階及びユーザの通信端末機にインストールされたアプリケーションの優先順位を確認する段階のうち一つ以上の段階を通じてモバイル広告データの出力の要否を決定する段階と、ユーザの通信端末機のディスプレイ部が非活性モードから活性モードに切換わると同時に出力の要否が決定されたモバイル広告データが含む広告画面をユーザの通信端末機のディスプレイ部に出力する段階とを備える、モバイル広告方法を提供する。
【0029】
また、受信したモバイル広告データがユーザの通信端末機にインストールされたアプリケーションに対応するかどうかを確認する段階は、モバイル広告データが含む送信識別コードと、前記ユーザの通信端末機にインストールされたアプリケーションが含む受信識別コードとの対応の可否を確認することもできる。
【0030】
また、ユーザが、ユーザの通信端末機にインストールされたアプリケーションの事前承認コードを設定できるようにする段階をさらに備えることができ、事前承認コードの設定はユーザの通信端末機にインストールされたアプリケーションのインストール時、または実行中に設定することができる。
【0031】
また、ユーザの通信端末機にインストールされたアプリケーションの優先順位を確認する段階は、広告画面の出力順序を決定することができる。
【0032】
また、前記モバイル広告方法はディスプレイ部の非活性モードから活性モードへの切換えを感知する活性化感知段階をさらに備え、ユーザの通信端末機にインストールされたアプリケーションの優先順位を確認する段階は、活性化感知段階を通じた活性化感知時間に基づいて、広告画面の出力順序を決定することができる。
【0033】
また、ディスプレイ部が非活性モードから活性モードに切換わると同時にディスプレイ部に出力される広告画面は追加情報接近のためのリンクタブを含むことができ、待受画面への切換えのためのスキップタブを含むことができ、リンクタブやスキップタブを同時に含むこともできる。
【0034】
また、モバイル広告データは、前記ユーザの通信端末機にインストールされたアプリケーションのサーバから前記ユーザの通信端末機に転送することができる。
【発明の効果】
【0035】
本発明によると、通信端末機が非活性状態から活性状態に切換わると同時に様々な動作をなすことができる。
【0036】
また、ユーザは嗜好に合ったアプリケーションを設定して活性状態切換え時に駆動するアプリケーションまたは関連情報の提供を受けることができる。
【発明を実施するための形態】
【0038】
後述する本発明に係る詳細な説明は、本発明が実施される特定の実施形態を例示した添付図面を参照することとする。これらの実施形態は、当業者が本発明を実施することができるよう十分に詳述されている。本発明の多様な実施形態はそれぞれ異なるが、相互排他的である必要はないことが理解されなければならない。例えば、ここに記載されている特定の形状、構造及び特性は一実施形態に関して本発明の精神や範囲を逸脱しないうえ、他の実施形態により具現することができる。また、それぞれに開示された実施形態の中の個別の構成要素の位置または配置は、本発明の精神及び範囲を逸脱しないうえ、変更の可能性があることが理解されなければならない。したがって、後述する詳細な説明は限定的な意味として解釈されてはならず、本発明の範囲は、適切に説明されたならば、それら請求項が主張することと均等なすべての範囲とともに、添付された請求項によってのみ限定される。
【0039】
以下において、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者が本発明を容易に実施できるようにするために、添付図面に基づき、本発明の好適な実施形態について詳述することとする。
【0040】
本明細書における「通信端末機」とは、有無線通信機能、またはこれとは異なる機能を備えるデジタル機器として、移動電話機、ナビゲーション、ウェブパッド、PDA、ワークステーション、個人用コンピューター(例えば、ノート型パソコンなど)などのようにメモリー手段を備え、マイクロプロセッサを搭載して演算能力を備えたデジタル機器を指す用語として、本明細書の一部では通信端末機(例えば、携帯電話など)を例として想定して説明するが、それに限定されるわけではない。
【0041】
本明細書における「非活性状態」とは、通信端末機が通信可能な状態ではあるが、ディスプレイの画面がオフ(off)の状態を意味する。ディスプレイ画面がオフの状態であっても、所定の機能(例えば、音楽再生機能など)は動作していることもある。このように、本明細書において「非活性状態」という用語は通信端末機が所定の動作をしているか否かを問わず、ディスプレイ画面がオフの状態を包括する概念である。しかし、通信端末機が完全に消えた状態を除く。
【0042】
本明細書における「活性状態」とは、通信端末機のディスプレイ画面がオン(on)の状態であることを意味する。「非活性状態」から「活性状態」への切換えというのは、ディスプレイ画面がオフの状態からオンの状態へ切換えることを意味するものであり、オンの状態のディスプレイ画面にどのような情報がディスプレイされるのかは問わない。例えば、ディスプレイ画面に単にロック画面だけがディスプレイされる場合であっても、これは通信端末機の「活性状態」と言える。また、非活性状態から活性状態への切換えはボタンの入力、画面のタッチ、またはディスプレイ部を覆っているカバーを開くなどして具現化できる。また、ロック画面は端末機のボタンを利用した指紋認識などを用いて具現化されることができる。
【0043】
本明細書における「ホーム画面」とは、本明細書の実施形態により通信端末機が非活性状態から活性状態への切換え時にディスプレイ部に表出される特定の画面であって、ロックモード画面または通信端末機の使用待機状態の待受画面とは区別される。また、ホーム画面はロックモード画面を含むことができる。例えば、ホーム画面は、ロックの解除が入力されると、ホーム画面を表示することができ、またはホーム画面から「リンク」または「スキップ」入力した後、ロックモード画面が表示されることもあり、ホーム画面などの画面でロック解除画面が同時に表示されることもある。
【0044】
図1は本発明に係る通信端末機の外形を示した図である。
【0045】
図1を参照すると、本発明の通信端末機100は、ディスプレイ部110、活性化ボタン120を備える。また、カメラ130をさらに備えることができる。
【0046】
図1には、通信端末機100をなすフレーム全面にディスプレイ部110を備え、ディスプレイ部110下部に活性化ボタン120を備え、ディスプレイ部110上部にカメラ130を備えるものと例示されているが、通信端末機がこれとは異なる形態で形成されることもできる。例えば、ディスプレイ部110が通信端末機100の全体面にわたって形成されなくてもよい。すなわち、ディスプレイ部が通信端末機100の少なくとも一部に形成されればよく、活性化ボタン120はディスプレイ部110と他の部分に形成されればよい。また、カメラ130は、ディスプレイ部110が具備されていない通信端末機100の他の面に形成されてもよい。
【0047】
ディスプレイ部110は、通信端末機100の動作状態に対する各種情報を表示し、通信端末機100がタッチスクリーン駆動方式の場合は、ユーザ入力のためのインターフェースも表示する。通常、通信端末機100に対するユーザ操作のない状態が一定時間持続すると、通信端末機100は非活性状態になる。ユーザ操作というのは、ディスプレイ部110に表示されるインターフェースを通じた入力、ボタン120を通じた操作またはこれと異なる機能キー(例えば、ボリュームコントロールキーなど)を通じた操作などを意味する。非活性状態になる条件はユーザによって設定できる。例えば、ディスプレイ部110に表示されるインタフェースを通じて設定メニューに入り設定することができる。一方、通信端末機100に備えられる別のボタン(例えば、オン/オフボタン)を押すことにより非活性状態へ切換えることができる。例えば、通信端末機100が活性化状態にあるとき、オン/オフボタンを長押しすると、通信端末機100が完全に消えることがあるが、オン/オフボタンを短く押すと、電話が受信されたときに受けることができる通信可能な状態として非活性状態になることができる。
【0048】
活性化ボタン120は、通信端末機100の非活性状態を活性状態へ切換える手段である。つまり、通信端末機100が非活性状態のとき、ユーザが活性化ボタン120を押すと活性状態に切換わる。
【0049】
図2は通信端末機が非活性状態210のとき、活性化ボタン220を押すことにより、ディスプレイ部に待受画面230が表示される状態を例示する。待受画面は日付、時間などの情報を提供することができ、ロック解除インタフェースをさらに提供することができる。しかし、活性化ボタン220は、これとは異なる動作のための手段(例えば、ディスプレイ部に何らかの動作状態が表示されている最中に待受画面に移動するための手段、現在動作中のプログラムの一覧を表示する手段)として機能することができる。
【0050】
本発明の一実施形態によると、通信端末機が非活性状態のとき、ユーザが活性化ボタンを押すと、単に通信端末機が活性状態へと切換わるのではなく、所定の動作を行うことになる。
【0051】
通信端末機が非活性状態にあるとき、活性化ボタンを押すことにより行われる動作についての設定はユーザによって可能となる。例えば、ディスプレイ部110に表示されるインタフェースを通じて設定メニューに入り、活性化ボタン120に連携される通信端末機100の動作に対する設定を行うことができる。また、本発明の一実施形態によると、通信端末機100が非活性状態にあるとき、活性化ボタン120が押される回数または押される時間によって、それぞれ異なる動作が行われることもある。例えば、活性化ボタン120が1回押されると、第1動作が実行され、3回連続して押されると、第2動作が実行されるように設定される。また、他の例として、活性化ボタン120が短く1回押されると、第1動作が実行され、1回長押しされると、第2動作が実行されるように設定される。活性化ボタン120が連続して押される回数の累算及び活性化ボタン120が押される時間の測定のために、通信端末機100は所定のクロック回路またはタイマーを備えることができる。例えば、活性化ボタン120が押されて臨界時間内に再度押されると、2回押されたものと判断し、臨界時間以上押されると、活性化ボタン120が長押しされたものと判断することができる。
【0052】
本発明の一実施形態によると、活性化ボタン120にはサブディスプレイ部121が備えられる。サブディスプレイ部121には活性化ボタン120を押すことにより行われる動作についての情報を表示することができる。表示形態は、図形、テキスト、文字、絵、色など多様な形態となることができる。表示形態が図形の場合、円、三角形、四角形、六角形などを表示することができる。例えば、活性化ボタン120を押すことにより第1動作を行うと設定された場合は、サブディスプレイ部121に円が表示され、活性化ボタン120を押すことにより第2動作を行うと設定された場合は、サブディスプレイ部121に三角形が表示され、その逆に具現されることもある。サブディスプレイ部121に表示される形態及び各動作と各表示の対応関係はユーザによって設定されることもできる。例えば、ユーザは設定メニューで活性化ボタン120を押すことにより行われる動作として第1動作を選択し、活性化ボタン120のサブディスプレイ部121に表示される形態として三角形を選択することができる。これによると、通信端末機100が非活性状態にあっても、サブディスプレイ部121には三角形が表示されるので、ユーザはこれを通じて活性化ボタン120を押したとき、第1動作を行うことを把握することができる。
【0053】
サブディスプレイ部121は、液晶、LCD、LEDなどの通常的なディスプレイにより具現されることもあるが、これに制限されることはない。
【0054】
ディスプレイ部110とサブディスプレイ部121に対する駆動制御は同一のプロセッサによって同一の方法で行えるが、そうでないこともある。
【0055】
図3に基づき、以下に説明する。
一実施形態において、ディスプレイ部がオフの状態310からオンの状態へと切換わると、特定アプリケーションがすぐに駆動する。特に、アプリケーションの駆動によって提供される画面を「ホーム画面」330という。ホーム画面は、多様な情報を提供することができる。例えば、ホーム画面は製品の広告、ニュース、イベントなどを提供することができる。ユーザは、ホーム画面で提供するリンク(LINK)タブ340を選択してより詳細な情報のための段階に進むことができ、またはスキップ(SKIP)タブ350を選択して待受画面に移動することができる。また、ホーム画面はアプリケーション自体の実行であることができる。ホーム画面の提供のためのプログラムは通信端末機の製造時に設置されるか、または別途のダウンロードを通じて設置されることもできる。また、ホーム画面の提供はユーザの認証後に提供される。例えば、ロック画面の解除のための暗証番号入力、パターン入力、指紋認識、虹彩認識、顔認識などユーザ認証後、ホーム画面が提供される。この場合、ホーム画面は、ユーザ認証後に別途の追加入力なく提供されることができる。したがって、ユーザは、ユーザ認証と同時にホーム画面の提供を受けることができ、また、ディスプレイ部のオフの状態からオンの状態への切換えと同時に、ユーザ認証及びホーム画面の提供が行われる。つまり、ユーザはディスプレイ部のオフの状態で、一度の入力を通じて追加入力なくユーザ認証及びホーム画面を実行することができる。
【0056】
具体的に、ホーム画面はインストールされたアプリケーションの実行、インストールされたアプリケーションが提供する別途のホーム画面の実行、または別途のホーム画面出力部を通じた実行とすることができる。例えば、ホーム画面はインストールされたアプリケーション自体の実行とすることができる。つまり、ホーム画面はアプリケーションが待受画面でユーザの入力によって駆動されるものと同一であることができる。この場合、ユーザが活性化ボタンを入力すると、特定のアプリケーション自体が別途の追加入力なしにすぐ実行できる。
【0057】
また、アプリケーションの駆動はアプリケーション自体の直接駆動とは区別される別のホーム画面の実行とすることができる。つまり、アプリケーションはアプリケーション自体の実行とは区別される別のホーム画面をディスプレイの活性化時に提供することができる。
【0058】
また、ホーム画面の提供はホーム画面データを統合的に管理するホーム画面管理部を通じてなされる。例えば、一つの通信端末機に複数のアプリケーションがインストールされている場合、ホーム画面管理部は制御部によって決定されたホーム画面をディスプレイ部に出力することができる。つまり、ホーム画面の出力プロセスは出力が決定されたホーム画面に対応するアプリケーションではなく、ホーム画面管理部を通じて行われることができる。したがって、ホーム画面の提供はインストール済みのそれぞれのアプリケーションを通じて行われるとしても、その出力は単一のホーム画面管理部を通じて行われることができる。さらに、ホーム画面管理部はユーザがホーム画面に出力するアプリケーションを設定または解除できるようにするホーム画面の管理画面を提供することもできる。したがって、ユーザはより容易にホーム画面を制御することができ、出力されるホーム画面は一つのプログラムを通じて、管理及び出力することができる。ホーム画面管理部は別途インストールされるアプリケーションを通じて提供されることもあり、通信端末機の製造時にインストールされて提供されることもある。
【0059】
また、ユーザは活性化ボタンの入力方式によってホーム画面をスキップすることができる。つまり、活性化ボタンはその入力回数または入力時間によって複数の動作を具現できるため、これを通じてホーム画面への移動を制御することができる。たとえば、非活性モードでユーザが活性化ボタンを短く押すとホーム画面に移動し、活性化ボタンを長く押すとホーム画面を省略して待受画面に進むことができる。
【0060】
ユーザは習慣的に入力する活性化ボタン320を通じてホーム画面330で提供するさまざまな情報を簡単に入手でき、情報または広告提供会社はユーザに自分が提供する情報または広告をより容易に露出させることができる。より具体的には、ホーム画面の提供会社は広告主から広告を依頼されると、ホーム画面データをサーバを通してユーザの通信端末機に転送する。ユーザの通信端末機は活性化状態に切換わると同時に転送されたホーム画面データをディスプレイ部に出力することになる。
【0061】
ホーム画面はさまざまな形の情報を提供することができる。例えば、ソーシャルコマースアプリケーションは新しい商品または特定の商品イベントに関する情報を提供することができ、スポーツ中継や公演案内アプリケーションの場合、各種のイベントについての情報をホーム画面に提供することができる。ゲームアプリケーションの場合、新たなアップデート情報または新たに発売されるゲームの情報を提供することができる。したがって、ホーム画面制御を通じて、ユーザは自分の嗜好に合った情報をホーム画面で受け取ることができ、アプリケーション提供会社は、希望する情報をユーザに、より容易に提供することができる。アプリケーション会社は別途のホーム画面構成のためのデータを提供することができ、アプリケーション自体の実行をホーム画面に提供することができる。
【0062】
以下、
図4に基づき、本発明の第1実施形態をより具体的に説明する。本発明の第1実施形態はホーム画面データを提供する通信端末機400を提供する。
【0063】
通信端末機400はデータの送受信のための通信部410、ディスプレイ部420、活性化感知部430、ホーム画面制御部440、ホーム画面実行部450を備える。通信端末機400が非活性状態から活性状態に切換わると、ディスプレイ部420はオン(on)モードに切換わり、活性化感知部430は活性状態を認識する。活性状態が認識されるとホーム画面制御部440はホーム画面データに対する分析に基づいて、ホーム画面の実行の要否を判断して、ホーム画面実行部450はホーム画面制御部440の判断によって、ディスプレイ部420の活性化と同時にホーム画面を実行する。また、ホーム画面制御部440は活性化感知以前にホーム画面の分析を行い、活性化感知時に活性化と同時にホーム画面を実行することができる。
【0064】
ホーム画面制御部440はホーム画面データを分析し、ホーム画面の表示の要否及び表示順序などを制御する。より具体的には、ホーム画面制御部は受信識別コードの確認、事前承認コードの確認、優先順位確認のうち一つ以上の分析を行うことができるが、これに限定されるのではなく、追加的な分析を行うこともできる。例えば、ホーム画面制御部440は受信された複数のホームデータのうち、出力しようとするホーム画面データ、出力順序などを決定することができる。
【0065】
通信端末機が受信するホーム画面データは、ホーム画面コンテンツと送信識別コードを含む。ホーム画面コンテンツは通信端末機のホーム画面に表示する情報を含み、送信識別コードは、通信端末機にインストールされたアプリケーションの受信識別コードに対応して、当該アプリケーションが通信端末機にインストールされているか否かを確認できるようにする。例えば、ホーム画面制御部440は、受信したホーム画面データの送信識別コードに対応する受信識別コードを確認できなかった場合、ホーム画面データを実行しないようにすることができる。
【0066】
また、アプリケーション提供会社は会社のサーバを通じて、当該アプリケーションの受信識別コードに対応する送信識別コードを含むホーム画面データを直接送付して、ユーザの通信端末機のホーム画面に出力することができる。したがって、アプリケーション会社は、当該アプリケーションを通じて直接ユーザに情報を提供することもできる。 また、アプリケーション会社が直接自分のサーバを通じてホーム画面を提供せず、他のアプリケーションが提供する機能を利用して間接的にホーム画面を提供することができる。
【0067】
事前承認コードの確認は、通信端末機のユーザが自分の端末機にインストールされたアプリケーションのうち、ホーム画面データを実行させようとするアプリケーションを確認できるようにする。例えば、受信識別コードが確認されたアプリケーション、つまり、通信端末機にインストールされたアプリケーションの中でも、ユーザはホーム画面出力を承認するアプリケーションを設定することができる。これによって、ユーザは通信端末機にインストールされたアプリケーションのうち、ユーザの嗜好に合ったアプリケーションについてのホーム画面データのみを選択的にホーム画面に表示できる。また、送信識別コードと受信識別コードが一対一で対応されるものに限定されることはない。例えば、複数のホーム画面データが一つのアプリケーションに対応する送信識別コードを持つことができる。
【0068】
図5を参照すると、ユーザは、アプリケーションのインストール時に事前承認してホーム画面の提供に同意することができ、またはアプリケーションの実行画面で提供されるホーム画面選択タブ510を利用して同意することができる。つまり、ユーザは、アプリケーションの実行中にアプリケーションが自分の嗜好に合うと、当該アプリケーションを選択することにより、当該アプリケーションに対する情報をホーム画面に提供を受けることができる。また、別途のホーム画面管理アプリケーション520を通じて複数のアプリケーションのホーム画面が実行されるか否かを統合的に管理することもできる。ホーム画面の管理プログラムは、当該通信端末機にインストールされているアプリケーションの情報とそれぞれのアプリケーションに対するホーム画面の設定の要否を選択できるようにすることができる。したがって、ユーザは、複数のアプリケーションに対するホーム画面の設定をより容易にすることができる。また、通信端末機は事前承認コード管理部を備えて複数のアプリケーションに対する事前承認コードを管理することができる。また、ホーム画面管理アプリケーション520は、決定されたホーム画面コンテンツの出力を実行することができる。つまり、ディスプレイ部の活性化時に設定されたアプリケーションが直接ホーム画面を出力するのではなく、ホーム画面管理アプリケーション520が設定されたホーム画面を統合的に制御して出力することができる。したがって、ディスプレイ部の活性化時にホーム画面出力を実行することは、ホーム画面管理アプリケーション520に単一化することができる。
【0069】
優先順位の確認について説明する。複数のアプリケーションがホーム画面に指定されると、多様なアルゴリズムを通じてホーム画面の出力を決定することができる。例えば、ユーザがアプリケーションの優先順位を予め決めておき、その優先順位によってホーム画面が決まることもあり、または順次、無作為に決まることもある。また、アプリケーションの活用度によって、例えば、一定期間アプリケーションが実行された回数によって優先順位を定めることもできる。また、アプリケーションが優先順位を決定することもできる。例えば、それぞれのアプリケーションは端末機が活性化される時間帯に対する優先順位を設定して、当該時間帯に優先順位を持つアプリケーションがホーム画面を構成するようにすることもできる。また、ホーム画面の活用度に基づくデータ、例えば、ホーム画面でユーザがリンクを通じて情報を活用する割合などを通して優先順位を決定することもできる。優先順位の設定は活用目的、実現の容易性によって様々なアルゴリズムが適用できるものとして、上述した実施例に限定されるものではない。また、活性化感知部が活性化を感知する時間に従い、優先順位を決定することもできる。例えば、それぞれのホーム画面データまたはアプリケーションはホーム画面出力時間に対する嗜好の度合いを設定することができ、これによって嗜好に合った時間帯に活性化が感知されれば、当該アプリケーションに対応するホーム画面が優先順位を持って画面に出力されるようにすることができる。また、複数のホーム画面コンテンツを一つの画面に出力することもできる。この場合、優先順位によって出力される画面のサイズに差をつけることができる。
【0070】
また、通信端末機はホーム画面コンテンツを保存するコンテンツの保存場所をさらに備える。コンテンツの保存場所はホーム画面データのホーム画面コンテンツを一時的に保存して、ホーム画面制御部が当該ホーム画面コンテンツの出力を決定すると、ホーム画面の実行部が保存されたホーム画面コンテンツを実行することができる。
【0071】
ホーム画面制御部はこのような受信識別コードの確認、事前承認コードの確認、優先順位の確認を通じて受信したホーム画面データのうち、活性モード切換え時に出力するホーム画面コンテンツを決定し、ホーム画面実行部450は活性モード切換え時に決定されたホーム画面コンテンツを出力する。ホーム画面制御部の動作はこれに限定されるものではなく、受信識別コードの確認、事前承認コードの確認、優先順位確認のうち一部だけを行ったり、追加的な分析を行うことができる。
【0072】
以下、
図6に基づき、本発明の第2実施形態を説明する。第2実施形態は、アプリケーションを利用したホーム画面データの提供方法であって、アプリケーションサーバで提供するホーム画面データを受信及び分析し、ホーム画面に出力する方法を提供する。
【0073】
アプリケーションサーバは、ホーム画面データ600をユーザ通信端末機630に転送することができる。ホーム画面データ600はホーム画面コンテンツ610及び送信識別コード620を含む。ユーザ通信端末機630はアプリケーションサーバからホーム画面データを受信して、ホーム画面データを分析する。ユーザ通信端末機630にインストールされたアプリケーションは、ホーム画面データの送信識別コードに対応する受信識別コードを含み、これを通じて、ユーザ通信端末機630に当該アプリケーションがインストールされているかどうかを確認することができる。対応する受信識別コードが確認されていない場合、ユーザ通信端末機はホーム画面データの受信を拒否したり、受信されたホーム画面データを削除、または受信されたホーム画面データの実行を拒否または保留することができる。また、送信識別コードと受信識別コードが一対一で対応するものに限定されることはない。例えば、複数のホーム画面データが一つのアプリケーションに対応する送信識別コードを有することができる。
【0074】
また、アプリケーション提供会社は会社のサーバを通じて、当該アプリケーションの受信識別コードに対応する送信識別コードを含むホーム画面データを直接送信して、ユーザの通信端末機のホーム画面に出力することができる。したがって、アプリケーション会社は、当該アプリケーションを通じて直接ユーザに情報を提供することができる。また、アプリケーション会社が直接自分のサーバを通じてホーム画面を提供せず、他のアプリケーションが提供する機能を利用して間接的にホーム画面を提供することができる。
【0075】
受信識別コードが確認される場合、ホーム画面データは事前承認コードを確認することができる。事前承認コードは、ユーザが当該アプリケーションサーバからのホーム画面データ受信を承認または拒否することを決定するコードとして、承認が確認されると、ホーム画面コンテンツを出力することができる。優先順位確認段階は、複数のホーム画面コンテンツが待機中の場合、実行の優先順位を確認する段階として、ユーザがアプリケーションの優先順位を予め決めておいてその優先順位によってホーム画面が決まることもあり、または順次決まったり、無作為に決まることもある。また、アプリケーションの活用度によって、例えば、一定期間アプリケーションが実行された回数によって優先順位を定めることができる。また、アプリケーションが優先順位を決定することもできる。例えば、それぞれのアプリケーションは端末機が活性化される時間帯に対する優先順位を設定して、当該時間帯に優先順位を有するアプリケーションがホーム画面を構成するようにすることができる。
【0076】
また、活性化感知部が活性化を感知する時間に従って優先順位を決定することができる。例えば、それぞれのホーム画面データまたはアプリケーションは、ホーム画面出力時間に対する嗜好の度合いを設定することができ、これによって嗜好に合った時間帯に活性化が感知されると、当該アプリケーションに対応するホーム画面が優先順位を持って画面に出力されるようにすることができる。また、ホーム画面の活用度に基づくデータ、例えば、ホーム画面でユーザがリンクを通じて情報を活用する割合などを通して優先順位を決定することもできる。優先順位の設定は活用目的、実現の容易性によって様々なアルゴリズムが適用されるものとして、上述の実施形態に限定されることはない。
【0077】
また、複数のホーム画面コンテンツを一つの画面に出力することができる。この場合、優先順位によって出力される画面のサイズに差をつけることができる。
【0078】
ホーム画面データの分析によってホーム画面コンテンツを出力するかどうかが決定されると、通信端末機の活性モードの有無を感知する。つまり、通信端末機のディスプレイがオフの状態からオンの状態へ切換わると、活性モードを感知して、これと同時にホーム画面データの分析によって決定されたホーム画面コンテンツを実行することができる。
【0079】
活性モードの感知はホーム画面データの受信及び、分析後に行われることがあるが、これに限られることはなく、ホーム画面データの受信及び分析以前に活性モードの感知が実行されることがあるが、同時に実行されることもある。 例えば、活性モードが感知されれると、ホーム画面データを受信して分析し、ホーム画面コンテンツを決定し、これをディスプレイ部に出力することができる。
【0080】
また、ホーム画面データの分析及び実行は、ユーザ通信端末機に別途に設けられたアプリケーションまたはプログラムを通じて具現することができる。例えば、ユーザの通信端末機は別途のホーム画面制御プログラムを備え、インストールされたアプリケーションの識別コード、事前承認コード、優先順位を収集、管理し、ホーム画面データの受信時、これに基づいて受信されたホーム画面コンテンツの実行の有無を決定することができる。
【0081】
また、ホーム画面データの分析及び実行は、サーバアプリケーションで提供してユーザの通信端末機にインストールされたアプリケーションを通じて具現することができる。例えば、インストールされたアプリケーションは、ホーム画面データの受信時、自身の受信識別コードに対応する送信識別コードを持つホーム画面データであるかどうかを確認し、対応する場合、事前承認コード及び優先順位を確認した後、活性モード感知の際は、当該ホーム画面コンテンツを実行することができる。
【0082】
本発明の第3実施形態は、通信端末機にインストールされたアプリケーションを利用したモバイル広告方法を提供する。
【0083】
アプリケーション提供会社は、ユーザ通信端末機にインストールされたアプリケーションを利用して直接モバイル広告をユーザに提供することができる。アプリケーションサーバを通じて通信端末機にインストールされたアプリケーションによって広告データを転送し、インストールされたアプリケーションは広告データに含まれた送信識別コードを通じて、当該広告データを確認することができる。また、ユーザが無分別な広告に曝されることを防止できるように、ユーザが、インストールされた個々のアプリケーションに対して事前承認コードを設定することができ、ユーザが希望する広告だけを選択的に利用できる。前記広告データに受信識別コード及び事前承認コードが確認された場合、通信端末機が非活性モードから活性モードに切換わると同時に広告データがディスプレイ部に出力されることができる。
【0084】
また、アプリケーション提供会社は会社のサーバを通じて、当該アプリケーションの受信識別コードに対応する送信識別コードを含むホーム画面データを直接転送して、ユーザの通信端末機のホーム画面に出力することができる。したがって、アプリケーション会社は、当該アプリケーションを通じて直接ユーザに情報を提供することができる。また、アプリケーション会社が直接自分のサーバを通じてホーム画面を提供するのではなく、他のアプリケーションが提供する機能を利用して間接的にホーム画面を提供することもできる。
【0085】
複数のアプリケーションに対する複数の広告データが受信された場合、優先順位決定のためのアルゴリズムを通じて出力される広告データを決定することができる。また、複数のホーム画面コンテンツを一つの画面に出力することもできる。この場合、優先順位によって出力される画面のサイズに差をつけることができる。
【0086】
以下、本発明の他の実施形態を説明する。
実施形態は、移動通信端末機の現在の位置情報によって、当該移動通信端末機の活性化時に異なるアプリケーションを駆動することができる。移動通信端末機の位置情報は、移動通信端末機のGPS情報を通じて得ることができ、周辺の通信装置との通信を通じて確認することができる。例えば、移動通信端末機を所持しているユーザが特定地域に接近すると、当該地域に設置された通信装置はユーザの移動通信端末機に信号を送信して、当該移動通信端末機の存在を確認することができる。つまり、当該地域の通信装置は近距離通信、例えば、NFC、Bluetooth(登録商標)、Beacon、WiFiなどを通じて信号を送信するが、ユーザの移動通信端末機が当該信号の受信範囲内に進入すると、移動通信端末機の位置を確認することができる。このとき、移動通信端末機と通信装置の通信は、相互信号を送受信する双方向通信であることができるが、これに限定されることはなく、移動通信端末機が通信装置に信号を送信したり、または通信装置が移動通信端末機に信号を送信する一方向通信であることもできる。もし、ユーザの移動通信端末機が受信した信号に基づくホーム画面を出力するように決定すれば、移動通信端末機は活性化時に当該信号に基づくホーム画面をディスプレイ部に出力することができる。
【0087】
具体的に、当該地域の通信装置は、一定範囲内に信号を送出し、もし、その範囲内に移動通信端末機が進入すれば、当該移動通信端末機の存在を確認することができる。移動通信端末機は、当該地域で活性化されると、通信装置から送信された信号に基づくホーム画面を提供するかどうかを決定し、これによってホーム画面を提供することができる。移動通信端末機の活性化と転送された信号に基づくホーム画面の提供の要否の決定はその順序に限定されず、また同時になされることもある。送信された信号に基づくホーム画面の提供の要否の決定は、受信した信号が移動通信端末機にインストールされたアプリケーションに対応しているかどうか、当該アプリケーションの事前承認コードの確認及び当該アプリケーションの優先順位を確認する段階のうち一つ以上の段階を通じて決定されることができる。例えば、当該通信装置に対応するアプリケーションがインストールされた場合にのみ受信した信号に基づくホーム画面を提供することができる。ここで、アプリケーションは当該地域の通信装置と関連する別のアプリケーションであることもあるが、これに限定されるものではなく、移動通信端末機のOSに設置されたホーム画面管理プログラムまたはユーザの位置情報に基づいてホーム画面を提供する汎用のアプリケーションであることもできる。また、ユーザが事前承認コードを設定してホーム画面の提供を承認したアプリケーションに対応する信号である場合にのみ、ホーム画面に出力することもできる。 ユーザによる事前承認は当該アプリケーションのインストール時、または実行中に設定することができて、ホーム画面の統合管理手段において当該アプリケーションを設定することができる。また、当該アプリケーションの優先順位に基づいてホーム画面の出力の要否を決定することもできる。
【0088】
受信した信号に基づいたホーム画面の提供を決定する場合、移動通信端末機の活性化時に当該ホーム画面を提供することができる。このとき、提供するホーム画面は当該アプリケーション自体の駆動であることもあり、当該アプリケーションが提供するホーム画面であることもある。
【0089】
例えば、ユーザが移動通信端末機を所持し、売場に進入すると、当該売場に設置された通信装置はユーザの移動通信端末機に信号を転送することができる。ユーザの移動通信端末機が当該信号に基づいたホーム画面を出力すると、売場は当該売場と関連した情報、例えば、クーポン、イベント情報、新製品広告などの情報をユーザの移動通信端末機を通じて直接伝えることにより、オーダーメイド型マーケティングを行うことができる。このとき、通信装置を通じて送信する信号自体がホーム画面に出力される情報を含むこともでき、または送信する信号が移動通信端末機に対してホーム画面出力の承認のみを要請して承認された場合、これとは別途の通信を通じて通信装置と移動通信端末機間に情報を送信することもできる。
【0090】
当該位置に基づいたホーム画面を出力するように決定された場合、ユーザは、当該売場で移動通信端末機を活性化させるとき、当該売場で提供されているクーポンやイベント情報などをホーム画面で確認することができ、ホーム画面を出力しないことに決定した場合、他のホーム画面または待受画面で行うことが可能である。このとき、提供される情報は、クーポン、イベント、広告など当該売場で提供するさまざまな情報が提供されるものであって、本実施形態に限定されるわけではない。この場合、移動通信端末機は、OS(Operating System)に設置されたホーム画面管理プログラムを通じて当該売場に対する情報をホーム画面に出力することができ、または当該売場の通信装置に対応する別途のホーム画面の提供プログラムを通じてホーム画面が提供される。例えば、事前にインストールされた当該売場に関連する別のアプリケーションを通じてホーム画面が提供されることもあり、また、ユーザの位置情報に基づいてホーム画面を提供する汎用のアプリケーションを通じて提供されることもある。また、ユーザが事前に移動通信端末機で承認したアプリケーションに該当する場合にのみ、ホーム画面に出力することもできる。これを通じて、ユーザが希望する売場の情報だけを選択的に出力することができる。また、移動通信端末機に提供されるホーム画面は売場の通信装置から送信する信号を通じて提供することもできるが、これに限られず、売場の通信装置から送信する信号を通じて、移動通信端末機の存在を確認し、ホーム画面は別途のサーバを通じて転送することもできる。
【0091】
このように、ユーザは、移動通信端末機の位置情報によって異なるホーム画面を提供されることができ、さらにユーザが事前にインストールしたり、または承認したアプリケーションに対してのみ、ホーム画面を提供されることができる。このとき、提供されるホーム画面はディスプレイ部の全面に提供されることもできるが、これに限定されるわけではなく、ディスプレイ部の一定領域に部分的に提供されることもできる。また、ホーム画面はロック画面の一定部分に提供されることもできる。本実施形態で提供されるホーム画面は、追加情報接近のためのリンクタブを含むことができ、待受画面に進入するためのスキップタブを含むこともできる。
【0092】
本実施形態によると、売場は、売場で提供する情報をホーム画面に提供することによって、オーダーメイド型マーケティングを行うことができ、ユーザは、ユーザが移動通信端末機を活性化するときに提供されるホーム画面を通じて情報を受け取ることで、必要のないお知らせ、メッセージなどを回避できる。つまり、売場で任意にメッセージなどを送信してユーザが必ず確認するようにした一方的な手段ではなく、ユーザが必要に応じて選択的に提供される情報を確認できる手段を提供することにより、ユーザの便宜を図ることができる。例えば、売場の情報がお知らせ、メッセージなどのプッシュ形式で提供される場合、ユーザは幾つかの売場を回る度に必要のないメッセージやお知らせにうんざりすることが考えられる。ホーム画面を通じた売場情報の提供は、ユーザが必要なときに選択的に移動通信端末機を活性化し、その情報を確認するため、不要なメッセージなどを除去することができる。
【0093】
移動通信端末機の位置を把握する通信装置は、ユーザの家、自動車、職場などに設置することができる。例えば、ユーザの家に設置された通信装置と通信する場合、ユーザは、移動通信端末機を活性化させるときにユーザの家と関連した情報を確認したり、家電機器、照明などを制御できるホーム画面を提供されることもできる。また、自動車の通信装置と通信する場合、例えば、車両の近くで移動通信端末機を活性化させる場合、車両のドアのロック解除、エンジン、車両内部の空調などの制御のためのホーム画面を提供されることもでき、または車両内部で活性化させる場合には、車両システムとの連結を設定するホーム画面を提供されることもできる。この場合、移動通信端末機を通じて実現が可能な機能、例えば、通貨、メッセージ、アプリケーションの駆動、オーディオ再生などを車両に設置されたディスプレイ、オーディオなどのシステムを通じて具現することができる。また、車両内部で移動通信端末機を活性化する場合、運転を妨害する機能を遮断するホーム画面が提供されることができる。
【0094】
本実施形態による移動通信端末機の位置情報によるホーム画面の選択的提供は、これに先立って述べた他の制御原因、つまり、インストールされたアプリケーションに対応しているかどうか、インストールされたアプリケーションの事前承認コード、インストールされたアプリケーションの優先順位と組み合わせて選択されることができる。優先順位は活性化が感知される時間によって決定されることもあるが、位置情報を把握する通信装置が複数存在する場合、距離によって選択されることもある。例えば、最も近い距離に位置する通信装置の信号を優先的に処理することができる。また、活性化時に出力される画面に複数のホーム画面情報が同時に出力されてユーザが選択できるように構成することもできる。例えば、一つの画面に複数のホーム画面が分割されて表示されることもある。このとき、出力される複数のホーム画面は、優先順位に応じて異なる大きさで出力されることもある。また、それぞれのホーム画面をディスプレイ部の全面に表示しようとする場合、左右または上下のスクロールを通じて他のホーム画面に移動できるようにすることができ、優先順位によってその移動距離を調節することもできる。例えば、活性化時に優先順位が最も高いホーム画面を全面に配置し、スクロールによって、優先順位が低いホーム画面に移動するように構成することもできる。
【0095】
以上、上述した本発明による実施形態は、多様なコンピュータ構成要素を通じてなされるプログラム命令語の形態で具現され、コンピューター判読可能な記録媒体に記録されることができる。前記コンピューター判読可能な記録媒体は、プログラム命令語、データファイル、データ構造などを単独、または組み合わせて含むことができる。前記コンピューター判読可能な記録媒体に記録されるプログラム命令語は、本発明のために特別に設計されて構成されたものであり、もしくはコンピュータソフトウェア分野の当業者に公知されて使用可能なものであることもある。コンピューター判読可能な記録媒体の例には、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、及び磁気テープのような磁気媒体、CD‐ROM、DVDなどの光記録媒体、フロプティカルディスク(floptical disk)のような磁気光媒体(magneto−optical media)、及びROM、RAM、フラッシュメモリーなどのようなプログラム命令語を保存して実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれる。プログラム命令語の例には、コンパイラーによって作られるものと同じ機械語コードだけでなく、インタープリターなどを用いてコンピューターによって実行される高級言語コードも含まれる。前記ハードウェア装置は本発明による処理を行うため、一つ以上のソフトウェアモジュールとして作動するように構成されることができ、その逆も同様である。