(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【背景技術】
【0002】
図1は、物体表面1上に形成されたドットコード12の概略図である。
図1に示すよう
に、ドットコード12は、多数のビットドット(bit dot)が組み合わされて成り、ビッ
トドットは非常に微小であるため、視覚上見過ごされやすく、あるいは、人の目に地色と
して解読される。ドットコード12と情報資料(Information Material)11(例えば、
図1の文字パターン“APPLE”)は、例えば、印刷等の方式を利用して、紙等の物体
表面1上に共同形成される。ドットコード12は、インジケータデータをマッピングし、
且つ人の目の情報資料11の受信に影響しない。
【0003】
図2は、電子システム2の概略図である。当該電子システム2は、光学デバイス102
と、プロセッサ104と、出力デバイス106とを有し、画像識別ステップを行うことに
よって、当該ドットコード12を読み取る。光学デバイス102、プロセッサ104およ
び出力デバイス106は、互いに有線または無線方式により接続される。光学デバイス1
02は、物体表面を読み取って拡大影像を取得し、続いて、プロセッサ104が拡大影像
の中からドットコード12を取り出してさらにデジタルデータに転換し、当該デジタルデ
ータに対応する付加情報を取得する。最後に、出力デバイス106がこの付加情報を受け
取り、予め定められた形式でこの付加情報を出力する。したがって、ドットコード12の
設計によって、例えば、ブックページ等のよく見かける物体表面上に、より多くの付加情
報をロードすることができる。
【0004】
図3は、周知の複数のドットコード12を含むパターン設計の概略図である。
図3に示
すように、1つのドットコード12 (破線で囲んだエリア)は、キーポイント202、
複数のグリッド204および複数の情報ポイント206が、予め定められた規則に従って
排列することによって形成される。詳しく説明すると、1つのドットコード12は、キー
ポイント202を中心として、周囲に複数のグリッド204を配置する。そのうち、4つ
のグリッド204毎に1つの矩形ブロックが配置され、且つ4つのグリッド204毎の中
心を1つのバーチャルポイントとし、矩形ブロック内に位置する情報ポイント206は、
選択的に当該バーチャルポイントの上、下、左、右方向へ一定距離偏移させることによっ
て、それぞれ異なる数値を表し、それから、上述した電子システム2によって読み取るこ
とができる。キーポイント202は、1つのドットコード12の中心のグリッド204を
予め定められた方向へ一定距離偏移させる方式で形成され、キーポイント202は、ドッ
トコード12の参考方向を提供し、光学デバイス112が物体表面を読み取ることによっ
て拡大影像を取得する時の方向付けの参考とすることができる。さらに、4つのグリッド
204は、1つの矩形ブロックの方式で配置され、ドットコード12の読み取りや印刷時
に変形が生じた場合に、校正の参考とすることができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
図1に示すように、ドットコード12は、通常、物体表面1上の情報資料11と共存す
るため、ビットドットの密度が高くなるほど視覚効果が悪くなり、且つ人の目でドットコ
ード12の存在を感知しやすくなって、ドットコード12と情報資料11が混乱する機会
が増加する。一方、ドットコード12が有限の物体表面エリアに形成された時、同じ情報
量が提供されるという前提で、ビットドットの分布密度が高すぎると、2つの隣り合うビ
ットドット間の距離が小さくなりすぎるため、ビットドットが、例えば印刷方式で紙上に
形成された時に、比較的明確な視覚干渉を起こすことになる。この視覚干渉を減らしたい
場合、通常、ビットドットの大きさをさらに縮小する必要があるため、これによって、プ
リンターおよび紙の解析度の要求が高くなり、且つ印刷時にも印刷漏れしやすいため、印
刷の難度が相対的に増し、且つ光学デバイスの判読ミスが起りやすくなったり、あるいは
区別が難しくなったりする。
図3に示した周知のドットコード12の設計方式は、明らか
にビットドットの密度が高くなりすぎるため、上述した様々な問題が発生する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
したがって、本発明は、比較的低いビットドット密度を提供し、且つ少量のビットドッ
トでドットコードを構成することによって、上述した周知の設計の様々な問題を回避する
ことのできるドットコードを用いたデータ出力/入力方法を提供することを目的とする。
【0007】
本発明は、ドットコードを用いたデータ出力/入力方法を提供する。データ出力/入力
方法は、物体表面上にインジケータデータに対応する1つまたは複数のドットコードを形
成することを含み、このドットコードは、データ部と、ラベル部とを含み、且つデータ部
とラベル部は、互いに隣接する。
【0008】
データ部が占有するエリアは、複数の第1ブロックに区分される。各第1ブロックは、
M×N配列方式で排列された複数の第1ビットエリアに区分され、MとNは、いずれも3
の整数よりも大きいか等しい。そのうち、十字形に排列された一部の第1ビットエリアは
、第1ラベルエリアを構成し、且つ第1ラベルエリアの最小幅は、第1ビットエリアの幅
の整数倍である。各第1ブロックは、それぞれ第1ビットドットを有し、且つ各第1ビッ
トドットは、第1ラベルエリア以外の中の1つの第1ビットエリア内に設置される。
【0009】
ラベル部が占有するエリアは、複数の第2ブロックに区分される。各第2ブロックは、
P×Q配列方式で排列された複数の第2ビットエリアに区分され、PとQは、いずれも3
の整数よりも大きいか等しい。そのうち、十字形に排列された一部の第2ビットエリアは
、第2ラベルエリアを構成し、且つ第2ラベルエリアの最小幅は、第2ビットエリアの幅
の整数倍である。各第2ブロックは、それぞれ第2ビットドットを有し、且つ各第2ビッ
トドットは、第2ラベルエリア以内の中の1つの第2ビットエリア内に選択的に設置され
る。データ出力/入力方法は、さらに、物体表面を光学的に読み取って、このドットコー
ドに対応するインジケータデータを取得することを含む。
【0010】
本発明のある実施形態中、各第1ブロックにおいて、第1ラベルエリアは、第1ブロッ
クを第1、第2、第3および第4データエリアに区分し、第1、第2、第3および第4デ
ータエリアは、それぞれ同じ数の第1ビットエリアにより構成され、且つ同じ第1ブロッ
クにおいて、第1、第2、第3および第4データエリアは互いに隣接しない。
【0011】
本発明のある実施形態中、各第1ビットドットは、それぞれ各第1ブロックの第1、第
2、第3および第4データエリアの中の1つに設置され、さらに、各第1ビットドットを
それぞれ選択されたデータエリアの中の1つの第1ビットエリア内に設置することによっ
て、インジケータデータ中の数値を表示する。
【0012】
本発明のある実施形態中、第2ブロックは、L型分布を表し、且つラベル部とデータ部
の2つの隣り合う境界は、互いに隣接し、さらに、各第2ブロック内の各第2ラベルエリ
アは、少なくとも1行(row)の第2ビットエリアと少なくとも1列(column)の第2ビット
エリアにより構成される。
【0013】
本発明のある実施形態中、同じ行に位置する第2ブロック内の各第2ビットドットは、
対応する第2ラベルエリアの交差部分に設置される。また、同じ列に位置する第2ブロッ
ク内の各第2ビットドットは、対応する第2ラベルエリアの交差部分から外れて設置され
る。
【0014】
本発明のある実施形態中、同じ行に位置する第2ブロック内の各第2ビットドットは、
第1方向に沿って、対応する第2ラベルエリアの交差部分から外れて設置される。また、
同じ列に位置する第2ブロック内の各第2ビットドットは、第2方向に沿って、対応する
第2ラベルエリアの交差部分から外れて設置され、且つ第1方向と第2方向は実質的に垂
直である。そのうち、第1方向は行方向に平行であり、第2方向は列方向に平行である。
【0015】
本発明のある実施形態中、第1ブロックと第2ブロックは、大きさが同じであり、且つ
第1ブロック内の第1ラベルエリアの排列方式は、第2ブロック内の第2ラベルエリアの
排列方式と同じである。
【0016】
本発明のある実施形態中、ドットコードは、第1ブロックと第2ブロックにより構成さ
れたマトリックスである。そのうち、第1ラベルエリア以外の中の1つの第1ビットエリ
ア内に設置された各第1ビットドットは、ドットコードのデータ部のデータ情報を構成し
、第2ラベルエリア以内の中の1つの第2ビットエリア内に設置された各第2ビットドッ
トは、ドットコードのラベル部のラベル情報を構成する。
【0017】
別の観点からみると、本発明は、画像識別を利用して読み取ることのできるドットコー
ドを提出し、このドットコードは、物体表面上に形成され、ドットコードは、複数のバー
チャルブロックと、複数のビットドットとを含む。そのうち、複数のバーチャルブロック
は、矩形に排列され、各バーチャルブロックは、1つの中央ラベル部と、4つのコーナー
ビットエリアに分割され、且つ各コーナービットエリアは、それぞれ1つの候補2進コー
ドを表す。各ビットドットは、複数のバーチャルブロックのコーナービットエリアの中の
1つに設置されるか、あるいは、中央ラベル部に設置される。そのうち、コーナービット
エリアの中の1つに設置されたビットドットは、各コーナービットエリアに対応する候補
2進コードに基づいて、各バーチャルブロックが表す2進コードを定義する。そのうち、
少なくとも2つのビットドットは、それぞれ予め定められた位置のバーチャルブロックの
中央ラベル部に位置し、パターンを固定するラベルを構成するために用いられる。このラ
ベルは、ドットコードを基準として、バーチャルブロックが表す2進コードの所定の順序
を決定する。
【0018】
さらに別の観点からみると、本発明は、矩形に排列された複数組のドットコードに適用
されるチップの復号化方法を提供し、各ドットコードは、ラベル部と、データ部とを有し
、且つラベル部とデータ部は、互いに隣接する。そのうち、ラベル部とデータ部は、それ
ぞれ複数のブロックを有する。チップの復号化方法は、下記のステップを含む:1組のド
ットコードを少なくとも含む映像データを受信する;予め設定した規則に基づいて、ドッ
トコード内に属しラベル部内に分布する複数のビットドットを捜索する;ラベル部内に属
するビットドットを基準として、データ部内の各ブロックが表す状態を判断するとともに
、状態の相違に基づいて、それぞれ2進コードを生成する;ラベル部内に属するビットド
ットを基準として、データ部内の全てのブロックの排列順序を決定するとともに、対応す
る2進コードを排列して、コードを生成する;このコードに基づいて、映像データの隠れ
た情報を対応して出力する。
【0019】
本発明のある実施形態中、このコードに基づいて映像データの隠れた情報を対応して出
力するステップは、このコードに基づいて、データバンク内でこのコードに対応する1つ
または複数の指令を照会し、前記指令を実行して隠れた情報を出力することを含む。
【0020】
本発明のある実施形態中、データ部内の各ブロックが表す状態を判断するとともに、状
態の相違に基づいてそれぞれ2進コードを生成するステップは、各ブロック中にビットド
ットがあるかどうかを判断して、ブロックにビットドットがある場合を第1状態、ブロッ
クにビットドットがない場合を第2状態とし、第1状態と第2状態に基づいて、それぞれ
0と1の2進コードを生成することを含む。
【0021】
本発明のある実施形態中、データ部内の各ブロックが表す状態を判断するとともに、状
態の相違に基づいてそれぞれ2進コードを生成するステップは、各ブロック中にビットド
ットがあるかどうかを判断するとともに、ビットドットが設置された位置に基づいて、ブ
ロックが表す状態を判断し、異なる状態に基づいて、00、01、10と11の2進コー
ドを対応して生成することを含む。
【発明の効果】
【0022】
以上のように、本発明は、比較的少ないドット数(比較的低いドット密度)を利用して
大量の情報量を提供することができるため、これにより、比較的優れた視覚効果を提供す
ることができ、且つ人の目でドットコードの存在を比較的感知しにくくなるため、ドット
コードと共存する情報資料が混乱しない。
【0023】
本発明の上記及び他の目的、特徴、および利点をより分かり易くするため、図面と併せ
た幾つかの実施形態を以下に説明する。
【発明を実施するための形態】
【0025】
図4は、本発明の実施形態に係る複数のドットコード10を排列して形成されたパタ
ーンの概略図である。本発明の設計を明確に説明するため、
図5に、
図4の中の1つのド
ットコード10の拡大概略図を示す。
図6は、本発明の実施形態に係るドットコード10
を形成するフローチャートであり、ドットコード10を形成する各ステップを説明するた
めに用いる。以下、
図5および
図6を同時に参照されたい。
【0026】
ステップS610で述べているように、例えば、
図5のブロック110のように、まず
、1組のドットコード10を形成したいエリアを複数のブロック(block)に分割する。
そのうち、これらのブロックは、マトリックス(matrix)に排列され、互いに隣接して重
なり合わない。ステップS620において、さらに各ブロックを複数のビットエリア(bi
t zone)に分割する。
図5を例とすると、各ブロックは、さらに、9つのビットエリアに
区分され、3×3配列方式で排列されてもよい。ビットエリアを区分した後、ステップS
630に続き、各ブロックにおいて、選択部分のビットエリアをラベルエリア(label zo
ne)とし、その他のビットエリアをデータエリア(data zone)とする。
図5に示すよう
に、各ブロックは、いずれもその中の5つを選択して十字形に排列したビットエリアをラ
ベルエリア114とする。
【0027】
ラベルエリアを確定した後、ステップS640に続き、ビットドットを設置する。ビッ
トドットは、第1ビットドットと第2ビットドットに区分される。第1ビットドットは、
データエリアの少なくともその中の1つのビットエリア内に設置されなければならず、第
2ビットドットは、ラベルエリアの少なくともその中の1つのビットエリア内に設置され
なければならない。説明すべきこととして、データエリアに設置されたビットドットは、
ドットコード10のデータ情報(data information)の一部を構成するために用いられ、
ラベルエリアに設置されたビットドットは、ドットコード10のラベル情報(label info
rmation)の一部を構成するために用いられる。また、第1および第2ビットドットの設
置には前後の順序がなく、言い換えると、第1および第2ビットドットの配置設計は、先
に組み立てた後、直接物体表面に印刷してもよい。
図4に示すように、同時に上記のステ
ップにより形成された複数のドットコード10を直接物体表面に印刷してもよい。
【0028】
上記のステップによって形成されたドットコードは、1つのブロック内にビットドット
が1つ以上あってもよいため、1つのブロックのデータエリア内に2つのビットドットが
ある可能性があり、また、1つのブロックのラベルエリア内に2つのビットドットがある
可能性もあり、あるいは、1つのブロックのデータとラベルエリアの両方にビットドット
があってもよいが、2つのビットドットは、それぞれ異なるビットエリアに設置されなけ
ればならない。
【0029】
説明しやすくするため、以下の実施例は、いずれも1つのブロック中に1つのビットド
ットを有するコードで構成されるものとする。
図5を模範例として、ドットコード10の
構成について詳しく説明する。
図5を参照すると、ドットコート10は、各ブロック中の
ビットドットが存在するビットエリアがデータエリアとラベルエリアであることから、デ
ータ部(data part)100とラベル部(label part)200に分けられる。まず、デー
タ部100の構造について説明する。本実施形態において、データ部100は、9つの第
1ブロック110を含む。各第1ブロック110は、(M×N)配列方式で排列された複
数の第1ビットエリアを有し、そのうち、MとNは、いずれも3の整数より大きいか等し
い。本実施形態中のMとNは、いずれも3に等しいため、第1ブロック110は、複数の
第1ビットエリアに区分され、且つこれらの第1ビットエリアは、3×3配列方式で排列
される。
【0030】
図7は、
図5の中の1つの第1ブロック110の拡大概略図である。
図7を参照すると
、第1ビットエリアを位置の相違に基づいて、異なるコード番号112a〜112iを付
ける。そのうち、十字形により排列された5つの第1ビットエリア112b、112d、
112e、112f、112hが、第1ラベルエリア114を構成し、第1ラベルエリア
114によって分割された互いに隣接しない4つの第1ビットエリア112a、112c
、112g、112iが第1データエリアである。各第1ブロック110は、いずれも1
つの第1ビットドットのみを有し、且つ第1ビットドットは、第1データエリアの4つの
第1ビットエリア112a、112c、112g、112iの中の1つに設置されなけれ
ばならない。そのため、
図7に示すように、4つのドットポイントAは、第1ビットドッ
トが配置可能な4つの位置を表し、本実施形態において配置可能な4つの位置は、それぞ
れ第1データエリアの4つのビットエリア112a、112c、112g、112iのコ
ーナー部分であるが、本発明はこれに限定されず、例えば、中央部分(
図9のデータ部1
00に示す)に配置されてもよい。第1ビットドットは、異なる第1データエリアの第1ビ
ットエリアに設置され、異なるコード値で表すことができるが、同じ第1ビットエリア内
にある時、コード値は第1ビットエリア内の位置にあるため、異ならない。
【0031】
例を挙げて説明すると、ドットAが第1データエリアの左上の第1ビットエリア112
aに設置されると、コード値00で表すことがきる。ドットAが第1データエリアの右上
の第1ビットエリア112cに設置されると、コード値01で表すことがきる。ドットA
が第1データエリアの左下の第1ビットエリア112gに設置されると、コード値10で
表すことがきる。ドットAが第1データエリアの右下の第1ビットエリア112iに設置
されると、コード値11で表すことがきる。上記の第1ビットドットの配置位置とコード
値の対応関係は、単なる本発明の1つの実施例であり、本分野において通常の知識を有す
る者が実際の要求に応じてコード化を行ってもよい。そのため、
図5に示すように、デー
タ部100において、第1ビットドットの第1ブロック110中の異なる配置位置を利用
して、異なるコード値の組み合わせを表すことができ、コード値の組み合わせが異なれば
、異なるインジケータデータを表すことができる。同様にして、1つのデータエリア内で
、異なるビットエリア全てにビットドットが設置された時、コード値の排列の組み合わせ
をさらに複雑にすることによって、さらに多くのデータの組み合わせを表すことができる
。
【0032】
図5に戻り、続いて、ラベル部200の構造について説明する。
図5に示すように、ラ
ベル部200は、複数の第2ブロック210に区分される。本実施形態において、第2ブ
ロック210には、位置の相違に基づいて、異なる番号を付ける。そのため、ラベル部2
00は、7つの第2ブロック210A〜210Gを含み、且つこれらの第2ブロック21
0A〜210GはL型分布を表し、且つL型を表すラベル部200とデータ部100の2
つの隣り合う境界は、隣接する。そのため、第1ブロック110と第2ブロック210A
〜210Gは、4×4のブロック配列に排列される。各第2ブロック210A〜210G
は、さらに、(P×Q)配列方式で排列された複数の第2ビットエリアに区分されてもよ
く、そのうち、PとQは、いずれも3の整数よりも大きいか等しい。本実施形態において
、PとQは、いずれも3に等しいため、各第2ブロック210A〜210Gは、複数の第
2ビットエリアに区分され、且つこれらの第2ビットエリアは、3×3配列方式で排列さ
れる。
【0033】
図8は、
図5の中の第2ブロック210Dの拡大概略図である。
図8を参照すると、第
2ビットエリアに、位置の相違に基づいて、異なる番号212a〜212iを付けた場合
、十字形排列を表す5つの第2ビットエリア212b、212d、212e、212f、
212hが、第2ラベルエリア214を構成する。各第2ブロック210A〜210Gは
、いずれも1つの第2ビットドットのみを有し、本実施形態において、第2ブロック21
0A〜210Gの第2ビットドットは、第2ラベルエリア214内のビットエリアに設置
されなければならない。つまり、第2ビットドットは、5つの第2ビットエリア212b
、212d、212e、212f、212hの中の1つにだけ設置されることができる。
図8に示すように、第2ビットドットは、例えば、ドットBであり、ドットBは、第2ラ
ベルエリア214内の第2ビットエリア212eに設置される。また、第2ビットエリア
212eは、十字形排列を表す第2ラベルエリア214の中心部分である。
【0034】
図4を参照すると、ラベル部200は、2つの隣り合うドットコード10を区分するた
めに使用され、これにより、画像識別(pattern/image recognition)を行って、当該ド
ットコード10を読み取った時、光学デバイスが物体表面を読み取って拡大映像を取得し
た後、ドットコード10のラベル部200を先に識別さえすれば、データ部100の各ブ
ロックの第1ビットドットを設置したのが第1データエリアのどのビットエリアであるの
かを正確に識別することができるだけでなく、データ部100内のブロックの排列順序も
さらに定義することができる。
【0035】
また、ラベルの200中の第2ビットドットの配置位置を変更することによって、互い
に相違する異なるラベル部200を生成することができる。
図5を参照すると、第2ブロ
ック210Dの第2ビットドットは、第2ラベルエリア214の交差部分に設置される。
そのうち、同じ行に位置する第2ブロック210A、210B、210Cの各第2ビット
ドットは、第1方向に沿って、対応する第2ラベルエリア214の交差部分から外れて設
置される。第1方向は、例えば、二次元直角座標のX軸方向である。一方、同じ列に位置
する第2ブロック210E、210F、210Gの各第2ビットドットは、第2方向に沿
って、対応する第2ラベルエリア214の交差部分から外れて設置される。第2方向は、
例えば、二次元直角座標のY軸方向である。すなわち、第1方向と第2方向は、実質的に
垂直である。
【0036】
図9は、ドットコード10中のラベル部200の別の設計概略図である。
図9を参照に
すると、同じ行に位置する第2ブロック210A、210B、210C内の各第2ビット
ドットは、対応する第2ラベルエリアの交差部分に設置される。また、同じ行に位置する
第2ブロック210E、210F、210G内の各第2ビットドットは、対応する第2ラ
ベルエリアの交差部分から外れて設置される。このように、ラベル部200によって、デ
ータ部100のコード情報を正確に取り込むことができる。
【0037】
図10は、ドットコード10の別の設計概略図である。ドットコード10は、同様に、
データ部100とラベル部200により構成される。データ部100が占有するエリアは
、9つの第1ブロック110に区分される。マーク部200が占有するエリアは、7つの
第2ブロック210に区分される。上述した実施形態と異なる点は、第1ブロック110
がさらに複数の第1ビットエリア112に区分され、且つこれらの第1ビットエリア11
2が5×5配列方式で排列されることである。
【0038】
図11Aは、
図9の中の1つの第1ブロック110の拡大概略図である。
図11Aを参
照すると、第1ブロック110中の各第1ビットエリア112に、位置の相異に基づいて
、異なる番号を付けた場合、左上から右下に向かって順番に第1ビットエリア112a、
112b、……、112yとなる。そのうち、十字形に排列された第1ビットエリア11
2c、112h、112k、112l、112m、112n、112o、112r、11
2wが、第1ラベルエリア114を構成する。
図11Aからはっきりとわかるように、第
1ラベルエリア114は、第1ブロック110を互いに隣接しない4つのデータエリアに
分割する。そのうち、第1データエリアは、112a、112b、112f、112gで
あり、第2データエリアは、112d、112e、112i、112jであり、その他の
2つのデータエリアは、これに基づいて推定する。
【0039】
上述した実施形態に類似して、第1ブロック110は、第1ビットドットを有し、且つ
第1ビットドットは、第1ラベルエリア114の外のエリアに設置されなければならない
。例えば、本実施形態の第1ビットドットはドットAであり、
図11Aに示した4つのデ
ータエリアの中の1つに設置されてもよい。ドットAが第1データエリアに設置されると
、コード値00で表すことがきる。ドットAが第2データエリアに設置されると、コード
値01で表すことがきる。ドットAが第3データエリアに設置されると、コード値10で
表すことがきる。ドットAが第4データエリアに設置されると、コード値11で表すこと
がきる。
【0040】
しかしながら、各データエリアは、いずれも同じ数の第1ビットエリアで構成されるた
め、ドットAは、4つのデータエリアの中の1つに選択的に設置されるだけでなく、当該
データエリアの中の1つの第1ビットエリア内に選択的に設置されることもできる。
図1
1Bに示すように、
図11Bは、ドットAを第1ビットエリア112a〜112y中に設
置した時のそれぞれ対応するコード値を示した概略図である。言い換えると、第1ブロッ
ク110がいずれも
図11Bに示した4つのビットによりコード化された場合、
図10に
示したデータ部100は、16
9種類の組み合わせを有する。そのため、
図10に示した
ドットコード10の設計を利用すると、対応するインジケータデータ中で、16
9個の異
なる数値を表示することができる。
【0041】
以上のように、第1ブロック110を異なる個数の第1ビットエリアに区分することに
よって、設計者は、データ部100とインジケータデータの設計をフレキシブルに利用す
ることができる。また、
図10に示したラベル部200の第2ブロック210と第1ブロ
ック110は、大きさが同じであり、且つ第2ブロック210内の第2ラベルエリアの排
列方式は、第1ブロック110内の第1ラベルエリアの排列方式と同じである。ここで、
注意すべきこととして、第2ブロック210中の第2ビットドットは、いずれも第2ラベ
ルエリア内のその中の1つの第2ビットエリア内に設置される。
【0042】
上述した実施形態は、データ部100とラベル部200のブロックおよびラベルエリア
は、いずれも同じ設計である。しかし、本発明は、
図12Aおよび
図12Bに示すように
、データ部100とラベル部200の十字形のラベルエリアに対して、異なる設計変化を
行ってもよい。
図12Aは、ドットコード10の第1ブロック110の別の設計図である
。
図12Aを参照すると、第1ブロック110は、7×7個のビットエリアに区分される
配列方式により排列される。そのうち、第1ラベルエリア114Aは、当該第1ブロック
110の中心のその中の1行およびその中の1列により構成される。
図11Aに示した実
施形態と比較すると、
図12Aの第1ブロック110は、さらに多くの第1ビットエリア
に区分されるため、各第1ビットエリアの面積は、
図11Aに示した第1ビットエリアよ
りも小さい。言い換えると、十字形の第1ラベルエリア114Aの幅Wは、
図11Aに示
した第1ビットエリア114の幅よりも小さい。
【0043】
図12Bは、ドットコード10の第1ブロック110のさらに別の設計図である。
図1
2Bを参照すると、第1ブロック110は、同様にして、7×7個の第1ビットエリアに
区分される配列方式で排列される。しかし、その中の十字形の第1ラベルエリア114B
は、当該第1ブロック110の中心の互いに隣り合う3行および互いに隣り合う3列で構
成される。すなわち、本実施形態の十字形の第1ラベルエリア114Bの最小幅W’は、
第1ビットエリアの幅Wの3倍である。したがって、本発明は、ラベルエリアの最小幅を
限定しないため、ラベルエリアの最小幅は、ビットエリアの幅の整数倍になってさえいれ
ばよい。
【0044】
また、説明すべきこととして、各ブロック内の区分されたビットエリアの数が多ければ
多いほど、各ビットエリアの面積が小さくなるため、ビットドットが配置される位置と面
積も異なる。そのため、ユーザーは、ビットドットを考慮して、ビットエリアを区分する
数とラベルエリアの最小幅を設計することができる。また、ラベル部200のブロックお
よびラベルエリアと、データ部100のブロックおよびラベルエリアは、異なる設計であ
ってもよい。例を挙げて説明すると、ドットコード10のデータ部100の各ブロックお
よびそのラベルエリアが
図12Aの設計であり、且つ同じドットコード10中にある場合
、ラベル部200のブロックおよびそのラベルエリアは、
図12Bの設計であってもよい
。
【0045】
上述したドットコード10の実施形態において、第1ブロックであるか、第2ブロック
であるかに関わらず、ラベルエリアを構成する形状は、いずれもブロック中央に位置する
十字形であるが、本発明はこれに限定されない。
図13Aおよび
図13Bに示すように、
図13Aは、ドットコード10の第1または第2ブロック110のさらに別の設計図であ
り、
図13Bは、ドットコード10の第1または第2ブロック110のさらに別の設計図
である。設置される位置は、ブロックの中央に限定されない。
【0046】
図13Aを参照すると、このブロックは、ドットコード10のデータ情報を構成する第
1ブロックであってもよく、また、ドットコード10のラベル情報を構成する第2ブロッ
クであってもよい。このブロックは、5×5配列のビットエリアにより排列され、そのう
ち、ラベルエリア300Aは「一」字形であり、このブロックの中央の互いに隣り合う5
つのビットエリアを含む。このブロックがデータ情報の中の1つに属する場合、このブロ
ック中のビットドットの配置位置は、ラベルエリア300A以外のエリアに設置されなけ
ればならず、反対に、このブロックがラベル情報の中の1つに属する場合、このブロック
中のビットドットの配置位置は、ラベルエリア300A以内のエリアに設置されなければ
ならない。
【0047】
図13Bを参照すると、
図13Aに類似するが、異なる点は、
図13Bのブロックのラ
ベルエリア300Bが「|」字形であることである。同様にして、このブロックがデータ
情報の中の1つに属する場合、このブロック中のビットドットの配置位置は、ラベルエリ
ア300B以外のエリアに設置されなければならず、反対に、このブロックがラベル情報
の中の1つに属する場合、このブロック中のビットドットの配置位置は、ラベルエリア3
00B以内のエリアに設置されなければならない
【0048】
上述した各実施形態に示したドットコード10およびそのブロックは、単なる選択的な
実施模範例であって、本発明の保護範囲を限定するものではないため、ラベル情報を構成
するブロックおよびデータ情報を構成するブロックの排列方式は、必ずしも対称の正方形
に限るものではなく、(A×B)のブロック配列(A、Bは、1より大きい正の整数)で
排列されてもよい。また、ラベル情報を構成するブロックの排列方式もL型に限定されず
、ドットコード10中のその中の1行およびその中の1列で構成されてもよい。
【0049】
別の観点からみると、
図14Aは、本発明の変形実施形態に係るドットコードの概略図
である。
図14Bは、
図14Aの中の1つのバーチャルブロックの拡大概略図である。図
14Aおよび
図14Bを合わせて参照すると、ドットコード14は、複数のバーチャルブ
ロック140A〜140Pと、複数のビットドットdとを含む。そのうち、バーチャルブ
ロック140A〜140Pは、4×4のマトリックスを構成する。各バーチャルブロック
140A〜140Pは、いずれも1つの中央ラベル部(central label part)と、4つの
コーナービットエリア(corner bit zone)に分割される。本実施形態において、各バー
チャルブロック140A〜140P内の中央ラベル部およびコーナービットエリアの分割
方式および排列方式はいずれも同じであるが、本発明はこれに限定されない。
【0050】
図14Aに示したバーチャルブロック140Aを例とすると、バーチャルブロック14
0Aは、1つの中央ラベル部CLと、4つのコーナービットエリアCB-1〜CB-4に分
割される。図からはっきり分かるように、コーナービットエリアCB-1〜CB-4は、中
央ラベル部CLを取り囲んでいるため、ドットコード14中の全ての中央ラベル部CLは
、互いに隣接しない。
【0051】
コーナービットエリアCB-1〜CB-4は、それぞれ1つの候補2進コードを表し、図
14Bに示すように、コーナービットエリアCB-1は、候補2進コード00を表し、コ
ーナービットエリアCB-2は、候補2進コード01を表し、コーナービットエリアCB-
3は、候補2進コード10を表し、コーナービットエリアCB-4は、候補2進コード1
1を表す。候補2進コードの順序および組み合わせは、上述した順序および組み合わせに
限定されない。
【0052】
図14Aに戻って、各バーチャルブロック140A〜140Pについて説明すると、ビ
ットドットdは、4つのコーナービットエリアの中の1つに選択的に配置されてもよく、
あるいは、中央ラベル部に配置されてもよい。例を挙げて説明すると、バーチャルブロッ
ク140Aのビットドットdは、中央ラベル部CL中に配置され、バーチャルブロック1
40Pのビットドットdは、コーナービットエリアCB-3中に配置されるため、
図14
Bを参照するとわかるように、コーナービットエリアCB-3中で対応する候補2進コー
ドは10であり、したがって、バーチャルブロック140Pが表す2進コードは、10で
ある。
【0053】
説明すべきこととして、予め定められた位置のバーチャルブロックに位置する中央ラベ
ル部は、パターンを固定するラベルを構成するのに使用され、このラベルは、ドットコー
ドを基準として、バーチャルブロックが表す2進コードの所定の順序を決定するために用
いることができる。例を挙げて説明すると、本実施形態のバーチャルブロック140A、
140B、140C、140D、140E、140I、140Mのビットドットdは、い
ずれも中央ラベル部CL中に位置し、全て上述したバーチャルブロックの中央ラベル部C
Lのビットドットdのような排列パターンを表し、ビットドット14中のその他のバーチ
ャルブロックが表すこれらの2進コードの所定の順序を決定することができる。得られる
2進数(binary)のコードは、以下の通りである。
【0055】
上述したバーチャルブロックの排列順序で構成されるコード000110011101
000010は、単なる本発明の模範的実施形態であって、排列順序が異なれば形成され
るコードも異なるため、所定の順序は、実際の状況に基づいて設定してもよい。
【0056】
また、
図14Cを参照すると、
図14Cは、
図14Bのバーチャルブロックの変形実施
形態の概略図である。図に示すように、バーチャルブロックの中央ラベル部は、さらに複
数のラベルエリアCL-1〜CL-9に区分されるため、中央ラベル部に設置されるビット
ドットdは、ラベルエリアCL-1〜CL-9の中の1つに選択的に配置されてもよい。そ
のうち、ラベルエリアCL-2、CL-4、CL-5、CL-6、CL-8は、十字形に排列
され、ビットドットdは、さらにラベルエリアCL-2、CL-4、CL-5、CL-6、C
L-8の中の1つに選択的に配置されてもよい。したがって、中央ラベル部をさらに複数
のラベルエリアに分割することによって、ビットドットの配置位置が異なることと組み合
わせて、さらに多くの複雑なパターンのラベルを設計することができる。
【0057】
上述した矩形に排列された多種類のドットコードに対し、本発明は、また、対応するチ
ップの復号化方法を提供して、ドットコードのコード化を行う。
図15は、本発明の実施
形態に係るチップの復号化方法のフローチャートである。
図15を参照されたい。
【0058】
まず、ステップS150において、1組のドットコードを少なくとも含む映像データを
受信する。例を挙げて説明すると、映像データは、例えば、
図4に示した複数組のドット
コード10排列により形成されたパターンであり、映像データは、また、
図14Aに示し
たドットコード14であってもよい。
【0059】
続いて、ステップS152において、予め設定した規則に基づいて、ドットコード内に
属しL型分布を表すラベル部中の複数のビットドットを捜索する。
図5を例として説明す
ると、ドットコード10中のラベル部200は、L型分布であり、
図14Aを例として説
明すると、ビットドットの中央ラベル部CLに配置されたバーチャルブロック140A、
140B、140C、140D、140E、140I、140Mは、L型分布を形成する
。
【0060】
ステップS154において、L型分布のラベル部内に属するビットドットを基準として
、データ部内の各ブロックが表す状態を判断し、状態の差異に基づいてそれぞれ2進コー
ドを生成する。ある実施形態において、各ブロック内にビットドットがあるかどうかを判
断して、ブロックにビットドットがある場合を第1状態とし、ブロックにビットドットが
ない場合を第2状態とする。そのうち、第1状態が0の2進コードを選択的に生成できる
場合、第2状態は1の2進コードを対応して生成する。あるいは、第1状態が1の2進コ
ードを選択的に生成する場合、第2状態は0の2進コードを対応して生成する。上述した
実施形態は、単にデータ部中の各ブロックにビットドットがあるかどうかを判断すること
によって、2進コードを生成するものである。別の実施形態において、
図11Bおよび図
14Bに示すように、ビットドットの有無に基づく他に、ビットドットが設置された位置
を判断してブロックが表す状態を共同判断し、異なる状態に基づいて異なる2進コードを
対応して生成することをさらに含むが、ここでは詳しく説明しない。
【0061】
続いて、ステップS156において、L型分布のラベル部内に属するビットドットを基
準として、データ部内の全てのブロックの排列順序を決定するとともに、対応する2進コ
ードを排列して、コードを生成する。最後に、ステップS158において、このコードに
基づいて、映像データの隠れた情報を対応して出力する。そのうち、ユーザーは、予めド
ットコードが生成できる全てのコードおよびその対応する指令をデータバンクの中に保存
し、その後、直接ドットコードが生成したコードに基づいて、データバンク内でこのコー
ドに対応する1つまたは複数の指令を照会し、前記指令を実行して隠れた情報を出力する
ことができる。そのうち、隠れた情報は、例えば、電子デバイスにより出力される音声デ
ータ、映像データまたは音声と画像が組み合わされたマルチメディアデータである。した
がって、ドットコードの設計により、例えば、ブックページ等のよく見かける物体表面上
に、より多くの付加情報をロードすることができる。
【0062】
以上のように、複数のビットエリアによって構成されたブロックを備え、且つその中の
一部のビットエリアがラベルエリアを構成してさえいれば、ラベル情報のブロック内に属
するビットドットは、必ずラベルエリア以内に設置され、データ情報のブロック中に属す
るビットドットは、必ずラベルエリア以外のエリアに設置される。以上のドットコードが
、すなわち本発明の精神が存在するところである。
【0063】
以上のごとく、この発明を実施形態により開示したが、もとより、この発明を限定する
ためのものではなく、当業者であれば容易に理解できるように、この発明の技術思想の範
囲内において、適当な変更ならびに修正が当然なされうるものであるから、その特許権保
護の範囲は、特許請求の範囲および、それと均等な領域を基準として定めなければならな
い。