(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6353847
(24)【登録日】2018年6月15日
(45)【発行日】2018年7月4日
(54)【発明の名称】角膜トポグラフィシステム用のLEDライトプラチドディスクプロジェクタ
(51)【国際特許分類】
A61B 3/107 20060101AFI20180625BHJP
【FI】
A61B3/10 K
【請求項の数】24
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2015-543558(P2015-543558)
(86)(22)【出願日】2013年11月26日
(65)【公表番号】特表2015-535459(P2015-535459A)
(43)【公表日】2015年12月14日
(86)【国際出願番号】IB2013060406
(87)【国際公開番号】WO2014083498
(87)【国際公開日】20140605
【審査請求日】2016年11月8日
(31)【優先権主張番号】FI2012A000262
(32)【優先日】2012年11月28日
(33)【優先権主張国】IT
(73)【特許権者】
【識別番号】507002181
【氏名又は名称】コストルツィオーニ ストルメンチ オフタルミチ シー.エス.オー. エス.アール.エル.
(74)【代理人】
【識別番号】100079108
【弁理士】
【氏名又は名称】稲葉 良幸
(74)【代理人】
【識別番号】100109346
【弁理士】
【氏名又は名称】大貫 敏史
(74)【代理人】
【識別番号】100117189
【弁理士】
【氏名又は名称】江口 昭彦
(74)【代理人】
【識別番号】100134120
【弁理士】
【氏名又は名称】内藤 和彦
(72)【発明者】
【氏名】ジャンノッツィ,フランコ
(72)【発明者】
【氏名】スパディーニ,シモーネ
【審査官】
山口 裕之
(56)【参考文献】
【文献】
特開平07−124113(JP,A)
【文献】
特開平08−164113(JP,A)
【文献】
特開2000−279383(JP,A)
【文献】
特開2000−308617(JP,A)
【文献】
特開2007−000382(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61B 3/107
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
検査対象の患者の目(E)の角膜上に像を投射するように構成された角膜トポグラフィ用のプロジェクタであって、前記プロジェクタは、ディスク状本体(2)と、ライティング手段(15)と、を備え、
前記ディスク状本体(2)は、放物面又は円錐の構造を含み、半透明材料から作られ、かつ、前記ディスク状本体(2)は、黒色又は概ね不透明のパターン(22)が上に形成される前凹面(21)を有し、前記パターン(22)は前記像と対応し、
前記ライティング手段(15)は、前記前凹面(21)に対して前記ディスク状本体(2)の反対側に配置され、前記ライティング手段(15)は、前記ディスク状本体(2)から所定の距離を置いて少なくとも前記パターン(22)を覆うように表面的に延在する凹形状を有するプリント回路基板(1)上に配置された複数のライティング素子(15)を含み、前記ライティング素子(15)は、前記パターン(22)が前記角膜に向けた直接的光放射を遮るように前記パターン(22)と丁度対応するように分布させられ、
前記プリント回路基板(1)は、折り曲げ可能な材料の支持シートから作られ、前記支持シートのフラットブランクの折り曲げによって成形される、プロジェクタ。
【請求項2】
前記フラットブランクは、円形状を有し、かつ、中心穴(12)と、リング状部(13)から延在する複数のストリップ(14)を規定する複数の放射状切込み部(11)と、を有する、請求項1に記載のプロジェクタ。
【請求項3】
前記折り曲げ可能な材料は、エポキシ樹脂に組み合わせられたガラス繊維布である、請求項1又は2に記載のプロジェクタ。
【請求項4】
前記支持シートは0.3mmの厚さを有する、請求項1〜3のいずれか1項に記載のプロジェクタ。
【請求項5】
前記ライティング素子(15)は、前記パターン(22)に対応して規則的かつ広範囲に分布した複数のLED(15)を含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載のプロジェクタ。
【請求項6】
前記パターン(22)は複数の同心のリングを含み、前記LED(15)は、各前記リングに対応した環状アレイで配置される、請求項5に記載のプロジェクタ。
【請求項7】
各前記環状アレイにおいて、前記LED(15)は、前記環状アレイの2つの連続するLED間に平均約15mmの距離を置いて配置される、請求項6に記載のプロジェクタ。
【請求項8】
前記プリント回路基板(1)と前記ディスク状本体(2)との距離は実質的に一定である、請求項1〜7のいずれか1項に記載のプロジェクタ。
【請求項9】
前記プリント回路基板(1)は支持体(3)に覆われ、前記支持体(3)は、放物面又は円錐に構成され、前記ディスク状本体(2)の後部において前記支持体(3)と前記ディスク状本体(2)との間にギャップ(4)を形成して結合される、請求項1〜8のいずれか1項に記載のプロジェクタ。
【請求項10】
前記プリント回路基板(1)は、各前記ライティング素子(15)の配置及び係合用の貫通オリフィス(32)を有する前記支持体(3)の後凸面(34)を覆って取り付けられる、請求項9に記載のプロジェクタ。
【請求項11】
前記プリント回路基板(1)は、単一のLED又はLEDのグループ同士を互いに独立して制御可能に構成された回路を有する、請求項6に記載のプロジェクタ。
【請求項12】
前記LEDのグループは、前記環状アレイの一部、単一の前記環状アレイ、又は隣接する前記環状アレイの組に属する、請求項11に記載のプロジェクタ。
【請求項13】
検査対象の患者の目(E)の角膜上に像を投射するように構成された角膜トポグラフィ用のプロジェクタの製造方法であって、
放物面又は円錐の構造を有し、半透明材料から作られるディスク状本体(2)を設けるステップであって、前記像を規定する黒色又は概ね不透明のパターン(22)が上に形成される前凹面(21)と、前記前凹面(21)に対して反対側の凸後面側(24)と、を有するディスク状本体(2)を設けるステップと、
折り曲げ可能な材料から作られたフラットブランクシートによって前記パターン(22)に従って支持される複数のライティング素子(15)を含むプリント回路基板(1)を配置するステップと、
前記凸後面側(24)に従って、折り曲げによって前記ライティング素子(15)を備えた前記プリント回路基板(1)を成形するステップと、
前記ライティング素子(15)が前記パターン(22)と丁度対応して分布するように、前記凸後面側(24)において前記ディスク状本体(2)に前記プリント回路基板(1)をしっかりと結合させるステップと、を含む方法。
【請求項14】
前記フラットブランクシートは、円形状に形成され、かつ、中心穴(12)と、リング状部(13)から延在する複数のストリップ(14)を規定する複数の放射状切込み部(11)と、を有する、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記折り曲げ可能な材料は、エポキシ樹脂に組み合わせられたガラス繊維布である、請求項13又は14に記載の方法。
【請求項16】
前記支持シートは0.3mmの厚さを有する、請求項13〜15のいずれか1項に記載の方法。
【請求項17】
前記ライティング素子(15)は、前記パターン(22)に対応して規則的かつ広範囲に分布した複数のLED(15)を含む、請求項13〜15のいずれか1項に記載の方法。
【請求項18】
前記パターン(22)は複数の同心のリングを含み、前記LED(15)は、各前記リングに対応した環状アレイで配置される、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
各前記環状アレイにおいて、前記LED(15)は、前記環状アレイの2つの連続するLED間に平均約15mmの距離を置いて配置される、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
前記プリント回路基板(1)と前記ディスク状本体(2)との距離は実質的に一定である、請求項13〜19のいずれか1項に記載の方法。
【請求項21】
前記プリント回路基板(1)は支持体(3)に覆われ、前記支持体(3)は、放物面又は円錐に構成され、前記ディスク状本体(2)の後部において前記支持体(3)と前記ディスク状本体(2)との間にギャップ(4)を形成して結合される、請求項13〜20のいずれか1項に記載の方法。
【請求項22】
前記プリント回路基板(1)は、各ライティング素子(15)の配置及び係合用の貫通オリフィス(32)を有する前記支持体(3)の後凸面(34)を覆って取り付けられる、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
前記プリント回路基板(1)は、単一のLED又はLEDのグループ同士を互いに独立して制御可能に構成された回路を有する、請求項18に記載の方法。
【請求項24】
前記LEDのグループは、前記環状アレイの一部、単一の前記環状アレイ、又は隣接する前記環状アレイの組に属する、請求項23に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、概して、角膜トポグラフィシステムに関する。特に、本発明は、LEDライティングの新規の配置を有する、角膜トポグラフィシステム用のプラチドディスクプロジェクタ(又は単にプラチドディスク)に関する。
【背景技術】
【0002】
角膜によって反射される像の解析を利用した角膜トポグラフィシステムは、かねてからよく知られている。「プルキニエ像」と呼ばれる反射は、検査中の目の前に置かれた発光パターンによって生成される。
【0003】
角膜表面の観察に使用されるパターンの中で、最善の状態の下で歪み及び曲率の変化を示すことが可能なことから最も一般に普及しているのは、プラチドディスクプロジェクタによって生成されるものである。
【0004】
従来、プラチドディスクプロジェクタは、実際には円錐台又は放物面形状を有し、半透明材料から作られ、その上に、適宜に間隔を空けて同心性黒色(又はいずれにせよ不透明な)リングが配置される(完全な染色又は他の方法で塗布される)ディスク状本体で構成される。このようにして、本体の後部、すなわち凸面側に配置された光源は、凹面側に位置する患者の目、つまり角膜上に投射することができ、プラチド像又はパターンは、実際には、多数の同心性光リングを含む。
【0005】
後部において/後部から本体を照らす光源として、公知の技術において様々な解決策が行われてきた。それらの中には、ディスクと同軸上に配置された(もちろん、その後側において)トロイド状ネオンランプ(いわゆる蛍光リングライト)の使用がある。別の公知の解決策は、ディスクの厚さを通した、又はディスク内部に規定されるギャップにおける光反射を利用したものであり、後者の場合、ディスクは、互いに結合され、かつ間隔を空けた2つの本体(共に、放物面、円錐台等の形状を有する)を含む。この解決策によれば、ライティング素子は、ディスクの外縁に配置される。さらなる公知の技術は、ディスク本体と一体化したエレクトロルミネッセンス基板の使用を提供する。
【0006】
このようなシステムは、ディスクの均一かつ適切な強さのライティング結果を実現できる。しかしながら、このような達成は、トポグラフィ検査の最適な結果を得るためには、不十分な状態である。
【0007】
実際には、ディスクが均一に照らされたとしても、角膜上へのパターンの投射、並びに光学系及び関連の画像キャプチャセンサによるそのキャプチャは、角膜の曲率及び取得/キャプチャの角度により、一様とはならない。角膜の球面への光の入射は、実際には、地点ごとに異なる挙動を有し、従って、程度の差はあるが明るい反射を生成する。センサによってキャプチャされた画像の処理は、様々なグレーレベルを解析するソフトウェアによって行われ、従って、ライティング自体の均一性だけではなく(その程度は低く)、むしろキャプチャされた画像の均一性が、トポグラフィ解析の質の高い結果のための基本的要件であることが容易に理解できる。
【発明の概要】
【0008】
出願人は、上述の目的を達成する、すなわち、公知のどのような照明システムによっても現在達成不可能な均一性の質を有した、ほぼディスク状のライティング本体(一般的に放物面)によって実行される投射を受けて角膜によって反射された像(プルキニエ像)を得ることが可能な解決策を開発した。
【0009】
本発明によれば、このような解決策は、添付の特許請求の範囲の請求項1によって定義される必須の特徴を有するLEDライティングを備えたプラチドディスクプロジェクタによって示される。プロジェクタの製造方法は、基本的に添付の請求項13に示されるステップをたどる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明によるLEDライティングを備えたプラチドディスクプロジェクタの特徴及び利点は、添付の図面を参照して、限定としてではなく一例として示された本発明の一実施形態の以下の説明から明らかとなるであろう。
【0011】
【
図1】本発明に従って、半透明材料から作られ、黒色同心性リングを備えたプラチドパターンを有するディスク状本体に結合されるプリント回路基板をフラットブランクの展開図で示す。
【
図2】
図1の回路基板を用いて作製されたプロジェクタの不等角投射図であり、図示の明瞭さを目的として、ディスク状本体及び基板用の支持体は、直径面に沿って割られており、さらに支持体は不完全で、基板は部分的に取り外されている。
【
図3】
図2の円IIIによって囲まれた領域の拡大図であり、ここでは、基板は、支持体に完全に接着して示されている。
【
図4】概略的かつ正しい縮尺ではなく示された、本発明によるプロジェクタを示し、特に、本体と支持体との距離が拡大されており、プロジェクタは、直径方向に分割されており、角膜トポグラフィシステムの状況で示されている。
【発明を実施するための形態】
【0012】
上記の図面、特に当面のところ
図1を参照すると、本発明によれば、支持体として、例えば、いわゆるFR−4(エポキシ樹脂と組み合わせたガラス繊維布を含む複合材料)等の材料及び銅導電性トラック用に絶縁シートを利用した、薄く、折り曲げ可能/柔軟なプリント回路基板の形成が提供される。支持体として使用される材料の性質を考慮すると、電子基板1の柔軟性又は可撓性は、例えば、銅及び絶縁材料の様々な薄層の重ね合わせを提供し、層の数の選択が、性能及び柔軟性に関して異なる特性の達成を可能にする、当業者に利用可能な技術を用いて得られる、0.数ミリ(例えば0.3mm)の範囲で製造される縮小させた幅の結果である。
【0013】
実際に
図1に平面展開図で見られるプリント基板1は、この例では、外周端から開始して、穴12が形成される中心付近の地点に到達して延在する深い放射状切込み部11の最上部を有した、ほぼ円形の外周輪郭を有したブランクである。従って、穴は、基板のリング状部13によって取り囲まれ、そこからストリップ14が延在し、ストリップは、各切込み部11によって互いに間隔を空けている。基板を概ね変形可能にするという同じ結果(本明細書の下記の部分で明らかにする)を達成する他の異なる切込み部の分布が可能である。
【0014】
基板1の円周は、以下に説明されるように、同基板が結合されるプラチドパターンを有する放物面ディスク状本体のサイズに応じて設定される。基板1は、間隔を空けた環状アレイでリング部13上及びストリップ14上に分布させた複数のLED15を含む。また、LED15のアレイの分布は、プラチドパターンを有する剛性本体に従って設定され、環状アレイの数及び距離は、パターンの黒色リングの数及びリング間距離に対応する。ここで用いられるLEDは、場合により130°を超える広視野角を有する拡散光SMDマイクロLEDである。単なる一例として、使用可能なLEDタイプは、コードLT Q39G-Q1S2-25-1(波長530nm、光度280mcd、視野角155°)を有する、Osram(登録商標)という企業によって市販されるものである。
【0015】
各アレイにおいて、LED15は、当該分野で通常の標準サイズのディスク状本体において合計約350のLEDが高線密度(同じ範囲の連続したLED間の平均距離として約15mm)で配置される。また、回路は、単一のLED同士、又は円形セクタ若しくは隣接するアレイのグループの範囲にあるLEDのグループ同士を互いに独立して制御可能にするように設計される。このようにして、様々な領域のライティングを異ならせること及び最適化(必要に応じてLEDごとの微調整でさえも)が可能である。
【0016】
上述のように、基板1は、プラチドディスクプロジェクタの一般的なリングパターンを有する本体に関連付けられる必要がある。本発明のある好ましい実施形態では、好ましくはオパールガラスである、又はいずれにせよ高拡散能力を有する通常の半透明材料であり、凹面側21において黒色同心性リング22を有した同様に通常のパターンと、中心において反射像のキャプチャ用の開口部23とを有する放物面本体2を考慮すると、基板1は、放物面形状を有し、本体2の曲率に対応する曲率を有し、かつ本体の後部において狭いギャップ4を形成して接続される支持体3上に同本体2から一定の距離を置いて配置される。本体2と支持体3との機械的接続は、一般的に、本体及び支持体の共通の中心軸に直交する面上に延在する各外周フランジ25、35を締めるねじ手段を用いて実現されることができる。
【0017】
具体的に
図2及び
図3に示される変形実施形態では、基板1は、支持体3の後凸面34に取り付けられる。支持体は、中心通路33を除いて、LEDによって発せられた光放射がギャップ4及びその後に本体2へと向けられるように、各LED15の収納及びはめ込み係合用の貫通オリフィス32の分布を提供する。支持体上への基板の取り付けは、一般的に、例えばシリコーン類の粘着性物質によって行われ、支持体3の前凹面側31上に直接行われてもよい。後者の場合、オリフィス32は、もはや必要ではない。より一般的に言えば、本体の形状にごく近接して基板が続かなければならないという原則に常に従って、基板を本体2に結合させる他の異なる構造を選択してもよい。これらの構造の1つは、例えば、切込み部の形状、剛性、及び配置の選択された特性により、一旦凹形状に折り曲げられると、そのような形態で自己支持が可能で、追加及び外部の支持体を必要とすることなく本体に接続されることが可能な基板を利用してもよい。
【0018】
しかしながら、本明細書に示された例に戻り、基板1は、実際には、一定の間隔を有するけれども、ディスク本体2の凸面側24のライニングとなり、凸面側24の形状に倣い、それを完全に覆う。基板1は、その材料の柔軟性により、実際に、折り曲げて、支持体3、ひいては本体2の凸面に一致するように成形することができる。放射状切込み部11により、しわが形成されず、割れ目のない、滑らかで連続したライニングが作られ、その一方で、穴12は、本体2の中心開口部23及び支持体3の開口部33を封鎖しないことを可能にする。上述したように、基板を取り付ける際に、LEDのアレイは、慎重に黒色リング22と対応させられる。このようにして、リング間の半透明ストリップは、均一な拡散光を投射することができる。光放射は、実際には、本体の材料内で拡散し、実際の光源を隠し、各単一パターンにおいて完璧な光均一性を生じさせる。
【0019】
明瞭さのためのさらなる備考として、特に
図4を参照すると、概略的ではあるが、この図には、プロジェクタ及び関連の光路を利用するトポグラフィシステムを完成する構成要素が示されている。検査対象の患者の目Eは、プロジェクタの凹面側において中心位置に配置され、照射光Riを集める。相対反射Rrは、プロジェクタの軸と一致するイメージング中心光軸Xに沿って、凸面側に配置された適切な画像キャプチャ光学装置6を備えたセンサ5によって集められる。センサ5は、もちろん次に、獲得した信号を処理手段(不図示)に送信する。
【0020】
本発明によれば、結果的に角膜トポグラフィ機器に現在使用されている曲率を有する放物面ディスクに完全なライニングとして適合させることができる、凸状配置(球状配置に近くても)のライティング手段を備えた回路基板を成形することが可能である。
【0021】
このように取り付けられ、分布されたマイクロLEDによって、本発明に従って得られる照明の質は、反射像の均一性の観点から、公知のシステムと比べて際立って高い。このことは、後続の処理の助けとなって、後続の処理をより正確にし、その結果、診断結果が大幅に向上する。この解決策は、光源とプラチドパターンとの距離の最適化を可能にし、照明の質がさらに向上されるように、常に、LEDが黒色リングによって遮蔽されるようにする。さらなる特定の利点は、単一のLED又はLEDの単一グループ同士を領域ごとに独立して制御し、その結果、各検査の特定状況の変動にもかかわらず、ここでも画像キャプチャの質を最大限にする目的で、発光を最適化する実現性に由来する。
【0022】
好ましい実施形態としてLEDライティング手段に言及したが、他のライティング源(一般的に点状型のもの)を、それらが本発明に従って本明細書に提案されたようなフレキシブル回路基板の技術的状況に同等に適用できる場合、使用することができる。
【0023】
本発明をその可能な例示的実施形態に関連して本明細書に説明した。以下の特許請求の範囲の保護範囲によって定義されるのと同じ発明概念内で、同心性リングを有するトポグラフィパターンとは異なるトポグラフィパターンにも適用可能な他の実施形態が存在し得ることを理解されたい。