(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6353921
(24)【登録日】2018年6月15日
(45)【発行日】2018年7月4日
(54)【発明の名称】内容器と内容器蓋間の密閉構造を有する化粧品容器
(51)【国際特許分類】
A45D 33/24 20060101AFI20180625BHJP
A45D 33/00 20060101ALI20180625BHJP
【FI】
A45D33/24
A45D33/00 640
【請求項の数】8
【全頁数】12
(21)【出願番号】特願2016-555353(P2016-555353)
(86)(22)【出願日】2015年3月5日
(65)【公表番号】特表2017-506971(P2017-506971A)
(43)【公表日】2017年3月16日
(86)【国際出願番号】KR2015002116
(87)【国際公開番号】WO2015133832
(87)【国際公開日】20150911
【審査請求日】2016年9月1日
(31)【優先権主張番号】20-2014-0001851
(32)【優先日】2014年3月7日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】515318360
【氏名又は名称】パムテク コリア カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100121382
【弁理士】
【氏名又は名称】山下 託嗣
(72)【発明者】
【氏名】イ,ド フン
【審査官】
大瀬 円
(56)【参考文献】
【文献】
国際公開第2013/066035(WO,A1)
【文献】
特開2000−312615(JP,A)
【文献】
韓国登録特許第10−1318467(KR,B1)
【文献】
特開2000−236937(JP,A)
【文献】
実開平2−25915(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A45D 33/00、33/24、40/22
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
内容器収容空間(11)が形成された外容器(10)と、
前記外容器(10)にヒンジで結合され、内部に押圧環状突条(22)が形成された外容器蓋(20)と、
前記外容器(10)に収容され、外壁(33)及び第1ヒンジブロック(34)が形成された内容器(30)と、
前記内容器(30)の第1ヒンジブロック(34)にヒンジ結合される内容器蓋(40)とを含んでなり、
前記内容器蓋(40)は下部に密閉用環状突条(42)が形成され、前記密閉用環状突条(42)の外径は前記内容器(30)の前記外壁(33)の内径より大きく形成されて前記外壁(33)の内側に締まり嵌めて結合され、
前記内容器蓋(40)は上部に延長環状突条(43)が形成され、前記外容器蓋(20)の前記押圧環状突条(22)によって押圧されるように構成され、
前記第1ヒンジブロック(34)にてヒンジ孔(341)が上下に長く形成され、前記内容器蓋(40)は、前記第1ヒンジブロック(34)を中心とした回転を行わない状態にて、上下方向にのみ、前記内容器(30)に対して移動することができ、
前記第1ヒンジブロック(34)は、前記内容器蓋(40)における水平板部の周縁に隣接しており、
前記内容器蓋(40)が、第1ヒンジブロック(34)を中心に回転して閉じられた後、前記外容器蓋(20)が閉じられる際、前記外容器蓋(20)により、前記押圧環状突条(22)及び延長環状突条(43)を通じて、前記内容器蓋(40)が下方へと押し込まれ、この際、前記密閉用環状突条(42)は、その外側面の一部が、前記外壁(33)の内側面の一部に押し付けられ、これにより、密閉が行われることを特徴とする、内容器と内容器蓋間の密閉構造を有する化粧品容器。
【請求項2】
内容器収容空間(11)が形成された外容器(10)と内部に押圧環状突条(22)が形成された外容器蓋(20)とがヒンジで結合され、前記外容器(10)の内側に外壁(33)及び第1ヒンジブロック(34)が形成された内容器(30)が装着され、前記内容器(30)の第1ヒンジブロック(34)に、内容器蓋(40)がヒンジ結合され、前記内容器蓋(40)は、下部に密閉用環状突条(42)が形成され、上部に、前記押圧環状突条(22)によって押圧される延長環状突条(43)が形成され、
前記第1ヒンジブロック(34)にてヒンジ孔(341)が上下に長く形成され、前記内容器蓋(40)は、前記第1ヒンジブロック(34)を中心とした回転を行わない状態にて、上下方向にのみ、前記内容器(30)に対して移動することができ、
前記第1ヒンジブロック(34)は、前記内容器蓋(40)における水平板部の周縁に隣接しており、
前記内容器蓋(40)が、第1ヒンジブロック(34)を中心に回転して閉じられた後、前記外容器蓋(20)が閉じられる際、前記外容器蓋(20)により、前記押圧環状突条(22)及び延長環状突条(43)を通じて、前記内容器蓋(40)が下方へと押し込まれ、この際、前記密閉用環状突条(42)は、その外側面の一部が、前記外壁(33)の内側面の一部に押し付けられ、これにより、密閉が行われることを特徴とする、内容器と内容器蓋間の密閉構造を有する化粧品容器。
【請求項3】
前記内容器(30)の前記外壁(33)の内側には内壁(32)がさらに形成されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の内容器と内容器蓋間の密閉構造を有する化粧品容器。
【請求項4】
前記密閉用環状突条(42)の外径は前記内容器(30)の前記外壁(33)の内径より0.01mm〜1.0mmだけ大きく形成されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の内容器と内容器蓋間の密閉構造を有する化粧品容器。
【請求項5】
前記ヒンジ孔(341)は楕円形または長円形に形成されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の内容器と内容器蓋間の密閉構造を有する化粧品容器。
【請求項6】
前記密閉用環状突条(42)は、外周面に密閉用環状突起(421)が形成されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の内容器と内容器蓋間の密閉構造を有する化粧品容器。
【請求項7】
前記延長環状突条(43)は上下方向に突出または陥没する突出部(431)と陥没部(432)が繰り返し形成され、前記突出部(431)と陥没部(432)はそれぞれ三つずつ等角度で形成されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の内容器と内容器蓋間の密閉構造を有する化粧品容器。
【請求項8】
前記内容器(30)の内壁(32)と外壁(33)の間には環状の固定具(50)がさらに結合され、
前記固定具(50)は、
前記内壁(32)に、その外側から嵌め合わされて固定される周壁部と、
この周壁部の上端部から径方向内側へ、前記内壁(32)の内周面を超えて突き出す内向きフランジ部とを含むことを特徴とする、請求項3に記載の内容器と内容器蓋間の密閉構造を有する化粧品容器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、内容器と内容器蓋間の密閉構造を有する化粧品容器に係り、より詳しくは、内容器の外壁の直径より内容器蓋の下部に形成されている密閉用環状突条の直径をもっと大きく形成して前記密閉用環状突条が内容器の外壁に締まりばめで挿入されるようにし、内容器の一側に楕円形のヒンジ孔が形成された第1ヒンジブロックを形成してヒンジピンが前記ヒンジ孔を通じて上下に移動することができるようにすることにより、内容器を閉めるとき、内容器内部の密閉力を向上させる内容器と内容器蓋間の密閉構造を有する化粧品容器に関するものである。
【0002】
また、内容器蓋の上部に延長環状突条を形成し、前記延長環状突条の形態を波形に突出部と陥没部をそれぞれ三つずつ等角度で形成し、外容器蓋の下部内側に前記延長環状突条の突出部に対応する押圧環状突条を形成することにより、外容器蓋を閉めるとき、押圧環状突条が前記延長環状突条の三つの突出部を押圧して内容器の内部に圧力を発生させ、このときに外容器蓋が外容器と締結されることにより、内容器蓋が上方に上げられることを遮断する内容器と内容器蓋間の密閉構造を有する化粧品容器に関するものである。
【背景技術】
【0003】
化粧品は、人体を清潔に美化して魅力を増やし、顔つきを明るく変化させるか、皮膚や毛髪の健康を維持乃至増進するために人体に使われる物品であって、基礎化粧品及び機能性化粧品に大別される。代表的な基礎化粧品としてパウダー又はファウンデーションを挙げることができる。
【0004】
前記ファウンデーションは皮膚色を一様に調節して所望のイメージの皮膚色を表現するのに非常に有用に使われる化粧品である。このようなファウンデーションは皮膚の欠点であるしみ、そばかす、細かいきずなどをカバーするので、ポイントメーキャップが引き立つようにする。
【0005】
また、公害、ほこり、紫外線などから皮膚を保護し、顔の輪郭を修正し、立体感を与えるため、広く用いられている。
【0006】
前記のようなファウンデーションは主に鏡及びパフ(puff)を収容する構造になったファウンデーション容器に入れて使うことになる。ファウンデーション容器に収容された鏡は外容器の蓋内側に付着されることが一般的であり、パフは化粧品内容物を収容した内部容器を覆う蓋の上部に置かれるようにする構造が普遍化されている。
【0007】
このようなファウンデーション容器は含浸部材又はゲル状の色合い化粧品内容物を収納して保管し、使用時に容器本体の前面部に設けられたボタンを押圧して外部蓋を容器本体からヒンジ方式で回動させて開き、内部に収容されたパフやブラシなどの化粧道具で化粧品内容物を付けて顔を化粧するのに使われる。
【0008】
しかし、ファウンデーションは揮発性溶媒を多量含んでいるため、前記ファウンデーションを収容する内部容器の密閉力が低下する場合、揮発性溶媒が大気中に蒸発し、これによりファウンデーションが硬くなってファウンデーション固有の機能を失うことになる問題があるため、ファウンデーションの揮発性溶媒の蒸発を遮断するための方法が必要になった。
【0009】
上記のような問題を解消するために、
図1に示すように、気密型のリフィルケースを有する化粧品容器として大韓民国登録特許第10−1318467号が開示されている。上記従来技術は、容器本体1、前記容器本体1とのヒンジ結合によって開閉される容器蓋2、及び前記容器本体1の内部に収容されるリフィルケース3からなっている。
【0010】
前記リフィルケース3は、上部蓋4と下部本体5が蝶形ヒンジで連結され、前記下部本体5の外壁上端に形成され、リング形の組立突起を有する組立溝部6と、前記上部蓋4の下部に形成され、リング形の組立溝部を有する組立突部7とによって二重に気密に結合され、前記容器蓋2を閉めるとき、容器蓋2の下部が上部蓋4に形成された押圧突部8を押圧することにより、リフィルケース3の気密性を一層優秀に確保することができるので、リフィルケース3の内部に外部空気が流入すること、内部の水分又は揮発成分が蒸発することとを防止する構造である。
【0011】
しかし、上記従来技術は、リフィルケース3を密閉させるために上部蓋4を押圧して閉めるとき、前記リフィルケース3の下部本体5の内部の残圧によって上部蓋4が上方に上げられ、これによってリフィルケース3の密閉力が低下する問題があった。
【0012】
また、前記押圧突部8がリフィルケース3の上部蓋4の上側にただ二つのみが形成されているため、容器蓋2が押圧突部8を押圧するとき、上部蓋4が一側に傾いて押されるため、完全に密閉できず、リフィルケース3内の化粧品内容物の揮発成分が揮発して商品性が落ちる問題があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
本発明は、上記のような問題点を解決するために案出されたもので、内容器外壁の直径より内容器蓋の下部に形成されている密閉用環状突条の直径をもっと大きく形成して前記密閉用環状突条が内容器の外壁に締まりばめで挿入されるようにし、内容器の一側に楕円形のヒンジ孔が形成された第1ヒンジブロックを形成して、ヒンジピンが前記ヒンジ孔を通じて上下に移動できるようにすることにより内容器を閉めるとき、内容器内部の密閉力を向上させる、内容器と内容器蓋間の密閉構造を有する化粧品容器に関するものである。
【0014】
また、内容器蓋の上部に延長環状突条を形成し、前記延長環状突条の形態を波形に突出部と陥没部をそれぞれ三つずつ等角度で形成し、外容器蓋の下部内側に前記延長環状突条の突出部に対応する押圧環状突条を形成することにより、外容器蓋を閉めるとき、押圧環状突条が前記延長環状突条の三つの突出部を押圧して内容器内部に圧力が発生させ、この時に外容器蓋が外容器と締結されることにより、内容器蓋が上方に上げられることを遮断する、内容器と内容器蓋間の密閉構造を有する化粧品容器に関するものである。
【課題を解決するための手段】
【0015】
本発明は、内容器収容空間11が形成された外容器10と、
前記外容器10にヒンジで結合され、内部に押圧環状突条22が形成された外容器蓋20と、前記外容器10に収容され、外壁33及び第1ヒンジブロック34が形成された内容器30と、前記内容器30の第1ヒンジブロック34にヒンジ結合される内容器蓋40とを含んでなり、
前記内容器蓋40は下部に密閉用環状突条42が形成され、前記密閉用環状突条42の外径は内容器30の外壁33の内径より大きく形成されて前記外壁33の内側に締まりばめで結合され、
前記内容器蓋40は上部に延長環状突条43が形成され、前記外容器蓋20の押圧環状突条22によって押圧されるように構成されることを特徴とする、内容器と内容器蓋間の密閉構造を有する化粧品容器を提供する。
【0016】
また、本発明の内容器30の外壁33の内側には内壁32がさらに形成されることを特徴とする。
【0017】
また、本発明の第1ヒンジブロック34には楕円形のヒンジ孔341が形成されることを特徴とする。
【0018】
また、本発明の延長環状突条43は突出部431と陥没部432が繰り返し形成され、三つずつ形成されることを特徴とする。
【0019】
また、本発明の内容器30の内壁32と外壁33の間には固定具50がさらに結合されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0020】
前記のように、本発明による内容器と内容器蓋間の密閉構造を有する化粧品容器は、内容器外壁の直径より内容器蓋下部に形成されている密閉用環状突条の直径をもっと大きく形成して前記密閉用環状突条が内容器の外壁に締まりばめで挿入されるようにし、内容器の一側に楕円形のヒンジ孔が形成された第1ヒンジブロックを形成してヒンジピンが前記ヒンジ孔を通じて上下に移動するようにすることにより、内容器を閉めるとき、内容器内部の密閉力を向上させる効果がある。
【0021】
また、本発明による内容器と内容器蓋間の密閉構造を有する化粧品容器は、内容器蓋の上部に延長環状突条を形成し、前記延長環状突条の形態を波形に突出部と陥没部をそれぞれ三つずつ等角度で形成し、外容器蓋の下部内側に前記延長環状突条の突出部に対応する押圧環状突条を形成することにより、外容器蓋を閉めるとき、押圧環状突条が前記延長環状突条の三つの突出部を押圧して内容器内部に圧力を発生させ、この時に外容器蓋が外容器と締結されることにより、内容器蓋が上方に上げられることを遮断することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【
図1】従来の気密型リフィルケースを有する化粧品容器の断面図である。
【
図2】本発明の一実施例による内容器と内容器蓋間の密閉構造を有する化粧品容器の外容器蓋を開放した状態の斜視図である。
【
図3】本発明の一実施例による内容器と内容器蓋間の密閉構造を有する化粧品容器の分解斜視図である。
【
図4】本発明の一実施例による内容器と内容器蓋間の密閉構造を有する化粧品容器の外容器蓋を開放した状態において、内容器蓋を閉めた状態の断面図である。
【
図5】本発明の一実施例による内容器と内容器蓋間の密閉構造を有する化粧品容器の外容器蓋を開放した状態において、内容器蓋を閉じた状態の断面図である。
【
図6】本発明の一実施例による内容器と内容器蓋間の密閉構造を有する化粧品容器の外容器蓋を閉じた状態の断面図である。
【
図9】本発明の一実施例による内容器と内容器蓋間の密閉構造を有する化粧品容器の内容器に形成された第1ヒンジブロックの拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
本発明による内容器と内容器蓋間の密閉構造を有する化粧品容器の一実施例を添付図面に基づいて説明すれば次の通りである。
【0024】
図2は本発明の一実施例による内容器と内容器蓋間の密閉構造を有する化粧品容器の外容器蓋を開放した状態の斜視図であり、
図3は本発明の一実施例による内容器と内容器蓋間の密閉構造を有する化粧品容器の分解斜視図である。
図4は本発明の一実施例による内容器と内容器蓋間の密閉構造を有する化粧品容器の外容器蓋を開放した状態で内容器蓋を閉める状態の断面図であり、
図5は本発明の一実施例による内容器と内容器蓋間の密閉構造を有する化粧品容器の外容器蓋を開放した状態で内容器蓋を閉じた状態の断面図であり、
図6は本発明の一実施例による内容器と内容器蓋間の密閉構造を有する化粧品容器の外容器蓋を閉じた状態の断面図である。
図7は
図5のA部の拡大断面図であり、
図8は
図6のB部の拡大断面図であり、
図9は本発明の一実施例による内容器と内容器蓋間の密閉構造を有する化粧品容器の内容器に形成された第1ヒンジブロックの拡大断面図である。
【0025】
本発明は、内容器収容空間11が形成された外容器10と、前記外容器10にヒンジ結合され、内部に押圧環状突条22が形成された外容器蓋20と、 前記外容器10に収容され、外壁33及び第1ヒンジブロック34が形成された内容器30と、前記内容器30の第1ヒンジブロック34にヒンジ結合される内容器蓋40とを含んでなり、
前記内容器蓋40は下部に密閉用環状突条42が形成され、前記密閉用環状突条42の外径は内容器30の外壁33の内径より大きく形成されて前記外壁33の内側に締まりばめで結合され、前記内容器蓋40は上部に延長環状突条43が形成され、前記外容器蓋20の押圧環状突条22によって押圧されるように構成される。
【0026】
前記外容器10は、一側面に係止突起121が形成されたボタン12が設けられ、前記ボタン12の対向側にヒンジが形成され、外容器蓋20とヒンジで結合され、内部には内容器収容空間11が形成される。
【0027】
前記内容器収容空間11には内容器30が装着される。
【0028】
前記ボタン12は使用者の押圧動作によって、ボタン12の上部に延設された係止突起121が後退して、外容器蓋20のフック21から離脱することにより、前記外容器蓋20が開くことになる。
【0029】
前記外容器蓋20は外容器10の上部を覆うもので、外容器10とヒンジで結合され、外容器10を開放又は閉鎖するとかする役目をする。
【0030】
前記外容器蓋20の一側にはフック21が形成され、これは外容器10の係止突起121と対応するように突起形状になる。
【0031】
前記外容器蓋20の内側には鏡23が付着されることができ、使用者は前記外容器蓋20を開き、鏡23を見ながら化粧できる。
【0032】
前記外容器蓋20の内側に形成された鏡23の周縁部には押圧環状突条22が形成されるので、外容器蓋20を閉めるとき、前記押圧環状突条22が内容器蓋40に形成された延長環状突条43を押圧する。
【0033】
前記内容器30は内容物収容空間31を有し、側面には内壁32と外壁33が形成され、前記外壁33の一側上端には第1ヒンジブロック34が形成される。
【0034】
前記内容器30は外容器10の内容器収容空間11に装着される。
【0035】
前記内容物収容空間31には内容物が収容され、前記内容物は揮発性溶媒を多量含んでいるファウンデーションやスポンジのような含浸部材に含浸可能な内容物である。
【0036】
前記内壁32と外壁33の間には固定具50がさらに結合されることができる。
【0037】
前記固定具50は、
図4〜
図6に示すように、内壁32の外側に結合されて、内容器30に収容された内容物や含浸部材が前記内容器30から離脱しないようにする役目をする。
【0038】
前記外壁33は、
図5〜
図8に示すように、内容器蓋40の密閉用環状突条42が嵌め合わせられて内容器30の気密性を増大させる役目をする。
【0039】
前記第1ヒンジブロック34には、
図9に示すように、楕円形のヒンジ孔341が形成される。
【0040】
前記ヒンジ孔341には内容器蓋40がヒンジピン35を介してヒンジ結合され、ヒンジ孔341の上側には、
図4、
図5及び
図7に示すように、内容器30を覆うときにヒンジピン35が位置する。
【0041】
前記のように、ヒンジ孔341の上側にヒンジピン35が位置していて、外容器蓋20を閉めるとき、前記外容器蓋20の内側に形成された押圧環状突条22が内容器蓋40に形成された延長環状突条43を押圧して前記内容器蓋40を下方に押し下げることにより、
図6及び
図8に示すように、ヒンジピン35がヒンジ孔341の下側に移動して位置することになる。
【0042】
すなわち、
図7のような状態から
図8のような状態になることにより、内容器30が密閉される。
【0043】
前記内容器蓋40は、上面には化粧道具であるパフ(図示せず)を保管できるパフ収容空間41が形成され、下部には密閉用環状突条42が形成され、上部には延長環状突条43が形成される。
【0044】
前記内容器蓋40の一側には第2ヒンジブロック44が形成され、ヒンジピン35を介して内容器30の第1ヒンジブロック34とヒンジ結合される。
【0045】
前記密閉用環状突条42は、
図5〜
図8に示すように、内容器30の外壁33の内側に嵌め合わせられ、前記密閉用環状突条42の外径は内容器30外壁33の内径より大きく形成されることにより、前記外壁33の内側に締まりばめで結合されて内容器30の気密性を増大させる。
【0046】
前記密閉用環状突条42の外径は内容器30外壁33の内径より0.01mm〜1.0mmだけ大きく形成されることが好ましい。
【0047】
密閉用環状突条42の外径が内容器30の外壁33の内径より0.01mm未満に大きく形成されれば、内容器30に収容された内容物の揮発物質が揮発して圧力が増加する場合、揮発物質の排出圧力を克服することができなくて内容物の揮発物質が流出する問題点がある。
【0048】
また、密閉用環状突条42の外径が内容器30の外壁33の内径より1.0mmを超えて大きく形成されれば、内容器蓋40の密閉用環状突条42が内容器30の外壁33の内側に締まりばめで結合されることで、内容器30の外壁33に疲労が累積して前記外壁33で亀裂が発生し、内容物の揮発物質が流出する問題が発生する。
【0049】
前記密閉用環状突条42の外周面には密閉用環状突起421が形成され、前記密閉用環状突条42が外壁33の内側に締まりばめで結合されることによって内容器30の気密性を一層増大させる。
【0050】
前記内容器蓋40の延長環状突条43は波形に形成された突出部431と陥没部432が繰り返し形成され、三つずつ等角度で形成される。
【0051】
前記延長環状突条43は、
図5に示すように、内容器蓋40の密閉用環状突条42が内容器30の外壁33の内側に嵌め合わせられるとき、
図6に示すように、外容器蓋20の押圧環状突条22が延長環状突条43を押圧する。
【0052】
この際、前記押圧環状突条22は前記延長環状突条43に形成された三つの突出部431を均一に押圧する。
【0053】
本発明の一実施例による内容器と内容器蓋間の密閉構造を有する化粧品容器の組立方法及び使用状態を詳細に説明すれば次通りである。
【0054】
本発明は、内容器収容空間11が形成された外容器10と、内部に押圧環状突条22が形成された外容器蓋20とがヒンジで結合され、前記外容器10の内容器収容空間11に内容器30が装着される。
【0055】
前記内容器30は内壁32と外壁33が形成され、内容器蓋40とヒンジで結合され、前記内容器蓋40は下部に密閉用環状突条42が形成され、上部に延長環状突条43が形成される。
【0056】
前記内容器30の内壁32と外壁33の間には固定具50がさらに結合されることができる。
【0057】
前記のように組み立てられた本発明の内容器と内容器蓋間の密閉構造を有する化粧品容器の内容物を使うためには、外容器蓋20を開放してから内容器蓋40を開放する。
【0058】
その後、パフで内容器30に収容された内容物を付けて化粧する。
【0059】
化粧を完了した後、本発明の内容器と内容器蓋間の密閉構造を有する化粧品容器を密閉するために、
図4に示すように、内容器蓋40を下方に回転させることで、
図5に示すように、内容器30と内容器蓋40を結合させる。
【0060】
この際、内容器蓋40の下部に形成された密閉用環状突条42の外径が内容器30の外壁33の内径より大きく形成されるため、
図7に示すように、内容器蓋40の密閉用環状突条42が内容器30の外壁33の内側に載せられる。
【0061】
その後、
図6に示すように、外容器蓋20で外容器10を閉めて結合させれば、前記外容器蓋20の内部に形成された押圧環状突条22が内容器蓋40の上部に形成された延長環状突条43を押圧することになる。
【0062】
前記延長環状突条43は波形に形成された突出部431と陥没部432が三つずつ等角度で繰り返し形成され、押圧環状突条22が前記突出部431を均一に押圧して、内容器蓋40の密閉用環状突条42を内容器30の外壁33の下方に押し下げる。
【0063】
前記外容器蓋20の押圧環状突条22が内容器蓋40の延長環状突条43の突出部431を強制に押圧して、内容器蓋40が内容器30を密閉させることによって前記内容器30の内部に圧力が発生する。この際、外容器蓋20が外容器10と締結されることにより、内容器蓋40が上方に上げられることを遮断することになる。
【0064】
前記押圧環状突条22の押圧により、内容器30と内容器蓋40をヒンジ結合させるヒンジピン35が、
図7に示すように、第1ヒンジブロック34の第1ヒンジ孔341の上側に位置し、
図8に示すように、第1ヒンジブロック34のヒンジ孔341の下側に移動するようになる。
【0065】
この際、第1ヒンジ孔341と第2ヒンジ孔342の間に形成された係止段343により、ヒンジピン235が第2ヒンジ孔342に位置して内容器30の密閉性を増大させる。
【0066】
また、
図8に示すように、密閉用環状突条42の外周面に形成された密閉用環状突起421が外壁33の上端内周面に堅固に嵌め合わせられることによって内容器30の密閉性を一層増大させる効果がある。
【0067】
以上、本発明で説明したものは内容器と内容器蓋間の密閉構造を有する化粧品容器を実施するための一実施例に過ぎないもので、本発明は前記一実施例に限定されるものではない。添付の請求範囲で請求するように、本発明の要旨を逸脱しない範疇内で当該発明が属する分野で通常の知識を持つ者であれば誰でも多様な変形実施が可能な範囲まで本発明の範囲に属するものに見なされなければならないであろう。
【符号の説明】
【0068】
10 外容器
11 内容器収容空間
12 ボタン
121 係止突起
20 外容器蓋
21 フック
22 押圧環状突条
23 鏡
30 内容器
31 内容物収容空間
32 内壁
33 外壁
34 第1ヒンジブロック
341 ヒンジ孔
35 ヒンジピン
40 内容器蓋
41 パフ収容空間
42 密閉用環状突条
421 密閉用環状突起
43 延長環状突条
431 突出部
432 陥没部
44 第2ヒンジブロック
50 固定具