(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0016】
<第1の実施形態>
[通信システムの概要]
図1を参照しながら、本発明の第1の実施形態に係る通信システムの概要について説明する。
【0017】
図1は、第1の実施形態に係る通信システムSの構成の一例を示す概略図である。
図1に示すように、通信システムSは、携帯端末1と、通信網である携帯電話網Nを介して携帯端末1と通信可能な通信端末2とを有する。
【0018】
携帯端末1は、子供によって使用される装着型端末である。具体的には、携帯端末1は、子供の腕(具体的には手首)に装着される腕時計型端末である。携帯端末1は、表示画面及びタッチパネルが重畳された表示部12と、携帯端末1を手首に固定するためのベルト18とを有する。子供は、手首に携帯端末1が装着された腕を適宜回転や上下動しながら、表示部12の表示画面を見たり、タッチパネルを介して入力操作を行ったりする。携帯端末1は、単独で携帯電話の機能を有しており、子供は、携帯端末1を用いて通話をしたりメールを送受信したりすることができる。
【0019】
図2は、携帯端末1の表示部12の表示例を示す図である。
図2(a)は、表示部12に時計が表示された状態を示している。ユーザである子供が表示部12にタッチすると、
図2(b)に示すメニュー画面に遷移する。子供は、メニュー画面に表示された複数の項目の中から、処理を実行させたい項目を選択可能である。
例えば、携帯端末1は、子供がメニュー画面の電話を選択すると電話を発信するための画面(
図2(c))に切り替え、ウォッチを選択するとタイマー等の時間に関する機能を起動するための画面(
図2(d))に切り替える。また、携帯端末1は、子供がメニュー画面のメールを選択するとメッセージをメール送信するための画面(
図2(e))に切り替え、履歴を選択すると操作履歴を表示する画面(
図2(f))に切り替える。
【0020】
図1に戻り、通信端末2は、携帯端末1のユーザである子供の親によって使用される端末である。通信端末2は、例えばスマートフォン、携帯電話及びコンピュータ等のように通信機能を有する任意の端末であり、携帯電話網Nを介して携帯端末1との間で情報を送受信する。通信端末2では、親が携帯端末1と連携して動作を実行するモードを選択可能である。
【0021】
図3は、通信端末2のモード選択画面の一例を示す図である。
図3に示すモード選択画面では、見守りモード、お出かけモードを選択可能である。
見守りモードは、携帯端末1のユーザである子供の位置や移動状態を追跡するモードである。見守りモードを選択することで、通信端末2は、携帯端末1から通知された子供の位置や移動状態を表示部に表示できる。例えば、子供が所定場所(例えば学校や塾)に到着したり所定場所から出発したりすると、携帯端末1から位置情報等が通信端末2へ通知される。これにより、親は、子供の位置や移動状態を見守ることができる。
【0022】
お出かけモードは、例えば親と子供が一緒に出かけた際に子供が迷子になることを防止するために、子供(携帯端末1)が親(通信端末2)から所定距離以上離れると、携帯端末1の位置情報等が携帯端末1から通信端末2へ通知される。これにより、親は、迷子になった子供の位置等を容易に把握できる。
通信端末2では、見守りモード及びお出かけモードに限定されず、携帯端末1に対する様々なモードを選択可能である。
【0023】
本実施形態に係る携帯端末1は、詳細は後述するが、携帯端末1が子供に装着されていないと検知された場合には、通信端末2に通知を行う。例えば、携帯端末1は、携帯端末1が子供に装着されていない旨のメッセージを通信端末2に送信したり、携帯端末1の位置情報を通信端末2に送信したりする。すると、通信端末2は、携帯端末1からの通知に対応する通知画面を表示させる。
【0024】
図4は、通信端末2の通知画面の一例を示す図である。
図4に示す通知画面では、携帯端末1が子供に装着されていない旨のメッセージMが表示されている。また、通知画面には、子供の位置Pも表示されている。これにより、通知を受けた親は、通知画面を見ることで、携帯端末1が子供に装着されていないことを容易に把握できる。また、通知される位置情報は、携帯端末1が装着されていない子供の位置をほぼ示しているので、親は子供の位置を把握できる。この結果、親は、子供がメールや電話着信に応答できないと判断し、子供の位置を勘案した善後策(例えば、子供の近くにいる知人に子供への伝言を依頼する)を講じやすくなる。
【0025】
[携帯端末の詳細構成]
図5を参照しながら、ユーザが子供である携帯端末1の詳細構成の一例について説明する。
【0026】
図5は、携帯端末1の機能構成の一例を示すブロック図である。
図5に示すように、携帯端末1は、通信IF部11と、表示部12と、検出センサ13と、記憶部14と、制御部15とを有する。
【0027】
通信IF部11は、携帯電話網N(
図1)と接続するための無線通信インターフェイスである。通信IF部11は、例えば変復調回路、高周波回路及びアンテナを含む。通信IF部11は、携帯電話網Nを介して通信端末2との間で情報の送受信を行ったり、通話を行ったりする。
【0028】
表示部12は、例えば液晶ディスプレイである。表示部12は、制御部15の制御により、
図2に示した各種画面を表示することができる。表示部12は、液晶ディスプレイを照らすバックライトを含んでもよい。
【0029】
検出センサ13は、携帯端末1の位置を検出したり、携帯端末1が子供に装着されているか否かを検出したりするセンサである。検出センサ13は、例えばGPS(Global Positioning System)から緯度・経度情報を取得する位置センサ、及び加速度センサを有する。
検出センサ13は、位置センサがGPSから取得した緯度・経度情報に基づいて、携帯端末1の位置を検出する。また、検出センサ13は、例えば3軸方向の成分を検出可能な加速度センサが取得したユーザ(携帯端末1)の動き等に基づいて、携帯端末1が子供の腕に装着されているか否かを検出する。
【0030】
図6は、子供が、携帯端末1が装着された腕を動かしている状態を示す図である。携帯端末1が腕に装着されている場合には、
図6に示すように腕が上下動したり回転したりすることに伴い、加速度センサの出力値が大きくなる。一方で、携帯端末1が装着されずに机上等に放置されている場合には、加速度センサの出力値がゼロとなる。このため、加速度センサの出力値を見ることで、携帯端末1が腕に装着されているか否かを判定できる。検出センサ13は、検出結果を制御部15へ出力する。
【0031】
なお、検出センサ13は、加速度センサに加えて又は加速度センサの代わりに、腕の温度を検出可能な温度センサを有してもよい。これにより、温度センサが腕の温度を検出した場合には、携帯端末1が腕に装着されていると判定できる。
【0032】
図5に戻り、記憶部14は、不揮発性メモリ(例えばROM)及び揮発性メモリ(例えばRAM)を含む。記憶部14は、制御部15により実行されるプログラムや、携帯端末1の位置情報及び携帯端末1が子供の腕に装着されているか否かの情報を記憶している。また、記憶部14は、制御部15がプログラムを実行することにより生成する各種のデータを一時的に記憶している。
【0033】
制御部15は、例えばCPUである。制御部15は、記憶部14に記憶されたプログラムを実行することにより、携帯端末1の各部を制御する。制御部15は、
図5に示すように、受信部151と、モード実行部152と、検知部153と、取得部154と、通知部155とを有する。
【0034】
受信部151は、通信IF部11を介して通信端末2から情報を受信する。例えば、受信部151は、通信端末2から、携帯端末1の所定の動作モードの実行指示を受信する。具体的には、受信部151は、通信端末2で例えば
図3に示す見守りモードやお出かけモードが選択されると、選択したモードに対応する動作モードの実行指示を受信する。受信部151は、受信した実行指示をモード実行部152に出力する。なお、受信部151は、図示しない外部サーバから地図情報等を受信してもよい。
【0035】
モード実行部152は、受信部151が受信した実行指示を受けて、通信端末2で選択されたモードに対応する動作モードを開始させる。例えば、モード実行部152は、通信端末2で見守りモードが選択されると、見守りモードに対応した子供の移動状態を追跡して通信端末2に情報を通知する動作モードを開始する。
【0036】
検知部153は、携帯端末1が子供(具体的には腕)に装着されているか否かを検知する。例えば、検知部153は、検出センサ13(具体的には加速度センサや温度センサ)が検出した結果により、携帯端末1が腕に装着されているか否かを検知する。具体的には、検知部153は、加速度センサの出力値が所定閾値よりも大きくなっている場合や、出力値が所定期間以上変化している場合には、携帯端末1が腕に装着されていると判定する。検知部153は、検知結果を取得部154に出力する。
【0037】
取得部154は、検知部153によって携帯端末1が腕に装着されていないと検知された場合に、携帯端末1の位置情報を取得する。例えば、取得部154は、検出センサ13(具体的には位置センサ)から、位置センサが検出した位置情報を取得する。取得部154は、取得した位置情報を通知部155に出力する。
【0038】
通知部155は、検知部153によって携帯端末1が腕に装着されていないと検知された場合には、通信端末2に携帯端末1の状態に関する通知を行う。例えば、通知部155は、取得部154が取得した位置情報を通信端末2に送信する。また、通知部155は、取得部154が取得した位置情報と共に、携帯端末1が腕に装着されていない旨のメッセージを通信端末2に送信してもよい。なお、通知部155は、位置情報を送信せずに、携帯端末1が腕に装着されていない旨のメッセージを通信端末2に送信してもよい。
【0039】
通知部155が通信端末2に通知を行うと、通信端末2は、例えば前述した
図4に示す通知画面を表示する。すなわち、通信端末2は、携帯端末1が腕から外れている旨のメッセージと、子供の位置とを表示する。これにより、通信端末2のユーザである親は、携帯端末1が子供の腕に装着されていないことを把握できると共に、携帯端末1を装着していない子供の位置も把握できる。
【0040】
本実施形態において、通知部155は、通信端末2からの要求に応じた動作モード(具体的には、親が通信端末2で選択した見守りモードに対応した動作モード)を実行中に所定時間携帯端末1が腕に装着されていないと検知された場合に、通信端末2に通知を行う。すなわち、携帯端末1は、通信端末2からの要求があった場合に、通知を行うことになる。これにより、通信端末2に不要な通知がされることを防止できる。
【0041】
通知部155は、携帯端末1が腕に装着されていないと検知され、かつ通信端末2からの電話着信があった場合に、通信端末2に通知を行ってもよい。同様に、通知部155は、携帯端末1が腕に装着されていないと検知され、かつ通信端末2からメッセージ(メール)を受信した場合に、通信端末2に通知を行ってもよい。携帯端末1が腕に装着されていない場合には、子供は、通信端末2からの電話着信やメッセージに対応できない可能性が高いと想定される。このため、通信端末2に通知を行うことで、通信端末2のユーザである親は、子供が電話着信やメッセージに対応できない理由を把握できる。
【0042】
また、通知部155は、通信端末2から受信したメッセージが未読状態である旨のメッセージを通信端末2に送信してもよい。これにより、通信端末2のユーザである親は、携帯端末1が腕に装着されていないためメッセージが未読状態であることを把握でき、その上で他の善後策を講じやすくなる。
【0043】
なお、上記では、携帯端末1が子供の手首に装着される時計型端末であることとしたが、これに限定されない。例えば、携帯端末1は、紐等を介して子供の首に着ける装着型端末であってもよい。かかる装着型端末においても、子供が装着型端末を着けた状態で動くと加速度センサの出力値が大きいので、装着型端末が子供に装着されているか否かを判定できる。このように、携帯端末1として様々な形態のウェアラブル端末が適用可能である。
【0044】
[通信端末への通知処理]
図7を参照しながら、携帯端末1が子供の腕に装着されていないと検知された際の通信端末2への通知処理について説明する。通信端末2への通知処理は、携帯端末1の制御部15が記憶部14に記憶されたプログラムを実行することで実現される。なお、当該プログラムは、外部サーバからダウンロードされたものであってもよい。
【0045】
図7は、通信端末2への通知処理の一例を説明するためのフローチャートである。本フローチャートは、子供の親が、通信端末2で所定の動作モード(見守りモードやお出かけモード)を選択したところから開始される。
【0046】
親が所定の動作モードを選択すると、携帯端末1の受信部151は、携帯電話網Nを介して通信端末2から所定の動作モード(ここでは、見守りモードであるものとする)の実行指示を受信する(ステップS102)。すると、モード実行部152は、見守りモードに対応した動作を開始させる。例えば、検出センサ13による検出が開始される。
【0047】
次に、検知部153は、検出センサ13の検出結果に基づいて、携帯端末1が子供の腕に装着されているか否かを検知する(ステップS104)。そして、ステップS104で携帯端末1が腕に装着されていると検知された場合には(No)、制御部15は、検出センサ13による検出を継続させる。
【0048】
ステップS104で携帯端末1が腕に装着されていないと検知された場合には(Yes)、取得部154は、携帯端末1の位置情報を取得する(ステップS106)。例えば、取得部154は、検出センサ13(具体的には位置センサ)から、位置センサが検出した位置情報を取得する。
【0049】
次に、通知部155は、通信端末2に通知する(ステップS108)。具体的には、通知部155は、ステップS106で取得した位置情報と、携帯端末1が腕に装着されていない旨のメッセージとを、通信端末2に送信する。通信端末2は、携帯端末1からの通知を受けて、例えば
図4に示すような通知画面を表示する。
【0050】
通信端末2への通知後、制御部15は、上述したステップS104〜S108の動作を繰り返す。一方で、親が通信端末2で選択した動作モードを解除すると(ステップS110:Yes)、本処理が終了する。
【0051】
なお、上記では、通信端末2は、子供の腕に携帯端末1が装着されていないと検知されると、携帯端末1からの通知に対応した通知画面を表示することとしたが、これに限定されない。例えば、通信端末2は、携帯端末1からの通知に基づいて音声を出力したり、通信端末2を振動させたりして、親に報知してもよい。
また、通信端末2が画面や音声で携帯端末1が装着されていることを報知した後、所定時間経過しても携帯端末1が装着されていないと検知される場合には、携帯端末1は、位置情報を取得し、取得した位置情報を通信端末2に順次送信してもよい。かかる場合には、携帯端末1が腕に装着されるまで、位置情報が通信端末2に送信されることになる。
【0052】
また、上記では、見守りモードの実行中の通信端末2への通知について説明したが、これに限定されない。例えば、お出かけモードの実行中に迷子になった子供の腕から携帯端末1が外されたと検知された場合に、携帯端末1が通信端末2に通知することとしてもよい。
具体的には、お出かけモード時には、携帯端末1は、通信端末2との間でBluetooth(登録商標)等の近距離通信を行う。そして、子供が親から離れて端末間の近距離通信が不通になった場合には、通知部155は、子供の腕から携帯端末1が外されたと推定し、その旨を通信端末2に通知する。
【0053】
[第1の実施形態における効果]
以上の通り、第1の実施形態に係る携帯端末1は、携帯端末1が子供の腕に装着されていないと検知された場合には、通信端末2に通知を行う。例えば、携帯端末1は、携帯端末1が腕に装着されていない旨のメッセージを通信端末2に送信したり、携帯端末1の位置情報を通信端末2に送信したりする。
【0054】
これにより、通信端末2のユーザである親は、子供の腕から携帯端末1が外された場合に携帯端末1から通知を受けることで、携帯端末1が腕に装着されていないことを把握できる。また、通知される位置情報は、携帯端末1が装着されていない子供の位置をほぼ示しているので、親は子供の位置も把握できる。この結果、親は、子供がメールや電話着信に応答できないと判断し、子供の位置を勘案した善後策(例えば、子供の近くにいる知人に子供への伝言を依頼する)を講じやすくなる。
【0055】
<第2の実施形態>
図8を参照しながら、第2の実施形態について説明する。
図8は、第2の実施形態に係る携帯端末1の機能構成の一例を示すブロック図である。第2の実施形態に係る携帯端末1は、第1の実施形態の構成(
図5参照)に加えて、報知部156を更に備える。
【0056】
報知部156は、通信端末2からメッセージ(メール)を受信してから所定期間経過するまでメッセージが未読状態である場合に、報知を行う。例えば、報知部156は、定期的に、携帯端末1に設けられたスピーカから音声を出力させたり、携帯端末1を振動させたりすることで、未読のメッセージがあることを子供に知らせる。これにより、子供は、未読のメッセージの存在に気付くことができる。
【0057】
報知部156は、検知部153によって携帯端末1がユーザである子供の腕に装着されていないと検知された場合には、報知を中止する。すなわち、報知部156は、未読状態のメッセージがあっても、携帯端末1が子供の腕に装着されていない場合(子供が報知に気付かない場合)には、報知を行う実益性が乏しいので、スピーカからの音声出力や携帯端末1の振動を行わない。これにより、携帯端末1の電力が無駄に消費されることを防止できる。
【0058】
通知部155は、報知部156が報知を中止すると、通信端末2に通知を行う。すなわち、通知部155は、携帯端末1が腕に装着されていない旨のメッセージと、携帯端末1の位置情報とを、通信端末2に送信する。これにより、親は、送信したメールが未読状態であることと、子供の位置とを把握できる。
【0059】
上記では、通信端末2からのメッセージ(メール)を受信した場合の報知について説明したが、これに限定されない。例えば、通信端末2からの電話着信があった場合にも、同様な処理を行ってもよい。すなわち、通知部155は、通信端末2からの電話着信から所定時間経過するまで通信端末2に電話をしない場合には、着信があった旨の報知を行うが、携帯端末1が腕に装着されていない場合には、前記報知を中止する。
【0060】
第2の実施形態によれば、通信端末2からのメッセージの受信があった場合に、携帯端末1の腕の装着の有無に基づいて、報知の有無を制御している。これにより、子供が報知に気付く状態(携帯端末1が腕に装着されている状態)の際に報知がされることで、不必要に報知がされることを防止できる。
【0061】
<第3の実施形態>
第3の実施形態では、通信端末2は、親が
図3に示すお出かけモードに選択した場合に、携帯端末1との間で近距離通信を行う。例えば、親は、子供と一緒に出かける際に、子供が迷子になることを防止するためにお出かけモードを選択する。
【0062】
図9は、第3の実施形態に係る通信端末2と携帯端末1の間の近距離通信を説明するための図である。通信端末2は、お出かけモードの実行中に、近距離通信としてBluetooth(登録商標)により携帯端末1と定期的に通信を行う。
【0063】
ところで、近距離通信は、携帯端末1と通信端末2の間の距離が大きくなると、不通となる。ここで、不通とは、携帯端末1から通信端末2への送信、及び通信端末2から携帯端末1への送信の両方が、完了しない場合を指す。これにより、一方の送信のみが完了しない場合に不通と判定する場合に比べて、不通状態を誤検出することを防止できる。
【0064】
携帯端末1の通知部155は、近距離通信が不通になると、通信端末2に近距離通信が不通状態である旨を通知する。これにより、通信端末2のユーザである親は、携帯端末1のユーザである子供が親から離れていることを把握できる。そして、親は、例えば迷子の子供にメールや電話をすることで、迅速に子供と連絡が取れるようになる。
【0065】
図10は、第3の実施形態に係る通信端末2の機能構成の一例を示すブロック図である。通信端末2は、第1通信部21と、第2通信部22と、表示部23と、記憶部24と、制御部25とを有する。
【0066】
第1通信部21は、携帯電話網N(
図1)を介して携帯端末1の間で通信を行う。例えば、第1通信部21は、近距離通信が不通になった場合に通知部155が通知する通知(不通通知とも呼ぶ)を受信する。また、第1通信部21は、携帯端末1が子供の腕に装着されていない場合に通知部155が通知する通知(非装着通知とも呼ぶ)を受信する。
【0067】
第2通信部22は、携帯端末1との間で近距離通信を行う。
表示部23は、例えば
図3に示すモード選択画面を表示する。
記憶部24は、制御部25により実行されるプログラムや、制御部25が生成する各種のデータを一時的に記憶している。
【0068】
制御部25は、例えばCPUであり、通信端末2の各部を制御する。制御部25は、表示部23に表示されたモード選択画面にてお出かけモードが選択されると、お出かけモードに対応した制御を行う。例えば、制御部25は、お出かけモードを実行中に第1通信部21が携帯端末1から非装着通知を受信すると、お出かけモードを強制的に解除する。そして、制御部25は、モードを解除した旨を、携帯端末1に通知する。これにより、第1通信部21が携帯端末1から不通通知を受信することが無くなる。
【0069】
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。特に、装置の分散・統合の具体的な実施形態は以上に図示するものに限られず、その全部又は一部について、種々の付加等に応じて、又は、機能負荷に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。