(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記アンケート表示部は、前記検索結果画面において、検索内容表示領域の側方に、前記マッチングされた検索語に対応するアンケートを表示することを特徴とする請求項1に記載の検索に基づくアンケート調査システム。
前記アンケート表示部は、1つのアンケート表示領域に対して、前記マッチングされた検索語に対応するアンケートを複数表示するとき、至急度が高い順に表示することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の検索に基づくアンケート調査システム。
前記アンケート表示部は、前記マッチングされた検索語に対応するアンケートと共に、前記リウォード提供部が提供するベネフィットを表示することを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載の検索に基づくアンケート調査システム。
前記所定の条件は、前記アンケート表示部が表示したアンケートに含まれるアンケート質問項目が複数である場合、全体アンケート質問項目対比で、回答したアンケート質問項目の数が一定比率以上であるという条件であることを特徴とする請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載の検索に基づくアンケート調査システム。
前記アンケート表示部は、前記アンケートの特性に基づいて、前記アンケートを表示する回答者端末を選択することを特徴とする請求項1から請求項5のうちいずれか1項に記載の検索に基づくアンケート調査システム。
前記アンケート表示部は、ランダムに回答者端末を選択し、特定グループの回答者端末を選択し、または特定IPアドレスや特定デバイスに接続する回答者端末を選択することを特徴とする請求項1から請求項6のうちいずれか1項に記載の検索に基づくアンケート調査システム。
前記キーワード決定部は、前記アンケート質問項目に対応するキーワードグループを決定した後、前記キーワードグループに属するキーワードをいずれも前記アンケートに対応するキーワードとして選定する請求項9に記載の検索に基づくアンケート調査システム。
前記アンケート掲示要請は、アンケート質問項目、前記アンケート質問項目に対応するアンケート表示、リウォード金額、目標標本数、アンケート掲示時間、キーワード、関連分野、希望調査群、目標標本数、目標露出数、目標の調査完了日のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項9または請求項10に記載の検索に基づくアンケート調査システム。
アンケート登録手段、検索語受信手段、検索語マッチング手段、アンケート表示手段、回答収集手段、及びリウォード提供手段を備えるコンピュータを用いて実行される検索に基づくアンケート調査方法であって、
前記アンケート登録手段が、アンケート登録者端末からアンケートを登録されるアンケート登録段階を実行し、
検索語受信手段が、回答者端末から検索語を入力される検索語受信段階を実行し、
前記検索語マッチング手段が、登録されたアンケートのキーワードと、前記検索語とをマッチングする検索語マッチング段階を実行し、
前記アンケート表示手段が、前記マッチングされたキーワードに対応するアンケートを、検索結果画面の一領域に表示するアンケート表示段階を実行し、
前記回答収集手段が、前記回答者端末から回答を受信する回答収集段階を実行し、
前記回答が所定の条件を満足する場合、前記リウォード提供手段が、ベネフィットを提供するリウォード提供段階を実行することを含み、
前記アンケート登録段階は、
前記アンケート登録者端末からアンケート掲示要請に含まれる目標標本数及びリウォード金額を受信し、露出されたアンケート数対比の有効回答数である転換率であって、登録された前記アンケートのアンケート質問項目の数と、前記リウォード金額とに対応する転換率に基づいて調査費用を決定する調査費用決定段階を含む検索に基づくアンケート調査方法。
前記アンケート表示段階は、前記検索結果画面において、検索内容表示領域の側面に、前記マッチングされた検索語に対応するアンケートを表示することを特徴とする請求項12に記載の検索に基づくアンケート調査方法。
前記アンケート表示段階は、1つのアンケート表示領域に、前記マッチングされた検索語に対応するアンケートを複数個表示するとき、至急度が高い順に表示することを特徴とする請求項12または請求項13に記載の検索に基づくアンケート調査方法。
前記アンケート表示段階は、前記マッチングされた検索語に対応するアンケートと共に、前記リウォード提供段階で提供するベネフィットを表示することを特徴とする請求項12から請求項14のうちいずれか1項に記載の検索に基づくアンケート調査方法。
前記所定の条件は、前記アンケートに含まれるアンケート質問項目が複数である場合、全体アンケート質問項目対比で、回答したアンケート質問項目の数が一定比率以上であるという条件であることを特徴とする請求項12から請求項15のうちいずれか1項に記載の検索に基づくアンケート調査方法。
前記アンケート表示段階は、前記アンケートの特性に基づいて、前記アンケートを表示する回答者端末を選択することを特徴とする請求項12から請求項16のうちいずれか1項に記載の検索に基づくアンケート調査方法。
前記アンケート表示段階は、ランダムに回答者端末を選択し、特定グループの回答者端末を選択し、または特定IPアドレスや特定デバイスに接続する回答者端末を選択することを特徴とする請求項12から請求項17のうちいずれか1項に記載の検索に基づくアンケート調査方法。
前記キーワード決定段階は、前記アンケート質問項目に対応するキーワードグループを決定した後、前記キーワードグループに属するキーワードをいずれも前記アンケートに対応するキーワードとして選定することを特徴とする請求項20に記載の検索に基づくアンケート調査方法。
前記アンケート掲示要請は、アンケート質問項目、前記アンケート質問項目に対応するアンケート表示、リウォード金額、目標標本数、アンケート掲示時間、キーワード、関連分野、希望調査群、目標標本数、目標露出数、目標の調査完了日のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項20または請求項21に記載の検索に基づくアンケート調査方法。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、ユーザが入力した検索語に対応するキーワードを含むアンケートを検索結果画面に提供することを一目的とする。
【0006】
本発明は、アンケート調査の回答者に一定のリウォード(reward)を提供し、提供したリウォードの合計及び回答標本(サンプル)数を考慮し、調査費用を決定することを他の目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一実施形態によれば、アンケート登録者端末からアンケートを登録されるアンケート登録部と、回答者端末から検索語を入力される検索語受信部と、登録されたアンケートのキーワードと前記検索語とをマッチングする検索語マッチング部と、前記マッチングされたキーワードに対応するアンケートを、検索結果画面の一領域に表示するアンケート表示部と、前記回答者端末から、前記アンケート表示部によって表示されるアンケートに対する回答を受信する回答収集部と、前記回答が所定の条件を満足する場合、ベネフィットを提供するリウォード提供部と、を含む検索に基づくアンケート調査システムが提供される。
【0008】
本発明において、前記アンケート表示部は、前記検索結果画面において、検索内容表示領域の側面に、前記マッチングされた検索語に対応するアンケートを表示してもよい。
【0009】
本発明において、前記アンケート表示部は、1つのアンケート表示領域に対して、前記マッチングされた検索語に対応するアンケートを複数表示するとき、至急度が高い順に表示してもよい。
【0010】
本発明において、前記アンケート表示部は、前記マッチングされた検索語に対応するアンケートと共に、前記リウォード提供部が提供するベネフィットを表示してもよい。
【0011】
本発明において、前記所定の条件は、前記アンケート表示部が表示したアンケートに含まれるアンケート質問項目が複数である場合、全体アンケート質問項目対比で、回答したアンケート質問項目の数が一定比率以上であるという条件でもよい。
【0012】
本発明において、前記アンケート表示部は、前記アンケートの特性に基づいて、前記アンケートを表示する回答者端末を選択してもよい。
【0013】
本発明において、前記アンケート表示部は、ランダムに回答者端末を選択し、特定グループの回答者端末を選択し、または特定IP(internet protocol)アドレスや特定デバイスに接続する回答者端末を選択してもよい。
【0014】
本発明において、前記アンケート登録部は、前記アンケート登録者端末から少なくとも1つ以上のアンケート質問項目を含む前記アンケートに関するアンケート掲示要請を受信して登録するアンケート収集部と、前記アンケート掲示要請に含まれるアンケート質問項目に基づいて、前記アンケートに対応するキーワードを決定するキーワード決定部と、前記アンケート掲示要請に含まれる目標標本数及びリウォード金額を受信し、調査費用を決定する調査費用決定部と、を含んでもよい。
【0015】
本発明の他の実施形態によれば、アンケート登録者端末から、少なくとも1つ以上のアンケート質問項目を含むアンケートに関するアンケート掲示要請を受信するアンケート収集部と、前記アンケート掲示要請に含まれるアンケート質問項目に基づいて、前記アンケートに対応するキーワードを決定するキーワード決定部と、前記アンケート掲示要請に含まれる目標標本数及びリウォード金額に基づいて、調査費用を決定する調査費用決定部と、前記アンケートを、検索結果画面の一領域に表示するように、回答者端末機に提供するアンケート提供部と、を含む検索に基づくアンケート調査システムが提供される。
【0016】
本発明において、前記キーワード決定部は、前記アンケート質問項目に対応するキーワードグループを決定した後、前記キーワードグループに属するキーワードをいずれも前記アンケートに対応するキーワードとして選定してもよい。
【0017】
本発明において、前記調査費用決定部は、前記回答者端末機に提供する総リウォード金額、及び前記アンケートの露出費用を合算し、アンケート費用を決定してもよい。
【0018】
本発明において、前記アンケート掲示要請は、アンケート質問項目、前記アンケート質問項目に対応するアンケート表示、リウォード金額、目標標本数、アンケート掲示時間、キーワード、関連分野、希望調査群、目標標本数、目標露出数、目標の調査完了日のうち少なくとも1つを含んでもよい。
【0019】
本発明の他の実施形態によれば、アンケート登録者端末からアンケートを登録されるアンケート登録段階と、回答者端末から検索語を入力される検索語受信段階と、登録されたアンケートのキーワードと前記検索語とをマッチングする検索語マッチング段階と、前記マッチングされたキーワードに対応するアンケートを、検索結果画面の一領域に表示するアンケート表示段階と、前記回答者端末から回答を受信する回答収集段階と、前記回答が所定の条件を満足する場合、ベネフィットを提供するリウォード提供段階と、を含む検索に基づくアンケート調査方法が提供される。
【0020】
本発明において、前記アンケート表示段階は、前記検索結果画面において、検索内容表示領域の側方に、前記マッチングされた検索語に対応するアンケートを表示してもよい。
【0021】
本発明において、前記アンケート表示段階は、1つのアンケート表示領域に、前記マッチングされた検索語に対応するアンケートを複数表示するとき、至急度が高い順に表示してもよい。
【0022】
本発明において、前記アンケート表示段階は、前記マッチングされた検索語に対応するアンケートと共に、前記リウォード提供段階で提供するベネフィットを表示してもよい。
【0023】
本発明において、前記所定の条件は、前記アンケートに含まれるアンケート質問項目が複数である場合、全体アンケート質問項目対比で、回答したアンケート質問項目の数が一定比率以上であるという条件でもよい。
【0024】
本発明において、前記アンケート表示段階は、前記アンケートの特性に基づいて、前記アンケートを表示する回答者端末を選択してもよい。
【0025】
本発明において、前記アンケート表示段階は、ランダムに回答者端末を選択し、特定グループの回答者端末を選択し、または特定IPアドレスや特定デバイスに接続する回答者端末を選択してもよい。
【0026】
本発明において、前記アンケート登録段階は、前記アンケート登録者端末から、少なくとも1つ以上のアンケート質問項目を含む前記アンケートに関するアンケート掲示要請を受信して登録するアンケート収集段階と、前記アンケート掲示要請に含まれるアンケート質問項目に基づいて、前記アンケートに対応するキーワードを決定するキーワード決定段階と、前記アンケート掲示要請に含まれる目標標本数及びリウォード金額を受信し、調査費用を決定する調査費用決定段階と、を含む検索に基づくアンケート調査方法が提供される。
【0027】
本発明の他の実施形態によれば、アンケート登録者端末から、少なくとも1つ以上のアンケート質問項目を含むアンケートに関するアンケート掲示要請を受信するアンケート収集段階と、前記アンケート掲示要請に含まれるアンケート質問項目に基づいて、前記アンケートに対応するキーワードを決定するキーワード決定段階と、前記アンケート掲示要請に含まれる目標標本数及びリウォード金額に基づいて、調査費用を決定する調査費用決定段階と、前記アンケートを、検索結果画面の一領域に表示するように、回答者端末機に提供するアンケート提供段階と、を含んでもよい。
【0028】
本発明において、前記キーワード決定段階は、前記アンケート質問項目に対応するキーワードグループを決定した後、前記キーワードグループに属するキーワードをいずれも前記アンケートに対応するキーワードとして選定してもよい。
【0029】
本発明において、前記の調査費用決定段階は、前記回答者端末機に提供する総リウォード金額、及び前記アンケートの露出費用を合算し、アンケート費用を決定してもよい。
【0030】
本発明において、前記アンケート掲示要請は、アンケート質問項目、前記アンケート質問項目に対応するアンケート表示、リウォード金額、目標標本数、アンケート掲示時間、キーワード、関連分野、希望調査群、目標標本数、目標露出数、目標の調査完了日のうち少なくとも1つを含んでもよい。
【0031】
前述したもの以外にも、前述の方法を実行するためのコンピュータプログラムを記録するコンピュータ読み取り可能な記録媒体が提供される。
【発明の効果】
【0032】
本発明によれば、検索語に関係するアンケートを提供し、当該アンケートに係る主題に関心のあるアンケート対象者のアンケート回答結果を取得することができ、統計的に有意なアンケート調査結果を取得することができる。
【0033】
また、本発明によれば、アンケート調査に対する回答を提供した回答者に一定のレベルのリウォードを提供することにより、アンケート参加率を高め、リウォード金額をアンケート登録者に選択させることにより、調査の重要度によって、調査結果を得るまでの期間を弾力的に選択させることができる。
【発明を実施するための形態】
【0035】
以下で説明する本発明に関する詳細な説明は、本発明を実施する特定の実施形態を例として図示する添付図面を参照する。そのような実施形態は、当業者が本発明を実施するのに十分であるように詳細に説明する。本発明の多様な実施形態は、互いに異なるが、相互に排他的である必要はない。例えば、本明細書に記載されている特定の形状、構造及び特性は、本発明の趣旨及び範囲を外れない限り、1つの実施形態から他の実施形態に変更して実現されてもよい。また、それぞれの実施形態における個別の構成要素の位置または配置も、本発明の趣旨及び範囲を外れない限り変更してもよい。従って、以下で説明する詳細な説明は、限定的な意味として行われるのではなく、本発明の範囲は、特許請求の範囲に記載された範囲、及びそれと均等な全ての範囲を包括するものであると理解されなければならない。図面において、類似する参照符号は、多くの側面にわたって、同一であるか、または類似した構成要素を示す。
【0036】
以下では、本発明の属する技術分野における当業者において、本発明を容易に実施することができるように、本発明のさまざまな実施形態について、添付の図面を参照して詳細に説明する。
【0037】
図1は、本発明の一実施形態に係る検索に基づくアンケートシステムを概略的に示す図である。
【0038】
図1を参照すると、本発明の一実施形態に係る検索に基づくアンケートシステムは、複数のアンケート登録者端末200、回答者端末300、及び前記アンケート登録者端末200からアンケート掲示要請を受信し、検索結果に対応するアンケートを掲示し、回答者端末300から検索語の入力を受け、検索語にマッチングされたキーワードを含むアンケートを検索結果画面の一領域に表示するアンケート提供サーバ100を含む。
【0039】
本発明の一実施形態に係る検索に基づくアンケートシステムは、検索結果に対応するアンケートをユーザに提供し、ベネフィット(benefit)を提供し、ユーザが積極的にアンケートに参加するように誘導して広告効果を高め、アンケート登録者にアンケート調査結果を提供することができる。
【0040】
再び
図1を参照すると、複数の回答者端末300及びアンケート登録者端末200は、有無線通信環境において、ウェブサービスを利用可能な通信端末機を意味する。ここで、ユーザ端末200は、ユーザのパソコン201であってもよく、またはユーザの携帯端末202であってもよい。同様に、アンケート登録者端末300は、回答者のパソコン301であってもよく、または回答者の携帯端末302であってもよい。以下において、アンケート登録者端末200及び回答者端末300の動作は、アンケート登録者及び回答者の行為として表示される。例えば、「アンケート登録者から受信する」ということは、「アンケート登録者端末200から受信する」ということであると解釈される。
【0041】
一方、通信網400は、複数の回答者端末300及びアンケート登録者端末200と、アンケート提供サーバ100とを接続する役割を行う。すなわち、通信網400は、回答者端末300及びアンケート登録者端末200が、アンケート提供サーバ100に接続した後、パケットデータの送受信が可能となるように、接続経路を提供する通信網を意味する。
【0042】
一方、アンケート提供サーバ100は、回答者端末300から伝送された検索語の入力を受け、アンケートに含まれるキーワードとマッチングさせた後、マッチングされたキーワードに対応するアンケートを提供し、回答者端末300からアンケートに対する回答を受信し、回答者端末300に一定のベネフィットを提供してもよい。そのとき、アンケート提供サーバ100が提供するアンケートは、アンケート登録者端末200から受信したアンケート掲示要請に基づくものであり、掲示したアンケートによって調査費用を算定し、アンケート登録者端末200に費用を請求してもよい。
【0043】
図2は、
図1の検索に基づくアンケートシステムのアンケート提供サーバを示すブロック図である。
【0044】
図2を参照すると、本発明のアンケート提供サーバ100は、アンケート登録部110、アンケート提供部120及びアンケート・データベース130を含み、アンケート登録部110は、アンケート収集部111、キーワード決定部112、調査費用決定部113を含み、アンケート提供部120は、検索語受信部121、検索語マッチング部122、アンケート表示部123、回答収集部124、リウォード提供部125を含んでもよい。
【0045】
まず、アンケート登録部110は、本発明の一実施形態において、アンケート登録者端末200からアンケート掲示要請を受信し、登録されるアンケートのキーワードを決定し、当該アンケートを回答者端末300に提供することに関する費用を算出する役割を行う。
【0046】
まず、アンケート収集部111は、アンケート登録者端末200から、少なくとも1つ以上のアンケート質問項目を含むアンケートに関するアンケート掲示要請を受信及び登録する役割を行う。アンケート収集部111は、収集されたアンケート掲示要請から、アンケート質問項目、前記アンケート質問項目に対応するアンケート表示、リウォード金額、目標標本数、アンケート掲示時間、キーワード、関連分野、希望調査群、目標標本数、目標露出数、目標の調査完了日に関する内容を、少なくとも1つ以上抽出することができる。
【0047】
図3は、本発明の一実施形態において検索結果画面にアンケートを表示した一例である。
【0048】
図3を参照すると、本発明の一実施形態におけるアンケート収集部111が登録したアンケートは、検索結果画面において、第1アンケート表示領域S1に表示されることが分かる。ここで、第1アンケート表示領域S1は、従来、広告領域あるいは空白として使用される領域であってもよく、検索結果画面上の側面に表示されてもよい。このとき、第1アンケート表示領域S1に表示されたアンケートは、ユーザが検索ウィンドウa1に入力した検索キーワードに関するアンケート情報を含んでもよい。
【0049】
図3の例で見れば、ユーザが入力した検索キーワードが「化粧品」である場合、アンケート提供サーバ100は、「基礎化粧品を購買する場所」に関するアンケート情報を提供してもよい。ユーザは、当該アンケート情報に回答することにより、マイレージのような所定のベネフィットを提供され、基本的に、当該アンケート分野に関心のある人がアンケート対象になるので、アンケート登録者は、有意なアンケート調査結果を取得することができる。検索語及びキーワードに関する詳細な説明については、後述する。
【0050】
本発明の一実施形態において、アンケート収集部111は、
図3の第1アンケート表示領域S1に示されたアンケートに関するアンケート掲示要請を受信する。アンケート収集部111は、
図3に示された、アンケートに関する情報S11、リウォード情報S12、アンケート質問項目S13、または回答例示S14などを含むアンケート掲示要請を受信してもよい。
【0051】
本発明の一実施形態において、1つのアンケート掲示要請に対応するアンケート質問項目の集合を、「アンケート」と称する。1つのアンケートは、
図3の例示のように、1つのアンケート質問項目からなるものでもよく、または複数のアンケート質問項目の集合からなるものでもよい。アンケート質問項目は、客観的質問項目でもよく、または主観的質問項目でもよい。
【0052】
キーワード決定部112は、本発明の一実施形態において、アンケート収集部111が収集したアンケートに基づいて、キーワードを決定する役割を行う。本発明の一実施形態において、1つのアンケートは、複数のキーワードを含んでもよく、前記複数のキーワードのうちの1つに対応する検索語が入力される場合、当該キーワードを含むアンケートが提供される。例えば、
図3のアンケート提供領域S1に表示されたアンケートの場合、「化粧品」、「女性化粧品」、「スキン」、「ローション」、「ファンデーション」などがキーワードになる。
【0053】
このように、1つのアンケートに対応キーワードは、複数個であってもよいが、アンケート登録者は、登録するアンケートに対応するキーワードを漏れなく選定することが難しい場合が多い。そこで、キーワード決定部112は、特定キーワードグループに属するキーワードを、いずれも当該アンケートのキーワードとして登録してもよい。例えば、
図3の第1アンケート提供領域S1に表示されるアンケートの場合、対応するキーワードグループは「化粧品」であるので、キーワード決定部112は、「化粧品」というキーワードグループに属するキーワードである「スキン」、「ローション」、「ファンデーション」などをいずれも当該アンケートのキーワードとして登録してもよい。キーワード決定部112は、アンケート登録者によるアンケート登録時に、キーワードグループに属する詳細キーワードの追加または削除が可能であることは言うまでもない。
【0054】
また、キーワード決定部112は、キーワードの特性を反映し、特定アンケートに関するキーワードを選定してもよい。例えば、検索語が「ハイブリッドカメラ」であるとき、「カメラメーカーで最も信頼に足る企業はどこですか」というようなアンケートは適切であるが、「最も購入したいカメラタイプは何ですか」というようなアンケートは不適切である。「ハイブリッドカメラ」を検索語として入力するユーザは、ハイブリッドカメラの購入希望者、ユーザあるいは情報収集者であって、他のカメラ種類についてまでも関心のあるユーザである可能性は低いからである。すなわち、「ハイブリッドカメラ」というキーワードは、ブランドモニタリングに適するキーワードであるが、カメラタイプに関する市場調査には不適なキーワードである。従って、キーワード決定部112は、同じキーワードグループに含まれるキーワードのうち、特定アンケートに対応するキーワードと対応しないキーワードを区分し
てもよい。
【0055】
また、キーワード決定部112は、アンケート登録者が登録したアンケートと類似する関心事を反映するキーワードを選定し、当該アンケートのキーワードとして決定してもよい。本発明の一実施形態によれば、アンケート登録者は、自ら登録したアンケートに関する関心集団を別途に探す必要なしに、ユーザが入力した検索語に基づき、当該ユーザが関心集団であるか否かということを判別することができる。従って、本発明の一実施形態によれは、ユーザが入力した検索語が、アンケートの関心事に合致する場合に、当該アンケートを検索結果に表示してもよい。キーワード決定部112は、アンケート登録が登録したアンケートと類似する関心事を反映させるキーワード及びキーワードグループを、当該アンケートのキーワードとして選定してもよい。例えば、アンケートが、「今年の春に流行するスカートの色は?」という場合、アンケートに直接に関係するキーワードは、「スカート、春スカート、流行色」などであるが、本アンケートと類似する関心事を反映するキーワードは、「流行ファッション、春ファッション、女性ファッション」などに拡張され、当該アンケートのキーワードとして決定される。
【0056】
調査費用決定部113は、本発明の一実施形態において、アンケート登録者端末200が登録したアンケート掲示要請のアンケートに関する調査費用を決定し、アンケート登録者端末200に提供してもよい。
【0057】
このとき、調査費用決定部113は、アンケート登録者端末200から、目標標本数及びリウォード金額を受信し、調査費用を決定してもよい。目標標本数は、有意な統計結果を提供する有効回答数であり、リウォード金額は、1つのアンケートに対して、回答者端末300から有効回答を得る場合、後述するリウォード提供部125が回答者端末300に提供するリウォード金額である。アンケート登録者は、アンケート登録申請時に作成するアンケート設定画面で、前記目標標本数及びリウォード金額を設定しよもよい。
【0058】
図4は、本発明の一実施形態においてアンケート登録者端末に提供されるアンケート設定画面の一例である。
【0059】
アンケート設定画面S5には、総質問項目数、主観的質問項目数、総例示数、標本当たり所要時間、完了予想時間、標本当たり依頼費用を提供し、アンケート登録者をして、目標標本数とリウォード額とを入力させる。
【0060】
図4の実施形態において、総質問項目数、主観的質問項目数、総例示数は、アンケート登録者が登録したアンケート掲示要請を分析して表示してもよい。また、標本当たりアンケート所要時間も、総質問項目数、主観的質問項目数、総表例示数に基づいて、経験値によって表示される。アンケート登録者は、目標標本数入力ウィンドウS51に登録したアンケートに対して必要な有効回答数を入力し、リウォード入力ウィンドウS52に、有効回答を提供した回答者に提供するリウォード金額を入力してもよい。
【0061】
完了予想時間は、目標標本数とリウォード金額とに基づいて決定され、目標標本数が多く、リウォード金額が少ないほど、完了予想時間は延長される。
【0062】
調査費用決定部113は、リウォード設定画面S5において、アンケート登録者が、目標標本数入力ウィンドウS51及びリウォード入力ウィンドウS52に数値を入力すれば、標本当たり依頼費用を決定することができる。このとき、調査費用決定部113は、アンケート露出費用と、回答者に提供するリウォード金額とを合算し、調査費用を決定してもよい。
【0063】
本発明の一実施形態において、調査費用決定部113は、目標標本数が多く、リウォード金額が大きいほど、調査費用を高く決定してもよい。また、調査費用決定部113は、リウォード金額とアンケート質問項目数とに対応する転換率に基づいて、調査費用を決定してもよい。転換率とは、露出されたアンケート数対比の有効回答数である。例えば、特定アンケートが露出された回数が100回であり、当該アンケートに対して正常に完了した有効回答数が20個である場合、転換率は20%である。
【0064】
図5は、リウォードと質問項目数とに対応する転換率を示した表である。
【0065】
図5に示す表は、経験的な統計値であり、本発明の多様な変形例により、数値は変更される。
図5を参照すると、リウォード金額が100であり、1つのアンケートに含まれるアンケート質問項目数が1個であるとき、転換率は12.0%であるということが分かる。これは、アンケート質問項目数が1つであるアンケートが100回露出されたとき、平均的な有効回答数が12個であることを意味する。従って、100個の有効回答数を得ようとする場合、アンケートを100/0.12=833回露出させなければならない。
図4から分かるように、リウォード金額が同じである場合、1つのアンケートに属するアンケート質問項目の数が多くなるほど、転換率が低くなるということが分かる。また、質問項目数が同じである場合、リウォード金額が大きくなるほど、転換率が高くなるということが分かる。
【0066】
本発明の一実施形態において、転換率が非常に高ければ、費用が多くかかりながらも、有効回答が誠意をもって作成されていない可能性が存在し、転換率が非常に低ければ、目標標本数を得る時間が長くなるので、転換率を10%台に合わせることができる質問項目数対比のリウォードを選択することができる。
【0067】
一方、本発明の一実施形態によれば、同一のアンケートに対して、男女別あるいは年齢別に異なる転換率を有することがある。例えば、特定アンケートに対して、10代の転換率が20代の転換率より高いこともある。同一性あるいは年齢別に異なるリウォードを提供すると、問題が生じることがあるので、1つのアンケートに関する調査平均転換率が目標転換率になるように、リウォードを提供することができる。例えば、アンケート質問項目が5個であり、リウォードが200ウォンであり、100個の目標標本数が必要な場合、10代のアンケート対象者の転換率が15%であり、20代のアンケート対象者の転換率が5%である場合、50個の標本は10代に露出し、10個の標本は20代に露出する。
【0068】
図6は、本発明の一実施形態におけるアンケート調査費用を決定する方法について詳細に説明するための表である。
【0069】
図6の例示は、
図4の例示に連いて、アンケート質問項目数が4個であるアンケートに対して、アンケート登録者が目標標本を1,000個に設定し、リウォードを200に設定した場合、標本当たり依頼費用及び総調査費用を算定する方法について説明するためのものである。
図6のリウォードと質問項目数との対比転換率から分かるように、アンケート質問項目数が4個であり、リウォードが200である場合、転換率は、11.7%(これは、近似値であり、正確な値は、11.66725%である)である。従って、有効回答数である目標標本数1,000個を得るためには、1,000/(0.1166725)=8,571個のアンケート露出が必要である。
【0070】
前述のように、調査費用は、アンケート露出費用と、支給した総リウォード金額とを合算して決定される。
図6の例示において、1つのアンケート露出にかかる費用が70ウォンであると仮定すると、総アンケート露出数が8,571であるので、アンケート露出費用は、8,571*70=599,970ウォンであり、近似値として、60万ウォンである。また、支給した総リウォード金額が、200*1,000=200,000ウォンである。従って、調査費用決定部113は、総調査費用を、80万ウォンと決定してもよく、目標標本が1,000個であったので、標本当たり単価は、800ウォンである。算出された標本当たり単価は、
図4の標本当たり依頼費用に表示される。
【0071】
また、本発明のアンケート調査システムの立場から見たとき、1つのアンケート当たりの調査費用において、リウォード費用が占める割合は、200/800=0.25であり、25%である。従って、本発明のアンケート調査システムは、残り75%のアンケート調査費用を利益金として取得することができる。また、広告戦略の側面から見れば、有効1,000回露出当たり費用(eCPM:effective cost per mile)は、800,000/8571*1,000=93,333ウォンになるということが分かる。
【0072】
調査費用決定部113は、決定された調査費用を、アンケート掲示要請があるとき、アンケート設定画面S5に表示し、またはアンケート登録者端末200に請求してもよい。
【0073】
アンケート登録部110は、アンケート掲示要請に含まれるアンケート情報を、キーワード及び算出した調査費用と共に、アンケート・データベース130に登録してもよい。アンケート・データベース130は、アンケート質問項目以外にも、アンケート表示、リウォード金額、目標標本数、アンケート掲示時間、キーワード、関連分野、希望調査群、目標標本数、目標露出数、目標の調査完了日のようなアンケートに関する情報だけではなく、アンケート登録者、当該アンケートの回答者情報を保存してもよい。
【0074】
アンケート提供部120は、前述のアンケート登録部110によって登録されたアンケートを、回答者端末300に提供してもよい。以下では、アンケート提供部120がアンケートを提供する方法について各構成を中心に説明する。
【0075】
まず、検索語受信部121は、回答者端末200から検索語の入力を受ける。再び
図3の例を参照すると、回答者端末200が、検索ウィンドウa1に検索語を入力して検索を試みる場合、検索語受信部121は、入力された検索語を収集してもよい。
【0076】
検索語マッチング部122は、入力された検索語を、アンケート登録部110によって登録されたアンケートのキーワードとマッチングさせる。さらに詳細には、検索語マッチング部122は、入力された検索語が、アンケートに登録された多数のキーワードのうち、マッチングするキーワードがあるか否かを探索する。例えば、入力した検索語が「化粧品」である場合、「化粧品」をキーワードとして有するアンケートが、アンケート・データベース130に登録されているか否かを探索してマッチングさせる。
【0077】
アンケート表示部123は、本発明の一実施形態によってマッチングされた検索語に対応するアンケートを、検索結果画面の一領域に表示してもよい。さらに
図3の例を参照すると、第1アンケート表示領域S1に示されたアンケート質問項目S13は、検索語「化粧品」に対応するキーワードを含むアンケートに含まれたアンケート質問項目でもある。このとき、第1表示領域S1は、検索結果画面の一側に表示されてもよい。
図3の例では、第1アンケート表示領域S1が、検索語に関するリンク広告表示領域a2の右側に表示された場合を例示した図面である。
【0078】
本発明の他の実施形態において、アンケート表示部123は、検索結果画面において、広告表示領域ではない一般検索の結果表示領域にアンケートを表示してもよい。
図3の例では、リンク広告表示領域a2の右側に、第1アンケート表示領域S1を表示することにより、ややもすると表示されたアンケートが広告であるという印象を与えかねない。従って、アンケート表示部123は、ブログ検索表示領域、ニュース検索表示領域のように、一般検索結果の表示領域の側方に、アンケートを表示することができる。
【0079】
図7は、本発明の他の実施形態において、検索結果画面にアンケートを表示した一例である。
【0080】
図7の例では、第2アンケート表示領域S2が、ブログ検索結果
a3の右側に表示されていることが分かる。
図3の例と異なり、アンケートが、検索結果画面において、広告周辺ではなく検索結果の周辺に配置されることにより、アンケートが広告であると認識されることを防止し、アンケート参加率を高めることができる。
【0081】
また、
図7の例は、第2アンケート表示領域S2に表示されるアンケートが、複数のアンケート質問項目を含んでいる場合を示す例である。
図3の例と異なり、1つのアンケートが、複数のアンケート質問項目を含む場合、第2アンケート表示領域S2に、すぐにアンケート質問項目を表示せず、回答者が参加するボタンS22を選択してアンケート参加意思を表示した場合、アンケート提供画面に転換される。ただし、アンケート質問項目が複数存在する場合にも、リウォード情報S21は、第2アンケート表示領域S2に提供され、回答者のアンケート参加率を高めることができる。
【0082】
また、アンケート表示部123は、回答者が入力した検索語にマッチングされるキーワードを含むアンケートが複数存在する場合、優先順位が高いアンケート順に、アンケート表示領域に表示してもよい。このとき、アンケートの優先順位は、至急度によって決定される。至急度は、目標の調査完了日と、調査開始後の進捗率とを比較したとき、目標日内の完了が困難であると予想される程度を意味する。
【0083】
図8は、本発明の他の実施形態において、検索結果画面にアンケートを表示した一例である。
【0084】
図8は、複数のアンケートを表示した例を示した図である。
図8を参照すると、第3アンケート表示領域S3に、複数のアンケートが表示されているということが分かる。そのとき、第3アンケート表示領域S3に、第1アンケートS31、第2アンケートS32及び第3アンケートS33が順次表示される。このようなアンケート表示順序は、優先順位に基づいて整列される。第1アンケートS31、第2アンケートS32及び第3アンケートS33は、いずれも検索語を、共通キーワードとして有しており、回答者は、第1アンケートS31、第2アンケートS32及び第3アンケートS33のうちいずれか1つ以上のアンケートを選択してアンケートに参加してもよい。
【0085】
さらに、アンケート表示部123は、検索の結果、画面の一領域にアンケートを表示する回答者端末300を、アンケートの特性に基づいて選択してもよい。アンケート表示部123は、回答者端末300が、本発明のアンケート提供サーバ100に、通信網400を介して接続するときに使用したIP(internet protocol)アドレス、MAC(media access control)アドレス、回答者端末300のデバイスの種類あるいはID(identification)など回答者端末300を識別することができる識別子を使用して、アンケートを表示する回答者端末300を選択してもよい。また、アンケート表示部123は、回答者端末300に対応する回答者の人的情報に基づいて、アンケートを表示する回答者端末を選択してもよい。
【0086】
さらに具体的には、アンケート表示部123は、回答者をグループに分け、特定グループの回答者のみを選択してもよく、または同じ検索語を入力した回答者でも、特定回答者をランダムに選択してもよく、または特定IPあるいは特定デバイスに接続する回答者を選択し、当該回答者に対応する回答者端末300にのみアンケートを表示してもよい。あるいは、前述の例において選択された回答者端末300のみを除いて、アンケートを表示してもよい。
【0087】
例えば、アンケート表示部123は、回答者を年齢帯別に複数のグループに分け、キーワードが「アイドル」であるアンケートについては、10代あるいは20代の回答者に対応する回答者端末300にのみアンケートを表示してもよい。あるいは、アンケート表示部123は、同一の検索語「アイドル」を入力した複数の回答者すべてに関連アンケートを提供せず、ランダムに選択した特定回答者端末300にのみアンケートを表示してもよい。あるいは、アンケート表示部123は、異なるIDを使用して接続した回答者端末300であるとしても、同一IP帯域内にあるか、あるいは同一デバイスを使用して接続した回答者端末300は、反復してアンケートに参加することができないように、アンケートを表示しない。
【0088】
次に、回答収集部124は、回答者端末300から提供されたアンケートに対する回答を収集してもよい。回答収集部124は、提供されたアンケートのアンケート質問項目が客観的質問である場合、回答番号を収集してもよく、アンケート質問項目が主観的質問である場合、回答テキストを収集してもよい。回答収集部124は、1つのアンケートに複数個の質問項目がある場合、回答者が複数の質問項目全体を完了していない場合でも、一部の回答だけ収集してもよい。
【0089】
リウォード提供部125は、収集した回答が、所定の条件を満足する場合、当該回答を提供した回答者端末300に、ベネフィットを提供することができる。そのとき、本発明の一実施形態によれば、リウォードは、本発明のアンケート調査システムを提供するサービス業において使用できるマイレージの形態であってもよい。リウォード提供部125は、前述のアンケート登録部110が登録したリウォード金額に対応するリウォードを、回答者端末300に提供してもよい。
【0090】
リウォード提供部125は、回答者端末300で受信した回答が、一定条件を満足するときにのみ、すなわち、受信した回答が有効回答である場合にのみ、リウォードを提供してもよい。例えば、
図3のように、アンケート表示領域S1に、1つのアンケートが表示され、当該アンケートが、1つのアンケート質問項目S13のみを含む場合、アンケート質問項目に対応する客観的質問項目S14のうちの1つを選択した後、「参加」ボタンを押した場合にのみ、回答が正常に行われたと判断し、リウォードを提供してもよい。
図3のような実施形態において、リウォード提供部125は、アンケート提供領域S1に表示されたアンケートに対する回答を完了する場合に支給されるリウォード金額及びリウォード提供条件を、リウォード情報S12として表示してもよい。
【0091】
本発明の他の実施形態では、1つのアンケートが、複数のアンケート質問項目を含む場合、全体質問項目数対比で回答した数が、一定パーセント以上であるとき、ウォードを提供してもよい。また、リウォード提供部125は、アンケート回答において、開始時間からアンケート回答を終了した時間の経過時間である、標本当たりアンケート所要時間が、目標時間内であるときにのみリウォードを提供してもよい。
【0092】
インターフェース提供部126は、アンケートに対する回答を誘導するために、広告と共にアンケートに関する情報を提供したり、あるいはアンケート調査進行時に、適切な反応型インターフェースを提供したりしてもよい。例えば、インターフェース提供部126は、回答者が回答を入力するときに振動を提供したり、選択した例示を拡大したり、あるいは動くキャラクタがアンケートの完了まで表示されたりして、回答を誘導してもよい。インターフェース提供部126は、回答率を高めるために使用され、特に、質問項目が多いアンケートに活用され、転換率を高めるために使用される。
【0093】
さらに、インターフェース提供部126は、広告主がアンケートを登録する場合、当該広告を表示しながら、同時にアンケート参加に誘導する文言、及び参加時に受け取るリウォードを表示し、アンケート参加を誘導してもよい。また、インターフェース提供部126は、ユーザがアンケートを完了すれば、アンケート完了画面を表示し、リウォード提供部125が提供したリウォードを表示することにより、回答者が成功裏にアンケートを終わらせたことに関する情報を提供してもよい。
【0094】
図9は、本発明の一実施形態におけるアンケート広告文言あるいは回答完了情報を表示した一例である。
【0095】
図9のように、ユーザが検索ウィンドウa1に、「春スタイル」を検索語として入力したとき、リンク広告表示領域a2には、春スタイルに関するサイトのリンク広告が表示される。本発明の一実施形態によれば、リンク広告を登録した広告主のうち、アンケート登録申請を行った広告主があるとき、インターフェース提供部126は、当該リンク広告の下端に、アンケート広告情報a3を共に表示してもよい。すなわち、リンク広告の広告主と、アンケート登録者とが一致する場合、
図9のように、リンク広告下端に、当該広告主が登録したアンケートへの参加を誘導するアンケート広告情報a3を表示してもよい。参加誘導文言は、リウォード情報を含み、回答者は、当該参加誘導文言を選択し、アンケートに参加してもよい。
【0096】
また、
図9の右側には、回答者が特定アンケートに対する回答を完了した場合に表示される画面が例示されている。
図9を参照すると、本来アンケート表示領域S1が存在したところに、回答完了表示領域S6が表示されているということが分かる。回答完了表示領域S6には、リウォード提供結果S61及び広告S62表示される。そのとき、広告S62は、アンケート登録者端末200がアンケートを登録するときに共に登録した広告でもある。
【0097】
図10は、本発明の一実施形態における検索に基づくアンケート調査方法のフローチャートである。
【0098】
まず、アンケート登録者端末200が、アンケート情報を作成すると(S101)、アンケート提供サーバ100は、アンケート登録者端末200から、アンケート掲示要請を受信する(S102)。前述のように、アンケート掲示要請には、アンケート質問項目、前記アンケート質問項目に対応するアンケート表示、リウォード金額、目標標本数、アンケート掲示時間、キーワード、関連分野、希望調査群、目標標本数、目標露出数、目標の調査完了日のようなアンケート情報が含まれる。
【0099】
次に、アンケート提供サーバ100は、受信したアンケート質問項目に基づいて、対応するキーワードを決定する(S103)。
【0100】
次に、アンケート提供サーバ100は、アンケート掲示要請に含まれた目標標本数及びリウォード金額に基づいて、調査費用を決定し(S104)、アンケート登録者端末200に調査費用を請求する(S105)。
【0101】
回答者が、回答者端末300に検索語を入力し(S106)、検索要請をアンケート提供サーバ100に伝送すると、アンケート提供サーバ100は、登録されたアンケートのキーワードと検索語とをマッチングさせる(S108)。
【0102】
次に、アンケート提供サーバ100は、マッチングされたキーワードに対応するアンケートを選定する(S109)。
【0103】
アンケート提供サーバ100は、選定されたアンケートを、回答者端末300に提供し(S110)、回答者端末300は、アンケートを検索結果画面に表示する(S111)。
【0104】
次に、回答者は、回答者端末300において、アンケートに対する回答を作成し(S112)、アンケート提供サーバ100に回答を伝送する(S113)。
【0105】
次に、アンケート提供サーバ100は、伝送された回答が、有効回答であるか否かを検査し(S114)、有効な回答である場合、アンケート登録者端末200にアンケート調査結果を伝送し(S115)、回答者端末300にリウォードを提供する(S116)。
【0106】
前述の本発明にかかる実施形態は、多様なコンピュータ構成要素を介して実行されるプログラム命令語の形態で具現され、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録される。前記コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、プログラム命令語、データファイル、データ構造などを、単独でまたは組み合わせて含んでもよい。前記コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されるプログラム命令語は、本発明のために特別に設計されて構成されたものであっても、コンピュータソフトウェア分野の当業者に公知されて使用可能なものであってもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体の例としては、ハードディスク、プロッピーディスク(登録商標)及び磁気テープのような磁気媒体;CD(compact disc)−ROM(read only memory)及びDVD(digital versatile disc)のような光記録媒体;フロプティカルディスク(floptical disk)のような磁気・光媒体(magneto−optical medium);及びROM、RAM(random access memory)、フラッシュメモリのような、プログラム命令語を保存して実行するように特別に構成されたハードウェア装置;が含まれる。プログラム命令語の例としては、コンパイラによって作われるような機械語コードだけではなく、インタープリタなどを使用して、コンピュータによって実行される高級言語コードも含まれる。ハードウェア装置は、本発明による処理を行うために、1つ以上のソフトウェア・モジュールに変更され、その逆も同様である。
【0107】
本発明で説明する特定の実施形態は、一実施形態であり、いかなる意味においても本発明の範囲を限定するものではない。明細書の簡潔性のために、従来の電子的な構成、制御システム、ソフトウェア、前記システムの他の機能的な側面の記載を省略した。また、図面に示された構成要素間の線の連結または連結部材は、機能的な連結、及び/または物理的または回路的な連結を例示的に示したものであり、実際の装置では、代替可能であったり、追加可能であったりする多様な機能的な連結、物理的な連結または回路連結として示されもする。また、「必須である」、「重要である」というような具体的な言及がなければ、本発明の適用のために必ずしも必要な構成要素ではないこともある。
【0108】
本発明の明細書(特に、特許請求の範囲)において、「前記」の用語、及びそれと類似した指示用語の使用は、単数及び複数のいずれにも該当するものである。また、本発明で範囲(range)を記載した場合、前記範囲に属する個別的な値を適用した発明を含むものであり(それに反する記載がなければ)、発明の詳細な説明に前記範囲を構成する個別的な値を記載した通りである。最後に、本発明にかかる方法を構成する段階について、明白に順序を記載するか、あるいは反する記載がなければ、前記段階は、適する順序で行われる。必ずしも前記段階の記載順序によって、本発明が限定されるものではない。本発明において、全ての例または例示的な用語(例えば、など等)の使用は、単に本発明について詳細に説明するためのものであり、特許請求の範囲によって限定されない以上、前記例または例示的な用語によって、本発明の範囲が限定されるものではない。また、当業者は、多様な修正、組み合わせ及び変更が付加された特許請求の範囲またはその均等物の範囲内で、設計条件及びファクタによって構成されるということが分かる。
【0109】
以上、本発明を具体的な構成要素のような特定事項、限定された実施形態及び図面によって説明したが、それらは、本発明のより全般的な理解の一助となるために提供されたものであり、本発明が、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明が属する技術分野における通常の知識を持った者であるならば、そのような記載から、多様な修正と変更とを図ることが可能であろう。
【0110】
従って、本発明の思想は、前述の実施形態に限定して決められるものではなく、特許請求の範囲だけではなく、該特許請求の範囲と均等、あるいはそれらから等価的に変更された全ての範囲は、本発明の思想の範疇に属する。