特許第6355654号(P6355654)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6355654圧縮空気供給設備を駆動するための圧縮装置、圧縮空気供給設備及び圧縮空気供給システム並びにこのような圧縮空気供給設備を有する車両
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6355654
(24)【登録日】2018年6月22日
(45)【発行日】2018年7月11日
(54)【発明の名称】圧縮空気供給設備を駆動するための圧縮装置、圧縮空気供給設備及び圧縮空気供給システム並びにこのような圧縮空気供給設備を有する車両
(51)【国際特許分類】
   F04B 39/00 20060101AFI20180702BHJP
   B60T 13/26 20060101ALI20180702BHJP
   B60T 17/00 20060101ALI20180702BHJP
   B60R 16/08 20060101ALI20180702BHJP
【FI】
   F04B39/00 106C
   B60T13/26
   B60T17/00 B
   B60R16/08 Z
   F04B39/00 106Z
【請求項の数】24
【全頁数】35
(21)【出願番号】特願2015-560573(P2015-560573)
(86)(22)【出願日】2014年2月18日
(65)【公表番号】特表2016-516930(P2016-516930A)
(43)【公表日】2016年6月9日
(86)【国際出願番号】EP2014000441
(87)【国際公開番号】WO2014135252
(87)【国際公開日】20140912
【審査請求日】2017年2月17日
(31)【優先権主張番号】102013003513.9
(32)【優先日】2013年3月4日
(33)【優先権主張国】DE
(73)【特許権者】
【識別番号】596055475
【氏名又は名称】ヴアブコ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング
【氏名又は名称原語表記】WABCO GmbH
(74)【代理人】
【識別番号】100069556
【弁理士】
【氏名又は名称】江崎 光史
(74)【代理人】
【識別番号】100111486
【弁理士】
【氏名又は名称】鍛冶澤 實
(74)【代理人】
【識別番号】100173521
【弁理士】
【氏名又は名称】篠原 淳司
(74)【代理人】
【識別番号】100062317
【弁理士】
【氏名又は名称】中平 治
(74)【代理人】
【識別番号】100153419
【弁理士】
【氏名又は名称】清田 栄章
(72)【発明者】
【氏名】マイスナー・フランク
(72)【発明者】
【氏名】ゼーガー・マルコ
【審査官】 所村 陽一
(56)【参考文献】
【文献】 特開2001−263247(JP,A)
【文献】 特開2012−154260(JP,A)
【文献】 特開2013−019329(JP,A)
【文献】 特開2005−334376(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F04B 39/00
B60R 16/08
B60T 13/26
B60T 17/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
・電力電子機器を有する制御回路を備える、電子式に整流されるブラシレス直流モータ(BL−DCモータ)として構成されている1つのモータ(332)と、
・1つの空気圧式コンプレッサ(331)と、
を有する1つの圧縮機(330)から構成される車両の圧縮空気供給設備を稼働させるための圧縮装置において、
・前記モータ(332)は、1つの外部ロータモータとして構成されていること、及び
・1つの軸受装置が、1つのクランクピン軸受、1つの第1軸受(A軸受)及び1つの第2軸受(B軸受)を有し、特に、1つの第1軸受(A軸受)及び/又は1つの第2軸受(B軸受)が、少なくとも1つのころ軸受又は1つの針状ころ軸受によって、特に少なくとも1つの軸受ブッシュによって構成されている(図2図5図9)か、又は
・前記軸受装置が、1つのクランクピン軸受及び1つの第1軸受(A軸受)又は1つの第2軸受(B軸受)及び1つのカウンタ軸受を有する(図6図8)ことを特徴とする圧縮装置。
【請求項2】
前記コンプレッサは、単一シリンダ式のコンプレッサ、2重シリンダ式のコンプレッサ又は多重シリンダ式のコンプレッサとして構成されていることを特徴とする請求項1に記載の圧縮装置。
【請求項3】
前記モータは、1つのステータ、1つのロータ及びこのロータに接続された1つの駆動軸を有し、前記ステータが、1つのエアギャップによって分離されて前記ロータ内に保持されていて、前記ロータによって回転可能に包囲されていて、
特に前記ロータは、1つのロータハウジングと一緒に構成されていて、特に1つの釣合重りを形成するように構成されていて、
・前記ロータが、複数の永久磁石を支持し、
・前記ステータが、1つの電子制御回路に接続されている1つの電機子巻線を有する1つの電機子、特に1つの継鉄を支持し、
・前記コンプレッサが、1つのクランク軸を介して駆動可能である少なくとも1つのピストンロッド及び少なくとも1つのピストンを有し、前記クランク軸が、前記駆動軸に接続されていて、
・前記モータが、特に前記圧縮装置の1つのハウジング内に配置されている前記電子制御回路に制御接続されていて、この電子制御回路は、前記ブラシレス直流モータを電子式に整流するように構成されていて、特に1つの電子式整流器に接続されていて、その電力電子機器内に少なくとも1つの電子式リレー及び/又は1つの直流電圧変換器を有し、この電力電子機器は、入力部として1つの直流電圧源を有し、出力部として1つの交流電圧源を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の圧縮装置。
【請求項4】
モータ軸(MA)に対して偏心して形成された、前記クランク軸を形成する1つのクランクピンが、前記モータの被動側で前記駆動軸に接続していることを特徴とする請求項3に記載の圧縮装置。
【請求項5】
前記電子制御回路は、
・第1制御モジュールをさらに有し、この第1制御モジュールは、前記ロータの回転エネルギーのエネルギー貯蔵量のための質量を保持するように、特に前記ロータの回転角速度を監視及び/又は制御若しくは調整するように構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の圧縮装置。
【請求項6】
前記電子制御回路は、
・1つの第2制御モジュールをさらに有し、この第2制御モジュールは、前記ロータの回転数を監視するように、特に前記ロータの回転数を制御又は調整するように構成されていて、特に前記モータが、1つの回転数制御装置に接続されていて、この回転数制御装置は、前記モータの駆動電圧及び/又は回転磁場周波数を制御可能に調整するように、特に一定に保持するか又は上昇するように構成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の圧縮装置。
【請求項7】
前記モータは、圧力制御駆動で駆動するように構成されていて、前記電子制御回路が、1つの第3制御モジュールをさらに有し、この第3制御モジュールは、前記モータを圧力制御駆動で稼働させるように構成されていて、特に前記コンプレッサの1つの圧力制御インターフェースに接続されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の圧縮装置。
【請求項8】
1つの電子制御回路が、
・1つの第4制御モジュールをさらに有し、この第4制御モジュールは、ソフトスタート制御及び/又は停止制御を実行するように、前記モータの始動電流及び/又は停止電流を制限(CSS)するように、特に前記モータの駆動電圧を制御可能に調整するように、特に一定に保持するか若しくは低下させるように構成されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の圧縮装置。
【請求項9】
前記電気制御回路は、駆動電圧を調整するために、−特に、上記の代わりに又はオプション的に上記の代わりに又は組み合わせ可能に又は同時に−複数の電圧範囲のうちの少なくとも1つの電圧範囲内で、特に
・8V〜50Vの電圧、
・10V〜15V、特に12Vの電圧、
・14V〜37Vの電圧、
・42V〜49V、特に48Vの電圧、
・200V〜650Vの電圧から成る一群の範囲から選択された直流電圧内で、特に交流電圧源として駆動電圧を1つのオンボード電源電圧に適合するように構成されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の圧縮装置。
【請求項10】
前記コンプレッサは、前記モータと1つのクランク駆動装置とによって構成された1つのモータ駆動装置によって駆動可能であり、このモータ駆動装置は、前記クランク駆動装置と前記モータとを包囲している一体的な1つの駆動装置ハウジング(30)内に格納されていて、1つのピストンハウジング(1101A)に接続していて、前記統合された駆動装置ハウジングは、特に1つのモータハウジング(1102)と1つのクランクハウジング(1101B)との間の隔壁なしに、1つのモータハウジング(1102)と1つのクランクハウジング(1101B)とを結合することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の圧縮装置。
【請求項11】
1つのクランクピンが、一体的に又は圧入若しくは同様な摩擦係合及び/若しくは嵌合によって前記駆動軸に固着されていることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の圧縮装置。
【請求項12】
1つのロータハウジングが、一体的に又は圧入若しくは同様な摩擦係合及び/若しくは嵌合によって、少なくとも接続部材内で、
・前記駆動軸に固着されていて、及び/又は
・1つのクランクピンに固着されていることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の圧縮装置。
【請求項13】
・前記駆動軸、1つのクランクピン及び少なくとも1つの接続部材が、一体的に又は圧入若しくは同様な摩擦係合及び/若しくは嵌合によって構成された1つのクランク駆動装置部材を構成し、
・前記クランク駆動装置部材が、1つのクランクピン軸受及び少なくとも1つの軸受から構成された1つの軸受装置によって、特に1つのクランクピン軸受並びに1つの第1軸受及び1つの第2軸受から構成された1つの軸受装置によって軸支されている(図2図5図9)ことを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の圧縮装置。
【請求項14】
・前記駆動軸、1つのクランクピン及び少なくとも1つの接続部材が、一体的に又は圧入若しくは同様な摩擦係合及び/若しくは嵌合によって構成された1つのクランク駆動装置部材を構成し、
・前記クランク駆動装置部材が、1つのカウンタ軸受部材と協働して、1つのクランクピン軸受、1つの軸受及び1つのカウンタ軸受から構成された1つの軸受装置によって、特に1つのクランクピン軸受及び正確に1つの第1軸受又は1つの第2軸受並びに前記カウンタ軸受から構成された1つの軸受装置によって軸支されている(図6図8)ことを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の圧縮装置。
【請求項15】
前記クランク駆動装置部材又は前記カウンタ軸受部材は、前記モータの被動側に且つ前記モータ軸に対して偏心して1つの釣合重りを有し、特に
・前記釣合重りが、前記クランク駆動装置部材で、1つのクランクピン軸受と1つの第1軸受(A軸受)との間に、特にクランクピンの一部として一体的に形成されているか、又は
・前記釣合重りは、前記クランクピン軸受と前記カウンタ軸受部材のカウンタ軸受との間に、特に前記カウンタ軸受部材の一部として一体的にこのカウンタ軸受部材に形成されていることを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項に記載の圧縮装置。
【請求項16】
1つの駆動軸が、1つのクランクピン軸受に直接に隣接して配置されている1つの第1軸受(A)に、特にこの第1軸受だけに軸支されていて、この第1軸受(A)は、1つのロータハウジングの内側又は外側に配置されていることを特徴とする請求項1〜15のいずれか1項に記載の圧縮装置。
【請求項17】
1つのロータ(図5)及び/又は1つの駆動軸(図2,3,4)が、1つの第2軸受(B)に、特にこの第2軸受だけに軸支されていて、この第2軸受(B)の少なくとも一部が、前記駆動軸を介して1つのクランクピン軸受から離間して配置されていて、この第2軸受(B)は、前記ロータハウジングの内側又は外側に配置されていることを特徴とする請求項1〜16のいずれか1項に記載の圧縮装置。
【請求項18】
・1つの第1軸受(A軸受)が、前記モータの被動側の1つの軸受として前記駆動装置ハウジングの1つの中間壁(31)に固定されていて、及び/又は
・1つの第2軸受(B軸受)が、前記モータの被動側の軸受に対向する軸受として前記駆動装置ハウジング(30)の前記モータに付設された1つのハウジング壁に固定されていて、特にこのハウジング壁の1つの外側折返部材(32.1)に、特に1つのハウジング閉鎖部材(32)に固定されていて、特に1つのモータハウジング閉鎖部材に並んで固定されていて、及び/又は
・1つのカウンタ軸受が、前記モータの被動側の軸受として前記クランク駆動装置に付設された前記駆動装置ハウジング(30)のもう1つのハウジング外壁に固定されていて、特にこのハウジング外壁の1つの外側折返部材(34.1)に、特に1つのハウジングカバープレート(34)に固定されていて、特に前記コンプレッサのハウジング閉鎖部材に並んで固定されていることを特徴とする請求項1〜17のいずれか1項に記載の圧縮装置。
【請求項19】
1つのステータ及び/又は1つのロータが、特にほぼV字状の横断面を成すドーム状の1つのカンチレバー部分を有する1つのカンチレバービームによって保持されていることを特徴とする請求項1〜18のいずれか1項に記載の圧縮装置。
【請求項20】
前記カンチレバー部分は、前記駆動軸に対して直角に延在していて、
・前記ステータ用の1つの第1カンチレバー部分が、1つの駆動装置ハウジングに当接していて、及び/又は
・前記ロータ用の1つの第2カンチレバー部分が、前記駆動軸及び/又は前記クランクピンに当接していて、
・特に、前記第1カンチレバー部分及び/又は第2カンチレバー部分が、一体的に又は圧入若しくは同様な摩擦係合及び/若しくは嵌合によって保持されていることを特徴とする請求項19に記載の圧縮装置。
【請求項21】
特に、1つの車両の1つの空気圧設備(1001)、特に空気ばね設備及び/又はブレーキ及び/又は圧縮空気用の浄化装置を稼動させるための請求項1〜20のいずれか1項に記載の圧縮装置を有する圧縮空気供給設備において、当該圧縮空気供給設備は、
・1つの圧縮空気供給部(1)、前記空気圧設備(1001)につながる1つの圧縮空気連結部材(2)、及び周囲につながる1つの排気連結部(3)を備え、
・1つの空気乾燥器(211)、特に1つの弁装置の1つのロック解除可能な逆止弁を有する1つの空気主管(210)を、前記圧縮空気供給部(1)と前記圧縮空気連結部材(2)との間に備え、
・特に1つの弁装置(320)の1つの制御弁(321)に接続している1つの排気弁(322)を有する1つの排気管(220)を、前記圧縮空気連結部材(2)と前記排気連結部(3)との間に備え、
・前記圧縮装置によって生成可能な圧縮空気が、前記圧縮空気供給部(1)に流入可能である当該圧縮空気供給設備。
【請求項22】
特に車両、特に乗用車、スポーツ多目的車、トラック又は同様な商用車の空気ばねを稼動させるための、1つの空気圧式設備(1001)、特に1つの空気主管(210)を有する請求項21に記載の1つの圧縮空気供給設備(1000)を有する圧縮空気供給システム(1002)において、
・圧縮空気の流れによって前記空気圧式設備(1001)を稼動させるため、及び/又は圧縮空気を浄化するため、
・請求項1〜19のいずれか1項に記載の前記圧縮装置の1つの圧縮機(330)に接続されている1つの圧縮空気供給部(1)と、1つの圧縮空気連結部材(2)とが、前記空気圧式設備(1001)空気圧式に接続されている当該圧縮空気供給システム(1002)。
【請求項23】
1つの空気圧式設備(1001)、特に1つの空気ばね設備と、圧縮空気の流れ(DL)によって前記空気圧式設備(1001)を稼動させるための請求項21に記載の1つの圧縮空気供給設備(1000)とを有する車両、特に乗用車。
【請求項24】
・1つの電力電子機器を有する1つの制御回路を備える、電子式に整流される1つのブラシレス直流モータとして構成されている1つのモータ(332)(BL−DCモータ)と、
・1つの空気圧式コンプレッサ(331)とを有する1つの圧縮機(330)を装備している、1つの圧縮装置を有する車両の請求項21に記載の1つの圧縮空気供給設備を稼動させるための方法において、
・モータ(332)が、1つの外部ロータモータとして構成されていて、特に前記方法が、
・ロータの回転エネルギーのエネルギー貯蔵量のための質量が保持されることを特徴とする方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1の上位概念に記載の圧縮装置に関する。さらに、本発明は、圧縮空気供給設備及び圧縮空気供給システム並びにこのような圧縮空気供給設備を有する車両に関する。
【背景技術】
【0002】
空気ばね又は車両内でのその他の用途のための空気供給設備が公知である。このような空気供給設備は、圧縮空気を例えば上記の空気ばねに供給するために当該圧縮空気を生成する。当該圧縮空気は、モータによって駆動されるコンプレッサによって生成される。このため、通常は、ブラシ付き直流モータが、モータとして使用される。当該ブラシ付き直流モータは、車両、特に乗用車のオンボード電源内で電気エネルギーをバッテリから供給される。このようなバッテリは、例えば9〜15Vの範囲内の電圧をその電極端子で発生させる。当該電圧振幅は、特にバッテリのその時の負荷及びその負荷状態に依存する。
【0003】
圧縮機のモータを駆動させるため、当該モータが、リレーによってバッテリに接続され得る。この例では、9V〜15Vの電圧が、このモータに印加され、このモータが、当該印加によって駆動される。非常に高い起動電流が、このモータの起動時に発生し得る。当該起動電流は、バッテリの少なくとも一時的な電圧降下も引き起こす。オンボード電源内のその他の電力消費機器の作動、特にオンボード電源内のその他の電力消費機器の起動が、バッテリ電圧を同様に低下させる。また、このような電力消費機器の遮断が、バッテリ電圧を元に上昇させる。当該バッテリのこのような変動電圧は、様々な電流を発生させる。当該電流は、モータ内で最適でない作動状況、例えばブラシの激しい摩耗を引き起こし得る。さらに、モータ、すなわちコンプレッサの様々な回転数を発生させる。その結果、様々なノイズが発生し得る。特に、ノイズ減衰装置が、既定のノイズ周波数に適切に同調できない。
【0004】
ブラシレスモータが、例えば中国実用新案第201794753号明細書から公知である。基本的には、電子式に整流されブラシレスモータが、電力電子機器を有する直流モータとして構成されている(いわゆるBDLCモータ)。通常は、巻線部分が、ステータに取り付けられていて、(ブラシを有する直流モータの場合のような)ロータには取り付けられていない。当該BLDCモータの場合、機械式の整流器又はブラシ機構が、電子式の整流器と置換されている、すなわちモータの駆動装置を制御するために、いわゆるBLDC制御回路が置換されている。一般に、永久磁石が、永久励磁のためにロータ内に設置されている。電力電子機器を有する制御回路が、直流供給電圧をモータ巻線に印加できる。多くのBLDCモータは、星形に接続されている3つの巻線を有する。回転速度を制御するため、当該制御回路が、パルス幅変調(PWMパルス幅変調)によって、例えばモータに対する平均電圧を可変できる。ステータ内に埋設されている例えば複数のホールセンサが、ロータの角度位置を測定できる。ロータの磁極が、これらのホールセンサを通過するときに、これらのホールセンサは、高い信号又は低い信号を出力する。これによって、N極又はS極であるか否かが示される。ホールセンサ信号を使用する代わりに、その後の起電力信号が監視されることによって、BLDCモータが整流されてもよい。このとき、当該モータは、開ループで始動され、次いで当該制御が、その後の起電力の走査に切り替わる。しかしながら、通常は、ほぼ一定のトルクを伴う用途に限定され、動的制御は要求されない。
【0005】
独国特許出願公開第102007042318号明細書は、対応するピストンの空気を圧縮するための、少なくとも1つのシリンダを有する、乾式に動作するコンパクトなピストン圧縮機を備える冒頭で述べた圧縮装置を記載している。当該ピストンは、クランク軸とピストンロッドとから構成されているクランク装置のモータによって駆動可能である。このため、当該クランク装置が、ハウジングの第1ハーフハウジング内に格納されていて、当該モータが、このハウジングの第2ハーフハウジング内に格納されている。このクランク装置とこのモータとに共通するころ軸受が、当該両ハーフハウジングを分離する隔壁内に嵌入されている。当該モータが、ブラシレス直流モータのように構成されている。このブラシレス直流モータのステータが、鉄心を有するコイル巻線から構成され、このブラシレス直流モータのロータが、永久磁石を備えている。当該モータの整流電子機器が、当該第2ハーフハウジング内に格納されたプリント回路板上に配置されている。内部ロータとして構成された当該モータが、当該クランク軸と一体的に形成されたロータを有し得る。当該ロータは、当該ステータ内で回転可能である。このような冒頭で述べた圧縮装置は、制御と構造設計とに関してさらに改良可能である。
【0006】
冒頭で述べた種類の空気圧設備は、特に圧縮空気供給設備によって稼働される車両の空気ばね設備として構成されている。
【0007】
圧縮空気供給設備が、あらゆる種類の車両で、特に車両の空気ばね設備に圧縮空気を供給するために使用される。空気ばね設備は、レベル制御装置も有し得る。車軸と車体との間の距離が、このレベル制御装置によって調整され得る。冒頭で述べた圧縮空気機構の空気ばね設備は、1つの導管(配管)に空気圧技術によって接続されている複数のエアベローズを有する。これらのエアベローズは、−給気とも記される−圧縮空気の増大する充填によって車体を持ち上げ、−排気とも記される−圧縮空気の減少する充填によって当該車体を適切に下げる。この場合、圧縮空気が、通常は20bar以上に達する圧力で送風される必要がある。車軸と車体との間の距離又はシャーシクリアランス(最低地上高)が大きくなるにつれて、ばね変位がより大きくなり、路面のより大きい起伏も、車体との接触を引き起こすことなしに克服され得る。このような圧縮空気機構は、特にオフロード車及びスポーツ多目的車(SUV)で益々使用されている。特に、非常に大きい排気量のエンジンを備えるSUV車の場合、道路上の高い走行速度に対しては、車両のシャーシクリアランスを比較的小さくし、自然な地形に対しては、車両のシャーシクリアランスを比較的大きくすることが望ましい。さらに、シャーシクリアランスの変更を可能な限り速く実行することが望ましい。その結果、圧縮空気供給設備、特に圧縮装置の迅速性、適応性及び信頼性に関する要求が大きくなる。当該大きい要求にもかかわらず、当該圧縮空気供給設備、特に圧縮装置は、可能な限り摩耗が少なく且つ丈夫又はコンパクトである必要があり、特に必要設置スペースを車両で十分に確保する必要がある。
【0008】
圧縮空気供給設備の長期間の稼働を保証するため、圧縮空気供給設備の空気主管が、空気乾燥器を有する。圧縮空気が、この空気乾燥器によって乾燥され得る。これにより、当該圧縮空気機構内の水分の結露が防止される。水分は、比較的低い温度のときに弁を破損させる結晶を形成するおそれがあり、さらに望まない影響を圧縮空気供給設備内と圧縮空気機構内とに及ぼし得る。空気乾燥器が、乾燥剤、通常は粒状充填剤を有する。圧縮空気が、当該乾燥剤を通流可能である。その結果、当該粒状充填剤は、圧縮空気中に含まれている水分を吸着によって吸収できる。或る空気乾燥器は、場合によっては再生式の空気乾燥器として構成され得る。この場合、排気サイクルごとに、乾燥された空気が、圧縮空気機構、特に空気ばね設備から多くの場合に反対の流れ方向に−しかしながら、構成に応じて場合によっては給気方向に対して同じ流れ方向にも−粒状充填剤を通流する。当該空気乾燥器の再生が、主に空気乾燥器での圧力スウィングによって可能になる。この場合、粒状充填剤からの水分の排出を可能にするため、当該再生時に発生する圧力は、通常は吸着に比べて小さい。このため、排気弁装置が開かれ得る。この場合、当該空気乾燥器の再生能力が、通常は圧縮空気供給設備内の圧力状況と圧力スウィング振幅とに依存する。圧縮空気供給設備を広い適応性で且つ同時に高い信頼性で構成することが、このような所謂圧力スウィング吸着に対しても望ましいと実証された。特に、一方では、比較的速い排気が可能になるにもかかわらず、当該空気乾燥器の再生にとって十分に高い圧力スウィング振幅が、低い空気圧力−すなわち再生時−に提供される。
【0009】
圧縮空気供給設備を可能な限り好適な形態で車両の要求に適合させることが望ましい。このことは、当該圧縮空気供給設備の空気圧設計、構造設計及び/又は電気設計及び/又は電子設計に対して成立する。特に、このことは、圧縮空気供給設備を稼働させるための圧縮装置に当てはまる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
【特許文献1】中国実用新案第201794753号明細書
【特許文献2】独国特許出願公開第102007042318号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
したがって、本発明の課題は、圧縮空気により改良された方法で使用され得る設備及び方法を提供することにある。特に、当該設備の構造設計及び/又は電気設計及び/又は電子設計が改良されなければならない。圧縮装置及び圧縮空気供給設備が提供されなければならず、特に圧縮空気供給システム及び車両がさらに供給されなければならない。
【0012】
特に、本発明の課題は、比較的コンパクトで、特にそれにもかかわらず丈夫で且つ比較的広い適応性で圧縮空気供給設備を稼働するために構成されている圧縮装置を提供することにある。特に、別の課題は、当該設備を簡単に構成すること、及び比較的減少された維持費及び/又は設置コストで構成することにある。それにもかかわらず、当該設備の寿命が大幅に改良されなければならない。特に、本発明のさらに別の課題は、改良された方法で、特に比較的有益に予め設定されている稼働範囲内で、電気式に空気圧式に構造的に稼働可能である設備を提供することにある。特に好ましくは、速度むら及びノイズ量が、設部で有益に減少されていて、特に、現存の周辺システムの電子的な前提条件及び電気的な前提条件が、圧縮空気を生成する設備を制御及び/又は調整するためにシナジェティクス的(共働的)に利用可能でなければならない。
【課題を解決するための手段】
【0013】
上記の設備に関しては、当該課題は、冒頭で述べた種類の圧縮装置による発明によって解決される。当該設備の場合、請求項1の特徴部分に記載の特徴が、本発明にしたがって提唱されている。
【0014】
上記の圧縮装置は、車両の圧縮空気供給設備を稼働させるために構成されていて、
・電力電子機器を有する制御回路を備える、電子式に整流されブラシレス直流モータとして構成されているモータ(BL−DCモータ)と、
・空気圧式コンプレッサとを有する圧縮機を装備している。本発明によれば、当該モータが、外部ロータモータとして構成されている。
【0015】
上記の方法に関しては、当該課題は、請求項24に記載の方法による本発明によって解決される。本発明によれば、車両の圧縮空気供給設備が、圧縮装置によって稼働されることが提唱されている。当該圧縮装置の場合、モータが、外部ロータモータとして構成されている。
【0016】
上記の方法の特に好適なその他の構成の範囲内では、ロータの回転エネルギーのエネルギー貯蔵量のための質量が保持されることが提唱され得る。
【0017】
本発明の技術思想は、請求項21に記載の圧縮空気供給設備、請求項18に記載の圧縮空気供給システム、請求項22に記載の車両、及び請求項23に記載の車両に関するものである。
【0018】
上記の圧縮装置を有する圧縮空気供給設備は、好ましくは空気圧設備、特に車両の空気ばね設備を稼動させるために構成されていて、且つ
・圧縮空気供給部、当該空気圧設備のための圧縮空気連結部材、及び周囲に向かう排気連結部を備え、
・空気乾燥器、特に弁装置のロック解除可能な逆止弁を有する空気主管を当該圧縮空気供給部と当該圧縮空気連結部材との間に備え、
・特に弁装置の制御弁に接続している排気弁を有する排気管を当該圧縮空気連結部材と当該排気連結部との間に備え、この場合
・当該圧縮装置によって生成可能な圧縮空気が、当該圧縮空気供給部に流入可能である。
【0019】
好ましくは、空気圧設備が、空気ばね設備として構成されている。当該空気圧設備は、1つの配管を備え、且つこの配管に空気圧式に接続されている少なくとも1つの分岐管を備え、当該分岐管は、1つのベローズ及び/又は1つの蓄勢装置並びにこのベローズ及び/又はこの蓄勢装置の前方に付設された1つの方向弁を有する。
【0020】
上記の空気圧設備と圧縮空気供給設備とを有する圧縮空気供給システムが、好ましくは圧縮空気を流通させる空気圧設備、特に車両、特に乗用車の特に空気ばね設備を稼動させるために構成されている。この場合、空気主管が、圧縮機の空気圧供給部材と圧縮空気連結部材とを当該空気圧設備に空気圧式に接続させる。
【0021】
上記の車両、特に乗用車は、圧縮空気を流通させる空気圧設備を稼動させるために当該空気圧設備、特に空気ばね設備及び圧縮空気供給設備を有する。
【0022】
基本的に、本発明にしたがって構成された圧縮装置を有する本発明の技術思想は、車両分野、特に乗用車及び/又は商用車の分野におけるその他の用途に対しても実行され得る、つまり空気ばね設備としての空気圧設備に限定されていない。すなわち、−圧縮空気流を発生させるための及び/又は圧縮空気を提供するための圧縮空気供給設備を有するか又は有しない−当該圧縮装置が、好ましくはその他の自動車用空気圧設備に対しても使用され得る。さらに、基本的には、車両の分野におけるあらゆる種類の圧縮の用途に適している。例え、動的な又は静的な稼働要求仕様であっても、さらに、特に、本発明の技術思想にしたがう、例えば、特に車両内の空調器の一部としての空調器用コンプレッサ用の、又は特にパワーステアリングの一部若しくはポンプの一部としての電気力学式のコンプレッサの用途用の、特にABS/EBSの油圧ポンプ若しくは真空ポンプ等用の圧縮装置での使用に適している。
【0023】
本発明は、圧縮装置が、圧縮空気供給設備を稼動させるために、空気圧式のコンプレッサとしての、駆動装置を介してモータによって稼動可能な空気圧縮機としての圧縮機を備えるという技術思想に基づいている。
【0024】
さらに、本発明は、−この場合、ブラシレス直流モータ(BL−DCモータ)と記されている−電子式に整流されるブラシレスモータが、圧縮装置をコンパクトに構成するのに有益に適し、それにもかかわらず、当該モータを外部ロータモータとして本発明にしたがって使用することによって、持続して且つ広い適応性で駆動可能に構成され得るという技術思想に基づく。当該技術思想でさえもが、現時点で全体として比較的安価に提供可能なブラシ付きモータによる技術思想を考慮に入れている。本発明では、当該モータが、外部ロータモータとして構成されていることによって、このように電子式に整流されるブラシレスモータが、さらに改良されて構成され得ることが分かっている。これにより、自動車の分野における動的な要求でさえも、当該外部ロータモータの増大した慣性トルク利用することによってBLDCモータを用いて実現可能になるという本発明の本質が提供されている。
【0025】
さらに、モータ、すなわち圧縮装置及び圧縮空気供給装置の設置スペースの著しい減少が、外部ロータモータとしてのモータの構造設計によって有益に達成され得る。本発明は、第1の観点では、外部ロータモータが、本発明の技術思想の範囲内で著しい利点を特に圧縮装置の構造設計に対して奏することが分かっている。
【0026】
本発明の好適なその他の構成は、従属請求項に記載されていて、上述した技術思想を上記の課題の範囲内で且つその他の利点に関して実現するという好適な可能性を詳しく記載している。
【0027】
上記のコンプレッサは、単一シリンダ式のコンプレッサとして構成され得る。しかしながら、当該コンプレッサは、特に1つより多いシリンダを有し、特に2段又は多段式の圧縮機を構成するために2重シリンダコンプレッサ又は多重シリンダコンプレッサとして構成され得る。特に、コンプレッサの2重シリンダ配置又は多重シリンダ配置では、2段式又は多段式の段差ピストンが2段式又は多段式の圧縮機を構成するために配置され得る。特に、コンプレッサの2重シリンダ配置又は多重シリンダ配置を成す段差ピストンが、設置スペースを節減し、効率的であり且つ広い適応性で構成可能であることが実証された。
【0028】
特に、上記の第1の観点に関しては、当該圧縮装置の製造及び整備時の全体における経費上の利点が得られる。当該経費上の利点は、特に、構造部品の数量の減少、簡単な組み立て又は組み込まれた構成若しくは個別部材の省略の可能性のような利点のうちの1つ又は複数の利点に起因する。したがって、例えば、技術思想に対応するその他の構成の場合に、釣合重り、ハウジング閉鎖部材、別々のクランク軸、プレス結合部材が、本質としての本発明の当該技術思想によって実現可能であるか又は高い信頼性で可能であることが実証された。このことは、本発明のその他の構成のようなその他の方法では不可能であるか又は有益に不可能である。特に、例えば上記のモータは、統合された駆動装置ハウジングとしての組み合わせられたクランクハウジング及び/又はモータハウジング内に有益に格納される。
【0029】
これにもかかわらず、外部ロータモータの磁気特性が、当該モータの出力性能を改良するように有益に利用され得ることが実証された。さらに、当該モータの機械荷重が、改良された支持によってブラシなしに達成され得る。その結果、当該モータの寿命が長くなる。
【0030】
外部ロータモータでは、回転慣性モーメントの増大に起因して、速度むらが、基本的に減少しているために、当該モータの改良された駆動が達成可能である。その結果、高い電流振幅による揺動動作に対する脆弱性を軽減することが既に考慮されている。当該高い電流振幅に関係なく、ロータが、外部ロータモータの外部ロータとして良好に整備され得、均衡を保持され得且つ軸支され得る。
【0031】
特に好適なその他の構成の範囲内では、上記のモータが、当該ブラシレスモータを電子式に整流するように構成されている電子制御回路に制御接続されていることが提唱されている。電力電子機器が、入力部として直流電圧源を有し、出力部として交流電圧源を有するように、特に、当該モータが、電子式の整流器に接続されていて、少なくとも1つの電子式リレー及び/又は1つの直流電圧変換器が、当該電力電子機器内に設けられている。
【0032】
より良好に「平滑な」電流波形を生成するため、−外部ロータ、特にロータハウジング等が、本発明の技術思想に追従するように−特に制御回路の範囲内で実行され得る制御が、特に好適なその他の構成の範囲内でロータのエネルギー貯蔵機能に関与し及び/又は当該エネルギー貯蔵機能を利用する。当該外部ロータのエネルギー貯蔵機能は、特に内部ロータに比べてより大きい半径と、当該外部ロータの外径に沿った質量増加部材を設ける可能性の範囲内とに起因して得られる。これにより、大きい負荷が、当該モータに強く負荷されているときに、オンボード電源に向かうバックラッシュが、有益に防止され得る。特に、内部ロータに比べて増大された当該外部ロータの、遠心力を使用する当該制御によって、車両のオンボード電源の負荷の最大値が、より良好に減衰及び/又は減少及び/又は時間遅延され得る。これにより、特に、複数の電力消費機器が同時に使用されるときに、複数の最大振幅の重畳が、より良好に回避され得る。当該車両のオンボード電源の負荷が軽減され得る。
【0033】
特に好ましくは、上記の電子制御回路が、特に好適な第1のその他の構成において第1制御モジュールをさらに有することが提唱されている。この第1制御モジュールは、ロータの回転エネルギーのエネルギー貯蔵量のための質量を保持するように、特にロータの回転角速度を監視及び/又は制御若しくは調整するように構成されている。したがって、例えば、回転運動の始動中の第1回転移動量(例えば、回転運動の始動(特に、加速度段階)中の、総回転移動量の3/4)に相当する外部ロータの回転エネルギーの貯蔵をアシストすること、及び/又は回転運動の稼働中の第2回転移動量(例えば、回転運動の稼働(特に、圧縮段階)中の、総回転移動量の1/4)に相当する外部ロータのロータエネルギーの放出をアシストすることが有益に可能である。当該特に好適なその他の構成の範囲内で、特に角速速度の監視が、モータの揺動動作をまず確認するために有益であり、前提条件が提供される場合は、揺動動作を防止するか又は可能な限り速く除去するために有益であることが確認されている。
【0034】
特に好ましくは、上記の第1のその他の構成の範囲内で、適切な回転数帯域が、当該第1制御モジュールによって揺動限界より明らかに上で実現され得る。それにもかかわらず、当該第1のその他の構成に対する好適な前提条件が、BLDCモータの可能な限り改良された所定の動作点に存在する。この動作点は、特に回転数制御によって達成され得る。好ましくは、上記の電子制御回路が、第2制御モジュールをさらに有することが提唱されている。この第2制御モジュールは、ロータの回転数を監視するように、特にロータの回転数を制御又は調整するように構成されている。特に、当該モータが、回転数制御装置に接続されている。この回転数制御装置は、当該モータの駆動電圧を制御可能に調整するように、特に一定に保持するか又は上昇するように構成されている。
【0035】
特に好適な第2のその他の構成は、動作点の確保に回転数の監視が役立つことを確認した。好ましくは、故障診断(例えばモータ電流の測定及び回転数の測定から得られるような様々なパラメータの比較又は妥当性チェックによる、例えばモータの故障の特定)の可能性が、当該第2のその他の構成から得られる。
【0036】
上記の外部ロータの回転角速度及び/又は回転数の制御技術的に規定された範囲にわたって、車両への圧縮装置の騒音の最適化された調整が実行され得る。したがって、例えば、圧縮装置の「低騒音運転」が、上記の電子制御回路の範囲内で実行され得る。例えば、圧縮装置の「低騒音運転」が、モータの揺動動作より上の低い回転数によって実行され得る。例えば、「低騒音運転」に対する角速度を一定に保持することが有益であると実証された。しかし、この場合、これに加えて又はこの代わりに、電流リプルが、より高いものの、速度むらが、より減少され得る。当該より小さい速度むらは、車両に向かう補正不可能な振動伝達に対抗する付加要素としても利用可能になり得る。当該圧縮装置の「騒音防止制御」が、特に当該その他の構成の範囲内で当該電子制御回路の範囲内のモータによって開始され得るか、又はこれに加えて若しくはこの代わりに、車両の中央制御装置と一緒に又は当該中央制御装置によって開始され得る。特に、当該その他の構成及び別の構成は、例えば市内交通又は駐車場における、例えば電気自動車又はハイブリッド自動車の場合に有益であると実証された。当該その他の構成及び別の構成は、モータ及び/又は一方では圧縮機と他方では車両の圧縮装置との双方の有益な1次軸受及び2次軸受によってもアシストされ得る。
【0037】
特に、回転数の監視の範囲内では、オンボード電源の電圧レベルに対する圧縮機、特にまずモータの回転数の依存性を大幅に排除すること、少なくとも低下させることが、有益であると実証された。当該モータの回転数が、例えば、内部弁、ピストンの速度及び軸受を考慮して、並びにモータに固有の特性曲線及びパラメータ(回転数、トルクの経時変化等)を考慮して、機器全体の最適な機能範囲に有益に適合され得る。特に、例えば非常に高いピストン速度のときに、当該回転数が、回転数制御装置を用いて制限されることによって、圧縮機の摩耗の低下を達成することが有益であると実証された。
【0038】
さらに、モータ制御及び/又は監視が、BLDCモータに対してリアルタイムに実行され得る。
【0039】
例えば、非通電のコイルによってモータ回転数を読み取ること、及びこのモータ回転数をモニタ値として利用すること、及び/又はこのモータ回転数を回転数制御用の実際値として使用することが有益であると実証された。好ましくは、例えばモータのブロッキングのような機械誤差が検出され得る。
【0040】
例えば、電流脈動の評価を実行すること(例えば、回転数を分析するためのピークトゥピーク評価及び/又は電力消費を測定するための平均値形成)が有益であるとさらに実証された。
【0041】
特に、その時のクランク軸の位置を算出できる制御モジュールを設けることが有益であると実証された。したがって、好ましくは、当該起動方法及び稼働方法が、特に、例えばクランク軸位置の上死点に基づいてこのクランク軸位置を測定することによって影響を及ぼされ得る。モータの上死点が、到達されているか若しくは超えられているまで、当該上死点、元の通常運転になるまで、当該制御モジュールが、例えば、高いものの、特定のトルク(電流)を維持できる。このため、好ましくは、シャントが使用され得る。
【0042】
第2の観点に関しては、圧力制御駆動中の外部ロータモータとしてのモータの制御が、シナジェティクス的に且つ存在する周辺システムのシナジェティクス的な利用の下で可能であることが分かっている。第3のその他の構成では、ブラシレスモータを電子式に整流するための制御装置が、圧力制御駆動を提供するためにシナジェティクス的に利用され得ることが分かっている。特に好適なその他の構成では、圧力制御駆動中に駆動するように構成されている外部ロータモータが、顕著な利点を、特に圧縮装置の電気及び/又は電子設計に内包させることが分かった。特に、圧力制御駆動は、圧縮機が圧力負荷を測定するために許可され、及び/又は、コンプレッサ内の圧力上昇が具体的に監視され且つ制御されることを意味する。特に、例えば緊急を要しない過程時に、圧力負荷を電子制御回路によって低下させることが有益であると実証された。このため、例えば、エネルギーが不足していて、空気を必要とするときに、蓄勢装置又はベローズが、低下した負荷回転数によって緩やかに充填され得る。他方で、必要であるならば、特に緊急を要する過程時に、圧力負荷が、制御されて増大する。このため、例えばブースト動作のような、例えば、回転数を大きくすることによってコンプレッサを速く膨張させるための可能性が利用され得る。
【0043】
好適な第4のその他の構成では、モータの始動電流及び/又は稼働電流を制限(CSS)するため、特にモータの駆動電圧を制御可能に調整するため、特に一定に保持するか若しくは低下させるため、ソフトスタート制御及び/又は稼働制御を実行するように構成されている第4制御モジュールが設けられ得る。完全な1つの電機子巻線が、例えば接続されている3つのコイルから成る3つの巻線を有し得る。好ましくは、当該完全な電機子巻線の少なくとも1つの巻線が、1つの電気及び/又は電子制御回路に接続されている。その結果、圧力制御動作及び/又はソフトスタート及び/又はモータ用のオンボード電源電圧の適合が、電圧制御によって実行され得る。例えば、モータの回転数の緩やかな上昇のような、例えば、始動時及び稼働時の電流制限及び/又は「ソフトスタート」機能のときの電流最大値の低減が実行され得る。これにより、自発的に上昇するバックトルクによる回転軸周りのモータ及び/又は圧縮機の軸の急激な負荷の変動が防止され得る。
【0044】
特に、最も小さい電力消費に割り当てられた電流エッジが低下されることによって、(例えば、モータの下死点に近い)最も小さい電力消費時の稼働が、オンボード電源の負荷を軽減するために利用されることも提唱され得る。このため、急峻な遮断が、当該電流最小値で利用され得る。つまり、上記の第4制御モジュールが、1つの基準値を各回転時に取得できる。
【0045】
好ましくは、これに加えて又はこの代わりに、特に、遮断トルクにおけるモータの電子制動が提唱されている。当該電子制動は、モータ軸周りの揺動動作を減少させるためにも利用され得る。当該揺動動作の減少は、特に、外部ロータのより大きい質量に起因して効果的に実行され得る。
【0046】
実際には、上記の電機子巻線は、電子式リレー及び/又は直流電圧変換器を介して外部の制御回路及び/又はオンボード電源に接続されている。
【0047】
好ましくは、上記のモータは、電子制御回路に負荷接続及び/又は制御接続されている。このため、制御電流及び/又は負荷電流が、制御装置に通電される。好ましくは、当該制御回路は、圧縮装置のハウジングの外側に配置されていて、少なくとも1つの電子式リレー及び/又は1つの直流電圧変換器を有し、当該制御回路は、第1制御モジュール及び/又は第2制御モジュール及び/又は第3制御モジュールを有する。
【0048】
特に好適なその他の構成の範囲内では、モータが、当該ブラシレスモータを電子式に整流するように構成されている電子制御回路に制御接続されていることが提唱されている。この場合、当該電子制御回路は、当該モータを圧力制御駆動で駆動させるようにさらに構成されている。
【0049】
上記の制御回路が、内部の制御回路として圧縮装置の圧縮機のハウジング内に格納されていることが特に有益であると実証された。一方では、電力電子機器及び/又は当該制御回路用の設置スペースが、当該圧縮機のハウジング内に提供され得る、すなわち特に当該圧縮機の必要設置スペースを著しく増大させることなしに提供され得ることが分かっている。他方では、当該種類のBLDCモータの場合に、捩れなしの全く短い複数のケーブル管路が、例えばEMC放射を可能な限り低く保持するために有益であることが分かっている。それにもかかわらず、設置スペースが、外部に提供される場合も、外部の制御回路が、すなわち圧縮機の外側に、特にモータの外側に、すなわち圧縮機及び/又はモータの外側に、特に組み合わされた圧縮機とモータハウジングの外側に設けられてもよい。例えば、制御回路が、電子制御ユニットの一部としても若しくはその近くに又は車両のその他の中央制御装置内に有益に設けられ得る。これにより、シナジー効果が利用され得る。
【0050】
特に好適なその他の構成では、上記の制御回路が、電子式の整流器に接続されている。好ましくは、この制御回路は、回転数制御装置の圧力制御入力部及び/又は回転数制御器への接続部をさらに有する。このため、特に、この制御回路は、モータの駆動電圧を制御可能に調整するように構成されている。
【0051】
特に、上記の制御回路は、当該モータの駆動電圧を一定に保持又は上昇させるように構成されている。それにもかかわらず、特に外部の制御回路をソフトスタート制御の範囲内でさらに構成することが有益であると実証された。特に、当該制御回路は、モータの起動電流を制限するようにこのソフトスタート制御を実行するために構成されている制御モジュールを有する。当該制御可能に調整可能な駆動電圧の範囲内では、この駆動電圧を一定に保持するか又は低下させることが有益であるとさらに実証され得る。
【0052】
好ましくは、駆動電圧を調整するため、上記の電気制御回路は、特に交流電圧源として駆動電圧をオンボード電源に適合するように構成されている、−特に、上記の代わりに又はオプション的に上記の代わりに又は組み合わせ可能に又は同時に−複数の電圧範囲のうちの少なくとも1つの電圧範囲内で、特に
・8V〜50Vの電圧、
・10V〜15V、特に12Vの電圧、
・14V〜37Vの電圧、
・42V〜49V、特に48Vの電圧、
・200V〜650Vの電圧から成る一群の範囲から選択された直流電圧内で適合するように構成されている。当該その他の構成は、車両が、例えば先進的な48Vオンボード電源を有し得るものの、従来の12Vオンボード電源電圧を有する第2オンボード電源をさらに有し得ることを考慮している。この場合、第1オンボード電源電圧及び/又は第2オンボード電源電圧が、バッテリによって供給されるのか否か、及び/又は、当該電圧が、コンバータによって生成されるのか否かは、最初は特定されていない。特に、車両に対するハイブリッド運転の範囲内では、第1オンボード電源及び第2オンボード電源が、同時に稼動されてもよく、特に少なくとも3つまでのオンボード電源が設けられ得る。このとき、コンプレッサが、上記のその他の構成にしたがって、例えば、同時に全ての3つのオンボード電源によって稼動されてもよく、しかしながら上記の複数のオンボード電源のうちの1つのオンボード電源だけによって稼動されてもよい。
【0053】
上記の電気及び/又は電子制御回路は、特に1つの制御モジュール、特に少なくとも1つの電子リレー及び/又は1つの直流電圧変換器を有し得る。特に好適なその他の構成の範囲内では、1つの電気及び/又は電子制御回路が、
・圧縮機のモータを制御するための、第1出力振幅を有する一定の供給直流電圧を提供する直流電圧出力部と、当該供給直流電圧を生成するための直流電圧変換器とを備えることが有益であると実証された。このため、特に、当該直流電圧変換器は、ステップダウンコンバータ及び/又はブーストコンバータを有する。
【0054】
上記の圧縮装置の電気及び/又は電子制御回路は、好ましくは
・第1直流電圧源に接続するための第1直流電圧入力部及び/又は第2直流電圧源に接続するための第2直流電圧入力部、
・第1出力振幅にほぼ相当する及び/又は第1出力振幅より小さい第1可変入力電圧を供給する第1直流電圧源、並びに
・第1出力振幅より大きい第2入力電圧を供給する第2直流電圧源を有する。
【0055】
上記の圧縮装置の構造設計に関連して、当該モータの構成が、外部ロータモータとして設置スペースの利点及び回転安定性の利点を実現するための特に好適な本質を提供する。
【0056】
特に、上記のコンプレッサは、モータとクランク駆動装置とによって構成されたモータ駆動装置によって駆動可能であることが分かっている。この場合、このモータ駆動装置は、クランク駆動装置とモータとを包囲している統合された駆動装置ハウジング内に格納されている。特に、当該統合された駆動装置ハウジングは、モータハウジングとクランクハウジングとを結合し、ピストンハウジングに接続する。
【0057】
特に、上記のモータは、ステータ、ロータ及びこのロータに接続された駆動軸を有する。この場合、当該ステータが、エアギャップによって分離されて当該ロータ内に保持され、当該ロータによって回転可能に包囲されている。この場合、当該ロータは、ロータハウジングと一緒に構成されている。特に、
・当該ロータが、複数の永久磁石を支持すること、及び
・当該ステータが、特に電気及び/又は電子制御回路に接続されている電機子巻線を有する電機子、特に継鉄(成層鉄心)を支持することが提唱されている。
【0058】
好ましくは、上記のコンプレッサは、クランク軸によって駆動可能である少なくとも1つのピストンロッド及び/又は少なくとも1つのピストンを有する。この場合、クランク軸が、駆動軸に接続されている。
【0059】
基本的に、上記の永久磁石は、鉄材料を母材とするフェライトとして特に簡単に且つ安価に形成され得る。重量の利点をさらに有し得るその他の材料も、ステータの有益な磁気設計のために適している。特に、上記の永久磁石が、例えば、アルミニウム・ニッケル・コバルト化合物又はサマリウム・コバルト・鉄化合物のようなコバルト化合物を含む鉄材料を母材として形成されていることが、有益であると実証された。特に、当該永久磁石は、ビスマス化合物、特にビスマス・マンガン・鉄化合物(ビスマノール)を含む鉄材料を母材として形成されてもよい。特に好適なその他の構成の範囲内では、当該永久磁石が、例えば、ネオジム化合物、特にネオジム・鉄・ホウ素化合物のような希土類化合物を含む鉄材料を母材として形成されていることが、有益であると実証された。
【0060】
特に好適なその他の構成の範囲内では、モータ軸に対して偏心して形成された、クランク軸を形成するクランクピンが、モータの被動側で駆動軸に接続している。当該構成は、非常にコンパクトに実現され得、さらに好適な構造上のその他の構成に対する本質が提供される。
【0061】
特に、上記のクランクピンは、一体的に又は圧入若しくは同様な摩擦係合及び/若しくは嵌合によって駆動軸に固着され得る。好ましくは、これに加えて又はこの代わりに、ロータハウジングが、一体的に又は圧入若しくは同様な摩擦係合及び/若しくは嵌合によって接続部材に固着され得る。当該その他の構成の第1の構成例では、ロータハウジングが、駆動軸に固着され得る。別の又は組み合わせ可能な第2の構成例では、ロータハウジングが、クランクピンに固着され得る。特に、一体的に又は圧入若しくは同様な摩擦係合及び/若しくは嵌合によって構成されたクランク駆動装置部材が、当該駆動軸、1つのクランクピン及び少なくとも1つの接続部材によって構成され得る。
【0062】
このようなクランク駆動装置部材は、特に有益に、特に安定に且つ同期時及び/又はノイズ発生時に利点を伴って軸支され得ることが分かっている。それにもかかわらず、軸支用の設置スペースが、比較的広い適応性で、特に十分に且つコンパクトに構成され得る。
【0063】
上記のその他の構成の特に好適な構成例では、1つのクランクピン軸受及び少なくとも1つの軸受とから構成された軸受装置によって、特に1つのころ軸受としての特に1つのクランクピン軸受並びに1つの第1軸受及び1つの第2軸受から構成された軸受装置によって、クランク駆動装置部材が軸支され得る。特に、当該軸受装置は、1つのクランクピン軸受、1つの第1軸受(A軸受)及び1つの第2軸受(B軸受)を有する。特に、1つの第1軸受(A軸受)及び/又は1つの第2軸受(B軸受)が、少なくとも1つのころ軸受又は1つの針状ころ軸受によって、特に少なくとも1つの軸受ブッシュによって構成されている。
【0064】
上記のその他の構成の特に好適な第2の構成例では、クランク駆動装置部材が、カウンタ軸受部材と協働して、1つのクランクピン軸受、1つの軸受及び1つのカウンタ軸受から構成された1つの軸受装置によって、特に1つのクランクピン軸受及び正確に1つの第1軸受又は1つの第2軸受並びに当該カウンタ軸受から構成された1つの軸受装置によって軸支され得る。すなわち、特に、当該軸受装置は、特に1つのころ軸受としての1つのクランクピン軸受及び1つの第1軸受(A軸受)又は1つの第2軸受(B軸受)並びに1つのカウンタ軸受を有する。
【0065】
換言すれば、好適な第1の変形構成例では、上記の軸受装置は、1つのクランクピン軸受、正確に1つの軸受、すなわち当該第1軸受及び1つのカウンタ軸受を有し得る。好適な第2の変形構成例では、上記の軸受装置は、1つのクランクピン軸受、正確に1つの軸受、すなわち当該第2軸受及び1つのカウンタ軸受を有し得る。
【0066】
特に、釣合重りが、ロータハウジングによって実現され得る、つまり、例えば平衡穴又は材料の除去等によって、又は、例えば材料の片側の追加の被覆によって実現され得る。
【0067】
特に、これに加えて又はこの代わりに、釣合重りを有するクランク駆動装置部材又はカウンタ軸受部材が、モータの被動側に且つモータ軸に対して偏心して構成され得る。特に、当該その他の構成の第1の構成例では、当該釣合重りは、クランク駆動装置部材のクランクピン軸受と第1軸受(A軸受)との間に、特にクランクピンの一部として一体的に形成され得る。
【0068】
特に、上記のその他の構成の第2の構成例では、当該釣合重りは、クランク駆動装置部材のクランクピン軸受と、カウンタ軸受部材にあるカウンタ軸受との間に、特にカウンタ軸受部材の一部として一体的に形成され得る。
【0069】
特に、上記の駆動軸は、クランクピン軸受に直接に隣接して配置されている第1軸受に、特に第1軸受だけに軸支され得る。
【0070】
特に、上記のロータ(図5)及び/又は駆動軸(図2,3,4)は、この駆動軸を介してクランクピン軸受から離間して配置されている第2軸受(B)に、特にこの第2軸受だけに軸支され得る。
【0071】
上記の第1軸受及び/又は第2軸受は、特に比較的安定な軸支を実現するためにロータハウジングの外側に配置されている。上記の第1軸受及び/又は第2軸受は、特に比較的設置スペースを節約する軸支のためにロータハウジングの内側に配置されてもよい。
【0072】
好ましくは、上記のコンプレッサは、クランク軸を介して駆動可能であるピストンロッドを有する。この場合、このクランク軸は、駆動軸に接続されている。この場合、この駆動軸は、被動側に、その軸に対して偏心して形成されて、このクランク軸を形成する延在部材を有する。特に、当該延在部材は、一体的に固着されている。
【0073】
特に、上記の駆動軸が、20mm未満、特に15mm未満の直径を有することが有益であると実証された。特に好適な実施の形態では、12mm又はそれ以下の範囲内にある直径を有する駆動軸を構成することが実現可能であると実証された。これは、全体として、当該直径は、圧縮装置とこの圧縮装置に接続している圧縮空気供給設備の一部とをコンパクトに構成するために役立つ。
【0074】
上記の圧縮装置の構造設計は、クランク軸に対するピストンロッドの軸支と協働する駆動軸及び/又はロータの軸支に対する好適な基本構造として使用される。
【0075】
その他の構成例に関係なく図示可能な第1の構成例では、駆動軸が、モータ、特にモータのハウジング内に格納されている第1軸受(A軸受)に軸支されていることが有益であると実証された。特に、当該駆動軸は、この第1軸受だけに軸支されている。この第1軸受は、静的な過渡の正確性を回避し、適切なころ軸受及び/又は針状ころ軸受の範囲内で実現され得る。特に、カウンタウエイト軸受を設けること、及び/又は、釣合重りを、駆動軸及び/又はクランク軸のような回転部材に設けることがさらに提唱され得る。
【0076】
その他の構成例に関係なく実現可能な特に好適なその他の構成の第2の構成例では、ロータ及び/又は駆動軸が、第2軸受(B軸受)内に軸支されていることが有益であると実証された。特に、ロータ及び/又は駆動軸を第2軸受内に軸支できることが有益と実証された。当該第2軸受は、同様に静的な過渡の正確性を回避し、特に回転部材のカウンタ軸受及び/又は釣合重りを使用して、例えばころ軸受及び/又は針状ころ軸受によって有益に実現され得る。
【0077】
上記の第1の構成例及び第2の構成例の場合、クランク軸とピストンロッドとの間のクランクピン軸受に、ピストンロッドがさらに軸支されていることが有益であると実証された。
【0078】
これに加えて又はこの代わりに、ロータを駆動軸に支承する可能性が、特に外部ロータモータとしてのモータの構成の範囲内で有益であると実証された。1つの実施の形態では、特に有益には、ロータが、ロータハウジングに支承され得、これに加えて又はこの代わりに駆動軸に、例えばころ軸受に支承され得ることが提唱されている。これは、圧縮装置の回転部分の位置確実性を高める。
【0079】
上記の第1軸受と上記の第2軸受との双方が、モータ内に有益に設けられ得る、すなわち、特にモータのハウジング内、例えばモータのハウジング閉鎖部材内又はこの代わりにコンプレッサ内、特に圧縮機のハウジング内、好ましくはコンプレッサの圧縮機のハウジング蓋内に設けられ得る。第1軸受及び/又は第2軸受を、ハウジング蓋内に配置すること、例えば、モータのハウジング閉鎖部材のハウジング蓋又はコンプレッサのクランクハウジングのハウジング閉鎖部材のハウジング蓋内に配置することが特に有益であると実証された。
【0080】
好適なその他の構成の範囲内では、上記の第1軸受(A軸受)は、モータの被動側の軸受としてクランクピン軸受に直接に並んで配置され得る。つまり、クランクピン軸受は、クランク軸とピストンロッドとの間の軸受を意味する。これに加えて又はこの代わりに、第2軸受(B軸受)が、ハウジング閉鎖部材に直接に並んで配置され得る。このため、特に、当該第2軸受は、モータの被動側の軸受に対向する軸受として構成され得る。
【0081】
それにもかかわらず、上記の第1軸受(A軸受)が、モータの被動側の軸受として、クランクピン軸受に直接に並んで配置されていて、ハウジング閉鎖部材に直接に並んで配置されていることも有益であると実証された。つまり、当該最後に言及された変形構成例は、図6の好適な実施の形態に記載されている。最初に言及された変形構成例は、図7の実施の形態に記載されている。
【0082】
したがって、−図6の実施の形態の範囲内で有益に実現されているように−一般には、上記の第2軸受は、モータハウジング閉鎖部材に並んで、特にモータの被動側の軸受に対向する軸受として当該モータの被動側に向かって有益に配置され得る。
【0083】
特に図7に示された実施の形態は、一般には、上記の第2軸受は、コンプレッサのハウジング閉鎖部材に並んで、特にモータの被動側の軸受に対向する軸受として当該モータの被動側に配置されているという好適なその他の構成にしたがう。
【0084】
したがって、−図7の実施の形態と同様に−一般には、上記のクランクピン軸受は、第1軸受と第2軸受との間に直接に配置され得る。これに加えて又はこの代わりに、上記のクランクピン軸受は、例えば図6で説明したように、第1軸受に並んで、第2軸受に直接に並んで配置されてもよい。このため、例えば、当該クランクピン軸受及び当該第2軸受が、駆動軸及び/又はロータを介して離間して配置され得る。
【0085】
ころ軸受が、上記の第1軸受及び/又は第2軸受を構成するための軸受の特に好適な形態として実証された。特に、当該第1軸受及び/又は第2軸受が、駆動軸及び/又はロータのただ1つの軸受でなければならない場合には、当該軸受を軸受ブッシュとして構成することが有益であると実証された。
【0086】
特に好適なその他の構成では、上記の駆動軸は、モータ内の特に針状ころ軸受としての軸受ブッシュに軸支されていることが提唱されている。特に、この軸受ブッシュだけが設けられ得る。この場合、クランク軸とピストンロッドとの間の1つのクランクピン軸受に、1つのピストンロッドがさらに軸支されている。
【0087】
特に好適なその他の構成の範囲内では、上記のクランクピン軸受及び/又は第1軸受及び/又は第2軸受が、釣合重りを有することが有益と実証された。1つの釣合重りが、好ましくはモータの被動側で、クランクピン軸受と駆動軸の第1軸受との間に、この駆動軸に対して偏心して形成されている。これに加えて又はこの代わりに、1つの釣合重りが、モータの被動側で、クランクピン軸受と駆動軸及び/又はクランク軸の第2軸受との間に、この駆動軸に対して偏心して形成されてもよい。
【0088】
好ましくは、上記の第1軸受(A軸受)は、モータの被動側の軸受として駆動装置ハウジングの中間壁に固定されている。
【0089】
これに加えて又はこの代わりに、上記の第2軸受(B軸受)は、モータの被動側の軸受に対向する軸受として、モータに付設された駆動装置ハウジングのハウジング外壁に、特にこのハウジング外壁、特にハウジング蓋の外側折返し部材に、特に当該モータのハウジング閉鎖部材に並んで固定され得る。
【0090】
これに加えて又はこの代わりに、上記のカウンタ軸受は、モータの被動側の軸受として、クランク駆動装置に付設された駆動装置ハウジングのもう1つのハウジング外壁に、特にこのハウジング外壁、特にハウジングのカバープレートの外側折返部材に、特にコンプレッサのハウジング閉鎖部材に並んで固定され得る。
【0091】
特に好適なもう1つのその他の構成の範囲内では、上記のステータ及び/又はロータが、ほぼV字状の横断面を成すドーム状のカンチレバー部材を有するカンチレバービームによって保持されていることが有益であると実証された。基本的には、当該カンチレバー部材は、駆動軸に対して直角に延在している。当該ステータを保持するため、当該カンチレバービームは、好ましくは、一方では、モータのハウジング閉鎖部材に接続していて、他方では、当該駆動軸の軸線に対して直角に延在するカンチレバーによって当該ステータに接続している。
【0092】
第1の変形構成例では、ステータ用の第1のカンチレバー部材が、駆動装置ハウジングに当接している。
【0093】
これに加えて又はこの代わりに、第2の変形構成例では、ロータ用の第2のカンチレバー部材が、駆動軸及び/又はクランクピンに当接している。
【0094】
例えば、上記の2つの場合には、特に当該第1カンチレバー部材及び/又は第2カンチレバー部材が、一体的に又は圧入若しくは同様な摩擦係合及び/若しくは嵌合によって保持され得る。
【0095】
カンチレバー部材をロータに形成するためには、好ましくは、このカンチレバー部材が、片側で当該ロータに接続していて、他方では駆動軸の軸線に対して直角に延在するカンチレバーとして当該駆動軸に接続している。当該ロータ又はステータに接続している複数のカンチレバーが、特にステータを介して離間して、ハウジング閉鎖部材側で又は駆動装置側で有益に対向している。
【0096】
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。当該図面は、実際の寸法に忠実に示しているとは限らない。むしろ、当該図面は、説明の目的のために概略的に及び/又は若干誇張して示されている。当該図面から直接に認識可能な事項の説明は、背景技術に記載されている。この場合、本発明に共通の技術思想から離れることなしに、様々な改良及び変更が、1つの実施の形態の形状及び細部に関して実行され得ることに留意する必要がある。本明細書、図面及び特許請求の範囲に開示されている本発明の複数の特徴は、個別にも任意に組み合わせても、本発明のその他の構成にとって重要であり得る。さらに、本明細書、図面及び/又は特許請求の範囲に開示された複数の特徴のうちの少なくとも2つの特徴から成る全ての組み合わせが、本発明の範囲内に属する。本発明に共通の技術思想は、以下に示され且つ説明されている実施の形態の正確な形状又は細部に限定されず、又は当該特許請求の範囲に記載された対象に比べて限定される対象に限定されない。記載されている寸法範囲の場合、言及された限界内に存在する値も、限界値として開示され且つ任意に使用可能であり且つ権利を主張できるものである。便宜上、以下では、同じ符号が、同じ部材若しくは同様な部材又は同じ機能若しくは同様な機能を有する部材に対して使用されている。本発明のその他の利点、特徴及び詳細は、以下の図面に基づく好適な実施の形態に記載されている。
【図面の簡単な説明】
【0097】
図1】特に好適な実施の形態による圧縮空気供給設備の回路を示す。
図2】組み込まれた駆動装置ハウジング内のモータを有する圧縮装置の特に好適な第1の実施の形態による圧縮空気供給設備の第1の実施の形態を示す。
図3】組み込まれた駆動装置ハウジング内のモータを有する圧縮装置の特に好適な第2の実施の形態による圧縮空気供給設備の第2の実施の形態を示す。
図4図3とは異なる圧縮装置用に組み込まれた駆動装置ハウジングを形成する、組み合わされたモータハウジングとクランクハウジングとの概略的に示された断面を示す。
図5図4とはさらに異なる圧縮装置用に組み込まれた駆動装置ハウジングを形成する、組み合わされたモータハウジングとクランクハウジングとの概略的に示された断面を示す。
図6図2とは異なる圧縮装置用に組み込まれた駆動装置ハウジングを形成する、組み合わされたモータハウジングとクランクハウジングとの概略的に示された断面を示す。
図7】特に、駆動軸及びクランク軸用の変更された軸受装置を有し、且つ釣合重りを有する、クランク軸のその他の構造に関して図6とはさらに異なる圧縮装置用に組み込まれた駆動装置ハウジングを形成する、組み合わされたモータハウジングとクランクハウジングとの概略的に示された断面を示す。
図8】特に、変更された軸受のホルダとステータのホルダとを有する、図6とはさらに異なる圧縮装置用に組み込まれた駆動装置ハウジングを形成する、組み合わされたモータハウジングとクランクハウジングとの概略的に示された断面を示す。
図9】特に好適な第3の実施の形態による、圧縮装置用に組み込まれた駆動装置ハウジングを形成する、組み合わされたモータハウジングとクランクハウジングとの概略的に示された断面を示す。
【発明を実施するための形態】
【0098】
図1は、乗用車の空気濾過設備として主に空気圧式設備1001に供給するために構成されている圧縮空気供給設備1000を示す。この圧縮空気供給設備1000は、圧縮機と圧縮空気供給部1に向かう供給管230とを有する圧縮装置を備える。周囲空気が、フィルタ0.1と吸気部材0と給気管230とを経由して吸引され、圧縮機330に供給され得る。このため、この圧縮機330は、モータ332によって駆動されるコンプレッサ331を有する。圧縮空気連結部材2に向かう空気主管210が、圧縮空気供給部1に接続している。圧縮機330によって圧縮された圧縮空気が、圧縮空気連結部材2を経由して空気圧式設備1001に供給可能である。このため、この空気圧式設備1001は、配管250に接続している別の空気圧制御管240を介してこの圧縮空気連結部材に接続されている。複数の分岐管251,252,253,254,255が、この配管250から同様に分岐している。空気ばね311,312,313,314のベローズ又は圧縮空気貯蔵器315への圧縮空気の供給を制御するため、複数の2/2方向弁301,302,303,304,305が、これらの分岐管251〜255に配置されている。また、電気式圧力センサ406が、配管250に接続されているか、又は、別の電気式圧力センサ405が、圧縮空気貯蔵器405に直接に接続されている。前車軸及び後車軸用のそれぞれ1つの位置センサ401,402,403,404が、当該空気ばね又は当該付設された2/2方向弁301〜305に付設されている。
【0099】
2/2方向弁301〜305の切換状態が、複数の制御線300を通じて調整され得る。これらの2/2方向弁301〜305は、圧縮空気供給システム1002のオンボード電源100に接続していて、これらの2/2方向弁301〜305は、車両制御装置410又はこの車両制御装置から出力する複数の信号線301によって作動される。同様に、上記のセンサ401〜406が、複数の信号線401を通じて車両制御装置410(ECU)によって作動され、複数のセンサ線400を通じて給電される。
【0100】
上記の信号線301,401の信号は、ここではCANバスとしての車両バス420にも供給される。
【0101】
上記の圧縮空気供給設備1000は、以下のように稼働する。圧縮空気を生成するための圧縮機330が、車両制御装置410(ECU)とこの圧縮機を制御するためのリレー520との間のリレー制御線510を通じて作動される。このため、このリレー520は、給電線500を通じて且つオンボード電源100に応じて電力供給を受ける。圧縮空気供給部1に供給される圧縮空気が、空気主管210内で空気乾燥器211と絞り弁212とを経由して圧縮空気連結部材2へ搬送され、次いでさらに別の空気圧制御管240を経由して空気圧式設備1001の配管250に供給される。
【0102】
空気圧式設備1001及び/若しくは圧縮空気供給設備1000を排気するため、又は空気圧式設備1001及び/若しくは圧縮空気供給設備1000の空気の一部を排気するため、圧縮空気が、圧縮空気連結部材2から反対方向に、空気主管210内で絞り弁212を経由して、そして空気乾燥器211で再乾燥されながら搬送される。この場合、それ以上の排気は、圧縮空気供給部1で排気管220への排気すべき圧縮空気の分岐で実行される。
【0103】
このため、制御弁321が、空気圧制御管240を排気弁322の操作ピストンに対して開くことによって、パイロット制御される排気弁322が、この空気圧制御管240内に存在する制御圧力によって作動される。このため、制御弁321が、排気弁制御線310を通じて制御可能である。すなわち、この制御弁321の磁石コイルが、通電可能であり、この制御弁321の記号で示されたばねのばね力に逆らってこの制御弁321を第1切換位置から第2切換位置へ移行させる。
当然に、図1に示され且つ説明されている圧縮空気供給システム1002は、一般的な圧縮空気供給システムの基本的な機能を説明するために専ら例示的に挙げたものであり、変更に関する様々なバリエーションが適切に可能である。例えば、実際に図1に詳しく示されていないロック解除可能な逆止弁が、制御弁321と排気弁322とから構成された弁装置320の一部としての空気主管210内に設けられてもよい。
【0104】
上記の観点に関係なく、特に本発明の概念による変更に関するバリエーションの範囲内で、リレー520の代わりに又はリレー520のほかに、別の電気部品及び/又は電子部品が、特にオンボード電源100で稼働されてもよい。本発明の好適な実施の形態をこの観点に関して説明する。特にオンボード電源の様々なバリエーションが可能である。当該バリエーションは、圧縮機330、すなわちコンプレッサ331を稼働させるためのモータ332を稼働させるために有益である。
【0105】
図2は、特に好適な実施の形態の第1のバリエーションの範囲内で実現されている圧縮空気供給設備1000の構成を示す。便宜的に、図1の圧縮空気供給設備1000の図中の符号と同じ符号が、同じ若しくは同様な構成要素又は同じ若しくは同様な機能の構成要素に対して使用される。図2及び図3の圧縮空気供給設備1000の構成図又は図4図9のモータハウジング1102及びクランクハウジング1101Bの概略部分図では、上記の装置が、以下のように認識可能である。
【0106】
図2の圧縮空気供給設備1000の構成図では、コンプレッサ331とモータ332とから構成された圧縮機330を構成するための駆動装置ハウジング30を有するこの圧縮空気供給設備1000のハウジング装置1100が認識可能である。この場合、電子式に整流されるブラシレスモータ40−ここでは、直流モータ(BL−DCモータ)−としてのモータ駆動装置1400とクランク装置1300とが、駆動装置ハウジング30内に格納されている。
【0107】
このため、ハウジング装置1100が、コンプレッサ331用の、ピストンハウジング1101Aとクランクハウジング1101Bとを有するコンプレッサハウジング1101を有する。モータ332を構成するためのモータハウジング1102が、このコンプレッサハウジング1101のクランクハウジング1101Bに接続している。−空気乾燥器211を構成するための−乾燥器ハウジング1103Aと、メカトロニクス及び−主に弁装置320を構成するための−複数の弁から成る装置と一緒に電気式インターフェース及び/又は電子式インターフェース並びに空気圧式インターフェースを備える切換ハウジング1103Bとから構成された乾燥器及び弁ハウジング1103が、ピストンハウジング1101Aに接続している。構造上の細部を詳しく説明するまでもなく、このようにして、当該乾燥器及び弁ハウジング1103内では、弁装置320及び空気乾燥器211が、図1に示された―特に、圧縮空気供給部1と圧縮空気連結部材2又は排気連結部3との間の空気主管210及び排気管220を有する―空気圧式の管のシステムによって構成されていることが、図2から容易に認識できる。
【0108】
ピストンハウジング1101A内では、往復運動可能なピストン1301が、クランク駆動装置1300のピストンロッド1302に保持されている。コンロッドとして構成されたこのピストンロッド自体が、さらに下方に図示されたクランク軸でピストンロッド軸受によって軸支されている。ここでは、当該クランク軸又は当該ピストンロッド軸受は、クランク駆動装置1300の偏心軸1304又は偏心軸受1303と記載されている。
【0109】
上記のモータ332によって構成されたクランク駆動装置1300用のモータ駆動装置1400と、このクランク駆動装置1300とは、基本的にはモータハウジング1102内とクランクハウジング1101B内とに格納されている。当該モータ駆動装置1400自体が、モータ332を構成するために、電機子1412上のステータ巻線1411を有するステータ1410又は同等なヨーク−ここでは、継鉄−を備える。さらに、当該モータ駆動装置1400は、ロータハウジング1422を有するロータ1420と、このロータハウジング1422に取り付けられた永久磁石1421から成る装置とを備える。ここでは、このロータハウジング1422は、少なくとも1つのロータフランジ41と、持送りヴォールト(片持ち円蓋)を形成するためのカンチレバー部材41.1と、このカンチレバー部材41.1に一体的に又は正確に嵌合された、ここでは円筒状の、ロータケーシング42とを有する。
【0110】
モータ332をモータ駆動装置1400用の外部ロータモータとして構成するため、ステータ1410が、エアギャップ1430によって分離されてロータ1420内に保持されていて、このロータ1420によって回転可能に包囲されている。ここでは、このロータ1420が、軸動シャフト1305にこの軸動シャフト1305によって回転可能に保持されている一方で、ステータ1410は、支持部材1440によって保持されている。回転可能な軸動シャフト1305及びクランク軸1304並びにピストンロッド1302が、モータ駆動装置1400によって駆動されるクランク駆動装置1300の力を伝達する主要な構成要素を構成する。この場合、これらの構成要素は、軸受装置1500内に保持されている。この軸受装置1500は、軸動シャフト1305又はクランク軸1304の回転運動とピストンロッド1302の往復運動とを実行するためにA軸受1501、B軸受1502及び偏心軸受1303を有する。さらに、以下に、クランク駆動装置1300の一部、軸受装置1500の一部及びホルダ1440の一部又はロータ1420の一部及び駆動装置ハウジング30の一部−すなわち、モータハウジング1102及びクランクハウジング1101B−を下記の図3図9に対しても成立する符号を参照して詳しく説明する。
【0111】
駆動軸10として構成された軸動シャフト1305が、モータ軸MAに対して同心に配置されていて、ステータ1410内で回転可能に、すなわち上記のころ軸受1502,1501によって保持されている。ここでは、これらのころ軸受1502,1501は、軸受装置50の軸受51,52として記載されている。具体的には、駆動軸10が、ハウジングの端部側で細くされたジャーナル11で第2軸受52(B軸受)内に直接に軸支されていて、この駆動軸10の、細くされていなく、場合によっては太くされた第2端部12で、クランク軸1304を構成するクランクピン20を支持する。このクランクピン20は、主に圧入によって駆動軸10上で摩擦係合式に及び/又は嵌合式に固着されていて、この駆動軸10と一緒に回転可能である。この駆動軸10が、このクランクピン20を介して第1軸受51内に間接に軸支されているように、このクランクピン20が、同様にこの第1軸受51(A軸受)内に回転可能に直接に保持されている。さらに、実際には、当該第1軸受51と当該第2軸受52との双方が、モータハウジング1102内に配置されている。この場合、第1軸受51は、クランクハウジング1101Bに隣接するか又はこのクランクハウジング1101Bの一部として形成された第1ハウジング壁31内に同心状に保持されていて、第2軸受52は、モータハウジング1102の、被駆動側に対向するハウジング外壁32内に同心状に保持されている。このハウジング外壁32は、実際にはモータハウジングの外側に対するモータハウジング用の閉鎖蓋として形成されている。第1ハウジング壁31は、実際にはクランクハウジング1101Bの一部として形成されている。この場合、円筒状のハウジング部材33が、この第1ハウジング壁31に接続されている。上記のハウジング蓋が、このハウジング部材33上又は内に嵌入され得る。他方では、クランク駆動装置1300が、クランクハウジング1101Bを通じて、すなわちモータ軸MAのほぼ延在方向に且つ被動側でクランクハウジング1101B内に装着されたカバープレート34を通じてアクセスされ得る。それぞれ1つの密封部材が、特に環状密封部材又はリップリング密封部材61,62,63として閉鎖蓋32と円筒状のモータハウジング33との間又は円筒状のモータハウジング33と第1ハウジング壁31との間又はハウジングカバープレート34とクランクハウジング1101Bのその他の一部との間に封入されている。その結果、−ここでは駆動装置ハウジング30と記載されている−モータハウジング1102及びクランクハウジング1101Bが、上記の密封部材61,62,63の密封装置60によって気密且つ水密に閉鎖されている。
【0112】
この場合、第1軸受及び第2軸受51,52が、第1ハウジング壁及び第2ハウジング壁31,32の円筒状の外側折返部材31.1,32.1内にモータ軸MAに対して同心状に固着されている。これらの軸受51,52は、これらの外側折返部材31.1,32.1内に嵌入されている。したがって、好ましくは、この第1ハウジング壁及びこの第2ハウジング壁31,32は、密封部材61,62とも協働して減衰要素として作用し、さらに駆動軸10を第1軸受及び第2軸受51,52によって中心に合わせて且つ確実な振動の減衰を伴って保持することができる。
【0113】
さらに、第1端部に装着されたクランクピン20に隣接した上記の駆動軸10は、横断面がほぼV字形を成すロータフランジ41を支持する。円筒状で且つ駆動軸のモータ軸MAに対してほぼ直角方向の横断面内に延在するカンチレバー部材41.1が、持送りヴォールトとして、ほぼV字形のカンチレバーを形成するために、当該ロータフランジ41に一体成形されている。同様に、円筒状で且つ横断面を第1脚部及び第2脚部としてモータ軸MAに対して平行に示されているロータケーシング42の円筒状の本体が、上記のロータハウジング1422を形成するために当該カンチレバー部材41.1に接続されている。同様に、永久磁石1421の装置が、このロータハウジング1422に取り付けられている。この場合には、クランクピン20のクランクフランジ21のように、ロータフランジ41が、圧入によって駆動軸10の第1端部11に取り付けられている。別の構成では、ここでは、圧着されている複数のフランジ21,41と記載されている複数の結合部材が、駆動軸10との一体的な結合部材として構成されてもよい。つまり、換言すれば、駆動軸10が、フランジ21,41、場合によっては当該フランジ21,41に接続しているカンチレバー部材41.1並びに場合によってはロータケーシング42及び/又はクランクピン20と一体成形され得る。
【0114】
クランクピン20は、偏心軸EA上に偏心して配置されたクランクホルダ22と、モータ軸MA越しにこのクランクホルダ22に対向する釣合重り23とをさらに有する。その結果、クランクピン20の回転運動時のこのクランクホルダ22とこの釣合重り23との不釣合いが、ほぼ相殺される。その時、クランクホルダ22内のボルト29の重量も、ほぼ考慮されている。このボルト29は、座金28へ圧力を印加しながら締めるときに、軸受装置50のクランクピン軸受53をクランクホルダ22上に保持する。上記のピストンロッド1302が、当該クランクピン軸受53の1303によって示された軸受開口部に軸支されている。まず、第1軸受及び第2軸受51,52又はクランクピン軸受53の軸受装置50が、当該第1軸受51及び当該クランクピン20にあるクランクピン軸受53−クランクフランジ21上の第1軸受51、クランクホルダ22上のクランクピン軸受53−の、直接に並んで配置された整列を意図している。つまり、この軸受装置50は、モータ40の被動側で駆動軸10の第1端部11に付設されている。第2軸受52(B軸受)が、当該被動側に対向する第2端部12に付設されている。この場合には、第1軸受51と第2軸受52との双方が、モータ駆動装置1400のステータ1410とロータ1420との外側に配置されていて、したがって−モータ軸MAの延在部分に沿って見て−ロータケーシング42の延在部分の外側に存在する。このことには、駆動軸10の軸支の安定性に関して顕著な利点がある。何故なら、当該駆動軸10が、実質的にその両端部で軸支されているからである、すなわち駆動軸10の第1端部11の最端部と駆動軸10の第2端部12の最端部とで軸支されているからである。さらに、第1軸受51とクランクピン軸受53とが狭く近接していることによって、及び、釣合重り23の重量モーメントとクランクピン22の重量モーメントとが、狭く近接して互いに対向していることによって、駆動軸10とクランクピン20との回転操作時の速度むらが、比較的小さく保持されている。
【0115】
上記の第1軸受51及びクランクピン軸受53は、ハウジングカバープレート34にアクセスすることによって、当該第1軸受51及びクランクピン軸受53に接続している部品を用いて、クランクハウジング1101B内に比較的簡単に据え付けられ得る。上記の第2軸受52は、ハウジング蓋32を取り外して、駆動ハウジング30のモータ側の円筒状の部材33に比較的簡単に据え付けられ得る。この場合、既に支持部材1440として記載されたカンチレバー保持部材32.2が、上記のハウジング蓋32に接続している。ステータ1410を支持するためのこのカンチレバー保持部材32.2は、このハウジング蓋32の円筒状の外側折返部材32.1に同心状に周設形成されていて、エアギャップ1450を駆動軸10とカンチレバー構造部材1440との間に確保しながら、この外側折返部材32.1にモータ軸MAの方向に重畳して嵌合する。
【0116】
したがって、一方では第2軸受52用の軸受ハウジングとして使用するため、他方ではカンチレバー構造部材を固定するために使用するため、モータハウジング1102の外面に及ぶ上記のハウジング蓋が、軸受シールドとして形成されている。
【0117】
上記の第1の構成例の変形構成例では、第2軸受52が、ステータ1410に近接され得る、特にヨーク1412内に又は継鉄内に及び巻線1411内に、すなわち(例えば、図4に概略的に示されているように)この巻線1411の設置スペース内に格納され得る。また、第2の変形構成例では、カンチレバー部材41.1のロータフランジ41、特にロータケーシング42が、クランクピン20のクランクフランジ21に組み合わせられるか若しくはクランクピン20のクランクフランジ21と組み合わせられるか又はこのクランクフランジ21と一体的に形成されるか又はこのクランクフランジ21上に搭載されるように、第1軸受51が完成され得る。当該2つの変形構成例は、駆動軸10の延在部分に沿った設置長さを短くする。何故なら、第1軸受及び第2軸受51,52の軸方向の設置スペースが、ロータフランジ41若しくは昇降ジャーナルフランジ21及び/又はステータ1410の設置スペースへ向かって減少されるからである。
【0118】
上記の全ての場合では、図2及び図3に示された実施の形態の好適な変形構成例が、ロータ1420を外部からの接触及び汚れから非常に良好に保護し、さらにモータの全体を電磁両立性(EMC)に適合するように被包する可能性を提供する。図2及び図3に示された構造設計では、電機子1412又はこの電機子1421に付設された継鉄及びステータ巻線1411が、軸受力を必然的に受けることがもはやない。したがって、電機子1412の継鉄中の、軸受区間による磁束の妨害がない。むしろ、この場合、軸受装置50にとって必要な軸受力が、駆動装置ハウジング30内で完全に受け取られる。この構造設計は、軸受51,52,53,54の軸受寸法を良好に設計する可能性も提供する。何故なら、当該軸受寸法は、ステータ1410によってもはや制限されないからである、特にヨーク1412又はステータ巻線1411の設置スペースにもはや制限されないからである。これにより、ロータ1420が、慣性トルクに対する質量の比に合わせて最適に構成され得る。その結果、ロータケーシング41の上記の構造設計によるロータ1420の比較的高い慣性トルクの利用の下で、速度むらを防止することの非常に良好な手掛かりが得られる。
【0119】
以上により、圧縮機330、特にモータ332の明らかに改良された効率が得られる。したがって、圧縮空気供給設備1000の全効率も、大幅に改良されている。さらに、明らかに改良されたパワーウェイトレシオも、著しく減少した設置スペースで寄与する。定格電圧時に従来のブラシ付きモータの5倍に達する出力の増大が可能である。ブラシ付きモータとは違って、カーボンブラシが省略されているために、圧縮機330と乾燥器211との双方の、ブラシ摩耗による汚れの危険なしに、当該ブラシレスモータの寿命が明らかに長くなる。
【0120】
圧縮空気供給設備1000の内部の、又はこの圧縮空気供給設備1000の外部のメカトロニックモジュール内のその他の構成から導き出せる制御回路−特に、ブラシレスモータを電子式に整流するための及び/又は圧力制御動作中に回転数を調整するための及び/又はソフトスタート制御に移行させるための及び/又はオンボード電源電圧に適合させるための電子制御回路−によって、モータの制御をシナジティクに、すなわち多機能式に実費ベースで実行することが可能である。したがって、例えば、回転数の変化が、全充填過程にわたって100rpmまでプリセット式にモータ332によって上昇され得る。この場合、このような回転数は、オンボード電源の供給電圧に関係なく調整され得る。以上により、非常に良好な回転が、比較的低い回転数のときでも得られる。この場合、始動動作が、適切な制御装置によって良好に制御され得る。
【0121】
さらに、図2に示された実施の形態には、この実施の形態が、ピストンハウジング1101A又は乾燥器1103の多くのハウジング装置と互換性があるという利点がある。
【0122】
図3は圧縮空気供給設備1000の好適な実施の形態の第2の構成例を示す。この第2の構成例では、乾燥器ハウジング1103とピストンハウジング1101Aとの同じ構成を考慮して、同じ符号が、同じ部材若しくは記号又は同じ若しくは同様な機能を有する部材に対して使用されている。特に、当該符号に対しては、図2の説明を参照のこと。それ故に、以下では、特に、圧縮装置の上記の第1の構成例と比較した当該第2の構成例の相違点を説明する。
【0123】
さらに、図3は、モータ40及びコンプレッサハウジング30を有するクランク駆動装置1300及びモータ駆動装置1400を示す。同様に、第1端部11と第2端部12とを有する駆動軸10及びこの駆動軸10上に取り付けられた軸受51,52が示されている。軸受52は、この駆動軸10上に直接に取り付けられていて、軸受51は、クランクピン20のクランクフランジ21を介してこの駆動軸10上に取り付けられている。同様に、軸受装置のクランクピン軸受53が、このクランク1に取り付けられている。この場合、図3に示されているように、当該実施の形態の第2の構成例は、軸受51,52を駆動軸10の最端部に外付けすることを同様に意図し、駆動軸10と軸受51及びクランクピン軸受53を有するクランクピン20との間の移行部分のほぼ同じ構成を同様に意図している。
【0124】
しかしながら、今度は、ステータ1410のホルダが、モータ40の被動側の一部に付設されている一方で、ロータフランジ41の取付部分が、外方へ向くハウジング閉鎖部材32にほぼ隣接している。この場合、ステータ1410とロータ1420とが、モータ軸MAに対して直角方向にミラー対称に軸方向に配置されている。このとき、ロータフランジ41とクランクピンフランジ21とが、ステータ1410を介して離間されている。このロータフランジ41は、駆動軸10の太い部分13上の第2軸受52に直接に隣接している。この太い部分13は、この駆動軸10の細くされた部分12に直接に接続している。ロータケーシング42の開口側が、モータ40の被動側の方向に向いている一方で、ロータ1420のカンチレバー湾曲部材41.1は、ハウジング閉鎖部材32の湾曲部分にほぼ向いている。したがって、ハウジング蓋32に加えて、外界に対するモータ部材の改良されたシールドが得られる。このとき、上記の円筒状のカンチレバー保持部材32.2を有する、ステータ1410用のほぼV字形の支持部材1440が、−図2の第1の構成例とは違って−ハウジング蓋32に取り付けられているのではなくて、クランクハウジング1101Bの中間壁31に取り付けられている。このことには、場合によってはステータ1410の重量的に重すぎる荷重が、比較的安定なハウジング部材に固定されているという利点がある。最初に、第1軸受51が、ハウジングの外側折返部材31.1内へ嵌入され、その後にステータ1410を取り付けながら、カンチレバー保持部材32.2が取り付けられ、引き続きロータフランジ41を駆動軸10上に取り付けながら、永久磁石1421を有するロータケーシング42が取り付けられることによって、モータ40が、開かれるハウジング蓋32を通じて比較的簡単に組み立てられる。引き続き、第2軸受52が、ハウジング蓋32上に取り付けられる。クランクピン軸受53が、同様にクランクハウジング1101Bのハウジングカバープレート34を通じて取り付けられ得る。基本的に、当該配置又は同様な配置が、回転振動挙動に影響を及ぼし、特に捻じれ減衰に有益に作用し得る。熱に起因したひずみに、当該クランクピン軸受の位置変化を可能な限り小さくする必要があるため、特に固定軸受及び/又は浮動軸受が設けられている。確かに、支持軸受が基本的に可能である。しかしながら、−比較的長い軸を介した−図3の構成にしたがうトルクの伝達と、−比較的短い軸を介した−図2にしたがうトルクの伝達とが、基本的に有益であると実証された。短い軸の場合、1つの変形構成例では、好ましくは、ロータハウジングのフランジとクランク軸とが、1つの構造部材として構成され得る。
【0125】
図4は、図2及び3に基づいて既に説明したように、上記のクランクハウジング1101B及びモータハウジング1102を有する駆動装置ハウジング30と、駆動軸10及びクランクピン20を有するクランク駆動装置1300とを示す。軸受装置50は、クランクピン軸受53と第1軸受51に関しては図2及び図3と同様に構成されている。この場合、第2軸受52は、駆動軸10上のロータ1420のロータケーシング42内に配置されていて、さらにステータ1410内に、すなわち巻線1411用の電機子1412の継鉄内に組み込まれている。第2軸受52が、ステータ1410内に保持されているので、この場合には、外側折返部材32.1なしに簡素化されて構成され得るように、モータハウジング1102が、ハウジング蓋32によって閉鎖されている。
【0126】
図5は、本発明の別の変形構成例を示す。この場合、クランク駆動装置1300が、同様に上述したように駆動装置ハウジング30内に構成されている。モータ駆動装置1400を構成するためのモータ40の当該場合には、ステータ1410が、主に図2で説明されているように構成されている。この場合、ロータ1420が、図2で説明されているように構成されている。この場合、クランクピン20のクランクフランジ21が、第1軸受51と、ロータケーシング42を形成するための釣鐘型の支持部材41.1との双方を支持する。このロータケーシング42が、駆動軸10の第2端部12に面したこのロータケーシング42の端部に段差部材42.1−ここでは、環状部材−を有する。当該段差部材42.1は、第2軸受52に軸支されている。この第2軸受52は、同様にモータハウジング1102のハウジング蓋32の円筒状の外側折返部材32.1に固定されている。第1軸受51が、(図4の変形構成例による第2軸受と同様に)ステータ1410の設置スペース内に格納されている。したがって、さらに、ロータフランジ41を介して駆動軸10に保持されているロータ1420が、釣鐘型の支持部材41.1に対向する端部上で段差部材42.1によって第2軸受52に軸支されている。
【0127】
この場合、固定軸受ジャーナル14が、図5に示された図2の実施の形態の変形構成例の場合と同様に中空に形成されていて、その空胴内にケーブル管路を収容することができる。当該ケーブル管路は、オプションである。以上により、図5の変形構成例にしたがう駆動軸10が、比較的小さい捩れ荷重を伴って保持され得ることが分かる。上記の軸支は、ロータケーシング42を介して段差部材42.1−ここでは、環状部材−で行われるか又はクランクピン20を含めてロータフランジ41で行われる。他方では、当該変形構成例のこの場合において、(図2図4の実施の形態のような)釣合重り23が、クランクピン20で不要になるように、ロータケーシング42が、−例えば、段差部材42.1及び/又はカンチレバー41.1の形態によって−適切に成された重量配分を伴って構成され得る。換言すれば、実際には、釣合重りが、ロータケーシング42での適切な重量配分によって実現されている。例えば、段差部材42.1及び/又は特に好ましくはクランクピン20の近くに付設されているカンチレバー41.1が、例えば肉厚加工又は孔開け加工等の材料を変更する対策によってモータ軸MAの異なる側に異なる重量を有し得る。このとき、釣合重りが、不平衡発生源、すなわち特にピストンロッド1302の比較的近くに位置決めされているので、カンチレバー41.1でのこのような対策は、特にロータケーシング42の首振り運動の防止に役立つ。さらに、図3の実施の形態の第2の構成例に対する当該変形構成例は、モータ軸MAの方向に非常に短く構成された必要設置スペースを特徴とする。すなわち、一方では、第1軸受51が、ステータ1410内に組み込まれていて、且つロータジャーナル41又は釣鐘形支持部材41.1を含めてクランクピン20上に構成されている。他方では、第2軸受52が、同様にロータ1410、すなわちロータケーシング42の段差部材42.1に構成されている。したがって、図5の実施の形態の変形構成例は、駆動軸10の捩れ荷重を軽減しつつ現時点で最も短い構成を実現する。この点で、当該変形構成例は、必要設置スペースを削減するための原理にしたがう。これに対して、図2及び図3による第1の構成例及び第2の構成例の実施の形態は、むしろ、比較的安定な、すなわち可能な限り長い間隔によって実現される駆動軸10の軸支を意図している。その結果、荷重が必要設置スペースにかかる。図4の実施の形態の変形構成例が示すように、妥協策が、駆動軸に対する必要設置スペース及び安定要求及び捩れ要求を慎重に比較衡量しつつ、一方では図2及び図3の基本原理と他方では図5の基本原理との間で図られ得る。駆動軸10に対する捩れ荷重が小さい程、当該駆動軸10は、より軽くなり且つより小さい直径で構成される。すなわち、図2図5の実施の形態は、その直径が15mm未満である駆動軸によって十分に構成され得ることが分かっている。特に図5の実施の形態の変形構成例の場合は、その直径が、当該駆動軸10の捩れ荷重の軽減を考慮することでさらに十分に、例えば12mm未満の直径まで、特に10mm未満に減少され得る。
【0128】
図6は、図2の実施の形態の第1の構成例から派生した、クランク駆動装置1300と組み合わせられているモータ駆動装置1400の変形構成例を示す。モータ40の構成が、図6に概略的に示されているように、図2の第1の構成例にほとんどしたがって変更されている。しかしながら、この場合には、駆動軸10が、この駆動軸10の駆動側の第1端部11及び釣鐘形支持部材41.1並びにロータケーシング42と一緒に1つの部材として形成されている。この代わりに、当該駆動軸が、釣鐘形支持部材41.1と一緒に1つの部材として構成され、且つロータケーシング42が、複数の永久磁石に装着されてもよい。当該2つの場合には、(図6に詳しく示されなかった)これらの永久磁石が、ロータケーシング42の1つの部材から成る円筒状の部分に別々に装着されてもよい。当該1つの部材から成る円筒状の部分は、駆動軸10及び釣鐘形支持部材41.1と一緒に1つの部材として形成され得るか又は別々の部分として形成されて組み立てられ得る。さらに、当該図2の第1の構成例に対する図6の変形構成例は、駆動軸10の比較的持続する軸支を最適化する。さらに、この駆動軸10が、クランクピン20と一緒に1つの部材を形成して、このクランクピンに回転可能に固定されたカウンタ軸受部材70によって軸支されている。このため、当該カウンタ軸支部材70の軸受ジャーナル71が、クランクホルダ22内へ嵌入していて、さらに釣合重り73を有する。このとき、当該カウンタ軸受部材70は、カウンタ軸受54に軸支されている。このカウンタ軸受54は、クランクハウジング1101Bのハウジングカバープレート34の片面に保持されている、すなわち当該ハウジングカバープレート34の外側折返部材34.1内に保持されている。この場合にも、比較的短い設置スペースが得られる。当該設置スペース内では、第1軸受及び第2軸受51,52による駆動軸10の軸支部分が、モータハウジング1102とクランクハウジング1101Bの全設置スペース上に延在している。その結果、当該構成にもかかわらず、当該駆動軸が確実に軸支される。さらに、駆動装置ハウジング30が、実質的にクランクハウジング1101Bとモータハウジング1102とを有するただ1つのハウジング室として構成され得る。この場合、隔壁31が、当該両ハウジング部材間にもはや現実的に設けられていない。
【0129】
さらに、図6の変形構成例は、釣合重りをロータ又はロータケーシング42で実現可能であるという利点も提供する。当該利点は、カウンタ軸受部材70の小さくなっている釣合重り73から分かる。しかし、この場合には、特に、隔壁をさらに設けることなしに、モータ駆動装置40が、クランク駆動装置1300と一緒にただ1つのハウジング30内に組み込まれ得る。図6の変形構成例の場合、特に好ましくは、クランクピン20を有する駆動軸10とロータケーシング42との一体構造を、駆動装置を構成するために挙げることができる。
【0130】
上記の原理を引き続き継続して踏襲するため、図2の実施の形態の第1の構成例から派生した図7の変形構成例は、主にクランク駆動1300に関しては、上述したようにクランクホルダ22に結合している軸受部材70を維持しながら図6の変形構成例のように構成されている。当該図7の変形構成例の場合には、ハウジング蓋32内に保持されている第2軸受が省略されている。これにより、別々に取り外し可能なハウジング閉鎖部材を、ハウジング30に、特にモータの外側に設ける必要がない。むしろ、当該ハウジング30は、モータ駆動装置1400及びクランク駆動装置1300用の総合ハウジングとしての、モータハウジング1102及びクランクハウジング1101Bを統合する駆動ハウジングとして構成されていて、当該ハウジングを片側で開くだけで済む。この場合、当該開口は、ハウジングカバープレート34と外側折返部材34.1とによって実行される。上記のカウンタ軸受54が、軸受部材を軸支するために当該ハウジングカバープレート34の外側折返部材34.1内に保持されている。−この場合、駆動軸10の第1端部11のクランクホルダフランジ21又はロータフランジ41の一体的で且つ集合している部分に向かって縮小された−当該大幅に短く構成された駆動軸10が、クランクピン軸受53に直接に並設された第1軸受51内に保持されている。
【0131】
要約すると、図6図7の実施の形態は、第1軸受51を別のカウンタ軸受54と置換することを意図している。当該カウンタ軸受54は、ハウジング30のハウジングカバープレート34、すなわち上記のクランクハウジングカバー1101Bに保持されている。この場合、第2軸受52は踏襲されている。図7の変形構成例は、第2軸受52を別のカウンタ軸受54と置換することを意図している。この場合、第1軸受1は踏襲されている。したがって、上記のクランクハウジング1101B及びモータハウジング1102を、ハウジングカバープレート34を有するただ1つの駆動軸ハウジング30内に組み込んでいる、クランク駆動装置1300を有するモータ駆動装置1400の非常にコンパクトな構成が、図7に示された変形構成例によって得られる。
【0132】
図8によれば、この図8は、図6の実施の形態とほぼ同様な対策を意図している。それ故に、この実施の形態のさらなる説明に関しては、特に図6の説明を参照のこと。特に、この実施の形態は、第2軸受とクランクピン軸受53と別のカウンタ軸受54とを有する軸受装置50の構成に関する。この場合は、確かに、釣合重り73が、別の軸受54内のカウンタ軸受部材70に構成されている。この場合、このカウンタ軸受部材は、偏心して構成されている。このとき、第2軸受52が、確かにハウジング蓋32に当接して配置されている。この場合、このハウジング蓋32は、モータ軸に対して直角に短く形成されている。このハウジング蓋32は、ステータ1410用の変更されたステータホルダ1440に適合されるように変更されている。このとき、電機子巻線を有する当該ステータ1410のヨークを保持するため、このステータホルダ1440は、外側の半径の円周からモータ軸MAに対して直角に当該第2軸受の半径の円周まで半径延在部分に沿って延在し、それから当該モータ軸に沿って当該ステータ1410まで達する。この場合、当該ステータホルダは、第1脚部材32.3及び第2脚部材32.4を有する。この第2脚部材32.4は、図2に32.2で示されたカンチレバーの機能を実質的に請け負う。このとき、第1脚部32.3は、モータハウジング1102の円筒状の部分に固定されている。図8の変形構成例は、設置スペースの節減に関して図7の変形構成例と同様に良好な効果が得られる。何故なら、第2軸受52用の追加の必要スペースが、図6の変形構成例に比べて節減されるからである。すなわち、図8から分かるように、第2軸受52が、ステータホルダ1440を有するステータ1410の設置スペース内に有益に組み込まれているにもかかわらず、モータ40に対して当該設置スペースの可能な限り効果的な利用が与えられている。何故なら、ロータケーシング42が、ステータホルダ1440に対してモータ軸MAに沿って有益に延在し得るからである。当該組み込みは、同様にモータハウジング1102とクランクハウジング1101Bとから形成された共通のハウジング30内で良好に実現される。
【0133】
図9は、クランク駆動装置1300とモータ40を有するモータ駆動装置1400との実施の形態の実際の第3の構成例を示す。この場合、図9は、同じ部材若しくは同様な部材又は同じ機能の部材若しくは同様な機能の部材に対しては同じ符号が使用されている。図6図8の実施の形態と同様に、ここで示された実施の形態でも、駆動軸10が、クランクピン20及び釣鐘形支持部材41.1と一緒に1つの部材として構成されていて、場合によってはロータケーシング42も一緒に1つの部材として構成されている。図6図8で既に全く同様に説明したように、当該基本的な配置は、図2の第2の構成例に基づくロータとステータとの配置に相当する。当該第3の実施の形態の場合には、軸受装置50が、−第1軸受及び第2軸受又は別の軸受を除いて−クランクピン軸受53と針状ころ軸受55とから構成されている。この針状ころ軸受55は、低い構造のころ軸受である。当該ころ軸受は、比較的細く且つ非常に長い円筒ローラ55.1,55.2としての針の形状に似ている。駆動軸10に沿ったこの場合には2つのローラ本体55.1,55.2を有する針状ころ軸受55が、図9に記号だけを用いて示されていて、様々な構造に変更され得る。例えば、ニードルリングを形成するため、ローラ本体を有するローラ本体の保持器が、外側のハウジングなしに設けられ得る。内部リングを有する針状ころ軸受も設けられてもよい。したがって、容易に入手可能な回転軸だけで済む。また、内部リングを有しない針状ころ軸受も構成され得る。したがって、硬化された軸受面が、駆動軸10上で必要とされる。上記の全ての構造は、単列に、すなわち一列のロール本体で構成され得、多列にも−この場合には、2列のロール本体55.1,55.2で−構成され得る。
第1軸受及び第2軸受51,52又は上記のカウンタ軸受54のようなその他の軸受に必要な設置スペースがないことに起因して、図9の変形構成例も、モータ軸MAに沿う構成だけでなくて、針状ころ軸受55の低い高さのため、半径方向にも、設置スペースを非常に削減することも特徴とする。図9は、−基本的に、図2図8の上記の全ての実施の形態で使用可能である−ハウジング蓋32を通じて外側に向かって敷設されているケーブルハーネス80も示す。
【0134】
以上により、以下の利点が、上記の実施の形態から奏される。
・設置スペースの明らかな減少
・部品数の減少
・組み立ての簡略化
・クランク軸1304/クランクピン20が、ロータに組み込まれた構成要素になる
・独立した釣合重りが、例えば穴又は凹部としてロータに組み込むことによって省略される(図5図6及び図8
・モータハウジング内の2つのカバーのうちの1つのカバー、例えばクランクハウジングのカバー(図6のハウジングのカバープレート参照)が省略される
・モータの全体が、駆動装置ハウジング30によってクランクハウジング内に組み込み可能である
・釣合重りを有する独立したクランク軸が省略される
・圧着接続の省略によるモータ軸受(軸受51,52、カウンタ軸受54)の簡単な組み立て及び単純な構成
・直線状のモータ軸を有しない構成例の場合の磁気特性の改良(図6図8
・(例えば、図4の場合の)捩れ荷重を有しないモータ軸(駆動軸10)のただ1つの支持軸受
・単純で安価な軸受が、2つの玉軸受又はころ軸受の代わりにニードルスリーブによって可能である(図9
・例えば、穴によるロータケーシング1422の簡単なバランス修正
・装置全体の短い構造による重量の軽減
・良好な効率によるエネルギーの節減
・ブラシ摩耗がなくなることによるモータ/モータ軸受の寿命の向上
・外部ロータの増大した回転慣性モーメントによる速度むらの減少、これによって、高い電流振幅による揺動動作に対する脆弱性が軽減される
・特に外部ロータを使用することによる改良された平滑運転
・質量が軽減され、質量配分が最適化され、回転慣性モーメントが高く、同期運転(機械振動)が改善されている外部ロータ
・回転モータ部材のより大きい直径(エネルギー貯蔵)
・高い慣性トルクが、より小さい総重量に起因した同期変動を補償し、機械振動を減少させる
・ステータ1410の巻線が、通常の注型封入なしえすむ構成
・巻き付けられた電機子1412が、固定されていて、もはやバランス修正される必要がない
・ブラシの摩耗がない、したがって
・空気を乾燥させるための特にフィルタ及び粒状物質(吸着剤)がもはや汚れない
・より簡単で且つ汚れなしの良好な冷却及び曝気
・ロータハウジングが、同時に、巻線を冷却するための通風機として構成され得る
・寿命が長い
・騒音の理由から、ハイブリッド自動車又は電気自動車での使用が有益である、それに既に適した電磁両立性対策
・駆動軸をより硬く形成するため、その構造全体をより短くすることが可能である
【符号の説明】
【0135】
0.1 フィルタ
0 給気部
1 圧縮空気供給部
2 圧縮空気連結部材
3 排気連結部
3.1 排気ダンパ等
10 駆動軸
11 細くされたジャーナル、第1端部
12 第2端部、駆動軸の細くされた部分
13 駆動軸の太い部材
14 固定軸受ジャーナル
20 クランクピン
21 クランクピンのクランクフランジ
22 クランクホルダ
23 釣合重り
28 座金
29 ボルト
30 コンプレッサハウジング、駆動装置ハウジング
31 ハウジング壁、中間壁、隔壁
31.1,32.1 軸受座としての円筒状の外側折返部材
32 ハウジング外壁、モータハウジング壁、閉鎖蓋、ハウジング閉鎖部材
32.2 カンチレバー保持部材、カンチレバー
32.3 第1脚部材
32.4 第2脚部材
33 円筒状のハウジング部材
34 カバープレート、保護板
34.1 カバープレートの外側折返部材
40 モータ
41 ロータフランジ、ロータジャーナル
41.1 カンチレバー、カンチレバー部材(片持ち腕部分)、釣鐘形支持部材
42 ロータケーシング
42.1 段差部材
50 軸受装置
51,52,53,54 軸受
53 クランクピン軸受(連接棒軸受)
55 針状ころ軸受
55.1,55.2 円筒ローラ、ローラ本体
60 密封装置
61,62,63 密封部材
70 カウンタ軸受部材
71 軸受ジャーナル
73 釣合重り
80 ケーブルハーネス
100,100A,100B,100C,100D,100E,100F オンボード電源
102 モータハウジング部材
210 空気主管
211 空気乾燥器
212 絞り弁
220 排気管
230 供給管
240 空気圧制御管
250 配管
251,252,253,254,255 分岐管
300 制御線
301,302,303,304,305 2/2方向弁
301,401 信号線
310 排気弁の制御線
311,312,313,314 空気ばね
315 圧縮空気貯蔵器
320 弁装置
321 制御弁
322 排気弁
330 圧縮機
331 コンプレッサ
332 モータ
400 センサ線
401,402,403,404 センサ、信号線
405,406 電気式圧力センサ
410 車両制御装置
420 車両バス
500 給電線
510 リレー制御線
520 リレー
1000 圧縮空気供給設備
1001 空気圧式設備
1002 圧縮空気供給システム
1100 ハウジング装置
1101 ハウジング
1101A ピストンハウジング
1101B クランクハウジング
1102 モータハウジング
1103 乾燥器及び弁ハウジンング
1103A 乾燥器ハウジング
1103B 切換ハウジング
1300 クランク駆動装置
1301 ピストン
1302 ピストンロッド(連接棒)、コンロッド
1303 偏心軸受、軸受開口部
1304 偏心軸、クランク軸
1305 軸動シャフト
1400 クランク駆動装置のモータ駆動装置
1410 ステータ
1411 ステータ巻線
1412 ヨーク、絶縁星形回転子を有する電機子
1420 ロータ
1421 永久磁石
1422 ロータハウジング
1430 エアギャップ又は巻線絶縁部
1440 支持部材、ホルダ
1450 エアギャップ又は巻線絶縁部
1500 軸受装置
1501 A軸受、ころ軸受
1502 B軸受、ころ軸受
EA 偏心軸
MA モータ軸
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9