【課題を解決するための手段】
【0013】
上記の設備に関しては、当該課題は、冒頭で述べた種類の圧縮装置による発明によって解決される。当該設備の場合、請求項1の特徴部分に記載の特徴が、本発明にしたがって提唱されている。
【0014】
上記の圧縮装置は、車両の圧縮空気供給設備を稼働させるために構成されていて、
・電力電子機器を有する制御回路を備える、電子式に整流されブラシレス直流モータとして構成されているモータ(BL−DCモータ)と、
・空気圧式コンプレッサとを有する圧縮機を装備している。本発明によれば、当該モータが、外部ロータモータとして構成されている。
【0015】
上記の方法に関しては、当該課題は、請求項24に記載の方法による本発明によって解決される。本発明によれば、車両の圧縮空気供給設備が、圧縮装置によって稼働されることが提唱されている。当該圧縮装置の場合、モータが、外部ロータモータとして構成されている。
【0016】
上記の方法の特に好適なその他の構成の範囲内では、ロータの回転エネルギーのエネルギー貯蔵量のための質量が保持されることが提唱され得る。
【0017】
本発明の技術思想は、請求項21に記載の圧縮空気供給設備、請求項18に記載の圧縮空気供給システム、請求項22に記載の車両、及び請求項23に記載の車両に関するものである。
【0018】
上記の圧縮装置を有する圧縮空気供給設備は、好ましくは空気圧設備、特に車両の空気ばね設備を稼動させるために構成されていて、且つ
・圧縮空気供給部、当該空気圧設備のための圧縮空気連結部材、及び周囲に向かう排気連結部を備え、
・空気乾燥器、特に弁装置のロック解除可能な逆止弁を有する空気主管を当該圧縮空気供給部と当該圧縮空気連結部材との間に備え、
・特に弁装置の制御弁に接続している排気弁を有する排気管を当該圧縮空気連結部材と当該排気連結部との間に備え、この場合
・当該圧縮装置によって生成可能な圧縮空気が、当該圧縮空気供給部に流入可能である。
【0019】
好ましくは、空気圧設備が、空気ばね設備として構成されている。当該空気圧設備は、1つの配管を備え、且つこの配管に空気圧式に接続されている少なくとも1つの分岐管を備え、当該分岐管は、1つのベローズ及び/又は1つの蓄勢装置並びにこのベローズ及び/又はこの蓄勢装置の前方に付設された1つの方向弁を有する。
【0020】
上記の空気圧設備と圧縮空気供給設備とを有する圧縮空気供給システムが、好ましくは圧縮空気を流通させる空気圧設備、特に車両、特に乗用車の特に空気ばね設備を稼動させるために構成されている。この場合、空気主管が、圧縮機の空気圧供給部材と圧縮空気連結部材とを当該空気圧設備に空気圧式に接続させる。
【0021】
上記の車両、特に乗用車は、圧縮空気を流通させる空気圧設備を稼動させるために当該空気圧設備、特に空気ばね設備及び圧縮空気供給設備を有する。
【0022】
基本的に、本発明にしたがって構成された圧縮装置を有する本発明の技術思想は、車両分野、特に乗用車及び/又は商用車の分野におけるその他の用途に対しても実行され得る、つまり空気ばね設備としての空気圧設備に限定されていない。すなわち、−圧縮空気流を発生させるための及び/又は圧縮空気を提供するための圧縮空気供給設備を有するか又は有しない−当該圧縮装置が、好ましくはその他の自動車用空気圧設備に対しても使用され得る。さらに、基本的には、車両の分野におけるあらゆる種類の圧縮の用途に適している。例え、動的な又は静的な稼働要求仕様であっても、さらに、特に、本発明の技術思想にしたがう、例えば、特に車両内の空調器の一部としての空調器用コンプレッサ用の、又は特にパワーステアリングの一部若しくはポンプの一部としての電気力学式のコンプレッサの用途用の、特にABS/EBSの油圧ポンプ若しくは真空ポンプ等用の圧縮装置での使用に適している。
【0023】
本発明は、圧縮装置が、圧縮空気供給設備を稼動させるために、空気圧式のコンプレッサとしての、駆動装置を介してモータによって稼動可能な空気圧縮機としての圧縮機を備えるという技術思想に基づいている。
【0024】
さらに、本発明は、−この場合、ブラシレス直流モータ(BL−DCモータ)と記されている−電子式に整流されるブラシレスモータが、圧縮装置をコンパクトに構成するのに有益に適し、それにもかかわらず、当該モータを外部ロータモータとして本発明にしたがって使用することによって、持続して且つ広い適応性で駆動可能に構成され得るという技術思想に基づく。当該技術思想でさえもが、現時点で全体として比較的安価に提供可能なブラシ付きモータによる技術思想を考慮に入れている。本発明では、当該モータが、外部ロータモータとして構成されていることによって、このように電子式に整流されるブラシレスモータが、さらに改良されて構成され得ることが分かっている。これにより、自動車の分野における動的な要求でさえも、当該外部ロータモータの増大した慣性トルク利用することによってBLDCモータを用いて実現可能になるという本発明の本質が提供されている。
【0025】
さらに、モータ、すなわち圧縮装置及び圧縮空気供給装置の設置スペースの著しい減少が、外部ロータモータとしてのモータの構造設計によって有益に達成され得る。本発明は、第1の観点では、外部ロータモータが、本発明の技術思想の範囲内で著しい利点を特に圧縮装置の構造設計に対して奏することが分かっている。
【0026】
本発明の好適なその他の構成は、従属請求項に記載されていて、上述した技術思想を上記の課題の範囲内で且つその他の利点に関して実現するという好適な可能性を詳しく記載している。
【0027】
上記のコンプレッサは、単一シリンダ式のコンプレッサとして構成され得る。しかしながら、当該コンプレッサは、特に1つより多いシリンダを有し、特に2段又は多段式の圧縮機を構成するために2重シリンダコンプレッサ又は多重シリンダコンプレッサとして構成され得る。特に、コンプレッサの2重シリンダ配置又は多重シリンダ配置では、2段式又は多段式の段差ピストンが2段式又は多段式の圧縮機を構成するために配置され得る。特に、コンプレッサの2重シリンダ配置又は多重シリンダ配置を成す段差ピストンが、設置スペースを節減し、効率的であり且つ広い適応性で構成可能であることが実証された。
【0028】
特に、上記の第1の観点に関しては、当該圧縮装置の製造及び整備時の全体における経費上の利点が得られる。当該経費上の利点は、特に、構造部品の数量の減少、簡単な組み立て又は組み込まれた構成若しくは個別部材の省略の可能性のような利点のうちの1つ又は複数の利点に起因する。したがって、例えば、技術思想に対応するその他の構成の場合に、釣合重り、ハウジング閉鎖部材、別々のクランク軸、プレス結合部材が、本質としての本発明の当該技術思想によって実現可能であるか又は高い信頼性で可能であることが実証された。このことは、本発明のその他の構成のようなその他の方法では不可能であるか又は有益に不可能である。特に、例えば上記のモータは、統合された駆動装置ハウジングとしての組み合わせられたクランクハウジング及び/又はモータハウジング内に有益に格納される。
【0029】
これにもかかわらず、外部ロータモータの磁気特性が、当該モータの出力性能を改良するように有益に利用され得ることが実証された。さらに、当該モータの機械荷重が、改良された支持によってブラシなしに達成され得る。その結果、当該モータの寿命が長くなる。
【0030】
外部ロータモータでは、回転慣性モーメントの増大に起因して、速度むらが、基本的に減少しているために、当該モータの改良された駆動が達成可能である。その結果、高い電流振幅による揺動動作に対する脆弱性を軽減することが既に考慮されている。当該高い電流振幅に関係なく、ロータが、外部ロータモータの外部ロータとして良好に整備され得、均衡を保持され得且つ軸支され得る。
【0031】
特に好適なその他の構成の範囲内では、上記のモータが、当該ブラシレスモータを電子式に整流するように構成されている電子制御回路に制御接続されていることが提唱されている。電力電子機器が、入力部として直流電圧源を有し、出力部として交流電圧源を有するように、特に、当該モータが、電子式の整流器に接続されていて、少なくとも1つの電子式リレー及び/又は1つの直流電圧変換器が、当該電力電子機器内に設けられている。
【0032】
より良好に「平滑な」電流波形を生成するため、−外部ロータ、特にロータハウジング等が、本発明の技術思想に追従するように−特に制御回路の範囲内で実行され得る制御が、特に好適なその他の構成の範囲内でロータのエネルギー貯蔵機能に関与し及び/又は当該エネルギー貯蔵機能を利用する。当該外部ロータのエネルギー貯蔵機能は、特に内部ロータに比べてより大きい半径と、当該外部ロータの外径に沿った質量増加部材を設ける可能性の範囲内とに起因して得られる。これにより、大きい負荷が、当該モータに強く負荷されているときに、オンボード電源に向かうバックラッシュが、有益に防止され得る。特に、内部ロータに比べて増大された当該外部ロータの、遠心力を使用する当該制御によって、車両のオンボード電源の負荷の最大値が、より良好に減衰及び/又は減少及び/又は時間遅延され得る。これにより、特に、複数の電力消費機器が同時に使用されるときに、複数の最大振幅の重畳が、より良好に回避され得る。当該車両のオンボード電源の負荷が軽減され得る。
【0033】
特に好ましくは、上記の電子制御回路が、特に好適な第1のその他の構成において第1制御モジュールをさらに有することが提唱されている。この第1制御モジュールは、ロータの回転エネルギーのエネルギー貯蔵量のための質量を保持するように、特にロータの回転角速度を監視及び/又は制御若しくは調整するように構成されている。したがって、例えば、回転運動の始動中の第1回転移動量(例えば、回転運動の始動(特に、加速度段階)中の、総回転移動量の3/4)に相当する外部ロータの回転エネルギーの貯蔵をアシストすること、及び/又は回転運動の稼働中の第2回転移動量(例えば、回転運動の稼働(特に、圧縮段階)中の、総回転移動量の1/4)に相当する外部ロータのロータエネルギーの放出をアシストすることが有益に可能である。当該特に好適なその他の構成の範囲内で、特に角速速度の監視が、モータの揺動動作をまず確認するために有益であり、前提条件が提供される場合は、揺動動作を防止するか又は可能な限り速く除去するために有益であることが確認されている。
【0034】
特に好ましくは、上記の第1のその他の構成の範囲内で、適切な回転数帯域が、当該第1制御モジュールによって揺動限界より明らかに上で実現され得る。それにもかかわらず、当該第1のその他の構成に対する好適な前提条件が、BLDCモータの可能な限り改良された所定の動作点に存在する。この動作点は、特に回転数制御によって達成され得る。好ましくは、上記の電子制御回路が、第2制御モジュールをさらに有することが提唱されている。この第2制御モジュールは、ロータの回転数を監視するように、特にロータの回転数を制御又は調整するように構成されている。特に、当該モータが、回転数制御装置に接続されている。この回転数制御装置は、当該モータの駆動電圧を制御可能に調整するように、特に一定に保持するか又は上昇するように構成されている。
【0035】
特に好適な第2のその他の構成は、動作点の確保に回転数の監視が役立つことを確認した。好ましくは、故障診断(例えばモータ電流の測定及び回転数の測定から得られるような様々なパラメータの比較又は妥当性チェックによる、例えばモータの故障の特定)の可能性が、当該第2のその他の構成から得られる。
【0036】
上記の外部ロータの回転角速度及び/又は回転数の制御技術的に規定された範囲にわたって、車両への圧縮装置の騒音の最適化された調整が実行され得る。したがって、例えば、圧縮装置の「低騒音運転」が、上記の電子制御回路の範囲内で実行され得る。例えば、圧縮装置の「低騒音運転」が、モータの揺動動作より上の低い回転数によって実行され得る。例えば、「低騒音運転」に対する角速度を一定に保持することが有益であると実証された。しかし、この場合、これに加えて又はこの代わりに、電流リプルが、より高いものの、速度むらが、より減少され得る。当該より小さい速度むらは、車両に向かう補正不可能な振動伝達に対抗する付加要素としても利用可能になり得る。当該圧縮装置の「騒音防止制御」が、特に当該その他の構成の範囲内で当該電子制御回路の範囲内のモータによって開始され得るか、又はこれに加えて若しくはこの代わりに、車両の中央制御装置と一緒に又は当該中央制御装置によって開始され得る。特に、当該その他の構成及び別の構成は、例えば市内交通又は駐車場における、例えば電気自動車又はハイブリッド自動車の場合に有益であると実証された。当該その他の構成及び別の構成は、モータ及び/又は一方では圧縮機と他方では車両の圧縮装置との双方の有益な1次軸受及び2次軸受によってもアシストされ得る。
【0037】
特に、回転数の監視の範囲内では、オンボード電源の電圧レベルに対する圧縮機、特にまずモータの回転数の依存性を大幅に排除すること、少なくとも低下させることが、有益であると実証された。当該モータの回転数が、例えば、内部弁、ピストンの速度及び軸受を考慮して、並びにモータに固有の特性曲線及びパラメータ(回転数、トルクの経時変化等)を考慮して、機器全体の最適な機能範囲に有益に適合され得る。特に、例えば非常に高いピストン速度のときに、当該回転数が、回転数制御装置を用いて制限されることによって、圧縮機の摩耗の低下を達成することが有益であると実証された。
【0038】
さらに、モータ制御及び/又は監視が、BLDCモータに対してリアルタイムに実行され得る。
【0039】
例えば、非通電のコイルによってモータ回転数を読み取ること、及びこのモータ回転数をモニタ値として利用すること、及び/又はこのモータ回転数を回転数制御用の実際値として使用することが有益であると実証された。好ましくは、例えばモータのブロッキングのような機械誤差が検出され得る。
【0040】
例えば、電流脈動の評価を実行すること(例えば、回転数を分析するためのピークトゥピーク評価及び/又は電力消費を測定するための平均値形成)が有益であるとさらに実証された。
【0041】
特に、その時のクランク軸の位置を算出できる制御モジュールを設けることが有益であると実証された。したがって、好ましくは、当該起動方法及び稼働方法が、特に、例えばクランク軸位置の上死点に基づいてこのクランク軸位置を測定することによって影響を及ぼされ得る。モータの上死点が、到達されているか若しくは超えられているまで、当該上死点、元の通常運転になるまで、当該制御モジュールが、例えば、高いものの、特定のトルク(電流)を維持できる。このため、好ましくは、シャントが使用され得る。
【0042】
第2の観点に関しては、圧力制御駆動中の外部ロータモータとしてのモータの制御が、シナジェティクス的に且つ存在する周辺システムのシナジェティクス的な利用の下で可能であることが分かっている。第3のその他の構成では、ブラシレスモータを電子式に整流するための制御装置が、圧力制御駆動を提供するためにシナジェティクス的に利用され得ることが分かっている。特に好適なその他の構成では、圧力制御駆動中に駆動するように構成されている外部ロータモータが、顕著な利点を、特に圧縮装置の電気及び/又は電子設計に内包させることが分かった。特に、圧力制御駆動は、圧縮機が圧力負荷を測定するために許可され、及び/又は、コンプレッサ内の圧力上昇が具体的に監視され且つ制御されることを意味する。特に、例えば緊急を要しない過程時に、圧力負荷を電子制御回路によって低下させることが有益であると実証された。このため、例えば、エネルギーが不足していて、空気を必要とするときに、蓄勢装置又はベローズが、低下した負荷回転数によって緩やかに充填され得る。他方で、必要であるならば、特に緊急を要する過程時に、圧力負荷が、制御されて増大する。このため、例えばブースト動作のような、例えば、回転数を大きくすることによってコンプレッサを速く膨張させるための可能性が利用され得る。
【0043】
好適な第4のその他の構成では、モータの始動電流及び/又は稼働電流を制限(CSS)するため、特にモータの駆動電圧を制御可能に調整するため、特に一定に保持するか若しくは低下させるため、ソフトスタート制御及び/又は稼働制御を実行するように構成されている第4制御モジュールが設けられ得る。完全な1つの電機子巻線が、例えば接続されている3つのコイルから成る3つの巻線を有し得る。好ましくは、当該完全な電機子巻線の少なくとも1つの巻線が、1つの電気及び/又は電子制御回路に接続されている。その結果、圧力制御動作及び/又はソフトスタート及び/又はモータ用のオンボード電源電圧の適合が、電圧制御によって実行され得る。例えば、モータの回転数の緩やかな上昇のような、例えば、始動時及び稼働時の電流制限及び/又は「ソフトスタート」機能のときの電流最大値の低減が実行され得る。これにより、自発的に上昇するバックトルクによる回転軸周りのモータ及び/又は圧縮機の軸の急激な負荷の変動が防止され得る。
【0044】
特に、最も小さい電力消費に割り当てられた電流エッジが低下されることによって、(例えば、モータの下死点に近い)最も小さい電力消費時の稼働が、オンボード電源の負荷を軽減するために利用されることも提唱され得る。このため、急峻な遮断が、当該電流最小値で利用され得る。つまり、上記の第4制御モジュールが、1つの基準値を各回転時に取得できる。
【0045】
好ましくは、これに加えて又はこの代わりに、特に、遮断トルクにおけるモータの電子制動が提唱されている。当該電子制動は、モータ軸周りの揺動動作を減少させるためにも利用され得る。当該揺動動作の減少は、特に、外部ロータのより大きい質量に起因して効果的に実行され得る。
【0046】
実際には、上記の電機子巻線は、電子式リレー及び/又は直流電圧変換器を介して外部の制御回路及び/又はオンボード電源に接続されている。
【0047】
好ましくは、上記のモータは、電子制御回路に負荷接続及び/又は制御接続されている。このため、制御電流及び/又は負荷電流が、制御装置に通電される。好ましくは、当該制御回路は、圧縮装置のハウジングの外側に配置されていて、少なくとも1つの電子式リレー及び/又は1つの直流電圧変換器を有し、当該制御回路は、第1制御モジュール及び/又は第2制御モジュール及び/又は第3制御モジュールを有する。
【0048】
特に好適なその他の構成の範囲内では、モータが、当該ブラシレスモータを電子式に整流するように構成されている電子制御回路に制御接続されていることが提唱されている。この場合、当該電子制御回路は、当該モータを圧力制御駆動で駆動させるようにさらに構成されている。
【0049】
上記の制御回路が、内部の制御回路として圧縮装置の圧縮機のハウジング内に格納されていることが特に有益であると実証された。一方では、電力電子機器及び/又は当該制御回路用の設置スペースが、当該圧縮機のハウジング内に提供され得る、すなわち特に当該圧縮機の必要設置スペースを著しく増大させることなしに提供され得ることが分かっている。他方では、当該種類のBLDCモータの場合に、捩れなしの全く短い複数のケーブル管路が、例えばEMC放射を可能な限り低く保持するために有益であることが分かっている。それにもかかわらず、設置スペースが、外部に提供される場合も、外部の制御回路が、すなわち圧縮機の外側に、特にモータの外側に、すなわち圧縮機及び/又はモータの外側に、特に組み合わされた圧縮機とモータハウジングの外側に設けられてもよい。例えば、制御回路が、電子制御ユニットの一部としても若しくはその近くに又は車両のその他の中央制御装置内に有益に設けられ得る。これにより、シナジー効果が利用され得る。
【0050】
特に好適なその他の構成では、上記の制御回路が、電子式の整流器に接続されている。好ましくは、この制御回路は、回転数制御装置の圧力制御入力部及び/又は回転数制御器への接続部をさらに有する。このため、特に、この制御回路は、モータの駆動電圧を制御可能に調整するように構成されている。
【0051】
特に、上記の制御回路は、当該モータの駆動電圧を一定に保持又は上昇させるように構成されている。それにもかかわらず、特に外部の制御回路をソフトスタート制御の範囲内でさらに構成することが有益であると実証された。特に、当該制御回路は、モータの起動電流を制限するようにこのソフトスタート制御を実行するために構成されている制御モジュールを有する。当該制御可能に調整可能な駆動電圧の範囲内では、この駆動電圧を一定に保持するか又は低下させることが有益であるとさらに実証され得る。
【0052】
好ましくは、駆動電圧を調整するため、上記の電気制御回路は、特に交流電圧源として駆動電圧をオンボード電源に適合するように構成されている、−特に、上記の代わりに又はオプション的に上記の代わりに又は組み合わせ可能に又は同時に−複数の電圧範囲のうちの少なくとも1つの電圧範囲内で、特に
・8V〜50Vの電圧、
・10V〜15V、特に12Vの電圧、
・14V〜37Vの電圧、
・42V〜49V、特に48Vの電圧、
・200V〜650Vの電圧から成る一群の範囲から選択された直流電圧内で適合するように構成されている。当該その他の構成は、車両が、例えば先進的な48Vオンボード電源を有し得るものの、従来の12Vオンボード電源電圧を有する第2オンボード電源をさらに有し得ることを考慮している。この場合、第1オンボード電源電圧及び/又は第2オンボード電源電圧が、バッテリによって供給されるのか否か、及び/又は、当該電圧が、コンバータによって生成されるのか否かは、最初は特定されていない。特に、車両に対するハイブリッド運転の範囲内では、第1オンボード電源及び第2オンボード電源が、同時に稼動されてもよく、特に少なくとも3つまでのオンボード電源が設けられ得る。このとき、コンプレッサが、上記のその他の構成にしたがって、例えば、同時に全ての3つのオンボード電源によって稼動されてもよく、しかしながら上記の複数のオンボード電源のうちの1つのオンボード電源だけによって稼動されてもよい。
【0053】
上記の電気及び/又は電子制御回路は、特に1つの制御モジュール、特に少なくとも1つの電子リレー及び/又は1つの直流電圧変換器を有し得る。特に好適なその他の構成の範囲内では、1つの電気及び/又は電子制御回路が、
・圧縮機のモータを制御するための、第1出力振幅を有する一定の供給直流電圧を提供する直流電圧出力部と、当該供給直流電圧を生成するための直流電圧変換器とを備えることが有益であると実証された。このため、特に、当該直流電圧変換器は、ステップダウンコンバータ及び/又はブーストコンバータを有する。
【0054】
上記の圧縮装置の電気及び/又は電子制御回路は、好ましくは
・第1直流電圧源に接続するための第1直流電圧入力部及び/又は第2直流電圧源に接続するための第2直流電圧入力部、
・第1出力振幅にほぼ相当する及び/又は第1出力振幅より小さい第1可変入力電圧を供給する第1直流電圧源、並びに
・第1出力振幅より大きい第2入力電圧を供給する第2直流電圧源を有する。
【0055】
上記の圧縮装置の構造設計に関連して、当該モータの構成が、外部ロータモータとして設置スペースの利点及び回転安定性の利点を実現するための特に好適な本質を提供する。
【0056】
特に、上記のコンプレッサは、モータとクランク駆動装置とによって構成されたモータ駆動装置によって駆動可能であることが分かっている。この場合、このモータ駆動装置は、クランク駆動装置とモータとを包囲している統合された駆動装置ハウジング内に格納されている。特に、当該統合された駆動装置ハウジングは、モータハウジングとクランクハウジングとを結合し、ピストンハウジングに接続する。
【0057】
特に、上記のモータは、ステータ、ロータ及びこのロータに接続された駆動軸を有する。この場合、当該ステータが、エアギャップによって分離されて当該ロータ内に保持され、当該ロータによって回転可能に包囲されている。この場合、当該ロータは、ロータハウジングと一緒に構成されている。特に、
・当該ロータが、複数の永久磁石を支持すること、及び
・当該ステータが、特に電気及び/又は電子制御回路に接続されている電機子巻線を有する電機子、特に継鉄(成層鉄心)を支持することが提唱されている。
【0058】
好ましくは、上記のコンプレッサは、クランク軸によって駆動可能である少なくとも1つのピストンロッド及び/又は少なくとも1つのピストンを有する。この場合、クランク軸が、駆動軸に接続されている。
【0059】
基本的に、上記の永久磁石は、鉄材料を母材とするフェライトとして特に簡単に且つ安価に形成され得る。重量の利点をさらに有し得るその他の材料も、ステータの有益な磁気設計のために適している。特に、上記の永久磁石が、例えば、アルミニウム・ニッケル・コバルト化合物又はサマリウム・コバルト・鉄化合物のようなコバルト化合物を含む鉄材料を母材として形成されていることが、有益であると実証された。特に、当該永久磁石は、ビスマス化合物、特にビスマス・マンガン・鉄化合物(ビスマノール)を含む鉄材料を母材として形成されてもよい。特に好適なその他の構成の範囲内では、当該永久磁石が、例えば、ネオジム化合物、特にネオジム・鉄・ホウ素化合物のような希土類化合物を含む鉄材料を母材として形成されていることが、有益であると実証された。
【0060】
特に好適なその他の構成の範囲内では、モータ軸に対して偏心して形成された、クランク軸を形成するクランクピンが、モータの被動側で駆動軸に接続している。当該構成は、非常にコンパクトに実現され得、さらに好適な構造上のその他の構成に対する本質が提供される。
【0061】
特に、上記のクランクピンは、一体的に又は圧入若しくは同様な摩擦係合及び/若しくは嵌合によって駆動軸に固着され得る。好ましくは、これに加えて又はこの代わりに、ロータハウジングが、一体的に又は圧入若しくは同様な摩擦係合及び/若しくは嵌合によって接続部材に固着され得る。当該その他の構成の第1の構成例では、ロータハウジングが、駆動軸に固着され得る。別の又は組み合わせ可能な第2の構成例では、ロータハウジングが、クランクピンに固着され得る。特に、一体的に又は圧入若しくは同様な摩擦係合及び/若しくは嵌合によって構成されたクランク駆動装置部材が、当該駆動軸、1つのクランクピン及び少なくとも1つの接続部材によって構成され得る。
【0062】
このようなクランク駆動装置部材は、特に有益に、特に安定に且つ同期時及び/又はノイズ発生時に利点を伴って軸支され得ることが分かっている。それにもかかわらず、軸支用の設置スペースが、比較的広い適応性で、特に十分に且つコンパクトに構成され得る。
【0063】
上記のその他の構成の特に好適な構成例では、1つのクランクピン軸受及び少なくとも1つの軸受とから構成された軸受装置によって、特に1つのころ軸受としての特に1つのクランクピン軸受並びに1つの第1軸受及び1つの第2軸受から構成された軸受装置によって、クランク駆動装置部材が軸支され得る。特に、当該軸受装置は、1つのクランクピン軸受、1つの第1軸受(A軸受)及び1つの第2軸受(B軸受)を有する。特に、1つの第1軸受(A軸受)及び/又は1つの第2軸受(B軸受)が、少なくとも1つのころ軸受又は1つの針状ころ軸受によって、特に少なくとも1つの軸受ブッシュによって構成されている。
【0064】
上記のその他の構成の特に好適な第2の構成例では、クランク駆動装置部材が、カウンタ軸受部材と協働して、1つのクランクピン軸受、1つの軸受及び1つのカウンタ軸受から構成された1つの軸受装置によって、特に1つのクランクピン軸受及び正確に1つの第1軸受又は1つの第2軸受並びに当該カウンタ軸受から構成された1つの軸受装置によって軸支され得る。すなわち、特に、当該軸受装置は、特に1つのころ軸受としての1つのクランクピン軸受及び1つの第1軸受(A軸受)又は1つの第2軸受(B軸受)並びに1つのカウンタ軸受を有する。
【0065】
換言すれば、好適な第1の変形構成例では、上記の軸受装置は、1つのクランクピン軸受、正確に1つの軸受、すなわち当該第1軸受及び1つのカウンタ軸受を有し得る。好適な第2の変形構成例では、上記の軸受装置は、1つのクランクピン軸受、正確に1つの軸受、すなわち当該第2軸受及び1つのカウンタ軸受を有し得る。
【0066】
特に、釣合重りが、ロータハウジングによって実現され得る、つまり、例えば平衡穴又は材料の除去等によって、又は、例えば材料の片側の追加の被覆によって実現され得る。
【0067】
特に、これに加えて又はこの代わりに、釣合重りを有するクランク駆動装置部材又はカウンタ軸受部材が、モータの被動側に且つモータ軸に対して偏心して構成され得る。特に、当該その他の構成の第1の構成例では、当該釣合重りは、クランク駆動装置部材のクランクピン軸受と第1軸受(A軸受)との間に、特にクランクピンの一部として一体的に形成され得る。
【0068】
特に、上記のその他の構成の第2の構成例では、当該釣合重りは、クランク駆動装置部材のクランクピン軸受と、カウンタ軸受部材にあるカウンタ軸受との間に、特にカウンタ軸受部材の一部として一体的に形成され得る。
【0069】
特に、上記の駆動軸は、クランクピン軸受に直接に隣接して配置されている第1軸受に、特に第1軸受だけに軸支され得る。
【0070】
特に、上記のロータ(
図5)及び/又は駆動軸(
図2,3,4)は、この駆動軸を介してクランクピン軸受から離間して配置されている第2軸受(B)に、特にこの第2軸受だけに軸支され得る。
【0071】
上記の第1軸受及び/又は第2軸受は、特に比較的安定な軸支を実現するためにロータハウジングの外側に配置されている。上記の第1軸受及び/又は第2軸受は、特に比較的設置スペースを節約する軸支のためにロータハウジングの内側に配置されてもよい。
【0072】
好ましくは、上記のコンプレッサは、クランク軸を介して駆動可能であるピストンロッドを有する。この場合、このクランク軸は、駆動軸に接続されている。この場合、この駆動軸は、被動側に、その軸に対して偏心して形成されて、このクランク軸を形成する延在部材を有する。特に、当該延在部材は、一体的に固着されている。
【0073】
特に、上記の駆動軸が、20mm未満、特に15mm未満の直径を有することが有益であると実証された。特に好適な実施の形態では、12mm又はそれ以下の範囲内にある直径を有する駆動軸を構成することが実現可能であると実証された。これは、全体として、当該直径は、圧縮装置とこの圧縮装置に接続している圧縮空気供給設備の一部とをコンパクトに構成するために役立つ。
【0074】
上記の圧縮装置の構造設計は、クランク軸に対するピストンロッドの軸支と協働する駆動軸及び/又はロータの軸支に対する好適な基本構造として使用される。
【0075】
その他の構成例に関係なく図示可能な第1の構成例では、駆動軸が、モータ、特にモータのハウジング内に格納されている第1軸受(A軸受)に軸支されていることが有益であると実証された。特に、当該駆動軸は、この第1軸受だけに軸支されている。この第1軸受は、静的な過渡の正確性を回避し、適切なころ軸受及び/又は針状ころ軸受の範囲内で実現され得る。特に、カウンタウエイト軸受を設けること、及び/又は、釣合重りを、駆動軸及び/又はクランク軸のような回転部材に設けることがさらに提唱され得る。
【0076】
その他の構成例に関係なく実現可能な特に好適なその他の構成の第2の構成例では、ロータ及び/又は駆動軸が、第2軸受(B軸受)内に軸支されていることが有益であると実証された。特に、ロータ及び/又は駆動軸を第2軸受内に軸支できることが有益と実証された。当該第2軸受は、同様に静的な過渡の正確性を回避し、特に回転部材のカウンタ軸受及び/又は釣合重りを使用して、例えばころ軸受及び/又は針状ころ軸受によって有益に実現され得る。
【0077】
上記の第1の構成例及び第2の構成例の場合、クランク軸とピストンロッドとの間のクランクピン軸受に、ピストンロッドがさらに軸支されていることが有益であると実証された。
【0078】
これに加えて又はこの代わりに、ロータを駆動軸に支承する可能性が、特に外部ロータモータとしてのモータの構成の範囲内で有益であると実証された。1つの実施の形態では、特に有益には、ロータが、ロータハウジングに支承され得、これに加えて又はこの代わりに駆動軸に、例えばころ軸受に支承され得ることが提唱されている。これは、圧縮装置の回転部分の位置確実性を高める。
【0079】
上記の第1軸受と上記の第2軸受との双方が、モータ内に有益に設けられ得る、すなわち、特にモータのハウジング内、例えばモータのハウジング閉鎖部材内又はこの代わりにコンプレッサ内、特に圧縮機のハウジング内、好ましくはコンプレッサの圧縮機のハウジング蓋内に設けられ得る。第1軸受及び/又は第2軸受を、ハウジング蓋内に配置すること、例えば、モータのハウジング閉鎖部材のハウジング蓋又はコンプレッサのクランクハウジングのハウジング閉鎖部材のハウジング蓋内に配置することが特に有益であると実証された。
【0080】
好適なその他の構成の範囲内では、上記の第1軸受(A軸受)は、モータの被動側の軸受としてクランクピン軸受に直接に並んで配置され得る。つまり、クランクピン軸受は、クランク軸とピストンロッドとの間の軸受を意味する。これに加えて又はこの代わりに、第2軸受(B軸受)が、ハウジング閉鎖部材に直接に並んで配置され得る。このため、特に、当該第2軸受は、モータの被動側の軸受に対向する軸受として構成され得る。
【0081】
それにもかかわらず、上記の第1軸受(A軸受)が、モータの被動側の軸受として、クランクピン軸受に直接に並んで配置されていて、ハウジング閉鎖部材に直接に並んで配置されていることも有益であると実証された。つまり、当該最後に言及された変形構成例は、
図6の好適な実施の形態に記載されている。最初に言及された変形構成例は、
図7の実施の形態に記載されている。
【0082】
したがって、−
図6の実施の形態の範囲内で有益に実現されているように−一般には、上記の第2軸受は、モータハウジング閉鎖部材に並んで、特にモータの被動側の軸受に対向する軸受として当該モータの被動側に向かって有益に配置され得る。
【0083】
特に
図7に示された実施の形態は、一般には、上記の第2軸受は、コンプレッサのハウジング閉鎖部材に並んで、特にモータの被動側の軸受に対向する軸受として当該モータの被動側に配置されているという好適なその他の構成にしたがう。
【0084】
したがって、−
図7の実施の形態と同様に−一般には、上記のクランクピン軸受は、第1軸受と第2軸受との間に直接に配置され得る。これに加えて又はこの代わりに、上記のクランクピン軸受は、例えば
図6で説明したように、第1軸受に並んで、第2軸受に直接に並んで配置されてもよい。このため、例えば、当該クランクピン軸受及び当該第2軸受が、駆動軸及び/又はロータを介して離間して配置され得る。
【0085】
ころ軸受が、上記の第1軸受及び/又は第2軸受を構成するための軸受の特に好適な形態として実証された。特に、当該第1軸受及び/又は第2軸受が、駆動軸及び/又はロータのただ1つの軸受でなければならない場合には、当該軸受を軸受ブッシュとして構成することが有益であると実証された。
【0086】
特に好適なその他の構成では、上記の駆動軸は、モータ内の特に針状ころ軸受としての軸受ブッシュに軸支されていることが提唱されている。特に、この軸受ブッシュだけが設けられ得る。この場合、クランク軸とピストンロッドとの間の1つのクランクピン軸受に、1つのピストンロッドがさらに軸支されている。
【0087】
特に好適なその他の構成の範囲内では、上記のクランクピン軸受及び/又は第1軸受及び/又は第2軸受が、釣合重りを有することが有益と実証された。1つの釣合重りが、好ましくはモータの被動側で、クランクピン軸受と駆動軸の第1軸受との間に、この駆動軸に対して偏心して形成されている。これに加えて又はこの代わりに、1つの釣合重りが、モータの被動側で、クランクピン軸受と駆動軸及び/又はクランク軸の第2軸受との間に、この駆動軸に対して偏心して形成されてもよい。
【0088】
好ましくは、上記の第1軸受(A軸受)は、モータの被動側の軸受として駆動装置ハウジングの中間壁に固定されている。
【0089】
これに加えて又はこの代わりに、上記の第2軸受(B軸受)は、モータの被動側の軸受に対向する軸受として、モータに付設された駆動装置ハウジングのハウジング外壁に、特にこのハウジング外壁、特にハウジング蓋の外側折返し部材に、特に当該モータのハウジング閉鎖部材に並んで固定され得る。
【0090】
これに加えて又はこの代わりに、上記のカウンタ軸受は、モータの被動側の軸受として、クランク駆動装置に付設された駆動装置ハウジングのもう1つのハウジング外壁に、特にこのハウジング外壁、特にハウジングのカバープレートの外側折返部材に、特にコンプレッサのハウジング閉鎖部材に並んで固定され得る。
【0091】
特に好適なもう1つのその他の構成の範囲内では、上記のステータ及び/又はロータが、ほぼV字状の横断面を成すドーム状のカンチレバー部材を有するカンチレバービームによって保持されていることが有益であると実証された。基本的には、当該カンチレバー部材は、駆動軸に対して直角に延在している。当該ステータを保持するため、当該カンチレバービームは、好ましくは、一方では、モータのハウジング閉鎖部材に接続していて、他方では、当該駆動軸の軸線に対して直角に延在するカンチレバーによって当該ステータに接続している。
【0092】
第1の変形構成例では、ステータ用の第1のカンチレバー部材が、駆動装置ハウジングに当接している。
【0093】
これに加えて又はこの代わりに、第2の変形構成例では、ロータ用の第2のカンチレバー部材が、駆動軸及び/又はクランクピンに当接している。
【0094】
例えば、上記の2つの場合には、特に当該第1カンチレバー部材及び/又は第2カンチレバー部材が、一体的に又は圧入若しくは同様な摩擦係合及び/若しくは嵌合によって保持され得る。
【0095】
カンチレバー部材をロータに形成するためには、好ましくは、このカンチレバー部材が、片側で当該ロータに接続していて、他方では駆動軸の軸線に対して直角に延在するカンチレバーとして当該駆動軸に接続している。当該ロータ又はステータに接続している複数のカンチレバーが、特にステータを介して離間して、ハウジング閉鎖部材側で又は駆動装置側で有益に対向している。
【0096】
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。当該図面は、実際の寸法に忠実に示しているとは限らない。むしろ、当該図面は、説明の目的のために概略的に及び/又は若干誇張して示されている。当該図面から直接に認識可能な事項の説明は、背景技術に記載されている。この場合、本発明に共通の技術思想から離れることなしに、様々な改良及び変更が、1つの実施の形態の形状及び細部に関して実行され得ることに留意する必要がある。本明細書、図面及び特許請求の範囲に開示されている本発明の複数の特徴は、個別にも任意に組み合わせても、本発明のその他の構成にとって重要であり得る。さらに、本明細書、図面及び/又は特許請求の範囲に開示された複数の特徴のうちの少なくとも2つの特徴から成る全ての組み合わせが、本発明の範囲内に属する。本発明に共通の技術思想は、以下に示され且つ説明されている実施の形態の正確な形状又は細部に限定されず、又は当該特許請求の範囲に記載された対象に比べて限定される対象に限定されない。記載されている寸法範囲の場合、言及された限界内に存在する値も、限界値として開示され且つ任意に使用可能であり且つ権利を主張できるものである。便宜上、以下では、同じ符号が、同じ部材若しくは同様な部材又は同じ機能若しくは同様な機能を有する部材に対して使用されている。本発明のその他の利点、特徴及び詳細は、以下の図面に基づく好適な実施の形態に記載されている。