特許第6355786号(P6355786)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ ソンジェ ハイ−テク カンパニー,リミテッドの特許一覧

<>
  • 特許6355786-自我発電型イオンエア銃 図000002
  • 特許6355786-自我発電型イオンエア銃 図000003
  • 特許6355786-自我発電型イオンエア銃 図000004
  • 特許6355786-自我発電型イオンエア銃 図000005
  • 特許6355786-自我発電型イオンエア銃 図000006
  • 特許6355786-自我発電型イオンエア銃 図000007
  • 特許6355786-自我発電型イオンエア銃 図000008
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6355786
(24)【登録日】2018年6月22日
(45)【発行日】2018年7月11日
(54)【発明の名称】自我発電型イオンエア銃
(51)【国際特許分類】
   H05F 3/04 20060101AFI20180702BHJP
   H01T 23/00 20060101ALI20180702BHJP
   H01T 19/02 20060101ALI20180702BHJP
【FI】
   H05F3/04 J
   H01T23/00
   H01T19/02
【請求項の数】7
【全頁数】11
(21)【出願番号】特願2017-57282(P2017-57282)
(22)【出願日】2017年3月23日
【審査請求日】2017年3月23日
(73)【特許権者】
【識別番号】516104700
【氏名又は名称】ソンジェ ハイ−テク カンパニー,リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110000338
【氏名又は名称】特許業務法人HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
(72)【発明者】
【氏名】ドンフン,イ
(72)【発明者】
【氏名】ジェヒョン,イ
(72)【発明者】
【氏名】ミンホ,イ
【審査官】 段 吉享
(56)【参考文献】
【文献】 実開平06−044098(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H05F 3/04
H01T 19/02
H01T 23/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
長方向の先端に噴射ホールが形成され、長方向の末端に挿入ホールが形成され、上記挿入ホールの外周面にガイドレールが設置されるケイス;
上記ガイドレールにスライディング装着になるモーターレールホールが外周面に設置されるモーターカバーと、上記モーターカバーの内部に装着され上記噴射ホールに対向する対向面にドライブシャフトが配置される発電モーターと、上記ドライブシャフトに結合されるインペラとを含む発電機;
上記インペラで圧縮空気を供給し回転させる供給組立体と、上記インペラの回転によって送風される圧縮空気が流入されて上記噴射ホールから吐出される吐出組立体を含む空気伝達体;及び
上記噴射ホールに設置されて上記発電モーターに発生する電流を利用して上記吐出組立体から移送された圧縮空気をイオン化するイオン化機;を含むことを特徴とする自我発電型イオンエア銃。
【請求項2】
上記供給組立体はコンプレッサーから移送された圧縮空気が流入される第一供給チューブと、上記第一供給チューブから移送された圧縮空気の圧力を調整するレギュレーターと、上記レギュレーターから移送された圧縮空気を上記インペラの外周面両側に別々に伝達する一対の第二供給チューブとをさらに含み、
上記吐出組立体は上記インペラの回転によって送風される圧縮空気が流入される上記イオン化機で吐出される一対の吐出チューブと、上記イオン化機と上記第一供給チューブを互いに連通するバイパスチューブとをさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の自我発電型イオンエア銃。
【請求項3】
上記モーターカバーには上記噴射ホールに対向する対向面に上記ドライブシャフトとインペラが収納される収納ホールが形成され、
上記発電機は上記収納ホールを覆うカバーをさらに含み、
上記カバーは上記一対の第二供給チューブから移送された圧縮空気がそれぞれ順番に流通する一対の第一供給流路及び一対の第二供給流路と、上記一対の第二供給流路から移送された圧縮空気を上記インペラの外周面両側にそれぞれ伝達する一対の第三供給流路と、上記インペラの回転によって送風される圧縮空気が流入される一対の第一吐出流路と、上記一対の第一吐出流路から移送された圧縮空気が流入されて上記一対の吐出チューブで吐出される一対の第二吐出流路とが形成されたことを特徴とする、請求項2に記載の自我発電型イオンエア銃。
【請求項4】
上記カバー
上記第一供給流路の断面面積が上記第二供給流路の断面面積と第三供給流路の断面面積より広く形成され、上記第二供給流路の断面面積が上記第三供給流路の断面面積より広く形成され、
上記第二吐出流路の断面面積が上記第一吐出流路の断面面積より広く形成されることを特徴とする、請求項3に記載の自我発電型イオンエア銃。
【請求項5】
上記カバー
上記第一供給流路、第二供給流路及び第三供給流路が全部オリフィス構造で形成されることを特徴とする、請求項4に記載の自我発電型イオンエア銃。
【請求項6】
上記モーターカバーには上記収納ホールの外周面に一対の凹部が互いに一定の間隔を持って形成され、
上記カバーは上記一対の凹部にそれぞれ嵌る一対の供給具をさらに含み、
上記供給具の内部に上記第二供給流路の一部と上記第三供給流路とがそれぞれ形成され、上記第三供給流路は上記インペラの中心に対向する方向に形成されることを特徴とする、請求項3乃至請求項5の中のいずれか一項に記載の自我発電型イオンエア銃。
【請求項7】
請求項2に記載の自我発電型イオンエア銃に設置されるカバーであって、
上記カバーは上記モーターカバーの上記噴射ホールに対向する対向面に上記ドライブシャフトとインペラが収納される収納ホールを覆い、上記一対の第二供給チューブから移送された圧縮空気がそれぞれ順番に流通される一対の第一供給流路及び一対の第二供給流路と、上記一対の第二供給流路から移送された圧縮空気を上記インペラの外周面両側に別々に伝達する一対の第三供給流路と、上記インペラの回転によって送風された圧縮空気が流入される一対の第一吐出流路と、上記一対の第一吐出流路から移送された圧縮空気が流入されて上記一対の吐出チューブで吐出される一対の第二吐出流路とが形成されたことを特徴とするカバー
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、圧縮した空気だけを動力手段として活用する自我発電型イオンエア銃(Self generation type Ion air gun)に関するものです。
【背景技術】
【0002】
一般的に、不良率低減のだめに静電気の管理が必要とする事業領域、つまりLCD,PDPなどの製造工程、プラスチック表面の塗装、印刷工程、包装工程及び電気製品の組み立て工程などでイオンエア銃が幅広く使われている。イオンエア銃は通常の圧縮した空気を利用するエア銃にイオナイザーを付着して構成した物の、対象ものに発生する静電気の中和及び静電気を含むほこり等の排除を目的にした、上記の二つの作業が同時に成し遂げられた、その活用度が広範囲な装備である。
【0003】
図1は従来のイオンエア銃を示す概略図である。
【0004】
図1に示したとおり、韓国登録特許第0807151号のパワーリースイオンエア銃100は圧縮した空気を噴射して静電気を排除する通常のイオンエア銃100において、上記イオンエア銃100は圧縮した空気の通路上に用意された発電ユニット;上記発電ユニットから発電された電気を昇圧して、圧縮した空気の通路上に具備し、内部に上記流入された圧縮空気によって冷却される昇圧コイル320を含んだ制御ユニット300;及び上記制御ユニット300からの高圧電流を利用して圧縮空気をイオン化する導出ユニットを含む。未説明された符号100は手柄、210は流入通路、220はエアバルブ、230はジェネレーター、240はインペラ、上記発電ユニットは発電モーターを意味する。
【0005】
しかし従来の技術の上記発電ユニットを交換する時、次のような複雑な工程を行われなければならない。
【0006】
1)上記エア銃の上板と下板を分離。
【0007】
2)上記エア銃の内部に装着されてる発電ユニットを脱去。
【0008】
3)上記エア銃の内部に別の発電ユニットを装着。
【0009】
4)上記エア銃の上板と下板を結合。
【0010】
これによって、従来の技術は上記発電ユニットの交換工程がすごく複雑で、上記発電ユニット交換工程に所要時間が沢山所要するのが問題点であった。
【0011】
したがって上述した問題点を解決するために多様なイオン銃の開発が必要な実情である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0012】
【特許文献1】韓国登録特許第0807151号(2008.02.19)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
本発明は、上記の問題点を解決するために案出したもので、本発明の目的は発電機の交替工程を単純化できる自我発電型イオンエア銃を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0014】
本発明による自我発電型イオンエア銃は長方向の先端に噴射ホールが形成され、長方向の末端に挿入ホールが形成され、上記挿入ホールの外周面にガイドレールが設置されるケイス;上記ガイドレールにスライディング装着になるモーターレールホールが外周面に設置されるモーターカバーと、上記モーターカバーの内部に装着されて上記噴射ホールに対向する対向面にドライブシャフトが配置される発電モーターと、上記ドライブシャフトに結合されるインペラを含む発電機;上記インペラで圧縮空気を供給し回転させる供給組立体と、上記インペラの回転によって送風された圧縮空気が流入されて上記噴射ホールから吐出される吐出組立体を含む空気伝達体;及び上記噴射ホールに設置されて上記発電モーターに発生する電流を利用して上記吐出組立体から移送された圧縮空気をイオン化するイオン化機;を含むのを特徴とする。
【0015】
また、上記供給組立体はコンプレッサーから移送された圧縮空気が流入される第一供給チューブと、上記第一供給チューブから移送された圧縮空気の圧力を調整するレギュレーターと、上記レギュレーターから移送された圧縮した空気を上記インペラの外周面両側に別々に伝達する一対の第二供給チューブをさらに含み、上記吐出組立体は上記インペラの回転によって送風される圧縮空気が流入される上記イオン化機で吐出される一対の吐出チューブと、上記イオン化機と上記第一供給チューブを互いに連通するバイパスチューブをさらに含むことを特徴とする。
【0016】
また、上記モーターカバーには上記噴射ホールに対向する対向面に上記ドライブシャフトとインペラが収納される収納ホールが形成され、上記発電機は上記収納ホールを覆うカバーをさらに含み、上記カバーは上記一対の第二供給チューブから移送された圧縮空気がそれぞれ順番に流通になる一対の第一供給流路及び一対の第二供給流路と、上記一対の第二供給流路から移送された圧縮空気を上記インペラの外周面両側にそれぞれ伝達する一対の第三供給流路と、上記インペラの回転によって送風される圧縮空気が流入される一対の第一吐出流路と、上記一対の第一吐出流路から移送された圧縮空気が流入され手上記一対の吐出チューブで吐出される一対の第二吐出流路が形成されるのを特徴とする。
【0017】
また、上記カバーは上記第一供給流路の断面面積が上記第二供給流路の断面面積と第三供給流路の断面面積より広く形成され、上記第二供給流路の断面面積が上記第三供給流路の断面面積より広く形成され、上記第二吐出流路の断面面積が上記第一吐出流路の断面面積より広く形成されるのを特徴とする。
【0018】
また、上記カバーは上記第一供給流路、第二供給流路及び第三供給流路が全部オリフィス構造で形成されるのを特徴とする。
【0019】
また、上記モーターカバーには上記収納ホールの外周面に一対の凹部が互いに一定の間隔を持って形成され、上記カバーは上記一対の凹部にそれぞれ嵌る一対の供給具をさらに含み、上記供給具の内部に上記第二供給流路の一部と上記第三供給流路がそれぞれ形成され、上記第三供給流路は上記インペラの中心に対向する方向に形成されたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0020】
これによって、本発明による自我発電型イオンエア銃は発電機がケイスにスライディングタイプで着脱可能に装着され、発電機の交換工程を単純化できる長所がある。
【図面の簡単な説明】
【0021】
図1】従来のイオンエア銃を示す概略図である。
図2】本発明による自我発電型イオンエア銃を示す分解斜視図である。
図3】本発明による自我発電型イオンエア銃を示す断面図である。
図4】本発明による自我発電型イオンエア銃を示す別の斜視図である。
図5】本発明による発電機を示す分解斜視図である。
図6】本発明による発電機を示す断面図である。
図7】本発明による発電機を示す流動を表す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、本発明の技術的思想を添附した図面を使ってもっと具体的に説明する。添附した図面は本発明の技術的な思想をもっと具体的に説明するために図示した一の例に過ぎないだけで、本発明の技術的な思想が添附した図面の形態に限られたことではない。
【0023】
図2は本発明による自我発電型イオンエア銃を示す分解斜視図、図3は本発明に夜自我発電型イオンエア銃を示す断面図、図4は本発明による自我発電型イオンエア銃を示す別の斜視図である。
【0024】
図2乃至図4に図示されたように、本発明による自我発電型イオンエア銃1000はケイス100、発電機200、空気伝達体300及びイオン化機400を含む。
【0025】
上記ケイス100は本発明の基本本体で、長方向一段及び他段に各噴射ホール101及び挿入ホールが形成され、上記挿入ホール102の外部周辺にスライディングの為のガイドレール110が設置される。
【0026】
図2乃至図4を参照すると、上記ガイドレール110は上記挿入ホール102の下段に設置できるし、‘T’文字構造で出来ますが、本発明はこれに限定されない。
【0027】
上記発電機200は圧縮空気の流動によって発電するもので、モーターカバー210、発電モーター220、インペラ230を含む。
【0028】
上記モーター210は上記ガイドレール110にスライディング装着されるモーターレールホール211が外周面に設置される。この時、上記モーターレールホールは上記ガイドレール110に対応する構造になる。つまり、上記発電機200はモーターカバー210のモーターレールホール211を通じて上記ケイス100のガイドレール110にスライディングタイプで着脱可能に結合される。
【0029】
上記モーター220は上記モーターカバー210の内部に装着され、上記噴射ホール101に対向する対向面にドライブシャフトが配置され、上記ドライブシャフトが回転されると電流が生成される。
【0030】
上記インペラ230は上記ドライブシャフトに結合されて圧縮空気の流動によって回され上記ドライブシャフトを連動回転させる。
【0031】
上記供給組立体310は上記インペラ230に圧縮空気を供給して回転させる。この時、圧縮空気はコンプレッサー(未図示)から供給された可能性がある。
【0032】
上記空気伝達体300は上記インペラ230の回転によって送風される圧縮空気が流入され上記噴射ホール101から吐き出される。
【0033】
上記イオン化機400は上記噴射ホール101に設置されて上記発電モーター220から発生した電流を利用して上記吐出組立体320から移送された圧縮空気をイオン化させる。
【0034】
この時、上記イオン化機400の内部には上記発電モーター220から発生した電流を利用してコロナ放電を遂行して圧縮空気をイオン化するイオナイザーか放電針を設置することが出来る。
【0035】
これによって、本発明による自我発電型イオンエア銃は発電機200がケイス100にスライディングタイプで着脱可能に装着され、発電機200の交換工程を単純化できる長所がある。
【0036】
一方、上記供給組立体310はさらに第一供給チューブ311、レギュレーター312、一対の第二供給チューブを含めることが出来る。
【0037】
上記第一供給チューブ311はコンプレッサーから移送された圧縮空気が流入される。この時、上記第一供給チューブ311とコンプレッサーの間の流路には上記の間の流路を閉鎖してスイッチ315を押すと上記の間の流路を開放する押バルブ314が設置されることが出来る。
【0038】
上記レギュレーター312は上記第一供給チューブ311で移送された圧縮空気の圧力を調整する。
【0039】
上記一対の第二供給チューブ313は上記レギュレーター312から移送された圧縮空気を上記インペラ230の外周面両側に別々に伝達する。
【0040】
上記吐出組立体320はさらに一対の吐出チューブ321、バイパスチューブ322を含めることが出来る。
【0041】
上記一対の吐出チューブ321は上記インペラ230の回転によって送風される圧縮空気が流入されて上記イオン化機400で吐出される。
【0042】
上記バイパスチューブ322は上記イオン化機400と上記第一供給チューブ311を互いに通じるし、上記イオン化機400に吐出される圧縮空気中の一部をバイパスして上記イオン化機400の内部圧力を低くする役割をする。また、図4を参照すると、上記バイパスチューブ322と第一供給チューブ311の間にはさらに接続チューブ317が設置されられる。
【0043】
図5は本発明による発電機を示す分解斜視図、図6は本発明による発電機を示す断面図、図7は本発明による発電機を示す流動を表す断面図である。
【0044】
図5乃至図7に図示したように、さらに上記モーターカバー210には上記噴射ホール101に対向する対向面に上記ドライブシャフトとインペラ230が収納される収納ホール212が形成され、上記発電機200には上記収納ホール212を覆うカバー240が含まれる。
【0045】
上記カバー240は上記一対の第二供給チューブ313から移送された圧縮空気がそれぞれ順番に流通される一対の第一供給流路241及び一対の第二供給流路242と、上記一対の第二供給流路242から移送された圧縮空気を上記インペラ230の外周面両側に別々に伝達する一対の第三供給流路243と、上記収納ホール212から上記インペラ230の回転によって送風される圧縮空気が流入される一対の第一吐出流路245と、上記一対の第一吐出流路245から移送された圧縮空気が流入され一対の吐出チューブ321で吐出される一対の第二吐出流路246とを形成することができる。
【0046】
これによって、上記一対の第二供給チューブ313から移送された圧縮空気は上記一対の第一供給流路241、一対の第二供給流路242を順番に通過した後、一対の第三供給流路243を通過し上記インペラ230の外周面両側にそれぞれ伝達しながら上記インペラ230の回転力をさらにアップする。
【0047】
また、上記カバー240は上記第一供給流路241の断面面積が上記第二供給流路242の断面面積と第三供給流路243の断面面積より広く形成され、上記第二供給流路242断面面積が上記第三供給流路243の断面面積より広く形成されることが出来る。
【0048】
これによって、上記一対の第二供給チューブ313から移送された圧縮空気は上記一対の第一供給流路241、一対の第二供給流路242、一対の第三供給流路243を順番に通過しながら圧縮空気の圧力と流速が高くなりながら上記インペラ230の回転力をもう少し高めるようになる。
【0049】
また、上記カバー240は上記第二吐出流路246の断面面積が上記第一吐出流路245の断面面積より広く形成されることが出来る。
【0050】
これによって、上記収納ホール212から上記インペラ230の回転によって送風される圧縮空気は上記一対の第一吐出流路245と一対の第二吐出流路246を順番に通過しながら圧縮空気と流速が再び低くなりながら上記一対の吐出チューブ321から吐出された後、上記イオン化機400からもう少し長くとどまりながらイオン化する時間がもう少し増加される。
【0051】
一方、上記カバー240は上記第一供給流路241、第二供給流路242及び第三供給流路243が全部オリヒィス構造で、上記一対の第一供給流露241、一対の第二供給流路242、一対の第三供給流路243を順番の通過しながら圧縮空気の圧力と流速をもう少し高くすることが出来る。
【0052】
また、上記モーターカバー210には上記収納ホール212の外周面に一対の凹部213が互いに一定の間隔で形成されることが出来る。
【0053】
また、上記カバー240は上記一対の凹部213に嵌る一対の供給具241-1をさらに含み、上記供給具240−1の内部に上記第二供給流路242の一部と上記第三供給流路243がそれぞれ形成され、上記第三供給流路243は上記インペラの230中心に対向する方向で形成されることが出来る。
【0054】
つまり、上記カバー240はインペラの外周面を全部覆う構造ではなく、上記一対の供給具240−1が上記インペラの外周面一部だけを覆う構造になって、上記インペラの送風によって発生圧縮空気の流通に影響を与えるのを最大限防止することが出来る。
【0055】
一方、未説明された符号について、250は上記ドライブシャフトの外周面に気密のために結合される第一オーリング250、260は上記収納ホール212と凹部213の枠に結合される第二オーリング260、330は上記空気伝達体300とカバー240の間に設置されたチューブ集合体330である。
【0056】
本発明は上記した実施例に限られてない、その適用範囲の多様さは無論で、請求範囲から請求する本発明の要旨を脱去がなく多様な変形実施が可能なのはもちろんである。
【符号の説明】
【0057】
1000 本発明による自我発電型イオンエア
100 ケイス
101 噴射ホール
102 挿入ホール
110 ガイドレール
200 発電機
210 モーターカバー
211 モーターレールホール
212 収納ホール
213 凹部
220 発電モーター
230 インペラ
240 カバー
240−1 供給具
241 第一供給流路
242 第二供給流路
243 第三供給流路
245 第一吐出流路
246 第二吐出流路
250 第一オーリング
260 第二オーリング
300 空気伝達体
310 供給組立体
311 第一供給チューブ
312 レギュレーター
313 第二供給チューブ
314 押バルブ
415 スイッチ
320 吐出組立体
321 吐出チューブ
322 バイパスチューブ
330 チューブ集合体
400 イオン化機
【要約】
【課題】発電機の交換工程を単純化できる自我発電型イオンエア銃を提供すること。
【解決手段】本発明の自我発電型イオンエア銃は、長方向の先端に噴射ホールが形成され、長方向の末端に挿入ホールが形成され、上記挿入ホールの外周面にガイドレールが設置されるケイス;上記ガイドレールにスライディング装着になるモーターレールホールが外周面に設置されるモーターカバーと、上記モーターカバーの内部に装着され上記噴射ホールに対向する対向面ドライブシャフトが配置される発電モーターと、上記ドライブシャフトに結合されるインペラを含む発電機;上記インペラで圧縮空気を供給し回転させる供給組立体と、上記インペラの回転によって送風される圧縮空気が流入されて上記噴射ホールから吐出される吐出組立体を含む空気伝達体;及び上記噴射ホールに設置されて上記発電モーターに発生する電流を利用して上記吐出組立体から移送された圧縮空気をイオン化するイオン化機;を含むのを技術要旨とする。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7