(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記マーカ情報を受信することは、ゲームステータスまたは電子的に読取り可能な文書中のロケーションのうちの少なくとも1つを受信することをさらに備える、請求項1の方法。
電子コンテンツへのアクセスを管理するように構成された少なくとも1つのハードウェアプロセッサであって、サーバシステムの前記少なくとも1つのハードウェアプロセッサは、
第1の通信デバイスに対応する第1のデバイスケイパビリティ情報と、第2の通信デバイスに対応する第2のデバイスケイパビリティ情報とを記憶することと、前記第1のおよび第2のデバイスケイパビリティ情報は、それぞれ、前記第1のおよび第2のデバイス上のハードウェアまたはソフトウェア構成要素と、各それぞれのハードウェアまたはソフトウェア構成要素のバージョンと、ディスプレイの画面サイズ、各関連するメモリのサイズ、スピーカのオーディオシンセサイザケイパビリティ、または各関連するプロセッサの速度のうちの1つまたは複数を含む各それぞれのハードウェアまたはソフトウェア構成要素のパフォーマンスパラメータを示す1つまたは複数の構成要素特性と、に関連し、
ワイヤレス通信プロトコルを介して、前記第1の通信デバイスによって開始されるマーカ要求を受信することと、ここで、前記マーカ要求は、マーカ情報とデータキー情報とを備え、前記マーカ情報は、前記第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態を表し、前記コンテンツは、前記第1の通信デバイス上に、前記ワイヤレス通信プロトコルを介してコンテンツサーバから前にダウンロードされ、前記データキー情報は、前記コンテンツに対応するコンテンツ識別子と、ユーザ識別子と、前記コンテンツへのアクセスを許可するための情報とを備える、
前記マーカ要求を保存することと、
要求コンテンツ識別子およびリクエスタ識別子と、それぞれ、前記コンテンツ識別子および前記ユーザ識別子との間の一致を判断することと、ここで、前記要求コンテンツ識別子および前記リクエスタ識別子は、前記第2の通信デバイスによって送信されるコンテンツ再開要求に対応する、
前記一致が判断された場合、前記コンテンツサーバへのまたは前記第2の通信デバイスへの前記マーカ情報の送信を開始することと、ここで、前記マーカ情報は、前記ワイヤレス通信プロトコルを介して、前記コンテンツサーバから前記第2の通信デバイス上にダウンロードされた前記コンテンツへのアクセスを、前記コンテンツの保存状態で、開始するように動作する、
少なくとも前記第2のデバイスケイパビリティ情報に基づいて、前記第2の通信デバイス上での提示のために前記コンテンツを再フォーマッティングすることと、
前記コンテンツ再開要求に応答して、前記マーカ情報中に示された前記保存状態から始める前記第2の通信デバイス上での提示のために、前記再フォーマッティングされたコンテンツの一部分を送信することと、
を行うように構成された、少なくとも1つのハードウェアプロセッサ。
前記サーバシステムは、前記コンテンツサーバにまたは前記第2の通信デバイスにコンテンツフォーマッティング情報を送信するようにさらに構成され、前記コンテンツフォーマッティング情報は、前記第2の通信デバイス上での前記コンテンツの提示に影響を及ぼす前記第2のデバイスケイパビリティ情報の少なくとも一部分に基づく、請求項6のサーバシステム。
【発明の概要】
【0006】
電子コンテンツへのアクセスまたは電子コンテンツの使用を管理するシステム、装置、および方法について説明する。説明する態様では、ユーザは、ユーザが後でコンテンツを再開することを望むロケーションをマーキングし、そのマーカをサーバに記憶することが可能であり、デバイス間で切替えを行い、マーキングされたロケーションにおいてそのコンテンツへのアクセスを再開する能力がユーザに与えられる。
【0007】
一態様では、電子コンテンツへのアクセスを管理する方法が、第1の通信デバイスによって開始されるマーカ要求をサーバシステムにおいて受信することを備える。マーカ要求はマーカ情報とデータキー情報とを備え、マーカ情報は、第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態を表し、データキー情報は、コンテンツに対応するコンテンツ識別子と、ユーザ識別子とを備える。方法は、サーバシステムにおいてマーカ要求を保存することと、要求コンテンツ識別子およびリクエスタ識別子と、それぞれ、上記コンテンツ識別子およびユーザ識別子との間の一致を判断することとをさらに含む。要求コンテンツ識別子およびリクエスタ識別子は、第2の通信デバイスによって送信されるコンテンツ再開要求に対応する。さらに、方法は、一致が判断された場合、サーバシステムからコンテンツサーバへのまたは第2の通信デバイスへのマーカ情報の送信を開始することを含み、マーカ情報は、第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態で、第2の通信デバイス上でコンテンツへのアクセスを開始するように動作可能である。
【0008】
別の態様では、電子コンテンツへのアクセスを管理するためのコンピュータプログラム製品が、命令を備えるコンピュータ可読媒体を備える。コンピュータ可読媒体は、第1の通信デバイスによって開始されるマーカ要求を受信することをコンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令を含む。マーカ要求はマーカ情報とデータキー情報とを備え、マーカ情報は、第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態を表し、データキー情報は、コンテンツに対応するコンテンツ識別子と、ユーザ識別子とを備える。コンピュータ可読媒体は、マーカ要求を保存することをコンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令と、要求コンテンツ識別子およびリクエスタ識別子と、それぞれ、上記コンテンツ識別子およびユーザ識別子との間の一致を判断することをコンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令とをさらに含む。要求コンテンツ識別子およびリクエスタ識別子は、第2の通信デバイスによって送信されるコンテンツ再開要求に対応する。さらに、コンピュータ可読媒体は、一致が判断された場合、コンテンツサーバへのまたは第2の通信デバイスへのマーカ情報の送信を開始することをコンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令をさらに含み、マーカ情報は、第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態で、第2の通信デバイス上でコンテンツへのアクセスを開始するように動作可能である。
【0009】
さらなる態様では、電子コンテンツへのアクセスを管理するように構成された少なくとも1つのプロセッサが、第1の通信デバイスによって開始されるマーカ要求を受信するための第1のモジュールを備え、マーカ要求はマーカ情報とデータキー情報とを備える。マーカ情報は、第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態を表し、データキー情報は、コンテンツに対応するコンテンツ識別子と、ユーザ識別子とを備える。少なくとも1つのプロセッサは、マーカ要求を保存するための第2のモジュールと、要求コンテンツ識別子およびリクエスタ識別子と、それぞれ、上記コンテンツ識別子およびユーザ識別子との間の一致を判断するための第3のモジュールとをさらに含む。要求コンテンツ識別子およびリクエスタ識別子は、第2の通信デバイスによって送信されるコンテンツ再開要求に対応する。さらに、少なくとも1つのプロセッサは、一致が判断された場合、コンテンツサーバへのまたは第2の通信デバイスへのマーカ情報の送信を開始するための第4のモジュールを含み、マーカ情報は、第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態で、第2の通信デバイス上でコンテンツへのアクセスを開始するように動作可能である。
【0010】
別の態様では、電子コンテンツへのアクセスを管理するための装置が、第1の通信デバイスによって開始されるマーカ要求を受信するための手段を備え、マーカ要求がマーカ情報とデータキー情報とを備える。マーカ情報は、第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態を表し、データキー情報は、コンテンツに対応するコンテンツ識別子と、ユーザ識別子とを備える。装置はまた、マーカ要求を保存するための手段と、要求コンテンツ識別子およびリクエスタ識別子と、それぞれ、上記コンテンツ識別子およびユーザ識別子との間の一致を判断するための手段とを含む。要求コンテンツ識別子およびリクエスタ識別子は、第2の通信デバイスによって送信されるコンテンツ再開要求に対応する。さらに、装置は、一致が判断された場合、コンテンツサーバへのまたは第2の通信デバイスへのマーカ情報の送信を開始するための手段を含み、マーカ情報は、第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態で、第2の通信デバイス上でコンテンツへのアクセスを開始するように動作可能である。
【0011】
さらに別の態様では、電子コンテンツへのアクセスを管理するためのサーバシステムが、第1の通信デバイスによって開始されるマーカ要求を受信するように動作可能な通信モジュールを備え、マーカ要求はマーカ情報とデータキー情報とを備える。マーカ情報は、第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態を表し、データキー情報は、コンテンツに対応するコンテンツ識別子と、ユーザ識別子とを備え、通信モジュールは、第2の通信デバイスによって送信されるコンテンツ再開要求を受信するようにさらに動作可能であり、コンテンツ再開要求は、要求コンテンツ識別子と、リクエスタ識別子とを備える。サーバシステムはまた、マーカ要求を保存するように動作可能なメモリと、要求コンテンツ識別子およびリクエスタ識別子と、それぞれ、上記コンテンツ識別子およびユーザ識別子との間の一致を判断するように動作可能な、マーカプログラムを備えるマーカモジュールとを含む。さらに、マーカモジュールは、一致が判断された場合、サーバシステムからコンテンツサーバへのまたは第2の通信デバイスへのマーカ情報の送信を開始するようにさらに動作可能であり、マーカ情報は、第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態で、第2の通信デバイス上でコンテンツへのアクセスを開始するように動作可能である。
【0012】
一態様では、電子コンテンツを与える方法が、第2の通信デバイスによって送信されるコンテンツ再開要求をコンテンツサーバにおいて受信することを備え、コンテンツ再開要求は、要求コンテンツ識別子と、リクエスタ識別子とを備える。方法はまた、コンテンツ再開要求に基づいてコンテンツサーバからマーカサーバに情報再開要求を送信することを含み、情報再開要求は、要求コンテンツ識別子と、リクエスタ識別子とを備える。さらに、方法は、要求コンテンツ識別子およびリクエスタ識別子と、それぞれ、マーカ情報およびデータキー情報との間の一致をマーカサーバが判断したことに基づいて、マーカサーバからマーカ情報を受信することをさらに含む。マーカ情報およびデータキー情報は、第1の通信デバイスによって送信されるマーカ要求に対応し、マーカ情報は、第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態を表し、データキー情報は、コンテンツに対応するコンテンツ識別子と、ユーザ識別子とを備える。さらに、方法は、第2の通信デバイスに情報を送信することを含み、その情報は、マーカ情報に基づいて第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態で、第2の通信デバイス上でコンテンツへのアクセスを開始するように動作可能である。
【0013】
別の態様では、電子コンテンツを与えるためのコンピュータプログラム製品が、命令を備えるコンピュータ可読媒体を備える。コンピュータ可読媒体は、第2の通信デバイスによって送信されるコンテンツ再開要求を受信することをコンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令を含み、コンテンツ再開要求は、要求コンテンツ識別子と、リクエスタ識別子とを備える。また、コンピュータ可読媒体は、コンテンツ再開要求に基づいてマーカサーバに情報再開要求を送信することをコンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令を含み、情報再開要求は、要求コンテンツ識別子と、リクエスタ識別子とを備える。さらに、コンピュータ可読媒体は、要求コンテンツ識別子およびリクエスタ識別子と、それぞれ、マーカ情報およびデータキー情報との間の一致をマーカサーバが判断したことに基づいて、マーカサーバからマーカ情報を受信することをコンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令を含む。マーカ情報およびデータキー情報は、第1の通信デバイスによって送信されるマーカ要求に対応し、マーカ情報は、第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態を表し、データキー情報は、コンテンツに対応するコンテンツ識別子と、ユーザ識別子とを備える。さらに、コンピュータ可読媒体は、第2の通信デバイスに情報を送信することをコンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令を含み、その情報は、マーカ情報に基づいて第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態で、第2の通信デバイス上でコンテンツへのアクセスを開始するように動作可能である。
【0014】
さらなる態様では、電子コンテンツを与えるように構成された少なくとも1つのプロセッサが、第2の通信デバイスによって送信されるコンテンツ再開要求を受信するための第1のモジュールを備え、コンテンツ再開要求は、要求コンテンツ識別子と、リクエスタ識別子とを備える。また、少なくとも1つのプロセッサは、コンテンツ再開要求に基づいてマーカサーバに情報再開要求を送信するための第2のモジュールを含み、情報再開要求は、要求コンテンツ識別子と、リクエスタ識別子とを備える。さらに、少なくとも1つのプロセッサは、要求コンテンツ識別子およびリクエスタ識別子と、それぞれ、マーカ情報およびデータキー情報との間の一致をマーカサーバが判断したことに基づいて、マーカサーバからマーカ情報を受信するための第3のモジュールを含む。マーカ情報およびデータキー情報は、第1の通信デバイスによって送信されるマーカ要求に対応し、マーカ情報は、第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態を表し、データキー情報は、コンテンツに対応するコンテンツ識別子と、ユーザ識別子とを備える。さらに、少なくとも1つのプロセッサは、第2の通信デバイスに情報を送信するための第4のモジュールを含み、その情報は、マーカ情報に基づいて第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態で、第2の通信デバイス上でコンテンツへのアクセスを開始するように動作可能である。
【0015】
別の態様では、電子コンテンツを与えるための装置が、第2の通信デバイスによって送信されるコンテンツ再開要求を受信するための手段を備え、コンテンツ再開要求は、要求コンテンツ識別子と、リクエスタ識別子とを備える。さらに、装置は、コンテンツ再開要求に基づいてマーカサーバに情報再開要求を送信するための手段を含み、情報再開要求は、要求コンテンツ識別子と、リクエスタ識別子とを備える。装置はまた、要求コンテンツ識別子およびリクエスタ識別子と、それぞれ、マーカ情報およびデータキー情報との間の一致をマーカサーバが判断したことに基づいて、マーカサーバからマーカ情報を受信するための手段を含む。マーカ情報およびデータキー情報は、第1の通信デバイスによって送信されるマーカ要求に対応し、マーカ情報は、第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態を表し、データキー情報は、コンテンツに対応するコンテンツ識別子と、ユーザ識別子とを備える。さらに、装置は、第2の通信デバイスに情報を送信するための手段を含み、その情報は、マーカ情報に基づいて第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態で、第2の通信デバイス上でコンテンツへのアクセスを開始するように動作可能である。
【0016】
さらに別の態様は、電子コンテンツを与えるためのサーバを含む。サーバは、第2の通信デバイスによって送信されたコンテンツ再開要求を受信するように動作可能な通信モジュールを備え、コンテンツ再開要求は、要求コンテンツ識別子と、リクエスタ識別子とを備える。さらに、本サーバは、コンテンツ再開要求に基づいて、マーカサーバに送信するための情報再開要求を生成するように動作可能なコンテンツモジュールを備え、情報再開要求は、要求コンテンツ識別子と、リクエスタ識別子とを備える。また、通信モジュールは、要求コンテンツ識別子およびリクエスタ識別子と、それぞれ、マーカ情報およびデータキー情報との間の一致をマーカサーバが判断したことに基づいて、マーカサーバからマーカ情報を受信するようにさらに動作可能である。マーカ情報およびデータキー情報は、第1の通信デバイスによって送信されるマーカ要求に対応し、マーカ情報は、第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態を表し、データキー情報は、コンテンツに対応するコンテンツ識別子と、ユーザ識別子とを備える。さらに、コンテンツモジュールは、マーカ情報に基づいて第2の通信デバイスへの情報の送信を開始するように動作可能であり、情報は、マーカ情報に基づいて第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態で、第2の通信デバイス上でコンテンツへのアクセスを開始するようにさらに動作可能である。
【0017】
一態様では、電子コンテンツにアクセスするための方法が、第1の通信デバイスに記憶されたコンテンツにアクセスすることと、第1の通信デバイスにおいてマーカ要求を生成することとを備える。マーカ要求はマーカ情報とデータキー情報とを備え、マーカ情報は、第1の通信デバイス上でアクセスされたコンテンツの保存状態を表し、データキー情報は、コンテンツに対応するコンテンツ識別子と、ユーザ識別子とを備える。さらに、方法は、後でコンテンツへのアクセスを与える際に使用するためにマーカ要求を第1の通信デバイスからサーバシステムに送信することを含み、マーカ情報は、第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態で、第2の通信デバイス上でコンテンツへのアクセスを開始するように動作可能である。
【0018】
別の態様では、電子コンテンツにアクセスするためのコンピュータプログラム製品が、命令を備えるコンピュータ可読媒体を備える。コンピュータ可読媒体は、第1の通信デバイスに記憶されたコンテンツにアクセスすることをコンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令と、第1の通信デバイスにおいてマーカ要求を生成することをコンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令とを含む。マーカ要求はマーカ情報とデータキー情報とを備え、マーカ情報は、第1の通信デバイス上でアクセスされたコンテンツの保存状態を表し、データキー情報は、コンテンツに対応するコンテンツ識別子と、ユーザ識別子とを備える。さらに、コンピュータ可読媒体は、後でコンテンツへのアクセスを与える際に使用するためにマーカ要求を第1の通信デバイスからサーバシステムに送信することをコンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令を含み、マーカ情報は、第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態で、第2の通信デバイス上でコンテンツへのアクセスを開始するように動作可能である。
【0019】
さらなる態様では、電子コンテンツにアクセスするように構成された少なくとも1つのプロセッサが、第1の通信デバイスに記憶されたコンテンツにアクセスするための第1のモジュールと、第1の通信デバイスにおいてマーカ要求を生成するための第2のモジュールとを備える。マーカ要求はマーカ情報とデータキー情報とを備え、マーカ情報は、第1の通信デバイス上でアクセスされたコンテンツの保存状態を表し、データキー情報は、コンテンツに対応するコンテンツ識別子と、ユーザ識別子とを備える。さらに、少なくとも1つのプロセッサは、後でコンテンツへのアクセスを与える際に使用するためにマーカ要求を第1の通信デバイスからサーバシステムに送信するための第3のモジュールを含み、マーカ情報は、第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態で、第2の通信デバイス上でコンテンツへのアクセスを開始するように動作可能である。
【0020】
さらに別の態様では、電子コンテンツにアクセスするための装置が、第1の通信デバイスにおいて記憶されたコンテンツにアクセスするための手段と、第1の通信デバイスにおいてマーカ要求を生成するための手段とを備える。マーカ要求はマーカ情報とデータキー情報とを備え、マーカ情報は、第1の通信デバイス上でアクセスされたコンテンツの保存状態を表し、データキー情報は、コンテンツに対応するコンテンツ識別子と、ユーザ識別子とを備える。さらに、装置は、後でコンテンツへのアクセスを与える際に使用するためにマーカ要求を第1の通信デバイスからサーバシステムに送信するための手段を含み、マーカ情報は、第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態で、第2の通信デバイス上でコンテンツへのアクセスを開始するように動作可能である。
【0021】
さらなる態様では、電子コンテンツにアクセスするための第1の通信デバイスが、提示マネージャモジュールとコンテンツとを備えるメモリと、メモリ中のコンテンツにアクセスするために提示マネージャモジュールを実行するように動作可能なプロセッサとを備える。プロセッサは、マーカ要求を生成するために提示マネージャモジュールを実行するようにさらに動作可能であり、マーカ要求はマーカ情報とデータキー情報とを備え、マーカ情報は、第1の通信デバイス上でアクセスされたコンテンツの保存状態を表し、データキー情報は、コンテンツに対応するコンテンツ識別子と、ユーザ識別子とを備える。さらに、プロセッサは、後でコンテンツへのアクセスを与える際に使用するためにマーカ要求を第1の通信デバイスからサーバシステムに送信するために提示マネージャモジュールを実行するようにさらに動作可能であり、マーカ情報は、第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態で、第2の通信デバイス上でコンテンツへのアクセスを開始するように動作可能である。
【0022】
一態様では、電子コンテンツにアクセスする方法が、コンテンツを再開したいという要求を第2の通信デバイスからサーバシステムに送信することを備え、コンテンツを再開したいという要求は、要求コンテンツ識別子と、リクエスタ識別子とを備える。さらに、方法は、コンテンツを再開したいという要求に応答して第2の通信デバイスにおいてサーバシステムから情報を受信することを含み、情報は、第1の通信デバイスによって生成されたマーカ要求に基づいて、第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態で、第2の通信デバイス上でコンテンツへのアクセスを開始するように動作可能である。マーカ要求はマーカ情報とデータキー情報とを備え、マーカ情報は、第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態を表し、データキー情報は、コンテンツに対応するコンテンツ識別子と、ユーザ識別子とを備える。受信することは、コンテンツを再開したいという要求の要求コンテンツ識別子およびリクエスタ識別子と、それぞれ、マーカ要求のマーカ情報およびデータキー情報との間の一致をサーバシステムが判断したことに基づく。さらに、方法は、マーカ情報に基づいて、第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態で、第2の通信デバイス上でコンテンツにアクセスすることを含む。
【0023】
さらに別の態様では、電子コンテンツにアクセスするためのコンピュータプログラム製品が、命令を備えるコンピュータ可読媒体を備える。コンピュータ可読媒体は、コンテンツを再開したいという要求を第2の通信デバイスからサーバシステムに送信することをコンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令を含み、コンテンツを再開したいという要求は、要求コンテンツ識別子と、リクエスタ識別子とを備える。さらに、コンピュータ可読媒体は、コンテンツを再開したいという要求に応答して、第2の通信デバイスにおいてサーバシステムから情報を受信することをコンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令を含む。情報は、第1の通信デバイスによって生成されたマーカ要求に基づいて、第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態で、第2の通信デバイス上でコンテンツへのアクセスを開始するように動作可能である。マーカ要求はマーカ情報とデータキー情報とを備え、マーカ情報は、第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態を表し、データキー情報は、コンテンツに対応するコンテンツ識別子と、ユーザ識別子とを備える。さらに、情報を受信することは、コンテンツを再開したいという要求の要求コンテンツ識別子およびリクエスタ識別子と、それぞれ、マーカ要求のマーカ情報およびデータキー情報との間の一致をサーバシステムが判断したことに基づく。さらに、コンピュータ可読媒体は、マーカ情報に基づいて、第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態で、第2の通信デバイス上でコンテンツにアクセスすることをコンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令を含む。
【0024】
一態様では、電子コンテンツにアクセスするように構成された少なくとも1つのプロセッサが、コンテンツを再開したいという要求を第2の通信デバイスからサーバシステムに送信するための第1のモジュールを備え、コンテンツを再開したいという要求は、要求コンテンツ識別子と、リクエスタ識別子とを備える。少なくとも1つのプロセッサは、コンテンツを再開したいという要求に応答して、第2の通信デバイスにおいてサーバシステムから情報を受信するための第2のモジュールをさらに含む。情報は、第1の通信デバイスによって生成されたマーカ要求に基づいて、第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態で、第2の通信デバイス上でコンテンツへのアクセスを開始するように動作可能である。マーカ要求はマーカ情報とデータキー情報とを備え、マーカ情報は、第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態を表し、データキー情報は、コンテンツに対応するコンテンツ識別子と、ユーザ識別子とを備える。さらに、情報を受信することは、コンテンツを再開したいという要求の要求コンテンツ識別子およびリクエスタ識別子と、それぞれ、マーカ要求のマーカ情報およびデータキー情報との間の一致をサーバシステムが判断したことに基づく。さらに、少なくとも1つのプロセッサは、マーカ情報に基づいて、第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態で、第2の通信デバイス上でコンテンツにアクセスするための第3のモジュールを含む。
【0025】
別の態様では、電子コンテンツにアクセスするための装置が、コンテンツを再開したいという要求を第2の通信デバイスからサーバシステムに送信するための手段を備え、コンテンツを再開したいという要求は、要求コンテンツ識別子と、リクエスタ識別子とを備える。さらに、装置は、コンテンツを再開したいという要求に応答して第2の通信デバイスにおいてサーバシステムから情報を受信するための手段を含み、情報は、第1の通信デバイスによって生成されたマーカ要求に基づいて、第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態で、第2の通信デバイス上でコンテンツへのアクセスを開始するように動作可能である。マーカ要求はマーカ情報とデータキー情報とを備え、マーカ情報は、第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態を表し、データキー情報は、コンテンツに対応するコンテンツ識別子と、ユーザ識別子とを備える。情報を受信することは、コンテンツを再開したいという要求の要求コンテンツ識別子およびリクエスタ識別子と、それぞれ、マーカ要求のマーカ情報およびデータキー情報との間の一致をサーバシステムが判断したことに基づく。さらに、装置は、マーカ情報に基づいて、第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態で、第2の通信デバイス上でコンテンツにアクセスするための手段を含む。
【0026】
さらに別の態様では、電子コンテンツにアクセスするための第2の通信デバイスが、コンテンツを提示するように動作可能な提示マネージャモジュールを備えるメモリと、コンテンツを再開したいという要求をサーバシステムに送信するために提示マネージャモジュールを実行するように動作可能なプロセッサとを備え、コンテンツを再開したいという要求は、要求コンテンツ識別子と、リクエスタ識別子とを備える。さらに、第2の通信デバイスは、コンテンツを再開したいという要求に応答して第2の通信デバイスにおいてサーバシステムから情報を受信するように動作可能な通信モジュールを含み、情報は、第1の通信デバイスによって生成されたマーカ要求に基づいて、第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態で、第2の通信デバイス上でコンテンツへのアクセスを開始するように動作可能である。マーカ要求はマーカ情報とデータキー情報とを備え、マーカ情報は、第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態を表し、データキー情報は、コンテンツに対応するコンテンツ識別子と、ユーザ識別子とを備える。情報を受信することは、コンテンツを再開したいという要求の要求コンテンツ識別子およびリクエスタ識別子と、それぞれ、マーカ要求のマーカ情報およびデータキー情報との間の一致をサーバシステムが判断したことに基づく。さらに、プロセッサは、マーカ情報に基づいて、第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態で、第2の通信デバイス上でコンテンツにアクセスするために提示マネージャモジュールを実行するようにさらに動作可能である。
【発明を実施するための形態】
【0028】
次に、図面を参照しながら様々な態様について説明する。以下の記述では、説明の目的で、1つまたは複数の態様の完全な理解を与えるために多数の具体的な詳細を記載する。ただし、様々な態様は、これらの具体的な詳細なしに実施できることは明白であろう。他の例では、これらのバージョンを簡潔に説明するために、よく知られている構造およびデバイスをブロック図の形態で示す。
【0029】
「例示的」という単語は、本明細書では、例、事例、または例示の働きをすることを意味するために使用する。「例示的」として本明細書で説明するいかなる態様または設計も、必ずしも他の態様または設計よりも好ましいまたは有利なものと解釈すべきではない。むしろ、例示的という単語の使用は、概念を具体的な形で提示するものである。
【0030】
図1を参照すると、システム100の一態様は、複数のユーザデバイス上での電子コンテンツの一部分へのアクセスを管理すること、またはそれを使用することを可能にする。システム100は、コンテンツサーバ、マーカサーバ、または両方を含むことができるサーバ106と通信可能である、第1のデバイス102と第2のデバイス104とを備える。システム100は、第1のデバイス102によるコンテンツ122の少なくとも一部分の消費(consumption)、およびマーカ情報124とデータキー情報126とを使用してその消費の状態をマーキングすることを可能にし、それによりコンテンツ122の状態を取り出し、第2のデバイス104上で消費を再開することができる。たとえば、いくつかの態様では、第1のデバイス102は、マーカ要求113をサーバ106に送信するように動作可能であり、マーカ要求113はマーカ情報124とデータキー情報126とを含む。マーカ情報124は第1のデバイス上でのコンテンツの保存状態を表し、データキー情報126は、コンテンツに対応するコンテンツ識別子とユーザ識別子とを含む。その後、第2のデバイス104は、コンテンツ122へのアクセスを再開するためにコンテンツ再開要求115をサーバ106に送信するように動作可能である。たとえば、いくつかの態様では、コンテンツ再開要求115は、要求コンテンツ識別子とリクエスタ識別子とを含む。サーバ106は、コンテンツ再開要求115の要求コンテンツ識別子およびリクエスタ識別子と、それぞれ、マーカ要求113のコンテンツ識別子およびユーザ識別子との間に一致が存在するかどうかを判断するように動作可能である。サーバ106が、一致が存在すると判断した場合、サーバ106は、第2のデバイス104が、マーカ要求113に基づいて第1のデバイス102によって保存されたものと同じ状態のコンテンツ122にアクセスすることを可能にするために、適切な状態のコンテンツ122またはマーカ情報124のいずれかの送信を開始するように動作可能である。したがって、システム100は、同じデバイスまたは異なるデバイスでの後続の取出しのためにコンテンツ消費の終了状態をマーキングする。
【0031】
第1のデバイス102および第2のデバイス104は、それぞれ、任意のインターフェース108および109を使用して通信することができる任意のデバイスとすることができる。たとえば、インターフェース108および109は、セルラー、赤外線、およびブルートゥース(登録商標)などのワイヤレスインターフェース、またはシリアルケーブル接続などの有線インターフェース、あるいは両方を含む。たとえば、デバイス102および104は、携帯電話またはセルラー電話などスマートハンドヘルドデバイス、携帯情報端末(PDA)、ページャ、携帯ゲーム機、あるいは他のミニコンピューターとすることができる。さらに、デバイス102および104は、スマート端末、ラップトップパーソナルコンピュータ、およびデスクトップパーソナルコンピュータとすることができる。これらの例は限定するものではなく、むしろ、少なくとも、読取り可能なスクリーンなどの出力機構、プロセッサ、メモリ、およびキーボード、ポインティングデバイスおよび/または口頭コマンドケイパビリティなどユーザインターフェースを有するデバイスの一般的な例である。第2のデバイス142を第1のデバイス102と同じデバイスのうちのいずれかとするか、または第1のデバイス102と第2のデバイス142とを異なるデバイスとすることもできる。
【0032】
さらに、各デバイス102および104は、それぞれのデバイスケイパビリティ103および105を有する。デバイスケイパビリティ103および105は、ハードウェアケイパビリティ、ソフトウェアケイパビリティ、または両方の任意の組合せを含むことができる。たとえば、ハードウェアケイパビリティまたはソフトウェアケイパビリティは、それぞれのデバイス上のハードウェアまたはソフトウェア構成要素、それぞれの構成要素のバージョン、および1つまたは複数の構成要素特性を含むことができるが、これらに限定されない。構成要素特性は、ディスプレイの画面サイズ、メモリのメモリサイズ、スピーカのオーディオシンセサイザケイパビリティ、プロセッサの速度など、それぞれの構成要素のパフォーマンスパラメータを含むことができるが、これらに限定されない。第1のデバイス102のデバイスケイパビリティ103は、第2のデバイス104のデバイスケイパビリティ105と同じか、または異なるものとすることができる。
【0033】
サーバ106は、インターフェース110を介して、ネットワーク112を通して第1のデバイス102および第2のデバイス104と通信することができる。ネットワーク112は、第1のデバイス102、第2のデバイス104、およびサーバ106との間の通信のために使用可能な任意のネットワークとすることができ、限定はしないが、地上波テレフォニー、セルラー電話通信、衛星電話通信、およびインターネットなどのパケットデータベースのネットワークなど電気通信ネットワークを含む。インターフェース110は、インターフェース108および109に関して上記したように、有線またはワイヤレスとすることができる。
【0034】
単一のサーバとして示されているが、サーバ106は、本明細書で説明する機能を実行するように動作可能な複数のサーバを含むことができる。たとえば、いくつかの態様では、サーバ106は、ソフトウェアアプリケーション、ゲーム、音楽ファイル、ビデオファイル、呼出音など、コンテンツ122を配信するように動作可能なコンテンツサーバを含むことができる。さらに、たとえば、サーバ106は、第1のデバイス102および第2のデバイス104の一方または両方に対するコンテンツ122の状態に関する、マーカ情報124とデータキー情報126との両方を記憶するように動作可能なマーカサーバを含むことができる。したがって、サーバ106をコンテンツ/マーカサーバ106と呼ぶことができる。
【0035】
コンテンツ/マーカサーバ106は、プロセッサ116とメモリ118と通信インターフェース120とを通信可能に接続するバス114を含むことができる。いくつかの態様では、メモリ118は、電子コンテンツ122と、マーカ情報124と、データキー情報126と、サーバ/マーカプログラム128とを記憶する。サービングプログラム128は、コンテンツ122を第1のデバイス102および第2のデバイス104の一方または両方にサービスするために、ならびにマーカ情報124とデータキー情報126とによってコンテンツ122の状態を管理するためにプロセッサによって実行可能である。
【0036】
プロセッサ116は、プログラムされた汎用コンピュータ、専用コンピュータ、プログラムされたマイクロプロセッサまたはマイクロコントローラ、周辺集積回路素子、プログラマブル論理デバイスなどに実装される。一般に、プロセッサを実装するために、
図7に示すステップを実装することが可能な任意のデバイスを使用することができる。
【0037】
メモリ118は、ハードディスクドライブ、スタティックRAM、ダイナミックRAM、ROM、フラッシュメモリ、CD−ROMドライブ、フロッピー(登録商標)ディスクドライブなどの1つまたは複数を使用して実装される。
【0038】
通信インターフェース120は、コンテンツ/マーカサーバ106が、ネットワーク112にわたって、第1のデバイス102および第2のデバイス104など、他のデバイスと通信することを可能にするように動作可能なハードウェアおよびソフトウェアを含むことができる。さらに、通信インターフェース120は、コンテンツ/マーカサーバ106上の構成要素間の通信を可能にする。さらに、たとえば、通信インターフェース120は、1つまたは複数の入力機構、および1つまたは複数の出力機構を有するユーザインターフェースを含む。たとえば、入力機構は、キーボード、マウス、マイクロホン、音声認識プログラムなどを含むことができ、出力機構はスピーカ、ディスプレイ、触覚フィードバックデバイスなどを含む。
【0039】
一態様では、システム100は、ユーザが電子コンテンツ122を第1のデバイス102上に取り出し、そのコンテンツを利用し、マーカ情報124をコンテンツ/マーカサーバ106に記憶できるように働く。たとえば、いくつかの態様では、電子コンテンツ122は、電子書籍または電子ブック、雑誌またはデジタルマガジン、あるいは新聞などの他のユーザ可読コンテンツとすることができる。他の態様では、電子コンテンツ122は、ゲームまたは他のタイプのソフトウェアプログラムとすることができる。さらに、たとえば、いくつかの態様では、マーカ情報124は、ユーザが記憶することを望む電子コンテンツ122内の電子ブックマークまたはロケーションの他のインジケータとすることができる。たとえば、マーカ情報124は、読者に、どこで紙ベースの書籍、雑誌または他の文献のリーディングを止めたか思い出させるためにしばしば使用される物理ブックマークの均等物とすることができる。他の態様では、マーカ情報124は、電子コンテンツ122の最後の状態のインジケータを含む。
【0040】
マーカ情報124に加えて、電子コンテンツ122を取り出しおよび/または記憶するために、第1のデバイス102および/または第2のデバイス104によってデータキー情報126が利用される。たとえば、データキー情報126は、電子コンテンツ122を識別する情報、それぞれのコンテンツへのアクセスを許可する情報、電子コンテンツ122のフォーマットを識別する情報、電子コンテンツ122を消費する際に使用するための必要とされる、または提案されるデバイスケイパビリティまたは構成を識別する情報、コンテンツの再フォーマッティングを可能にするために電子コンテンツを使用する識別されたデバイスのデバイスケイパビリティを識別する情報などの1つまたは任意の組合せを含むことができるが、これらに限定されない。
【0041】
別の時間に、第2のデバイス104から電子コンテンツ122にアクセスするユーザは、ユーザがリーディングを止めたロケーションなど、ユーザによって前に識別された電子コンテンツ122内のロケーションを識別するマーカ情報124とともに電子コンテンツ122を取り出すことが可能である。さらに、第2のデバイス104は、それぞれの電子コンテンツ122へのアクセスを許可するために、または、たとえば、第2のデバイスケイパビリティ105に適合する適切なフォーマットで電子コンテンツ122を第2のデバイス104に取り出すことを可能にするために、データキー情報126を供給または識別することができる。電子コンテンツ122を利用した後、マーキングされた使用ポイント、または電子コンテンツ122の最後の状態での電子コンテンツ122の将来の取出しを可能にするために、第2のデバイス104は、更新されたマーカ情報124、およびいくつかの態様では更新されたデータキー情報126をコンテンツ/マーカサーバ106に送信することができる。
【0042】
したがって、いくつかの態様では、システム100は、電子コンテンツ122のマーキングされた消費ポイントを記憶することを可能にする。他の態様では、システム100は、電子コンテンツ122の状態を保存することを可能にする。さらに他の態様では、システム100は、別のデバイスによってマーキングされた消費ポイントまたは状態に基づく、あるデバイスにおける電子コンテンツ122の取出しを可能にする。さらに、システム100は、別のデバイスによってマーキングされた消費ポイントまたは状態に基づく、あるデバイスにおける電子コンテンツ122の取出しを可能にし、取り出される電子コンテンツ122は取り出しているデバイスのデバイスケイパビリティに従って変更される。
【0043】
図2を参照すると、いくつかの態様では、コンテンツ/マーカサーバ106は、コンテンツ/マーカモジュール130をさらに含むことができる。いくつかの態様では、コンテンツ/マーカモジュール130は、本明細書で説明するコンテンツサーバ機能などに関して、電子コンテンツ122の配信を可能にする。他の態様では、コンテンツ/マーカモジュール130は、本明細書で説明するマーカサーバ機能などに関して、電子コンテンツ122の最後の消費ポイントまたは状態のマーキングを可能にする。コンテンツ/マーカモジュール130は、上記のサーバ/マーカプログラム128、および随意にデータベース132を含む、またはそれらに関連付けることができる。データベース132は、電子コンテンツ122またはそれへの参照、マーカ情報124、データキー情報126、およびシステム100(
図1)中の1つまたは複数のデバイスのデバイス識別情報134、ならびに対応するデバイスケイパビリティ103、105などを記憶するように動作可能である。コンテンツ/マーカモジュール130は、本明細書で説明するマーキング機能を提供する、コンテンツを管理するように動作可能なハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、コンピュータ可読命令などの1つまたは任意の組合せを含むことができる。
【0044】
さらに、(簡単のために、第1の通信デバイス102を参照する)
図3を参照すると、第1の通信デバイス102および/または第2の通信デバイス104は、デバイスへの入力を生成または受信するように動作可能な入力デバイス137と、デバイスのユーザによる消費についての情報を生成および/または提示するように動作可能な出力デバイス139とを含むユーザインターフェース135を含むことができる。たとえば、少なくとも1つの、入力デバイス137は、キーパッドおよび/またはキーボード、マウス、タッチスクリーンディスプレイ、音声認識モジュールに関連したマイクロホンなどのデバイスを含むことができる。いくつかの態様では、入力デバイス137は、コンテンツの要求のユーザ入力、または、情報のマーキングのユーザ入力を可能にする。さらに、たとえば、出力デバイス139は、ディスプレイ、オーディオスピーカ、触覚フィードバック機構などを含むことができる。出力デバイス139は、グラフィカルユーザインターフェース、音、振動などの触感などを生成することができ、そのような出力は、たとえば、コンテンツ122の提示に関連付けられることができる。
【0045】
さらに、通信デバイス102は、デバイスに機能を与えるアプリケーションを実行するように動作可能なコンピュータプラットフォーム141を含むことができ、それはユーザインターフェース135とさらに対話することができる。コンピュータプラットフォーム141は、読取り専用メモリおよび/またはランダムアクセスメモリ(RAMおよびROM)、消去可能プログラマブル読出し専用メモリ(EPROM)、電気消去可能プログラマブル読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュメモリ、および/またはコンピュータプラットフォームに共通のメモリなど、揮発性および不揮発性メモリ部分を備えることができるメモリ143を含むことができる。さらに、メモリ143は、電子ファイルシステムならびに、磁気媒体、光媒体、テープ、ソフトディスクおよび/またはハードディスク、ならびにリムーバブルメモリ構成要素など、任意の二次記憶デバイスおよび/または三次記憶デバイスを含む、アクティブメモリおよびストレージメモリを含むことがきる。
【0046】
さらに、コンピュータプラットフォーム141はまた、特定用途向け集積回路(ASIC)、または他のチップセット、プロセッサ、論理回路、または他のデータ処理デバイスとすることができるプロセッサ145をも含む。いくつかの任意の態様では、破線で示すように、第1の通信デバイス102がセルラー電話を備えるときなど、プロセッサ145、またはASICなどの他の論理は、メモリ143中のボイス呼、データ呼、およびメディア関連アプリケーションなど任意の常駐ソフトウェア構成要素と接続するアプリケーションプログラミングインターフェース(API)層147を実行することができる。API147は、それぞれの通信デバイス上で実行するランタイム環境とすることができる。そのようなランタイム環境の1つは、カリフォルニア州サンディエゴのQualcomm社によって開発された無線のためのバイナリランタイム環境(Binary Runtime Environment for Wireless)(登録商標)(BREW(登録商標))ソフトウェアである。たとえば、ワイヤレスコンピューティングデバイス上でアプリケーションの実行を制御するように動作する他のランタイム環境を利用することができる。
【0047】
さらに、プロセッサ145は、第1の通信デバイス102の機能、および通信ネットワーク112(
図1)上での通信デバイスの動作を可能にする、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、およびそれらの組合せで実施される様々な処理サブシステム149を含むことができる。たとえば、処理サブシステム149は、他のネットワークデバイスとの、ならびに第1の通信デバイス102の構成要素内および/または構成要素間での通信の開始および維持、ならびにデータの交換を可能にする。セルラー電話の場合など、一態様では、プロセッサ145は、音、不揮発性メモリ、ファイルシステム、送信、受信、サーチャ、レイヤ1、レイヤ2、レイヤ3、主制御、遠隔手続き、ハンドセット、電源管理、診断、デジタル信号プロセッサ、ボコーダ、メッセージング、呼マネージャ、ブルートゥースシステム、ブルートゥースLPOS、位置判断、位置エンジン、ユーザインターフェース、スリープ、データサービス、セキュリティ、認証、USIM/SIM(汎用加入者識別モジュール/加入者識別モジュール)、音声サービス、グラフィックス、USB(ユニバーサルシリアルバス)、MPEG(Moving Picture Experts Group)プロトコルマルチメディアなどのマルチメディア、GPRS(General Packet Radio Service)、ショートメッセージサービス(SMS)、ショートボイスサービス(SVS(商標))、ウェブブラウザなど、処理サブシステム149の1つまたは組合せを含むことができる。開示する態様では、プロセッサ145の処理サブシステム149は、コンピュータプラットフォーム141上で実行するアプリケーションと対話するサブシステム構成要素を含むことができる。
【0048】
コンピュータプラットフォーム141は、第1の通信デバイス102の様々な構成要素間の通信を可能にし、ならびにコンテンツ122を取り出し、通信ネットワーク112(
図1)を介して第1の通信デバイス102とコンテンツ/マーカサーバ106(
図1)との間でコンテンツ要求およびマーキング要求を送信するように動作可能である通信モジュール151をさらに含むことができる。通信モジュール151は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、および/またはそれらの組合せにおいて実施でき、デバイス内およびデバイス間の通信において使用するためのすべてのプロトコルをさらに含むことができる。さらに、通信モジュール151は、本明細書で説明する装置および方法に従って、電子コンテンツ122、マーカ情報124、およびデータキー情報126などの情報を送信および/または受信するように動作可能である。
【0049】
さらに、いくつかの態様では、メモリ143(
図3)はコンテンツ122をさらに記憶することができる。コンテンツ122は、テキスト、ビデオ、グラフィックス、またはアニメーション、および一般に、第1の通信デバイス102のユーザによって記憶および対話できるデータを備えることができる。
【0050】
さらに、いくつかの態様では、メモリ143は、メモリ143に記憶されたコンテンツ122の終了ポイントまたは状態を取り出し、提示し、マーキングするように動作可能な提示マネージャモジュール153をさらに記憶することができる。提示マネージャモジュール153は、これらの機能を実行するように動作可能なハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、データ、および実行可能命令の1つまたは任意の組合せを備えることができる。たとえば、いくつかの態様では、提示マネージャモジュール153は、それぞれのデバイスのユーザに、グラフィックメニュー、音、コンテンツ122など出力を提示するために、およびコンテンツ取出し要求、スクロール、ページをめくるなどのコンテンツ内移動要求、コンテンツマーキング要求、マーカ/状態情報保存要求、および全般的に本明細書で説明するコンテンツ取出しおよびマーキング機能などの入力をユーザに入力するように促すために、ユーザインターフェース135と提示マネージャモジュール153との間でインターフェースするように動作可能なユーザインターフェース論理155を備えることができる。したがって、提示マネージャモジュール153は、コンテンツ/マーカサーバ106から電子コンテンツ122を取り出す際に使用するためのデータキー情報126をさらに含む、またはその情報にアクセスすることができる。随意に、提示マネージャモジュール153は、それぞれのデバイスケイパビリティ103に基づいて適切なフォーマットでコンテンツ122を取り出すために、またはユーザインターフェース135に提示するためのコンテンツ122をコンテンツ/マーカサーバ106からの取出しの後に再フォーマッティングするために、デバイスケイパビリティ103をさらに含む、またはそのケイパビリティにアクセスすることができる。さらに、提示マネージャモジュール153は、デバイス情報134に対して、および/またはデバイスケイパビリティ103に基づいて、コンテンツ122の最後の使用の使用ポイントまたは状態をマーキングしたいというマーカ要求を送信するようにさらに動作可能である。
【0051】
さらに、いくつかの態様では、第1の通信デバイス102のメモリ141は、マーカ情報124を生成する際に提示マネージャモジュール153が使用するための、コンテンツ122の提示の現在の状態159を継続的に記憶するように動作可能な監視モジュール157をさらに備えることができる。監視モジュール157は、これらの機能を実行するように動作可能なハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、データ、および実行可能命令の1つまたは任意の組合せを備えることができる。たとえば、いくつかの態様では、監視モジュール157は、コンテンツ122に対する第1の通信デバイス102のアクションを記憶するように動作可能な監視論理161を備え、それによって、コンテンツ122の現在の状態159を第1のデバイス102上に表すことができる。通信デバイス102のアクションは、コンテンツ122の状態または使用ポイントを追跡するデータを含む。
【0052】
図4は、ユーザデバイス上での電子コンテンツの一部分へのアクセスまたは使用を管理するためのシステムの別の態様を示す。この図において、同様の番号は前述した同様の構成要素を指す。システム300は、コンテンツ/マーカサーバ106(
図1)の機能が、そこからコンテンツ122がダウンロードされるコンテンツサーバ301と、それぞれのデバイス上でのコンテンツ122の最後の使用ポイントまたは状態のマーキングを管理するように動作可能なマーカサーバ303との間で分離され、別のデバイスによるマーキング情報の取出しを可能にすることを除いて、
図1と同様である。たとえば、マーカサーバ303は、前述した、コンテンツ/マーカモジュール103(
図2)のマーカ関連の態様を含むことができる。システム300は、インターフェース108および110を介してコンテンツサーバ301と、および(110と同じまたは同様のインターフェースである)インターフェース108および111を介してマーカサーバ303と、両方ともネットワーク112を通して通信可能である第1のデバイス102を備える。図示のように、インターフェース108および109と同じまたは同様である、インターフェース304を使用して通信することができる任意の番号Nのデバイス302を使用することができる。
【0053】
図3では、コンテンツサーバ104は、電子ブックコンテンツを含む電子ブックサーバなど、任意のタイプのコンテンツ122を配信するサーバとすることができる。動作中、第1のデバイス102を使用するユーザは、たとえば、第1のデバイス102上に常駐するデータキー情報126および/またはデバイスケイパビリティ情報103を使用して、コンテンツサーバ301からコンテンツ122を取り出し、コンテンツ122の一部分をリーディングし、コンテンツ122の状態のマーキングされたポイントにおけるコンテンツ122の将来の開始を可能にするために、マーカ情報124と対応するデータキー情報126とをマーカサーバ303に送信する。その後、第1のデバイス102、第2のデバイス104、または第Nのデバイス302のうちのいずれか1つを使用するユーザは、マーキングされたポイントまたは状態でコンテンツ122の消費を再び開始するために、マーカサーバ303に記憶されたマーカ情報124と、対応するデータキー情報126とを取り出す。いくつかの態様では、マーカサーバ303は、コンテンツ122がそれぞれのデバイスで使用するようにフォーマッティングされることを可能にするために、それぞれのデバイスに対応するデバイスケイパビリティ情報103または105を利用することができる。たとえば、いくつかの態様では、マーカサーバ303は、コンテンツ122の最初の要求、または後続の要求時にコンテンツサーバ301と通信して、コンテンツサーバ301にデバイスケイパビリティを与える。さらに、他の態様では、マーカサーバ301は、デバイスごとにコンテンツ122を収集および記憶し、次いで、103または105など、それぞれのデバイスケイパビリティに応じて適切なフォーマットでコンテンツ122をそれぞれのデバイス102、104または302に送信することができる。
【0054】
図5および
図6を参照すると、一態様では、システム300の動作の方法は、ユーザ101と、第1のデバイス102と、第2のデバイス104と、電子ブックサーバなどコンテンツサーバ301と、マーカサーバ303との間の一連の通信を含む。メッセージシーケンスは、ユーザが、第1のマーキングされたポイントまでコンテンツを利用し、マーキングされたポイントを保存し、その後、保存されたマーキングされたポイントに基づいてコンテンツへのアクセスを開始することを含む。例として、ユーザが電子ブックなどテキストベースのコンテンツをリーディングし、コンテンツ内のあるロケーションでユーザがリーディングを止めたとき、ユーザは最後のリーディングロケーションをマーキングされたロケーションとして保存する。ユーザがリーディングを再開することを望むとき、ユーザは、保存されたマーカ情報に基づいて最後のリーディングロケーションにおいて電子ブックへのアクセスを開始する。たとえば、最後のリーディングロケーションが章の最後である場合、開始されるアクセスは次の章の始めとすることができる。
【0055】
電子書籍または電子ブックを使用する非限定的な一例では、ユーザ101は、書籍アプリケーションが1のデバイス102にダウンロードされることを要求する、第1のデバイス102によってコンテンツサーバ301に送信されるメッセージ400を生成するコンテンツ要求399を、第1のデバイス102に入力する。サーバ301は、メッセージ400を受信および処理し、メッセージ402を通して、第1のデバイス102に書籍アプリケーションを送信する。ユーザ101は、電子ブック内のロケーションをブックマークすることを望むとき、第1のデバイス102のユーザインターフェースを通して、電子ブックロケーションをマーキングしたいというメッセージ404を入力する。次いで、第1のデバイス102は、電子ブック内のポイントをマーキングしたいというメッセージ406をマーカサーバ303に送信する。メッセージ406はまた、電子ブックを識別する情報、ならびにユーザに情報へのアクセスを許可するデータキー情報を含むことができる。さらに、データキー情報は、電子ブックのフォーマットに関する情報を含むことができ、すなわち、フォーマットはユーザデバイスのタイプに応じて変化し、ユーザが異なるフォーマッティングを必要とする異なるデバイス上で電子ブックにアクセスすることを可能にする。
【0056】
次いで、いくつかの任意の態様では、マーカサーバ303は、データキー情報および/またはマーカ情報を含むメッセージ408をコンテンツサーバ301に送信する。いくつかの態様では、たとえば、データキー情報はマーカサーバ303中のどこでマーカ情報が見つかるかについて識別する情報、または、たとえば、マーキングされたポイント、コンテンツの状態、第1のデバイスのタイプ、第1のデバイスのデバイスケイパビリティなどマーカポイントに関する他の情報を含む。コンテンツサーバ301は、メッセージ408を受信し、情報を記憶する。
【0057】
図6を参照すると、その後、第2のデバイス104において電子ブックをリーディングし続けることを望むユーザ101は、第2のデバイス104のユーザインターフェースを介して、リーディングを再開したいというメッセージ410を入力する。第2のデバイス104は、ユーザメッセージ410を受信し、電子ブックのリーディングを再開したいというメッセージ412をコンテンツサーバ3041に送信する。コンテンツサーバ301は、電子ブックのリーディングを再開したいというメッセージ412を受信し、常駐データキーおよびマーカ情報を利用するか、またはマーカサーバ303に記憶され得るデータキーおよびマーカ情報を取り出す。
【0058】
たとえば、コンテンツサーバ301は、データキー情報を使用してマーカ情報および他の関連する情報を取り出したいというメッセージ414をマーカサーバ303に送信する。マーカサーバ303は、メッセージ414を受信し、マーカ情報および他の関連する情報を取り出し、メッセージ416においてこの情報をコンテンツサーバ301に送信する。
【0059】
コンテンツサーバ301は、メッセージ416を受信し、マーカ情報を処理する。次いで、コンテンツサーバ301は、たとえばコンテンツ122を含む、および/または電子ブックのリーディングをどこから再開すべきかに関する情報を含むメッセージ418を第2のデバイス142に送信する。メッセージ418がブックマークされたロケーションで始まる電子ブックの部分のみを含むことができることは理解される。たとえば、ブックマークがページ53、パラグラフ3にある場合、メッセージ418はページ53で始まる電子ブックをのみ含む。
【0060】
図7を参照すると、一態様では、ユーザデバイス上での電子コンテンツの一部分へのアクセスまたはそれの使用を管理するための方法は、ステップS1000で開始し、ステップS1010に進む。ステップS1010において、第1のデバイスとコンテンツを有するサーバとの間に通信リンクを確立し、ステップS1020に進む。ステップS1020において、サーバから新たなコンテンツが要求されるかどうかを判断する。新たなコンテンツが要求される場合、プロセスはステップS1030に進む。
【0061】
ステップS1030において、コンテンツ要求メッセージが、処理のためのサーバにおいて受信される。次に、ステップS1040において、要求されたコンテンツはサーバからダウンロードされ、第1のデバイスに送信される。次に、ステップS1050において、ダウンロードされたコンテンツは、第1のデバイスにロードされ、ユーザがそのコンテンツを使用する。ステップS1060において、コンテンツのステータスをマーキングすべきかどうかを判断し、ブックマークなどのマーカ情報が定義されない可能性がある場合、プロセスはステップS1100において終了する。コンテンツがマーキングされる可能性がある場合、プロセスはステップS1070に進む。ステップS1070において、ユーザによって使用されているデバイスは、マーカ関連情報とデータキー情報とを含むマーカメッセージをサーバに送信する。随意に、別個のマーカサーバおよびコンテンツサーバが利用される場合には、ステップS1080において、マーカサーバはマーカ関連情報およびデータキー情報の少なくとも1つをコンテンツサーバに送信する。次に、ステップS1090において、サーバがマーカ関連情報およびデータキー情報を記憶し、プロセスのこの部分はステップS1100において終了する。
【0062】
ステップS1020に戻ると、新たなコンテンツの要求がない場合、プロセスはステップS1120に進む。ステップS1120において、前に取得したコンテンツの消費を再開したいという要求があるかどうか判断する。コンテンツを再開したいという要求がない場合、プロセスはステップS1100において終了する。コンテンツを再開したいという要求がある場合、プロセスはステップS1130に進む。このステップでは、コンテンツ再開の要求は、コンテンツを識別する情報、ならびにデバイスおよび/または要求元デバイスのデバイスデバイスケイパビリティを識別する情報を含む。
【0063】
ステップS1130において、サーバは、識別されたコンテンツのための、および/または識別されたデバイスのためのマーカおよびデータキー情報を取り出す。随意に、別個のマーカサーバおよびコンテンツサーバが利用される場合には、ステップS1140において、マーカサーバはマーカ情報および/またはデータキー情報を取り出し、マーカ情報および/またはデータキー情報をコンテンツサーバに送信する。次に、ステップS1150において、サーバは、マーカ情報に基づいて、またはそれとともに要求されたコンテンツをユーザデバイスにダウンロードし、ステップS1050に進み、そのコンテンツを使用する。
【0064】
このプロセスが、ユーザがコンテンツ中の場所をブックマークすることを可能にすることは、理解される。いくつかの態様では、コンテンツは第1のサーバに記憶され、ブックマークは第2のサーバに記憶され、第1のサーバは、第1のサーバが第2のサーバ上のブックマークにアクセスすることを可能にする情報を記憶する。さらに、このプロセスは、ユーザがマーカ情報に基づいて同じまたは別のユーザ端末からコンテンツを再開することを可能にすることは、理解される。
【0065】
また、一態様では、コンテンツが電子書籍であることは、理解される。
【0066】
また、別の態様では、コンテンツがゲームであることは、理解される。この態様では、第1のユーザ端末からのユーザは、ゲームをプレイし、マーカサーバ上にゲームのステータスのブックマークを置くことができる。別の時間に、ユーザまたは別のユーザは、同じユーザデバイスまたは別のユーザデバイスを使用して、同じゲームおよびブックマークにアクセスすることができる。このようにして、ユーザまたは別のユーザは、同じまたは異なるユーザデバイスを使用して、ブックマークされたプレイポイントにおいて、およびさらにそれぞれのデバイスのデバイスケイパビリティに基づいて、ゲームを再開することができる。
【0067】
本明細書で開示した実施形態に関して説明した様々な例示的な論理、論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、またはその他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタロジック、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行できる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサとすることができるが、代替として、プロセッサは従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態マシンとすることができる。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装することもできる。さらに、少なくとも1つのプロセッサは、上述のステップおよび/またはアクションの1つまたは複数を実行するように動作可能な1つまたは複数のモジュールを備えることができる。
【0068】
さらに、本明細書で開示された態様に関して説明した方法またはアルゴリズムのステップおよび/またはアクションは、直接ハードウェアで実施するか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施するか、またはその2つの組合せで実施することができる。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバルディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に常駐することができる。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサに一体化することができる。さらに、いくつかの態様では、プロセッサおよび記憶媒体はASIC中に常駐することができる。さらに、ASICはユーザ端末中に常駐することができる。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末内に個別構成要素として常駐することもできる。さらに、いくつかの態様では、方法またはアルゴリズムのステップおよび/またはアクションは、コンピュータプログラム製品に組み込むことができる、機械可読媒体および/またはコンピュータ可読媒体上のコードおよび/または命令の1つまたは任意の組合せ、あるいはそのセットとして常駐することができる。
【0069】
上記の開示は、例示的な態様および/または実施形態について論じたが、添付の特許請求の範囲によって定義された記載の態様および/または実施形態の範囲から逸脱することなく、様々な変更および改変を本明細書で行うことができることに留意されたい。さらに、記載の態様および/または実施形態の要素は、単数形で説明または請求されていることがあるが、単数形に限定することが明示的に述べられていない限り、複数形が企図される。さらに、任意の態様および/または実施形態の全部または一部は、別段の規定がない限り、任意の他の態様および/または実施形態の全部または一部とともに利用できる。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1] 第1の通信デバイスによって開始されるマーカ要求をサーバシステムにおいて受信することと、ここで、前記マーカ要求は、マーカ情報とデータキー情報とを備え、前記マーカ情報は、前記第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態を表し、前記データキー情報は、前記コンテンツに対応するコンテンツ識別子と、ユーザ識別子とを備える、
前記サーバシステムにおいて前記マーカ要求を保存することと、
要求コンテンツ識別子およびリクエスタ識別子と、それぞれ、前記コンテンツ識別子および前記ユーザ識別子との間の一致を判断することと、ここで、前記要求コンテンツ識別子および前記リクエスタ識別子は、第2の通信デバイスによって送信されるコンテンツ再開要求に対応する、
一致が判断された場合、前記サーバシステムからコンテンツサーバへのまたは前記第2の通信デバイスへの前記マーカ情報の送信を開始することと、ここで、前記マーカ情報は、前記第1の通信デバイス上での前記コンテンツの保存状態で、前記第2の通信デバイス上で前記コンテンツへのアクセスを開始するように動作可能である、を備える電子コンテンツへのアクセスを管理する方法。
[C2] 前記第2の通信デバイスに対応する第2のデバイスケイパビリティ情報を前記サーバシステムにおいて受信することと、
前記サーバシステムから前記コンテンツサーバにまたは前記第2の通信デバイスにコンテンツフォーマッティング情報を送信することと、ここで、前記コンテンツフォーマッティング情報は、前記第2の通信デバイス上での前記コンテンツの提示に影響を及ぼす前記第2のデバイスケイパビリティ情報の少なくとも一部分に基づき、前記コンテンツフォーマッティング情報は、前記第2の通信デバイス上での提示のために前記コンテンツを再フォーマッティングするように前記コンテンツサーバ上でまたは前記第2の通信デバイス上で動作可能である、をさらに備える、C1の方法。
[C3] 前記第2の通信デバイスに対応する第2のデバイスケイパビリティ情報を前記サーバシステムにおいて受信することと、
前記第2の通信デバイス上での提示のために前記コンテンツを前記サーバシステムにおいて再フォーマッティングすることと、ここで、前記再フォーマッティングすることは、前記第2の通信デバイス上での前記コンテンツの前記提示に影響を及ぼす前記第2のデバイスケイパビリティ情報の少なくとも一部分に基づく、
前記第2の通信デバイスに前記再フォーマッティングされたコンテンツを送信することと、をさらに備える、C1の方法。
[C4] 前記第1の通信デバイスに対応する第1のデバイスケイパビリティ情報と、前記第2の通信デバイスに対応する第2のデバイスケイパビリティ情報とを前記サーバシステムにおいて受信することと、
前記第1のデバイスケイパビリティ情報と前記第2のデバイスケイパビリティ情報との間の差に基づいて前記マーカ情報を調整することと、ここで、前記差が、前記第2の通信デバイス上での前記コンテンツの提示に影響を及ぼす前記第2のデバイスケイパビリティ情報の少なくとも一部分に対応する、をさらに備え、
前記マーカ情報の前記送信を開始することは、前記サーバシステムから前記コンテンツサーバへのまたは前記第2の通信デバイスへの前記調整されたマーカ情報の送信を開始することをさらに備える、C1の方法。
[C5] 前記マーカ情報を受信することは、ゲームステータスまたは電子的に読取り可能な文書中のロケーションのうちの少なくとも1つを受信することをさらに備える、C1の方法。
[C6] 第1の通信デバイスによって開始されるマーカ要求を受信することをコンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令と、ここで、前記マーカ要求は、マーカ情報とデータキー情報とを備え、前記マーカ情報は、前記第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態を表し、前記データキー情報は、前記コンテンツに対応するコンテンツ識別子と、ユーザ識別子とを備える、
前記マーカ要求を保存することを前記コンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令と、
要求コンテンツ識別子およびリクエスタ識別子と、それぞれ、前記コンテンツ識別子および前記ユーザ識別子との間の一致を判断することを前記コンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令と、ここで、前記要求コンテンツ識別子および前記リクエスタ識別子は、第2の通信デバイスによって送信されるコンテンツ再開要求に対応する、
一致が判断された場合、コンテンツサーバへのまたは前記第2の通信デバイスへの前記マーカ情報の送信を開始することを前記コンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令と、ここで、前記マーカ情報は、前記第1の通信デバイス上での前記コンテンツの保存状態で、前記第2の通信デバイス上で前記コンテンツへのアクセスを開始するように動作可能である、を備えるコンピュータ可読媒体を備える電子コンテンツへのアクセスを管理するためのコンピュータプログラム製品。
[C7] 第1の通信デバイスによって開始されるマーカ要求を受信するための第1のモジュールと、ここで、前記マーカ要求は、マーカ情報とデータキー情報とを備え、前記マーカ情報は、前記第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態を表し、前記データキー情報は、前記コンテンツに対応するコンテンツ識別子と、ユーザ識別子とを備える、
前記マーカ要求を保存するための第2のモジュールと、
要求コンテンツ識別子およびリクエスタ識別子と、それぞれ、前記コンテンツ識別子および前記ユーザ識別子との間の一致を判断するための第3のモジュールと、ここで、前記要求コンテンツ識別子および前記リクエスタ識別子は、第2の通信デバイスによって送信されるコンテンツ再開要求に対応する、
一致が判断された場合、コンテンツサーバへのまたは前記第2の通信デバイスへの前記マーカ情報の送信を開始するための第4のモジュールと、ここで、前記マーカ情報は、前記第1の通信デバイス上での前記コンテンツの保存状態で、前記第2の通信デバイス上で前記コンテンツへのアクセスを開始するように動作可能である、を備える電子コンテンツへのアクセスを管理するように構成された少なくとも1つのプロセッサ。
[C8] 第1の通信デバイスによって開始されるマーカ要求を受信するための手段と、ここで、前記マーカ要求は、マーカ情報とデータキー情報とを備え、前記マーカ情報は、前記第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態を表し、前記データキー情報は、前記コンテンツに対応するコンテンツ識別子と、ユーザ識別子とを備える、
前記マーカ要求を保存するための手段と、
要求コンテンツ識別子およびリクエスタ識別子と、それぞれ、前記コンテンツ識別子および前記ユーザ識別子との間の一致を判断するための手段と、ここで、前記要求コンテンツ識別子および前記リクエスタ識別子は、第2の通信デバイスによって送信されるコンテンツ再開要求に対応する、
一致が判断された場合、コンテンツサーバへのまたは前記第2の通信デバイスへの前記マーカ情報の送信を開始するための手段と、ここで、前記マーカ情報は、前記第1の通信デバイス上での前記コンテンツの保存状態で、前記第2の通信デバイス上で前記コンテンツへのアクセスを開始するように動作可能である、を備える電子コンテンツへのアクセスを管理するための装置。
[C9] 第1の通信デバイスによって開始されるマーカ要求を受信するように動作可能な通信モジュールと、ここで、前記マーカ要求は、マーカ情報とデータキー情報とを備え、前記マーカ情報は、前記第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態を表し、前記データキー情報は、前記コンテンツに対応するコンテンツ識別子と、ユーザ識別子とを備え、前記通信モジュールは、第2の通信デバイスによって送信されるコンテンツ再開要求を受信するようにさらに動作可能であり、前記コンテンツ再開要求は、要求コンテンツ識別子と、リクエスタ識別子とを備える、
前記マーカ要求を保存するように動作可能なメモリと、
前記要求コンテンツ識別子および前記リクエスタ識別子と、それぞれ、前記コンテンツ識別子および前記ユーザ識別子との間の一致を判断するように動作可能な、マーカプログラムを備えるマーカモジュールと、を備え、
前記マーカモジュールは、一致が判断された場合、前記サーバシステムからコンテンツサーバへのまたは前記第2の通信デバイスへの前記マーカ情報の送信を開始するようにさらに動作可能であり、前記マーカ情報は、前記第1の通信デバイス上での前記コンテンツの保存状態で、前記第2の通信デバイス上で前記コンテンツへのアクセスを開始するように動作可能である、
電子コンテンツへのアクセスを管理するためのサーバシステム。
[C10] 前記通信モジュールは、前記第2の通信デバイスに対応する第2のデバイスケイパビリティ情報を受信するようにさらに動作可能であり、前記マーカモジュールは、前記コンテンツサーバにまたは前記第2の通信デバイスにコンテンツフォーマッティング情報を送信するようにさらに動作可能であり、前記コンテンツフォーマッティング情報は、前記第2の通信デバイス上での前記コンテンツの提示に影響を及ぼす前記第2のデバイスケイパビリティ情報の少なくとも一部分に基づき、前記コンテンツフォーマッティング情報は、前記第2の通信デバイス上での提示のために前記コンテンツを再フォーマッティングするように前記コンテンツサーバ上でまたは前記第2の通信デバイス上で動作可能である、C9のサーバシステム。
[C11] 前記通信モジュールは、前記第2の通信デバイスに対応する第2のデバイスケイパビリティ情報を受信するようにさらに動作可能であり、前記マーカモジュールは、前記第2の通信デバイス上での提示のために前記コンテンツを前記サーバシステムにおいて再フォーマッティングするようにさらに動作可能であり、前記再フォーマッティングすることは、前記第2の通信デバイス上での前記コンテンツの前記提示に影響を及ぼす前記第2のデバイスケイパビリティ情報の少なくとも一部分に基づき、前記通信モジュールは、前記第2の通信デバイスに前記再フォーマッティングされたコンテンツを送信するようにさらに動作可能である、C9のサーバシステム。
[C12] 前記通信モジュールは、前記第1の通信デバイスに対応する第1のデバイスケイパビリティ情報と、前記第2の通信デバイスに対応する第2のデバイスケイパビリティ情報とを受信するようにさらに動作可能であり、前記マーカモジュールは、前記第1のデバイスケイパビリティ情報と前記第2のデバイスケイパビリティ情報との間の差に基づいて前記マーカ情報を調整するようにさらに動作可能であり、前記差は、前記第2の通信デバイス上での前記コンテンツの提示に影響を及ぼす前記第2のデバイスケイパビリティ情報の少なくとも一部分に対応し、前記マーカ情報は、前記調整されたマーカ情報をさらに備える、C9のサーバシステム。
[C13] 前記マーカ情報は、ゲームステータスまたは電子的に読取り可能な文書中のロケーションのうちの少なくとも1つをさらに備える、C9のサーバシステム。
[C14] 第2の通信デバイスによって送信されるコンテンツ再開要求をコンテンツサーバにおいて受信することと、ここで、前記コンテンツ再開要求は、要求コンテンツ識別子と、リクエスタ識別子とを備える、
前記コンテンツ再開要求に基づいて前記コンテンツサーバからマーカサーバに情報再開要求を送信することと、ここで、前記情報再開要求は、前記要求コンテンツ識別子と、前記リクエスタ識別子とを備える、
前記要求コンテンツ識別子および前記リクエスタ識別子と、それぞれ、マーカ情報およびデータキー情報との間の一致を前記マーカサーバが判断したことに基づいて、前記マーカサーバからマーカ情報を受信することと、ここで、前記マーカ情報および前記データキー情報は、第1の通信デバイスによって送信されるマーカ要求に対応し、前記マーカ情報は、前記第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態を表し、前記データキー情報は、前記コンテンツに対応するコンテンツ識別子と、ユーザ識別子とを備える、
前記第2の通信デバイスに情報を送信することと、ここで、前記情報は、前記マーカ情報に基づいて前記第1の通信デバイス上での前記コンテンツの保存状態で、前記第2の通信デバイス上で前記コンテンツへのアクセスを開始するように動作可能である、を備える電子コンテンツを与える方法。
[C15] 前記第2の通信デバイスに情報を送信することは、前記保存状態で前記コンテンツを送信することをさらに備える、C14の方法。
[C16] 前記第2の通信デバイスに情報を送信することは、前記マーカ情報を送信することをさらに備える、C14の方法。
[C17] 前記第2の通信デバイスに対応する第2のデバイスケイパビリティ情報を受信することと、
前記第2の通信デバイス上での提示のために前記コンテンツを再フォーマッティングすることと、ここで、前記再フォーマッティングすることは、前記第2の通信デバイス上での前記コンテンツの前記提示に影響を及ぼす前記第2のデバイスケイパビリティ情報の少なくとも一部分に基づく、をさらに備え、
前記第2の通信デバイスに情報を送信することは、前記第2の通信デバイスに前記再フォーマッティングされたコンテンツを送信することをさらに備える、C14の方法。
[C18] 前記マーカ情報を受信することは、ゲームステータスまたは電子的に読取り可能な文書中のロケーションのうちの少なくとも1つを受信することをさらに備える、C14の方法。
[C19] 第2の通信デバイスによって送信されるコンテンツ再開要求を受信することをコンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令と、ここで、前記コンテンツ再開要求は、要求コンテンツ識別子と、リクエスタ識別子とを備える、
前記コンテンツ再開要求に基づいてマーカサーバに情報再開要求を送信することを前記コンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令と、ここで、前記情報再開要求は、前記要求コンテンツ識別子と、前記リクエスタ識別子とを備える、
前記要求コンテンツ識別子および前記リクエスタ識別子と、それぞれ、マーカ情報およびデータキー情報との間の一致を前記マーカサーバが判断したことに基づいて、前記マーカサーバからマーカ情報を受信することを前記コンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令と、ここで、前記マーカ情報および前記データキー情報は、第1の通信デバイスによって送信されるマーカ要求に対応し、前記マーカ情報は、前記第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態を表し、前記データキー情報は、前記コンテンツに対応するコンテンツ識別子と、ユーザ識別子とを備える、
前記第2の通信デバイスに情報を送信することを前記コンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令と、ここで、前記情報は、前記マーカ情報に基づいて前記第1の通信デバイス上での前記コンテンツの保存状態で、前記第2の通信デバイス上で前記コンテンツへのアクセスを開始するように動作可能である、を備えるコンピュータ可読媒体、を備える電子コンテンツを与えるためのコンピュータプログラム製品。
[C20] 第2の通信デバイスによって送信されるコンテンツ再開要求を受信するための第1のモジュールと、ここで、前記コンテンツ再開要求は、要求コンテンツ識別子と、リクエスタ識別子とを備える、
前記コンテンツ再開要求に基づいてマーカサーバに情報再開要求を送信するための第2のモジュールと、ここで、前記情報再開要求は、前記要求コンテンツ識別子と、前記リクエスタ識別子とを備える、
前記要求コンテンツ識別子および前記リクエスタ識別子と、それぞれ、マーカ情報およびデータキー情報との間の一致を前記マーカサーバが判断したことに基づいて、前記マーカサーバからマーカ情報を受信するための第3のモジュールと、ここで、前記マーカ情報および前記データキー情報は、第1の通信デバイスによって送信されるマーカ要求に対応し、前記マーカ情報は、前記第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態を表し、前記データキー情報は、前記コンテンツに対応するコンテンツ識別子と、ユーザ識別子とを備える、
前記第2の通信デバイスに情報を送信するための第4のモジュールと、ここで、前記情報は、前記マーカ情報に基づいて前記第1の通信デバイス上での前記コンテンツの保存状態で、前記第2の通信デバイス上で前記コンテンツへのアクセスを開始するように動作可能である、を備える電子コンテンツを与えるように構成された少なくとも1つのプロセッサ。
[C21] 第2の通信デバイスによって送信されるコンテンツ再開要求を受信するための手段と、ここで、前記コンテンツ再開要求は、要求コンテンツ識別子と、リクエスタ識別子とを備える、
前記コンテンツ再開要求に基づいてマーカサーバに情報再開要求を送信するための手段と、ここで、前記情報再開要求は、前記要求コンテンツ識別子と、前記リクエスタ識別子とを備える、
前記要求コンテンツ識別子および前記リクエスタ識別子と、それぞれ、マーカ情報およびデータキー情報との間の一致を前記マーカサーバが判断したことに基づいて、前記マーカサーバからマーカ情報を受信するための手段と、ここで、前記マーカ情報および前記データキー情報は、第1の通信デバイスによって送信されるマーカ要求に対応し、前記マーカ情報は、前記第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態を表し、前記データキー情報は、前記コンテンツに対応するコンテンツ識別子と、ユーザ識別子とを備える、
前記第2の通信デバイスに情報を送信するための手段と、ここで、前記情報は、前記マーカ情報に基づいて前記第1の通信デバイス上での前記コンテンツの保存状態で、前記第2の通信デバイス上で前記コンテンツへのアクセスを開始するように動作可能である、を備える電子コンテンツを与えるための装置。
[C22] 第2の通信デバイスによって送信されるコンテンツ再開要求を受信するように動作可能な通信モジュールと、ここで、前記コンテンツ再開要求は、要求コンテンツ識別子と、リクエスタ識別子とを備える、通信モジュールと、
前記コンテンツ再開要求に基づいて、マーカサーバに送信するための情報再開要求を生成するように動作可能なコンテンツモジュールと、ここで、前記情報再開要求は、要求コンテンツ識別子と、リクエスタ識別子とを備える、コンテンツモジュールとを備え、
前記通信モジュールは、前記要求コンテンツ識別子および前記リクエスタ識別子と、それぞれ、マーカ情報およびデータキー情報との間の一致を前記マーカサーバが判断したことに基づいて、前記マーカサーバからマーカ情報を受信するようにさらに動作可能であり、前記マーカ情報および前記データキー情報は、第1の通信デバイスによって送信されるマーカ要求に対応し、前記マーカ情報は、前記第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態を表し、前記データキー情報は、前記コンテンツに対応するコンテンツ識別子と、ユーザ識別子とを備え、
前記コンテンツモジュールは、前記マーカ情報に基づいて前記第2の通信デバイスへの情報の送信を開始するようにさらに動作可能であり、前記情報は、前記マーカ情報に基づいて前記第1の通信デバイス上での前記コンテンツの保存状態で、前記第2の通信デバイス上で前記コンテンツへのアクセスを開始するように動作可能である、電子コンテンツを与えるためのサーバ。
[C23] 前記コンテンツモジュールは、前記保存状態で前記コンテンツを送信するための前記送信を開始するようにさらに動作可能である、C22のサーバ。
[C24] 前記コンテンツモジュールは、前記マーカ情報を送信するための前記送信を開始するようにさらに動作可能である、C22のサーバ。
[C25] 前記通信モジュールは、前記第2の通信デバイスに対応する第2のデバイスケイパビリティ情報を受信するようにさらに動作可能であり、前記コンテンツモジュールは、前記第2の通信デバイス上での提示のために前記コンテンツを再フォーマッティングするようにさらに動作可能であり、前記再フォーマッティングすることは、前記第2の通信デバイス上での前記コンテンツの前記提示に影響を及ぼす前記第2のデバイスケイパビリティ情報の少なくとも一部分に基づき、前記コンテンツモジュールは、前記第2の通信デバイスに前記再フォーマッティングされたコンテンツを送信するための前記送信を開始するようにさらに動作可能である、C22のサーバ。
[C26] 前記マーカ情報は、ゲームステータスまたは電子的に読取り可能な文書中のロケーションのうちの少なくとも1つをさらに備える、C22のサーバ。
[C27] 第1の通信デバイスにおいて記憶されたコンテンツにアクセスすることと、
前記第1の通信デバイスにおいてマーカ要求を生成することと、ここで、前記マーカ要求は、マーカ情報とデータキー情報とを備え、前記マーカ情報は、前記第1の通信デバイス上でアクセスされたコンテンツの保存状態を表し、前記データキー情報は、前記コンテンツに対応するコンテンツ識別子と、ユーザ識別子とを備える、
後で前記コンテンツへのアクセスを与える際に使用するために前記マーカ要求を前記第1の通信デバイスからサーバシステムに送信することと、ここで、前記マーカ情報は、前記第1の通信デバイス上での前記コンテンツの保存状態で、第2の通信デバイス上で前記コンテンツへのアクセスを開始するように動作可能である、を備える電子コンテンツにアクセスするための方法。
[C28] 前記マーカ要求を送信することは、前記第1の通信デバイスのためのデバイスケイパビリティ情報を得ることと、前記コンテンツに影響を及ぼす前記デバイスケイパビリティ情報の少なくとも一部分を前記マーカ要求に含めることとをさらに備える、C27の方法。
[C29] 前記コンテンツを実行することを再開したいという要求を前記第1の通信デバイスにおいて生成することと、ここで、前記コンテンツを実行することを再開したいという前記要求は、要求コンテンツ識別子と、リクエスタ識別子とを備える、
前記マーカ要求の前記マーカ情報に基づいて、前記第1の通信デバイス上での前記コンテンツの保存状態で前記コンテンツ、または前記マーカ情報のいずれかを受信することと、ここで、前記受信することは、前記要求コンテンツ識別子および前記リクエスタ識別子と、それぞれ、マーカ情報およびデータキー情報との間の一致を前記サーバシステムが判断したことに基づく、
前記マーカ要求の前記マーカ情報に基づいて、前記第1の通信デバイス上での前記コンテンツの保存状態で前記コンテンツを実行することと、をさらに備える、C27の方法。
[C30] 前記マーカ要求を生成することは、ゲームステータスまたは電子的に読取り可能な文書中のロケーションのうちの少なくとも1つを生成することをさらに備える、C27の方法。
[C31] 第1の通信デバイスにおいて記憶されたコンテンツにアクセスすることをコンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令と、
前記第1の通信デバイスにおいてマーカ要求を生成することを前記コンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令と、ここで、前記マーカ要求は、マーカ情報とデータキー情報とを備え、前記マーカ情報は、前記第1の通信デバイス上でアクセスされたコンテンツの保存状態を表し、前記データキー情報は、前記コンテンツに対応するコンテンツ識別子と、ユーザ識別子とを備える、
後で前記コンテンツへのアクセスを与える際に使用するために前記マーカ要求を前記第1の通信デバイスからサーバシステムに送信することを前記コンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令と、ここで、前記マーカ情報は、前記第1の通信デバイス上での前記コンテンツの保存状態で、第2の通信デバイス上で前記コンテンツへのアクセスを開始するように動作可能である、を備えるコンピュータ可読媒体、を備える電子コンテンツにアクセスするためのコンピュータプログラム製品。
[C32] 第1の通信デバイスにおいて記憶されたコンテンツにアクセスするための第1のモジュールと、
前記第1の通信デバイスにおいてマーカ要求を生成するための第2のモジュールと、ここで、前記マーカ要求は、マーカ情報とデータキー情報とを備え、前記マーカ情報は、前記第1の通信デバイス上でアクセスされたコンテンツの保存状態を表し、前記データキー情報は、前記コンテンツに対応するコンテンツ識別子と、ユーザ識別子とを備える、
後で前記コンテンツへのアクセスを与える際に使用するために前記マーカ要求を前記第1の通信デバイスからサーバシステムに送信するための第3のモジュールと、ここで、前記マーカ情報は、前記第1の通信デバイス上での前記コンテンツの保存状態で、第2の通信デバイス上で前記コンテンツへのアクセスを開始するように動作可能である、を備える電子コンテンツにアクセスするように構成された少なくとも1つのプロセッサ。
[C33] 第1の通信デバイスにおいて記憶されたコンテンツにアクセスするための手段と、
前記第1の通信デバイスにおいてマーカ要求を生成するための手段と、ここで、前記マーカ要求は、マーカ情報とデータキー情報とを備え、前記マーカ情報は、前記第1の通信デバイス上でアクセスされたコンテンツの保存状態を表し、前記データキー情報は、前記コンテンツに対応するコンテンツ識別子と、ユーザ識別子とを備える、
後で前記コンテンツへのアクセスを与える際に使用するために前記マーカ要求を前記第1の通信デバイスからサーバシステムに送信するための手段と、ここで、前記マーカ情報は、前記第1の通信デバイス上での前記コンテンツの保存状態で、第2の通信デバイス上で前記コンテンツへのアクセスを開始するように動作可能である、を備える電子コンテンツにアクセスするための装置。
[C34] 提示マネージャモジュールとコンテンツとを備えるメモリと、
前記メモリ中の前記コンテンツにアクセスするために前記提示マネージャモジュールを実行するように動作可能なプロセッサと、を備え、
前記プロセッサは、マーカ要求を生成するために前記提示マネージャモジュールを実行するようにさらに動作可能であり、前記マーカ要求は、マーカ情報とデータキー情報とを備え、前記マーカ情報は、前記第1の通信デバイス上でアクセスされたコンテンツの保存状態を表し、前記データキー情報は、前記コンテンツに対応するコンテンツ識別子と、ユーザ識別子とを備え、
前記プロセッサは、後で前記コンテンツへのアクセスを与える際に使用するために前記マーカ要求を前記第1の通信デバイスからサーバシステムに送信するために前記提示マネージャモジュールを実行するようにさらに動作可能であり、前記マーカ情報は、前記第1の通信デバイス上での前記コンテンツの保存状態で、第2の通信デバイス上で前記コンテンツへのアクセスを開始するように動作可能である、電子コンテンツにアクセスするための第1の通信デバイス。
[C35] 前記メモリは、前記第1の通信デバイスのためのデバイスケイパビリティ情報を備え、前記プロセッサは、前記コンテンツに影響を及ぼす前記デバイスケイパビリティ情報の少なくとも一部分を前記マーカ要求に含めるために前記提示マネージャモジュールを実行するようにさらに動作可能である、C34の第1の通信デバイス。
[C36] 前記プロセッサは、前記コンテンツを実行することを再開したいという要求を前記第1の通信デバイスにおいて生成するために前記提示マネージャモジュールを実行するようにさらに動作可能であり、前記コンテンツを実行することを再開したいという前記要求は、要求コンテンツ識別子と、リクエスタ識別子とを備え、
前記プロセッサは、前記マーカ要求の前記マーカ情報に基づいて、前記第1の通信デバイス上での前記コンテンツの保存状態で前記コンテンツ、または前記マーカ情報のいずれかを受信するために前記提示マネージャモジュールを実行するようにさらに動作可能であり、前記受信することは、前記要求コンテンツ識別子および前記リクエスタ識別子と、それぞれ、マーカ情報およびデータキー情報との間の一致を前記サーバシステムが判断したことに基づき、
前記プロセッサは、前記マーカ要求の前記マーカ情報に基づいて、前記第1の通信デバイス上での前記コンテンツの保存状態で前記コンテンツを実行するようにさらに動作可能である、C34の通信デバイス。
[C37] 前記マーカ要求は、ゲームステータスまたは電子的に読取り可能な文書中のロケーションのうちの少なくとも1つをさらに備える、C34の第1の通信デバイス。
[C38] コンテンツを再開したいという要求を第2の通信デバイスからサーバシステムに送信することと、前記コンテンツを再開したいという要求は、要求コンテンツ識別子と、リクエスタ識別子とを備える、
前記コンテンツを再開したいという要求に応答して前記第2の通信デバイスにおいて前記サーバシステムから情報を受信することと、ここで、前記情報は、第1の通信デバイスによって生成されたマーカ要求に基づいて、前記第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態で、前記第2の通信デバイス上で前記コンテンツへのアクセスを開始するように動作可能であり、前記マーカ要求は、マーカ情報とデータキー情報とを備え、前記マーカ情報は、前記第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態を表し、前記データキー情報は、前記コンテンツに対応するコンテンツ識別子と、ユーザ識別子とを備え、前記受信することは、前記コンテンツを再開したいという要求の前記要求コンテンツ識別子および前記リクエスタ識別子と、それぞれ、前記マーカ要求の前記マーカ情報およびデータキー情報との間の一致を前記サーバシステムが判断したことに基づく、
前記マーカ情報に基づいて前記第1の通信デバイス上での前記コンテンツの保存状態で、前記第2の通信デバイス上で前記コンテンツにアクセスすることと、を備える電子コンテンツにアクセスする方法。
[C39] 前記第2の通信デバイスにおいて情報を受信することは、前記保存状態で前記コンテンツを受信することをさらに備える、C38の方法。
[C40] 前記第2の通信デバイスにおいて情報を受信することは、前記マーカ情報を受信することをさらに備える、C38の方法。
[C41] 前記第2の通信デバイスに対応する第2のデバイスケイパビリティ情報を前記サーバシステムに送信することをさらに備え、
前記第2の通信デバイスにおいて情報を受信することは、再フォーマッティングされたコンテンツを前記第2の通信デバイスにおいて受信することをさらに備え、前記再フォーマッティングされたコンテンツは、前記第2の通信デバイス上での前記コンテンツの提示に影響を及ぼす前記第2のデバイスケイパビリティ情報の少なくとも一部分に基づいて、前記第2の通信デバイス上での前記提示のために再フォーマッティングされた前記コンテンツを備える、
C38の方法。
[C42] 前記第2の通信デバイス上で前記コンテンツにアクセスすることは、ゲームステータスまたは電子的に読取り可能な文書中のロケーションのうちの少なくとも1つにアクセスすることをさらに備える、C38の方法。
[C43] コンテンツを再開したいという要求を第2の通信デバイスからサーバシステムに送信することをコンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令と、ここで、前記コンテンツを再開したいという要求は、要求コンテンツ識別子と、リクエスタ識別子とを備える、
前記コンテンツを再開したいという要求に応答して前記第2の通信デバイスにおいて前記サーバシステムから情報を受信することを前記コンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令と、ここで、前記情報は、第1の通信デバイスによって生成されたマーカ要求に基づいて、前記第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態で、前記第2の通信デバイス上で前記コンテンツへのアクセスを開始するように動作可能であり、前記マーカ要求は。マーカ情報とデータキー情報とを備え、前記マーカ情報は、前記第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態を表し、前記データキー情報は、前記コンテンツに対応するコンテンツ識別子と、ユーザ識別子とを備え、前記情報を受信することは、前記コンテンツを再開したいという要求の前記要求コンテンツ識別子および前記リクエスタ識別子と、それぞれ、前記マーカ要求の前記マーカ情報およびデータキー情報との間の一致を前記サーバシステムが判断したことに基づく、
前記マーカ情報に基づいて前記第1の通信デバイス上での前記コンテンツの保存状態で、前記第2の通信デバイス上で前記コンテンツにアクセスすることを前記コンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令と、を備えるコンピュータ可読媒体、を備える電子コンテンツにアクセスするためのコンピュータプログラム製品。
[C44] コンテンツを再開したいという要求を第2の通信デバイスからサーバシステムに送信するための第1のモジュールと、ここで、前記コンテンツを再開したいという要求は、要求コンテンツ識別子と、リクエスタ識別子とを備える、
前記コンテンツを再開したいという要求に応答して前記第2の通信デバイスにおいて前記サーバシステムから情報を受信するための第2のモジュールと、ここで、前記情報は、第1の通信デバイスによって生成されたマーカ要求に基づいて、前記第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態で、前記第2の通信デバイス上で前記コンテンツへのアクセスを開始するように動作可能であり、前記マーカ要求は、マーカ情報とデータキー情報とを備え、前記マーカ情報は、前記第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態を表し、前記データキー情報は、前記コンテンツに対応するコンテンツ識別子と、ユーザ識別子とを備え、前記情報を受信することは、前記コンテンツを再開したいという要求の前記要求コンテンツ識別子および前記リクエスタ識別子と、それぞれ、前記マーカ要求の前記マーカ情報およびデータキー情報との間の一致を前記サーバシステムが判断したことに基づく、
前記マーカ情報に基づいて前記第1の通信デバイス上での前記コンテンツの保存状態で、前記第2の通信デバイス上で前記コンテンツにアクセスするための第3のモジュールと、を備える電子コンテンツにアクセスするように構成された少なくとも1つのプロセッサ。
[C45] コンテンツを再開したいという要求を第2の通信デバイスからサーバシステムに送信するための手段と、ここで、前記コンテンツを再開したいという要求は、要求コンテンツ識別子と、リクエスタ識別子とを備える、
前記コンテンツを再開したいという要求に応答して前記第2の通信デバイスにおいて前記サーバシステムから情報を受信するための手段と、前記情報は、第1の通信デバイスによって生成されたマーカ要求に基づいて、前記第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態で、前記第2の通信デバイス上で前記コンテンツへのアクセスを開始するように動作可能であり、前記マーカ要求は、マーカ情報とデータキー情報とを備え、前記マーカ情報は、前記第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態を表し、前記データキー情報は、前記コンテンツに対応するコンテンツ識別子と、ユーザ識別子とを備え、前記情報を受信することは、前記コンテンツを再開したいという要求の前記要求コンテンツ識別子および前記リクエスタ識別子と、それぞれ、前記マーカ要求の前記マーカ情報およびデータキー情報との間の一致を前記サーバシステムが判断したことに基づく、
前記マーカ情報に基づいて前記第1の通信デバイス上での前記コンテンツの保存状態で、前記第2の通信デバイス上で前記コンテンツにアクセスするための手段と、を備える電子コンテンツにアクセスするための装置。
[C46] コンテンツを提示するように動作可能な提示マネージャモジュールを備えるメモリと、
コンテンツを再開したいという要求をサーバシステムに送信するために前記提示マネージャモジュールを実行するように動作可能なプロセッサと、ここで、前記コンテンツを再開したいという要求は、要求コンテンツ識別子と、リクエスタ識別子とを備える、
前記コンテンツを再開したいという要求に応答して前記第2の通信デバイスにおいて前記サーバシステムから情報を受信するように動作可能な通信モジュールと、ここで、前記情報は、第1の通信デバイスによって生成されたマーカ要求に基づいて、前記第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態で、前記第2の通信デバイス上で前記コンテンツへのアクセスを開始するように動作可能であり、前記マーカ要求は、マーカ情報とデータキー情報とを備え、前記マーカ情報は、前記第1の通信デバイス上でのコンテンツの保存状態を表し、前記データキー情報は、前記コンテンツに対応するコンテンツ識別子と、ユーザ識別子とを備え、前記情報を受信することは、前記コンテンツを再開したいという要求の前記要求コンテンツ識別子および前記リクエスタ識別子と、それぞれ、前記マーカ要求の前記マーカ情報およびデータキー情報との間の一致を前記サーバシステムが判断したことに基づく、通信モジュールと、を備え、
前記プロセッサは、前記マーカ情報に基づいて前記第1の通信デバイス上での前記コンテンツの保存状態で、前記第2の通信デバイス上で前記コンテンツにアクセスするために前記提示マネージャモジュールを実行するようにさらに動作可能である、電子コンテンツにアクセスするための第2の通信デバイス。
[C47] 前記情報は、前記保存状態での前記コンテンツをさらに備える、C46の第2の通信デバイス。
[C48] 前記情報は、前記マーカ情報をさらに備える、C46の第2の通信デバイス。
[C49] 前記プロセッサは、前記第2の通信デバイスに対応する第2のデバイスケイパビリティ情報を前記サーバシステムに送信するために前記提示マネージャモジュールを実行するようにさらに動作可能であり、
前記情報は、再フォーマッティングされたコンテンツをさらに備え、前記再フォーマッティングされたコンテンツは、前記第2の通信デバイス上での前記コンテンツの提示に影響を及ぼす前記第2のデバイスケイパビリティ情報の少なくとも一部分に基づいて、前記第2の通信デバイス上での前記提示のために再フォーマッティングされた前記コンテンツを備える、C46の第2の通信デバイス。
[C50] 前記コンテンツは、ゲームステータスまたは電子的に読取り可能な文書中のロケーションのうちの少なくとも1つを備える、C46の第2の通信デバイス。