【文献】
3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA) and Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E-UTRAN); Overall description; Stage 2 (Release 11) ,3GPP TS 36.300,3GPP,2014年 1月 7日,V11.8.0,pp.104-106,120-121
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
MBSFNエリアがマルチセル/マルチキャスト協調エンティティMCEの集合によって制御される移動ネットワークのMCEであって、移動管理エンティティMMEによって制御され、
− 前記MBSFNエリアの再構成が、前記MCEに構成される再構成時間と称される時間に、前記MCEで同期して適用されるMBSFNエリア再構成手順を行うように構成された、MCE。
− 前記MCEに構成されかつ前記MBSFNエリアの再構成が前記MCEで同期して適用されるべき再構成時間が発生すると、前記MBSFNエリアにおけるMBMSセッションをリスケジューリングし、MBSFNエリアのために変更される無線パラメータを考慮し、前記MBSFNエリア再構成ごとに追加される任意のSAIでの開始されるべきMBMSセッションを開始し、かつ前記MBSFNエリア再構成ごとに削除される任意のSAIでの停止されるべきMBMSセッションを停止するように構成された、請求項1に記載のMCE。
− 前記MCEに構成されかつ前記MBSFNエリアの再構成が前記MCEで同期して適用されるべき再構成時間の発生前に、前記MBSFNエリア再構成ごとにMCEに追加される任意のSAIを含めて前記MMEにMCE再構成更新情報を送信するように構成された、請求項1または2に記載のMCE。
− 前記MCEに構成されかつ前記MBSFNエリアの再構成が前記MCEで同期して適用されるべき再構成時間まで、前記MBSFNエリア再構成ごとにMCEに追加される任意のSAIでのMBMSセッション開始要求を介してMMEによって開始されるように要求される任意のMBMSセッションの開始を延期するように構成された、請求項1から3のいずれか一項に記載のMCE。
− 前記MBSFNエリア再構成ごとにMCEに追加される任意のSAIでのMBMSセッション開始要求を介してMMEによって開始されるように要求される任意のMBMSセッションのためのMCCH更新時間を決定するために、前記MCEに構成されかつ前記MBSFNエリアの再構成が前記MCEで同期して適用されるべき再構成時間を使用するように構成された、請求項1から4のいずれか一項に記載のMCE。
− 前記MCEに構成されかつ前記MBSFNエリアの再構成が前記MCEで同期して適用されるべき再構成時間の発生後に、前記MMEにMCE再構成更新情報を送信して、前記MMEに前記MBSFNエリア再構成ごとに前記MCEがMCEでサポートすることを停止した任意のSAIを通知するように構成された、請求項1から5のいずれか一項に記載のMCE。
− MMEから対応するMBMSセッション停止要求を受信するまで、前記MBSFNエリア再構成ごとに削除される任意のSAIでの任意のMBMSセッションのためのM3APインタフェース用のMBMSセッション制御資源を維持するように構成された、請求項1から6のいずれか一項に記載のMCE。
− 前記MBSFNエリア再構成ごとに削除される任意のSAIでの任意のMBMSセッションのためのM3APインタフェース用のMBMSセッション制御資源を維持し、かつ前記MBSFNエリア再構成ごとに削除される任意のSAIでの任意のMBMSセッションが前記MCEによって制御される任意の他のMBSFNエリアに関与されていないかどうかを確認し、肯定の場合は対応するMBMSセッション制御資源をローカルで解放するように構成された、請求項1から6のいずれか一項に記載のMCE。
− 前記MCEに構成されかつ前記MBSFNエリアの再構成が前記MCEで同期して適用されるべき再構成時間の発生前に、前記MMEにMCE再構成更新情報を送信して、前記MMEに前記MBSFNエリア再構成ごとにMCEに追加またはMCEから削除される任意のSAIを前記再構成時間とともに通知するように構成された、請求項1または2に記載のMCE。
− 前記MBSFNエリア再構成ごとにMCEに追加される任意のSAIでのMMEによって開始されるように要求されるMBMSセッションのためのMCCH更新時間を決定するために、MMEから受信されるMBMSセッション開始要求に示されるMCE再構成更新時間を使用するように構成された、請求項9に記載のMCE。
MBSFNエリアがマルチセル/マルチキャスト協調エンティティMCEの集合によって制御される移動ネットワークにおけるMBSFNエリア再構成のための方法であって、前記MBSFNエリアの再構成が、前記MCEに構成される再構成時間と称される時間に、前記MCEで同期して適用されるMBSFNエリア再構成手順を行うことを含む、方法。
MBSFNエリアがマルチセル/マルチキャスト協調エンティティMCEの集合によって制御される移動ネットワークにおけるMBSFNエリア再構成のための方法であって、請求項1から10のいずれか一項に記載のMCEによって行われるステップの少なくとも1つを備える方法。
【発明を実施するための形態】
【0016】
本発明の様々な実施形態および/または態様が以下に、EPSにおけるMBMSの例を通じてより詳述されていく。しかしながら、本発明はEPSに限定されず、そしてEPS以外の3GPPシステムにおけるまたは3GPP以外の標準化団体によって規定されるシステムにおけるマルチメディアブロードキャスト/マルチキャストサービスのサポートにも適用されることができることが理解されるべきである。
【0017】
本発明の実施形態が以下に、分散MCEアーキテクチャの場合の例を通じてより詳述されていく。しかしながら、本発明はそのようなアーキテクチャに限定されないことが理解されるべきである。
【0018】
LTE用のMBMSは:
− MBSFN伝送を行う、すなわち厳密に同じ内容を同期して伝送することが可能であるeNBの集合から成るMBSFNエリア、
− MBMSセッションがブロードキャストされることができる基本的な地理的領域を定義するMBMSサービスエリア識別子、の概念に依存する。
【0019】
MMEは、MMEでのローカルな供給によってかまたはMCE起動のM3設定手順を介してかのいずれかで、各MCEがサポートするサービスエリア識別子(SAI)についての知識が供給される。
【0020】
MCEはそれらが制御するMBSFNエリアが供給される。各MBSFNエリアについて、オペレータはさらにMBSFNエリアに関連づけられるSAIをMCEに供給する。
【0021】
オペレータは、再構成されるエリアにおけるすべてのMBMSセッションを中断することなく自分のMBSFNエリアを再構成することができるべきであり、詳細には:
− 現存のMBSFNエリアに新しいサービスエリアを関連づける、
− 現存のMBSFNエリアからサービスエリアを削除する、
− MBSFNエリア全体に適用できる他のパラメータ(MBMSに許可されるサブフレーム、たとえばeICICのために予約されるサブフレーム(ABSサブフレーム)のためMBMSに禁じられるサブフレームなど)を修正する、
− または上記動作の任意の組合せ。
【0022】
そのような再構成はMBSFNエリアにおいてスケジューリングされているMBMSセッションに影響を及ぼすことがあり、すなわち、
− MBSFNエリアへの新しいSAの追加は、MBSFNエリアにおけるこれらのSAに分散されるMBMSセッションを開始することを必要とすることになり、
− MBSFNエリアからのSAの削除は、このMBSFNエリアにおける(これらのSAに分散される)MBMSセッションを停止することを必要とすることになり、
− 上記動作のいずれかは、MCEにMBSFNエリアにおけるすべてのMBMSセッションのMBMS無線スケジューリングを更新させることになる場合がある。
【0023】
MBMS無線スケジューリングの任意のそのような更新がMBSFNエリアに参加しているすべてのMCEによって同期してかつ一貫して行われることが、MBSFNエリア全体におけるすべてのMBMSサービスの整合性にとって不可欠である。これは特に分散MCEアーキテクチャをもつ配備にとって重要である。
【0024】
そのような再構成がどのように処理されるべきかは現在未定義である。3GPPは3GPP Rel−11においてM3AP MCE構成更新手順を定義したが、MCEおよびMME挙動に関するさらなる詳細、またはMBSFNエリアを通してMBMSサービスの整合性を維持する方法の指針、または再構成の結果として終了される必要があるMBMSセッションのためのM3AP資源を解放する方法の指針を提供してはいない。
【0025】
今日、オペレータはMBSFNエリア構成更新のオフライン変更を行うことができるだけである。これは、削除される/追加されるSAIのいずれかが少なくとも1つの進行中のMBMSセッション配信に関与される場合、それらのSAIを関与させるすべてのMBMSセッションのブロードキャストがまず再構成が起こることを可能にするために停止され、そして次いで一旦再構成が行われたならば再開されなければならないことを意味する。
【0026】
本発明の実施形態は特にそのような欠点を回避することを可能にする。
【0027】
本発明の実施形態は、MBSFNエリア再構成動作が、RAN O&MによってすべてのMCEに構成される−さらにT
recfgとして言及される正確な時間に、MBSFNエリアを通してすべてのMCEで同期して適用されると規定する。
【0028】
第1の実施形態は以下のステップの一部または全部を備えてもよい。
【0029】
再構成時間T
recfgの発生前に(たとえば数分前に)、MCEは、M3AP MCE構成更新手順を使用して、MMEにそれがこれからサポートすることを開始する新しいSAについて通知する。これは、MMEがMCEによってサポートされるSAIについてのその知識を更新すること、かつおそらく必要に応じて、そのMCEでの現存のMBMSセッションの分散を開始することを可能にする。MBSFNエリアに追加されているSAIのMBMSセション開始要求を受信するMCEは、MBSFNエリアにおけるそのMBMSセッションの開始を再構成の時間T
recfgまで延期する。
【0030】
時間T
recfgの発生で、同じMBSFNエリアに関連する各MCEは、追加または停止されるSAIおよび再構成前に受信されたMBMSセッション開始要求を考慮して、MBSFNエリアにおいてスケジューリングされるべきMBMSセッションをリスケジューリングする。MCEは、関連するMBSFNエリアにおいてもはやブロードキャストされる必要がないMBMSセッションをブロードキャストすることを停止する。MCEは、第1のオプション(A)として、MMEから後にMBMSセッション停止を受信するまで関連したM3AP資源を維持することができるか、または代替オプション(B)は、MCEに、停止されるセッションがその制御下の任意の他のMBSFNエリアにこれ以上関与されないことをそれ自体確認させ、そしてそれに、MBMSセッション停止メッセージがMMEから受信されることなくMBMSセッションコンテキスト自体をローカルで削除させる。
【0031】
再構成(すなわちT
recfg)の発生後に、MCEは、M3AP MCE構成更新手順を使用して、MMEにそれが今サポートすることを停止したSAIについて通知する。これは、MMEがMCEによってもはやサポートされないSAIについてのその知識を更新することを可能にする。MBMSセッションが停止されることができることをMMEが検出すれば、それは次いでMBMSセッション停止メッセージを送信する(オプションA)か、またはMBMSセッションコンテキストをローカルで即時に削除する(オプションB)ことができる。
【0032】
第2の実施形態は以下のステップの一部または全部を備えてもよい。
【0033】
MCEは、SAIが追加されるおよび/またはSAIが削除される両方のケースに対して常に時間T
recfgより前に、MMEにMCE構成更新メッセージを送信してもよい。それは、M3AP MCE構成更新メッセージ内の新しい「MCE構成更新時間」IEでMMEに時間T
recfgをシグナリングする。その場合、
− 削除されるSAIとの関係でMBMSセッションが停止される必要があることをMMEが検出するたびに、第1のオプション(A)として、それはMBMSセッション停止メッセージを送信し、そしてそれは「MBMSデータ停止の時間」IEをMCE再構成の結果としてMCEに送信されるそのMBMSセッション停止メッセージでの時間T
recfgに設定するか、または代替オプション(B)は、MMEにこの時間T
recfgの発生でM3AP資源をローカルで解放させる(MCEはセッションコンテキストをローカルで解放する)、
− 追加されるSAIとの関係でMBSFNエリアを制御しているMCEにMBMSセッション開始メッセージが送信されなければならないことをMMEが検出するたびに、MMEはMCEから受信される時間T
recfgに対応するMCE再構成の結果としてMCEに送信されるMBMSセッション開始要求に新しい「MCE構成更新時間」IEを追加し、そしてそれは現存の「MBMSデータ開始の時間」IEに当初BM−SCからセッション開始のために受信された開始時間を含める。
【0034】
注:MMEはBM−SCから受信される「MBMSデータ開始の時間」IEを送信するものとするが、MBSFNエリアにおけるすべてのMBMSセッションの更新されたMBMS無線スケジューリングを計算するためには、分散MCEアーキテクチャにおけるMCEによってこれが使用されるためである。この新しい更新されたスケジューリングは、存在する場合新しい「MCE構成更新時間」IEに含まれる時間に、そうでなければ「MBMSデータ開始の時間」に含まれる時間に起こる。
【0035】
第2の実施形態は、SAの同時追加および削除の再構成シナリオでM3AP MCE構成更新手順を1度だけ(第1の実施形態での2度の代わりに)トリガすることを許容する。それはしかしながらM3APインタフェースへのより多くの影響を必要とする。
【0036】
第1の実施形態は、以下「ソリューション−1」(「オプションA」および「オプションB」と呼ばれる2つのオプションを有する)と記載される以下のステップの一部または全部を備えてもよい。「ソリューション1/オプションA」の概要が
図3に示される。「ソリューション1/オプションB」の概要が
図4に示される。
【0037】
ソリューション−1
○ オペレータは、RAN O&Mによって、MbsfnArea構成の更新がどの時間に適用されるべきかを指示する:
オペレータは、MbsfnArea構成の更新がどの絶対時間に適用されるべきかを示すパラメータT
recfg(たとえばUTC時間として表される)を設定する(1つまたはいくつかのMbsfnAreaパラメータが同じ絶対時間に更新されなければならなくてもよい)。
【0038】
この工程はMbsfnAreaごとである、すなわちオペレータは、各々が異なるMbsfnAreaに関するいくつかのMbsfnArea構成更新を同時に(何の制約もなしで)開始するのを許容される、
いくつかの延期されたMbsfnArea構成更新が、また同じMbsfnAreaに同時にスケジューリングされてもよい。MCEは、スケジューリングされた更新の集合が、LTE無線インタフェースによってサポートされることができるものより高い頻度で(それはMbsfnAreaのために構成されるMCCH変更期間の値に主として依存する)セル構成更新を適用するようにならないことを確実にする。
【0039】
○ 1つまたは複数のSAIがMbsfnAreaに追加される場合
MCEが、追加されるSAIがそれが制御する他のMbsfnAreaに対してまだ構成されていないと決定すれば、MCEはそのSAIのリストを更新し、そしてこの更新したリストをMCE構成更新手順を介してMMEに提供する。MMEは更新(SA拡張)について、T
recfgに示される絶対時間前のいつかの時間に
*通知されなければならない。
【0040】
(
*)必要であれば、再構成が適用される(T
recfg)前に現存のMBMSセッションをそのMCEで開始するのに十分な時間をMMEに与えるために、MMEは十分早く通知されなければならない。これはまた、(必要であれば)MBMSトラフィック増加によって影響されるセルの円滑なオフロードを可能にするのに十分早くeNBが通知されるのを可能にする。
【0041】
注:SAIがMCEによってすでに別のMBSFNエリアに対してサポートされている(すなわちMCEのSAIリストが影響されない)場合、MBSFNエリアのSAIリストの更新はMMEを更新する必要性をもたらさない。
【0042】
MMEは新しいMCE SAIリストをそのコンテキストに格納し、そしてメッセージMCE構成更新Ackの使用を介してMCEに応答する。
【0043】
次いで、MMEはいくつかのセッションがこのMCEで開始されるべきかどうかを確認する。
【0044】
開始されるべき各MBMSセッションに対して、MMEはそのMCEに向けてMBMSセッション開始手順を起動する。
【0045】
任意の以降のMBMSセッション開始要求メッセージを受信すると、MCEはこの要求がMBSFNエリアにおいてすでにアクティブ化されているSAまたはT
recfgにアクティブ化されるようにスケジューリングされているSAに対応するかどうかを確認する。後者の場合、すなわちMBMSセッションがMBSFNエリアに追加されているSAに適用され、かつMBSFNエリアですでに使用中のMCE SAIリストからの任意の他のSAを含まなければ、MCEはセッションの開始を再構成が適用される(T
recfg)まで延期する。
【0046】
注:MBMSセッション開始要求メッセージはBM−SCによって提供される時間、そしてしたがって、おそらく過去の開始する絶対時間を含むべきである。
【0047】
それがMCE構成更新のためトリガされたかもしれない要求であれば、MCEはT
recfgに示される絶対時間に基づいてこの新しいセッションに対するMcchUpdateTimeを決定する。
【0048】
そうでなければ、MCEはIE「MBMSデータ転送の時間」に示されるUTC時間に基づいてMcchUpdateTimeを決定する。
【0049】
MCEは、対象McchUpdateTimeに対してMbsfnAreaのすべてのMBMSセッション(現存のおよび開始されるべき新しいセッション)のMBMS無線スケジューリングを再計算する。
【0050】
○ 1つまたは複数のSAIがMbsfnAreaから削除される場合
MCEは、いくつかのセッションが時間T
recfgにこのMbsfnAreaにおいて停止されるべきかどうかを確認する。
【0051】
少なくとも1つのセッションがこのMbsfnAreaにおいて停止されるべきであれば、
MCEはT
recfgに示される時間に基づいてMcchUpdateTimeを決定し、
MCEは次いで、再構成後のMbsfnAreaのすべての残存のセッションのMBMS無線スケジューリング、すなわちいずれがMcchUpdateTimeで適用できるかを再計算する。
【0052】
MCEが、削除されるSAIがMCEによって制御される他のMbsfnAreaに対して構成されていないと決定すれば、MCEはそのSAIのリストからSAIを削除し、そしてT
recfgの発生でまたはその後に、この更新したリストをMCE構成更新手順を介してMMEに提供する。
【0053】
注:削除すべきSAIがMCEで別のMBSFNエリアに対して構成され続ける(すなわちMCEのSAIリストが影響されない)場合、MBSFNエリアのSAIリストの更新はMMEを更新する必要性をもたらさない。
【0054】
このメッセージを受領すると、MMEは、いくつかのセッションがこのMCEで停止されるべきかどうかを確認する。
【0055】
そのMCEで停止すべき各MBMSセッションに対して、MMEは、MCEおよびMMEにおいて関連したM3AP資源を解放する(オプションA)または単にそのM3AP資源をローカルでかつ即時に解放する(オプションB)ために、MBMSセッション停止手順を起動し、
各受信されるMBMSセッション停止要求メッセージに対して(オプションA)、MCEはMMEにMBMSセッション停止応答メッセージで応答し、そして関連したM3AP資源を解放する:MCEはそのM3AP資源をローカルで解放する(オプションB)。
【0056】
オプションBはM3インタフェース上のメッセージの交換を最小化することを可能にする。
【0057】
○ 1つまたは複数のSAIがMbsfnAreaから削除され、かつ1つまたは複数のSAIが同じMbsfnAreaに追加されもする場合
MCEおよびMMEはSA拡張の場合およびSA削除の場合について上記規定したようにふるまう。これはMCEに、T
recfg前にSAIを追加するMCE構成更新を、そしてT
recfgにまたはその後にSAIを削除する別のMCE構成更新を送信させる。
【0058】
再構成動作がSAを追加も削除もせず、MBSFNエリア全体に適用できる他のパラメータを変更するだけであれば、各MCEはその再構成を時間T
recfgに適用する。この場合MMEに向けてMCE構成更新手順は起こらない。
【0059】
第2の実施形態は、以下「ソリューション−2」(「オプションA」および「オプションB」と呼ばれる2つのオプションを有する)と記載される以下のステップの一部または全部を備えてもよい。「ソリューション2/オプションA」の概要が
図5に示される。「ソリューション2/オプションB」の概要が
図6に示される。
【0060】
ソリューション−2
○ オペレータはMbsfnArea構成の更新がどの時間に適用されるべきかを指示する。
ソリューション−1と同様。
【0061】
○ 1つまたは複数のSAIがMbsfnAreaから削除される場合、
MCEが、削除されるSAIがMCEによって制御される他のMbsfnAreaに対して構成されていないと決定すれば、MCEはそのSAIのリストからSAIを削除し、そしてこの更新したリストおよび新しい「MCEConfigurationUpdateTime」IE(T
recfgに設定される)をMCE構成更新手順を介してMMEに提供する。MMEは更新について、「MCEConfigurationUpdateTime」IEに示される絶対時間前のいつかの時間に
*通知されなければならない。
【0062】
(
*)もしあれば、再構成が適用される(T
recfg)前に、SAI削除によって影響されるMBMSセッションをそのMCEで停止するのに十分な時間をMMEに与えるために、MMEは十分早く通知されなければならない。防御措置として、MCEは、セッション停止が近々受信されるだろう場合に、T
recfgに基づいて決定されるMCCH更新時間に停止されるべきセッションのための資源をどうにかして解放することになる。
【0063】
そのMCEで停止すべき各MBMSセッションに対して、MMEは、MCEおよびMMEにおいて関連したM3AP資源を解放する(オプションA)または再構成時間T
recfgの発生で単にそのM3AP資源をローカルで解放する(オプションB)ために、MBMSセッション停止手順を(IE「MBMSデータ停止の時間」をMCE構成更新メッセージの「MCEConfigurationUpdateTime」IEで先に受信された時間に設定して)起動する。
【0064】
各受信されるMBMSセッション停止要求メッセージに対して(オプションA)、MCEはセッション停止を通常通り
*処理する:MCEはそのM3AP資源をローカルで解放する(オプションB)。
【0065】
(
*)MBMSセッション停止要求メッセージがT
recfgより後に受信される場合、唯一のMCEのアクションはM3AP資源およびセッションコンテキストを解放しかつMMEに肯定的に応答することになる。
【0066】
オプションBはM3インタフェース上のメッセージ交換のさらなる最小化を可能にする。
【0067】
○ 1つまたは複数のSAIがMbsfnAreaに追加される場合、
MCEが、追加されるSAIがそれが制御する他のMbsfnAreaに対してまだ構成されていないと決定すれば、MCEはそのSAIのリストを更新し、そしてこの更新したリストおよび新しい「MCEConfigurationUpdateTime」IE(T
recfgに設定される)をMCE構成更新手順を介してMMEに提供する。MMEは更新(SA拡張)について、T
recfgに示される絶対時間前のいつかの時間に
*通知されなければならない。
【0068】
(
*)必要であれば、再構成が適用される(T
recfg)前に現存のMBMSセッションをそのMCEで開始するのに十分な時間をMMEに与えるために、MMEは十分早く通知されなければならない。これはまた、(必要であれば)MBMSトラフィック増加によって影響されるセルの円滑なオフロードを可能にするのに十分早くeNBが通知されるのを可能にする。
【0069】
MMEは新しいMCE SAIリストをそのコンテキストに格納し、そしてメッセージMCE構成更新Ackの使用を介してMCEに応答する。
【0070】
次いで、MMEはいくつかのセッションがこのMCEで開始されるべきかどうかを確認する。
【0071】
開始されるべき各MBMSセッションに対して、MMEはそのMCEに向けてMBMSセッション開始手順を起動する(MMEは、MCE構成更新メッセージの「MCEConfigurationUpdateTime」IEで先に受信された時間に設定されるMBMSセッション開始メッセージの新しい「MCEConfigurationUpdateTime」IEを含む)。
【0072】
MBMSセッション開始要求メッセージを受信すると、MCEは、それがMcchUpdateTimeを決定するために新しいM3AP「MCEConfigurationUpdateTime」IEに示される時間を使用しなければならないということを除いて、セション開始を通常通り処理する。
【0073】
注:IE「MBMSデータ開始の時間」は、MbsfnAreaのすべての残存のセッションのMBMS無線スケジューリングを再計算するときにセッション順位を決定するために依然使用される。
【0074】
○ 1つまたは複数のSAIがMbsfnAreaから削除され、かつ1つまたは複数のSAIが同じMbsfnAreaに追加されもする場合
MCEおよびMMEはSA拡張の場合およびSA削除の場合について上記規定したようにふるまう。
【0075】
○ 再構成動作がSAを追加も削除もせず、MBSFNエリア全体に適用できる他のパラメータを変更するだけである場合:
ソリューション−1と同様。
【0076】
上記のように、第2の実施形態は、SAの同時追加および削除の再構成シナリオでM3AP MCE構成更新手順を1度だけ(第1の実施形態での2度の代わりに)トリガすることを許容する。それはしかしながらM3APインタフェースへのより多くの影響を必要とする。
【0077】
オプションB(いずれの実施形態においても)は、オプションAと比べて、M3インタフェース上のメッセージの交換を最小化することを可能にする。
【0078】
そのようなMBSFNエリア再構成工程のための他の実施形態がもちろん、当業者によって理解されるように、M3インタフェースへの様々な影響ならびに/またはMCEおよび/もしくはMMEへの様々な影響を伴って想定されることができよう。
【0079】
そのようなMBSFNエリア再構成工程は、ここで
図7から10に関連して説明されていくように、MCE開始もしくは再開の場合に、またはM3パス故障後の回復の場合にも使用されることできる。そのような場合、MBSFNエリア再構成工程のいくつかの変更が、上記考慮された実施形態(たとえば
図3から6に関連して)と比べて、そのような場合に使用されるM3設定手順または修復手順などの手順との相互作用により必要とされてもよい。
【0080】
MBSFNエリア再構成とMCE開始または再開との間の相互作用の例が
図7および8に簡略化した方法で例示される。
【0081】
MBSFNエリア再構成とM3パス故障後の回復との間の相互作用の例が
図9および10に簡略化した方法で例示される。
【0082】
T
recfgは延期された構成更新が適用されるべき目標UTC時間である(T
recfgは、更新されるべきMbsfnエリア構成パラメータとともに専用のパラメータを介して指示される)。
【0083】
MCEが開始(再開)するときに、またはM3APパスが回復するときに、T
recfgがすでに過去であるか、または極めて現在時刻に近いことが起きてもよい(たとえば延期された構成がMCEによって受信された時間後のMCE障害のため)。
図8および10は、MCEがそのような場合に、とりわけMMEに関してどのようにふるまうべきかを例示する。
【0084】
「十分に未来であるT
recfgケース」−ケース1(
図7および9)
このケースは、eNB/MCE開始/再開が完了される時間またはM3パスが回復する時間と比べてT
recfgが十分はるかに未来であるときに、MCEがMCE開始/再開またはM3パス回復のどちらかの後にどのようにふるまうべきかを例示する。
【0085】
「十分に未来でないT
recfgケース」−ケース2(
図8および10)
このケースは、eNB/MCE開始/再開が完了される時間またはM3パスが回復する時間と比べてT
recfgが十分はるかに未来でないときに、MCEがMCE開始/再開またはM3パス回復のどちらかの後にどのようにふるまうべきかを例示する。
【0086】
図7および8に例示される工程は、MCEをMBSFNエリア再構成情報および関連したT
recfgで構成し、MCEとMMEとの間にSCTPアソシエーションを確立し(MCEが開始または再開した後で)、そしてT
recfgがまだ十分に未来であるかどうかを確認することで始まる。
【0087】
T
recfgが十分に未来であれば、
図7に示すように、工程はM3設定手順を続け、それによってMMEは、T
recfgまで適用されるべきMBMSサービスエリアリストを通知される。工程は次いで回復手順を続け、それによってMBMSセッション開始メッセージがM3設定手順によってトリガされ取り扱かわれる。次いで、T
recfg−微小時間に、あたかもMCEが開始または再開したばかりではないかのように、工程は上記考慮された実施形態(たとえば
図3から6に関連して)でのように続く。
【0088】
T
recfgが十分に未来でなければ、
図8に示すように、工程はM3設定手順を行うためにT
recfg−微小時間まで待機し続け(T
recfg−微小時間が過去でなければ)、それによってMMEはMBMSサービスエリアリストを通知される。あたかもMCEが、MCE構成更新がない以外は、開始または再開したばかりではないかのように、工程は次いで上記考慮された実施形態(たとえば
図3から6に関連して)でのように続く。
【0089】
図9および10に例示される工程は、MCEをMBSFNエリア再構成情報および関連したT
recfgで構成し、MCEとMMEとの間にSCTPアソシエーションを再確立し(M3パス故障が回復した後で)、そしてT
recfgがまだ十分に未来であるかどうかを確認することで始まる。
【0090】
T
recfgが十分に未来であれば、
図9に示すように、工程はM3設定手順を続け、それによってMMEは、T
recfgまで適用されるべきMBMSサービスエリアリストを通知される。工程は次いで回復手順を続け、それによってMBMSセッション開始メッセージがM3設定手順によってトリガされ取り扱われる。次いで、T
recfg−微小時間に、あたかもM3パス故障が生じなかったかのように、工程は上記考慮された実施形態(たとえば
図3から6に関連して)でのように続く。
【0091】
T
recfgが十分に未来でなければ、
図10に示すように、工程はM3設定手順を行うためにT
recfg−微小時間まで待機し続け(T
recfg−微小時間が過去でなければ)、それによってMMEはMBMSサービスエリアリストを通知される。MCE構成更新がない以外は、あたかもM3パス故障が生じなかったかのように、工程は次いで上記考慮された実施形態(たとえば
図3から6に関連して)でのように続く。
【0092】
本発明の実施形態は、オペレータが、進行中のMBMSセッションのブロードキャストを中断することなくそのMBSFNエリアを動的に再構成する(たとえばMBSFNエリアに/からMBMS SAを追加または削除する)ことを可能にする。これは特に、MBSFNエリアを通した(分散MCEアーキテクチャをもつMBMS配備のためのMCEにわたる)MBSFNエリア再構成および影響されたMBMSセッションの開始/停止の厳格な同期を確実にする。
【0093】
オペレータがそのMBSFNエリアを再構成(たとえば、MBSFNエリアに/からMBMS SAを追加または削除する)したいときはいつでも、彼は進行中のMBMSセッションの終了を待つ必要またはそれらのセッションを中断する必要なく、それを行うことができる。これは、めったに停止または中断されるとは想定されない長期または永久セッション(たとえばテレビ放送)のために特に有用である。
【0094】
1つの態様では、MBSFNエリアがマルチセル/マルチキャスト協調エンティティMCEの集合によって制御される移動ネットワークにおけるMBSFNエリア再構成のための方法が提供される。
【0095】
一実施形態において、前記方法は:
− 前記MBSFNエリアの再構成が、前記MCEに構成される再構成時間と称される時間に、前記MCEで同期して適用されるMBSFNエリア再構成手順を行うことを含む。
【0096】
他の態様において、移動ネットワークの様々なエンティティがそのような方法を実行する目的で提供され、前記エンティティが、特に(ただし排他的にではなく)マルチセル/マルチキャスト協調エンティティMCE、移動管理エンティティMMEを含む。
【0097】
1つの態様において、MBSFNエリアがマルチセル/マルチキャスト協調エンティティMCEの集合によって制御される移動ネットワークのMCEであって、移動管理エンティティMMEによって制御される前記MCEが提供される。
【0098】
様々な態様/実施形態がそのようなMCEのために提供されてもよい。
【0099】
一態様において、前記MCEは:
− 前記MBSFNエリアの再構成が、前記MCEに構成される再構成時間と称される時間に、前記MCEで同期して適用されるMBSFNエリア再構成手順を行うように構成される。
【0100】
別の態様において、前記MCEは:
− MBSFNエリア再構成を行うときに、前記MMEにMCE再構成更新情報を送信し、前記MMEにMCEに追加される任意のSAIまたはMCEから削除される任意のSAIを通知し、
− 前記MBSFNエリア再構成ごとにMCEに追加される任意のSAIでの任意のMBMSセッションのMBMSセッション開始要求および/または前記MBSFNエリア再構成ごとにMCEから削除される任意のSAIでの任意のMBMSセッションのMBMSセッション停止要求を、前記MMEから受信するように構成される。
【0101】
様々な実施形態がそのようなMCEのそのような態様のために提供されてもよく、それらは様々な組合せによって単独あるいは併用で使用されてもよい。
【0102】
一実施形態において、MCEは:
− 前記MCEに構成されかつ前記MBSFNエリアの再構成が前記MCEで同期して適用されるべき再構成時間が発生すると、前記MBSFNエリアにおけるMBMSセッションをリスケジューリングし、もしあればMBSFNエリアのために変更される無線パラメータを考慮し、前記MBSFNエリア再構成ごとに追加される任意のSAIでの開始されるべきMBMSセッションを開始し、かつ前記MBSFNエリア再構成ごとに削除される任意のSAIでの停止されるべきMBMSセッションを停止するように構成される。
【0103】
一実施形態において、MCEは:
− 前記MCEに構成されかつ前記MBSFNエリアの再構成が前記MCEで同期して適用されるべき再構成時間の発生前に、前記MBSFNエリア再構成ごとにMCEに追加される任意のSAIを含めて前記MMEにMCE再構成更新情報を送信するように構成される。
【0104】
一実施形態において、MCEは:
− 前記MCEに構成されかつ前記MBSFNエリアの再構成が前記MCEで同期して適用されるべき再構成時間まで、前記MBSFNエリア再構成ごとにMCEに追加される任意のSAIでのMBMSセッション開始要求を介してMMEによって開始されるように要求される任意のMBMSセッションの開始を延期するように構成される。
【0105】
一実施形態において、MCEは:
− 前記MBSFNエリア再構成ごとにMCEに追加される任意のSAIでのMBMSセッション開始要求を介してMMEによって開始されるように要求される任意のMBMSセッションのためのMCCH更新時間を決定するために、前記MCEに構成されかつ前記MBSFNエリアの再構成が前記MCEで同期して適用されるべき再構成時間を使用するように構成される。
【0106】
一実施形態において、MCEは:
− 前記MCEに構成されかつ前記MBSFNエリアの再構成が前記MCEで同期して適用されるべき再構成時間の発生後に、前記MMEにMCE再構成更新情報を送信して、前記MMEに前記MBSFNエリア再構成ごとに前記MCEがMCEでサポートすることを停止した任意のSAIを通知するように構成される。
【0107】
一実施形態において、MCEは:
− MMEから対応するMBMSセッション停止要求を受信するまで、前記MBSFNエリア再構成ごとに削除される任意のSAIでの任意のMBMSセッションのためのM3APインタフェース用のMBMSセッション制御資源を維持するように構成される。
【0108】
一実施形態において、MCEは:
− 前記MBSFNエリア再構成ごとに削除される任意のSAIでの任意のMBMSセッションのためのM3APインタフェース用のMBMSセッション制御資源を維持し、かつ前記MBSFNエリア再構成ごとに削除される任意のSAIでの任意のMBMSセッションが前記MCEによって制御される任意の他のMBSFNエリアに関与されていないかどうかを確認し、肯定の場合は対応するMBMSセッション制御資源をローカルで解放するように構成される。
【0109】
一実施形態において、MCEは:
− 前記MCEに構成されかつ前記MBSFNエリアの再構成が前記MCEで同期して適用されるべき再構成時間の発生前に、前記MMEにMCE再構成更新情報を送信して、前記MMEに前記MBSFNエリア再構成ごとにMCEに追加またはMCEから削除される任意のSAIを前記再構成時間とともに通知するように構成される。
【0110】
一実施形態において、MCEは:
− 前記MBSFNエリア再構成ごとにMCEに追加される任意のSAIでのMMEによって開始されるように要求されるMBMSセッションのためのMCCH更新時間を決定するために、MMEから受信されるMBMSセッション開始要求に示されるMCE再構成更新時間を使用するように構成される。
【0111】
別の態様において、MBSFNエリアがマルチセル/マルチキャスト協調エンティティMCEの集合によって制御される移動ネットワークの移動管理MMEであって、前記MCEの少なくとも1つを制御する前記MMEが提供される。
【0112】
様々な実施形態が提供されてもよく、それらは様々な組合せによって単独あるいは併用で使用されてもよい。
【0113】
一実施形態において、前記MMEは:
− 前記MBSFNエリア再構成ごとにMCEに追加または削除される任意のSAIを前記MMEに通知するMCE再構成情報を前記MCEから受信すると、前記MCEから受信されたMCE再構成情報におけるMCEに追加される任意のSAIでの任意のMBMSセッションのMBMSセッション開始要求および/または前記MCEから受信されたMCE再構成情報におけるMCEから削除される任意のSAIでの任意のMBMSセッションのMBMSセッション停止要求を、前記MCEに送信するように構成される。
【0114】
一実施形態において、前記MMEは:
− 前記MCEから再構成時間を含むMCE再構成情報を受信するように構成される。
【0115】
一実施形態において、前記MMEは:
− 前記MCEから受信されるMCE再構成情報におけるMCEから削除される任意のSAIでの任意のMBMSセッションに対して、前記再構成時間に設定されるMBMSデータ停止の時間情報要素を含むMBMSセッション停止要求を前記MCEに送信するように構成される。
【0116】
一実施形態において、前記MMEは:
− 前記MCEから受信されるMCE再構成情報におけるMCEから削除される任意のSAIでの任意のMBMSセッションのためのM3APインタフェース用のMBMSセッション制御資源をローカルで解放するように構成される。
【0117】
一実施形態において、前記MMEは:
− 前記MCEから受信されるMCE再構成情報におけるMCEへの任意の追加SAIでの開始されるよう要求されるべきMBMSセッションに対して、MCE再構成更新時間を示すMBMSセッション開始要求を前記MCEに送信するように構成される。
【0118】
別の態様において、MBSFNエリアがマルチセル/マルチキャスト協調エンティティMCEの集合によって制御される移動ネットワークにおけるMBSFNエリア再構成のための方法であって、そのようなMCEまたはMMEによって行われるステップの少なくとも1つを備える前記方法が提供される。
【0119】
当業者は、様々な上述の方法のステップがプログラムされるコンピュータによって行われることができると容易に認識するだろう。本明細書において、いくつかの実施形態はプログラム記憶装置、たとえばデジタルデータ記憶媒体を包含するものとも意図され、それらは機械またはコンピュータ可読であり、かつ命令の機械実行可能またはコンピュータ実行可能プログラムをエンコードし、前記命令は上述の方法のステップのいくつかまたはすべてを行う。プログラム記憶装置は、たとえばデジタルメモリ、磁気ディスクおよび磁気テープなどの磁気記録媒体、ハードドライブ、または光学的に読み込み可能なデジタルデータ記憶媒体でもよい。実施形態も前記上述の方法の前記ステップを行うようにプログラムされるコンピュータを包含するものと意図される。