(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【背景技術】
【0002】
従来、ビーズが織り込まれたビーズ織物を作製するためのビーズ織り具が知られている(たとえば、特許文献1を参照)。特許文献1に記載されたビーズ織り具は、弾性変形可能なプレート部材(10)を湾曲させた状態で使用するものである。プレート部材の両縁部には、複数の糸を互いに離間した状態で保持するための糸保持部(15,16)が設けられている。また、プレート部材(10)の両縁部付近には、爪楊枝などのロッド部材(21〜24)を挿入可能な取付孔(11〜14)が形成されている。
【0003】
特許文献1に記載されたビーズ織り具を使用する際には、同文献の
図2に示されるように、プレート部材(10)を湾曲させつつ、両縁部に形成されたスリット(17)にプレート部材(10)の形状を保持するための糸(30)を複数回巻き付ける。次いで、同文献の
図3に示されるように、ロッド部材に糸を引っ掛けながらプレート部材の両縁部の糸保持部(15,16)に複数の糸(40)を互いに離間した状態で保持させる。このように両縁部間に並ぶ複数の糸(40)に対し、ビーズに挿通した糸を織ることにより、ビーズ織物を作製することができる。
【0004】
複数の糸(40)に対して行うビーズに挿通した糸の織り作業は、複数の糸(40)と湾曲したプレート部材(10)との間の空間にビーズを挿通した糸をもっていき、同文献の
図8および段落0021に記載されるように、ビーズ(60)を下から指で支持して押し上げながら行う。このような織り作業においては、ビーズ(60)を指で支持する必要があるので、片手の自由が奪われる。したがって、上記従来のビーズ織り具においては、使い勝手の面で改善の余地があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、このような事情のもとで考え出されたものであって、上記従来のビーズ織り具に対し、使い勝手を改善したビーズ織り具を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
【0008】
本発明によって提供されるビーズ織り具は、ビーズを置くための平面状のビーズ載置面を有するプレート部材を備え、上記プレート部材は、上記ビーズ載置面の面内に沿う第1方向に離間しており、上記ビーズ載置面の面内に沿い、かつ上記第1方向に垂直な第2方向において複数の糸を互いに離間した状態で保持する第1および第2の糸保持部と、各々が上記ビーズ載置面に対して当該ビーズ載置面に垂直である第3方向に突出し、かつ上記第1方向に離間して設けられ、上記複数の糸を支持するための第1および第2の糸支持壁と、上記第1方向に離間しており、上記複数の糸の一端および他端を掛けるための第1および第2の糸掛け部と、を有
し、上記プレート部材は、各々が上記第2方向に延び、かつ互いに平行な第1および第2の端縁と、各々が上記第1方向に延び、かつ互いに平行な第3および第4の端縁と、を有する矩形状であり、上記第1および第2の糸保持部は、上記第1および第2の端縁に設けられており、上記第1および第2の糸支持壁は、上記第3方向に見た場合に上記第1および第2の糸保持部の間に位置しており、上記第1および第2の糸掛け部は、上記プレート部材における上記ビーズ載置面とは反対側の面に設けられ、かつ、各々が、上記第3方向に延びる軸部と、この軸部の先端に位置し、上記軸部よりも大径である鍔部と、を有し、上記軸部は、上記プレート部材の上記反対側の面から延びる円筒状部を含み、上記円筒状部に着脱可能に内挿される棒状部と、この棒状部の先端に設けられた上記鍔部と、を有するボタン部材をさらに備える。
【0010】
好ましい実施の形態においては、上記プレート部材は、上記第3および第4の端縁に設けられ、上記第1方向において複数の糸を互いに離間した状態で保持する第3および第4の糸保持部と、各々が上記載置面に対して上記第3方向に突出しており、上記第2方向に離間し、かつ上記第3方向に見た場合に上記第3および第4の糸保持部の間に位置し、上記複数の糸を支持するための第3および第4の糸支持壁と、上記第2方向に離間しており、上記複数の糸の一端および他端を掛けるための第3および第4の糸掛け部と、を有する。
【0013】
好ましい実施の形態においては、上記プレート部材は、長矩形状である。
【0014】
好ましい実施の形態においては、上記プレート部材における上記反対側の面の4隅には、当該反対側の面から上記糸掛け部の先端よりも離れた位置まで延びる脚部が設けられている。
【0015】
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
【0018】
図1〜
図6は、本発明に係るビーズ織り具の一実施形態を示している。本実施形態のビーズ織り具Aは、平板状のプレート部材1を備え、ビーズが織り込まれたビーズ織物を作製するために用いるものである。
【0019】
プレート部材1は、厚さ方向に見た場合に概略長矩形状の主板部10を有し、たとえばポリアセタールなどの合成樹脂により一体形成されたものである。詳細は後述するが、プレート部材1(主板部10)の上面1aは、ビーズを置くための平面状のビーズ載置面10aを構成する。なお、プレート部材1の色については、ビーズ載置面10aにビーズを置いたときの各ビーズの色彩を視認しやすくするため、たとえば白色または淡色系の半透明状とされる。
【0020】
プレート部材1の外周縁は、各々が方向xに沿って延び、互いに平行な端縁11,12と、各々が方向yに沿って延び、互いに平行な端縁13,14とを有する。方向x,yは、いずれも上面1a(ビーズ載置面10a)の面内に沿う方向であり、また、方向x,yは、互いに垂直である。本実施形態において、端縁13,14の方向yにおける長さは、端縁11,12の方向xにおける長さよりも大きい。
【0021】
端縁11,12には、複数の縦糸を互いに離間した状態で保持するための糸保持部21,22が設けられている。糸保持部21は、方向xにおいて複数の凸部211が並んだ櫛歯状とされており、隣接する凸部211間に複数の溝部212が形成される。糸保持部22もまた、方向xにおいて複数の凸部221が並んだ櫛歯状とされており、隣接する凸部221間に複数の溝部222が形成される。溝部212,222は、それぞれ方向xに沿って所定のピッチで並んでいる。溝部212,222のピッチは、たとえば1.5mm程度である。
【0022】
プレート部材1(主板部10)の上面1aには、糸支持壁31,32が設けられている。糸支持壁31,32は、糸保持部21,22の近傍にそれぞれ設けられている。
図1、
図3に示すように、糸支持壁31,32は、各々、上面1a(ビーズ載置面10a)に垂直である高さ方向(方向z)に一定高さで突出し、かつ方向xに沿って延びている。
図2に示すように、糸支持壁31,32は、方向zに見た場合、糸保持部21,22(端縁11,12)の間に位置しており、糸支持壁31,32の間の領域がビーズ載置面10aとされる。複数の縦糸が糸保持部21,22によって方向xに所定間隔を隔てて保持される際、これら複数の縦糸は、上面1a(ビーズ載置面10a)との間に所定の間隔を隔てた状態で糸支持壁31,32に支持される(
図11参照)。
【0023】
端縁13,14には、複数の縦糸を互いに離間した状態で保持するための糸保持部23,24が設けられている。糸保持部23は、方向yにおいて複数の凸部231が並んだ櫛歯状とされており、隣接する凸部231間に複数の溝部232が形成される。糸保持部24もまた、方向yにおいて複数の凸部241が並んだ櫛歯状とされており、隣接する凸部241間に複数の溝部242が形成される。溝部232,242は、それぞれ方向yに沿って所定のピッチで並んでいる。溝部232,242のピッチは、たとえば1.5mm程度である。
【0024】
プレート部材1(主板部10)の上面1aには、糸支持壁33,34が設けられている。糸支持壁33,34は、糸保持部23,24の近傍にそれぞれ設けられている。
図1、
図4に示すように、糸支持壁33,34は、各々、方向zに一定高さで突出し、かつ方向yに沿って延びている。
図2に示すように、糸支持壁33,34は、方向zに見た場合、糸保持部23,24(端縁13,14)の間に位置しており、糸支持壁33,34の間の領域がビーズ載置面10aとされる。複数の縦糸が糸保持部23,24によって方向yに所定間隔を隔てて保持される際、これら複数の縦糸は、上面1a(ビーズ載置面10a)との間に所定の間隔を隔てた状態で糸支持壁33,34に支持される。
【0025】
図5に示すように、プレート部材1(主板部10)の下面1b(ビーズ載置面10aとは反対側の面)には、複数(本実施形態では4つ)の糸掛け部41,42,43,44および複数の脚部51,52,53,54が設けられている。
【0026】
糸掛け部41は、複数の縦糸の一端を掛け止めるためのものであり、糸保持部21の近傍に設けられている。糸掛け部42は、複数の縦糸の他端を掛け止めるためのものであり、糸保持部22の近傍に設けられている。これら糸掛け部41,42は方向yに離間する位置にある。
【0027】
糸掛け部43は、複数の縦糸の一端を掛け止めるためのものであり、糸保持部23の近傍に設けられている。糸掛け部44は、複数の縦糸の他端を掛け止めるためのものであり、糸保持部24の近傍に設けられている。これら糸掛け部43,44は方向xに離間する位置にある。
【0028】
次に、糸掛け部41〜44の構造について説明する。4つの糸掛け部41〜44はすべて同じ構造であるので、代表して1つの糸掛け部41について説明する。
【0029】
図6に示すように、糸掛け部41は、円筒状部401と、この円筒状部401に取り付けられるボタン部材6を含んで構成される。円筒状部401は、下面1bから方向zに沿って延びている。ボタン部材6は、棒状部61と、棒状部61の先端に設けられた鍔部62とを有する。棒状部61の外径寸法は円筒状部401の内径寸法より僅かに小さくされており、棒状部61は、円筒状部401に着脱可能に内挿される。鍔部62の外径寸法は、円筒状部401の外径寸法よりも大きい。棒状部61が円筒状部401に内挿された状態(ボタン部材6が取り付けられた状態)において、円筒状部401の先端にこの円筒状部401よりも大径である鍔部62が位置する。なお、
図3、
図4、
図6等から理解されるように、円筒状部401の先端には、当該円筒状部401の径方向に沿って十字状の凹溝402が形成されている。
【0030】
複数の脚部51〜54は、プレート部材1の4隅において下面1bから方向zに向かって延びている。脚部51〜54は、各々が四角筒状であり、脚部51〜54の先端は、糸掛け部41〜44の先端(鍔部62)よりも下面1bから離れた位置にある。
【0031】
ビーズ織り具Aの各部の寸法の一例を挙げると、プレート部材1(主板部10)の厚さが1〜3mm程度、端縁11,12の方向xにおける長さが6cm程度、端縁13,14の方向yにおける長さが9cm程度である。糸保持部21,22の方向xにおける長さが3cm程度、糸保持部23,24の方向yにおける長さが4.5cm程度である。糸支持壁31,32の方向xにおける長さが3.5cm程度、糸支持壁33,34の方向yにおける長さが5.2cm程度である。糸支持壁31〜34のビーズ載置面10aから方向zへの高さが1〜2mm程度である。
【0032】
次に、ビーズ織り具Aを用いてビーズ織り作業を行う方法について、
図7〜
図12を参照して説明する。
【0033】
糸支持壁31,32間に縦糸を張る場合について説明する。この場合、まず、糸掛け部41に糸の一端を固定する。具体的には、プレート部材1を裏返してボタン部材6を取り外し、円筒状部401先端の凹溝402に、円筒状部401の中心を通って径方向に沿うように、糸の一端(糸端)を置く。次に、円筒状部401内に糸端とともに棒状部61を挿入する。これにより、
図7に示すように、糸端は、円筒状部401と棒状部61に挟まれ、糸掛け部41に固定される。
【0034】
次に、糸保持部21の溝部212に糸を嵌めつつ当該糸をプレート部材1の上面1a側にて方向yに沿って延ばし、糸保持部22の溝部222に嵌める。次いで、下面1b側の糸掛け部42(円筒状部401)に糸を掛け回し、当該糸を既に糸が嵌められた溝部222に隣接する溝部222に嵌める。次に、糸を上面1a側にて方向yに沿って延ばし、糸保持部21の溝部212に嵌める。次に、下面1b側の糸掛け部41(円筒状部401)に糸を掛け回し、当該糸を既に糸が嵌められた溝部212に隣接する溝部212に嵌める。この作業を繰り返し、糸端を、たとえば下面1b側の糸掛け部43,44のいずれかに固定する(
図8参照)。このようにして、
図9に表れているように、複数の縦糸T1が方向xにおいて等間隔に並んだ状態で糸保持部21,22によって保持される。また、複数の縦糸T1は糸支持壁31,32によって支持されており、糸支持壁31,32の間において複数の縦糸T1は、ビーズ載置面10aから糸支持壁31,32の方向zにおける高さ分(約1〜2mm)離れている。
【0035】
次いで、針先からビーズに挿通した横糸を縦糸に織り込む。ここでは、たとえば棒部材(図示略)を用いて複数の縦糸T1を少し持ち上げ、これら縦糸T1を横切るように当該縦糸T1の下側に横糸T2およびビーズBを通し(
図10参照)、ビーズBをビーズ載置面10a上に置く。次いで、縦糸T1を元に戻し、各ビーズBを隣接する縦糸T1の間に挟む。このとき、
図11に示すように、ビーズBはビーズ載置面10aに支持されている。また、縦糸T1は、ビーズBの径方向の中央付近にある。
【0036】
次に、
図12に表れているように、横糸T2を、方向xにおける一端にある縦糸T1で折り返し、縦糸T1の上側を通るようにビーズBの孔に通す。このようにして、各ビーズBには横糸T2が2本通され、2本の横糸T2で縦糸T1が上下に挟まれた状態となる。次いで、針先からビーズBに横糸T2を挿通し、この横糸を方向yの他端に位置する縦糸で再び折り返す。次いで、上記したように複数の縦糸T1を少し持ち上げてこれら縦糸T1を横切るように当該縦糸T1の下側に横糸T2およびビーズBを通し、ビーズBをビーズ載置面10a上に置く。次いで、各ビーズBを隣接する縦糸T1の間に挟む。このような操作を所定回数繰り返すことにより、縦糸T1が延びる方向yに所定長さを有するビーズ織物が作製される。
【0037】
次いで、各糸掛け部41,42,43(44)においてボタン部材6を円筒状部401から取り外し、円筒状部401に掛け回された糸(縦糸T1)を外す。そして、そして、縦糸T1の両端部を引き出すことにより、糸掛け部41,42に掛け回されていた部分がビーズB内に通り、完成状態となる。
【0038】
糸支持壁33,34間に縦糸を張る場合についても、上記した糸支持壁31,32間に縦糸を張る場合と同様の手順によってビーズ織物を作製することができる。即ち、糸支持壁33,34間に縦糸を張る場合には、縦糸T1は、糸保持部23,24によって方向yにおいて等間隔に並べられるとともに糸掛け部43,44に掛け回される。また、縦糸は、糸支持壁33,34によってビーズ載置面1aとの間に所定の間隔を隔てられる。
【0039】
次に、ビーズ織り具Aの作用について説明する。
【0040】
本実施形態のビーズ織り具Aによれば、端縁11,12に設けられた糸保持部21,22によって複数の縦糸T1が等間隔に保持されるとともに、これら縦糸T1は方向yに離間した糸支持壁31,32に支持される。ここで、複数の縦糸T1は、ビーズ載置面10aから糸支持壁31,32の高さ分だけ離れた位置にある。このため、
図11を参照した説明からも理解されるように、ビーズ織り作業を行う際、ビーズBは、ビーズ載置面10aに置かれた状態で隣接する縦糸のT1の間に挟まれる。このような構成によれば、縦糸T1の下側に横糸T2を横切らせた後、ビーズBを下から押し上げる必要がないので、手の自由は奪われない。したがって、ビーズ織り作業時の作業性の向上を図ることができる。
【0041】
糸保持部21,22(23,24)は、矩形状をなすプレート部材1の端縁11,12に設けられており、糸掛け部41,42(43,44)は、糸支持壁31,32(33,34)が設けられる上面1a(ビーズ載置面10a)とは反対側の下面1bに設けられている。このように糸掛け部41,42(43,44)が下面1bに設けられた構成によれば、プレート部材1(ビーズ織り具A)全体のサイズのコンパクト化を図ることができる。また、ビーズ織り具Aは、カード型であり持ち運びに適する。
【0042】
プレート部材1の下面1bの4隅には、下面1bから糸掛け部41〜44の先端よりも離れた位置まで延びる脚部51〜54が設けられている。このような構成によれば、たとえばプレート部材1(ビーズ織り具A)を机の上に置いてビーズ織り作業を行う場合、下面1b側の糸掛け部41〜44が机に直接触れることはない。そして、ビーズ織り具Aは、脚部51〜54を介して安定した状態で机上に置くことができるので、ビーズ織り作業を行いやすい。
【0043】
各糸掛け部41〜44は、方向zに延びる円筒状部401(軸部)と、この円筒状部401の先端に位置する大径の鍔部62とを有する。このような構成によれば、円筒状部401に掛け回された縦糸T1については、当該円筒状部401の先端側にずれたとしても、鍔部62により係止される。したがって、糸掛け部41に掛けられた縦糸T1が不当に外れることは防止される。
【0044】
各糸掛け部41〜44は、棒状部61および鍔部62を有するボタン部材6を含み、棒状部61を円筒状部401に内挿することによりボタン部材6が円筒状部401に取り付けられる。このような構成によれば、たとえば縦糸を張る作業の際、糸端を棒状部61とともに円筒状部401内に挿入することにより、当該糸端を糸掛け部41に固定することができる。また、円筒状部401の先端には、径方向に沿う凹溝402が設けられている。これにより、糸端を固定する際には、円筒状部401の中心を通り、かつ径方向に沿うようにして糸端を凹溝402に置くことにより、当該糸端の糸掛け部41(42〜44)への固定を容易に行うことができる。
【0045】
プレート部材1(主板部10)には、端縁11,12よりも長い端縁13,14に糸保持部23,24が設けられ、また、糸保持部23,24に対応する糸支持壁33,34および糸掛け部43,44が設けられている。糸保持部33,34の方向yにおける長さは、糸保持部21,22の方向xにおける長さよりも長い。このため、糸保持部23,24を利用して縦糸を張ることにより、糸保持部21,22を利用する場合とは異なるサイズのビーズ織物を作製することができる。
【0046】
以上、本発明の具体的な実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、発明の思想から逸脱しない範囲内で種々な変更が可能である。本発明に係るビーズ織り具の具体的な形状や材質なども、上記実施形態に限定されるものではない。
【0047】
上記実施形態においては、糸保持部21,22(23,34)が端縁11,12(13,14)に設けられる場合について説明したが、糸保持部については、これに対応する糸支持壁の方向z(高さ方向)における先端に設けてもよい。糸保持部を糸支持壁の高さ方向先端に設ける場合、方向zに見ると糸保持部と糸支持壁とは重なることになり、糸掛け部については、プレート部材1の上面1aにおいて対応する糸支持壁および端縁の間に設けてもよい。