(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記画像取込みデバイス(124)は、前記アンビルと前記圧着ツール(108)を通過して延在する圧着軸(145)に少なくとも近接して前記アンビル(118)の上方に配置される請求項1に記載の端子圧着システム(100)。
前記画像取込みデバイス(124)によって取込まれた前記画像(904)は、前記端子(110)に対して横方向軸(191)に沿う前記ワイヤ(112)の並列整列と前記端子に対して長手方向軸(192)に沿う前記ワイヤの前後方向整列を示す請求項1に記載の端子圧着システム(100)。
前記画像取込みデバイス(124)は、前記圧着マシン(101)に対する磁気的取付けのための1個以上の磁石(310)を含む取付け具(308)を含む請求項1に記載の端子圧着システム(100)。
前記表示デバイス(148)は、前記端子(110)又は前記ワイヤ(112)の少なくとも一方の縁(524,624,724,824)を選択する作業者入力を受信するように構成されるユーザインターフェース(156)を含む請求項1に記載の端子圧着システム(100)。
前記整列モジュール(426)は、表示される前記画像(904)中の前記ワイヤ(112)と前記端子(110)の前記整列ライン(906)との間の距離又は角度の少なくとも一方が定量化値によって表されるように前記画像取込みデバイス(124)の視野を較正するように構成される請求項1に記載の端子圧着システム(100)。
前記端子に対する前記ワイヤの前記位置又は前記配向の前記少なくとも一方は、前記端子の前記ワイヤ圧着バレルの左縁に向かって、前記ワイヤ圧着バレルの右縁に向かっての内の少なくとも一方に向かって前記ワイヤの前記端部を移動すること、又は前記画像中の前記端子に対して時計回り方向へ又は反時計回り方向へ前記ワイヤを回転することによって調節される請求項9に記載の方法。
前記画像取込みデバイスの視野を較正することをさらに備え、表示される前記画像中の前記ワイヤの前記整列ラインと前記端子の前記整列ラインとの間の位置の差は、定量化値によって表される請求項9に記載の方法。
【発明を実施するための形態】
【0018】
図1は、例示的実施形態に係る端子圧着システム100の斜視図である。端子圧着システム100は、少なくともアンビル118、可動ラム144、画像取込みデバイス124、および表示デバイス148を含む。アンビル118とラム144は、圧着マシン101のコンポーネントであってもよい。圧着マシン101は、コネクタをワイヤに圧着するために使用される、ベンチマシン又は自動リード制作マシンのような端子圧着マシンとして示される。或いは、圧着マシン101は、リードフレームマシンのような他のタイプの圧着マシンであってもよい。しかしながら、圧接コネクタ(IDC)マシン、溶接マシン等のような圧着以外の他の処理を使用してコネクタをワイヤに取り付ける他のタイプのマシンが使用されてもよい。
【0019】
圧着マシン101は、コネクタをワイヤに機械的に圧着するアプリケータ102を含んでいてもよい。アプリケータ102は、圧着マシン101のベースすなわち支持部105に結合されることができる。アプリケータ102は、可動ラム144と静止アンビル118を含むことができる。アンビル118は、圧着ゾーンすなわち接続ゾーン106に配置され且つ上に端子110のようなコネクタを受容する。可動ラム144は、圧着ストロークに沿って圧着ゾーン106中でアンビル118に向かうおよびそれから離れるように移動する。可動ラム144は、端子をアンビル118に係合し且つ端子を端子110内に装填されるワイヤ112を圧着する、可動ラム144の先端に圧着ツール108を有する。任意ではあるが、圧着マシン101は、アプリケータ102が摩耗された又は損傷されたときや異なる構成を有するアプリケータ102が望まれるとき等に取り外して異なるアプリケータで交換することができる。
【0020】
画像取込みデバイス124は、圧着マシン101に取り付けられる。画像取込みデバイス124は、電子顕微鏡、ボアコープ、デジタルカメラ、ビデオカメラ等であることができる。画像取込みデバイス124は、圧着マシン101の支持部105に又はアプリケータ102に又は圧着ゾーン106の近傍の他の構造体に取り付けられてもよい。図示の実施形態では、画像取込みデバイス124は、アプリケータ102に取り付けられる。図示の実施形態では、画像取込みデバイス124は、圧着ゾーン106を含む視野を有するように配置される。画像取込みデバイス124は、圧着ゾーン106の画像および/又はビデオを取込むことができ且つ画像および/又はビデオを表す画像および/又はビデオデータをそれぞれ圧着マシン101上に又は圧着マシン101から離れた外部位置に位置されることができる受信デバイスに送信される。例えば、受信デバイスは、記憶デバイス(図示せず)、表示デバイス148又は表示と記憶コンポーネントを備えるデバイスであることができる。
【0021】
表示デバイス148は、画像取込みデバイス124に通信可能に結合され且つ画像取込みデバイス124によって取込まれた画像および/又はビデオを表示するように構成される。表示デバイス148は、有線接続又は無線接続を介して画像取込みデバイス124と通信できる。表示デバイス148は、圧着マシン101のホストコンピュータ(図示せず)と一体化されてもよいし又はデスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、モニタ、プロジェクタ等のような少なくとも別個のコンピュータの表示コンポーネントであってもよい。任意ではあるが、表示デバイス148は、圧着品質モニタ(CQM)デバイス(図示せず)であってもよい。
図1に示されるように、表示デバイス148は、圧着マシン101上に位置されてもよく、作業者が圧着マシン101を調節し且つ操作しながら表示された画像を容易に見ることができるようにパネル113を介して見ることができる。このように、画像取込みデバイス124と表示デバイス148は、圧着マシン101の作業者に対して整列補助具を提供する。或いは、表示デバイス148は、圧着マシン101の上ではなくそれに近接されてもよい。以下でさらに記載されるように、表示デバイス148は、作業者が表示デバイス148をナビゲートできるタッチスクリーンや他のユーザインターフェースを含んでいてもよい。
【0022】
画像取込みデバイス124は、加えて、マクロ能力を有し、それによって、取込まれた画像および/又はビデオを表示デバイス148に表示する際に拡大することができる。従って、端子圧着システム100の作業者は、裸眼単独によるよりもより容易に圧着ゾーン106内でワイヤ112を端子110に整列することができる。任意ではあるが、端子圧着システム100は、必要な手作業での調節よりも取込まれた画像を使用してワイヤ112の位置を端子110および/又は圧着ツール108に対して自動的に調節してもよい。他の実施形態では、端子110、アンビル118および/又は圧着ツール108が画像に基づいて、手作業で又は自動的に調節されることができる。
【0023】
ワイヤ112は、フィーダデバイス160によって圧着ゾーン106に送られることができる。フィーダデバイス160は、ラム144の圧着ストローク中に端子110がワイヤ112に圧着されるための圧着ゾーン106に位置される対応する端子110上に又はその中にワイヤ112の端部162をワイヤ供給方向114へ供給するように構成される。フィーダデバイス160の供給ストロークの完了の後(例えば、フィーダデバイス160が力をワイヤ112に印加することを止めたとき)のワイヤ112の位置と配向は、本明細書では、供給位置と呼ばれる。フィーダデバイス160は、
図1に示されるように、転送アーム160であってもよい。転送アーム160は、ワイヤ112の個々のセグメントを圧着ゾーン106に向けておよびそれから離れるように移動するために様々な軸に沿って回転し且つ並進するように構成される。例えば、圧着動作の後に、転送アーム160は、ワイヤ112のセグメントを他の処理動作のために異なる位置にある他の処理ステーションに送るために旋回、延出、および/又は収縮してもよい。或いは、又は転送アームを使用することに加えて、フィーダデバイス160は、摩擦力をワイヤ112に印加することによってワイヤ112を圧着ゾーン106に向けるように推進するベルトワイヤフィーダ又はローラワイヤフィーダであってもよく又はそれを含んでもよい。ワイヤ112は、バルクワイヤ源(図示せず)から送られることができる。任意ではあるが、1個以上のガイドチューブ(図示せず)が、ワイヤ112をバルクワイヤ源からフィーダデバイス160に向けておよび/又はフィーダデバイス160から圧着ゾーン106に向けて移動させるために使用されることができる。
【0024】
任意ではあるが、端子110は、端子フィーダデバイス104によってアプリケータ102の圧着ゾーン106に供給されることができる。フィーダデバイス104は、アプリケータ102に隣接して又はさらに結合されて配置されてもよい。或いは、フィーダデバイス104は、アプリケータ102に対して遠くに配置されてもよいが、端子110を圧着ゾーン106に依然として配送する。端子110は、ガイド部材(図示せず)によって圧着ゾーン106に案内されることができる。フィーダデバイス104は、圧着のための複数の異なるサイズの端子110を配送するように構成され、且つアプリケータ102は、それらを受容するように構成される。例えば、フィーダデバイス104は、側送り端子又は端送り端子を配送することができる。側送り端子は、キャリアストリップ上に並んで配置され、且つ端送り端子は、縦に繋いで連続的に配置される。圧着マシン101は、各タイプの端子、すなわち側送り端子又は端送り端子に対してアプリケータを受容するように構成される。このように、第1のタイプのアプリケータは、側送り端子を受容するように構成され且つ第2のタイプのアプリケータは、端送り端子を受容するように構成される。側送りタイプと端送りタイプのアプリケータは、圧着マシン101内で相互交換されることができる。
図1に示されるアプリケータ102は、側送りタイプのアプリケータであり、且つ端子110は、側送り端子である。
【0025】
圧着作業中に、圧着ツール108は、圧着マシン101の駆動機構116によって圧着ストロークを介して最初に静止アンビル118に向かって且つ最後にアンビル118から離れるように駆動される。このように、圧着ストロークは、下方成分と上方成分の両方を有する。ワイヤ112への端子110の圧着は、圧着ストロークの下方成分中に生じる。圧着ツール108は、端子110と係合し且つ圧着ツール108とアンビル118との間で端子110を圧縮することによって端子110をワイヤ112に圧着する。一例示的実施形態では、駆動機構116は、圧着マシンアクチュエータ120によって駆動される。任意ではあるが、圧着マシンアクチュエータ120は、駆動機構116を移動する駆動シャフトを有するモータであってもよい。或いは、圧着マシンアクチュエータ120は、リニアアクチュエータ、圧電アクチュエータ、空気圧式アクチュエータ等であってもよい。圧着マシンアクチュエータ120の動作は、制御モジュール122によって制御される。
【0026】
図2は、側送りタイプアプリケータ102とフィーダデバイス104を含む端子圧着システム100の例示的実施形態の斜視図である。アプリケータ102とフィーダデバイス104は、
図1に示される圧着マシン101のコンポーネントである。アプリケータ102は、ベース132を有するフレーム130を含む。アンビル118は、ベース板126を介してベース132に結合される。ベース板126は、調節ねじのような調節機構を使用して、板126の垂直移動を許容するようにベース132に結合される。フレーム130は、前部134、後部136、左側部138、右側部140、および中心空洞142を含む。本明細書で使用されるように、「前部」、「後部」、「左」、「右」、「頂部」および「底部」のような相対的すなわち空間的用語は、参照された要素を区別するために使用されるに過ぎず、且つ圧着システム100又は圧着システム100の周囲環境において特定の位置又は配向を必ずしも必要としているわけではない。フィーダデバイス104は、後部136に隣接して配置されることができ、且つ端子110は、フレーム130の後部136から前部134に向かって端子供給方向143に搬送又は前進される。図示の実施形態では、アンビル118は、フレーム130の右側部140よりも左側部138により近くに配置されることができる。ラム144は、中心空洞142内に受容され、フレーム130に対して移動可能である。圧着ツール108は、ラム144に結合され、左側部138に隣接して配置される。圧着ツール108とアンビル118は、圧着軸145に沿って互いに垂直に整列されている。任意ではあるが、圧着ツール108とアンビル118は、他のタイプおよび/又はサイズの圧着ツールおよび/又はアンビルと交換することができるように、それぞれ、ラム144とベース板126から取り外されることができる。異なるタイプおよびサイズの端子110とワイヤ112は、アプリケータ102と共に使用されることができる。
【0027】
ラム144は、アプリケータ102の駆動機構116(
図1に図示)に結合される。駆動機構116は、アンビル118から概ね離れる持ち上げすなわちリセット方向147に且つアンビル118に概ね向かう圧着方向149に垂直にラム144を移動する。ワイヤ112の供給、端子110の供給、ラム144の駆動が連動される。例えば、ラム144が持ち上げ方向147に移動されると、端子110は、端子フィーダデバイス104によって供給方向143に圧着ゾーン106におけるアンビル118上の供給位置へ前進させられる。その後すぐに、ワイヤ112は、ワイヤ112の端部162が端子110上又はその中に受容されるようにワイヤ供給方向114に前進させられる。ワイヤ112が端子110内に装填されると、ラム144は、圧着方向149に圧着ストロークを開始する。任意ではあるが、ワイヤ112および/又は端子110は、各圧着作業に費やされる全時間を短縮するために、ラム144が圧着方向149に移動されている間に、前進させられてもよい。
【0028】
ワイヤ112は、絶縁層163によって囲まれる又は被覆される導電性コア161を含むことができる。任意ではあるが、絶縁層163は、導電性コア161と外側ジャケットすなわち網組(図示せず)との間にワイヤ112に沿って配置される。絶縁層163は、ワイヤ112の大部分に沿って延在してよいが、導電性コア161の先端は、端子110への電気接続のためにワイヤ112の端部162で絶縁層163から突出してよい。本明細書で使用されるように、ワイヤ112の端部162は、絶縁層163から突出する導電性コア161の先端と呼ばれる。
【0029】
端子110は、金属のような導電材料から形成されることができる。例えば、端子110は、シート金属から打ち抜き加工され且つ曲げ加工されることができる。各端子110は、嵌合部164、ワイヤ圧着バレル166、および絶縁体支持バレル168を有することができる。嵌合部164は、相手コネクタ(図示せず)と機械的に係合するように構成される。ワイヤ圧着バレル166は、端子110をワイヤ112に機械的且つ電気的に接続するために絶縁層163から突出する端部162でワイヤ112の導電性コア161に圧着されるように構成される。ワイヤ圧着バレル166すなわちフルーレは、二つのウイング534,634(
図6に図示)を有する開口バレル、又は閉鎖バレルであることができる。絶縁体支持バレル168は、導電性コア161とワイヤ圧着バレル166との間の接続のための圧力除去を行うためにワイヤ112の絶縁層163に圧着されるように構成される。
【0030】
一実施形態では、フィーダデバイス160(
図1に図示)は、ワイヤ112の端部162がアンビル118上に位置された端子110の上又はその中に位置されるように、ワイヤ112を圧着ゾーン106に供給する。例えば、ワイヤ112は、開口バレルの二つのウイングの間の開口ワイヤ圧着バレルに配置されてもよく、又はワイヤ112は、閉鎖ワイヤ圧着バレルの円筒部分内に配置されてもよい。圧着ストローク中に、ラム144は、圧着方向149に移動し、且つ圧着ツール108は、端子110のワイヤ圧着バレル166に係合する。例えば、圧着ツール108は、二つの歯を有し、それらの歯は、それらの歯とアンビル118との間にワイヤ圧着バレル166を挟むことができ、圧着バレル166を曲げ且つサイズを収縮してその処理でワイヤ112を把持する。ラム144が持ち上げ方向147に移動すると、端子110は、ワイヤ112に固定され、リードを形成する。しかしながら、ワイヤ112と端子110の小さなスケールおよび圧着ゾーン106を見ることの難しさは、ワイヤ112を端子110に対して整列する際に、困難さを引き起こし得る。加えて、厳格な組付けリード仕様を満足するために、ワイヤ112と端子110との間の整列は、非常に正確でなければならない。画像取込みデバイス124と表示デバイス148は、アプリケータ102への必要な調節を行うための整列補助具を提供し、それによって、組付け電子リードの製造効率を向上する。
【0031】
一例示的実施形態では、画像取込みデバイス124は、圧着ゾーン106の上方に取り付けられ、上方から圧着ゾーン106に見下ろすように配置される。画像取込みデバイス124は、横方向すなわちx軸191と縦方向すなわちy軸192を含む少なくとも2次元視野を有する。図示の実施形態では、画像取込みデバイス124は、アプリケータ102のフレーム130に取り付けられる。例えば、画像取込みデバイス124は、アンビル118と圧着ゾーン106に近接する側である、フレーム130の左側部138に取り付けられることができる。圧着ストロークに沿ってアンビル118と圧着ツール108を貫通して延在する圧着軸145に少なくとも近接して画像取込みデバイス124を取り付けることによって、画像取込みデバイス124が圧着ゾーン106の略直上から見下ろすことが可能となり、それによって、より良好な視覚ガイダンスが可能となり、また、取込まれた画像の画像解析を向上できる。例えば、画像取込みデバイス124によって取込まれた視野は、ワイヤ112を端子110に対してx軸191に沿って並列に且つy軸192に沿って前後に整列させる方法を示す。加えて、取込まれた視野は、また、ワイヤ112を端子110に対して角度を付けられて配向させる方法を示す。
【0032】
フレームの左側部138上の画像取込みデバイス124の取り付け位置は、一つの可能な取付け位置の図に過ぎないことを留意すべきである。他の実施形態では、画像取込みデバイス124は、圧着マシン101(
図1に図示)の壁すなわちオーバーヘッド突起に、ラム144に、フレーム130の他の一側部等に取り付けられる。加えて、画像取込みデバイス124は、ベース132又は圧着ゾーン106の下方にある他の構造体に取り付けられることができるが、画像取込みデバイス124は、圧着ゾーン106にわたって延在し且つ上方から圧着ゾーン106を見るために下方に向くように配向される範囲を含むことができる。空間的制約によって望ましい位置に画像取込みデバイス124の配置ができない場合でも、鏡や光ファイバのような他の画像ガイドが容認可能な視野と画角を提供するために使用されることができる。
【0033】
任意ではあるが、他の画像取込みデバイス(図示せず)をアンビル118の隣にフレーム130のベース132に取り付けることができ、且つ、視野が端子110に対する仰角軸すなわちz軸193に沿ったワイヤ112の高さを示すように、x軸とy軸191,192によって画定されるアンビル118と同じ平面に沿って概ね整列させることができる。横方向軸および長手方向軸191,192に沿って端子110に対するワイヤ112の相対位置および/又は配向を取込むための画像取込みデバイス124、および、仰角軸193に沿って端子110に対するワイヤ112の相対位置および/又は配向を取込むための追加の画像取込みデバイスを使用することによって、圧着ゾーン106の全三次元視野が提供される。他の画像取込みデバイスを使用する代わりに、画像取込みデバイス124は、追加の画像取込みデバイスを使用することなく、3次元視野を取込むためにフレーム130からベース132に移動されてもよい。
【0034】
図3は、一例示的実施形態に係る画像取込みデバイス124の斜視図である。画像取込みデバイス124は、先端306にレンズ304を備える剛性又は柔軟なチューブ302を含むことができる。レンズ304は、画像取込みデバイス124が拡大された画像および/又はビデオを生成することができるマクロ能力を有することができる。先端306は、レンズ304の視野を照らすための光ファイバ又は発光ダイオード(LEDs)(図示せず)を含むこともできる。
【0035】
画像取込みデバイス124は、上述のように、様々な位置に圧着マシン101(
図1に図示)に取り外し可能に取り付けられる取付け具308を含む。取付け具308は、任意ではあるが、画像取込みデバイス124が圧着マシン101に磁気的に取り付けられることができる取付け具308の底側312に沿う磁石310を含む。或いは、取付け具308は、クランプ、ファスナー、ラッチ、接着剤等を使用することによって所定位置に取り付けられて保持されることができる。任意ではあるが、取付け具308は、画像取込みデバイス124の圧着マシン101からの取り外しおよび再取付けの際の画像取込みデバイス124の繰り返しの調整のために、単一の配向に圧着マシン101に固定することができる。例えば、取付け具308は、底部312に近接するキーイング機能314を含むことができ、且つ圧着マシン101上の対応する取付け位置は、圧着マシン101に対して単一の配向のみに取付け具308を受容するように構成される溝又はトラック(図示せず)を含むことができる。従って、取込まれた画像中の画像取込みデバイス124によって取込まれた視野は、引き続く圧着作業中一定のままである。取付け具308が矩形のボックス状の構造体として示されているが、取付け具308は、他の形状を有していてもよい。或いは、画像取込みデバイス124は、取付け具308を使用することなく設けられてもよい。
【0036】
図2に戻って参照すると、表示デバイス148は、画像取込みデバイス124のチューブ302の近位端154から延在するケーブル150を介して画像取込みデバイス124に結合されることができる。ケーブル150の他端は、USB嵌合コネクタのような入力コネクタ158として構成されてもよい。入力コネクタ158は、表示デバイス148の入力ポート159に取り外し可能に差し込まれることができる。或いは、表示デバイス148は、画像取込みデバイス124と表示デバイス148との間でデータを伝送するために誘導、高周波、WiFi等を介して無線で通信できる。
【0037】
表示デバイス148は、画像取込みデバイス124によって取込まれた画像および/又はビデオを表示するモニタ152を含む。一例示的実施形態では、取込まれた画像および/又はビデオは、表示デバイス148のモニタ152に表示される際に拡大される。モニタ152に表示された画像および/又はビデオは、任意ではあるが、圧着動作に先立って、対応する端子110に装填された各ワイヤ112を示すために更新されてもよい。表示デバイス148は、ワイヤ112の位置を調節して視覚的に拡大されたその調節のフィードバックを提供した後に、対応する端子110内の一本のワイヤ112の更新画像を示すことができる。任意ではあるが、表示デバイス148は、個々の写真の代わりに、又はそれに加えて、圧着ゾーン106のライブ映像を表示するように構成される。以下でさらに記載されるように、表示デバイス148は、ユーザや作業者が表示デバイス148をナビゲートし且つ表示のオプション間を選択できるユーザインターフェース156を含んでいてもよい。
【0038】
図2に示されるように、表示デバイス148のモニタ152は、圧着ゾーン106においてワイヤ112と端子110の画像を表示する。画像は、画像取込みデバイス124によって取込まれた個々の画像(又は写真)又はビデオの一フレームであってもよい。画像取込みデバイス124が圧着ゾーン106の上方に且つ下方に向くように取り付けられるので、モニタは、圧着ゾーン106においてワイヤ112と端子110の見下ろす視界を表示する。例えば、嵌合部164、ワイヤ圧着バレル166、および絶縁体支持バレル168のような端子110の部品がモニタ152で可視可能である。加えて、ワイヤ端部162と絶縁体163を含むワイヤ112の部品は、端子110に比較して可視可能である。示されるように、ワイヤ112と端子110は、表示画像において拡大され、実際の物よりも大きく見える。従って、圧着マシン101(
図1に図示)の作業者のようなモニタ152を見る人は、圧着ゾーン106のすぐ隣にいる必要なく、微細に細部の端子110に対するワイヤ112の相対整列を見ることができる。
【0039】
図4は、例示的実施形態に係る表示デバイス148の機能のブロック図である。表示デバイス148は、例えば、入力モジュール404、出力モジュール406、マイクロコントローラ408、および/又はメモリ410と電気的に接続するおよび/又はインターフェースする内部バス402を含む。内部バス402は、本明細書で記載される様々なコンポーネント間で信号の形態で情報を転送するアドレスおよび/又はデータバスである。入力モジュール404は、例えば、画像取込みデバイス124、モニタ152上のタッチスクリーン412、キーボードおよび/又はマウス414、およびスマートフォン、タブレット、遠隔コンピュータ等のような外部デバイス416を含む様々な入力部から情報を受信するように構成されることができる。画像取込みデバイス124によって取込まれた画像および/又はビデオは、入力モジュール404で表示デバイス148によって受信されることができる。タッチスクリーン412は、モニタ152上のユーザインターフェース156(
図2に図示)で選択がなされると、作業者のタッチ入力を受け取る。入力デバイスは、例えば、ワイヤ112を端子110に整列するため表示された画像上のワイヤ112(
図2に図示)および/又は端子110(
図2に図示)の縁を選択するため、又は表示画像を較正するためにワイヤ112および/又は110の測定寸法を入力するため(これらの両方が以下でさらに記載される)に使用されることができる。
【0040】
出力モジュール406は、表示デバイス148からの情報をモニタ152、プリンタ418、外部記憶デバイス420(例えば、フラッシュディスク、フロッピーディスク、CD、DVD、外部ハードデバイス、サーバ等)、ワイヤフィーダデバイス160(
図1に図示)、端子フィーダデバイス104(
図1)、スピーカ424、遠隔コンピュータ428等に通信できる。較正されると、表示デバイス148は、調節コマンドをワイヤフィーダデバイス160に自動的に送るように構成されることができる。調節コマンドは、供給位置にあるワイヤ112を端子110(
図2に図示)とより良好に整列するためにフィーダデバイス160にワイヤ112の供給位置(
図2に図示)を変更するように命令する。変更の量は、メモリ410に任意に記憶された較正変数に基づくことができる。出力モジュール406は、有線又は無線直接接続又はネットワーク接続(すなわち、ローカルエリアネットワークやインターネット)を使用してデータを外部記憶デバイス420および/又は遠隔コンピュータ428に送ることもできる。
【0041】
表示デバイス148は、様々な動作および入力モジュール404、出力モジュール406、およびメモリ410間の接続性を制御するように設計されるマイクロコントローラ408を含む。マイクロコントローラ408は、それぞれ、入力モジュールと出力モジュール404,406とインターフェースするために、マイクロプロセッサ(又は同等の制御回路)、RAMおよび/又はROMメモリ、論理とタイミング回路、状態マシン回路、および/又はI/O回路のような電気回路を含むことができる。一例示的実施形態では、マイクロコントローラ408は、整列モジュール426を含む。整列モジュール426は、高品質リードを常に制作するために端子110(
図2に図示)に対するワイヤ112の整列、およびその逆を助けるように構成される。整列モジュール426は、マイクロコントローラ408の一部としてハードウエア内で実施されてもよい。例えば、整列モジュール426は、1個以上のプロセッサを含んでいてもよい。或いは、整列モジュール426は、マイクロコントローラ408内にプログラムされ且つそれによって実行されるソフトウエア/ファームウエアとし実施されてもよい。或いは、整列モジュール426は、スタンドアロン型コンポーネントとしてマイクロコントローラ408とは別個にあってもよい。本明細書において後で記載されるように、整列モジュール426は、表示デバイス148のモニタ152に表示された画像上でワイヤ112の1本以上の整列ラインと端子110の1本以上の整列ラインを重ねるように構成される。整列ラインの相対位置を比較することによって、端子圧着システム100(
図2に図示)の作業者は、高品質圧着リードを制作するために圧着ゾーン106(
図2に図示)においてワイヤ112の位置が端子110に相対して如何に調節されるべきであるかを決定できる。
【0042】
メモリ410は、ハードディスクドライブ、RAM、ROM、および/又は他の内部データ記憶デバイスを含むことができる。メモリ410は、品質のレポートをする目的で又は現在の表示画像を先の表示画像と比較するために画像取込みデバイス124(
図2に図示)によって取込まれた画像および/又はビデオデータを記憶するように構成されることができる。加えて、メモリ410は、ワイヤ112および/又は端子110(両方が
図2に図示)の作業者選択整列ラインの位置のような作業者入力情報を記憶できる。例えば、端子110の1本以上の整列ラインが決定されると、ライン(単数又は複数)の位置は、メモリ410に記憶されることができる。その1本以上のラインをマイクロコントローラ408によってメモリ410から呼び出し、端子110に対するワイヤ112を示すその後の画像内にライン(単数又は複数)を表示することができる。加えて、メモリ410は、較正目的のために、測定された寸法を記憶できる。さらに、メモリ410は、圧着セッション中に圧着された端子110の数のような追加の情報を記憶してもよい。
【0043】
図5〜
図10は、一例示的実施形態に係る表示デバイス148(
図2に図示)のモニタ152に表示された様々なスクリーンショットを表示する。スクリーンショットは、端子圧着マシン101(
図2に図示)内で対応する端子110(
図2に図示)に対するワイヤ112(
図2に図示)のセグメントを整列するためのワイヤ整列処理に従って逐次表示されることができる。ワイヤ整列処理、又はそれに類似する処理は、高品質リードをより効率的に製造するように供給されたワイヤ112を端子110により良好に整列するために使用されることができる。
【0044】
図5は、圧着ゾーン106にある端子110を示す画像504を含むスクリーンショット502を示す。画像504は、圧着ゾーン106の上方に配置される画像取込みデバイス124(
図2に図示)によって取込まれた。画像504は、単一の画像又はビデオの単一のフレームであってもよい。端子110は、アンビル118の上に配置される。画像504は、端子110の整列を決定するために使用され、それは、次に、ワイヤ112(
図2に図示)を端子110と整列するために使用される。ワイヤ112は、ワイヤ112が圧着ゾーン106に供給されていないので、画像504中に存在しないが、他の実施形態では、ワイヤ112は、端子110の整列が決定されると共に圧着ゾーン106に存在していてもよい。スクリーンショット502は、また、画像504の一つ以上の側部にあるユーザインターフェース156を含んでいる。ユーザインターフェース156は、作業者が表示デバイス148(
図2に図示)とインターフェースするおよびナビゲートすることができる様々な選択可能ボタンを含む。例えば、ユーザインターフェース156は、「端子の左側部を選択」ボタン506、「端子の右側部を選択」ボタン508、「ワイヤの左側部を選択」ボタン510、「ワイヤの右側部を選択」ボタン512、「検証」ボタン514、「ワイヤを端子にセンタリング」ボタン516、および/又は「圧着動作開始」ボタン517を含むことができる。任意ではあるが、ユーザインターフェース156は、次のスクリーンに前進するための右矢印ボタン518および前のスクリーンに戻るための左矢印ボタン520を含んでいてもよい。
【0045】
スクリーンショット502において、「端子の左側を選択」ボタン506が強調表示され、且つ整列ライン522が画像504上に表示される。整列ライン522は、整列モジュール426(
図4に図示)によって画像504上に重ねられる垂直ラインであり、画像504の底部526から画像504の頂部528に延在する。整列ライン522は、破線として示されるが、代わりに、整列ライン522は、実線、短線セグメント、単一バレットポイント等であってもよい。
【0046】
一実施形態では、整列ライン522の位置は、作業者入力に基づいている。例えば、作業者は、キーボード/マウス414、タッチスクリーン412又は表示デバイス148の外部デバイス416(
図4に全て図示)のような入力デバイスを使用できる。任意ではあるが、整列ライン522は、画像504上に重ねられ、作業者によって端子110の左縁524と一致するように操作されるように構成される。作業者は、ライン522を所定位置にドラッグすることによって又はライン522が配置されるべき位置を選択することによってライン522を操作する。例えば、作業者は、端子110の左縁524に沿って一カ所以上のポイントを選択でき、且つ整列モジュール426(
図4に図示)は、選択されたポイントの全てを接続するラインとして整列ライン522を構成および表示するように構成されることができる。選択されたポイントは、例えば、ワイヤ圧着バレル166の左ウイング534の後端530と前端532を含むことができる。後端530は、絶縁体支持バレル168に近接し、且つ前端532は、嵌合部164に近接する。一実施形態では、作業者は、絶縁体支持バレル168に対するワイヤ112(
図2に図示)の絶縁層の適切な配置を決定するために使用されることができる絶縁体支持バレル168の左ウイング536の前端538を選択することも促される。ワイヤ圧着バレル166の左ウイング534の後端と前端530,532を選択することによって、整列モジュール426は、画像504上の両選択ポイントを通過して延在する整列ライン522を構成し且つ表示できる。
【0047】
加えて、後端と前端530,532を選択することによって、整列モジュール426は、後端と前端530,532間のy軸192に概ね沿う中間にあるワイヤ圧着バレル166の中間点を決定するように構成されることができる。中間点は、x軸191に概ね沿って延在する中間ラインを決定するために使用されることができ、ワイヤ圧着バレル166を二分する。ワイヤ圧着バレル166がワイヤ112(
図2に図示)の露出端部162(
図2に図示)に圧着される端子110の部分であるので、ワイヤ圧着バレル166は、端子110の整列を決定するために使用されることができる。しかしながら、代替の一実施形態では、端子110の他の部分は、同じ部分の左と右の縁が端子110の中心を決定するために使用される限り、端子110の整列を決定するために使用されることができる。ライン522が端子110の左縁524と整列された後、作業者は、次のステップに進むために「端子の右側部を選択」ボタン508又は右矢印ボタン518のいずれかを選択できる。任意ではあるが、表示デバイス148は、整列ライン522が設定されると、自動的に進むように構成されてもよい。
【0048】
図6は、圧着ゾーン106にある端子110を示す画像604を含むモニタ152のスクリーンショット602を示す。スクリーンショット602は、圧着に先立って、端子110に対してワイヤ112(
図2に図示)を整列するための処理におけるスクリーンショット502(
図5に図示)に続くことができる。画像604は、任意ではあるが、画像504(
図5に図示)と同じ取込み画像であってもよい。スクリーンショット602において、「端子の右側部を選択」ボタン508が強調表示され、且つ整列ライン622が、画像604上に表示される。整列ライン622は、両整列ラインが同じコンポーネント(例えば、端子110)に対応することを指示するために
図5において整列ライン522と同様な外観を有することができる。任意ではあるが、整列ライン522,622は、両方が、図示されるように、画像604上に同時に重ねられてもよく、又は、このステップ中に整列ライン622のみが示されてもよい。整列ライン622は、端子110の右縁624と一致するように操作される。作業者は、所定位置にライン522をドラッグすることによって又はライン522が配置されるべき位置を選択することによってライン522を操作する。選択されたポイントは、例えば、ワイヤ圧着バレル166の右ウイング634の後端630と前端632を含むことができる。ワイヤ圧着バレル166の後端は、右ウイング634の後端630と左ウイング534の後端530の両方によって画定される。ワイヤ圧着バレル166の前端は、右ウイング634の前端632と左ウイング534の前端532によって画定される。他の実施形態では、端子110は、左と右のウイング534,634を含まない閉鎖ワイヤ圧着バレル166を含むことができるが、ワイヤ圧着バレルの後端と前端は、上述と同じ方法で決定されることができる。任意ではあるが、スクリーンショット602は、スクリーンショット502に先行することができ、それによって、端子110の右縁624は、左縁524(
図5に図示)に先行して整列される。一実施形態では、作業者に、絶縁体支持バレル168の右ウイング636の前端638を選択することも促すことができる。
【0049】
左整列ライン522と反対側の右整列ライン622の両方は、端子110のそれぞれの縁524,634と整列され、整列モジュール426(
図4に図示)は、端子110の中心ライン906(
図9に図示)の位置を計算するように構成されることができる。中心ライン906は、水平軸に沿ってライン522と622の中点を決定することによって計算されることができる。ライン522,622と中心ライン906の位置は、表示デバイス148(
図4に図示)のメモリ410(
図4に図示)に記憶されることができる。より自動化された代替の実施形態では、端子110の左縁524と右縁624は、同一であってもよく、中心ライン906は、当該分野で既知の画像解析技術を使用して整列モジュール426によって自動的に計算される。画像解析を使用することによって、作業者が整列ライン522と622の位置を手作業で計算することの必要性がなくなるであろう。
【0050】
図7は、圧着ゾーン106にある端子110に装填されたワイヤ112を示す画像704を含むモニタ152のスクリーンショット702を示す。画像704は、画像取込みデバイス124(
図2に図示)によって取込まれた。画像704は、第1の画像(単数)又は第1の画像(複数)と考えられてもよい画像504と604(それぞれ、
図5と
図6に図示)に続いて画像取込みデバイス124によって取込まれた第2の画像であってもよい。このように、整列ライン522,622(
図6に図示)は、画像704の表示に先立って、既に設定され且つメモリ410(
図4に図示)に記憶されている。ライン522,622は、
図7では画像704上に表示されないが、ライン522,622は、他の実施形態では、画像704上に重ねられてもよい。
【0051】
ワイヤ112は、端子110のワイヤ圧着バレル166に沿って延在するワイヤ端部162を含む。ワイヤ端部162は、シースすなわち絶縁体163から突出し、且つ絶縁体163の少なくとも先端は、端子110のワイヤ圧着バレル166に沿って延在する。画像704に示されたワイヤ112の位置と配向は、ワイヤフィーダデバイス160(
図1に図示)によって又は作業者によって手作業で圧着ゾーン106に供給された後のワイヤ112の位置と配向であるワイヤ供給位置を表すことができる。圧着動作中に、ワイヤ圧着バレル166の端(例えば、ウイング534,634)は、圧着ツール108(
図2に図示)によってワイヤ端部162の上に折り曲げられる。任意ではあるが、同じ又は異なる圧着動作において、絶縁体支持バレル168の端は、ワイヤ112を端子110に機械的に留め且つワイヤ端部162とワイヤ圧着バレル166との間の圧着に対して応力除去を行うために圧着ツールによってワイヤ112の絶縁体163上に折り曲げられる。圧着動作に先立つ端子110に対するワイヤ112の位置と配向は、ワイヤ112の整列不良が圧着標準と圧着仕様を満足しない低品質リードを生じ得るので、重要である。
【0052】
スクリーンショット702において、「ワイヤの左側を選択」ボタン510が強調表示され、且つ整列ライン722が画像704上に表示される。整列ライン722は、任意ではあるが、ライン722がワイヤ112に関連するが端子110に関連しないことを表すために整列ライン522,622から外観が区別可能とすることができる。例えば、ライン722は、ライン522と622とはパターンやスタイルが異なる点線、実線、又は破線であってもよい。加えて、ライン722は、ライン522と622とは異なる色であってもよい。一例示的実施形態では、整列ライン722は、ワイヤ端部162の左縁724と一致するように操作される。整列ライン722は、キーボード/マウス414、タッチスクリーン412、又は外部デバイス416(全てが
図4に図示)のような、位置整列ライン522と622に対して記載されたものと同じ又は同様なデバイスを使用して作業者によって配置されることができる。加えて、整列ライン722は、ライン722を左縁724と整列するようにドラッグする作業者又はワイヤ端部162の後端すなわち近位端726と前端すなわち遠位端728のような複数のポイントを左縁724に沿って選択する作業者によって配置されることができる。後端726は、絶縁体163と絶縁体163が端部162を露出するように切断された端部162の間の境界に配置される。前端728は、左縁724に沿ってワイヤ112の遠位先端に配置される。
【0053】
図8は、端子110に装填されたワイヤ112を示す画像804を含む、モニタ152のスクリーンショット802を示す。画像804は、画像704(
図7に図示)と同じ画像であってもよく又は画像704に示された同じワイヤ112と端子110の撮像された他の一つの画像であってもよい。スクリーンショット802において、「ワイヤの右側部を選択」ボタン512は、強調表示され、整列ライン822は、画像804上に表示される。整列ライン822は、ワイヤ端部162の右縁824と整列するように操作される。整列ライン822は、ワイヤ端部162の左縁724と整列される整列ライン722を映してもよい。ライン822は、右縁824の後端834と右縁824の前端836を選択することによって右縁824と整列されることができる。整列ライン722は、作業者が両ライン722と822の位置を視覚的に比較してライン722の位置を映すライン822の位置を選択することを支援するために、
図8の整列ライン822に加えて表示される。しかしながら、他の実施形態では、整列ライン722は、表示される必要がない。左整列ライン722と反対側の右整列ライン822の両方が、作業者によって選択される/配置されると、整列モジュール426(
図4に図示)は、ワイヤ112の中心ライン908(
図9に図示)の位置を計算するように構成される。ライン722,822と中心ライン908の位置は、表示デバイス148(
図4に図示)のメモリ410(
図4に図示)に記憶されることができる。
【0054】
図9は、端子110上のワイヤ112を示す画像904を含むモニタ152のスクリーンショット902を示す。画像904は、画像704と804(それぞれ、
図7と
図8に図示)の少なくとも一方と同じ画像であってもよい。整列モジュール426(
図4に図示)は、端子110の整列ライン522,622とワイヤ112の整列ライン722,822を重ねるように構成される。スクリーンショット902において、「検証」ボタン514は強調表示される。作業者は、ラインの各々が各コンポーネントの対応する機能部と十分に整列されることを意味する、その作業者が整列ライン522,622,722,および822があること望む場所に整列ライン522,622,722,および822があるか否か検証できる。そうでない場合、整列モジュール426は、作業者にラインの一つを選択させて手作業で移動又は再配置させることができる。任意ではあるが、作業者は、一ステップずつ戻るための左矢印ボタン520や指定の先のステップにスキップするためのボタン506,508,510,又は512のいずれかのような、前の整列ステップに戻るためのユーザインターフェース156上のボタンを選択できる。画像904に示されるように、整列ライン522,622,722,および822は、正確に配置され、それによって、作業者は、作業者がそれらを望む場所にそれらのラインがあることを検証できる。
【0055】
図示の実施形態では、整列モジュール426(
図4に図示)は、表示された画像904上に端子110の計算された中心ライン906とワイヤ112の中心ライン908を表示することもできる。端子110の中心ライン906は、それぞれの整列ライン522,622の配置と勾配に基づいて決定されることができ、且つ中心ライン908は、それぞれの整列ライン722,822の配置と勾配に基づいて決定されることができる。画像904に示されるように、端子110の中心ライン906は、ワイヤ112の中心ライン908と整列していないが、整列ライン522,622,722,および822は、正確に設定されている。より具体的には、中心ライン906は、可変ギャップ912によって中心ライン908から分離される。ギャップ912の距離は、中心ライン906,908が同じように配向されてはいないので、変化し、それによって、中心ライン906,908は、異なる角度又は勾配に沿って延在する。加えて、ワイヤ112の中心ライン908は、端子110に対してワイヤ112を適切に配置するように、端子110の中心ライン906の右に配置され、ワイヤ112は、左に移動されなければならず且つまた端子110の中心ライン906と角度を付けて整列するように配向されなければならない。中心ライン906,908が互いに対して整列されていないので、ワイヤ112は、端子110に対して適切には整列されず、且つこの整列から突出するリードは、圧着仕様を満たさないために破棄される可能性がある。端子110に対してワイヤ112を再配置する場所を決定するために、作業者は、「端子上にワイヤをセンタリング」ボタン516を選択する。
【0056】
任意ではあるが、
図9に示されるように、整列モジュール426(
図4に図示)は、x軸191に概ね沿ってワイヤ圧着バレル166を横切って延在する1本以上の水平ラインを表示するように構成されてもよい。例えば、整列モジュール426は、前端532,632と後端530,630の間のワイヤ圧着バレル166を二分する中間ライン914を表示できる。整列モジュール426は、また、ワイヤ圧着バレル166の前端532,632間に延在する端ライン916を重ねることができる。これらのライン914,916の配置と勾配は、作業者によって選択されるように又は画像解析を使用して決定されるように、前端532,632と後端530,630の位置に基づいて決定されることができる。ライン914,916は、ワイヤ端部162の末梢端(例えば、端728,836)が圧着仕様を満足すためにワイヤ供給位置に配置されるべきである領域918を画定できる。例えば、圧着仕様は、ワイヤ112の末梢端が中間ライン914を越えるが端ライン916を越えないように延在することが必要である可能性がある。或いは、圧着仕様は、ワイヤ112の端が端ライン916を越えて延在することが必要な可能性がある。このように、ライン914,916は、端子110に対するワイヤ112の前後の配置を決定するために中心ライン906,908に対して横切るように延在するマーカを提供する。「前後の配置」は、y軸192に沿う移動を指すことに留意されるべきである。
【0057】
一実施形態では、整列モジュール426(
図4に図示)は、絶縁体支持バレル168の前端ライン920とワイヤ圧着バレル166の後端ライン922を重ねることができる。前端ライン920の配置と勾配は、作業者によって選択されるように又は画像解析を使用して決定されるように、絶縁体支持バレル168の前端538,638の位置に基づいて決定されることができる。後端ライン922の配置と勾配は、作業者によって選択されるように又は画像解析を使用して決定されるように、ワイヤ圧着バレル166の後端530,630に基づいて決定されることができる。端ライン920,922は、ワイヤ112(例えば、ワイヤ端部162の後端726,834の所)の絶縁体163の縁が圧着仕様を満足するように位置されるべき領域926を間に画定する。例えば、絶縁体163がワイヤ端部162を露出するために切断された絶縁体163の縁は、ワイヤ圧着バレル166がワイヤ端部162へ圧着のみし且つ絶縁体支持バレル168が絶縁体163に圧着のみすることを保証するためにライン920と922の間の領域926にあることを圧着仕様は必要とする。次に、作業者は、絶縁体163の縁が、圧着に先立って、ライン920,922間の領域926内で可視可能であるか否かを検証することができる。任意ではあるが、整列モジュール426は、作業者によって選択されるように又は画像解析を使用して決定されるように、ワイヤ端部162の後端726,834の位置に基づいて決定される位置と勾配を有する絶縁体切断ライン924を重ねる。ライン920,922(端子110に基づく)に対する絶縁体切断ライン924(ワイヤ112に基づく)を表示することによって、作業者は、絶縁体163の縁が領域926内にあるか否か、且つより一般的には、ワイヤ112が端子110に対して前後に適切に整列されているか否かをより容易に検証できる。例えば、作業者は、絶縁体切断ライン924がライン920,922間にセンタリングされているように端子110に対して前後にワイヤ112の整列することができる。
【0058】
図10は、端子110上のワイヤ112を示す画像1004を含むスクリーンショット1002を示す。画像1004は、異なる重ねられたラインを有するが、画像704,804,および904の一つ以上と同じ画像であってもよい。「端子上にワイヤをセンタリング」ボタン516は、強調表示され、それは、整列モジュール426(
図4に図示)が、端子110の1本以上の整列ラインと整列するためにワイヤ112の1本以上の整列ラインをシフトしたことを意味する。より具体的には、整列モジュール426は、ワイヤ112の縁ライン722と822を左に且つ異なる勾配又は角度に沿ってシフトすることによって、計算された中心ライン906と908の間のギャップ912をゼロ(又は無視できる距離)まで減少した。一例示的実施形態では、整列モジュール426は、ターゲット領域1006を決定するためにワイヤ端部162と端子110の計算された中心ライン906を使用した。ターゲット領域1006は、センタリングされ且つ端子110と整列される領域を画定し、且つワイヤ112は、ワイヤ端部162が少なくとも実質的に領域1006内に配置されるように調節されるべきである。例えば、ターゲット領域1006は、端子110の中心ライン906に対してセンタリングされ、且つターゲット領域1006の幅は、ワイヤ端部162の決定された幅である。ターゲット領域1006は、左ライン1008と右ライン1010を有する。ワイヤ端部162の左縁724は、左ライン1008と整列するように構成され且つワイヤ端部162の右縁824は、右ライン1010と整列するように構成される。
【0059】
図10に示されるように、ワイヤ112は、ワイヤ端部162がターゲット領域1006内に入るように左(画像1004に取込まれた視野に対して)に移動され且つ時計回り方向に回転されるべきである。ワイヤ112と端子110の相対位置と配向によって、ワイヤ112と端子110の一方又は両方は、左又は右に相対的に移動されることができおよび/又は時計回り方向又は反時計回り方向に回転されることができる。ターゲット領域1006と整列されるワイヤ端部162は、圧着動作が圧着仕様を満足する高品質圧着リードとなるように端子110と適切に整列されると考えられることができる。画像1004は拡大されることができるので、ワイヤ112が端子110と整列するために移動されなければならない実際の距離は、スクリーンショット1002に現れる距離よりも少ない可能性がある。端子110が適切に整列されると、可動ラム144(
図2に図示)を起動して、圧着ツール108(
図2に図示)が整列された端子110をワイヤ112に圧着するように圧着ストロークに沿って移動させることができる。
【0060】
任意ではあるが、表示デバイス148(
図2に図示)の整列モジュール426(
図4に図示)は、圧着マシン101(
図2に図示)に通信可能に結合されることができる。例えば、整列モジュール426は、ワイヤ112と端子110が適切に整列されることを指示するメッセージを圧着マシン101に送信でき、且つ圧着マシン101は、圧着ストロークを開始するためにラム144(
図2に図示)を起動できる。整列モジュール426は、ワイヤ112と端子110が互いに対して整列されることの検証を整列モジュール426が作業者から受領するまでそのメッセージを送信することができない。検証は、上述の整列処理を完了する形態でもよいし又は「圧着動作開始」ボタン517のような、整列処理の完了を指示するボタンを選択することによってもよい。整列モジュール426は、また、整列モジュール426が画像取込みデバイス124(
図2に図示)によって取込まれた画像中のワイヤ112と端子110の相対位置および/又は配向に基づいてデバイス160,104の1つ以上に対する供給調節を自動的に通信できるようにワイヤフィーダデバイス160(
図1に図示)および/又は端子フィーダデバイス104(
図2に図示)に通信可能に結合されることができる。
【0061】
任意ではあるが、ワイヤ112は、圧着ゾーン106(
図2に図示)におけるワイヤ112のワイヤ供給位置を変更するためにフィーダデバイス160(
図1に図示)におけるワイヤ供給調節を行うことによって再配置されることができる。フィーダデバイス160は、そのデバイス160が圧着ゾーン106において対応する端子110に対してセンタリングされる供給位置にワイヤ112の各セグメントが供給されるように調節されることができる。より具体的には、フィーダデバイス160は、ワイヤ112の端部162がターゲット領域1006と整列する供給位置にある圧着ゾーン106にワイヤ112の各セグメントが供給されるように、調節されることができる。そのように、ワイヤ112の各セグメントの中心ライン908(
図9に図示)は、全ての圧着動作に対してワイヤ112の各セグメントを再配置することなく、各対応する端子110の中心ライン906と整列する。このように、
図5〜
図10において記載され且つ示された整列処理は、圧着マシン101(
図2に図示)のセットアップ手順中のみに又は圧着マシン101が整列不良になり且つ1本以上の低品質リードを製造するまで実行されることができる。例えば、画像取込みデバイス124(
図2に図示)は、圧着ゾーン106の画像又はビデオを取込み続けることができ、画像および/又はビデオは、各圧着されたリードごとに各整列ステップを繰り返すことなく、作業者が動作を見るために表示デバイス148上に表示されることができる。代替の一実施形態では、整列処理は、各圧着されたリードに対して繰り返されることができる。
【0062】
一実施形態では、画像取込みデバイス124の視野を較正することができる。視野は、視野中のコンポーネントの測定された寸法を整列モジュール426(
図4に図示)に最初に入力することによって較正することができる。例えば、作業者は、端子110のワイヤ圧着バレル166(
図9に図示)の既知の幅を表示デバイス148(
図2に図示)に入力できる。画像取込みデバイス124においてワイヤ圧着バレル166の既知の幅をワイヤ圧着バレル166の計算された幅と比較することによって、計算変数を導き出すことができる。その後、表示デバイス148に表示された画像中の距離に計算変数を乗じて実際の距離を決定することができる。例えば、ギャップ912(
図9に図示)の距離と角度を較正を使用して定量化し、ワイヤ112が並進されるべき正確な距離と方向およびワイヤ112がターゲット領域1006と整列するために回転されるべき正確な角度を決定することができる。次に、整列モジュール426は、この位置且つ回転情報を、手作業での調節のために作業者に又は自動調節のためにフィーダデバイス160に通信する。任意ではあるが、自動のワイヤフィーダデバイス160を使用し、且つ、較正され画像解析を使用してワイヤ112の現在の整列とワイヤ112の望ましい整列との間の差分を測定する整列モジュール426(
図4に図示)を有する圧着システム100(
図1に図示)は、作業者の介在を必要とすることなく自動的に動作することができる。このように、整列モジュール426は、ワイヤ供給位置の必要な調節をフィーダデバイス160に通信でき、且つフィーダデバイス160のコントローラがその調節を行う。
【0063】
代替の整列処理において、
図5と
図6に示されるように、端子110の左側部と右側部を選択した後に、整列モジュール426(
図4に図示)は、
図7と
図8に示されるワイヤ112の左側部と右側部を選択する追加のステップを経ることなく、一般的なターゲット領域(図示せず)を端子110上のワイヤ112の画像の上に重ねるように構成することができる。例えば、一般的なターゲット領域は、端子110の(端子110の左側部と右側部に基づいて決定される)中心ライン906(
図9に図示)の境界を定めることができる。任意ではあるが、一般的なターゲット領域は、また、ワイヤ圧着バレル166(
図9)を二分する中間ライン914(
図9に図示)のような1本以上の水平ラインをマークしてもよい。中心ライン906および/又は中間ライン914の整列ラインを設けることによって、作業者は、ワイヤ112が端子110に対して整列される方法を視覚的に決定することができ、この情報を使用してワイヤ112の供給位置に対する手作業での調節を行いワイヤ112を端子110とより良好に整列させることができる。
【0064】
図5〜
図10に関連して上記で説明され且つ示された整列処理は、圧着動作に先立って、ワイヤのセグメントを対応する端子と整列するために使用されることができる。
図2を参照すると、圧着ツール108とアプリケータ102のアンビル118に対する端子110の整列が制作されるリードの品質にも影響を及ぼすことが留意されるべきである。同様の整列処理は、ワイヤ112を端子110に装填することに先立って、圧着ゾーン106においてアンビル118に対して端子110を整列するために使用されることができる。例えば、端子110の配置と整列は、この先行する端子整列処理中に決定されることができ、且つ配置と整列データは、メモリ410(
図4に図示)に記憶されることができる。引き続くワイヤ整列処理中に、端子110の左側部と右側部に関する情報は、メモリ410から呼び出される。このように、端子110の位置が既知である場合、上記のワイヤ整列処理は、
図5と
図6に示されるステップへスキップされてもよく、
図7と
図8に示される、ワイヤ112の左側部と右側部を選択することで開始する。
【0065】
図2を引き続いて参照すると、代替の一実施形態において、画像取込みデバイス124(
図2に図示)は、圧着ゾーン106の上方の取付け位置からz軸193に沿って圧着ゾーン106における端子110とワイヤ112と高さ方向に整列される位置に移動されることができる。端子110とワイヤ112と略同じ平面(それぞれ、x軸とy軸191,192によって画定される)に沿って配置することによって、画像取込みデバイス124は、端子110に対するワイヤ112の相対高さの画像および/又はビデオを取込むことができる。これらの画像および/又はビデオは、表示デバイス148上に表示されることができる。整列モジュール426は、ワイヤ112をz軸193に沿って適切に整列するために、上述の整列処理と同様に、ワイヤ112と端子110の整列ラインを重ねるように構成されることができる。このように、ワイヤ112は、撮像され、且つ3本の軸191,192,および193の各々に沿って端子110と整列されて、高品質圧着リードを提供することができる。代替の一実施形態では、画像取込みデバイス124を移動し且つ再配置する代わりに、第2の画像取込みモジュール(図示せず)を使用してこの角度から画像を取込むことができる。
【0066】
図11は、端子圧着マシン内で端子に対してワイヤを整列する方法1100のフロー図である。端子圧着マシンは、
図1に示される端子圧着マシン101であってもよい。本方法1100は、
図1に示される端子圧着システム100のコンポーネントを使用して実行されることができる。1102で、画像取込みデバイスは、圧着ゾーンの少なくとも1つの画像を取込むように配置される。画像は、端子および/又はワイヤを含む。一例示的実施形態では、画像取込みデバイスは、圧着ゾーンにおける端子とワイヤの上方に配置され、圧着ゾーンの下向き画像を取込むために下方に向けて配置される。1104で、取込まれた画像(単数)又は画像(複数)は、表示デバイスに表示される。画像取込みデバイスは、マクロ能力を有することができ、それによって、少なくとも一つの取込まれた画像は表示デバイスに表示される際に拡大される。
【0067】
1106で、ワイヤの整列ラインと端子の整列ラインは、一つの表示画像中で重ねられる。一例示的実施形態では、ワイヤの整列ラインは、ワイヤの中心ラインであり、且つ端子の整列ラインは、端子の中心ラインである。ワイヤの中心ラインは、作業者によって選択された前記少なくとも一つの表示画像中のワイヤの第1の縁および反対側の第2の縁に基づいて計算されることができる。端子の中心ラインは、作業者によって選択された前記少なくとも一つの表示画像中の端子の第1の縁および反対側の第2の縁に基づいて計算されることができる。或いは、ワイヤおよび/又は端子の中心ラインは、画像解析を使用して自動的に計算されてもよい。例えば、表示デバイス又は他の処理デバイスの整列モジュールは、画像中のそれぞれのワイヤおよび/又は端子の第1の縁および反対側の第2の縁を電気的に識別してもよい。
【0068】
1108で、ワイヤはワイヤの位置を調節することによって端子と整列され、ワイヤの整列ラインを端子の整列ラインと整列する。本方法は、画像取込みデバイスの視野を較正することさらに含む。視野は、測定寸法を整列モジュールに入力することによって較正されることができる。較正後に、ワイヤの整列ラインと端子の整列ラインの間の位置における差を定量化値によって表すことができる。ワイヤを圧着ゾーンに供給するフィーダデバイスの供給位置は、定量化値に基づいて自動的に調節されることができる。ステップ1108でワイヤが端子と整列された後に、本方法1100は、任意ではあるが、圧着マシンの可動ラムを起動してラムの圧着ツールが端子をワイヤに圧着するように圧着ストロークに沿って移動することを含むことができる。
【0069】
動作1108で記載されるように、ワイヤの位置は、端子と整列するように調節されるが、他の実施形態では、端子の位置および/又は配向は、ワイヤの位置に基づいて調節されることができることが認識される。例えば、端子の位置は、ワイヤの整列ラインに基づいて調節されることができ、それによって、端子のワイヤ圧着バレルをワイヤの端部に圧着することに先立って、端子の整列ラインは、ワイヤの整列ラインと整列する。
【0070】
一実施形態では、画像取込みデバイスは、圧着ゾーン内の端子の第1の画像を取込む。第1の画像は、表示デバイスに表示される。表示された第1の画像中の端子の第1の縁と反対側の第2の縁が選択される。端子の中心ラインは、選択された第1と第2の縁に基づいて計算されることができ、中心ラインは、第1の画像上に示されることができる。次に、ワイヤは、圧着ゾーン内で端子上に装填されることができる。中にワイヤを含む、圧着ゾーンの第2の画像は、次に、画像取込みデバイスを使用して取込まれる。次に、第2の画像は、表示デバイス上に表示される。ワイヤの第1の縁と反対側の第2の縁は、表示された第2の画像中で選択されることができる。ワイヤの中心ラインは、選択された第1の縁と第2の縁に基づいて計算されることができ、且つ端子の中心ラインと端子の中心ラインの両方は、第2の画像上に示される。或いは、両中心ラインは、引き続く第3の画像上に示されてもよい。次に、ワイヤの中心ラインの位置は、端子の中心ラインの位置と比較される。圧着ゾーン内のワイヤの位置は、必要ならば、ワイヤの中心ラインを端子の中心ラインと整列するために調節される。任意ではあるが、ワイヤの中心ラインは、ワイヤの位置が調節された後に、再計算されてもよく、且つ新たな中心ラインは、ワイヤが端子とここで適切に整列されているか否か又はさらなる調節が必要か否かを決定するために端子の中心ラインと共に第3の画像上に示される。
【0071】
上記は、例示的であり制限的ではないことが理解されるべきである。例えば、上記実施形態(および/又はそれらの態様)は、互いに組み合わされて使用されてもよい。加えて、本発明の範囲から逸脱することなく本発明に特定の状況や材料を適合するために多くの変更がなされることができる。寸法、材料のタイプ、様々なコンポーネントの配向、および本明細書で記載される様々なコンポーネントの数と位置は、特定の実施形態のパラメータを定義することを意図しており、決して制限せず、且つ単なる例示的実施形態である。請求項の精神と範囲内での多くの他の実施形態と変更は、上の記載を検討する際に当業者には明白である。従って、本発明の範囲は、添付の請求項を参照し、そのような請求項が享受する均等物の全範囲と共に決定されるべきである。