【実施例】
【0305】
実施例1. (1R)−1−{1−[(3S)−テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノール
【化82】
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【0306】
ステップ1. 6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−オール
【化83】
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塩化メチレン(100mL)に溶解させたN,N,N−トリブチルブタン−1−アミニウムニトレート(Aldrich製、9.1g、30mmol)を、−5℃において、撹拌されている塩化メチレン(100mL)中のチエノ[3,2−b]ピリジン−7−オール(Aldrich製、3.0g、20mmol)の溶液に滴下で添加した。トリフルオロ酢酸無水物(4.5mL、32mmol)を加えたが、その間、温度を0℃未満に維持した。次いで、その結果生じた混合物を−5℃において30分間にわたって、かつ室温において一晩にわたって撹拌した。反応混合物を濃縮し、エーテルで希釈し、濾過した。収集された固体を水で、次いで、エーテル/メタノール(MeOH)混合物(1:1)で洗浄し、風乾すると、所望の生成物(3.3g、85%)が得られた。C
7H
5N
2O
3SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=197.0;実測値:196.9。
【0307】
ステップ2. 7−クロロ−6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン
【化84】
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6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−オール(3.3g、17mmol)を塩化ホスホリル(30mL、400mmol)に懸濁させ、還流で1時間にわたって加熱した(45分後には、溶解が明白であった)。溶媒を除去した。トルエンを残渣に加え、揮発性物質を真空中で除去した。ジクロロメタンおよび飽和NaHCO
3溶液を加え(注意:ガスの発生)、層を分離した。有機層を水で洗浄し、MgSO
4上で乾燥させ、濃縮して、所望の生成物(2.7g、75%)を得た。C
7H
4ClN
2O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=215.0;実測値:214.9。
【0308】
ステップ3. 6−ニトロ−N−[(3S)−テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル]チエノ[3,2−b]ピリジン−7−アミン
【化85】
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イソプロピルアルコール(0.95mL)中の7−クロロ−6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン(0.060g、0.28mmol)、(3S)−テトラヒドロ−2H−ピラン−3−アミンヒドロクロリド(J&W Pharmatech製、0.059g、0.43mmol)、およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.15mL、0.84mmol)の混合物を60℃において一晩にわたって加熱した。その結果生じた混合物を濃縮し、シリカゲル上で精製して(ヘキサン中0〜50%酢酸エチル(EtOAc)で溶出)、所望の生成物(30mg、38%)を得た。C
12H
14N
3O
3SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=280.1;実測値:280.0。
【0309】
ステップ4. N7−[(3S)−テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル]チエノ[3,2−b]ピリジン−6,7−ジアミン
【化86】
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エタノール(0.8mL)/水(0.3mL)中の6−ニトロ−N−[(3S)−テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル]チエノ[3,2−b]ピリジン−7−アミン(30mg、0.1mmol)、鉄(18mg、0.32mmol)、および塩化アンモニウム(29mg、0.54mmol)の混合物を4時間にわたって還流において加熱した。その結果生じた混合物を濾過した。濾液をEtOAcで希釈し、飽和NaHCO
3溶液で洗浄し、MgSO
4上で乾燥させ、濃縮した。残渣をシリカゲル上で精製して(ジクロロメタン中0〜5%MeOHで溶出)、所望の生成物を得た。C
12H
16N
3OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=250.1;実測値:250.0。
【0310】
ステップ5. (1R)−1−{1−[(3S)−テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノール
テトラヒドロフラン(0.1mL)中の(2R)−2−ヒドロキシプロパンアミド(Aldrich製、5.4mg、0.060mmol)およびテトラフルオロホウ酸トリエチルオキソニウム(12mg、0.062mmol)の混合物は、15分間にわたって撹拌した後に溶液になった。さらに45分後に、この溶液を、エタノール(0.24mL)中のN7−[(3S)−テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル]チエノ[3,2−b]ピリジン−6,7−ジアミン(7.5mg、0.030mmol)の混合物に加え、その結果生じた混合物を2時間にわたって還流において加熱した。粗製の混合物をRP−HPLCで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で溶出、30mL/分の流速)、所望の生成物(5.9mg、65%)を得た。C
15H
18N
3O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=304.1;実測値:304.0。
【0311】
実施例2. (トランス−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)アセトニトリル
【化87】
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【0312】
ステップ1. {トランス−4−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}メタノール
【化88】
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イソプロピルアルコール(3.3mL)中の7−クロロ−6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン(0.21g、0.98mmol)(実施例1、ステップ2)、(トランス−4−アミノシクロヘキシル)メタノール(J&W Pharmatech製、0.25g、2.0mmol)、およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.51mL、2.9mmol)の混合物を90℃において2時間にわたって加熱した。その結果生じた混合物を濃縮し、シリカゲル上で精製して(ヘキサン中0〜60%EtOAcで溶出)、所望の生成物(0.26g、86%)を得た。C
14H
18N
3O
3SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=308.1;実測値:308.0。
【0313】
ステップ2. {トランス−4−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}メチルメタンスルホネート
【化89】
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塩化メチレン(3mL)中の{トランス−4−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}メタノール(0.26g、0.84mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.30mL、1.7mmol)の混合物に、塩化メタンスルホニル(0.085mL、1.1mmol)を加えた。その結果生じた混合物を室温において2時間にわたって撹拌した。水で希釈した後に、混合物をジクロロメタンで抽出した。有機層を濃縮し、シリカゲル上で精製して(ヘキサン中0〜70%EtOAcで溶出)、所望の生成物(0.2g、61%)を得た。C
15H
20N
3O
5S
2のLCMS計算値(M+H)
+:m/z=386.1;実測値:386.0。
【0314】
ステップ3. {トランス−4−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}アセトニトリル
【化90】
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ジメチルスルホキシド(2mL)中の{トランス−4−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}メチルメタンスルホネート(0.20g、0.52mmol)およびシアン化ナトリウム(0.057g、1.2mmol)の混合物を90℃において4時間にわたって撹拌した。EtOAcで希釈した後に、その結果生じた混合物を飽和NaHCO
3溶液、水、およびブラインで洗浄し、次いで、濃縮した。残渣をシリカゲル上で精製して(ジクロロメタン中0〜5%MeOHで溶出)、所望の生成物を得た。C
15H
17N
4O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=317.1;実測値:317.0。
【0315】
ステップ4. {トランス−4−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}アセトニトリル
【化91】
[この文献は図面を表示できません]
メタノール(5mL)中の{トランス−4−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}アセトニトリル(0.16g、0.50mmol)および炭素上の10%パラジウム(20mg)の混合物を、H
2のバルーン圧力下で、室温において2時間にわたって水素化した。反応混合物を濾過し、濾液を濃縮して、所望の生成物(0.124g、86%)を得、これを、次のステップにおいてそのまま使用した。C
15H
19N
4SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=287.1;実測値:287.1。
【0316】
ステップ5. (トランス−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)アセトニトリル
【化92】
[この文献は図面を表示できません]
テトラヒドロフラン(2mL)中の(2R)−2−ヒドロキシプロパンアミド(0.12g、1.3mmol)およびテトラフルオロホウ酸トリエチルオキソニウム(0.25g、1.3mmol)の混合物は、15分間にわたって撹拌した後に、溶液になった。さらに45分後に、この溶液をエタノール(3.4mL)中の{トランス−4−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}アセトニトリル(124mg、0.433mmol)の混合物に加え、その結果生じた混合物を2時間にわたって還流において加熱した。粗製の混合物をRP−HPLCで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で30mL/分の流速で溶出)所望の生成物(65mg、44%)を得た。C
18H
21N
4OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=341.1;実測値:341.1。
1H NMR(DMSO−d
6、400MHz) δ 8.98(1H、s)、8.00(1H、d、J=5.2Hz)、7.66(1H、d、J=5.2Hz)、5.86(1H、d、J=6.4Hz)、5.19(1H、m)、4.92(1H、m)、2.61(2H、d、J=6.0Hz)、2.43(2H、m)、2.01(5H、m)、1.64(3H、d、J=6.4Hz)、1.40(2H、m)ppm。
【0317】
実施例3. トランス−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキサノール
【化93】
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【0318】
ステップ1. トランス−4−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキサノール
イソプロピルアルコール(7.4mL)中の7−クロロ−6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン(0.47g、2.2mmol)(実施例1、ステップ2)、トランス−4−アミノシクロヘキサノール(Aldrich製、0.50g、4.4mmol)、およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.1mL、6.6mmol)の混合物を、90℃において2時間にわたって加熱した。反応混合物を濃縮し、シリカゲル上で精製して(ジクロロメタン中0〜5%MeOHで溶出)、所望の生成物(0.266g、41%)を得た。C
13H
16N
3O
3SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=294.1;実測値:294.0。
【0319】
ステップ2. トランス−4−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキサノール
メタノール(2mL)中のトランス−4−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキサノール(50mg、0.2mmol)および炭素上の10%パラジウム(7mg)の混合物を、H
2のバルーン圧力下で室温において2時間にわたって水素化した。反応混合物を濾過した。濾液を濃縮して、所望の生成物を得、これを、次のステップにおいてそのまま使用した。C
13H
18N
3OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=264.1;実測値:264.1。
【0320】
ステップ3. トランス−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキサノール
テトラヒドロフラン(2mL)中の(2R)−2−ヒドロキシプロパンアミド(96mg、1.1mmol)およびテトラフルオロホウ酸トリエチルオキソニウム(0.20g、1.1mmol)の混合物は、15分間にわたって撹拌した後に、溶液になった。さらに45分後に、この溶液を、エタノール(2.9mL)中のトランス−4−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキサノール(95mg、0.36mmol)の混合物に加え、2時間にわたって還流において加熱した。その結果生じた混合物をRP−HPLCで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で30mL/分の流速で溶出)、所望の生成物(0.9mg、0.8%)を得た。C
16H
20N
3O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=318.1;実測値:318.0。
【0321】
実施例4. (1R)−1−(1−{トランス−4−[(2,2,2−トリフルオロエチル)アミノ]シクロヘキシル}−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル)エタノール
【化94】
[この文献は図面を表示できません]
【0322】
ステップ1. トランス−N−(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)シクロヘキサン−1,4−ジアミン
イソプロピルアルコール(3.3mL)中の7−クロロ−6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン(0.21g、0.98mmol)(実施例1、ステップ2)、トランス−シクロヘキサン−1,4−ジアミン(Aldrich製、0.13g、1.2mmol)、およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.34mL、2.0mmol)の混合物を90℃において2時間にわたって加熱した。その結果生じた混合物中の溶媒を除去して、所望の生成物を得、これを、次のステップにおいてそのまま使用した。C
13H
17N
4O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=293.1;実測値:293.0。
【0323】
ステップ2. トランス−N−(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)−N’−(2,2,2−トリフルオロエチル)シクロヘキサン−1,4−ジアミン
塩化メチレン(2mL)/N,N−ジメチルホルムアミド(2mL)中のトランス−N−(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)シクロヘキサン−1,4−ジアミン(120mg、0.41mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.36mL、2.0mmol)の混合物に、2,2,2−トリフルオロエチルトリフルオロメタンスルホネート(0.18mL、1.2mmol)を加えた。反応物を室温において4時間にわたって撹拌した。その結果生じた混合物を水で希釈し、ジクロロメタンで抽出した。有機層を濃縮し、シリカゲル上で精製して(ジクロロメタン中0〜5%MeOHで溶出)、所望の生成物(34mg、22%)を得た。C
15H
18F
3N
4O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=375.1;実測値:375.0。
【0324】
ステップ3. N7−{トランス−4−[(2,2,2−トリフルオロエチル)アミノ]シクロヘキシル}チエノ[3,2−b]ピリジン−6,7−ジアミン
メタノール(0.9mL)中のトランス−N−(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)−N’−(2,2,2−トリフルオロエチル)シクロヘキサン−1,4−ジアミン(34mg、0.091mmol)および炭素上の10%パラジウム(4mg)の混合物を、H
2のバルーン圧力下で室温において2時間にわたって水素化した。反応混合物を濾過し、濾液を濃縮して、所望の生成物(27mg、86%)を得、これを、次のステップにおいてそのまま使用した。C
15H
20F
3N
4SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=345.1;実測値:345.0。
【0325】
ステップ4. (1R)−1−(1−{トランス−4−[(2,2,2−トリフルオロエチル)アミノ]シクロヘキシル}−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル)エタノール
テトラヒドロフラン(0.3mL)中の(2R)−2−ヒドロキシプロパンアミド(21mg、0.24mmol)およびテトラフルオロホウ酸トリエチルオキソニウム(45mg、0.24mmol)の混合物は、15分間にわたって撹拌した後に溶液になった。さらに45分後に、この溶液を、エタノール(0.62mL)中のN7−{トランス−4−[(2,2,2−トリフルオロエチル)アミノ]シクロヘキシル}チエノ[3,2−b]ピリジン−6,7−ジアミン(27mg、0.078mmol)の混合物に加え、2時間にわたって還流において加熱した。その結果生じた混合物をRP−HPLCで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で30mL/分の流速で溶出)、所望の生成物(3.2mg、10%)を得た。C
18H
22F
3N
4OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=399.1;実測値:399.2。
【0326】
実施例5. (1R)−1−(1−{トランス−4−[2−(メチルスルホニル)エチル]シクロヘキシル}−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル)エタノール
【化95】
[この文献は図面を表示できません]
【0327】
ステップ1. tert−ブチル(トランス−4−ホルミルシクロヘキシル)カルバメート
塩化メチレン(10mL)中のtert−ブチル[トランス−4−(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル]カルバメート(Aldrich製、0.61g、2.7mmol)の溶液に0℃において、デス−マーチンペルヨージナン(1.35g、3.19mmol)を加えた。その結果生じた混合物を室温において一晩にわたって撹拌した。反応物を1N NaOH水溶液でクエンチし、ジクロロメタンで抽出した。合わせた有機層を水およびブラインで洗浄し、MgSO
4上で乾燥させ、濃縮した。残渣をシリカゲル上で精製して(ジクロロメタン中0〜5%MeOHで溶出)、所望の生成物(0.3g、50%)を得た。C
12H
21NO
3NaのLCMS計算値(M+Na)
+:m/z=250.2;実測値:250.1。
【0328】
ステップ2. tert−ブチル{トランス−4−[2−(メチルスルホニル)ビニル]シクロヘキシル}カルバメート
テトラヒドロフラン(THF)中の1.0Mカリウムtert−ブトキシド溶液(1.0mL、1.0mmol)に、ジエチル[(メチルスルホニル)メチル]ホスホネート(0.21g、0.92mmol)を滴下で0℃において加え、その結果生じた混合物を0℃において1時間にわたって撹拌した。テトラヒドロフラン(4.6mL)中のtert−ブチル(トランス−4−ホルミルシクロヘキシル)カルバメート(0.15g、0.66mmol)の溶液を滴下で添加し、次いで、冷却浴を外し、混合物を室温において1時間にわたって撹拌した。反応混合物をEtOAcで希釈し、水で洗浄し、濃縮し、シリカゲル上で精製して(ジクロロメタン中0〜5%MeOHで溶出)、所望の生成物(0.14g、70%)を、E−およびZ−異性体の混合物として得た。C
14H
25NO
4SNaのLCMS計算値(M+Na)
+:m/z=326.2;実測値:326.1。
【0329】
ステップ3. トランス−4−(2−(メチルスルホニル)エチル)シクロヘキサンアミントリフルオロアセテート
メタノール(4mL)中のtert−ブチル{トランス−4−[2−(メチルスルホニル)ビニル]シクロヘキシル}カルバメート(140mg、0.46mmol)および炭素上の10%パラジウム(49mg)の混合物を、H
2のバルーン圧力下で室温において一晩にわたって水素化した。反応混合物を濾過し、濾液を濃縮して、tert−ブチル{トランス−4−[2−(メチルスルホニル)エチル]シクロヘキシル}カルバメートを得た。C
9H
20NO
2SのLCMS計算値(M−Boc+2H)
+:m/z=206.1;実測値:206.1。このBoc−中間体を、塩化メチレン(0.5mL)中のトリフルオロ酢酸(0.2mL、3mmol)で室温において1時間にわたって処理した。その結果生じた混合物を濃縮して、所望の生成物をトリフルオロ酢酸(TFA)塩として得た。C
9H
20NO
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=206.1;実測値:206.1。
【0330】
ステップ4. N−{トランス−4−[2−(メチルスルホニル)エチル]シクロヘキシル}−6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−アミン
イソプロピルアルコール(1.0mL)中の7−クロロ−6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン(0.10g、0.46mmol)、トランス−4−[2−(メチルスルホニル)エチル]シクロヘキサンアミンTFA塩(0.12g、0.60mmol)、およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.40mL、2.3mmol)の混合物を90℃において2時間にわたって加熱した。反応混合物を濃縮し、シリカゲル上で精製して(ジクロロメタン中0〜45%EtOAcで溶出)、所望の生成物を得た。C
16H
22N
3O
4S
2のLCMS計算値(M+H)
+:m/z=384.1;実測値:384.0。
【0331】
ステップ5. N7−{トランス−4−[2−(メチルスルホニル)エチル]シクロヘキシル}チエノ[3,2−b]ピリジン−6,7−ジアミン
メタノール(4mL)中のN−{トランス−4−[2−(メチルスルホニル)エチル]シクロヘキシル}−6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−アミン(220mg、0.57mmol)および炭素上の10%パラジウム(60mg、0.06mmol)の混合物を、H
2のバルーン圧力下で室温において2時間にわたって水素化した。反応混合物を濾過し、濾液を濃縮して、所望の生成物を得、これを、次のステップにおいてそのまま使用した。C
16H
24N
3O
2S
2のLCMS計算値(M+H)
+:m/z=354.1;実測値:354.0。
【0332】
ステップ6. (1R)−1−(1−{トランス−4−[2−(メチルスルホニル)エチル]シクロヘキシル}−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル)エタノール
テトラヒドロフラン(1mL)中の(2R)−2−ヒドロキシプロパンアミド(52mg、0.59mmol)およびテトラフルオロホウ酸トリエチルオキソニウム(0.11g、0.59mmol)の混合物は、15分間にわたって撹拌した後に溶液になった。さらに45分後に、この溶液を、エタノール(2mL)中のN7−{トランス−4−[2−(メチルスルホニル)エチル]シクロヘキシル}チエノ[3,2−b]ピリジン−6,7−ジアミン(83mg、0.23mmol)の混合物に加え、一晩にわたって還流で加熱した。その結果生じた混合物をRP−HPLCで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で30mL/分の流速で溶出)、所望の生成物(1.1mg、1.1%)を得た。C
19H
26N
3O
3S
2のLCMS計算値(M+H)
+:m/z=408.1;実測値:408.1。
【0333】
実施例6. (1R)−1−{1−[シス−4−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)シクロヘキシル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノール
【化96】
[この文献は図面を表示できません]
【0334】
ステップ1. トランス−4−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]シクロヘキシルメタンスルホネート
塩化メチレン(1mL)中のtert−ブチル(トランス−4−ヒドロキシシクロヘキシル)カルバメート(AstaTech製、0.133g、0.618mmol)およびトリエチルアミン(0.12mL、0.86mmol)の混合物に、塩化メタンスルホニル(0.057mL、0.74mmol)を加えた。反応混合物を室温において2時間にわたって撹拌した。飽和NaHCO
3水溶液で希釈した後に、混合物をジクロロメタンで抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、MgSO
4上で乾燥させ、濃縮して、所望の生成物(0.18g、99%)を得た。
【0335】
ステップ2. シス−4−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)シクロヘキサンアミントリフルオロアセテート
水素化ナトリウム(60%、0.034g、0.86mmol)を、N,N−ジメチルホルムアミド(2mL)中の1H−1,2,4−トリアゾール(0.064g、0.92mmol)の溶液に少量ずつ加えた。5分間にわたって撹拌した後に、トランス−4−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]シクロヘキシルメタンスルホネート(0.18g、0.61mmol)を加えた。その結果生じた混合物を65℃において週末にかけて撹拌した。冷却した混合物を氷冷水に注ぎ、EtOAcで抽出した。有機層を濃縮し、シリカゲル上で精製して(EtOAc中0〜5%MeOHで溶出)、tert−ブチル[シス−4−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)シクロヘキシル]カルバメート(0.14g、86%)を得た。C
13H
23N
4O
2のLCMS計算値(M+H)
+:m/z=267.2;実測値:267.1。このカルバメート中間体を塩化メチレン(1mL)中のトリフルオロ酢酸(0.28mL、3.7mmol)で室温において1時間にわたって処理し、次いで、濃縮して、所望の生成物をTFA塩として得た。C
8H
15N
4のLCMS計算値(M+H)
+:m/z=167.1;実測値:167.2。
【0336】
ステップ3. 6−ニトロ−N−[シス−4−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)シクロヘキシル]チエノ[3,2−b]ピリジン−7−アミン
イソプロピルアルコール(1.0mL)中の7−クロロ−6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン(0.10g、0.46mmol)、シス−4−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)シクロヘキサンアミンTFA塩(0.10g、0.60mmol)、およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.40mL、2.3mmol)の混合物を、90℃において2時間にわたって加熱した。その結果生じた混合物を濃縮し、シリカゲル上で精製して(ジクロロメタン中0〜10%EtOAcで溶出)、所望の生成物(32mg、20%)を得た。C
15H
17N
6O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=345.1;実測値:345.0。
【0337】
ステップ4. N7−[シス−4−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)シクロヘキシル]チエノ[3,2−b]ピリジン−6,7−ジアミン
メタノール(0.9mL)中の6−ニトロ−N−[シス−4−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)シクロヘキシル]チエノ[3,2−b]ピリジン−7−アミン(32mg、0.093mmol)および炭素上の10%パラジウム(4mg)の混合物を、H
2のバルーン圧力下で室温において2時間にわたって水素化した。反応物を濾過し、その結果生じた濾液を濃縮して、所望の生成物を得、これを、次のステップにおいてそのまま使用した。C
15H
19N
6SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=315.1;実測値:315.1。
【0338】
ステップ5. (1R)−1−{1−[シス−4−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)シクロヘキシル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノール
テトラヒドロフラン(0.4mL)中の(2R)−2−ヒドロキシプロパンアミド(28mg、0.32mmol)およびテトラフルオロホウ酸トリエチルオキソニウム(60mg、0.32mmol)の混合物は、15分間にわたって撹拌した後に溶液になった。さらに45分後に、この溶液を、エタノール(0.8mL)中のN7−[シス−4−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)シクロヘキシル]チエノ[3,2−b]ピリジン−6,7−ジアミン(25mg、0.080mmol)の混合物に加え、一晩にわたって還流において加熱した。その結果生じた混合物をRP−HPLCで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で30mL/分の流速で溶出)、所望の生成物(1.7mg、5.8%)を得た。C
18H
21N
6OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=369.1;実測値:369.1。
【0339】
実施例7. シス−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキサンカルボニトリル
【化97】
[この文献は図面を表示できません]
【0340】
ステップ1. トランス−4−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシルメタンスルホネート
塩化メチレン(2mL)中のトランス−4−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキサノール(0.21g、0.72mmol)(実施例3、ステップ1)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.25mL、1.4mmol)の混合物に、塩化メタンスルホニル(0.083mL、1.1mmol)を加えた。反応物を室温において2時間にわたって撹拌した。飽和NaHCO
3水溶液で希釈した後に、その結果生じた混合物をジクロロメタンで抽出した。有機層を濃縮し、シリカゲル上で精製して(ジクロロメタン中0〜5%MeOHで溶出)、所望の生成物(0.24g、90%)を得た。C
14H
18N
3O
5S
2のLCMS計算値(M+H)
+:m/z=372.1;実測値:372.0。
【0341】
ステップ2. シス−4−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキサンカルボニトリル
ジメチルスルホキシド(1mL)中のトランス−4−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシルメタンスルホネート(0.12g、0.32mmol)およびシアン化ナトリウム(0.061g、1.2mmol)の混合物を90℃において6時間にわたって撹拌した。EtOAcで希釈した後に、その結果生じた混合物を飽和NaHCO
3溶液、水、およびブラインで洗浄し、次いで、濃縮した。残渣をシリカゲル上で精製して(ジクロロメタン中0〜5%MeOHで溶出)、所望の生成物(32mg)を得た。C
14H
15N
4O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=303.1;実測値:303.0。
【0342】
ステップ3. シス−4−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキサンカルボニトリル
メタノール(1mL)中のシス−4−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキサンカルボニトリル(32mg、0.10mmol)および炭素上の10%パラジウム(4mg)の混合物を、H
2のバルーン圧力下で室温において4時間にわたって水素化した。混合物を濾過し、濾液を濃縮して、所望の生成物を得、これを、次のステップにおいてそのまま使用した。C
14H
17N
4SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=273.1;実測値:273.1。
【0343】
ステップ4. シス−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキサンカルボニトリル
テトラヒドロフラン(0.4mL)中の(2R)−2−ヒドロキシプロパンアミド(40mg、0.4mmol)およびテトラフルオロホウ酸トリエチルオキソニウム(89mg、0.47mmol)の混合物は、15分間にわたって撹拌した後に溶液になった。さらに45分後に、この溶液を、エタノール(0.74mL)中のシス−4−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキサンカルボニトリル(32mg、0.12mmol)の混合物に加え、一晩にわたって還流において加熱した。その結果生じた混合物をRP−HPLCで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で30mL/分の流速で溶出)、所望の生成物(1.1mg、2.9%)を得た。C
17H
19N
4OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=327.1;実測値:327.0。
【0344】
実施例8. 3−(トランス−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)プロパンニトリル
【化98】
[この文献は図面を表示できません]
【0345】
ステップ1. tert−ブチル{トランス−4−[2−シアノビニル]シクロヘキシル}カルバメート
THF中1.0Mカリウムtert−ブトキシド溶液(1.0mL、1.0mmol)に、シアノメチルホスホン酸ジエチル(0.15mL、0.92mmol)を少量ずつ0℃において加え、その結果生じた混合物を0℃において1時間にわたって撹拌した。テトラヒドロフラン(4.6mL)中のtert−ブチル(トランス−4−ホルミルシクロヘキシル)カルバメート(0.15g、0.66mmol)(実施例5、ステップ1)の溶液を滴下で添加し、次いで、冷却浴を外し、反応混合物を室温において1時間にわたって撹拌した。反応物をEtOAcで希釈し、水で洗浄した。有機層を濃縮し、シリカゲル上で精製して(ジクロロメタン中0〜5%MeOHで溶出)、所望の生成物をE−およびZ−異性体の混合物(0.14g、70%)として得た。C
14H
22N
2O
2NaのLCMS計算値(M+Na)
+:m/z=273.2;実測値:273.0。
【0346】
ステップ2. 3−(トランス−4−アミノシクロヘキシル)プロパンニトリルトリフルオロアセテート
エタノール(2mL)中のtert−ブチル{トランス−4−[2−シアノビニル]シクロヘキシル}カルバメート(0.13g、0.52mmol)および炭素上の10%パラジウム(52mg)の混合物を、H
2のバルーン圧力下で週末にかけて水素化した。混合物を濾過し、濾液を濃縮して、tert−ブチル[トランス−4−(2−シアノエチル)シクロヘキシル]カルバメートを得た。C
10H
17N
2O
2のLCMS計算値(M−
tBu+H)
+:m/z=197.1;実測値:197.1。このカルバメート中間体を塩化メチレン(1mL)中のトリフルオロ酢酸(0.4mL、5mmol)で室温において1時間にわたって処理し、次いで、溶媒を除去して、所望の生成物をTFA塩として得た。C
9H
17N
2のLCMS計算値(M+H)
+:m/z=153.1;実測値:153.2。
【0347】
ステップ3. 3−{トランス−4−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}プロパンニトリル
イソプロピルアルコール(0.89mL)中の7−クロロ−6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン(0.087g、0.41mmol)、3−(トランス−4−アミノシクロヘキシル)プロパンニトリル(0.080g、0.52mmol)TFA塩、およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.35mL、2.0mmol)の混合物を90℃において2時間にわたって加熱した。その結果生じた混合物を濃縮し、シリカゲル上で精製して(ジクロロメタン中0〜20%EtOAcで溶出)、所望の生成物(63mg、47%)を得た。C
16H
19N
4O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=331.1;実測値:331.0。
【0348】
ステップ4. 3−{トランス−4−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}プロパンニトリル
メタノール(1mL)中の3−{トランス−4−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}プロパンニトリル(63mg、0.19mmol)および炭素上の10%パラジウム(20mg)の混合物を、H
2のバルーン圧力下で室温において2時間にわたって水素化した。反応混合物を濾過し、濾液を濃縮して、所望の生成物(48mg、84%)を得、これを、次のステップにおいてそのまま使用した。C
16H
21N
4SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=301.1;実測値:301.1。
【0349】
ステップ5. 3−(トランス−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)プロパンニトリル
塩化メチレン(0.96mL)中の3−{トランス−4−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}プロパンニトリル(0.048g、0.16mmol)および(R)−2−ヒドロキシプロパン酸(0.019g、0.21mmol)の混合物に、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(60μL、0.35mmol)およびN,N,N’,N’−テトラメチル−O−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)ウロニウムヘキサフルオロホスフェート(66mg、0.17mmol)を加えた。その結果生じた混合物を室温において一晩にわたって撹拌した。混合物を水で洗浄した。有機層を濃縮し、シリカゲル上で精製して(ジクロロメタン中0〜10%MeOHで溶出)、(2R)−N−(7−{[トランス−4−(2−シアノエチル)シクロヘキシル]アミノ}チエノ[3,2−b]ピリジン−6−イル)−2−ヒドロキシプロパンアミドを得た。C
19H
25N
4O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=373.2;実測値:373.0。酢酸(0.3mL)中のこのアミド中間体の溶液を105℃において5時間にわたって撹拌した。反応混合物中の溶媒を真空中で除去し、MeOHで希釈し、RP−HPLCで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で30mL/分の流速で溶出)、所望の生成物(6mg、10%)を得た。C
19H
23N
4OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=355.2;実測値:355.1。
【0350】
実施例9. (1R)−1−[1−(3−フルオロピペリジン−4−イル)−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル]エタノール
【化99】
[この文献は図面を表示できません]
【0351】
ステップ1. tert−ブチル3−ヒドロキシ−4−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]ピペリジン−1−カルボキシレート
イソプロピルアルコール(7.4mL)中の7−クロロ−6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン(0.61g、2.8mmol)(実施例1、ステップ2)、tert−ブチル4−アミノ−3−ヒドロキシピペリジン−1−カルボキシレート(Aurora製、0.95g、4.4mmol)、およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.99mL、5.7mmol)の混合物を90℃において2時間にわたって加熱した。その結果生じた混合物を水で希釈した。沈澱物を濾過により収集し、水で洗浄し、風乾して、所望の生成物(1g、89%)を得た。C
17H
23N
4O
5SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=395.1;実測値:395.0。
【0352】
ステップ2. tert−ブチル3−フルオロ−4−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]ピペリジン−1−カルボキシレート
0℃まで冷却した塩化メチレン(4mL)中のtert−ブチル3−ヒドロキシ−4−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]ピペリジン−1−カルボキシレート(716mg、1.82mmol)の溶液に、2−メトキシ−N−(2−メトキシエチル)−N−(トリフルオロ−λ(4)−スルファニル)エタンアミン(0.50mL、2.7mmol)をゆっくりと加えた。反応物を室温において4時間にわたって撹拌した。混合物をジクロロメタンで希釈し、水で洗浄し、濃縮した。残渣をシリカゲル上で精製して(ジクロロメタン中0〜30%EtOAcで溶出)、所望の生成物(0.32g、44%)をシス−およびトランス−異性体混合物として得た。C
17H
22FN
4O
4SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=397.1;実測値:397.1。
【0353】
ステップ3. tert−ブチル4−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]−3−フルオロピペリジン−1−カルボキシレート
メタノール(8mL)中のtert−ブチル3−フルオロ−4−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]ピペリジン−1−カルボキシレート(0.32g、0.81mmol)および炭素上の10%パラジウム(80mg)の混合物を、H
2のバルーン圧力下で室温において5時間にわたって水素化した。反応混合物を濾過し、濾液を濃縮して、所望の生成物(0.23g、78%)をシス−およびトランス−異性体混合物の混合物として得た。C
17H
24FN
4O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=367.2;実測値:367.1。
【0354】
ステップ4. (1R)−1−[1−(3−フルオロピペリジン−4−イル)−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル]エタノール
塩化メチレン(5mL)中のtert−ブチル4−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]−3−フルオロピペリジン−1−カルボキシレート(0.21g、0.57mmol)および(R)−2−ヒドロキシプロパン酸(0.059g、0.65mmol)の混合物に、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.23mL、1.3mmol)およびN,N,N’,N’−テトラメチル−O−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)ウロニウムヘキサフルオロホスフェート(0.23g、0.60mmol)を加えた。その結果生じた混合物を室温において一晩にわたって撹拌した。反応混合物を水で洗浄し、濃縮し、シリカゲル上で精製して(ジクロロメタン中0〜10%MeOHで溶出)、tert−ブチル3−フルオロ−4−[(6−{[(2R)−2−ヒドロキシプロパノイル]アミノ}チエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]ピペリジン−1−カルボキシレート(0.155g、62%)を得た。C
20H
28FN
4O
4SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=439.2;実測値:439.1。酢酸(1mL)中のこのアミド中間体の溶液を2時間にわたって還流において加熱した。その結果生じた混合物をシリカゲル上で精製して(ジクロロメタン中0〜10%MeOHで溶出)、tert−ブチル3−フルオロ−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}ピペリジン−1−カルボキシレート(16mg、10%)を得た。C
20H
26FN
4O
3SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=421.2;実測値:421.1。このBoc保護された中間体を、塩化メチレン(0.2mL)中のトリフルオロ酢酸(0.1mL、1mmol)で室温において1時間にわたって処理した。混合物を濃縮し、RP−HPLCで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で30mL/分の流速で溶出)、2種の所望の生成物を得た。第1のピークの保持時間0.253分。C
15H
18FN
4OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=321.1;実測値:321.1。第2のピーク保持時間0.514分。C
15H
18FN
4OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=321.1;実測値:321.1。
【0355】
実施例10. (トランス−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)アセトニトリルHCl塩
【化100】
[この文献は図面を表示できません]
【0356】
ステップ1. {トランス−4−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]シクロヘキシル}メチルメタンスルホネート
塩化メチレン(20mL)中のtert−ブチル[トランス−4−(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル]カルバメート(Albany Molecular製、1.5g、6.5mmol)の混合物をピリジン(2.14mL、26.5mmol)で処理した。混合物を0℃まで冷却し、塩化メタンスルホニル(1.01mL、13.1mmol)を、5分かけて滴下で添加した。反応物を室温において5時間にわたって撹拌した。次いで、その結果生じた混合物を濃縮し、EtOAcと水とに分配した。有機相を濃縮し、シリカゲル上で精製して(ヘキサン中50%EtOAcで溶出)、所望の生成物(1.48g、74%)を得た。C
13H
25NO
5SNaのLCMS計算値(M+Na)
+:m/z=330.2;実測値:330.0。
【0357】
ステップ2. (トランス−4−アミノシクロヘキシル)アセトニトリルトリフルオロアセテート
ジメチルスルホキシド(20mL)中の{トランス−4−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]シクロヘキシル}メチルメタンスルホネート(1.48g、4.81mmol)およびシアン化ナトリウム(0.46g、9.4mmol)の混合物を、90℃において4時間にわたって撹拌した。冷却した後に、混合物をEtOAcとブラインとに分配した。有機層を水で洗浄し、濃縮し、シリカゲル上で精製して(ヘキサン中50%EtOAcで溶出)、tert−ブチル[トランス−4−(シアノメチル)シクロヘキシル]カルバメートを得た。C
13H
22N
2O
2NaのLCMS計算値(M+Na)
+:m/z=261.2;実測値:261.1。塩化メチレン(20mL)中のこのBoc保護された中間体の溶液をトリフルオロ酢酸(3mL、40mmol)で処理し、その結果生じた混合物を室温において2時間にわたって撹拌し、次いで、濃縮して、所望の生成物をTFA塩として得た。C
8H
15N
2のLCMS計算値(M+H)
+:m/z=139.1;実測値:139.1。
【0358】
ステップ3. {トランス−4−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}アセトニトリル
撹拌されているイソプロピルアルコール(14mL)中の7−クロロ−6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン(0.88g、4.1mmol)の懸濁液に、(トランス−4−アミノシクロヘキシル)アセトニトリルTFA塩(0.68g、4.9mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(3.0mL、17mmol)を加えた。反応物を90℃において2時間にわたって撹拌した。混合物を濃縮し、シリカゲル上で精製して(ジクロロメタン中0〜60%EtOAcで溶出)、所望の生成物(1g、77%)を得た。C
15H
17N
4O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=317.1;実測値:317.0。
【0359】
ステップ4. {トランス−4−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}アセトニトリル
メタノール(30mL)中の{トランス−4−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}アセトニトリル(1.0g、3.2mmol)および炭素上の10%パラジウム(0.3g、0.3mmol)の混合物を、H
2のバルーン圧力下で室温において5時間にわたって水素化した。反応混合物を濾過した。濾液を濃縮し、ジクロロメタンで希釈し、MgSO
4上で乾燥させ、濃縮した。残渣をシリカゲル上で精製して(ジクロロメタン中0〜5%MeOHで溶出)、所望の生成物(0.63g、70%)を得た。C
15H
19N
4SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=287.1;実測値:287.1。
【0360】
ステップ5. (トランス−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)アセトニトリル
テトラヒドロフラン(9.7mL)中の(2R)−2−ヒドロキシプロパンアミド(0.630g、7.07mmol)およびテトラフルオロホウ酸トリエチルオキソニウム(1.26g、6.66mmol)の混合物を室温において2時間にわたって撹拌した。溶媒を除去し、残渣をエタノール(4.1mL)に溶かし、エタノール(15mL)中の{トランス−4−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}アセトニトリル(0.63g、2.2mmol)の懸濁液に加えた。反応物を80℃において2時間にわたって撹拌した。溶媒を除去し、残渣をEtOAcと飽和NaHCO
3溶液とに分配した。有機相をブラインで洗浄し、MgSO
4上で乾燥させ、濃縮した。残渣をシリカゲル上で精製し(ジクロロメタン中0〜10%MeOHで溶出)、次いで、さらにRP−HPLCで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で30mL/分の流速で溶出)、所望の生成物(0.55g、73%)を得た。C
18H
21N
4OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=341.1;実測値:341.1。
【0361】
ステップ6. (トランス−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)アセトニトリルHCl塩
(トランス−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)アセトニトリル(0.154g、0.451mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶かした。水中1.0M塩化水素(0.480mL、0.480mmol)を、撹拌しながらゆっくりと加え、続いて、水(10mL)を加えた。均一になるまで、混合物を室温において撹拌した。その結果生じた溶液を凍結乾燥させて、所望の生成物をHCl塩(0.169g、99.5%)として得た。C
18H
21N
4OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=341.1;実測値:341.1。
1H NMR(DMSO−d
6、500MHz) δ 9.55(1H、s)、8.47(1H、d、J=5.5Hz)、8.00(1H、d、J=5.5Hz)、5.32(1H、m)、5.07(1H、m)、2.62(2H、d、J=6.0Hz)、2.43(2H、m)、2.12(2H、m)、2.04(3H、m)、1.68(3H、d、J=6.0Hz)、1.46(2H、m)ppm。
【0362】
実施例11. (1R)−1−{1−[トランス−4−(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノール
【化101】
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【0363】
ステップ1. {トランス−4−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}メタノール
メタノール(3mL)中の{トランス−4−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}メタノール(0.080g、0.26mmol)(実施例2、ステップ1)および炭素上の10%パラジウム(0.03g)の混合物を、H
2のバルーン圧力下で室温において1時間にわたって水素化した。混合物を濾過した。濾液を濃縮し、ジクロロメタンで希釈し、次いで、MgSO
4上で乾燥させ、濃縮した。残渣をシリカゲル上で精製して(ジクロロメタン中10%MeOHで溶出)、所望の生成物(41mg、57%)を得た。C
14H
20N
3OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=278.1;実測値:278.1。
【0364】
ステップ2. (1R)−1−{1−[トランス−4−(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノール
テトラヒドロフラン(0.65mL)中の(2R)−2−ヒドロキシプロパンアミド(42mg、0.48mmol)およびテトラフルオロホウ酸トリエチルオキソニウム(85mg、0.45mmol)の混合物を室温において2時間にわたって撹拌した。溶媒を除去し、残渣をエタノール(0.27mL)に溶かし、エタノール(0.99mL)中の{トランス−4−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}メタノール(41mg、0.15mmol)の懸濁液に加えた。その結果生じた混合物を85℃において1時間にわたって撹拌した。溶媒を除去し、残渣をRP−HPLCで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で30mL/分の流速で溶出)、所望の生成物(2.3mg、4.7%)を得た。C
17H
22N
3O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=332.1;実測値:332.1。
【0365】
実施例12. (1R)−1−{1−[トランス−4−(フルオロメチル)シクロヘキシル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノール
【化102】
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【0366】
ステップ1. N−[トランス−4−(フルオロメチル)シクロヘキシル]−6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−アミン
0℃まで冷却した塩化メチレン(2mL)中の{トランス−4−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}メタノール(0.30g、0.98mmol)の溶液に、2−メトキシ−N−(2−メトキシエチル)−N−(トリフルオロ−λ(4)−スルファニル)エタンアミン(0.27mL、1.5mmol)をゆっくりと加えた。その結果生じた混合物を室温において4時間にわたって撹拌した。混合物をジクロロメタンで希釈し、水で洗浄し、濃縮した。残渣をシリカゲル上で精製して(ジクロロメタン中0〜30%EtOAcで溶出)、所望の生成物(0.2g、70%)を得た。C
14H
17FN
3O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=310.1;実測値:310.0。
【0367】
ステップ2. N7−[トランス−4−(フルオロメチル)シクロヘキシル]チエノ[3,2−b]ピリジン−6,7−ジアミン
メタノール(7mL)中のN−[トランス−4−(フルオロメチル)シクロヘキシル]−6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−アミン(0.20g、0.65mmol)および炭素上の10%パラジウム(0.07g)の混合物を、H
2のバルーン圧力下で室温において1時間にわたって水素化した。混合物を濾過した。濾液を濃縮し、ジクロロメタンで希釈し、次いで、MgSO
4上で乾燥させ、濃縮して、所望の生成物(0.11g、61%)を得た。C
14H
19FN
3SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=280.1;実測値:280.1。
【0368】
ステップ3. (1R)−1−{1−[トランス−4−(フルオロメチル)シクロヘキシル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノール
テトラヒドロフラン(2.8mL)中の(2R)−2−ヒドロキシプロパンアミド(0.184g、2.07mmol)およびテトラフルオロホウ酸トリエチルオキソニウム(0.371g、1.95mmol)の混合物を室温において2時間にわたって撹拌した。溶媒を除去し、残渣をエタノール(1.2mL)に溶かし、エタノール(4.3mL)中のN7−[トランス−4−(フルオロメチル)シクロヘキシル]チエノ[3,2−b]ピリジン−6,7−ジアミン(0.18g、0.64mmol)の懸濁液に加えた。その結果生じた混合物を80℃において1時間にわたって撹拌した。溶媒を除去し、残渣をRP−HPLCで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で30mL/分の流速で溶出)、所望の生成物(0.10g、50%)を得た。C
17H
21FN
3OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=334.1;実測値:334.1。
【0369】
実施例13. (1R)−1−(1−シクロヘキシル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル)エタノール
【化103】
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【0370】
ステップ1. N−シクロヘキシル−6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−アミン
イソプロピルアルコール(0.87mL)中の7−クロロ−6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン(0.055g、0.26mmol)(実施例1、ステップ2)、シクロヘキサンアミン(59μL、0.51mmol)、およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.13mL、0.77mmol)の混合物を90℃において2時間にわたって加熱した。その結果生じた混合物を濃縮して、所望の生成物を得、これを、次のステップにおいてそのまま使用した。C
13H
16N
3O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=278.1;実測値:278.0。
【0371】
ステップ2. N7−シクロヘキシルチエノ[3,2−b]ピリジン−6,7−ジアミン
メタノール(3mL)中のN−シクロヘキシル−6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−アミン(0.065g、0.23mmol)および炭素上の10%パラジウム(0.02g)の混合物を、H
2のバルーン圧力下で室温において1時間にわたって水素化した。反応混合物を濾過した。濾液を濃縮し、ジクロロメタンで希釈し、MgSO
4上で乾燥させ、濃縮した。残渣をシリカゲル上で精製して(ジクロロメタン中0〜10%MeOHで溶出)、所望の生成物(42mg、72%)を得た。C
13H
18N
3SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=248.1;実測値:248.1。
【0372】
ステップ3. (1R)−1−(1−シクロヘキシル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル)エタノール
テトラヒドロフラン(0.75mL)中の(2R)−2−ヒドロキシプロパンアミド(49mg、0.55mmol)およびテトラフルオロホウ酸トリエチルオキソニウム(98mg、0.51mmol)の混合物を室温において2時間にわたって撹拌した。溶媒を除去し、残渣をエタノール(0.32mL)に溶かし、エタノール(1.1mL)中のN7−シクロヘキシルチエノ[3,2−b]ピリジン−6,7−ジアミン(42mg、0.17mmol)の懸濁液に加えた。反応混合物を80℃において1時間にわたって撹拌した。溶媒を除去し、残渣をRP−HPLCで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で30mL/分の流速で溶出)、所望の生成物(1mg、2%)を得た。C
16H
20N
3OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=302.1;実測値:302.1。
【0373】
実施例14. 1−(トランス−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)−N−メチルメタンスルホンアミド
【化104】
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【0374】
ステップ1. {トランス−4−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]シクロヘキシル}メチル4−メチルベンゼンスルホネート
塩化メチレン(15mL)中のtert−ブチル[トランス−4−(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル]カルバメート(0.50g、2.2mmol)(供給者:Chem−Impex)の溶液に、トリエチルアミン(1.29mL、9.27mmol)、4−ジメチルアミノピリジン(53mg、0.44mmol)、およびp−トルエンスルホニルクロリド(0.89g、4.7mmol)を加えた。その結果生じた混合物を室温において2時間にわたって撹拌し、その後、さらなるp−トルエンスルホニルクロリド(0.42g、2.2mmol)を加えた。混合物を一晩にわたって撹拌した。水およびジクロロメタンを加え、層を分離した。水性層をジクロロメタンで抽出した。合わせた有機層を水およびブラインで洗浄し、乾燥させ(MgSO4)、濾過し、濃縮した。残渣をBiotage Isoleraで精製して(40g Agelaカートリッジ、15分かけて5〜50%EtOAc/ヘキサンで溶出)、所望の生成物(0.72g、86%)を白色の結晶質固体として得た。C
19H
29NO
5SNaのLCMS計算値(M+Na)
+:m/z=406.2;実測値:406.0。
【0375】
ステップ2. S−({トランス−4−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]シクロヘキシル}メチル)エタンチオエート
ジメチルスルホキシド(6.0mL)中の{トランス−4−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]シクロヘキシル}メチル4−メチルベンゼンスルホネート(0.72g、1.9mmol)の混合物に、ジメチルスルホキシド(1.0mL)中のチオ酢酸カリウム(0.242g、2.12mmol)の溶液を加えた。その結果生じた混合物を55℃において3時間にわたって撹拌した。冷却した後に、反応物を、飽和NaHCO
3を加えることによりクエンチした。短時間撹拌した後に、形成した固体を濾過し、水で洗浄して、所望の生成物0.52g(96%)を得た。C
9H
18NOSのLCMS計算値(M+H−Boc+H)
+:m/z=188.1;実測値:188.2。
【0376】
ステップ3. S−[(トランス−4−アミノシクロヘキシル)メチル]エタンチオエートトリフルオロアセテート
塩化メチレン(1.6mL)中のS−({トランス−4−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]シクロヘキシル}メチル)エタンチオエート(0.20g、0.70mmol)の混合物をトリフルオロ酢酸(0.54mL、7.0mmol)で室温において2時間にわたって処理した。反応混合物を乾燥するまで蒸発させて、所望の生成物(0.21g、100%)を得た。C
9H
18NOSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=188.1;実測値:188.1。
【0377】
ステップ4. S−({トランス−4−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}メチル)エタンチオエート
イソプロピルアルコール(1.6mL)中のS−[(トランス−4−アミノシクロヘキシル)メチル]エタンチオエートトリフルオロアセテート(0.21g、0.70mmol)、7−クロロ−6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン(0.11g、0.51mmol)、およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.27mL、1.5mmol)の混合物を、90℃において2時間にわたって加熱した。混合物を減圧下で濃縮した。残渣を水で処理すると、固体が形成し、これを濾過により収集し、水で洗浄して、所望の生成物(0.12g、64%)を得た。C
16H
20N
3O
3S
2のLCMS計算値(M+H)
+:m/z=366.1;実測値:366.1。
1H NMR(DMSO−d
6、400MHz) δ 9.07(1H、s)、9.03(1H、d、J=8.8Hz)、8.35(1H、d、J=5.6Hz)、7.51(1H、d、J=5.6Hz)、4.13(1H、m)、2.83(2H、d、J=6.4Hz)、2.34(3H、s)、2.13(2H、m)、1.83(2H、m)、1.51(3H、m)、1.19(2H、m)ppm。
【0378】
ステップ5. {トランス−4−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}メタンスルホン酸
過酸化水素(30%、110μL、1.1mmol)の混合物をギ酸(0.43mL)に加え、その結果生じた混合物を30分間にわたって撹拌し、その後、S−({トランス−4−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}メチル)エタンチオエート(67mg、0.18mmol)を加えた。その結果生じた混合物を室温において一晩にわたって撹拌した。反応物を少量の0.3Mメタ重亜硫酸ナトリウム溶液でクエンチした。混合物のpHを、50%NaOHを加えることにより約5に調整すると、固体が出現した(crash out)。この固体を濾過し、エーテルで洗浄して、所望の生成物(68mg)を得、これをさらに精製することなく、次のステップにおいてそのまま使用した。C
14H
18N
3O
5S
2のLCMS計算値(M+H)
+:m/z=372.1;実測値:372.1。
【0379】
ステップ6. N−メチル−1−{トランス−4−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}メタンスルホンアミド
塩化メチレン(0.30mL)中の{トランス−4−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}メタンスルホン酸(34mg、0.092mmol)の混合物に、DMF1滴および塩化チオニル(33μL、0.46mmol)を加えた。その結果生じた混合物を42℃において1時間にわたって撹拌し、次いで、溶媒を蒸発させて、粗製の{トランス−4−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}メタンスルホニルクロリドを得た。上記で作製された粗製のスルホニルクロリドに、THF中2.0Mメチルアミン(0.30mL、0.60mmol)を加えた。混合物を室温において30時間にわたって撹拌した。LCMSは、少量の出発物質が残っていることを示した。さらなるTHF中2.0Mメチルアミン(0.15mL)を加え、30分間にわたって撹拌して、反応を完了させた。溶媒を蒸発させ、その結果生じた残渣を真空中で乾燥させて、粗製の生成物を得、これをさらに精製することなく、次のステップにおいて使用した。C
15H
21N
4O
4S
2のLCMS計算値(M+H)
+:m/z=385.1;実測値:385.1。
【0380】
ステップ7. 1−{トランス−4−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}−N−メチルメタンスルホンアミド
メタノール(1.0mL)中のN−メチル−1−{トランス−4−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}メタンスルホンアミド(35mg、0.091mmol)および炭素上の10%パラジウム(10mg)の混合物を、H
2の雰囲気下で10時間にわたって撹拌した。混合物をセライトで濾過した。濾液を減圧下で濃縮して、所望の生成物(32mg)を得た。C
15H
23N
4O
2S
2のLCMS計算値(M+H)
+:m/z=355.1;実測値:355.1。
【0381】
ステップ8. 1−(トランス−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)−N−メチルメタンスルホンアミド
テトラヒドロフラン(0.40mL)中の(2R)−2−ヒドロキシプロパンアミド(25.8mg、0.290mmol)およびテトラフルオロホウ酸トリエチルオキソニウム(51.9mg、0.273mmol)の混合物を室温において1時間にわたって撹拌した。減圧下で乾燥するまで蒸発させた後に、透明なオイルをエタノール(0.20mL、3.4mmol)と混合し、マイクロ波バイアル内で、エタノール(0.60mL)中の1−{トランス−4−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}−N−メチルメタンスルホンアミド(32mg、0.090mmol)の溶液に加えた。次いで、混合物を80℃において1時間にわたって加熱した。混合物を減圧下で濃縮した。その結果生じた残渣を、分取LCMSを使用して精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で30mL/分の流速で溶出)、所望の生成物(9.8mg、26%)を得た。C
18H
25N
4O
3S
2のLCMS計算値(M+H)
+:m/z=409.1;実測値:409.1。
【0382】
実施例15. (1R)−1−{1−[1−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペリジン−4−イル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノール
【化105】
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【0383】
ステップ1. tert−ブチル4−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]ピペリジン−1−カルボキシレート
イソプロピルアルコール(7.6mL)中の7−クロロ−6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン(0.48g、2.2mmol)(実施例1、ステップ2)、tert−ブチル4−アミノピペリジン−1−カルボキシレート(Aldrich製、0.67g、3.4mmol)、およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.2mL、6.7mmol)の混合物を90℃において2時間にわたって加熱した。沈澱物をイソプロピルアルコールで洗浄して、所望の生成物(0.70 83%)を得た。C
17H
23N
4O
4SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=379.1;実測値:379.2。
【0384】
ステップ2. tert−ブチル4−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]ピペリジン−1−カルボキシレート
メタノール(20mL)中のtert−ブチル4−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]ピペリジン−1−カルボキシレート(0.70g、1.8mmol)および炭素上の10%パラジウム(0.2g)の混合物を、室温において5時間にわたってH
2のバルーン圧力に掛けた。反応混合物を濾過および濃縮して、所望の生成物(0.64g、100%)を得た。C
17H
25N
4O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=349.2;実測値:349.1。
【0385】
ステップ3. tert−ブチル 4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}ピペリジン−1−カルボキシレート
テトラヒドロフラン(7.2mL)中の(2R)−2−ヒドロキシプロパンアミド(0.468g、5.26mmol)およびテトラフルオロホウ酸トリエチルオキソニウム(0.941g、4.95mmol)の混合物を室温において2時間にわたって撹拌した。溶媒を除去し、残渣をエタノール(3.0mL)に溶かし、エタノール(11mL)中のtert−ブチル4−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]ピペリジン−1−カルボキシレート(0.57g、1.6mmol)の懸濁液に加えた。混合物を80℃において1時間にわたって撹拌した。溶媒を除去し、残渣をRP−HPLCで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で60mL/分の流速で溶出)、所望の生成物(85mg、13%)を得た。C
20H
27N
4O
3SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=403.2;実測値:403.2。
【0386】
ステップ4. (1R)−1−(1−ピペリジン−4−イル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル)エタノールヒドロクロリド
塩化メチレン(1.2mL)中のtert−ブチル4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}ピペリジン−1−カルボキシレート(71mg、0.18mmol)の溶液に、ジオキサン中4.0M塩化水素ジオキサン(0.35mL、1.4mmol)を加えた。反応溶液を室温において6時間にわたって撹拌した。溶媒を除去して、所望の生成物を白色の固体(60mg、100%)として得た。C
15H
19N
4OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=303.1;実測値:303.1。
【0387】
ステップ5. (1R)−1−{1−[1−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペリジン−4−イル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノール
塩化メチレン(0.78mL)中の(1R)−1−(1−ピペリジン−4−イル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル)エタノールヒドロクロリド(21.6mg、0.0637mmol)およびトリエチルアミン(40.0μL、0.287mmol)の混合物に、2,2,2−トリフルオロエチルトリフルオロメタンスルホネート(17.8mg、0.0765mmol)を加えた。その結果生じた混合物を一晩にわたって室温において撹拌した。溶媒を蒸発させ、粗製の残渣をRP−HPLCで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で30mL/分の流速で溶出)、所望の生成物6.5mg(26%)を得た。C
17H
20F
3N
4OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=385.1;実測値:385.0。
【0388】
実施例16. 3−(4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}ピペリジン−1−イル)プロパンニトリル
【化106】
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アセトニトリル(0.40mL)中の(1R)−1−(1−ピペリジン−4−イル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル)エタノールヒドロクロリド(21.7mg、0.0640mmol)(実施例15、ステップ4)の溶液に、2−プロペンニトリル(8.4μL、0.13mmol)を、続いて、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(38μL、0.26mmol)を加えた。その結果生じた混合物を室温において一晩にわたって撹拌した。乾燥するまで蒸発させた後に、残渣をRP−HPLCで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で30mL/分の流速で溶出)、所望の生成物(11mg、48%)を得た。C
18H
22N
5OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=356.2;実測値:356.0。
【0389】
実施例17. {トランス−4−[2−(ヒドロキシメチル)−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル]シクロヘキシル}アセトニトリル
【化107】
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酢酸(0.5mL)中の{トランス−4−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}アセトニトリル(51.9mg、0.181mmol)(実施例2、ステップ4)および2−クロロ−1,1,1−トリエトキシエタン(Aldrich製、0.105mL、0.549mmol)の混合物を120℃において30分間にわたって撹拌した。溶媒を除去し、その結果生じた残渣をジクロロメハン(dichloromehane)に溶かし、シリカゲル上で精製して(ジクロロメタン中0〜5%MeOHで溶出)、{トランス−4−[2−(クロロメチル)−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル]シクロヘキシル}アセトニトリル22mg(35.5%)を得た。C
17H
18ClN
4SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=345.1;実測値:345.0。{1−[トランス−4−(シアノメチル)シクロヘキシル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}メチルアセテート8mg(12%)も溶出した:C
19H
21N
4O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=369.1;実測値:369.0。このアセテート化合物を水酸化リチウムで処理して、所望の生成物である化合物を、HPLC精製(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で30mL/分の流速で溶出)の後に得た。C
17H
19N
4OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=327.1;実測値:327.1。
1H NMR(500MHz、DMSO−d
6) δ 8.96(s、1H)、8.01(d、J=5.5Hz、1H)、7.67(d、J=5.5Hz、1H)、5.80(t、J=5.6Hz、1H)、4.85(d、J=5.3Hz、2H)、4.74(m、1H)、2.61(d、J=6.1Hz、2H)、2.42(m、2H)、2.09〜1.99(m、5H)、1.41(m、2H)ppm。
【0390】
実施例18. N−({1−[トランス−4−(シアノメチル)シクロヘキシル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}メチル)メタンスルホンアミド
【化108】
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【0391】
ステップ1. tert−ブチル(メチルスルホニル)カルバメート
トリエチルアミン(2.2mL、16mmol)、二炭酸ジ−tert−ブチル(2.65g、12.1mmol)、および4−ジメチルアミノピリジン(0.096g、0.79mmol)を、塩化メチレン(20mL)中のメタンスルホンアミド(0.75g、7.9mmol)の溶液に室温において逐次加えた。反応物を室温において2時間にわたって撹拌し、次いで、濃縮した。EtOAcを加え、その結果生じた混合物を1N HCl水溶液で洗浄し、MgSO
4上で乾燥させ、濃縮して、所望の生成物(1g)を得、これをそのまま次のステップにおいて使用した。
【0392】
ステップ2. N−({1−[トランス−4−(シアノメチル)シクロヘキシル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}メチル)メタンスルホンアミド
N,N−ジメチルホルムアミド(0.2mL)中に溶かした{トランス−4−[2−(クロロメチル)−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル]シクロヘキシル}アセトニトリル(実施例17から、22.2mg、0.0644mmol)の溶液に、tert−ブチル(メチルスルホニル)カルバメート(19mg、0.096mmol)および炭酸カリウム(18mg、0.13mmol)を加えた。反応物を50℃において一晩にわたって撹拌した。混合物を水で希釈し、EtOAcで抽出した。合わせた有機層をMgSO
4上で乾燥させ、濃縮して、tert−ブチル({1−[トランス−4−(シアノメチル)シクロヘキシル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}メチル)(メチルスルホニル)カルバメートを得た。C
23H
30N
5O
4S
2のLCMS計算値(M+H)
+:m/z=504.2;実測値:504.1。この粗製の中間体を、塩化メチレン(0.1mL)中のトリフルオロ酢酸(0.1mL、1mmol)で室温において30分間にわたって処理し、次いで、溶媒を真空中で除去した。次いで、残渣をMeOHに溶かし、分取LCMSで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で30mL/分の流速で溶出)、所望の生成物(9.5mg、36%)を得た。C
18H
22N
5O
2S
2のLCMS計算値(M+H)
+:m/z=404.1;実測値:404.0。
【0393】
実施例19. (1R)−1−{1−[(3S)−6−(ヒドロキシメチル)テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノール
【化109】
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【0394】
ステップ1. tert−ブチル(4S)−2,2−ジメチル−4−ビニル−1,3−オキサゾリジン−3−カルボキシレート
テトラヒドロフラン(140mL)中のメチルトリフェニルホスホニウムブロミド(5.63g、15.8mmol)の懸濁液に、ヘキサン中2.5M n−ブチルリチウム(7.35mL、18.4mmol)を加えた。その濃赤色の溶液を0℃において1時間にわたって撹拌した。次いで、テトラヒドロフラン(7.3mL)中のtert−ブチル(4R)−4−ホルミル−2,2−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−3−カルボキシレート(Aldrich製、3.01g、13.1mmol)の溶液を0℃において滴下で加えた。その赤色の溶液を室温に加温し、12時間にわたって撹拌した。ヘキサンを反応混合物に、4:1(v/v)の比で加えた。懸濁液をセライトで濾過し、濾液を濃縮した。その結果生じた残渣をフラッシュクロマトグラフィーにより精製して(ヘキサン中10%酢酸エチルで溶出)、所望の化合物を無色のオイル(1.92g、64%)として得た。
【0395】
ステップ2. tert−ブチル[(1S)−1−(ヒドロキシメチル)プロパ−2−エン−1−イル]カルバメート
メタノール(83mL)中のtert−ブチル(4S)−2,2−ジメチル−4−ビニル−1,3−オキサゾリジン−3−カルボキシレート(1.90g、8.36mmol)の溶液に、p−トルエンスルホン酸一水和物(0.80g、4.2mmol)を0℃において加えた。混合物を室温まで一晩にわたってゆっくりと加温した。反応混合物を飽和NaHCO
3溶液で希釈し、濃縮し、次いで、酢酸エチルで希釈した。有機層を飽和NaHCO
3(2×)およびブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、濃縮して、所望の生成物を無色のオイル(1.187g、76%)として得た。
1H NMR(400MHz、CDCl
3) δ 5.81(1H、m)、5.25(2H、m)、4.90(1H、m)、4.25(1H、br s)、3.67(2H、m)、1.45(9H、s)ppm。
【0396】
ステップ3. tert−ブチル[(1S)−1−({[1−(ヒドロキシメチル)プロパ−2−エン−1−イル]オキシ}メチル)プロパ−2−エン−1−イル]カルバメート
フラスコに、tert−ブチル[(1S)−1−(ヒドロキシメチル)プロパ−2−エン−1−イル]カルバメート(0.401g、2.14mmol)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(59mg、0.064mmol)、N,N’−(1S,2S)−シクロヘキサン−1,2−ジイルビス[2−(ジフェニルホスフィノ)−1−ナフタミド](150mg、0.19mmol)、および4−ジメチルアミノピリジン(78mg、0.64mmol)を装入した。反応混合物をN
2で3回パージし、次いで、塩化メチレン(21.3mL)、およびTHF中1.0Mトリエチルボラン(130μL、0.13mmol)を逐次加えた。10分間にわたって撹拌した後に、2−ビニルオキシラン(0.150g、2.14mmol)を加え、その結果生じた混合物を一晩にわたって撹拌した。反応物をジクロロメタンおよび飽和NaHCO
3溶液で希釈した。有機層を分離し、Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製の残渣をフラッシュクロマトグラフィーで精製して(0〜50%酢酸エチル/ヘキサンで溶出)、所望の生成物(0.271g、49%)を得た。
1H NMR(300MHz、CDCl
3) δ 5.85(1H、m)、5.67(1H、m)、5.84〜5.17(4H、m)、4.83(1H、m)、4.30(1H、br s)、3.83(1H、m)、3.69(1H、dd、J=4.5および6.9Hz)、3.54(2H、m)、3.36(1H、dd、J=4.5および6.9Hz)、1.45(9H、s)ppm。
【0397】
ステップ4. 2−({(2S)−2−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ブタ−3−エン−1−イル}オキシ)ブタ−3−エン−1−イルアセテート
塩化メチレン(10mL)中のtert−ブチル[(1S)−1−({[1−(ヒドロキシメチル)プロパ−2−エン−1−イル]オキシ}メチル)プロパ−2−エン−1−イル]カルバメート(268mg、1.04mmol)の混合物に、トリエチルアミン(435μL、3.12mmol)を加えた。混合物を0℃まで冷却し、塩化アセチル(150μL、2.1mmol)を滴加で加えた。反応物を室温において2時間にわたって撹拌し、次いで、水でクエンチした。有機層を濃縮し、その結果生じた残渣をシリカゲル上で精製して(20%酢酸エチル/ヘキサンで溶出)、所望の生成物(0.26g、85%)を得た。C
10H
18NO
3のLCMS計算値(M−100+H)
+:m/z=200.1;実測値:200.1。
【0398】
ステップ5. {(5S)−5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5,6−ジヒドロ−2H−ピラン−2−イル}メチルアセテート
500mL 2つ口丸底フラスコに、ベンジリデン(ジクロロ)(1,3−ジメシチルイミダゾリジン−2−イド−2−イル)(トリシクロヘキシルホスホラニル)ルテニウム(38mg、0.044mmol)を加えた。窒素で3回パージした後に、ジクロロメタン(無水、8mL)を、続いて、2−({(2S)−2−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ブタ−3−エン−1−イル}オキシ)ブタ−3−エン−1−イルアセテート(265mg、0.885mmol)を加えた。反応混合物を室温において15時間にわたって撹拌した。混合物を真空中で濃縮した。残渣をフラッシュクロマトグラフィーにより精製して(ヘキサンからヘキサン中25%EtOAcで溶出)、所望の生成物を茶色のオイル(0.205g、85%)として得た。C
9H
14NO
5のLCMS計算値(M+H−Bu+H)
+:m/z=216.1;実測値:216.1。
1H NMR(300MHz、CDCl
3) δ 5.94(0.17H、m)、5.84(0.83H、m)、5.69(1H、m)、4.89(0.13H、m)、4.70(0.83H、m)、4.25(1H、m)、4.05(4H、m)、3.56(0.13H、m)、3.38(0.87H、m)、2.04(2.49H、s)、2.03(0.51H、m)、1.38(9H、s)ppm(この生成物は、トランス−およびシス−異性体の約5:1混合物であった)。
【0399】
ステップ6. [(5S)−5−アミノ−5,6−ジヒドロ−2H−ピラン−2−イル]メチルアセテート
塩化メチレン(5.2mL)中の{(5S)−5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5,6−ジヒドロ−2H−ピラン−2−イル}メチルアセテート(205mg、0.756mmol)の溶液に、ジオキサン中4.0M塩化水素(1.5mL、6.0mmol)を加えた。反応溶液を室温において6時間にわたって撹拌した。溶媒を減圧下で除去して、所望の生成物を白色の固体として得た。C
8H
14NO
3のLCMS計算値(M+H)
+:m/z=172.1;実測値:172.1。
【0400】
ステップ7. {(5S)−5−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]−5,6−ジヒドロ−2H−ピラン−2−イル}メチルアセテート
イソプロピルアルコール(1.7mL)中の7−クロロ−6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン(156mg、0.727mmol)、[(5S)−5−アミノ−5,6−ジヒドロ−2H−ピラン−2−イル]メチルアセテート(129mg、0.754mmol)、およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.26mL、1.5mmol)の混合物を90℃において2時間にわたって加熱した。反応混合物を濃縮し、フラッシュクロマトグラフィーで精製して、所望の生成物(0.21g、83%)を得た。C
15H
16N
3O
5SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=350.1;実測値:350.0。
【0401】
ステップ8. {(5S)−5−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル}メチルアセテート
メタノール(4.0mL)中の{(5S)−5−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]−5,6−ジヒドロ−2H−ピラン−2−イル}メチルアセテート(210mg、0.600mmol)および炭素上の10%パラジウム(0.21g)の混合物を、室温において2時間にわたってH
2のバルーン圧力に掛けた。混合物を濾過し、濾液を濃縮し、フラッシュクロマトグラフィーで精製して(ジクロロメタン中15%メタノールで溶出)、所望の生成物(145mg、75%)を得た。C
15H
20N
3O
3SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=322.1;実測値:322.0。
【0402】
ステップ9. (1R)−1−{1−[(3S)−6−(ヒドロキシメチル)テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノール
THF(2mL)中の(2R)−2−ヒドロキシプロパンアミド(131mg、1.47mmol)およびテトラフルオロホウ酸トリエチルオキソニウム(263mg、1.38mmol)の混合物を室温において2時間にわたって撹拌した。溶媒を除去し、残渣をエタノール(0.85mL)に溶かし、エタノール(3.1mL)中の{(5S)−5−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル}メチルアセテート(145mg、0.451mmol)の懸濁液に加えた。混合物を80℃において1時間にわたって撹拌した。反応物を室温まで冷却し、水(1.0mL)で希釈した。水酸化リチウム(32.4mg、1.35mmol)を加え、混合物を2時間にわたって撹拌した。反応混合物をメタノールで希釈し、分取LCMSで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で60mL/分の流速で溶出)、所望の生成物を白色の固体(95mg、63%)として得た。C
16H
20N
3O
3SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=334.1;実測値:334.0。
【0403】
実施例20. ((2R,5S)−5−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)アセトニトリル
【化110】
[この文献は図面を表示できません]
【0404】
ステップ1:((2R,5S)−5−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)メチル4−メチルベンゼンスルホネートおよび((2S,5S)−5−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)メチル4−メチルベンゼンスルホネート
塩化メチレン(3.4mL)およびピリジン(0.146mL、1.80mmol)中の(1R)−1−{1−[(3S)−6−(ヒドロキシメチル)テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノール(100mg、0.300mmol)(実施例19、ステップ9)の溶液に、p−トルエンスルホニルクロリド(57.2mg、0.300mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(1.8mg、0.015mmol)を0℃において加えた。反応混合物を室温まで一晩にわたって加温した。反応混合物を濃縮し、メタノールで希釈し、分取LCMSで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で60mL/分の流速で溶出)、2つのピークを得た。分析用HPLC(Waters SunFire C18、2.1×50mm、5μM;流速3mL/分;注入体積2μL;3分で2〜80%Bの勾配(A=0.025%TFAを含有する水、B=アセトニトリル)):第1のピーク(45.3mg、31%)の保持時間1.81分、C
23H
26N
3O
5S
2のLCMS計算値(M+H)
+:m/z=488.1;実測値:488.1。第2のピーク(8.5mg、5.8%)の保持時間1.88分、C
23H
26N
3O
5S
2のLCMS計算値(M+H)
+:m/z=488.1;実測値:488.1。
【0405】
ステップ2. ((2R,5S)−5−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)アセトニトリル
ジメチルスルホキシド(0.4mL)中の((2R,5S)−5−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)メチル4−メチルベンゼンスルホネート(先行するステップの第1のピークから、27mg、0.055mmol)およびシアン化ナトリウム(4.5mg、0.092mmol)の混合物を50℃において4時間にわたって撹拌した。冷却した後に、混合物をメタノールで希釈し、分取LCMSで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で30mL/分の流速で溶出)、所望の生成物(14.5mg、76%)を得た。C
17H
19N
4O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=343.1;実測値:343.0。
1H NMR(DMSO−d
6、500MHz) δ 9.51(1H、s)、8.45(1H、d、J=5.5Hz)、7.97(1H、d、J=5..5Hz)、5.31(1H、m)、5.20(1H、m)、4.31(1H、m)、4.23(1H、m)、4.02(1H、m)、2.96(1H、dd、J=17.0および4.5Hz)、2.85(1H、dd、J=17.0および4.5Hz)、2.66(1H、m)、2.26(1H、m)、2.09(1H、m)、1.73(1H、m)、1.69(3H、d、J=6.5Hz)ppm。
【0406】
実施例20a. ((2R,5S)−5−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)アセトニトリル水和物
【化111】
[この文献は図面を表示できません]
実施例20からの((2R,5S)−5−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)アセトニトリル(52mg、0.15mmol)を、アセトニトリル(8mL)および水(4mL)の混合物から結晶化させた。その結果生じて収集された無色のプリズム結晶は、X線結晶構造解析に適していた。
【0407】
結晶データは、約0.520×0.180×0.100mm、斜方晶系、P212121、a=6.962(3)Å、b=11.531(4)Å、c=20.799(7)Å、体積=1669.6(10)Å
3、Z=4、T=−100℃、式量=359.42、密度=1.430g/cm
3、μ(Mo)=0.22mm
−1を示す。
【0408】
データ収集は、Bruker SMART APEX−II CCDシステム、MoKalpha放射線、標準の焦点管、アノードパワー=50kV×42mA、結晶からプレートまでの距離=5.0cm、512×512ピクセル/フレーム、ビームセンター=(256.13,253.14)、フレーム総数=1151、振動/フレーム=0.50°、露出/フレーム=10.1秒/フレーム、SAINT統合、hkl最小/最大=(−9、9、−15、15、−27、27)、shelxへのデータ入力=17025、特有データ=3975、2シータ範囲=3.92〜55.72°、2シータ55.72に対する完全性=99.80%、R(int−xl)=0.0681、SADABS補正適用で行った。
【0409】
構造を、XS(Shelxtl)を使用して解析し、shelxtlソフトウェアパッケージ、フルマトリックス最小二乗によるF
2での精密化、Int.Tab.Vol C表4.2.6.8および6.1.1.4からの散乱因子、データ数=3975、制限数=0、パラメータ数=235、データ/パラメータ比=16.91、F
2の適合度=1.04、R指数[I>4シグマ(I)]R1=0.0505、wR2=0.1242、R指数(全データ)R1=0.0769、wR2=0.1401、ピークおよびホールの最大差=0.724および−0.277e/Å
3、精密化フラックパラメータ=−01.2(13)を使用して精密化した。CH水素原子はすべて、ライディングモデルを使用して精密化した。OH水素を差異マップから見出し、完全に精密化した。
【0410】
結果は、この非対称ユニットが、50%の確率レベルになった熱楕円体で示されるとおり、1分子および1水分子を含有することを示した。3つの立体中心のそれぞれにおける立体化学(上記の化合物の名称および構造において示されているとおり)が確認された。フラックパラメーターは0.28(24)まで精密化され、このことは、正確な鏡像異性体設定を示している。
【0411】
実施例21. ((2S,5S)−5−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)アセトニトリル
【化112】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、実施例20、ステップ2において記載した手順に従って、出発物質として((2S,5S)−5−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)メチル4−メチルベンゼンスルホネート(実施例20、ステップ1から、第2のピーク)を((2R,5S)−5−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)メチル4−メチルベンゼンスルホネートの代わりに使用して調製した。C
17H
19N
4O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=343.1;実測値:343.0。
【0412】
実施例22. N−((1−((2S)−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル)メチル)メタンスルホンアミド
【化113】
[この文献は図面を表示できません]
【0413】
ステップ1. N−[(2S)−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル]−6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−アミン
イソプロピルアルコール(1.4mL)中の7−クロロ−6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン(0.064g、0.30mmol)(実施例1、ステップ2)、ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−アミン(Aldrich製、0.050g、0.45mmol)、およびトリエチルアミン(0.083mL、0.60mmol)の混合物を、90℃において2時間にわたって加熱した。混合物を濃縮して、所望の生成物を得、これをさらに精製することなく、次のステップにおいて使用した。C
14H
16N
3O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=290.1;実測値:290.0。
【0414】
ステップ2. N7−[(2S)−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル]チエノ[3,2−b]ピリジン−6,7−ジアミン
メタノール(3mL)中のN−[(2S)−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル]−6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−アミン(0.080g、0.28mmol)および炭素上の10%パラジウム(0.03g)の混合物を、室温において1時間にわたってH
2のバルーン圧力に掛けた。混合物を濾過し、濾液を濃縮して、所望の生成物を得、これをさらに精製することなく、次のステップにおいて使用した。C
14H
18N
3SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=260.1;実測値:260.0。
【0415】
ステップ3. 1−[(2S)−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル]−2−(クロロメチル)−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン
酢酸(0.2mL)中のN7−[(2S)−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル]チエノ[3,2−b]ピリジン−6,7−ジアミン(0.060g、0.23mmol)および2−クロロ−1,1,1−トリエトキシエタン(0.134mL、0.700mmol)の混合物を120℃において30分間にわたって撹拌した。溶媒を除去し、その結果生じた残渣をジクロロメタンに溶かし、シリカゲル上で精製して(ジクロロメタン中0〜5%MeOHで溶出)、所望の生成物を得た。C
16H
17ClN
3SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=318.1;実測値:318.0。
【0416】
ステップ4. N−((1−((2S)−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル)メチル)メタンスルホンアミド
N,N−ジメチルホルムアミド(1mL)に溶かした1−[(2S)−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル]−2−(クロロメチル)−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン(0.10g、0.31mmol)の溶液に、tert−ブチル(メチルスルホニル)カルバメート(0.092g、0.47mmol)および炭酸カリウム(0.087g、0.63mmol)を加えた。混合物を50℃において一晩にわたって撹拌し、次いで、水で希釈し、EtOAcで抽出した。合わせた有機層をMgSO
4上で乾燥させ、濃縮して、粗製のtert−ブチル({1−[(2S)−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}メチル)(メチルスルホニル)カルバメートを得た。C
22H
29N
4O
4S
2のLCMS計算値(M+H)
+:m/z=477.2;実測値:477.1。この粗製の中間体を塩化メチレン(0.5mL)中のトリフルオロ酢酸(0.5mL、6mmol)で室温において30分間にわたって処理し、次いで、溶媒を真空中で除去した。残渣をMeOHに再び溶かし、分取LCMSで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で30mL/分の流速で溶出)、所望の生成物(30mg、25%)を得た。C
17H
21N
4O
2S
2のLCMS計算値(M+H)
+:m/z=377.1;実測値:377.0。
【0417】
実施例23. (トランス−4−{7−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−8H−ピロロ[2,3−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−8−イル}シクロヘキシル)アセトニトリル
【化114】
[この文献は図面を表示できません]
【0418】
ステップ1. 6−ヨードチエノ[3,2−b]ピリジン−7−オール
アセトニトリル(10mL)中のチエノ[3,2−b]ピリジン−7−オール(Aldrich製)(0.54g、3.6mmol)およびN−ヨードスクシンイミド(0.88g、3.9mmol)の混合物を一晩にわたって還流において加熱した。混合物を減圧下で濃縮して、所望の生成物を得、これをさらに精製することなく、次のステップにおいて使用した。C
7H
5INOSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=277.9;実測値:277.8。
【0419】
ステップ2. 7−クロロ−6−ヨードチエノ[3,2−b]ピリジン
塩化ホスホリル(20mL)中の粗製の6−ヨードチエノ[3,2−b]ピリジン−7−オール(0.99g、3.6mmol)の混合物を120℃において2時間にわたって加熱した。反応物を室温まで冷却し、減圧下で濃縮した。残渣をトルエンと同時蒸発させ、次いで、ジクロロメタンで希釈し、飽和NaHCO
3溶液で慎重に中和した。黒色のタール状物を濾別し、濾液を分離漏斗に移した。有機層を濃縮し、シリカゲル上で精製して(0〜35%EtOAc/ヘキサンで溶出)、所望の生成物(2ステップで44%)を得た。C
7H
4ClINSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=295.9;実測値:295.8。
【0420】
ステップ3. (2R)−4−(7−クロロチエノ[3,2−b]ピリジン−6−イル)ブタ−3−イン−2−オール
7−クロロ−6−ヨードチエノ[3,2−b]ピリジン(0.46g、1.6mmol)、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)クロリド(0.11g、0.16mmol)、およびヨウ化銅(I)(30mg、0.16mmol)の混合物をN
2でパージした。(2R)−ブタ−3−イン−2−オール(0.13g、1.9mmol)およびトリエチルアミン(4.5mL、33mmol)を、シリンジにより加えた。反応混合物を2時間にわたって還流において加熱した。混合物を減圧下で濃縮し、その結果生じた残渣をシリカゲル上で精製して(0〜85%EtOAc/ヘキサンで溶出)、所望の生成物を得た。C
11H
9ClNOSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=238.0;実測値:238.0。
【0421】
ステップ4. (トランス−4−{7−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−8H−ピロロ[2,3−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−8−イル}シクロヘキシル)アセトニトリル
トルエン(1.1mL)中の(2R)−4−(7−クロロチエノ[3,2−b]ピリジン−6−イル)ブタ−3−イン−2−オール(0.055g、0.23mmol)、(トランス−4−アミノシクロヘキシル)アセトニトリルヒドロクロリド(0.040g、0.23mmol)、炭酸セシウム(0.19g、0.58mmol)、酢酸パラジウム(5.2mg、0.023mmol)、および(9,9−ジメチル−9H−キサンテン−4,5−ジイル)ビス(ジフェニルホスフィン)(27mg、0.046mmol)の混合物をN
2で3回パージした。その結果生じた混合物を100℃において2時間にわたって、次いで、120℃において2時間にわたって撹拌した。混合物を濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、MeOHで希釈し、分取LCMSで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で30mL/分の流速で溶出)、所望の生成物(1.4mg、1.8%)を得た。C
19H
22N
3OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=340.1;実測値:340.1。
【0422】
実施例24. (1−ヒドロキシ−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)アセトニトリル
【化115】
[この文献は図面を表示できません]
【0423】
ステップ1. N−1,4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−8−イル−6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−アミン
イソプロピルアルコール(4.4mL)中の1,4−ジオキサスピロ[4.5]デカン−8−アミン(J&W PharmLab製、0.40g、2.5mmol)、7−クロロ−6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン(0.29g、1.4mmol)、およびトリエチルアミン(0.38mL、2.7mmol)の混合物を90℃において2時間にわたって撹拌した。混合物を濃縮して、所望の生成物を得、これをそのまま次のステップにおいて使用した。C
15H
18N
3O
4SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=336.1;実測値:336.0。
【0424】
ステップ2. 4−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキサノン
アセトン(20mL)中のN−1,4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−8−イル−6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−アミン(0.45g、1.3mmol)および水中3.0M塩化水素(9mL、30mmol)の混合物を室温において20分間にわたって、次いで、60℃において1時間にわたって撹拌した。混合物を、5M NaOH水溶液を用いて0℃において塩基性にし、次いで、EtOAcで抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲルカラムで精製して(塩化メチレン中0〜30%EtOAcで溶出)、所望の生成物(0.2g、2ステップで51%)を得た。C
13H
14N
3O
3SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=292.1;実測値:292.0。
【0425】
ステップ3. {1−ヒドロキシ−4−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}アセトニトリル
テトラヒドロフラン(3mL)中のN,N−ジイソプロピルアミン(0.19mL、1.4mmol)の溶液を0℃まで冷却した。温度を5℃未満に維持しながら、ヘキサン中1.6M n−ブチルリチウム(0.86mL、1.4mmol)を滴下で添加した。添加が完了した後に、混合物を20分間にわたって0℃において撹拌した。次いで、混合物を−78℃まで冷却し、温度を−70℃未満に維持しながら、アセトニトリル(0.072mL、1.4mmol)を加えた。添加が完了した後に、混合物を20分間にわたって−78℃において撹拌し、温度を−70℃未満に維持しながら、テトラヒドロフラン(3mL)/ヘキサメチルホスホルアミド(3mL)中の4−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキサノン(0.20g、0.69mmol)の混合物を加えた。添加が完了した後に、混合物を30分間にわたって−78℃において撹拌し、次いで、室温において5時間にわたって撹拌した。混合物を塩化メチレンと飽和NH
4Cl水溶液とに分配した。有機相を水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲルカラムで精製して(塩化メチレン中0〜30%EtOAcで溶出)、所望の生成物(0.11g、48%)を得た。C
15H
17N
4O
3SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=333.1;実測値:333.0。
【0426】
ステップ4. {4−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]−1−ヒドロキシシクロヘキシル}アセトニトリル
メタノール(7mL)中の{1−ヒドロキシ−4−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}アセトニトリル(0.11g、0.33mmol)および10%Pd/C(0.050g)の混合物を、H
2のバルーン圧力下で室温において2時間にわたって水素化した。混合物を濾過し、濃縮し、シリカゲルカラムで精製して(塩化メチレン中0〜10%MeOHで溶出)、所望の生成物をシス−およびトランス−異性体混合物の混合物(38mg、38%)として得た。C
15H
19N
4OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=303.1;実測値:303.0。
【0427】
ステップ5. (トランス−1−ヒドロキシ−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)アセトニトリル
テトラヒドロフラン(0.8mL)中の(2R)−2−ヒドロキシプロパンアミド(57mg、0.64mmol)およびテトラフルオロホウ酸トリエチルオキソニウム(119mg、0.626mmol)の混合物を室温において2時間にわたって撹拌した。溶媒を除去し、残渣をエタノール(0.23mL)に溶かし、エタノール(0.84mL)中の{4−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]−1−ヒドロキシシクロヘキシル}アセトニトリル(38mg、0.12mmol)の懸濁液に加えた。混合物を85℃において2時間にわたって撹拌し、次いで、分取HPLCで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で60mL/分の流速で溶出)、2つのピークを得た。分析用HPLC(Waters SunFire C18、2.1×50mm、5μM;流速3mL/分;注入体積2μL;3分で2〜80%Bの勾配(A=0.025%TFAを含有する水、B=アセトニトリル)):第1のピーク(5mg、10%)の保持時間0.952分、C
18H
21N
4O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=357.1;実測値:357.1。
1H NMR(DMSO−d
6、400MHz) δ 8.94(1H、s)、8.00(1H、d、J=5.6Hz)、7.60(1H、d、J=5.6Hz)、5.78(1H、d、J=6.8Hz)、5.22(1H、s)、5.13(1H、m)、4.82(1H、m)、2.65(4H、m)、1.86(2H、m)、1.73〜1.63(4H、m)、1.59(1H、d、J=6.8Hz)ppm。第2のピーク(15mg、33%)の保持時間0.977分、C
18H
21N
4O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=357.1;実測値:357.1。
1H NMR(DMSO−d
6、400MHz) δ 8.93(1H、s)、7.99(1H、d、J=5.6Hz)、7.63(1H、d、J=5.6Hz)、5.82(1H、d、J=6.8Hz)、5.33(1H、s)、5.15(1H、m)、4.88(1H、m)、3.05(2H、m)、2.23(2H、m)、1.93(4H、m)、1.74(2H、m)、1.61(1H、d、J=6.8Hz)ppm。
【0428】
実施例25. {(2E)−1−[トランス−4−(シアノメチル)シクロヘキシル]−1,3−ジヒドロ−2H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イリデン}シアンアミドトリフルオロアセテート
【化116】
[この文献は図面を表示できません]
アセトニトリル(1mL)中の{トランス−4−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}アセトニトリル(0.028g、0.098mmol)、ジフェニルシアノカルボンイミデート(0.046g、0.20mmol)、およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.17mL、0.98mmol)の溶液を100℃において2時間にわたって加熱した。混合物を乾燥するまでストリッピングし、メタノール(MeOH)で希釈し、次いで、分取HPLCにより精製して(XBridge C18カラム、0.05%TFAを含有するアセトニトリル/水の勾配で60mL/分の流速で溶出)、所望の生成物をTFA塩(2.5mg、7.6%)として得た。C
17H
17N
6SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=337.1;実測値:337.1。
【0429】
実施例26. [トランス−4−(2−シクロプロピル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)シクロヘキシル]アセトニトリル
【化117】
[この文献は図面を表示できません]
テトラヒドロフラン(0.4mL)中のシクロプロパンカルボキサミド(65.0mg、0.764mmol)およびテトラフルオロホウ酸トリエチルオキソニウム(145mg、0.763mmol)の混合物を室温において1時間にわたって撹拌し、次いで、濃縮した。エタノール(0.70mL)中の{トランス−4−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}アセトニトリル(22mg、0.077mmol)および上記で作製した試薬の混合物を2時間にわたって還流において加熱した。混合物を分取HPLCで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で60mL/分の流速で溶出)、所望の生成物(2.5mg、9.7%)を得た。C
19H
21N
4SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=337.1;実測値:337.0。
【0430】
実施例27. [トランス−4−(2−イソプロピル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)シクロヘキシル]アセトニトリル
【化118】
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テトラヒドロフラン(0.4mL)中の2−メチルプロパンアミド(80mg、0.9mmol)およびテトラフルオロホウ酸トリエチルオキソニウム(170mg、0.89mmol)の混合物を室温において1時間にわたって撹拌し、次いで、濃縮した。エタノール(0.70mL)中の{トランス−4−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}アセトニトリル(22mg、0.077mmol)および上記で作製した試薬の混合物を2時間にわたって還流において加熱した。混合物を分取HPLCで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で60mL/分の流速で溶出)、所望の生成物(2.9mg、11%)を得た。C
19H
23N
4SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=339.2;実測値:339.0。
【0431】
実施例28. [トランス−4−(2−アゼチジン−3−イル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)シクロヘキシル]アセトニトリル
【化119】
[この文献は図面を表示できません]
【0432】
ステップ1. tert−ブチル3−(アミノカルボニル)アゼチジン−1−カルボキシレート
N,N−ジメチルホルムアミド(4mL)中の1−(tert−ブトキシカルボニル)アゼチジン−3−カルボン酸(Activate Scientific.製、0.25g、1.2mmol)、酢酸アンモニウム(0.14g、1.9mmol)、およびN,N,N’,N’−テトラメチル−O−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)ウロニウムヘキサフルオロホスフェート(0.71g、1.9mmol)の溶液に、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.43mL、2.5mmol)を加えた。混合物を室温において一晩にわたって撹拌した。混合物をMeOHで希釈し、分取LCMSで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で60mL/分の流速で溶出)、所望の生成物(0.156g、63%)を得た。C
9H
16N
2O
3NaのLCMS計算値(M+Na)
+:m/z=223.1;実測値:223.0。
【0433】
ステップ2. tert−ブチル3−{1−[トランス−4−(シアノメチル)シクロヘキシル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}アゼチジン−1−カルボキシレート
テトラヒドロフラン(0.4mL)中のtert−ブチル3−(アミノカルボニル)アゼチジン−1−カルボキシレート(156mg、0.779mmol)およびテトラフルオロホウ酸トリエチルオキソニウム(280mg、1.5mmol)の混合物を室温において1時間にわたって撹拌し、次いで、濃縮した。エタノール(0.70mL)中の{トランス−4−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}アセトニトリル(39mg、0.14mmol)および上記で作製した試薬の混合物を2時間にわたって還流において加熱した。混合物を室温まで冷却し、EtOAcで希釈し、飽和NaHCO
3溶液で洗浄し、MgSO
4上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲルカラムで精製して(塩化メチレン中0〜5%MeOH)、所望の生成物を得た。C
24H
30N
5O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=452.2;実測値:452.1。
【0434】
ステップ3. [トランス−4−(2−アゼチジン−3−イル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)シクロヘキシル]アセトニトリル
3−{1−[トランス−4−(シアノメチル)シクロヘキシル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}アゼチジン−1−カルボキシレート(14mg、0.031mmol)を、塩化メチレン(1mL)中のトリフルオロ酢酸(1mL)で室温において1時間にわたって処理した。混合物を乾燥するまでストリッピングし、MeOHで希釈し、分取HPLCで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で60mL/分の流速で溶出)、所望の生成物を得た。C
19H
22N
5SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=352.2;実測値:352.0。
【0435】
実施例29. {トランス−4−[2−(1−メチルアゼチジン−3−イル)−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル]シクロヘキシル}アセトニトリル
【化120】
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メタノール(0.5mL)/テトラヒドロフラン(0.5mL)/アセトニトリル(0.5mL)中の[トランス−4−(2−アゼチジン−3−イル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)シクロヘキシル]アセトニトリル(14mg、0.038mmol)の溶液に、37%ホルムアルデヒド水溶液(12μL、0.16mmol)を加えた。その結果生じた混合物を室温において10分間にわたって撹拌し、その後、ナトリウムトリアセトキシボロヒドリド(16mg、0.077mmol)を加えた。混合物を室温において1時間にわたって撹拌し、次いで、MeOHで希釈し、分取HPLCにより精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で60mL/分の流速で溶出)、所望の生成物(0.8mg、6%)を得た。C
20H
24N
5SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=366.2;実測値:366.1。
【0436】
実施例30. 3−[(シス−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)アミノ]プロパンニトリル
【化121】
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【0437】
ステップ1. tert−ブチル{4−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}カルバメート
イソプロピルアルコール(5mL)中の7−クロロ−6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン(118mg、0.550mmol)、tert−ブチル(4−アミノシクロヘキシル)カルバメート(140mg、0.66mmol)、およびトリエチルアミン(0.23mL、1.6mmol)の混合物を100℃において1時間にわたって加熱した。混合物を濃縮して、所望の生成物をシス−およびトランス−異性体混合物の混合物として得、これをそのまま次のステップにおいて使用した。C
18H
25N
4O
4SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=393.2;実測値:393.1。
【0438】
ステップ2. tert−ブチル{4−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}カルバメート
メタノール(5mL)中のtert−ブチル{4−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}カルバメート(216mg、0.550mmol)および10%Pd/C(20mg)を室温において2時間にわたってH
2のバルーン圧力に掛けた。混合物を濾過し、濃縮し、シリカゲルカラムで精製して(塩化メチレン中0〜10%MeOHで溶出)、所望の生成物を得た。C
18H
27N
4O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=363.2;実測値:363.1。
【0439】
ステップ3. tert−ブチル(4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)カルバメート
テトラヒドロフラン(3mL)中の(2R)−2−ヒドロキシプロパンアミド(320mg、3.6mmol)およびテトラフルオロホウ酸トリエチルオキソニウム(0.69g、3.6mmol)の混合物を室温において1時間にわたって撹拌し、次いで、濃縮した。エタノール(4.8mL)中のtert−ブチル{4−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}カルバメート(191mg、0.527mmol)および上記で作製した試薬の混合物を2時間にわたって還流において加熱した。混合物を濃縮し、シリカゲルカラムで精製して(塩化メチレン中0〜10%MeOHで溶出)、所望の生成物を得た。C
21H
29N
4O
3SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=417.2;実測値:417.0。
【0440】
ステップ4. (1R)−1−[1−(4−アミノシクロヘキシル)−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル]エタノールジヒドロクロリド
tert−ブチル(4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)カルバメート(0.22g、0.53mmol)を、塩化メチレン(3mL)中のジオキサン中4.0M塩化水素(0.66mL、2.6mmol)で室温において一晩にわたって処理した。混合物を濃縮して、所望の生成物をHCl塩(0.22g、94%)として得た。C
16H
21N
4OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=317.1;実測値:317.0。
【0441】
ステップ5. 3−[(トランス−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)アミノ]プロパンニトリル
アセトニトリル(0.45mL)中の(1R)−1−[1−(4−アミノシクロヘキシル)−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル]エタノールジヒドロクロリド(26mg、0.067mmol)の溶液に、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(50μL、0.33mmol)を、続いて、2−プロペンニトリル(8.78μL、0.134mmol)を加えた。その結果生じた混合物を室温において一晩にわたって撹拌した。乾燥するまで蒸発させた後に、残渣を分取HPLCにより精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で60mL/分の流速で溶出)、2つのピークを得た。分析用HPLC(Waters SunFire C18、2.1×50mm、5μM;流速3mL/分;注入体積2μL;3分で2〜80%Bの勾配(A=0.025%TFAを含有する水、B=アセトニトリル)):第1のピーク(4.3mg、17%)の保持時間0.683分、C
19H
24N
5OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=370.2;実測値:370.1。分取HPLCからの第2のピーク(4.3mg、17%)の保持時間は、分析用HPLCで0.598分、C
19H
24N
5OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=370.2;実測値:370.1。
【0442】
実施例31. N−エチル−2−(トランス−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)アセトアミド
【化122】
[この文献は図面を表示できません]
【0443】
ステップ1. エチル{トランス−4−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}アセテート
イソプロピルアルコール(4mL)中の7−クロロ−6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン(97mg、0.45mmol)、エチル(トランス−4−アミノシクロヘキシル)アセテートヒドロクロリド(Activate Scientific製、120mg、0.54mmol)、およびトリエチルアミン(0.19mL、1.4mmol)の混合物を100℃において1時間にわたって加熱した。混合物を濃縮して、所望の生成物を得、これをそのまま次のステップにおいて使用した。C
17H
22N
3O
4SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=364.1;実測値:364.1。
【0444】
ステップ2. エチル{トランス−4−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}アセテート
メタノール(4mL)中のエチル{トランス−4−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}アセテート(160mg、0.44mmol)および10%Pd/C(20mg)を室温において2時間にわたってH
2のバルーン圧力に掛けた。混合物を濾過した。濾液を濃縮し、シリカゲルカラムで精製して(塩化メチレン中0〜10%MeOHで溶出)、所望の生成物を得た。C
17H
24N
3O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=334.2;実測値:334.1。
【0445】
ステップ3. エチル(トランス−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)アセテート
テトラヒドロフラン(2mL)中の(2R)−2−ヒドロキシプロパンアミド(170mg、1.9mmol)およびテトラフルオロホウ酸トリエチルオキソニウム(0.36g、1.9mmol)の混合物を室温において1時間にわたって撹拌し、次いで、濃縮した。エタノール(4.8mL)中のエチル{トランス−4−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}アセテート(150mg、0.45mmol)および上記で作製した試薬の混合物を2時間にわたって還流において加熱した。混合物を濃縮し、シリカゲルカラムで精製して(塩化メチレン中0〜5%MeOHで溶出)、所望の生成物(0.15g、86%)を得た。C
20H
26N
3O
3SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=388.2;実測値:388.1。
【0446】
ステップ4. (トランス−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)酢酸
水(0.7mL)/メタノール(1.7mL)/テトラヒドロフラン(1.7mL)中のエチル(トランス−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)アセテート(0.15g、0.39mmol)および水酸化リチウム一水和物(0.079g、1.9mmol)の混合物を室温において一晩にわたって撹拌した。反応物を、1N HCl水溶液を用いてpH=4まで酸性化し、塩化メチレンで抽出した。合わせた有機層をMgSO
4上で乾燥させ、濃縮して、所望の生成物(0.11g、79%)を得、これをそのまま次のステップにおいて使用した。C
18H
22N
3O
3SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=360.1;実測値:360.1。
【0447】
ステップ5. N−エチル−2−(トランス−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)アセトアミド
N,N−ジメチルホルムアミド(0.4mL)中の(トランス−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)酢酸(11mg、0.031mmol)、THF中2.0Mエチルアミン(23μL、0.046mmol)、およびベンゾトリアゾール−1−イルオキシトリス(ジメチルアミノ)ホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(23mg、0.052mmol)の溶液に、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.016mL、0.092mmol)を加えた。混合物を室温において2時間にわたって撹拌した。混合物をMeOHで希釈し、分取HPLCで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で30mL/分の流速で溶出)、所望の生成物(1.8mg、15%)を得た。C
20H
27N
4O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=387.2;実測値:387.1。
【0448】
実施例32. 3−(3−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)プロパンニトリル
【化123】
[この文献は図面を表示できません]
【0449】
ステップ1. tert−ブチル[3−(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル]カルバメート
テトラヒドロフラン(40mL)中の3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]シクロヘキサンカルボン酸(Alfa Aesar製、3.3g、14mmol)およびトリエチルアミン(3.8mL、27mmol)の混合物に0℃において、クロロギ酸エチル(1.9mL、20mmol)を滴下で添加した。混合物を0℃において10分間にわたって、次いで、室温において20分間にわたって撹拌した。混合物を濾過して、白色の固体を除去し、次いで、0℃まで冷却した。テトラヒドロホウ酸ナトリウム(1.0g、27mmol)およびメタノール(1mL)の混合物をゆっくりと加えた。混合物を室温において1時間にわたって撹拌した。混合物を、1N HCl水溶液でクエンチし、EtOAcで抽出した。抽出物を濃縮し、シリカゲルカラムで精製して(ヘキサン中75%EtOAcで溶出)、所望の生成物(2.88g、92%)を得た。C
13H
23NO
3NaのLCMS計算値(M+Na)
+:m/z=252.2;実測値:252.1。
【0450】
ステップ2. tert−ブチル(3−ホルミルシクロヘキシル)カルバメート
塩化メチレン(10mL)中のtert−ブチル[3−(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル]カルバメート(0.51g、2.2mmol)の溶液に0℃において、デス−マーチンペルヨージナン(1.1g、2.7mmol)を加えた。混合物を室温において2時間にわたって撹拌した。反応物を、1N NaOH水溶液でクエンチし、塩化メチレンで抽出した。合わせた有機層を水で、次いでブラインで洗浄し、MgSO
4上で乾燥させ、濃縮し、次いで、シリカゲルカラムで精製して(ヘキサン中20〜50%EtOAcで溶出)、所望の生成物(0.3g、59%)を得た。C
12H
21NO
3NaのLCMS計算値(M+Na)
+:m/z=250.2;実測値:250.1。
【0451】
ステップ3. tert−ブチル{3−[2−シアノビニル]シクロヘキシル}カルバメート
THF中1.0Mカリウムtert−ブトキシド(2.0mL、2.0mmol)に、シアノメチルホスホン酸ジエチル(0.30mL、1.8mmol)を滴下で0℃において加え、混合物を0℃において1時間にわたって撹拌した。テトラヒドロフラン(9.3mL)中のtert−ブチル(3−ホルミルシクロヘキシル)カルバメート(0.30g、1.3mmol)の溶液を滴下で添加し、次いで、冷却浴を外し、混合物を室温において一晩にわたって撹拌した。混合物をEtOAcで希釈し、水で洗浄し、濃縮し、シリカゲルカラムで精製して(ヘキサン中0〜30%EtOAcで溶出)、所望の生成物をシス−およびトランス−異性体混合物の混合物(0.12g、36%)として得た。C
14H
22N
2O
2NaのLCMS計算値(M+Na)
+:m/z=273.2;実測値:273.1。
【0452】
ステップ4. 3−(3−アミノシクロヘキシル)アクリロニトリルヒドロクロリド
tert−ブチル{3−[2−シアノビニル]シクロヘキシル}カルバメートを塩化メチレン(2mL)中のジオキサン中4.0M塩化水素(1.6mL、6.6mmol)で室温において2時間にわたって処理した。混合物を乾燥するまでストリッピングして、所望の生成物をシス−およびトランス−異性体の混合物として得た。C
9H
15N
2のLCMS計算値(M+H)
+:m/z=151.1;実測値:151.1。
【0453】
ステップ5. 3−{3−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}アクリロニトリル
イソプロピルアルコール(0.9mL)中の3−(3−アミノシクロヘキシル)アクリロニトリルヒドロクロリド(0.090g、0.48mmol)、7−クロロ−6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン(0.085g、0.40mmol)、およびトリエチルアミン(0.22mL、1.6mmol)の混合物を90℃において1時間にわたって加熱した。混合物を濃縮して、所望の生成物を得、これをそのまま次のステップにおいて使用した。C
16H
17N
4O
2のLCMS計算値(M+H)
+:m/z=329.1;実測値:329.1。
【0454】
ステップ6. 3−{3−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}プロパンニトリル
メタノール(10mL)中の3−{3−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}アクリロニトリル(0.13g、0.40mmol)および10%Pd/C(0.05g)の混合物を、H
2のバルーン圧力下で室温において週末にかけて水素化した。混合物を濾過し、濃縮し、シリカゲルカラムで精製して(塩化メチレン中0〜10%MeOHで溶出)、所望の生成物を得た。C
16H
21N
4SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=301.1;実測値:301.0。
【0455】
ステップ7. 3−(3−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)プロパンニトリル
テトラヒドロフラン(2mL)中の(2R)−2−ヒドロキシプロパンアミド(194mg、2.18mmol)およびテトラフルオロホウ酸トリエチルオキソニウム(0.41g、2.2mmol)の混合物を室温において1時間にわたって撹拌し、次いで、濃縮した。エタノール(4.7mL)中の3−{3−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}プロパンニトリル(131mg、0.436mmol)および上記で作製した試薬の混合物を2時間にわたって還流において加熱した。混合物を濾過し、MeOHで希釈し、分取HPLCで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で60mL/分の流速で溶出)、所望の生成物(60mg、39%)を得た。C
19H
23N
4OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=355.2;実測値:355.0。
【0456】
実施例33. [4−(7−メチルイミダゾ[1,2−a]チエノ[3,2−e]ピラジン−8−イル)フェニル]アセトニトリル
【化124】
[この文献は図面を表示できません]
【0457】
ステップ1. 6−ブロモ−5−クロロ−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピラジン
1つ口丸底フラスコ内で、N,N−ジイソプロピルアミン(0.50mL、3.6mmol)をテトラヒドロフラン(4.0mL)に溶かし、−78℃において冷却した。ヘキサン中1.6M n−ブチルリチウム(1.9mL、3.1mmol)を加えた。反応物を−78℃において30分間にわたって撹拌し、テトラヒドロフラン(6.0mL)中の6−ブロモ−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピラジン(Ark Pharm製、0.500g、2.36mmol)を滴下で添加した。反応混合物を−78℃において45分間にわたって撹拌し、ヘキサクロロエタン(0.72g、3.1mmol)を加えた。その結果生じた混合物を−78℃において1時間にわたって撹拌した。反応物をNH
4Cl溶液でクエンチし、次いで、EtOAcと水とに分配した。EtOAc抽出物をブラインで洗浄し、乾燥させ(MgSO4)、真空中でストリッピングした。残渣を、シリカゲル上でヘキサン中40%EtOAcで溶出してクロマトグラフィー処理して、所望の生成物(0.25g、43%)を得た。C
7H
6BrClN
3のLCMS計算値(M+H)
+:m/z=245.9;実測値:245.9。
1H NMR(CDCl
3、400MHz) δ 8.72(1H、s)、7.68(1H、s)、2.56(3H、s)ppm。
【0458】
ステップ2. 5−クロロ−2−メチル−6−[(トリメチルシリル)エチニル]イミダゾ[1,2−a]ピラジン
N,N−ジメチルホルムアミド(8.5mL)中の6−ブロモ−5−クロロ−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピラジン(0.710g、2.88mmol)、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)クロリド(0.1g、0.1mmol)、(トリメチルシリル)アセチレン(0.90mL、6.3mmol)、ヨウ化銅(I)(0.04g、0.2mmol)、およびトリエチルアミン(0.803mL、5.76mmol)の混合物を、油浴内で45℃において、撹拌しながら14時間にわたって加熱した。反応物を水(20ml)でクエンチし、酢酸エチル(2×100ml)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(10ml)、飽和NaCl(10ml)で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ、溶媒を真空中で除去した。生成物を、ヘキサン中10〜20%EtOAcで溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、所望の生成物(0.39g、76%)を得た。C
12H
15ClN
3SiのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=264.1;実測値:264.0。
【0459】
ステップ3. 7−メチルイミダゾ[1,2−a]チエノ[3,2−e]ピラジン
N,N−ジメチルホルムアミド(6.0mL)中の5−クロロ−2−メチル−6−[(トリメチルシリル)エチニル]イミダゾ[1,2−a]ピラジン(0.400g、1.52mmol)および硫化ナトリウム九水和物(1.09g、4.55mmol)の混合物を、予め加熱しておいた油浴内で100℃において、撹拌しながら1時間にわたって加熱した。反応物を冷却し、EtOAcと水とに分配した。有機層を水、ブラインで洗浄し、乾燥させ、溶媒を真空中で除去した。残渣を、シリカゲル上で、EtOAcおよびEtOAc中3%MeOHで溶出してクロマトグラフィー処理して、所望の生成物(0.15g、52%)を得た。C
9H
8N
3SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=190.0;実測値:190.0。
【0460】
ステップ4. 8−ヨード−7−メチルイミダゾ[1,2−a]チエノ[3,2−e]ピラジン
塩化メチレン(1.2mL)中の7−メチルイミダゾ[1,2−a]チエノ[3,2−e]ピラジン(30mg、0.16mmol)およびN−ヨードスクシンイミド(39mg、0.17mmol)の混合物を25℃において16時間にわたって撹拌した。生成物を分取HPLCにより精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で60mL/分の流速で溶出)、所望の生成物(15mg、30%)を得た。C
9H
7IN
3SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=315.9;実測値:316.0。
1H NMR(CDCl
3、400MHz) δ 8.89(1H、s)、7.55(1H、d、J=5.6Hz)、7.35(1H、d、J=5.6Hz)、2.55(3H、s)ppm。
【0461】
ステップ5. [4−(7−メチルイミダゾ[1,2−a]チエノ[3,2−e]ピラジン−8−イル)フェニル]アセトニトリル
アセトニトリル(0.6mL)および水(0.2mL)中の[4−(シアノメチル)フェニル]ボロン酸(Aldrich製、9.3mg、0.058mmol)、8−ヨード−7−メチルイミダゾ[1,2−a]チエノ[3,2−e]ピラジン(12mg、0.038mmol)、および炭酸カリウム(16mg、0.12mmol)の混合物を脱気した。混合物に、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(2.2mg、0.0019mmol)を加えた。反応混合物を、マイクロ波反応器内で160℃において10分間にわたって加熱した。反応物をメタノールで希釈し、濾過した。濾液を分取HPLCにより精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で60mL/分の流速で溶出)、所望の生成物を得た。C
17H
13N
4SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=305.1;実測値:305.0。
1H NMR(CDCl
3、400MHz) δ 9.01(1H、s)、7.55(4H、m)、7.49(1H、d、J=6.0Hz)、7.14(1H、d、J=6.0Hz)、3.93(2H、s)、2.48(3H、s)ppm。
【0462】
実施例34. [(1R,2R,4S)−2−ヒドロキシ−4−(2−メチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)シクロヘキシル]アセトニトリルトリフルオロアセテートおよび[(1S,2S,4R)−2−ヒドロキシ−4−(2−メチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)シクロヘキシル]アセトニトリルトリフルオロアセテートの混合物
【化125】
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【0463】
ステップ1. メチル−2−メトキシ−4−[(トリメチルシリル)オキシ]シクロヘキサ−3−エン−1−カルボキシレート
トルエン(100mL)中のアクリル酸メチル(5.23mL、58.0mmol)および1−メトキシ−3−(トリメチルシロキシ)−1,3−ブタジエン(Aldrich製、10.0g、58.0mmol)の混合物を80℃において2日間にわたって加熱した。反応溶液を濃縮し、シリカゲルカラムで精製して、所望の生成物をトランス−およびシス−異性体の混合物(8.3g、55%)として得た。
1H NMR(500MHz、CDCl
3) δ 5.16(1H、m)、4.97(1H、m)、4.22(1H、m)、4.08(1H、m)、3.68(3H、s)、3.67(3H、s)、3.32(3H、s)、3.24(3H、s)、2.59(1H、m)、2.51(1H、m)、1.80−2.14(8H、m)、0.18(18H、s)ppm。
【0464】
ステップ2. メチル(1S,2R)−2−メトキシ−4−オキソシクロヘキサンカルボキシレート(ラセミ体)およびメチル(1S,2S)−2−メトキシ−4−オキソシクロヘキサンカルボキシレート(ラセミ体)
メタノール(200mL)中のメチル−2−メトキシ−4−[(トリメチルシリル)オキシ]シクロヘキサ−3−エン−1−カルボキシレート(8.3g、32mmol)の溶液に、炭酸カリウム(2.2g、16mmol)を0℃において加えた。20分間にわたって撹拌した後に、反応物を飽和NH
4Cl溶液および酢酸エチルで希釈した。水性層を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ、真空中で濃縮した。粗製物をフラッシュクロマトグラフィーで精製して(ヘキサン中0〜50%酢酸エチルで溶出)、トランス−異性体(最初の溶出液、1.5g、25%)およびシス−異性体(最後の溶出液、1.35g、22%)を得た。トランス−異性体では:
1H NMR(400MHz、CDCl
3) δ 3.89(1H、m)、3.75(3H、s)、3.33(3H、s)、2.85(1H、m)、2.78(1H、m)、2.44(2H、m)、2.32(1H、m)、2.15(1H、m)、1.96(1H、m)ppm。シス−異性体では:
1H NMR(400MHz、CDCl
3) δ 4.18(1H、m)、3.72(3H、s)、3.30(3H、s)、2.85(2H、m)、2.46(2H、m)、2.28(1H、m)、2.12(1H、m)ppm。
【0465】
ステップ3. メチル(1S,2R,4R)−4−ヒドロキシ−2−メトキシシクロヘキサンカルボキシレート(ラセミ体)
メタノール(30mL)中のメチル(1S,2R)−2−メトキシ−4−オキソシクロヘキサンカルボキシレート(ラセミ体、直前のステップからのシス−異性体)(1.35g、7.25mmol)の溶液に、テトラヒドロホウ酸ナトリウム(270mg、7.2mmol)を−78℃において加えた。1時間にわたって撹拌した後に、反応物を飽和NH
4Cl溶液および酢酸エチルで希釈した。水性層を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ、濃縮し、フラッシュクロマトグラフィーで精製して(ヘキサン中70%酢酸エチルで溶出)、所望の生成物(1.26g、92%)を得た。
1H NMR(500MHz、CDCl
3) δ 3.96(2H、m)、3.72(3H、s)、3.38(3H、s)、2.45(1H、m)、2.31(1H、m)、2.11(1H、m)、1.97(1H、m)、1.77(1H、m)、1.50(2H、m)ppm。
【0466】
ステップ4. メチル(1S,2R,4R)−2−メトキシ−4−[(メチルスルホニル)オキシ]シクロヘキサンカルボキシレート(ラセミ体)
ジクロロメタン(30mL)中のメチル(1S,2R,4R)−4−ヒドロキシ−2−メトキシシクロヘキサンカルボキシレート(ラセミ体)(1.14g、6.06mmol)の溶液を、塩化メタンスルホニル(0.938mL、12.1mmol)で滴下で0℃において処理した。混合物を0℃において2時間にわたって撹拌し、酢酸エチルと水とに分配した。有機相を濃縮し、シリカゲル上で精製して(ヘキサン中50%酢酸エチルで溶出)、所望の生成物(1.48g、93%)を得た。
1H NMR(400MHz、CDCl
3) δ 4.89(1H、m)、3.70(3H、s)、3.62(1H、m)、3.36(3H、s)、3.02(3H、s)、2.78(1H、m)、2.42(1H、m)、2.01(2H、m)、1.98(1H、m)、1.80(1H、m)、1.62(1H、m)ppm。
【0467】
ステップ5. メチル(1S,2R,4S)−4−アジド−2−メトキシシクロヘキサンカルボキシレート(ラセミ体)
DMF(19mL)中のメチル(1S,2R,4R)−2−メトキシ−4−[(メチルスルホニル)オキシ]シクロヘキサンカルボキシレート(ラセミ体)(1.48g、5.56mmol)の溶液に、アジ化ナトリウム(1.4g、22mmol)を加えた。反応混合物を80℃において4時間にわたって撹拌および加熱した。反応混合物を飽和NaHCO
3溶液に注ぎ、酢酸エチル(2×30mL)で抽出した。合わせた抽出物をブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ、濃縮した。粗製物をフラッシュクロマトグラフィーにより精製して(ヘキサン中0〜35%酢酸エチルの勾配で溶出)、所望の生成物を無色のオイル(1.02g、86%)として得た。
1H NMR(300MHz、CDCl
3) δ 3.98(1H、m)、3.76(3H、s)、3,58(1H、m)、3.36(3H、s)、2.38(2H、m)、2.06(1H、m)、1.90(2H、m)、1.36(2H、m)ppm。
【0468】
ステップ6. メチル(1S,2R,4S)−4−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−メトキシシクロヘキサンカルボキシレート(ラセミ体)
メタノール(26mL)中のメチル(1S,2R,4S)−4−アジド−2−メトキシシクロヘキサンカルボキシレート(ラセミ体)(901mg、4.22mmol)の溶液に、二炭酸ジ−tert−ブチル(1.11g、5.07mmol)を、続いて、炭素上の10%パラジウム(720mg、0.68mmol)を加えた。その結果生じた混合物を水素のバルーン圧力下で一晩にわたって撹拌した。反応混合物をセライトのパッドで濾過し、メタノールで洗浄した。溶媒を除去し、残渣をフラッシュクロマトグラフィーで精製して(ヘキサン中0〜40%酢酸エチルで溶出)、所望の生成物を無色のオイル(0.96g、79%)として得た。
1H NMR(300MHz、CDCl
3) δ 4.38(1H、m)、3.92(1H、m)、3.66(3H、s)、3.28(3H、s)、2.35(2H、m)、2.07−1.76(3H、m)、1.40(9H、s)、1.08(2H、m)ppm。
【0469】
ステップ7. tert−ブチル[(1S,3R,4R)−4−(ヒドロキシメチル)−3−メトキシシクロヘキシル]カルバメート(ラセミ体)
メチル(1S,2R,4S)−4−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−メトキシシクロヘキサンカルボキシレート(ラセミ体)(0.87g、3.0mmol)をエーテル(27mL)に溶かし、0℃まで冷却した。テトラヒドリドアルミン酸リチウム(138mg、3.63mmol)を加え、その結果生じた反応混合物を4時間にわたって撹拌した。反応物を、水5mLで0℃においてクエンチし、次いで、30分間にわたって撹拌した後に、15%NaOH5mLおよび水15mLで希釈した。反応混合物をセライトパッドで濾過し、酢酸エチルで洗浄した。水性層を酢酸エチル(2×)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製物をフラッシュクロマトグラフィーで精製して(ヘキサン中0〜80%酢酸エチルの勾配で溶出)、所望の生成物を白色の泡として得た。
【0470】
ステップ8. {(1R,2R,4S)−4−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−メトキシシクロヘキシル}メチルメタンスルホネート(ラセミ体)
ジクロロメタン(8mL)中のtert−ブチル[(1S,3R,4R)−4−(ヒドロキシメチル)−3−メトキシシクロヘキシル]カルバメート(ラセミ体)(671mg、2.59mmol)の溶液に、塩化メタンスルホニル(0.401mL、5.18mmol)を0℃において加えた。混合物を0℃において1時間にわたって撹拌し、次いで、濃縮し、酢酸エチルと水とに分配した。有機相を濃縮し、フラッシュクロマトグラフィーにより精製して(ヘキサン中50%酢酸エチルの勾配で溶出)、所望の生成物(0.87g、100%)を得た。C
9H
16NO
5SのLCMS計算値(M+H−t−Bu−MeOH)
+:m/z=250.1;実測値:250.0。
【0471】
ステップ9. [(1R,2R,4S)−4−アミノ−2−メトキシシクロヘキシル]アセトニトリルトリフルオロアセテート(ラセミ体)
DMSO(7mL)中の{(1R,2R,4S)−4−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−メトキシシクロヘキシル}メチルメタンスルホネート(ラセミ体)(703mg、2.08mmol)およびシアン化ナトリウム(120mg、2.5mmol)の混合物を90℃において一晩にわたって撹拌した。冷却した後に、混合物を酢酸エチルとブラインとに分配した。有機層を水およびブラインで洗浄し、濃縮して、Boc保護されたアジド中間体を得た。ジクロロメタン(9mL)中のこの中間体の溶液をTFA(9mL)で処理し、室温において2時間にわたって撹拌した。反応溶液を濃縮して、所望の生成物をTFA塩として得た。C
9H
17N
2OのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=169.1;実測値:169.2。
【0472】
ステップ10.{(1R,2R,4S)−2−メトキシ−4−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}アセトニトリル(ラセミ体)
イソプロピルアルコール(4.2mL)中の7−クロロ−6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン(381mg、1.78mmol)、[(1R,2R,4S)−4−アミノ−2−メトキシシクロヘキシル]アセトニトリル(ラセミ体)(310mg、1.8mmol)、およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.2mL、7.1mmol)の混合物を90℃において2時間にわたって加熱した。粗製物を濃縮し、フラッシュクロマトグラフィーで精製して、所望の生成物(485mg、78%)を得た。C
15H
19N
4O
3SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=347.1;実測値:347.0。
【0473】
ステップ11.{(1R,2R,4S)−4−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]−2−メトキシシクロヘキシル}アセトニトリル(ラセミ体)
メタノール(7.3mL)中の{(1R,2R,4S)−2−メトキシ−4−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}アセトニトリル(ラセミ体)(380mg、1.1mmol)および炭素上の10%パラジウム(0.38g、0.36mmol)の混合物を、室温において2時間にわたってH
2のバルーン圧力に掛けた。混合物を濾過し、濾液を濃縮し、フラッシュクロマトグラフィーで精製して(ジクロロメタン中15%メタノールで溶出)、所望の生成物(310mg、89%)を得た。C
16H
21N
4OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=317.1;実測値:317.1。
【0474】
ステップ12.[(1R,2R,4S)−2−メトキシ−4−(2−メチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)シクロヘキシル]アセトニトリル(ラセミ体)
酢酸(0.4mL、7mmol)中の{(1R,2R,4S)−4−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]−2−メトキシシクロヘキシル}アセトニトリル(ラセミ体)(45mg、0.14mmol)およびオルト酢酸トリエチル(79μL、0.43mmol)の混合物を120℃において30分間にわたって撹拌した。溶媒を除去し、残渣をメタノールに溶かし、分取LCMSで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で60mL/分の流速で溶出)、所望の生成物(28mg、58%)を得た。C
18H
21N
4OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=341.1;実測値:341.0。
【0475】
ステップ13. [(1R,2R,4S)−2−ヒドロキシ−4−(2−メチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)シクロヘキシル]アセトニトリルトリフルオロアセテートおよび[(1S,2S,4R)−2−ヒドロキシ−4−(2−メチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)シクロヘキシル]アセトニトリルトリフルオロアセテートの混合物
[(1R,2R,4S)−2−メトキシ−4−(2−メチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)シクロヘキシル]アセトニトリル(ラセミ体)(28mg、0.082mmol)を装入したマイクロ波バイアルに、アセトニトリル(1mL)およびヨードトリメチルシラン(0.60mL、4.2mmol)を加えた。反応溶液を80℃において6時間にわたって加熱した。反応混合物をメタノールで希釈し、HPLC精製で精製して(XBridge C18カラム、0.1%TFAを含有するアセトニトリル/水の勾配で60mL/分の流速で溶出)、所望の生成物をラセミ混合物として得た。C
17H
19N
4OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=327.1;実測値:327.1。
【0476】
実施例35. [(1R,2R,4S)−4−(2−エチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)−2−メトキシシクロヘキシル]アセトニトリルトリフルオロアセテートおよび[(1S,2S,4R)−4−(2−エチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)−2−メトキシシクロヘキシル]アセトニトリルトリフルオロアセテートの混合物
【化126】
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【0477】
ステップ1. [(1R,2S,4S)−4−(2−エチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)−2−メトキシシクロヘキシル]アセトニトリル(ラセミ体)
所望の化合物を、実施例34、ステップ12の手順に従って、出発物質として1,1,1−トリエトキシ−{(1R,2R,4S)−4−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]−2−メトキシシクロヘキシル}アセトニトリル(ラセミ体)およびプロパンを使用して調製した。C
19H
23N
4OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=355.2;実測値:355.1。
【0478】
ステップ2. [(1R,2R,4S)−4−(2−エチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)−2−メトキシシクロヘキシル]アセトニトリルトリフルオロアセテートおよび[(1S,2S,4R)−4−(2−エチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)−2−メトキシシクロヘキシル]アセトニトリルトリフルオロアセテートの混合物
所望の化合物を、実施例34、ステップ13の手順に従って、出発物質として[(1R,2S,4S)−4−(2−エチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)−2−メトキシシクロヘキシル]アセトニトリル(ラセミ体)を使用して調製した。C
18H
21N
4OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=341.1;実測値:341.1。
【0479】
実施例36. ((1R,2R,4S)−2−ヒドロキシ−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)アセトニトリルおよび((1S,2S,4R)−2−ヒドロキシ−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)アセトニトリル
【化127】
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【0480】
ステップ1. ((1R,2R,4S)−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}−2−メトキシシクロヘキシル)アセトニトリルおよび((1R,2R,4S)−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}−2−メトキシシクロヘキシル)アセトニトリルの混合物
THF(4.6mL)中の(2R)−2−ヒドロキシプロパンアミド(82.2mg、0.922mmol)およびテトラフルオロホウ酸トリエチルオキソニウム(160mg、0.87mmol)の混合物を室温において2時間にわたって撹拌した。溶媒を除去し、残渣をエタノール(2.0mL)に溶かし、エタノール(0.9mL)中の{(1R,2R,4S)−4−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]−2−メトキシシクロヘキシル}アセトニトリル(ラセミ体)(89mg、0.28mmol)の懸濁液に加えた。混合物を80℃において1時間にわたって撹拌した。反応混合物をメタノールで希釈し、分取LCMSで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で60mL/分の流速で溶出)、所望の生成物を白色の固体(65mg、62%)として得た。C
19H
23N
4O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=371.2;実測値:371.0。
【0481】
ステップ2. ((1R,2R,4S)−2−ヒドロキシ−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)アセトニトリルおよび((1S,2S,4R)−2−ヒドロキシ−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)アセトニトリル
アセトニトリル(2.5mL)中の((1R,2R,4S)−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}−2−メトキシシクロヘキシル)アセトニトリル(ジアステレオ異性体混合物)(40.2mg、0.108mmol)の溶液に、ヨードトリメチルシラン(772μL、5.42mmol)を加えた。その結果生じた混合物を90℃において4時間にわたって加熱した。反応物をメタノールでクエンチし、分取LCMSで精製して(XBridge C18カラム、0.1%TFAを含有するアセトニトリル/水の勾配で60mL/分の流速で溶出)、所望の生成物を2種のジアステレオマーの混合物として得た。ラセミ混合物をキラルカラムにより分離して(Phenomenex Lux Cellulose A−2、5um、21.2×250mm、15%エタノール/85%ヘキサン、流速:18ml/分、2mg/注入)、2つのピークを得た。異性体1(最初に溶出):C
18H
21N
4O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=357.1;実測値:357.0。異性体2(第2に溶出):C
18H
21N
4O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=357.1;実測値:357.0。
【0482】
実施例37. ((1R,2S,4S)−2−ヒドロキシ−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)アセトニトリルトリフルオロアセテートおよび((1S,2R,4R)−2−ヒドロキシ−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)アセトニトリルトリフルオロアセテート
【化128】
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【0483】
ステップ1. メチル(1S,2S,4R)−4−ヒドロキシ−2−メトキシシクロヘキサンカルボキシレート(ラセミ体)
THF(20mL)中のメチル(1S,2S)−2−メトキシ−4−オキソシクロヘキサンカルボキシレート(実施例34、ステップ2からのトランス−異性体、第1の溶出液、ラセミ体)(1.5g、8.0mmol)の溶液に−78℃において、THF中1.0M L−Selectride(12mL)を加えた。同じ温度において2時間にわたって撹拌した後に、反応物を飽和NaHCO
3溶液および酢酸エチルで希釈した。水性層を酢酸エチル(3×)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製物をフラッシュクロマトグラフィーで精製して(ヘキサン中0〜65%酢酸エチルで溶出)、所望の生成物を無色のオイル(1.5g、100%)として得た。
1H NMR(400MHz、CDCl
3) δ 4.18(1H、m)、3.82(1H、m)、3.70(3H、s)、3.32(3H、s)、2.43(1H、m)、2.10(1H、m)、1.96(1H、m)、1.76(1H、m)、1.71−1.48(2H、m)、1.40(1H、m)ppm。
【0484】
ステップ2. メチル(1R,2R,4S)−2−メトキシ−4−[(メチルスルホニル)オキシ]シクロヘキサンカルボキシレート(ラセミ体)
ジクロロメタン(40mL)中のメチル(1R,2R,4S)−4−ヒドロキシ−2−メトキシシクロヘキサンカルボキシレート(ラセミ体)(1.50g、7.97mmol)の溶液を塩化メタンスルホニル(1.23mL、15.9mmol)で滴下で0℃において処理した。混合物を0℃において2時間にわたって撹拌し、酢酸エチルと水とに分配した。有機相を濃縮し、シリカゲル上で精製して(ヘキサン中50%酢酸エチルで溶出)、所望の生成物(2.12g、91%)を得た。
1H NMR(400MHz、CDCl
3) δ 4.62(1H、m)、3.71(3H、s)、3.48(1H、m)、3.33(3H、s)、3.02(3H、s)、2.64(1H、m)、2.32(1H、m)、2.19(1H、m)、2.00(1H、m)、1.60−1.42(3H、m)ppm。
【0485】
ステップ3. メチル(1R,2R,4R)−4−アジド−2−メトキシシクロヘキサンカルボキシレート(ラセミ体)
DMF(24mL)中のメチル(1R,2R,4S)−2−メトキシ−4−[(メチルスルホニル)オキシ]シクロヘキサンカルボキシレート(ラセミ体)(1.92g、7.21mmol)の溶液に、アジ化ナトリウム(1.9g、29mmol)を加えた。反応混合物を80℃において4時間にわたって撹拌および加熱した。反応混合物を飽和NaHCO
3溶液に注ぎ、酢酸エチル(2×30mL)で抽出した。合わせた抽出物をブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ、濃縮した。粗製物をフラッシュクロマトグラフィーにより精製して(ヘキサン中0〜35%酢酸エチルの勾配で溶出)、所望の生成物を無色のオイル(1.22g、79%)として得た。
1H NMR(500MHz、CDCl
3) δ 3.70(3H、s)、3,44(1H、m)、3.32(3H、s)、3.30(1H、m)、2.48(1H、m)、2.32(1H、m)、2.00(2H、m)、1.48(1H、m)、1.28(2H、m)ppm。
【0486】
ステップ4. メチル(1S,2S,4S)−4−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−メトキシシクロヘキサンカルボキシレート(ラセミ体)
メタノール(34mL)中のメチル(1S,2S,4S)−4−アジド−2−メトキシシクロヘキサンカルボキシレート(ラセミ体)(1.2g、5.6mmol)の溶液に、二炭酸ジ−tert−ブチル(1.47g、6.75mmol)を、続いて、炭素上の10%パラジウム(960mg)を加えた。その結果生じた混合物を、H
2バルーン下で一晩にわたって撹拌した。反応混合物をセライトパッドで濾過し、メタノールで洗浄した。溶媒を除去し、残渣をフラッシュクロマトグラフィーで精製して(ヘキサン中0〜40%酢酸エチルの勾配で溶出)、所望の生成物を無色のオイル(1.02g、63%)として得た。
1H NMR(400MHz、CDCl
3) δ 4.54(1H、m)、3.68(3H、s)、3.48(1H、m),3.32(3H、s)、2.43(1H、m)、2.31(1H、m)、1.94(2H、m)、1.54(1H、m)、1.43(9H、s)、1.08(2H、m)ppm。
【0487】
ステップ5. tert−ブチル[(1S,3S,4R)−4−(ヒドロキシメチル)−3−メトキシシクロヘキシル]カルバメート(ラセミ体)
メチル(1S,2S,4S)−4−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−メトキシシクロヘキサンカルボキシレート(ラセミ体)(1.02g、3.55mmol)をエーテル(32mL)に溶かし、0℃まで冷却した。テトラヒドリドアルミン酸リチウム(162mg、4.26mmol)を加え、その結果生じた混合物を4時間にわたって撹拌した。反応物を水5mLで0℃においてクエンチし、次いで、30分間にわたって撹拌した後に、15%NaOH5mLおよび水15mLで希釈した。反応混合物をセライトパッドで濾過し、酢酸エチルで洗浄した。水性層を酢酸エチル(2×)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製物をフラッシュクロマトグラフィーで精製して(ヘキサン中0〜80%酢酸エチルの勾配で溶出)、所望の生成物を白色の泡として得た。C
8H
18NO
2のLCMS計算値(M+H−Boc)
+:m/z=160.1;実測値:160.2。
1H NMR(300MHz、CDCl
3) δ 4.46(1H、brs)、3.71−3.40(3H、m)、3.37(3H、s)、3.12(2H、m)、2.48(1H、m)、1.94(1H、m)、1.71−1.50(3H、m)、1.41(9H、s)、1.05(2H、m)ppm。
【0488】
ステップ6. {(1R,2S,4S)−4−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−メトキシシクロヘキシル}メチルメタンスルホネート
ジクロロメタン(9mL)中のtert−ブチル[(1S,3S,4R)−4−(ヒドロキシメチル)−3−メトキシシクロヘキシル]カルバメート(ラセミ体)(720mg、2.8mmol)の溶液に、塩化メタンスルホニル(0.430mL、5.56mmol)を0℃において加えた。混合物を0℃において1時間にわたって撹拌した。次いで、混合物を濃縮し、酢酸エチルと水とに分配した。有機相を濃縮し、フラッシュクロマトグラフィーにより精製して(ヘキサン中50%酢酸エチルの勾配で溶出)、所望の生成物(0.859g、92%)を得た。C
9H
20NO
4SのLCMS計算値(M+H−Boc)
+:m/z=238.1;実測値:238.0。
【0489】
ステップ7. [(1R,2S,4S)−4−アミノ−2−メトキシシクロヘキシル]アセトニトリル(ラセミ体)
DMSO(6mL)中の{(1R,2S,4S)−4−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−メトキシシクロヘキシル}メチルメタンスルホネート(661mg、1.96mmol)およびシアン化ナトリウム(115mg、2.35mmol)の混合物を90℃において一晩にわたって撹拌した。室温まで冷却した後に、混合物を酢酸エチルとブラインとに分配した。有機層を水およびブラインで洗浄し、濃縮して、Boc保護されたアジドを得た:LCMS[M+Na]261.1。ジクロロメタン(9mL)中のこの中間体の溶液をTFA(9mL)で処理し、室温において2時間にわたって撹拌した。反応溶液を濃縮して、所望の生成物をTFA塩として得た。C
9H
17N
2OのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=169.1;実測値:169.1。
【0490】
ステップ8. {(1R,2S,4S)−2−メトキシ−4−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}アセトニトリル(ラセミ体)
イソプロピルアルコール(4.2mL)中の7−クロロ−6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン(381mg、1.78mmol)、[(1R,2S,4S)−4−アミノ−2−メトキシシクロヘキシル]アセトニトリル(ラセミ体)(310mg、1.8mmol)、およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.2mL、7.1mmol)の混合物を90℃において2時間にわたって加熱した。粗製物を濃縮し、フラッシュクロマトグラフィーで精製して、所望の生成物(469mg、76%)を得た。C
15H
19N
4O
3SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=347.1;実測値:347.0。
【0491】
ステップ9. {(1R,2S,4S)−4−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]−2−メトキシシクロヘキシル}アセトニトリル(ラセミ体)
メタノール(7.7mL)中の{(1R,2S,4S)−2−メトキシ−4−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}アセトニトリル(ラセミ体)(401mg、1.16mmol)および炭素上の10%パラジウム(0.20g)の混合物を、室温において2時間にわたってH
2のバルーン圧力に掛けた。混合物を濾過し、濾液を濃縮し、フラッシュクロマトグラフィーで精製して(ジクロロメタン中15%メタノールで溶出)、所望の生成物(342mg、93%)を得た。C
16H
21N
4OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=317.1;実測値:317.1。
【0492】
ステップ10.((1R,2S,4S)−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}−2−メトキシシクロヘキシル)アセトニトリルおよび((1S,2R,4R)−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}−2−メトキシシクロヘキシル)アセトニトリル
THF(2.3mL)中の(2R)−2−ヒドロキシプロパンアミド(40.6mg、0.456mmol)およびテトラフルオロホウ酸トリエチルオキソニウム(82mg、0.43mmol)の混合物を室温において2時間にわたって撹拌した。溶媒を除去し、残渣をエタノール(0.45mL)に溶かし、エタノール(0.45mL)中の{(1R,2S,4S)−4−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]−2−メトキシシクロヘキシル}アセトニトリル(ラセミ体)(44mg、0.14mmol)の懸濁液に加えた。その結果生じた混合物を80℃において1時間にわたって撹拌した。反応混合物をメタノールで希釈し、分取LCMSで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で60mL/分の流速で溶出)、所望の生成物を白色の固体(26mg、50%)として得た。C
19H
23N
4O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=371.2;実測値:371.0。
【0493】
ステップ11.((1R,2S,4S)−2−ヒドロキシ−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)アセトニトリルトリフルオロアセテートおよび((1S,2R,4R)−2−ヒドロキシ−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)アセトニトリルトリフルオロアセテート
アセトニトリル(0.9mL)中の((1R,2S,4S)−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}−2−メトキシシクロヘキシル)アセトニトリル(ジアステレオ異性体混合物)(23.0mg、0.0621mmol)の溶液に、ヨードトリメチルシラン(0.45mL、3.2mmol)を加えた。80℃において6時間にわたって撹拌した後に、反応混合物をメタノールおよび水で希釈し、分取LCMSで精製して(XBridge C18カラム、0.1%TFAを含有するアセトニトリル/水の勾配で60mL/分の流速で溶出)、2つのピーク(異性体1、2.1mg、9.5%;異性体2、2.5mg、11%)を得た。異性体1(最初に溶出):C
18H
21N
4O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=357.1;実測値:357.0。異性体2(第2に溶出):C
18H
21N
4O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=357.1;実測値:357.0。
【0494】
実施例38. [(2R,5S)−5−(2−メチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル]アセトニトリル
【化129】
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【0495】
ステップ1. {(2R,5S)−5−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル}メタノール
メタノール(7.0mL)中の{(5S)−5−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]−5,6−ジヒドロ−2H−ピラン−2−イル}メチルアセテート(366mg、1.05mmol)および炭素上の10%パラジウム(0.18g)の混合物を、室温において2時間にわたってH
2のバルーン圧力に掛けた。混合物を濾過し、1M NaOH(1mL)で1時間にわたって処理した。混合物をメタノールで希釈し、分取LCMSで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で60mL/分の流速で溶出)、2つのピークを5:1の比で得た。主ピークが、表題化合物(154mg、58%)である。C
13H
18N
3O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=280.1;実測値:280.1。
【0496】
ステップ2. [(2R,5S)−5−(2−メチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル]メタノール
酢酸(1.3mL)中の{(2R,5S)−5−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル}メタノール(131mg、0.469mmol)の溶液に、オルト酢酸トリエチル(275μL、1.50mmol)を加えた。混合物を120℃において30分間にわたって撹拌した。室温まで冷却した後に、混合物をメタノールで希釈し、分取LCMSで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で60mL/分の流速で溶出)、所望の生成物を白色の固体(60mg、42%)として得た。C
15H
18N
3O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=304.1;実測値:304.1。
【0497】
ステップ3:[(2R,5S)−5−(2−メチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル]メチル4−メチルベンゼンスルホネート
塩化メチレン(2.3mL)およびピリジン(51μL、0.62mmol)中の[(2R,5S)−5−(2−メチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル]メタノール(60.1mg、0.198mmol)の溶液に、p−トルエンスルホニルクロリド(38.7mg、0.203mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(1.2mg、0.010mmol)を0℃において加えた。反応混合物を室温まで一晩にわたって加温した。反応混合物を濃縮し、メタノールで希釈し、分取LCMSで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で60mL/分の流速で溶出)、所望の生成物(50mg、55%)を得た。C
22H
24N
3O
4S
2のLCMS計算値(M+H)
+:m/z=458.1;実測値:458.1。
【0498】
ステップ4. [(2R,5S)−5−(2−メチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル]アセトニトリル
DMF(1.1mL)中の[(2R,5S)−5−(2−メチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル]メチル4−メチルベンゼンスルホネート(50.2mg、0.110mmol)およびシアン化ナトリウム(9.1mg、0.19mmol)の混合物に、DMF中1.0M硫酸(9μL、0.009mmol)を加えた。反応溶液を50℃において一晩にわたって撹拌した。冷却した後に、混合物をメタノールで希釈し、分取LCMSで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で30mL/分の流速で溶出)、所望の生成物(15.2mg、44%)を得た。C
16H
17N
4OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=313.1;実測値:313.0。
【0499】
実施例39. [(2R,5S)−5−(2−エチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル]アセトニトリル
【化130】
[この文献は図面を表示できません]
【0500】
ステップ1. [(2R,5S)−5−(2−エチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル]メタノール
酢酸(1.1mL)中の{(2R,5S)−5−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル}メタノール(115mg、0.412mmol)の溶液に、プロパン、1,1,1−トリエトキシ−(265μL、1.32mmol)を加えた。その結果生じた混合物を120℃において30分間にわたって撹拌した。室温まで冷却した後に、混合物をメタノールで希釈し、分取LCMSで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で60mL/分の流速で溶出)、所望の生成物を白色の固体(74.8mg、57%)として得た。C
16H
20N
3O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=318.1;実測値:318.1。
【0501】
ステップ2:[(2R,5S)−5−(2−エチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル]メチル4−メチルベンゼンスルホネート
この化合物を、実施例38、ステップ3において記載した手順に従って、出発物質として[(2R,5S)−5−(2−エチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル]メタノールを[(2R,5S)−5−(2−メチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル]メタノールの代わりに使用して調製した。C
23H
26N
3O
4S
2のLCMS計算値(M+H)
+:m/z=472.1;実測値:472.0。
【0502】
ステップ3. [(2R,5S)−5−(2−エチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル]アセトニトリル
この化合物を実施例38、ステップ4において記載した手順に従って、出発物質として[(2R,5S)−5−(2−エチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル]メチル4−メチルベンゼンスルホネートを[(2R,5S)−5−(2−メチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル]メチル4−メチルベンゼンスルホネートの代わりに使用して調製した。C
17H
19N
4OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=327.1;実測値:327.0。
1H NMR(DMSO−d
6、300MHz) δ 8.88(1H、s)、7.95(1H、d、J=5.5Hz)、7.61(1H、d、J=5.5Hz)、4.64(1H、m)、4.21(1H、m)、4.09(1H、m)、3.93(1H、m)、3.04(2H、m)、2.83(2H、m)、2.53(1H、m)、2.13(1H、m)、1.97(1H、m)、1.67(1H、m),1.31(3H、t、J=7.4Hz)ppm。
【0503】
実施例40. [(1R,2S,4S)−4−(2−エチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]アセトニトリルおよび[(1S,2R,4R)−4−(2−エチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]アセトニトリル
【化131】
[この文献は図面を表示できません]
【0504】
ステップ1. [(1R,2S,4S)−4−(2−エチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)−2−メトキシシクロヘキシル]アセトニトリル(ラセミ体)
この化合物を、実施例34、ステップ12の手順に従って、出発物質として(1R,2S,4S)−4−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]−2−メトキシシクロヘキシル}アセトニトリル(ラセミ体)およびプロパン、1,1,1−トリエトキシ−を使用して調製した。C
19H
23N
4OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=355.2;実測値:355.1。
【0505】
ステップ2. [(1R,2S,4S)−4−(2−エチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]アセトニトリルおよび[(1S,2R,4R)−4−(2−エチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]アセトニトリル
マイクロ波バイアル内で、ヨードトリメチルシラン(0.20mL、1.4mmol)を、アセトニトリル(0.3mL)中の[(1R,2S,4S)−4−(2−エチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)−2−メトキシシクロヘキシル]アセトニトリル(ラセミ体)(10mg、0.03mmol)の溶液に加えた。バイアルを封止し、混合物を80℃において一晩にわたって加熱した。反応物を数滴の水でクエンチした。次いで、混合物をさらに希釈し、分取LCMSを使用して精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で30mL/分の流速で溶出)、所望の生成物をラセミ混合物として得た。ラセミ混合物をキラルカラムにより分離して(Chiralcel AD−H、5uM、20×250mm、80%EtOH/ヘキサン、流速:18mL/分)、2つのピークを得た。異性体1(最初に溶出):C
18H
21N
4OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=341.1;実測値:341.1。異性体2(第2に溶出):C
18H
21N
4OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=341.1;実測値:341.1。
【0506】
実施例41. [(1R,2S,4S)−4−(2−メチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]アセトニトリルおよび[(1S,2R,4R)−4−(2−メチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]アセトニトリル
【化132】
[この文献は図面を表示できません]
【0507】
ステップ1. [(1R,2S,4S)−4−(2−メチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)−2−メトキシシクロヘキシル]アセトニトリル(ラセミ体)
この化合物を、実施例34、ステップ12の手順に従って、出発物質として{(1R,2S,4S)−4−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]−2−メトキシシクロヘキシル}アセトニトリル(ラセミ体)およびオルト酢酸トリエチルを使用して調製した。C
18H
21N
4OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=341.1;実測値:341.1。
【0508】
ステップ2. [(1R,2S,4S)−4−(2−メチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]アセトニトリルおよび[(1S,2R,4R)−4−(2−メチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]アセトニトリル
この化合物を、実施例40、ステップ2において記載した手順に従って、出発物質として[(1R,2S,4S)−4−(2−メチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)−2−メトキシシクロヘキシル]アセトニトリル(ラセミ体)を[(1R,2S,4S)−4−(2−エチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)−2−メトキシシクロヘキシル]アセトニトリル(ラセミ体)の代わりに使用して調製した。ラセミ混合物をキラルカラムにより分離して(Chiralcel AD−H、5uM、20×250mm、80%EtOH/ヘキサン、流速:18mL/分)、2つのピークを得た。異性体1(最初に溶出):C
17H
19N
4OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=327.1;実測値:327.0。異性体2(第2に溶出):C
17H
19N
4OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=327.1;実測値:327.0。
【0509】
実施例42. [(2R,5S)−5−(2−イソプロピル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル]アセトニトリル
【化133】
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【0510】
ステップ1:[(2R,5S)−5−(2−イソプロピル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル]メタノール
THF(2mL)中の2−メチルプロパンアミド(71.4mg、0.820mmol)およびテトラフルオロホウ酸トリエチルオキソニウム(154mg、0.812mmol)の混合物を室温において2時間にわたって撹拌した。溶媒を除去し、残渣をエタノール(0.5mL)に溶かし、エタノール(1.7mL)中の{(2R,5S)−5−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル}メタノール(69.2mg、0.248mmol)の懸濁液に加えた。混合物を80℃において1時間にわたって撹拌した。反応混合物を室温まで冷却し、メタノールで希釈し、分取LCMSで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で60mL/分の流速で溶出)、所望の生成物を得た。C
17H
22N
3O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=332.1;実測値:332.1。
【0511】
ステップ2 [(2R,5S)−5−(2−イソプロピル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル]メチル4−メチルベンゼンスルホネート
この化合物を、実施例38、ステップ3において記載した手順に従って、出発物質として[(2R,5S)−5−(2−イソプロピル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル]メタノールを[(2R,5S)−5−(2−メチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル]メタノールの代わりに使用して調製した。C
24H
28N
3O
4S
2のLCMS計算値(M+H)
+:m/z=486.1;実測値:486.0。
【0512】
ステップ3. [(2R,5S)−5−(2−イソプロピル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル]アセトニトリル
この化合物を、実施例38、ステップ4において記載した手順に従って、出発物質として[(2R,5S)−5−(2−イソプロピル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル]メチル4−メチルベンゼンスルホネートを[(2R,5S)−5−(2−メチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル]メチル4−メチルベンゼンスルホネートの代わりに使用して調製した。
1H NMR(CDCl
3、300MHz) δ 9.06(1H、s)、7.64(1H、d、J=5.5Hz)、7.54(1H、d、J=5.5Hz)、4.59(2H、m)、4.04(2H、m)、3.28(1H、m)、2.85(1H、m)、2.64(2H、m)、2.13(2H、m)、1.81(1H、m)、1.44(6H、m)ppm。C
18H
21N
4OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=341.1;実測値:341.0。
【0513】
実施例43. [(2R,5S)−5−(2−シクロプロピル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル]アセトニトリル
【化134】
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【0514】
ステップ1:[(2R,5S)−5−(2−シクロプロピル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル]メタノール
THF(2mL)中のシクロプロパンカルボキサミド(72.6mg、0.853mmol)およびテトラフルオロホウ酸トリエチルオキソニウム(0.161g、0.845mmol)の混合物を室温において2時間にわたって撹拌した。溶媒を除去し、残渣をエタノール(0.48mL)に溶かし、エタノール(1.8mL)中の{(2R,5S)−5−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル}メタノール(72.0mg、0.258mmol)の懸濁液に加えた。混合物を80℃において1時間にわたって撹拌した。反応混合物を室温まで冷却し、メタノールで希釈し、分取LCMSで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で60mL/分の流速で溶出)、所望の生成物を得た。C
17H
20N
3O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=330.1;実測値:330.0。
【0515】
ステップ2 [(2R,5S)−5−(2−シクロプロピル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル]メチル4−メチルベンゼンスルホネート
この化合物を、実施例38、ステップ3において記載した手順に従って、出発物質として[(2R,5S)−5−(2−シクロプロピル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル]メタノールを[(2R,5S)−5−(2−メチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル]メタノールの代わりに使用して調製した。C
24H
26N
3O
4S
2のLCMS計算値(M+H)
+:m/z=484.1;実測値:484.0。
【0516】
ステップ3. [(2R,5S)−5−(2−シクロプロピル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル]アセトニトリル
この化合物を、実施例38、ステップ4において記載した手順に従って、出発物質として[(2R,5S)−5−(2−シクロプロピル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル]メチル4−メチルベンゼンスルホネートを[(2R,5S)−5−(2−メチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル]メチル4−メチルベンゼンスルホネートの代わりに使用して調製した。C
18H
19N
4OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=339.1;実測値:339.0。
【0517】
実施例44. ((2S,5R)−5−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)アセトニトリル
【化135】
[この文献は図面を表示できません]
【0518】
ステップ1:tert−ブチル[(1R)−1−(ヒドロキシメチル)プロパ−2−エン−1−イル]カルバメート
エタノール(30mL)中の(2R)−2−アミノブタ−3−エン−1−オールヒドロクロリド(0.94g、7.6mmol)(Astatech Inc.製)の溶液に、トリエチルアミン(1.27mL、9.13mmol)および二炭酸ジ−tert−ブチル(1.99g、9.13mmol)を加えた。反応溶液を室温において一晩にわたって撹拌し、次いで、濃縮し、フラッシュクロマトグラフィーで精製して(ヘキサン中0〜50%酢酸エチルの勾配で溶出)、所望の生成物を無色のオイルとして得た。
【0519】
ステップ2:tert−ブチル[(1R)−1−({[1−(ヒドロキシメチル)プロパ−2−エン−1−イル]オキシ}メチル)プロパ−2−エン−1−イル]カルバメート
tert−ブチル[(1R)−1−(ヒドロキシメチル)プロパ−2−エン−1−イル]カルバメート(1.88g、10.0mmol)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(134mg、0.146mmol)、N,N’−(1R,2R)−シクロヘキサン−1,2−ジイルビス[2−(ジフェニルホスフィノ)−1−ナフタミド](350mg、0.44mmol)、4−ジメチルアミノピリジン(370mg、3.0mmol)を装入したフラスコをN
2で3回パージし、次いで、塩化メチレン(100mL)を充填し、続いて、THF中1.0Mトリエチルボラン(0.294mL、0.294mmol)を加えた。10分間にわたって撹拌した後に、2−ビニルオキシラン(0.704g、10.0mmol)を加え、その結果生じた混合物を一晩にわたって撹拌した。反応物をジクロロメタンおよび飽和NaHCO
3溶液で希釈した。有機層を分離し、Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製の残渣をフラッシュクロマトグラフィーで精製して(0〜50%酢酸エチル/ヘキサンで溶出)、所望の生成物(0.271g、49%)を得た。
1H NMR(300MHz、CDCl
3) δ 5.85(1H、m)、5.67(1H、m)、5.84〜5.17(4H、m)、4.83(1H、m)、4.30(1H、br s)、3.83(1H、m)、3.69(1H、dd、J=4.5および6.9Hz)、3.54(2H、m)、3.36(1H、dd、J=4.5および6.9Hz)、1.45(9H、s)ppm。
【0520】
ステップ3:2−({(2R)−2−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ブタ−3−エン−1−イル}オキシ)ブタ−3−エン−1−イルアセテート
この化合物を、実施例19、ステップ4において記載した手順に従って、出発物質としてtert−ブチル[(1R)−1−({[1−(ヒドロキシメチル)プロパ−2−エン−1−イル]オキシ}メチル)プロパ−2−エン−1−イル]カルバメートをtert−ブチル[(1S)−1−({[1−(ヒドロキシメチル)プロパ−2−エン−1−イル]オキシ}メチル)プロパ−2−エン−1−イル]カルバメートの代わりに使用して調製した。
【0521】
ステップ4. {(5S)−5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5,6−ジヒドロ−2H−ピラン−2−イル}メチルアセテート
この化合物を、実施例19、ステップ5において記載した手順に従って、出発物質として2−({(2R)−2−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ブタ−3−エン−1−イル}オキシ)ブタ−3−エン−1−イルアセテートを2−({(2S)−2−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ブタ−3−エン−1−イル}オキシ)ブタ−3−エン−1−イルアセテートの代わりに使用して調製した。
【0522】
ステップ5. [(5R)−5−アミノ−5,6−ジヒドロ−2H−ピラン−2−イル]メチルアセテート
この化合物を、実施例19、ステップ6において記載した手順に従って、出発物質として{(5R)−5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5,6−ジヒドロ−2H−ピラン−2−イル}メチルアセテートを{(5S)−5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5,6−ジヒドロ−2H−ピラン−2−イル}メチルアセテートの代わりに使用して調製した。C
8H
14NO
3のLCMS計算値(M+H)
+:m/z=172.1;実測値:172.1。
【0523】
ステップ6. {(5R)−5−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]−5,6−ジヒドロ−2H−ピラン−2−イル}メチルアセテート
この化合物を、実施例19、ステップ7において記載した手順に従って、出発物質として[(5R)−5−アミノ−5,6−ジヒドロ−2H−ピラン−2−イル]メチルアセテートを[(5S)−5−アミノ−5,6−ジヒドロ−2H−ピラン−2−イル]メチルアセテートの代わりに使用して調製した。C
15H
16N
3O
5SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=350.1;実測値:350.0。
【0524】
ステップ7. {(5R)−5−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル}メチルアセテート
この化合物を、実施例19、ステップ8において記載した手順に従って、出発物質として{(5R)−5−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]−5,6−ジヒドロ−2H−ピラン−2−イル}メチルアセテートを{(5S)−5−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]−5,6−ジヒドロ−2H−ピラン−2−イル}メチルアセテートの代わりに使用して調製した。C
15H
20N
3O
3SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=322.1;実測値:322.0。
【0525】
ステップ8. (1R)−1−{1−[(3R)−6−(ヒドロキシメチル)テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノール
この化合物を、実施例19、ステップ9において記載した手順に従って、出発物質として{(5R)−5−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル}メチルアセテートを{(5S)−5−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル}メチルアセテートの代わりに使用して調製した。C
16H
20N
3O
3SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=334.1;実測値:334.0。
【0526】
ステップ9:((2S,5R)−5−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)メチル4−メチルベンゼンスルホネートおよび((2R,5S)−5−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)メチル4−メチルベンゼンスルホネート
この化合物を、実施例20、ステップ1において記載した手順に従って、出発物質として(1R)−1−{1−[(3R)−6−(ヒドロキシメチル)テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノールを(1R)−1−{1−[(3S)−6−(ヒドロキシメチル)テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノールの代わりに使用して調製した。C
23H
26N
3O
5S
2のLCMS計算値(M+H)
+:m/z=488.1;実測値:488.1。
【0527】
ステップ10:((2S,5R)−5−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)アセトニトリル
この化合物を、実施例20、ステップ2において記載した手順に従って、出発物質として((2S,5R)−5−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)メチル4−メチルベンゼンスルホネートを((2R,5S)−5−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)メチル4−メチルベンゼンスルホネートの代わりに使用して調製した。C
17H
19N
4O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=343.1;実測値:343.0。
【0528】
実施例45. ((2R,5S)−5−{2−[(1S)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)アセトニトリル
【化136】
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【0529】
ステップ1:(1S)−1−{1−[(3S,6R)−6−(ヒドロキシメチル)テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノール
THF(2mL)中の(2S)−2−ヒドロキシプロパンアミド(86.6mg、0.972mmol)およびテトラフルオロホウ酸トリエチルオキソニウム(185mg、0.972mmol)の混合物を室温において2時間にわたって撹拌した。溶媒を除去し、残渣をエタノール(0.50mL)に溶かし、エタノール(1.8mL)中の{(2R,5S)−5−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル}メタノール(65.0mg、0.233mmol)の懸濁液に加えた。混合物を80℃において1時間にわたって撹拌した。混合物を室温まで冷却し、メタノールで希釈し、分取LCMSで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で60mL/分の流速で溶出)、所望の生成物を白色の固体(45mg、58%)として得た。C
16H
20N
3O
3SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=334.1;実測値:334。
【0530】
ステップ2:((2R,5S)−5−{2−[(1S)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)メチル4−メチルベンゼンスルホネート
塩化メチレン(2.09mL)およびピリジン(70.4μL、0.871mmol)中の(1S)−1−{1−[(3S,6R)−6−(ヒドロキシメチル)テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノール(48.0mg、0.144mmol)の溶液に、p−トルエンスルホニルクロリド(35.0mg、0.184mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(1.1mg、0.0092mmol)を加えた。反応混合物を室温において一晩にわたって撹拌した。反応混合物を濃縮し、メタノールで希釈し、分取LCMSで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で60mL/分の流速で溶出)、所望の生成物を白色の固体(42mg、60%)として得た。C
23H
26N
3O
5S
2のLCMS計算値(M+H)
+:m/z=488.1;実測値:488.1。
【0531】
ステップ3. ((2R,5S)−5−{2−[(1S)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)アセトニトリル
この化合物を、実施例20、ステップ2において記載した手順に従って、出発物質として((2R,5S)−5−{2−[(1S)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)メチル4−メチルベンゼンスルホネートを((2R,5S)−5−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)メチル4−メチルベンゼンスルホネートの代わりに使用して調製した。C
17H
19N
4O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=343.1;実測値:343.0。
【0532】
実施例46. [4−(8−メチルピラゾロ[1,5−c]チエノ[2,3−e]ピリミジン−9−イル)フェニル]アセトニトリル
【化137】
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【0533】
ステップ1:3−ブロモ−5−メチル−1−{[2−(トリメチルシリル)エトキシ]メチル}−1H−ピラゾール
テトラヒドロフラン(263mL)中の3−ブロモ−5−メチル−1H−ピラゾール(Ark Pharm製、6.4g、40mmol)の溶液に0℃において、水素化ナトリウム(3.2g、80mmol)を加えた。30分間にわたって撹拌した後に、[β−(トリメチルシリル)エトキシ]メチルクロリド(8.4mL、48mmol)を加え、反応混合物を室温まで2時間かけて加温した。反応混合物を酢酸エチルおよび水で希釈した。水性層を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製物をフラッシュクロマトグラフィーで精製して(ヘキサン中0〜15%酢酸エチルの勾配で溶出)、所望の生成物を無色のオイル(12g、100%)として得た。C
10H
20BrN
2OSiのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=291.1;実測値:291.0。
【0534】
ステップ2:tert−ブチル(2−ブロモ−3−チエニル)カルバメート
塩化メチレン(190mL)中のtert−ブチル3−チエニルカルバメート(Ark Pharm製、3.97g、19.9mmol)の溶液に、N−ブロモスクシンイミド(3.54g、19.9mmol)を少量ずつ加えた。その結果生じた混合物を40℃において20分間にわたって加熱した。反応溶液を濃縮し、沈澱物を濾過し、濾液をフラッシュクロマトグラフィーで精製して(ヘキサン中0〜10%酢酸エチルの勾配で溶出)、所望の生成物を白色の固体として得た。C
5H
5BrNO
2SのLCMS計算値(M+H−t−Bu)
+:m/z=221.9;実測値:221.8。
【0535】
ステップ3:tert−ブチル[2−(トリメチルスタンニル)−3−チエニル]カルバメート
THF(42mL)中のtert−ブチル(2−ブロモ−3−チエニル)カルバメート(4.81g、17.3mmol)の溶液に、ヘキサン中2.5M n−ブチルリチウム(15.2mL、38.0mmol)を滴下で−78℃において加えた。45分間にわたって撹拌した後に、THF中1.0Mクロロトリメチルスタンナン(19.0mL、19.0mmol)を加えた。その結果生じた混合物を室温まで加温した。反応物をブライン(70mL)でクエンチし、酢酸エチル(2×)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、MgSO
4上で乾燥させ、濾過し、濃縮して、所望の生成物を得た。
1H NMR(300MHz、CDCl
3) δ 7.49(1H、d、J=4.8Hz)、7.13(1H、d、J=4.8Hz)、6.39(1H、brs)、1.50(9H、s)、0.36(9H、s)ppm。
【0536】
ステップ4:tert−ブチル[2−(5−メチル−1−{[2−(トリメチルシリル)エトキシ]メチル}−1H−ピラゾール−3−イル)−3−チエニル]カルバメート
3−ブロモ−5−メチル−1−{[2−(トリメチルシリル)エトキシ]メチル}−1H−ピラゾール(2.99g、10.3mmol)、tert−ブチル[2−(トリメチルスタンニル)−3−チエニル]カルバメート(4.40g、11.3mmol)、フッ化セシウム(3.4g、23mmol)、および予め粉砕しておいた酢酸パラジウム、およびジシクロヘキシル(2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル−2−イル)ホスフィン(190mg、0.20mmol)を装入したマイクロ波バイアルを、窒素で3回パージした。1,2−ジメトキシエタン(10mL)を加え、その結果生じた懸濁液を80℃において一晩にわたって加熱した。室温まで冷却した後に、混合物を酢酸エチルで希釈し、シリカゲルパッドで濾過した。シリカゲルパッドを酢酸エチルで洗浄した。溶媒を真空中で除去し、残渣をフラッシュクロマトグラフィーで精製して(ヘキサン中0〜20%酢酸エチルの勾配で溶出)、所望の生成物を得た。C
19H
32N
3O
3SSiのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=410.2;実測値:410.2。
【0537】
ステップ5:8−メチルピラゾロ[1,5−c]チエノ[2,3−e]ピリミジン
塩化メチレン(23mL)中のtert−ブチル[2−(5−メチル−1−{[2−(トリメチルシリル)エトキシ]メチル}−1H−ピラゾール−3−イル)−3−チエニル]カルバメート(3.2g、7.8mmol)の溶液に、トリフルオロ酢酸(23mL)を加えた。室温において5時間にわたって撹拌した後に、溶媒を除去した。残渣をTHF(40mL)に溶かし、1,1−ジメトキシ−N,N−ジメチルメタンアミン(1.56mL、11.7mmol)で処理した。その結果生じた溶液を80℃において1時間にわたって加熱した。溶媒を減圧下で除去した。粗製物をフラッシュクロマトグラフィーで精製して(ヘキサン中0〜20%酢酸エチルの勾配で溶出)、所望の生成物を白色の固体として得た。
1H NMR(300MHz、CD
3OD) δ 9.09(1H、s)、7.81(1H、d、J=5.3Hz)、7.45(1H、d、J=5.3Hz)、6.60(1H、s)、2.49(3H、s)ppm。C
9H
8N
3SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=190.0;実測値:190.0。
【0538】
ステップ6:9−ブロモ−8−メチルピラゾロ[1,5−c]チエノ[2,3−e]ピリミジン
塩化メチレン(30mL)中の8−メチルピラゾロ[1,5−c]チエノ[2,3−e]ピリミジン(1.01g、5.34mmol)の溶液に、N−ブロモスクシンイミド(0.959g、5.39mmol)を加えた。1時間にわたって撹拌した後に、反応溶液を濃縮し、その結果生じた残渣をフラッシュクロマトグラフィーで精製して(ヘキサン中0〜20%酢酸エチルの勾配で溶出)、所望の生成物を白色の固体として得た。
1H NMR(300MHz、CD
3OD) δ 9.11(1H、s)、7.94(1H、d、J=5.3Hz)、7.52(1H、d、J=5.3Hz)、2.48(3H、s)ppm。C
9H
7BrN
3SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=268.0;実測値:267.9。
【0539】
ステップ7:[4−(8−メチルピラゾロ[1,5−c]チエノ[2,3−e]ピリミジン−9−イル)フェニル]アセトニトリル
9−ブロモ−8−メチルピラゾロ[1,5−c]チエノ[2,3−e]ピリミジン(48.0mg、0.179mmol)、[4−(シアノメチル)フェニル]ボロン酸(Aldrich製、51.9mg、0.322mmol)、炭酸ナトリウム(47.4mg、0.448mmol)、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)とジクロロメタンとの錯体(1:1)(15mg、0.018mmol)、DMF(1.3mL)、および水(0.13mL)を装入したマイクロ波バイアルをN
2でパージし、次いで、95℃において10時間にわたって撹拌した。反応物を酢酸エチルおよび水で希釈した。有機層をブラインで洗浄し、MgSO
4上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製物を分取LCMSで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で30mL/分の流速で溶出)、所望の生成物(35mg、64%)を得た。C
17H
13N
4SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=305.1;実測値:305.0。
【0540】
実施例47. [トランス−4−(2−エチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)シクロヘキシル]アセトニトリル
【化138】
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酢酸(0.2mL)中の{トランス−4−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}アセトニトリル(20.1mg、0.0702mmol)および1,1,1−トリエトキシプロパン(0.0428mL、0.213mmol)の混合物を120℃において30分間にわたって撹拌した。混合物をメタノールで希釈し、分取LCMSで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で30mL/分の流速で溶出)、所望の生成物(13mg、57%)を得た。C
18H
21N
4SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=325.1;実測値:325.1。
【0541】
実施例48. [トランス−4−(2−メチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)シクロヘキシル]アセトニトリル
【化139】
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この化合物を、実施例47において記載した手順に従って、出発物質としてオルト酢酸トリエチルをプロパン、1,1,1−トリエトキシ−の代わりに使用して調製した。C
17H
19N
4のLCMS計算値(M+H)
+:m/z=311.1;実測値:311.1。
【0542】
実施例49. ((1R,3S)−3−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロペンチル)アセトニトリルトリフルオロアセテート
【化140】
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【0543】
ステップ1. エチル(1R,3S)−3−アミノシクロペンタンカルボキシレートトリフルオロアセテート
N,N−ジメチルホルムアミド(4.6mL)中の(1R,3S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]シクロペンタンカルボン酸(Acros製、0.46g、2.0mmol)の溶液に、炭酸水素ナトリウム(0.34g、4.0mmol)およびヨードエタン(0.64mL、8.0mmol)を加えた。その結果生じた混合物を一晩にわたって室温において撹拌した。混合物を酢酸エチルで希釈し、次いで、飽和炭酸水素ナトリウム、水(2×)、およびブラインで洗浄した。有機層を乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、濃縮して、粗製のエステルを得た。この粗製のエステルに塩化メチレン(3.0mL)およびトリフルオロ酢酸(1.0mL、13mmol)を加えた。その結果生じた溶液を1時間にわたって撹拌し、次いで、濃縮し、真空中で乾燥させて、表題化合物0.25g(46%)を得た。C
8H
16NO
2のLCMS計算値(M+H)
+:m/z=158.1;実測値:158.1。
【0544】
ステップ2. エチル(1R,3S)−3−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロペンタンカルボキシレート
撹拌されているイソプロピルアルコール(2.3mL)中の7−クロロ−6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン(0.18g、0.84mmol)およびエチル(1R,3S)−3−アミノシクロペンタンカルボキシレートトリフルオロアセテート(0.25g、0.92mmol)の混合物に、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.73mL、4.2mmol)を加えた。その結果生じた混合物を90℃において100分間にわたって撹拌し、次いで、溶媒を蒸発させた。粗製の残渣をシリカゲル上で、ヘキサン中10〜60%EtOAcで溶出して精製して、所望の生成物0.15g(55%)を得た。C
15H
18N
3O
4SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=336.1;実測値:336.0。
【0545】
ステップ3. {(1R,3S)−3−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロペンチル}メタノール
テトラヒドリドアルミン酸リチウム(20.4mg、0.537mmol)を、約0℃において撹拌されているテトラヒドロフラン(4.0mL)中のエチル(1R,3S)−3−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロペンタンカルボキシレート(0.15g、0.45mmol)の溶液に加えた。その結果生じた混合物を40分間にわたって冷却したまま撹拌した。Fieser後処理を行い、続いて、セライトで濾過し、濃縮した。粗製物を、シリカゲルを使用して、ヘキサン中40〜100%EtOAcで溶出して精製して、所望の生成物70mg(50%)を得た。C
13H
16N
3O
3SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=294.1;実測値:294.0。
【0546】
ステップ4. {(1R,3S)−3−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロペンチル}アセトニトリル
塩化メタンスルホニル(24.0μL、0.310mmol)を、約0℃において撹拌されている塩化メチレン(2.1mL)中の{(1R,3S)−3−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロペンチル}メタノール(70mg、0.2mmol)およびトリエチルアミン(66.5μL、0.477mmol)の溶液に加えた。その結果生じた混合物を室温まで加温し、一晩にわたって撹拌した。混合物をジクロロメタンで希釈し、次いで、水およびブラインで洗浄した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、濃縮して、明黄色のゴムを得た。この粗製のメシレートに、ジメチルスルホキシド(2.0mL)およびシアン化ナトリウム(22mg、0.45mmol)を加えた。その結果生じた混合物を室温において撹拌した。2時間後に、温度を80℃に上昇させ、3時間にわたって撹拌した。冷却した後に、EtOAcおよびブラインを加えた。層を分離し、有機層を水(2×)で洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、濃縮した。粗製物を、シリカゲル上で、ヘキサン中10〜70%EtOAcで溶出して精製して、所望の生成物8mg(10%)を得た。C
14H
15N
4O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=303.1;実測値:303.0。
【0547】
ステップ5. {(1R,3S)−3−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロペンチル}アセトニトリル
メタノール(0.3mL)中の{(1R,3S)−3−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロペンチル}アセトニトリル(8mg、0.03mmol)および炭素上の10%パラジウム(4mg)の混合物を、H
2(バルーン)の雰囲気下で一晩にわたって撹拌した。混合物を濾過し、濃縮して、所望の生成物7mgを得た。C
14H
17N
4SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=273.1;実測値:273.0。
【0548】
ステップ6. ((1R,3S)−3−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロペンチル)アセトニトリルトリフルオロアセテート
テトラヒドロフラン(0.15mL)中の(2R)−2−ヒドロキシプロパンアミド(7.4mg、0.083mmol)およびテトラフルオロホウ酸トリエチルオキソニウム(14.7mg、0.0776mmol)の混合物を室温において50分間にわたって撹拌し、次いで、濃縮した。残渣をエタノール(0.1mL)に溶かし、次いで、この溶液を、バイアル内で、エタノール(0.1mL)中の{(1R,3S)−3−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロペンチル}アセトニトリル(7.0mg、0.026mmol)の溶液に加えた。その結果生じた混合物を80℃において1時間にわたって撹拌した。冷却した後に、混合物を、RP−HPLCを使用して精製して(XBridge C18カラム、0.05%TFAを含有するアセトニトリル/水の勾配で30mL/分の流速で溶出)、所望の生成物3.6mg(32%)をTFA塩として得た。C
17H
19N
4OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=327.1;実測値:327.0。
【0549】
実施例50. エチル(3S)−3−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}ピペリジン−1−カルボキシレート
【化141】
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【0550】
ステップ1. tert−ブチル(3S)−3−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]ピペリジン−1−カルボキシレート
イソプロピルアルコール(1.8mL)中の7−クロロ−6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン(166mg、0.774mmol)、tert−ブチル(3S)−3−アミノピペリジン−1−カルボキシレート(Aldrich製、186mg、0.929mmol)、およびトリエチルアミン(0.32mL、2.3mmol)の混合物を、90℃において2時間にわたって撹拌した。室温まで冷却した後に、固体を観察した。水を加えると、さらなる固体が形成した。黄色の固体を濾過し、水で洗浄し、乾燥させて、所望の生成物0.26gを得た。C
17H
23N
4O
4SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=379.1;実測値:379.0。
1H NMR(400MHz、CDCl
3) δ 9.40(s、1H)、9.29(s、1H)、7.84(d、J=5.5Hz、1H)、7.49(d、J=5.5Hz、1H)、4.42(m、1H)、3.83(m、1H)、3.46(m、3H)、2.12(m、1H)、1.83(m、3H)、1.41(s、9H)ppm。
【0551】
ステップ2. tert−ブチル(3S)−3−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]ピペリジン−1−カルボキシレート
メタノール(5.0mL)中のtert−ブチル(3S)−3−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]ピペリジン−1−カルボキシレート(0.26g、0.69mmol)および炭素上の10%パラジウム(80mg)の混合物を、H
2(バルーン)の雰囲気下で一晩にわたって撹拌した。混合物をセライトパッドで濾過し、濃縮して、所望の生成物0.24gを得た。C
17H
25N
4O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=349.2;実測値:349.0。
【0552】
ステップ3. tert−ブチル(3S)−3−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}ピペリジン−1−カルボキシレート
テトラヒドロフラン(4.0mL)中の(2R)−2−ヒドロキシプロパンアミド(197mg、2.21mmol)およびテトラフルオロホウ酸トリエチルオキソニウム(395mg、2.08mmol)の混合物を室温において75分間にわたって撹拌し、次いで、濃縮した。残渣をエタノール(1.5mL)に溶かし、次いで、この溶液を、バイアル内で、エタノール(3.5mL)中のtert−ブチル(3S)−3−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]ピペリジン−1−カルボキシレート(0.24g、0.69mmol)の溶液に加えた。その結果生じた混合物を80℃において2時間にわたって撹拌した。溶媒を蒸発させ、粗製物をシリカゲル上で、ジクロロメタン中0〜10%MeOHで溶出して精製して、所望の生成物250mg(86%)を得た。C
20H
27N
4O
3SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=403.2;実測値:403.1。
【0553】
ステップ4. (1R)−1−{1−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノールヒドロクロリド
塩化メチレン(3.5mL)中のtert−ブチル(3S)−3−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}ピペリジン−1−カルボキシレート(0.25g、0.62mmol)の溶液に、1,4−ジオキサン中4.0M塩化水素(1.2mL、5.0mmol)を加えた。沈澱物が即座に形成した。反応物を室温において2時間にわたって撹拌した。溶媒を蒸発させ、固体を真空中で乾燥させて、生成物0.21gをHCl塩として得た。C
15H
19N
4OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=303.1;実測値:303.0。
【0554】
ステップ5. エチル(3S)−3−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}ピペリジン−1−カルボキシレート
【化142】
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塩化メチレン(0.3mL)中の(1R)−1−{1−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノールヒドロクロリド(15mg、0.044mmol)およびトリエチルアミン(18.5μL、0.133mmol)の混合物に、クロロギ酸エチル(5.1μL、0.0531mmol)を加えた。その結果生じた混合物を、完了するまで撹拌し、次いで、溶媒を蒸発させた。粗製の残渣を、RP−HPLCを使用して精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で30mL/分の流速で溶出)、所望の生成物5.6mg(34%)を得た。C
18H
23N
4O
3SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=375.1;実測値:375.0。
1H NMR(300MHz、CDCl
3) δ 9.08(d、J=1.3Hz、1H)、7.69(dd、J=5.5および1.3Hz、1H)、7.62(d、J=5.5Hz、1H)、5.21(d、J=6.7Hz、1H)、4.83−4.68(m、1H)、4.43−4.23(m、2H)、4.15(q、J=6.9Hz、2H)、3.93−3.66(m、1H)、3.18−3.01(m、1H)、2.76−2.60(m、1H)、2.20−2.10(m、1H)、2.00(d、J=13.8Hz、1H)、1.79(d、J=6.4Hz、3H)、1.70−1.61(m、2H)、1.30−1.16(m、3H)ppm。
【0555】
実施例51. 3−((3S)−3−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}ピペリジン−1−イル)−3−オキソプロパンニトリルトリフルオロアセテート
【化143】
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塩化メチレン(0.3mL)中の(1R)−1−{1−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノールヒドロクロリド(15mg、0.044mmol)(実施例50、ステップ4)、シアノ酢酸(4.5mg、0.053mmol)、およびトリエチルアミン(18.5μL、0.133mmol)の混合物に、N,N,N’,N’−テトラメチル−O−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)ウロニウムヘキサフルオロホスフェート(25.2mg、0.0664mmol)を加えた。その結果生じた混合物を室温において撹拌した。2時間後に、シアノ酢酸(4.5mg、0.053mmol)の2回目の添加を行い、一晩にわたって撹拌した。溶媒を蒸発させ、残渣を、RP−HPLCを使用して精製して(XBridge C18カラム、0.05%TFAを含有するアセトニトリル/水の勾配で30mL/分の流速で溶出)、所望の生成物3.4mg(16%)を得た。C
18H
20N
5O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=370.1;実測値:370.0。
【0556】
実施例52. (1R)−1−{1−[(3S)−1−(4,4,4−トリフルオロブタノイル)ピペリジン−3−イル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノール
【化144】
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この化合物を、実施例51についての手順と類似の手順を使用して、4,4,4−トリフルオロブタン酸をシアノ酢酸の代わりに用い、かつ2回目の添加を行うことなく調製した。粗製物を、RP−HPLCを使用して精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で30mL/分の流速で溶出)、所望の生成物9.5mg(50%)を得た。C
19H
22F
3N
4O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=427.1;実測値:427.0。
【0557】
実施例53. (1R)−1−(1−{(3S)−1−[3−(1H−ピラゾール−4−イル)プロパノイル]ピペリジン−3−イル}−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル)エタノール
【化145】
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この化合物を、実施例52についての手順と類似の手順を使用して、3−(1H−ピラゾール−4−イル)プロパン酸(7.9mg、0.0567mmol)を4,4,4−トリフルオロブタン酸の代わりに用いて調製した。粗製物を、RP−HPLCを使用して精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で30mL/分の流速で溶出)、所望の生成物6.5mg(32%)を得た。C
21H
25N
6O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=425.2;実測値:425.1。
1H NMR(300MHz、CDCl
3) δ 9.04(s、1H)、7.64(dd、J=11.8および6.2Hz、1H)、7.57(d、J=5.6Hz、1H)、7.44(s、1H)、7.27(s、1H)、5.26(d、J=7.1Hz、1H)、4.82(d、J=8.5Hz、2H)、4.07−3.86(m、2H)、3.58−3.45(m、1H)、3.36−3.24(m、1H)、2.96−2.56(m、6H)、2.22−1.89(m、2H)、1.78(d、J=6.4Hz、4H)ppm。
【0558】
実施例54. (1R)−1−{1−[(3S)−1−(3−ピリジン−3−イルプロパノイル)ピペリジン−3−イル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノール
【化146】
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この化合物を、実施例52についての手順と類似の手順を使用して、3−ピリジン−3−イルプロパン酸(8.5mg、0.057mmol)を4,4,4−トリフルオロブタン酸の代わりに用いて調製した。粗製物を、RP−HPLCを使用して精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で30mL/分の流速で溶出)、所望の生成物6.8mg(33%)を得た。C
23H
26N
5O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=436.2;実測値:436.0。
1H NMR(300MHz、CDCl
3) δ 9.09(s、1H)、8.52(s、1H)、8.45(d、J=4.7Hz、1H)、8.30(s、1H)、7.70−7.56(m、2H)、7.29−7.25(m、1H)、5.28(s、1H)、4.92−4.61(m、2H)、4.06−3.81(m、0H)、3.56(s、1H)、3.20−3.09(m、1H)、3.00−2.88(m、2H)、2.78−2.60(m、5H)、2.20−2.00(m、1H)、1.86(d、J=6.2Hz、3H)、1.80−1.65(m、2H)ppm。
【0559】
実施例55. (1R)−1−{1−[(3S)−1−(3−フェニルブタノイル)ピペリジン−3−イル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノール
【化147】
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この化合物を、実施例52についての手順と類似の手順を使用して、3−フェニル酪酸(9.3mg、0.057mmol)を4,4,4−トリフルオロブタン酸の代わりに用いて調製した。粗製物を、RP−HPLCを使用して精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で30mL/分の流速で溶出)、所望の生成物8.3mg(39%)を得た。C
25H
29N
4O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=449.2;実測値:449.0。
【0560】
実施例56. 3−((3S)−3−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}ピペリジン−1−イル)プロパンニトリル
【化148】
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アセトニトリル(0.3mL)中の(1R)−1−{1−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノールヒドロクロリド(15.0mg、0.0443mmol)(実施例50、ステップ4)の溶液に、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(26μL、0.18mmol)を、続いて、2−プロペンニトリル(5.8μL、0.089mmol)を加えた。その結果生じた混合物を室温において一晩にわたって撹拌した。溶媒を蒸発させ、残渣を、RP−HPLCにより精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で30mL/分の流速で溶出)、所望の生成物5.3mg(34%)を得た。C
18H
22N
5OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=356.2;実測値:356.1。
【0561】
実施例57. (1R)−1−{1−[(3S)−1−(3−フェニルプロパノイル)ピペリジン−3−イル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノール
【化149】
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N,N−ジメチルホルムアミド(0.3mL)中の(1R)−1−{1−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノールヒドロクロリド(15mg、0.044mmol)(実施例50、ステップ4)およびトリエチルアミン(24.7μL、0.177mmol)の混合物に、ベンゼンプロパノイルクロリド(8.6μL、0.058mmol)を加えた。その結果生じた混合物を90分間にわたって室温において撹拌した。混合物を、RP−HPLCを使用して精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で30mL/分の流速で溶出)、所望の生成物6.5mg(34%)を得た。C
24H
27N
4O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=435.2;実測値:435.1。
1H NMR(300MHz、CDCl
3) δ 9.07(s、1H)、7.71−7.66(m、1H)、7.65−7.57(m、1H)、7.34−7.27(m、2H)、7.26−7.16(m、2H)、7.12(d、J=6.9Hz、1H)、5.21(s、1H)、4.83(d、J=13.1Hz、2H)、4.78−4.64(m、1H)、4.04−3.87(m、1H)、3.61−3.23(m、3H)、3.04−2.85(m、2H)、2.77−2.60(m、2H)、2.15(s、1H)、1.97(d、J=14.4Hz、1H)、1.81(d、J=6.5Hz、2H)、1.50(d、J=13.1Hz、2H)ppm。
【0562】
実施例58. 4−((3S)−3−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}ピペリジン−1−イル)−4−オキソブタンニトリル
【化150】
[この文献は図面を表示できません]
【0563】
ステップ1. 4−((3S)−3−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}ピペリジン−1−イル)−4−オキソブタン酸
塩化メチレン(0.5mL)中の(1R)−1−{1−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノールヒドロクロリド(30.0mg、0.0885mmol)(実施例50、ステップ4)およびトリエチルアミン(37.0μL、0.266mmol)の溶液に、3−(カルボメトキシ)プロピオニルクロリド(12.0μL、0.0974mmol)を加えた。その結果生じた混合物を室温において2時間にわたって撹拌した。水およびジクロロメタンを加え、層を分離した。有機層を濃縮した。粗製の残渣をメタノール(0.5mL)、テトラヒドロフラン(50μL)、および水(40μL)に入れた。水酸化リチウム一水和物(18mg、0.44mmol)を加え、混合物を室温において3時間にわたって撹拌した。混合物を、1N HClを加えることによりやや酸性にし、次いで、濃縮した。混合物をジクロロメタンに溶かし、撹拌し、濾過し、濃縮して、澄明な粗製の酸37mgを得た。C
19H
23N
4O
4SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=403.1;実測値:403.2。
【0564】
ステップ2. 4−((3S)−3−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}ピペリジン−1−イル)−4−オキソブタンアミド
N,N−ジメチルホルムアミド(0.6mL)中の4−((3S)−3−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}ピペリジン−1−イル)−4−オキソブタン酸(35mg、0.087mmol)、炭酸アンモニウム(42mg、0.43mmol)、およびトリエチルアミン(18.2μL、0.130mmol)の混合物に、ベンゾトリアゾール−1−イルオキシトリス(ジメチルアミノ)ホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(76.9mg、0.174mmol)を加えた。その結果生じた混合物を室温において2.5時間にわたって撹拌した。混合物を酢酸エチルで希釈し、次いで、飽和NaHCO
3、水、およびブラインで洗浄した。LCMSは、所望の生成物の大部分が水層中に残っていることを示した。水層を濃縮して、白色の固体を得た。固体を約1:1のMeOH/ジクロロメタン中で撹拌し、次いで、濾過して、粗製の生成物40mgを得た。粗製物を、RP−HPLCを使用して精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で30mL/分の流速で溶出)、所望の生成物6mgを得た。C
19H
24N
5O
3SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=402.2;実測値:402.0。
【0565】
ステップ3. 4−((3S)−3−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}ピペリジン−1−イル)−4−オキソブタンニトリル
約0℃において撹拌されているテトラヒドロフラン(0.2mL)中の4−((3S)−3−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}ピペリジン−1−イル)−4−オキソブタンアミド(5.5mg、0.014mmol)およびトリエチルアミン(9.6μL、0.069mmol)の混合物に、トリフルオロ酢酸無水物(4.8μL、0.034mmol)を加えた。その結果生じた混合物を冷たいままにし、2時間にわたって撹拌した。次いで、混合物を濃縮し、RP−HPLCを使用して精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で30mL/分の流速で溶出)、所望の生成物3mg(57%)を得た。C
19H
22N
5O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=384.1;実測値:384.2。
【0566】
実施例59. 5−((3S)−3−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}ピペリジン−1−イル)−5−オキソペンタンニトリル
【化151】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、実施例58についての手順と類似の手順を使用して、3−カルボメトキシブチリルクロリドを3−(カルボメトキシ)プロピオニルクロリドの代わりに用いて調製した。所望の化合物1.7mg(31%)を単離した。C
20H
24N
5O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=398.2;実測値:398.2。
【0567】
実施例60. (1R)−1−{1−[1−(4,4,4−トリフルオロブチル)ピペリジン−4−イル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノール
【化152】
[この文献は図面を表示できません]
【0568】
ステップ1. (1R)−1−(1−ピペリジン−4−イル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル)エタノール
この化合物を、実施例50、ステップ4についての手順と類似の手順を使用して、tert−ブチル 4−アミノピペリジン−1−カルボキシレート(Aldrich製)をtert−ブチル(3S)−3−アミノピペリジン−1−カルボキシレートの代わりに用いて調製した。C
15H
19N
4OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=303.1;実測値:303.1。
【0569】
ステップ2. (1R)−1−{1−[1−(4,4,4−トリフルオロブチル)ピペリジン−4−イル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノール
塩化メチレン(0.3mL)およびN,N−ジメチルホルムアミド(0.2mL)中の(1R)−1−(1−ピペリジン−4−イル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル)エタノール(15.0mg、0.0496mmol)および4,4,4−トリフルオロブタナール(9.4mg、0.0744mmol)の混合物に、テトラメチルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリドの樹脂(48.4mg、0.0992mmol)を加えた。その結果生じた混合物を一晩にわたって撹拌した。混合物を濾過し、濃縮し、次いで、RP−HPLCを使用して精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で30mL/分の流速で溶出)、所望の生成物7mg(34%)を得た。C
19H
24F
3N
4OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=413.2;実測値:413.1。
1H NMR(300MHz、CDCl
3) δ 9.06(s、1H)、7.71−7.60(m、2H)、5.21(s、1H)、4.72−4.58(m、1H)、3.70−3.57(m、6H)、3.13(d、J=9.8Hz、2H)、2.89−2.66(m、1H)、2.49(t、J=6.9Hz、2H)、2.34−2.18(m、2H)、1.96(s、1H)、1.86−1.74(m、2H)、1.67(s、2H)ppm。
【0570】
実施例61. (4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}ピペリジン−1−イル)アセトニトリルトリフルオロアセテート
【化153】
[この文献は図面を表示できません]
アセトニトリル(0.3mL)中の(1R)−1−(1−ピペリジン−4−イル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル)エタノール(15mg、0.050mmol)(実施例60、ステップ1)、ブロモアセトニトリル(4.2μL、0.060mmol)、およびトリエチルアミン(20.7μL、0.149mmol)の混合物を室温において4時間にわたって撹拌した。混合物を希釈し、RP−HPLCを使用して精製して(XBridge C18カラム、0.05%TFAを含有するアセトニトリル/水の勾配で30mL/分の流速で溶出)、所望の生成物4.2mg(18%)を得た。C
17H
20N
5OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=342.1;実測値:342.0。
【0571】
実施例62. 3−((3S)−3−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}ピロリジン−1−イル)プロパンニトリル
【化154】
[この文献は図面を表示できません]
【0572】
ステップ1. (1R)−1−{1−[(3S)−ピロリジン−3−イル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノールヒドロクロリド
この化合物を、実施例50、ステップ4についての手順と類似の手順を使用して、tert−ブチル(3S)−3−アミノピロリジン−1−カルボキシレート(Aldrich製)をtert−ブチル(3S)−3−アミノピペリジン−1−カルボキシレートの代わりに用いて調製した。C
14H
17N
4OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=289.1;実測値:289.0。
1H NMR(300MHz、CD
3OD) δ 9.39(s、1H)、8.48(d、J=5.7Hz、1H)、7.91(d、J=5.7Hz、1H)、6.10−5.97(m、1H)、5.35(q、J=6.4Hz、1H)、4.11−3.91(m、3H)、3.68(dt、1H)、3.42(s、1H)、2.99−2.77(m、2H)、1.84(d、J=6.4Hz、2H)、1.60(s、1H)、1.32(dd、J=6.0および3.2Hz、2H)ppm。
【0573】
ステップ2. 3−((3S)−3−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}ピロリジン−1−イル)プロパンニトリル
アセトニトリル(0.3mL)中の(1R)−1−{1−[(3S)−ピロリジン−3−イル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノールヒドロクロリド(15mg、0.046mmol)の溶液に、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(28μL、0.18mmol)を、続いて、2−プロペンニトリル(6.1μL、0.092mmol)を加えた。その結果生じた混合物を室温において3時間にわたって撹拌した。混合物をさらに希釈し、RP−HPLCを使用して精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で30mL/分の流速で溶出)、所望の生成物5.7mg(36%)を得た。C
17H
20N
5OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=342.1;実測値:342.1。
【0574】
実施例63. 3−((3S)−3−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}ピロリジン−1−イル)−3−オキソプロパンニトリル
【化155】
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この化合物を、実施例51についての手順と類似の手順を使用して、(1R)−1−{1−[(3S)−ピロリジン−3−イル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノールヒドロクロリド(実施例62、ステップ1)を(1R)−1−{1−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノールヒドロクロリドの代わりに用いて調製した。粗製の生成物を、RP−HPLCを使用して精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で30mL/分の流速で溶出)、所望の生成物7mg(43%)を得た。C
17H
18N
5O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=356.1;実測値:356.0。
【0575】
実施例64. (1R)−1−{1−[(3S)−1−(4,4,4−トリフルオロブチル)ピロリジン−3−イル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノール
【化156】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、実施例60、ステップ2についての手順と類似の手順を使用して、(1R)−1−{1−[(3S)−ピロリジン−3−イル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノールヒドロクロリド(実施例62、ステップ1)を(1R)−1−(1−ピペリジン−4−イル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル)エタノールの代わりに用いて調製した。C
18H
22F
3N
4OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=399.1;実測値:399.1。
1H NMR(300MHz、CDCl
3) δ 9.08(s、1H)、7.68(d、J=5.5Hz、1H)、7.61(d、J=5.5Hz、1H)、5.59(dd、J=8.2および3.6Hz、1H)、5.27(q、J=6.4Hz、1H)、3.49−3.30(m、2H)、2.83(dd、J=10.5および8.2Hz、1H)、2.74−2.52(m、5H)、2.26−2.09(m、2H)、1.81(t、J=7.0Hz、6H)ppm。
【0576】
実施例65. 4−((3S)−3−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}ピロリジン−1−イル)ブタンニトリル
【化157】
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アセトニトリル(0.2mL)中の(1R)−1−{1−[(3S)−ピロリジン−3−イル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノールヒドロクロリド(15mg、0.046mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(24μL、0.14mmol)の混合物に、ブタンニトリル、4−ブロモ−(5.1μL、0.051mmol)を加えた。その結果生じた混合物を室温において4時間にわたって撹拌した。混合物を希釈し、RP−HPLCを使用して精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で30mL/分の流速で溶出)、所望の生成物6.3mg(38%)を得た。C
18H
22N
5OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=356.2;実測値:356.0。
【0577】
実施例66. 5−((3S)−3−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}ピロリジン−1−イル)ペンタンニトリル
【化158】
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この化合物を、実施例65についての手順と類似の手順を使用して、5−ブロモバレロニトリルをブタンニトリル、4−ブロモ−の代わりに用いて調製した。C
19H
24N
5OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=370.2;実測値:370.1。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6) δ 8.98(s、1H)、8.02(d、J=5.5Hz、1H)、7.67(d、J=5.5Hz、1H)、5.91(s、1H)、5.67−5.57(m、1H)、5.29(s、1H)、3.26−3.10(m、2H)、3.04(t、J=9.1Hz、1H)、2.80(d、J=8.4Hz、1H)、2.70−2.30(m、7H)(overlap with 溶媒)、1.72−1.56(m、6H)ppm。
【0578】
実施例67. ((1R,2R,4S)−2−アミノ−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)アセトニトリル
【化159】
[この文献は図面を表示できません]
【0579】
ステップ1. メチル(1S,6R)−6−{[(ベンジルオキシ)カルボニル]アミノ}シクロヘキサ−3−エン−1−カルボキシレート
N
2下で撹拌されているトルエン(50.0mL)中の(1R,6S)−6−(メトキシカルボニル)シクロヘキサ−3−エン−1−カルボン酸(5.0g、27mmol)(Alfa Aesar製)の溶液に、トリエチルアミン(9.1mL、65mmol)を、続いて、ジフェニルホスホン酸アジド(5.85mL、27.1mmol)を加えた。その結果生じた混合物を85℃において一晩(18時間)にわたって撹拌した。ベンジルアルコール(2.81mL、27.1mmol)を加え、混合物を還流に(135℃)加熱し、一晩にわたって撹拌した。冷却した後に、混合物をEtOAcで希釈し、次いで、飽和NaHCO
3(2x)、水、およびブラインで洗浄した。有機層を乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、濃縮した。残渣を真空中で乾燥させて、黄色のオイル7.8gを得た。C
16H
20NO
4のLCMS計算値(M+H)
+:m/z=290.1;実測値:290.0。
1H NMR(300MHz、CDCl
3) δ 7.38−7.27(m、5H)、5.62(q、J=10.1Hz、2H)、5.39(d、J=8.9Hz、1H)、5.07(s、2H)、4.28−4.19(m、1H)、3.66(s、3H)、2.81(d、J=3.2Hz、1H)、2.56−2.12(m、4H)ppm。
【0580】
ステップ2. メチル(1R,3S,4R,6S)−4−{[(ベンジルオキシ)カルボニル]アミノ}−7−オキサビシクロ[4.1.0]ヘプタン−3−カルボキシレート
m−クロロ過安息香酸(5.56g、32.2mmol)を、約0℃において撹拌されている塩化メチレン(150mL)中のメチル(1S,6R)−6−{[(ベンジルオキシ)カルボニル]アミノ}シクロヘキサ−3−エン−1−カルボキシレート(7.8g、27mmol)の溶液に加えた。混合物をゆっくりと室温まで撹拌し、一晩にわたって撹拌した。混合物をジクロロメタンで希釈し、次いで、飽和NaHCO
3(3×)で洗浄した。有機層を乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、濃縮した。粗製物をシリカゲル上で、ヘキサン中0〜50%EtOAcで溶出して精製して、所望の生成物4.7g(57%)を白色の固体として得た。C
16H
20NO
5のLCMS計算値(M+H)
+:m/z=306.1;実測値:306.0。
1H NMR(300MHz、CDCl
3) δ 7.37−7.29(m、5H)、5.75(d、J=9.9Hz、1H)、5.04(s、2H)、4.09(dtd、J=14.0、6.8、6.0、および3.2Hz、1H)、3.65(s、3H)、3.18(d、J=5.9Hz、2H)、2.60(dd、J=15.5および7.3Hz、1H)、2.48(td、J=7.3、6.6、および3.2Hz、1H)、2.23−2.01(m、3H)ppm。
【0581】
ステップ3. メチル(1S,2R,4R)−2−{[(ベンジルオキシ)カルボニル]アミノ}−4−ヒドロキシシクロヘキサンカルボキシレート
エタノール(30.0mL)中のメチル(1R,3S,4R,6S)−4−{[(ベンジルオキシ)カルボニル]アミノ}−7−オキサビシクロ[4.1.0]ヘプタン−3−カルボキシレート(1.9g、6.2mmol)の混合物に、テトラヒドロホウ酸ナトリウム(0.471g、12.4mmol)を加えた。その結果生じた混合物を一晩(22時間)にわたって室温において撹拌した。反応物を飽和NH
4Clでクエンチし、次いで、溶媒の大部分を蒸発させた。残渣をEtOAcに入れ、水で洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、濃縮した。粗製物をシリカゲル上で、ヘキサン中40〜100%EtOAcで溶出して精製して、所望の生成物0.75g(39%)を得た。C
16H
22NO
5のLCMS計算値(M+H)
+:m/z=308.1;実測値:308.0。
1H NMR(300MHz、CDCl
3) δ 7.36−7.28(m、5H)、6.02(d、J=9.0Hz、1H)、5.05(s、2H)、4.03(s、1H)、3.87(s、1H)、3.64(s、3H)、2.68(s、1H)、2.22−2.11(m、1H)、1.97−1.67(m、5H)、1.42(s、1H)ppm。
【0582】
ステップ4. (1S,2R,4R)−2−{[(ベンジルオキシ)カルボニル]アミノ}−4[(メチルスルホニル)オキシ]シクロヘキサンカルボキシレート
塩化メタンスルホニル(79.6μL、1.03mmol)を、約0℃において撹拌されている塩化メチレン(4.0mL)中のメチル(1S,2R,4R)−2−{[(ベンジルオキシ)カルボニル]アミノ}−4−ヒドロキシシクロヘキサンカルボキシレート(243mg、0.791mmol)およびトリエチルアミン(0.22mL、1.6mmol)の混合物に加えた。その結果生じた混合物を冷たいままにし、2時間にわたって撹拌した。混合物をジクロロメタンで希釈し、次いで、水およびブラインで洗浄した。有機層を乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、濃縮して、白色の固体を得た。C
17H
24NO
7SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=386.1;実測値:386.0。
【0583】
ステップ5. メチル(1S,2R,4S)−4−アジド−2−{[(ベンジルオキシ)カルボニル]アミノ}シクロヘキサンカルボキシレート
N,N−ジメチルホルムアミド(2.6mL)中のメチル(1S,2R,4R)−2−{[(ベンジルオキシ)カルボニル]アミノ}−4−[(メチルスルホニル)オキシ]シクロヘキサンカルボキシレート(0.30g、0.78mmol)の溶液に、アジ化ナトリウム(0.20g、3.1mmol)を加えた。反応物を80℃まで加熱し、2.5時間にわたって撹拌した。冷却した後に、反応混合物を飽和NaHCO3/水に注ぎ、EtOAc(3×)で抽出した。合わせた抽出物をブラインで洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、濃縮した。粗製物をシリカゲル上で、ヘキサン中0〜40%EtOAcで溶出して精製して、所望の生成物187mg(72%)を透明なゴムとして得た。C
16H
21N
2O
4のLCMS計算値(M+H−28)
+:m/z=305.2;実測値:305.1。
【0584】
ステップ6. ベンジル[(1R,2R,5S)−5−アミノ−2−(シアノメチル)シクロヘキシル]カルバメート
テトラヒドロフラン(1.5mL)中のベンジル[(1R,2R,5S)−5−アジド−2−(シアノメチル)シクロヘキシル]カルバメート(45mg、0.14mmol)の混合物に、水(13μL、0.73mmol)およびトリフェニルホスフィンの樹脂(150mg、0.29mmol)を加えた。その結果生じた混合物を一晩にわたって室温において撹拌した。混合物を濾過し、真空中で乾燥させて、粗製の生成物32mgを得た。C
16H
22N
3O
2のLCMS計算値(M+H)
+:m/z=288.2;実測値:288.0。粗製物をさらに精製することなく、使用した。
【0585】
ステップ7. ベンジル{(1R,2R,5S)−2−(シアノメチル)−5−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}カルバメート
イソプロピルアルコール(0.4mL)中の7−クロロ−6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン(22.0mg、0.102mmol)、ベンジル[(1R,2R,5S)−5−アミノ−2−(シアノメチル)シクロヘキシル]カルバメート(32mg、0.11mmol)、およびトリエチルアミン(35.7μL、0.256mmol)の混合物を90℃において2時間にわたって撹拌した。混合物を冷却し、シリカゲル上で、ヘキサン中10〜90%EtOAcで溶出して精製して、所望の生成物28mg(59%)を得た。C
23H
24N
5O
4SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=466.2;実測値:466.1。
【0586】
ステップ8. ベンジル[(1R,2R,5S)−5−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]−2−(シアノメチル)シクロヘキシル]カルバメート
メタノール(0.44mL)中のベンジル{(1R,2R,5S)−2−(シアノメチル)−5−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}カルバメート(28mg、0.060mmol)および炭素上の10%パラジウム(7.0mg)の混合物を、H
2(バルーン)の雰囲気下で3時間にわたって撹拌した。混合物を濾過し、濃縮して、所望の生成物26mgを得た。C
23H
26N
5O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=436.2;実測値:436.0。
【0587】
ステップ9. ベンジル((1R,2R,5S)−2−(シアノメチル)−5−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)カルバメート
テトラヒドロフラン(0.36mL)中の(2R)−2−ヒドロキシプロパンアミド(17.1mg、0.192mmol)およびテトラフルオロホウ酸トリエチルオキソニウム(34.2mg、0.180mmol)の混合物を室温において75分間にわたって撹拌し、次いで、濃縮した。残渣をエタノール(0.14mL)に溶かし、次いで、この溶液を、バイアル内で、エタノール(0.36mL)中のベンジル[(1R,2R,5S)−5−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]−2−(シアノメチル)シクロヘキシル]カルバメート(26mg、0.060mmol)の溶液に加えた。その結果生じた混合物を80℃において一晩にわたって撹拌した。冷却した後に、混合物を濃縮し、シリカゲル上で、ジクロロメタン中0〜10%MeOHで溶出して精製して、所望の生成物18mgを得た。C
26H
28N
5O
3SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=490.2;実測値:490.0。
【0588】
ステップ10.((1R,2R,4S)−2−アミノ−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)アセトニトリル
メタノール(0.27mL)中のベンジル((1R,2R,5S)−2−(シアノメチル)−5−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)カルバメート(18mg、0.037mmol)および炭素上の10%パラジウム(24mg)の混合物を、H
2(バルーン)の雰囲気下で一晩にわたって撹拌した。混合物を濾過し、濃縮した。粗製物を分取LCMSを使用して精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で30mL/分の流速で溶出)、所望の生成物3.2mgを得た。C
18H
22N
5OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=356.2;実測値:356.1。
【0589】
実施例68. {(2R,5S)−5−[2−(1−アミノエチル)−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル]テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル}アセトニトリルトリフルオロアセテート
【化160】
[この文献は図面を表示できません]
【0590】
ステップ1. [(2R,5S)−5−(2−アセチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル]アセトニトリル
塩化メチレン(2.0mL)中の((2R,5S)−5−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)アセトニトリル(154mg、0.450mmol)の溶液に、炭酸水素ナトリウム(110mg、1.31mmol)を、続いて、デス−マーチンペルヨージナン(219mg、0.517mmol)を加えた。その結果生じた混合物を室温において3時間にわたって撹拌した。混合物をジクロロメタンで希釈し、濾過し、濃縮した。粗製物をシリカゲル上で、ジクロロメタン中0〜10%MeOHで溶出して精製して、粗製の生成物250mgを白色のゴムとして得た。C
17H
17N
4O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=341.1;実測値:341.0(M+H)。
1H NMR(400MHz、CDCl
3) δ 9.23(s、1H)、7.77(s、2H)、4.52(t、J=11.1Hz、1H)、4.07(dd、J=10.1および4.4Hz、2H)、2.92−2.81(m、3H)、2.70−2.64(m、2H)、2.21−2.09(m、2H)、1.83(qd、J=13.4および4.7Hz、1H)、1.62(s、2H)ppm。
【0591】
ステップ2. {(2R,5S)−5−[2−(1−アミノエチル)−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル]テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル}アセトニトリルトリフルオロアセテート
【化161】
[この文献は図面を表示できません]
メタノール(0.4mL)/アセトニトリル(0.4mL)中の[(2R,5S)−5−(2−アセチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル]アセトニトリル(0.10g、0.18mmol)、酢酸アンモニウム(136mg、1.76mmol)、およびシアノ水素化ホウ素ナトリウム(28mg、0.44mmol)の混合物を65℃において一晩にわたって加熱した。混合物を冷却し、RP−HPLCを使用して精製して(XBridge C18カラム、0.05%TFAを含有するアセトニトリル/水の勾配で30mL/分の流速で溶出)、所望の生成物27mg(46%)を得た。C
17H
20N
5OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=342.1;実測値:342.0。
【0592】
実施例69. N−(1−{1−[(3S,6R)−6−(シアノメチル)テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エチル)アセトアミド
【化162】
[この文献は図面を表示できません]
塩化メチレン(0.15mL)中の{(2R,5S)−5−[2−(1−アミノエチル)−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル]テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル}アセトニトリルトリフルオロアセテート(8.0mg、0.018mmol)(実施例68)およびトリエチルアミン(12μL、0.088mmol)の混合物に、塩化アセチル(2.0μL、0.028mmol)を加えた。その結果生じた混合物を室温において3時間にわたって撹拌し、次いで、濃縮した。残渣を、RP−HPLCを使用して精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で30mL/分の流速で溶出)、所望の生成物3.5mg(52%)を得た。C
19H
22N
5O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=384.1;実測値:384.2。
【0593】
実施例70. ((2R,5S)−5−{2−[1−(メチルアミノ)エチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)アセトニトリル
【化163】
[この文献は図面を表示できません]
冷却されている塩化メチレン(0.18mL)中の{(2R,5S)−5−[2−(1−ヒドロキシエチル)−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル]テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル}アセトニトリル(10.1mg、0.0295mmol)およびトリエチルアミン(12μL、0.088mmol)の混合物に、塩化メタンスルホニル(2.7μL、0.035mmol)を加えた。その結果生じた混合物を室温まで加温し、一晩にわたって撹拌した。混合物をジクロロメタンで希釈し、水(2×)で洗浄した。層を分離し、有機層を濃縮した。この濃縮物に、塩化メチレン(0.2mL)、トリエチルアミン(18uL)、および塩化メチルアンモニウム(6.0mg、0.088mmol)を加えた。その結果生じた混合物を室温において週末(64時間)にわたって撹拌し、次いで、40℃まで3時間にわたって加熱した。次いで、混合物を濃縮し、RP−HPLCを使用して精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で30mL/分の流速で溶出)、所望の生成物2mg(19%)を得た。C
18H
22N
5OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=356.2;実測値:356.1。
【0594】
実施例71. {(2R,5S)−5−[2−(1−フルオロエチル)−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル]テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル}アセトニトリル
【化164】
[この文献は図面を表示できません]
冷却されている塩化メチレン(0.2mL)中の{(2R,5S)−5−[2−(1−ヒドロキシエチル)−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル]テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル}アセトニトリル(8.0mg、0.023mmol)の混合物に、2−メトキシ−N−(2−メトキシエチル)−N−(トリフルオロ−λ(4)−スルファニル)エタンアミン(4.7μL、0.026mmol)(Deoxi−Fluor)を加えた。その結果生じた混合物を室温まで加温し、一晩にわたって撹拌した。追加のDeoxo−Fluor(5uL)を加えた。6時間後に、反応物を、数滴の水でクエンチし、次いで、濃縮した。残渣を、RP−HPLCを使用して精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で30mL/分の流速で溶出)、所望の生成物1.6mg(20%)を得た。C
17H
18FN
4OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=345.1;実測値:345.0。
【0595】
実施例72. [4−(ヒドロキシメチル)−4−(1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)シクロヘキシル]アセトニトリル
【化165】
[この文献は図面を表示できません]
【0596】
ステップ1. (8−アミノ−1,4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−8−イル)メタノール
テトラヒドリドアルミン酸リチウム(189mg、4.97mmol)を、約0℃において撹拌されているテトラヒドロフラン(20mL)中の8−アミノ−1,4−ジオキサスピロ[4.5]デカン−8−カルボン酸(Aldrich製、0.50g、2.5mmol)の溶液に少量ずつ加えた。その結果生じた混合物を、室温までゆっくりと加温し、一晩にわたって撹拌した。Fieser後処理(H
2O0.2mL、10%NaOH0.2mL、H
2O0.6mL)を行い、続いて、セライトで濾過し、濃縮して、所望の生成物0.41gを得、これをさらに精製することなく使用した。C
9H
18NO
3のLCMS計算値(M+H)
+:m/z=188.1;実測値:188.0。
【0597】
ステップ2. {8−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]−1,4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−8−イル}メタノール
イソプロピルアルコール(3.5mL)中の7−クロロ−6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン(229mg、1.07mmol)、(8−アミノ−1,4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−8−イル)メタノール(240mg、1.28mmol)、およびトリエチルアミン(300μL、2mmol)の混合物を、90℃において一晩にわたって撹拌した。室温まで冷却した後に、水を加えると、さらなる固体が形成した。この固体を濾過し、水で洗浄し、乾燥させて、所望の生成物219mg(56%)を得た。C
16H
20N
3O
5SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=366.1;実測値:366.1。
1H NMR(300MHz、CDCl
3) δ 8.93(s、1H)、7.78−7.75(m、2H)、4.17(s、2H)、4.02−3.84(m、4H)、2.52(d、J=13.3Hz、2H)、2.12−1.82(m、4H)、1.78−1.44(m、4H)ppm。
【0598】
ステップ3. {8−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]−1,4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−8−イル}メタノール
メタノール(4.5mL)中の{8−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]−1,4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−8−イル}メタノール(219mg、0.599mmol)の混合物に、炭素上の10%パラジウム(76mg)を加えた。混合物を、H
2(バルーン)の雰囲気下で2日間にわたって撹拌した。混合物をセライトで濾過し、濃縮して、粗製の生成物0.20gを得、これをさらに精製することなく、次のステップにおいて使用した。C
16H
22N
3O
3SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=336.1;実測値:336.2。
【0599】
ステップ4. [8−(1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)−1,4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−8−イル]メタノール
トルエン(3.0mL)中の{8−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]−1,4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−8−イル}メタノール(90.0mg、0.268mmol)、オルトギ酸エチル(112μL、0.671mmol)、およびp−トルエンスルホン酸一水和物(5.1mg、0.027mmol)の混合物を85℃において一晩にわたって撹拌した。混合物をEtOAcで希釈し、次いで、飽和炭酸水素ナトリウムおよびブラインで洗浄した。有機層を乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、濃縮して、所望の生成物50mg(50%)を得た。C
17H
20N
3O
3SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=346.1;実測値:346.0。
【0600】
ステップ5. 4−(ヒドロキシメチル)−4−(1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)シクロヘキサノン
アセトン(5mL)中の[8−(1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)−1,4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−8−イル]メタノール(0.13g、0.38mmol)および水中3.0M塩化水素(2.0mL、6.0mmol)の混合物を室温において5時間にわたって、次いで、60℃において1時間にわたって撹拌した。冷却した後に、混合物を、2.0N NaOHを加えることによりやや塩基性にした。混合物をEtOAc(3×)で抽出した。合わせた抽出物を乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、濃縮した。粗製物を、シリカゲル上で、ジクロロメタン中0〜15%MeOHで溶出して精製して、所望の生成物56mg(49%)を得た。C
15H
16N
3O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=302.1;実測値:302.1。
【0601】
ステップ6. [4−(ヒドロキシメチル)−4−(1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)シクロヘキシリデン]アセトニトリル
約0℃において撹拌されているテトラヒドロフラン(0.5mL)中のシアノメチルホスホン酸ジエチル(38.6mg、0.218mmol)の溶液に、水素化ナトリウム(10.5mg、0.262mmol)を加えた。これに、N,N−ジメチルホルムアミド(0.45mL)中の4−(ヒドロキシメチル)−4−(1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)シクロヘキサノン(56mg、0.18mmol)の溶液を加えた。混合物を室温まで加温し、一晩にわたって撹拌した。反応物を水でクエンチすると、固体が形成した。この固体を濾過して、純粋な所望の生成物18mgを得た。濾液をEtOAcで希釈し、水で洗浄し、濃縮して、追加の粗製の生成物39mgを得た。C
17H
17N
4OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=325.1;実測値:325.0。
1H NMR(300MHz、CDCl
3) δ 8.37(s、1H)、8.15(s、1H)、7.47(d、J=5.6Hz、1H)、7.18(d、J=5.6Hz、1H)、5.20(s、1H)、4.34(s、2H)、2.80(d、J=4.0Hz、3H)、2.59−2.29(m、4H)、1.26(d、J=15.3Hz、2H)ppm。
【0602】
ステップ7. [4−(ヒドロキシメチル)−4−(1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)シクロヘキシル]アセトニトリル
メタノール(0.6mL)中の[4−(ヒドロキシメチル)−4−(1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)シクロヘキシリデン]アセトニトリル(18mg、0.055mmol)および炭素上の10%パラジウム(5.9mg)の混合物を、H
2(バルーン)の雰囲気下で4.5時間にわたって撹拌した。混合物をセライトパッドで濾過し、濃縮した。粗製の残渣を、RP−HPLCを使用して精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で30mL/分の流速で溶出)、2種の異性体を得た。分析用HPLC(Waters SunFire C18、2.1×50mm、5μM;流速3mL/分;注入体積2μL;3分で2〜80%Bの勾配(A=0.025%TFAを含有する水、B=アセトニトリル)):第1のピークの保持時間1.05分、C
17H
19N
4OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=327.1;実測値:327.0。第2のピークの保持時間1.13分、C
17H
19N
4OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=327.1;実測値:327.0。
【0603】
実施例73. {(2R,5S)−5−[2−(シアノメチル)−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル]テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル}アセトニトリル
【化166】
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【0604】
ステップ1. tert−ブチル[(3S)−6−(ヒドロキシメチル)テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル]カルバメート
メタノール(60mL)中の{(5S)−5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5,6−ジヒドロ−2H−ピラン−2−イル}メチルアセテート(実施例19、ステップ5から)(3.47g、12.8mmol)および炭素上の10%パラジウム(1.4g)をH
2バルーン下で室温において2時間にわたって撹拌した。反応混合物を濾過し、濾液を水中1.0M水酸化ナトリウム(12mL)で処理した。4時間にわたって撹拌した後に、反応溶液を濃縮し、酢酸エチルで希釈した。有機層を分離し、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ、濃縮した。残渣を分取LCMSで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で60mL/分の流速で溶出)、所望の生成物(0.77g、26%)を得た。C
6H
14NO
2のLCMS計算値(M−100+H)
+:m/z=132.1;実測値:132.1。
【0605】
ステップ2. {(5S)−5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル}メチルメタンスルホネート
ジクロロメタン(5mL)中のtert−ブチル[(3S)−6−(ヒドロキシメチル)テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル]カルバメート(331mg、1.43mmol)を、0℃において、塩化メタンスルホニル(0.222mL、2.87mmol)で処理した。混合物を0℃において1時間にわたって撹拌し、次いで、濃縮し、酢酸エチルと水とに分配した。有機相を濃縮し、シリカゲル上で精製して(ヘキサン中0〜50%酢酸エチルの勾配で溶出)、所望の生成物(0.38g、86%)を得た。C
8H
16NO
6SのLCMS計算値(M−t−Bu+H)
+:m/z=254.1;実測値:254.0。
【0606】
ステップ3. [(5S)−5−アミノテトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル]アセトニトリル
DMSO(3mL)中の{(5S)−5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル}メチルメタンスルホネート(308mg、0.996mmol)およびシアン化ナトリウム(58mg、1.2mmol)の混合物を90℃において一晩にわたって撹拌した。室温まで冷却した後に、混合物を酢酸エチルとブラインとに分配した。有機層を水およびブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ、濃縮して、シアノ中間体を得た。ジクロロメタン(4mL)中のこの中間体の溶液を、ジオキサン中4M HCl(2mL)で処理し、混合物を室温において2時間にわたって撹拌し、次いで、濃縮して、所望の生成物をHCl塩(42mg、30%)として得た。C
7H
13N
2OのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=141.1;実測値:141.1。
【0607】
ステップ4. {(2R,5S)−5−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル}アセトニトリルおよび{(2S,5S)−5−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル}アセトニトリル
イソプロピルアルコール(13mL)中の7−クロロ−6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン(1.18g、5.52mmol)、[(5S)−5−アミノテトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル]アセトニトリルヒドロクロリド(1.01g、5.72mmol)、およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(2.0mL、12mmol)を50℃において一晩にわたって加熱した。溶媒を除去し、固体をジクロロメタンに溶かし、フラッシュクロマトグラフィーで精製して(20〜90%酢酸エチル/ヘキサン)、2つの画分を得た。分析用HPLC(Waters SunFire C18、2.1×50mm、5uM、注入体積2uLおよび流速3mL/分、3分で2〜80%Bの勾配(A=0.025%TFAを含有する水;B=アセトニトリル)):第1の画分の保持時間1.715分、C
14H
15N
4O
3SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=319.1;実測値:319.1;第2の画分の保持時間1.561分、C
14H
15N
4O
3SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=319.1;実測値:319.1。
【0608】
ステップ5. {(2R,5S)−5−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル}アセトニトリル
メタノール(15mL)中の{(2R,5S)−5−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル}アセトニトリル(712mg、2.24mmol)(直前のステップからの第1の画分)および炭素上の10%パラジウム(360mg)を、室温において2時間にわたってH
2のバルーン圧力に掛けた。反応混合物を濾過し、濃縮し、フラッシュクロマトグラフィーで精製して(15%メタノール/ジクロロメタン)、所望の生成物(604mg、94%)を得た。C
14H
17N
4OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=289.1;実測値:289.0。
【0609】
ステップ6. {(2R,5S)−5−[2−(シアノメチル)−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル]テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル}アセトニトリル
THF(2mL)中の2−シアノアセトアミド(80.8mg、0.960mmol)およびテトラフルオロホウ酸トリエチルオキソニウム(181mg、0.952mmol)の混合物を室温において2時間にわたって撹拌した。溶媒を除去し、残渣をエタノール(0.6mL)に溶かし、エタノール(2mL)中の{(2R,5S)−5−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル}アセトニトリル(85.0mg、0.295mmol)の懸濁液に加えた。その結果生じた混合物を55℃において一晩にわたって撹拌した。反応物を室温まで冷却し、固体を濾過した。濾液を分取LCMSで精製して(XBridge C18カラム、0.05%TFAを含有するアセトニトリル/水の勾配で60mL/分の流速で溶出)、所望の生成物をTFA塩として得た。C
17H
16N
5OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=338.1;実測値:338.3。
1H NMR(DMSO−d
6、500MHz) δ 9.24(s、1H)、8.22(d、J=5.5Hz、1H)、7.77(d、J=5.5Hz、1H)、4.89(s、2H)、4.67(br s、1H)、4.20(m、2H)、4.00(s、1H)、2.96(dd、J=17.0、4.3Hz、1H)、2.84(dd、J=17.0、6.6Hz、1H)、2.49(m、1H)、2.29(m、1H)、2.06(m、1H)、1.72(m、1H)ppm。
【0610】
実施例74. {(2S,5S)−5−[2−(シアノメチル)−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル]テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル}アセトニトリル
【化167】
[この文献は図面を表示できません]
【0611】
ステップ1. {(2S,5S)−5−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル}アセトニトリル
この化合物を、実施例73、ステップ5において記載した手順に従って、出発物質として{(2S,5S)−5−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル}アセトニトリル(実施例73、ステップ4からの画分2)を{(2R,5S)−5−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル}アセトニトリルの代わりに使用して調製した。C
14H
17N
4OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=289.1;実測値:289.0。
【0612】
ステップ2. {(2S,5S)−5−[2−(シアノメチル)−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル]テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル}アセトニトリル
この化合物を、実施例73、ステップ6において記載した手順に従って、出発物質として{(2S,5S)−5−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル}アセトニトリルを{(2R,5S)−5−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル}アセトニトリルの代わりに使用して調製した。C
17H
16N
5OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=338.1;実測値:338.3。
【0613】
実施例75. N−[((2R,5S)−5−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)メチル]メタンスルホンアミド
【化168】
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【0614】
ステップ1. (1R)−1−{1−[(3S,6R)−6−(アジドメチル)テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノール
DMF(0.5mL)中の((2R,5S)−5−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)メチル4−メチルベンゼンスルホネート(25mg、0.052mmol)およびアジ化ナトリウム(5.0mg、0.077mmol)の混合物を60℃において一晩にわたって撹拌した。室温まで冷却した後に、混合物をメタノールで希釈し、分取LCMSで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で60mL/分の流速で溶出)、所望の生成物(12mg、65%)を得た。C
16H
19N
6O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=359.1;実測値:359.0。
【0615】
ステップ2. (1R)−1−{1−[(3S,6R)−6−(アミノメチル)テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノール
メタノール(0.2mL)中の(1R)−1−{1−[(3S,6R)−6−(アジドメチル)テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノール(12mg、0.034mmol)の溶液に、炭素上の10%パラジウム(5.7mg)を加えた。その結果生じた混合物を、H
2バルーン下で一晩にわたって撹拌した。反応混合物をセライトパッドで濾過し、メタノールで洗浄した。溶媒を減圧下で除去して、所望の生成物(11mg、99%)を得た。C
16H
21N
4O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=333.1;実測値:333.1。
【0616】
ステップ3. N−[((2R,5S)−5−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)メチル]メタンスルホンアミド
メタノール(0.5mL)中の(1R)−1−{1−[(3S,6R)−6−(アミノメチル)テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノール(11mg、0.033mmol)の溶液に、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(17μL、0.099mmol)および塩化メタンスルホニル(2.8μL、0.036mmol)を加えた。0.5時間にわたって撹拌した後に、もう1当量の塩化メタンスルホニルを加えた。20分間にわたって撹拌した後に、反応溶液をメタノールで希釈し、分取LCMSで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で30mL/分の流速で溶出)、所望の生成物(5mg、37%)を得た。C
17H
23N
4O
4S
2のLCMS計算値(M+H)
+:m/z=411.1;実測値:411.1。
【0617】
実施例76. イソプロピル[((2R,5S)−5−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)メチル]カルバメート
【化169】
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塩化メチレン(1mL)中の(1R)−1−{1−[(3S,6R)−6−(アミノメチル)テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノール(11mg、0.032mmol)およびトリエチルアミン(22μL、0.16mmol)の溶液に、トルエン中1.0Mクロロギ酸イソプロピル(39μL)を加えた。混合物を室温において1時間にわたって撹拌し、次いで、乾燥するまでストリッピングし、分取LCMSで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で30mL/分の流速で溶出)、所望の生成物(0.9mg、7%)を得た。C
20H
27N
4O
4SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=419.2;実測値:419.0。
【0618】
実施例77. [トランス−4−(8−メチルピラゾロ[1,5−c]チエノ[2,3−e]ピリミジン−9−イル)シクロヘキシル]アセトニトリル
【化170】
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【0619】
ステップ1. 4−(ヒドロキシメチル)シクロヘキサノール
THF(158mL)中のテトラヒドリドアルミン酸リチウム(3.11g、81.9mmol)の懸濁液に、0℃において、THF(20mL)中のエチル4−ヒドロキシシクロヘキサンカルボキシレート(9.40g、54.6mmol)の溶液を加えた。30分間にわたって同じ温度において撹拌した後に、反応物を、滴下の水(10mL)、次いで、15%NaOH溶液(10mL)および水(30mL)でクエンチした。10分間にわたって撹拌した後に、反応混合物をセライトパッドで濾過し、有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。残渣をフラッシュクロマトグラフィーにより精製して(0〜100%酢酸エチル/hex)、所望の生成物を白色の固体(6.9g、97%)として得た。
【0620】
ステップ2. (シス−4−ヒドロキシシクロヘキシル)メチル4−メチルベンゼンスルホネートおよび(トランス−4−ヒドロキシシクロヘキシル)メチル4−メチルベンゼンスルホネート
ジクロロメタン(400mL)およびピリジン(10.6mL、130mmol)中の4−(ヒドロキシメチル)シクロヘキサノール(6.80g、52.2mmol)の溶液に、p−トルエンスルホニルクロリド(11.0g、57.4mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(410mg、3.3mmol)を加えた。反応混合物を室温において一晩にわたって撹拌した。反応混合物を1N HCl溶液で希釈し、ジクロロメタンで抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製物をフラッシュクロマトグラフィーで精製して(ヘキサン中0〜50%酢酸エチルの勾配で溶出)、2つの画分を得た。分析用HPLC(Waters SunFire C18、2.1×50mm、5uM、注入体積2uLおよび流速3mL/分、3分で2〜80%Bの勾配(A=0.025%TFAを含有する水;B=アセトニトリル)):第1の画分の保持時間2.319分、C
14H
21O
4SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=285.1;実測値:285.0;
1H NMR
1H NMR(300MHz、CDCl
3) δ 7.77(d、J=8.3Hz、1H)、7.33(d、J=8.1Hz、1H)、3.97(br s、1H)、3.83(d、J=6.8Hz、2H)、2.44(s、3H)、1.76−1.58(m、6H)、1.48(m、3H)ppm。
第2の画分の保持時間2.222分、C
14H
21O
4SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=285.1;実測値:285.0。
1H NMR(300MHz、CDCl
3) δ 7.77(d、J=8.3Hz、2H)、7.45(d、J=8.3Hz、2H)、3.82(d、J=6.4Hz、2H)、3.51(m、1H)、2.50(d、J=8.0Hz、0H)、2.44(s、3H)、2.14−1.90(m、2H)、1.80−1.52(m、3H)、1.45−1.09(m、2H)、1.09−0.87(m、2H)ppm。
【0621】
ステップ3. (シス−4−ヒドロキシシクロヘキシル)アセトニトリル
(シス−4−ヒドロキシシクロヘキシル)メチル4−メチルベンゼンスルホネート(6.9g、24mmol)(直前のステップからの第1の画分)、シアン化ナトリウム(1.43g、29.1mmol)、およびDMF(86mL)の混合物を80℃において1時間にわたって撹拌した。室温まで冷却した後に、混合物を酢酸エチルおよび水で希釈した。水性層を酢酸エチルで1回抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4上で乾燥させ、濃縮した。粗製物をフラッシュクロマトグラフィーで精製して(ヘキサン中0〜50%酢酸エチルの勾配で溶出)、所望の生成物(2.5g、74%)を得た。
1H NMR(300MHz、CDCl
3) δ 3.58(m、1H)、2.27(d、J=6.3Hz、2H)、2.02(m、2H)、1.88(m、2H)、1.78−1.45(m、2H)、1.42−1.07(m、4H)ppm。
【0622】
ステップ4.(トランス−4−ヨードシクロヘキシル)アセトニトリル
ジクロロメタン(80mL)中の(シス−4−ヒドロキシシクロヘキシル)アセトニトリル(2.50g、18.0mmol)の溶液に0℃において、1H−イミダゾール(1.47g、21.6mmol)、トリフェニルホスフィン(5.65g、21.6mmol)を、続いて、ヨウ素(5.47g、21.6mmol)を複数回に分けて、45分間かけて加えた。その結果生じた懸濁液を室温まで段階的に加温した。室温において一晩にわたって撹拌した後に、混合物をEt
2O(100mL)と水(100mL)とに分配した。有機層を飽和Na
2SO
3溶液およびブラインで洗浄し、MgSO
4上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をフラッシュクロマトグラフィーにより精製して(0〜20%酢酸エチル/ヘキサン)、所望の生成物を白色の固体(1.0g、22%)として得た。
1H NMR(400MHz、CDCl
3) δ 4.04(m、1H)、2.50−2.38(m、2H)、2.24(d、J=6.1Hz、2H)、1.99(m、2H)、1.77(m、3H)、1.22(m、2H)ppm。
【0623】
ステップ5. [トランス−4−(8−メチルピラゾロ[1,5−c]チエノ[2,3−e]ピリミジン−9−イル)シクロヘキシル]アセトニトリル
磁気撹拌棒およびゴム製隔膜を備えたマイクロ波管に、塩化リチウム(44.9mg、1.06mmol)を装入した。このバイアルを140℃において10分間にわたって高真空下で加熱し、室温まで冷却した後に、窒素を充填した。亜鉛(69.3mg、1.06mmol)を加え、バイアルを140℃において10分間にわたって高真空下で加熱し、窒素を充填した。室温まで冷却した後に、THF(0.6mL)および1,2−ジブロモエタン(3.4μL、0.040mmol)を、シリンジにより加えた。混合物を60℃において10分間にわたって加熱し、次いで、室温まで冷却した。THF(0.2mL)中のクロロトリメチルシラン(0.99μL、0.0078mmol)およびヨウ素(1.0mg、0.0039mmol)を加え、60℃において10分間にわたって撹拌し、室温まで冷却した。次いで、THF(0.2mL)中の(トランス−4−ヨードシクロヘキシル)アセトニトリル(132mg、0.53mmol)を加え、混合物を50℃において一晩にわたって撹拌した。トルエン(0.2mL)中の9−ブロモ−8−メチルピラゾロ[1,5−c]チエノ[2,3−e]ピリミジン(80.2mg、0.299mmol)、2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−2’,6’−ジメトキシ−1,1’−ビフェニル(29mg、0.072mmol)をマイクロ波バイアルに加えた。このバイアルを高真空下で排気し、窒素を充填した。混合物を0℃まで冷却し、亜鉛試薬を、シリンジによりゆっくりと加えた。添加した後に、反応物を60℃まで一晩にわたって加熱し、EtOAcと飽和NH
4Cl溶液とに分配した。層を分離し、水性層を、酢酸エチル(2回)でさらに抽出した。合わせた有機層を水およびブラインで洗浄し、MgSO
4上で乾燥させ、濃縮した。残渣をメタノールに溶かし、分取LCMSで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で60mL/分の流速で溶出)、無色の固体(5.3mg、5.7%)を得た。C
17H
19N
4SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=311.1;実測値:311.1。
1H NMR(500MHz、CDCl
3) δ 8.96(s、1H)、7.59(m、1H)、7.49(m、1H)、2.90(m、1H)、2.51(s、3H)、2.36(d、J=6.5Hz、2H)、2.06(m、2H)、1.97−1.88(m、5H)、1.37(m、2H).ppm。
【0624】
実施例78. メチル[(トランス−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)メチル]カルバメート
【化171】
[この文献は図面を表示できません]
【0625】
ステップ1. tert−ブチル({トランス−4−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}メチル)カルバメート
イソプロピルアルコール(8mL)中の7−クロロ−6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン(220mg、1.0mmol)、tert−ブチル[(トランス−4−アミノシクロヘキシル)メチル]カルバメート(250mg、1.1mmol)、およびトリエチルアミン(0.43mL、3.1mmol)の混合物を90℃において2時間にわたって加熱した。溶媒を除去し、その結果生じた残渣をフラッシュクロマトグラフィーにより精製して(0〜80%EtOAc/ヘキサン)、所望の生成物(0.32g、77%)を得た。C
19H
27N
4O
4SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=407.2;実測値:407.0。
【0626】
ステップ2. tert−ブチル({トランス−4−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}メチル)カルバメート
メタノール(3mL)中のtert−ブチル({トランス−4−[(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}メチル)カルバメート(0.32g、0.79mmol)および炭素上の10%パラジウム(0.01g)の混合物を、水素のバルーン圧力下で室温において2時間にわたって水素化した。混合物を濾過し、濃縮して、所望の生成物(0.3g、100%)を得、これをそのまま次のステップにおいて使用した。C
19H
29N
4O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=377.2;実測値:377.1。
【0627】
ステップ3. tert−ブチル[(トランス−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)メチル]カルバメート
THF(5.6mL)中の(2R)−2−ヒドロキシプロパンアミド(0.29g、3.3mmol)およびテトラフルオロホウ酸トリエチルオキソニウム(0.61g、3.2mmol)の混合物を室温において2時間にわたって撹拌した。溶媒を除去し、残渣をエタノール(2.4mL)に溶かし、エタノール(8.6mL)中のtert−ブチル({トランス−4−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}メチル)カルバメート(0.30g、0.80mmol)の懸濁液に加えた。混合物を85℃において2時間にわたって撹拌した。混合物を濃縮し、フラッシュクロマトグラフィーで精製して(0〜10%メタノール/ジクロロメタン)、所望の生成物(0.21g、61%)を得た。C
22H
31N
4O
3SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=431.2;実測値:431.1。
【0628】
ステップ4. (1R)−1−{1−[トランス−4−(アミノメチル)シクロヘキシル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノールビス(トリフルオロアセテート)(塩)
[(トランス−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)メチル]カルバメート(0.21g、0.49mmol)を、室温において1時間にわたってジクロロメタン(2mL)中のトリフルオロ酢酸(0.7mL、9mmol)で処理した。混合物を乾燥するまでストリッピングして、所望の生成物をTFA塩(0.35g、79%)として得た。C
17H
23N
4OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=331.1;実測値:331.0。
【0629】
ステップ5. メチル[(トランス−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)メチル]カルバメート
塩化メチレン(1mL)中の(1R)−1−{1−[トランス−4−(アミノメチル)シクロヘキシル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノールビス(トリフルオロアセテート)(16mg、0.029mmol)およびトリエチルアミン(20μL、0.14mmol)の溶液に、クロロギ酸メチル(2.6μL、0.034mmol)を加えた。混合物を室温において1時間にわたって撹拌し、次いで、乾燥するまでストリッピングし、分取HPLCで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で60mL/分の流速で溶出)、所望の生成物(1.4mg、13%)を得た。C
19H
25N
4O
3SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=389.2;実測値:389.0。
1H NMR(DMSO−d
6、500MHz):δ 8.98(1H、s)、8.02(1H、d、J=5.5Hz)、7.66(1H、d、J=5.5Hz)、7.24(1H、m)、5.80(1H、br s)、5.18(1H、m)、4.90(1H、br s)、3.54(3H、s)、2.96(2H、m)、2.38(2H、m)、2.00−1.93(4H、m)、1.76(1H、m)、1.65(3H、d、J=6.5Hz)、1.21(2H、m)ppm。
【0630】
実施例79. N−[(トランス−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)メチル]アセトアミド
【化172】
[この文献は図面を表示できません]
ジクロロメタン(1mL)中の(1R)−1−{1−[トランス−4−(アミノメチル)シクロヘキシル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノールビス(トリフルオロアセテート)(16mg、0.029mmol)およびトリエチルアミン(20.μL、0.14mmol)の溶液に、無水酢酸(4.0μL、0.043mmol)を加えた。混合物を室温において1時間にわたって撹拌し、次いで、乾燥するまでストリッピングし、分取HPLCで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で60mL/分の流速で溶出)、所望の生成物(1.4mg、13%)を得た。C
19H
25N
4O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=373.2;実測値:373.1。
【0631】
実施例80. N−[(トランス−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)メチル]メタンスルホンアミド
【化173】
[この文献は図面を表示できません]
塩化メチレン(1mL)中の(1R)−1−{1−[トランス−4−(アミノメチル)シクロヘキシル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノールビス(トリフルオロアセテート)(16mg、0.029mmol)およびトリエチルアミン(20.μL、0.14mmolの溶液に、塩化メタンスルホニル(2.7μL、0.034mmol)を加えた。混合物を室温において1時間にわたって撹拌し、次いで、乾燥するまでストリッピングし、分取LCMSで精製して(XBridge C18カラム、0.05%TFAを含有するアセトニトリル/水の勾配で60mL/分の流速で溶出)、所望の化合物をTFA塩(1.9mg、16%)としてTFA塩として得た。C
18H
25N
4O
3S
2のLCMS計算値(M+H)
+:m/z=409.1;実測値:409.1。
【0632】
実施例81. N’−[(トランス−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)メチル]−N,N−ジメチル尿素
【化174】
[この文献は図面を表示できません]
塩化メチレン(1mL)中の(1R)−1−{1−[トランス−4−(アミノメチル)シクロヘキシル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノールビス(トリフルオロアセテート)(16mg、0.029mmol)およびトリエチルアミン(20μL、0.14mmol)の溶液に、N,N−ジメチルカルバモイルクロリド(3.2μL、0.034mmol)を加えた。混合物を室温において1時間にわたって撹拌し、次いで、乾燥するまでストリッピングし、分取LCMSで精製して(XBridge C18カラム、0.05%TFAを含有するアセトニトリル/水の勾配で60mL/分の流速で溶出)、所望の化合物をTFA塩(3.4mg、30%)としてTFA塩として得た。C
20H
28N
5O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=402.2;実測値:402.2。
【0633】
実施例82. エチル[(トランス−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)メチル]カルバメート
【化175】
[この文献は図面を表示できません]
塩化メチレン(1mL)中の(1R)−1−{1−[トランス−4−(アミノメチル)シクロヘキシル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノールビス(トリフルオロアセテート)(18mg、0.032mmol)およびトリエチルアミン(22μL、0.16mmol)の溶液に、クロロギ酸エチル(3.7μL、0.039mmol)を加えた。混合物を室温において1時間にわたって撹拌し、次いで、乾燥するまでストリッピングし、分取HPLCで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で60mL/分の流速で溶出)、所望の生成物(0.9mg、7%)を得た。C
20H
27N
4O
3SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=403.2;実測値:402.9。
【0634】
実施例83. プロピル[(トランス−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)メチル]カルバメート
【化176】
[この文献は図面を表示できません]
塩化メチレン(1mL)中の(1R)−1−{1−[トランス−4−(アミノメチル)シクロヘキシル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノールビス(トリフルオロアセテート)(18mg、0.032mmol)およびトリエチルアミン(22μL、0.16mmol)の溶液に、クロロギ酸プロピル(4.3μL、0.039mmol)を加えた。混合物を室温において1時間にわたって撹拌し、次いで、乾燥するまでストリッピングし、分取HPLCで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で60mL/分の流速で溶出)、所望の生成物(0.9mg、7%)を得た。C
21H
29N
4O
3SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=417.2;実測値:417.0。
【0635】
実施例84. イソプロピル[(トランス−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)メチル]カルバメート
【化177】
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塩化メチレン(1mL)中の(1R)−1−{1−[トランス−4−(アミノメチル)シクロヘキシル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノールビス(トリフルオロアセテート)(18mg、0.032mmol)およびトリエチルアミン(22μL、0.16mmol)の溶液に、トルエン中1.0Mクロロギ酸イソプロピル(39μL)を加えた。混合物を室温において1時間にわたって撹拌し、次いで、乾燥するまでストリッピングし、分取HPLCで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で60mL/分の流速で溶出)、所望の生成物(0.9mg、7%)を得た。C
21H
29N
4O
3SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=417.2;実測値:417.1。
【0636】
実施例85. テトラヒドロフラン−3−イル[(トランス−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)メチル]カルバメート
【化178】
[この文献は図面を表示できません]
塩化メチレン(1mL)中の(1R)−1−{1−[トランス−4−(アミノメチル)シクロヘキシル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノールビス(トリフルオロアセテート)(18mg、0.032mmol)およびトリエチルアミン(22μL、0.16mmol)の溶液に、4−ニトロフェニルテトラヒドロフラン−3−イルカルボネート(9.8mg、0.039mmol)を加えた。混合物を室温において1時間にわたって撹拌し、次いで、乾燥するまでストリッピングし、分取HPLCで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で60mL/分の流速で溶出)、所望の生成物(1.8mg、12%)を得た。C
22H
29N
4O
4SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=445.2;実測値:445.0。
【0637】
実施例86. メチル({トランス−4−[2−(シアノメチル)−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル]シクロヘキシル}メチル)カルバメート
【化179】
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【0638】
ステップ1. tert−ブチル({トランス−4−[2−(シアノメチル)−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル]シクロヘキシル}メチル)カルバメート
THF(1.1mL)中の2−シアノアセトアミド(120mg、1.5mmol)およびテトラフルオロホウ酸トリエチルオキソニウム(270mg、1.4mmol)の混合物を室温において2時間にわたって撹拌した。溶媒を除去し、残渣をエタノール(0.5mL)に溶かし、エタノール(1.7mL)中のtert−ブチル({トランス−4−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}メチル)カルバメート(150mg、0.40mmol)の懸濁液に加えた。混合物を85℃において2時間にわたって撹拌した。固体を濾過し、濾液を濃縮し、フラッシュクロマトグラフィーで精製して(0〜10%メタノール/ジクロロメタン)、所望の生成物(0.12g、71%)を得た。C
22H
28N
5O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=426.2;実測値:426.0。
【0639】
ステップ2. {1−[トランス−4−(アミノメチル)シクロヘキシル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}アセトニトリルビス(HCl)
({トランス−4−[2−(シアノメチル)−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル]シクロヘキシル}メチル)カルバメート(0.12g、0.28mmol))を、室温において1時間にわたって、塩化メチレン(0.5mL)中のジオキサン中4.0M塩化水素(0.5mL)で処理した。固体を濾過し、DCMおよびメタノールで洗浄し、風乾して、所望の生成物(0.10g、77%)を得た。C
17H
20N
5SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=326.1;実測値:326.0。
【0640】
ステップ3. メチル({トランス−4−[2−(シアノメチル)−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル]シクロヘキシル}メチル)カルバメート
塩化メチレン(1mL)中の{1−[トランス−4−(アミノメチル)シクロヘキシル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}アセトニトリル(9.5mg、0.029mmol)およびトリエチルアミン(20μL、0.14mmol)の溶液に、クロロギ酸メチル(2.7μL、0.035mmol)を加えた。混合物を室温において1時間にわたって撹拌し、次いで、乾燥するまでストリッピングし、分取HPLCで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で60mL/分の流速で溶出)、所望の生成物(1.4mg、12%)を得た。C
19H
22N
5O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=384.1;実測値:384.0。
【0641】
実施例87. エチル({トランス−4−[2−(シアノメチル)−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル]シクロヘキシル}メチル)カルバメート
【化180】
[この文献は図面を表示できません]
塩化メチレン(1mL)中の{1−[トランス−4−(アミノメチル)シクロヘキシル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}アセトニトリル(9.5mg、0.029mmol)およびトリエチルアミン(20.μL、0.14mmol)の溶液に、クロロギ酸エチル(3.3μL、0.035mmol)を加えた。混合物を室温において1時間にわたって撹拌し、次いで、乾燥するまでストリッピングし、分取HPLCで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で60mL/分の流速で溶出)、所望の生成物(1.9mg、16%)を得た。C
20H
24N
5O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=398.2;実測値:397.8。
【0642】
実施例88. イソプロピル({トランス−4−[2−(シアノメチル)−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル]シクロヘキシル}メチル)カルバメート
【化181】
[この文献は図面を表示できません]
塩化メチレン(1mL)中の{1−[トランス−4−(アミノメチル)シクロヘキシル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}アセトニトリル(9.5mg、0.029mmol)およびトリエチルアミン(20.μL、0.14mmol)の溶液に、トルエン中1.0Mクロロギ酸イソプロピル(35μL)を加えた。混合物を室温において1時間にわたって撹拌し、次いで、乾燥するまでストリッピングし、分取HPLCで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で60mL/分の流速で溶出)、所望の生成物(1.5mg、12%)を得た。C
21H
26N
5O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=412.2;実測値:412.1。
【0643】
実施例89. N−({トランス−4−[2−(シアノメチル)−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル]シクロヘキシル}メチル)プロパンアミド
【化182】
[この文献は図面を表示できません]
塩化メチレン(1mL)中の{1−[トランス−4−(アミノメチル)シクロヘキシル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}アセトニトリル(9.5mg、0.029mmol)およびトリエチルアミン(20.μL、0.14mmol)の溶液に、塩化プロパノイル(3.0μL、0.035mmol)を加えた。混合物を室温において1時間にわたって撹拌し、次いで、乾燥するまでストリッピングし、分取HPLCで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で60mL/分の流速で溶出)、所望の生成物(1.1mg、9.9%)を得た。C
20H
24N
5OSのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=382.2;実測値:382.1。
【0644】
実施例90. {1−[トランス−4−(シアノメチル)シクロヘキシル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}アセトニトリル
【化183】
[この文献は図面を表示できません]
THF(0.13mL)中の2−シアノアセトアミド(11mg、0.13mmol)およびテトラフルオロホウ酸トリエチルオキソニウム(21mg、0.11mmol)の混合物を室温において2時間にわたって撹拌した。溶媒を除去し、残渣をエタノール(55μL)に溶かし、エタノール(0.20mL)中の{トランス−4−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]シクロヘキシル}アセトニトリル(8.9mg、0.031mmol)の懸濁液に加えた。この混合物を85℃において2時間にわたって撹拌した。混合物を分取HPLCで精製して(XBridge C18カラム、0.05%TFAを含有するアセトニトリル/水の勾配で60mL/分の流速で溶出)、所望の生成物(2.7mg、26%)をTFA塩として得た。C
18H
18N
5SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=336.1;実測値:336.0。
【0645】
実施例91. {(2R,5S)−5−[2−(ヒドロキシメチル)−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル]テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル}アセトニトリル
【化184】
[この文献は図面を表示できません]
THF(2mL)中の2−ヒドロキシアセトアミド(93.3mg、1.24mmol)およびテトラフルオロホウ酸トリエチルオキソニウム(234mg、1.23mmol)の混合物を室温において2時間にわたって撹拌した。溶媒を除去し、残渣をエタノール(0.7mL)に溶かし、エタノール(2.6mL)中の{(5S)−5−[(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)アミノ]テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル}アセトニトリル(101mg、0.350mmol)の懸濁液に加えた。反応混合物を80℃において1時間にわたって撹拌し、次いで、室温まで冷却した。固体を濾別した。濾液をメタノールで希釈し、分取LCMSで精製して(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するアセトニトリル/水の勾配で60mL/分の流速で溶出)、所望の生成物(40mg、35%)を得た。C
16H
17N
4O
2SのLCMS計算値(M+H)
+:m/z=329.1;実測値:329.1。
1H NMR(DMSO−d
6、500MHz) δ 8.98(s、1H)、8.04(d、J=5.5Hz、1H)、7.69(d、J=5.5Hz、1H)、5.89(s、1H)、4.92(m、1H)、4.87(s、2H)、4.28(m、1H)、4.18−4.11(m、1H)、3.98(m、1H)、2.95(dd、J=17.0、4.3Hz、1H)、2.83(dd、J=17.0、6.6Hz、1H)、2.64(m、1H)、2.49(m、1H)、2.22(m、1H)、2.06(m、1H)ppm。
【0646】
実施例A: インビトロJAKキナーゼアッセイ
本明細書の化合物を、Parkら、Analytical Biochemistry 1999、269、94〜104に記載された以下のインビトロアッセイに従って、JAKターゲットの阻害活性について試験した。ヒトJAK1(a.a.837〜1142)、JAK2(a.a.828〜1132)、およびJAK3(a.a.781〜1124)の触媒ドメインを、昆虫細胞中でバキュロウイルスを使用して発現し、精製した。JAK1、JAK2、またはJAK3の触媒活性を、ビオチン化ペプチドのリン酸化を測定することによりアッセイした。リン酸化ペプチドを、均一系時間分解蛍光法(HTRF)により検出した。化合物のIC
50を、100mM NaCl、5mM DTT、および0.1mg/mL(0.01%)BSAを含有する50mM Tris(pH7.8)緩衝液中に酵素、ATP、および500nMペプチドを含有する40μL反応物中で、各キナーゼについて測定した。1mM IC
50測定では、反応物中のATP濃度は1mMであった。反応を、室温において1時間にわたって実施し、次いで、アッセイ緩衝液20μL中45mM EDTA、300nM SA−APC、6nM Eu−Py20(Perkin Elmer、Boston、MA)で停止した。ユーロピウム標識抗体への結合を40分間にわたって起こさせ、HTRFシグナルをPHERAstarプレートリーダー(BMG、Cary、NC)上で測定した。実施例化合物をそれぞれ、実施例Aのアッセイにおいて試験した(1mM ATPにおいて実施例Aのアッセイにより試験された実施例の化合物についてのデータに関しては、表1を参照されたい)。
【0647】
【表1-1】
[この文献は図面を表示できません]
【表1-2】
[この文献は図面を表示できません]
【表1-3】
[この文献は図面を表示できません]
+は、≦100nMのIC
50を示す。
++は、≦1000nMのIC
50を示す。
+++は、≦2000nMのIC
50を示す。
++++は、>2000nMのIC
50を示す。
+++++は、そのIC
50が、試験された最高濃度よりも高いことを示す。
【0648】
実施例B: 細胞アッセイ
増殖のためにサイトカインに、したがって、JAK/STATシグナル伝達に依存する癌細胞系を、RPMI 1640、10%FBS、および1nG/mLの適当なサイトカイン中で1ウェルあたり6000細胞(96ウェルプレート型)において播種することができる。化合物を、DMSO/培地(最終濃度0.2%DMSO)中の細胞に加え、72時間にわたって37℃、5%CO
2においてインキュベートすることができる。細胞生存性に対する化合物の効果を、CellTiter−Glo Luminescent Cell Viability Assay(Promega)、続いて、TopCount(Perkin Elmer、Boston、MA)定量法を使用して評価する。化合物の潜在的な非特異的効果を、同一のアッセイ読み出し値を有する非JAK駆動性細胞系を使用して並行して測定する。すべての実験を典型的には、二重に行う。
【0649】
上記の細胞系は他にも、JAKキナーゼ、またはSTATタンパク質、Akt、Shp2、もしくはErkなどの潜在的な下流基質のリン酸化に対する化合物の効果を試験するために使用することができる。これらの実験は、一晩のサイトカイン欠乏、続く、化合物との短時間のプレインキュベーション(2時間以下)、および約1時間以下のサイトカイン刺激にしたがって行うことができる。次いで、タンパク質を細胞から抽出し、リン酸化タンパク質と全タンパク質とを区別し得る抗体を使用するウエスタンブロット法またはELISAを含めた当業者が熟知している技法により分析する。これらの実験は、腫瘍細胞生存生態または炎症性疾患のメディエーターに対する化合物の活性を調査するために正常細胞または癌細胞を利用することができる。例えば、後者に関しては、IL−6、IL−12、IL−23、またはIFNなどのサイトカインを、STATタンパク質(複数可)のリン酸化および潜在的に、転写プロファイル(配列もしくはqPCR技術により評価)またはIL−17などのタンパク質の産生および/もしくは分泌をもたらすJAK活性を刺激するために使用することができる。これらのサイトカイン媒介効果を阻害する化合物の能力は、当業者に一般的な技法を使用して測定することができる。JAK2に対する化合物の効果を評価するためには、一次細胞または細胞系を、GM−CSFまたはTpoなどのJAK2依存性成長因子で刺激し、タンパク質を細胞から抽出し、リン酸化タンパク質と全タンパク質とを区別し得る抗体を使用するウエスタンブロット法またはELISAを含めた当業者が熟知している技法により分析することができる。
【0650】
本明細書の化合物は他にも、変異JAK、例えば、骨髄増殖性障害において見出されるJAK2V617F変異体に対するそれらの効力および活性を評価するために設計された細胞モデルにおいて試験することができる。これらの実験は、多くの場合に、野生型または変異JAKキナーゼが異所的に発現される、血液学的系統のサイトカイン依存性細胞(例えば、BaF/3)を利用する(James,C.ら、Nature 434:1144〜1148;Staerk,J.ら、JBC 280:41893〜41899)。エンドポイントには、細胞の生存、増殖、およびリン酸化JAK、STAT、Akt、またはErkタンパク質に対する化合物の効果が含まれる。
【0651】
本明細書のある種の化合物は、T細胞増殖を阻害するそれらの活性について評価することができる。第二サイトカイン(すなわち、JAK)駆動性増殖アッセイなどのアッセイ、他にも、免疫抑制または免疫活性の阻害の単純アッセイを検討することができる。以下は、そのような実験をどのように行うことができるかについての概要である。末梢血単核細胞(PBMC)を、Ficoll Hypaque分離法を使用してヒト全血試料から調製し、T細胞(画分2000)を、水簸によりPBMCから得ることができる。新しく単離したヒトT細胞は、2×10
6細胞/mlの密度において37℃において最大2日間にわたって、培養培地(10%ウシ胎児血清、100U/mlペニシリン、100μg/mlストレプトマイシンが補充されたRPMI 1640)中で維持することができる。IL−2刺激細胞増殖分析では、T細胞を最初に、72時間にわたって10μg/mLの最終濃度のフィトヘムアグルチニン(PHA)で処理する。PBSで1回洗浄した後に、6000細胞/ウェルを96ウェルプレート内に播種し、100U/mLヒトIL−2(ProSpec−Tany TechnoGene;Rehovot,Israel)の存在下で、培養培地中で種々の濃度の化合物で処理する。プレートを37℃において72時間にわたってインキュベートし、増殖指数を、製造推奨プロトコルに従ってCellTiter−Glo Luminescent試薬(Promega;Madison、WI)を使用して評価する。
【0652】
実施例C: インビボ抗腫瘍有効性
本明細書の化合物を、免疫不全マウスにおけるヒト腫瘍異種移植モデルにおいて評価することができる。例えば、INA−6プラスマ細胞腫細胞系の腫瘍発生性変異体を、SCIDマウスに皮下接種するために使用することができる(Burger,R.ら、Hematol J.2:42〜53、2001)。次いで、担腫瘍動物を、薬物処置群またはビヒクル処置群に無作為化することができ、化合物の種々の用量を、経口、腹腔内、または埋め込み型ポンプを用いる持続注入を含めた任意の数の通常の経路により投与することができる。腫瘍成長を、キャリパーを使用して経時的に追跡する。さらに、腫瘍サンプルを、JAK活性および下流シグナル伝達経路に対する化合物の効果を評価するために、上記の分析(実施例B)のための処置の開始の後に、いつでも採取することができる。加えて、化合物(複数可)の選択性を、他の既知のキナーゼ(例えば、Bcr−Abl)により駆動される異種移植腫瘍モデル、例えば、K562腫瘍モデルを使用して評価することができる。
【0653】
実施例D: マウス皮膚接触遅延型過敏反応試験
本明細書の化合物は他にも、T細胞駆動性マウス遅延型過敏症試験モデルにおいて(JAKターゲットを阻害する)それらの有効性について試験することができる。マウス皮膚接触遅延型過敏症(DTH)反応は、臨床接触性皮膚炎、および乾癬などの他の皮膚のTリンパ球媒介免疫障害の有効なモデルであると考えられている(Immunol Today.1998 Jan;19(1):37〜44)。マウスDTHは、免疫浸潤、炎症性サイトカインの付随増加、および角質細胞過剰増殖を含めた多数の特性を乾癬と共有する。さらに、外来において乾癬を処置する際に有効な多くの種類の薬剤も、マウスにおけるDTH反応の有効な阻害薬である(Agents Actions.1993 Jan;38(1〜2):116〜21)。
【0654】
0日目および1日目に、Balb/cマウスを、マウスの剃毛しておいた腹部に抗原2,4,ジニトロ−フルオロベンゼン(DNFB)を局所適用して感作する。5日目に、技師用マイクロメータを用いて、耳の厚さを測定する。この測定値を記録し、基準として使用する。次いで、0.2%の濃度で総量20μL(内耳介に対して10μLおよび外耳介に対して10μL)のDNFBを局所適用することにより、動物の両耳を攻撃する。攻撃から24時間〜72時間後に、耳を再び測定する。試験化合物での処置を、感作および攻撃期(−1日目〜7日目)にわたって行うか、または攻撃前および攻撃期(通常、4日目の午後〜7日目)にわたって行う。試験化合物の処置(異なる濃度における)は、全身または局所(耳への処置の局所適用)のいずれかで投与する。試験化合物の有効性は、処置していない場合と比較した耳の腫脹の低減により示される。20%以上の低減をもたらす化合物を有効と考えた。一部の実験では、マウスを攻撃しても、感作しない(陰性対照)。
【0655】
試験化合物の阻害効果(JAK−STAT経路の活性化の阻害)は、免疫組織学的分析により確認することができる。JAK−STAT経路(複数可)の活性化は、機能性転写因子の形成および転座をもたらす。さらに、免疫細胞の流入および角質細胞の増殖の増大は他にも、調査および定量化され得る、耳における独特の発現プロファイル変化をもたらすはずである。ホルマリン固定およびパラフィン包埋された耳の切片(DTHモデルにおける攻撃期の後に採取)を、リン酸化STAT3(クローン58E12、Cell Signaling Technologies)と特異的に相互作用する抗体を使用して免疫組織化学分析に掛ける。マウスの耳を、比較のためにDTHモデルにおいて、試験化合物、ビヒクル、もしくはデキサメタゾン(乾癬での臨床的に有効な処置)で処置するか、または何ら処置を行わない。試験化合物およびデキサメタゾンは、質的および量的の両方で、類似の転写変化をもたらすことができ、試験化合物およびデキサメタゾンは両方とも、浸潤性細胞の数を減少させることができる。試験化合物の全身および局所投与は両方とも、阻害効果、すなわち、浸潤性細胞の数の減少および転写変化の阻害をもたらし得る。
【0656】
実施例E: インビボ抗炎症活性
本明細書の化合物は、単一または複数の炎症反応を再現するために設計されたげっ歯類モデルまたは非げっ歯類モデルにおいて評価することができる。例えば、関節炎のげっ歯類モデルを、予防的に、または治療的に投与された化合物の治療可能性を評価するために使用することができる。これらのモデルには、これらだけに限定されないが、マウスまたはラットのコラーゲン誘発性関節炎、ラットのアジュバント誘発性関節炎、およびコラーゲン抗体誘発性関節炎が含まれる。これらだけに限定されないが、多発性硬化症、I型糖尿病、ブドウ膜網膜炎、甲状腺炎、重症筋無力症、免疫グロブリン腎症、心筋炎、気道感作(喘息)、狼瘡、または大腸炎を含めた自己免疫疾患も、本明細書の化合物の治療可能性を評価するために使用することができる。これらのモデルは、研究団体において確立されており、当業者に熟知されている(Current Protocols in Immunology、Vol 3.、Coligan,J.E.ら、Wiley Press.;Methods in Molecular Biology:Vol.225、Inflammation Protocols.、Winyard,P.G.and Willoughby,D.A.、Humana Press、2003.)。
【0657】
実施例F: ドライアイ、ブドウ膜炎、および結膜炎の処置のための動物モデル
薬剤を、これらだけに限定されないが、ウサギコンカナバリンA(ConA)涙腺モデル、スコポラミンマウスモデル(皮下または経皮)、ボツリヌスマウス涙腺モデル、または眼の腺機能障害をもたらすいくつかの自発的げっ歯類自己免疫モデルのいずれか(例えば、NOD−SCID、MRL/lpr、またはNZB/NZW)を含めた、当業者に公知の1つまたは複数のドライアイの前臨床モデルにおいて評価することができる(それぞれその全体が参照により本明細書に組み込まれるBarabinoら、Experimental Eye Research 2004、79、613〜621およびSchraderら、Developmental Opthalmology、Karger 2008、41、298〜312)。これらのモデルのエンドポイントには、眼の腺および眼(角膜など)の組織病理ならびに場合によっては、涙液産生を測定する一般的なシルマー試験またはその改変バージョン(Barabinoら)が含まれ得る。活性を、測定可能な疾患が存在する前または後に開始することができる複数の投与経路(例えば、全身または局所)による投与により評価することができる。
【0658】
薬剤を、当業者に公知の1つまたは複数のブドウ膜炎の前臨床モデルにおいて評価することができる。これらには、これらだけに限定されないが、実験的自己免疫ブドウ膜炎(EAU)および内毒素誘発性ブドウ膜炎(EIU)のモデルが含まれる。EAU実験は、ウサギ、ラット、またはマウスにおいて行うことができ、受動または能動免疫に関係し得る。例えば、多数の網膜抗原のいずれも、該当免疫原に対して動物を感作するために使用することができ、その後、動物を同一の抗原で眼において攻撃することができる。EIUモデルは、より急性であり、致死未満量でのリポ多糖類の局所または全身投与を伴う。EIUおよびEAUの両モデルでのエンドポイントには、眼底検査、とりわけ組織病理学が含まれ得る。これらのモデルは、Smithらにより総説されている(その全体が参照により本明細書に組み込まれるImmunology and Cell Biology 1998、76、497〜512)。活性を、測定可能な疾患が存在する前または後に開始することができる複数の投与経路(例えば、全身または局所)による投与により評価する。上記で列挙したいくつかのモデルは他にも、強膜炎/上強膜炎、脈絡膜炎、毛様体炎、または虹彩炎を発症し得るので、これらの疾患を治療的処置するための化合物の潜在的活性を調査する際に有用である。
【0659】
薬剤は他にも、当業者に公知の1つまたは複数の結膜炎の前臨床モデルにおいて評価することができる。これらには、これらだけに限定されないが、モルモット、ラット、またはマウスを利用するげっ歯類モデルが含まれる。モルモットモデルには、能動もしくは受動免疫を利用するもの、および/またはオボアルブミンもしくはブタクサなどの抗原での免疫攻撃プロトコルが含まれる(その全体が参照により本明細書に組み込まれるGroneberg,D.A.ら、Allergy 2003、58、1101〜1113に総説)。ラットおよびマウスモデルは、モルモットにおける設計と類似の一般的な設計である(Gronebergによっても総説)。活性は、測定可能な疾患が存在する前または後に開始することができる複数の投与経路(例えば、全身または局所)による投与により評価することができる。そのような研究のエンドポイントには、例えば、結膜などの眼組織の組織学的分析、免疫学的分析、生化学的分析、または分子分析が含まれ得る。
【0660】
実施例G: 骨のインビボ保護
化合物は、当業者に公知のオステオペニア、骨粗鬆症、または骨吸収の様々な前臨床モデルにおいて評価することができる。例えば、卵巣切除済みのげっ歯類を使用して、骨再形成および/または骨密度の徴候およびマーカーに影響を及ぼす化合物の能力を評価することができる(その全体が参照により本明細書に組み込まれるW.S.S.JeeおよびW.Yao、J Musculoskel. Nueron. Interact.、2001、1(3)、193〜207)。別法では、骨密度および骨構造を、対照げっ歯類または化合物で処置されたげっ歯類において、治療(例えば、グルココルチコイド)誘発性オステオペニアのモデルにおいて評価することもできる(いずれもその全体が参照により本明細書に組み込まれるYaoら、Arthritis and Rheumatism、2008、58(6)、3485〜3497;および同書、58(11)、1674〜1686)。加えて、骨吸収および密度に対する化合物の効果を、上記(実施例E)で検討した関節炎のげっ歯類モデルにおいて評価することができる。これらのモデルすべてについてのエンドポイントは、様々であり得るが、多くの場合に、組織学的およびX線診断学的評価、さらには、免疫組織学および骨再形成の適切な生化学的マーカーを含む。
【0661】
本発明は、以下のものも包含する。
[発明1]
式I:
【化185】
[この文献は図面を表示できません]
[式中、
【化186】
[この文献は図面を表示できません]
の環系は、芳香族であり;
【化187】
[この文献は図面を表示できません]
は、各々独立に、単結合および二重結合から選択され;
Yは、NまたはCR
4であり;
X
1は、CR
1、CR
1R
1a、C(=O)、N、NR
1、O、およびSから選択され;
X
2は、CR
2、C(=O)、N、NR
2、およびC(=NR
2a)から選択され;
X
3は、CR
3およびNR
3から選択され;
X
4は、CおよびNから選択され;かつX
5は、Cであるか;または
X
4は、Cであり;かつX
5は、CおよびNから選択されるが;
ただし:
(i)X
1、X
2、X
3、X
4、X
5および
【化188】
[この文献は図面を表示できません]
のそれぞれについての選択が、適正な原子価を維持し;
(ii)X
1がOまたはSである場合に、X
2がNR
2ではなく、かつ
【化189】
[この文献は図面を表示できません]
が−C(=O)−CR
3−ではなく;
(iii)X
1がNR
1である場合に、
【化190】
[この文献は図面を表示できません]
が−NR
2−NR
3−ではなく;
(iv)X
4がNである場合に、
【化191】
[この文献は図面を表示できません]
が=N−NR
2−NR
3−ではなく;かつ
(v)X
5がNである場合に、
【化192】
[この文献は図面を表示できません]
が−NR
1−NR
2−ではなく、かつ
【化193】
[この文献は図面を表示できません]
が−CR
1R
1a−NR
2−CR
3=ではないことを条件とし;
R
1は、H、ハロ、CN、NH
2、C
1〜3アルキル、C
1〜3アルコキシ、およびC
1〜3ハロアルキルから選択され;
R
1aは、H、ハロ、CN、NH
2、C
1〜3アルキル、およびC
1〜3ハロアルキルから選択され;
R
2aは、CN、OH、OCH
3、およびNO
2から選択され;
R
2は、H、ハロ、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、C
2〜6アルキニル、C
1〜6ハロアルキル、C
1〜6アルコキシ、C
1〜6アルキル−S−、CN、C(=O)R
b、C(=O)NR
cR
d、C(=O)OR
a、OC(=O)R
b、OC(=O)NR
cR
d、NR
cR
d、NR
cC(=O)R
b、NR
cC(=O)OR
a、NR
cC(=O)NR
cR
d、C(=NR
e)R
b、C(=NR
e)NR
cR
d、NR
cC(=NR
e)NR
cR
d、NR
cS(=O)R
b、NR
cS(=O)
2R
b、NR
cS(=O)
2NR
cR
d、S(=O)R
b、S(=O)NR
cR
d、S(=O)
2R
b、およびS(=O)
2NR
cR
dから選択され;この際、前記C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、C
2〜6アルキニル、C
1〜6アルコキシ、およびC
1〜6アルキル−S−は、それぞれ、Cy
2、ハロ、CN、NO
2、OR
a、SR
a、C(=O)R
b、C(=O)NR
cR
d、C(=O)OR
a、OC(=O)R
b、OC(=O)NR
cR
d、C(=NR
e)NR
cR
d、NR
cC(=NR
e)NR
cR
d、NR
cR
d、NR
cC(=O)R
b、NR
cC(=O)OR
a、NR
cC(=O)NR
cR
d、NR
cS(=O)R
b、NR
cS(=O)
2R
b、NR
cS(=O)
2NR
cR
d、S(=O)R
b、S(=O)NR
cR
d、S(=O)
2R
b、およびS(=O)
2NR
cR
dから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されていてもよく;
別法では、R
2は、C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、および3〜10員のヘテロシクロアルキルから選択され、この際、前記C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、および3〜10員のヘテロシクロアルキルは、それぞれ、ハロ、R
21、Cy
2、CN、NO
2、OR
a、SR
a、C(=O)R
b、C(=O)NR
cR
d、C(=O)OR
a、OC(=O)R
b、OC(=O)NR
cR
d、C(=NR
e)NR
cR
d、NR
cC(=NR
e)NR
cR
d、NR
cR
d、NR
cC(=O)R
b、NR
cC(=O)OR
a、NR
cC(=O)NR
cR
d、NR
cS(=O)R
b、NR
cS(=O)
2R
b、NR
cS(=O)
2NR
cR
d、S(=O)R
b、S(=O)NR
cR
d、S(=O)
2R
b、およびS(=O)
2NR
cR
dから独立に選択される1、2、3、4、または5個の置換基で置換されていてもよいが;
ただし、
【化194】
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が−N=CR
2−NR
3−であり、X
4がCであり、かつX
5がCであり;かつCy
4が、1個または複数個の窒素原子を有する非置換または置換の3〜10員の飽和ヘテロシクロアルキレンであるか、またはCy
4Aが、1個または複数個の窒素原子を有する非置換または置換の3〜10員の飽和ヘテロシクロアルキレンである場合に、R
2が、H、ハロ、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、C
2〜6アルキニル、C
1〜6ハロアルキル、C
1〜6アルコキシ、C
1〜6アルキル−S−、CN、C(=O)R
b、C(=O)NR
cR
d、C(=O)OR
a、OC(=O)R
b、OC(=O)NR
cR
d、NR
cR
d、NR
cC(=O)R
b、NR
cC(=O)OR
a、NR
cC(=O)NR
cR
d、C(=NR
e)R
b、C(=NR
e)NR
cR
d、NR
cC(=NR
e)NR
cR
d、NR
cS(=O)R
b、NR
cS(=O)
2R
b、NR
cS(=O)
2NR
cR
d、S(=O)R
b、S(=O)NR
cR
d、S(=O)
2R
b、およびS(=O)
2NR
cR
dから選択されることを条件とし;この際、前記C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、C
2〜6アルキニル、C
1〜6アルコキシ、およびC
1〜6アルキル−S−は、それぞれ、Cy
2、ハロ、CN、NO
2、OR
a、SR
a、C(=O)R
b、C(=O)NR
cR
d、C(=O)OR
a、OC(=O)R
b、OC(=O)NR
cR
d、C(=NR
e)NR
cR
d、NR
cC(=NR
e)NR
cR
d、NR
cR
d、NR
cC(=O)R
b、NR
cC(=O)OR
a、NR
cC(=O)NR
cR
d、NR
cS(=O)R
b、NR
cS(=O)
2R
b、NR
cS(=O)
2NR
cR
d、S(=O)R
b、S(=O)NR
cR
d、S(=O)
2R
b、およびS(=O)
2NR
cR
dから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されていてもよく;
各R
21は、独立に、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、C
2〜6アルキニル、およびC
1〜6ハロアルキルから選択され、この際、前記C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、およびC
2〜6アルキニルは、それぞれ、Cy
2、ハロ、CN、NO
2、OR
a、SR
a、C(=O)R
b、C(=O)NR
cR
d、C(=O)OR
a、OC(=O)R
b、OC(=O)NR
cR
d、C(=NR
e)NR
cR
d、NR
cC(=NR
e)NR
cR
d、NR
cR
d、NR
cC(=O)R
b、NR
cC(=O)OR
a、NR
cC(=O)NR
cR
d、NR
cS(=O)R
b、NR
cS(=O)
2R
b、NR
cS(=O)
2NR
cR
d、S(=O)R
b、S(=O)NR
cR
d、S(=O)
2R
b、およびS(=O)
2NR
cR
dから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されていてもよく;
別法では、2個のR
21基が、同じ炭素原子に結合している場合に、その2個のR
21基は、それらが結合している炭素原子と一緒に、3〜7員のシクロアルキル環または3〜7員のヘテロシクロアルキル環を形成しており、この際、前記ヘテロシクロアルキル環の1または2個の環員は、独立に、N、O、およびSから選択され;かつ前記シクロアルキル環およびヘテロシクロアルキル環は、それぞれ、ハロ、OH、CN、C
1〜3アルキル、C
1〜3アルコキシ、およびC
1〜3ハロアルキルから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されていてもよく;
各Cy
2は、独立に、C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、および3〜10員のヘテロシクロアルキルから選択され、この際、前記C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、および3〜10員のヘテロシクロアルキルは、それぞれ、ハロ、R
22、CN、NO
2、OR
a、SR
a、C(=O)R
b、C(=O)NR
cR
d、C(=O)OR
a、OC(=O)R
b、OC(=O)NR
cR
d、C(=NR
e)NR
cR
d、NR
cC(=NR
e)NR
cR
d、NR
cR
d、NR
cC(=O)R
b、NR
cC(=O)OR
a、NR
cC(=O)NR
cR
d、NR
cS(=O)R
b、NR
cS(=O)
2R
b、NR
cS(=O)
2NR
cR
d、S(=O)R
b、S(=O)NR
cR
d、S(=O)
2R
b、およびS(=O)
2NR
cR
dから独立に選択される1、2、3、4、または5個の置換基で置換されていてもよく;
各R
a、R
c、およびR
dは、独立に、H、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、C
2〜6アルキニル、C
1〜6ハロアルキル、C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、および3〜10員のヘテロシクロアルキルから選択され、この際、前記C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、C
2〜6アルキニル、C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、および3〜10員のヘテロシクロアルキルは、それぞれ、ハロ、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、C
2〜6アルキニル、C
1〜6ハロアルキル、CN、NO
2、OR
a1、SR
a1、C(=O)R
b1、C(=O)NR
c1R
d1、C(=O)OR
a1、OC(=O)R
b1、OC(=O)NR
c1R
d1、C(=NR
e1)NR
c1R
d1、NR
c1C(=NR
e1)NR
c1R
d1、NR
c1R
d1、NR
c1C(=O)R
b1、NR
c1C(=O)OR
a1、NR
c1C(=O)NR
c1R
d1、NR
c1S(=O)R
b1、NR
c1S(=O)
2R
b1、NR
c1S(=O)
2NR
c1R
d1、S(=O)R
b1、S(=O)NR
c1R
d1、S(=O)
2R
b1、およびS(=O)
2NR
c1R
d1から独立に選択される1、2、3、4、または5個の置換基で置換されていてもよく;
各R
bは、独立に、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、C
2〜6アルキニル、C
1〜6ハロアルキル、C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、および3〜10員のヘテロシクロアルキルから選択され、この際、前記C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、C
2〜6アルキニル、C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、および3〜10員のヘテロシクロアルキルは、それぞれ、ハロ、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、C
2〜6アルキニル、C
1〜6ハロアルキル、CN、NO
2、OR
a1、SR
a1、C(=O)R
b1、C(=O)NR
c1R
d1、C(=O)OR
a1、OC(=O)R
b1、OC(=O)NR
c1R
d1、C(=NR
e1)NR
c1R
d1、NR
c1C(=NR
e1)NR
c1R
d1、NR
c1R
d1、NR
c1C(=O)R
b1、NR
c1C(=O)OR
a1、NR
c1C(=O)NR
c1R
d1、NR
c1S(=O)R
b1、NR
c1S(=O)
2R
b1、NR
c1S(=O)
2NR
c1R
d1、S(=O)R
b1、S(=O)NR
c1R
d1、S(=O)
2R
b1、およびS(=O)
2NR
c1R
d1から独立に選択される1、2、3、4、または5個の置換基で置換されていてもよく;
各R
eは、独立に、H、CN、OH、C
1〜4アルキル、C
1〜4アルコキシ、NO
2、C(O)(C
1〜4アルキル)、およびS(=O)
2(C
1〜4アルキル)から選択され;
各R
22は、独立に、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、C
2〜6アルキニル、およびC
1〜6ハロアルキルから選択され、この際、前記C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、およびC
2〜6アルキニルは、それぞれ、Cy
3、ハロ、CN、NO
2、OR
a1、SR
a1、C(=O)R
b1、C(=O)NR
c1R
d1、C(=O)OR
a1、OC(=O)R
b1、OC(=O)NR
c1R
d1、C(=NR
e1)NR
c1R
d1、NR
c1C(=NR
e1)NR
c1R
d1、NR
c1R
d1、NR
c1C(=O)R
b1、NR
c1C(=O)OR
a1、NR
c1C(=O)NR
c1R
d1、NR
c1S(=O)R
b1、NR
c1S(=O)
2R
b1、NR
c1S(=O)
2NR
c1R
d1、S(=O)R
b1、S(=O)NR
c1R
d1、S(=O)
2R
b1、およびS(=O)
2NR
c1R
d1から独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されていてもよく;
各R
a1、R
c1、およびR
d1は、独立に、H、C
1〜3アルキル、C
2〜3アルケニル、C
2〜3アルキニル、およびC
1〜3ハロアルキルから選択され;
各R
b1は、独立に、C
1〜3アルキル、C
2〜3アルケニル、C
2〜3アルキニル、およびC
1〜3ハロアルキルから選択され;
各R
e1は、独立に、H、CN、OH、C
1〜4アルキル、およびC
1〜4アルコキシから選択され;
各Cy
3は、独立に、C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、および3〜10員のヘテロシクロアルキルから選択され、この際、前記C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、および3〜10員のヘテロシクロアルキルは、それぞれ、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、C
2〜6アルキニル、C
1〜6ハロアルキル、ハロ、CN、NO
2、OR
a1、SR
a1、C(=O)R
b1、C(=O)NR
c1R
d1、C(=O)OR
a1、OC(=O)R
b1、OC(=O)NR
c1R
d1、C(=NR
e1)NR
c1R
d1、NR
c1C(=NR
e1)NR
c1R
d1、NR
c1R
d1、NR
c1C(=O)R
b1、NR
c1C(=O)OR
a1、NR
c1C(=O)NR
c1R
d1、NR
c1S(=O)R
b1、NR
c1S(=O)
2R
b1、NR
c1S(=O)
2NR
c1R
d1、S(=O)R
b1、S(=O)NR
c1R
d1、S(=O)
2R
b1、およびS(=O)
2NR
c1R
d1から独立に選択される1、2、3、4、または5個の置換基で置換されていてもよく;
R
3は、Cy
4、−Cy
4A−Cy
5、−Cy
4A−Y
1−Cy
5、−Cy
4A−Y
1−Cy
5A−Cy
6、−Cy
4A−Cy
5A−Y
2−Cy
6、-Cy
4A−Y
1−Cy
5A−Y
2−Cy
6、または−Cy
4A−Y
3−Cy
6から選択され;
Cy
4は、C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、および3〜10員のヘテロシクロアルキルから選択され、この際、前記C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、および3〜10員のヘテロシクロアルキルは、1、2、3、または4個の独立に選択されるR
31基で置換されていてもよく;
Cy
4Aは、C
6〜10アリーレン、C
3〜10シクロアルキレン、5〜10員のヘテロアリーレン、および3〜10員のヘテロシクロアルキレンから選択され、この際、前記C
6〜10アリーレン、C
3〜10シクロアルキレン、5〜10員のヘテロアリーレン、および3〜10員のヘテロシクロアルキレンは、1、2、3、または4個の独立に選択されるR
31基で置換されていてもよく;
Y
1は、Y
11、C
1〜6アルキレン、C
2〜6アルケニレン、C
2〜6アルキニレン、C
1〜6アルキレン−Y
11、C
2〜6アルケニレン−Y
11、C
2〜6アルキニレン−Y
11、Y
11−C
1〜6アルキレン、Y
11−C
2〜6アルケニレン、またはY
11−C
2〜6アルキニレンであり、この際、前記アルキレン、アルケニレン、およびアルキニレン基は、それぞれ、ハロ、CN、OH、C
1〜3アルキル、C
1〜3アルコキシ、C
1〜3ハロアルキル、およびC
1〜3ハロアルコキシから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されていてもよく;
Cy
5およびCy
6は、それぞれ独立に、C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、および3〜10員のヘテロシクロアルキルから選択され、この際、前記C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、および3〜10員のヘテロシクロアルキルは、1、2、3、または4個の独立に選択されるR
32基で置換されていてもよく;
Cy
5Aは、C
6〜10アリーレン、C
3〜10シクロアルキレン、5〜10員のヘテロアリーレン、および3〜10員のヘテロシクロアルキレンから選択され、この際、前記C
6〜10アリーレン、C
3〜10シクロアルキレン、5〜10員のヘテロアリーレン、および3〜10員のヘテロシクロアルキレンは、それぞれ、1、2、3、または4個の独立に選択されるR
32基で置換されていてもよく;
Y
2は、Y
21、C
1〜6アルキレン、C
2〜6アルケニレン、C
2〜6アルキニレン、C
1〜6アルキレン−Y
21、C
2〜6アルケニレン−Y
21、C
2〜6アルキニレン−Y
21、Y
21−C
1〜6アルキレン、Y
21−C
2〜6アルケニレン、またはY
21−C
2〜6アルキニレンであり、この際、前記アルキレン、アルケニレン、およびアルキニレン基は、それぞれ、ハロ、CN、OH、C
1〜3アルキル、C
1〜3アルコキシ、C
1〜3ハロアルキル、およびC
1〜3ハロアルコキシから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されていてもよく;
Y
3は、C
1〜6アルキレン−Y
31−C
1〜6アルキレン、C
1〜6アルキレン−Y
31−C
1〜6アルキレン−Y
31、またはY
31−C
1〜6アルキレン−Y
31−C
1〜6アルキレンであり、この際、前記アルキレン基は、それぞれ、ハロ、CN、OH、C
1〜3アルキル、C
1〜3アルコキシ、C
1〜3ハロアルキル、およびC
1〜3ハロアルコキシから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されていてもよく;
各Cy
7は、独立に、C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、および3〜10員のヘテロシクロアルキルから選択され、この際、前記C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、および3〜10員のヘテロシクロアルキルは、それぞれ、1、2、3、4、または5個の独立に選択されるR
33基で置換されていてもよく;
Y
11、Y
21、およびY
31は、それぞれ独立に、O、S、C(=O)、C(=O)NR
f、C(=O)O、OC(=O)、OC(=O)NR
f、NR
f、NR
fC(=O)、NR
fC(=O)O、NR
fC(=O)NR
f、NR
fS(=O)、NR
fS(=O)
2、NR
fS(=O)
2NR
f、S(=O)、S(=O)NR
f、S(=O)
2、およびS(=O)
2NR
fから選択され;
各R
31は、独立に、Cy
7、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、C
2〜6アルキニル、C
1〜6ハロアルキル、ハロ、CN、NO
2、OR
a2、SR
a2、C(=O)R
b2、C(=O)NR
c2R
d2、C(=O)OR
a2、OC(=O)R
b2、OC(=O)NR
c2R
d2、C(=NR
e2)NR
c2R
d2、NR
c2C(=NR
e2)NR
c2R
d2、NR
c2R
d2、NR
c2C(=O)R
b2、NR
c2C(=O)OR
a2、NR
c2C(=O)NR
c2R
d2、NR
c2S(=O)R
b2、NR
c2S(=O)
2R
b2、NR
c2S(=O)
2NR
c2R
d2、S(=O)R
b2、S(=O)NR
c2R
d2、S(=O)
2R
b2、およびS(=O)
2NR
c2R
d2から選択され;この際、前記C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、およびC
2〜6アルキニルは、それぞれ、ハロ、CN、NO
2、OR
a2、SR
a2、C(=O)R
b2、C(=O)NR
c2R
d2、C(=O)OR
a2、OC(=O)R
b2、OC(=O)NR
c2R
d2、C(=NR
e2)NR
c2R
d2、NR
c2C(=NR
e2)NR
c2R
d2、NR
c2R
d2、NR
c2C(=O)R
b2、NR
c2C(=O)OR
a2、NR
c2C(=O)NR
c2R
d2、NR
c2S(=O)R
b2、NR
c2S(=O)
2R
b2、NR
c2S(=O)
2NR
c2R
d2、S(=O)R
b2、S(=O)NR
c2R
d2、S(=O)
2R
b2、およびS(=O)
2NR
c2R
d2から独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されていてもよく;
各R
32は、独立に、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、C
2〜6アルキニル、C
1〜6ハロアルキル、ハロ、CN、NO
2、OR
a2、SR
a2、C(=O)R
b2、C(=O)NR
c2R
d2、C(=O)OR
a2、OC(=O)R
b2、OC(=O)NR
c2R
d2、C(=NR
e2)NR
c2R
d2、NR
c2C(=NR
e2)NR
c2R
d2、NR
c2R
d2、NR
c2C(=O)R
b2、NR
c2C(=O)OR
a2、NR
c2C(=O)NR
c2R
d2、NR
c2S(=O)R
b2、NR
c2S(=O)
2R
b2、NR
c2S(=O)
2NR
c2R
d2、S(=O)R
b2、S(=O)NR
c2R
d2、S(=O)
2R
b2、およびS(=O)
2NR
c2R
d2から選択され;この際、前記C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、およびC
2〜6アルキニルは、それぞれ、ハロ、CN、NO
2、OR
a2、SR
a2、C(=O)R
b2、C(=O)NR
c2R
d2、C(=O)OR
a2、OC(=O)R
b2、OC(=O)NR
c2R
d2、C(=NR
e2)NR
c2R
d2、NR
c2C(=NR
e2)NR
c2R
d2、NR
c2R
d2、NR
c2C(=O)R
b2、NR
c2C(=O)OR
a2、NR
c2C(=O)NR
c2R
d2、NR
c2S(=O)R
b2、NR
c2S(=O)
2R
b2、NR
c2S(=O)
2NR
c2R
d2、S(=O)R
b2、S(=O)NR
c2R
d2、S(=O)
2R
b2、およびS(=O)
2NR
c2R
d2から独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されていてもよく;
各R
33は、独立に、ハロ、OH、NO
2、CN、C
1〜3アルキル、C
2〜3アルケニル、C
2〜3アルキニル、C
1〜3ハロアルキル、シアノ−C
1〜3アルキル、HO−C
1〜3アルキル、C
1〜3アルコキシ−C
1〜3アルキル、C
3〜7シクロアルキル、C
1〜3アルコキシ、C
1〜3ハロアルコキシ、アミノ、C
1〜3アルキルアミノ、ジ(C
1〜3アルキル)アミノ、チオ、C
1〜3アルキルチオ、C
1〜3アルキルスルフィニル、C
1〜3アルキルスルホニル、カルバミル、C
1〜3アルキルカルバミル、ジ(C
1〜3アルキル)カルバミル、カルボキシ、C
1〜3アルキルカルボニル、C
1〜4アルコキシカルボニル、C
1〜3アルキルカルボニルオキシ、C
1〜3アルキルカルボニルアミノ、C
1〜3アルキルスルホニルアミノ、アミノスルホニル、C
1〜3アルキルアミノスルホニル、ジ(C
1〜3アルキル)アミノスルホニル、アミノスルホニルアミノ、C
1〜3アルキルアミノスルホニルアミノ、ジ(C
1〜3アルキル)アミノスルホニルアミノ、アミノカルボニルアミノ、C
1〜3アルキルアミノカルボニルアミノ、およびジ(C
1〜3アルキル)アミノカルボニルアミノから選択され;
別法では、2個のR
33基が同じ炭素原子に結合している場合に、その2個のR
33基は、それらが結合している炭素原子と一緒に、3〜7員のシクロアルキル環または3〜7員のヘテロシクロアルキル環を形成しており、この際、前記ヘテロシクロアルキル環の1または2個の環員は、独立に、N、O、およびSから選択され;かつ前記シクロアルキル環およびヘテロシクロアルキル環は、それぞれ、ハロ、OH、CN、C
1〜3アルキル、C
1〜3アルコキシ、およびC
1〜3ハロアルキルから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されていてもよく;
各R
a2、R
c2、およびR
d2は、独立に、H、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、C
2〜6アルキニル、およびC
1〜6ハロアルキルから選択され、この際、前記C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、およびC
2〜6アルキニルは、それぞれ、R
33から独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されていてもよく;
各R
b2は、独立に、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、C
2〜6アルキニル、およびC
1〜6ハロアルキルから選択され、この際、前記C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、およびC
2〜6アルキニルは、それぞれ、R
33から独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されていてもよく;
各R
e2は、独立に、H、CN、OH、C
1〜4アルキル、およびC
1〜4アルコキシから選択され;
各R
fは、独立に、HおよびC
1〜3アルキルから選択され;
R
4は、H、ハロ、CN、NH
2、C
1〜3アルキル、およびC
1〜3ハロアルキルから選択され;かつ
R
5は、H、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、アミノ、(C
1〜4アルキル)アミノ、ジ(C
1〜4アルキル)アミノ、C
1〜4アルキル、C
1〜4ハロアルキル、およびC
1〜4アルコキシから選択される]
の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[発明2]
前記
【化195】
[この文献は図面を表示できません]
の環系が芳香族であり;
【化196】
[この文献は図面を表示できません]
が、各々独立に、単結合および二重結合から選択され;
Yが、NまたはCR
4であり;
X
1が、CR
1、CR
1R
1a、C(=O)、N、NR
1、O、およびSから選択され;
X
2が、CR
2、C(=O)、N、NR
2、およびC(=NR
2a)から選択され;
X
3が、CR
3およびNR
3から選択され;
X
4が、CおよびNから選択され;かつX
5がCであるか;または
X
4が、Cであり;かつX
5が、CおよびNから選択されるが;
ただし:
(i)X
1、X
2、X
3、X
4、X
5および
【化197】
[この文献は図面を表示できません]
のそれぞれについての選択が、適正な原子価を維持し;
(ii)X
1がOまたはSである場合に、X
2がNR
2ではなく、かつ
【化198】
[この文献は図面を表示できません]
が−C(=O)−CR
3−ではなく;
(iii)X
1がNR
1である場合に、
【化199】
[この文献は図面を表示できません]
が−NR
2−NR
3−ではなく;
(iv)X
4がNである場合に、
【化200】
[この文献は図面を表示できません]
が=N−NR
2−NR
3−ではなく;かつ
(v)X
5がNである場合に、
【化201】
[この文献は図面を表示できません]
が−NR
1−NR
2−ではなく、かつ
【化202】
[この文献は図面を表示できません]
が−CR
1R
1a−NR
2−CR
3=ではないことを条件とし;
R
1が、H、ハロ、CN、NH
2、C
1〜3アルキル、C
1〜3アルコキシ、およびC
1〜3ハロアルキルから選択され;
R
1aが、H、ハロ、CN、NH
2、C
1〜3アルキル、およびC
1〜3ハロアルキルから選択され;
R
2aが、CN、OH、OCH
3、およびNO
2から選択され;
R
2が、H、ハロ、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、C
2〜6アルキニル、C
1〜6ハロアルキル、C
1〜6アルコキシ、C
1〜6アルキル−S−、CN、OC(=O)R
b、OC(=O)NR
cR
d、NR
cR
d、NR
cC(=O)R
b、NR
cC(=O)OR
a、NR
cC(=O)NR
cR
d、C(=NR
e)R
b、C(=NR
e)NR
cR
d、NR
cC(=NR
e)NR
cR
d、NR
cS(=O)R
b、NR
cS(=O)
2R
b、NR
cS(=O)
2NR
cR
d、S(=O)R
b、S(=O)NR
cR
d、S(=O)
2R
b、およびS(=O)
2NR
cR
dから選択され;この際、前記C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、C
2〜6アルキニル、C
1〜6アルコキシ、およびC
1〜6アルキル−S−は、それぞれ、Cy
2、ハロ、CN、NO
2、OR
a、SR
a、C(=O)R
b、C(=O)NR
cR
d、C(=O)OR
a、OC(=O)R
b、OC(=O)NR
cR
d、C(=NR
e)NR
cR
d、NR
cC(=NR
e)NR
cR
d、NR
cR
d、NR
cC(=O)R
b、NR
cC(=O)OR
a、NR
cC(=O)NR
cR
d、NR
cS(=O)R
b、NR
cS(=O)
2R
b、NR
cS(=O)
2NR
cR
d、S(=O)R
b、S(=O)NR
cR
d、S(=O)
2R
b、およびS(=O)
2NR
cR
dから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されていてもよく;
別法では、R
2が、C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、および3〜10員のヘテロシクロアルキルから選択され、この際、前記C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、および3〜10員のヘテロシクロアルキルは、それぞれ、ハロ、R
21、Cy
2、CN、NO
2、OR
a、SR
a、C(=O)R
b、C(=O)NR
cR
d、C(=O)OR
a、OC(=O)R
b、OC(=O)NR
cR
d、C(=NR
e)NR
cR
d、NR
cC(=NR
e)NR
cR
d、NR
cR
d、NR
cC(=O)R
b、NR
cC(=O)OR
a、NR
cC(=O)NR
cR
d、NR
cS(=O)R
b、NR
cS(=O)
2R
b、NR
cS(=O)
2NR
cR
d、S(=O)R
b、S(=O)NR
cR
d、S(=O)
2R
b、およびS(=O)
2NR
cR
dから独立に選択される1、2、3、4、または5個の置換基で置換されていてもよく;
各R
21が、独立に、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、C
2〜6アルキニル、およびC
1〜6ハロアルキルから選択され、この際、前記C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、およびC
2〜6アルキニルは、それぞれ、Cy
2、ハロ、CN、NO
2、OR
a、SR
a、C(=O)R
b、C(=O)NR
cR
d、C(=O)OR
a、OC(=O)R
b、OC(=O)NR
cR
d、C(=NR
e)NR
cR
d、NR
cC(=NR
e)NR
cR
d、NR
cR
d、NR
cC(=O)R
b、NR
cC(=O)OR
a、NR
cC(=O)NR
cR
d、NR
cS(=O)R
b、NR
cS(=O)
2R
b、NR
cS(=O)
2NR
cR
d、S(=O)R
b、S(=O)NR
cR
d、S(=O)
2R
b、およびS(=O)
2NR
cR
dから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されていてもよく;
別法では、2個のR
21基が同じ炭素原子に結合している場合に、その2個のR
21基が、それらが結合している炭素原子と一緒に、3〜7員のシクロアルキル環または3〜7員のヘテロシクロアルキル環を形成しており、この際、前記ヘテロシクロアルキル環の1または2個の環員は、独立に、N、O、およびSから選択され;かつ前記シクロアルキル環およびヘテロシクロアルキル環は、それぞれ、ハロ、OH、CN、C
1〜3アルキル、C
1〜3アルコキシ、およびC
1〜3ハロアルキルから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されていてもよく;
各Cy
2が、独立に、C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、および3〜10員のヘテロシクロアルキルから選択され、この際、前記C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、および3〜10員のヘテロシクロアルキルは、それぞれ、ハロ、R
22、CN、NO
2、OR
a、SR
a、C(=O)R
b、C(=O)NR
cR
d、C(=O)OR
a、OC(=O)R
b、OC(=O)NR
cR
d、C(=NR
e)NR
cR
d、NR
cC(=NR
e)NR
cR
d、NR
cR
d、NR
cC(=O)R
b、NR
cC(=O)OR
a、NR
cC(=O)NR
cR
d、NR
cS(=O)R
b、NR
cS(=O)
2R
b、NR
cS(=O)
2NR
cR
d、S(=O)R
b、S(=O)NR
cR
d、S(=O)
2R
b、およびS(=O)
2NR
cR
dから独立に選択される1、2、3、4、または5個の置換基で置換されていてもよく;
各R
a、R
c、およびR
dが、独立に、H、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、C
2〜6アルキニル、C
1〜6ハロアルキル、C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、および3〜10員のヘテロシクロアルキルから選択され、この際、前記C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、C
2〜6アルキニル、C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、および3〜10員のヘテロシクロアルキルは、それぞれ、ハロ、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、C
2〜6アルキニル、C
1〜6ハロアルキル、CN、NO
2、OR
a1、SR
a1、C(=O)R
b1、C(=O)NR
c1R
d1、C(=O)OR
a1、OC(=O)R
b1、OC(=O)NR
c1R
d1、C(=NR
e1)NR
c1R
d1、NR
c1C(=NR
e1)NR
c1R
d1、NR
c1R
d1、NR
c1C(=O)R
b1、NR
c1C(=O)OR
a1、NR
c1C(=O)NR
c1R
d1、NR
c1S(=O)R
b1、NR
c1S(=O)
2R
b1、NR
c1S(=O)
2NR
c1R
d1、S(=O)R
b1、S(=O)NR
c1R
d1、S(=O)
2R
b1、およびS(=O)
2NR
c1R
d1から独立に選択される1、2、3、4、または5個の置換基で置換されていてもよく;
各R
bが、独立に、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、C
2〜6アルキニル、C
1〜6ハロアルキル、C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、および3〜10員のヘテロシクロアルキルから選択され、この際、前記C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、C
2〜6アルキニル、C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、および3〜10員のヘテロシクロアルキルは、それぞれ、ハロ、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、C
2〜6アルキニル、C
1〜6ハロアルキル、CN、NO
2、OR
a1、SR
a1、C(=O)R
b1、C(=O)NR
c1R
d1、C(=O)OR
a1、OC(=O)R
b1、OC(=O)NR
c1R
d1、C(=NR
e1)NR
c1R
d1、NR
c1C(=NR
e1)NR
c1R
d1、NR
c1R
d1、NR
c1C(=O)R
b1、NR
c1C(=O)OR
a1、NR
c1C(=O)NR
c1R
d1、NR
c1S(=O)R
b1、NR
c1S(=O)
2R
b1、NR
c1S(=O)
2NR
c1R
d1、S(=O)R
b1、S(=O)NR
c1R
d1、S(=O)
2R
b1、およびS(=O)
2NR
c1R
d1から独立に選択される1、2、3、4、または5個の置換基で置換されていてもよく;
各R
eが、独立に、H、CN、OH、C
1〜4アルキル、C
1〜4アルコキシ、NO
2、C(O)(C
1〜4アルキル)、およびS(=O)
2(C
1〜4アルキル)から選択され;
各R
22が、独立に、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、C
2〜6アルキニル、およびC
1〜6ハロアルキルから選択され、この際、前記C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、およびC
2〜6アルキニルは、それぞれ、Cy
3、ハロ、CN、NO
2、OR
a1、SR
a1、C(=O)R
b1、C(=O)NR
c1R
d1、C(=O)OR
a1、OC(=O)R
b1、OC(=O)NR
c1R
d1、C(=NR
e1)NR
c1R
d1、NR
c1C(=NR
e1)NR
c1R
d1、NR
c1R
d1、NR
c1C(=O)R
b1、NR
c1C(=O)OR
a1、NR
c1C(=O)NR
c1R
d1、NR
c1S(=O)R
b1、NR
c1S(=O)
2R
b1、NR
c1S(=O)
2NR
c1R
d1、S(=O)R
b1、S(=O)NR
c1R
d1、S(=O)
2R
b1、およびS(=O)
2NR
c1R
d1から独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されていてもよく;
各R
a1、R
c1、およびR
d1が、独立に、H、C
1〜3アルキル、C
2〜3アルケニル、C
2〜3アルキニル、およびC
1〜3ハロアルキから選択され;
各R
b1が、独立に、C
1〜3アルキル、C
2〜3アルケニル、C
2〜3アルキニル、およびC
1〜3ハロアルキルから選択され;
各R
e1が、独立に、H、CN、OH、C
1〜4アルキル、およびC
1〜4アルコキシから選択され;
各Cy
3が、独立に、C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、および3〜10員のヘテロシクロアルキルから選択され、この際、前記C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、および3〜10員のヘテロシクロアルキルは、それぞれ、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、C
2〜6アルキニル、C
1〜6ハロアルキル、ハロ、CN、NO
2、OR
a1、SR
a1、C(=O)R
b1、C(=O)NR
c1R
d1、C(=O)OR
a1、OC(=O)R
b1、OC(=O)NR
c1R
d1、C(=NR
e1)NR
c1R
d1、NR
c1C(=NR
e1)NR
c1R
d1、NR
c1R
d1、NR
c1C(=O)R
b1、NR
c1C(=O)OR
a1、NR
c1C(=O)NR
c1R
d1、NR
c1S(=O)R
b1、NR
c1S(=O)
2R
b1、NR
c1S(=O)
2NR
c1R
d1、S(=O)R
b1、S(=O)NR
c1R
d1、S(=O)
2R
b1、およびS(=O)
2NR
c1R
d1から独立に選択される1、2、3、4、または5個の置換基で置換されていてもよく;
R
3が、Cy
4、−Cy
4A−Cy
5、−Cy
4A−Y
1−Cy
5、−Cy
4A−Y
1−Cy
5A−Cy
6、−Cy
4A−Cy
5A−Y
2−Cy
6、-Cy
4A−Y
1−Cy
5A−Y
2−Cy
6、または−Cy
4A−Y
3−Cy
6であり;
Cy
4が、C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、および3〜10員のヘテロシクロアルキルから選択され、この際、前記C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、および3〜10員のヘテロシクロアルキルは、1、2、3、または4個の独立に選択されるR
31基で置換されていてもよく、前記3〜10員のヘテロシクロアルキルは、1個または複数個の窒素環員を有する飽和ヘテロシクロアルキル基ではなく;
Cy
4Aが、C
6〜10アリーレン、C
3〜10シクロアルキレン、5〜10員のヘテロアリーレン、および3〜10員のヘテロシクロアルキレンから選択され、この際、前記C
6〜10アリーレン、C
3〜10シクロアルキレン、5〜10員のヘテロアリーレン、および3〜10員のヘテロシクロアルキレンは、1、2、3、または4個の独立に選択されるR
31基で置換されていてもよく、前記3〜10員のヘテロシクロアルキレンは、1個または複数個の窒素環員を有する飽和ヘテロシクロアルキレン基ではなく;
Y
1が、Y
11、C
1〜6アルキレン、C
2〜6アルケニレン、C
2〜6アルキニレン、C
1〜6アルキレン−Y
11、C
2〜6アルケニレン−Y
11、C
2〜6アルキニレン−Y
11、Y
11−C
1〜6アルキレン、Y
11−C
2〜6アルケニレン、またはY
11−C
2〜6アルキニレンであり、この際、前記アルキレン、アルケニレン、およびアルキニレン基は、それぞれ、ハロ、CN、OH、C
1〜3アルキル、C
1〜3アルコキシ、C
1〜3ハロアルキル、およびC
1〜3ハロアルコキシから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されていてもよく;
Cy
5およびCy
6が、それぞれ独立に、C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、および3〜10員のヘテロシクロアルキルから選択され、この際、前記C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、および3〜10員のヘテロシクロアルキルは、1、2、3、または4個の独立に選択されるR
32基で置換されていてもよく;
Cy
5Aが、C
6〜10アリーレン、C
3〜10シクロアルキレン、5〜10員のヘテロアリーレン、および3〜10員のヘテロシクロアルキレンから選択され、この際、前記C
6〜10アリーレン、C
3〜10シクロアルキレン、5〜10員のヘテロアリーレン、および3〜10員のヘテロシクロアルキレンは、それぞれ、1、2、3、または4個の独立に選択されるR
32基で置換されていてもよく;
Y
2が、Y
21、C
1〜6アルキレン、C
2〜6アルケニレン、C
2〜6アルキニレン、C
1〜6アルキレン−Y
21、C
2〜6アルケニレン−Y
21、C
2〜6アルキニレン−Y
21、Y
21−C
1〜6アルキレン、Y
21−C
2〜6アルケニレン、またはY
21−C
2〜6アルキニレンであり、この際、前記アルキレン、アルケニレン、およびアルキニレン基は、それぞれ、ハロ、CN、OH、C
1〜3アルキル、C
1〜3アルコキシ、C
1〜3ハロアルキル、およびC
1〜3ハロアルコキシから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されていてもよく;
Y
3が、C
1〜6アルキレン−Y
31−C
1〜6アルキレン、C
1〜6アルキレン−Y
31−C
1〜6アルキレン−Y
31、またはY
31−C
1〜6アルキレン−Y
31−C
1〜6アルキレンであり、この際、前記アルキレン基は、それぞれ、ハロ、CN、OH、C
1〜3アルキル、C
1〜3アルコキシ、C
1〜3ハロアルキル、およびC
1〜3ハロアルコキシから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されていてもよく;
各Cy
7が、独立に、C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、および3〜10員のヘテロシクロアルキルから選択され、この際、前記C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、および3〜10員のヘテロシクロアルキルは、それぞれ、1、2、3、4、または5個の独立に選択されるR
33基で置換されていてもよく;
Y
11、Y
21、およびY
31が、それぞれ独立に、O、S、C(=O)、C(=O)NR
f、C(=O)O、OC(=O)、OC(=O)NR
f、NR
f、NR
fC(=O)、NR
fC(=O)O、NR
fC(=O)NR
f、NR
fS(=O)、NR
fS(=O)
2、NR
fS(=O)
2NR
f、S(=O)、S(=O)NR
f、S(=O)
2、およびS(=O)
2NR
fから選択され;
各R
31が、独立に、Cy
7、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、C
2〜6アルキニル、C
1〜6ハロアルキル、ハロ、CN、NO
2、OR
a2、SR
a2、C(=O)R
b2、C(=O)NR
c2R
d2、C(=O)OR
a2、OC(=O)R
b2、OC(=O)NR
c2R
d2、C(=NR
e2)NR
c2R
d2、NR
c2C(=NR
e2)NR
c2R
d2、NR
c2R
d2、NR
c2C(=O)R
b2、NR
c2C(=O)OR
a2、NR
c2C(=O)NR
c2R
d2、NR
c2S(=O)R
b2、NR
c2S(=O)
2R
b2、NR
c2S(=O)
2NR
c2R
d2、S(=O)R
b2、S(=O)NR
c2R
d2、S(=O)
2R
b2、およびS(=O)
2NR
c2R
d2から選択され;この際、前記C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、およびC
2〜6アルキニルは、それぞれ、ハロ、CN、NO
2、OR
a2、SR
a2、C(=O)R
b2、C(=O)NR
c2R
d2、C(=O)OR
a2、OC(=O)R
b2、OC(=O)NR
c2R
d2、C(=NR
e2)NR
c2R
d2、NR
c2C(=NR
e2)NR
c2R
d2、NR
c2R
d2、NR
c2C(=O)R
b2、NR
c2C(=O)OR
a2、NR
c2C(=O)NR
c2R
d2、NR
c2S(=O)R
b2、NR
c2S(=O)
2R
b2、NR
c2S(=O)
2NR
c2R
d2、S(=O)R
b2、S(=O)NR
c2R
d2、S(=O)
2R
b2、およびS(=O)
2NR
c2R
d2から独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されていてもよく;
各R
32が、独立に、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、C
2〜6アルキニル、C
1〜6ハロアルキル、ハロ、CN、NO
2、OR
a2、SR
a2、C(=O)R
b2、C(=O)NR
c2R
d2、C(=O)OR
a2、OC(=O)R
b2、OC(=O)NR
c2R
d2、C(=NR
e2)NR
c2R
d2、NR
c2C(=NR
e2)NR
c2R
d2、NR
c2R
d2、NR
c2C(=O)R
b2、NR
c2C(=O)OR
a2、NR
c2C(=O)NR
c2R
d2、NR
c2S(=O)R
b2、NR
c2S(=O)
2R
b2、NR
c2S(=O)
2NR
c2R
d2、S(=O)R
b2、S(=O)NR
c2R
d2、S(=O)
2R
b2、およびS(=O)
2NR
c2R
d2から選択され;この際、前記C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、およびC
2〜6アルキニルは、それぞれ、ハロ、CN、NO
2、OR
a2、SR
a2、C(=O)R
b2、C(=O)NR
c2R
d2、C(=O)OR
a2、OC(=O)R
b2、OC(=O)NR
c2R
d2、C(=NR
e2)NR
c2R
d2、NR
c2C(=NR
e2)NR
c2R
d2、NR
c2R
d2、NR
c2C(=O)R
b2、NR
c2C(=O)OR
a2、NR
c2C(=O)NR
c2R
d2、NR
c2S(=O)R
b2、NR
c2S(=O)
2R
b2、NR
c2S(=O)
2NR
c2R
d2、S(=O)R
b2、S(=O)NR
c2R
d2、S(=O)
2R
b2、およびS(=O)
2NR
c2R
d2から独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されていてもよく;
各R
33が、独立に、ハロ、OH、NO
2、CN、C
1〜3アルキル、C
2〜3アルケニル、C
2〜3アルキニル、C
1〜3ハロアルキル、シアノ−C
1〜3アルキル、HO−C
1〜3アルキル、C
1〜3アルコキシ−C
1〜3アルキル、C
3〜7シクロアルキル、C
1〜3アルコキシ、C
1〜3ハロアルコキシ、アミノ、C
1〜3アルキルアミノ、ジ(C
1〜3アルキル)アミノ、チオ、C
1〜3アルキルチオ、C
1〜3アルキルスルフィニル、C
1〜3アルキルスルホニル、カルバミル、C
1〜3アルキルカルバミル、ジ(C
1〜3アルキル)カルバミル、カルボキシ、C
1〜3アルキルカルボニル、C
1〜4アルコキシカルボニル、C
1〜3アルキルカルボニルオキシ、C
1〜3アルキルカルボニルアミノ、C
1〜3アルキルスルホニルアミノ、アミノスルホニル、C
1〜3アルキルアミノスルホニル、ジ(C
1〜3アルキル)アミノスルホニル、アミノスルホニルアミノ、C
1〜3アルキルアミノスルホニルアミノ、ジ(C
1〜3アルキル)アミノスルホニルアミノ、アミノカルボニルアミノ、C
1〜3アルキルアミノカルボニルアミノ、およびジ(C
1〜3アルキル)アミノカルボニルアミノから選択され;
別法では、2個のR
33基が同じ炭素原子に結合している場合に、その2個のR
33基が、それらが結合している炭素原子と一緒に、3〜7員のシクロアルキル環または3〜7員のヘテロシクロアルキル環を形成しており、この際、前記ヘテロシクロアルキル環の1または2個の環員は、独立に、N、O、およびSから選択され;かつ前記シクロアルキル環およびヘテロシクロアルキル環は、それぞれ、ハロ、OH、CN、C
1〜3アルキル、C
1〜3アルコキシ、およびC
1〜3ハロアルキルから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されていてもよく;
各R
a2、R
c2、およびR
d2が、独立に、H、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、C
2〜6アルキニル、およびC
1〜6ハロアルキルから選択され、この際、前記C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、およびC
2〜6アルキニルは、それぞれ、R
33から独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されていてもよく;
各R
b2が、独立に、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、C
2〜6アルキニル、およびC
1〜6ハロアルキルから選択され、この際、前記C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、およびC
2〜6アルキニルは、それぞれ、R
33から独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されていてもよく;
各R
e2が、独立に、H、CN、OH、C
1〜4アルキル、およびC
1〜4アルコキシから選択され;
各R
fが、独立に、HおよびC
1〜3アルキルから選択され;
R
4が、H、ハロ、CN、NH
2、C
1〜3アルキル、およびC
1〜3ハロアルキルから選択され;かつ
R
5が、H、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、アミノ、(C
1〜4アルキル)アミノ、ジ(C
1〜4アルキル)アミノ、C
1〜4アルキル、C
1〜4ハロアルキル、およびC
1〜4アルコキシから選択される、
発明1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[発明3]
YがCR
4である、発明1〜2のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[発明4]
R
2が、HまたはC
1〜6アルキルであり、この際、前記C
1〜6アルキルは、ハロ、CN、OR
a、NR
cR
d、NR
cC(=O)R
b、およびNR
cS(=O)
2R
bから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されていてもよく;各R
a、R
c、およびR
dは、独立に、HおよびC
1〜3アルキルから選択され;各R
bは、独立に、C
1〜3アルキルから選択される、発明1〜3のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[発明5]
R
2が、H、メチル、エチル、プロピル、またはイソプロピルであり、この際、前記メチル、エチル、プロピル、またはイソプロピルは、それぞれ、ハロ、CN、OR
a、NR
cR
d、NR
cC(=O)R
b、およびNR
cS(=O)
2R
bから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されていてもよく;各R
a、R
c、およびR
dは、独立に、H、メチル、およびエチルから選択され;各R
bは、独立に、メチルおよびエチルから選択されるか;または
別法では、R
2が、シクロプロピルまたはアゼチジン環であり、これらは、それぞれ、1、2、または3個の独立に選択されるR
21基で置換されていてもよく;かつ
各R
21が、独立に、C
1〜3アルキルである、
発明1〜3のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[発明6]
R
2が−CH
2−OH、−CH(CH
3)−OH、または−CH
2−NHSO
2CH
3である、発明1〜3のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[発明7]
R
4がHである、発明1〜6のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[発明8]
R
5がHである、発明1〜7のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[発明9]
R
3がCy
4である、発明1〜8のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[発明10]
R
3が、Cy
4、−Cy
4A−Cy
5、または−Cy
4A−Y
1−Cy
5である、発明1〜8のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[発明11]
R
3が、−Cy
4A−Cy
5または−Cy
4A−Y
1−Cy
5であり;この際、Yは、C
1〜4アルキレンまたはY
11−C
1〜4アルキレンであり;Y
11は、C(=O)である、発明1〜8のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[発明12]
Cy
4が、C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、および3〜10員のヘテロシクロアルキルから選択され、これらは、それぞれ、1、2、3、または4個の独立に選択されるR
31基で置換されていてもよいが、ただし、前記3〜10員のヘテロシクロアルキルが、1個または複数個の窒素環員を有する飽和ヘテロシクロアルキル基ではないことを条件とする、発明1〜10のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[発明13]
Cy
4がC
3〜10シクロアルキルであり、これは、1、2、3、または4個の独立に選択されるR
31基で置換されていてもよい、発明1〜10のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[発明14]
Cy
4がC
3〜7シクロアルキルから選択され、これは、1、2、3、または4個の独立に選択されるR
31基で置換されていてもよい、発明1〜10のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[発明15]
Cy
4がシクロヘキシルから選択され、これらは、それぞれ、1、2、3、または4個の独立に選択されるR
31基で置換されていてもよい、発明1〜10のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[発明16]
Cy
4がテトラヒドロ−2H−ピラン環であり、これは、1または2個の独立に選択されるR
31基で置換されていてもよい、発明1〜10のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[発明17]
Cy
4が、フェニル、シクロヘキシル、テトラヒドロ−2H−ピラン環、ピペリジン環、またはピロリジン環であり、これらは、それぞれ、1、2、3、または4個の独立に選択されるR
31基で置換されていてもよい、発明1〜10のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[発明18]
Cy
4がピペリジン−4−イルであり、これは、1または2個の独立に選択されるR
31基で置換されていてもよい、発明1〜10のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[発明19]
Cy
4Aが、C
3〜10シクロアルキレンおよび3〜10員のヘテロシクロアルキレンから選択され、これらは、それぞれ、1、2、3、または4個の独立に選択されるR
31基で置換されていてもよいが、ただし、前記3〜10員のヘテロシクロアルキレンが、1個または複数個の窒素環員を有する飽和ヘテロシクロアルキレン基ではないことを条件とする、発明1〜8および10〜11のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[発明20]
Cy
4AがC
3〜10シクロアルキレンから選択され、これは、1、2、3、または4個の独立に選択されるR
31基で置換されていてもよい、発明1〜8および10〜11のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[発明21]
Cy
4AがC
3〜7シクロアルキレンから選択され、これは、1、2、3、または4個の独立に選択されるR
31基で置換されていてもよい、発明1〜8および10〜11のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[発明22]
Cy
4Aが、シクロプロピレン、シクロブチレン、シクロペンチレン、シクロヘキシレン、およびシクロヘプチレンから選択され、これらは、それぞれ、1、2、3、または4個の独立に選択されるR
31基で置換されていてもよい、発明1〜8および10〜11のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[発明23]
Cy
4Aがシクロヘキシレンから選択され、これらは、それぞれ、1または2個の独立に選択されるR
31基で置換されていてもよい、発明1〜8および10〜11のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[発明24]
Cy
5が、C
6〜10アリールまたは5〜10員のヘテロアリールであり、これらは、それぞれ、1または2個の独立に選択されるR
32基で置換されていてもよい、発明1〜8、10〜11、および19〜23のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[発明25]
Cy
5が、ピリジン環、ピラゾール環、またはトリアゾール環であり、これらは、それぞれ、1または2個の独立に選択されるR
32基で置換されていてもよい、発明1〜8、10〜11、および19〜23のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[発明26]
Cy
5が1H−1,2,4−トリアゾリルである、発明1〜8、10〜11、および19〜23のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[発明27]
R
3がCy
4であるが、ただし、Cy
4が、1個または複数個の窒素環員を有する3〜10員の飽和ヘテロシクロアルキルではないことを条件とし;かつR
2が、H、ハロ、シクロプロピル、シクロブチル、アゼチジン環、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、C
2〜6アルキニル、C
1〜6ハロアルキル、C
1〜6アルコキシ、C
1〜6アルキル−S−、CN、OC(=O)R
b、OC(=O)NR
cR
d、NR
cR
d、NR
cC(=O)R
b、NR
cC(=O)OR
a、NR
cC(=O)NR
cR
d、C(=NR
e)R
b、C(=NR
e)NR
cR
d、NR
cC(=NR
e)NR
cR
d、NR
cS(=O)R
b、NR
cS(=O)
2R
b、NR
cS(=O)
2NR
cR
d、S(=O)R
b、S(=O)NR
cR
d、S(=O)
2R
b、およびS(=O)
2NR
cR
dから選択され;この際、前記C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、C
2〜6アルキニル、C
1〜6アルコキシ、およびC
1〜6アルキル−S−は、それぞれ、ハロ、CN、NO
2、OR
a、SR
a、C(=O)R
b、C(=O)NR
cR
d、C(=O)OR
a、OC(=O)R
b、OC(=O)NR
cR
d、C(=NR
e)NR
cR
d、NR
cC(=NR
e)NR
cR
d、NR
cR
d、NR
cC(=O)R
b、NR
cC(=O)OR
a、NR
cC(=O)NR
cR
d、NR
cS(=O)R
b、NR
cS(=O)
2R
b、NR
cS(=O)
2NR
cR
d、S(=O)R
b、S(=O)NR
cR
d、S(=O)
2R
b、およびS(=O)
2NR
cR
dから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されていてもよい、発明1〜8のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[発明28]
各R
31が、独立に、C
1〜6アルキル、C
1〜6ハロアルキル、ハロ、CN、OR
a2、C(=O)R
b2、C(=O)OR
a2、およびNR
c2R
d2から選択され;この際、前記C
1〜6アルキルは、それぞれ、ハロ、CN、OR
a2、C(=O)NR
c2R
d2、C(=O)OR
a2、NR
c2R
d2、NR
c2C(=O)R
b2、NR
c2C(=O)OR
a2、NR
c2C(=O)NR
c2R
d2、NR
c2S(=O)
2R
b2、NR
c2S(=O)
2NR
c2R
d2、S(=O)
2R
b2、およびS(=O)
2NR
c2R
d2から独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されていてもよく;
各R
a2、R
c2、およびR
d2が、独立に、H、C
1〜6アルキル、およびC
1〜6ハロアルキルから選択され、この際、前記C
1〜6アルキルおよびC
1〜6ハロアルキルは、それぞれ、1、2、または3個のCNにより置換されていてもよく;かつ
各R
b2が、独立に、C
1〜6アルキルおよびC
1〜6ハロアルキルから選択され、これらは、それぞれ、1、2、または3個のCNにより置換されていてもよい、
発明1〜27のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[発明29]
各R
31が、独立に、CN、OH、F、Cl、C
1〜4アルキル、C
1〜4ハロアルキル、シアノ−C
1〜3アルキル、HO−C
1〜3アルキル、C
1〜3アルキルカルボニル、C
1〜4アルコキシカルボニル、アミノ、C
1〜3アルキルアミノ、およびジ(C
1〜3アルキル)アミノから選択され、この際、前記C
1〜4アルキル、C
1〜3アルキルカルボニル、C
1〜3アルキルアミノ、およびジ(C
1〜3アルキル)アミノは、それぞれ、F、Cl、CN、カルバミル、C
1〜3アルキルカルバミル、ジ(C
1〜3アルキル)カルバミル、C
1〜3アルキルアミノスルホニル、C
1〜3アルキルスルホニル、アミノ、C
1〜3アルキルアミノ、およびジ(C
1〜3アルキル)アミノから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されていてもよい、発明1〜27のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[発明30]
各R
32が、独立に、C
1〜6アルキル、C
1〜6ハロアルキル、ハロ、CN、OR
a2、およびNR
c2R
d2から選択され;この際、前記C
1〜6アルキルは、それぞれ、ハロ、CN、OR
a2、C(=O)NR
c2R
d2、C(=O)OR
a2、NR
c2R
d2、NR
c2C(=O)R
b2、NR
c2C(=O)OR
a2、NR
c2C(=O)NR
c2R
d2、NR
c2S(=O)
2R
b2、NR
c2S(=O)
2NR
c2R
d2、S(=O)
2R
b2、およびS(=O)
2NR
c2R
d2から独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されていてもよく;
各R
a2、R
c2、およびR
d2が、独立に、H、C
1〜6アルキル、およびC
1〜6ハロアルキルから選択され;かつ
各R
b2が、独立に、C
1〜6アルキルおよびC
1〜6ハロアルキルから選択される、
発明1〜8、10〜11、および19〜23のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[発明31]
各R
32が、独立に、CN、OH、F、Cl、C
1〜3アルキル、C
1〜3ハロアルキル、シアノ−C
1〜3アルキル、HO−C
1〜3アルキル、アミノ、C
1〜3アルキルアミノ、およびジ(C
1〜3アルキル)アミノから選択され、この際、前記C
1〜3アルキルおよびジ(C
1〜3アルキル)アミノは、F、Cl、C
1〜3アルキルアミノスルホニル、およびC
1〜3アルキルスルホニルから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されていてもよい、発明1〜8、10〜11、および19〜23のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[発明32]
R
2がC
1〜6アルキルであり、これは、ハロ、CN、OH、C
1〜6アルコキシ、S(C
1〜6アルキル)、C(=O)(C
1〜6アルキル)、C(=O)NH
2、C(=O)NH(C
1〜6アルキル)、C(=O)N(C
1〜6アルキル)
2、C(=O)O(C
1〜6アルキル)、OC(=O)(C
1〜6アルキル)、OC(=O)NH
2、OC(=O)NH(C
1〜6アルキル)、OC(=O)N(C
1〜6アルキル)
2、C(=NH)NH
2、C(=NH)NH(C
1〜6アルキル)、C(=NH)N(C
1〜6アルキル)
2、NHC(=NH)NH
2、NHC(=NH)NH(C
1〜6アルキル)、NHC(=NH)N(C
1〜6アルキル)
2、NH
2、NH(C
1〜6アルキル)、N(C
1〜6アルキル)
2、NHC(=O)(C
1〜6アルキル)、N(C
1〜6アルキル)C(=O)(C
1〜6アルキル)、NHC(=O)(C
1〜6アルキル)、NHC(=O)O(C
1〜6アルキル)、N(C
1〜6アルキル)C(=O)O(C
1〜6アルキル)、NHC(=O)NH
2、NHC(=O)NH(C
1〜6アルキル)、NHC(=O)N(C
1〜6アルキル)
2、NHS(=O)(C
1〜6アルキル)、N(C
1〜6アルキル)S(=O)(C
1〜6アルキル)、NHS(=O)
2(C
1〜6アルキル)、N(C
1〜6アルキル)S(=O)
2(C
1〜6アルキル)、NHS(=O)
2NH
2、NHS(=O)
2NH(C
1〜6アルキル)、NHS(=O)
2N(C
1〜6アルキル)
2、S(=O)(C
1〜6アルキル)、S(=O)NH
2、S(=O)NH(C
1〜6アルキル)、S(=O)N(C
1〜6アルキル)
2、S(=O)
2(C
1〜6アルキル)、S(=O)
2NH
2、S(=O)
2NH(C
1〜6アルキル)、およびS(=O)
2N(C
1〜6アルキル)
2から独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されていてもよく;
R
3が、Cy
4または−Cy
4A−Cy
5であり;
Cy
4が、C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、および3〜10員のヘテロシクロアルキルから選択され、この際、前記C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、および3〜10員のヘテロシクロアルキルは、1、2、3、または4個の独立に選択されるR
31基で置換されていてもよく;
Cy
4Aが、C
6〜10アリーレン、C
3〜10シクロアルキレン、5〜10員のヘテロアリーレン、および3〜10員のヘテロシクロアルキレンから選択され、この際、前記C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、および3〜10員のヘテロシクロアルキルは、1、2、3、または4個の独立に選択されるR
31基で置換されていてもよく;
Cy
5が、C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、および3〜10員のヘテロシクロアルキルから選択され、この際、前記C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、および3〜10員のヘテロシクロアルキルは、1、2、3、または4個の独立に選択されるR
32基で置換されていてもよく;
各R
31が、独立に、C
1〜6アルキル、C
1〜6ハロアルキル、ハロ、CN、OR
a2、およびNR
c2R
d2から選択され;この際、前記C
1〜6アルキルは、それぞれ、ハロ、CN、OR
a2、C(=O)NR
c2R
d2、C(=O)OR
a2、NR
c2R
d2、NR
c2C(=O)R
b2、NR
c2C(=O)OR
a2、NR
c2C(=O)NR
c2R
d2、NR
c2S(=O)
2R
b2、NR
c2S(=O)
2NR
c2R
d2、S(=O)
2R
b2、およびS(=O)
2NR
c2R
d2から独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されていてもよく;
各R
32が、独立に、C
1〜6アルキル、C
1〜6ハロアルキル、ハロ、CN、OR
a2、およびNR
c2R
d2から選択され;この際、前記C
1〜6アルキルは、それぞれ、ハロ、CN、OR
a2、C(=O)NR
c2R
d2、C(=O)OR
a2、NR
c2R
d2、NR
c2C(=O)R
b2、NR
c2C(=O)OR
a2、NR
c2C(=O)NR
c2R
d2、NR
c2S(=O)
2R
b2、NR
c2S(=O)
2NR
c2R
d2、S(=O)
2R
b2、およびS(=O)
2NR
c2R
d2から独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されていてもよく;
各R
a2、R
c2、およびR
d2が、独立に、H、C
1〜6アルキル、およびC
1〜6ハロアルキルから選択され;
各R
b2が、独立に、C
1〜6アルキルおよびC
1〜6ハロアルキルから選択され;
R
4がHであり;かつ
R
5がHである、
発明1もしくは2に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
[発明33]
R
2がC
1〜6アルキルであり、これは、ハロ、CN、OR
a、およびNR
cS(=O)
2R
bから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されていてもよく;各R
aおよびR
cは、独立に、HおよびC
1〜3アルキルから選択され;かつ各R
bは、独立に、C
1〜3アルキルから選択され;
R
3が、Cy
4または−Cy
4A−Cy
5であり;
Cy
4が、C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、および3〜10員のヘテロシクロアルキルから選択され、この際、前記C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、および3〜10員のヘテロシクロアルキルは、1、2、3、または4個の独立に選択されるR
31基で置換されていてもよく;
Cy
4Aが、C
6〜10アリーレン、C
3〜10シクロアルキレン、5〜10員のヘテロアリーレン、および3〜10員のヘテロシクロアルキレンから選択され、この際、前記C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、および3〜10員のヘテロシクロアルキルは、1、2、3、または4個の独立に選択されるR
31基で置換されていてもよく;
Cy
5が、C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、および3〜10員のヘテロシクロアルキルから選択され、この際、前記C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、および3〜10員のヘテロシクロアルキルは、1、2、3、または4個の独立に選択されるR
32基で置換されていてもよく;
各R
31が、独立に、C
1〜6アルキル、C
1〜6ハロアルキル、ハロ、CN、OR
a2、およびNR
c2R
d2から選択され;この際、前記C
1〜6アルキルは、それぞれ、ハロ、CN、OR
a2、C(=O)NR
c2R
d2、C(=O)OR
a2、NR
c2R
d2、NR
c2C(=O)R
b2、NR
c2C(=O)OR
a2、NR
c2C(=O)NR
c2R
d2、NR
c2S(=O)
2R
b2、NR
c2S(=O)
2NR
c2R
d2、S(=O)
2R
b2、およびS(=O)
2NR
c2R
d2から独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されていてもよく;
各R
32が、独立に、C
1〜6アルキル、C
1〜6ハロアルキル、ハロ、CN、OR
a2、およびNR
c2R
d2から選択され;この際、前記C
1〜6アルキルは、それぞれ、ハロ、CN、OR
a2、C(=O)NR
c2R
d2、C(=O)OR
a2、NR
c2R
d2、NR
c2C(=O)R
b2、NR
c2C(=O)OR
a2、NR
c2C(=O)NR
c2R
d2、NR
c2S(=O)
2R
b2、NR
c2S(=O)
2NR
c2R
d2、S(=O)
2R
b2、およびS(=O)
2NR
c2R
d2から独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されていてもよく;
各R
a2、R
c2、およびR
d2が、独立に、H、C
1〜6アルキル、およびC
1〜6ハロアルキルから選択され;
各R
b2が、独立に、C
1〜6アルキルおよびC
1〜6ハロアルキルから選択され;
R
4がHであり;かつ
R
5がHである、
発明1もしくは2に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
[発明34]
R
2が、H、メチル、エチル、プロピル、またはイソプロピルであり、この際、前記メチル、エチル、プロピル、またはイソプロピルは、それぞれ、ハロ、CN、OR
a、NR
cR
d、NR
cC(=O)R
b、およびNR
cS(=O)
2R
bから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されていてもよく;各R
a、R
c、およびR
dは、独立に、H、メチル、およびエチルから選択され;かつ各R
bは、独立に、メチルおよびエチルから選択されるか;または
別法では、R
2が、シクロプロピルまたはアゼチジン環であり、これらは、それぞれ、1、2、または3個の独立に選択されるR
21基で置換されていてもよいが;
ただし、
【化203】
[この文献は図面を表示できません]
が−N=CR
2−NR
3−であり、X
4がCであり、かつX
5がCであり;かつCy
4が、1個または複数個の窒素原子を有する非置換または置換の3〜10員の飽和ヘテロシクロアルキレンであるか、またはCy
4Aが、1個または複数個の窒素原子を有する非置換または置換の3〜10員の飽和ヘテロシクロアルキレンである場合に、R
2が、H、メチル、エチル、プロピル、またはイソプロピルから選択されることを条件とし、この際、前記メチル、エチル、プロピル、またはイソプロピルは、それぞれ、ハロ、CN、OR
a、NR
cR
d、NR
cC(=O)R
b、およびNR
cS(=O)
2R
bから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されていてもよく;各R
a、R
c、およびR
dは、独立に、H、メチル、およびエチルから選択され;かつ各R
bは、独立に、メチルおよびエチルから選択され;
各R
21が、独立にC
1〜3アルキルであり;
R
3が、Cy
4、−Cy
4A−Cy
5、または−Cy
4A−Y
1−Cy
5であり;
Y
1が、C
1〜4アルキレンまたはY
11−C
1〜4アルキレンであり;
Y
11が、C(=O)であり;
Cy
4が、C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、および3〜10員のヘテロシクロアルキルから選択され、これらは、それぞれ、1、2、3、または4個の独立に選択されるR
31基で置換されていてもよく;
Cy
4Aが、C
3〜10シクロアルキレンおよび3〜10員のヘテロシクロアルキレンから選択され、これらは、それぞれ、1、2、3、または4個の独立に選択されるR
31基で置換されていてもよく;
Cy
5が、C
6〜10アリールまたは5〜10員のヘテロアリールであり、これらは、それぞれ、1または2個の独立に選択されるR
32基で置換されていてもよく;
各R
31またはR
32が、それぞれ独立に、C
1〜6アルキル、C
1〜6ハロアルキル、ハロ、CN、OR
a2、C(=O)R
b2、C(=O)OR
a2、およびNR
c2R
d2から選択され;この際、前記C
1〜6アルキルは、それぞれ、ハロ、CN、OR
a2、C(=O)NR
c2R
d2、C(=O)OR
a2、NR
c2R
d2、NR
c2C(=O)R
b2、NR
c2C(=O)OR
a2、NR
c2C(=O)NR
c2R
d2、NR
c2S(=O)
2R
b2、NR
c2S(=O)
2NR
c2R
d2、S(=O)
2R
b2、およびS(=O)
2NR
c2R
d2から独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されていてもよく;
各R
a2、R
c2、およびR
d2が、独立に、H、C
1〜6アルキル、およびC
1〜6ハロアルキルから選択され、この際、前記C
1〜6アルキルおよびC
1〜6ハロアルキルは、それぞれ、1、2、または3個のCNにより置換されていてもよく;
各R
b2が、独立に、C
1〜6アルキルおよびC
1〜6ハロアルキルから選択され、これらは、それぞれ、1、2、または3個のCNにより置換されていてもよく;
R
4がHであり;かつ
R
5がHである、
発明1もしくは2に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
[発明35]
R
2が、H、メチル、エチル、プロピル、またはイソプロピルであり、この際、前記メチル、エチル、プロピル、またはイソプロピルは、それぞれ、ハロ、CN、OR
a、NR
cR
d、NR
cC(=O)R
b、およびNR
cS(=O)
2R
bから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されていてもよく;各R
a、R
c、およびR
dは、独立に、H、メチル、およびエチルから選択され;かつ各R
bは、独立に、メチルおよびエチルから選択されるか;または
別法では、R
2が、シクロプロピルまたはアゼチジン環であり、これらは、それぞれ、1、2、または3個の独立に選択されるR
21基で置換されていてもよく;
ただし、
【化204】
[この文献は図面を表示できません]
が−N=CR
2−NR
3−であり、X
4がCであり、かつX
5がCであり;かつCy
4が、1個または複数個の窒素原子を有する非置換または置換の3〜10員の飽和ヘテロシクロアルキレンであるか、またはCy
4Aが、1個または複数個の窒素原子を有する非置換または置換の3〜10員の飽和ヘテロシクロアルキレンである場合に、R
2が、H、メチル、エチル、プロピル、またはイソプロピルから選択されることを条件とし、この際、前記メチル、エチル、プロピル、またはイソプロピルは、それぞれ、ハロ、CN、OR
a、NR
cR
d、NR
cC(=O)R
b、およびNR
cS(=O)
2R
bから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されていてもよく;各R
a、R
c、およびR
dは、独立に、H、メチル、およびエチルから選択され;かつ各R
bは、独立に、メチルおよびエチルから選択され;
各R
21が、独立に、C
1〜3アルキルであり;
R
3が、Cy
4、−Cy
4A−Cy
5、または−Cy
4A−Y
1−Cy
5であり;
Y
1が、C
1〜4アルキレン、Y
11−C
1〜4アルキレン、またはC
1〜6アルキレン−Y
11であり;
Y
11が、C(=O)またはNHC(=O)Oであり;
Cy
4が、フェニル、C
3〜7シクロアルキル、および4〜6員のヘテロシクロアルキルから選択され、これらは、それぞれ、1、2、3、または4個の独立に選択されるR
31基で置換されていてもよく;Cy
4Aは、C
3〜7シクロアルキレンおよび4〜6員のヘテロシクロアルキレンから選択され、これらは、それぞれ、1、2、3、または4個の独立に選択されるR
31基で置換されていてもよく;
Cy
5が、フェニル、4〜6員のヘテロシクロアルキル、または5〜6員のヘテロアリールであり、これらは、それぞれ、1または2個の独立に選択されるR
32基で置換されていてもよく;
各R
31またはR
32が、それぞれ独立に、C
1〜6アルキル、C
1〜6ハロアルキル、ハロ、CN、OR
a2、C(=O)R
b2、C(=O)OR
a2、およびNR
c2R
d2から選択され;この際、前記C
1〜6アルキルは、それぞれ、ハロ、CN、OR
a2、C(=O)NR
c2R
d2、C(=O)OR
a2、NR
c2R
d2、NR
c2C(=O)R
b2、NR
c2C(=O)OR
a2、NR
c2C(=O)NR
c2R
d2、NR
c2S(=O)
2R
b2、NR
c2S(=O)
2NR
c2R
d2、S(=O)
2R
b2、およびS(=O)
2NR
c2R
d2から独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されていてもよく;
各R
a2、R
c2、およびR
d2が、独立に、H、C
1〜6アルキル、C
1〜6ハロアルキルから選択され、この際、前記C
1〜6アルキルおよびC
1〜6ハロアルキルは、それぞれ、1、2、または3個のCNにより置換されていてもよく;
各R
b2が、独立に、C
1〜6アルキルおよびC
1〜6ハロアルキルから選択され、これらは、それぞれ、1、2、または3個のCNにより置換されていてもよく;
R
4がHであり;かつ
R
5がHである、
発明1もしくは2に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
[発明36]
R
2が、−CH
2−OH、−CH(CH
3)−OH、または−CH
2−NHSO
2CH
3であり;
R
3が、Cy
4であり;
Cy
4が、C
3〜10シクロアルキルおよび3〜10員のヘテロシクロアルキルから選択され、これらは、それぞれ、1、2、3、または4個の独立に選択されるR
31基で置換されていてもよいが、ただし、前記3〜10員のヘテロシクロアルキルが、1個または複数個の窒素環員を有する飽和ヘテロシクロアルキル基ではないことを条件とし;
各R
31が、独立に、CN、OH、F、Cl、C
1〜3アルキル、C
1〜3ハロアルキル、シアノ−C
1〜3アルキル、HO−C
1〜3アルキル、アミノ、C
1〜3アルキルアミノ、およびジ(C
1〜3アルキル)アミノから選択され、この際、前記C
1〜3アルキルおよびジ(C
1〜3アルキル)アミノは、F、Cl、C
1〜3アルキルアミノスルホニル、およびC
1〜3アルキルスルホニルから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されていてもよく;
R
4がHであり;かつ
R
5がHである、
発明1もしくは2に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
[発明37]
R
2が、−CH
2−OH、−CH(CH
3)−OH、または−CH
2−NHSO
2CH
3であり;
R
3が−Cy
4A−Cy
5であり;
Cy
4Aが、C
3〜10シクロアルキレンおよび3〜10員のヘテロシクロアルキレンから選択され、これらは、それぞれ、1、2、3、または4個の独立に選択されるR
31基で置換されていてもよいが、ただし、前記3〜10員のヘテロシクロアルキレンが、1個または複数個の窒素環員を有する飽和ヘテロシクロアルキレン基ではないことを条件とし;
Cy
5が5〜10員のヘテロアリールから選択され、これは、1、2、3、または4個の独立に選択されるR
32基で置換されていてもよく;
各R
31が、独立に、CN、OH、F、Cl、C
1〜3アルキル、C
1〜3ハロアルキル、シアノ−C
1〜3アルキル、HO−C
1〜3アルキル、アミノ、C
1〜3アルキルアミノ、およびジ(C
1〜3アルキル)アミノから選択され、この際、前記C
1〜3アルキルおよびジ(C
1〜3アルキル)アミノは、F、Cl、C
1〜3アルキルアミノスルホニル、およびC
1〜3アルキルスルホニルから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されていてもよく;
各R
32が、独立に、CN、OH、F、Cl、C
1〜3アルキル、C
1〜3ハロアルキル、シアノ−C
1〜3アルキル、HO−C
1〜3アルキル、アミノ、C
1〜3アルキルアミノ、およびジ(C
1〜3アルキル)アミノから選択され、この際、前記C
1〜3アルキルおよびジ(C
1〜3アルキル)アミノは、F、Cl、C
1〜3アルキルアミノスルホニル、およびC
1〜3アルキルスルホニルから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されていてもよく;
R
4がHであり;かつ
R
5がHである、
発明1もしくは2に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
[発明38]
R
2が、−CH
2−OH、−CH(CH
3)−OH、または−CH
2−NHSO
2CH
3であり;
R
3が、Cy
4または−Cy
4A−Cy
5であり;
Cy
4が、シクロヘキシルおよび2H−テトラヒドロフラン環から選択され、これらは、それぞれ、1、2、3、または4個の独立に選択されるR
31基で置換されていてもよく;
Cy
4Aが、シクロヘキシレンおよび2H−テトラヒドロフラン環から選択され、これらは、それぞれ、1、2、3、または4個の独立に選択されるR
31基で置換されていてもよく
;
Cy
5が、5〜10員のヘテロアリールから選択され、これは、1、2、3、または4個の独立に選択されるR
32基で置換されていてもよく;
各R
31が、独立に、CN、OH、F、Cl、C
1〜3アルキル、C
1〜3ハロアルキル、シアノ−C
1〜3アルキル、HO−C
1〜3アルキル、アミノ、C
1〜3アルキルアミノ、およびジ(C
1〜3アルキル)アミノから選択され、この際、前記C
1〜3アルキルおよびジ(C
1〜3アルキル)アミノは、F、Cl、C
1〜3アルキルアミノスルホニル、およびC
1〜3アルキルスルホニルから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されていてもよく;
各R
32が、独立に、CN、OH、F、Cl、C
1〜3アルキル、C
1〜3ハロアルキル、シアノ−C
1〜3アルキル、HO−C
1〜3アルキル、アミノ、C
1〜3アルキルアミノ、およびジ(C
1〜3アルキル)アミノから選択され、この際、前記C
1〜3アルキルおよびジ(C
1〜3アルキル)アミノは、F、Cl、C
1〜3アルキルアミノスルホニル、およびC
1〜3アルキルスルホニルから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されていてもよく;
R
4がHであり;かつ
R
5がHである、
発明1もしくは2に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
[発明39
【化205】
[この文献は図面を表示できません]
が−N=CR
2−NR
3−であり、X
4がCであり、X
5がCであり、かつYがCR
4であるか;または
【化206】
[この文献は図面を表示できません]
が−CR
1=CR
2−NR
3−であり、X
4がCであり、X
5がCであり、かつYがCR
4であるか;または
【化207】
[この文献は図面を表示できません]
が−CR
1R
1a−C(=O)−NR
3−であり、X
4がCであり、X
5がCであり、かつYがCR
4であるか;または
【化208】
[この文献は図面を表示できません]
が−O−C(=O)−NR
3−であり、X
4がCであり、X
5がCであり、かつYがCR
4であるか;または
【化209】
[この文献は図面を表示できません]
が=N−CR
2=CR
3−であり、X
4がNであり、X
5がCであり、かつYがCR
4である、
発明1〜38のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[発明40]
【化210】
[この文献は図面を表示できません]
が−N=CR
2−NR
3−であり、X
4がCであり、X
5がCであり、かつYがCR
4であるか;または
【化211】
[この文献は図面を表示できません]
が−CR
1=CR
2−NR
3−であり、X
4がCであり、X
5がCであり、かつYがCR
4であるか;または
【化212】
[この文献は図面を表示できません]
が−CR
1R
1a−C(=O)−NR
3−であり、X
4がCであり、X
5がCであり、かつYがCR
4であるか;または
【化213】
[この文献は図面を表示できません]
が−O−C(=O)−NR
3−であり、X
4がCであり、X
5がCであり、かつYがCR
4であるか;または
【化214】
[この文献は図面を表示できません]
が=N−CR
2=CR
3−であり、X
4がNであり、X
5がCであり、かつYがCR
4であるか;または
【化215】
[この文献は図面を表示できません]
が−N=N−NR
3−であり、X
4がCであり、X
5がCであり、かつYがCR
4であるか;または
【化216】
[この文献は図面を表示できません]
が−NR
1−C(=O)−NR
3−であり、X
4がCであり、X
5がCであり、かつYがCR
4であるか;または
【化217】
[この文献は図面を表示できません]
が−N=CR
2−CR
3=であり、X
4がCであり、X
5がNであり、かつYがCR
4であるか;または
【化218】
[この文献は図面を表示できません]
が−CR
1=CR
2−CR
3=であり、X
4がCであり、X
5がNであり、かつYがCR
4であるか;または
【化219】
[この文献は図面を表示できません]
が=N−N=CR
3−であり、X
4がNであり、X
5がCであり、かつYがCR
4であるか;または
【化220】
[この文献は図面を表示できません]
が=CR
1−N=CR
3−であり、X
4がNであり、X
5がCであり、かつYがCR
4であるか;または
【化221】
[この文献は図面を表示できません]
が=CR
1−CR
2=CR
3−であり、X
4がNであり、X
5がCであり、かつYがCR
4であるか;または
【化222】
[この文献は図面を表示できません]
が−CR
1=N−NR
3−であり、X
4がCであり、X
5がCであり、かつYがCR
4であるか;または
【化223】
[この文献は図面を表示できません]
が−O−N=CR
3−であり、X
4がCであり、X
5がCであり、かつYがCR
4であるか;または
【化224】
[この文献は図面を表示できません]
が−NR
1−N=CR
3−であり、X
4がCであり、X
5がCであり、かつYがCR
4であるか;または
【化225】
[この文献は図面を表示できません]
が−S−N=CR
3−であり、X
4がCであり、X
5がCであり、かつYがCR
4であるか;または
【化226】
[この文献は図面を表示できません]
が−O−CR
2=CR
3−であり、X
4がCであり、X
5がCであり、かつYがCR
4であるか;または
【化227】
[この文献は図面を表示できません]
が−S−CR
2=CR
3−であり、X
4がCであり、X
5がCであり、かつYがCR
4であるか;または
【化228】
[この文献は図面を表示できません]
が=N−NR
2−CR
3−であり、X
4がCであり、X
5がCであり、かつYがCR
4であるか;または
【化229】
[この文献は図面を表示できません]
が−C(=O)−NR
2−CR
3−であり、X
4がCであり、X
5がCであり、かつYがCR
4である、
発明1〜38のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[発明41]
式IIa:
【化230】
[この文献は図面を表示できません]
を有する、発明1〜8、10〜11、19〜23、28〜35、および37〜38のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[発明42]
式IIb:
【化231】
[この文献は図面を表示できません]
を有する、発明1〜8、10〜11、19〜23、28〜35、および37〜38のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[発明43]
式IIc:
【化232】
[この文献は図面を表示できません]
を有する、発明1〜18、27、32〜36、および38のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[発明44]
式IId:
【化233】
[この文献は図面を表示できません]
を有する、発明1〜18、27、32〜36、および38のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[発明45]
式IIIa:
【化234】
[この文献は図面を表示できません]
を有する、発明1〜18、27、32〜36、および38のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[発明46]
式IIIb:
【化235】
[この文献は図面を表示できません]
を有する、発明1〜8、10〜11、19〜23、28〜35、および37〜38のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[発明47]
(1R)−1−{1−[(3S)−テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノール;
(トランス−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)アセトニトリル;
トランス−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキサノール;
(1R)−1−(1−{トランス−4−[(2,2,2−トリフルオロエチル)アミノ]シクロヘキシル}−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル)エタノール;
(1R)−1−(1−{トランス−4−[2−(メチルスルホニル)エチル]シクロヘキシル}−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル)エタノール;
(1R)−1−{1−[シス−4−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)シクロヘキシル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノール;
シス−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキサンカルボニトリル;
3−(トランス−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)プロパンニトリル;
(1R)−1−[1−(3−フルオロピペリジン−4−イル)−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル]エタノール;
(トランス−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)アセトニトリル;
(1R)−1−{1−[トランス−4−(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノール;
(1R)−1−{1−[トランス−4−(フルオロメチル)シクロヘキシル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノール;
(1R)−1−(1−シクロヘキシル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル)エタノール;
1−(トランス−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)−N−メチルメタンスルホンアミド;
(1R)−1−{1−[1−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペリジン−4−イル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノール;
3−(4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}ピペリジン−1−イル)プロパンニトリル;
{トランス−4−[2−(ヒドロキシメチル)−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル]シクロヘキシル}アセトニトリル;
N−({1−[トランス−4−(シアノメチル)シクロヘキシル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}メチル)メタンスルホンアミド;
(1R)−1−{1−[(3S)−6−(ヒドロキシメチル)テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノール;
((2R,5S)−5−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)アセトニトリル;
((2S,5S)−5−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)アセトニトリル;
N−((1−((2S)−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル)メチル)メタンスルホンアミド;および
(トランス−4−{7−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−8H−ピロロ[2,3−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−8−イル}シクロヘキシル)アセトニトリル
から選択される、発明1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[発明48]
(1−ヒドロキシ−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)アセトニトリル;
{(2E)−1−[トランス−4−(シアノメチル)シクロヘキシル]−1,3−ジヒドロ−2H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イリデン}シアナミド;
[トランス−4−(2−シクロプロピル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)シクロヘキシル]アセトニトリル;
[トランス−4−(2−イソプロピル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)シクロヘキシル]アセトニトリル;
[トランス−4−(2−アゼチジン−3−イル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)シクロヘキシル]アセトニトリル;
2{トランス−4−[2−(1−メチルアゼチジン−3−イル)−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル]シクロヘキシル}アセトニトリル;
3−[(シス−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)アミノ]プロパンニトリル;
N−エチル−2−(トランス−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)アセトアミド;
3−(3−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)プロパンニトリル;
[4−(7−メチルイミダゾ[1,2−a]チエノ[3,2−e]ピラジン−8−イル)フェニル]アセトニトリル;
[(1R,2R,4S)−2−ヒドロキシ−4−(2−メチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)シクロヘキシル]アセトニトリル;
[(1S,2S,4R)−2−ヒドロキシ−4−(2−メチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)シクロヘキシル]アセトニトリル;
[(1R,2R,4S)−4−(2−エチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)−2−メトキシシクロヘキシル]アセトニトリル;
[(1S,2S,4R)−4−(2−エチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)−2−メトキシシクロヘキシル]アセトニトリル;
((1R,2R,4S)−2−ヒドロキシ−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)アセトニトリル;
((1S,2S,4R)−2−ヒドロキシ−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)アセトニトリル;
((1R,2S,4S)−2−ヒドロキシ−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)アセトニトリル;
((1S,2R,4R)−2−ヒドロキシ−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)アセトニトリル;
[(2R,5S)−5−(2−メチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル]アセトニトリル;
[(2R,5S)−5−(2−エチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル]アセトニトリル;
[(1R,2S,4S)−4−(2−エチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]アセトニトリル;
[(1S,2R,4R)−4−(2−エチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]アセトニトリル;
[(1R,2S,4S)−4−(2−メチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]アセトニトリル;
[(1S,2R,4R)−4−(2−メチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]アセトニトリル;
[(2R,5S)−5−(2−イソプロピル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル]アセトニトリル;
[(2R,5S)−5−(2−シクロプロピル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル]アセトニトリル;
((2S,5R)−5−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)アセトニトリル;
((2R,5S)−5−{2−[(1S)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)アセトニトリル;
[4−(8−メチルピラゾロ[1,5−c]チエノ[2,3−e]ピリミジン−9−イル)フェニル]アセトニトリル;
[トランス−4−(2−エチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)シクロヘキシル]アセトニトリル;
[トランス−4−(2−メチル−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)シクロヘキシル]アセトニトリル;
((1R,3S)−3−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロペンチル)アセトニトリル;
エチル(3S)−3−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}ピペリジン−1−カルボキシレート;
3−((3S)−3−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}ピペリジン−1−イル)−3−オキソプロパンニトリル;
(1R)−1−{1−[(3S)−1−(4,4,4−トリフルオロブタノイル)ピペリジン−3−イル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノール;
(1R)−1−(1−{(3S)−1−[3−(1H−ピラゾール−4−イル)プロパノイル]ピペリジン−3−イル}−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル)エタノール;
(1R)−1−{1−[(3S)−1−(3−ピリジン−3−イルプロパノイル)ピペリジン−3−イル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノール;
(1R)−1−{1−[(3S)−1−(3−フェニルブタノイル)ピペリジン−3−イル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノール;
3−((3S)−3−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}ピペリジン−1−イル)プロパンニトリル;
(1R)−1−{1−[(3S)−1−(3−フェニルプロパノイル)ピペリジン−3−イル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノール;
4−((3S)−3−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}ピペリジン−1−イル)−4−オキソブタンニトリル;
5−((3S)−3−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}ピペリジン−1−イル)−5−オキソペンタンニトリル;
(1R)−1−{1−[1−(4,4,4−トリフルオロブチル)ピペリジン−4−イル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノール;
(4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}ピペリジン−1−イル)アセトニトリル;
3−((3S)−3−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}ピロリジン−1−イル)プロパンニトリル;
3−((3S)−3−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}ピロリジン−1−イル)−3−オキソプロパンニトリル;
(1R)−1−{1−[(3S)−1−(4,4,4−トリフルオロブチル)ピロリジン−3−イル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エタノール;
4−((3S)−3−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}ピロリジン−1−イル)ブタンニトリル;
5−((3S)−3−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}ピロリジン−1−イル)ペンタンニトリル;
((1R,2R,4S)−2−アミノ−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)アセトニトリル;
{(2R,5S)−5−[2−(1−アミノエチル)−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル]テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル}アセトニトリル;
N−(1−{1−[(3S,6R)−6−(シアノメチル)テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}エチル)アセトアミド;
((2R,5S)−5−{2−[1−(メチルアミノ)エチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)アセトニトリル;
{(2R,5S)−5−[2−(1−フルオロエチル)−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル]テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル}アセトニトリル;および
[4−(ヒドロキシメチル)−4−(1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル)シクロヘキシル]アセトニトリル
から選択される、発明1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[発明49]
{(2R,5S)−5−[2−(シアノメチル)−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル]テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル}アセトニトリル;
{(2S,5S)−5−[2−(シアノメチル)−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル]テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル}アセトニトリル;
N−[((2R,5S)−5−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)メチル]メタンスルホンアミド;
イソプロピル[((2R,5S)−5−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)メチル]カルバメート;
[トランス−4−(8−メチルピラゾロ[1,5−c]チエノ[2,3−e]ピリミジン−9−イル)シクロヘキシル]アセトニトリル;
メチル[(トランス−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)メチル]カルバメート;
N−[(トランス−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)メチル]アセトアミド;
N−[(トランス−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)メチル]メタンスルホンアミド;
N’−[(トランス−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)メチル]−N,N−ジメチル尿素;
エチル[(トランス−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)メチル]カルバメート;
プロピル[(トランス−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)メチル]カルバメート;
イソプロピル[(トランス−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)メチル]カルバメート;
テトラヒドロフラン−3−イル[(トランス−4−{2−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル}シクロヘキシル)メチル]カルバメート;
メチル({トランス−4−[2−(シアノメチル)−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル]シクロヘキシル}メチル)カルバメート;
エチル({トランス−4−[2−(シアノメチル)−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル]シクロヘキシル}メチル)カルバメート;
イソプロピル({トランス−4−[2−(シアノメチル)−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル]シクロヘキシル}メチル)カルバメート;
N−({トランス−4−[2−(シアノメチル)−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル]シクロヘキシル}メチル)プロパンアミド;
{1−[トランス−4−(シアノメチル)シクロヘキシル]−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル}アセトニトリル;および
{(2R,5S)−5−[2−(ヒドロキシメチル)−1H−イミダゾ[4,5−d]チエノ[3,2−b]ピリジン−1−イル]テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル}アセトニトリル
から選択される、発明1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[発明50]
発明1〜49のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩と、薬学的に許容される担体とを含む組成物。
[発明51]
JAK1を、発明1〜49のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩と接触させることを含む、JAK1の活性を阻害する方法。
[発明52]
前記化合物またはその薬学的に許容される塩が、JAK2よりもJAK1に対して選択的である、発明51に記載の方法。
[発明53]
自己免疫疾患、癌、骨髄増殖性障害、炎症性疾患、骨吸収疾患、または臓器移植拒絶の処置を必要とする患者に、治療有効量の、発明1〜49のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩を投与することを含む、前記患者において自己免疫疾患、癌、骨髄増殖性障害、炎症性疾患、骨吸収疾患、または臓器移植拒絶を処置する方法。
[発明54]
前記自己免疫疾患が、皮膚障害、多発性硬化症、関節リウマチ、乾癬性関節炎、若年性関節炎、I型糖尿病、狼瘡、炎症性腸疾患、クローン病、重症筋無力症、免疫グロブリン腎症、心筋炎、または自己免疫甲状腺障害である、発明53に記載の方法。
[発明55]
前記自己免疫疾患が関節リウマチである、発明53に記載の方法。
[発明56]
前記自己免疫疾患が皮膚障害である、発明53に記載の方法。
[発明57]
前記皮膚障害が、アトピー性皮膚炎、乾癬、皮膚感作、皮膚刺激、皮膚発疹、接触性皮膚炎、またはアレルギー性接触性感作である、発明56に記載の方法。
[発明58]
前記癌が固形腫瘍である、発明53に記載の方法。
[発明59]
前記癌が、前立腺癌、腎臓癌、肝癌、乳癌、肺癌、甲状腺癌、カポジ肉腫、カストルマン病、または膵臓癌である、発明53に記載の方法。
[発明60]
前記癌が、リンパ腫、白血病、または多発性骨髄腫である、発明53に記載の方法。
[発明61]
前記骨髄増殖性障害が、真性多血症(PV)、本態性血小板血症(ET)、原発性骨髄線維症(PMF)、慢性骨髄性白血病(CML)、慢性骨髄性単球性白血病(CMML)、好酸球増加症候群(HES)、特発性骨髄線維症(IMF)、または全身性肥満細胞症(SMCD)である、発明53に記載の方法。
[発明62]
前記骨髄増殖性障害が骨髄線維症である、発明53に記載の方法。
[発明63]
前記骨髄増殖性障害が原発性骨髄線維症(PMF)である、発明53に記載の方法。
[発明64]
前記骨髄増殖性障害が真性多血症後骨髄線維症(Post−PV MF)である、発明53に記載の方法。
[発明65]
前記骨髄増殖性障害が本態性血小板血症後骨髄線維症(Post−ET MF)である、発明53に記載の方法。
[発明66]
前記骨吸収疾患が、骨粗鬆症、変形性関節症、ホルモンのアンバランスに関連する骨吸収、ホルモン療法に関連する骨吸収、自己免疫疾患に関連する骨吸収、または癌に関連する骨吸収である、発明53に記載の方法。
[発明67]
骨髄異形成症候群の処置を必要とする患者に、治療有効量の、発明1〜49のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩を投与することを含む、前記患者において骨髄異形成症候群を処置する方法。
また、本明細書に記載のものに加えて、本発明の様々な変更形態が、当業者には上述の記載から明らかであろう。そのような変更形態も、添付の特許請求の範囲内に該当することが意図されている。本出願において引用した特許、特許出願、および刊行物のすべてを含めた各参照文献は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。