特許第6359974号(P6359974)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6359974フレキシブル表示部を有する携帯端末のイベント提供方法及び装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6359974
(24)【登録日】2018年6月29日
(45)【発行日】2018年7月18日
(54)【発明の名称】フレキシブル表示部を有する携帯端末のイベント提供方法及び装置
(51)【国際特許分類】
   H04M 1/00 20060101AFI20180709BHJP
   H04M 1/57 20060101ALI20180709BHJP
   H04M 1/02 20060101ALI20180709BHJP
   G09G 5/00 20060101ALI20180709BHJP
   G09G 5/14 20060101ALI20180709BHJP
   G09G 5/36 20060101ALI20180709BHJP
【FI】
   H04M1/00 L
   H04M1/57
   H04M1/02 A
   G09G5/00 550C
   G09G5/14 A
   G09G5/36 520K
   G09G5/00 555D
【請求項の数】7
【全頁数】26
(21)【出願番号】特願2014-551195(P2014-551195)
(86)(22)【出願日】2013年1月7日
(65)【公表番号】特表2015-512170(P2015-512170A)
(43)【公表日】2015年4月23日
(86)【国際出願番号】KR2013000102
(87)【国際公開番号】WO2013103278
(87)【国際公開日】20130711
【審査請求日】2015年12月9日
(31)【優先権主張番号】10-2012-0002968
(32)【優先日】2012年1月7日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】503447036
【氏名又は名称】サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100091214
【弁理士】
【氏名又は名称】大貫 進介
(72)【発明者】
【氏名】キム,ドン−ヒョン
【審査官】 永田 義仁
(56)【参考文献】
【文献】 特開2001−086205(JP,A)
【文献】 特開2010−153813(JP,A)
【文献】 特開2003−298703(JP,A)
【文献】 特開2010−193494(JP,A)
【文献】 特開2010−183532(JP,A)
【文献】 特開平11−017579(JP,A)
【文献】 特開2005−038263(JP,A)
【文献】 特開平02−195425(JP,A)
【文献】 特開2010−086081(JP,A)
【文献】 特開2008−035429(JP,A)
【文献】 国際公開第2009/075035(WO,A1)
【文献】 REGZA Phone T−01C 取扱説明書,2011年10月,第3.1版,p.28,[online],[平成29年 8月18日検索],URL,https://www.nttdocomo.co.jp/binary/pdf/support/trouble/manual/download/T-01C_J_All.pdf
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 1/00
G06F 1/16− 1/18
G06F 3/01
G06F 3/048− 3/0489
G09F 13/00−13/46
G09G 3/00− 3/08
G09G 3/12
G09G 3/16− 3/26
G09G 3/30
G09G 3/34− 5/36
G09G 5/377− 5/42
H04B 7/24− 7/26
H04M 1/00− 1/82
H04M 99/00
H04W 4/00−99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
携帯端末において、
前記携帯端末の前面のメイン表示領域と、前記メイン表示領域が前記携帯端末の少なくとも一つの側面に拡張されて形成される前記少なくとも一つの側面の補助表示領域とを含むフレキシブル表示部であって、前記フレキシブル表示部の少なくとも一つの端部は曲がり、前記フレキシブル表示部の曲がる前記少なくとも一つの端部は、前記携帯端末の前記少なくとも一つの側面まで延長される、フレキシブル表示部と、
マナーアラームモードで作動するか又は一般モードで作動するかを決定する制御部であって、前記携帯端末は、前記マナーアラームモードにおいては、前記補助表示領域だけにアラームイベントのイベント情報を出力し、前記携帯端末は、前記一般モードにおいては、前記メイン表示領域及び前記補助表示領域に前記アラームイベントのイベント情報を出力する、制御部と、を含み、
前記制御部は、前記アラームイベントの発生を検出するときに、前記アラームイベントのイベント情報を、前記補助表示領域だけに出力するか又は前記メイン表示領域及び前記補助表示領域に出力するかを決定し、
前記制御部は、前記携帯端末の状態を判定し、前記携帯端末の状態を判定した結果、前記携帯端末が下向しつつ前記携帯端末の前面が遮られた場合、前記マナーアラームモードで作動することを決定することを特徴とする携帯端末。
【請求項2】
前記携帯端末は、
前記マナーアラームモードにおいては、前記メイン表示領域によるイベント情報出力を省略することを特徴とする、請求項1に記載の携帯端末。
【請求項3】
前記携帯端末の回転を検出するセンサーをさらに含み、
前記制御部は、
前記マナーアラームモードにおいて前記アラームイベントのイベント情報が前記補助表示領域に出力されている間に前記携帯端末の回転が検出されると、前記補助表示領域に出力されている前記アラームイベントのイベント情報を所定角度回転して出力するように前記フレキシブル表示部を制御することを特徴とする、請求項1に記載の携帯端末。
【請求項4】
前記制御部は、
予め設定された時間の間だけ前記補助表示領域に前記アラームイベントのイベント情報を出力することを特徴とする、請求項1に記載の携帯端末。
【請求項5】
前記携帯端末は、
前記マナーアラームモードにおいては、前記メイン表示領域を単色で出力するか又は前記メイン表示領域への電源供給を遮断することを特徴とする、請求項1に記載の携帯端末。
【請求項6】
前記アラームイベントのイベント情報は、
前記アラームイベントのタイプに対応するアイコンを含むことを特徴とする、請求項1に記載の携帯端末。
【請求項7】
前記制御部は、
設定状態に応じて、前記補助表示領域に前記アラームイベントのイベント情報を選択的に出力することを特徴とする、請求項1に記載の携帯端末。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、フレキシブル表示部を有する携帯端末及びこの操作方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、デジタル技術の発達と共に移動通信端末機、PDA(Personal Digital Assistant)、電子手帳、スマートフォン、タブレットPC(Personal Computer)などのように移動しながら通信及び個人情報処理が可能な携帯端末が多様に発売されている。このような携帯端末は音声通話機能、SMS(Short Message Service)/MMS(Multimedia Message Service)などのようなメッセージ送信、映像通話機能、電子手帳機能、撮影機能、電子メール送受信、放送再生機能、インターネット機能、音楽再生機能、日程管理機能、ソーシャルネットワークサービス(SNS、Social Networking Service)、メッセンジャーサービス、辞典機能、ゲーム機能などの機能のように多様な機能を具備するようになった。
【0003】
さらに、現在携帯端末はユーザの必需品としていつでもどこでも所持していることが一般的である。従って、ユーザは携帯端末による騷音発生を自制すべきである公共場所(例えば、会議室、教室、図書館など)では携帯端末が提供するマナーモード(例えば、振動モード又は無音モード)で携帯端末を設定して使用している。マナーモードに設定された状況でもコール受信又はメッセージ受信などのようなアラームイベントが発生するときの表示部がターン−オン(turn−on)されることができる。この場合、ユーザは携帯端末の電源を強制オフ(off)したり、又は携帯端末を覆ったり、ひっくり返して置いたり、及び隠すなどの行為をするようになる。このような場合、ユーザが携帯端末を確認することができなくなることによって、緊急なアラームイベントなどが発生してもユーザがこれを認知することができない。即ち、携帯端末の表示部を使用しない状況(例えば、携帯端末をひっくり返して置いたり、表示部を覆った場合など)でコールやメッセージが受信されるときに当該受信情報がユーザに適宜に伝達されることができない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、携帯端末にフレキシブル表示部を具現して前面だけではなく側面まで表示領域を確張することができる携帯端末及びそれを用いたイベント処理方法を提供するにある。
【0005】
本発明の他の目的は、フレキシブル表示部を有する携帯端末でフレキシブル表示部を前面のメイン表示領域と側面の補助表示領域に区分し、前記補助表示領域を用いてアラームイベントのイベント情報を出力することができる携帯端末及びそれを用いたイベント処理方法を提供するにある。
【0006】
本発明のまた他の目的は、フレキシブル表示部を携帯端末本体の側面まで拡張装着して補助表示領域として活用することによって、マナーアラームモードによるイベント情報出力をサポートすることができる携帯端末及びそれを用いたイベント処理方法を提供するにある。
【0007】
本発明のまた他の目的は、フレキシブル表示部を有する携帯端末において、アラームイベント発生時の携帯端末の状態によってマナーアラームモードで転換し、フレキシブル表示部の補助表示領域を活用したアラームイベントのイベント情報出力を処理することができる携帯端末及びそれを用いたイベント処理方法を提供するにある。
【0008】
本発明のまた他の目的は、フレキシブル表示部を有する携帯端末において、メニュー設定に基づいてマナーアラームモード転換をサポートし、フレキシブル表示部の補助表示領域を活用したアラームイベントのイベント情報出力を処理することができる携帯端末及びそれを用いたイベント処理方法を提供するにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一実施形態によれば、携帯端末は、前記携帯端末の前面のメイン表示領域と前記メイン表示領域が前記携帯端末の側面まで拡張されて形成される側面の補助表示領域を含むフレキシブル表示部と、前記携帯端末の状態を検出するセンサーモジュールと、前記検出された携帯端末の状態に対応されるように、前記フレキシブル表示部のメイン表示領域及び補助表示領域のうちの少なくとも一つの表示領域にイベント情報を選択的に出力するように制御する制御部と、を含む。
【0010】
本発明の他の実施形態によれば、携帯端末の前面に提供されるメイン表示領域と、携帯端末の側面に提供される補助表示領域を含む携帯端末のイベント処理方法は、前記携帯端末の状態を判定する過程と、前記メイン表示領域が使用しない状態であるとき、前記携帯端末のモードをマナーアラームモードで転換する過程と、前記マナーアラームモードでアラームイベントを受信する過程と、前記補助表示領域に前記アラームイベントによるイベント情報を出力する過程と、を含む。
【0011】
本発明の他の実施形態による携帯端末の前面に提供されるメイン表示領域と、携帯端末の側面に提供される補助表示領域を含む携帯端末のイベント処理方法は、アラームイベントを受信する過程と、前記アラームイベントを受信するときの前記携帯端末の状態を判定する過程と、前記携帯端末の状態によってマナーアラームモードへ進入するか否かを決定する過程と、前記マナーアラームモードの進入時の前記補助表示領域に前記アラームイベントによるイベント情報を出力する過程と、を含む。
【0012】
本発明の他の実施形態によれば、記録媒体は、携帯端末の状態によって、フレキシブル表示部のメイン表示領域及び補助表示領域のうちの少なくとも一つの表示領域にアラームイベントによるイベント情報を選択的に出力する構成を実行させるためのプログラムを記録したコンピューターで判読可能な記録媒体を含む。
【0013】
本発明の他の実施形態によれば、携帯端末の前面に提供されるメイン表示領域と、携帯端末の側面に提供される補助表示領域を含むフレキシブル表示部を有する携帯端末のイベント処理方法は、マナーアラームモードでイベント情報を受信する過程と、前記携帯端末の状態を検出する過程と、前記検出された携帯端末の状態により、前記フレキシブル表示部の前記メイン表示領域及び補助表示領域のうちの少なくとも一つの表示領域にイベント情報を選択的に出力する過程と、を含む。
【0014】
前述したような内容は、当該分野通常の知識を有する者が後述する本発明の具体的な説明から、より理解するようにするために本発明の特徴及び技術的な長所を多少広く略述したものである。このような特徴及び長所以外にも本発明の請求範囲の主題を形成する本発明の追加的な特徴及び長所は後述する本発明の具体的な説明より、更に理解されるでしょう。
【発明の効果】
【0015】
上述したように、本発明の実施形態によるフレキシブル表示部を有する携帯端末のイベント提供方法及び装置によれば、両端が曲がるフレキシブル表示部を携帯端末の側面まで拡張構成することによって表示領域をより容易に確張することができる。さらに、前記フレキシブル表示部を前面のメイン表示領域と側面の補助表示領域に区分し、前記補助表示領域を用いてアラームイベントをサポートすることができる。これを通じて、本発明ではユーザが前面のメイン表示領域を活用することができない状況でも補助表示領域に基づいてより直観的にイベント情報を確認するようにサポートすることができる。
【0016】
本発明の実施形態によれば、アラームイベント発生時、携帯端末の状態を確認し、確認された状態に対応するモードで前記発生されたアラームイベントのイベント情報出力を処理することができる。例えば、フレキシブル表示部のメイン表示領域を使用しない多様な状況、即ち、マナーアラームモードに対応するときのフレキシブル表示部の補助表示領域を用いてアラームイベントによるイベント情報を出力し、メイン表示領域を使用する状況、即ち、一般モードに対応するときのメイン表示領域及び補助表示領域のうちで携帯端末の設定に基づいた少なくとも一つの表示領域を通じてアラームイベントによるイベント情報を出力することができる。これを通じて、携帯端末にコール受信、メッセージ受信、プッシュサービス受信、SNSアラーム受信などのアラームイベントに対する多様な対処が可能でユーザ便宜を向上させることができる。さらに、本発明は諸形態の携帯端末及び彼に対応する多様なデバイスに具現されることができる。また、本発明によれば携帯端末の状態別イベントの情報出力のための最適の環境を具現し、携帯端末の使用性、便宜性及び競争力を向上させることに寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本発明の実施形態によるフレキシブル表示部を有する携帯端末の例示を示す図面である。
図2】本発明の実施形態によるフレキシブル表示部を有する携帯端末の例示を示す図面である。
図3】本発明の実施形態によるフレキシブル表示部を有する携帯端末の例示を示す図面である。
図4】本発明の実施形態による携帯端末の構成を概略的に示す図面である。
図5】本発明の実施形態による携帯端末でフレキシブル表示部の補助表示領域を活用する例示を示す図面である。
図6】本発明の実施形態による携帯端末でフレキシブル表示部の補助表示領域を活用する例示を示す図面である。
図7】本発明の実施形態による携帯端末でフレキシブル表示部の補助表示領域を活用する例示を示す図面である。
図8】本発明の実施形態による携帯端末でフレキシブル表示部の具現形態によって補助表示領域を用いたイベント情報を提供する作動例示を示す図面である。
図9】本発明の実施形態による携帯端末でフレキシブル表示部の具現形態によって補助表示領域を用いたイベント情報を提供する作動例示を示す図面である。
図10】本発明の実施形態による携帯端末でフレキシブル表示部の具現形態によって補助表示領域を用いたイベント情報を提供する作動例示を示す図面である。
図11】本発明の実施形態によるフレキシブル表示部の補助表示領域で出力されるイベント情報の例示を説明するために示す図面である。
図12】本発明の実施形態による携帯端末の状態変化に対するフレキシブル表示部操作作動例を示す流れ図である。
図13】本発明の実施形態による携帯端末でアラームイベントに対するフレキシブル表示部の操作作動例を示す流れ図である。
図14】本発明の実施形態による携帯端末でイベント情報に対するフレキシブル表示部の操作作動例を示す流れ図である。
図15】本発明の実施形態による携帯端末のポジション検出作動説明のために概略的に示す図面である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、添付の図面を参照して本発明の好ましい実施形態を詳しく説明する。この時、添付図面で同一構成要素は可能な同一符号に付している事に留意すべきである。また、本発明の要旨を不明瞭にする公知機能及び構成に対する詳細な説明は省略する。即ち、以下の説明では本発明の実施形態による作動を理解するのに必要な部分だけが説明され、その以外部分の説明は本発明の要旨を不明瞭にしないように省略されるはずであるということを留意すべきである。
【0019】
提案する本発明はフレキシブル表示部(flexible display unit)を有する携帯端末で前記フレキシブル表示部を、前面のメイン表示領域と側面の補助表示領域に区分し、前記補助表示領域を用いてアラームイベントを提供することができるフレキシブル表示部を有する携帯端末及びその操作方法に関する。
【0020】
本発明の実施形態によれば、前記携帯端末で前面のメイン表示領域を使用しない状況(例えば、前面のメイン表示領域がその他の物体(例えば、携帯端末のケース、ノートなど)に覆ったり、又は前面がテーブルの表面などに接触して下向している状態など)でアラームイベント発生時、前記アラームイベントに対するイベント情報を側面の補助表示領域を通じて提供することができる。本発明で前記アラームイベントはコール受信、メッセージ受信(例えば、SMS(Short Message Service)/MMS(Multimedia Message Service)に基づくメッセージ受信)、メール受信、プッシュ(push)サービスの情報受信、ソーシャルネットワークサービス(SNS、Social Networking Service)のアラーム受信などのようなイベントを含むことができる。しかし、本発明のアラームイベントがこれに限定されず、多様なイベントを含むことができる。
【0021】
これのために、本発明の実施形態では両端が曲がる形態を有し、このような形態によって携帯端末前面のメイン表示領域と携帯端末側面の補助表示領域が一体型から構成されるフレキシブル表示部と、携帯端末の状態検出のためのセンサーモジュールと、アラームイベント発生時の携帯端末状態を検出し、携帯端末状態によってフレキシブル表示部のメイン表示領域及び補助表示領域のうちの少なくとも一つの表示領域を用いたイベント情報出力を処理する制御部と、などの構成を含む。この時、本発明の実施形態によれば、マナーアラームモードのための作動モード転換は携帯端末上の設定により選択することもできる。以下で、本発明の実施形態による携帯端末の構成及び操作制御方法に対して図面を参照して詳しく説明する。本発明の実施形態による携帯端末の構成及び操作制御方法が後述する内容に制限されたり限定されるものではないので、以下の実施形態に基づいて多様な実施形態に適用することができる事に留意すべきである。
【0022】
図1乃至図3は、本発明の実施形態によるフレキシブル表示部を有する携帯端末の例示を示す図面である。図1乃至図3に示したように、本発明の携帯端末はフレキシブル表示部100と前記フレキシブル表示部100が取り付けられる本体200と、前記本体200に形成されて携帯端末の機能実行のための付加装置などを含んで構成される。前記図1乃至図3で前記付加装置はスピーカー301、マイク(図示せず)、センサーモジュール(特に、照度センサー303、前面カメラモジュール305など)、一つ又はその以上の物理的なボタン(図示せず)などを含むことができる。
【0023】
前記フレキシブル表示部100は、撓うことができるディスプレー装置を示すもので、紙のように薄く柔軟な基板を通じて損傷無しに撓ったり曲げたり巻くことができることを特徴とする。このようなフレキシブル表示部100は、一般的に使用されるガラス基板ではないプラスチック基板を使用するので基板の損傷を防止するために既存の製造プロセッサを使用せず低温製造プロセッサを使用して形成されることができる。前記フレキシブル表示部100は、液晶表示装置(LCD、Liquid Crystal Display)、発光ダイオード(LED、Light Emitting Diode)、有機発光ダイオード(OLED、Organic LED)及び能動型OLED(AMOLED、Active Matrix OLED)などで液晶を包んでいるガラス基板をプラスチックフィルムで取り替えて、折って広げることができる柔軟性を付与する。このようなフレキシブル表示部100は薄く軽いだけでなく衝撃にも強く、また前述のように撓ったり曲げることができ、多様な形態で製作が可能であるという長所を有している。
【0024】
本発明で前記フレキシブル表示部100は携帯端末の大きさによって特定画面大きさ(例えば、3インチ、4インチ、4.65インチ、5インチ、6.5インチ、8.4インチなど)のアクティブマトリックス画面(active matrix screen)をもって、前記図1及び図2に示したように携帯端末の少なくとも一つの側面(例えば、左側、右側、上側、下側のうちの少なくとも一つの面)まで延長され、フレキシブル表示部100が作動可能な曲率半径(radius of curvature)(例えば、曲率半径5cm、1cm、7.5mm、5mm、4mmなど)以下で折って本体200の側面に締結されることができる。以下、本発明では前記フレキシブル表示部100の前面に示す表示領域を前面のメイン表示領域110と称して、前記メイン表示領域から延長されて前記本体200の少なくとも一つの側面で曲がって本体200の側面に示される表示領域を側面の補助表示領域120と称する。
【0025】
ここで、前記メイン表示領域110と前記補助表示領域120は、本発明の説明の便宜のために区分したことで、前記メイン表示領域110と前記補助表示領域120は少なくともどの一つの端が曲がる形態を有し、曲がる少なくとも一つの端が携帯端末の少なくとも一つの側面まで延長される一つのフレキシブル表示部100によって具現されることができる。また、曲がる少なくとも一つの端部が携帯端末の後面まで延長される一つのフレキシブル表示部100によって具現されることができる。従って、本発明では携帯端末の前面部を基準で平面からなる前面の表示領域をメイン表示領域110と称し、携帯端末の前面部を基準で側面に形成される表示領域を補助表示領域120と称する。即ち、本発明は携帯端末前面のメイン表示領域110と携帯端末側面の補助表示領域120は「一体型」から構成される一つのフレキシブル表示部100によって具現される。
【0026】
このような本発明は、前記図1乃至図3に示したように、前記フレキシブル表示部100を、前面のメイン表示領域110と側面の補助表示領域120に区分し、前記補助表示領域120を用いてアラームイベントを提供することができる。本発明の実施形態によれば、前記携帯端末で前面のメイン表示領域110を使用しない状況(例えば、前面のメイン表示領域がその他の物体(例えば、携帯端末のケース800、ノートなど)に覆われたり、又は前面がテーブルの表面に接触して下向している状態など)でアラームイベント発生時、前記アラームイベントに対するイベント情報を側面の補助表示領域120を通じて提供することができる。
【0027】
例えば、ユーザは会議のために携帯端末をテーブルにひっくり返して置くことができる。即ち、ユーザは携帯端末のメイン表示領域110が下向してテーブルの表面と接触することのように携帯端末状態を変更することができる。又はユーザは図3に示したように携帯端末を別途のケース800に入れてメイン表示領域110を覆ったり、ノートなどでメイン表示領域110を覆うことができる。
【0028】
すると、携帯端末はセンサーモジュールを通じて携帯端末の状態を検出することができる。このとき、携帯端末の状態検出は光量の変化を検出する照度センサー、携帯端末のポジションを検出する作動センサー(例えば、地磁気センサー、加速度センサーなど)、又はタイマー(timer)などによって検出されることができる。ここで、前記センサーモジュールは一つのチップ(chip)に複数のセンサー(例えば、センサー1、センサー2、センサー3など)が一体化されたり、又は複数のセンサーが別途のチップから具現されることができる。
【0029】
例えば、携帯端末は照度センサーによって検出された照度値によって現在状態を判定することができる。携帯端末は作動センサーによって検出されたポジション情報(例えば、x軸、y軸、z軸に対する測定値)により現在状態を判定することができる。又は携帯端末はタイマーによって検出された現在時間によって現在状態を判定することができる。前記タイマーを利用する場合は携帯端末の現在時間がユーザがマナーアラームモード自動実行で設定した時間帯に対応するのか否かを判別し、現在時間がユーザ設定時間に対応するときにマナーアラームモードへ進入する作動に該当することができる。
【0030】
以下、本発明では、先ず照度センサーによる照度値を判定し、測定された照度値が設定された基準条件(例えば、前述のようにメイン表示領域110が覆ってその値が一定基準値以下の条件)を満足するときの追加作動センサーによって携帯端末が置かれた状態を判定し、その状態によって補助表示領域120の出力方向を決定する作動を例示として説明する。しかし、本発明の実施形態によれば、どの一つのセンサーによってだけ作動するように設定されたり、又は3個以上のセンサーの組合により作動するように設定されることができることは勿論である。
【0031】
そして、携帯端末は前記のようなセンサーモジュールに基づいた測定値による判定結果、携帯端末のメイン表示領域110を使用しない状態(例えば、リバース状態又はメイン表示領域110が覆った状態など)であることと認知するとき、マナーアラームモードであることと決定することができる。前記携帯端末の状態は、照度センサーが照度変化を検出し、それに該当する電気的信号を制御部へ送信すると、制御部は前記電気的信号が予め設定された基準値と比べてそれによって携帯端末の状態を決定することができる。このとき、制御部は前記照度センサーによる照度値が予め設定された基準値以下の場合、前記マナーアラームモード進入であることで決定し、作動モードを転換することができる。例えば、照度センサーが測定する最も明るい照度を100、最も暗い照度を0といい、予め設定された基準値の照度が30であるとき、前記照度センサーによって測定された照度値が前記基準値30より小さい場合、又は同じ場合、マナーアラームモード進入であることで決定することができる。
【0032】
本発明で前記マナーアラームモードは、前面のメイン表示領域110によるイベント情報出力は省略し、側面の補助表示領域120によるイベント情報出力のみをサポートするモードに該当することで、マナーアラームモードでは画面出力だけが成り、サウンド出力及び振動出力は省略されることができ、これはユーザ設定によって多様に定義されることができる。前記補助表示領域120に基づいたイベント情報出力は前記メイン表示領域110を単色(例えば、黒色)で出力処理したり、又は前記メイン表示領域110と補助表示領域120の電源を分離して前記メイン表示領域110への電源供給を遮断する方式などが用いることができる。
【0033】
さらに、本発明の実施形態によれば、携帯端末で提供される環境設定又は別途のアプリケーションを用いて携帯端末の右手モード及び左手モードを定義することができる。そして、携帯端末は定義された右手モード又は左手モードに対応する側面の補助表示領域120のみを操作することができる。例えば、前記図1で右手モードに設定された場合、右側側面の補助表示領域120を通じてイベント情報を出力し、左手モードに設定された場合、左側側面の補助表示領域120を通じてイベント情報を出力することができる。
【0034】
携帯端末は、前記のようにマナーアラームモードで作動転換した後、アラームイベントを受信することができる。本発明において、前記アラームイベントは前述したようにコール受信、メッセージ受信、プッシュサービスの情報受信、メール受信、SNSのアラーム受信などを含むことができる。前記携帯端末はマナーアラームモードでアラームイベントを受信するときの前記アラームイベントによるイベント情報を前記側面の補助表示領域120に基づいて出力することができる。ここで、前記イベント情報の出力は携帯端末に入力が受信されるまで(例えば、取消し入力)絶えず出力されたり、又は予め設定された一定時間(例えば、1秒、3秒、5秒)間だけ出力し、その表示を省略することができる。
【0035】
前記携帯端末は、前記マナーアラームモードでアラームイベントを受信するとき、前記アラームイベントのタイプを判別し、判別された当該アラームイベントのタイプによってイベント情報を抽出することができる。そして、抽出されたイベント情報を補助表示領域120に表示することができる形態で加工し、その出力を処理することができる。例えば、コール関連アラームイベントを判定するとき、発信情報(例えば、電話番号)を抽出し、抽出された発信情報とイベント処理方式に対して設定されたユーザ定義を比べることができる。そして、前記発信情報に対して設定された優先順位(priority)(例えば、重要、一般)により前記発信情報を当該イベント情報で加工して補助表示領域120に出力することができる。
【0036】
さらに、メッセージアラームイベントを判定するとき、発信情報(例えば、電話番号)及びメッセージ内容のうちの少なくとも一つを抽出し、抽出された発信情報とイベント処理方式に対するユーザ定義を比べることができる。そして前記発信情報に対して設定された優先順位(例えば、重要、一般)により前記発信情報及びメッセージ内容のうちの少なくとも一つを当該イベント情報で加工して補助表示領域120に出力することができる。
【0037】
一方、前記では発信情報に基づいて当該アラームイベントに対する処理方式を例示としたが、本発明によればイベントタイプ別でアラームイベントに対する処理方式が決定されることができる。即ち、コール受信、メッセージ受信、プッシュサービスの情報受信、メール受信、SNSのアラーム受信などの各アラームイベント別で優先順位を設定してそれによって他の種類のイベント情報で加工してイベント情報出力を処理することができる。
【0038】
そして、前記のように補助表示領域120を通じて出力しようとするイベント情報は発信番号、発信者名、メッセージ内容(この時、スクロール機能サポート)、アイコン(コール、メッセージ、メール、プッシュサービス、SNSなどによって区分されたアイコン)、カラー(補助表示領域120を全体又は一部を設定された優先順位により異なるように表示)などの少なくとも一つの形態でイベントタイプに応じて異なるように加工されることができる。このようなイベント情報出力方式に対しては後述する図11を参照して説明する。
【0039】
図4は、本発明の実施形態による携帯端末の構成を概略的に示す図面である。図4を参照すれば、通信モジュール310、フレキシブル表示部100、センサーモジュール330、記憶部350、及び制御部390を含んで構成される。この以外にも前記携帯端末はマイクとスピーカーを備えるオーディオ処理部、デジタル放送(例えば、DMB(Digital Multimedia Broadcasting)やDVB(Digital Video Broadcasting)のような移動放送)の受信のためのデジタル放送モジュール、被写体の静的映像及び動的映像撮影のためのカメラモジュール、ブルートゥース((登録商標)Bluetooth)通信、赤外線(IrDA、Infrared Data Association)通信、RFID(Radio Frequency Identification)通信、NFC(Near Field Communication) などのような近距離無線通信に基づく通信機能サポートのための少なくとも一つの近距離通信モジュール、ハードキー(Hard key)に基づく入力サポートのための入力部、及び前記のような構成に電源供給のためのバッテリー(battery)などの構成をさらに含むことができるが、それらに対する説明及び図示は省略する。
【0040】
前記通信モジュール310は、通信ネットワークを通じて外部サーバー又は他の携帯端末との通信をサポートする。本発明で前記通信モジュール100は移動通信基盤の音声通話、映像通話、データ通信などの移動通信サービスをサポートするための無線周波数(RF、Radio Frequency)モジュールを含むことができる。また前記通信モジュール100はIP(Internet Protocol)に基づく音声通話、映像通話、データ通信などのインターネット通信サービスをサポートすることもできる。特に、前記通信モジュール100は携帯端末で外部サーバー又は携帯端末からアラームイベントを受信することができる。さらに、本発明で前記通信モジュール100は特定通信モジュールや通信方式に限定されるものではなく、モバイルデバイスが外部サーバー又は他のモバイルデバイスとの通信を実行するように与えられる多様な形態の通信モジュールにより具現されることができる。
【0041】
前記フレキシブル表示部100は、携帯端末の作動状態に係る画面を表示することができる。例えば、前記表示部100は携帯端末のホームスクリーン(home screen)、メニュースクリーン(menu screen)、コール発信/受信画面、メッセージ作成/受信画面、チャット画面、及びアプリケーション実行によるそれぞれの実行画面を表示することができる。前記フレキシブル表示部100は、携帯端末の前面のメイン表示領域110と携帯端末の側面の補助表示領域120に区分され、前記補助表示領域120を通じてコール受信、メッセージ受信、プッシュサービスによる情報受信、SNSによる情報受信などのようなアラームイベントによるイベント情報を出力することができる。このようなフレキシブル表示部100の補助表示領域120を操作する作動例示に対しては後述する。
【0042】
さらに、本発明で前記フレキシブル表示部100はLCDが使用されることが一般的であるが、LED、OLED、AMOLEDなどのような他の表示装置が使用されることもできる。また、前記フレキシブル表示部100はタッチ(touch)に基づく入力をサポートするインターフェースを含んで構成されることができる。例えば、前記フレキシブル表示部100はタッチスクリーン(touch−screen)構成によってタッチに基づく多様なユーザ入力をサポートし、ユーザ入力による入力信号を生成して前記制御部390へ伝達することができる。また、前記フレキシブル表示部100は、前述のような多様な画面を表示する時に前記携帯端末の回転方向(又は置いた方向)によって横モードによる画面表示、前記携帯端末の回転方向(又は置いた方向)によって縦モードによる画面表示及び前記横モードと前記縦モードの間の変化による適応的な画面転換表示をサポートすることができる。
【0043】
前記センサーモジュール330は、携帯端末のポジション変化、照度変化、加速度変化などのような多様な変化のうちの少なくとも1つを検出し、それに該当する電気的信号を前記制御部390へ伝達することができる。即ち、前記センサーモジュール330は携帯端末に基づいて成る状態変化を検出し、それによる検出信号を生成して前記制御部390へ伝達することができる。本発明で前記センサーモジュール330は多様なセンサーからなることができ、携帯端末駆動時(又は携帯端末の設定基盤)前記制御部390の制御によって設定された少なくとも一つのセンサーに電源が供給されて携帯端末の状態変化を検出することができる。本発明の実施形態によればセンサーモジュール330を常に作動させて携帯端末の状態変化を検出することができる。本発明では予め定義されるユーザ設定、本発明のアラームイベント検出時点、又はユーザの受動操作によってセンサーモジュール330が駆動されることができる。
【0044】
このようなセンサーモジュール330は携帯端末の状態変化を検出することができる諸形態のセンシングデバイス(sensing device)のうちの少なくとも一つのデバイスを含んで構成されることができる。例えば、前記センサーモジュール330は加速度センサー(Acceleration Sensor)、ジャイロセンサー(Gyro Sensor)、照度センサー(illuminance sensor)、近接センサー(proximity sensor)、圧力センサー(pressure sensor)、ノイズセンサー(Noise Sensor)(例えば、マイク)、ビデオセンサー(Video Sensor)(例えば、カメラモジュール)、及びタイマーなどのような多様なセンシングデバイスのうちの少なくとも一つのセンサーを含んで構成されることができる。
【0045】
本発明の実施形態では携帯端末のメイン表示領域110を使用しない多様な環境(例えば、携帯端末の前面部がテーブルの表面と接触される、ひっくり返して置く状態又は携帯端末のケース800によって前記メイン表示領域120が覆った状態など)を検出するための一環で、照度センサー及び加速度センサーなどのうちの少なくとも一つの組合によって操作することを例示で説明する。しかし、本発明の実施形態によればセンサーの他の組合又はシングルセンサーを用いることもできる。本発明の例示では一つ又はその以上のセンサーを用いて携帯端末の状態を検出することができる。ここで、前記センサーモジュール330が前記加速度センサーの場合を仮定し、携帯端末のポジションを検出する作動に対して図15を参照して詳しく説明する。
【0046】
図15は、本発明の実施形態による携帯端末のポジション検出作動説明のために概略的に示す図面である。図15を参照すれば、前記センサーモジュール330は、前記通信モジュール310からアラームイベントが収集された場合、前記制御部390の制御により電源が供給されて携帯端末のポジションを測定する。本発明では前記センサーモジュール330を常に作動させて携帯端末のポジションを検出することができる。又は前記センサーモジュール330、特に、加速度センサーはアラームイベントを検出した後に作動することができる。
【0047】
本発明においては、携帯端末のポジション検出のために前記センサーモジュール200が加速度センサーを用いることを例示とする。この時、前記センサーモジュール200が加速度センサーの場合、前記照度センサーによる携帯端末の検出は省略されることができる。このような場合、本発明の携帯端末をひっくり返して前面のメイン表示領域110がテーブルの表面に接触する場合に操作されることができる。しかし、本発明の場合、携帯端末が前面のメイン表示領域110が上方へ向けて携帯端末の後面がテーブルの表面に接触する場合にも操作されることができ、これによって照度センサーを用いて携帯端末の照度を先ず測定した後、補助表示領域120操作のために携帯端末のポジションを測定することによって諸場合の実施例を含む。以下では加速度センサーによって携帯端末のポジションを測定する具体的な例示に対して説明する。
【0048】
センサーモジュール330は、携帯端末の加速度を測定して電気的信号を生成し、生成された電気的信号を制御部390へ伝達することができる。例えば、前記センサーモジュール330が3軸加速度センサーの場合を仮定すれば、図15に表示されたX軸、Y軸及びZ軸それぞれに対する重力加速度を測定することができる。特に、前記センサーモジュール330は携帯端末の運動加速度と重力加速度が加えた加速度を測定するが、携帯端末の動きがなければ重力加速度だけ測定することができる。例えば、携帯端末の前面が上方へ向けることを重力加速度の正(+)方向、携帯端末の後面が上方へ向けることを重力加速度のう負(−)方向と前提して説明する。
【0049】
前記図15に示したように、携帯端末の後面が水平した面に接するように置かれている場合、前記センサーモジュール330によって測定される重力加速度はX軸及びY軸成分が0m/secと測定され、Z軸成分だけが特定量の値(例えば、+9.8m/sec)と測定されることができる。これに反し、携帯端末の前面が水平した面に接するように置かれている場合、前記センサーモジュール330によって測定される重力加速度はX軸及びY軸成分が0m/secで測定され、Z軸成分だけが特定負の値(例えば、−9.8m/sec)が測定されることができる。
【0050】
同時に、携帯端末がテーブルの表面と斜めに置かれた場合を仮定するとき、前記センサーモジュール330によって測定される重力加速度は、少なくとも一つの軸が0m/secではない値と測定され、この時、3つの軸の成分の二乗の和の二乗根、即ち、ベクター和の大きさは前記特定値(例えば、9.8m/sec)になることができる。前記のような場合、前記センサーモジュール330は座標系でのX軸、Y軸及びZ軸方向に対するそれぞれの加速度を検出する。前記センサーモジュール330が付着した位置によって前記それぞれの軸とそれに該当する重力加速度は変わることができることは勿論である。
【0051】
前記制御部390は、前記センサーモジュール330から伝達した重力加速度が少なくとも一つ以上の軸成分によって測定された場合、前記各軸に対する加速度を用いて携帯端末が置かれたポジションを確認(演算)できる。前記ポジションはロ−ル角(roll angle)(φ)、ピッチ角(pitch angle)(θ)、及びヨー角(yaw angle)(Ψ)で示されることができる。前記ロ−ル角(φ)は、図15でX軸を中心とした回転角度を示され、前記ピッチ角(θ)は前記図15でY軸を中心とした回転角度を示され、前記ヨー角(Ψ)は前記図15でZ軸を中心とした回転角度を示されることができる。前記図15に示した例示の場合、前記センサーモジュール330から伝達した重力加速度のうちでZ軸重力加速度が+9.8m/secであれば、携帯端末の置かれたポジションは前記ロ−ル角(φ)、及びピッチ角(θ)は「0」に該当するので、前記携帯端末の置かれるポジションはZ軸の重力加速度を受ける後面が重力方向に置かれたポジションであることを分かる。前記のような方式によって携帯端末が置かれる何のポジションでも検出することができ、また携帯端末のポジション検出のためのポジション検出部が追加的に具現されることができる。
【0052】
本発明で前記制御部390はオイラー角を用いたポジション計算アルゴリズム、拡張カルマンフィルター(extended Kalman filter)を用いたポジション計算アルゴリズム、加速度予測スイッチングアルゴリズムなどのようなアルゴリズムを用いて携帯端末のポジションを判定することができる。即ち、本発明によれば加速度系などを用いて携帯端末のポジションを測定する方法は実施形態により多様な方法に具現されることができる。
【0053】
さらに、前記図4を参照すれば、前記記憶部350は携帯端末で進行されて処理される各種アプリケーションとデータを記憶し、一つ以上の非揮発性メモリーと揮発性メモリーから構成されることができる。本発明で前記記憶部350はROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリー(flash memory)、RAM(Random Access Memory)、内蔵ハードディスク(HDD、Hard Disk)、 外蔵ハードディスク、外部保存媒体などのうちで少なくとも一つで構成されることができる。さらに、前記記憶部350は前記携帯端末のOS(Operating System)、前記フレキシブル表示部100の表示制御作動に係るプログラムとデータ、前記センサーモジュール330を用いた携帯端末の状態検出及びそれによる制御作動に係るプログラムとデータなどを持続的に或いは一時的に記憶することができる。特に、前記記憶部350は前記フレキシブル表示部100のメイン表示領域110及び補助表示領域120操作に係る設定情報370を記憶することができる。
【0054】
本発明において、前記設定情報370は、センサーモジュール330(特に、照度センサー)によって測定された値がマナーアラームモード進入のための条件を満足するのか否か判別(即ち、メイン表示領域110を使用しない状態に付合するのか否か判別)のための基準条件情報、前記補助表示領域120のイベント情報出力方式決定のためのイベントタイプ別又は発信情報別に設定された優先順位情報、右手モード及び左手モード操作のための作動モード情報、イベント情報の出力完了処理のための情報(例えば、ユーザのインタラクション入力時まで絶えず出力、或いは予め設定された一定時間の間の出力など)、マナーアラームモードに対するセンサーモジュール330の操作方式(例えば、利用しようとするセンサー及び各センサー別イベント条件)に対する情報などを含むことができる。設定情報370は、少なくとも一つのマッピングテーブル(mapping table)に具現されて提供されることができる。
【0055】
前記制御部390は、携帯端末の全般的な作動を制御する。特に、前記制御部390は本発明の実施形態でフレキシブル表示部100を用いたアラームイベントに対するマナーアラームモードに基づくイベント情報出力機能操作に係る作動を制御することができる。即ち、前記制御部390は前面のメイン表示領域110と側面の補助表示領域120に区分された前記フレキシブル表示部100で、携帯端末の状態によって前記補助表示領域120を用いたアラームイベントのイベント情報出力を制御することができる。
【0056】
例えば、前記制御部390はアラームイベント発生に関係せず前記センサーモジュール330に基づく前記携帯端末の状態を判定し、判定された携帯端末の状態によってマナーアラームモードへ進入するか否かを決定し、マナーアラームモード状態で発生されるアラームイベントに対して前記補助表示領域120に基づいて前記アラームイベントのイベント情報出力を制御することができる。また、前記制御部390はアラームイベント発生を検出する時点で携帯端末の状態を判定し、判定された携帯端末の状態によってマナーアラームモードへ進入するか否かを決定し、マナーアラームモード進入時の前記補助表示領域120に基づいて前記アラームイベントのイベント情報出力を制御することができる。また、前記制御部390はアラームイベント発生するか否かにかかわらずタイマーに基づくマナーアラームモードを操作することができる。例えば、前記制御部390は携帯端末の現在時間を判定してマナーアラームモードへ進入するか否かを決定することができる。例えば、前記制御部390は現在時間が予め定義された時間(例えば、午前0時、又は一定時間範囲)に属する時にマナーアラームモード進入を決定することができる。そして、マナーアラームモード状態で発生されるアラームイベントに対して前記補助表示領域120に基づいて前記アラームイベントのイベント情報出力を制御することができる。
【0057】
さらに、前記制御部390は前記補助表示領域120に基づくイベント情報出力時のアラームイベント別に設定された優先順位及び発信情報別設定された優先順位などに応じてイベント情報の出力方式を決定し、決定された方式に応じてイベント情報出力を処理することができる。また、前記制御部390は前記携帯端末の状態により前記補助表示領域120のイベント情報表示方向を適応的に回転制御することができる。
【0058】
さらに、前記制御部390は前記の機能外に前記携帯端末の通常的な機能に係る各種作動を制御することができる。例えば、前記制御部390は特定アプリケーション実行時のその操作及び画面表示を制御することができる。また、前記制御部390はタッチに基づいた入力インターフェースでサポートする多様なタッチインタラクション入力に対応する入力信号を受信し、それによる機能操作を制御することができる。また、前記制御部390は有線通信又は無線通信に基づいて各種データの送受信を制御することができる。
【0059】
前記図4に示した本発明の携帯端末は本発明の機能をサポートするすべての情報通信機器、マルチメディア機器及びそれに対する応用機器を含むことができる。例えば、前記携帯端末は多様な通信システムに対応される各通信プロトコル(communication protocols)に基づいて作動する移動通信端末機を含み、タブレットPC(Personal Computer)、スマートフォン(Smart Phone)、デジタルカメラ、PMP(Portable Multimedia Player)、メディアプレーヤー(Media Player)、携帯ゲーム端末及びPDA(Personal Digital Assistant)などのデバイスを含むことができる。
【0060】
図5乃至図7は、本発明の実施形態による携帯端末でフレキシブル表示部100の補助表示領域120を活用する例示を示す図面である。前記図5乃至図7に示したように、前記図5は携帯端末の前面が示され、その後面がテーブルの表面と接触した状態で前記フレキシブル表示部100の補助表示領域120にイベント情報400が出力される画面例示を示されたことで、前記図6は携帯端末の後面が示され、その前面がテーブルの表面と接触した状態で前記フレキシブル表示部100の補助表示領域120にイベント情報400が出力される画面例示を示されたことで、前記図7は前記図5及び前記図6のように携帯端末の置いた状態によって補助表示領域120内のイベント情報の表示方向が適応的に回転転換してイベント情報400を出力する作動例示を示されたものである。
【0061】
前記図5乃至図7を参照すれば、前記フレキシブル表示部100の補助表示領域120内のイベント情報の表示方向は携帯端末が置いた状態にかかわらず常に正方向と示されることができる。例えば、携帯端末の状態が前面が上方と示された状態で反対の後面がさらに上方へ向ける場合、又は携帯端末の状態が後面が上方と示された状態で反対の前面がさらに上方へ向ける場合、それによってイベント情報400を回転(例えば、180°)して補助表示領域120内のイベント情報400がユーザ立場から常に正方向と表示されることができるようにする。また、携帯端末の状態が前面が上方へ向ける状態を基準で所定角度(例えば、30°、120°等)で傾くように置いた場合、前記補助表示領域120内のイベント情報は前記所定角度によって前述したように回転方向が決定することができる。例えば、前記所定角度が30°である場合、前記補助表示領域120内のイベント情報の表示方向は以前の前面が上方と示された状態と対応される方向と示されることができ、前記所定角度が120°である場合、前記補助表示領域120内のイベント情報の表示方向は以前の後面が上方と示された状態と対応される方向と示されることができる。このように、携帯端末が置かれた状態によるイベント情報400の回転は、前述したようなセンサーモジュール330の加速度センサーに基づいて携帯端末の置かれた状態を検出し、それによってイベント情報の出力方式が決定されることができる。
【0062】
例えば、制御部390はアラームイベントを検出するとき、一次的にセンサーモジュール330の照度センサーに基づいてマナーアラームモードへ進入するか否かを判定することができる。さらに、マナーアラームモード進入と決定するとき、前述したように前記センサーモジュール330の加速度センサー基づいて携帯端末の置いた状態(ポジション方向)を判定することができる。ここで、本発明では前記図5に示したようにスピーカー301、照度センサー303及び前面カメラモジュール305などの付加装置とメイン表示領域120が示される面を前面と称し、前記図6に示したように後面カメラモジュール500とバッテリーカバー550などが示される面を後面と称することができる。
【0063】
携帯端末が前記図5の例示のように前面が上方へ向ける状態の場合、イベント情報400の回転無しに補助表示領域120を通じて直ちに出力し、携帯端末が前記図6の例示のように前面が下方へ向ける状態の場合、イベント情報400を180°回転して補助表示領域120を通じて出力することができる。
【0064】
また、前記図5及び前記図6の例示のようなどの一つの状態で他の反対の状態で携帯端末の状態が転換されるとき、前記図7の例示のように補助表示領域120のイベント情報400表示方向が適応的に回転転換されて表示されることができる。このとき、制御部390は補助表示領域120に基づいてイベント情報400を出力する間に前記センサーモジュール330から携帯端末の前面及び後面が反対方向に変わるポジション情報が検出されるとき、それによってイベント情報400の表示方向の転換を制御することができる。
【0065】
さらに、前記図5乃至図7では携帯端末が置いた状態によって補助表示領域120を用いる場合を例示と示されたが、前記のような作動は前記図3に示したように前記携帯端末が携帯端末のケース800に属している場合にも作動することができる。
【0066】
図8乃至図10は、本発明の実施形態による携帯端末でフレキシブル表示部100の具現形態によって補助表示領域120を用いたイベント情報を提供する作動例示を示す図面である。
【0067】
前記図8乃至図10を参照すれば、前記図8の場合、携帯端末本体200の側面に拡張される補助表示領域120が前記本体200の側面縦断まで具現された場合の例示を示され、前記図9の場合、携帯端末の側面に拡張される補助表示領域120が前記本体200の側面一部分まで具現された場合の例示を示されたことである。前記図10の場合、携帯端末に補助表示領域120が具現されるタイプによるイベント情報400出力方式を説明するための例示を示されたことである。
【0068】
前記図10に示したように、前記本体200の側面まで拡張されて示される補助表示領域120の高さ(縦方向の大きさ)を「H」と仮定する時、前記高さ(縦方向の大きさ)「H」によりイベント情報400を異なるように加工して示されることができる。例えば、本発明では前記補助表示領域120の高さ(縦方向の大きさ)「H」によって抽出されたイベント情報400(例えば、発信情報、メッセージ内容、プッシュサービスの情報、SNSのアラームなどのテキスト)とイベント識別アイテム450(例えば、イベントタイプ識別用アイコン(テキストタイプアイコン、イメージタイプアイコン)、カラー縁、カラーバー等)を選択的に表示することができる。
【0069】
前記図8の例示のように、前記補助表示領域120の高さ「H」がテキスト表示のための最小大きさ「A」より大きい場合、又は同じ場合(例えば、H=7mm、A=6mm)、テキスト及びイベント識別アイテム450うちのいずれか一つ又はそれらの組合によってイベント情報400を表示することができる。一方、前記図9の例示のように、前記補助表示領域120の高さ「H」がテキスト表示のための最小表示大きさ「A」より小さい場合(例えば、H=6mm、A=7mm)、テキスト表示は省略されてイベント識別アイテム450のうちのいずれか1つ又は複数の組合によってイベント情報400を表示することができる。前記最小表示大きさ「A」は実験に基づいて決定することができる。
【0070】
即ち、本発明の実施形態によれば、前記補助表示領域120の高さ「H」によってイベント情報400及びイベント識別アイテム450が選択的に表示されることができる。これを前記図10を参照して以下のように詳しく説明する。
【0071】
前記図10の例示のように、前記補助表示領域120は補助表示領域120の高さ「H」と、イベント識別アイテム450うちのテキスト外郭に具現されるカラー縁の表示のための最小大きさ「h」、テキスト表示のための最小大きさ「A」などを考慮してイベント情報400を表示することができる。ここで、テキスト表示のための最小大きさ「A」はテキスト大きさ「T」と補助表示領域120のギャップ(gap)である2a、即ち、「A=T+2a」のように定義されることができる。前記補助表示領域120のギャップ(2a)はそれぞれ上側ギャップ(a)と下側ギャップ(a)を含み、フレキシブル表示部100の曲率半径に対応して決定することができる。前記上側ギャップ(a)と下側ギャップ(a)は前記図10において高さ(height)のように表示されることができる。前記図10において補助表示領域120のギャップのうちで下側ギャップは省略されることもできる。例えば、前記補助表示領域120の携帯端末本体200の側面までに延長される場合には省略されることができ、前記補助表示領域120が携帯端末の後面まで延長される場合、下側ギャップが曲率半径に対応して生成されることができる。前記図10では説明の便宜のために上側ギャップ及び下側ギャップが全部含まれる場合を例示として説明する。参照番号<801>の例示の場合、補助表示領域120の高さ「H」がテキスト表示のための最小大きさ「A(A=T+2a)」より大きいとか、又は同じで、テキスト表示のための最小大きさ「A」がカラー縁の表示のための最小大きさ「H」より大きい場合、又は同じ場合の例を示される。即ち、補助表示領域120の高さ「H」が異なるすべての大きさを含む大きさ(例えば、H≧A>h)を有する場合で、特に補助表示領域120の高さ「H」がテキスト表示のための最小大きさ「A」より大きい場合、又は同じ条件の場合の例を示される。前記のような条件の場合、前記補助表示領域120にはイベント情報400(例えば、発信情報、メッセージ内容、プッシュサービスの情報、SNSのアラームなどのテキスト)とイベント識別アイテム450(例えば、イベントタイプ識別用アイコン(テキストタイプアイコン、イメージタイプアイコン)、カラー縁、カラーバー等)うちの少なくとも一つが携帯端末の設定によって選択的に表示されることができる。
【0072】
参照番号<803>の例示の場合、補助表示領域120の高さ「H」がテキスト表示のための最小大きさ「A(A=T+2a)」より大きいとか、又は同じで、カラー縁の表示のための最小大きさ「h」より小さい又は同じ場合の例を示される。即ち、補助表示領域120の高さ「H」が異なるすべての大きさを含むとか、それらの間の大きさ(例えば、h≧H≧A)を有する場合で、特に補助表示領域120の高さ「H」がテキスト最小表示大きさ「A」より大きいとか、又は同じであるが、カラー縁の表示のための最小大きさ「h」より小さな条件の場合の例を示される。前記のような条件の場合、前記補助表示領域120にはイベント情報400(例えば、発信情報、メッセージ内容、プッシュサービスの情報、SNSのアラームなどのテキスト)とイベント識別アイテム450の一部が携帯端末の設定によって選択的に表示されることができる。前記イベント識別アイテム450の一部はカラー縁を除いたイベントタイプ識別用アイコン及びカラーバーのうちの少なくとも一つを含むことができる。
【0073】
参照番号<805>の例示の場合、補助表示領域120の高さ「H」がテキスト表示のための最小大きさ「A(A=T+2a)」より小さく、テキスト表示のための最小大きさ「A」がカラー縁の表示のための最小大きさ「h」より小さい場合の例を示される。即ち、補助表示領域120の高さ「H」が異なるすべての大きさより小さな大きさ(例えば、H<A<h)を有する場合で、特に補助表示領域120の高さ「H」がテキスト表示のための最小大きさ「A」より小さな条件の場合の例を示される。前記のような条件の場合、前記補助表示領域120にはイベント情報400(例えば、発信情報、メッセージ内容、プッシュサービスの情報、SNSのアラームなどのテキスト)の表示は省略され、イベント識別アイテム450の一部がユーザ設定によって選択的に表示されることができる。前記イベント識別アイテム450の一部は前記イベントタイプ識別用アイコン(特に、イメージタイプアイコン)及びカラーバーのうちの携帯端末の設定によって少なくとも一つを含むことができる。
【0074】
これを整理すれば、以下のように示されることができる。
【0075】
(1)補助表示領域120の高さ「H」がテキスト表示のための最小大きさ「A」より大きい場合、又は同じ場合、テキストに基づくイベント情報400及びイベント識別アイテム450のうち携帯端末の設定による少なくとも一つを表示
(2)補助表示領域120の高さ「H」がテキスト表示のための最小大きさ「A」とカラー縁の表示のための最小大きさ「h」の間に存在する場合、イベント情報400及びイベント識別アイテム450アイテムの一部(特に、カラー縁を除いたイベントタイプ識別用アイコン及びカラーバーのうちで少なくとも一つ)のうちの携帯端末の設定による少なくとも一つを表示
(3)補助表示領域120の「H」がテキスト表示のための最小大きさ「A」より小さい場合、イベント識別アイテム450(特に、イメージタイプアイコン及びカラーバーのうちで携帯端末の設定による少なくとも一つ)表示
例えば、前記(1)方式の場合、前記図8及び図10の参照番号<801>に示したように、アラームイベント発生時、アラームイベントタイプ(例えば、コール、メッセージ、メール、プッシュサービス、又はSNS等)を判別し、前記アラームイベントからイベント情報400(例えば、テキストに基づく発信情報、発信者情報、メッセージ内容、プッシュサービスアラーム内容、又はSNSアラーム内容など)を抽出することができる。そして前記アラームイベントのタイプ及びそれに設定された優先順位によって多様なイベント識別アイテム450(例えば、イベントタイプ識別用アイコン(テキストタイプアイコン、イメージタイプアイコン)、カラー縁又はカラーバーなど)のうちの少なくとも一つが決定されることができる。次いで、前記イベント情報400及び決定されたイベント識別アイテム450を共に表示することができる。前記(1)方式の場合、携帯端末の設定方式に応じて前記イベント情報400及びイベント識別アイテム450のうちのいずれか一つだけ選択的に表示されることもできる。
【0076】
前記(2)方式の場合、前記図8の参照番号<803>に示したように、アラームイベント発生時アラームイベントタイプ(例えば、コール、メッセージ、メール、プッシュサービス、又はSNSなど)を判別し、前記アラームイベントからイベント情報400(例えば、テキストに基づく発信情報、発信者情報、メッセージ内容、プッシュサービスアラーム内容、又はSNSアラーム内容など)を抽出することができる。そして前記アラームイベントのタイプ及びそれに設定された優先順位によって多様なイベント識別アイテム450の一部(例えば、イベントタイプ識別用アイコン(テキストタイプアイコン、イメージタイプアイコン)、カラーバーなど)のうちの少なくとも一つが決定することができる。次いで、前記イベント情報400及び決定されたイベント識別アイテム450を共に表示することができる。前記(2)方式の場合、携帯端末の設定方式に応じて前記イベント情報400及びイベント識別アイテム450のうちの一つだけ選択的に表示されることができる。
【0077】
前記(3)方式の場合、前記図7B及び前記図8の参照番号<805>に示したように、アラームイベント発生時、アラームイベントタイプ(例えば、コール、メッセージ、メール、プッシュサービス、又はSNSなど)を判別し、前記判別されたアラームイベントタイプにマッピングされたイベント識別アイテム450(特に、イベントタイプ識別用アイコン(イメージタイプアイコン)又はカラーバー)を抽出することができる。又は前記アラームイベントタイプ(又は発信情報)の優先順位によるイベント識別アイテム450(例えば、カラーバー)のみを抽出することができる。さらに、抽出された少なくとも一つのイベント識別アイテム450を表示することができる。
【0078】
さらに、上記で定義されたような補助表示領域120の高さ「H」と、テキスト表示のための最小大きさ「A」と、補助表示領域120のギャップ「a」と、テキスト表示大きさ「T」、及びカラー縁の表示のための最小大きさ「h」は携帯端末のタイプによってそれぞれ異なるように定義されることができる。例えば、携帯端末の大きさ、フレキシブル表示部100の具現形態によってそれぞれ異なるように定義されることができる。
【0079】
以下では、前述したようなアラームイベントのイベント情報を前記補助表示領域120を用いてアラームする具体的な作動例示に対して図9を参照して詳しく説明する。
【0080】
図11は、本発明の実施形態によるフレキシブル表示部100の補助表示領域120で出力されるイベント情報の例示を説明するために示す図面である。
【0081】
前記図11を参照すれば、本発明の実施形態ではアラームイベントに対するイベント情報に対してテキスト及びイベント識別アイテムのうちの少なくとも一つを補助表示領域120を通じて表示することができる。このとき、前記補助表示領域120を通じるイベント情報出力は前述したように補助表示領域120の高さに応じてテキスト基盤及びイベント識別アイテム基盤のうちのいずれか一つ又はそれらの組合によって表示されたり、又はイベント識別アイテムに基づいて表示されることができる。また前記補助表示領域120を通じるイベント情報出力は携帯端末の設定方式に従って多様な組合で提供されることができる。
【0082】
例えば、参照番号<901>に示したように、受信されたアラームイベントがコール受信であり、イベント識別アイテム450のうち「Call:」のように前記アラームイベントのタイプ識別のためのテキストタイプアイコンと、「010-1234-5678お母さん」のようなイベント情報400が共に補助表示領域120を通じて提供されることができる。
【0083】
参照番号<903>に示したように、受信されたアラームイベントがコール受信であり、イベント識別アイテム450のうち「Call:」のように前記アラームイベントのタイプ識別のためのテキストタイプアイコンと、「010−1234−5678お母さん」のようなイベント情報400を含み、前記テキストタイプアイコン及びイベント情報400の外郭を取り囲む特定形態(例えば、四角状、楕円状など)に形成されて前記アラームイベントに対して設定された優先順位をアラームするためのカラー縁が共にに補助表示領域120を通じて提供されることができる。前記カラー縁は携帯端末の設定による優先順位(重要、一般、ブックマークなど)によって赤、黄色、ブルーなどのように各優先順位別に区分されたカラーで提供されることができる。例えば、前記参照番号<903>で「010-1234-5678」の発信番号に対して重要優先順位と設定された場合を仮定するとき、赤カラーに基づいたカラー縁が提供されることができる。このとき、発生されたアラームイベントに対するどんな優先順位設定もない場合、設定方式に応じて前記参照番号<901>のように別途の縁のアイテム無しに提供されたり設定された特定カラー(例えば、黒いカラー)の縁が提供されることができる。
【0084】
参照番号<905>に示したように、受信されたアラームイベントがコール受信であり、イベント識別アイテム450のうち
【0085】
(外1)
のようにに前記アラームイベントのタイプ識別のためのイメージタイプアイコンと、「010-1234-8765友達1」のようなイベント情報400を含み、前記イメージタイプアイコンとイベント情報400の外郭を取り囲む特定形態(例えば、四角状、楕円状など)に形成されて前記アラームイベントに対して設定された優先順位をアラームするためのカラー縁が共に補助表示領域120を通じて提供されることができる。前記カラー縁は携帯端末の設定による優先順位(重要、一般、ブックマークなど)によって赤、黄色、ブルーなどのように各優先順位別に区分されたカラーで提供されることができる。例えば、前記参照番号<905>で「010-1234-8765」の発信番号に対してブックマークの優先順位と設定された場合を仮定するとき、ブルーカラーに基づいたカラー縁が提供されることができる。
【0086】
参照番号<907>に示したように、受信されたアラームイベントがメッセージ受信で、イベント識別アイテム450のうち
【0087】
(外2)
のように前記アラームイベントのタイプ識別のためのイメージタイプアイコンと、「早くお入りなさい!!」のようなイベント情報400を含み、前記イメージタイプアイコンとイベント情報400の外郭を取り囲む特定形態(例えば、四角状、楕円状など)に形成されて前記アラームイベントに対して設定された優先順位をアラームするためのカラー縁が共に補助表示領域120を通じて提供されることができる。前記カラー縁は携帯端末の設定による優先順位(重要、一般、ブックマークなど)によって赤、黄色、ブルーなどのように各優先順位別に区分されたカラーで提供されることができる。例えば、前記参照番号<907>でメッセージを発信した発信番号に対して一般優先順位と設定された場合を仮定するとき、黄色カラーに基づいたカラー縁が提供されることができる。このとき、スパムメッセージのように発生されたアラームイベントに対するどんな優先順位設定もない場合、携帯端末の設定方式に応じて前記参照番号<901>のように別途の縁アイテム無しに提供されたり設定された特定カラー(例えば、黒い色)の縁が提供されることができる。
【0088】
参照番号<909>及び参照番号<911>の場合、補助表示領域120の高さがテキスト最小表示大きさより小さい場合であるか、又は携帯端末の設定によってカラーバーが提供される場合に該当することができる。前記参照番号<909>及び参照番号<911>に示したように、受信されたアラームイベント別でカラーバーの形態を異なるように表わし、受信されたアラームイベントに対して設定された優先順位別でカラーバーのカラーを異なるように示されることができる。例えば、コール受信のアラームイベントの場合、前記参照番号<909>のように一直線バー形態を有し、該バーを設定された優先順位に対応するカラーで示されることができる。又はメッセージ受信のアラームイベントの場合、前記参照番号<911>のように点線バー形態を有し、該バーを設定された優先順位に対応するカラーで示されることができる。また前記参照番号<909>及び参照番号<911>外にも多様な形態が携帯端末の設定によって提供されることができる。例えば、前述したようなイメージタイプアイコンとカラーバーが組合された形態で提供されたり、又は受信アラームイベントがユーザ定義による重要度又は条件によってカラーバーを補助表示領域120全体又は一部に示されるように構成することもできる。
【0089】
図12は、本発明の実施形態による携帯端末の状態変化に対するフレキシブル表示部100操作作動例を示す流れ図である。前記図12を参照すれば、前記図12の場合、ユーザによって本発明のマナーアラームモードが事前決定される場合に該当することができる。例えば、ユーザは会議などに参加するとき、マナーアラームモードのために予め定義された状態で携帯端末環境を操作することができる。例えば、ユーザは携帯端末を机のようなテーブルの表面に下ろしたときの携帯端末の前面部を底へ向けるようにしておくことができる。又はユーザは携帯端末の前面部が上方へ向けるようにしておく時に携帯端末のケース800を用いてメイン表示領域110を覆うことと同じ状態でおくことができる。このような図12の場合、マナーアラームモードへの転換のための前述したような照度センサー及び加速度センサーなどのような少なくとも一つの特定センサーモジュール330が作動している状態であるか、又は特定センサーモジュール330がユーザの受動操作によって作動されることができる。
【0090】
前記図12に示したように、制御部390は前述したように携帯端末のポジション変化(又は照度変化)を検出することができる(1001段階)。例えば、ユーザは前記携帯端末を机などの底に下ろすことができる。すると、制御部330は照度センサー又は加速度センサーのようなセンサーモジュール330から獲得された測定値に基づいて携帯端末のポジション変化(又は照度変化)を検出することができる。
【0091】
制御部390は携帯端末のポジション変化(照度変化)を検出するとき、予め設定されたポジション情報(又は照度情報)と比べることができる(1003段階)。この時、前記比較は検出されたポジション変化(又は照度変化)がマナーアラームモード進入のための条件を満足するのか否かを判別するための作動に該当することができる。
【0092】
制御部390は、前記ポジション情報(又は照度情報)比較によって、前記携帯端末の状態変化がマナーアラームモードで転換のためのことなのかを判定することができる(1005段階)。例えば、前記ポジション情報(又は照度情報)が予め定義された設定情報に対応すればマナーアラームモード転換と決定し、予め定義された設定情報に対応しなければ一般モードによる作動処理と決定することができる。
【0093】
制御部390はマナーアラームモード転換で決定すると(1005段階のYES)、携帯端末で現在操作中の作動モードをマナーアラームモードで転換することができる(1007段階)。さらに、制御部390は前記マナーアラームモード転換時、メイン表示領域110ターン-オフ(turn-off)及び補助表示領域120に基づいたフレキシブル表示部100操作を制御することができる(1009段階)。
【0094】
制御部390はマナーアラームモード転換ではないことで決定すると(1005段階のNO)、携帯端末で現在操作中の作動モードを維持することができる(1011段階)。このとき、もし携帯端末で現在操作中の作動モードがマナーアラームモードに該当する場合、前記制御部390は前記1007段階で前記作動モードを一般モードで転換することができる。さらに、制御部390はメイン表示領域110及び補助表示領域120のうちの少なくとも一つの表示領域の選択的操作によってフレキシブル表示部100操作を制御することができる(1013段階)。
【0095】
図13は、本発明の実施形態による携帯端末でアラームイベントに対するフレキシブル表示部100操作作動例を示す流れ図である。前記図13を参照すれば、前記図11の場合、外部からアラームイベントが発生するときの携帯端末の状態(照度、ポジションなど)を確認し、携帯端末の状態によってマナーアラームモードによる作動又は一般モードによる作動を処理する例示を示されることである。このような図13の場合、マナーアラームモードへの転換のための携帯端末の状態を判定する特定センサーモジュール330はアラームイベント発生時点で作動されることができる。
【0096】
前記図13に示したように、制御部390は前述したような多様なアラームイベントのうちのいずれか一つのアラームイベント発生を検出することができる(1101段階)。例えば、前記制御部390はコール受信、メッセージ受信、プッシュサービスの情報受信、メール受信、SNSの情報受信などによるアラームイベント発生を検出することができる。
【0097】
制御部390は前記アラームイベント発生を検出する時に前記アラームイベントによるイベント処理方式に対して決定することができる(1103段階)(1105段階)。例えば、制御部390は前述したようにセンサーモジュール330を通じて携帯端末の状態をチェックした後、前記携帯端末の状態によってマナーアラームモードによるイベント処理又は一般モードによるイベント処理のうちのいずれか一つを決定することができる。即ち、前記制御部390はアラームイベント発生時に携帯端末の状態別でマナーアラームモードの操作するか否かを決定することができる。また、前記制御部390はアラームイベント発生時、携帯端末の現在時間を判定してマナーアラームモードへ進入するか否かを決定することができる。例えば、前記制御部390は現在時間が予め定義された時間(例えば、午前0時、又は一定時間範囲)に属するのか判定して携帯端末のマナーアラームモードを操作するか否かを決定することができる。
【0098】
制御部390はマナーアラームモードによるイベント処理で決定すると(1105段階のYES)、補助表示領域120を活性化して(1107段階)前記補助表示領域120 基づいたイベント情報出力を制御することができる(1109段階)。ここで、本発明ではアラームイベント発生時のセンサーモジュール330の照度センサー又は加速度センサーによって一次的に携帯端末の状態を判別し、携帯端末の状態によるマナーアラームモード進入するか否かを決定することができる。そして、マナーアラームモード進入時前記センサーモジュール330の加速度センサーによって2次的に携帯端末のポジションを判別し、携帯端末のポジションによるイベント情報表示方向を決定することができる。
【0099】
制御部390は一般モードによるイベント処理で決定すると(1105段階のNO)、メイン表示領域110及び補助表示領域120うちの少なくとも一つの表示領域を選択的に活性化できる(1111段階)。そして制御部390は活性化された表示領域に基づくイベント情報出力を制御することができる(1113段階)。
【0100】
図14は、本発明の実施形態による携帯端末でイベント情報に対するフレキシブル表示部100操作作動例を示す流れ図である。前記図14を参照すれば、前記図14の場合、マナーアラームモードが作動中の状態でアラームイベントに対するイベント情報の出力方式を決定し、決定された出力方式に応じてイベント情報出力を処理する例示を示したものである。
【0101】
前記図14に示したように、先ず制御部390は前述したように発生されたアラームイベントに対してマナーアラームモードによる処理のとき、前記アラームイベントによるイベントタイプを判別することができる(1201段階)。例えば、制御部390はアラームイベントがコール受信、メッセージ受信、プッシュサービスの情報受信、メール受信、SNSの情報受信などのような多様なイベントタイプのうちでどこに属するのか判別することができる。イベントタイプ判別は当該イベントによって送信されるデータのヘッダー(header)確認を通じて識別することができる。
【0102】
制御部390は前記イベントタイプを判別するとき、判別されたイベントタイプによるイベント出力(アラーム)方式を決定することができる(1203段階)。例えば、制御部390は上記図11を例示で説明したように、前記イベントタイプに対応するイベント識別アイコン(例えば、テキストタイプアイコン、イメージタイプアイコンなど)決定、イベント情報及びイベント識別アイテムのうちでいずれか一つ又はそれらに組合による出力決定、イベント識別アイテムに対する優先順位別カラーを適用するか否かの決定などを決定することができる。
【0103】
制御部390は前記イベント出力方式が決定されるとき、決定されたイベント出力方式に基づいてイベント情報を加工することができる(1205段階)。例えば、制御部390は上記図11の参照番号 <901>乃至参照番号<911>を参照した説明部分で説明したように、いずれか1つの形態に出力されることができるようにイベント情報を前記決定されたイベント出力方式に応じてイベント識別アイテムと組み合わせるなどの加工を実行することができる。
【0104】
制御部390は、加工されたイベント情報を補助表示領域120を用いて出力制御することができる(1207段階)。このとき、制御部390は携帯端末のポジションをチェックして補助表示領域120に表示する前記イベント情報の回転するか否かを判別し、回転決定時の前記イベント情報を180°回転して前記補助表示領域120で提供することができる。
【0105】
一方、上述したような本発明のフレキシブル表示部を有する携帯端末のイベント提供方法は、多様なコンピューター手段を通じて実行されることができるプログラムコマンド形態に具現されてコンピューターで判読可能な記録媒体に記録されることができる。このとき、前記コンピューターで判読可能な記録媒体はプログラムコマンド、データファイル、データ構造などを単独で又は組み合わせて含むことができる。一方、記録媒体に記録されるプログラムコマンドは本発明のために特別に設計されて構成されたものであるか、コンピューターソフトウェア当業者に公知されて使用可能なものであればよい。
【0106】
前記コンピューターで判読可能な記録媒体にはハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク及び磁気テープのような磁気媒体(Magnetic Media)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)のような光記録媒体(Optical Media)、フロプティカルディスク(Floptical Disk)のような磁気−光媒体(Magneto−Optical Media)、及びROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリーなどのようなプログラムコマンドを記憶して実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれる。また、プログラムコマンドにはコンパイラーによって造られるものと同じ機械語コードだけではなくインタプリターなどを使用してコンピューターによって実行されることができる高級言語コードを含む。上述したハードウェア装置は本発明の作動を実行するために一つ以上のソフトウェアモジュールとして作動するように構成されることができ、その逆も同じである。
【0107】
さらに、明細書及び図面に開示された本発明の実施形態は本発明の記述内容を容易に説明して本発明の理解を助けるために特定例を提示したものであって、本発明の範囲を限定しようとするものではない。従って、本発明の範囲はここに開示された実施形態の以外にも本発明の技術的思想を基づいて導出されるすべての変更又は変形された形態が本発明の範囲に含まれることに解釈されなければならない。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15