(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記停止解除手段によって前記停止状態が解除される場合、前記係合部が、前記揺動部を下方向に揺動することによって前記線状部材の係合状態を解除するように構成されている、
請求項1に記載の動物捕獲檻。
前記停止解除手段が、前記捕獲空間内に配置された仕掛けラインを具備しており、当該捕獲空間内に侵入した動物によって当該仕掛けラインが引かれた場合に、それに連動して前記停止状態を解除するように構成されている、
請求項1又は2に記載の動物捕獲檻。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述した従来の動物捕獲檻はいずれも、使用する際に、スライド扉の下端が檻本体の上端に位置する程度までスライド扉を上昇させるセッティング作業が必要となる。動物捕獲檻におけるスライド扉は、捕獲した動物が衝突しても破損することがないように鉄等の強固な材質で構成されており、相当程度の重量を有している。そのため、上記のセッティング作業を行うことは容易ではなく、相当程度の腕力のある者でなければ対応することが難しいという問題があった。
【0006】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、上記課題を解決することができる動物捕獲檻を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決するために、本発明の一の態様の動物捕獲檻は、動物を捕獲するための捕獲空間を具備する檻本体と、前記捕獲空間への動物の進入が可能なように前記檻本体に設けられる開口部と、前記開口部の近傍に配され、上下方向に延設されるガイド部材と、
上下方向に併設させた複数の線状部材を含む柵状パネルで構成され、前記ガイド部材に案内されて上下方向にスライド移動するスライド扉とを備え、動物が前記捕獲空間内に進入した場合に前記スライド扉が当該ガイド部材に案内されて落下することにより前記開口部を閉状態とする動物捕獲檻において、
上下方向における所定の位置にて前記柵状パネルの前記線状部材を係合する係合部を具備し、前記スライド扉を上方向にスライド移動させる途中、
前記線状部材のそれぞれに対して前記係合部による係合を施すことによって、上下方向における複数位置で当該スライド扉を停止させる停止手段と、動物が前記捕獲空間内に進入した場合に、前記停止手段による前記スライド扉の停止状態を解除して当該スライド扉を落下させる停止解除手段とを備え
、前記係合部が、上下方向に揺動可能な揺動部を具備しており、前記スライド扉を上方向にスライド移動させる場合に当該揺動部が上方向に揺動することによって前記線状部材の係合状態を解除し、当該スライド扉の上方向へのスライド移動が停止した場合に当該揺動部が揺動して元の方向に戻ることによって前記線状部材を再係合するように構成されていることを特徴とする。
【0010】
また、この態様において、前記停止解除手段によって前記停止状態が解除される場合、前記係合部が、前記揺動部を下方向に揺動することによって前記線状部材の係合状態を解除するように構成されていてもよい。
【0011】
また、この態様において、前記停止解除手段が、前記捕獲空間内に配置された仕掛けラインを具備しており、当該捕獲空間内に侵入した動物によって当該仕掛けラインが引かれた場合に、それに連動して前記停止状態を解除するように構成されていてもよい。
【発明の効果】
【0012】
本発明に係る動物捕獲檻によれば、スライド扉を上昇させるセッティング作業を容易に行うことが可能になる。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、以下に示す各実施の形態は、本発明の技術的思想を具体化するための方法及び装置を例示するものであって、本発明の技術的思想は下記のものに限定されるわけではない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された技術的範囲内において種々の変更を加えることができる。
【0015】
図1は、本実施の形態に係る動物捕獲檻1の構成を示す斜視図である。
図1に示すように動物捕獲檻1は、4枚の長方形状の柵ユニット10〜10と、2枚の扉ユニット20,20とを備えている。柵ユニット10〜10の長辺同士が連結されることにより、矩形状の檻本体2が形成される。この檻本体2において、柵ユニット10の長手方向で対向する両側面は開口部となっており、その開口部に扉ユニット20,20がそれぞれ配設されている。
【0016】
図2は、柵ユニット10の構成を示す正面図である。また、
図3は、隣り合う柵ユニット10の連結方法を示す模式図である。
図2に示すように、柵ユニット10は、直径6mmの鉄線が等間隔になるよう縦横に直角に配設され、それらの鉄線の各交点が溶接された溶接金網10aと、溶接金網10aの長辺に沿って溶接される直径10mmの連結鉄筋線10b,10bと、同じく短辺に沿って溶接される直径10mmの連結鉄筋線10c、10cとを備えるパネル状ユニットである。各柵ユニット10の長辺同士が連結される場合、
図3に示すように、隣り合う柵ユニット10,10それぞれの連結鉄筋線10b,10bに各ユニットを連結するための連結部材である連結コイル12が巻き付けられる。これにより、連結鉄筋線10b,10bが結束され、隣り合う柵ユニット10,10が連結される。このようにして4枚の柵ユニット10〜10が連結されることによって檻本体2が形成される。
【0017】
図4及び
図5はそれぞれ、扉ユニット20の構成を示す正面図及び側面図である。扉ユニット20は、上下方向にスライド移動するスライド扉21と、スライド扉21のスライド移動を案内するためのガイド枠22と、ガイド枠22の前側に設けられる柵部23とを備えている。
【0018】
ガイド枠22は、上下方向に延設された2本の支柱22a,22aと、支柱22a,22aの中間よりも上側の中途部分を連結する中間連結梁22bと、同じく上端部分を連結する上端連結梁22cと、同じく下端部分を連結する下端連結梁(図示せず)とで構成されている。なお、中間連結梁22の左右方向の中央部上側には、スライド扉21のスライド移動を停止するための扉停止装置40が設けられている。この扉停止装置40の詳細については後述する。
【0019】
柵部23は、2本の縦アングル及びそれらの上下両端を連結する2本の横アングルで構成されている。この柵部23とガイド枠22とは、スライド扉24の厚みよりも少し長い距離を隔てて、6つのブラケット211〜211により連結されている。スライド扉24は、これらのガイド枠21と柵部23との間に設けられた間隙に配され、ガイド枠22及び柵部23に沿って上下方向にスライド移動する。
【0020】
図6は、スライド扉21の構成を示す正面図である。スライド扉21は、直径6mmの鉄線が等間隔になるよう縦横に直角に配されて鉄線の各交点が溶接された溶接金網21aと、溶接金網21aを補強する直径10mmの鉄筋線21bとを有する。鉄筋線21bは、溶接金網21aの四辺を取り囲むようにして、溶接金網21aに溶接される。
【0021】
なお、
図5に示すように、各支柱22a,22aの後部には上下方向に延びる連結鉄筋線212が溶接されている。この各扉ユニット20の連結鉄筋線212と側面の柵ユニット10の短辺に設けられた連結鉄筋線10cとが、上述した場合と同様にして連結コイル12によって結束される。これにより、各扉ユニット20が、側面の柵ユニット10に連結される。
【0022】
上述したように、本実施の形態では、各柵ユニット10及び扉ユニット20が、連結鉄筋線を連結部材で結束することにより連結される。このため、容易に且つ短時間で組み立てたり、分解したりすることができる。なお、各ユニットの各側縁部を連結部材のみにより結束することとした場合、従来用いられているボルト止め又は通し部材等による連結のように堅固なものではなく、ある程度の弾力を有する弾性的な連結となる。このように、隣接する各ユニットそれぞれの側縁部は弾性的に連結されるため、動物捕獲檻1全体は軟構造となる。これにより、檻本体2内で捕獲された動物が、脱出するために暴れて側面部に衝撃が加わったとしても、各ユニットの連結箇所でその衝撃を吸収することができ、動物捕獲檻1の大きな変形や破損等を防ぐことができる。
【0023】
また、従来用いられているボルト止め又は通し部材等の連結部材による連結の場合、堅固に各構成部材を連結するために、構成部材に強い衝撃が加わる等によって周縁部が変形すると、それに伴って連結部材も変形してしまい、解体が困難となってしまう。一方、本実施の形態では、連結部材は連結鉄筋線を結束しているだけであるため、連結鉄筋線に変形が生じた場合であっても、連結部材は当該変形に対応して回転等の移動をすることが可能である。これにより、連結鉄筋線が変形した場合でも、連結部材が大きく変形することを防ぐことができる。また、たとえ連結部材が大きく変形してしまった場合であっても、当該連結部材は連結鉄筋線を結束するように連結鉄筋線に巻き付けられているだけであるため、容易に取り外すことができる。
【0024】
[扉開閉装置]
図1に示すとおり、上面の柵ユニット10の中央領域には、スライド扉21の開閉動作を制御するための扉開閉装置30の上部が設けられている。また、この扉開閉装置30の下部は、檻本体2の内部に設けられている。以下、この扉開閉装置30の詳細について説明する。
【0025】
図7は扉開閉装置30の上部の構成を示す平面図であり、
図8はその下部の構成を示す
図7のA−A線断面図である。
図7に示すとおり、扉開閉装置30は、平行して延びる鉄製の2枚の第1長板状部材31,31及び同じく2枚の第2長板状部材32,32と、鉄製の第3長板状部材33と、回動機構34とを備えている。第1長板状部材31,31は、上面の柵ユニット10上で、その柵ユニット10の短辺方向と平行する方向に延設されている。第2長板状部材32,32は、同じく柵ユニット10上で、第1長板状部材31,31と交差する方向に延設されており、これら第1長板状部材31,31を連結している。また、第3長板状部材33は、同じく柵ユニット10上で、第2長板状部材32,32と交差する方向に延設されており、これら第2長板状部材32,32を連結している。
【0026】
図7及び
図8に示すとおり、回動機構34は、上面の柵ユニット10と平行に延びる円筒状の可動部34aと、その可動部34aの中央下部にその上端が接合された軸体34bとを備えている。軸体34bは、軸中心に回動自在となるように第3長板状部材33に取り付けられている。軸体34bが軸中心に回動することによって、可動部34aは軸体34bとの接合部を中心として上面の柵ユニット10と平行な方向に回動する。
【0027】
図8に示すように、軸体34bは、第3長板状部材33を貫通して檻本体2内に延びており、その下端側は側方に屈曲するようにL字形に形成されている。軸体34bの下端は、上面の柵ユニット10の適宜の箇所に固定された棒状の固定部35の中途部分とともに、塩化ビニール製のパイプ36内に収容される。これにより、軸体34bの下端はパイプ36を介して固定部35により固定されることになり、その結果軸体34bの回動が規制される。
【0028】
パイプ36の回動機構34から離反する方向側の端面上部には、仕掛けライン51の一端が連結されている。仕掛けライン51は檻本体2内に延出され、一方の側面の柵ユニット10の金網を経由した後、その他端が他方の側面の柵ユニット10に締結される。なお、檻本体2内に侵入した動物が仕掛けライン51に触れることができるように、仕掛けライン51は、底面の柵ユニット10から少し浮いた位置でその柵ユニット10と平行に延びる部分を有している。ここで、檻本体2内に動物が進入することにより仕掛けライン51が図面中の方向(a)に引かれた場合、パイプ36も同じく方向(a)に引かれ、軸体34bの下端がパイプ36から外れる。これにより、軸体34bの下端の固定状態が解除され、軸体34bが回動可能な状態となる。
【0029】
なお、動物捕獲檻1のセッティング作業において、仕掛けライン51の他端を柵ユニット10の鉄線に締結する際等に、軸体34bがパイプ36から外れないようにする必要がある。そのため、例えばパイプ36及び第3板状部材33のそれぞれの適宜の位置に貫通孔を設け、それらの貫通孔に棒状部材を挿通すること等によって、パイプ36の位置を固定しておくことが望ましい。この場合、セッティング作業終了後に、この棒状部材を抜き取ることにより、パイプ36を方向(a)に移動可能な状態にすることになる。
【0030】
[扉停止装置]
次に、スライド扉21のスライド移動を停止させるための扉停止装置40の詳細について説明する。上述したように、扉停止装置40は、扉ユニット20の中間連結梁22の中央部上側に突設されている。
図9Aは、扉停止装置40の構成を示す側面図である。
図9Aに示すとおり、扉停止装置40は、扉ユニット20の中間連結梁22b上に突設された上下方向に延びる長板状の支持部材42と、上下方向に揺動可能に支持部材42に取り付けられた揺動アーム41とを備えている。
【0031】
支持部材42は、所定間隔を隔てて対向する一対の長板状部材で構成されており、それらの長板状部材の間に揺動アーム41が配されている。揺動アーム41の中央やや先端側(
図9Aの図面に向かって右側)よりの部位は、揺動アーム41に設けられた孔及び支持部材42を構成する一対の長板状部材の上部中央に設けられた孔に挿入されたピン43を介して、上下方向に揺動可能に支持部材42に連結されている。
【0032】
上述したように、ワイヤーライン50の一端は扉開閉装置30の可動部34aの端部と連結されている。他方、ワイヤーライン50の他端は、揺動アーム41の後端部に設けられた孔41aに挿通して締結固定されることによって、揺動アーム41と連結されている。
【0033】
各ワイヤーライン50は、
図1及び
図7に示すとおり、扉開閉装置30の可動部34aの端部から、上面の柵ユニット10の側端に位置する鉄線を経由して、扉停止装置40の揺動アーム41まで延びている。このワイヤーライン50は、可動部34aが扉ユニット20と平行した状態で静止しているとき、すなわち軸体34bの下端が固定部35によって回動不能に固定されているときに、
図9Aに示すように揺動アーム41が水平方向に延びる状態を維持できる程度の長さを有している。
【0034】
ワイヤーライン50による牽引によって
図9Aに示すように揺動アーム41が水平方向に延びる状態が維持されている場合、この揺動アーム41の先端部の上面が、スライド扉21の溶接金網21aにおいて左右方向に延びる複数の鉄線のうちの一本の鉄線の下側に当接することによって、揺動アーム41と当該鉄線が係合し、スライド扉21がその自重により落下することなく静止した状態となる。このとき、設置者によってスライド扉21が上方向にスライド移動されると、スライド扉21の溶接金網21aの鉄線によって揺動アーム41の先端部の下面が押し上げられ、
図9Bに示すように揺動アーム41の先端部が上方向(図面中の矢印方向)に揺動する。その後、設置者は、スライド扉21が所望の高さに到達したときにスライド扉21の上昇を止める。そうすると、揺動アーム41の先端部の直上に位置する溶接金網21aの鉄線の下側により揺動アーム41の先端部が押し下げられ、
図9Aに示すように揺動アーム41が水平方向に延びる状態となり、スライド扉21が静止した状態となる。上記の動作を繰り返すことによって、スライド扉21の高さ位置の調節を段階的に行うことができる。
【0035】
図10は、開口部が開状態となっている場合において一方のスライド扉21が最も低い位置にあるときの動物捕獲檻の構成を示す斜視図である。この場合、スライド扉21の最上段に位置する鉄線の下端が揺動アーム41の先端部によって支持されることによりスライド扉21が停止している。設置者は、セッティング作業の際、スライド扉21の最上段に位置する鉄線の下端が揺動アーム41の先端部に到達するまでスライド扉21を上昇させれば、
図10に示す位置でスライド扉21を停止させることができる。その後、設置者がスライド扉21を上方向にスライド移動させて揺動アーム41の先端部を上方向に揺動させた上で、所望の位置でスライド移動を停止させて揺動アーム41を水平方向に延びる状態に戻すことによって、スライド扉21の高さ位置を確定させる。なお、このようにスライド扉21の高さ位置を段階的に調節するのではなく、最初から所望の位置までスライド扉21を上昇させて停止させることも可能である。
【0036】
なお、動物捕獲檻1のセッティング作業においては、揺動アーム41の先端部によって停止されたスライド扉21が落下しないように、可動部34aの回動を確実に規制しておく必要がある。そのため、例えば可動部34a及び第3板状部材33のそれぞれの適宜の位置に貫通孔を設け、それらの貫通孔に棒状部材を挿通すること等によって、可動部34aを回動不能に固定しておくことが望ましい。この場合、セッティング作業終了後にこの棒状部材を抜き取ることにより、可動部34aを回動可能な状態にすることになる。
【0037】
上述したように、本実施の形態の場合、セッティング作業において従来のようにスライド扉の下端が檻本体の上面に到達する位置まで一度に上昇させる必要がないため、作業負担を軽減することができる。そのため、腕力に乏しい者であっても、容易にセッティング作業を行うことができる。
【0038】
また、本実施の形態においては、スライド扉21の高さ位置を所望のものに設定することができる。換言すると、檻本体2の開口部の開口面積を所望の大きさに設定することができる。捕獲対象の動物の大きさ・動物捕獲檻の設置環境等によって、開口部の開口面積の適した大きさが異なる場合がある。本実施の形態では、スライド扉21の高さ位置を複数設定することにより、開口部の開口面積の調節を行うことができるため、適した開口面積を容易に実現することができる。
【0039】
次に、檻本体2内に動物が侵入した場合における動物捕獲檻1の動作について説明する。上述したセッティング作業が完了した後、檻本体2内に動物が侵入した場合、その動物は檻本体2内に設置されている仕掛けライン51に触れてこれを引っ張ることになる。そうすると、
図7及び
図8における方向(a)に仕掛けライン51が引っ張られ、これによりパイプ36が方向(a)に移動する。その結果、回動機構34の軸体34bの下端がパイプ36から外れ、軸体34bの下端の固定が解除される。このように軸体34bの下端の固定が解除されると、可動部34aの両端はワイヤーライン50,50によって互いに異なる方向(b)及び(c)に引っ張られているため、可動部34aが上面の柵ユニット10と平行な方向に回動する。その結果、
図11に示すように揺動アーム41の先端部がスライド扉21の重みによって押し下げられ、揺動アーム41とスライド扉21の鉄線との係合状態が解除され、スライド扉21がその自重により落下する。これにより、スライド扉21が開口部を塞いで閉状態となり、動物を捕獲することができる。
【0040】
(その他の実施の形態)
上述した実施の形態では、柵ユニット10及び扉ユニット20は、連結鉄筋線に連結コイル12を巻き付けることで連結しているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、各ユニットを連結することができるのであれば、ワイヤークリップ、シャックル、又はクランプ等を用いて連結されていてもよい。ここで、ワイヤークリップ、シャックル、又はクランプ等の場合は取り付ける際にねじ締め等の手順が必要となるが、本実施の形態のように連結コイルを用いる場合では、単純に連結鉄筋線に当該連結コイルを巻き付けるだけでよいため、他の方法と比較してより容易且つ短時間で組み立て又は分解を行うことができる。このため、各ユニットを連結するための連結部材としては、連結コイル等のような螺旋状のものを採用することが望ましい。
【0041】
また、上述した実施の形態では、柵ユニット10及び扉ユニット20に、鉄線を組み合わせた溶接金網を用いているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、溶接金網の代わりに、複数の鉄棒を配設した鉄柵等を用いるようにしてもよい。
【0042】
また、上述した実施の形態では、檻本体2の両側面に開口部が設けられているが、一方の側面のみに開口部が設けられていてもよい。この場合、扉ユニット20は1つのみとなり、可動部34aの一端部のみにワイヤーライン50が連結される構成となる。