(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記表示手段は、前記地域限定コンテンツ情報であることを示すカテゴリを選択すると前記地域限定コンテンツ情報を複数表示し、前記分類手段は、前記複数表示される前記地域限定コンテンツ情報のうち、前記ユーザが選択して閲覧する前記地域限定コンテンツ情報が前記降順に一覧表示されているカテゴリの何れのカテゴリに属するものであるかを分類することを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末。
前記複数表示される前記地域限定コンテンツ情報に対する前記ユーザの閲覧履歴に基づいて、前記複数表示される前記地域限定コンテンツ情報の各々が属するカテゴリのうちユーザの嗜好に合致するカテゴリを決定することを特徴とする請求項3に記載の携帯情報端末。
前記表示手段は、前記降順に一覧表示されているカテゴリのうち何れかのカテゴリを選択すると前記選択したカテゴリに属する複数のコンテンツ情報をユーザの嗜好に合致する降順に表示するものであり、前記分類手段は、前記所定の領域に紐付けられたコンテンツ情報に関連するコンテンツ情報のうち前記決定したユーザの嗜好に合致するカテゴリに属するコンテンツ情報を前記降順に一覧表示されているカテゴリに分類し、前記表示手段は、前記カテゴリを選択すると前記分類されたコンテンツ情報を前記降順に表示するコンテンツ情報よりも優先順位を高くして表示することを特徴とする請求項4に記載の携帯情報端末。
【発明を実施するための形態】
【0014】
次に、本発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化乃至省略する。以下、本実施形態について説明するが、本実施形態は、以下に説明する実施形態に限定されるものではない。なお、以下に説明する実施形態は、携帯情報端末に搭載されるアプリケーションプログラムを具体例に挙げて説明しているが、様々な地域から提供され得るコンテンツ情報をカテゴライズ可能な携帯情報端末に搭載されるあらゆるアプリケーションプログラムに対しても適用可能である。
【0015】
まず、本実施形態における携帯情報端末が配置される通信環境について説明する図である。
図1は、本実施形態における携帯情報端末が配置される通信環境について説明する図である。
【0016】
図1において、インターネットを一例とするネットワーク600に対して、基地局200と、サーバ400と、ビーコン500とがそれぞれ接続されている。また、GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)衛星300と携帯情報端末100との間、基地局200と携帯情報端末100との間、及び携帯情報端末100とビーコン500との間において通信が行われている。
【0017】
本実施形態における携帯情報端末100は、携帯電話通信網を介して基地局200と接続する機能を有している。また、携帯情報端末100は、例えば、GPS衛星300から受信する信号等を用いたり付近の基地局200との情報交換を行ったりすることにより、現在位置を認識する機能を有している。そして、この現在位置は、携帯情報端末100の経度・緯度で示される。
【0018】
なお、GPS衛星300は、人工衛星を利用して位置を測位するシステムであり、後述する携帯情報端末100が有するGPS通信部108は複数のGPS衛星300から電波を受信して位置を特定するものであるが、屋内や地下といった衛星からの電波が届かない場所での測位が難しいという欠点がある。
【0019】
また、ネットワーク600には、ビーコン500が接続されている。ビーコン500は、GPS衛星300のように広範囲での利用はできないが、屋内や地下でも利用することができ、ビーコン500に対応するアプリケーションプログラムをインストールした携帯情報端末100から数cmから数十cmという範囲(精度)でビーコン500の位置を特定できる。したがって、店舗や特定の領域のような狭い範囲の情報をピンポイントに発信することが可能であり、例えば、iBeacon(登録商標)のようなものが挙げられる。
【0020】
なお、ビーコン500は、iBeaconに限定されることなく、GPS衛星300のように広範囲での利用はできないが、屋内や地下でも利用することができ、数cmから数十cmレベルで携帯情報端末100からビーコン500の位置を特定できるものであれば如何なる形式のものであっても良い。このビーコン500は、後述するユーザにとって興味関心が高い又はユーザが主体的に参加するイベントに特化した特定の地域におけるコンテンツ情報を纏めて携帯情報端末100に送信する機能を有するものである。
【0021】
また、ネットワーク600には、サーバ400が接続されている。このサーバ400は、携帯情報端末100がインターネットを一例とするネットワーク600を介して接続可能なWebサーバや、ビーコン500が携帯情報端末100に対して発信する店舗のような狭い範囲の情報(特定の地域におけるコンテンツ情報)を格納するビーコンサーバである。
【0022】
なお、
図1には、ネットワーク600に対して、基地局200、ビーコン500、及びサーバ400がそれぞれ1台ずつ接続されている例について説明しているが、これ等はそれぞれ複数台ネットワーク600に接続されているものであることは勿論である。また、
図1においては、携帯情報端末100が1台だけ存在している例について説明しているが、携帯情報端末100は、複数台設けることが可能である。
【0023】
次に、本実施形態における携帯情報端末のハードウェアブロック図の一例について説明する。
図2は、本実施形態における携帯情報端末のハードウェアブロック図の一例について説明する図である。
【0024】
図2において、本実施形態における携帯情報端末100は、ハードウェア構成として、携帯情報端末100の全体の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)(制御部)101を備えている。また、各種データや各種プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)102やRAM(Random Access Memory)103等の記憶部を備えている。特に、本実施形態では、RAM103に、ビーコン500に対応するアプリケーションプログラムがインストールされていることを前提とする。さらに、携帯情報端末100に対して電源を供給するバッテリ部104を備えている。
【0025】
また、携帯情報端末100のユーザが、キーボードや、LCD(Liquid Crystal Display)からなるタッチパネル等といった携帯情報端末100を操作する機能を有すると共に、後述するビーコン500から取得して携帯情報端末100のRAM253に格納されたデータ等を表示する機能を有する操作・表示部105を備えている。さらに、携帯情報端末100が、基地局200との間で通信を行う基地局通信部106と、ビーコン500との間で通信を行うビーコン通信部107とを備えている。また、携帯情報端末100がGPS衛星300との間で通信を行うGPS通信部108を備えている。
【0026】
そして、CPU101、ROM102、RAM103、バッテリ部104、操作・表示部105、基地局通信部106、ビーコン通信部107、及びGPS通信部108は、バス109によって接続されている。そして、携帯情報端末100における各種処理は、CPU101が、ROM102及びRAM103に記憶されている各種プログラムをロードし実行することにより実現されるものである。なお、これに限らず、これらの機能を個別のハードウェア等の回路を用いて実現することも可能である。
【0027】
次に、本実施形態における携帯情報端末が基地局又はビーコンを経由してネットワークを介して接続されるサーバのハードウェアブロック図の一例について説明する。
図3は、本実施形態における携帯情報端末が基地局又はビーコンを経由してネットワークを介して接続されるサーバのハードウェアブロック図の一例について説明する図である。
【0028】
図3において、本実施形態における携帯情報端末100が基地局200又はビーコン500を経由してネットワーク600を介して接続されるサーバ400は、ハードウェア構成として、サーバ400の全体の動作を制御するCPU(制御部)401を備えている。また、各種データや各種プログラムを記憶するROM402やRAM403等の記憶部を備えている。さらに、携帯情報端末100から指定されたURL(Uniform Resource Locator)に対して提供するWeb情報やビーコン500が携帯情報端末100に対して発信する狭い範囲の情報(特定の地域におけるコンテンツ情報)を格納するHDD(Hard Disk Drive)404を備えている。
【0029】
また、サーバ400の保守者が、キーボードや、LCDからなるタッチパネル等といったサーバ400を操作する機能を有すると共に、Web情報やビーコン500が携帯情報端末100に対して発信する狭い範囲の情報(特定の地域におけるコンテンツ情報)を保守者が確認する機能を有する操作・表示部405を備えている。さらに、ネットワーク600との間で通信を行う通信部406を備えている。また、サーバ400に対して電源を供給する電源部407を備えている。
【0030】
そして、CPU401、ROM402、RAM403、HDD404、操作・表示部405、通信部406、及び電源部407は、バス408によって接続されている。そして、サーバ400における各種処理は、CPU401が、ROM402及びRAM403に記憶されている各種プログラムをロードし実行することにより実現されるものである。なお、これに限らず、これらの機能を個別のハードウェア等の回路を用いて実現することも可能である。
【0031】
次に、本実施形態における携帯情報端末の機能ブロック図の一例について説明する。
図4は、本実施形態における携帯情報端末の機能ブロック図の一例について説明する図である。
【0032】
図4において、本実施形態における携帯情報端末100は、機能ブロックとして、全体制御部151と、分類部152と、表示部153と、位置把握部154と、コンテンツ情報受信部155と、カテゴリ・コンテンツ選択部156と、嗜好学習部157と、コンテンツ抽出部158と、を備えている。そして、全体制御部151、分類部152、表示部153、位置把握部154、コンテンツ情報受信部155、カテゴリ・コンテンツ選択部156、嗜好学習部157、及びコンテンツ抽出部158は、バス159によって接続されている。
【0033】
全体制御部151は、携帯情報端末100の全体の動作を制御する機能を有するものである。分類部152は、携帯情報端末100がURLを指定することによりネットワーク600を介して(Web)サーバ400に接続し、当該(Web)サーバ400から収集したWeb情報を一例とする複数のコンテンツ情報を、この複数のコンテンツ情報がそれぞれ属するカテゴリ毎に分類する機能を有するものである。なお、ここでいうカテゴリとは、後述する
図5(a)に示すような、「デザイン・アート」、「音楽」、「ファッション」、・・・「芸能」等といった、コンテンツ情報が如何なるジャンル(属性)に含まれるものであるかを示すものである。
【0034】
嗜好学習部157は、Web情報に対するユーザのアクセス履歴(例えば、ある一定期間内にWeb情報にアクセスしたアクセスログ)等に基づいて、如何なるカテゴリに属するコンテンツ情報(Web情報)に対して如何なる頻度でアクセスしたかといった履歴を分析し、当該ユーザの興味、嗜好がどのような傾向を有しているかを決定するものである。なお、ユーザの嗜好の決定の方法は、如何なる方法を用いても良いし、ユーザの嗜好の変化に応じて任意のタイミングで決定するようにしても良い。
【0035】
表示部153は、分類部152で分類したWeb情報を一例とする複数のコンテンツ情報の各カテゴリを表示する際、嗜好学習部157で決定したユーザの嗜好に基づいて、当該カテゴリを嗜好の高いカテゴリから低いカテゴリの順序で表示する降順、嗜好の低いカテゴリから高いカテゴリの順序で表示する昇順、又は任意の順序に並べ替えて操作・表示部105に一覧表示する機能を有するものである。なお、本実施形態においては、カテゴリを降順で一覧表示するものとして説明を行う。
【0036】
また、表示部153の表示領域は物理的な制限があるため、カテゴリを降順で一覧表示した場合、ユーザの嗜好レベルが下位の方のカテゴリは表示部153に表示されない場合もあり得るが、その場合には、降順に一覧表示されているカテゴリを携帯情報端末100の上方向にスワイプ操作を行うことにより、下位のカテゴリが表示部153に表示される。
【0037】
さらに、表示部153は、ある特定のカテゴリが選択されると、その選択された特定のカテゴリに属する複数のコンテンツ情報を表示する際、嗜好学習部157で決定したユーザの嗜好に基づいて、当該複数のコンテンツ情報を降順、昇順、又は任意の順番に並べ替えて表示する機能を有するものである。なお、本実施形態においては、複数のコンテンツ情報を降順で表示するものとして説明を行う。また、ここでいうカテゴリの選択は、後述するカテゴリ・コンテンツ選択部156を用いることによって行われる。
【0038】
位置把握部154は、上記したGPS衛星300から受信する信号等を用いたり付近の基地局200との情報交換を行ったりすることにより、自端末である携帯情報端末100の現在位置を把握する機能を有するものである。コンテンツ情報受信部155は、上記した店舗のような狭い範囲の情報をピンポイントに発信するiBeaconを一例とするビーコン500から、ユーザにとって興味関心が高い又はユーザが主体的に参加するイベントに特化した地域特有のコンテンツ情報を取得する機能を有するものである。この地域特有のコンテンツ情報とは、所定の領域に紐付けられたコンテンツ情報であり、以下、地域限定コンテンツ情報ともいう。
【0039】
また、表示部153は、上記した機能に加えて、位置把握部154で把握した地域(緯度、経度)において、ユーザにとって興味関心が高いリゾート情報、グルメ情報といったコンテンツ情報や、その地域付近で催される予定のイベント情報といった地域限定コンテンツ情報をコンテンツ情報受信部155で取得し、コンテンツ情報受信部155で取得した地域限定コンテンツ情報からなる地域特有のカテゴリ(地域限定コンテンツ情報であることを示すカテゴリ)を作成する。そして、表示部153において、複数のコンテンツ情報の各カテゴリが嗜好学習部157で決定したユーザの嗜好に基づいて降順に一覧表示されている最上位の位置の上部、すなわち、ユーザの嗜好に最も合致するカテゴリよりも優先順位を高くして当該作成された地域限定コンテンツ情報であることを示すカテゴリを表示する機能を有する。
【0040】
カテゴリ・コンテンツ選択部156によって表示部153の最上位の位置の上部に表示された地域限定コンテンツ情報であることを示すカテゴリが選択されると、表示部153は、その選択された地域限定コンテンツ情報であることを示すカテゴリに属する複数のコンテンツ情報を表示する。そして、この複数のコンテンツ情報のうち、ユーザがカテゴリ・コンテンツ選択部156によって選択して閲覧したコンテンツ情報が、表示部153において降順に一覧表示されているカテゴリのうち、どのカテゴリに含まれるコンテンツ情報であるか、すなわち、特定の地域におけるコンテンツ情報のうち、如何なるカテゴリに属するコンテンツ情報がより頻繁に閲覧されるかといったアクセス履歴が嗜好学習部157によって決定される。
【0041】
コンテンツ情報受信部155が、iBeaconを一例とするビーコン500から、ユーザにとって興味関心が高い又はユーザが主体的に参加するイベントに特化した地域特有のコンテンツ情報(地域限定コンテンツ情報)を取得することができなくなった場合、表示部153は、最上位の位置の上部に表示された地域限定コンテンツ情報であることを示すカテゴリを表示しない。これにより、表示部153には、上記した複数のコンテンツ情報の各カテゴリが降順で一覧表示される状態に戻る。
【0042】
そして、コンテンツ抽出部158は上記した地域限定コンテンツ情報を抽出し続ける。分類部152は、抽出された地域限定コンテンツ情報のうち、地域限定コンテンツ情報に対するユーザの閲覧履歴に基づいて決定されたユーザの嗜好に合致するカテゴリに属するコンテンツ情報を、上記降順に一覧表示されているカテゴリに分類する。さらに、表示部153は、当該カテゴリを選択すると当該分類されたコンテンツ情報を上記降順に表示するコンテンツ情報よりも優先順位を高くして表示する。
【0043】
これにより、新たに抽出された地域限定コンテンツ情報のうち、嗜好学習部157で決定されたユーザの嗜好に合致するカテゴリに属するコンテンツ情報が、カテゴリを選択した際に既に存在するコンテンツ情報と比較して優先的に表示されることになる。なお、地域限定コンテンツ情報は、降順に一覧表示されるカテゴリに分類される場合、一般的に世間一般の人々のアクセス頻度が高いと考えられるニュースカテゴリの中に分類されるようにしても良い。
【0044】
次に、本実施形態における携帯情報端末の表示画面に、パーソナライズ化されたコンテンツ情報のカテゴリが表示された状態、パーソナライズ化されたコンテンツ情報のカテゴリが選択されたときに表示画面が遷移した状態、及び特定のコンテンツ情報にアクセスしたときに表示画面が遷移した状態、について説明する。
図5は、本実施形態における携帯情報端末の表示画面に、(a)パーソナライズ化されたコンテンツ情報のカテゴリが表示された状態、(b)パーソナライズ化されたコンテンツ情報のカテゴリが選択されたときに表示画面が遷移した状態、(c)特定のコンテンツ情報にアクセスしたときに表示画面が遷移した状態、について説明する図である。
【0045】
ユーザの嗜好レベルの降順に一覧表示されているカテゴリ502が操作・表示部105に表示された携帯情報端末100を所持するユーザが、神奈川県の鎌倉市付近を訪問すると、GPS通信部108は、GPS衛星300から受信する信号と情報交換を行うことにより、位置把握部154は、自端末である携帯情報端末100の現在位置を把握する。そして、携帯情報端末100が、
図1で示したビーコン500から発せられる電波を受信可能な圏内700に移動すると、ビーコン通信部107はビーコン500からの電波を受信し、コンテンツ情報受信部155は、鎌倉地域特有の地域限定コンテンツ情報を取得し、コンテンツ情報受信部155で受信した鎌倉地域付近の地域限定コンテンツ情報を纏めた地域限定コンテンツ情報であることを示すカテゴリを作成する。
【0046】
そして、
図5(a)に示すように、鎌倉地域特有の地域限定コンテンツ情報であることを示すカテゴリ501(“鎌倉リゾート”)を作成し、表示部153において、複数のコンテンツ情報の各カテゴリが嗜好学習部157で決定したユーザの嗜好に基づいて降順に一覧表示されているカテゴリ502のうち、最上位の位置の上部、すなわち、嗜好が最も高いカテゴリ(“デザイン・アート”)よりも上部の位置に、当該作成された地域限定コンテンツ情報であることを示すカテゴリ501(“鎌倉リゾート”)を表示する。
【0047】
図5(a)に示す状態から携帯情報端末100のユーザが地域限定コンテンツ情報であることを示すカテゴリ501を矢印A方向にフリック操作を行うと、操作・表示部105は、
図5(b)に示す状態に変化する。これは、地域限定コンテンツ情報であることを示すカテゴリ501に含まれる複数のコンテンツ情報503、504、505、506が操作・表示部105において分割して表示される。この各コンテンツ情報の内容、表示順序、表示面積は、ビーコン500を設置する特定の地域(本実施形態では、鎌倉のリゾート)を管理している主催者によって予め定められているものであっても良いし、世間一般に知られている特定の地域(本実施形態では鎌倉のリゾート)に関係があるコンテンツ情報を選択して集められたものであっても良い。
【0048】
図5(b)に示す状態において、携帯情報端末100のユーザが、コンテンツ情報504にアクセスするため、コンテンツ情報504の表示画面を矢印B方向にフリック操作を行うと、
図5(c)に示すように、コンテンツ情報504の詳細なコンテンツ情報507が操作・表示部105の全面に表示される。そして、特定の地域におけるカテゴリ501(“鎌倉リゾート”)に含まれる複数のコンテンツ情報503、504、505、506のうち、どのコンテンツ情報がより頻繁に閲覧されるかといったアクセス履歴が嗜好学習部157によって決定される。
【0049】
次に、本実施形態における携帯情報端末の動作フローについて説明する。
図6、
図7、
図8は、本実施形態における携帯情報端末の動作フローについて説明する図である。
【0050】
図6において、まず、ステップS701の処理において、嗜好学習部157は、ユーザの嗜好を学習する。これは、上記したように、例えば、Web情報に対するユーザのアクセス履歴(例えば、ある一定期間内にWeb情報にアクセスしたアクセスログ)等に基づいて、如何なるカテゴリに属するコンテンツ情報に対して如何なる頻度でアクセスしたかといった履歴により、カテゴリ及びコンテンツの属性に対し当該ユーザの興味、嗜好がどのような傾向を有しているかを決定するものである。なお、ユーザの嗜好の決定方法は、如何なる方法を用いても良いし、ユーザの嗜好の変化に応じて任意のタイミングで決定するようにしても良い。
【0051】
ステップS702の処理において、分類部152は、携帯情報端末100によって取得された複数のコンテンツ情報をカテゴリ毎に分類する。これは、URLを指定してネットワーク600を介して(Web)サーバ400に接続することにより収集したWeb情報を一例とする複数のコンテンツ情報を、これ等の複数のコンテンツ情報がそれぞれ属するカテゴリ毎に分類する機能を有するものである。なお、ここでいうカテゴリとは、上記
図5(a)に示すような、「デザイン・アート」、「音楽」、「ファッション」、・・・、「芸能」等といった、コンテンツ情報が如何なるジャンル(属性)に含まれるものであるかを示すものである。
【0052】
ステップS703の処理において、表示部153は、ステップS702の処理で分類したカテゴリの各々を、ステップS701の処理で学習したカテゴリに対するユーザの嗜好に合致する降順に一覧表示するものである。
【0053】
ステップS704の処理において、カテゴリ・コンテンツ選択部156は、ステップS703の処理で一覧表示されたカテゴリの中からあるカテゴリが選択されたか否かを判断する。あるカテゴリが選択された(ステップS704:Y)と判断するとステップS705の処理へ移行し、あるカテゴリが選択されない(ステップS704:N)と判断されると、ステップS706の処理へ移行する。
【0054】
ステップS705の処理において、ステップS704の処理において選択されたカテゴリに含まれるコンテンツ情報を、ステップS701の処理で学習したユーザの嗜好に合致する降順に表示部153が表示する。
【0055】
ステップS706の処理において、位置把握部154は、上記したGPS衛星300から受信する信号等により、自端末である携帯情報端末100の現在位置を把握する。位置把握部154で把握する位置情報は、緯度、経度で表される。
【0056】
ステップS707の処理において、ビーコン通信部107は、店舗のような狭い範囲の情報をピンポイントに発信するiBeaconを一例とするビーコン500が発する電波を受信したか否かを判断する。ビーコン通信部107は、ビーコン500が発する電波を受信しない(ステップS707:N)と判断すると、受信するまで待機する。ビーコン通信部107は、ビーコン500が発する電波を受信した(ステップS707:Y)と判断すると、ステップS708の処理へ移行する。
【0057】
ステップS708の処理において、コンテンツ情報受信部155はiBeaconを一例とするビーコン500から、ステップS706の処理において把握した現在位置における位置特有の情報を取得する。この位置特有の情報とは、上記したように、当該位置においてユーザにとって興味関心が高い又はユーザが主体的に参加するイベントに特化したコンテンツ情報(地域限定コンテンツ情報)を指す。なお、地域限定コンテンツ情報とは、上記したように所定の領域に紐付けられたコンテンツ情報をいう。
【0058】
なお、本実施形態では、ビーコン500が発する電波を受信することによりコンテンツ情報受信部155が自端末である携帯情報端末100の位置特有の情報を取得することを前提に説明を行っているが、携帯情報端末100が特定領域(本実施形態の場合はビーコン500が発する電波を受信することが可能な領域)に入った時点で、コンテンツ情報受信部155が能動的に地域限定コンテンツ情報を取得するようにしても良い。この場合、ステップS707の処理は、“携帯情報端末100が特定領域に入った?”という判断処理になる。
【0059】
図7のステップS709の処理において、表示部153は、位置特有の情報からなるカテゴリ(地域限定コンテンツ情報であることを示すカテゴリ)を作成する。そして、表示部153は、ステップS710の処理において、S709の処理で作成したカテゴリを、ステップS703の処理で一覧表示されたカテゴリの最上位の位置の上部に表示する。上記
図5の場合、地域限定コンテンツ情報であることを示すカテゴリとして「鎌倉リゾート」というカテゴリを作成し、一覧表示された他のカテゴリ(「デザイン・アート」、「音楽」、「ファッション」、…、「芸能」)の最上位の位置の上部に表示する。
【0060】
すなわち、ステップS706の処理によって把握した位置(位置把握部154が把握した位置)が、所定の領域(地域限定コンテンツ情報を受信することができる領域)に含まれるときに、地域限定コンテンツ情報であることを示すカテゴリを、ステップS703の処理において降順に一覧表示されているカテゴリのうち、ユーザの嗜好に最も合致するカテゴリよりも優先順位を高くして表示するのである。
【0061】
ステップS711の処理において、カテゴリ・コンテンツ選択部156は、最上位のカテゴリが選択されたか否かを判断する。上記
図5の場合、最上位のカテゴリである「鎌倉リゾート」が選択されたか否かを判断する。最上位のカテゴリが選択されない(ステップS711:N)と判断されると、選択されるまで待機する。最上位のカテゴリが選択された(ステップS711:Y)と判断されると、ステップS712の処理へ移行する。
【0062】
ステップS712の処理において、ステップS711の処理で最上位のカテゴリが選択されると、表示部153は、当該カテゴリに含まれる特有のコンテンツ情報(地域限定コンテンツ情報)を複数表示する。このとき、当該カテゴリに含まれる地域限定コンテンツ情報として、上記した位置把握部154で把握した地域(緯度、経度)において、ユーザにとって興味関心が高いリゾート情報、グルメ情報といったコンテンツ情報や、その地域付近で催される予定のイベント情報といったコンテンツ情報(所定の領域に紐付けられたコンテンツ情報)が挙げられる。
【0063】
ステップS713の処理において、ステップS712の処理において複数表示された地域限定コンテンツ情報に対するユーザの閲覧履歴に基づいて、嗜好学習部157は、ユーザの興味、嗜好を決定する。すなわち、ステップS712の処理において複数表示された特有のコンテンツ情報(地域限定コンテンツ情報)のうち、ユーザがカテゴリ・コンテンツ選択部156によって閲覧することを選択したコンテンツ情報が、表示部153において降順に一覧表示されているカテゴリのうち、どのカテゴリに含まれるコンテンツ情報であるか、すなわち、特定の地域におけるコンテンツ情報のうち、如何なるカテゴリに属するコンテンツ情報がより頻繁に閲覧されるかといったアクセス履歴が嗜好学習部157によって決定される。
【0064】
ステップS714の処理において、ビーコン通信部107は、ビーコン500が発する電波の圏内であるか否かを判断する。すなわち、コンテンツ情報受信部155が、ビーコン500から、ユーザにとって興味関心が高い又はユーザが主体的に参加するイベントに特化した地域特有のコンテンツ情報(地域限定コンテンツ情報)を取得することができなくなったか否かを判断する。ビーコン500が発する電波の圏内である(ステップS714:Y)と判断されると、ステップS712の処理へ移行する。ビーコン500が発する電波の圏外である(ステップS714:N)と判断されると、ステップS715の処理へ移行する。
【0065】
なお、この処理も、上記したように、携帯情報端末100が特定領域(本実施形態の場合はビーコン500が発する電波を受信することが可能な領域)から出た時点で、コンテンツ情報受信部155が能動的に地域限定コンテンツ情報の取得をやめるようにしても良い。すなわち、ステップS706の処理によって把握した位置(位置把握部154が把握した位置)が、所定の領域(地域限定コンテンツ情報を受信することができる領域)に含まれないときは、地域限定コンテンツ情報の取得をやめる。この場合、ステップS713の処理は、“携帯情報端末100が特定領域から出た?”という判断処理になる。
【0066】
ステップS715の処理において、表示部153は、ステップS709の処理において作成した位置特有の情報(地域限定コンテンツ情報)であることを示すカテゴリの表示をやめる。これにより、表示部153は、
図6のステップS703の処理で行ったユーザの嗜好に合致する降順に分類したカテゴリを一覧表示する状態に戻ることになる。
【0067】
ステップS716の処理において、コンテンツ抽出部158は、ステップS715の処理において表示部153が地域限定コンテンツ情報であることを示すカテゴリの表示をやめた後においても、地域限定コンテンツ情報の抽出を継続する。すなわち、上記した所定の領域に紐付けられたコンテンツ情報に関連するコンテンツ情報の取得を継続する。
【0068】
図8のステップS717の処理において、分類部152は、ステップS716の処理において抽出された地域特有のコンテンツ情報(所定の領域に紐付けられたコンテンツ情報に関連するコンテンツ情報)のうち、ステップS713の処理で決定したユーザの興味、嗜好に合致するカテゴリに属するコンテンツ情報を、ステップS703の処理において一覧表示されたカテゴリに分類する。
【0069】
ステップS718の処理において、カテゴリ・コンテンツ選択部156は、ステップS718の処理においてカテゴリ(ステップS703の処理において一覧表示されたカテゴリ)が選択されたか否かを判断する。一覧表示されたカテゴリが選択されない(ステップS718:N)と判断すると、選択されるまで待機する。一覧表示されたカテゴリが選択された(ステップS718:Y)と判断すると、ステップS719の処理へ移行する。
【0070】
ステップS719の処理において、ステップS717の処理で一覧表示されたカテゴリに分類されたユーザの嗜好に合致するコンテンツ情報(所定の領域に紐付けられたコンテンツ情報に関連するコンテンツ情報)を、そのカテゴリにおいて既に存在する他のコンテンツ情報よりも優先順位を高くして表示して処理を終了する。
【0071】
なお、
図6、
図7、
図8に示した本実施形態における携帯情報端末100の動作フローは、コンピュータ上のプログラムに実行させることもできる。すなわち、携帯情報端末100を構成するCPU(制御部)1011が、ROM102格納されたプログラムをロードする。そして、プログラムの各処理ステップが順次実行されることによって行われる。
【0072】
以上説明したように、本実施形態では、分類部152は、複数のコンテンツ情報を複数のコンテンツ情報の各々が属するカテゴリ毎に分類する。また、表示部153は、分類部152が分類したカテゴリの各々を、当該カテゴリに対するユーザの嗜好に合致する降順に一覧表示する。さらに、位置把握部154は、自端末である携帯情報端末100の位置を把握する。また、コンテンツ情報受信部155は、所定の領域、本実施形態においては、神奈川県鎌倉市に紐付けられたコンテンツ情報である地域限定コンテンツ情報を受信する。
【0073】
そして、表示部153は、位置把握部154で把握した位置が所定の領域(神奈川県鎌倉市)に含まれるときに地域限定コンテンツ情報であることを示すカテゴリ、本実施形態においては、「鎌倉リゾート」を、降順に一覧表示されているカテゴリのうちユーザの嗜好に最も合致するカテゴリ、上記実施形態においては、「デザイン・アート」よりも優先順位を高くして、操作・表示部105の最上位の位置に表示することとしている。
【0074】
このように、本発明によれば、ユーザの行動様式に沿ったカテゴリを設けることにより、従来よりもパーソナライズ化されたコンテンツ情報をユーザに対して提供すると共に、当該ユーザが参加するイベントの集客効果の向上に寄与することが可能な携帯情報端末、携帯情報端末の制御方法、及びプログラムを得ることができるのである。
【0075】
以上、これまで本発明の実施形態について説明してきたが、本発明の実施形態は上述した実施形態に限定されるものではない。すなわち、他の実施形態、追加、変更、削除等、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、何れの態様においても本発明の作用効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。