(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6360138
(24)【登録日】2018年6月29日
(45)【発行日】2018年7月18日
(54)【発明の名称】電流遮断器
(51)【国際特許分類】
H01H 33/59 20060101AFI20180709BHJP
H01H 9/54 20060101ALI20180709BHJP
H02H 3/10 20060101ALI20180709BHJP
【FI】
H01H33/59 D
H01H33/59 H
H01H9/54 E
H02H3/10 A
H02H3/10 D
【請求項の数】5
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2016-243567(P2016-243567)
(22)【出願日】2016年12月15日
(65)【公開番号】特開2017-188423(P2017-188423A)
(43)【公開日】2017年10月12日
【審査請求日】2016年12月15日
(31)【優先権主張番号】10-2016-0041254
(32)【優先日】2016年4月4日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】593121379
【氏名又は名称】エルエス産電株式会社
【氏名又は名称原語表記】LSIS CO.,LTD.
(74)【代理人】
【識別番号】110000523
【氏名又は名称】アクシス国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】チュン−ウク・シム
【審査官】
田合 弘幸
(56)【参考文献】
【文献】
特開2012−248445(JP,A)
【文献】
国際公開第2015/053484(WO,A1)
【文献】
特開2012−119104(JP,A)
【文献】
特開2011−233517(JP,A)
【文献】
特開2014−038775(JP,A)
【文献】
特開2014−241187(JP,A)
【文献】
米国特許出願公開第2015/0022928(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01H 33/59
H01H 9/54
H02H 3/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
電流を遮断する機器において、
故障電流が発生すると開放される第1スイッチ;
前記第1スイッチと連結され、前記第1スイッチが開放される時点から予め設定された時間の後で開放される第2スイッチ;
前記第2スイッチに直列に接続される半導体モジュール;
一端は前記第2スイッチと連結され、他端は前記半導体モジュールと連結されるキャパシター;及び
前記キャパシターの両端と連結され、前記キャパシターの両端電圧によって抵抗値を変更することで前記故障電流を遮断するアレスターを含み、
前記直列に接続された前記第2スイッチと前記半導体モジュールが前記第1スイッチに並列に接続され、前記第1スイッチは、正常電流が流れる主回路に配置され、前記半導体モジュールは、故障電流が流れる迂回回路に配置される、電流遮断器。
【請求項2】
前記半導体モジュールは、
前記第1スイッチが開放されればターンオンされ、
前記第2スイッチは、
前記半導体モジュールがターンオンされれば開放される請求項1に記載の電流遮断器。
【請求項3】
前記予め設定された時間は、
前記第1スイッチのストロークに比例する請求項1または請求項2に記載の電流遮断器。
【請求項4】
前記故障電流が発生するか否かを判断し、前記故障電流が発生すると、前記第1スイッチまたは第2スイッチを開放する制御信号を生成する制御部をさらに含む請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の電流遮断器。
【請求項5】
前記第1スイッチの開放可否を感知するセンサーをさらに含み、
前記制御部は、
前記センサーから第1スイッチの完全開放信号を受信した後、前記第2スイッチを開放する制御信号を生成する請求項4に記載の電流遮断器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電流遮断器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
電流遮断器とは、送変電系統や電気回路で負荷を開閉したり、接地、短絡などの事故が起こる場合、電流を遮断する機器である。電流遮断器は、遮断部が絶縁物で絶縁されて組み立てられた場合、通常の使用状態の線路を受動で開閉することができる。また、電流遮断器は金属容器外部の電気操作装置などによって遠距離で開閉することができ、過負荷及び短絡時、自動的に線路を遮断して電力系統と負荷機器を保護することができる。
【0003】
図1は従来の電流遮断器10を図示した図面である。
図1を参照して従来の電流遮断器10 の動作過程を説明すれば、正常電流が流れる時はスイッチ12が短絡され、正常電流は主回路の電力用半導体11を通して流れる。また、正常電流が流れる時、半導体モジュール13はターンオフ状態なので、半導体モジュール13を通しては正常電流が流れない。このとき、半導体モジュール13は多数の電力用半導体11が結合した集合体である。
【0004】
しかし、高圧直流の送電または配電線路で機器の補修、取り替え及び故障電流が発生すれば、電流を遮断するために半導体モジュール13がターンオンされる。半導体モジュール13がターンオンされると、主回路の電力用半導体11はターンオフされてスイッチ12が開放される。スイッチ12が開放されると、故障電流は半導体モジュール13を通して流れるようになるが、この時、半導体モジュール13をターンオフして故障電流を遮断する。
【0005】
図1を再度参照すれば、従来の電流遮断器10は、電流を遮断するために多数の電力用半導体11が必要である。よって、従来の電流遮断器10によると、電流を遮断するために費用がかなりかかるという問題がある。また、従来の電流遮断器10によると、多数の電力用半導体11によって電流遮断器10の体積が大きくなるという問題がある。また、従来の電流遮断器10によると、電力用半導体11で発熱して冷却装置が必要であるという問題がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、高速スイッチを用いて電流を遮断することで、半導体モジュールを保護するための電流遮断器を提供することを目的とする。
【0007】
また、本発明は、迂回回路を利用して電流を遮断することで、電力用半導体の数を減らせる電流遮断器を提供することを目的とする。
【0008】
また、本発明は、迂回回路を利用して電流を遮断することで、電流遮断器の体積を小さくし、製作費用を減少することができる電流遮断器を提供することを目的とする。
【0009】
また、本発明は、迂回回路を利用して電流を遮断することで、発熱を減少させることができる電流遮断器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
このような目的を達成するための本発明の一実施形態による電流遮断器は、故障電流が発生すれば開放される第1スイッチ、前記第1スイッチと連結されて前記第1スイッチが開放される時点から予め設定された時間の後に開放される第2スイッチ、一端は前記第1スイッチと連結され、他端は前記第2スイッチと連結される半導体モジュール、一端は前記第2スイッチと連結され、他端は前記半導体モジュールと連結されるキャパシター、及び前記キャパシターの両端と連結され、前記キャパシターの両端の電圧に応じて抵抗値を変更し、前記故障電流を遮断するアレスターを含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
前述したような本発明によると、高速スイッチを用いて電流を遮断することで、半導体モジュールを保護することができる効果がある。
【0012】
また、本発明によると、迂回回路を利用して電流を遮断することで、電力用半導体の数を減らせる効果がある。
【0013】
また、本発明は迂回回路を利用して電流を遮断することで、電流遮断器の体積を減らし、製作費用を減少することができる効果がある。
【0014】
また、本発明は、迂回回路を利用して電流を遮断することで、発熱を減少することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図2】本発明の一実施形態による電流遮断器を図示した図面。
【
図3】本発明の一実施形態による第1スイッチ及びストロークを図示した図面。
【
図4】第1スイッチが完全に開放されると、制御部が第2スイッチを開放する様子を図示した図面。
【
図5】本発明の一実施形態による主回路に正常電流が流れる様子を図示した図面。
【
図6】本発明の一実施形態による主回路に故障電流が流れる様子を図示した図面。
【
図7】本発明の一実施形態による第2スイッチ及び半導体モジュールに故障電流が流れる様子を図示した図面。
【
図8】本発明の一実施形態によるキャパシターに故障電流が流れる様子を図示した図面。
【
図9】本発明の一実施形態によるアレスターに故障電流が流れる様子を図示した図面。
【
図10】本発明の一実施形態による故障電流の大きさを図示したグラフ。
【発明を実施するための形態】
【0016】
前述した目的、特徴及び長所は、添付の図面を参照して詳細に後述され、これによって本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が本発明の技術的思想を容易に実施することができる。本発明を説明するにあたり、本発明と係る公知技術に対する具体的な説明が本発明の要旨を不必要に曖昧にすることがあると判断される場合は、詳細な説明を省略する。以下、添付された図面を参照して、本発明による好ましい実施形態を詳しく説明する。図面において同一の参照符号は、同一または類似の構成要素を示すものとして使われる。
【0017】
図2は本発明の一実施形態による電流遮断器100を図示した図面である。
図2を参照すれば、本発明の一実施形態による電流遮断器100は、第1スイッチ110、第2スイッチ120、半導体モジュール130、キャパシター140、アレスター150及び制御部160を含んで構成されることができる。
図2に図示された電流遮断器100は一実施形態によるものであって、その構成要素が
図2に図示された実施形態に限定されるものではなく、必要に応じて一部の構成要素が付加、変更または削除されることがある。
図3は本発明の一実施形態による第1スイッチ110及びストローク111を図示した図面で、
図4は第1スイッチが完全に開放されれば制御部が第2スイッチを開放する様子を図示した図面である。以下、
図2ないし
図4を参照して本発明の一実施形態による電流遮断器100を説明する。
【0018】
第1スイッチ110は故障電流が発生すれば開放されることができる。このとき、第1スイッチ110は高速スイッチであることができ、故障電流または正常電流が流れるか否かによって主回路170の両端を開放または短絡することができる。つまり、第1スイッチ110は、主回路170に故障電流が流れると開放され、主回路170に正常電流が流れると短絡される。このとき、故障電流は高圧直流の送電または配電線路で機器の補修、取り替えの時に発生する電流であって、正常電流より大きい値を有することができる。
【0019】
第2スイッチ120は第1スイッチ110と連結されることができ、第2スイッチ120は高速スイッチであることができる。第2スイッチ120と第1スイッチ110の種類は同一で、第2スイッチ120は第1スイッチ110が開放される時点から予め設定された時間の後で開放されることができる。予め設定された時間は使用者によって設定されることができるし、制御部で自動に設定することもできる。
【0020】
一実施形態として、第2スイッチ120は半導体モジュール130がターンオンされると、開放されて故障電流を遮断することができる。つまり、故障電流が主回路170を通して流れるようになれば第1スイッチ110が開放され、半導体モジュール130がターンオンされる。半導体モジュール130がターンオンされると、故障電流が半導体モジュール130を通して流れるようになり、このとき、第2スイッチ120が開放されて迂回回路を通して流れる故障電流を遮断することができる。一方、第2スイッチ120が開放された後は半導体モジュール130がターンオフされるが、これに対しては後述する。
【0021】
一方、予め設定された時間は、第1スイッチ110のストローク111に比例することがある。ストローク111とは、第1スイッチ110の一端から他端まで動く距離であって、
図3における距離111である。例えば、第1スイッチ110のストローク111が長いほど、第2スイッチ120は第1スイッチ110が開放された時点からより長い時間の後で開放されることができる。また、第1スイッチ110のストローク111が短いほど、第2スイッチ120は第1スイッチ110が開放された時点からより短い時間内で開放されることができる。
【0022】
半導体モジュール130は、一端が第1スイッチ110と連結され、他端が第2スイッチ120と連結されることができる。半導体モジュール130は、第1スイッチ110は開放され、第2スイッチ120は短絡された状態でターンされて、故障電流を流せることができるモジュールとして一つ以上のダイオード及び一つ以上のトランジスターを含むことができる。また、半導体モジュール130は、第2スイッチ120が開放された後でターンオフされ、故障電流をキャパシター140へ流れるようにすることができる。このとき、トランジスターはMOSFET、BJT、IGBTなどであり、トランジスターの種類は限定しない。
【0023】
一実施形態として半導体モジュール130は、第1ダイオード131、第1ダイオード131と反対方向に配置される第2ダイオード133を含むことができる。また、半導体モジュール130は第1ダイオード131の反対方向に第1ダイオード131の両端と連結される第1トランジスター132、及び第2ダイオード133の反対方向に第2ダイオード133の両端と連結される第2トランジスター134を含むことができる。
図2に図示された半導体モジュール130のように回路を構成する理由は、両方向から流れる故障電流を制御するためである。
【0024】
例えば、故障電流が左側から右側へ流れる場合、故障電流は第2スイッチ120、第1トランジスター132及び第2ダイオード133を通して流れる。逆に、故障電流が右側から左側へ流れる場合、故障電流は第2トランジスター134、第1ダイオード131及び第2スイッチ120を通して流れるようになる。
【0025】
一方、迂回回路は第2スイッチ120及び半導体モジュール130を含む回路であって、本発明によると、迂回回路を利用して電流を遮断することで電力用半導体の数を減らすことができる効果がある。また、本発明は迂回回路を利用して電流を遮断することで、電流遮断器100の体積を減らし、製作費用を減少することができる効果がある。
【0026】
キャパシター140の一端は第2スイッチ120と連結され、他端は半導体モジュール130と連結されることができる。一実施形態として、第2スイッチ120が開放され、半導体モジュール130がターンオフされれば、キャパシター140に故障電流が流れることがある。また、半導体モジュール130がターンオフされ、第2スイッチ120が開放されればキャパシター140には故障電流が流れることができる。キャパシター140に故障電流が流れると、キャパシター140は故障電流によって充電されることができるし、キャパシター140が充電されると、キャパシター140の両端電圧は一定値を有することができるし、その値は例えば100Vである。
【0027】
アレスター150はキャパシター140の両端と連結され、キャパシター140の両端電圧によって抵抗値を変更することで故障電流を遮断することができる。アレスター150は、両端に設定電圧以下の電圧値が印加されると抵抗が無限大(∞)となり、両端に設定電圧以上の電圧値が印加されると抵抗が0となる素子であって、このような特性を利用して故障電流を遮断することができる。
【0028】
一実施形態として、アレスター150はキャパシター140の両端電圧が予め設定された値未満であれば、抵抗値を増加させてキャパシター140の両端を開放させることができる。また、アレスター150はキャパシター140の両端電圧が予め設定された値以上であれば、抵抗値を減少させてキャパシター140の両端を短絡することができる。このとき、予め設定された値は100Vであり、キャパシター140の両端が開放されれば、故障電流はアレスター150を通して流れないし、キャパシター140の両端が短絡されれば、故障電流はアレスター150を通して流れるようになる。
【0029】
制御部160は、故障電流が発生するか否かを判断し、故障電流が発生すれば第1スイッチまたは第2スイッチを開放する制御信号を生成することができる。制御部160は、主回路170に流れる電流の大きさに基づいて故障電流であるか、正常電流であるかを判断することができる。例えば、電流の大きさが一定すれば正常電流であり、電流の大きさが増加すれば故障電流と判断することができる。一方、制御部160は制御信号を生成して第1スイッチ110 及び第2スイッチ120の開放または短絡状態を制御することができ、半導体モジュール130のターンオンまたはターンオフ状態を制御することができる。
【0030】
本発明の一実施形態による電流遮断器100は、第1スイッチ110の開放可否を感知するセンサー410をさらに含み、制御部160はセンサー410から第1スイッチ110の完全開放信号を受信した後、第2スイッチ120を開放する制御信号を生成することができる。ここで、完全開放信号は、第1スイッチ110が完全に開放されたことを知らせる信号で、
図3を参照すれば、ストローク111が最大の時を意味する。一方、
図4を参照すれば、制御部160は第1スイッチ110が完全に開放された後、制御信号を生成して第2スイッチ120を開放させることができ、これによって第1スイッチ110の開放時間及び第2スイッチ120の開放時間を制御することができる。
【0031】
図5は本発明の一実施形態による主回路170に正常電流が流れる様子を図示した図面で、
図6は本発明の一実施形態による主回路170に故障電流が流れる様子を図示した図面である。
【0032】
図7は本発明の一実施形態による第2スイッチ120及び半導体モジュール130に故障電流が流れる様子を図示した図面で、
図8は本発明の一実施形態によるキャパシター140に故障電流が流れる様子を図示した図面である。
【0033】
図9は本発明の一実施形態によるアレスター150に故障電流が流れる様子を図示した図面で、
図10は本発明の一実施形態による故障電流の大きさを図示したグラフである。以下、
図5ないし
図10を参照して本発明の一実施形態による電流遮断器100が電流を遮断する過程を説明する。
【0034】
図5、
図6及び
図10を参照すると、先ず、第1スイッチ110は短絡されており、正常電流は第1スイッチ110を経て主回路170に沿って流れる。制御部160は主回路170に沿って流れる電流の大きさを持続的にモニタリングすることで、正常電流であるか故障電流であるかを判断することができ、故障電流と判断すれば第1スイッチ110を開放させることができる。正常電流であるか故障電流であるかは電流の大きさで判断し、一実施形態として、
図10においてt0までは正常電流で、t0以後は電流の大きさが増加するので故障電流と判断することができる。
【0035】
故障電流と判断した後、第1スイッチ110が開放されれば、半導体モジュール130がターンオンされるし、半導体モジュール130がターンオンされれば、故障電流は迂回回路を経て流れることができる。ただし、故障電流と判断した後で第1スイッチ110が開放されても、迂回回路を通して全ての故障電流が流れるわけではなく、主回路170にはアーク電流が流れるようになり、迂回回路には故障電流のうち、アーク電流成分を除いた後の残りの電流が流れる。
図10を参照すれば、グラフ930は主回路170に流れるアーク電流の大きさを示し、グラフ940は迂回回路に流れる電流の大きさを示し、グラフ950は故障電流の大きさを示す。すなわち、t1からt2へ行くほど、主回路170のアーク電流は次第に減りつづけ、迂回回路に流れる電流は徐々に増加する。
【0036】
次いで、第2スイッチ120が開放され、第2スイッチ120が開放された後で半導体モジュール130がターンオフされる。第2スイッチ120が開放され、半導体モジュール130がターンオフされれば、故障電流はキャパシター140を通して流れるようになる。キャパシター140を通して流れる故障電流はキャパシター140を充電させるし、充電されたキャパシター140の両端電圧は一定の電圧値を保つことができる。
図8及び
図10を参照すれば、故障電流がキャパシター140を通して流れるし、この時の故障電流の大きさはグラフ960のとおりである。
【0037】
キャパシター140が充電された後は、キャパシター140の両端電圧がアレスター150の両端に印加されるし、キャパシター140の両端電圧が印加されればアレスター150の抵抗値が0になることがある。アレスター150の抵抗値が0になると、アレスター150の両端は短絡されるので、すべての故障電流がアレストを通して流れるようになる。アレストを通して故障電流が一定量以上抜けていくと、アレストの両端電圧が減ることになり、これによってアレストの抵抗値が無限大(∞)になるので、故障電流はアレスター150を通して流れることができないので遮断される。
【0038】
前述のような本発明によると、高速スイッチを利用して電流を遮断することで、半導体モジュールを保護することができる効果がある。また、本発明によると、迂回回路を利用して電流を遮断することで、電力用半導体の数を減らせる効果がある。
【0039】
また、本発明は迂回回路を利用して電流を遮断することで、電流遮断器の体積を減らし、製作費用を減少することができる効果がある。また、本発明は迂回回路を利用して電流を遮断することで発熱を減少することができる効果がある。
【0040】
前述した本発明は、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者にとって、本発明の技術的思想を脱しない範囲内で様々な置換、変形及び変更ができるので、前述した実施形態及び添付の図面によって限定されるものではない。