(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6360167
(24)【登録日】2018年6月29日
(45)【発行日】2018年7月18日
(54)【発明の名称】家庭用空気流発生装置
(51)【国際特許分類】
F24F 7/007 20060101AFI20180709BHJP
F24F 13/20 20060101ALI20180709BHJP
F24F 7/06 20060101ALI20180709BHJP
F04D 17/04 20060101ALI20180709BHJP
F04F 5/20 20060101ALI20180709BHJP
F04F 5/44 20060101ALI20180709BHJP
F24F 13/26 20060101ALI20180709BHJP
【FI】
F24F7/007 101
F24F13/20 205
F24F7/06 101Z
F04D17/04 D
F04F5/20 D
F04F5/44 C
F24F13/26
【請求項の数】10
【全頁数】15
(21)【出願番号】特願2016-521930(P2016-521930)
(86)(22)【出願日】2014年10月10日
(65)【公表番号】特表2016-538515(P2016-538515A)
(43)【公表日】2016年12月8日
(86)【国際出願番号】KR2014009511
(87)【国際公開番号】WO2015053577
(87)【国際公開日】20150416
【審査請求日】2017年10月4日
(31)【優先権主張番号】10-2013-0121242
(32)【優先日】2013年10月11日
(33)【優先権主張国】KR
(31)【優先権主張番号】10-2013-0121244
(32)【優先日】2013年10月11日
(33)【優先権主張国】KR
(31)【優先権主張番号】10-2013-0121245
(32)【優先日】2013年10月11日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】514273136
【氏名又は名称】ハ,スン ウー
(74)【代理人】
【識別番号】100123559
【弁理士】
【氏名又は名称】梶 俊和
(74)【代理人】
【識別番号】100066061
【弁理士】
【氏名又は名称】丹羽 宏之
(74)【代理人】
【識別番号】100177437
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 英子
(72)【発明者】
【氏名】ハ,スン ウー
【審査官】
佐藤 正浩
(56)【参考文献】
【文献】
西独国特許出願公開第02726205(DE,A)
【文献】
国際公開第2013/140739(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F24F 7/007
F04D 17/04
F04F 5/20
F04F 5/44
F24F 7/06
F24F 13/20
F24F 13/26
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
内部に空間を一対に区分して長さ方向に互いに並んで離隔状態で対向するように形成し、前記空間には吸入孔と排出孔をそれぞれ設け、前記空間同士の間には排出孔に連通する開口孔を設けたケースと、
前記空間にそれぞれ回転可能に設置され、モーターの動力によって相互逆回転して外気を吸入孔から排出孔へ排出する一対の回転部とを含んでなり、
前記排出孔を介して排出される空気によって排出孔と開口孔との気圧差を発生させて開口孔の間の気流を引き寄せる空気流れを持つようにする、家庭用空気流発生装置。
【請求項2】
前記ケースは、
長方形の板を折り曲げて家庭用空気流発生装置の設置面に密着して固定され、上面にダクト穴を有する上部と、
前記上部の両側を垂直に折り曲げて設けられ、互いに対向する連結部と、
前記連結部の下部を半円状に湾曲させて上部方向を向くように形成して内部に空間を有する一対の空間部と、
前記空間に設置された回転部の上部に位置し、空間を区画させるとともに開口孔から連結部側の上部へ空気の流れを案内する閉止部とから構成したことを特徴とする、請求項1に記載の家庭用空気流発生装置。
【請求項3】
前記ケースは、
前記家庭用空気流発生装置が設置される天井に垂直に固定される上部と、
前記上部に連結され、内部に弧状の一対の空間を相互離隔するように形成させた空間部と、
前記空間部に下方に連設され、排出孔から排出された空気が開口孔の下部へ流れるように案内する閉止部とから構成したことを特徴とする、請求項1に記載の家庭用空気流発生装置。
【請求項4】
前記ケースは、
前記家庭用空気流発生装置が設置される空間の壁面に水平に固定され、屋内外を連通させる上部と、
前記上部の内部に設置され、弧状の一対の空間を相互離隔するように形成させた空間部と、
前記空間部に水平方向に連設され、排出孔から排出された空気が開口孔へ流れるように案内する閉止部とから構成したことを特徴とする、請求項1に記載の家庭用空気流発生装置。
【請求項5】
前記連結部には空間に連通する吸入孔を設け、前記閉止部と空間部との間には排出孔を設け、前記一対の空間部の間には流入孔を設け、前記上部にはダクトを接続させるダクト穴を設けることを特徴とする、請求項2に記載の家庭用空気流発生装置。
【請求項6】
前記閉止部の端部にLEDランプを設置したことを特徴とする、請求項3に記載の家庭用空気流発生装置。
【請求項7】
前記空間は、内部に熱線を装着して回転部によって熱風を発生させるようにすることを特徴とする、請求項3に記載の家庭用空気流発生装置。
【請求項8】
前記ケースは、開口孔の端部にモーターにより回転する幕板を設置して開口孔を選択的に開閉させるようにすることを特徴とする、請求項4に記載の家庭用空気流発生装置。
【請求項9】
前記閉止部は、空気の流れが進行する方向に拡開した傾斜を有するように構成することを特徴とする、請求項2、3及び4のいずれか一項に記載の家庭用空気流発生装置。
【請求項10】
前記家庭用空気流発生装置は厨房用フード、シーリングファン及び換気扇に適用可能であることを特徴とする、請求項1に記載の家庭用空気流発生装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、シーリングファンに係り、さらに詳しくは、室内で適用可能な家庭用空気流発生装置であって、対向して配置された2列の回転翼を相互反対方向に回転させて空気流発生装置と外部空間との気圧差を発生させることにより周辺の気流を引き寄せて風量及び風速を増加させるようにする、厨房用フード、シーリングファン及び換気扇に適用できる家庭用空気流発生装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、空気の流れを利用して生活の利便性を提供する家庭用空気流発生装置は、扇風機、シーリングファン、厨房用フード及び換気扇などに適用される。
【0003】
まず、扇風機とシーリングファンは、通常、軸を中心に回転するように搭載された翼または羽根(vane)のセット、及び該翼セットを回転させて空気の流れを生成する駆動装置を含んでいる。空気の流れの移動及び循環により「風冷(wind chill)」または微風が発生し、その結果、対流および蒸発によって熱が発散することにより、使用者は冷却効果を得る。
【0004】
扇風機は種類によって区分されるが、通常、室内の天井に設置される装置は「シーリングファン」という。
【0005】
前記シーリングファンは、室内に空気を換気させる換気扇や室内用扇風機、或いは天井に装着して空気の流れを誘発させるものである。
【0006】
前記シーリングファンは、天井に固定するフレームにモーターを固定し、モーター軸によって回転するシーリングファンからなっている。モーターの回転によってシーリングファンが回転しながら室内の空気を吹き付けて温度を降温させる。
【0007】
しかし、従来技術の換気扇は、内気が外気よりも高い場合が一般的であるため、通常、人手の届かない高い位置や隅に設置されることが多いので、特定の時間作動させる場合よりも24時間作動させる場合が多かった。よって、無駄に換気扇を作動させることにより、その使用寿命が短くなり、外気の連続的な注入により温度の保持が必要な場合には室内空気を無駄に冷却させるという問題点があった。
【0008】
また、厨房用フードは扇風機の原理を逆に利用して、飲食の調理時に発生する煙や水蒸気および臭気などを吸入して外部へ排出させることができる機能を有する。
【0009】
前述したような厨房用フードは、通常、内部に設置されたファン(図示せず)によって、調理容器から発生する煙や水蒸気、臭気などに汚染した空気を吸入して、外部に接続されたダクト(図示せず)を介して室外へ排出させる機能を行う。
【0010】
しかし、各種飲食の調理時に発生する煙や水蒸気、臭気などは、調理容器から垂直に上昇するよりは広く厨房に広がっていくことにより、従来の固定された厨房用フードを介しては広く広がる汚染空気を効率よく外部へ排出することができないという問題点があった。
【0011】
つまり、通常の厨房用フードは、単に固定された状態で厨房設備の上方に設置されることにより、厨房用フードとガスレンジにのせられる調理容器との距離が遠いため、厨房用フードの近くに広がった汚染空気のみを外部へ排出するだけであり、調理容器から広く拡散した汚染空気は全く外部へ排出することができず、厨房用フードを長時間稼動しても調理容器から広く拡散した汚染空気は全く外部へ排出することができないため、飲食の調理後にはキッチンやリビングルームなどに常に食べ物の匂いが残存して不快感を与えるという問題点があった。
【0012】
また、厨房用フードとガスレンジとの距離が遠いため、厨房用フードのファン(図示せず)を作動させるための回転モーター(図示せず)の容量が大きくなければならないことにより、厨房用フードを作動させるときに非常に大きな騒音が発生するという問題点があった。
【0013】
そして、換気扇とは、内気を外部に排気させて換気させる装置であって、工場や食堂、ビル、駐車場、浴場、畜舎などに広範囲に設置されている。
【0014】
このような従来の換気扇は、
図9に示すように、室内の空気が流入する収容空間11、流入した空気を外部に誘導する案内面12、及び排出口13を有するケーシングスクロール10と、ケーシングスクロールの内部に装着される駆動モーター20と、駆動モーターの回転軸21に装着され、駆動モーターの回転力の伝達を受けて回転しながら室内の空気を流入させて排出する回転部材30と、回転部材を保護するための保護カバー40と、ケーシングスクロール10の底面に装着され、空気の移動する通路51が形成されたグリル50とを含んでなる。
【0015】
特に、従来の換気扇は、回転部材30の翼31として、駆動モーター20による回転部材の回転方向を向いて湾曲形成される転向羽根を採用した。
【0016】
したがって、従来の回転部材30は、室内の空気を流入させて抱え込んで排出口13から排出させる。
【0017】
しかし、従来の換気扇は、回転部材30の転向羽根31が風を回転だけさせるので、効率が低下し、騒音が増加するという問題点があった。
【0018】
つまり、転向羽根31の回転による風量及び風圧構造が現実に合わないため、駆動モーター20の動力も小型の低容量に制限されるという問題点があった。
【0019】
より具体的には、転向羽根を使用する場合、風圧は増加するものの、風圧による効率は低下するので、一定量の風量を発生させるためには回転部材を高速で回転させなければならいため、騒音が増加する。
【0020】
それだけでなく、転向羽根31が吸入した室内の空気を抱え込んで排出口13へ移動させることにより、転向羽根が回転するときに揚力抵抗が発生し、転向力から揚力抵抗を除いた風動力が外部へ排出されるので、風量及び風圧が落ちて機器の効率を低下させるという問題点があった。
【0021】
よって、高速回転の際に騒音が増加するという問題点があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0022】
本発明は、上述した問題点を解消するためのもので、その目的は、2列の翼を有する回転部を一対備え、互いに対向するように設置し、一対の回転部を相互反対方向に回転させて空気の流れを発生させると、空気流発生装置と外部空間との気圧差を発生させて周辺の気流を引き寄せて風量および風速を増加させるようにする家庭用空気流発生装置を提供することにある。
【0023】
本発明の他の目的は、前記家庭用空気流発生装置を厨房用フードに適用してキッチンの汚染空気を外部へ迅速に排出するようにすることにある。
【0024】
本発明の別の目的は、前記家庭用空気流発生装置をシーリングファンに適用して、室内の天井に設置された状態で強力な空気の流れを発生させると同時に、流れる空気の温度可変を可能にして室内の冷暖房を選択的に行うことにある。
【0025】
本発明のさらに別の目的は、前記家庭用空気流発生装置を換気扇に適用して室内の汚染空気を外部へ迅速に排出させることができるようにすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0026】
上記目的を達成するための本発明の家庭用空気流発生装置は、内部に空間を一対に区分して長さ方向に互いに並んで離隔状態で対向するように形成し、前記空間には吸入孔と排出孔をそれぞれ設け、空間同士の間には排出孔に連通する開口孔を設けたケースと、前記空間にそれぞれ回転可能に設置され、モーターの動力によって相互逆回転して外気を吸入孔から排出孔へ排出する一対の回転部とを含んでなり、前記排出孔を介して排出される空気によって排出孔と開口孔との気圧差を発生させて開口孔の間の気流を引き寄せる空気流れを持つようにする。
【0027】
本発明によれば、前記ケースは、長方形の板を折り曲げて家庭用空気流発生装置の設置面に密着して固定され、上面にダクト穴を有する上部と、前記上部の両側を垂直に折り曲げて設けられ、互いに対向する連結部と、前記連結部の下部を半円状に湾曲させて上部方向を向くように形成して内部に空間を有する一対の空間部と、前記空間に設置された回転部の上部に位置し、空間を区画させるとともに開口孔から連結部側の上部へ空気の流れを案内する閉止部とから構成する。
【0028】
本発明によれば、前記ケースは、前記家庭用空気流発生装置が設置される天井に垂直に固定される上部と、前記上部に連結され、内部に弧状の一対の空間を相互離隔するように形成させた空間部と、前記空間部に下方に連設され、排出孔から排出された空気が開口孔の下部へ流れるように案内する閉止部とから構成する。
【0029】
本発明によれば、前記ケースは、前記家庭用空気流発生装置が設置される空間の壁面に水平に固定され、屋内外を連通させる上部と、前記上部の内部に設置され、弧状の一対の空間を相互離隔するように形成させた空間部と、前記空間部に水平方向に連設され、排出孔から排出された空気が開口孔へ流れるように案内する閉止部とから構成される。
【0030】
本発明によれば、前記連結部には空間に連通する吸入孔を設け、前記閉止部と空間部との間には排出孔を設け、前記一対の空間部の間には流入孔を設け、前記上部にはダクトを接続させるダクト穴を設ける。
【0031】
本発明によれば、前記閉止部の端部にLEDランプを設置する。
【0032】
本発明によれば、前記空間は、内部に熱線を装着して回転部によって熱風を発生させるようにする。
【0033】
本発明によれば、前記ケースは、開口孔の端部にモーターにより回転する幕板を設置して開口孔を選択的に開閉させるようにする。
【0034】
本発明によれば、前記閉止部は、空気の流れが進行する方向に拡開した傾斜を有するように構成する。
【0035】
本発明によれば、前記家庭用空気流発生装置は、厨房用フード、シーリングファン及び換気扇に適用可能である。
【発明の効果】
【0036】
上述した問題点を解消するための本発明の家庭用空気流発生装置は、内部に空間を一対に区分して長さ方向に互いに並んで向かい合うように形成し、前記空間には外気を吸気して外部へ排出する吸入孔及び排出孔を有するケースと、前記空間の内部に回転可能に設置され、モーターの動力によって相互逆回転によって空気を流れさせる回転部とを含んでなり、互いに対向して設置された一対の回転部を相互反対方向に回転させて空気を流れさせることができるようにして周辺の気流を引き寄せて風量及び風速を増加させるようにすることにより、気流の揚力の増加による有効送風距離及び風量を増加させるようにする効果がある。
【0037】
また、本発明の家庭用空気流発生装置は、厨房用フードの周辺の汚染空気を外部へ迅速に排出させるようにする効果がある。
【0038】
本発明の家庭用空気流発生装置は、シーリングファンに適用して室内の天井に設置された状態で強力な空気の流れを発生させるとともに、流れる空気の温度可変を可能にして室内の冷暖房を選択的に行う効果がある。
【0039】
本発明の家庭用空気流発生装置は、換気扇に適用して室内の汚染空気を外部へ迅速に排出させることができるようにする効果がある。
【0040】
しかも、本発明の家庭用空気流発生装置は、換気扇に適用する場合よりも多くの空気循環のために、既存の複数設置される換気扇の代わりに長さ方向に2つの回転部を回転させるから、設置及び管理費用を節減することができる。
【0041】
さらに、本発明の家庭用空気流発生装置は、換気扇に適用する場合、前記幕板を介して換気扇の使用有無に応じて選択的に開口孔を密閉または開放させることができるため、設置された換気扇によって美感を向上させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【
図1】本発明の家庭用空気流発生装置を厨房用フードに適用した状態を示す斜視図である。
【
図2】本発明の家庭用空気流発生装置を厨房用フードに適用した状態を示す正断面図である。
【
図3】本発明の家庭用空気流発生装置を厨房用フードに適用した状態を示す拡大断面図である。
【
図4】本発明の家庭用空気流発生装置をシーリングファンに適用した状態を示す下部斜視図である。
【
図5】本発明の家庭用空気流発生装置をシーリングファンに適用した状態を示す上部斜視図である。
【
図6】本発明の家庭用空気流発生装置をシーリングファンに適用した状態を示す図である。
【
図7】本発明の家庭用空気流発生装置を換気扇に適用した状態を示す斜視図である。
【
図8】本発明の家庭用空気流発生装置を換気扇に適用した状態を示す正断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0043】
以下、添付図面を参照して本発明の好適な一実施例を詳細に説明する。
【0044】
まず、図面中における同じ構成要素または部品は、できる限り同一の参照符号で示していることに留意すべきである。本発明を説明するにあたり、関連した公知の機能或いは構成についての具体的な説明は本発明の要旨を曖昧にしないために省略する。
【0045】
図1は本発明の家庭用空気流発生装置を厨房用フードに適用した状態を示す斜視図、
図2は本発明の家庭用空気流発生装置を厨房用フードに適用した状態を示す正断面図、
図3は本発明の家庭用空気流発生装置を厨房用フードに適用した状態を示す拡大断面図、
図4は本発明の家庭用空気流発生装置をシーリングファンに適用した状態を示す下部斜視図、
図5は本発明の家庭用空気流発生装置をシーリングファンに適用した状態を示す上部斜視図、
図6は本発明の家庭用空気流発生装置をシーリングファンに適用した状態を示す図、
図7は本発明の家庭用空気流発生装置を換気扇に適用した状態を示す斜視図、
図8は本発明の家庭用空気流発生装置を換気扇に適用した状態を示す正断面図である。
【0046】
まず、
図1〜
図3に示すように、本発明の家庭用空気流発生装置100はケース110と回転部120を含んでなる。
【0047】
ここで、家庭用空気流発生装置100は厨房用フード100aに適用した状態である。次に、これについて説明する。
【0048】
前記ケース110は内部に空間113aを一対に区分して長さ方向に互いに並んで向かい合うように形成し、前記空間113aには回転部120を設置することにより、外気をケース110の内部に流入させて外部へ排出させる。
【0049】
このとき、ケース110の内部と外部との気圧差を発生させてケース110の周辺の気流を引き寄せることにより、向上した風速及び風量を持つようにする。
【0050】
すなわち、前記ケース110は、通常、金属材質からなる板を複数に折り曲げることにより形成される。
【0051】
具体的には、前記ケース110は、長方形の板を折り曲げて家庭用空気流発生装置100の設置面に密着して固定され、上面にダクト穴111aを有する上部111と、前記上部111の両側を垂直に折り曲げて設けられ、互いに対向する連結部112と、前記連結部112の下部を半円状に湾曲させることにより上部方向を向くように形成し、内部に空間113aを有する一対の空間部113と、前記空間113aに設置された回転部120の上部に位置し、空間113aを区画するとともに、開口孔115から連結部112側の上部へ空気の流れを案内する閉止部114とから構成する。
【0052】
前記連結部112には空間113aに連通する吸入孔112aを設け、前記閉止部114と空間部113との間には排出孔113bを設け、前記一対の空間部11同士の間には開口孔115を設け、前記上部111にはダクトを接続させるダクト穴111aを設ける。
【0053】
これにより、前記回転部120の駆動によりケース110の吸入孔112aを介してキッチンの汚染空気を空間113aの内部に流入させた後、排出孔113bから空気を排出させる。
【0054】
このとき、前記排出孔113bから排出される空気によって排出孔113bと開口孔115との気圧差が発生し、開口孔115の間の周辺気流を引き寄せる空気の流れを持つようにする。
【0055】
前記閉止部114は、空間113aの上部に位置し、開口孔115を延長させてダクト穴111aへ気流の流れを案内する。
【0056】
また、前記閉止部114は、空気の流れが進行する方向に拡開した傾斜を有するようにする。
【0057】
その理由は、排出孔113bを介して速度のある空気が排出されると、空気の力は高気圧から低気圧に作用するので、開口孔115の周りの空気を引き寄せながら、向上した風速及び風量の空気が、拡開した傾斜を有する閉止部114を介して案内されながら風速及び風量の範囲をさらに拡大させる。
【0058】
その後、ダクト穴111aを介して汚染空気を排出する。
【0059】
また、前記回転部120は、長尺の中心軸121の外周縁に複数の翼122を等間隔で設置する。前記回転部120は空間113aの内部に設置される。
【0060】
また、前記回転部120の一端にはモーター123が伝動連結される。
【0061】
次に、上述のように構成された厨房用フード100aに適用される家庭用空気流発生装置100の作用を説明する。
【0062】
まず、前記空間113aで回転部120を駆動させて翼122によって空気の流動が発生すると、吸入孔112a、112aを介して空間113aに外気を吸入する。
【0063】
ここで、一対の回転部120は相互反対方向に回転する。
【0064】
その後、吸入孔112aに流入する外気は、空間113aを介して排出孔113bに流れが誘導されて開口孔115から排出される。
【0065】
この際、空気の流れが発生する空間113aと開口孔115は、気圧差が発生することにより、開口孔115の周辺の空気を引き寄せて排出孔113bから排出される空気に、開口孔115の周辺の汚染空気を引き寄せて合流させながら、向上した風速及び風量を持つようにする。
【0066】
閉止部114を介して、ダクト穴111aへ、向上した風速及び風量を有する汚染空気を案内しながら、前記閉止部114の傾斜によって空気の流れの流速が速くなって迅速な空気排気循環を成すようにする。
【0067】
その結果、本発明の厨房用フード100aに適用される家庭用空気流発生装置100は、互いに対向するように設置された一対の回転部120を相互反対方向に回転させて空気を流れさせることができるようにするが、空気の流れが下方から上方へ流れるようにしてキッチンの汚染空気を外部へ排出するようにする効果がある。
【0068】
図4〜
図6に示すように、本発明の家庭用空気流発生装置100は、ケース110と回転部120を含んでなる。
【0069】
ここで、家庭用空気流発生装置100はシーリングファン100bに適用した状態である。次に、これについて説明する。
【0070】
本発明のシーリングファン100bに適用される家庭用の空気流発生装置100は、内部空間113aの天井に設置される。
【0071】
すなわち、長尺のパイプ状の上部111を天井に垂直に設置する。
【0072】
前記シーリングファン100bに適用される家庭用空気流発生装置100は、上部111によって支持され、室内空間113aの天井に離隔状態で設置される。
【0073】
そして、本発明の家庭用空気流発生装置は、ケース110と回転部120を含んでなる。
【0074】
前記ケース110は、長さをもって両側が半円状からなる流線型の枠組みとして形成される。
【0075】
すなわち、前記ケース110は、内部に空間113aを一対に区分して長さ方向に互いに並んで離隔状態で対向するように形成し、前記空間113aには吸入孔112aと排出孔113bをそれぞれ設け、空間113a同士の間には排出孔113bに連通する開口孔115を設ける。
【0076】
併せて、前記回転部120は、一対が設けられ、前記空間113aにそれぞれ回転可能に設置され、モーター123の動力によって相互逆回転して外気を吸入孔112aから排出孔113bへ排出する。
【0077】
これにより、前記排出孔113bから排出される空気によって排出孔113bと開口孔115との気圧差を発生させて開口孔115の間の気流を引き寄せる空気の流れを持つようにする。
【0078】
前記ケース110の具体的な構成は次のとおりである。
【0079】
前記ケース110は、前記上部111に連結され、内部に弧状の一対の空間113aを互いに離隔するように形成させた空間部113と、前記空間部113に下方に連設され、排出孔113bから排出された空気が開口孔115の下部へ流れるように案内する閉止部114とから構成する。
【0080】
前記閉止部114は、下方に向かうほど、拡開した傾斜を有する。
【0081】
その理由は、排出孔113bを介して速度のある空気が排出されると、空気の力は高気圧から低気圧に作用するので、開口孔115の周辺の空気を引き寄せ、向上した風速及び風量の空気が、拡開した傾斜を有する閉止部114を介して案内されながら、風速及び風量の範囲をさらに拡大させることにある。
【0082】
併せて、前記回転部120は、長尺の中心軸121の外周縁に複数の翼122を等間隔で設置する。前記回転部120は空間113aの内部に設置される。
【0083】
また、前記回転部120の一端はモーター123に伝動連結される。
【0084】
次に、このように構成されたシーリングファン100bに適用される家庭用空気流発生装置100の作用を説明する。
【0085】
まず、前記空間113aで回転部120を駆動させることにより翼122によって空気の流動が発生すると、吸入孔112aを介して空間113aに外気を吸入する。
【0086】
ここで、一対の回転部120は相互反対方向に回転する。
【0087】
その後、吸入孔112aに流入する外気は、空間113aを介して排出孔113bへ流れが誘導されて開口孔115から排出される。
【0088】
このとき、空気の流れが発生する空間113aと開口孔115は、気圧差が発生することにより、開口孔115の周辺の空気を引き寄せて排出孔113bから排出される空気に、開口孔115の周辺の汚染空気を引き寄せて合流させながら、向上した風速及び風量を持つようにする。
【0089】
そして、閉止部114を介して、向上した風速及び風量を有する空気を案内しながら、前記閉止部114の傾斜によって空気の流れの流速が速くなって迅速な空気排気循環を成すようにする。
【0090】
その結果、本発明のシーリングファン100bに適用される家庭用空気流発生装置100は、室内の天井に設置された状態で、強力な空気の流れを発生させるとともに、流れる空気の温度可変を可能にして室内の冷暖房を選択的に行う。
【0091】
併せて、前記ケース110の下部面の周囲にはLEDランプを設置する。
【0092】
これは、前記家庭用空気流発生装置100を介して空気の流れによる室内空間の冷却効果に加えて、照明器具の機能を同時に行うことができる。
【0093】
加えて、前記空間113aの内部には熱線140を装着することにより、回転部120によって熱風を発生させるようにする。
【0094】
これは、室内空間の温度を下げようとする場合、回転部120の回転により空気の流れを発生させて冷たい空気を循環させることにより冷却効果を持つようにする。
【0095】
これに対し、室内空間の温度を高めようとする場合、熱線140に電流を通電させて熱線140の電気抵抗によって発熱させ、回転部120の回転により空気が開口孔115を介して下方に流れるときに暖かい空気で温度が可変して温風を室内へ循環させることができる。
【0096】
まず、
図7及び
図8に示すように、本発明の家庭用空気流発生装置100はケース110と回転部120とを含んでなる。
【0097】
ここで、家庭用空気流発生装置100は換気扇100cに適用した状態である。次に、これについて説明する。
【0098】
本発明の換気扇100cに適用される家庭用空気流発生装置100は、室内の壁に設置される。
【0099】
前記ケース110は、内部に空間113aを一対に区分して長さ方向に互いに並んで離隔状態で対向するように形成し、前記空間113aには吸入孔112aと排出孔113bをそれぞれ設け、空間113a同士の間には排出孔113bに連通する開口孔115を設ける。
【0100】
前記回転部120は、前記空間113aにそれぞれ回転可能に設置され、モーター123の動力によって相互逆回転して外気を吸入孔112aから排出孔113bへ排出する一対の回転部120から構成することにより、前記排出孔113bから排出される空気によって排出孔113bと開口孔115との気圧差を発生させて開口孔115の間の気流を引き寄せる空気の流れを持つようにする。
【0101】
ここで、前記ケース110は、前記家庭用空気流発生装置100が設置される空間113aの壁面に水平に固定され、屋内外を連通させる上部111と、前記上部111の内部に設置され、弧状の一対の空間113aを相互離隔するように形成させた空間部113と、前記空間部113に水平方向に連設され、排出孔113bから排出された空気が開口孔115へ流れるように案内する閉止部114とから構成する。
【0102】
前記ケース110は、開口孔115の端部にモーター123によって回転する幕板150を設置することにより、開口孔115を選択的に開閉させるようにする。
【0103】
前記閉止部114は、空気の流れが進行する方向に拡開した傾斜を有するように構成する。
【0104】
その理由は、排出孔113bを介して速度のある空気が排出されると、空気の力は高気圧から低気圧に作用するので、開口孔115の周辺の空気を引き寄せ、向上した風速及び風量の空気が、拡開した傾斜を有する閉止部114を介して案内されながら、風速及び風量の範囲をさらに拡大させることにある。
【0105】
次に、前述のように構成された換気扇100cに適用される家庭用空気流発生装置100の作用を説明する。
【0106】
まず、前記空間113aで回転部120を駆動させることにより翼122によって空気の流動が発生すると、吸入孔112aを介して空間113aへ外気を吸入する。
【0107】
ここで、一対の回転部120は相互反対方向に回転する。
【0108】
その後、吸入孔112aに流入する外気は、空間113aを介して排出孔113bへ流れが誘導されて開口孔115から排出される。
【0109】
このとき、空気の流れが発生する空間113aと開口孔115は、気圧差が発生することにより、開口孔115の周辺の空気を引き寄せて排出孔113bから排出される空気に、開口孔115の周辺の汚染空気を引き寄せて合流させながら、向上した風速及び風量を持つようにする。
【0110】
そして、閉止部114を介して、室内空間の外部へ、向上した風速及び風量を持つ汚染空気を案内しながら、前記閉止部114の傾斜により空気流れの流速が速くなって迅速な空気排気循環を成すようにする。
【0111】
その結果、本発明の厨房用フード100aに適用される家庭用空気流発生装置100は、互いに対向するように設置された一対の回転部120を相互反対方向に回転させて空気を流れさせることができるようにするが、空気の流れが下方から上方へ流れるようにしてキッチンの汚染空気を外部へ排出するようにする効果がある。
【0112】
以上で説明した本発明は、前述した実施例及び添付図面によって限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内において様々な置換、変形及び変更を加え得るのは、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者にとって明らかであろう。
【符号の説明】
【0113】
100 家庭用空気流発生装置
100a 厨房用フード
100b シーリングファン
100c 換気扇
110 ケース
111 上部
111a ダクト穴
112 連結部
112a 吸入孔
113 空間部
113a 空間
113b 排出孔
114 閉止部
115 開口孔
120 回転部
121 中心軸
122 翼
123 モーター
130 LEDランプ
140 熱線
150 幕板
151 モーター