(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記制御部は、前記第1デバイスまたは前記第2デバイスでイベントが発生すれば、前記発生したイベントに基づいて、前記イベントに係わる前記第1デバイスのホームスクリーンに含まれたコンポーネントの情報を変更し、前記第2デバイスのホームスクリーンに含まれたコンポーネントのうち、前記第1デバイスのホームスクリーンで変更されたコンポーネントと対応するコンポーネントの情報を、前記変更されたコンポーネントの情報に対応されるように変更し、前記変更された第2デバイスのホームスクリーンに含まれたコンポーネントの情報に基づいて前記第2デバイスのホームスクリーンを変更し、前記変更された第2デバイスのホームスクリーンに係る情報を前記第2デバイスに伝送する、請求項8に記載の第1デバイス。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
本明細書で使われる用語について簡略に説明し、本発明について具体的に説明する。
【0023】
本明細書で使われる用語は、一実施形態での機能を考慮してなるべく現在広く使われる一般的な用語を選択したが、これは当業者の意図または判例、新たな技術の出現などによって変わる。また、特定の場合には出願人が任意に選定した用語もあり、この場合には、該発明の説明部分で詳細にその意味を記載する。従って、本明細書で使われる用語は、単純な用語の名称ではない、その用語が有する意味及び本明細書の全般にわたる内容に基づいて定義されねばならない。
【0024】
明細書全体にわたって、ある部分がいずれかの構成要素を「含む」とするとき、これは、特に断りのない限り、他の構成要素を除くものではなく、他の構成要素をさらに含むということを意味する。また、明細書に記載の「〜部」、「モジュール」などの用語は、少なくとも1つの機能や動作を処理する単位を意味し、これは、ハードウェアまたはソフトウェアで具現されるか、またはハードウェアとソフトウェアとの結合で具現される。
【0025】
明細書全体にわたって「ジェスチャ」とは、ユーザが移動端末機を制御するために使う手ぶりなどを意味する。例えば、本明細書で記述されるジェスチャには、ドラッグがある。
【0026】
「ドラッグ」は、ユーザが指やタッチ道具を画面にタッチした後、タッチを維持した状態で指やタッチ道具を画面内の他の位置に移動させる動作を意味する。ドラッグ動作によってオブジェクトが移動するか、または画面が転換される。
【0027】
「ホームスクリーン」は、一実施形態において、デバイスをオンさせた時に最初に見える画面を意味するが、これに限定されず、ウィジェットやアイコンのような1以上のユーザインターフェースを備える画面も含む。
【0028】
以下、添付した図面を参考して本発明の実施形態について当業者が容易に行えるように詳細に説明する。しかし、本発明は様々な形態で具現され、ここで説明する実施形態に限定されるものではない。そして、図面で本発明を明確に説明するために説明と関係ない部分は省略し、明細書全体にわたって類似した部分については類似した図面符号を付する。
【0029】
以下、添付した図面を参照して本発明の望ましい実施形態を説明する。
【0030】
図1A及び
図1Bは、一実施形態によるホームスクリーンを構成する方法を実行するシステムを示すブロック図である。
【0031】
図1Aを参照すれば、一実施形態によるホームスクリーンを構成する方法を実行するシステムは、第1デバイス100及び第2デバイス200を備える。
【0032】
第1デバイス100及び第2デバイス200は、多様な形態で具現される。本明細書で記述される第1デバイス100及び第2デバイス200は、携帯電話、スマートフォン、ノート型パソコン、デジタル放送用端末機、PDA(personal digital assistants)、PMP(portable multimedia player)、ナビゲーション、タブレットPC(personal computer)などがある。
【0033】
一実施形態において、第1デバイス100は、第2デバイス200のホームスクリーンを構成及び管理する。従って、一実施形態において、第1デバイス100は、第2デバイス200に比べて高性能のハードウェアまたはソフトウェアを搭載し、他のデバイスのホームスクリーンを構成及び管理する。
【0034】
以下の説明でホームスクリーンを構成することは、ホームスクリーンを構成できるアイコンや背景画面を含むコンポーネントを編集または削除するか、または新たなコンポーネントをホームスクリーンに加えることを意味する。また、ホームスクリーンを管理することは、ホームスクリーンに係わる情報をメモリに保存することを意味する。
【0035】
例えば、第1デバイス100は、スマートフォン、ノート型パソコン、タブレットPC、スマートTV(television)のような高性能のハードウェアまたはソフトウェアを有するデバイスである。また、第2デバイス200は、デジタル放送用端末機、ナビゲーション、スマートウォッチ、スマートグラスのような、第1デバイス100に比べて活用度やサイズの制限があってその性能が制限的な端末装置である。
【0036】
または、第1デバイス100は、スマートフォンやタブレットPCのような、ユーザの操作が簡易なデバイスである。第2デバイス200は、スマートウォッチ、スマートグラスのように、画面のサイズや入力方法に制限があって、ユーザの操作がわりと難しいデバイスである。また、第2デバイス200は、高性能のハードウェアまたはソフトウェアを有した他の高性能のデバイスでもある。例えば、第2デバイス200は、ユーザが適応し難いデバイスであるか、あるいはユーザとデバイスとの距離により、ユーザの使用が容易ではない、他のスマートフォン、タブレットPC、ノート型パソコンまたはスマートTVのような高性能のデバイスでもある。
【0037】
デジタル放送用端末機やナビゲーションは、それぞれ主にデジタル放送や道引を提供する。よって、デジタル放送用端末機やナビゲーションは、それぞれ主に提供する機能を最適で提供するためのハードウェアまたはソフトウェアを含むことができるので、スマートフォンやタブレットPC、ノート型パソコン、スマートTVに比べてその以外の機能を提供するにはその性能が制限的なことがある。
【0038】
デジタル放送用端末機やナビゲーションは、それぞれ主にデジタル放送や道案内を提供する。従って、デジタル放送用端末機やナビゲーションは、それぞれ主に提供する機能を最適に提供するためのハードウェアまたはソフトウェアを含むので、スマートフォンやタブレットPC、ノート型パソコン、スマートTVに比べて、それ以外の機能を提供するにはその性能が制限的である。
【0039】
スマートウォッチやスマートグラスは、携帯性のためそのサイズや重さが制限的であるので、スマートフォンやタブレットPC、ノート型パソコン、スマートTVに比べて低性能のハードウェアやソフトウェアを含み、ユーザの操作がわりと難しい。
【0040】
従って、一実施形態によれば、第1デバイス100で第2デバイス200のホームスクリーンを構成または管理する。従って、一実施形態によれば、それぞれの第2デバイス200で自身のホームスクリーンを構成または管理するより便利に、第1デバイス100で第2デバイス200のホームスクリーンを構成または管理できるグラフィックユーザインターフェースを提供する。
【0041】
また、一実施形態によれば、第2デバイス200のホームスクリーンを管理する主体は、高性能のハードウェアまたはソフトウェアを含む第1デバイス100に制限されない。すなわち、ユーザが使う複数のデバイスのうちいずれか1つのデバイスが第1デバイス100と定められれば、第1デバイス100でユーザは、複数のデバイスのホームスクリーンを編集または管理する。
【0042】
また、いずれか1つのデバイスが第1デバイス100と定められても、これに限定されず、他のデバイスで第1デバイス100のホームスクリーンを構成または管理できる。すなわち、第1デバイス100は、他のデバイスで自身のホームスクリーンが構成または管理される第2デバイス200にもなる。例えば、一実施形態により、デスクトップまたはノート型パソコンは、スマートフォンまたはタブレットPCのホームスクリーンを構成したり管理したりすることができる。そして、スマートフォンまたはタブレットPCは、他の装置、例えば、スマートTV、スマートウォッチ、スマートグラスのような他のデバイスのホームスクリーンを構成したり管理したりすることができる。また、スマートフォンまたはタブレットPCは、デスクトップ及びノート型パソコンのホームスクリーンを構成することができる。前述の例に限られず、現存するホームスクリーンの階層的制御によって、他の組み合わせにより、ホームスクリーンが構成されもする。
【0043】
図1Bを参照すれば、一実施形態によるホームスクリーンを構成する方法を実行するシステムは、第1デバイス100、及び複数のデバイス200,300,…,nを備える。複数のデバイス200,300,…,nは、
図1Aの第2デバイス200に対応する。
【0044】
一実施形態によれば、第1デバイス100は、複数のデバイス200,300,…,nのホームスクリーンを構成及び管理する。すなわち、第1デバイス100は、1つの第2デバイス200だけではなく複数のデバイスで使われるホームスクリーンを構成及び管理する。第1デバイス100及び複数のデバイス200,300,…,nは、同じグループに属するか、または同じユーザ所有のデバイスである。
【0045】
図2は、一実施形態によるホームスクリーンを構成する方法の一例を示す例示図である。
図2を参照すれば、第1デバイス100でユーザは、第2デバイス200のホームスクリーン110を、コンポーネント120を用いて編集する。
【0046】
第1デバイス100で構成または管理されるホームスクリーン110は、複数のコンポーネント120を含むことで構成される。
【0047】
一実施形態において、ホームスクリーン110に含まれるコンポーネント120は、グラフィックユーザインターフェース(GUI:graphic user interface)であり、ウィジェット、アプリケーション実行アイコン、ドックバー(dockbar)、状態バー(statusbar)、ウォールペーパー及びホームスクリーンの出力効果を含む。
【0048】
ホームスクリーンのウィジェットは、ウェブブラウザーまたはアプリケーションの実行なしにウェブブラウザーで得られる各種情報または天気、電卓、時計などのアプリケーションの実行で得られる有用な機能を、ホームスクリーンで直ぐ行えるように提供する。
【0049】
アプリケーション実行アイコンは、ホームスクリーンに加えられて、ホームスクリーンでデバイスに設けられているアプリケーションが直ぐ実行できる機能を提供する。
【0050】
ホームスクリーンのドックバーは、1以上のアプリケーション実行アイコンを含む。
【0051】
ホームスクリーンの状態バーは、アプリケーションの実行状態や端末装置の現在状態(例えば、バッテリー、お知らせメッセージ受信など)を示す情報を提供する。
【0052】
ウォールペーパーは、ホームスクリーンの背景であり、デザイン的な効果を提供する。ウォールペーパーは、ホームスクリーンの画面を転換しつつ変わるか、または出力位置が変わるように設定される。また、ウォールペーパーは、デザイン的な効果を提供するだけではなく、設定によって天気や株価、ニュースのような有用な情報を提供する。
【0053】
出力効果は、ホームスクリーンでジェスチャが入力されるときのディスプレイ効果を意味する。例えば、ホームスクリーンでドラッグするジェスチャが入力された時に画面が転換されるが、画面転換時に多様な方法で画面転換効果がディスプレイされる。画面転換効果は、視覚的な効果だけではなく聴覚的な効果も含む。
【0054】
図3は、一実施形態によるホームスクリーンを構成する方法を示すフローチャートである。
図3を参照すれば、段階S301で、第1デバイス100は、第2デバイス200のGUIを含むホームスクリーンを構成する。
【0055】
段階S301で構成されるホームスクリーンは、GUIを含むコンポーネントによって構成される。前記コンポーネントは、第2デバイス200を制御するユーザインターフェースを備える。もちろん、これに制限されるものではなく、コンポーネントは、第2デバイス200の制御とは関係ない美的な効果や聴覚的な効果のみを提供するものでありうる。
【0056】
段階S303で、第1デバイス100は、段階S301で構成されたホームスクリーンに係わるホームスクリーン構成情報を第2デバイス200に伝送する。ホームスクリーン構成情報は、段階S301でホームスクリーンを構成した結果であり、ホームスクリーンに備えられたコンポーネントの識別情報、位置、機能に係わる情報を含む。第2デバイス200に伝送されたホームスクリーン構成情報に基づいて、第2デバイス200は、第2デバイス200のホームスクリーンをディスプレイする。
【0057】
図4は、一実施形態によるコンポーネントを用いてホームスクリーンを構成する方法を示すフローチャートである。
図4を参照すれば、段階S401で、第1デバイス100は、複数のデバイスのホームスクリーン構成情報を獲得する。ホームスクリーン構成情報は、ホームスクリーンを構成するコンポーネントに係わる情報、すなわち、各コンポーネントのタイプや位置、形態、識別情報などのコンポーネントに係わる情報を含む。
【0058】
第1デバイス100は、複数のデバイスのホームスクリーン構成情報を第1デバイス100のメモリに予め保存しておき、段階S401でメモリに保存しておいたホームスクリーン構成情報を呼び込むことで、複数のデバイスのホームスクリーン構成情報を獲得する。または第1デバイス100は、獲得しようとするデバイスのホームスクリーン構成情報をそれぞれのデバイスに要請して受信することで、複数のデバイスのホームスクリーン構成情報を獲得する。また、第1デバイス100は、構成及び管理のための、第1デバイスに以前に設定されたデバイス、または定期的にデバイスのホームスクリーン構成情報を収集する所定のデバイスから、デバイスのホームスクリーン構成情報を獲得することができる。例えば、ユーザのスマートフォンのような第1デバイス100は、多数のデバイスのホームスクリーン構成情報を、以前にホームスクリーンを構成して管理するデバイスに設定されたタブレットから獲得することができる。また、他の実施形態によって、ユーザのスマートフォンは、多数のデバイスのホームスクリーン構成情報を定期的に保存してアップデートするデスクトップコンピュータまたはノート型パソコンから、多数のデバイスのホームスクリーン構成情報を獲得することができる。
【0059】
第1デバイス100は、周期的に複数のデバイスのホームスクリーン構成情報をそれぞれのデバイスに要請し、受信して保存しておく。これは、それぞれのデバイス内でホームスクリーン構成情報が変更されてそれぞれのデバイスのメモリに保存される場合、第1デバイス100が段階S401で変更されたデバイスのホームスクリーン構成情報を獲得可能にするためである。従って、段階S401で、デバイスのホームスクリーン構成情報が受信され、メモリに保存されてから一定時間以上過ぎた場合、第1デバイス100は、前記デバイスのホームスクリーン構成情報を前記デバイスに要請して受信することで、前記デバイスのホームスクリーン構成情報を獲得する。他の実施形態において、デバイスのホームスクリーンに影響を与える所定のプロセス、プログラム、命令語、アップデートまたはトリガイベントなどが発生すれば、第1デバイス100がホームスクリーンを構成して管理するときに利用するための最新情報を有するように、デバイスは、アップデートされたホームスクリーン構成情報を第1デバイス100に伝送することを決定することができる。
【0060】
段階S403で、第1デバイス100は、それぞれのデバイスのホームスクリーンを、段階S401で獲得されたホームスクリーン構成情報に基づいて第1デバイス100にディスプレイする。
【0061】
第1デバイス100は、ユーザによって選択されたデバイスのホームスクリーンをディスプレイする。例えば、各デバイスのホームスクリーンをディスプレイする前に、各デバイスのホームスクリーンの構成情報に基づいて生成されたサムネイルをディスプレイし、サムネイルに基づいてユーザによって選択されたデバイスのホームスクリーンをディスプレイする。
【0062】
ホームスクリーン構成情報は、ホームスクリーンに備えられたコンポーネントの位置、配列、サイズ、識別情報などの情報と、各コンポーネントの機能実行情報とを含む。機能実行情報は、各コンポーネントがホームスクリーンでいかなる機能を行うかに係わる情報、例えば、ニュース、天気、データ使用量などの情報を提供するか、または万歩計(登録商標)、メモリ最適化などのアプリケーションの機能を行うか、または該コンポーネントがアプリケーション実行アイコンである場合にいかなるアプリケーションを行うかに係わる情報を含む。
【0063】
段階S404で、第1デバイス100は、ホームスクリーンにコンポーネントを加えるか、あるいは削除するかを判断する。該判断は、受信されたホームスクリーン情報に基づいて、自動的に決定されるか、あるいはユーザ入力に基づいて決定される。
【0064】
例えば、コンポーネントを加える場合、段階S405で、第1デバイス100は、ユーザの入力によってディスプレイされた第2デバイス200のホームスクリーンに加えようとするコンポーネントのタイプを選択する。コンポーネントのタイプは、ウィジェット、アプリケーション実行アイコン、ドックバー、状態バー、ウォールペーパー、出力効果を含む。各タイプ別に、多様な機能またはデザインを有するコンポーネントが含まれる。
【0065】
第1デバイス100は、段階S405で、ユーザがコンポーネントを選択するように第2デバイス200のホームスクリーンに加えられるコンポーネントのタイプと、各タイプに属するコンポーネントとをディスプレイする。
【0066】
段階S407で、第1デバイス100は、ユーザの入力によって第2デバイス200のホームスクリーンに加えられるコンポーネントを、段階S405で選択されたコンポーネントのタイプに含まれたコンポーネントから選択する。また、一実施形態により、ユーザがコンポーネントを選択するとき、第1デバイス100によって制御されるホームスクリーンに含まれたコンポーネントのうち、一部または全体がユーザの意図によって選択される。第1デバイス100によって制御されるホームスクリーンは、第1デバイス100のホームスクリーンを含んでもよく、含まなくともよい。
【0067】
さらに、段階S405及び段階S407で、第1デバイス100は、ユーザの入力によって、第1デバイス100に表示された複数のデバイスのホームスクリーンに備えられたコンポーネントから一つを選択する。前記複数のデバイスのホームスクリーンは、第1デバイス100のホームスクリーンを含む。
【0068】
段階S409で、第1デバイス100は、段階S407で選択されたコンポーネントが加えられるデバイスのホームスクリーンに係わる設定情報を獲得する。
【0069】
ホームスクリーン設定情報は、第2デバイス200のディスプレイ環境情報を考慮した各コンポーネントのタイプ別にコンポーネントの配列方法やサイズ、形態が設定された設定情報を含む。第2デバイス200のディスプレイ環境情報は、第2デバイス200のディスプレイ部の解像度、サイズまたは性能に係わる情報を含む。
【0070】
例えば、コンポーネントのタイプがアプリケーション実行アイコンである場合、アプリケーション実行アイコンがホームスクリーンで位置可能な領域と、アプリケーション実行アイコンのサイズ、配列方法(例えば、1行当たり何個のアイコンが含まれているか)が設定された情報とがホームスクリーン設定情報に含まれる。
【0071】
例えば、コンポーネントのタイプがドックバーである場合、ドックバーがホームスクリーンで位置可能な領域と、ドックバーまたはドックバーに含まれるアイコンのサイズ、配列方法、ドックバーのページ転換のためのドラッグ如何が設定された情報とがホームスクリーン設定情報に含まれる。
【0072】
例えば、コンポーネントのタイプが状態バーである場合、状態バーに含まれる基本情報(例えば、現在時刻、日付、天気などの情報)や、状態バーがホームスクリーンで位置可能な領域や、状態バーに含まれるアイコンのサイズが設定された情報がホームスクリーン設定情報に含まれる。
【0073】
例えば、コンポーネントのタイプがウォールペーパーである場合、ウォールペーパーと設定されるイメージのサイズ割合に係わる情報や、ライブウォールペーパー実行時の好適なCPUシェアがホームスクリーン設定情報に含まれる。
【0074】
例えば、コンポーネントのタイプが出力効果である場合、ホームスクリーンが複数のページで構成されたとき、ページめくり時の出力効果が出力されるか、またはホームスクリーンでいかなる場合に出力効果が出力されるかに係わる情報がホームスクリーン設定情報に含まれる。出力効果は、ユーザのデバイス使用に際して、画面転換の認識率を良くするための視覚的または聴覚的な効果を含む。
【0075】
ホームスクリーン設定情報は、それぞれのデバイス別に設定される。これは、それぞれのデバイス別にディスプレイ環境情報(例えば、表示可能な解像度または画面サイズなど)が異なるため、最適にコンポーネントを表示するための設定が変わりうるからである。
【0076】
段階S411で、第1デバイス100は、段階S409で獲得したホームスクリーン設定情報に基づいて、段階S407で選択されたコンポーネントを第2デバイス200のホームスクリーンに加える。詳細に説明すれば、第1デバイス100は、ホームスクリーン設定情報に基づいて選択されたコンポーネントを位置させるか、またはコンポーネントの形態を設定してコンポーネントをデバイスのホームスクリーンに加えられる。
【0077】
または、前述したように段階S405及び段階S407で、第1デバイス100は、ユーザの入力によって第1デバイス100に表示された複数のデバイスのホームスクリーンに備えられたコンポーネントのうち一つを選択できる場合がある。この場合、段階S411で、第1デバイス100は選択されたコンポーネントと対応し、第2デバイス200で加えられるようにコンポーネントを変形し、変形されたコンポーネントを第2デバイス200のホームスクリーンに加えられる。各デバイスごとに解像度やディスプレイ部のサイズが異なるため、前記変形されたコンポーネントは、第2デバイス200のディスプレイ環境情報を考慮して最適の形態に変形されたものである。
【0078】
さらに、コンポーネントをホームスクリーンに加える段階以後に、第1デバイス100は、コンポーネントの位置や形態、デザイン、サイズのうち1以上を設定する。ユーザの入力によるか、または自動で第1デバイス100が、コンポーネントの位置や形態、デザイン、サイズのうち1以上を最適の条件に設定する。
【0079】
段階S413で、第1デバイス100は、コンポーネントの追加または削除を行うデバイスのホームスクリーンの編集が完了すれば、段階S415で編集が完了したデバイスのホームスクリーン構成情報を前記デバイスに伝送する。また、第1デバイス100は、段階S415でホームスクリーン構成情報を第1デバイス100のメモリに保存しておく。
【0080】
一方、第1デバイス100は、複数のデバイスのホームスクリーンを管理する場合に、編集が完了する度に各デバイスにホームスクリーン構成情報を伝送する場合、伝送を行うための負荷が過度に発生する。これを防止するために、第1デバイス100は、段階S413でホームスクリーン構成情報をメモリに保存しておき、周期的に各デバイスにホームスクリーン構成情報を伝送するか、またはCPU負荷が少ない時に各デバイスにホームスクリーン構成情報を伝送する。
【0081】
一方、段階S413で、第1デバイス100は、デバイスのホームスクリーンの編集が未だ完了していなければ、段階S404に戻ってデバイスのホームスクリーンにコンポーネントを追加または削除する。
【0082】
一方、段階S404で、第1デバイス100は、デバイスのホームスクリーンでコンポーネントを加えないと定める場合、段階S416で、コンポーネントを削除するか、またはコンポーネントのディスプレイ情報を変更するかを判断する。これは、ユーザの入力またはアプリケーションの削除によって定められる。
【0083】
段階S416で、第1デバイス100は、コンポーネントを削除すると判断する場合、段階S417で削除するコンポーネントを選択する。第1デバイス100は、ユーザ入力によって削除するコンポーネントを選択する。
【0084】
段階S419で、第1デバイス100は、段階S417で選択されたコンポーネントをホームスクリーンから削除する。
【0085】
例えば、ユーザの入力によって選択されたコンポーネントが削除されてもよく、アプリケーションの削除によって削除されたアプリケーションの実行アイコンやウィジェットが削除されてもよい。前記削除されるアプリケーションは、第2デバイス200に設置されたアプリケーションである。
【0086】
また、段階S416で、第1デバイス100は、コンポーネントを削除または追加しないと判断する場合、コンポーネントのディスプレイ情報を変更すると判断される。
【0087】
コンポーネントのディスプレイ情報は、コンポーネントがホームスクリーンでどのようにディスプレイされるかに係わる情報を含む。例えば、コンポーネントのディスプレイ情報は、コンポーネントの位置、サイズのようなコンポーネントのディスプレイに係わる情報を含む。
【0088】
段階S421で、第1デバイス100は、ディスプレイ情報を変更しようとするコンポーネントを、第2デバイス200のホームスクリーンで選択する。
【0089】
段階S423で、第1デバイス100は、コンポーネントのディスプレイ情報を変更する。コンポーネントのディスプレイ情報は、コンポーネントに係わるアプリケーションのアップデートで変更されてもよく、ユーザ入力によって変更されてもよい。
【0090】
段階S423で、第1デバイス100は、コンポーネントの追加、削除、変更を含む第2デバイス200のホームスクリーンの構成の完了如何を判断する。
【0091】
ホームスクリーンの構成が完了すれば、段階S415で、第1デバイス100は、ホームスクリーン構成情報をメモリに保存するか、または第2デバイス200に伝送する。
【0092】
図5は、一実施形態による複数のデバイスのホームスクリーンを構成する方法の一例を示す例示図である。
図5を参照すれば、第1デバイス100は、複数のデバイスのホームスクリーン110,111,…,nを構成するためにディスプレイする。このとき、第1デバイス100のホームスクリーン110も共にディスプレイされ、複数のデバイスのホームスクリーンと同様にホームスクリーンが構成または管理される。
【0093】
複数のデバイスのホームスクリーン110,111,…nは、ユーザ入力によって予め選択されたデバイスのホームスクリーンがディスプレイされる。
【0094】
一実施形態において、第1デバイス100でホームスクリーンが構成されるデバイスは、第1デバイス100のグループに属するデバイスである。例えば、デバイスは、各デバイスのユーザ、ネットワーク上の近接性、ネットワーク上の連結及びマッピング(mapping)、ユーザ決定によるグループ化、または互いに異なるグループ化方法によってグループ化される。各グループに属するデバイスのうち1つのデバイスが第1デバイス100と定められ、第1デバイス100は、一実施形態による他のデバイスのホームスクリーンを構成または管理することができる。このとき、他のデバイスは、第1デバイス100のグループに属するデバイスであってもよい。もちろん、第1デバイス100は、グループ内の1つのデバイスに限定されず、グループ内の1以上のデバイスであってもよい。
【0095】
または、ユーザ入力によって第1デバイス100でホームスクリーンを管理するデバイスを直接選択し、選択されたデバイスのホームスクリーンが第1デバイス100で編集または管理される。
【0096】
図6は、一実施形態による他のデバイスのコンポーネントを用いてデバイスのホームスクリーンを構成する方法の一例を示す例示図である。
図6を参照すれば、ユーザの入力によって、第1デバイス100は、ディスプレイされたホームスクリーン110,111,…,nのうち1つのホームスクリーンに備えられたコンポーネントを選択し、他のデバイスのホームスクリーン110,111,…,nに加える。すなわち、第1デバイス100は、第1デバイス100に表示されている各デバイス別に加えられるコンポーネント120だけではなく、他のデバイスのホームスクリーン110,111,…nに含まれているコンポーネントを選択して他のデバイスのホームスクリーン110,111,…,nに加える。
【0097】
コンポーネントを加えるだけではなく、第1デバイス100は、第1デバイス100に表示されたホームスクリーン110,111,…,nに備えられたコンポーネントを選択し、第1デバイス100に表示されたホームスクリーン110,111,…,nのうち1つのホームスクリーンに備えられたコンポーネントのディスプレイ情報を、選択されたコンポーネントのディスプレイ情報によって変更する。
【0098】
例えば、選択されたコンポーネントの位置やサイズによって、第1デバイス100に表示されたホームスクリーン110,111,…,nのうち1つのホームスクリーンに備えられたコンポーネントの位置やサイズが変更される。
【0099】
図7は、一実施形態による他のデバイスのホームスクリーン構成の変更に基づいてデバイスのホームスクリーンを構成する方法を示すフローチャートである。
図7を参照すれば、第1デバイス100は、第1デバイス100または第1デバイス100と関連する他のデバイスで発生したイベントによって、イベントが発生したデバイスのホームスクリーンに備えられたコンポーネントに係わる情報が変更されれば、第1デバイス100を含む1つのグループに属するデバイスのホームスクリーンに備えられたコンポーネントを、前記変更されたコンポーネントに対応するように変更する。
【0100】
コンポーネントに係わる情報の変更またはコンポーネントの変更は、コンポーネントの追加、削除、ディスプレイ情報または実行可能な機能に係わる情報の変更を含む。
【0101】
段階S701で、第1デバイス100は、デバイスのホームスクリーンに備えられたコンポーネントの情報を変更する。
【0102】
以下の説明で、コンポーネントの情報が変更されたデバイスを、第2デバイス200と称する。第2デバイス200は、第1デバイス100で管理または構成されるホームスクリーンを有するデバイスのうち一つである。
【0103】
コンポーネントの情報は、ユーザの入力によって変更されるか、またはコンポーネントと関連するイベント発生によって変更される。例えば、コンポーネントがアプリケーション実行アイコンである場合、コンポーネントに対応するアプリケーションが第2デバイス200で削除または設置されたとき、第2デバイス200のホームスクリーンに含まれた前記コンポーネントが削除されるか、または新たに加えられる。他の例を挙げれば、アイコンまたはアプリケーションが、プログラム開発者によってアップデートされれば、全てのデバイスにアップデートプロセスが適用される。また、ソフトウェアが提供(offering)に基づいて購読(subscription)され、ユーザがソフトウェアをアップグレードまたはダウングレードしたり、ソフトウェア購読が満了したりする場合、それと係わるコンポーネントは、それによってアップデートされる。
【0104】
例えば、第2デバイス200のホームスクリーンに備えられたコンポーネントが、ウィジェット、ドックバー、状態バーである場合、それぞれのデザインが変更されたとき、第2デバイス200に関連するデバイスのホームスクリーンに、前記変更されたウィジェット、ドックバー、状態バーに対応するコンポーネントが存在するならば、変更されたデザインによってホームスクリーンに備えられたコンポーネントを変更する。
【0105】
例えば、第2デバイス200のホームスクリーンに含まれたウォールペーパーが変更されたとき、第2デバイス200に関連するデバイスのホームスクリーンのウォールペーパーを、前記変更されたウォールペーパーに対応して変更する。このとき、第2デバイス200のディスプレイ可能な解像度や画面のサイズ情報に基づいてホームスクリーンのウォールペーパーが変更される。
【0106】
また、第2デバイス200のホームスクリーンに備えられたコンポーネントの位置が変更されたとき、第2デバイス200に関連するデバイスのホームスクリーンに備えられたコンポーネントの位置が、前記変更された位置に対応して変更される。
【0107】
段階S703で、第1デバイス100は、変更されたコンポーネントの情報によって、第2デバイス200のホームスクリーンの構成情報を変更する。すなわち、第1デバイス100は、変更されたコンポーネントの情報を反映してデバイスのホームスクリーンの構成情報を変更する。
【0108】
段階S705で、第1デバイス100は、段階S701で情報が変更されたコンポーネントを備えるホームスクリーンの第2デバイス200に関連するデバイスの存否を判断する。
【0109】
例えば、前記関連するデバイスは、第2デバイス200と同じグループに属するか、またはデバイスに登録されたユーザが第2デバイス200と同じユーザであるデバイスである。または、前記関連するデバイスは、第2デバイス200のホームスクリーンと前記関連するデバイスのホームスクリーンとが対応して変更されるように予め設定されたものでありうる。
【0110】
以下の説明で、コンポーネントの情報が変更された第2デバイスに関連する他のデバイスを、第3デバイス300と称する。第3デバイス300は、第2デバイスに関連するデバイスを意味し、1以上のデバイスである。第3デバイス300は、第1デバイス100で管理または構成されるホームスクリーンを有するデバイスのうち一つである。第3デバイス300は、第1デバイス100であってもよい。すなわち、第2デバイス200のホームスクリーンのコンポーネント変更によって、第1デバイス100のホームスクリーンのコンポーネントが変更されることもある。
【0111】
段階S707で、第1デバイス100は、第3デバイス300が存在する場合、第3デバイス300のホームスクリーンに加えられるコンポーネントのうち、段階S701で情報が変更されたコンポーネントに対応するコンポーネントの存否、または前記変更されたコンポーネントに対応するようにコンポーネントを変更可能かどうかを判断する。
【0112】
例えば、アプリケーション実行アイコンがホームスクリーンから削除された場合、第3デバイス300のホームスクリーンに前記アプリケーション実行アイコンに対応するコンポーネントが存在すれば、第1デバイス100は、これを前記ホームスクリーンから削除する。
【0113】
例えば、アプリケーション実行アイコンがホームスクリーンに加えられた場合、第3デバイス300のホームスクリーンに加えられるコンポーネントのうち、前記アプリケーション実行アイコンに対応するコンポーネントが存在すれば、第1デバイス100は、これを前記ホームスクリーンに加える。第3デバイス300のホームスクリーンに加えられるコンポーネントは、第3デバイス300のディスプレイ環境情報を考慮して生成されたコンポーネントである。
【0114】
前記アプリケーション実行アイコンのアプリケーションが設置されていない場合には、第3デバイス300への前記アプリケーションの設置如何が判断される。そして、設置が完了した以後に前記アプリケーション実行アイコンをホームスクリーンに加えるかどうかが判断される。
【0115】
段階S709で、第1デバイス100は、変更されたコンポーネントの情報に基づいて第3デバイス300のホームスクリーンを構成する。具体的に、変更されたコンポーネントに対応するコンポーネントが第3デバイス300のホームスクリーンに存在する場合、第1デバイス100は、前記対応されるコンポーネントを変更する。または、変更されたコンポーネントに対応するコンポーネントが存在して第3デバイス300のホームスクリーンに加えられる場合、第1デバイス100は、デバイスの前記対応するコンポーネントを前記ホームスクリーンに加える。
【0116】
段階S711で、第1デバイス100は、ホームスクリーン構成情報を第3デバイス300に伝送する。段階S711で、ホームスクリーン構成情報を受信した第3デバイス300は、受信されたホームスクリーン構成情報に基づいてホームスクリーンをディスプレイする。
【0117】
以上の説明で、ホームスクリーンに属するコンポーネントが変更または削除される場合に限って説明したが、これに限定されず、1つのデバイスのホームスクリーンの一部分が変更される場合、第1デバイス100は、各デバイスのホームスクリーンの全体的な統一のために変更された部分に対応するように各デバイスのホームスクリーンを変更する。例えば、ランチャプログラムによってホームスクリーンが設定されたテーマによって全体的に統一されたデザインに変わる場合、第1デバイス100は、各デバイスに適用可能なデザインを獲得し、変わったテーマに対応するように各デバイスのホームスクリーンを変更する。
【0118】
図8は、一実施形態による第2デバイス200から受信された入力によって、第1デバイス100で第2デバイス200のホームスクリーンを構成する方法の一例を示す例示図である。
図8を参照すれば、第2デバイス200でユーザから受信された入力によって、第2デバイス200のホームスクリーンのコンポーネントが編集される。
【0119】
詳細に説明すれば、第2デバイス200で、ユーザから受信された入力情報を第1デバイス100に伝送する。第1デバイス100は、受信された入力情報によってホームスクリーンのコンポーネントを編集して再構成し、再構成されたホームスクリーン構成情報を第2デバイス200に伝送する。第2デバイス200は、受信したホームスクリーン構成情報に基づいてホームスクリーンをディスプレイする。
【0120】
図9は、一実施形態による第2デバイスで受信された入力によって、第1デバイスで第2デバイスのホームスクリーンを構成する方法を示すフローチャートである。
【0121】
第1デバイス100は、第2デバイス200のホームスクリーンを管理して構成する主体になる。すなわち、第2デバイス200は、第2デバイス200で受信されるか、または発生した入力信号を第1デバイス100に伝送すれば、入力信号に対応する処理は、第2デバイス200の代わりに第1デバイス100で行われる。
【0122】
図9を参照すれば、段階S901で、第2デバイス200は、第2デバイス200のグラフィックユーザインターフェースを備えるホームスクリーンを構成するための入力を受信する。ユーザから第2デバイス200の入力部を通じて入力を受信されてもよいが、第2デバイス200で発生したホームスクリーンを構成するための制御信号も前記入力に含まれる。例えば、第2デバイス200での新たなアプリケーション設置によって、ホームスクリーンに新たなアプリケーションの実行アイコンを加えようとする信号が発生する。一方、第2デバイス200からのアプリケーション削除によって、ホームスクリーンにアプリケーションの実行アイコンを削除しようとする信号が発生する。
【0123】
段階S903で、第2デバイス200は、段階S901で受信した入力を第1デバイス100に伝送する。
【0124】
段階S905で、第1デバイス100は、第2デバイス200から受信された入力情報によって第2デバイス200のホームスクリーンを構成する。このとき、第2デバイス200のホームスクリーン設定情報によってホームスクリーンが構成される。ホームスクリーン設定情報は、第2デバイス200のディスプレイ環境情報を考慮して、各コンポーネントのタイプ別にホームスクリーンで位置可能な領域に係わる情報と、コンポーネントの配列方法、サイズ、形態、デザインなどに係わる情報とを含む。
【0125】
段階S905で、ホームスクリーンが構成されれば、新たに構成された第2デバイス200のホームスクリーン構成情報は、第1デバイス100のメモリに保存されるか、または第2デバイス200に伝送される。
【0126】
図10は、一実施形態による第2デバイス200で受信された入力によって、第1デバイス100で第2デバイス200のホームスクリーンを構成する方法を示すフローチャートである。
【0127】
図10を参照すれば、段階S1001で、第2デバイス200で第2デバイス200のホームスクリーンを構成するための入力を受信する。例えば、ホームスクリーンに備えられたコンポーネントを移動させるか、削除または追加、変更する入力を受信する。
【0128】
段階S1003で、第2デバイス200は、段階S1001で受信された入力を第1デバイス100に伝送する。
【0129】
段階S1005で、第1デバイス100は、段階S1003で伝送された入力を受信する。
【0130】
段階S1007で、第1デバイス100は、受信された入力情報によって第2デバイス200のホームスクリーンを構成する。第1デバイス100は、メモリから獲得した第2デバイス200のホームスクリーン構成情報に基づいて、受信された入力情報によってホームスクリーンを構成する。第2デバイス200のホームスクリーン構成情報がメモリに保存されていない場合には、第1デバイス100は、第2デバイス200に現在使用中のホームスクリーン構成情報を要請して受信する。
【0131】
段階S1007で、第1デバイス100は、第2デバイス200のホームスクリーン設定情報に基づいて第2デバイス200のホームスクリーンを構成する。ホームスクリーン設定情報は、各コンポーネントのタイプ別に配列方法やサイズ、形態が設定された情報を含む。
【0132】
段階S1009で、第1デバイス100は、第2デバイス200のホームスクリーン構成情報を第2デバイス200に伝送する。
【0133】
段階S1011で、第1デバイス100は、段階S1007でホームスクリーンが構成された情報を含む第2デバイス200のホームスクリーン構成情報を第1デバイス100のメモリに保存しておく。
【0134】
段階S1013で、第2デバイス200は、第1デバイス100から受信した第2デバイス200のホームスクリーン構成情報に基づいて、第2デバイス200のホームスクリーンをディスプレイする。
【0135】
段階S1015で、第2デバイス200は、第2デバイス200のホームスクリーン構成を続けようとする場合、段階S1001に戻って、第2デバイス200のホームスクリーンを編集または構成するための入力を受信または獲得する。
【0136】
前述した第1デバイス100及び第2デバイス200の内部構造を、以下
図11ないし
図12を参照して詳述する。
【0137】
図11A及び
図11Bは、一実施形態による第2デバイス200のホームスクリーンを構成する第1デバイス100の構成を示すブロック図である。
【0138】
図11Aを参照すれば、第1デバイス100は、制御部110及び通信部120を備える。
【0139】
制御部110は、通常的に第1デバイス100の全般的な動作を制御する。例えば、制御部110は、通信部120を全般的に制御する。また、制御部110は、第2デバイス200のホームスクリーンを構成する。
【0140】
具体的に、制御部110は、第2デバイス200のホームスクリーンを構成するための制御信号によって、グラフィックユーザインターフェースを備えるコンポーネントによって構成される。前記コンポーネントは、第2デバイス200を制御するグラフィックユーザインターフェースを備える。また、制御部110は、第2デバイス200から受信された入力情報によって第2デバイス200のホームスクリーンを構成する。
【0141】
通信部120は、第1デバイス100及び第2デバイス200、または第1デバイス110及び第2デバイス200を含む複数のデバイス間に通信を行わせる1以上の構成要素を含む。
【0142】
例えば、通信部120は、移動通信モジュール、無線インターネットモジュール、有線インターネットモジュール、近距離通信モジュールなどを備える。
【0143】
移動通信モジュールは、移動通信網上で基地局、外部の端末、サーバのうち少なくとも一つと無線信号を送受信する。ここで、前記無線信号は、音声呼信号、画像通話呼信号または文字/マルチメディアメッセージ送受信による多様な形態のデータを含む。
【0144】
無線インターネットモジュールは、無線インターネット接続のためのモジュールをいい、無線インターネットモジュールは、内蔵または外付けされる。また、有線インターネットモジュールは、有線インターネット接続のためのモジュールを意味する。
【0145】
近距離通信モジュールは、近距離通信のためのモジュールをいう。近距離通信技術として、ブルートゥース、RFID(radio frequency identification)、赤外線通信(IrDA:infrared data association)、UWB(ultra wideband)、ジグビー、WFD(Wi−Fi Direct)、NFC(near field communication)などが用いられる。
具体的に、通信部120は、制御部110によって構成された第2デバイス200または複数のデバイスのホームスクリーンの構成情報を、第2デバイス200または複数のデバイスに伝送する。また、通信部120は、第2デバイス200から、第2デバイス200のホームスクリーンを構成するための入力情報を受信する。
【0146】
図11Bを参照すれば、第1デバイス100は、制御部110、通信部120、入力部130、ディスプレイ部140及びメモリ150を備える。
図11Bの制御部110及び通信部120は、
図11Aの制御部110及び通信部120に対応する構成であり、重なる説明は省略する。
【0147】
制御部110は、通常的に第1デバイス100の全般的な動作を制御する。例えば、制御部110は、通信部120、入力部130、ディスプレイ部140及びメモリ150を全般的に制御する。また、制御部110は、第2デバイス200のホームスクリーンを構成する。
【0148】
第1デバイス100で複数のデバイスのホームスクリーンを管理または構成できる場合には、複数のデバイスのホームスクリーンを構成する。第1デバイス100で管理するホームスクリーンのうち一つが変更されれば、制御部110は、変更されたホームスクリーンに対応して他のデバイスのホームスクリーンも変更されるように制御する。ホームスクリーンの変更は、ホームスクリーンに備えられたコンポーネントに係わる情報の変更を意味する。
【0149】
通信部120は、第1デバイス100及び第2デバイス200、または第1デバイス110及び第2デバイス200を含む複数のデバイスの間に通信を行わせる1以上の構成要素を備える。
【0150】
入力部130は、第1デバイス100の動作制御のための入力データを発生させる。具体的に、入力部130は、ユーザから、第2デバイス200または第1デバイス110及び第2デバイス200を含む複数のデバイスのホームスクリーンを構成するための入力を受信する。例えば、入力部130は、ホームスクリーンに備えられたコンポーネントの追加、削除、移動、サイズの変更を制御するための入力を受信する。
【0151】
入力部130は、キーパッド、ドームスイッチ、タッチパッド(抵抗膜式/容量式)、ジョグホイール、ジョグスイッチ、H/Wボタンなどで構成される。特に、タッチパッドが後述するディスプレイ部140と互いにレイヤー構造をなす場合、これをタッチスクリーンと呼ぶ。
【0152】
ディスプレイ部140は、第1デバイス100で処理される情報を表示出力する。例えば、ディスプレイ部140は、第2デバイス200、または、第1デバイス110及び第2デバイス200を含む複数のデバイスのホームスクリーンを構成するための情報を表示する。また、ディスプレイ部140は、デバイスのホームスクリーンが入力または制御信号によって変更された場合、変更された結果を含むホームスクリーンを表示する。
【0153】
一方、前述したように、ディスプレイ部140とタッチパッドとが互いにレイヤー構造をなしてタッチスクリーンで構成される場合、ディスプレイ部140は、出力装置以外に入力装置としても使われる。ディスプレイ部140は、液晶ディスプレイ、TFT液晶ディスプレイ、有機発光ダイオード、フレキシブルディスプレイ、3次元ディスプレイのうち少なくとも一つを含む。そして、第1デバイス100の具現形態によってディスプレイ部140が2個以上存在してもよい。タッチスクリーンは、タッチ入力位置、タッチされた面積だけではなくタッチ入力の圧力までも検出できるように構成される。また、タッチスクリーンは、前記タッチ(real−touch)だけではなく近接タッチも検出されるように構成される。
【0154】
本明細書で「タッチ(real-touch)」とは、画面に実際にポインタがタッチされた場合をいい、「近接タッチ(proximity-touch)」とは、ポインタが画面に実際にタッチされるものではなく、画面から所定距離離れて近づいた場合をいう。本明細書でポインタとは、ディスプレイされた画面の特定部分をタッチまたは近接タッチするための道具をいう。その一例として、スタイラスペン、指などがある。
【0155】
メモリ150は、フラッシュメモリタイプ、ハードディスクタイプ、マルチメディアカードマイクロタイプ、カードタイプのメモリ(例えば、SDまたはXDメモリなど)、RAM(random access memory)、SRAM(static random access memory)、ROM(read only memory)、EEPROM(electrically erasable programmable read-only memory)、PROM(programmable read-only memory)、磁気メモリ、磁気ディスク、光ディスクのうち少なくとも1つのタイプの記録媒体を含む。また、第1デバイス100は、インターネット上でメモリ150の保存機能を行うウェブストレージを運用することもできる。
【0156】
メモリ150は、一実施形態において、制御部110によって構成された第2デバイス200、または第1デバイス100、第2デバイス200を含む複数のデバイスのホームスクリーンを保存しておく。
【0157】
図12A及び
図12Bは、一実施形態による第2デバイス200の構成を示すブロック図である。
【0158】
図12Aを参照すれば、第2デバイス200は、制御部210、通信部220及びディスプレイ部230を備える。
【0159】
制御部210は、通常的に第2デバイス200の全般的な動作を制御する。例えば、制御部210は、通信部220及びディスプレイ部230を全般的に制御する。また、制御部210は、第2デバイス200のホームスクリーンを第1デバイス100から受信してディスプレイするように制御する。
【0160】
通信部220は、第1デバイス100と第2デバイス200との間に通信を行わせる1以上の構成要素を備える。例えば、通信部120は、移動通信モジュール、無線インターネットモジュール、有線インターネットモジュール、近距離通信モジュールなどを備える。
【0161】
具体的に、通信部220は、第2デバイス200のホームスクリーン構成情報を第1デバイスから受信する。
【0162】
ディスプレイ部230は、第2デバイス200で処理される情報を表示出力する。例えば、ディスプレイ部230は、受信された第2デバイス200のホームスクリーンの構成情報に基づいて第2デバイス200のホームスクリーンをディスプレイする。また、ディスプレイ部230は、ユーザの入力または内部制御信号に基づいてホームスクリーンを構成するための情報を表示する。
【0163】
入力部240は、第2デバイス200の動作制御のための入力データを発生させる。具体的に、入力部240は、ユーザから第2デバイス200のホームスクリーンを構成するための入力を受信する。例えば、入力部240は、ホームスクリーンに備えられたコンポーネントの追加、削除、移動、サイズの変更を制御するための入力を受信する。
【0164】
入力部240は、キーパッド、ドームスイッチ、タッチパッド(抵抗膜式/容量式)、ジョグホイール、ジョグスイッチ、H/Wボタンなどで構成される。特に、タッチパッドがディスプレイ部230と互いにレイヤー構造をなす場合、これをタッチスクリーンと呼ぶ。ディスプレイ部230とタッチパッドとが互いにレイヤー構造をなしてタッチスクリーンで構成される場合、ディスプレイ部230は、出力装置以外に入力装置としても使われる。そして、第2デバイス200の具現形態によってディスプレイ部230が2個以上存在してもよい。タッチスクリーンは、タッチ入力位置、タッチされた面積だけではなく、タッチ入力圧力までも検出するように構成される。また、タッチスクリーンは、前記タッチ(real-touch)だけではなく、近接タッチ(proximity touch)も検出されるように構成される。
【0165】
メモリ250は、第1デバイス100のメモリ150のような多様なタイプの記録媒体を含む。また、第2デバイス200は、インターネット上でメモリ250の保存機能を行うウェブストレージを運用することもできる。
【0166】
メモリ250は、一実施形態において、第2デバイス200のホームスクリーン構成情報を保存しておく。
【0167】
本発明は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体にコンピュータ(情報処理機能を有する装置をいずれも含む)で読み取り可能なコードとして具現できる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、コンピュータシステムによって読み取られるデータが保存されるすべての記録装置を含む。コンピュータで読み取り可能な記録装置の例としては、ROM、RAM、CD−ROM、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスク、光データ保存装置などがある。
【0168】
たとえ前記説明が多様な実施形態に適用される本発明の新規の特徴に焦点を合わせて説明されたとしても、当業者ならば、本発明の範囲を逸脱せずに上述した装置及び方法の形態及び詳細事項において多様な削除、代替及び変更が可能であるということを理解できるであろう。従って、本発明の範囲は、前記説明よりは特許請求の範囲によって定義される。特許請求の範囲の均等範囲内のすべての変形は本発明の範囲に含まれる。