(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6360812
(24)【登録日】2018年6月29日
(45)【発行日】2018年7月18日
(54)【発明の名称】マウス型入力装置を使用した自動車の操縦装置
(51)【国際特許分類】
B60W 50/10 20120101AFI20180709BHJP
G06F 3/0354 20130101ALI20180709BHJP
B62D 5/087 20060101ALI20180709BHJP
B62D 5/10 20060101ALI20180709BHJP
B62D 1/12 20060101ALI20180709BHJP
B60K 7/00 20060101ALI20180709BHJP
B60R 16/02 20060101ALI20180709BHJP
B60T 7/02 20060101ALI20180709BHJP
B60T 8/17 20060101ALI20180709BHJP
【FI】
B60W50/10
G06F3/0354 442
B62D5/087
B62D5/10
B62D1/12
B60K7/00
B60R16/02 630Z
B60T7/02 A
B60T8/17 B
【請求項の数】9
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2015-89799(P2015-89799)
(22)【出願日】2015年4月9日
(65)【公開番号】特開2016-199245(P2016-199245A)
(43)【公開日】2016年12月1日
【審査請求日】2017年11月21日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】000168104
【氏名又は名称】江頭 康裕
(74)【代理人】
【識別番号】110001737
【氏名又は名称】特許業務法人スズエ国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】江頭 康裕
【審査官】
塩澤 正和
(56)【参考文献】
【文献】
特開2008−013060(JP,A)
【文献】
特開2002−178944(JP,A)
【文献】
登録実用新案第3030246(JP,U)
【文献】
特開2001−080479(JP,A)
【文献】
特開2008−242960(JP,A)
【文献】
実開昭64−055172(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
IPC B60W 50/00−50/16
B60K 1/00− 6/12
7/00− 8/00
B60T 1/00− 7/10
B62D 5/00− 5/32
B62D 1/00− 1/28
G06F 3/033−3/039
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
支持管と、
前記支持管に設けられた支持台と、
ブレーキ操作版およびアクセル操作版を有し、前記支持台の上に回動可能に配置されたマウス型入力装置と、
自動車のクラクション、ライトおよびウインカーの少なくとも1つを制御するキーを有し、前記マウス型入力装置の側面に設けられ前記マウス型入力装置とともに回動するキーボードと、
を備え、
前記ブレーキ操作版および前記アクセル操作版により前記自動車のブレーキとアクセルをそれぞれ制御し、前記マウス型入力装置の回動により前記自動車の方向転換を制御し、
前記ブレーキ操作版、前記アクセル操作版および前記キーボードは、運転者の前記マウス型入力装置を持つ手の指で操作可能に配置されている、
ことを特徴とする自動車の操縦装置。
【請求項2】
自動車の前方の左座席と右座席の中央部に配置される支持管と、
前記支持管に設けられた支持台と、
ブレーキ操作版およびアクセル操作版を有し、前記支持台の上に回動可能に配置されたマウス型入力装置と、
前記自動車のクラクション、ライトおよびウインカーの少なくとも1つを制御するキーをそれぞれ有し、前記マウス型入力装置の左側面に設けられ前記マウス型入力装置とともに回動する左側キーボードと、
前記自動車のクラクション、ライトおよびウインカーの少なくとも1つを制御するキーをそれぞれ有し、前記マウス型入力装置の右側面に設けられ前記マウス型入力装置とともに回動する右側キーボードと、
を備え、
前記ブレーキ操作版および前記アクセル操作版により前記自動車のブレーキとアクセルをそれぞれ制御し、前記マウス型入力装置の回動により前記自動車の方向転換を制御し、
前記ブレーキ操作版、前記アクセル操作版および前記左側キーボードは、前記左座席に座る運転者の前記マウス型入力装置を持つ手の指で操作可能に配置され、
前記ブレーキ操作版、前記アクセル操作版および前記右側キーボードは、前記右座席に座る運転者の前記マウス型入力装置を持つ手の指で操作可能に配置されている、
ことを特徴とする自動車の操縦装置。
【請求項3】
前記マウス型入力装置を大凡肘の高さに設置したことを特徴とする請求項1または2に記載の自動車の操縦装置。
【請求項4】
前記マウス型入力装置を持つ手の薬指、小指および手の平で握られる把握用柄を、前記マウス型入力装置の手前末端部に前記支持台から浮き上がるように設けたことを特徴とする請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載の自動車の操縦装置。
【請求項5】
前記支持管の内部に、前記ブレーキ操作版または前記アクセル操作版の操作を前記自動車の駆動機構に伝達するための作動伝達用シャフトが設けられていることを特徴とする請求項1ないし4のうちいずれか1項に記載の自動車の操縦装置。
【請求項6】
前記支持管の内部に、前記マウス型入力装置の回動を前記自動車の方向転換機構に伝達するための回転指示ロッドが設けられていることを特徴とする請求項1ないし5のうちいずれか1項に記載の自動車の操縦装置。
【請求項7】
前記支持管の両側面又は前面にワイパー及びライト操作ボタンを設置したことを特徴とする請求項1ないし6のうちいずれか1項に記載の自動車の操縦装置。
【請求項8】
前記マウス型入力装置を前席の窓際または後方の窓際に設けたことを特徴とする請求項1に記載の自動車の操縦装置。
【請求項9】
前記アクセル操作版、前記ブレーキ操作版および前記マウス型入力装置の回動によるアクセル、ブレーキおよび方向転換の3系統の操作指示を夫々の系統の小オイルバルブに伝達し、更にこの小オイルバルブに依り夫々の系統の小オイルシリンダーを駆動させ、更にこの小オイルシリンダーで必要により大オイルバルブを駆動させ、更に此の大オイルバルブで必要により大オイルシリンダーを駆動させ、この小シリンダー、大オイルバルブまたは大オイルシリンダーで夫々エンジンのアクセルバー、ブレーキバルブまたは現行車輛に実施されているブレーキシリンダー、車輪の方向転換を作動させる様にしたことを特徴とする請求項1ないし8のうちいずれか1項に記載の自動車の操縦装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は自動車の操縦をマウスとキーボードを使用して行なう方法とその装置に関する
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
現在は数百トンの人工衛星のロケットの液体酸素の注入、打ち上げ台からの切り離し、ロケットの点火、空中でのロケットと衛星の切り離しなど総べてコンピューターのキーとマウスの操作で行われる時代となっている。そこで此の旧式の自動車駆動方法及びブレーキ方法、ハンドル操作等を見直す時期に到達したと考え、この旧来の方法を総合的に見直して新しい近代的な方法を用いて自動車の諸問題を解決し様と試みた。其の総合的な見直し一環として旧来のハンドルによる自動車の操縦方法と足によるブレーキとアクセル操作を中止して、マウスとキーに依りハンドル操作、及びアクセル、並びにブレーキを操作が出来る様にすると共に、走行に必要な諸装置即ち、フォーン、ウインカー、警報ランプ及びライトのアップとダウン等をマウスと一体にキーボードを設け、此のキーをタッチする事でこれ等を操作する様にし片手で自動車を操縦出来る様にする事が課題である。
【0004】
上記課題を解決する為に、
図1、
図2及び
図3で示す様に前の2個の座席の中央部に肘の高さ程度の高さにキーボード付きマウスをマウス支持管並びにマウス支持台をを用いて其の上に設置する。マウス上面のクリック版の片方をアクセル用クリック版、他の片方をブレ―キ用クリック版としてアクセルとブレーキを稍深くクリック出来る様にしたクリック版に依り操作出来るようにする。又マウスを稍下部の中央部を中心に回転出来る様にしてハンドル操作をマウスの回転で行う様しする。更にマウスの両側面下部にキーボードを設けこのキーボード上に数個のキー設置し、右折れ、左折れウィンカーの点灯及び消滅、警報ライト、警報フォーン等を親指を用いて両方の座席からキーのタッチが出来る様にし双方の座席から運転出来る様にする。又マウスんの手前末端をマウス支持台から浮き上がる様に制作し把握柄をもうける。又支持管の両側面にライト操作ボタン及びワイパー操作ボタンを設け更に其の下にDPR用のガイド溝を設けDPR用切り替え管を設置移動操作出来る様にする。又諸種類の計器やモニターはダッシュボードの中央に設置する。この様な設計にすれば、両方の座席から運転が出来。又必要に依りこの操作マウスはオブションとして、窓際に設置も出来る様にする。この様にして課題を解決した。
【0005】
以上の方法を採用すれば次の様な効果がある。
▲1▼ 最大の効果の一つは足を用いたブレーキ操作と指を用いたブレーキ操作とでは効きの速さが格段に差がある事である。足は目で危険を感知して、重たい太い足を持ち上げブレーキペタルを踏み込むまで0,4秒程度は掛かる。指は既にブレーキ作用版の上に載っていて指の動きは1秒間に8回位は上下運動が出来る。。そうすると目で危険を感知してから押し込み終了まで0,06秒程度となり、車が時速60kmで走行中、0,4秒で走行距離を計算すれば約7m程度の走行距離となり、目で危険を感知してブレーキが効き始めるまでに車は7mを走行している。一方マウスブレーキ操作では0,06秒は走行距離で1,1mとなり目で危険を感知してでブレーキが効き始めまで1,1mの走行距離で済むる事になる。ブレーキの効く速さは足の方は7m走行後、マウスの方は1,1m走行後となル、多少誤差があるにしてもマウスの方が遥かに早い。これは車の運転がより安全となる絶大な効果である。
▲2▼ 車の事故の際、ハンドルが運転者の胸を強打たり、頭を強打したりしてこのハンドルが危険極まりない凶器と化した。その為、エアバッグが開発されたがこれはセンサーが誤動作して走行中に爆発すれば、運転者は前方が見えなくなり瞬間的に目冒運転となり極めて危険な凶器となった。人の命を守るべき安全装置が一瞬にして人を殺す凶器に変貌すると米議会で騒がれた。このエアバッグも必要でなくなる。ハンドルが無いので始めからタイヤのチュープ等にエアを入れてエアバッグを作ってダッシュボードの先端や角に装着しておけばよい、そうすれば誤爆発の心配も解消されハンドルと言う凶器がなくなるとともに誤爆発するエアバッグも必要でなくなる効果がある。
▲3▼ 両手両足を使った旧来の運転方法と、片手だけを使ったマウスの運転方法では足を組んだり伸ばしたり出来て運転が簡単となり疲れ方が格段に違い楽になる。
▲4▼ 左右どちらの座席からも運転ができる。従って、左側通行国、右側通行国の区別なく生産販売が出来る。
▲5▼ 運転者はハンドルの時より遥かに中央よりに座して中央から前方を見ているので、メーター類を前方中央に設置しても両方の座席の運転者からは、ハンドル運転より遥かに容易に見る事が出来る。
▲6▼ 運転用マウスを後方窓際に簡単に取り付けが出来大型自動車のバック運転に便利である。
▲7▼ また、必要により前席の窓際にも容易に運転用マウスを設置でき、バス等にも便利である。
▲8▼ ハンドル、アクセルペタル、ブレーキペタル等が無くなり、前座席の空間が広々となり大型テーブルも設置出来遥かに居心地が良くなると同時にリックやカバン等が置ける様になり便利になる。
以上が考えられる本発明の主たる効果である。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【
図6】上記油圧式駆動方法におけるマウスによるブレーキ装置の説明図
【発明を実施するための形態】
【実施例】
【0008】
次に実施例1を示す
図1を用いて本発明の実施の形態を作用と共に説明をする。前席の中央に取り付けたマウスの鳥瞰図を示す
図1に於いて、1はマウスであり、2はブレーキを司るブレーキ操作版、3はアクセルを司るアクセル操作版、4a,4bはマウスの回転により車の方向変換を司るハンドル指示線、19a及び19bは夫々左側キーボード、右側キーボードである。左のキーは左側運転者、右側のキーは右側の運転者用であリ親指で操作する。5aを押せば右回転ウインカーが点滅し、7aを押せば左回転ウインカーが点滅する。中央6aは其の中止を司るレターンキーである。7bは右側運転者の右回転ウインカーの点滅指示キーである。9a及び9bはクラクション用であり、8a,8bは警報ライトの点滅をつかさどる。17a、18bはライトアップ、18aはライトダウンを司どる。マウスの手前末端の20は手の平と薬指と小指でマウスを握るマウスの柄であり,此の柄があれば、運転者は運転中マウスを容易に強固に保持出来て運転が安全になり疲れない。10はマウス支持台であり、11はマウス支持台を支える マウス台支持管であり、12aはライトの点滅ボタンである。
この様にすれば今まで、大きなハンドルを両手で回し、両足を使ってブレーキとアクセルを操作していた動作が総べて片手で操作できる様になる。次にマウス、マウス支持台、マウス台支持管を示す側面
図2に於いて、1はまうすであり、10はマウス支持台であり、11はマウス台支持管であえる。12aはライトの点滅、13aはワイパー操作、14aはD(ドライブ)、15aはP(パーキング)、16aはR(レターン)のガイド溝である。このガイド溝には操作ハンドル17aを設ける。この様にしてマウス台支持管の側面に設けた操作ボタンや操作ハンドルにより運転に必要な諸操作を実行する事が出来る。
図3はマウスの設置場所を示す平面図であり1はマウス、82は肘掛け、83はメーター類であり、84は右座席である。
次に本発明のマウスからの各指示を最終装置のピストン又はバルブまで伝達してアクセルやブレーキ等の作用をさせるまでの伝達の流れを示した説明
図4で、1はマウスであり、3はアクセル操作版、2はブレーキ操作版、4はハンドル操作版であり、14はDPR用の装置である。以上の4種類の異なる操作には各種毎に夫々小バルブ、小ピストン,大バルブ,大ピストンを用意した。21列は4個の小バルブを示し23列は4個の小ピストンを示し、22列は4個の大バルブを示し27列は4個の大ピストンをしめす。33はモータ32を駆動する別系統のバルブ、26はブレーキバルブである。本発明では以上のようにアクセル、ブレーキ方向転換ハンドル操作、DPRの4系統に夫々小バルブ小ピストン、大バルブに大ピストンを設置してマウスからの指示を操縦に伝達実行する様にした。
次に本実施例ではマウスからの指示を油圧バルブを使用して行う様にしたので動力伝達方法も油圧式にした自動車を用いて説明した方が説明も簡単で理解し易いと考えられるので、先に
図5で車の油圧式駆動方法を簡単に説明する。
車の油圧式駆動方法の説明
下方49はエンジン、42,43,44,45はベーン式油圧ポンプで軽の大なる順より小なる順に並べたオイルトランスミッションである。47,48は電磁クラッチであり、車両重量並びに速度を計算して最適ポンプを選出するコンピュータの指示により作動し一個の油圧ポンプを駆動する様にし、他の3個のポンプは停止の状態にある様にする。丸矢印で示す4個はチヤッキバルブであり作動油の逆流を阻止する。50はリリーフバルブであり51はオイル槽である。31はホイルで32はオイルモーターでありホイルを駆動する。オイルシリンダ27はマウスからの指示により油圧で作動する。現在はブレーキを押していない状態を示しブレーキバルブ26は開放している。マウスのブレーキ版2を押せば油圧しりんだー27内のピストンは左に移動し26のバルブはオイルの通路が狭くなりオイルモーター32は回転が遅くなり、更に2のブレーキ版をおせばシリンダーは左の移動しバルブは塞がれ車は停止する。又DPRの操作ハンドルで指示される大油圧シリンダー27dは今Dの状態を示し開放していてドライブが出来る。これを
図2で示す操作ハンドル17aでPへ移動すれば27d内のピストンは左に一コマ移動し総べての通路は塞がれてオイルはストップしオイルモーター32も停止し回転出来なくなり車は停止状態となる。。さらに操作ハンドル17aを下段のRに移動すればこの指示で動く油圧シリンダー27d内のピストンはもう一コマ左に移動し図で閉の通路が開となりオイルは逆流しオイルモーターは逆回転する。この様にして油圧ポンプと油圧モーターを使用して自動車を操縦できる。この自動車の油圧式駆動方法は摩擦加熱欠点のある現代のブレーキ及びデファレンシアルギヤー等を必要とせず装置が極めて簡単と成るので次世代への有効なプレゼントである。
次に
図6を用いてブレーキシステムを説明する。即ちマウスのブレーキ版2を押すことでその指示が大油圧シリンダー27にに伝わりピストンが移動しブレーキバルブ61が作用してブレーキがきく過程を説明する。41はエンジンで駆動されるオイルポンプ、51はオイル槽、1はマウス、2はブレーキ操作版、65はその動きを示したものである。11はマウス台支持管で、64はマウスの作動伝達用シャフトである。この図はブレーキ操作版を一杯に押した状態を示す。
通常このブレーキバルブは閉鎖されているがブレーキ操作版を押す事によりバルブが開く様になっている。バルブが開けばオイルが小ブレーキシリンダーへ流れシリンダーのピストンを右へ移動させる。そうすると大ブレーキバルブが61が図の様に作動し大ブレーキシリンダーのピストンを左へ押し移動させオイルの通路を閉鎖しオイルモーター32の回転を停止させる。マウスのブレーキ版を少し押せば各バルブは少し閉じモーターに少しブレーキが掛かり、マウスのブレーキ版のおし加減でブレーキ作用の強弱が出来る。
次に
図7を用いてマウスによる車の方向転換を説明する。車は図面の上の方向へ進行している。
図は今マウスを右方向へ回転し車輪31が右方向へ回転した状態を示している。通常直進の場合は大小の方向転換バルブ71,72は閉しているが、マウス1を右回転指示線4bで示す方向へ回転すれば、マウスの回転指示ロッド75が小回転し、小方向転換バルブ71が図示の様に開きそのオイルが小回転オイルシリンダ―73のピストンを右方向へ移動させ大回転バルブ72を図の様に開きステアリングロッドをコントロールし大油圧シリンダー74のピストンを左の方へ移動し車31を右回転させる事ができる。尚マウスを少し回せばそのマウスの回転の度合いに応じた広さにバルブが開きそれに応じてピストンが移動しマウスの回転角に相応した角度に車の方向転換出来る。図中41はベーンオイルモーター、51はオイル槽である。この様にしてマウスの操作に依り車の方向転換操縦が出来る。
【符号の説明】
【0009】
図1について、1はマウス、2はブレーキ操作版、3はアくセル操作版、4aは左回転指示線、4bは右回転指示線である。19aはマウスと一体に回転する左側運転者用キーボードであり、19bはマウスと一体に回転する右側運転者用キーボードである。17aはライトのアップ、18aはライトのダウン、5aは右ウインカーの点滅、7aは左ウインカーの点滅、6aはウインカーの停止、9aは警報フォーン、8aは警報ライトアップを夫々司る。18bはライトのダウン、7bは右ウインカーの点滅、8bは警報ライトアップを夫々司る。20はマウスのグリップ柄であり、10はマウス支持台であり、11はマウス支持台を支えるマウス支持台支持管であり、12aはライト操作ボタンである。
図2について、1はマウス、10はマウス支持台、11はマウス支持台を支持する支持管であり、12aはライト操作ボタン、13aはワイパー操作ボタン。14aはD,15aはP,16aはRの位置を示し,17aはDPの切り替え操作管である。
図3に就いて、1はマウス,82は肘掛け,83は計器盤、84は右シートである。
図4に就いて、1はマウス、3はアクセル操作版、2はブレーキ操作版、4は回転指示線である。14はDPRの操作の流れを示す説明図であり、21列は4個の小バルブを示し、23列は4個の小油圧シリンダー、22列は4個の大バルブ、27列は4個の大油圧シリンダーである。33はDPR系統から来たパーキングバルブで、26はマウスのブレーキ系統の大ブレーキバルブである。
図5に就いて、下方49はエンジン、42,43,44,45はベーン式油圧ポンプで軽の大なる順より小なる順に並べたオイルトランスミッションである。47,48は電磁クラッチであり、丸矢印で示す4個はチヤッキバルブであり、50はリリーフバルブであり、51はオイル槽である。31はホイルで32はオイルモーターである。27はマウスからの指示により油圧で作動する大オイルシリンダ。26は大ブレーキバルブであり、33はDPR系統の大バルブである。41は指示系統に使用する油圧ポンプである。
図6に就いて
27は大油圧シリンダー、61は大ブレーキバルブで、26は最終ブレーキバルブであり、41はオイルポンプ、51はオイル槽、1はマウス、2はブレーキ操作版、65はその動きを示すものである。11はマウス台支持管で、63は小ブレーキバルブであり、64はマウスの押ししろ伝達用シャフトである。62は小ブレーキシリンダー、32駆動油圧モーターで、31はホイルであり、52は車の駆動装置から来る駆動オイルを示す。
図7に就いて、1はマウス、4a,4bは左右回転指示線、75はマウスの回転指示ロッド、51は油槽、41は制御系油圧モーター、71は回転指示バルブ、72は大回転指示バルブ、73は小回転指示シリンダーで、74は大回転指示シリンダーで、31はホイルである。