特許第6361069号(P6361069)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6361069
(24)【登録日】2018年7月6日
(45)【発行日】2018年7月25日
(54)【発明の名称】クレーン
(51)【国際特許分類】
   B66C 13/10 20060101AFI20180712BHJP
   B66C 19/00 20060101ALI20180712BHJP
【FI】
   B66C13/10 Z
   B66C19/00 B
【請求項の数】5
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2014-198810(P2014-198810)
(22)【出願日】2014年9月29日
(65)【公開番号】特開2016-69120(P2016-69120A)
(43)【公開日】2016年5月9日
【審査請求日】2017年3月7日
(73)【特許権者】
【識別番号】518126144
【氏名又は名称】株式会社三井E&Sマシナリー
(74)【代理人】
【識別番号】110001368
【氏名又は名称】清流国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】安部 達也
(72)【発明者】
【氏名】香本 正二
(72)【発明者】
【氏名】河野 祐士
【審査官】 有賀 信
(56)【参考文献】
【文献】 実開昭53−053765(JP,U)
【文献】 特開2000−272884(JP,A)
【文献】 特開昭52−025358(JP,A)
【文献】 実開昭60−090661(JP,U)
【文献】 実開昭53−026067(JP,U)
【文献】 特開2004−035171(JP,A)
【文献】 実開昭63−073288(JP,U)
【文献】 実開昭52−027062(JP,U)
【文献】 特開2006−182521(JP,A)
【文献】 特開昭54−151247(JP,A)
【文献】 特開昭55−044470(JP,A)
【文献】 特開平09−156872(JP,A)
【文献】 実開平06−023989(JP,U)
【文献】 英国特許出願公開第02321047(GB,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B66C 13/00─15/06
B66C 19/00─23/94
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
水平方向に延びる桁部と、この桁部の延設方向に移動するトロリと、このトロリから索状体を介して吊り下げられる吊具とを備え、
前記索状体の一端部が前記トロリに固定され、他端部が前記トロリに配置された回転ドラムに接続され、長手方向中途の位置が前記吊具に配置されたシーブに掛け回されて、
前記回転ドラムによる前記索状体の巻き取り及び繰り出しにより、前記吊具を昇降させるクレーンにおいて、
前記索状体の前記一端部及び前記長手方向中途の位置の間で鉛直方向に対して上方側が前記トロリの外側に傾いている傾斜部位が、前記回転ドラムの巻き取り及び繰り出しにより上下動しないデッドロープで構成され、
一端部が前記デッドロープの前記トロリの近傍に存在する部分にワイヤクリップにより固定されるガイド用索状体を有する引込機構を備え、
前記引込機構が、少なくとも、前記索状体に作用する張力が所定以下になってこの索状体がたるむ状態になった際に、前記ガイド用索状体の一端部を、平面視で前記トロリのより内側に向かう方向に引き込むことを特徴とするクレーン。
【請求項2】
前記引込機構が、前記ガイド用索状体を、平面視で前記トロリのより内側に向かう方向に付勢する付勢部を有した請求項1に記載のクレーン。
【請求項3】
前記付勢部が、前記ガイド用索状体の長手方向中途の位置が掛け回される支持シーブと、この支持シーブに掛け回された前記ガイド用索状体の他端部側に接続されて垂下される錘とを有した請求項2に記載のクレーン。
【請求項4】
前記錘が内設されてこの錘の上下移動をガイドする筒状のガイド体を備えた請求項3に記載のクレーン。
【請求項5】
前記付勢部が、前記ガイド用索状体の他端部側に接続されるバネで構成された請求項2に記載のクレーン。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、クレーンに関し、より詳細には、吊具を吊り下げる索状体に作用する張力が所定以下になっても、索状体のたるみを抑制できるクレーンに関する。
【背景技術】
【0002】
吊具とトロリとの間のワイヤーロープがトラス構造状に掛け回されているクレーンが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このクレーンは、吊具とトロリとの間のワイヤーロープの掛け回しをトラス構造にして、吊具の水平方向の揺れを抑制している。
【0003】
このクレーンはワイヤーロープがトラス構造状に掛け回されることによって、ワイヤーロープの一部が鉛直方向に対して傾いている。そのため、吊具の下端が着床したときに、又は吊具によって吊上げられている荷の下端が着床したときに、ワイヤーロープの張力が抜けて、ワイヤーロープが自重によってたるむという問題が生じていた。
【0004】
特に、吊具からトロリの外側に向って傾いたワイヤーロープがたるむと積み上がった荷と接触してワイヤーロープが損傷する、あるいは積み上がった荷の位置がずれるおそれがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2000−198669号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたものであり、その課題は、吊具を吊り下げる索状体に作用する張力が所定以下になっても、索状体のたるみを抑制できるクレーンを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するための本発明のクレーンは、水平方向に延びる桁部と、この桁部の延設方向に移動するトロリと、このトロリから索状体を介して吊り下げられる吊具とを備え、前記索状体の一端部が前記トロリに固定され、他端部が前記トロリに配置された回転ドラムに接続され、長手方向中途の位置が前記吊具に配置されたシーブに掛け回されて、前記回転ドラムによる前記索状体の巻き取り及び繰り出しにより、前記吊具を昇降させるクレーンにおいて、前記索状体の前記一端部及び前記長手方向中途の位置の間で鉛直方向に対して上方側が前記トロリの外側に傾いている傾斜部位が、前記回転ドラムの巻き取り及び繰り出しにより上下動しないデッドロープで構成され、一端部が前記デッドロープの前記トロリの近傍に存在する部分にワイヤクリップにより固定されるガイド用索状体を有する引込機構を備え、前記引込機構が、少なくとも、前記索状体に作用する張力が所定以下になってこの索状体がたるむ状態になった際に、前記ガイド用索状体の一端部を、平面視で前記トロリのより内側に向かう方向に引き込むことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明のクレーンによれば、吊具を吊り下げている索状体に作用する張力が所定以下になってその索状体がたるもうとしたときに、引込機構がその索状体を平面視でトロリのより内側に向う方向に引き込むので、その索状体のたるみを抑制できる。これにより、索状体が積み上がった荷に接触することを回避でき、索状体の耐久性の向上と荷役作業の安全性の確保を図る。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本発明のクレーンの第一実施形態を例示する正面図である。
図2】第一実施形態のクレーンの引込機構の一例を例示する拡大図である。
図3】索状体を引き込む状態を簡略化して平面視で例示する説明図である。
図4】第一実施形態のクレーンの引込機構の別例を例示する拡大図である。
図5】本発明のクレーンの参考例を例示する正面図である。
図6参考例のクレーンの引込機構を例示する拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明のクレーンの実施形態について説明する。なお、図中では、トロリの横行方向をx方向とし、鉛直方向をy方向(x方向と直交する方向)とする。
【0011】
図1に例示する第一実施形態のクレーン10Aは門型クレーンであって、下端に走行装置11を有した脚部12と、その脚部12の上端に固定されてx方向に延設された桁部13とをそなえている。また、このクレーン10Aは桁部13の延設方向に移動するトロリ14と、トロリ14から複数本のワイヤーロープ15、16を介して吊り下げられるスプレッダ17とを備えている。
【0012】
トロリ14には駆動装置20により駆動される回転ドラム21と電動式の両ロッドシリンダ22とが設置されている。また、トロリ14には、トロリ14のx方向の両端の外側のそれぞれに各第一シーブ23が設置され、トロリ14の下端の中央部に各第二シーブ24が設置されている。スプレッダ17にはその上端の中央部に第三シーブ25が設置されている。なお、背面視においても同様に駆動装置、回転ドラム、電動シリンダ、第一シーブ、第二シーブ及び第三シーブが別途設置されている。なお、第二シーブ24はトロリ14の内側に設置することもできる。
【0013】
ワイヤーロープ15は、その一端部15aが両ロッドシリンダ22の一方の頭部に接続されて、その両ロッドシリンダ22を介してトロリ14に固定されており、他端部15bが回転ドラム21に接続されている。また、ワイヤーロープ15は、一端部側が第一シーブ23に掛け回され、ワイヤーロープ15の長手方向中途の位置が第三シーブ25に掛け回され、他端部側が第二シーブ24に掛け回されている。ワイヤーロープ16も同様に掛け回されている。このようにワイヤーロープ15、16はトロリ14とスプレッダ17との間でトラス構造状に掛け回されている。
【0014】
このワイヤーロープ15、16は、支点となる第一シーブ23がトロリ14の外側に配置されたことで、第一シーブ23と第三シーブ25との間の傾斜部位15c、16cがy方向に対して外側に傾いている。従って、この傾斜部位15cと傾斜部位16cとが正面視で第三シーブ25を頂点としたV字状になっている。また、このワイヤーロープ15、16は傾斜部位15c、16cが上下動を行わないデッドロープであり、第二シーブ24と第三シーブ25との間の部位が上下動を行うランニングロープである。
【0015】
このようなクレーン10Aにおいて、少なくとも、ワイヤーロープ15、16に作用する張力が所定以下になってワイヤーロープ15、16がたるむ状態になった際に、ワイヤーロープ15、16のトロリ14の近傍に存在している部分のそれぞれを、平面視でトロリ14のより内側に向かう方向に引き込む引込機構30を備えている。
【0016】
図2に示すように、各引込機構30はワイヤークリップ31と電動シリンダ32とから構成されている。電動シリンダ32は、一端部がワイヤークリップ31を介してワイヤーロープ15、16の傾斜部位15c、16cのトロリ14の近傍に存在している部分の所定位置に固定され、他端部がトロリ14の下端に傾動自在に軸支されている。この所定位
置は、スプレッダ17を上限まで巻き上げた際の第一シーブ23と第三シーブ25との間であればよい。
【0017】
また、電動シリンダ32は、制御装置33に接続されている。この制御装置33はワイヤーロープ15、16に作用する張力が所定以下になることを検知したときに、電動シリンダ32を縮める制御を行っている。ワイヤーロープ15、16に作用する張力が所定以下になることを検知する手段としては、第一シーブ23、第二シーブ24及び第三シーブ25のいずれかに設けられたロードセルや、トロリ14やスプレッダ17に搭載されたレーザー距離計などを例示することができる。
【0018】
なお、電動シリンダ32の代わりに油圧シリンダやラックアンドピニオン式などのアクチュエータを用いることもできる。また、電動シリンダなどのアクチュエータとリンク機構とを組み合わせたものでもよい。
【0019】
この引込機構30の動作について説明する。各引込機構30はワイヤーロープ15、16に作用する張力が所定以下になると、制御装置33によって電動シリンダ32が縮められる。
【0020】
この電動シリンダ32が縮められるときは、ワイヤーロープ15、16に作用する張力はゼロになるときが好ましい。ワイヤーロープ15、16に作用する張力はゼロになるときは、スプレッダ17の下端がコンテナCに着床したとき、又はスプレッダ17により吊り上げていたコンテナCが着床したときである。このとき、ワイヤーロープ15、16の傾斜部位15c、16cが、図中の一点鎖線で示した状態のように、自重が作用して下方にたるもうとする。
【0021】
次いで、電動シリンダ32が縮められると、ワイヤーロープ15、16が平面視でトロリ14のより内側に向う方向に引き込まれて、図中の点線で示した状態から実線で示した状態になる。このとき、傾斜部位15c、16cの引き込まれた部分より下方の部分は、引き込まれていない場合と比較してy方向に対する傾きが小さくなる。
【0022】
この平面視でトロリ14のより内側に向う方向とは、傾斜部位15c、16cをy方向に対して傾いた直線とみなしたときの垂線の水平方向である。
【0023】
図3は、この平面視でトロリ14のより内側に向う方向を示している。例えば、ワイヤーロープがy方向に対してクレーン10Aの走行装置11の走行方向に傾いている場合には、平面視でトロリ14のより内側に向う方向は走行装置11の走行方向になる。
【0024】
このように、このクレーン10Aは、ワイヤーロープ15、16に作用する張力はゼロになったときに、引込機構30によりワイヤーロープ15、16の傾斜部位15c、16cを引き込むことで、ワイヤーロープ15、16のたるみを抑制できる。これにより、ワイヤーロープ15、16が積荷に接触することを回避して、ワイヤーロープ15、16の耐久性の向上と荷役作業の安全性の確保を図ることができる。
【0025】
また、引込機構30がデッドロープである傾斜部位15c、16cを引き込む構成の場合には、ワイヤークリップ31で固定することにより、引込機構30によるワイヤーロープ15、16の擦れを抑制するので、ワイヤーロープ15、16の耐久性の向上には有利となる。
【0026】
図4はクレーン10Aの引込機構30の別形態を示す。この引込機構30においては、電動シリンダ32の代わりに、ワイヤーロープ15、16の傾斜部位15c、16cのト
ロリ14の近傍に存在している部分にワイヤークリップ31を介して一端部が接続されるガイド用ワイヤーロープ34と、このガイド用ワイヤーロープ34を、平面視でトロリ14のより内側に向かう方向に付勢する付勢部35とを備えている。
【0027】
ガイド用ワイヤーロープ34は、スプレッダ17が揺れてワイヤーロープ15、16が立体的に動いてもその動きに追従して動くことが可能である。そのため、引込機構30がスプレッダ17の昇降動作や振れ止め動作に影響を及ぼすことを回避できる。
【0028】
なお、ガイド用ワイヤーロープ34の代わりに、チェーンや多節リンク機構を用いることもできる。但し、ガイド用ワイヤーロープ34がワイヤーロープ15、16の動きに対する追従性が最も高くなるため望ましい。
【0029】
付勢部35は、ガイド用ワイヤーロープ34の長手方向中途の位置が掛け回される支持シーブ36と、支持シーブ36に掛け回されたガイド用ワイヤーロープ34の他端部側に接続されて垂下される錘37とを有している。支持シーブ36はトロリ14の下端に固定されている。錘37はその重さがワイヤーロープ15、16の自重に基づいて設定されている。例えば、その重さが5kg〜20kgに設定されている。
【0030】
この付勢部35はワイヤーロープ15、16の張力が抜けたときに、錘37がその自重で落下することで、ガイド用ワイヤーロープ34を付勢している。そのため、ワイヤーロープ15、16の張力を逐次検知する制御や電力及び油圧などの動力が必要なくなるので、引込機構30の重厚長大化を抑制する上で有利となる。
【0031】
なお、錘37の代わりに、ワイヤーロープ15、16の張力が抜けたときに縮むバネを用いることもできる。
【0032】
また、錘37は錘37の上下移動をガイドする筒状のガイド体38に内設されている。このガイド体38の一端部はトロリ14の下端に固定され、他端部は閉口している。このガイド体38に錘37を内設することで、錘37の水平方向の揺れを防止できる。
【0033】
このクレーン10Aは、ワイヤーロープ15、16に作用する張力はゼロになったときに、引込機構30の錘37が下方に落下することに伴って、ガイド用ワイヤーロープ34がワイヤーロープ15、16の傾斜部位15c、16cを平面視でトロリ14のより内側に向う方向に引き込むことで、ワイヤーロープ15、16のたるみを抑制できる。
【0034】
図5に例示する参考例のクレーン10Bは門型クレーンであって、ワイヤーロープ15は、その一端部15aがスプレッダ17に固定されており、他端部15bが回転ドラム21に接続されている。ワイヤーロープ16も同様に掛け回されている。
【0035】
このワイヤーロープ15、16は、支点となる第一シーブ23が平面視でトロリ14の外側に配置されたことで、スプレッダ17と第一シーブ23との間の傾斜部位15c、16cがy方向に対して外側に傾いている。また、このワイヤーロープ15、16は傾斜部位15c、16cが上下動を行うランニングロープである。
【0036】
このようなクレーン10Bにおいて、引込機構30はワイヤーロープ15、16のトロリ14の近傍に存在している部分に、ガイド用ワイヤーロープ34の一端部がこのワイヤーロープ15、16の長手方向にスライド可能に接続されている。
【0037】
図6に示すように、引込機構30は、図3のワイヤークリップ31に代えて、引込シーブ39を有している。従って、ガイド用ワイヤーロープ34の一端部はこの引込シーブ3
9を介してワイヤーロープ15、16と接続されている。
【0038】
このようにワイヤーロープ15、16の傾斜部位15c、16cがランニンロープであっても、引込シーブ39を介してガイド用ワイヤーロープ34を接続することで、スプレッダ17の昇降動作などへの影響を回避して、ワイヤーロープ15、16のたるみを抑制できる。
【0039】
特に、コンテナCに接触した際の損傷が大きいランニングロープを引き込んで、そのランニングロープのたるみを抑制できるので、ランニングロープの耐久性の向上に有利となる。
【0040】
なお、本発明は門型クレーンに限定されるものではなく、例えば、岸壁クレーンなどにも適用できる。また、その吊具としてスプレッダ17の代わりに、フックや開閉式のバケットなどを用いることもできる。
【0041】
また、本発明の引込機構30は上記の構成の他にも、ワイヤーロープ15、16に接触するローラとそのローラを付勢するバネとを有したテンショナーを用いることもできる。
【符号の説明】
【0042】
10A、10B クレーン
13 桁部
14 トロリ
15、16 ワイヤーロープ(索状体)
15a、16a 一端部
15b、16b 他端部
15c、15c 傾斜部位
17 スプレッダ(吊具)
21 回転ドラム
23 第一シーブ
24 第二シーブ
25 第三シーブ
30 引込機構
31 ワイヤークリップ
32 電動シリンダ
33 制御装置
34 ガイド用ワイヤーロープ(ガイド用索状体)
35 付勢部
36 支持シーブ
37 錘
38 ガイド体
39 引込シーブ
図1
図2
図3
図4
図5
図6