(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記はみ出し判定部が算出した前記人体の第2の体部分の表面積と前記第2の体部分の前記ベッドの周囲空間における滞在時間とに応じて、前記人体の前記ベッドからの転落のリスク度合を判別するリスク判別部、
を更に備える請求項1記載のベッド見守りシステム。
前記リスク判別部は、前記はみ出し判定部がそれぞれ算出した前記人体の第1の体部分の表面積および前記人体の第2の体部分の表面積の比率と、前記人体の第2の体部分の前記ベッドの周囲空間における滞在時間とに応じて、前記人体の前記ベッドからの転落のリスク度合を判別する、
請求項2記載のベッド見守りシステム。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の転落防止ベッドは、睡眠している被監視者が寝返ることによって腕や足が一時的にベッドからはみ出た場合にもセンサが検知して報知するといった、被監視者の転落の危険性が低いにも関わらず危険を知らせるといった誤報が発生していた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、被監視者のベッドからの転落の危険性を的確に判断することができる、ベッド見守りシステムおよびベッド見守り方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
[1]上記の課題を解決するため、本発明の一態様であるベッド見守りシステムは、被監視者が寝るベッドの上空間および前記ベッドの周囲空間において、三次元形状を計測して三次元形状データを生成する三次元形状計測部と、前記三次元形状データに基づいて前記被監視者の人体を認識する解析処理部と、前記ベッドの上空間に前記人体の第1の体部分、および前記ベッドの周囲空間に前記人体の第2の体部分がともに含まれる時間を測定し、測定された時間が所定時間を超える場合に、前記人体が前記ベッドからはみ出していると判定するはみ出し判定部と、を備える。
【0006】
[2]上記[1]記載のベッド見守りシステムにおいて、前記はみ出し判定部が算出した前記人体の第2の体部分の表面積と前記第2の体部分の前記ベッドの周囲空間における滞在時間とに応じて、前記人体の前記ベッドからの転落のリスク度合を判別するリスク判別部、を更に備える。
[3]上記[2]記載のベッド見守りシステムにおいて、前記リスク判別部は、前記はみ出し判定部がそれぞれ算出した前記人体の第1の体部分の表面積および前記人体の第2の体部分の表面積の比率と、前記人体の第2の体部分の前記ベッドの周囲空間における滞在時間とに応じて、前記人体の前記ベッドからの転落のリスク度合を判別する。
[4]上記[2]または[3]いずれか記載のベッド見守りシステムにおいて、前記リスク判別部の判別結果に応じて報知する報知部、を更に備える。
【0007】
[5]上記の課題を解決するため、本発明の一態様であるベッド見守り方法は、
三次元形状計測部が、被監視者が寝るベッドの上空間および前記ベッドの周囲空間において、三次元形状を計測して三次元形状データを生成する三次元形状計測ステップと、
解析処理部が、前記三次元形状データに基づいて前記被監視者の人体を認識する解析処理ステップと、
はみ出し判定部が、前記ベッドの上空間に前記人体の第1の体部分、および前記ベッドの周囲空間に前記人体の第2の体部分がともに含まれる時間を測定し、測定された時間が所定時間を超える場合に、前記人体が前記ベッドからはみ出していると判定するはみ出し判定ステップと、を有する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、被監視者のベッドからの転落の危険性を的確に判断することができる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態であるベッド見守りシステムの概略の機能構成を示すブロック図である。
図1に示すように、ベッド見守りシステム1は、測定部10と、処理部20と、報知部30とを備える。
【0011】
測定部10は、ベッドに寝る対象者(被監視者と記載する。)のベッド上の状況を測定する。例えば、測定部10は、人感知部11と、三次元形状計測部12とを備える。
人感知部11は、少なくとも、ベッド上における動作物体を検知可能な人感センサである。例えば、人感知部11は、赤外線センサにより実現される。人感知部11は、被監視者の動きを検知して反応するため、ベッドに被監視者が寝て全く動かない状態では被監視者を検知しないが、被監視者が寝返りをうったり起床したりして体が動いた場合に、その動いた体部分を検知する。例えば、測定部10は、人感知部11が被監視者を検知した場合に三次元形状計測部12を作動開始させるように構成されている。
【0012】
三次元形状計測部12は、被監視者が寝るベッドの上空間およびベッドの周囲空間において、三次元形状を計測して三次元形状データを生成する。例えば、三次元形状計測部12は、赤外線三次元距離センサにより実現される。ベッドの上空間および周囲空間の具体例については、後述する。
【0013】
処理部20は、測定部10が測定したベッドの上空間および周囲空間の状況に基づいて、被監視者がベッドから転落するリスクを判別する。例えば、処理部20は、解析処理部21と、はみ出し判定部22と、リスク判別部23とを備える。
解析処理部21は、三次元形状計測部12が生成した三次元形状データを取り込み、この三次元形状データを画像解析して被監視者の人体を認識する。例えば、解析処理部21は、被監視者の顔部分または頭部分の画像をテンプレート画像として予め記憶しておき、このテンプレート画像と三次元形状データとのテンプレートマッチングにより、三次元形状データから被監視者の顔部分または頭部分を認識する。そして、解析処理部21は、認識した顔部分または頭部分および布団の膨らみに基づいて、三次元形状データから人体を抽出する。
【0014】
はみ出し判定部22は、解析処理部21の解析結果(人体の認識結果)に基づいて、ベッドの上空間に被監視者である人体の第1の体部分、およびベッドの周囲空間に当該人体の第2の体部分がともに含まれる時間を測定し、測定された時間が所定時間を超える場合に、被監視者がベッドからはみ出していると判定する。例えば、はみ出し判定部22は、ベッドの上空間における人体の第1の体部分の表面積を算出するとともに、ベッドの周囲空間における人体の第2の体部分の表面積を算出する。ベッドの上空間における人体の第1の体部分の表面積が一定値以上あり、且つベッドの周囲空間における人体の第2の体部分の表面積が一定値以上あり、それらの状態が一定時間持続した場合に、はみ出し判定部22は、被監視者がベッドからはみ出していると判定する。
このように、被監視者の人体がベッドの上空間および周囲空間を跨いで所定時間以上ある場合に被監視者がベッドからはみ出していると判定することにより、例えば、寝返りをうって腕や足等の体の一部分がベッドからはみ出たものの再びベッド内に戻った場合等、転落のおそれが低い一時的なはみ出しを検出しないようにすることができる。
【0015】
リスク判別部23は、はみ出し判定部22が算出したベッドの周囲空間における人体の第2の体部分の表面積と第2の体部分のベッドの周囲空間における滞在時間とに応じて、被監視者である人体のベッドからの転落のリスク度合を判別する。例えば、リスク判別部23は、ベッドの周囲空間における人体の第2の体部分の表面積が大きく、第2の体部分のベッドの周囲空間における滞在時間が長いほど、人体のベッドからの転落のリスク度合が大きい(リスクが高い)と判別する。例えば、リスク判別部23は、リスクの度合を“低”、“中”、および“高”の3段階に区別する。リスク判別部23によるリスク度合の判別方法の具体例については、後述する。
【0016】
報知部30は、リスク判別部23の判別結果に応じて報知する。例えば、報知部による報知の例として、監視モニタへの警告情報の表示、監視者が管理する端末への電子メールの送信、アラーム音の出力がある。報知部30は、リスク判別部23が判別するリスクの度合(例えば、“低”、“中”、および“高”)に応じて、報知種別を変えてもよい。
【0017】
図2は、本実施形態であるベッド見守りシステム1を適用した室内の様子を模式的に表した図である。
図2には、三次元座標系(XYZ座標系)が示されている。X軸は、部屋の横方向の軸である。Y軸は、部屋の縦方向(奥行き方向)の軸である。Z軸は、部屋の高さ方向の軸である。
図2において、部屋のXY平面に平行な床上の隅に、ベッド2がその長手方向をY軸に沿う方向にして設置されている。ベッド2には、被監視者Pが頭を壁側に向けて寝ている。また、被監視者Pの頭が向いた壁の上方には、測定部10が設けられている。測定部10は、その内部に設けられた人感知部11および三次元形状計測部12それぞれが、少なくともベッド2の上空間およびベッド2の周囲空間を測定(センス)可能に壁に設けられている。なお、測定部10は、部屋の天井に設けられてもよい。
【0018】
図3の各図は、ベッド2の上空間および周囲空間を表した平面図である。
図3における上図は、
図2に示した部屋の内部をXZ平面に平行な面で切った場合の断面図である。
図3の上図において、ベッド2の直上には、断面Aを有する空間(上空間)がある。断面Aの横幅は、ベッド2のX軸方向の横幅と同じ距離X
2であり、断面Aの高さは、ベッド2の上面から距離Z
2である。つまり、断面Aの面積は、(X
2×Z
2)である。例えば、距離Z
2は、被監視者Pがベッド2上に横向きに寝た状態での肩の高さを含む距離である。なお、距離Z
2を、被監視者Pがベッド2上に起床したとき(座った状態)のベッド2の上面から肩までの距離としてもよい。
【0019】
図3の上図において、ベッド2のX軸方向の横には、断面Bを有する空間(周囲空間)がある。断面Bは、ベッド2の横端から距離X
0、床面から距離Z
0の間隙を有して設けられる。断面Bの横幅は、距離X
1であり、断面Bの高さは、距離(Z
1+Z
2)である。つまり、断面Bの面積は、(X
1×(Z
1+Z
2))である。距離(Z
0+Z
1)は、床からベッド2の上面までのZ軸方向の距離に一致する。距離X
0は、被監視者Pにかける布団等寝具がベッドからはみ出る幅を考慮した距離である。距離Z
0は、被監視者Pが床に転んだ状態の、例えば床から顔の幅に相当する距離以下の距離である。なお、距離X
0および距離Z
0または一方を“0(ゼロ)”としてもよい。
【0020】
図3の下図は、
図2に示した部屋の内部をYZ平面に平行な面で切った場合の断面図である。
図3の下図において、ベッド2の直上には、断面Cを有する空間(上空間)がある。断面Cの横幅は、ベッド2の長手方向(Y軸方向)の距離よりも距離Y
0だけ短い距離Y
1である。また、断面Cの高さは、ベッド2の上面から距離Z
2である。つまり、断面Cの面積は、(Y
1×Z
2)である。距離Y
0は、その幅内の間隙からは被監視者Pが転落するおそれがない距離である。例えば、距離Y
0は、被監視者Pの肩幅以内の距離である。
なお、
図3は、ベッド2の上空間の上面とベッド2の周囲空間の上面とが一平面に含まれる例であるが、ベッド2の上空間の上面とベッド2の周囲空間の上面とが一平面に含まれないようにしてもよい。
【0021】
図3の下図において、ベッド2の手前には、断面Dを有する空間(周囲空間)がある。断面Dは、ベッド2の横端から距離Y
0、床面から距離Z
0の間隙を有して設けられる。なお、距離Y
0を“0(ゼロ)”としてもよい。断面Dの横幅は、距離Y
1であり、断面Dの高さは、距離(Z
1+Z
2)である。つまり、断面Dの面積は、(Y
1×(Z
1+Z
2))である。
【0022】
すなわち、
図3によれば、ベッド2の直上には、上空間として立方体(X
2×Y
1×Z
2)があり、ベッド2のX軸方向の横には、周囲空間として立方体(X
1×Y
1×(Z
1+Z
2))がある。このように、ベッド2の大きさ、配置、被監視者Pの体格、寝具の種類等に応じた大きさの上空間および周囲空間が定義される。なお、ベッド2が部屋の中央付近に設置されている場合は、ベッド2の両脇に周囲空間としての立方体を定義してもよい。人感知部11は、少なくともベッド2の上空間内において被監視者Pを検知する。また、三次元形状計測部12は、ベッド2の上空間および周囲空間において三次元計測を行って三次元形状データを生成する。
【0023】
次に、本実施形態であるベッド見守りシステム1の動作について説明する。
図4は、ベッド見守りシステム1の処理手順の例を示すフローチャートである。ステップS1において、人感知部11は、少なくとも、ベッド2の上空間を測定(センス)している(ステップS1:NO)。測定部10は、人感知部11がベッド2の上空間で被監視者Pである人体を感知すると(ステップS1:YES)、ステップS2の処理に進める。
【0024】
ステップS2において、測定部10は、タイマを作動させて計時を開始させる。
次に、ステップS3において、三次元形状計測部12は、被監視者Pが寝るベッド2の上空間および周囲空間において、三次元形状を計測して三次元形状データを生成する。
次に、ステップS4において、解析処理部21は、三次元形状計測部12が生成した三次元形状データを取り込み、この三次元形状データを画像解析して被監視者Pの人体を認識する。
【0025】
次に、ステップS5において、はみ出し判定部22は、解析処理部21の解析結果に基づいて、ベッド2の上空間における人体の第1の体部分の表面積を算出する。そして、はみ出し判定部22は、ベッド2の上空間において人体の第1の体部分の表面積が一定値以上あるか否かを判定する。はみ出し判定部22は、人体の第1の体部分の表面積が一定値以上あると判定した場合(ステップS5:YES)はステップS6の処理に進め、人体の第1の体部分の表面積が一定値未満であると判定した場合(ステップS5:NO)はステップS1の処理に戻す。
【0026】
ステップS6において、はみ出し判定部22は、解析処理部21の解析結果に基づいて、ベッド2の周囲空間における人体の第2の体部分の表面積を算出する。そして、はみ出し判定部22は、ベッド2の周囲空間において人体の第2の体部分の表面積が一定値以上あるか否かを判定する。はみ出し判定部22は、人体の第2の体部分の表面積が一定値以上あると判定した場合(ステップS6:YES)はステップS7の処理に進め、人体の第2の体部分の表面積が一定値未満であると判定した場合(ステップS6:NO)はステップS2の処理に戻す。
【0027】
ステップS7において、はみ出し判定部22は、所定時間が経過したか否かを判定し、所定時間が経過したと判定した場合(ステップS7:YES)はステップS8の処理に進め、所定時間が経過していないと判定した場合(ステップS7:NO)はステップS3の処理に戻す。
【0028】
ステップS8において、はみ出し判定部22は、被監視者Pである人体の体部分がベッド2からはみ出していると判定する。そして、処理部20は、本フローチャートの処理を終了させる。
【0029】
次に、リスク判別部23によるリスク度合の判別方法の具体例について説明する。
図5は、リスク判別部23が判別するリスク度合の分類の例を表す図である。
図5に示すように、リスク判別部23は、ベッド2の周囲空間における人体の第2の体部分の表面積を、0cm
2以上500cm
2未満、500cm
2以上1000cm
2未満、および1000cm
2以上1500cm
2未満の三段階により分類する。また、リスク判別部23は、当該人体の第2の体部分のベッド2の周囲空間における滞在時間を、0秒以上2秒未満、2秒以上4秒未満、および4秒以上8秒未満の三段階により分類する。リスク判別部23は、はみ出し体部分の表面積対はみ出し経過時間の二次元マトリクスにおいて、人体のベッド2からの転落のリスク度合を判別する。
図5は、リスク判別部23がリスク度合を“低”、“中”、および“高”の三段階に判別する例であるが、更に細かく判別してもよい。
【0030】
はみ出し体部分の表面積対はみ出し経過時間の二次元マトリクスにおけるリスク度合の分布は、被監視者Pの特性(ベッド2からの転落の特性)に合わせて適宜決定される。例えば、リスク判別部23は、被監視者Pの過去の転落時のはみ出し体部分の表面積およびはみ出し経過時間、つまり履歴情報に基づいて、リスク度合の分布を決定する。このように、個人別に二次元マトリクスにおけるリスク度合の分布を決定することにより、転落のリスク判別の精度を高く保つことができる。
【0031】
[その他の実施形態]
リスク判別部23は、はみ出し判定部22がそれぞれ算出した人体の第1の体部分の表面積および第2の体部分の表面積の比率と、当該人体の第2の体部分のベッド2の周囲空間における滞在時間とに応じて、被監視者Pである人体のベッド2からの転落のリスク度合を判別してもよい。
【0032】
図6は、リスク判別部23が判別するリスク度合の分類の別の例を表す図である。
図6に示すように、リスク判別部23は、ベッド内体部分の表面積/はみ出し体部分の表面積(第1の体部分の表面積/第2の体部分の表面積)が大きく、第2の体部分のベッド2の周囲空間における滞在時間が長いほど、人体のベッド2からの転落のリスク度合が大きい(リスクが高い)と判別してもよい。
【0033】
また、解析処理部21は、三次元形状データを画像解析して被監視者Pの人体を認識したのち、その重心の位置を算出してもよい。そして、はみ出し判定部22は、解析処理部21の解析結果(人体の重心位置)に基づいて、ベッドの上空間に被監視者Pである人体の第1の体部分、およびベッドの周囲空間に当該人体の重心がともに所定時間含まれる場合に、被監視者がベッドからはみ出していると判定してもよい。
【0034】
以上、詳述したように、本実施形態であるベッド見守りシステム1は、被監視者Pが寝るベッド2の上空間およびベッド2の周囲空間において、三次元形状を計測して三次元形状データを生成する三次元形状計測部12と、三次元形状データに基づいて被監視者Pの人体を認識する解析処理部21と、ベッド2の上空間に人体の第1の体部分、およびベッド2の周囲空間に人体2の第2の体部分がともに含まれる時間を測定し、測定された時間が所定時間を超える場合に、被監視者である人体がベッド2からはみ出していると判定するはみ出し判定部22と、を備える。
この構成により、被監視者Pの人体がベッド2の上空間および周囲空間を跨いで所定時間以上ある場合に、被監視者Pがベッド2からはみ出していると判定する。これにより、例えば、寝返りをうって腕や足等の体の一部分がベッドからはみ出たものの再びベッド内に戻った場合等、転落のおそれが低い一時的なはみ出しを検出しないようにすることができる。つまり、本実施形態によれば、被監視者Pのベッド2からの転落の危険性を的確に判断することができる。
【0035】
なお、ベッド見守りシステム1において、はみ出し判定部22が算出した人体の第2の体部分の表面積と第2の体部分のベッド2の周囲空間における滞在時間とに応じて、人体のベッド2からの転落のリスク度合を判別するリスク判別部23、を更に備えてもよい。
この構成により、ベッド見守りシステム1は、被監視者Pのベッド2からの転落のリスクを段階的に得ることができる。
【0036】
また、ベッド見守りシステム1において、リスク判別部23は、はみ出し判定部22がそれぞれ算出した人体の第1の体部分の表面積および当該人体の第2の体部分の表面積の比率と、当該人体の第2の体部分のベッド2の周囲空間における滞在時間とに応じて、人体のベッド2からの転落のリスク度合を判別してもよい。例えば、リスク判別部23は、第1の体部分の表面積に対して第2の体部分の表面積が大きく、第2の体部分のベッド2の周囲空間における滞在時間が長いほど、人体のベッド2からの転落のリスク度合が大きい(リスクが高い)と判別する。
【0037】
また、ベッド見守りシステム1において、リスク判別部23の判別結果に応じて報知する報知部30を更に備えてもよい。
この構成により、リスク判別部23の判別結果に応じて段階的に被監視者Pのベッド2からの転落の危険性を報知することができる。
【0038】
以上により、本実施形態であるベッド見守りシステム1によれば、被監視者Pがベッド2から転落するおそれがあることを事前に確実に検知できるため、転落を未然に防ぐことができる。
【0039】
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はその実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。