(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6362709
(24)【登録日】2018年7月6日
(45)【発行日】2018年7月25日
(54)【発明の名称】動力式スキンケア装置
(51)【国際特許分類】
A46B 13/02 20060101AFI20180712BHJP
A46B 9/02 20060101ALI20180712BHJP
【FI】
A46B13/02
A46B9/02
【請求項の数】6
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2016-564946(P2016-564946)
(86)(22)【出願日】2015年4月28日
(65)【公表番号】特表2017-514588(P2017-514588A)
(43)【公表日】2017年6月8日
(86)【国際出願番号】US2015027922
(87)【国際公開番号】WO2015168076
(87)【国際公開日】20151105
【審査請求日】2016年11月30日
(31)【優先権主張番号】14/264,853
(32)【優先日】2014年4月29日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】513161449
【氏名又は名称】イーエルシー マネージメント エルエルシー
(74)【代理人】
【識別番号】100091096
【弁理士】
【氏名又は名称】平木 祐輔
(74)【代理人】
【識別番号】100102576
【弁理士】
【氏名又は名称】渡辺 敏章
(74)【代理人】
【識別番号】100129861
【弁理士】
【氏名又は名称】石川 滝治
(74)【代理人】
【識別番号】100182176
【弁理士】
【氏名又は名称】武村 直樹
(72)【発明者】
【氏名】パルド,ジャネット
(72)【発明者】
【氏名】セセラ,ロイス アン
(72)【発明者】
【氏名】オーウェン,トーマス エドワード
(72)【発明者】
【氏名】ウォン,ジェニー
(72)【発明者】
【氏名】ウー−キム,チョン ウォン ジェシカ
(72)【発明者】
【氏名】ラポスタ,リチャード
(72)【発明者】
【氏名】ベルナップ,ジェニー ワーナー
(72)【発明者】
【氏名】フィッシャー,ハーバート
【審査官】
青木 正博
(56)【参考文献】
【文献】
国際公開第2014/030095(WO,A1)
【文献】
特開2010−035807(JP,A)
【文献】
特開2009−018194(JP,A)
【文献】
特開平07−088011(JP,A)
【文献】
実開昭48−37068(JP,U)
【文献】
米国特許出願公開第2012/0233798(US,A1)
【文献】
国際公開第2003/096860(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A46B 1/00−17/08
A46D 1/00−99/00
A61C 17/22
A61C 17/24
A61C 17/26
A61C 17/28
A61C 17/30
A61C 17/32
A61C 17/34
A61C 17/36
A61C 17/38
A61C 17/40
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
中空の近位端及び閉じた遠位端を有するハウジングであって、前記近位端から前記遠位端まで長手方向軸が画定され、前記遠位端がハンドルを形成し、前記ハウジングが、電池に接続された電子回路を封入し、前記近位端が、前記長手方向軸に対して斜角で配向された開口部を画定し、前記開口部が、内向きの環状表面を画定する、ハウジングと、
外側支承面及び内側面を画定するヘッド支持台と、
前記台の前記内側面から垂下するスカートであって、前記ハウジングの前記近位端の前記開口部内に間隔を空けて受けられるように寸法設定された外向きの環状表面を画定し、さらに空洞を画定するスカートと、
前記スカートに、又は前記空洞内で前記台の前記内側面に位置する少なくとも一つの駆動支持構造体と、
弾性コンプライアント材料から作られた弾力性のあるカラーの形態の振動ダンパであって、前記台の前記外側支承面が前記開口部の外側に配置されるように、前記ハウジングの前記中空の近位端の前記開口部に前記スカートを弾性的に固定するために、前記ハウジングの前記内向きの環状表面を前記台の外向きの環状表面に連結させる振動ダンパと、
前記少なくとも一つの駆動支持体に固定され、前記電子回路及び前記電池に動作可能に接続されたモータ付き振動機構であって、前記電池から電力が供給されたときに約80Hz〜250Hzの周波数で振動を発生させることができ、前記台を振動させるように前記駆動支持体に固定された振動機構と、
前記電池から前記振動機構に選択的に電力を提供するように動作可能な、前記電子回路内のスイッチと、
面を支持する第1の側、及び前記ヘッド支持台に選択的に固定可能であるように構成された第2の側を有する基部を有するスキンケアヘッドであって、前記面が、肌に接触して洗浄するように構成され、かつ、前記開口部がある平面に平行な第1の平面にある第1の部分及び該第1の部分と鈍角を形成する第2の平面にある第2の部分を有する、スキンケアヘッドと、
前記基部の前記第1の側に固定された房で前記面の前記第1の部分に対応する第1の毛区域に提供される第1の複数の毛、及び、前記基部の前記第1の側に固定された房で前記面の前記第2の部分に対応する第2の毛区域に提供される第2の複数の毛であって、前記第1の複数の毛の少なくとも一部が第1の剛性を有し、前記第2の複数の毛の少なくとも一部が、前記第1の剛性よりも大きい第2の剛性を有して、前記第1の部分と前記第2の部分との間に剛性差を画定する、第1の複数の毛及び第2の複数の毛と、
を備えている、動力式スキンケア装置。
【請求項2】
前記第1の複数の毛の前記少なくとも一部が第1の長さを有し、前記第2の複数の毛の前記少なくとも一部が、前記第1の長さよりも短い第2の長さを有して、剛性差をもたらす、請求項1に記載の動力式スキンケア装置。
【請求項3】
前記第1の複数の毛の前記少なくとも一部が、9mm〜12mmの範囲の長さを有し、前記第2の複数の毛の前記少なくとも一部が、6mm〜9mmの範囲の長さを有する、請求項2に記載の動力式スキンケア装置。
【請求項4】
前記第1の複数の毛の前記少なくとも一部が第1の直径を有し、前記第2の複数の毛の前記少なくとも一部が、前記第1の直径よりも大きい第2の直径を有して、剛性差をもたらす、請求項1に記載の動力式スキンケア装置。
【請求項5】
前記第1の複数の毛の少なくとも一部が約0.75mmの直径を有し、前記第2の複数の毛の少なくとも一部が0.10mm〜0.125mmの範囲の直径を有する、請求項4に記載の動力式スキンケア装置。
【請求項6】
前記第1の複数の毛の前記少なくとも一部と前記第2の複数の毛の前記少なくとも一部との間で、長さ、直径、及び材料のうちの少なくとも一つを変更することによって剛性差がもたらされる、請求項1に記載の動力式スキンケア装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は動力式スキンケア装置に関する。詳細には、本発明は、肌をやさしく洗浄するための動力式スキンケアブラシを対象とする。
【背景技術】
【0002】
回転式、振動式、又は発振式のブラシを有する動力式肌洗浄装置が知られているが、手で洗う、又は洗面用タオルで洗うのに比べて、動力式肌洗浄装置は比較的積極的であり得る。さらに、この装置は、装置を持つユーザの手に、望ましい振動よりも大きい振動を伝達する傾向にある。
【0003】
したがって、よりやさしく肌を洗浄し、装置を持つ手に伝達される振動が少ない動力式スキンケア装置が必要とされている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、装置が肌をよりやさしく洗浄するように構造的に配置された振動ダンパ、比較的緩やかな振動源、及び比較的柔らかい毛を有する動力式スキンケア装置を提供することである。
【0005】
本発明の別の目的は、装置を持つ手に装置が伝達する振動を著しく少なくして、装置をユーザにとってより快適なものにするように構造的に配置されたダンパ、比較的緩やかな振動源、及び柔らかい毛を有する動力式スキンケア装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
したがって、動力式スキンケア装置には、振動モータを含むヘッド支持台と装置のハンドルとの間に、振動ダンパが設けられる。さらに、振動モータは比較的やさしい周波数の振動をもたらし、ブラシヘッドには比較的柔らかい毛が設けられる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図1】本発明の動力式スキンケア装置の、底部側、正面側、及び右側斜視図である。
【
図5】
図1の装置の選択的に取外し可能なブラシヘッドの、上部側、背面側、及び右側斜視図である。
【
図8】ブラシヘッドが取り外された、本発明の動力式スキンケア装置の底部平面図である。
【
図9】本発明の動力式スキンケア装置のハウジングの下半分の側方立面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1〜
図9を参照すると、本発明による動力式スキンケア装置は全体的に参照符号2で示される。装置は、中空の近位端6及び閉じた遠位端8を有するハウジング4を有する。長手方向軸10が近位端6から遠位端8まで画定される。遠位端8はハンドル12を形成する。ハウジング4は、電池16に接続された電子回路14を封入する(
図4)。近位端6は、長手方向軸10に対して
図4の軸20によって表される斜角に沿って配向される開口部18を画定する(軸22は開口部18がある平面を表す)。開口部は、内向きの環状表面24を画定する(
図4)。
【0009】
ヘッド支持台(
図4、8、及び9を参照)は、外側支承面28及び内側面30を画定する。スカート32は、台26の内側面30から垂下する。スカートは、ハウジング4の近位端6の開口部18内に間隔を空けて受けられるように寸法設定された外向きの環状表面34を画定する。スカートはさらに空洞36を画定する。少なくとも一つの駆動支持構造体38が、スカート32上に、又は空洞36内の台の内側面30上に位置する。示される実施形態では、駆動支持構造体38はスカート32の内側の肩部である。
【0010】
振動ダンパ40が、弾性コンプライアント材料から作られた弾力性のあるカラーの形態で提供される。ダンパ40は、ハウジング4の開口部18の内向きの環状表面24を、台26の外向きの環状表面34に連結する。ダンパ40は、台の外側支承面28が開口部18の外側に配置されるように、ハウジング4の中空の近位端6の開口部18にスカート32を弾性的に固定する。ダンパ40は、ハンドル12の振動が減少するように、台26からハウジング4への振動の伝達を低減させるように作用する。
【0011】
モータ付き振動機構42は、台26上の駆動支持構造体38に固定される。振動機構は、モータシャフトに取り付けられた偏心重錘を有する電気モータで構成されてもよく、又は振動機構は、圧電機構若しくは他の適切な振動発生器であってもよい。振動機構42は、電子回路14に、及び回路14を介して電池16に動作可能に接続される。振動機構42は、電池16から電力が供給されたときに約80Hz〜250Hzの周波数の振動を発生させることができる。振動機構42は、上記の周波数で台を振動させるように、駆動支持構造体38に固定される。電子回路14のスイッチ44は、電池16から振動機構42に電力を提供するように選択的に動作可能である。
【0012】
ハウジング、ダンパ、及びヘッド支持台は、ハウジングが水を通さないように組立てられる。電池、スイッチ、電子回路、及び振動モータがハウジング内に設置された後で、ハウジング外殻構成要素、ダンパ、及びヘッド支持体が、超音波溶接又は接着により水を通さない方法で一体に組立て及び固定される。代替的には、ダンパ、ハウジング、及びヘッド支持台は、水を通さないユニットを形成するようにバイインジェクション(bi-injection)成形されてもよい。
【0013】
動力式スキンケア装置2は、面52を有する第1の側50を有する基部48を有する楕円形又は卵形の、本明細書では代替的にブラシヘッドと呼ばれるスキンケアヘッド46を有する。基部48の第2の側54(
図5、6、及び7)は、ヘッド支持台26に選択的に固定可能であるように構成される。面52は、肌に接触して洗浄するように構成される。ヘッド46は房56で提供される複数の毛55を有する。各房56は、圧入、ステープル留め、又は接着により植毛穴62内で基部48の第1の側50に固定される。毛の自由端58が面52を画定する。示される実施形態では、面52の一部は、開口部18がある軸22によって示される平面に平行な、軸60によって示される平面にある。しかし、面52は任意の所望の平面にあってもよく、或いは軸60によって示される平面に対して傾斜していても、又は凸状若しくは凹状に湾曲していてもよい。
【0014】
示される実施形態では、面52は少なくとも二つの部分を備える(
図3及び
図4)。第1の部分64は、開口部18がある軸22によって示される平面に平行な、軸60によって示される第1の平面にある、すなわち、基部48の第1の側50に平行であり、第2の部分68は、軸66によって示される第2の平面にあり、第1の部分と鈍角を形成する(
図3を参照)。
【0015】
したがって、ブラシヘッドは、第1の部分64の毛が同じ長さであることによって画定される第1の平面を有し、第2の部分68の毛(房に陰影をつけて示す)は、ある距離にわたって長さが徐々に減少して、軸66によって示される第2の平面の鈍角を画定する。第1の部分64の毛は、その長さが長いことから柔らかい。第2の部分の毛は、ブラシの先端に近づくにつれて毛の長さが減少するので、剛性が高くなる。第1の部分64の長く柔らかい毛は、例えばユーザの頬、又は額などのより敏感な肌を洗浄するのに理想的である。第2の部分68の短く剛性の高い毛は、例えば鼻の付近、又は目の付近の目尻のしわの領域などの、皮脂が多くそれほど敏感ではない肌をより積極的に洗浄するのにより適している。
【0016】
房56の毛は、ナイロン、又は例えばポリアミド、PBT、ポリエステル、天然繊維、若しくは他の適切な材料など他の適切な合成若しくは天然の材料から作られる。比較的やさしい洗浄にはナイロンが好ましく、比較的積極的な洗浄にはポリエステルが好ましい。毛は、抗菌材料で作られてもよく、又は抗菌成分、抗菌特性、若しくは抗菌コーティングが与えられてもよい。
【0017】
毛は、基部48の第1の側50から自由端58まで測定された、3mm〜30mmの範囲の長さを有する。やさしい洗浄のためには、第1の部分64の毛が約12mmの長さを有することが好ましく、第2の部分68の毛が約12mmから9mmまで減少する長さを有することが好ましい。にきびの洗浄療法にあるようなより積極的な洗浄のためには、第1の部分64の毛が約9mmの長さを有することが好ましく、第2の部分68の毛が9mmから6mmまで徐々に減少する長さを有する。毛の直径は0.01mm〜1.0mmの範囲であるが、やさしい洗浄のためには、毛が約0.075mm〜0.125mmの範囲の直径を有することが好ましい。より積極的な洗浄のためには、毛が約0.075mm〜0.1mmの範囲の直径を有することが好ましい。
【0018】
代替的に、又は毛の長さを変えることに加えて、ブラシヘッドは「剛性の差違」を有する毛の異なる区域を有していてもよい、すなわち各区域は、他の区域とは剛性が異なる毛を有することになる。剛性が異なる区域をブラシに設けることによって、ブラシは異なる肌のタイプ又は異なる肌の領域をより良好に洗浄することができるようになる。第1の複数の毛は、面52の第1の部分64に対応する第1の毛区域に、基部48の第1の側50に固定された房56で提供される。第2の複数の毛は、面52の第2の部分68に対応する第2の毛区域(房に陰影をつけて示す)に、基部48の第1の側50に固定された房56で提供される。前記第1の複数の毛の少なくとも一部は第1の剛性を有し、前記第2の複数の毛の少なくとも一部は、第1の剛性よりも大きい第2の剛性を有して、第1の部分64と第2の部分68との間に剛性差を画定する。剛性差を実現するために、第1の複数の毛は、上述したように、第2の複数の毛の長さよりも長い第1の長さを有してもよい。長さが短い毛は、長い毛よりも大きな剛性をもたらす。代替的には、第1の複数の毛は、第2の複数の毛の少なくとも一部の直径よりも小さい第1の直径を有してもよい。第2の複数の毛のより大きい直径は、第1の部分と第2の部分との間に剛性差をもたらす。代替的には、毛は、面の第1の部分と第2の部分とで異なる材料で提供されてもよい。例えば、第1の部分は天然毛とすることができ、第2の部分はナイロン又はポリエステルである。又は、第1の部分はTPEとすることができ、第2の部分はナイロンである。別の代替形態としては、第1の複数の毛の少なくとも一部と第2の複数の毛の少なくとも一部との間で、長さ、直径、及び材料のうちの少なくとも一つを変更することによって、剛性差がもたらされる。
【0019】
例として、やさしく洗浄するように構成されたブラシヘッドの第1の実施形態は、長さが12mmで直径が0.075mmのナイロン毛を面52の第1の部分64に有する。面52の第2の部分68は、長さが12mmから9mmまで徐々に減少する直径が0.125mmのナイロン毛を有する。
【0020】
より積極的な洗浄向けの第2の実施形態は、長さが9mmで直径が0.075mmのポリエステル毛(PBT)を面52の第1の部分64に有し、長さが9mmから6mmまで徐々に減少するポリエステル毛を面52の第2の部分68に有する。
【0021】
ヘッド支持台26の外側支承面28は、少なくとも一つのスロット72及び少なくとも一つの切欠き74を有するリム70を含んでもよい。ブラシヘッド46の第2の側54は、ヘッド支持台26の外側支承面28に固定されるように構成される。少なくとも一つの弾性アーム76がブラシヘッド46の第2の側54から垂下する。アーム76はフック78で終わる。フック78は、台26にヘッドを選択的に保持するためにスロット72に受けられるように寸法設定されて構成される。ラグ(lug)80(
図5、6、及び7)は、ブラシヘッド46の基部48の第2の側54から垂下する。ラグ80は、ヘッド支持台26の支承面28の切欠き74に受けられるように寸法設定されて構成される。ラグ80は切欠き74に受けられると、楕円形のヘッドの長い寸法がハウジング4の長手方向軸10に沿って位置合わせされるように、すなわち、ユーザにとって都合がいいようにハンドルに対して好ましい向きに、ブラシヘッド46をヘッド支持台26で配向するように作用する。
【0022】
ハウジング及びヘッド支持台は、好ましくは、例えばABS又はPPなどのインジェクション成形されたプラスチック材料から作られる。ダンパは、例えばTPE或いは他の天然又は合成のゴム又はシリコーンなどの弾力性のあるエラストマー材料から作られる。TPEは、ハンドル領域及びスイッチ上に提供され得るいわゆる「柔らかな手触り」の材料としての役割も果たし、ユーザ(図示せず)のための手触り及び把持性を向上させる。
【0023】
本発明の利点は容易に明らかである。動力式スキンケア装置は、ヘッド支持台26(振動機構42も担持する)と装置のハンドル12との間に振動ダンパが設けられて、振動機構から装置のハンドルへの振動の伝達を最小にする。さらに、ダンパは振動機構からの騒音を最小にし、したがってユーザ体験をさらに改善する。さらに、振動モータの動作周波数は、比較的やさしい周波数で振動をもたらすように選択されており、ブラシヘッドには比較的柔らかい毛が設けられて、やさしいが効果的な肌洗浄体験をユーザにさらに提供する。
【0024】
以下の特許請求の範囲から逸脱することなく、様々な部分の特定の形態及び構成に、様々な修正及び変更を加えることが可能であることが理解される。