(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
被印刷物経路上における少なくとも1つの第1の印刷位置(06’’)であって、当該第1の印刷位置(06’’)において、当該印刷位置(06’’)を通過する被印刷物(02)の両面のうち少なくとも第1の面上の各区間に、印刷画像幅(B44)において、当該印刷位置(06’’)における被印刷物送りに対して固定のサイクル長(LZ)の1サイクル(Z)で、当該サイクル長(LZ)より短い印刷画像長(L44)の印刷画像を印刷することができる第1の印刷位置(06’’)と、
下流において次の第2の印刷位置(07’’)であって、当該第2の印刷位置(07’’)において、当該印刷位置(07’’)を通過する前記被印刷物(02)の少なくとも第2の面にも、印刷画像を印刷することができる第2の印刷位置(07’’)と、
1部品または多部品構成の乾燥手段(38)を有する乾燥器(14;16;36)を含む少なくとも1つの乾燥装置であって、当該乾燥器(14;16;36)は、被印刷物経路上において前記第1の印刷位置(06’’)と前記第2の印刷位置(07’’)との間、および/または当該第2の印刷位置(07’’)に後続する被印刷物経路上に配置されており、当該乾燥器(14;16;36)によって、前記被印刷物(02)の搬送路上にて当該乾燥器(14;16;36)を通過する当該被印刷物(02)を乾燥させるため、当該被印刷物(02)に放射を印加することができる、乾燥装置と、
を備えた証券印刷機において、
前記乾燥器(14;16;36)の前記乾燥手段(38)の作動および非作動化を制御する制御装置(37)が設けられており、
前記制御装置(37)は、機械位相および/または被印刷物進行を表す信号(SK)を出力する信号発生器(42)に信号伝送接続されており、
前記制御装置(37)は、前記サイクル(Z)ごとに、前記機械位相および/または被印刷物位相との関係において、少なくとも1つの作動期間(PAN)と少なくとも1つの非作動期間(PAB)とを含むシーケンスに従い、前記乾燥手段(38)または少なくとも一部の乾燥手段(38)のオンオフスイッチングをさせ、
前記乾燥器(14;16;36)の前記乾燥手段(38)は、少なくとも被印刷物最大幅(B02max)に及ぶ、多数の、すなわち当該被印刷物最大幅(B02max)において1mあたり少なくとも50個の数および/または長さにおいて1mあたり少なくとも50個の数、有利には少なくとも70個の数の、隣り合って配列された放射源(38k,i)の配列体、特にUV‐LEDの配列体によって構成されており、
前記乾燥手段(38)の1区間に、共同および/または同時に作動および非作動化すべき放射源(38k,i)の群(381)によって構成された放射ゾーンが設けられており、 可変の幅および/または位置の1つの放射ゾーンを構成すべく、放射源(38k,i)を、共同で作動および非作動化すべき放射源(38k,i)の群(381)に可変にまとめることができる
ことを特徴とする証券印刷機。
前記第1の印刷位置(06’’)において前記被印刷物(02)の少なくとも前記第1の面に、印刷ユニット(19’’)によって間接印刷方式で同時多色印刷することができ、かつ/または、オフセット印刷方式ならびに/もしくはヘリオグラフ印刷方式で印刷することができる、
請求項1から7までのいずれか1項記載の証券印刷機。
前記第2の印刷位置(07’’)において前記被印刷物(02)の少なくとも前記第2の面に、有利には両面に、印刷ユニット(23’’)によって間接印刷方式で印刷し、かつ/または、同時多色印刷することができ、かつ/または、
前記第2の印刷位置(07’’)において前記被印刷物(02)に、有利には当該被印刷物(02)の両面に、オフセット印刷方式および/またはヘリオグラフ印刷方式で印刷することができる、
請求項1から8までのいずれか1項記載の証券印刷機。
前記第1の印刷位置(06’’)において前記被印刷物(02)の少なくとも前記第1の面に、印刷ユニット(19’’)によって間接印刷方式で印刷し、かつ/または、同時多色印刷し、かつ/または、
前記第1の印刷位置(06’’)において前記被印刷物(02)に、オフセット印刷方式および/またはヘリオグラフ印刷方式で印刷する、
請求項10から14までのいずれか1項記載の方法。
前記第2の印刷位置(07’’)において前記被印刷物(02)の少なくとも前記第2の面に、有利には両面に、印刷ユニット(23’’)によって間接印刷方式で印刷し、かつ/または、同時多色印刷し、かつ/または、
前記第2の印刷位置(07’’)において前記被印刷物(02)に、有利には両面に、オフセット印刷方式および/またはヘリオグラフ印刷方式で印刷する、
請求項10から15までのいずれか1項記載の方法。
【発明を実施するための形態】
【0031】
たとえば有利には枚葉印刷機として、または場合によってはロール印刷機としても構成される印刷機は、シート型またはウェブ型の被印刷物02を印刷機へ供給するための供給装置01を供給側に備えており、また、被印刷物02の片面または両面に一重または多重印刷をするための少なくとも1つの印刷アセンブリ03と、印刷された製品または中間製品をスタック状もしくは連続的に排出しまたは巻き取ってロールにする製品排出部04とを備えている(たとえば
図1a,
図1bおよび
図1cを参照のこと)。
【0032】
図中に示されている有利な一構成では、印刷機は証券印刷用の印刷機として、たとえばウェブ状の被印刷物02に印刷するための、たとえば被印刷物ウェブに印刷するための、または有利にはシート型の被印刷物02に、たとえば被印刷シート02に印刷するために構成されている。後者の構成の場合、供給装置01はたとえば、供給すべき印刷対象の被印刷シート02のスタックを配置できるシートフィーダ01として構成されている。「証券印刷」とは、ここでは特に、たとえば銀行券、または1つもしくは複数の偽造防止特徴を施された他の証券関連の文書および/または証券用紙等の印刷を意味することとする。
【0033】
印刷機は、有利には証券印刷用のロール印刷機または有利には枚葉印刷機として構成されており、たとえば、一構成では未だ印刷されていない被印刷物02から、または他の構成では既に印刷された被印刷物02から、たとえば被印刷シート02から、特に証券ウェブまたは特に証券シート、たとえば銀行券または他の証券関連の文書を有するウェブまたは特にシートを、製品またはさらに処理すべき中間製品として製造するように構成されている。
【0034】
特に証券印刷に有利である第1の構成では、‐少なくとも特に‐透過印刷方式および/または凸版印刷方式で動作する印刷機として、特に、‐既にインラインまたは特にオフラインで‐既に利用部分のラスタを印刷された被印刷物02に、利用部分ごとに透過印刷法または凸版印刷法で少なくとも1つの偽造防止特徴および/または各利用部分を個体識別する識別子を印刷し、かつ/または印刷することができるポストプレス処理機として、構成されている。
【0035】
同様に証券印刷に有利である、他の図示の一実施形態では、被印刷物経路上において前後に整列した複数の印刷位置で、少なくとも各印刷位置において、被印刷物02の両面、特に証券用紙の両面に、特に多色印刷するように構成されている。
【0036】
たとえば証券印刷機として構成されている印刷機の印刷アセンブリ03は、原則的には、少なくとも1つの印刷位置06;07;06’;07’を有する任意の印刷方式の印刷アセンブリ03として、たとえば凸版印刷方式、凹版印刷方式、オフセット方式、スクリーン印刷方式または前掲の複数の方式で順次動作する印刷アセンブリ03として構成することができるが、図示の第1の構成では、透過印刷方式または凸版印刷方式で被印刷物に印刷する構成となっている。図示の有利な一実施例では、印刷アセンブリ03は少なくとも1つの印刷位置06;07の領域において被印刷物02の少なくとも1つの被印刷物面に、スクリーン印刷法で、特にロータリスクリーン印刷で印刷するように構成されている。たとえば
図1bに示されている代替的または追加的に有利な他の一実施例では、前記印刷アセンブリ、または場合によっては他の印刷アセンブリ03’は、少なくとも1つの印刷位置06’;07’の領域において被印刷物02の少なくとも1つの被印刷物面に、凸版印刷法で、特にいわゆる文字セットで、たとえば番号印刷ユニットを用いて印刷するように構成されている。
【0037】
第3の構成では、第1の印刷位置06’’において被印刷物02の両面のうち少なくとも第1の面に、サイクル長より短い印刷画像長の印刷画像を印刷し、かつ同一サイクル中に、下流方向に次の第2の印刷位置07’’において当該被印刷物02の少なくとも第2の面に、サイクル長より短い印刷画像長の印刷画像を印刷することができる。上掲の第1および第2の印刷位置には、他の印刷位置を前置することができる。
【0038】
たとえばスクリーン印刷法または文字セットで印刷される被印刷物02は有利には、被印刷シート02および/または既に他の印刷法で印刷された被印刷物02および/またはたとえば紡織繊維、ロープ繊維、麻繊維および/または合成繊維、たとえばプラスチック基材(ポリマー基材)または混成基材を含む証券用紙とされる。
【0039】
印刷機が枚葉印刷機として構成されている場合、被印刷シート02はたとえばシートスタックの各層として、シートフィーダ01として構成された供給装置01に保有されており、このシートスタックから各被印刷シート02は、たとえば吸盤を備えたグリップ装置08によって個別に取り出され、分離されて搬送区間09を介して、たとえば、有利にはベルトシステム09として構成されたコンベヤシステム09と、場合によってはフィーダドラムとを介して、印刷アセンブリ03の入口領域まで搬送することができる。このグリップ装置08は、詳細には図示されていない。被印刷シート02は印刷アセンブリ03の入口、たとえば渡し胴11において、当該印刷アセンブリ03に対して設けられた搬送区間へ、たとえば当該印刷アセンブリ03に対して設けられたコンベヤシステムを介して引渡され、この搬送区間によって被印刷シート02は搬送経路に沿って1つまたは複数の印刷位置06;07を通過し、その後‐たとえば受取胴12によって‐、印刷アセンブリ03に対して設けられた搬送区間から、1部品または多部品構成の第3の搬送区間13に入り、ないしは第3の搬送区間13へ、たとえばベルトシステム13へ引渡され、このベルトシステム13によって製品排出部04まで、たとえば、スタック形成のための1つまたは複数のシート保管部を備えた製品排出部04まで搬送される。
【0040】
印刷機がウェブ処理構成である場合、ウェブ状の被印刷物02は印刷アセンブリ03の領域において、当該ウェブが巻き付けられる1つまたは複数のローラおよび/または胴を備えた搬送区間を通過する。
【0041】
印刷機が枚葉処理方式の印刷機である上述の有利な構成では、印刷アセンブリ03に対して設けられた搬送区間は有利には、搬送方向において連続する複数の胴間および/またはシリンダ間において被印刷シート02を連続的に引渡すことにより搬送経路に沿って印刷アセンブリ03を通過させて搬送するくわえ爪システムとして構成されている。たとえばくわえ爪システムとして構成された搬送区間の終端部において、被印刷シート02は第3の搬送区間13へ排出される。
【0042】
第1の実施形態の印刷アセンブリ03;03’は、少なくとも搬送区間の片面に少なくとも1つの印刷位置06;06’を備えており、これによって、被印刷物02の被印刷物面のうち片面に印刷することができ、ないしは印刷される。印刷位置06’は、2つの回転体18;21のニップ位置06;06’によって、たとえば第1の印刷ユニット19;19’の胴18と、当該胴18に対して迫り出し部として機能する胴21、たとえば対向圧および/または搬送胴21との間のニップ位置06;06’によって形成することができる。
【0043】
この少なくとも1つの第1の印刷位置06;06’より下流において、被印刷物02の被印刷物経路上に、特に、印刷アセンブリ03,03’を通過して下流において印刷位置06;06’に接続している搬送区間内に、少なくとも1つの印刷位置06;06’によって印刷される被印刷物面と接触コンタクトしている第1の回転体22を配置することができる。これは、被印刷物経路上において印刷位置06;06’に後置されるものである。印刷されたばかりの被印刷物面と協働するこの回転体22は、たとえばコンベヤシステムのガイドおよび/または搬送胴として、被印刷物の冷却もしくは加熱のための調整胴として、または特に、他の印刷位置07;07’を上掲の印刷ユニット19;19’の次の印刷ユニット23;23’の胴22として構成するために構成することができる。
【0044】
かかる第2の印刷位置07;07’は、第2の印刷ユニット23;23’の胴22と、迫り出し部として働く胴との間のニップ位置07’によって形成され得る。この胴はたとえば、第1の印刷ユニット19;19’に対して対向圧および/または搬送胴21として機能する胴21によって、またはこれとは異なる、対向圧および/または搬送胴として働く他の胴によって構成される。印刷機および/または印刷アセンブリ03の被印刷物経路上において、上流または下流にさらに、上述の同一の被印刷物面に作用する1つもしくは複数の他の印刷ユニット、および/または1つもしくは複数の、他方の被印刷物面に作用する他の印刷ユニットを設けることもできる。
【0045】
この少なくとも1つの第1の印刷位置06;06’より下流において、被印刷物02の被印刷物経路上に、特に、印刷アセンブリ03,03’を通過して下流において印刷位置06;06’に接続している搬送区間内に、少なくとも1つの印刷位置06;06’によって印刷される被印刷物面と接触コンタクトしている第1の回転体22を配置することができる。これは、被印刷物経路上において印刷位置06;06’に後置されるものである。印刷されたばかりの被印刷物面と協働するこの回転体22は、たとえばコンベヤシステムのガイドおよび/または搬送胴として、被印刷物の冷却もしくは加熱のための調整胴として、または特に、他の印刷位置07;07’を上掲の印刷ユニット19;19’の次の印刷ユニット23;23’の胴22として構成するために構成することができる。
【0046】
2つの印刷ユニット19;19’;23;23’間の被印刷物経路上、または印刷アセンブリ03;03’の最後の印刷ユニット19;19’;23;23’より下流の被印刷物経路上には、付着した印刷流体の視覚的印象を‐特に未だ完全に乾燥していない状態で‐変化させる調整装置17を設けることができる。この調整装置17はたとえば、被印刷物02に磁力線を所定の方向に印加する装置17として構成することができ、印刷流体は、磁力線によって配向し得る粒子、たとえば磁化可能でありまたは磁気的に働く顔料を含むことができる。
【0047】
ここで明示的に図示されている有利な実施形態(たとえば
図1a、
図2)では、少なくとも1つの印刷ユニット19、および特に同一の被印刷物面と少なくとも1つの他の協働する印刷ユニット23も、スクリーン印刷方式で動作する印刷ユニット19;23(略して「スクリーン印刷ユニット19;23」という)として構成されており、また、印刷ユニット19;23に対して設けられた印刷付与胴18;22は版胴18;22として、特にいわゆるスクリーン胴18;22として構成されている。
【0048】
スクリーン胴18;22は、対向圧および/または搬送胴21の周面にくっついて転動し、上述のニップ位置06;07の領域において、対向圧および/または搬送胴21と共に印刷位置06,07を成す。スクリーン胴18;22の周面の領域には、刷版31;32として、実際上または仮想上の胴軸を中心として配置されたスクリーン印刷ステンシル31;32が設けられている。このスクリーン印刷ステンシル31;32は、取り付けられた状態ではたとえば、詳細に図示されていない環状フランジの端面に取り外し可能に固定される。スクリーン印刷ステンシル31;32は基本的に、エンドレスの円筒周面状ないしは円筒スリーブ状のスクリーン印刷ステンシルとして、またはエンドレスであるが取り付けられた状態では周面が僅かな接触部を形成して閉じられるスクリーン印刷ステンシル31;32として構成することができる。
【0049】
版胴18;22の内側には、スクイージ装置33のスクイージ34が設けられており、これは対接状態では、スクリーン胴18;22の周面領域において内側からスクリーン印刷ステンシル31;32に対接され、スクイージ34はこの周面領域において、対向圧および/または搬送胴21と共に印刷位置06;07を成す。この位置はたとえば、‐動作回転方向を基準として‐対向圧および/または搬送胴21とのニップ位置06;07より最大5°前方または後方に設けることができる。このように対接されたスクイージ34は、印刷インキを隆起部状に盛り上げ、このインキを当該スクイージ34の前方に転がし、スクリーン印刷ステンシル31;32の透過部に通して外部へ押し出す。
【0050】
以下にて詳細に説明する、対向圧および/または搬送胴21に設けられた切れ目28、たとえば開口28を通過した後に、後続の区間U
Dたとえば周面区間U
Dにおいてニップ位置06;07によって可能な限り迅速な印刷再開を可能にするためには、この開口28を一時的に少なくとも部分的に覆うため、上述のインキ着け補助部29を、たとえばフラップ29として構成されたカバー要素29を設けることができる。このカバー要素29によって、開口28は少なくとも当該開口28の進行領域において一時的に覆われ得る。これによって、たとえば開口28の開放領域のニップ通過時に持ち上がったスクイージ34の早期の対接が可能になる。カバー要素29はたとえば、妨げの無い円筒周面区間と僅かに重なり合うことができ、かかる場合、このカバー要素29によって、印刷のために最大使用可能な周面区間U
Dの長さが短縮する。この幾何学的な短縮は、早期の対接によって、たとえば補償以上のものになる。この早期の対接によって、‐動作中の転動を基準として‐進行側の印刷領域始端は、理想的にはカバー要素29に直接続くことができるが、場合によっては、さらに僅かな安全距離を介してカバー要素29に続くことができる。カバー要素29の後にたとえば上述の僅かな重なり合いや場合によっては僅かな安全距離があることによって印刷のために使用不可の周面区間U
Nが進行側の開口エッジを超えて延長した部分、および/または可能な限り早期の印刷領域始端から後行側の開口エッジまでの距離は、たとえば10mm〜50mm、有利には最大30mm付近となり得る。
【0051】
印刷のために最大使用可能な長さL
Dは、機械および/または安全上の制約を受ける可能な限り早期の印刷領域始端と、機械および/または安全上の制約を受ける後行側の可能な限り遅い時期の印刷領域終端とによって制限される。可能な限り遅い時期の印刷領域終端は基本的に、後続の開口28の進行側端部、たとえば後続の開口28の進行側の開口エッジと一致することができ、または、‐たとえば安全上ならびに/もしくは汚れのおそれの理由により、および/または機能に起因して‐後続の溝開口の後行側のエッジから遵守すべき距離a
sだけ離隔することができる(たとえば
図3および
図4に概略的に示されているので、参照のこと)。印刷のために最大使用可能な長さL
Dはたとえば、迫り出し部たとえば対向圧および/または搬送胴21における妨げの無い周面の長さによって、または印刷ならびに/もしくは搬送に供される他の機械要素によって、または搬送方向ならびに/もしくは周方向で見て、印刷ユニット19;23;19’;19’;23’;19’’;23’’用の刷版31;32の、印刷のために最大使用可能な長さ(以下単に「印刷長」という)によって制限され得る。通常は、これらのパラメータは互いに合わせて調整され、実質的には互いに一致する。
【0052】
対向圧および/または搬送胴21の一重構成の場合、「後続の溝開口」とは、ここでは同一の唯一の溝開口をいう。
【0053】
印刷機が枚葉印刷方式の印刷機として構成されている場合、少なくとも1つの対向圧および/または搬送胴21は周面に少なくとも1つの保持装置24を、たとえば1つのくわえ爪または複数のくわえ爪の一群を備えたくわえ爪装置24を備えており、この保持装置24によって、入口側においては被印刷シート02の進行側の端部を保持することができ、出口側においては下流の搬送区間へ排出することができる。くわえ爪装置24はたとえば、胴21のそれ以外の部分は円筒状である周面27に設けられた溝26内に配置されており、当該溝26の径方向外側を向いた開口28、たとえば溝開口28は、円筒周面状の周面27の切れ目となって妨げとなる。
【0054】
複数の、たとえばnの数(n∈N)の、たとえばn=3の被印刷シート02を周方向において前後に保持するように構成された、対向圧/搬送胴21の構成では、対向圧/搬送胴21は周方向において前後に、かかる保持装置24と、各保持装置24間に位置する円筒周面状の周面区間(たとえば
図2aを参照のこと)とを多重に、すなわちn重に、ここではたとえば3重に備えている。印刷機がウェブ処理構成である場合、かかる保持装置を省略することができる(たとえば
図2bを参照のこと)。平たくいうと、n倍の大きさの胴21は、それぞれ切れ目無く印刷に使用可能なn個の周面区間U
Dを有する。
【0055】
枚葉印刷の場合に周方向に設けられる保持装置24の種類および数nにかかわらず、対向圧/搬送胴21の周面にある各溝開口28によって、その他は妨げの無い円筒形に延在する周面27の切れ目が生じる。
【0056】
n倍すなわち1倍または複数倍の大きさの構成では、対向圧/搬送胴21は周方向で見て、印刷時に迫り出し部として使用可能なn個すなわち1つまたは複数の周面区間U
D、特に円筒周面区間U
Dと、印刷時に迫り出し部として使用不可能であるn個すなわち1つまたは複数の周面区間U
Nであって、保持装置24を備え、かつ周面27が妨げのある周面区間U
Nとを含む。印刷時に迫り出し部として使用可能な周面区間U
Dは、一般的にいわゆる「鞍部」とも称される。
【0057】
開口28を有する、印刷に適しないかつ/または印刷用に設けられていない周面区間U
Nは、連続した円線に沿って転動有効長L
Nを有し、これは、開口にわたる円弧長に相当する。このことに応じて、印刷に使用可能な周面区間U
Nは長さL
Nを有し、この長さL
Nは同時に、可能な印刷画像長L44の上限も定める。
【0058】
印刷迫り出し部として使用できない周面区間U
Nは、基本的には、保持装置24を受容する溝26の開口28のみによって、または場合によっては、当該開口28と‐設けられている場合には‐進行側ならびに/もしくは後行側に接続している機能区間、たとえば、場合によっては進行側に設けられているインキ着け補助部29の重なり合い領域(下記参照)、ならびに/もしくは規定により遵守すべき、後続の溝開口の後行側のエッジからの距離とによって、定まることができる。逆に、印刷のために使用可能な周面区間U
Dは基本的には、切れ目28の進行側の端部、たとえば開口28の進行側の端部と、周方向において後続する同一の、または次の開口28の後行側の端部の間に位置する円筒周面区間によって定まることができる。周面27上における妨げ部を進行側および/または後行側において区切る輪郭が不規則な構成である場合、「印刷時に使用不可能な周面区間U
Nの長さL
N」とはたとえば、周方向で見て、妨げの無い周面27における、同一の保持装置24に起因する切れ目28の進行側の最初の位置と後行側の最後の位置との間の被印刷物長ないしはシート長L02をいう。
【0059】
スクリーン印刷ユニット19,23によって、たとえば、利用部分のラスタが複数の列および行で印刷される被印刷物02には、利用部分ごとに印刷画像要素56(略して「画像要素56」という)が、または画像要素56と同等の構造の群が印刷され得る。
【0060】
画像付与胴18;22はスクリーン印刷では、たとえば多数の画像付与印刷要素25または画像付与印刷要素25の群を周面に(たとえば
図5a)有し、これらの印刷要素25は、搬送方向に対して横方向において互いに等間隔に離隔した複数の列と、印刷画像幅に相当する胴幅上にて、搬送方向に互いに等間隔に離隔した複数の行とに配列されている。スクリーン印刷の場合、これらはたとえば、インキ透過領域によって形成される主題25によって定まる。周方向と円筒長手方向とにおいて繰り返すこれらの印刷要素25または群は、たとえばその全てが、1部分または多部分の同一のモチーフによって定まることができる。
【0061】
同様に有利である一実施形態(たとえば
図1b、
図5bに例示)では、少なくとも1つの印刷ユニット19’、および特に同一の被印刷物面と少なくとも1つの他の協働する印刷ユニット23’も、凸版印刷方式で、特に文字セットで動作する印刷ユニット19’;23’として、たとえば番号印刷ユニット19’;23’として構成されており、また、印刷ユニット19’;23’に対して設けられた画像付与胴18’;22’は版胴18’;22’として、特にいわゆる凸版圧胴18’;22’として、たとえば番号印刷圧胴として構成されている。上述の構成では、かかる画像付与胴18’;22’は周面上に、凸版印刷主題25’として、特に番号印刷装置25’として構成された印刷要素25’ないしはかかる画像付与印刷要素25’の群を、たとえば番号印刷モジュール25’を備えている。印刷ユニットは、番号印刷ユニットとして構成されている場合、たとえば、被印刷物02上に並んで設けられた利用部分57の列数、たとえば銀行券の列数に少なくとも相当する数の、搬送方向に対して横方向に互いにずれて配置された番号印刷装置25’を備えている。印刷に適した周面区間U
Dおよび印刷に適しない周面区間U
Nについて上記にて述べた事項は、この構成にも準用することができる。
【0062】
少なくとも1つの乾燥装置は、有利には放射乾燥器14;16;36として構成された乾燥器14;16;36を備えている。乾燥器14;16;36は、乾燥のために機能する乾燥手段38、たとえば放射源38を備えており、被印刷物02を乾燥させるため、この乾燥手段38によって被印刷物02に乾燥媒体が供給され得る。乾燥手段38ないしは放射源38は、基本的に1部品として構成することができ、作動時には、有効全幅b
Aにわたって一続きで延在する有効範囲Aを成すことができる。この有効全幅b
Aは、たとえば少なくとも、‐横方向(たとえば図中では方向xによって示されている)における‐最大印刷幅に相当する。
【0063】
有利には、乾燥装置は有効乾燥手段38として、被印刷物経路の平面E
02において協働位置において観察したときに被印刷物搬送方向に対して横に、すなわち横方向において互いにずらされて、特に離隔している複数の有効領域a
j(j={1,2・・・n},n∈N≧2)、たとえば複数の乾燥領域a
j(j={1,2・・・n},n∈N≧2)へ、各有効幅b
j上に、たとえば乾燥幅b
jまたはトラック幅b
j上において乾燥媒体、たとえば放射を印加できる複数のI個の乾燥要素38
k(k={1,2・・・I},I∈N≧2)を備えており、かつ/または被印刷物搬送方向に対して横において互いにずらされて配置されている複数の乾燥要素38
kを備えている。
【0064】
乾燥要素38
kの各有効範囲ないしは乾燥範囲a
jが横方向において互いに離隔していることにより、乾燥器14;16;36を通過する被印刷物02には、被印刷物経路を基準として搬送方向に対して横に互いに離隔している複数のトラックt
i(i={1,2・・・m},m∈N≧2、ここで有利には、i=jかつm=n)において、切れ目無しで、または有利には、下記にて説明するサイクルZごとに、ここで示した態様で1回または複数回、タイミング制御下で乾燥媒体が、有利には放射が、特にUV放射が印加される。
【0065】
「有効幅b
j」とは、横方向における幅であって、当該乾燥要素38
kから放出される最大光線束を通る放射プロフィールが、両面における面積あたりの放射出力の観点で、最大値の50%まで下降する幅をいうものとする。この幅は、無限の勾配のエッジを有する鮮鋭な限界が存在しない場合、対応する有効範囲a
jの側方の区切りをいうものとする。
【0066】
乾燥要素38
kは、電磁波用、たとえば光用、特にUV光用、すなわち少なくとも主にUVスペクトル領域、たとえば100nm〜380nmの成分の発光放射出力を有する光用の放射源38
kとして(k={1,2・・・I},I∈N≧2)構成されている
。
【0067】
第1の構成では、各乾燥要素38
kは基本的にそれぞれ個別の乾燥手段源38
k,iによって、たとえば光源38
k,i、特に放射源38
k,iによって、それ自体で、または有利には、互いに対応して設けられた、たとえば共にならびに/もしくは同時にスイッチングする上述の光源または放射源38
k,iの群38
kによって構成することができる。これらの群38
kは、第1の構成では、既に固定的に構成されており、常時全体的にのみスイッチング可能とすることができるが、たとえば群38
kとして、たとえば乾燥ヘッドの態様で構成された部品において、横方向に‐有利には電動式で‐移動可能とすることができる(たとえば
図6参照)。その際には、乾燥要素38
kのいずれか複数または全部を、被印刷物02に対して定まっている搬送方向に対して横に移動可能とすることができる。
【0068】
有利な第2の構成では群38
kは、互いに異なる複数の製造フローごとに可変に、乾燥手段38の複数の個別光源または放射源38
k,iによって構成することができ、かつ/または構成可能とすることができる。しかし、ここで有利なのは、各群38
kに割り当てるべき個別光源または放射源38
k,iは、動作時には同一の製造フロー内では、常に同時に、特に共同で作動および非作動化することができ、ないしは作動可能および非作動化可能とすることである(たとえば
図7参照)。特に第1の構成と関連して印刷機に有利である一実施形態では、互いに離隔している群38
kの隣り合って配置された全ての個別光源または放射源38
k,iが同時に、特に共同で作動および非作動化される。少なくとも、乾燥手段38の第2の多部品構成では、有利には多数の、たとえば少なくとも50個の光源または放射源38
k,iが、互いにずれて配置されている。特に、横方向において見ると長さに対して多数の、たとえば1mの長さを基準として少なくとも50個/m、特に少なくとも70個/mの、横方向において互いにずれた光源または放射源38
k,iが設けられる。個別または固定もしくは可変に群にまとめられる光源または放射源38
k,iの作動および非作動化は、乾燥器14;16;36に対して設けられた制御装置37によって行われる。
【0069】
乾燥要素38
kを個別にまたは群で構成する光源または放射源38
k,iは、有利には上述の意味のUV光源として、特にUVダイオード(略して「UV‐LED」という)として構成されている。
【0070】
乾燥手段38の有利な一発展形態では、乾燥手段38は、‐構造上1部品または多部品の‐放射源アレイとして、特にLEDアレイとして構成されており、この放射源アレイは、搬送経路すなわち被印刷物移動に沿った方向で見たときに前後に、少なくとも被印刷物最大幅B02
maxにわたって延在する複数の行を有し、各行はそれぞれ、多数の放射源38
k,i、特にUV‐LEDを含む(たとえば
図8参照)。これらから構成される群38
kは、搬送経路に沿った方向で見たときに前後に配列された複数の放射源38
k,i、特にUV‐LEDをそれぞれ含む1つまたは複数の長手方向列をそれぞれ隣り合って有する。簡単な構成では、群に該当する放射源38
k,iの同時および/または共同のオンオフスイッチングは、当該群38
kの全ての放射源38
k,iの実際に同時および/または共同のスイッチングとして行うこと、ないしはかかるスイッチングとすることができ、また、当該群38
kの前後に配列された放射源38
k,iの実際に同時および/または共同のスイッチングとして行うこと、またはかかるスイッチングとすることができる。放射源38
k,iを多次元に配列した場合の有利な一構成では、同時および/または共同のスイッチングは、該当する行についての被印刷物02の通過を基準とする。該当する群に包含される放射源38
k,iの「同時および/または共同」のスイッチングは、スイッチングすべき放射源38
k,iが行ごとに被印刷物送りとの関係において同時および/または共同でオンオフスイッチングするように行われる。その際には、行は被印刷物進行と同期して順次投入遮断される。
【0071】
配線接続に係るコストが比較的低い一発展形態は、横方向で見てそれぞれ複数の放射源38
k,i、たとえばLED38
k,i、特にUV‐LED38
k,i、または放射源38
k,iの複数の長手方向列、特にLED38
k,iの複数の長手方向列を、同一のスイッチング素子に有効接続することができ、このスイッチング素子を介して当該複数の放射源38
k,iは、固定の部分群として全体としてのみオンオフスイッチングすることができ、これらは、共同および/または同時に作動化および非作動化される放射源38
k,iの群38
kにまとめられる。しかし、横方向における照射の分解能が損なわれることになるが、このことは大抵の用途では許容し得るものである。
【0072】
たとえば横方向で見たときにスイッチング可能な最小単位は、‐当該最小単位の幅が1つの放射源38
k,iのみを含むか、または放射源38
k,iの1つの長手方向列を含むか、または複数の個別の放射源38
k,iを含むか、または放射源38
k,iの複数の長手方向列を含むかにかかわらず‐「放射セグメント」と称することができる。
【0073】
基本的に、乾燥要素38
kと制御装置37とを備えた乾燥装置は、横方向における当該乾燥要素38
kの固定的な配置であって、場合によっては乾燥器の位置合わせのためにのみ側方に位置調整可能な配置で構成することができ、かつ/または全有効幅b
Aにわたって一続きで延在する有効範囲Aを構成する、もしくは構成可能である、1部品もしくは多部品の乾燥手段38を用いて構成することができる。
【0074】
しかし、乾燥要素38
kと制御装置37とを備えた乾燥装置は有利には、‐少なくとも1つの動作状況下においては‐乾燥要素38
kのうち1つまたは複数によって、乾燥を生じさせるないしは少なくとも支援する照射を、横方向で見て複数の互いに離隔された区間幅、たとえばトラックt
iに施すことができ、照射された区間幅ないしはトラックt
iが、未照射の区間ないしはトラックによって途切れるように構成されている。照射される各区間幅ないしは各トラックt
iは、1つの乾燥範囲a
jまたは複数の隣り合った乾燥範囲a
jによって構成することができる。このようにして、照射区間ないしは照射トラックt
iと未照射区間ないしは未照射トラックt
iとを含む、横方向において変化する照射分布プロフィールは、たとえば、移動可能な乾燥要素38
kを適切に離隔して位置決めすることにより、かつ/または有利には乾燥要素38
kを局所的に作動させることにより、達成され得る。その際には上述のように、乾燥要素38
kを放射源38
kとすることができ、または、固定的に設定された複数の個別放射源38
k,iの群38
k、もしくは有利には製造に依存して可変に規定できる個別放射源38
k,iの群38
kとすることができる。
【0075】
有利には、乾燥要素38
kが移動可能である第1の構成において、作動状態ないしは作動可能な乾燥要素38
kの位置、および/または乾燥要素38
kによって照射される各区間幅の間の距離‐有利には、距離0までもしくはごく僅かな重なり合いまで‐が、印刷製品に関する特性に応じて変化し得るように、乾燥要素38
kのいずれか複数または全部を移動させることができる。こうするためには、乾燥要素38
kを手動で、または電動式で、横方向において移動可能とすることができ、かつ/または移動させることができる。より高度に自動化された構成では、制御装置37を介して乾燥要素38
kを自動的に横方向において位置決めすることができ、ないしは位置決めする。
【0076】
第2の構成における印刷製品に関する上述のコンフィギュレーション、ここでは制御装置37を介しての乾燥要素38
kの選択および/またはセレクトおよび/または位置決めは、‐たとえば操作インタフェース55にいるオペレータによって‐手動で入力もしくは選択された、または製造計画もしくは検査から得られた製品に関するデータP、たとえば被印刷物02上における利用部分の数および/または大きさおよび/または側方の位置に基づいて、行うことができる。こうするためには、乾燥要素38
kの位置決めおよび/または構成に関して製造を特徴付ける上述のデータPを、適切に処理された情報I(P)の形態で制御装置37へ供給し、この情報I(P)は制御装置37において、たとえばそのために構成された制御手段48において、たとえば演算および/またはデータ処理手段48において処理されて、各位置決めに関連する信号が得られる。データPないしは情報I(P)は、操作インタフェース55でオペレータによって準備されたデータから、または製造計画からインポートされたデータからまたは検査システムに由来するデータから、または並行して検査システムへ供給されたデータから、以下詳細に説明する態様で得ることができる。その後、位置決めに関連する信号を、たとえば、位置決めのための1つまたは複数の駆動装置へ供給することができる。常に全部の乾燥要素38
kが必要とされるわけではない場合、作動すべき乾燥要素38
kを介して、光源または放射源38
k,iの駆動制御に際して、印刷製品に関する特性から得られた情報I(G(k))を考慮することができる。こうするためにはたとえば、当該製造のために、これによって定まる群38
kないしは乾燥要素38
kの選択G(k)のみが起動できるように接続され、かつ/または起動される。
【0077】
印刷製品に基づいて光源または放射源38
k,iから構成すべきないしは構成された群38
kとなっている乾燥要素38
kを備えている乾燥手段38の第2の構成では、照射される区間幅の位置ならびに/もしくは大きさ、および/または乾燥要素38
kによって照射される各区間幅の間の距離を変化させることができる。こうするためにはたとえば、幅b38にわたって配置された全部の光源または放射源38
k,iのうち、製品に関する特性に応じて、作動されるまたは作動状態の光源または放射源38
k,iと、その間に挟まれた、作動されないないしは非作動状態の光源または放射源38
k,iとの特定の群38
kを構成する。これには、光源または放射源38
k,iのより小さい群を、製品に関する特性に応じて複数の包括的な群38
kにまとめる構成も含まれることとする。
【0078】
第2の構成における乾燥装置の、印刷製品に関するコンフィギュレーション、ここでは露光ないしはエネルギー印加すべき区間の決定、具体的には、作動すべき群38
kを構成するための、作動すべきないしは作動される光源または放射源38
k,iの選択ないしは規定は、本構成でも、‐たとえば操作インタフェース55でオペレータにより‐手動で行うことができ、たとえば手動で選択することができ、または手動で入力もしくは選択されたデータに基づいてコンピュータ支援により行うことができる。その例については、以下にて詳細に説明する。
【0079】
これと共に、またはこれに代えて、上述の決定を、製造に関するデータPに基づいて行うこともできる。この製造に関するデータPないしは情報I(P)は、操作インタフェース55でオペレータによって準備されたデータから、または製造計画からインポートされたデータから、または検査システムに由来するデータから、または並行して検査システムへ供給されたデータから、以下詳細に説明する態様で得ることができる。製造計画または検査システムから得られたデータPは、たとえばデータインタフェース59を介して制御装置へ供給され、このデータPは、製品に関する特性、たとえば被印刷物02上の利用部分の数および/または大きさおよび/または位置等を含む。より高度に自動化された一構成では、かかるデータは‐たとえばデータインタフェースを介して‐製品に関する特性に関連する情報I(P)の形態で制御装置37へ供給され、当該データはこの制御装置37において、たとえば適切に構成された制御手段48によって、たとえば演算および/またはデータ処理手段48によって、当該製造のために構成すべき、作動可能ないしは作動すべき光源または放射源38
k,iの群38
kを構成するために使用される。よって、光源または放射源38
k,iの部分集合から構成された、作動すべき群38
kないしは乾燥要素38
kを介して、光源または放射源38
k,iの駆動制御に際して、印刷製品に関する特性から得られた情報I(G(x))を考慮することができる。こうするためにはたとえば、当該製造のために、これによって定まる光源または放射源38
k,iの選択G(x)のみを起動することができる。
【0080】
乾燥要素38
kの選択的な作動、ないしは群38
kにまとめられた光源または放射源38
k,iの選択的な作動自体は、たとえば、当該乾燥要素38
kないしは光源または放射源38
k,iをスイッチングする乾燥器制御部49において、当該選択に応じて実行される。この乾燥器制御部49は場合によっては、空間的に乾燥器14;16;36に共に包含されている。以下に示す、搬送方向(たとえば図中では、方向yによって示されている)において接続が変化し、かつ/またはタイミング制御される事例では、長さおよび/または位置が変化し、またはタイミング制御される作動および非作動化がそれぞれ、選択され場合によっては製品に関して位置決めされた、かつ/または作動すべき光源または放射源38
k,iの群38
kにまとめられた乾燥要素38
kについてのみ行われるように、製品に関連する選択、ないしは当該選択および/または群38
kの構成に関する情報I(G(k);I(G(x))は、これに関する重畳の基礎にもなり得る。
【0081】
たとえば、乾燥手段38の第1の構成の場合、たとえば印刷されないストリップによって途切れた印刷領域44の印刷列52の、横方向に延在する第1のプロフィールおよび/または第1の被印刷物幅もしくは印刷領域幅B02;B44を伴う第1の動作状況(たとえば
図9a)では、乾燥要素38
kの第1の選択および/または位置決めを起動可能とし、ないしは起動することができ、被印刷物幅および/または印刷領域幅B02;B44および/またはプロフィールが第1の動作状況とは異なる第2の動作状況(たとえば
図9b)では、上述の選択および/または位置決めの際に第1の動作状況とは異なる乾燥要素38
kを起動可能とし、ないしは起動することができる。
【0082】
第2の構成の場合には、たとえば印刷されない列によって途切れた印刷領域44の印刷列52の、横方向に延在する第1のプロフィールおよび/または第1の被印刷物幅B02を伴う第1の動作状況(たとえば
図10a)では、群38
kにまとめられた光源または放射源38
k,iの第1の選択を起動可能とし、ないしは起動することができ、被印刷物幅B02および/またはプロフィールが第1の動作状況とは異なる第2の動作状況(たとえば
図10b)では、上述の選択の際に第1の動作状況とは異なる光源または放射源38
k,iを起動可能とし、ないしは起動することができる。
【0083】
「印刷列52」とはここでは、搬送方向に延在する印刷ストリップであって、当該印刷ストリップの両側が、印刷アセンブリ03ないしは該当する印刷ユニット19;23において印刷されない、搬送方向に延在するストリップによって区切られている印刷ストリップをいうものとする。この印刷されないストリップのストリップ幅はたとえば、各画素またはインキ点の寸法を超える幅、たとえば5mm超、特に10mm超の幅を有する。しかし、たとえば上述の印刷されない少なくとも5mmの狭幅のストリップによって途切れた、印刷されるストリップは、断続的ではあるが、上述の意義においてはより大きな印刷列52にまとめられたものとすること、ないしはまとめることができる。
【0084】
ここで有利な一構成では、位置決めされた、かつ/もしくは作動対象に選択された乾燥要素38
k、または光源もしくは放射源38
k,iの群38
kは、横方向において互いに離隔しており、特に、少なくとも3つ以上のかかる乾燥要素38
kまたは群38
kは、略等間隔もしくは実質的に等間隔に離隔して隣り合って配置されており、かつ/または配置可能となっている。
【0085】
よって有利な一実施形態では、乾燥器14;16;36および制御装置37を備えた乾燥装置は、放射源38
k,iの一部のみを局所的に、搬送方向に対して横に互いに略等距離で、具体的には平均距離から最大20%の偏差で等間隔に離隔された、放射源38
k,iの複数の群38
k、特に少なくとも4つの事前定義可能な群38
kで、所定のシーケンスで同時および/または共同でオンオフスイッチングするように構成されている。有利な発展形態では乾燥装置は、1サイクルZごとに放射源38
k,iの一部のみを局所的に、搬送方向に対して横に互いに上述のような等間隔で離隔された、放射源38
k,iの複数の、特に少なくとも4つの事前定義可能な群38
kで、互いに等間隔に離隔した、同一の第1の期間長の複数および/または少なくとも3つの作動期間P
ANを含むシーケンスで、同時および/または共同でオンオフスイッチングするように構成されている。このサイクルZについては、以下詳細に示す。
【0086】
有利には、群38
kは互いに実質的に等間隔に、具体的には平均距離から最大10%の偏差で等間隔に離隔している。たとえば、オンオフスイッチングすべき各群38
k間の距離は、最大で、群38
kの定義時において搬送方向に対して横方向で見たときの最小可能ステップ幅の2倍だけ相違する。これは具体的には、上記のマルチトラックまたは有利にはシングルトラックのLED列の幅の、横方向における最小可能なスイッチング可能単位である。
【0087】
特に有利なのは、作動すべき乾燥要素38
kまたは群38
kのコンフィギュレーション、具体的には位置決めおよび/または選択は、上述の製品に関するデータPないしは情報I(P)に基づいて行われることである。このことはとりわけ、製品に関する情報I(P)に包含される宣言であって、少なくとも3つ、有利には少なくとも4つの、横方向において互いに特に等間隔に離隔して被印刷物02上に印刷されたまたは印刷される印刷画像要素56、とりわけ同一の印刷画像要素56の数および位置を特定することができ、かつ/または特定する宣言に基づいて行われる。この宣言を適用し、かつ乾燥器14;16;36の作用場所における被印刷物02と当該乾燥器14;16;36との相対位置を考慮して、乾燥要素38
kの位置決めないしは群38
kの構成を実行し、ないしは適宜行う。
【0088】
画像要素56の数および横方向における分布に関する宣言は、基本的に任意の態様で得ることができ、情報I(P)に入れて入手可能とすること、または提供することができる。たとえばこの宣言は、基本的に、全幅および全長の印刷画像に関する画像データから、たとえば、プリプレス段階にて存在する、印刷画像全体に関する印刷パターンについてのデータから、その解析によって得ることができ、ないしは、かかる解析によって得られたものとすることができるが、このことは高コストとなり、その上、その都度自ずと定まる露光領域の数が多くなることにより、エラーを生じやすくもなり得る。
【0089】
しかし、特に有利な一解決手段では、位置決めおよび/または選択のために用いられる上述の宣言は、横方向において隣り合って互いに離隔されて被印刷物02上に施されるまたは施された1部分または多部分の画像要素56、たとえば個別または群で有利には互いに等間隔に離隔して被印刷物02上に施されるまたは施された画像要素56の数n
xについての宣言、および/または位置ならびに/もしくは大きさについての宣言から生成される。ここで、n
x∈N≧3、有利には≧4、有利には≧6である。画像要素56はたとえば、少なくとも同一または実質的に同一の幅、具体的には最大±2mmの誤差で同一の幅、および/または完全同一の印刷パターンないしはモチーフを有する。たとえば番号印刷の場合には、画像要素56として、実質的に等しい寸法の番号フィールドを繰り返すことができ、または画像要素56をスクリーン印刷で施す場合には、同一のモチーフを横方向においてn
x回繰り返すことができる。その後、乾燥要素38
kまたは群38
kは、非印刷領域によって途切れた画像要素56のこのパターンに従って配置され、かつ/または配置可能となる。画像要素56の幅がそれぞれ、該当する乾燥要素38
kまたは群38
kの有効幅b
Aに完全に包含されるように、乾燥要素38
kまたは群38
kを配置することができ、かつ/またはそのような幅とすることができる。これに代わる一態様または他の動作状況では、特に被印刷物経路上において乾燥器16に対して配置され、またはこれに前置されている、外観を調整する調整装置17を併用する場合、たとえば、画像要素56の幅の所定の一部のみが、該当する乾燥要素38
kないしは群38
kの有効幅b
Aに包含され、かつ/または当該有効幅b
Aによって当該所定の一部のみに照射されるように、乾燥要素38
kまたは群38
kを配置し、ないしはそのような幅にする。
【0090】
上述の有利な実施形態は、印刷アセンブリ03によって施された印刷画像が印刷画像幅ないしは印刷領域幅B44において複数の利用部分57、たとえば数N
Xの利用部分57が隣り合ったもの、および/または印刷画像全長ないしは印刷領域全長L44において複数の利用部分57、たとえば数N
Yの利用部分57を前後に配列したものを有する、印刷機の動作態様および/または構成であって、当該利用部分57が、少なくとも各利用部分57における位置および/または印刷パターン全体が相違しない画像要素56または画像要素群を有する動作態様および/または構成との併用において、特に有利である。ここで、N
X∈N≧3,特に≧4、有利には≧6であり、N
Y∈N≧3、特に≧5である。利用部分57ごとに、1つまたは複数の上述の画像要素56または画像要素群を設けることができる。
【0091】
放射源38の制御の基礎となるシーケンスは、有利には、画像付与の印刷画像要素56または当該印刷画像要素56の群の、印刷画像長において周方向に前後に並んだ行の数n
xに相当する数の、同一の第1の期間長の作動期間P
ANと、当該作動期間P
ANを互いに等間隔にそれぞれ離隔する、第1の期間長より格段に長い期間長の非作動期間P
ABとを含む。非作動期間P
ABの期間長は具体的には、第1の期間長の少なくとも2倍である。搬送方向において利用部分57ごとに離隔されている複数の画像要素、たとえば2つのかかる画像要素の場合、利用部分57の数Nyにちょうど相当する数であって、それぞれ複数の画像要素56をカバーする数の、同一の第1の期間長の作動期間P
ANを、等間隔に設けることができる。より細かい分解能では、等間隔に離隔した数Nyの期間P
ANをそれぞれ含む複数の列、たとえば2つのかかる列を、互いにシフトして設けることができる。
【0092】
隣り合って配置される画像要素56は、搬送方向で見てそれぞれ上述の印刷列52に包含することができる。その際には、搬送方向においてたとえば、複数のかかる画像要素56または画像要素群を、たとえば数n
Yの画像要素56または画像要素群を、互いに離隔して配置することができる(たとえば
図17a参照)。ここで、n
Y∈N≧2である。
【0093】
「利用部分57」とはここでは、一印刷区間の印刷画像全体のうち、大きさおよび構造が複数回‐かつ有利には、規則的な配列で‐繰り返される部分であって、‐少なくとも被印刷物02を長手方向および/または横方向に切断した後‐たとえば中間顧客または最終顧客が単独で使用できる製品単位となる部分をいう。ここでたとえば有利な証券印刷では、各利用部分57は、印刷領域44に印刷画像が印刷された被印刷物02上に、たとえば各銀行券または各証券に相当する複数の部分印刷画像によって構成され、これらの部分印刷画像は後続の処理経路上にて、‐場合によってはポストプレス処理後、たとえば再印刷および/またはエンボス加工および/またはコーティング後に‐切断によって初めて、各銀行券に分離される。
【0094】
基本的には、乾燥器14;16;36の上掲の、選択可能および/または位置決め可能および/または構成可能な乾燥要素38
kないしは群を備えた構成に依存しないが、有利にはかかる構成と併用して、乾燥手段38、特に光源または放射源38
k,iをスイッチングする乾燥器制御部49は、たとえば制御装置37に包含される制御手段51に信号伝送接続されている。この制御手段51は、1部分または多部分の乾燥手段38を全体として、または有利には、選択ならびに/もしくは構成された群38
kとして、上記にて既に示した態様で、機械位相および/または被印刷物位相との関係において、具体的にはたとえば機械位相の位置および/または動きとの関係において、特に、印刷位置06;07に関する位相との関係において、および/または印刷機における被印刷物02の進行の位置ならびに/もしくは進行との関係において、特にこれと同期ないしはタイミング制御して作動および非作動化し、ないしは、制御手段51によって当該乾燥手段の全部または一部が作動可能および非作動化可能となり、ないしは作動および非作動化される。とりわけ関係付け、特に使用される乾燥要素38
kないしは群の各スイッチング状態SZ:SZAN;SZ
ABの関係付けは、作動と非作動化とから成る繰り返しのシーケンスの長さおよび/または位置に鑑みて、具体的には、作動状態「ON」たとえばスイッチオン状態「ON」に該当する少なくとも1つの期間P
ANと非作動状態「OFF」たとえばスイッチオフ状態「OFF」に該当する少なくとも1つの期間P
ABとを含む、1サイクル長L
Zに及ぶオンオフスイッチングシーケンスに鑑みてなされる。機械位相は、印刷位置06;07の胴18;21;22の間接的もしくは直接的に導出された角度位置、または適正な位置合わせで回転すべき他の機械要素の間接的もしくは直接的に導出された角度位置から形成することができる。被印刷物02の進行に関連するパラメータは、被印刷物02を適正な位置合わせで搬送する機械要素の角度位置信号、または搬送路上に設けられたセンサ系の通過信号によって形成することができる。
【0095】
サイクル長L
Zは有利には、2つの連続する印刷区間の間の繰り返し長、具体的には2つの連続する印刷長の前端部間の最短可能距離によって定まる。観察すべき物理量によっては、サイクル長L
Zは、空間的に2つの場所y間の距離もしくは角度φを基準とすることができ、または時間的に2つの時点t間の時間長を基準とすることもできる。幾何学的条件と搬送速度プロフィールとを考慮して、これらの量を互いに換算することができ、たとえば機械位相に対する相対位置に関するものとすることができる。サイクル長L
Zは、搬送路に沿った方向で見たときに印刷に使用可能な最大区間U
Dの長さL
D、たとえば周面区間U
Dと、かかる2つの区間U
D間の、印刷に使用できない区間U
Nの長さL
Nとの和に相当する。後者は、枚葉印刷の場合には特にシート搬送用の手段により制約され得るものであり、ロール印刷の場合には特に、張られた刷版の端部間の接触部または列に起因して生じる切れ目により制約され得るものである。対向圧および/または搬送胴21がある場合には、サイクル長L
Zはたとえば全体的に、印刷に使用可能な周面区間U
Dの長さL
Dと、印刷に使用できない周面区間U
Nの長さL
Nおよび/またはn倍の大きさないしはn個のサドルを有する対向圧および/または搬送胴21の周のn番目の部分との和に相当する。
【0096】
サイクル長L
Zないしはそのオンオフシーケンスは、乾燥手段38ないしは乾燥要素38
kが作動される少なくとも1つの期間P
ANと、乾燥手段38ないしは乾燥要素38
kが非作動化される少なくとも1つの期間P
ABとを含むオンオフスイッチングシーケンスを有する。ここでも、用語「期間P
AN;P
AN」とは、空間的な量、またはこれと相当の関係にある時間的な量に関するものとなり得る。このようにサイクル基準のシーケンスは、1つの作動期間P
ANと非作動期間P
ABとのみを有することが可能であり、または発展形態では、それぞれ非作動期間P
ABによって途切れた複数の作動期間P
ANも含むことができる。非作動期間P
ABの長さは、たとえば少なくとも、開口28の幅ないしは通過時間に、機能区間が存在する場合には機能区間の長さないしは通過時間を加算したものに相当する。これはたとえば、後行側の溝エッジに前置された距離a
sによって、かつ/またはカバー要素29が存在する場合にはカバー要素29の上述の重なりの長さによって得られる。
【0097】
よって、乾燥装置は乾燥器14,16;36の他、たとえば幅b38にわたって一続きの乾燥手段38、または複数の個別乾燥要素38
kの形態の乾燥手段38を、印刷機の機械位相および/または被印刷物02の進行に対して上述の関係において全体的または一部についてオンオフ可能とし、ないしはオンオフスイッチングするための制御手段51を有する制御装置37も備えている。とりわけ、制御手段51を有する制御装置37によって、乾燥手段38、ないしは乾燥要素38
kの少なくとも1つが、作動期間P
ANの長さに相当する時間にわたって作動状態ないしはオン状態「ON」と、非作動期間P
ABの長さに相当する時間にわたって非作動状態ないしはオフ状態「OFF」とに交互に切り替えることができる。その際には、たとえば乾燥器制御部49に包含される、乾燥手段38ないしは乾燥要素38
kをスイッチングするスイッチング手段によって、作動状態ないしはオン状態「ON」を生じさせる相応のスイッチング状態SZ
ANと、非作動状態ないしはオフ状態「OFF」を生じさせる相応のスイッチング状態SZ
ABとに交互に切り替える(たとえば、
図11に概略的に示されているので参照のこと)。
【0098】
データ処理ならびに/もしくは制御手段48;51および/または乾燥器制御部49を備えた制御装置37は、連関しているもしくは分散型の制御回路37によって、または連関しているもしくは分散型の、互いに信号技術により接続されたデータ処理手段37によって構成することができる。これは、オンオフスイッチングシーケンスと機械位相および/または被印刷物進行との上掲の同期を行うためのスイッチングおよび/またはデータ処理手段を備えている。制御装置37の全部または一部は、印刷機の他の調整ならびに/もしくは駆動手段に制御技術的に接続された機械制御部に組み込むことができ、または制御装置37の全部もしくは一部を、乾燥器14,16;36の制御用に専用に設けることもできる。
【0099】
サイクル長L
Zを基準とするシーケンスと機械位相および/または被印刷物進行との上述の同期ないしは関係付けは、たとえば、印刷機の機械位相および/または被印刷物02の進行を表すタイミングジェネレータ42であって、乾燥器制御部に対してたとえばマスタ42として機能するタイミングジェネレータ42から、信号接続部35を介して制御装置37へ、機械位相および/または被印刷物進行を表す信号S
K、たとえばトリガ信号S
Kを送信することによってなされる。これはたとえば、印刷機の該当の機械位相ならびに/もしくは被印刷物02の進行を検出するセンサ系42によって、かつ/または胴21の間接的もしくは直接的な駆動装置を制御する駆動装置制御部の制御軸42によって、実現することができる。これは、再調整に特に適した一構成では、印刷機に既に設けられている、適正な位置合わせで駆動すべき部品に対して設けられたセンサ系42、たとえばフィーダドラムに対して設けられたセンサ系42とすることができる。搬送および/または印刷に関する複数の部品または部品群が、機械的に互いに依存しない駆動モータ41によって1つの共用の電子的制御軸によって回転駆動される機械の場合、乾燥器制御部に対してマスタ42として機能する制御軸信号発生器42は、印刷機の他の複数の駆動モータに対してマスタとして機能する電子的制御軸42によって構成されたものとすることができ、ないしはこれによって構成することができる。この制御軸42は、実際の電子的制御軸42として実角度信号の回転運動に従うことができ、または仮想的な制御軸としてデータ処理手段によって生成し、結合された全てのシーケンス駆動装置に対して設定することができる。信号接続部35は本構成では、電子的制御軸42との結合によって形成され、たとえばバスシステムまたはネットワークシステムとして構成される。
【0100】
しかし、乾燥手段38の乾燥要素38
kのタイミング制御は、有利にはリアルタイムで行う必要があるので、有利な一実施形態では、有利にはセンサ系42として構成されたタイミングジェネレータ42と制御装置37との間の信号接続部35は、‐バスシステムまたはネットワークとは異なる‐アナログ伝送路接続部によって実現されており、かつ/またはトリガ信号S
kはいわゆる「高速トリガ」として、たとえばハードウェア信号によって、制御装置37へ、ないしは信号を処理するプロセスへ伝送されるが、タイミング制御されるネットワークもしくはバスシステムを介して、または信号を処理し、かつ/もしくは通過させるSPSを介しては、伝送されない。
【0101】
‐以下説明する態様のうちいずれか1つにおける乾燥器制御部の構成ないしはこれに関連する動作に応じて‐1つまたは複数のオンオフスイッチング過程を含むシーケンスの関係付けは、制御手段51に実装された制御ロジックによってなされる。これはたとえば、機械的な開閉装置、純粋に電子的な制御回路、ソフトウェアルーティン、またはこれらの組み合わせによって構成することができる。その際には、シーケンスの反復実行が、特に機械位相および/または被印刷物進行を表す信号S
Kとの関係において、特にこれと同期して行われる。シーケンスの実行時には、1サイクル長L
Z内で、動作に関連するスイッチング波形による1つまたは複数の作動期間P
ANの位置および持続時間と、1つまたは複数の非作動期間P
ABの位置および持続時間とが考慮される。こうするため、特に有利な一構成では、制御手段51は電子カムスイッチング機構を備えており、その仮想的な運動は機械位相および/または被印刷物進行に同期しており、ないしは同期され、電子カムスイッチング機構の推移は、上述の1つまたは複数の作動期間P
ANおよび非作動期間P
ABを再現する。
【0102】
作動すべき乾燥要素38
kないしは群38
kのうちいずれか複数または全部についての、サイクル長L
Zを基準とするオンオフスイッチングシーケンスの関係付けは、基本的に、それぞれ制御ロジックを備えた専用の制御手段51を用いて、または共用の制御手段51に実装された専用の制御ロジック、たとえば電子カムスイッチング機構で行うことができる。このことは有利には、印刷アセンブリ03によって施された印刷画像がたとえば、印刷画像幅B44全体に及ぶ利用部分を1つだけ含む印刷機の動作態様ならびに/もしくは構成、または印刷アセンブリ03によって施された印刷画像が、印刷パターンが相違する複数の利用部分を隣り合わせて含む印刷機の動作態様ならびに/もしくは構成と併用すると、有利となり得る。
【0103】
上記の意義において複数の乾燥要素38
kないしは群38
kを備えている乾燥手段38の場合、サイクル長L
Zに関連するオンオフスイッチングシーケンスの関係付けは有利には、設けられているかつ/または構成された乾燥要素38
kないしは群38
kのうちいずれか複数または全部について互いに同期してなされる。当該製造のために作動すべき乾燥要素38
kないしは群38
kの関係付けは有利には、共通の制御手段51を介して同一の制御ロジックならびに/もしくは同一のスイッチング波形によって共同で行うことができ、または複数の同期動作する制御ロジックを介して個別にもしくは複数で行うことができる。このような同期接続は有利には、印刷アセンブリ03によって施された印刷画像が印刷画像幅B44において複数の利用部分57、たとえば数N
Xの利用部分57が隣り合ったもの、および/または印刷画像長L44において複数の利用部分57、たとえば数N
Yの利用部分57を前後に配列したものを有する、印刷機の動作態様および/または構成であって、当該利用部分57が、少なくとも各利用部分57における位置および/または印刷パターン全体が相違しないまたはほとんど相違しない画像要素56を有する動作態様および/または構成との併用において、有利となり得る。ここでは、たとえばN
X∈N≧2,特にN
X∈N≧3、特に≧4、有利には≧6であり、たとえばN
Y∈N≧2、特にN
Y∈N≧3、有利には≧5である。
【0104】
乾燥装置‐特に、乾燥手段38および/または乾燥要素38
kないしは群38
kを印刷機の機械位相および/または被印刷物02の進行との関係においてオンオフスイッチングする上掲の制御装置37‐は、オンオフスイッチングの繰り返しの1サイクル内で、乾燥手段38または1つもしくは複数の乾燥要素38
kないしは群38
kのオン状態「ON」に該当する少なくとも1つの期間P
ANの長さおよび/または位置を、製造に関する情報I(P)に依存して、たとえば印刷画像または被印刷物サイズFに関するないしはこれを表す情報I(F);I(L44);I(M)に依存して変化させることができ、かつ/または変化するための制御手段54を備えている。被印刷物サイズおよび/または印刷画像に関するないしはこれを表す情報I(F);I(L
B);I(M)はとりわけ、搬送方向で見たときの被印刷物区間の長さL0についての情報I(F);I(L44);I(M)、たとえば被印刷物長L02についての情報、または1印刷区間に該当する印刷画像長L44についての情報、または印刷ユニット19;23によって印刷すべき印刷パターンに関する情報とすることができる。「被印刷物サイズ」ないしは「被印刷物長L02」に関する情報I(F)は、実際のサイズ幅および/または長さそのものとすることができる。その際に必要な場合、1つまたは複数の印刷不可の縁部領域がある場合、たとえばくわえ爪によって把持される送り側の縁部等がある場合には、これに係る‐たとえば固定的に設定可能な‐余白Δf(例として、
図13および
図18中の該当する全ての実施形態について、第1の乾燥要素38
1の推移において例示されている)が、制御部によって考慮される。または、「被印刷物サイズ」ないしは「被印刷物長L02」に関する情報I(F)は、場合によっては必要な余白を低減する宣言とすることもできる。以下、「被印刷物サイズ」ないしは「被印刷物長L02」に関する情報I(F)には、実際のサイズ寸法を反映する情報の他、余白によって補正されたサイズ寸法を表す情報も含まれることとする。
【0105】
製造に関する情報I(P)としての、印刷画像ないしは印刷パターンに関する情報I(M)は、画素のラスタについての幾何的宣言とすることができる。その際には、期間P
ANの長さおよび/または位置は上掲のように、機械位相および/または被印刷物位置に対する期間P
ANの相対的な空間的位置もしくは角度位置、またはこれに時間的に対応するものに関するものとなり得る。
【0106】
第1の態様では、サイズまたは印刷画像に依存して期間長および/または期間位置を制御するため、マッピング規則において、該当の情報I(F);I(L
D);I(M)の2つ以上の離散値または数値範囲、1つもしくは複数の作動期間P
ANに係る、対応する数の離散的な期間長ならびに/もしくは期間位置、および/または作動期間P
ANの終了点に係る‐たとえば少なくとも部分的に互いに離隔した‐、対応する数の期間位置を保有しておき、ないしはマッピングすることができる。
【0107】
しかし、他の代替的な一態様では、制御手段54によってマッピング規則を介して、該当の情報I(F);I(L
B);I(M)の連続的な数値範囲から得られる値に依存して、作動期間P
ANの期間長ならびに/もしくは期間位置の値、または作動期間P
ANの終了点の期間位置の値を、連続的な‐かつたとえば上限および下限が区切られた‐数値範囲から設けておくこと、ないしは生成することができる。ここで「連続」とは、等間隔の離散幅の連続も指すこととする。これはたとえば、観察対象のパラメータにおいて観察すべきかつ/または取り扱われる最小幅に制限されまたは丸められることにより生じるものである。
【0108】
制御装置37によって、上述の関係付けないしは同期に関する信号S
Kの処理が行われることにより、制御手段54によって生成された、サイクル長L
Zを基準とする特定のオンオフスイッチング波形であって、作動状態「ON」に該当する少なくとも1つの期間P
ANと非作動状態「OFF」に該当する少なくとも1つの期間P
ABとを含むオンオフスイッチング波形を考慮して、乾燥手段38のオンオフスイッチングまたは複数の、特にオンオフスイッチング対象に決定された乾燥要素38
kないしは群38
kのオンオフスイッチングを制御する信号S
T、たとえばタイミング制御信号S
Tが生成される。制御手段54によって生成されたこの波形によって、‐有利には機械位相および/または被印刷物位相と同期する‐サイクル内における、ないしはサイクル長L
Z内における作動状態「ON」に該当する少なくとも1つの期間P
ANの各期間長および/または各期間位置が特定される。製造固有の上述の波形、すなわち少なくとも1つの特定の期間長および/または期間位置取得および出力は、制御手段54によって、被印刷物サイズおよび/または印刷画像を特徴付け、かつ/またはこれに関する情報I(F);I(L
B);I(M)に依存して行われる(たとえば
図6および
図7を参照のこと)。制御装置37特に制御手段54に保有されているマッピング規則に基づいて制御装置37特に制御手段54によって処理すべき情報I(F);I(L
B);I(M)は、手動で定義されたまたは自動取得された、被印刷物サイズFおよび/または印刷画像についての宣言を含み、またはこれに基づく。
【0109】
たとえば関係付けられたオンオフスイッチングのために制御装置37に包含されている制御手段54であって、サイズおよび/または印刷画像に依存する期間長および/または期間位置を出力する制御手段54は、1つまたは複数の連関するまたは分散型の回路手段および/またはデータ処理手段によって構成することができる。この回路手段および/またはデータ処理手段は、オン状態「ON」に該当する期間長および/または期間位置を、サイズおよび/または印刷画像についての得られた上述の情報I(F);I(L
B);I(M)に依存して算出する回路手段および/またはデータ処理手段を含む。
【0110】
制御装置37に包含される制御手段54の全部または一部は、‐制御装置37自体と同様に‐印刷機の他の調整ならびに/もしくは駆動手段に制御技術的に接続された機械制御部、たとえば計画および/または制御レベル47に属する機械制御部に組み込むことができ、または分散的に、制御対象の乾燥器14;16;36の空間的付近に設けることもできる。
【0111】
少なくとも1つの作動期間P
ANの長さおよび/または位置、ないしは1サイクル長L
Zにわたるスイッチング波形は、制御手段54に保有されているマッピング規則に基づいて、使用すべき情報I(F);I(L
B);I(M)に依存して算出および/または出力される。マッピング規則はたとえば、純粋なマッピング規則として表形式で、制御手段54に備えられている演算および/または記憶手段に保有しておくことができ、または関数関係式として保有しておくこともできる。これには、使用すべき情報I(F);I(L
B);I(M)に依存して、作動状態「ON」に該当する1つまたは複数の期間P
ANを含むシーケンスの、特定の長さおよび/または位置を考慮するスイッチング波形を算出および/または作成するための複雑な規則も含まれることとする。
【0112】
波形を特定するため、すなわち期間長および/または期間終了点ないしは期間位置を特定するためにマッピング規則の入力側に使用される情報I(F);I(L
B);I(M)は、たとえば、計画および/または制御レベル47から信号接続部53を介して、制御手段54へ供給することができる。これはたとえば、‐特に、被印刷物サイズFおよび/または印刷画像に関するないしはこれを表す情報I(F);I(L
B)の場合‐計画および/または制御レベル47に属するコントロールセンタから供給することができる。このコントロールセンタでは、たとえば操作インタフェース55を介して、対応する情報I(F);I(L
B)自体、またはこの情報I(F);I(L
B)を得るために処理される宣言を手動で選択または入力できるようになっている。「手動で特定する」とは、適切に構成された操作マスクにおける領域の選択、またはキーを介しての選択と、入力および選択の組み合わせも指すこととする。
【0113】
より高度に自動化された一態様では、情報I(F);I(L
B)ないしはこの情報I(F);I(L
B)を得るために処理すべき宣言は、計画ならびに/もしくは制御レベル47またはプリプレス段階において既に存在する、製品および/または製造計画に関する電子的データ、たとえば、被印刷物02上における利用部分の数および/または大きさおよび/または位置と、印加すべき領域の相対位置とに関するデータから得ることができ、または他の構成では、被印刷シート02の大きさおよび/または位置についてのデータから得ることができる。
【0114】
制御手段54ないしは乾燥器制御部の構成に係る第1の実施形態では、たとえば
図12において、‐たとえば印刷に使用可能な周面区間U
Dの長さと印刷に使用できない周面区間U
Nの長さとに相当する‐サイクル長L
Zにより概略的に示されているように、たとえば第1の動作状況では、第1のサイズF.1すなわち第1の被印刷物長L02.1の被印刷物区間02に印刷することが可能であり、ないしは印刷され、第2の動作状況では第2のサイズF.2すなわち第2の被印刷物長L02.2の被印刷物区間02に印刷することが可能であり、ないしは印刷される。各サイズないしは被印刷物長L02.1;L02.2に依存して、ないしは当該長さを表す情報I(F)に依存して、作動期間P
ANの期間長と、場合によっては期間位置とを、または作動期間P
ANの終了点(本実施例ではこれが有利である)を、制御装置37ないしは制御手段54によって特定し、かつ/または各被印刷物長L02.1;L02.2ないしは当該長さを表す情報I(F)に依存して、相違する被印刷物長L02.1;L02.2に対してそれぞれ、各作動期間P
ANの相違する期間長が、または各作動期間P
ANの終了点の相違する期間位置(本実施例ではこれが有利である)が割り当てられている、ないしは割り当てられる各サイクルZ1;Z2において、乾燥手段38のオンオフスイッチング、または位置決めならびに/もしくは選択されたないしは構成された乾燥要素38
kないしは群38
kのオンオフスイッチングが行われる。その際には、各作動期間P
ANの開始点の期間位置は同一とし、たとえばサイクル長L
Zに関連して固定に設定することができるが、場合によっては可変に設定することもできる。その他、本来的に印刷可能な領域の上述の余白、たとえば進行側の端部の余白も考慮することができる。後者は、
図12a)およびb)の概略図では、考慮されないままになっている。
【0115】
上記にて示した、搬送方向に対して横に互いに離隔している複数のトラックt
iで各乾燥要素38
kないしは群38
kによって被印刷物02にエネルギー供給する実施形態では、該当する乾燥要素38
kないしは群38
kは有利には、1サイクルあたり同時および/または共同で各1回オンオフスイッチングされる(
図13参照)。サイクルZを基礎とするシーケンスの期間推移、具体的にはここでは、作動期間P
ANと非作動期間P
ABとの間の分布は、ここでは上述のようにサイズに依存する。
【0116】
サイズ基準でのタイミング制御を対象とする第1の構成の場合において、印刷サイズFないしはその長さに関する宣言は、有利な一解決手段では、当該製造のための製品計画または検査において存在する上述の電子的データから、またはたとえばコントロールセンタにおけるかかる宣言の手動入力ならびに/もしくは選択によって生成される。手動で選択または入力されたサイズFについてのデータは、当該目的のために直接、または他の目的のために既に事前に入力されてその後インポートされるものとすることができる。
【0117】
場合によっては第1の実施形態に代えて代替的または選択的に実施可能な第2の実施形態では、たとえば
図14において‐たとえば印刷に使用可能な周面区間U
Dの長さと印刷に使用できない周面区間U
Nの長さとに相当する‐サイクル長L
Zにより概略的に示されているように、作動期間P
ANの期間長または少なくとも作動期間P
ANの終了点は、制御装置37ないしは制御手段54によって、各印刷画像長L44ないしは当該長さを表す情報I(L44)に依存して特定される。「印刷画像長L44」は、ここではたとえば、進行側が印刷位置06;07によって印刷長において最初に施されるインキ付着によって区切られる長さであって、後行側が印刷位置06;07によって印刷長において最後に施されるインキ付着によって区切られる長さを指すものとする。その間の印刷領域44は、連続的または非連続的に印刷パターンを有することができる。印刷画像長L44が相違する動作状況では、各印刷画像長L44ないしは当該長さを表す情報I(L44)に依存して、相違する印刷画像長L44に対してそれぞれ、各作動期間P
ANの相違する期間長が、または各作動期間P
ANの終了点の相違する期間位置が割り当てられている、ないしは割り当てられる各サイクルにおいて、乾燥手段38のオンオフスイッチング、または位置決めならびに/もしくは選択されたないしは構成された乾燥要素38
kないしは群38
kのオンオフスイッチングが行われる。その際には、各作動期間P
ANの開始点の期間位置は同一とし、たとえば固定に設定することができるが、場合によっては可変に設定することもできる。
【0118】
上記にて示した、搬送方向に対して横に互いに離隔している複数のトラックt
iで各乾燥要素38
kないしは群38
kによって被印刷物02にエネルギー供給する実施形態では、該当する乾燥要素38
kないしは群38
kは有利には、1サイクルあたり同時および/または共同で各1回オンオフスイッチングされる(
図15参照)。サイクルZを基礎とするシーケンスの期間推移、具体的にはここでは、作動期間P
ANと非作動期間P
ABとの間の分布は、ここでは上述のように印刷長に依存する。
【0119】
印刷画像長L44に関する宣言は、印刷画像長基準のタイミング制御を対象とする第2の実施形態の場合、基本的にはプリプレス段階の上述の画像データに基づいて得られたものとし、ないしはこれに基づいて得ることができるが、この宣言は、より低コストであるため有利である一解決手段では、製品計画において存在するデータから、または手動入力ならびに/もしくは選択により生成される。
【0120】
場合によっては第1および/または第2の実施形態に代えて代替的または選択的に実施可能な第3の実施形態では、たとえば
図16において‐たとえば印刷に使用可能な周面区間U
Dの長さと印刷に使用できない周面区間U
Nの長さとに相当する‐サイクル長L
Zにより概略的に示されているように、1サイクル長L
Zあたり複数の作動期間P
ANと複数の非作動期間P
ABとを設けることができる。たとえば、印刷画像長L44において作動期間P
ANは互いに等間隔に離隔している。各作動期間P
ANの開始点および終了点は制御装置37ないしは制御手段54によって、搬送方向で見たときの、印刷されないストリップにより途切れた印刷領域44の印刷ストリップ46の期間位置を表す情報I(M)に依存して、特定される。印刷されるストリップと印刷されないストリップとのパターンが相違する動作状況では、個別の、印刷ストリップ46の各分布ないしは当該分布を表す情報I(M)に依存して、印刷ストリップ46の分布が相違する印刷領域44に対してそれぞれ、各作動期間P
ANの期間位置および/または期間長の相違するパターンが、すなわち各作動期間P
ANの各開始点および/または各終了点の位置の相違するパターンが割り当てられている、ないしは割り当てられる各サイクルにおいて、乾燥手段38の複数回のオンオフスイッチング、または選択されたないしは構成された乾燥要素38
kないしは群38
kの複数回のオンオフスイッチングが行われる。
【0121】
乾燥装置をコンフィギュレーションするためには、印刷画像長基準でのタイミング制御を対象とする第2の構成の印刷画像長L44についての印刷画像に関する情報I(L44)、または印刷ストリップ基準でのタイミング制御を対象とする第3の構成の印刷ストリップ46の数ならびに/もしくは位置についての情報I(M)、ないしはこれらの情報I(L44);I(M)の基礎である宣言はたとえば、当該製造のための製品計画または検査において存在する上述の電子的データから、またはコントロールセンタにおけるかかる宣言の手動入力ならびに/もしくはたとえば選択によって生成されたものとすることができる。手動で選択または入力されたサイズFについてのデータは、当該目的のために直接、または他の目的のために既に事前に入力されてその後インポートされるものとすることができる。
【0122】
基本的に、上述の情報I(L44);I(M)の基礎である宣言は、印刷位置06;07によって印刷される印刷画像の解析によって、特にたとえばプリプレス段階においてデータとして存在する印刷パターンの解析、つまり刷版31;32の製版のために使用されたデータ自体から、または当該データから解析によって得られたデータから得られるデータおよび/または宣言に基づくこともできる。こうするためには、できる。
【0123】
第3の構成の場合、‐基礎となるデータの出力形式に依存せずに、たとえばより狭幅の印刷されないストリップによって途切れている、印刷される細かい複数のストリップを、その非連続性にかかわらず、より大きな印刷ストリップ46にまとめたものとすることができ、ないしはまとめることができる。
【0124】
印刷ストリップ基準のタイミング制御を対象とする第3の構成の場合、スイッチング波形の生成、具体的にはサイクルに関する期間長および/または期間位置の特定は、有利には、被印刷物02上に互いに離隔して印刷された、または計画通りに印刷すべき複数の印刷画像要素56の、搬送方向において印刷画像長L44にわたって延在するパターンを記述する宣言ないしは当該宣言を含む情報I(M)に基づいて、行われる。これはたとえば、搬送方向において互いに特に等間隔に離隔して被印刷物02上に印刷されたまたは印刷される3つ以上の印刷画像要素56、とりわけ同一の印刷画像要素56の数および位置を特定することができ、かつ/または特定する宣言である。製造動作中には、かかる宣言を適用して、かつ機械位相ないしは被印刷物位相と各サイクルとの上述の同期を考慮して、波形に従ってタイミング制御下で、乾燥手段38によって、ないしは上述のように位置決めおよび/または選択された乾燥要素38
kないしは構成された群38
kによって、搬送されて通過する被印刷物02に乾燥媒体が、特に放射が印加される。
【0125】
画像要素56の数および搬送方向における分布に関するこの宣言は、基本的に全て、上述のプリプレス段階のデータに基づいて得られたものとすることができ、ないしは得ることができるが、有利には、搬送方向において前後に配列してかつ互いに‐有利には等間隔に‐離隔して被印刷物02上に計画通りに施されるべき、または施された複数の、たとえば数n
Yの画像要素56のうち1つの画像要素56または部分集合の位置および大きさについての宣言と、その数n
Xについての宣言とから生成される。ここで、n
Y∈N≧3である。当該1つの画像要素56または画像要素56の部分集合に関する、その位置および/または大きさについての宣言は、製品計画もしくは検査のデータから直接生成されたものとすることができ、かつ/または直接生成することができ、または手動入力によって生成されたものとすることもでき、かつ/または生成することもできる。複数の画像要素56のうち少なくとも1つの画像要素56の上述の位置および/または広がりと、他の画像要素56の位置を推定するための宣言とから、乾燥手段38または位置決めならびに/もしくは選択された乾燥要素38
kないしは構成された群38
kの複数回のオンオフスイッチングのサイクル基準の波形が、適切に構成されたルーティンによって生成される。
【0126】
画像要素56はたとえば、搬送方向において少なくとも同一または実質的に同一の長さ、具体的には±2mmで同一の長さを有し、かつ/または既に上記で述べた態様で、たとえば完全同一の印刷パターンないしはモチーフを有する。その際には乾燥要素38
kまたは群38
kは、搬送方向における画像要素56のこのパターンに従い、1サイクル中に、非作動期間P
ABによって途切れた複数の作動期間P
ANで作動され、ないしは作動可能となる。
【0127】
特に有利な一実施形態では、乾燥器14;16;36および制御装置37を備えた乾燥装置は、繰り返しの1サイクルZごとに、複数のかつ/または少なくとも3つの互いに等間隔に離隔した同一の第1の期間長の作動期間P
ANを含むシーケンスに従い、全ての放射源38
k,iを、または有利には一部の放射源38
k,iのみを局所的に、同時および/または共同でオンオフスイッチングするように構成されている。有利な一発展形態では、上述の一部の放射源38
k,iは、搬送方向に対して横に互いに略等距離で、具体的には平均距離から最大20%の偏差で等間隔に離隔された、放射源38
k,iの少なくとも4つの事前定義可能な群38
kで、同時および/または共同でオンオフスイッチングシーケンスされる。
【0128】
以下説明するタイミング制御のコンフィギュレーションに係る有利な一解決手段では、これは、搬送方向において前後に、かつ‐個別または群で、有利には等間隔で‐互いに離隔されて被印刷物02上に施されるまたは施された1部分または多部分の画像要素56の数n
yについての宣言、および/または位置ならびに/もしくは大きさについての宣言を用いて生成される。ここで、n
y∈N≧3、とりわけ≧5である。
【0129】
特に有利な一実施形態では、乾燥器14;16;36および制御装置37を備えた乾燥装置は、繰り返しの1サイクルZごとに、複数のかつ/または少なくとも3つの互いに等間隔に離隔した同一の第1の期間長の作動期間P
ANを含むシーケンスに従い、全ての放射源38
k,iを、または有利には一部の放射源38
k,iのみを局所的に、同時および/または共同でオンオフスイッチングするように構成されている。有利な一発展形態では、上述の一部の放射源38
k,iは、搬送方向に対して横に互いに略等距離で、具体的には平均距離から最大20%の偏差で等間隔に離隔された、放射源38
k,iの少なくとも4つの事前定義可能な群38
kで、同時および/または共同でオンオフスイッチングシーケンスされる。
【0130】
上述の有利な実施形態は、印刷アセンブリ03によって施された印刷画像が少なくとも印刷画像長L44において複数の利用部分57、たとえば数N
Yの利用部分57を搬送方向において同一の位置合わせで前後に配列したものを有する、印刷機の動作態様および/または構成であって、当該利用部分57が、少なくとも各利用部分57における位置および/または寸法および/または印刷パターン全体が相違しない画像要素56を有する印刷機の動作態様および/または構成との併用において、特に有利である。ここで、N
Y∈N≧3である。
【0131】
搬送方向において前後に配列されたn
Y個の画像要素56は、たとえば上述の印刷列52に包含されており、横方向においてはたとえば、それぞれ数n
Xのこの画像要素56を互いに離隔して配置することができる(たとえば
図13aを参照のこと)。
【0132】
上記において「期間長」ないしは「期間位置」またはその省略形である「長さ」ないしは「位置」との用語は、認識できるように区別されない場合、空間的観点における当該期間の大きさないしは位置‐たとえば場所または角度‐と解することができ、また、時間的にこれに対応する、同期された1サイクル長L
Z内における時間的相対位置ないしは時間長としてのものと解することもできる。この空間的次元と時間的次元とは、速度推移を介して互いに直接的な関係にある。その点については、
図10〜
図12において、横軸に例として場所、時間および角度を示している。各期間切替の時点、ひいては期間長および期間位置は、たとえば機械位相および/または被印刷物位相に対して相対的に特定される。
【0133】
既に述べたように上記の乾燥装置は、作動状態「ON」では乾燥手段38が、ないしは位置決めおよび/または選択されたないしは群構成により構成された乾燥要素38
kが被印刷物経路に向けられるように、被印刷物経路上において少なくとも第1の印刷位置06;07より下流に配置されている。特に有利な第1の構成では、乾燥器36は、被印刷物経路上において前後に配列された2つの印刷位置06;07間に中間乾燥器36として設けられている。
【0134】
印刷機の特に有利な他の一構成では、乾燥器14は被印刷物経路上において、印刷インキの外観を‐たとえば印刷インキに含まれる粒子の配向によって‐調整する上述の調整装置17の領域またはこれより下流に設けられている。その際にはたとえば、調整を引き起こす手段58の領域の搬送路に、たとえば、磁化された材料または磁性材料を含む回転体58であって、たとえば被印刷物02を搬送する回転体58の表面、たとえば磁化シリンダ58の表面に、乾燥器14を向けることができる。
【0135】
ロータリスクリーン印刷機として構成された証券印刷機を例に説明した上述の思想を一般化すると、明らかに抵触する事項が無い場合、証券印刷機は基本的には、フラットスクリーン印刷方式または文字セットで動作する印刷ユニット、ないしは、フラットスクリーン印刷方式または文字セットで動作する方法にも適用することができる。ここで「被印刷物02」との文言は、他の基材、たとえば面状物の他、成形体および/または中空体も指すことができる。乾燥手段38のオンオフスイッチング、または全ての、選択されたかつ/もしくは構成された乾燥要素38
kのオンオフスイッチングは、ここでも、被印刷物サイズおよび/または印刷画像に関する情報I(F);I(L44);I(M)に依存して、たとえば非印刷版胴区間において不所望のインキ通過を回避するため、当該サイズないしは印刷画像に依存して変化する期間長および/または期間位置で行うことができる。
【0136】
しかし、上記にて述べた、乾燥器14,16;36を備えた乾燥装置およびこれに対応する制御装置37の構成および/または動作は、スクリーン印刷方式または上記の文字セット方式で動作する印刷アセンブリ03;03’を備えた印刷機に、特に証券印刷機に限定されることはなく、場合によっては、スクリーン印刷方式とは異なる印刷方式で動作する印刷機、特に証券印刷機に拡張することもできる。しかし、これは有利には、印刷アセンブリ03によって少なくとも被印刷物02の搬送方向で見て印刷長上にて、たとえば規則的な間隔をおいて、該当の印刷ユニット19;19’;23;23’ないしは印刷アセンブリ03では印刷されない領域を挟んで離隔している複数の単独の画像要素56の印刷パターンが施され、ないしは施され得る印刷機である。かかる構成の、かつ/またはかかる動作を行う印刷アセンブリ03;03’の刷版31;32は、‐搬送方向および/または周方向で見たときの‐長さ上にて、たとえば規則的な間隔をおいて、該当の印刷ユニット19;19’;23;23’ないしは印刷アセンブリ03では印刷される複数の単独の画像要素56の主題であって、非印刷領域によって離隔している主題を有する。
【0137】
上述の乾燥装置の適用に特に有利である他の代替的な一構成の印刷機、特に証券印刷機では(たとえば
図1c)、印刷アセンブリ03’’の少なくとも1つの印刷ユニット19’’は、被印刷物経路上に配置された、オフセット方式で動作する第1の印刷ユニット19’’(略して「オフセット印刷ユニット19’’」という)として構成されており、かつ第2の印刷ユニット23’’も、オフセット方式で動作する印刷ユニット23’’(略して「オフセット印刷ユニット23’’」という)として構成されており、乾燥手段38は、当該第1および第2の印刷ユニット19’’;23’’によって形成された印刷位置06’’;07’’間の被印刷物経路上に配置されている。被印刷物と協働する胴は、たとえばステンシル胴または版シリンダとして構成された版胴18’’;22’’から印刷インキを受け取る転写胴として構成されている。特に有利な実施形態では、第1の印刷ユニット19’’は、転写胴が少なくとも1つもしくは有利には2つの版胴18’’と協働する間接印刷ユニット19’’として構成されており、かつ/または第2の印刷ユニット23’’は、転写胴が複数特に少なくとも4つの版胴22’’と協働する間接印刷ユニット23’’として構成されている。第2の印刷位置07’は有利には、被印刷物経路の両面に上述の第2の印刷ユニット23’’を設けた2重印刷位置07’’として構成されている。これらは自己の転写胴の領域において協働し、両転写胴は交互に対向圧胴として機能する。両第2の印刷ユニット23’’はたとえば、両面同時多色印刷用の2重印刷ユニットを構成する。たとえば第1の印刷位置06’において施された印刷パターンは、第2の印刷位置07’において再度印刷される前に、上述のように印刷画像および/またはサイズに依存して乾燥装置によって乾燥され、または少なくとも表面乾燥されることができる。
【0138】
よって本構成では、証券印刷機は被印刷物経路上に少なくとも1つの第1の印刷位置06’’を備えており、当該第1の印刷位置06’’において、当該第1の印刷位置06’’を通過する被印刷物02に区間ごとに、すなわち各ウェブ区間または特に連続する各被印刷シート02上に、両面のうち少なくとも第1の面に、当該印刷位置06’’における被印刷物送りに対して固定のサイクル長L
ZのサイクルZで、所定の印刷画像幅B44と、当該サイクル長L
Zより短い印刷画像長L44との印刷画像を印刷することができ、当該証券印刷機はさらに、下流において次の第2の印刷位置07’’を備えており、当該第2の印刷位置07’’において、当該印刷位置07’’を通過する被印刷物02の面のうち少なくとも第2の面に、同様に印刷画像を印刷することができる。これらの区間は、ウェブ状の被印刷物02の区間とされ、またはここで有利には被印刷シート02とされている。
【0139】
基本的には、第1の面の印刷と、下流における第2の面の印刷とは、任意の印刷方式および/または型式の印刷ユニット19’’;23’’によって順次行うことができる。しかし有利なのは、第1の印刷位置06’’においてオフセット印刷方式および/またはヘリオグラフ印刷方式で被印刷物02に印刷できるようにすることである。その後有利には、第2の印刷位置07’’において当該被印刷物02の少なくとも第2の面に、しかし有利には両面に、印刷ユニット23’’によって間接印刷方式および/または同時多色方式で印刷できるようにする。第2の印刷位置07’’では、被印刷物02の有利には両面に、オフセット印刷方式および/またはヘリオグラフ印刷方式で印刷できるようにする。
【0140】
乾燥装置は、上述の1部品または多部品の乾燥手段38を有する乾燥器14;16;36を備えており、かつ当該乾燥装置は、第1の印刷位置06’’と第2の印刷位置07’’との間の被印刷物経路上および/または第2の印刷位置07’に後続する被印刷物経路上に配置されている。この乾燥器によって、搬送路上にて当該乾燥器14;16;36を通過する被印刷物02を乾燥させるため、当該被印刷物02に放射を印加することができる。有利には、乾燥器14;16;36の乾燥手段38は上述のように、少なくとも被印刷物最大幅B02
maxに及ぶ、多数の、具体的には当該被印刷物最大幅B02
maxにおいて1mあたり少なくとも50個の数および/または長さにおいて1mあたり少なくとも50個の数、有利には少なくとも70個の、隣り合って配列された放射源38
k,iの配列体、特にUV‐LEDの配列体によって構成されている。
【0141】
有利な一実施形態では、乾燥器14;16;36の乾燥手段38の作動および非作動化を制御する制御装置37は、機械位相および/または被印刷物進行を表す信号S
Kを出力する信号発生器42に信号伝送接続されており、制御装置37はサイクルZごとに、機械位相および/または被印刷物位相との関係において、少なくとも1つの作動期間P
ANと少なくとも1つの非作動期間P
ABとを含むシーケンスに従い、乾燥手段38または少なくとも一部の乾燥手段38のオンオフスイッチングをさせる。サイクルZごとに、1サイクルZあたり少なくとも1つの作動期間P
ANと1つの非作動期間P
ABとで、有利にはちょうど1つの作動期間P
ANと1つの非作動期間P
ABとで、放射源38または少なくとも一部の放射源38のオンオフスイッチング、特にちょうど1つのオンオフスイッチングを行う(たとえば
図12および
図18を参照のこと)。
【0142】
被印刷物02には有利には、搬送方向に対して横方向で見てトラックで、特に1つのトラックで印加され、このトラックの幅は被印刷物幅B02に依存して選択され、かつ/または当該幅と実質的に一致し、具体的にはたとえば、一側辺あたり最大+1/−10mmの最大誤差で、特に+0/−5mmの誤差で一致する(たとえば
図18を参照のこと)。このトラックの幅は、被印刷物幅B02に依存して調整され得る。
【0143】
印刷機、特に証券印刷機、および/または乾燥装置の上記の全ての構成および実施態様では、シーケンスに従ってオンスイッチングされた放射源38
k,iないしは群38
kの作動状態において出力される放射出力Φは、機械送り速度または被印刷物送り速度V(略して「速度V」という)を表すパラメータに依存して変化し得る。こうするためには、機械送り速度または被印刷物送り速度Vを表す尺度と放射出力を表す尺度との適切な関係式Φ(V)を、たとえば表形式で、または連続関数もしくは局所的に定義された関数の形式で保有しておき、この関係式Φ(V)により定義された依存関係を変換するアルゴリズムを設ける。その際に有利なのは、出力が機械送り速度または被印刷物送り速度Vと共に階段状にまたは連続的に増加していくことである。出力と機械送り速度または被印刷物送り速度Vとの依存関係は基本的に、制御システムに固定的に記憶しておくことができる。実速度Vに関する情報I(V)は、たとえば機械制御部から、または速度Vを表す尺度を出力する信号発生器から、制御装置38へ供給することができる。
【0144】
しかし有利には、操作インタフェース55を介して依存関係の推移を変化できるようにする(たとえば
図19参照)。手動での操作は基本的に、操作インタフェース55に備えられた1つまたは複数の操作要素61;62;63を介して、非常に種々の態様で実現することができる。たとえば、コントロールセンタ等に設けられたキーボード55のキー61,62,63と、場合によっては表示フィールド64とを介して、操作を行うことができる。
【0145】
以上および以下において「操作要素」とは、‐明示的に別段の記載がない限り‐オペレータによる操作に適した全ての種類の要素、たとえばボタン、キー、スイッチ、入力フィールド、ディスプレイカーソルもしくはマウスポインタの制御手段、および場合によっては制御ならびに/もしくはコンフィギュレーションすべきシステムとのインタラクションのために適した他の要素等をいう。
【0146】
ここで有利な一構成では、操作インタフェース55は、必要な駆動部を備えた接触感知式ディスプレイ55として、たとえばいわゆるタッチスクリーン55もしくはいわゆるタッチパネル55として構成されており、または少なくとも1つのかかる接触感知式ディスプレイ55を備えている。上述の関係式のパラメータ表現に関する上掲の操作要素61;62;63または少なくともその一部は、たとえば、設定タスクに関するプログラミングを有する、そのために構成された操作面66の接触感知フィールド61;62;63、ここでは具体的には、放射出力を表す尺度と機械送り速度または被印刷物送り速度Vを表す尺度との間の関係の推移を操作するための接触感知フィールド61;62;63として、たとえば入力マスク66またはディスプレイマスク66の接触感知フィールド61;62;63として構成されている。本事例では、機械送り速度または被印刷物送り速度Vに関する尺度の互いに離隔した標本点に、放射出力に関する尺度の値を割り当てることにより、上述の依存関係が得られる。変化すべき標本点はたとえば、当該標本点に対応するフィールド63を介して起動することができ、プラスキーとマイナスキーとを表すフィールド61;63を介して標本点の値を変化させることができる。しかし、基本的にはこれに代えて、値を調整するために接触感知式のテンキーブロックを設けることもできる。たとえば同様にディスプレイマスク66に表示される表示フィールド64を介して、たとえば関係の実推移を可視化することができる。
【0147】
制御装置37によって考慮すべき依存関係は、たとえば既存または他の信号接続部を介して当該制御装置37へ供給され、乾燥器14,16;36の制御に際して制御装置37によって、同様に供給された機械送り速度または被印刷物送り速度Vに関するデータに基づいて変換される。
【0148】
上記の複数の箇所において既に記載したように、作動すべき放射源38
k,iの群38
kないしは乾燥要素38
kの位置決めおよび/または選択の観点および/またはサイクルZないしはシーケンスに基づく期間推移の観点での乾燥装置のコンフィギュレーションは、第1の有利な構成では、操作インタフェースを介して手動で提供されたデータに基づいて行うことができ、これに代わる他の有利な構成では、製品計画または印刷機において既に存在するデータであって、製造すべき印刷製品ないしは印刷中間製品を特徴付けるデータを適用して行うことができる。
【0149】
特定の製造に対して乾燥装置のコンフィギュレーションを行うための装置の第1の構成では、信号技術によって制御装置37に接続された操作インタフェース55であって、オペレータによって横方向におけるコンフィギュレーションを行うことができる操作インタフェース55が設けられている。とりわけこの操作インタフェース55では、搬送方向に対して横方向に互いに離隔された、作動すべき乾燥要素38
kないしは群38
kの数ならびに/もしくは側方の位置ならびに/もしくは幅、および/または乾燥要素38
kないしは群38
kによって印加されるトラックt
iの数ならびに/もしくは側方の位置ならびに/もしくは幅、および/または該当の製造時に被印刷物02上に隣り合って印刷される利用部分の数ならびに/もしくは側方の位置ならびに/もしくは幅を規定することができ、かつ/または変化させることができる。こうするために操作インタフェース55は、信号技術により制御装置37に接続された、とりわけ有効接続された操作要素71;72;73;74;76;77;78を備えており、これらの操作要素71;72;73;74;76;77;78の操作によって、パラメータについての宣言、たとえば特に、必要な群38
kならびに/もしくは必要なトラックt
iの数ならびに/もしくは側方の位置ならびに/もしくは幅、および/または被印刷物02上に隣り合って設けられる利用部分57の数ならびに/もしくは側方の位置ならびに/もしくは幅等のパラメータについての宣言を、手動で規定することができ、かつ/または変化させることができる。かかる宣言には、対応する具体的なパラメータを得るためにさらに処理すべきである、ないしは処理される宣言も含むこととする。
【0150】
操作要素67は、英数字キーボードとして構成された操作フィールドのキー67とすることができ、このキー67を介して、群38
kならびに/もしくはトラックt
iの数ならびに/もしくは側方の位置ならびに/もしくは幅についての宣言、および/または被印刷物02上に隣り合って設けられる利用部分57の数ならびに/もしくは側方の位置ならびに/もしくは幅についての宣言を入力することができ、たとえば確定することができる。これに代えて、またはこれと共に、プラスキーならびにマイナスキーおよび/または左キーもしくは右キーとして働く操作要素68;69として設けることもでき、これらのキーの操作により、固定的に割り当てられた、または事前選択可能なパラメータの値ないしは位置、たとえば、群38
kならびに/もしくはトラックt
iの数ならびに/もしくは位置、および/または利用部分数、および/または群38
kならびに/もしくはトラックt
iならびに/もしくは利用部分57ならびに/もしくは被印刷物02の幅等の値ないしは位置を変化させることができる。最後に、上述の実施態様に代えて、またはこれらのうち1つもしくは複数と共に、選択手段として構成された操作要素(ここでは明示的には示されていない)を設けることもでき、この操作要素の操作により、群38
kおよび/またはトラックt
iの数ならびに/もしくは側方の位置ならびに/もしくは幅についての宣言を、事前定義された値であって、たとえばリスト表示された値から選択することができる。
【0151】
横方向におけるコンフィギュレーションを行うための上述の実施態様では、変化または調整すべきパラメータの選択および/または調整に使用される操作要素71;72;73;74;76;77;78であって、当該操作要素71;72;73;74;76;77;78の操作により、たとえば上述の操作要素67;68;69を介して設定すべきパラメータを選択することができる操作要素71;72;73;74;76;77;78を設けることができる。かかる操作要素71;72;73;74;76;77;78を介して、たとえば、隣り合って設けられた群38
kもしくはトラックt
iもしくは利用部分57の数、および/または群38
kもしくはトラックt
iもしくは利用部分57ならびに/もしくは被印刷物02の側方の位置、および/または群38
kもしくはトラックt
iもしくは利用部分57の幅、および/または利用部分57に対する群38
kもしくはトラックt
iの側方の相対位置、および/または被印刷物02の幅に関するパラメータを選択することができ、かつ/またはたとえば設定することができる。作動すべき群38
kまたはトラックt
iの側方の位置の場合、宣言は基本的に被印刷物02の位置を基準とすることができるが、有利には、対応する操作要素77;78を介して、1つの利用部分57の位置に対して相対的に、ないしは複数の利用部分57を含む1列に対して相対的に行う。
【0152】
上述の特定の製造に対して乾燥装置のコンフィギュレーションを行うための装置の第1の構成の有利な発展形態では、上記の操作インタフェース55、または信号技術によって制御装置37に接続された他の操作インタフェース55において、オペレータにより、長手方向すなわち被印刷物搬送方向における乾燥装置のコンフィギュレーション、特にその動作挙動のコンフィギュレーションを行うことができる。とりわけ当該操作インタフェース55において、印加のシーケンスをコンフィギュレーションすることができ、ないしは、各サイクルZにおける作動期間P
ANの数ならびに/もしくは期間長ならびに/もしくは期間位置、および/または被印刷物02上において前後に設けられる利用部分57の数ならびに/もしくは期間長ならびに/もしくは期間位置を規定し、かつ/または変化させることができる。こうするためには操作インタフェースは、信号技術により制御装置37に接続された操作要素81;82;83を備えており、これらの操作要素の操作によって、パラメータについての宣言、たとえば特に、各サイクルZにおける1つもしくは複数の作動期間P
ANの数ならびに/もしくは位置ならびに/もしくは長さ、および/または被印刷物02上に前後に設けられる利用部分57の数ならびに/もしくは位置ならびに/もしくは長さ等のパラメータについての宣言を、手動で規定することができ、かつ/または変化させることができる。かかる宣言には、対応する具体的なパラメータを得るためにさらに処理すべきである、ないしは処理される宣言も含むこととする。
【0153】
英数字キーボードとして構成された上述または他の操作フィールドのキーとして構成された他の操作要素67であって、作動期間P
ANの数ならびに/もしくは位置ならびに/もしくは長さについての宣言、および/または被印刷物02上に前後に設けられる利用部分57の数ならびに/もしくは位置ならびに/もしくは長さについての宣言を入力するための他の操作要素67を設けることができる。これに代えて、またはこれと共に、プラスキーならびにマイナスキーおよび/または左キーもしくは右キーとして働く上記または他の操作要素68;69であって、当該キーの操作により、固定的に割り当てられた、または事前選択可能なパラメータの値ないしは位置、具体的には、作動期間P
ANの数ならびに/もしくは位置ならびに/もしくは長さ、および/または被印刷物02上に前後に設けられる利用部分57の数ならびに/もしくは位置ならびに/もしくは長さ等の値ないしは位置を変化させることができる上記または他の操作要素68;69を設けることもできる。最後に、上述の実施態様に代えて、またはこれらのうち1つもしくは複数と共に、選択手段として構成された操作要素(ここでは明示的には示されていない)を設けることもでき、この操作要素の操作により、作動期間P
ANの数ならびに/もしくは側方の位置ならびに/もしくは幅、および/または被印刷物02上に前後に設けられる利用部分57の数ならびに/もしくは側方の位置ならびに/もしくは幅についての宣言を、事前定義された値であって、たとえばリスト表示された値から選択することができる。
【0154】
長手方向におけるコンフィギュレーションを行うための上述の実施態様では、選択および/または調整に使用される操作要素81;82;83であって、当該操作要素81;82;83の操作により、たとえば上述の操作要素を介して現時点で設定すべきパラメータを選択できる操作要素81;82;83を設けることができる。かかる操作要素81;82;83を介して、設けられている作動期間P
ANもしくは被印刷物区間ないしはシート02上に前後に設けられる利用部分57の数、および/または少なくとも1つの作動期間P
ANもしくは被印刷物区間02上、特に被印刷シート02の少なくとも1つの利用部分57の位置ならびに/もしくは長さを選択することができ、かつ/またはたとえば設定することができる。被印刷物区間ないしは被印刷シート02上に前後に設けられる複数の作動期間P
ANの数および位置については、その宣言は基本的に、被印刷物02の位置を基準とすることができる。しかし有利なのは、作動期間P
ANの位置についての宣言を、‐たとえばここでは示されていない操作要素を介して‐利用部分57の位置に対して、ないしは複数の利用部分57を隣り合わせて有する利用部分57の1行に対して相対的に行うことである。
【0155】
共用のまたは各操作インタフェース55の横方向および/または被印刷物搬送方向における乾燥装置のコンフィギュレーション、特にパラメータ表現に関する操作要素71;72;73;74;76;77;78;81;82;83は、基本的に、たとえばコントロールセンタに設けられたキーボード55のキーとすることができる。しかし、ここで有利な一構成では、操作インタフェース55は、必要な駆動部を備えた接触感知式ディスプレイ55として、たとえばいわゆるタッチスクリーン55もしくはいわゆるタッチパネル55として構成されている。乾燥装置の横方向におけるパラメータ表現に関する上記操作要素71;72;73;74;76;77;78;81;82;83、またはその一部は、たとえば、各設定タスクに関するプログラミングを有する接触感知フィールド71;72;73;74;76;77;78;81;82;83として構成されており、ここでは具体的にはたとえば、群38
kならびに/もしくは必要なトラックt
iならびに/もしくは被印刷物02上に隣り合って設けられる利用部分57の数ならびに/もしくは側方の位置ならびに/もしくは幅に関する宣言を規定し、かつ/もしくは変化するため、または作動期間P
ANならびに/もしくは被印刷物02上に前後に設けられる利用部分57の数ならびに/もしくは位置ならびに/もしくは長さについての宣言を規定し、かつ/もしくは変化するために構成されている。操作要素71;72;73;74;76;77;78;81;82;83については、ハードウェア構成の操作要素71;72;73;74;76;77;78;81;82;83とソフトウェア構成の操作要素71;72;73;74;76;77;78;81;82;83との混合構成を設けることも可能である。
【0156】
接触感知フィールドとして構成された操作要素71;72;73;74;76;77;78;81;82;83は基本的に、同一の操作面84;85のフィールドとして、たとえば入力マスク84;85またはディスプレイマスク84;85のフィールドとして設けることができ、または複数の操作面84;85;86上に分散して、たとえば入力マスク84;85;86またはディスプレイマスク84;85;86上に分散して、たとえば、内容的に関連する設定タスクへの属否によってテーマ的にまとめて設けることができる。
【0157】
たとえば、1つまたは複数の操作要素72;73;81は乾燥装置のコンフィギュレーションのために必要な宣言、たとえば被印刷物寸法および/または被印刷物位置についての宣言に関するものとし、たとえばさらに、乾燥装置のコンフィギュレーションとは異なる設定タスクまたは制御タスクまたは処理に使用されるもの、ないしは使用すべきものとすることもでき、1つまたは複数の他の入力ないしはディスプレイマスク86に設けることができる(たとえば
図21参照)。上述の‐たとえば、該当の製造のために上記または他の関係で関連の入力ないしはディスプレイマスク86にてなされた‐宣言は、乾燥装置のコンフィギュレーションの際に使用される。
【0158】
横方向および/または長手方向における乾燥装置のコンフィギュレーションないしはパラメータ表現のための操作要素71;72;73;74;76;77;78;81;82;83は、‐ハードウェア構成であるかまたはソフトウェア構成であるかにかかわらず‐信号技術により、‐離隔された複数の群38
kの乾燥器および/または上記ないしは当該群38
kをサイクルZごとに少なくとも1回オンオフスイッチングする‐制御装置37に、特にその上述の制御手段48に、間接的または直接的に有効接続されている。該当のパラメータについての宣言‐たとえば、群38
kおよび/またはトラックt
iおよび/または隣り合って設けられる利用部分57の数および/または側方の位置および/または幅についての宣言、ないしは、作動期間P
ANおよび/または被印刷物02上に前後に設けられた利用部分57の数および/または位置および/または長さについての宣言‐を、上記の意義における製造に関するデータPとして、信号接続部を介して制御装置37ないしは制御手段48へ直接供給し、ここで処理をするか、または制御装置37へ‐たとえば概略的に示されているように‐、横方向および/または長手方向におけるコンフィギュレーションに関する情報I(P)であって、たとえば、パラメータについての宣言から形成された製造に関するデータPのコンピュータ支援下での処理によって既に得られた情報I(P)を供給する。
【0159】
操作インタフェース55を使用した乾燥装置のコンフィギュレーションの第1の実施例(たとえば
図20参照)では、たとえば多部品構成の乾燥手段38の第1の構成では乾燥ヘッドの態様で構成された、または多部品構成の乾燥手段38の第2の構成では群38
kとして規定された‐とりわけ固定幅の‐乾燥要素38
kまたは群38
kの上述の側方の位置決めは、適切に構成された操作要素67;68;69;71を介して直接行うことができる。たとえば、位置決めすべき群38
kを、当該群38
kに対して設けられた操作要素71によって選択し、 左キーまたは右キーとして働く操作要素68によって、かつ/または英数字キーボードのキーとして構成された操作要素67によって、側方に位置決め可能とし、かつ/または側方に位置決めすることができる。さらに、動作には必要でない乾燥要素38
kは、たとえば適切に構成された操作要素79を介して選択してからその後に非作動化することにより非作動化することができ、または逆に、当該操作要素79を適切に逆の構成とすることにより、必要な乾燥要素38
kを作動できるようにすることができる。少なくとも部分的に接触感知式である操作インタフェース55としての構成の場合、位置決めに必要である上述の操作要素は、同一の入力ないしはディスプレイマスク84に包含することができる。
【0160】
簡単な一態様では、搬送方向における乾燥装置のコンフィギュレーションは、被印刷物長L02またはこれと関係する量をパラメータとして行うことができる。かかるコンフィギュレーションにより、シーケンスに含まれており、かつ被印刷物長L02と対応関係にある作動期間P
ANのサイクルZを基準とする長さの規定がなされる。たとえばパラメータ被印刷物長L02を表す操作要素81を選択し、その量を、たとえばプラスキーもしくはマイナスキーとして働く操作要素69によって、かつ/または英数字キーボードのキーとして構成された操作要素67によって調整ないしは変化させることができる。
【0161】
被印刷物長L02についての宣言に関する操作要素は、同一または他の入力ないしはディスプレイマスク84;86に包含することができる。たとえばキー等として働く操作要素87によって、複数の異なる入力ないしはディスプレイマスク84;86間で双方向に切り替えることができる。
【0162】
乾燥装置のコンフィギュレーションは、ここではたとえば、手動で操作される操作要素67;68;69;71を介して、搬送方向に対して横方向に乾燥要素38
kまたは群38
kを位置決めすることにより行われる。場合によっては、より多くの操作要素67;68;69;71の中から、製造のために作動すべき乾燥要素38
kまたは群38
kを決定することができる。このことは、積極的には、作動すべき乾燥要素38
kを選択することによって行うことができ、または消極的には、非作動の乾燥要素38
kを選択することによって行うことができる。乾燥要素38
kないしは群38
kの位置決めはたとえば、設定すべき乾燥要素38
kを選択し、その後に英数字キーボードのキーを介して具体的な位置を入力することにより位置決めをすることによって、または一方の側もしくは他方の側へ位置を変えるキー68によって行われる。
【0163】
操作インタフェース55を使用した乾燥装置のコンフィギュレーションの第2の実施例では(たとえば
図22参照)、乾燥要素38
kないしは群38
kの構成を、乾燥手段38ないしは乾燥器14;16;36の第2の構成により行う。横方向におけるこのコンフィギュレーションは、第1の態様では基本的には、たとえば第1の実施例と同様に、全ての乾燥要素38
kないしは群38
kについて、適切に構成された操作要素67;68;69;71を介して直接行うことができるが、乾燥要素38
kないしは群38
kの側方の位置の他、たとえば、
図20には示されていない他の操作要素を介して、当該乾燥要素38
kないしは群38
kの幅も規定することができる。その後、位置および幅についての設定に従い、隣り合って配置された複数の放射源38
k,iの群38
kを構成し、この群38
kはたとえば上述のように、動作中に同時および/または共同でオンオフスイッチングされる。接触感知式構成の操作インタフェース55の場合には代替的に、ディスプレイマスクに隣り合って表示された全ての放射源38
k,iないしは放射セグメントの中から、個々の放射源38
k,iまたは放射セグメントを作動させることにより、群38
kを構成することができる。このことはたとえば、比較的低い分解能の場合、具体的には横方向において全体的に放射源38
k,iないしは放射セグメントの数が少なく、かつ/または各幅が大きい場合に、適用することができる。
【0164】
しかし、とりわけ分解能がより高く、かつ/または設定コストが低い場合には、1つの群38
kないしはトラックt
iの側方の位置および幅、または場合によっては複数の群38
kないしはトラックt
iの側方の位置および幅が、1つの利用部分57のみを基準として定義され、この1つの利用部分を基準とした定義に基づき、被印刷物02上に隣り合って配置される利用部分57の数および位置に関する情報を使用して、必要な全ての群38
kないしはトラックt
iの位置および幅を特定する態様が有利である。被印刷物02上に隣り合って配置される利用部分57の数および位置に関する情報は、多岐にわたる態様で設け、または表示することができる。こうするためにはたとえば、被印刷物02上に側方に隣り合って配置すべき利用部分57の数N
xおよび幅B57についての宣言、またはN
x個の利用部分57を隣り合って有する被印刷物02の幅B02を使用することができる。かかる宣言に対し、たとえば適切に構成された操作要素74;76;72を設けることができる。印加すべき被印刷物02および/または全体印刷画像が、乾燥器38の横方向寸法および/または機械中心線Mを基準として対称的でない場合には、さらに、たとえば他の操作要素73を使用して、適切な側方オフセットΔ
Mについての宣言を設けることもできる。
【0165】
作動すべき群38
kないしはトラックt
iの幅および位置の、1つの利用部分57を基準とする定義は、個々の放射源38
k,iないしは放射セグメントの具体的な作動によって行うことができる。接触感知式ディスプレイ55の場合、かかる定義は、横方向において利用部分57の写像の実寸の比率通りに表示された放射源38
k,iないしは放射セグメントの直接の選択とすることができる。この選択は、接触感知式ディスプレイ55の場合、タッチによって行うことができる。しかしこれに代えて、利用部分57を基準とする群38
kないしはトラックt
iの定義を両端部の定義によって、具体的には、当該群38
kないしはトラックt
iを両側で閉じる放射源38
k,iないしは放射セグメントの定義によって行うこともできる。このことも、第1の態様では、該当する境界放射源38
k,iないしは境界放射セグメントのタッチによって行うことができる。他の態様では、放射源38
k,iないしは放射セグメント‐たとえば境界放射源e
1;e
2ないしは境界放射セグメント‐は、適切に構成された操作要素77;78;67;68を介して、たとえば規定すべきパラメータに関する操作要素77;78を選択することによって、たとえば、構成すべき群38
kないしはトラックt
iの右縁または左縁に関する操作要素77;78を選択することにより、かつたとえば英数字キーボードのキーを介して具体的な位置を入力するか、または一方の側または他方の側へ位置を変化するキー68を用いることにより、その定義を行うことができる。
【0166】
乾燥装置のコンフィギュレーションの当該第2の実施例において、簡単な一態様では、搬送方向における乾燥装置のコンフィギュレーションを被印刷物長L02のみにおいて、またはこれと関係する量をパラメータとして行うことができる。
【0167】
こうするためには、たとえばパラメータ被印刷物長L02を表す操作要素81を選択し、その量を、たとえばプラスキーもしくはマイナスキーとして働く操作要素69によって、かつ/または英数字キーボードのキーとして構成された操作要素67によって調整ないしは変化させることができる。上記のように、被印刷物長L02についての宣言に関する操作要素は、同一または他の入力ないしはディスプレイマスク85;86に包含することができる。
【0168】
一発展形態では、搬送方向における乾燥装置のコンフィギュレーションにより、サイクルZごとに、特に被印刷物長L02あたり複数の作動期間P
ANの定義を行えるようにすることができる。たとえば、被印刷物長L02上において前後に配列された利用部分57あたり少なくとも1つの作動期間P
ANが設けられるように、乾燥装置を長手方向においてコンフィギュレーションすることができる。
【0169】
長手方向におけるこのコンフィギュレーションは、第1の態様では基本的に、1サイクルZの全ての作動期間P
ANについて、適切に構成された操作要素67;68;69;71を介して直接行うことができ、その際には、期間P
ANごとに搬送方向におけるその位置と幅とを、適切な操作要素によって具体的に定義できるようにする必要がある。接触感知式に構成された操作インタフェース55の場合、期間P
ANの構成の定義は代替的に、ディスプレイマスクに表示された被印刷シート02の全長のうち個々の長手方向区間を選択または規定することによって行うこともできる。
【0170】
しかし、とりわけ設定コストが低い場合には、期間P
ANの幅および搬送方向ないしは長手方向における位置、または場合によっては複数の期間P
ANの幅および搬送方向ないしは長手方向における位置が、1つの利用部分57のみを基準として定義され、この1つの利用部分57のみを基準とした定義に基づき、被印刷物02上に前後に配列される利用部分57の数および位置に関する情報を使用して、全ての作動期間P
ANの位置および長さを特定する態様が有利である。被印刷物02上に前後に配列される利用部分57の数および位置に関する情報は、多岐にわたる態様で設け、または表示することができる。こうするためにはたとえば、被印刷物02上に前後に配列すべき利用部分57の数N
Yおよび長さL57についての宣言、またはN
Y個の利用部分57を前後に並べて有する被印刷物02の長さL02を使用することができる。かかる宣言に対し、たとえば適切に構成された操作要素74;76;72を設けることができる。印加すべき被印刷物02および/または全体印刷画像が、乾燥手段38の横方向寸法および/または機械中心線Mを基準として対称的でない場合には、さらに、たとえば他の操作要素73を使用して、適切な側方オフセットΔ
Mについての宣言を設けることもできる。
【0171】
各期間P
ANの長さおよび位置の、1つの利用部分57を基準とする定義は、基本的に、個々の期間P
ANの具体的な宣言によって行うことができる。接触感知式ディスプレイ55の場合、かかる定義は、長手方向における利用部分57の写像の実寸の比率通りに表示されたベルトの区間の直接の選択とすることができる。この定義は、接触感知式ディスプレイ55の場合、タッチによって行うことができる。しかしこれに代えて、利用部分57を基準とする期間P
ANの定義を、当該作動期間P
ANの両端部の定義によって行うこともできる。このことも、第1の態様では、上述のベルトの対応する場所をタッチすることによって行うことができる。他の態様では、作動期間P
ANの境界は、適切に構成された操作要素を介して、たとえば、ここでは具体的に示されていない、規定すべきパラメータに関する操作要素を選択することによって、たとえば、規定すべき作動期間P
ANの前端または後端に関する操作要素を選択することにより、かつたとえば英数字キーボードのキーを介して具体的な相対位置を入力するか、または一方の側または他方の側へ位置を変化するキー68を用いることにより、その定義を行うことができる。
【0172】
横方向におけるコンフィギュレーションに関しては、利用部分57ごとに1つまたは複数の群38
kを構成可能とすることができる。たとえば、1つの利用部分57あたり2つ以上の互いに離隔した画像要素56または画像要素群を乾燥する必要がある場合において、その距離がたとえば差分を許容する場合、1つの利用部分あたり2つ以上の画像要素56ないしは画像要素群を乾燥させるため、2つ以上の群38
kを規定できるようにすることができる(たとえば
図23a参照)。しかし、2つの画像要素56ないしは画像要素群が互いに近傍にある場合、これらを乾燥させるために1つの群38
kのみを規定することが可能である。利用部分57の側方の両端の領域において画像要素56ないしは画像要素群を乾燥する必要がある場合には、隣り合った端部の群38
kにより、一続きの群38
kを得ることができる(たとえば
図23b参照)。
【0173】
たとえば上記第2の実施例の一態様である、乾燥装置のコンフィギュレーションの第3の実施例では、第2の実施例における構成すべき乾燥要素38
kないしは群38
kの数が第3の実施例では一定であり、かつ可変の幅の構成すべき群38
kないしはトラックt
iが1つのみとなり、群38
kないしはトラックt
2の幅が利用部分の数および利用部分の幅に合わせて確定されるのではなく、被印刷物02の幅B02に合わせて確定されるように、第2の実施例にて記載した事項を適用することができる。ディスプレイマスク85と同様の操作面88ないしはディスプレイマスク88(たとえば
図25参照)では、乾燥要素38
kないしは群38
kの構成は有利には、適切な構成の操作要素67;68;69;71を介して直接行われ、その際には、乾燥要素38
kないしは群38
kの幅の他、有利にはその側方の位置も規定できるようにする。その後、位置および幅についての設定に従い、隣り合って配置された複数の放射源38
k,iの群38
kを構成し、この群38
kはたとえば上述のように、動作中に同時および/または共同でオンオフスイッチングされる。接触感知式構成の操作インタフェース55の場合には代替的に、ディスプレイマスクに隣り合って表示された全ての放射源38
k,iないしは放射セグメントから、個々の放射源38
k,iまたは放射セグメントを作動させることにより、群38
kを構成することができ、または、上記にて1つの群を参照して説明した態様で縁部要素を定義することによって行うこともできる。印加すべき被印刷物02および/または全体印刷画像が、乾燥器38の横方向寸法および/または機械中心線Mを基準として対称的でない場合には、さらに、たとえば他の操作要素73を使用して、適切な側方オフセットΔ
Mについての宣言を設けることもできる。
【0174】
乾燥装置のコンフィギュレーションの当該第3の実施例では、搬送方向における乾燥装置のコンフィギュレーションを第2の実施例の第1の態様のように実施することができ、被印刷物長L02のみにおいて、またはこれと関係する量をパラメータとして行うことができる。こうするためには、たとえばパラメータ被印刷物長L02を表す操作要素81を選択し、その量を、たとえばプラスキーもしくはマイナスキーとして働く操作要素69によって、かつ/または英数字キーボードのキーとして構成された操作要素67によって調整ないしは変化させることができる。上記のように、被印刷物長02についての宣言に関する操作要素72;81;73は、同一の入力ないしはディスプレイマスクまたは他の入力マスクないしはディスプレイマスク85;86;88に包含することができる。
【0175】
第1の構成の第1の実施例および第2の実施例の乾燥装置のコンフィギュレーションの実施態様は有利には、‐たとえば上述のように‐多数の画像付与印刷要素25;25’または画像付与印刷要素25;25’の多数の群を周面に備えた画像付与胴18;22;18’;22’を有する印刷機、特に証券印刷機ないしは印刷ユニット19;23;19’;23’であって、当該画像付与印刷要素25;25’または画像付与印刷要素25;25’の群が、印刷画像長L44に相当する周長上では、搬送方向に対して横に互いに等間隔に離隔した複数の列に、かつ印刷画像幅に相当する胴幅上では、搬送方向において互いに等間隔に離隔した複数の行に配列されている印刷機、特に証券印刷機ないしは印刷ユニット19;23;19’;23’と併用すると、特に有利である。
【0176】
それに対して、第1の構成の第3の実施例の乾燥装置のコンフィギュレーションの上述の実施態様は有利には、‐上記のように‐たとえば面で、被印刷物の第1の面に印刷し、その後に少なくとも第2の面に順次印刷する印刷機、特に証券印刷機ないしは印刷ユニット19’’;23’’と併用すると、特に有利である。
【0177】
乾燥装置をコンフィギュレーションするための第2の構成では印刷機は、少なくとも1つの印刷ユニットであって、その印刷位置06;07;06’;07’において、当該印刷位置06;07;06’;07’における被印刷物送りに対して固定のサイクル長L
ZのサイクルZで、当該印刷位置06;07を通過する被印刷物02の区間、特に被印刷シート02に区間ごとに、印刷画像長L44の印刷画像を印刷することができる印刷ユニット19;23;19’;23’と、被印刷物経路上において印刷位置06;07;06’;07’より後置された1部品または多部品構成の乾燥手段38を備えた乾燥器14;16;36を有する乾燥装置であって、当該乾燥器14;16;36によって、当該乾燥器14;16;36を通過する被印刷物02を乾燥させるため、被印刷物02の搬送方向に延在する少なくとも1つのトラックt
1;t
iで、当該被印刷物02に放射を印加することができる乾燥装置と、当該乾燥器14;16;36の動作を制御する制御装置37との他、被印刷物経路上にさらに、信号技術により当該制御装置37に接続された画像取得および/または画像解析装置89を備えており、この画像取得および/または画像解析装置89によって、上流にて当該被印刷物02上に施された画像要素56または画像要素群の位置および/または寸法についてのデータPを制御装置37へ供給することができる。データPを「供給」するとは、ここでは、かかるデータPを含み、かつ/またはこれに関する情報I(P)であって、場合によってはデータPの処理によって既に得られた情報I(P)の供給も含むこととする。
【0178】
制御装置37は有利には、乾燥器14;16;36によって印加すべき少なくとも1つのトラックt
1;t
iの側方の位置および/または幅について、供給されたデータPを使用して乾燥装置をコンフィギュレーションするように構成された演算および/またはデータ処理手段48を備えている。
【0179】
乾燥器14;16;36の乾燥手段38は、有利には上述のように、多数の放射源38
k,i、特にUV‐LEDを備えるように構成されており、その際には、これらの光源または放射源38
k,iから該当する群38
kを可変に構成できるようにする。
【0180】
コンフィギュレーションの本実施態様が特に有利となるのは、印刷機に備えられる印刷ユニット19;23;19’;23’であって、当該印刷ユニット19;23;19’;23’の画像付与胴18;22;18’;22’は、たとえば上述のように、多数の画像付与印刷要素25;25’または画像付与印刷要素25;25’の多数の群を周面に有し、当該画像付与印刷要素25;25’または画像付与印刷要素25;25’の群が、印刷画像長L44に相当する周長上では、搬送方向に対して横に互いに等間隔に離隔した複数の列に、かつ印刷画像幅に相当する胴幅上では、搬送方向において互いに等間隔に離隔した複数の行に配列されている印刷ユニット19;23;19’;23’と併用する場合である。
【0181】
たとえば上記の印刷機、特に証券印刷機における乾燥装置のコンフィギュレーションであって、当該印刷機は少なくとも1つの印刷ユニット19;23;19’;23’を備えており、その印刷位置06;07;06’;07’において、当該印刷位置06;07;06’;07’における被印刷物送りに対して固定のサイクル長L
ZのサイクルZで、当該印刷位置06;07を通過する被印刷物02の区間、特に被印刷シート02に区間ごとに、印刷画像長L44の印刷画像が、特にちょうど1つの1部分または多部分構成の印刷画像が印刷され、乾燥装置は、被印刷物経路上において印刷位置06;07;06’;07’より後置された1部品または多部品構成の乾燥手段38を備えた乾燥器14;16;36を有し、当該乾燥器14;16;36によって、当該乾燥器14;16;36を通過する被印刷物02を乾燥させるため、被印刷物02の搬送方向に延在する少なくとも1つのトラックt
1;t
iで、当該被印刷物02に放射が印加され、さらに、当該乾燥器14;16;36の動作を制御する制御装置37が設けられている乾燥装置のコンフィギュレーションに際しては、実行中または待機中の製造のために、‐たとえば特に‐画像取得ならびに/もしくは画像解析装置89に基づくデータP、または画像取得および/または画像解析装置89から得られたデータPを使用して調整および/または変化させることにより、乾燥器14;16;36によって印加される少なくとも1つのトラックt
1;t
iの側方の位置および/または幅について乾燥装置のコンフィギュレーションを行う。
【0182】
データPの出所の第1の態様では、画像取得および/または画像解析装置89に既に、印刷されたばかりの位置の予測される画像パターンについての情報、たとえば上流にて施された画像要素57または画像要素群についての情報が供給され、取得および解析が当該位置に集中するように構成することができる。この情報はその後、データPとして、またはこれを含むように、もしくはこれに対応して処理された情報I(P)として、制御装置37に供給することができる。
【0183】
第2の態様では、上流にて画像要素57または画像要素群(ここではたとえば、施された偽造防止特徴)の位置および/または大きさについて上述のデータPを、たとえば画像取得および/または画像解析装置89によって初めて取得し、たとえば、カメラ91等の画像取得装置91によって印刷画像を取得し、これに応じて、たとえばカメラまたは特殊なDV手段に備えつけられたカメラソフトウェア等の解析装置92によって処理することにより、これに対応する、位置および/または大きさを表すデータPまたは情報I(P)を得る。
【0184】
データPないしは情報I(P)の出所の如何にかかわらず、コンフィギュレーションにおいて当該データPないしは情報I(P)を使用して、有利には、少なくとも1つのトラックt
1;t
iにおいて乾燥を生じさせる乾燥要素38
kの位置および/または幅を規定および/または変化させる。
【0185】
さらに、有利な一発展形態では、装置89に基づくデータP、または装置89から得られたデータPを使用して、サイクル長L
Zより短い少なくとも1つの作動期間P
ANの、サイクルZを基準とする位置および/または長さに関するコンフィギュレーションを行う。
【0186】
乾燥装置のコンフィギュレーションはたとえば、乾燥器14;16;36を通過する被印刷物02を乾燥させるため、互いに離隔した複数のトラックt
1;t
iで当該被印刷物02に放射を印加するように行われる。トラックt
1;t
iの側方のコンフィギュレーションはたとえば、印刷ユニット19;23;19’;23’によって被印刷物02上に、特に規則的な行および列で施された、または施される画像要素56または画像要素群の位置および/または大きさについてのデータPを使用して行われる。
【0187】
第1の実施形態では、搬送方向における乾燥装置のコンフィギュレーションないしはその動作はたとえば、乾燥器14;16;36を通過する被印刷物02を乾燥させるため、サイクルZごとに、当該サイクルZより短い1つの期間P
ANでのみ、当該被印刷物02に放射を印加するように行われる。その際には、期間P
ANの位置および/または長さのコンフィギュレーションはたとえば、被印刷物長L02を表す宣言を使用して行われる。
【0188】
たとえば第1の実施形態に代わる第2の選択可能な実施形態の乾燥装置のコンフィギュレーションでは、このコンフィギュレーションはたとえば、装置89に基づくデータPまたは装置89から得られたデータPを使用して、乾燥器14;16;36を通過する被印刷物02を乾燥させるため、サイクルZの非作動期間P
ABによって途切れた複数の期間P
AN内に、当該被印刷物02に放射を印加するように行われる。
【0189】
印刷機および乾燥装置の有利な一構成では、データPないしは情報I(P)は、画像取得装置91の画像を処理する解析装置92から得られるものである。データPないしは情報I(P)はたとえば、上流にて被印刷物02に施された画像要素56または画像要素群の位置および/または大きさについての宣言を含む。
【0190】
特に有利なのは、画像取得および/または画像解析装置89が検査システム89として構成されていることである。これはたとえば、印刷ユニット19;23;19’;23’より下流の被印刷物経路上に配置されており、印刷の所定の品質特徴の有無について監視する。かかるシステムはたとえば、検査用に既に構成されたものであり、たとえば、印刷された画像要素56、特に偽造防止特徴を識別して、解析を選択的にこの画像要素56に向けるためのアルゴリズムを備えている。こうするためにはたとえば、1つまたは複数の被印刷物区間02、たとえばシート02に、機械によって印刷を行い、かつ検査システム89によって関連の画像要素56について解析を行う。この段階では、乾燥器14;16;36ないしは乾燥手段38はたとえば全長において、しかし特に少なくとも被印刷物幅B02において、連続動作する。‐検査対象かつ乾燥対象の‐画像要素56ないしは画像要素群の位置および/または寸法についての確定されたデータPないしは情報I(P)が得られた後に初めて、乾燥器14;16;36ないしは乾燥手段38の動作をコンフィギュレーションに従ってトラックt
1;t
iで、かつ/またはタイミング制御下で行う。
【0191】
第2の構成の‐特に上記のようにコンフィギュレーションされる‐乾燥器14;16;36はたとえば、横方向において固定のまたは少なくとも事前定義された数zのゾーンを、ソフトウェア形式で、または回路技術により既に有しておくことができ、これらの各ゾーンはそれぞれ、固定のまたは少なくとも事前定義された数sの隣り合って配列された、上述の意義における放射セグメント(1列または複数列)を有する。ここで、z∈N≧2、特に≧3であり、s∈N≧5、特に≧8である。ゾーンの数zはたとえば、印刷機の標準製造の際において印刷のために隣り合って設けられた利用部分57の数N
xに相当する。ここでは、たとえばz=N
x≧3、たとえばz=N
x=7である。このゾーンは、側方の位置について固定的であり、または少なくとも事前定義されている。
【0192】
‐中程度の分解能の‐第1の実施形態では、各ゾーンはそれぞれ少なくとも5つ、有利には少なくとも8つ、たとえば10個のセグメントを有する。コンフィギュレーションに際してはたとえば、ゾーンの各放射セグメントを作動させ、または非作動化することができ、たとえば、1つもしくは複数のゾーンの表示にて直接(上記参照)、または上記の操作要素を介して選択することができ、たとえば、ゾーンごとにデータワード内の制御ビットによって選択することにより、該当の放射源38
k,iを呼び出すことができる。
【0193】
‐たとえば分解能を上昇させた‐第2の実施形態では、各ゾーンはたとえば、それぞれ少なくとも50個、有利には少なくとも80個、たとえば90個のセグメントを有する。その際には、ゾーンのセグメントまたは乾燥手段全体のセグメントに、たとえば連続番号を付与する。コンフィギュレーションに際してはたとえば、上記セグメントまたは各セグメントを、右側および左側の境界放射セグメント(上記参照)の宣言によって選択することができ、たとえば、‐たとえば必要な‐ゾーンごとに1つのデータワード内の開始アドレスと終了アドレスとによって、該当の放射源38
k,iを呼び出すことができる。
【0194】
これら双方の実施形態は、たとえば上記のようにタイミング制御下で動作し、かつ/または動作可能である。こうするためには、コンフィギュレーションの際に選択されたセグメントを、機械位相および/または被印刷物位相との関係において、かつ/またはこれと同期してオンオフスイッチングする。
【0195】
ゾーンのコンフィギュレーションは、上述のように、たとえばコントロールセンタに備えつけられた操作インタフェース55において、たとえば適切な構成の1つまたは複数のディスプレイマスク84;85;86;88を用いて行われ、印刷機に検査システムが設けられている場合には代替的に、これにより得られたデータから行われる。その際には、このデータは場合によっては、操作インタフェース55において補正することができる。
【0196】
装置89に関するデータPないしは情報I(P)または装置89から出力されたデータPないしは情報I(P)を用いた上記構成のコンフィギュレーションと共に、選択的に、または補正のために、手動調整および/または手動補正を行うことができる上述の操作インタフェース55を設けることもできる。