特許第6362807号(P6362807)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6362807
(24)【登録日】2018年7月6日
(45)【発行日】2018年7月25日
(54)【発明の名称】遊戯装置
(51)【国際特許分類】
   A63D 15/00 20060101AFI20180712BHJP
   A63D 3/00 20060101ALI20180712BHJP
   A63D 15/04 20060101ALI20180712BHJP
【FI】
   A63D15/00 B
   A63D3/00 A
   A63D3/00 B
   A63D15/04
【請求項の数】5
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2018-85893(P2018-85893)
(22)【出願日】2018年4月27日
【審査請求日】2018年4月27日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】510323897
【氏名又は名称】牛久 安雄
(74)【代理人】
【識別番号】100185937
【弁理士】
【氏名又は名称】池田 輝行
(72)【発明者】
【氏名】牛久 安雄
【審査官】 砂川 充
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許第7658383(US,B1)
【文献】 特開2000−229142(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A63D 3/00− 3/02
A63D 15/00−15/20
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1及び第2の球が転がる面を有する台と、
前記面内に設けられ、ターゲットとなる前記第1の球を転がらないよう静置させるターゲット配置部と、
前記台の一端に付設され、プレイヤーにより突かれた前記第2の球が衝突することにより弾かれた前記ターゲット配置部に静置された前記第1の球、及び前記突かれた前記第2の球を分別回収する回収部を備え、
前記回収部は、
前記一端の中央に前記第1及び前記第2の球が集まるよう傾斜した底面と、
前記底面の中央部に穿設され、前記第1の球の直径より大きい幅を持つ第1の溝と、
前記第1の溝から前記台の両側面方向に連接するよう前記底面に穿設され、前記第2の球の直径より大きく前記第1の球の直径より小さい幅を持つ二つの第2の溝と、
前記第1の溝の上部に設けられ、前記第2の球を反射させるための反射体を含む遊戯装置。
【請求項2】
前記反射体は、側面において前記第2の球を反射させる三角柱状体である請求項に記載の遊戯装置。
【請求項3】
前記回収部は、前記第2の溝の下方に延伸する円筒状のガイドをさらに備えた請求項に記載の遊戯装置。
【請求項4】
第1及び第2の球が転がる面を有する台と、
前記面内に設けられ、ターゲットとなる前記第1の球を転がらないよう静置させるターゲット配置部と、
前記台の一端に付設され、プレイヤーにより突かれた前記第2の球が衝突することにより弾かれた前記ターゲット配置部に静置された前記第1の球、及び前記突かれた前記第2の球を分別回収する回収部を備え、
前記回収部は、
前記回収部を前記台に回動自在に係合させる係合手段と、
前記回収部を前記台と着脱可能な状態で連結させる連結手段を含む遊戯装置。
【請求項5】
第1及び第2の球が転がる面を有する台と、
前記面内に設けられ、ターゲットとなる前記第1の球を転がらないよう静置させるターゲット配置部と、
前記台の一端に付設され、プレイヤーにより突かれた前記第2の球が衝突することにより弾かれた前記ターゲット配置部に静置された前記第1の球、及び前記突かれた前記第2の球を分別回収する回収部と、
前記台の両側面に付設され、前記第2の球が衝突することにより弾かれた前記第1の球、及び前記突かれた前記第2の球の少なくとも一方が前記台から落ちることを防ぐ落下防止部を備え、
前記落下防止部は、
前記落下防止部を前記台に回動自在に係合させる係合手段と、
前記落下防止部を前記台と着脱可能な状態で連結させる連結手段を含む遊戯装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、台の上でビリヤードとボーリングを兼ね合わせたゲームを楽しむことのできる遊戯装置に係るものである。
【背景技術】
【0002】
これまで、特許文献1や特許文献2に示されるように、キューで球を突いてピンを倒し、倒したピンの数を競うという、ビリヤードとボーリングを兼ね合わせたゲームを行うための遊戯器ないし遊戯台が考案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実開昭48−71969号公報
【特許文献2】実開昭49−25574号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、それぞれ、特許文献1の第2図及び第3図、特許文献2の第4図に示されるように、上記ピンはボーリングで一般的に使用されているピンと同型であり特有の形状を有しているため、倒れたピンの回収が容易でないことから、ビリヤードとボーリングを兼ね合わせたゲーム(以下「本ゲーム」という。)を手軽に楽しむことはできないという課題がある。
【0005】
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、万人が本ゲームを手軽に楽しむことのできる遊戯装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は上記課題を解決するため、第1及び第2の球が転がる面を有する台と、上記面内に設けられ、ターゲットとなる上記第1の球を転がらないよう静置させるターゲット配置部と、上記台の一端に付設され、プレイヤーにより突かれた上記第2の球が衝突することにより弾かれた上記第1の球、及び上記突かれた上記第2の球を分別回収する回収部を備えた遊戯装置を提供する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、万人が本ゲームを手軽に楽しむことのできる遊戯装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の実施の形態に係る遊戯装置1の構成を示す平面図である。
図2図1に示された回収部3のA−A線での断面構造を示す断面図である。
図3図1に示された回収部3の構成を示す側面図である。
図4図1に示された落下防止部4の構成を示す側面図である。
図5図1に示されたターゲット配置部7に卓球用のピンポン球Btを静置する方法の一例を説明するための図である。
図6図5に示された方法を説明するための断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下において、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ詳しく説明する。なお、図中同一符号は同一又は相等部分を示す。
【0010】
図1は、本発明の実施の形態に係る遊戯装置1の構成を示す平面図である。
最初に、図1を参照しつつ、遊戯装置1を使用して行われる本ゲームの内容について説明する。
【0011】
本ゲーム開始前の準備として、図1に示されるように、例えば汎用されている卓球台の表面の一方の端に、ボーリングのピンに替えて、卓球で通常使用されるピンポン球Btをターゲットとして例えば10個静置し、上記表面の他端にビリヤード球Bbを例えば11個静置する。
【0012】
ここで、ビリヤード球Bbとしては、直径が38ミリメートルの家庭用の小球を利用するのが好適である。
【0013】
また、卓球台で卓球を行う場合には通常ネットを使用するが、最近においては、ボタンを押下するだけで卓球台への取り付け、若しくは卓球台からの取り外しができ、かつ、網の部分も自動的に巻くことのできる簡易ネットが販売されている。そこで、卓球を行う際には本簡易ネットを使用すると共に、本ゲームを行う場合においては、この簡易ネットを台の片側から外し、台のもう一方の側においてビリヤード球Bbを静置させる位置寄りの場所に付け替えれば、上記ピンポン球Btやビリヤード球Bbが卓球台の上から外に落下することを防ぐようにすることができるため好適である。
【0014】
このような準備を終えた後にゲーム開始となるが、プレイヤーは上記11個のビリヤード球Bbのうちいずれかを選択し、選択した上記ビリヤード球Bbを矢印のように上記ピンポン球Btへ向けてキューで突き、卓球台の表面上を転がるビリヤード球Bbを上記ピンポン球Btに衝突させてピンポン球Btを卓球台から弾き落とす試技を行う。
【0015】
ここで、プレイヤーは、上記10個の全てのピンポン球Btが卓球台から落ちるまで順次上記ビリヤード球Bbを突いて上記試技を行う。なお、これから突こうとしているビリヤード球Bbを、既に突いたビリヤード球Bbが静置されていた位置に動かしてもよいといったルールを採用することも考えられる。
【0016】
そして、全ての上記ピンポン球Btが卓球台から落ちた時点で卓球台の上に突かれることなく静置されたまま残っている上記ビリヤード球Bbの数が当該プレイヤーの得点となる。なお、1個のビリヤード球Bbを突いて上記10個の全てのピンポン球Btを卓球台から落とすという、いわゆるボーリングで言うところのストライクを達成した場合には、ボーナス点として10点を加点するとのルールを採用することも考えられる。
【0017】
従って、このようなルールを採用した場合には、一回の試技、すなわち1個のビリヤード球Bbを突いただけで上記10個の全てのピンポン球Btを卓球台から落とした場合には、当該プレイヤーの得点は20点となる。
【0018】
このように、本ゲームでは、予め配置された全てのピンポン球Btをできるだけ少ない回数の上記試技により卓球台から落としたプレイヤーが多くの得点を得ることになり、プレイヤー同士で本得点を競って得点の多い者が勝ちとなる。
【0019】
以下において、上記のような本ゲームを行うための遊戯装置1について詳しく説明する。
【0020】
図1に示されるように、遊戯装置1は、台2と、台2の一端に付設された回収部3と、台2の両側面に付設された落下防止部4を備え、台2の表面には上記ビリヤード球Bbを転がらないよう静置させる打球配置部6と、上記ピンポン球Btを転がらないよう静置させるターゲット配置部7が設けられている。
【0021】
ここで、回収部3は、底面PBの中央部に穿設され、上記ピンポン球Btの直径より大きい幅を持つ溝g1と、溝g1から台2の両側面方向に連接するよう上記底面PBに穿設され、上記ビリヤード球Bbの直径より大きく上記ピンポン球Btの直径より小さい幅を持つ二つの溝g2と、溝g1の上部に設けられ、上記ビリヤード球Bbを反射面fで反射させる反射体8を含む。
【0022】
上記反射体8は、図1及び後述する図2に示されるように、例えば、二等辺三角形若しくは正三角形の底面を持ち、側面が上記反射面fをなす三角柱状体により構成される。
【0023】
上記のような構成を有する遊戯装置1は、後に詳しく説明するように、台2として汎用されている卓球台を転用することができるため、万人に本ゲームを手軽に楽しむ機会を提供することができる。
【0024】
図2は、図1に示された回収部3のA−A線での断面構造を示す断面図である。図1及び図2に示されるように、回収部3は、中央に上記ピンポン球Bt及び上記ビリヤード球Bbが集まるよう傾斜した底面PBと、上記底面PBの中央部に穿設され、上記ピンポン球Btの直径より大きい幅を持つ溝g1と、溝g1から台2の両側面方向に連接するよう上記底面PBに穿設され、上記ビリヤード球Bbの直径より大きく上記ピンポン球Btの直径より小さい幅を持つ二つの溝g2と、各溝2の下方に延伸する円筒状の小ボールガイドgdと、溝g1の上部に設けられ、二つの反射面fで上記ビリヤード球Bbを反射させる反射体8を含む。
【0025】
なお、図2において、一点鎖線は台2の表面を示し、破線は上記のように溝g1より狭い幅を持つ溝g2を示す。また、底面PB及び反射体8は、後述する図3に示された回収レーン15に形成され、小ボールガイドgdは同図の支持用帯状金具12に接合される。
【0026】
以上のような構成を有する回収部3では、図2に示されるように、台2の上記一端から落ちたピンポン球Btは、底面PBを中央に向かって転がり、溝g2を通過して溝g1の中に落下する。
【0027】
一方、上記一端から落ちたビリヤード球Bbは、上記のピンポン球Btと同様に底面PBを中央に向かって転がり、溝g2の中に落下する。この際、ビリヤード球Bbは上記小ボールガイドgdの中を通過するため、ビリヤード球Bbは溝g2の直下に落ちることになる。
【0028】
すなわち、小ボールガイドgdは、溝2の中に落下したビリヤード球Bbを台2の直下に導く作用を有するため、ビリヤード球Bbの確実かつ容易な回収を実現することができる。
【0029】
また、反射体8がない場合には、溝g1の幅はビリヤード球Bbの直径より大きいため、ビリヤード球Bbが溝g1の中に落下してしまう恐れがある。しかし、上記のように溝g1の上部に反射体8が設けられているため、図2に示されるように、たとえビリヤード球Bbが台2の表面から溝g1に向かって落ちてきた場合であっても反射面fで反射するため、ビリヤード球Bbを溝g1ではなく溝g2の中に落下させることができる。
【0030】
以上より、上記のような構成を有する回収部3によれば、後述する図3に示されるように、溝g1及び溝g2の下にそれぞれ回収箱Cを設置することにより、上記ピンポン球Btと上記ビリヤード球Bbを分別回収することができる。
【0031】
なお、上記の回収箱Cについては、例えば、溝g1及び溝g2の下に共通の一つの大きな箱を置き、その箱の中で溝g1の下に当たる部分に別の箱を入れ子状に置くのが好適である。このような回収箱Cによれば、上記別の箱を取り出すことにより、溝g1に落ちたピンポン球Btを容易に回収できると共に、上記大きな箱により、溝g2に落ちたビリヤード球Bbを容易に回収することができる。このとき、上記大きな箱の中で溝g2の下に当たる部分二箇所にそれぞれ、例えば20ミリメートル程度の高さの発泡材を敷いておけば、上記別の箱の位置決めと安定性の点でより好適である。
【0032】
図3は、図1に示された回収部3の構成を示す側面図である。図3に示されるように、回収部3は、台2に取り付けられた金具11と、金具11にピン13の周りで回動するよう連結されると共にひねり部TWを有し、後述する回収レーン15を支持する支持用帯状金具12と、支持用帯状金具12に接合され、溝g2の下方に延伸する円筒状の小ボールガイドgdと、支持用帯状金具12に接合され、上記溝g1及び溝g2が穿設された半円筒状の底面を有すると共に、ピンポン球Bt及びビリヤード球Bbを中央へ向かって転がす回収レーン15と、上記溝g1を覆うよう上記溝g1の上部において回収レーン15に接合された反射体8と、台2に固着された磁石Mを用いて回収部3を台2と着脱可能な状態で連結させるために支持用帯状金具12に固着された鉄片16とにより構成される。なお、図3においては、台2の上を転がり反射体8により弾かれるビリヤード球Bbが破線により示されている。
【0033】
以上のように、回収部3は簡素な構成を有するため、汎用されている卓球台に容易に取り付けることができる。このことから、身近にある卓球台を上記台2として利用することができる。
【0034】
また、上記のように汎用されている卓球台を台2として使用するとき、回収部3を台2から離脱させて台2の下方へ回動させることにより、プレイヤーは台2の上で容易に通常の卓球を行うことができる。このことから、図1に示された一台の遊戯装置1は、通常の卓球と本ゲームの両方を楽しむ機会を提供することができる。
【0035】
なお、上記において、磁石Mを支持用帯状金具12に固着させ、鉄片16を台2に固着させるようにしても良いことは言うまでもない。
【0036】
次に、ターゲット配置部7は、上記のように、ターゲットとなるピンポン球Btを静置させる機能を有するが、摩擦係数が台2の表面の摩擦係数より大きく、ピンポン球Btが転がらない大きさである布、ゴム、人工芝等の樹脂などからなり、台2の表面に敷設された円形状のシートにより構成される。
【0037】
ターゲット配置部7が上記のような構成を有するため、例えば汎用されている卓球台を台2として使用する場合には、当該卓球台の表面上に上記シートを置くだけで手軽に本ゲームを楽しむ機会を提供することができる。
【0038】
なお、上記シートを台2の表面から取り去ることにより、プレイヤーは当該卓球台で容易に卓球を行うことができるようになることは言うまでもない。
【0039】
次に、打球配置部6は、上記のように、キューなどで図1に示された矢印の方向へ打ち出すビリヤード球Bbを転がらないよう静置する機能を有するが、ターゲット配置部7と同様に、摩擦係数が台2の表面の摩擦係数より大きく、ビリヤード球Bbが転がらない大きさである布、ゴム、人工芝等の樹脂などからなり、台2の表面に敷設された長方形のシートにより構成される。
【0040】
打球配置部6は上記のような構成を有するため、ターゲット配置部7と同様に、汎用されている卓球台を台2として使用する場合には、当該卓球台の表面上に上記シートを置くだけで手軽に本ゲームを楽しむ機会を提供することができる。
【0041】
なお、上記シートを台2の表面から取り去ることにより、プレイヤーは当該卓球台で容易に卓球を行うことができるようになることは、ターゲット配置部7と同様である。
【0042】
図4は、図1に示された落下防止部4の構成を示す側面図である。図1及び図4に示されるように、落下防止部4は台2の両側面に付設され、ビリヤード球Bbが衝突することにより弾かれたピンポン球Bt、及びプレイヤーにより突かれたビリヤード球Bbの少なくとも一方が台2から落ちることを防ぐ機能を有する。
【0043】
ここで、図4に示されるように、落下防止部4は、台2に取り付けられた金具11と、金具11にピン13の周りで回動するよう連結され、ひねり部TWを有する支持用帯状金具12と、支持用帯状金具12に接合された落下防止板17と、台2に固着された磁石Mを用いて落下防止部4を台2と着脱可能な状態で連結させるために支持用帯状金具12に固着された鉄片16とにより構成される。
【0044】
以上のように、落下防止部4は回収部3と同様に簡素な構成を有するため、汎用されている卓球台に容易に取り付けることができる。これにより、身近にある卓球台を本ゲーム用の台2として利用することができる。
【0045】
また、上記のように台2として卓球台を使用するとき、落下防止部4を台2から離脱させて台2の下方へ回動させることにより、プレイヤーは台2の上で容易に通常の卓球を行うことができる。このことから、上記のように、図1に示された一台の遊戯装置1で、通常の卓球と本ゲームの両方を楽しむ機会を提供することができる。
【0046】
なお、上記において、磁石Mを支持部材12に固着させ、鉄片16を台2に固着させるようにしても良いことは言うまでもない。
【0047】
図5は、図1に示されたターゲット配置部7に上記ピンポン球Btを静置する方法の一例を説明するための図である。ピンポン球Btは球体であり転がり易いため、ターゲット配置部7において所望の位置にピンポン球Btを静置させるのは、特にピンポン球Btの数が少なくない場合には面倒である。
【0048】
そこで、ターゲット配置部7にピンポン球Btを静置するためには、図5に示されるように、ピンポン球Btを配置させる位置にピンポン球Btの直径より少し大きな直径を有する穴hを穿設した底面と、半円錐状の形状を有するゴム製の台部19を持ったお盆状の位置決め器18を利用すると好適である。
【0049】
すなわち、図5に示されるように、ターゲット配置部7の上に位置決め器18を置き、図6に示されるように上記穴hの各々にピンポン球Btが収まるよう各ピンポン球Btを配置する。そして、上記穴hの全ての中にピンポン球Btを収めた後に、図6の矢印で示されるように位置決め器18を静かに上方へ持ち上げる。このような方法によって、ターゲット配置部7の所望の位置にピンポン球Btを静置させることができる。
【0050】
なお、図5に示されるように、上記ターゲット配置部7には、ピンポン球Btを静置させる位置に予め丸印などのマークMKを付しておけば、上記位置決め器18の上記穴hを上記マークMKと揃えることによって、確実にピンポン球Btを所望の位置に配置することができる。
【0051】
また、図5及び図6に示された位置決め器18はお盆状の形状を有し、側面と底面が滑らかな曲面により接続されているため、この中に無造作にピンポン球Btを入れた場合、上記穴hにピンポン球Btが転がり込む作用を有する。
【0052】
また、位置決め器18は、ターゲット配置部7を構成するシートが使用されないときには、その底面内に当該シートを収納することができる。
【0053】
以上より、本発明の実施の形態に係る遊戯装置1によれば、汎用されている卓球台を台2として使用することにより本ゲームを行うことができるため、本ゲームを手軽に楽しむ機会を万人に提供することができる。
【符号の説明】
【0054】
1 遊戯装置、2 台、3 回収部、4 落下防止部、6 打球配置部、7 ターゲット配置部、8 反射体、11 金具、12 支持用帯状金具、13 ピン、15 回収レーン、16 鉄片、17 落下防止板、g1,g2 溝、gd 小ボールガイド、PB 底面、M 磁石、TW ひねり部。
【要約】
【課題】万人が、直径が38ミリメートルの家庭用ビリヤード球を用いて、ビリヤードとボーリングを兼ね合わせたゲームを手軽に楽しむことのできる遊戯装置を提供する。
【解決手段】
上記課題を解決するため、ピンポン球Bt及びビリヤード球Bbが転がる面を有する台2と、上記面内に設けられ、ターゲットとなるピンポン球Btを転がらないよう静置させるターゲット配置部7と、上記台2の一端に付設され、プレイヤーにより突かれたビリヤード球Bbが衝突することにより弾かれた上記ピンポン球Bt及び上記突かれたビリヤード球Bbを分別回収する回収部3を備えた遊戯装置1を提供する。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4
図5
図6