特許第6363224号(P6363224)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6363224ダイナミックなセルオン及びオフのためのeNodeB及びUE
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6363224
(24)【登録日】2018年7月6日
(45)【発行日】2018年7月25日
(54)【発明の名称】ダイナミックなセルオン及びオフのためのeNodeB及びUE
(51)【国際特許分類】
   H04W 72/14 20090101AFI20180712BHJP
   H04W 52/02 20090101ALI20180712BHJP
   H04W 88/08 20090101ALI20180712BHJP
   H04W 48/12 20090101ALI20180712BHJP
   H04W 16/14 20090101ALI20180712BHJP
   H04W 72/04 20090101ALI20180712BHJP
【FI】
   H04W72/14
   H04W52/02 111
   H04W88/08
   H04W48/12
   H04W16/14
   H04W72/04 111
   H04W72/04 131
【請求項の数】17
【全頁数】21
(21)【出願番号】特願2016-557658(P2016-557658)
(86)(22)【出願日】2015年3月4日
(65)【公表番号】特表2017-516339(P2017-516339A)
(43)【公表日】2017年6月15日
(86)【国際出願番号】US2015018764
(87)【国際公開番号】WO2015142520
(87)【国際公開日】20150924
【審査請求日】2016年9月15日
(31)【優先権主張番号】61/968,281
(32)【優先日】2014年3月20日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】14/554,221
(32)【優先日】2014年11月26日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】514045555
【氏名又は名称】インテル アイピー コーポレイション
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100091214
【弁理士】
【氏名又は名称】大貫 進介
(72)【発明者】
【氏名】ハン,セウンギー
(72)【発明者】
【氏名】ヘオ,ヨウン ヒョウン
(72)【発明者】
【氏名】ヘ,ホン
(72)【発明者】
【氏名】フウ,ジョン−カエ
(72)【発明者】
【氏名】クウォン,ホワン−ジューン
【審査官】 望月 章俊
(56)【参考文献】
【文献】 国際公開第2013/161135(WO,A1)
【文献】 特開2008−167200(JP,A)
【文献】 特表2013−530636(JP,A)
【文献】 国際公開第2012/169772(WO,A2)
【文献】 国際公開第2012/109790(WO,A1)
【文献】 特開2011−004002(JP,A)
【文献】 国際公開第2016/006450(WO,A1)
【文献】 国際公開第2016/072218(WO,A1)
【文献】 3GPP TS 36.321 V12.0.0,2013年12月,P.34
【文献】 China Telecom,On Small Cell On/Off[online], 3GPP TSG-RAN WG1#74b R1-134285,インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_74b/Docs/R1-134285.zip>,2013年10月
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04W4/00−H04W99/00
H04B7/24−H04B7/26
3GPP TSG RAN WG1−4
SA WG1−4
CT WG1、4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1のタイムスロットの間にプライマリ周波数帯においてプライマリセル(P−Cellを提供し、
セカンダリ周波数帯が第2のタイムスロットの間にセカンダリセル(S−Cell)による利用のため利用可能であると判断し、前記第2のタイムスロットは前記第1のタイムスロットの以降のタイムスロットであり、前記セカンダリ周波数帯は前記プライマリ周波数帯と異なり、
前記S−Cellが前記第1のタイムスロットの後であって決定された以降のタイムスロットの間に関連付けのため利用可能であるという通知を前記第1のタイムスロットの間にUEに送信し、前記以降のタイムスロットは前記以降のタイムスロットの開始時間及び終了時間を規定するタイミング境界と関連付けされるよう構成されるハードウェア処理回路と、
前記以降のタイムスロットの間にデータチャネルを含む前記S−Cellを提供するよう構成されるS−Cellモジュールと、
を有するeNodeB。
【請求項2】
前記通知は、決定されたタイムスロットにおいて前記S−Cellにアクセスするよう前記UEに指示する間欠受信(DRX)サイクルを指定するRRC(Radio Resource Control)メッセージである、請求項1記載のeNodeB。
【請求項3】
前記通知は、PDCCH(Physical Downlink Control Channel)に配置される、請求項1記載のeNodeB。
【請求項4】
前記通知は、前記PDCCHにおけるビットフィールドである、請求項3記載のeNodeB。
【請求項5】
前記通知は、PHICH(Physical Hybrid−ARQ Indicator Channel)に配置される、請求項3記載のeNodeB。
【請求項6】
前記通知は、ビーコン信号に配置される、請求項1記載のeNodeB。
【請求項7】
前記通知は、前記P−Cellに関連する物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)に配置される、請求項1記載のeNodeB。
【請求項8】
前記S−Cellは、決定されたタイムスロットと1つ以上の他の連続するタイムスロットとにおいてのみ提供される、請求項1記載のeNodeB。
【請求項9】
前記決定されたタイムスロットは、セルに固有の方式で設定される、請求項1記載のeNodeB。
【請求項10】
請求項1乃至何れか一項記載のeNodeBをプロセッサに実現させるためのプログラム。
【請求項11】
メモリと、
eNodeBにより提供されるライセンス周波数帯においてプライマリセル(P−Cellと関連付けし、
セカンダリセル(S−Cell)が特定のタイミング境界によって規定される特定の期間においてアンライセンス周波数帯において利用可能であるという通知を前記P−Cell上で受信し、
前記特定の期間において前記アンライセンス周波数帯上で前記eNodeBにより提供される前記S−Cellと関連付けするよう構成されるハードウェア処理回路と、
を有するユーザ装置(UE)。
【請求項12】
前記通知は、間欠受信(DRX)サイクルを指定するRRCメッセージである、請求項11記載のUE。
【請求項13】
前記通知は、PDCCHに配置される、請求項11記載のUE。
【請求項14】
前記通知は、PHICHに配置される、請求項11記載のUE。
【請求項15】
前記通知は、ビーコン信号に配置される、請求項11記載のUE。
【請求項16】
請求項11乃至15何れか一項記載のUEをプロセッサに実現させるためのプログラム。
【請求項17】
請求項10又は16記載のプログラムを記憶するためのコンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本特許出願は、参照することによりその全体がここに援用される米国仮特許出願第61/968,281号に対する優先権を主張する2014年11月26日に出願された米国出願第14/554,221号に対する優先権を主張する。
【0002】
実施例は無線技術に関する。一部の実施例は異なる無線技術の共存に関する。
【背景技術】
【0003】
ロングタームエボリューション(LTE)及びロングタームエボリューションアドバンスト(LTE−A)に基づき高速データ接続を利用するモバイルデバイスの普及が増加し続けている。これらのモバイルデバイスは、外部においてより豊富なコンテンツとより良好なユーザ体感とをダウンロードするための能力をユーザに提供する。例えば、ユーザは高品位ビデオをストリーミングし、高品質な音楽をストリーミングし、ネットワークゲームをプレイし、アプリケーションをダウンロードするなどしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0004】
必ずしも縮尺されて描かれていない図面において、同様の数字は異なる図において同様のコンポーネントを記述してもよい。異なる添え字を有する同様の数字は、同様のコンポーネントの異なるインスタンスを表すものであってもよい。図面は、限定的でなく例示的に本文書において説明される各種実施例を全体的に示す。
図1図1は、本開示の具体例によるパラメータOnDurationTimer及びLongDRXCycle及びS−Cell可用性のタイムラインによって決定されるDRX可用性を示す一例となるタイムラインを示す。
図2A図2Aは、本開示の具体例によるP−CellのPDCCHを用いてS−Cellの可用性を示す図を示す。
図2B図2Bは、本開示の具体例によるP−CellのPDCCHを用いてS−Cellの可用性を示す図を示す。
図3図3は、本開示の具体例によるスケジューリングを用いてS−Cellの可用性を示す図を示す。
図4図4は、本開示の具体例によるS−Cellがオン又はオフであることを示すeNodeBの方法のフローチャートを示す。
図5図5は、本開示の具体例によるS−Cell可用性が通知されるUEにより実行される方法のフローチャートを示す。
図6図6は、本開示の具体例によるS−Cell上でキャリアに固有のDRXを実行するためUEにより実行される方法のフローチャートを示す。
図7図7は、本開示の具体例によるS−Cell可用性を決定するためUEにより実行される方法のフローチャートを示す。
図8図8は、本開示の具体例によるS−Cell可用性を決定するためUEにより実行される方法のフローチャートを示す。
図9図9は、本開示の具体例によるS−Cell可用性を決定するためUEにより実行される方法のフローチャートを示す。
図10図10は、本開示の具体例によるeNodeB及びUEの論理的概略を示す。
図11図11は、1つ以上の実施例が実現されうるマシーンの具体例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0005】
これらのモバイルデバイスに対する需要の増加は、増加するユーザベースの需要を満たすため無線キャリアに対する圧力を増加させる。UMTS(Universal Mobile Telecommunications)、LTE及びLTE−Aなどの無線技術のための既存のライセンスされた周波数スペクトルを利用する際に効率性の増加にもかかわらず、キャリアは、現在の帯域幅の割当てによりデータサービスに対する需要を満たすことを困難にしていると分かる。
【0006】
LTE−Unlicensed(LYE−U)は、ISM(Industrial,Scientific and Medical)バンドなどのアンライセンスバンドを利用するための取り組みである。その目的は、これらの周波数帯の利用を通じてLTEネットワークの容量を増加させることである。LTE−Uは、標準的なLTEセルと比較して、より低い送信電力によるより小さなセルを対象とする。一部の具体例では、LTE−Uは、キャリアアグリゲーションを利用して共存するライセンス及びアンライセンスセルを集約してもよい。キャリアアグリゲーションは、複数のLTEキャリアが4G LTE Advancedのための高データレートを提供するため一緒に利用されることを可能にする。
【0007】
LTE−Uはモバイルデータに対する増大する需要により良好にサービス提供するため、LTEネットワークの利用可能な帯域幅を増加させるための可能性を提供するが、LTE−Uに利用されるスペクトラムは他の通信プロトコルと共有される。一部の具体例では、IEEE(Institute for Electronics and Electrical Engineers(IEEE)802.11規格(通常はWi−Fiとして参照される)に従って動作するもの、ブルートゥース(登録商標)規格に従って動作するもの、IEEE802.15規格(通常はZigBeeとして参照される)に従って動作するものなどのネットワークは、これらのスペクトル帯において動作する。一部の具体例では、干渉を回避するため、これらの周波数帯においてLTE−Uネットワーク及び他のネットワークはスペクトルを時分割してもよい。すなわち、各ネットワークは、当該ネットワークが媒体への排他的なアクセスを有する時間部分(例えば、タイムスロット、タイムスライス又はタイムウィンドウなど)を有する。他の具体例では、LTE−Uセルを提供するeNodeB(基地局)は、媒体がより軽いトラフィックを体感している期間において媒体をモニタし、これらの期間においてLTE−Uセルを提供する。
【0008】
LTE−Uを実現する際の目的は、既存のLTE機能を再利用して、実装の時間及び複雑さを低減することである。しかしながら、この時間多重方式を実現するため、アンライセンススペクトルにおいて動作するLTE−Uセルは、比較的迅速にスイッチオン及びオフされる必要がある。これをユーザ装置(UE)に通知するための既存のLTE機能は遅すぎる。
【0009】
LTE機能を再利用するか、又はLTE仕様に対して軽微な変更しか必要とせず、LTE−Uセルの可用性に関してUEに迅速に通知する方法、システム及びマシーン可読媒体が、一部の具体例において開示される。これらの技術を利用して、オン/オフ処理は数ミリ秒(ms)のオーダとなる。コンポーネントキャリア(CC)に固有の間欠受信(DRX)シグナリング、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)シグナリング、ダウンリンク(DL)アサイメントベースシグナリング、物理ハイブリッド自動再送要求インジケータチャネル(PHICH)シグナリング、ビーコンシグナリングなどを含む複数の技術がここで開示される。ここで用いられるプライマリセル又はP−Cellという用語は、ライセンス周波数帯におけるセルを参照するのに用いられ、セカンダリセル又はS−Cellは、アンライセンス周波数帯におけるセルを参照するのに用いられる。一部の具体例では、P−Cell及びS−Cellは、何れの数のチャネル及びチャネルの組み合わせを含む。一部のチャネルは、PDCCHなどの制御チャネル、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)などのデータチャネル、PHICHチャネル、1つ以上のビーコンチャネルなどの制御チャネルを含むものであってもよい。
【0010】
一部の具体例では、よりダイナミックな処理(サブフレームなど)について、複数のインジケータがインジケータの階層において利用可能である。例えば、PDCCHによるS−Cell可用性インジケータ(又はトリガリング)の第2のレベル(後述される)が適用可能であり、インジケータの第2のレベル(PDCCHなどによる)は第1レベルインジケータ(DRXインジケータなど)をオーバライド可能である。
【0011】
DRX機能の利用
一部の具体例では、LTE−Uセルの可用性は、モバイルデバイスをスリープ状態に配置する電力セービング技術の変更を介し通知される。例えば、LTEにおけるDRXは、UEが連続的でなく所定の期間においてPDCCHをモニタすることを可能にする。これら所定の期間におけるPDCCHのモニタリングは、PDCCHを連続的にモニタすることに対して、UEのバッテリを節約する。LTEでは、DRXはUEに固有の方法で適用され、すなわち、モバイルはUEが関連付けされる全てのキャリアに対してウェイク又はスリープとなる。一部の具体例では、LTEに既に存在するDRX能力はS−Cellキャリアのみに適用されてもよい。
【0012】
一部の具体例では、eNodeBは、LTE−Uセルが利用可能であるべき期間を決定できる。例えば、eNodeBは、直接的なメッセージング又は媒体センシングを通じてアンライセンススペクトルの他のユーザと連携してもよい。eNodeBは、S−Cell可用性の期間と一致させるため、UEのDRXパラメータを設定してもよい。例えば、UEは、S−Cellが利用可能であるとき、ウェイクし、S−CellのPDCCHをモニタし、S−Cellが利用可能でないとき、DRXスリープ期間にあってもよい。
【0013】
DRXパラメータは、スリープ状態に入る前に、UEがDRXサイクル毎にPDCCHを読むフレーム数であるonDurationTimerを有してもよい。従って、onDurationTimerは、UEがウェイクするとウェイク状態に留まる期間を指定する。DRXパラメータLongDRXCycleは、スリープ時間に加えてonDurationTimerによって規定される“オン”時間の期間である。
【0014】
図1は、本開示の一部の具体例によるパラメータonDurationTimer及びLongDRXCycle及びS−Cell可用性のタイムラインによって決定されるDRX可用性を示す一例となるタイムライン1000を示す。図1に示されるように、onDurationTimerは、1010及び1020においてUEがウェイク状態である期間を指定し、一部の具体例では、これはアンライセンススペクトル1030及び1040においてS−Cellが利用可能である時間に一致可能である。UEがウェイク状態にあるとき、UEは、PDCCHをモニタし、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を受信し、チャネル状態情報(CSI)を測定し、及び/又はS−Cellの無線リソース管理(RRM)測定を実行可能である。UEがスリープ状態にあるとき、UEは、S−Cellキャリア(及び一部の具体例では、プライマリセル(P−Cell)もまた)についてチャネル/信号をモニタせず、スリープ可能である。これはまた、S−Cellが1060において利用可能でない時間に相当する。一部の具体例では、UEはウェイク状態であり、PDCCHをモニタし、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を受信し、チャネル状態情報(CSI)を測定し、及び/又はP−Cellに対して無線リソース管理(RRM)測定を実行してもよい。S−Cellが利用可能でない期間において、S−Cellはオフされてもよい。LongDRXCycle1070は、DRXサイクル全体を指定し、UEがウェイク状態にある時間+UEがスリープ状態にある時間として計算される。図1において、UEがウェイク状態である時間がS−Cellが利用可能である時間と正確に一致し、UEがスリープ状態である時間がS−Cellが利用可能でない時間と正確に一致するが、他の具体例では、UEはS−Cell可用性の一部しかウェイク状態でなくてもよい。
【0015】
PDCCHの利用
キャリアアグリゲーションでは、より古いデバイスとの互換性を維持しながら、複数のキャリアが帯域幅を増加させるのに利用される。一部の具体例では、P−Cell及びS−Cellは集約されてもよい。キャリアアグリゲーションが利用されるとき、S−Cellをスケジューリングするための2つの可能な機構がある。同一キャリアスケジューリングと呼ばれる1つの可能性では、各キャリアはそれ自体のPDCCHを用いてそれ自体のリソースをスケジューリングする。クロスキャリアスケジューリングと呼ばれる他の可能性では、S−CellからのリソースはP−Cell上のPDCCHでスケジューリングされる。
【0016】
一部の具体例では、S−CellはP−Cell上で送信されるPDCCHにおける情報フィールドによって(クロスキャリアスケジューリング)、又はS−Cell上で送信されるPDCCHにおける情報フィールドによって(同一キャリアスケジューリング)オン又はオフされる。情報フィールドは、シンプルなバイナリ1又は0であってもよく、S−Cellが現在又は以降における特定の期間において利用可能である(又は利用可能でない)ことを示すものであってもよい。
【0017】
一部の具体例では、S−Cellが利用可能であるか否かを示す特定のフィールドが、PDCCHに挿入されてもよい。他の具体例では、当該情報を伝達する1つ以上のRNTI(Radio Network Temporary Identifier)が選択されてもよい。RNTIは、PDCCHの循環冗長性チェック(CRC)フィールドをスクランブル化するのに利用される。特定のRNTIを使用することは、S−Cellが利用可能であることを示すものであってもよく、特定のRNTIの欠如が、S−Cellが利用可能でないことを示すものであってもよい。他の具体例では、特定のRNTIは、S−Cellが利用可能でないことを示すものであってもよく、特定のRNTIの欠如は、S−Cellが利用可能であることを示すものであってもよい。更なる他の具体例では、特定のRNTIは、S−Cellが利用可能であることを示し、異なるRNTIは、S−Cellが利用可能でないことを示すものであってもよい。
【0018】
他の具体例では、S−Cell可用性は、eNodeBがP−Cell(クロスキャリアスケジューリング)又はS−Cell(同一キャリアスケジューリング)の何れかにおいてS−CellのPDSCHをスケジューリングするか否かによって通知されてもよい。
【0019】
図2Aは、本開示の一部の具体例によるP−CellのPDCCHを用いてS−Cellの可用性を通知する図2000を示す。P−Cellキャリア2010上のPDCCHは、S−Cellキャリアがオン又はオフであるか通知する。一部の具体例では、各期間2030〜2050は特定の時間単位(例えば、10ミリ秒、1フレームなど)であってもよい。時間単位2030では、S−Cellはオンであり、P−CellはこれをPDCCHにおいて通知する。例えば、PDCCHにおけるビットフィールドは、S−Cellがオン又はオフであるか通知する。他の具体例では、特定のRNTI値は、S−Cellがオンであることを通知するためPDCCH CRCをスクランブル化するのに利用されてもよい。時間単位2040では、S−Cellはオフであり、P−CellはこれをPDCCHにおいて通知する。例えば、PDCCHにおけるビットフィールドは、S−Cellがオン又はオフであるか通知する。他の具体例では、特定のRNTI値は、S−Cellがオフであることを通知するためPDCCH CRCをスクランブル化するのに利用されてもよい。時間単位2050では、S−Cellはオンであり、P−CellはS−Cellがオフであることを通知する。例えば、PDCCHにおけるビットフィールドは、S−Cellがオン又はオフであるか通知する。他の具体例では、特定のRNTI値が、S−Cellがオンであることを通知するためPDCCH CRCをスクランブル化するのに利用されてもよい。
【0020】
図2Bは、本開示の一部の具体例によるP−CellのPDCCHを用いてS−Cellの可用性を示す図2000を示す。P−Cellキャリア2010におけるPDCCHは、S−Cellキャリア2020がオン又はオフであるか通知する。図2Aにおける具体例と対照的に、P−Cell2110のPDCCHは、以降の期間においてS−Cellの状態を通知する。図2Bに示されるように、以降の期間は次の期間であるが、他の具体例では、現在の期間におけるP−CellのPDCCHにおけるインジケータは、以降における1つ以上の期間のS−Cell可用性を示すものであってもよい。これらの具体例は、P−CellとS−Cellとの間でスイッチするための追加的な時間をUEに提供する。図2Bにおいて、時間単位2130において、S−Cellはオンであるが、P−CellはS−Cellが期間2140においてオフであることを示す。PDCCHにおけるインジケータは、図2Aに関して上述された同一のインジケータであってもよい。時間単位2140において、S−Cellはオフであるが、P−CellはS−Cellが期間2150においてオンであることを示す。
【0021】
一部の具体例では、当該通知は、P−Cell又はS−Cellの何れかから送信される何れかのPDCCHにおいて送信される。例えば、S−Cell通知は、P−Cell上のリソースをスケジューリングするP−Cellにおいて送信されるPDCCHにおいて送信される。他の具体例では、S−Cell通知は、S−Cell上のリソースをスケジューリングするPDCCHに送信されるか、P−Cell又はS−Cell上で送信される。一部の具体例では、UEがPDCCHから通知を受信できない場合、又はPDCCHを復号化できない場合、UEはS−Cellがオフであると仮定する。
【0022】
図2A及び2BはS−Cellの可用性/非可用性を示すためのインジケータの単一の送信を示したが、他の具体例では、インジケータは複数回送信されてもよい。これはCRCエラーのためアラーム偽検出を低減しうる。例えば、UEが同じ期間においてS−Cellについて異なる通知を検出した場合、UEは、利用不可である期間においてS−Cellにおける不要な活動を回避するため(例えば、不要なチャネル状態情報/無線リソースメッセージング測定などを回避する)、S−Cellがオフであると想定してもよい。
【0023】
一部の具体例では、図2A及び2Bのためのハイブリッドアプローチが利用されてもよく、これにより、P−CellにおけるPDCCHは、現在と以降との双方の期間におけるS−Cellの状態に関するインジケータを有する。
【0024】
ダウンリンク割当て(例えば、(E)PDCCH)インジケータ
利用可能なS−Cell状態の他のインジケータは、サブフレームにおけるスケジューリング状態である。サブフレームのスケジューリング状態は、スケジューリングされたセルがサブフレームにおいてオフされることを暗黙的に示すものであってもよい。サブフレームにおいてスケジューリングされたセル上でスケジューリングが存在する場合(すなわち、PDCCHがスケジューリングセルから存在する)、セルは当該サブフレームにおいてアクティブである。サブフレームにおいてスケジューリングされたセルにおいてスケジューリングがない場合(すなわち、スケジューリングセルからのPDCCHがスケジューリングセルがない)、セルは当該サブフレームにおいて利用不可である。
【0025】
一部の具体例では、異なるタイプのPDCCHが異なる目的のため定義できる。例えば、第1のPDCCHはPDSCHリソースをスケジューリングするのに利用されてもよく、第2のPDCCHはCSI及び/又はRRM測定についてサブフレームを示すのに利用されてもよい(すなわち、サブフレームにおいてセルはCSI/RRM測定を実行するための信号を送信するためオンとされる)。これは、セルフキャリア通知とクロスキャリア通知との双方に適用可能であってもよい。明示的なビットフィールドはオン又はオフ状態を示し、この場合、PDCCHが存在することになる。セミパーシステントスケジューリング(SPS)がS−Cellに対して設定される場合、対応するPDCCHなくSPS PDSCHを伝送する全てのサブフレームにおいて、セルはオンとして自動的にみなすことができる。
【0026】
図3は、本開示の一部の具体例によるスケジューリングを用いてS−Cellの可用性を示す図3000を示す。期間3030において、P−CellはS−CellについてPDSCH(物理ダウンリンク共有チャネル)又はE−PDSCHをスケジューリングし、S−Cellは当該期間において利用可能である。期間3040において、P−CellはS−CellのPDSCH又はエンハンストPDSCH(EPDSCH)について何もスケジューリングしない。期間3040において、P−CellはS−CellについてPDSCH又はEPDSCHを再びスケジューリングし、S−Cellは当該期間において利用可能である。
【0027】
一部の具体例では、PDDCCH及びスケジューリングされたPDSCHの出現は、S−Cellの現在の可用性を示すか、又は図2Bと同様に、以降のタイムフレームにおいてS−Cellの可用性を示すものであってもよい。
【0028】
PHICHベースインジケータ
一部の具体例では、物理ハイブリッド自動再送要求インジケータチャネル(PHICH)は、S−Cellの可用性のためのインジケータとして利用されてもよい。PHICHは、P−Cell又はS−Cellから送信されてもよい。インジケータとしてのPHICHチャネルの仕様は、PHICHチャネルを利用するが、ダウンリンク割当てを利用することと同様である。出願人の開示の利益による当業者は、多数の異なるタイプのチャネルが利用可能であると理解するであろう。
【0029】
更なるダイナミック処理(サブフレームなど)について、一部の具体例では、複数のインジケータがインジケータの階層において利用可能である。例えば、PDCCHによるS−Cell可用性インジケータ(又はトリガリング)の第2レベル(後述される)が適用可能であり、第2のレベルのインジケータ(例えば、PDCCHによる)は、第1のレベルのインジケータ(例えば、DRXインジケータ)をオーバライド可能である。
【0030】
一部の具体例では、PHICHにおけるインジケータの出現は、S−Cellの現在の可用性を示すか、又は図2Bと同様に、以降のタイムフレームにおけるS−Cellの可用性を示すものであってもよい。
【0031】
ビーコン信号ベースインジケータ
一部の具体例では、各種ビーコン信号はS−Cellが利用可能であるか否かを示すのに利用されてもよい。一部の具体例では、ビーコン信号の有無はビーコン信号の可用性又は非可用性を伝達する。他の具体例では、ビーコン信号はインジケータ(例えば、ビットインジケータ)を含むものであってもよい。一例となるビーコン信号は、プライマリ同期信号(PSS)、セカンダリ同期信号(SSS)、セル固有リファレンス信号(CRS)、チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)、ポジショニングリファレンス信号(PRS)又はディスカバリリファレンス信号(DRS)の1つ以上を含むことができる。
【0032】
一部の具体例では、ビーコン信号の送信時間及び周波数が予め決定されるか、又は設定されている場合、当該時間(例えば、時間単位N)におけるビーコンの存在は、S−CellがN+Kにおいて利用可能であることを示し、ここで、K=0,1,2,...である。一部の具体例では、Kは予め決定されるか、あるいは、他の具体例では、Kは設定可能であってもよい。
【0033】
方法及びシステムの説明
図4を参照して、本開示の一部の具体例によるS−Cellがオン又はオフであることを通知するためのeNodeBの方法4000のフローチャートが示される。処理4010において、eNodeBはプライマリセル(P−Cell)を提供する。処理4020において、eNodeBは、S−Cell周波数帯がS−Cellを提供するため利用可能であると判断する。これは現在の期間又は以降の期間に対するものであってもよい。eNodeBは、S−Cell周波数帯が、S−Cellを運用する特定の期間をeNodeBが有する時間スケジューリングアルゴリズムに基づきフリーであると判断してもよい。他の具体例では、eNodeBは、媒体上のトラフィックを通知することによって媒体がフリーであると判断してもよい。処理4030において、eNodeBは、S−Cellが利用可能であるという通知をUEに送信してもよい。上述されたように、当該通知は多数の形態を取りうる。例えば、当該通知はDRX通知、PDCCH通知、スケジューリング通知、ビーコン信号通知、PHICH通知などであってもよい。処理4040において、eNodeBは決定された可用性においてS−Cellを提供してもよい。
【0034】
図5を参照して、本開示の一部の具体例によるS−Cell可用性が通知されるUEにより実行される方法5000のフローチャートが示される。処理5010において、UEはP−Cellと関連付けしてもよい。処理5020において、UEは、S−Cell周波数帯が利用可能であるという通知を受信してもよい。上述されたように、当該通知は多数の形態を取ってもよい。例えば、当該通知は、DRX通知、PDCCH通知、スケジューリング通知、ビーコン信号通知、PHICH通知などであってもよい。処理5030において、UEはS−Cellを利用してもよい。
【0035】
図6を参照して、本開示の一部の具体例によるS−Cell上でキャリアに固有のDRXを実行するためUEにより実行される方法6000のフローチャートが示される。処理6010において、UEは、eNodeBからDRXパラメータを受信する。これらのパラメータはS−Cell又はP−Cellの何れかで受信される。例えば、PDCCHなどである。一部の具体例では、これらのパラメータはLongDRXCycle及びOnDurationTimerを有してもよい。処理6020において、DRX期間の最初のアクティブ期間のスタートが始まると、UEはOnDurationTimer6020を設定する。処理6030において、UEはS−Cellを利用する。処理6040においてOnDurationTimerが満了すると、UEはP−Cellにスイッチバックするか、又はスリープ状態になってもよい。UEはまた次のウェイク期間についてタイマを設定するためLongDRXCycle−OnDurationTimerに等しいタイマを設定してもよい。処理6060において、当該タイマは満了し、フロー図は処理6020〜6060を繰り返すため遷移する。
【0036】
図7を参照して、本開示の一部の具体例によるS−Cell可用性を決定するためUEにより実行される方法7000のフローチャートが示される。処理7010において、UEは、P−Cell又はS−Cellの何れかにおいてPDCCHを受信する。処理7020において、UEは、PDCCHからS−Cell可用性を復号化する。一部の実施例では、S−Cell可用性はPDCCHにおける1つ以上のフィールドを調べることによって決定されてもよい。他の具体例では、CRCビットを復号化するのに利用されるRNTIは、S−Cellがアクティブであるか否かを通知してもよい。処理7030においてS−Cellがアクティブであると決定された場合、UEは、指定された期間7040においてS−Cellを利用する。S−Cellがアクティブでない場合、UEは、処理7010においてPDCCHを受信することを含む通常処理に戻ってもよい。指定された期間が終了すると、UEはまた、処理7010において通常処理に戻ってもよい。
【0037】
図8を参照して、本開示の一部の具体例によるS−Cell可用性を決定するためUEにより実行される方法8000のフローチャートが示される。処理8010において、UEは、P−Cell又はS−Cellの何れかにおいてPDCCHを受信する。処理8020において、UEは、S−Cellにおいてスケジューリングされているか判断することによって、S−Cell可用性を復号化してもよい。S−Cellが処理8030においてアクティブであると決定された場合、UEは、指定された期間8040においてS−Cellを利用してもよい。S−Cellがアクティブでない場合、UEは、処理8010においてPDCCHを受信することを含む通常処理に戻る。指定された期間が終了すると、UEはまた処理8010において通常処理に戻ってもよい。
【0038】
図9を参照して、本開示の一部の具体例によるS−Cell可用性を決定するためUEにより実行される方法9000のフローチャートが示される。処理9010において、UEは、P−Cell又はS−Cellの何れかにおいてビーコン信号を受信する。処理9020において、UEは、上述されたようにビーコンの情報を利用してS−Cell可用性を復号化する。S−Cell可用性が処理9030においてアクティブであると決定された場合、UEは、指定された期間9040においてS−Cellを利用する。S−Cellがアクティブでない場合、UEは、処理9010において、ビーコンのサーチを含む通常処理に戻ってもよい。指定された期間が終了すると、UEはまた、処理9010において通常処理に戻ってもよい。
【0039】
図10を参照して、本開示の一部の具体例によるeNodeB10010及びUE10020の論理的概略が示される。eNodeB10010及びUE10020は、P−Cell接続10090及び/又はS−Cell接続10100を介し通信してもよい。eNodeB10010は、制御モジュール10030を有する。制御モジュール10030は、1つ以上のUE(UE10020など)にS−Cell可用性又は非可用性の通知を提供し、P−Cell、S−Cellなどを提供することを連携する。制御モジュール10030は、S−Cellが利用可能であるときを判断し、UEに通知を提供するためここに開示される方法の何れかに従って、他のモジュール(例えば、P−Cellモジュール10040及びS−Cellモジュール10050など)にS−Cellの可用性の通知をUEに送信するよう指示してもよい。一部の具体例では、制御モジュール10030は、UEがS−Cellの可用性に一致する期間にウェイク状態になるように、1つ以上のUE(UE10020など)のための1つ以上のキャリア固有(例えば、S−Cellに固有)のDRXを決定してもよい。eNodeB10010は、何れかのPDCCHチャネル、PDSCHチャネル、パイロットチャネル、PHICHチャネル、ビーコン信号などを含む、P−Cellを提供するP−Cellモジュール10040を有してもよい。S−Cellモジュール10050は、何れかのPDCCHチャネル、PDSCHチャネル、パイロットチャネル、PHICHチャネル、ビーコン信号などを含むS−Cellを提供してもよい。
【0040】
UE10020は、S−Cell可用性を判定すると共に、P−Cell及びS−Cellとの利用の間で連携する制御モジュール10060を有してもよい。P−Cellモジュール10070は、eNodeB10010と関連付けし、P−Cell10090を介し通信してもよい。P−Cellモジュール10070は、PDCCH、ビーコン信号、PHICH、スケジューリング情報、DRX情報などを復号化してもよい。S−Cellモジュール10080は、eNodeB10010と関連付けし、S−Cell10100を介し通信してもよい。S−Cellモジュール10080は、PDCCH、ビーコン信号、PHICH、スケジューリング情報、DRX情報などを復号化してもよい。P−Cellモジュール10070及びS−Cellモジュール10080は、受信した通知(例えば、DRX情報、PDCCH通知、ビーコン信号、PHICH情報など)を制御モジュール10060にわたす。制御モジュール10060は、S−Cellが利用可能であるか、また一部の具体例ではS−Cellが利用可能であるときを通知に基づき判断する。制御モジュール10060はまた、受信したDRXパラメータに基づきUEを設定してもよい。例えば、制御モジュール10060は、UEをウェイク及びスリープ状態にするため1つ以上のタイマを設定する。一部の具体例では、制御モジュールは、UEがP−Cell又はS−Cellを介しeNodeBと関連付けされているか判断してもよい。
【0041】
P−Cellモジュール10040,10070は、P−Cellの物理(PHY)レイヤ、MAC(Medium Access Control)レイヤ、無線リンク制御、パケットデータコンバージェンスプロトコルなどを含むプロトコルスタックの1つ以上のレイヤを実現してもよい。S−Cellモジュール10050,10080は、S−Cellの物理(PHY)レイヤ、MAC(Medium Access Control)レイヤ、無線リンク制御、パケットデータコンバージェンスプロトコルなどを含むプロトコルスタックの1つ以上のレイヤを実現してもよい。一部の具体例では、eNodeB10010及びUEは、3GPP(3rd Generation Partnership Project)によって公表されるLTE規格ファミリに従って動作してもよい。UE及びeNodeBが動作する他の一例となるプロトコルは、UMTS(Universal Mobile Telecommunications Systems)、GSM(登録商標)(Global System for Mobile Communications)などを含む。
【0042】
図11は、ここで説明される技術(方法など)の何れか1つ以上が実行可能な一例となるマシーン11000のブロック図を示す。他の実施例では、マシーン11000は、スタンドアローンデバイスとして動作してもよいし、あるいは、他のマシーンに接続(ネットワーク化)されてもよい。ネットワーク化された配置では、マシーン11000は、サーバ・クライアントネットワーク環境においてサーバマシーン、クライアントマシーン又はその双方のキャパシティにおいて動作してもよい。一例では、マシーン11000は、ピア・ツー・ピア(P2P)(又は他の分散化された)ネットワーク環境においてピアマシーンとして動作してもよい。マシーン11000は、UE、eNodeB、パーソナルコンピュータ(PC)、タブレットPC、セットトップボックス(STB)、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、携帯電話、スマートフォン、ウェブ機器、ネットワークルータ、スイッチ若しくはブリッジ又は当該マシーンにより実行されるアクションを指示する命令(シーケンシャル又はその他)を実行可能な何れかのマシーンであってもよい。マシーン11000は、図10のモジュールの何れか1つを実現してもよい。さらに、1つのマシーンしか示されていないが、“マシーン”という用語は、クラウドコンピューティング、ソフトウェア、SaaS(Software as a Service)、他のコンピュータクラスタコンフィギュレーションなど、ここに説明される方法の何れか1つ以上を実行するための命令セットを個別に又は結合して実行して何れかのマシーンコレクションを含むと解釈される。
【0043】
ここで説明される具体例は、ロジック又は複数のコンポーネント、モジュール又は機構を含むか、あるいは動作してもよい。モジュールは、指定された処理を実行可能な有形な(ハードウェア)エンティティであり、特定の方式で設定又は構成されてもよい。一例では、回路はモジュールとして指定された方式で構成されてもよい(例えば、内部的又は他の回路などの外部エンティティに関して)。一例では、1つ以上のコンピュータシステム(例えば、スタンドアローン、クライアント又はサーバコンピュータシステム)又は1つ以上のハードウェアプロセッサの全体又は一部は、指定された処理を実行するよう動作するモジュールとしてファームウェア又はソフトウェア(例えば、命令、アプリケーション部分又はアプリケーション)によって構成されてもよい。一例では、ソフトウェアはマシーン可読媒体に常駐してもよい。一例では、ソフトウェアは、モジュールの基礎となるハードウェアによって実行されると、ハードウェアに指定された処理を実行させる。
【0044】
従って、“モジュール”という用語は、指定された方式で動作するか、又はここで説明される何れかの処理の一部又は全てを実行するよう物理的に構成される、具体的に構成される(配線化など)又は一時的に構成(プログラムなど)されるエンティティである有形なエンティティを含むと理解される。モジュールが一時的に構成される具体例を考えると、各モジュールは何れかの時点でインスタンスされる必要はない。例えば、モジュールがソフトウェアを用いて構成される汎用ハードウェアプロセッサを有する場合、汎用ハードウェアプロセッサは、異なる時点で異なるモジュールとして構成されてもよい。ソフトウェアは、例えば、ある時点において特定のモジュールを構成し、異なる時点において異なるモジュールを構成するようハードウェアプロセッサを設定してもよい。
【0045】
マシーン(コンピュータシステムなど)11000は、ハードウェアプロセッサ11002(中央処理ユニット(CPU)、グラフィクス処理ユニット(GPU)、ハードウェアプロセッサコア又はこれらの何れかの組み合わせなど)、メインメモリ11004及びスタティックメモリ11006を有してもよく、その一部又は全てがインターリンク(バスなど)11008を介し互いに通信してもよい。マシーン11000は更に、ディスプレイユニット11010、英数字入力デバイス11012(キーボードなど)、及びユーザインタフェース(UI)ナビゲーションデバイス11014(マウスなど)を有してもよい。一例では、ディスプレイユニット11010、入力デバイス11012及びUIナビゲーションデバイス11014は、タッチ画面ディスプレイであってもよい。マシーン11000は更に、ストレージデバイス(ドライブユニットなど)11016、信号生成デバイス11018(スピーカなど)、ネットワークインタフェースデバイス11020及び、GPS(Global Positioning System)センサ、コンパス、加速度計又は他のセンサなどの1つ以上のセンサ11021を含むものであってもよい。マシーン11000は、1つ以上の周辺デバイス(プリンタ、カードリーダなど)を通信又は制御するため、シリアル(USB(Universal Serial Bus)など、パラレル又は他の有線若しくは無線(赤外線(IR)、NFC(Near Filed Communication)など)接続などの出力コントローラ11028を有してもよい。
【0046】
ストレージデバイス11016は、ここに説明された技術又は機能の何れか1つ以上によって実現又は利用される1つ以上のデータ構造又は命令セット11024(ソフトウェアなど)が記憶されたマシーン可読媒体11022を有してもよい。命令11024はまたマシーン11000による実行中にメインメモリ11004内、スタティックメモリ11006内又はハードウェアプロセッサ11002内に完全に又は少なくも部分的に常駐してもよい。一例では、ハードウェアプロセッサ11002、メインメモリ11004、スタティックメモリ11006又はストレージデバイス11016の1つ又は何れかの組み合わせは、マシーン可読媒体を構成してもよい。
【0047】
マシーン可読媒体11022は単一の媒体として示されているが、“マシーン可読媒体”という用語は、1つ以上の命令11024を記憶するよう構成される1つ以上の媒体(例えば、中央又は分散データベース及び/又は関連するキャッシュ及びサーバなど)を含むものであってもよい。
【0048】
“マシーン可読媒体”という用語は、マシーン11000による実行のための命令を記憶、符号化又は担持可能であって、マシーン11000に本開示の技術の何れか1つ以上を実行させるか、あるいは、当該命令によって用いられる又は関連するデータ構造を記憶、符号化又は担持可能な何れかの媒体を含むものであってもよい。非限定的なマシーン可読媒体の具体例は、ソリッドステートメモリ及び光及び磁気媒体を含むものであってもよい。マシーン可読媒体の特定の具体例は、半導体メモリデバイス(例えば、EPROM(Electrically Programmable Read−Only Memory、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)など)及びフラッシュメモリデバイス、内部ハードディスク及び着脱可能ディスクなどの磁気ディスク、光磁気ディスク、RAM(Random Access Memory)、SSD(Solid State Drive)及びCD−ROM及びDVD−ROMディスクなどの不揮発性メモリを含むものであってもよい。一部の具体例では、マシーン可読媒体は非一時的なマシーン可読媒体を含むものであってもよい。一部の具体例では、マシーン可読媒体は、一時的な伝搬信号でないマシーン可読媒体を含むものであってもよい。
【0049】
命令11024は更に、ネットワークインタフェースデバイス11020を介し伝送媒体を用いて通信ネットワーク11026を介し送受信されてもよい。マシーン11000は、複数の伝送プロトコル(例えば、フレームリレイ、インターネットプロトコル(IP)、伝送制御プロトコル(TCP)、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)、ハイパーテキストトランスファプロトコル(HTTP)など)の何れか1つを用いて1つ以上の他のマシーンと通信してもよい。一例となる通信ネットワークは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、パケットデータネットワーク(インターネットなど)、携帯電話ネットワーク(セルラネットワークなど)、POTS(Plain Old Telephone)ネットワーク及び無線データネットワーク(例えば、Wi−Fi(登録商標)として知られるIEEE802.11規格ファミリ、WiMAX(登録商標)として知られるIEEE802.16規格ファミリ、IEEE802.15.4規格ファミリ、LTE規格ファミリ、UMTS規格ファミリ、P2Pネットワークなど)を含むものであってもよい。一例では、ネットワークインタフェースデバイス11020は、通信ネットワーク11026に接続するための1つ以上の物理ジャック(例えば、イーサネット(登録商標)、同軸又は電話ジャックなど)又は1つ以上のアンテナを有してもよい。一例では、ネットワークインタフェースデバイス11020は、SIMO(Single−Input Multiple−Output)、MIMO(Multiple−Input Multiple−Output)又はMISO(Multiple−Input Single−Output)技術の少なくとも1つを用いて無線通信するための複数のアンテナを有してもよい。一部の具体例では、ネットワークインタフェースデバイス11020は、マルチユーザMIMO技術を用いて無線通信してもよい。
【0050】
他の留意点及び具体例
具体例1は、セルがアンライセンス周波数帯において利用可能であるとき、ユーザ装置(UE)に通知するための主題(方法、処理を実行する手段、マシーンにより実行されると、マシーンに処理を実行させる命令を記憶するマシーン可読媒体など)を有し、ライセンス周波数帯においてP−Cellを提供し、アンライセンス周波数帯が決定されたタイムウィンドウにおいてセカンダリセル(S−Cell)による利用のため利用可能であると判断し、当該周波数帯が決定されたタイムスロットの少なくとも一部においてUEによる利用のため利用可能であるという通知をUEに送信し、決定されたタイムウィンドウにおいて当該周波数帯においてS−Cellを提供することを含む。
【0051】
具体例2において、具体例1の主題は、通知は、決定されたタイムウィンドウにおいてS−CellにアクセスするようUEに指示する間欠受信(DRX)サイクルを指定するRRC(Radio Resource Control)メッセージであることを任意的に含むものであってもよい。
【0052】
具体例3において、具体例1〜2の何れか1つ以上の主題は、通知は、PDCCH(Physical Downlink Control Channel)に配置されることを任意的に含むものであってもよい。
【0053】
具体例4において、具体例1〜3の何れか1つ以上の主題は、通知は、PDCCHにおけるビットフィールドであることを任意的に含むものであってもよい。
【0054】
具体例5において、具体例1〜4の何れか1つ以上の主題は、通知を送信する処理が、アンライセンス周波数帯がS−Cellによる利用のため利用可能であることを通知する所定のRNTI(Radip Network Temporary Identifier)を用いて、PDCCHのCRC(Cyclic Redundancy Check)フィールドをスクランブル化することによって、PDCCHを構成することを有することを任意的に含むものであってもよい。
【0055】
具体例6において、具体例1〜5の何れか1つ以上の主題は、通知を送信する処理が、P−Cell上で送信されるPDCCH上のS−CellのPDSCH(Physical Downlink Shared Channel)をスケジューリングすることを有することを任意的に含むものであってもよい。
【0056】
具体例7において、具体例1〜6の何れか1つ以上の主題は、通知を送信する処理が、S−Cell上で送信されるPDCCH上のS−CellのPDSCHをスケジューリングすることを有することを任意的に含むものであってもよい。
【0057】
具体例8において、具体例1〜7の何れか1つ以上の主題は、通知は、PHICH(Physical Hybrid−ARQ Indicator Channel)に配置されることを任意的に含むものであってもよい。
【0058】
具体例9において、具体例1〜8の何れか1つ以上の主題は、通知は、ビーコン信号に配置されることを任意的に含むものであってもよい。
【0059】
具体例10において、具体例1〜9の何れか1つ以上の主題は、決定されたタイムウィンドウの少なくとも一部は、決定されたタイムウィンドウの全体であることを任意的に含むものであってもよい。
【0060】
具体例11において、具体例1〜10の何れか1つ以上の主題は、S−Cellを提供する処理が、決定されたタイムスロットと1つ以上の他の連続するタイムスロットとにおいてのみS−Cellを提供することを任意的に含むものであってもよい。
【0061】
具体例12において、具体例1〜11の何れか1つ以上の主題は、決定されたタイムウィンドウは、セルに固有の方式で設定されることを任意的に含むものであってもよい。
【0062】
具体例13は、プライマリ周波数帯においてP−Cellを提供し、セカンダリ周波数帯がタイムスロットにおいてセカンダリセル(S−Cell)による利用のため利用可能であると判断し、S−Cellがタイムスロットにおいて関連付けのため利用可能であるという通知をUEに送信し、タイムスロットにおいてデータチャネルを含むS−Cellを提供するよう構成されるハードウェア処理回路を有する主題(eNodeB、デバイス、装置又はマシーンなど)を含むように具体例1〜12の何れか1つの主題を任意的に含むか、又は組み合わされてもよい。
【0063】
具体例14において、具体例1〜13の何れか1つ以上の主題は、通知は、決定されたタイムスロットにおいてS−CellにアクセスするようUEに維持する間欠受信(DRX)サイクルを指定するRRCメッセージであることを任意的に含むものであってもよい。
【0064】
具体例15において、具体例1〜14の何れか1つ以上の主題は、通知は、PDCCHに配置されることを任意的に含むものであってもよい。
【0065】
具体例16において、具体例1〜15の何れか1つ以上の主題は、通知は、PDCCHにおけるビットフィールドであることを任意的に含むものであってもよい。
【0066】
具体例17において、具体例1〜16の何れか1つ以上の主題は、ハードウェア処理回路は、アンライセンス周波数帯がS−Cellによる利用のため利用可能であることを通知する所定のRNTI(Radip Network Temporary Identifier)を用いて、PDCCHのCRC(Cyclic Redundancy Check)フィールドをスクランブル化することによって、PDCCHを少なくとも構成することによって通知を送信することを任意的に含むものであってもよい。
【0067】
具体例18において、具体例1〜17の何れか1つ以上の主題は、ハードウェア処理回路は、P−Cell上で送信されるPDCCH上のS−CellのPDSCH(Physical Downlink Shared Channel)を少なくともスケジューリングすることによって通知を送信することを任意的に含むものであってもよい。
【0068】
具体例19において、具体例1〜18の何れか1つ以上の主題は、ハードウェア処理回路は、S−Cell上で送信されるPDCCH上のS−CellのPDSCHを少なくともスケジューリングすることによって通知を送信することを任意的に含むものであってもよい。
【0069】
具体例20において、具体例1〜19の何れか1つ以上の主題は、通知は、PHICH(Physical Hybrid−ARQ Indicator Channel)に配置されることを任意的に含むものであってもよい。
【0070】
具体例21において、具体例1〜20の何れか1つ以上の主題は、通知は、ビーコン信号に配置されることを任意的に含むものであってもよい。
【0071】
具体例22において、具体例1〜21の何れか1つ以上の主題は、決定されたタイムスロットの少なくとも一部は、決定されたタイムスロットの全体であることを任意的に含むものであってもよい。
【0072】
具体例23において、具体例1〜22の何れか1つ以上の主題は、S−Cellは、決定されたタイムスロットと1つ以上の他の連続するタイムスロットとにおいてのみ提供されることを任意的に含むものであってもよい。
【0073】
具体例24において、具体例1〜23の何れか1つ以上の主題は、決定されたタイムスロットは、セルに固有の方式で設定されることを任意的に含むものであってもよい。
【0074】
具体例25は、eNodeBにより提供されるライセンス周波数帯においてP−Cellと関連付けし、セカンダリセル(S−Cell)が特定の期間においてアンライセンス周波数帯において利用可能であるという通知をP−Cell上で受信し、特定の期間においてアンライセンス周波数帯上でeNodeBにより提供されるS−Cellと関連付けするよう構成されるハードウェア処理回路を有する主題(UE、デバイス、装置又はマシーンなど)を含むように具体例1〜24の何れか1つの主題を任意的に含むか、又は組み合わされてもよい。
【0075】
具体例26において、具体例1〜25の何れか1つ以上の主題は、通知は、間欠受信(DRX)サイクルを指定するRRCメッセージであることを任意的に含むものであってもよい。
【0076】
具体例27において、具体例1〜26の何れか1つ以上の主題は、通知は、PDCCHに配置されることを任意的に含むものであってもよい。
【0077】
具体例28において、具体例1〜27の何れか1つ以上の主題は、通知は、PDCCHにおけるビットフィールドであることを任意的に含むものであってもよい。
【0078】
具体例29において、具体例1〜28の何れか1つ以上の主題は、通知は、PDCCHのCRCをスクランブル化するため特定のRNTIを利用することであることを任意的に含むものであってもよい。
【0079】
具体例30において、具体例1〜29の何れか1つ以上の主題は、通知は、P−Cell上で受信されるPDCCH上のS−CellのPDSCHをeNodeBがスケジューリングすることであることを任意的に含むものであってもよい。
【0080】
具体例31において、具体例1〜30の何れか1つ以上の主題は、通知は、S−Cell上で受信されるPDCCH上のS−CellのPDSCHをeNodeBがスケジューリングすることであることを任意的に含むものであってもよい。
【0081】
具体例32において、具体例1〜31の何れか1つ以上の主題は、通知は、PHICHに配置されることを任意的に含むものであってもよい。
【0082】
具体例33において、具体例1〜32の何れか1つ以上の主題は、通知は、ビーコン信号に配置されることを任意的に含むものであってもよい。
【0083】
具体例34は、ユーザ装置(UE)において、eNodeBにより提供されるライセンス周波数帯においてP−Cellと関連付けし、セカンダリセル(S−Cell)が特定の期間においてアンライセンス周波数帯において利用可能であるという通知をP−Cell上で受信し、特定の期間においてアンライセンス周波数帯上でeNodeBにより提供されるS−Cellと関連付けすることを含む、セルにアクセスするための主題(方法、処理を実行する手段、処理を実行する命令を含むマシーン可読媒体など)を含むように具体例1〜33の何れか1つの主題を任意的に含むか、又は組み合わされてもよい。
【0084】
具体例35において、具体例1〜34の何れか1つ以上の主題は、通知は、間欠受信(DRX)サイクルを指定するRRCメッセージであることを任意的に含むものであってもよい。
【0085】
具体例36において、具体例1〜35の何れか1つ以上の主題は、通知は、PDCCHに配置されることを任意的に含むものであってもよい。
【0086】
具体例37において、具体例1〜36の何れか1つ以上の主題は、通知は、PDCCHにおけるビットフィールドであることを任意的に含むものであってもよい。
【0087】
具体例38において、具体例1〜37の何れか1つ以上の主題は、通知は、PDCCHのCRCをスクランブル化するため特定のRNTIを利用することであることを任意的に含むものであってもよい。
【0088】
具体例39において、具体例1〜38の何れか1つ以上の主題は、通知は、P−Cell上で受信されるPDCCH上のS−CellのPDSCHをeNodeBがスケジューリングすることであることを任意的に含むものであってもよい。
【0089】
具体例40において、具体例1〜39の何れか1つ以上の主題は、通知は、S−Cell上で受信されるPDCCH上のS−CellのPDSCHをeNodeBがスケジューリングすることであることを任意的に含むものであってもよい。
【0090】
具体例41において、具体例1〜40の何れか1つ以上の主題は、通知は、PHICHに配置されることを任意的に含むものであってもよい。
【0091】
具体例42において、具体例1〜41の何れか1つ以上の主題は、通知は、ビーコン信号に配置されることを任意的に含むものであってもよい。
図1
図2A
図2B
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11