(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記スクリーンロックインターフェースからロック解除された後のインターフェースに切替えられたことが検出された時に、遮断された通知情報を各アプリケーションプログラムに送信することは、
前記スクリーンロックインターフェースからロック解除された後のインターフェースに切替えられたことが検出された時に、前記バッファメモリに記憶されている通知情報を各アプリケーションプログラムに送信することを含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。
予めに設定された時間内に前記スクリーンロックインターフェースからロック解除された後のインターフェースに切替えられたことが検出されていない時に、前記バッファメモリに記憶されている通知情報を削除することをさらに含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。
前記スクリーンオンイベントが前記検出モジュールに検出され、且つ現在のインターフェースがスクリーンロックインターフェースではない時に、オペレーティングシステムによってブロードキャストされた通知情報を各アプリケーションプログラムに送信するように配置されている第2の送信モジュールをさらに含むことを特徴とする請求項8に記載の装置。
予めに設定された時間内に前記スクリーンロックインターフェースからロック解除された後のインターフェースに切替えられたことが検出されていない時に、前記バッファメモリに記憶されている通知情報を削除するように配置されている削除モジュールをさらに含むことを特徴とする請求項12に記載の装置。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
係る技術に存在する問題を克服するために、本発明が情報を遅延にブロードキャストする方法
、装置
、プログラム及び記録媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の実施例の第1の局面によると、情報を遅延にブロードキャストする方法が提供され、前記方法が端末に適用され、
スクリーンオンイベントを検出することと、
前記スクリーンオンイベントが検出され、且つ現在のインターフェースがスクリーンロックインターフェースである時に、オペレーティングシステムにブロードキャストされた通知情報を遮断することと、
前記スクリーンロックインターフェースからロック解除された後のインターフェースに切替えられたことが検出された時に、遮断された通知情報を各アプリケーションプログラムに送信することと、を含む。
【0005】
好ましくは、前記方法は、
前記スクリーンオンイベントが検出され、且つ現在のインターフェースがスクリーンロックインターフェースではない時に、オペレーティングシステムにブロードキャストされた通知情報を各アプリケーションプログラムに送信することをさらに含む。
【0006】
好ましくは、スクリーンオンイベントを検出することは、
ユーザが端末の表示スクリーンを点灯するスクリーンオン操作を検出することと、
前記スクリーンオン操作が検出され、且つ端末の表示スクリーンがスクリーンオン状態にある時に、前記スクリーンオン操作を前記スクリーンオンイベントとして確定することと、を含む。
【0007】
好ましくは、前記通知情報がスクリーンオン通知を含む。
【0008】
好ましくは、オペレーティングシステムにブロードキャストされた通知情報を遮断することの後、
遮断された通知情報をバッファメモリに記憶することをさらに含む。
【0009】
好ましくは、前記スクリーンロックインターフェースからロック解除された後のインターフェースに切替えられたことが検出された時に、遮断された通知情報を各アプリケーションプログラムに送信することは、
前記スクリーンロックインターフェースからロック解除された後のインターフェースに切替えられたことが検出された時に、前記バッファメモリに記憶されている通知情報を各アプリケーションプログラムに送信することを含む。
【0010】
好ましくは、前記方法は、
予めに設定された時間内に前記スクリーンロックインターフェースからロック解除された後のインターフェースに切替えられたことが検出されていない時に、前記バッファメモリに記憶されている通知情報を削除することをさらに含む。
【0011】
本発明の実施例の第2の局面によると、情報を遅延にブロードキャストする装置が提供され、前記装置が端末に適用されるものであって、
スクリーンオンイベントを検出するように配置されている検出モジュールと、
前記スクリーンオンイベントが前記検出モジュールに検出され、且つ現在のインターフェースがスクリーンロックインターフェースである時に、オペレーティングシステムにブロードキャストされた通知情報を遮断するように配置されている遮断モジュールと、
前記スクリーンロックインターフェースからロック解除された後のインターフェースに切替えられたことが検出された時に、遮断された通知情報を各アプリケーションプログラムに送信するように配置されている第1の送信モジュールと、を含む。
【0012】
好ましくは、前記装置は、
前記スクリーンオンイベントが前記検出モジュールに検出され、且つ現在のインターフェースがスクリーンロックインターフェースではない時に、オペレーティングシステムにブロードキャストされた通知情報を各アプリケーションプログラムに送信するように配置されている第2の送信モジュールをさらに含む。
【0013】
好ましくは、前記検出モジュールは、
ユーザが端末の表示スクリーンを点灯するスクリーンオン操作を検出するように配置されている検出サブモジュールと、
前記スクリーンオン操作が検出され、且つ端末の表示スクリーンがスクリーンオン状態にある時に、前記スクリーンオン操作を前記スクリーンオンイベントとして確定するように配置されているスクリーンオンイベント確定サブモジュールと、を含む。
【0014】
好ましくは、前記通知情報がスクリーンオン通知を含む。
【0015】
好ましくは、前記装置は、
オペレーティングシステムにブロードキャストされた通知情報が遮断された後、遮断された通知情報をバッファメモリに記憶するように配置されているバッファメモリモジュールをさらに含む。
【0016】
好ましくは、前記送信モジュールは、
前記スクリーンロックインターフェースからロック解除された後のインターフェースに切替えられたことが検出された時に、前記バッファメモリに記憶されている通知情報を各アプリケーションプログラムに送信するように配置されている送信サブモジュールを含む。
【0017】
好ましくは、前記装置は、
予めに設定された時間内に前記スクリーンロックインターフェースからロック解除された後のインターフェースに切替えられたことが検出されていない時に、前記バッファメモリに記憶されている通知情報を削除するように配置されている削除モジュールをさらに含む。
【0018】
本発明の実施例の第3の局面によると、情報を遅延にブロードキャストする装置が提供され、前記装置が端末に適用され、
プロセッサと、
プロセッサにより実行可能な命令を記憶するためのメモリと、
を含み、
前記プロセッサは、
スクリーンオンイベントを検出し、
前記スクリーンオンイベントが検出され、且つ現在のインターフェースがスクリーンロックインターフェースである時に、オペレーティングシステムにブロードキャストされた通知情報を遮断し、
前記スクリーンロックインターフェースからロック解除された後のインターフェースに切替えられたことが検出された時に、遮断された通知情報を各アプリケーションプログラムに送信するように配置されている。
本発明の実施例の第4の局面によると、プロセッサに実行されることにより、前記の情報を遅延にブロードキャストする方法を実現することを特徴とするプログラムが提供される。
本発明の実施例の第5の局面によると、前記のプログラムが記録された記録媒体が提供される。
【0019】
本発明の実施例に提供された技術方案は、下記の有益な効果を含むことができる。
【0020】
本発明における端末は、スクリーンオンイベントを検出し、スクリーンオンイベントが検出され、且つ現在のインターフェースがスクリーンロックインターフェースである時に、オペレーティングシステムにブロードキャストされた通知情報を遮断し、スクリーンロックインターフェースからロック解除された後のインターフェースに切替えられたことが検出された時に、遮断された通知情報を各アプリケーションプログラムに送信することによって、スクリーンロック状態時にブロードキャスト情報を遅延に送信することが実現されて、各アプリケーションプログラムがスクリーンロック状態時にブロードキャスト情報によって運行サービスをトリガーすることが避けられ、ロック解除された後だけでブロードキャスト情報によって運行サービスがトリガーされて、パワーロスを最適化する目的を達する。
【0021】
本発明における端末は、スクリーンオンになった後、スクリーンロックインターフェースにアクセスすれば遮断するが、アクセスされたのはスクリーンロックインターフェースでなければ、遮断しなく、これによって情報を遅延にブロードキャストする柔軟性を高めて、端末のパワーロスも低減する。
【0022】
本発明における端末は、遮断された通知情報をバッファメモリに記憶して、予めに設定された時間内にスクリーンロックインターフェースからロック解除された後のインターフェースに切替えられたことが検出されていない時に、バッファメモリに記憶されている通知情報を削除することもできるため、ユーザが複数回にスクリーンを点灯してもロック解除しないことによる資源無駄が避けられる。
【0023】
以上の一般の記述と、以下の詳細の記述は、ただ例示のものであって、本発明を限定するものではないことを理解すべきである。
【発明を実施するための形態】
【0025】
ここで、図面に示される例示の実施例について詳細に説明する。以下、図面に関連して説明する際に、特別な説明がない限り、異なる図面での同一符号は、同一または類似な要素を示す。以下の例示の実施例で記載する実施例は、本発明に一致する全ての実施例を代表するわけではない。かえって、それらは、添付される特許請求の範囲で詳細に記載される本発明の一部の態様に一致する装置、及び方法の例に過ぎない。
【0026】
本発明で使用される用語は特定の実施例を表現する目的でのみ出されており、本発明を限定するものではない。本発明と添付された特許請求の範囲において使用された単数形式の「1種」、「上記」、および「当該」も、上下の文がその他の意味を明確に示す場合を除き、複数の形式を含むものである。さらに理解するべきことは、本文中で使用される「及び/又は」は、一又は複数の関連する列挙項目的いずれか又はすべての可能な組合せを含む。
【0027】
理解が必要なことは、本発明において第1、第2、第3などの用語を採用して各種情報を表現しているかもしれないが、これらの情報はこれらの用語に限定されない。これらの用語は、同一類型の情報を互いに区別するためだけに用いられる。例えば、本発明の範囲を超えない状況の下、第1の情報は第2の情報ということもでき、同様に、第2の情報を第1の情報ということもできる。言葉環境によって、例えば、ここで使用している単語「もし」は、「…であるとき」、「…である際」又は「確定に応じて」に解釈してもよい。
【0028】
図1に示すように、
図1は、本発明が1つの例示的な実施例により示された情報を遅延にブロードキャストする方法のフローチャートであり、該方法が端末に適用されることが可能であり、下記のステップを含む。
【0029】
ステップ110において、スクリーンオンイベントを検出する。
【0030】
本発明の実施例における端末は、ネットサーフィン機能を有する如何なるスマート端末であってもよく、例えば、具体的には携帯電話、タブレットPC、PDA(Personal Digital Assistant、)、PC(Personal Computer)などであってもよい。その中に、端末が無線LANでルータと接続し、且つルータで公衆ネットワークにおけるサーバにアクセスすることができる。
【0031】
1つの実施例において、ステップ110を実行する時に、
ユーザが端末の表示スクリーンを点灯するスクリーンオン操作を検出することと、
スクリーンオン操作が検出され、且つ端末の表示スクリーンがスクリーンオン状態にある時に、スクリーンオン操作をスクリーンオンイベントとして確定することと、を含むことができる。
【0032】
例えば、端末がスマートフォンであり、ユーザが予めに設けられた押しボタンを押圧して携帯電話のスクリーンを点灯することができ、携帯電話が自体のスクリーンがブランクスクリーンからスクリーンオンとなることを検出した時に、この時にスクリーンオンイベントが検出されたことを表明する。
【0033】
ステップ120において、スクリーンオンイベントが検出され、且つ現在のインターフェースがスクリーンロックインターフェースである時に、オペレーティングシステムにブロードキャストされた通知情報を遮断する。
【0034】
本発明の実施例において、端末がスクリーンオンになった後、ユーザがスクリーンロックを設けている場合、アクセスされたインターフェースがスクリーンロックインターフェースである。従来の技術において、端末がスクリーンオンになった後、且つ、スクリーンロックインターフェースにアクセスする状態になる時に、端末における各アプリケーションプログラムがオペレーティングシステムにブロードキャストされた通知情報を受信して、且つ受信された通知情報によって一連のアプリケーションサービスをトリガーする。端末がロック解除しなくてスクリーンオフになった場合、システムのブロードキャストでトリガーされた一連のアプリケーションサービスが如何なる役割を果たしていなく、端末のパワーロスによる無駄が起される。
【0035】
端末のパワーロスを低減して、パワーロスを最適化する目的を達するために、本発明の実施例において端末がスクリーンオンイベントを検出して、且つスクリーンロックインターフェースにアクセスするようになった時に、オペレーティングシステムにブロードキャストされた通知情報を遮断する必要があり、これによって、端末の各アプリケーションプログラムがスクリーンロック状態でシステムのブロードキャストを受信しなくなり、システムのブロードキャストによって一連のアプリケーションサービスがトリガーされることが避けられる。
【0036】
また、オペレーティングシステムにブロードキャストされた通知情報に含まれている、例えば、スクリーンオン通知のような現在のシステム状態を示すための通知情報が非常に多い。
【0037】
ステップ130において、スクリーンロックインターフェースからロック解除後のインターフェースに切替えられた時に、遮断された通知情報を各アプリケーションプログラムに送信する。
【0038】
本発明の実施例において、端末がロック解除された後、この時にさらにスクリーンロック状態時に遮断された通知を各アプリケーションプログラムに送信し、これによって、各アプリケーションプログラムが、端末がロック解除された後だけで一連のアプリケーションサービスをトリガーするようになる。
【0039】
上記の実施例により分かるように、スクリーンオンイベントを検出し、スクリーンオンイベントが検出され、且つ現在のインターフェースがスクリーンロックインターフェースである時に、オペレーティングシステムにブロードキャストされた通知情報を遮断し、スクリーンロックインターフェースからロック解除された後のインターフェースに切替えられたことが検出された時に、遮断された通知情報を各アプリケーションプログラムに送信することによって、スクリーンロック状態時にブロードキャスト情報を遅延に送信することが実現され、各アプリケーションプログラムがスクリーンロック状態時にブロードキャスト情報によって運行サービスをトリガーすることが避けられ、ロック解除された後だけでブロードキャスト情報によって運行サービスがトリガーされて、パワーロスを最適化する目的を達する。
【0040】
図2に示すように、
図2は、本発明が1つの例示的な実施例により示された他の情報を遅延にブロードキャストする方法のフローチャートであり、該方法が端末に適用され、下記のステップを含む。
【0041】
ステップ210において、スクリーンオンイベントを検出する。
【0042】
ステップ220において、現在のインターフェースがロック解除インターフェースであるか否かを判断し、「YES」であれば、ステップ230を実行するが、「NO」であれば、ステップ250を実行する。
【0043】
ステップ230において、オペレーティングシステムにブロードキャストされた通知情報を遮断する。
【0044】
ステップ240において、スクリーンロックインターフェースからロック解除された後のインターフェースに切替えられたことが検出された時に、遮断された通知情報を各アプリケーションプログラムに送信して、プロセスが終わる。
【0045】
ステップ250において、オペレーティングシステムにブロードキャストされた通知情報を各アプリケーションプログラムに送信して、プロセスが終わる。
【0046】
本発明の実施例において、端末がスクリーンオンになった後、ユーザがスクリーンロックを設けていなく、或いは元のスクリーンロックの設置を取り消した場合、アクセスされたインターフェースが応用インターフェースとなり、この時に端末における各アプリケーションプログラムがオペレーティングシステムにブロードキャストされた通知情報を受信して、且つ受信された通知情報によって一連のアプリケーションサービスをトリガーする必要がある。従って、オペレーティングシステムにブロードキャストされた通知情報を遮断する必要がなく、オペレーティングシステムにブロードキャストされた通知情報を直接に各アプリケーションプログラムに送信する。
【0047】
上記の実施例により分かるように、端末がスクリーンオンになった後、スクリーンロックインターフェースにアクセスすれば遮断するが、アクセスされたのはスクリーンロックインターフェースでなければ、遮断しなく、これによって情報を遅延にブロードキャストする柔軟性を高めて、端末のパワーロスも低減する。
【0048】
上記のようにステップ130を実行した後、遮断された通知情報をバッファメモリに記憶することをさらに含むことができる。
【0049】
対応的には、遮断された通知情報がバッファメモリに記憶された後、ステップ140を実行する時に、前記スクリーンロックインターフェースからロック解除された後のインターフェースに切替えられたことが検出された時に、前記バッファメモリに記憶されている通知情報を各アプリケーションプログラムに送信することを含むことができる。
【0050】
対応的には、遮断された通知情報がバッファメモリに記憶された後、予めに設定された時間内にスクリーンロックインターフェースからロック解除された後のインターフェースに切替えられたことが検出されていない時に、バッファメモリに記憶されている通知情報を削除する。
【0051】
本発明の実施例において、予めに設定された時間内にスクリーンロックインターフェースからロック解除された後のインターフェースに切替えられたことが検出されないことを発生する原因が多く、ユーザがロック解除するための暗号化キーを忘れ、長時間にわたってロック解除を成功できない可能性があり、ユーザがロック解除する必要がなく、直ちにスクリーンオフになる可能性もある。従って、予めに設定された時間帯を設置する必要があり、予めに設定された時間帯をオーバーすれば、バッファメモリに記憶されている通知情報を削除する。
【0052】
上記の実施例により分かるように、端末が遮断された通知情報をバッファメモリに記憶して、予めに設定された時間内にスクリーンロックインターフェースからロック解除された後のインターフェースに切替えられたことが検出されていない時に、バッファメモリに記憶されている通知情報を削除することができるため、ユーザが複数回にスクリーンを点灯してもロック解除しないことによる資源無駄が避けられる。
【0053】
図3に示すように、
図3は、本発明が1つの例示的な実施例により示された情報を遅延にブロードキャストする方法の応用場面図である。該応用場面が端末を含み、該端末にはスクリーンロックが設けられる。
【0054】
ユーザが端末の表示スクリーンを点灯するスクリーンオン操作を検出し、
スクリーンオン操作が検出され、且つ端末の表示スクリーンがスクリーンオン状態にある時に、現在のインターフェースがスクリーンロックインターフェースである時に、オペレーティングシステムにブロードキャストされた通知情報を遮断し、
スクリーンロックインターフェースからロック解除された後のインターフェースに切替えられたことが検出された時に、遮断された通知情報を各アプリケーションプログラムに送信する。
【0055】
上記の情報を遅延にブロードキャストする方法の実施例と対応し、本発明が情報を遅延にブロードキャストする装置の実施例も提供する。
【0056】
図4に示すように、
図4は、本発明が1つの例示的な実施例により示された情報を遅延にブロードキャストする装置のブロック図であり、前記装置が端末に適用され、且つ
図1及び
図2に示された情報を遅延にブロードキャストする方法を実行するように用いられ、前記装置が検出モジュール41と、遮断モジュール42と、送信モジュール43とを含む。
【0057】
その中に、検出モジュール41は、スクリーンオンイベントを検出するように配置されている。
【0058】
遮断モジュール42は、前記スクリーンオンイベントが前記検出モジュール41に検出され、且つ現在のインターフェースがスクリーンロックインターフェースである時に、オペレーティングシステムにブロードキャストされた通知情報を遮断するように配置されている。その中に、オペレーティングシステムにブロードキャストされた通知情報がスクリーンオン通知を含むことができる。
【0059】
第1の送信モジュール43は、前記スクリーンロックインターフェースからロック解除された後のインターフェースに切替えられたことが検出された時に、遮断された通知情報を各アプリケーションプログラムに送信するように配置されている。
【0060】
上記の実施例により分かるように、スクリーンオンイベントを検出し、スクリーンオンイベントが検出され、且つ現在のインターフェースがスクリーンロックインターフェースである時に、オペレーティングシステムにブロードキャストされた通知情報を遮断するが、スクリーンロックインターフェースからロック解除された後のインターフェースに切替えられたことが検出された時に、遮断された通知情報を各アプリケーションプログラムに送信することによって、スクリーンロック状態時にブロードキャスト情報を遅延に送信することが実現され、各アプリケーションプログラムがスクリーンロック状態時にブロードキャスト情報によって運行サービスをトリガーすることが避けられて、ロック解除された後だけでブロードキャスト情報によって運行サービスがトリガーされて、パワーロスを最適化する目的を達する。
【0061】
図5に示すように、
図5は、本発明が1つの例示的な実施例により示された他の情報を遅延にブロードキャストする装置のブロック図であり、前記装置が端末に適用され、
図4に示す装置を基にして、前記装置が第2の送信モジュール51をさらに含む。
【0062】
その中に、第2の送信モジュール51は、前記スクリーンオンイベントが前記検出モジュール41に検出され、且つ現在のインターフェースがスクリーンロックインターフェースではない時に、オペレーティングシステムにブロードキャストされた通知情報を各アプリケーションプログラムに送信するように配置されている。
【0063】
上記の実施例により分かるように、端末がスクリーンオンになった後、スクリーンロックインターフェースにアクセスすれば遮断するが、アクセスされたのはスクリーンロックインターフェースでなければ、遮断しなく、これによって情報を遅延にブロードキャストする柔軟性を高めて、端末のパワーロスも低減する。
【0064】
図6に示すように、
図6は、本発明が1つの例示的な実施例により示された他の情報を遅延にブロードキャストする装置のブロック図であり、前記装置が端末に適用され、
図4に示す装置を基にして、前記検出モジュール41が検出サブモジュール61及びスクリーンオンイベント確定サブモジュール62をさらに含む。
【0065】
その中に、検出サブモジュール61は、ユーザが端末の表示スクリーンを点灯するスクリーンオン操作を検出するように配置されている。
【0066】
スクリーンオンイベント確定サブモジュール62は、前記スクリーンオン操作が検出され、且つ端末の表示スクリーンがスクリーンオン状態にある時に、前記スクリーンオン操作を前記スクリーンオンイベントとして確定するように配置されている。
【0067】
図7に示すように、
図7は、本発明が1つの例示的な実施例により示された他の情報を遅延にブロードキャストする装置のブロック図であり、前記装置が端末に適用され、
図4に示す装置を基にして、前記装置がバッファメモリモジュール71をさらに含む。
【0068】
その中に、バッファメモリモジュール71は、オペレーティングシステムにブロードキャストされた通知情報を遮断した後、遮断された通知情報をバッファメモリに記憶するように配置されている。
【0069】
図8に示すように、
図8は、本発明が1つの例示的な実施例により示された他の情報を遅延にブロードキャストする装置のブロック図であり、前記装置が端末に適用され、
図7に示す装置を基にして、前記送信モジュール43が送信サブモジュール81をさらに含む。
【0070】
その中に、送信サブモジュール81は、前記スクリーンロックインターフェースからロック解除された後のインターフェースに切替えられたことが検出された時に、前記バッファメモリに記憶されている通知情報を各アプリケーションプログラムに送信するように配置されている。
【0071】
図9に示すように、
図9は、本発明が1つの例示的な実施例により示された他の情報を遅延にブロードキャストする装置のブロック図であり、前記装置が端末に適用され、
図7に示す装置を基にして、前記装置が削除モジュール91をさらに含む。
【0072】
その中に、削除モジュール91は、予めに設定された時間内に前記スクリーンロックインターフェースからロック解除された後のインターフェースに切替えられたことが検出されていない時に、前記バッファメモリに記憶されている通知情報を削除するように配置されている。
【0073】
上記の実施例により分かるように、端末が遮断された通知情報をバッファメモリに記憶して、且つ、予めに設定された時間内にスクリーンロックインターフェースからロック解除された後のインターフェースに切替えられたことが検出されていない時に、バッファメモリに記憶されている通知情報を削除することができるため、ユーザが複数回にスクリーンを点灯してもロック解除しないことによる資源無駄が避けられる。
【0074】
図4に対応して、本発明が他の情報を遅延にブロードキャストする装置をさらに提供し、前記装置が端末に適用され、
プロセッサと、
プロセッサにより実行可能な命令を記憶するためのメモリと、を含み、
前記プロセッサは、
スクリーンオンイベントを検出し、
前記スクリーンオンイベントが検出され、且つ現在のインターフェースがスクリーンロックインターフェースである時に、オペレーティングシステムにブロードキャストされた通知情報を遮断し、
前記スクリーンロックインターフェースからロック解除された後のインターフェースに切替えられたことが検出された時に、遮断された通知情報を各アプリケーションプログラムに送信するように配置されている。
【0075】
上記装置における各モジュールの機能及び作用の実現過程は、具体的には上記方法の対応しているステップの実現過程を参照し、ここで詳細に説明しない。
【0076】
装置の実施例において、基本的に方法実施例に対応するため、関連する部分については、方法実施例の部分説明を参照すればよい。以上で記述した装置実施例は、ただ例示的なものであり、そのうち、分離部品として説明された上記モジュールは、物理的に分離されているものであってもよく、そうではなくてもよく、モジュールとして示された部品は、物理的なモジュールであってもよく、そうではなくてもよい。即ち、同一の場所に位置していてもよく、または複数のネットワークモジュールに分布されていてもよい。実際の必要によって、そのうちの一部又は全部のモジュールを選択して本発明の技術案の目的を実現することができる。当業者は、創造性の労働を行わなくても、理解及び実施することができる。
【0077】
図10に示すように、
図10は、本発明が1つの例示の実施例により示された情報を遅延にブロードキャストする装置1000の他の構造概略図(端末機器側)である。例えば、装置1000は、ルータ機能を有する携帯電話、コンピュータ、デジタル放送端末、メッセージ送受信装置、ゲームコンソール、タブレット装置、医療設備、フィットネス装置、PDAなどである。
【0078】
図10を参照すると、装置1000は、プロセスアセンブリ1002、メモリ1004、電源アセンブリ1006、マルチメディアアセンブリ1008、オーディオアセンブリ1010、入出力(I/O)インターフェース1012、センサアセンブリ1014、及び通信アセンブリ1016のような1つ或いは複数のアセンブリを含んでもよい。
【0079】
プロセスアセンブリ1002は、一般的には装置1000の全体の動作を制御するものであり、例えば、表示、電話呼び出し、データ通信、カメラ操作、及び記録操作と関連する操作を制御する。プロセスアセンブリ1002は、1つ以上のプロセッサ1020を含み、これらによって命令を実行することにより、上記の方法の全部、或は一部のステップを実現するようにしてもよい。なお、プロセスアセンブリ1002は、1つ以上のモジュールを含んでプロセスアセンブリ1002と他のアセンブリの間のインタラクションを容易にしてもよい。例えば、プロセスアセンブリ1002は、マルチメディアモジュールを含んでマルチメディアアセンブリ1008とプロセスアセンブリ1002の間のインタラクションを容易にしてもよい。
【0080】
メモリ1004は、各種類のデータを記憶することにより装置1000の動作を支援するように構成される。これらのデータの例は、装置1000において操作されるいずれのアプリケーションプログラム又は方法の命令、連絡対象データ、電話帳データ、メッセージ、画像、ビデオ等を含む。メモリ1004は、いずれかの種類の揮発性メモリ、不揮発性メモリ記憶デバイスまたはそれらの組み合わせによって実現されてもよく、例えば、SRAM(Static Random Access Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、PROM(Programmable ROM)、ROM(Read Only Memory)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク、或いは光ディスクである。
【0081】
電源アセンブリ1006は、装置1000の各アセンブリに電力を供給する。電源アセンブリ1006は、電源管理システム、1つ或いは複数の電源、及び装置1000のための電力の生成、管理、及び割り当てに関連する他のアセンブリを含んでもよい。
【0082】
マルチメディアアセンブリ1008は、上記装置1000とユーザの間に1つの出力インターフェースを提供するスクリーンを含む。部分実施例において、スクリーンは、液晶モニター(LCD)とタッチパネル(TP)を含んでもよい。スクリーンがタッチパネルを含むことにより、スクリーンはタッチスクリーンを実現することができ、ユーザからの入力信号を受信することができる。タッチパネルは、1つ以上のタッチセンサを含み、タッチ、スライド、及びタッチパネル上のジェスチャを検出することができる。タッチセンサは、タッチ、或はスライド動作の境界だけでなく、タッチ、或はスライド操作に係る継続時間、及び圧力も検出できる。部分実施例において、マルチメディアアセンブリ1008は、1つのフロントカメラ、及び/又はリアカメラを含む。装置1000が、例えば撮影モード、或はビデオモード等の操作モードにある場合、フロントカメラ、及び/又はリアカメラは外部からマルチメディアデータを受信できる。フロントカメラとリアカメラのそれぞれは、1つの固定型の光レンズ系、或は可変焦点距離と光学ズーム機能を有するものであってもよい。
【0083】
オーディオアセンブリ1010は、オーディオ信号を入出力するように構成される。例えば、オーディオアセンブリ1010は、1つのマイク(MIC)を含み、装置1000が、例えば呼出しモード、記録モード、及び音声認識モード等の操作モードにある場合、マイクは外部のオーディオ信号を受信することができる。受信されたオーディオ信号は、さらにメモリ1004に記憶されたり、通信アセンブリ1016を介して送信されたりする。部分実施例において、オーディオアセンブリ1010は、オーディオ信号を出力するための1つのスピーカーをさらに含む。
【0084】
I/Oインターフェース1012は、プロセスアセンブリ1002と周辺インターフェースモジュールの間にインターフェースを提供するものであり、上記周辺インターフェースモジュールは、キーボード、クリックホイール、ボタン等であってもよい。これらのボタンは、ホームボタン、ボリュームボタン、起動ボタン、ロッキングボタンを含んでもよいが、これらに限定されない。
【0085】
センサアセンブリ1014は、装置1000に各局面の状態に対する評価を提供するための1つ以上のセンサを含む。例えば、センサアセンブリ1014は、装置1000のON/OFF状態、装置1000のディスプレイとキーパッドのようなアセンブリの相対的な位置決めを検出できる。センサアセンブリ1014は、装置1000、或いは装置1000の1つのアセンブリの位置変更、ユーザと装置1000とが接触しているか否か、装置1000の方位、又は加速/減速、装置1000の温度の変化を検出できる。センサアセンブリ1014は、何れの物理の接触がない状態にて付近の物体の存在を検出するための近接センサを含んでもよい。センサアセンブリ1014は、撮影アプリケーションに適用するため、CMOS、又はCCD画像センサのような光センサを含んでもよい。部分実施例において、当該センサアセンブリ1014は、加速度センサ、ジャイロスコープセンサ、磁気センサ、圧力センサ、及び温度センサをさらに含んでもよい。
【0086】
通信アセンブリ1016は、装置1000と他の機器の間に有線、又は無線形態の通信を提供する。装置1000は、例えばWiFi(登録商標)、2G、3G、或はこれらの組み合わせのような、通信規格に基づいた無線ネットワークに接続されてもよい。1つの例示の実施例において、通信アセンブリ1016は、放送チャンネルを介して外部の放送管理システムからの放送信号、又は放送に関連する情報を受信する。1つの例示の実施例において、上記通信アセンブリ1016は、近距離無線通信(NFC)モジュールをさらに含むことにより、近距離通信をプッシュする。例えば、NFCモジュールは、RFID(Radio Frequency IDentification)技術、IrDA(Infrared Data Association)技術、UWB(Ultra Wide Band)技術、BT(Bluetooth(登録商標))技術、及び他の技術に基づいて実現できる。
【0087】
例示の実施例において、装置1000は、1つ以上のASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)、DSPD(Digital Signal Processing Device)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、または他の電子部品によって実現されるものであり、上記方法を実行する。
【0088】
例示の実施例において、命令を含むコンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体、例えば命令を含むメモリ1004をさらに提供し、装置1000のプロセッサ1020により上記命令を実行して上記方法を実現する。例えば、コンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体は、ROM、RAM、CD−ROM、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスク、光データ記憶デバイス等である。
【0089】
当業者は、明細書に対する理解、及び明細書に記載された発明に対する実施を通じて、本発明の他の実施形態を容易に得ることができる。本発明は、本発明に対する任意の変形、用途、または適応の変化を含み、このような変形、用途、または適応の変化は、本発明の一般の原理に従い、本発明では開示していない本技術分野の公知の知識、または通常の技術手段を含む。明細書と実施例は、ただ例示のものであって、本発明の本当の範囲と主旨は、以下の特許請求の範囲によって示される。
【0090】
本発明は、上記で記述し、図面で図示した特定の構成に限定されず、その範囲を離脱しない状況で、様様な修正と変更を実現できる。本発明の範囲は、添付される特許請求の範囲のみにより限定される。
【0091】
本願は、出願番号がCN201510641838.3であって、出願日が2015年9月30日である中国特許出願に基づき優先権を主張し、当該中国特許出願のすべての内容を本願に援用する。